JPH10506688A - ファイバーおよび/またはフィラメントから繊維製品を製造するための方法および装置および得られた製品 - Google Patents
ファイバーおよび/またはフィラメントから繊維製品を製造するための方法および装置および得られた製品Info
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Abstract
(57)【要約】
ファイバーおよび/またはフィラメントの横断テクスチュアリング並びにその引き伸ばしを行いファイバーおよび/またはフィラメントが適当に平行になされる所定の長さの少なくとも一つの波状にされた擬似糸(100)の形でファイバーおよび/またはフィラメントを集めることによりウエブの形で循環するファイバーおよび/またはフィラメントから織物を製造する方法。この方法はファイバーおよび/またはフィラメントが編みおよびトランスファー部材(9)に対して又はこれに集められそして擬似糸(100)の全長が前記編みおよびトランスファー部材(9)を用いて針(11または21)へ前記擬似糸(100)を受けるために移送されることを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
ファイバーおよび/またはフィラメントから繊維製品
を製造するための方法および装置および得られた製品 本発明の主題
本発明はファイバーおよび/またはフィラメントから直接に繊維製品を製造す
るための改良された方法に関する。
本発明はまた前記方法を実施することを可能にする装置に関しかつ前記方法か
ら生じたおよび/または前記装置により得られた製品に及ぶ。従来の技術の要約
本出願人の名前で特許された欧州特許第EP−A−O479880号は繊維製
品特にウエブの形で走行するファイバーおよび/またはフィラメントから直接に
モケットタイプの壁覆いおよび床覆いを製造するための“垂直化”技術と呼ばれ
る新技術を提案した。この技術はドローイングに伴う横断ルーピングをファイバ
ーおよび/またはフィラメントに受けさせることとファイバーおよび/またはフ
ィラメントが平行になされている擬似糸の形にこれらファイバーおよび/または
フィラメントを集積することを含む。擬似糸は無撚の波状糸である。
この文献はドローイングに伴う横断ルーピングがウエブの進行に対して横断の
軸に互いに間隔を置かれて配置されそれらの間にルーピングフィンガーが配列さ
れている回転ルーピング素子又は盤により各個のファイバー又はフィラメントの
ために行われることを述べる。原理的に各ファイバーおよび/またはフィラメン
トは正確に平行になされた
素子状のファイバーおよび/またはフィラメントの集積により得られた擬似糸を
形成するように少なくとも一つのルーピングに含まれる。擬似糸の形におけるこ
の集積はその特許において図示された種々の実施例に従って針の目において直接
生じる。
それでこのような配列の主な欠点は針がルーピングフィンガーの延長部にすな
わちルーピング盤の間に正確に配列されなければならないということである。針
はいわゆる消耗品素子である、すなわち彼らはその摩耗のために規則的に取り換
えなければならないので、盤間での彼らの特別な配列は取り換え手続きを困難に
する。
更にこの配列は針の設計を幾分か非便宜的にする。事実、それらが有する許容
誤差および長さはふつうでなく、それゆえこのような針の生産を特別に複雑にす
る。
この文献は擬似糸の形を取るループが種々の方法で互いに対して、そしてなか
んずく支持体に対して固定できるということをまた追加的に記述している。
ループがステッチの列の形で組織化できる仕上げられた製品も記述されている
がしかし、このような製品に到達するための手段を述べていない。
現在、種々な従来のステッチング技術は基本的に二つの大きなグループに分け
ることができる:一方では、“タックステッチ”として知られる技術および、他
方では“縫い/編み”として知られる技術。
第1の大きなグループにおいては、フラットタイプの編み機の記述がなされ、
そこでは“糸案内”と呼ばれる装置
により針の各々へ糸が漸進的にそれ故連続的に分配される。針はそれで機械の全
幅にわたる往復的な運動において推進されるキャリッジにより糸案内と共にそれ
自身駆動されるカムの作用のために固定したセクションにおいて連続的にスライ
ドする。
ステッチ製品を形成するのと同じ原理が円形編み機に適用され得て、そこでは
針はシリンダーの母線に沿って装着されそして一方向における均一回転において
連続的に動く。これは、適当である場所に、固定されたカムの複数個を所定の所
へ置くことを可能にしこれにより機械の生産性を増すことを可能にする。これら
の機械はメートルによる“メリヤス地”の生産のために特に適合しうるが、フル
ファッションの物品を生産することを可能にするものではない
コットンの編み機は第1グループにおける機械の最終の型である。このタイプ
の機械において、糸は針へ直接に分配されるのではなく、糸に波状性を生ぜしめ
ることを可能にする補助的な部材に向けて漸進的に分配される。その後にステッ
チを形成する波は次いで可動扁平セクションに固定される針により同時にタック
される。これらの編み機は衣類のためのフルファッションのパネルの製造に基本
的に意図される。しかし、このような機械の生産性は非常に高くはない。
大きな“タック−ステッチ”編みグループの部分を形成する技術のすべては十
分に規定された強さを有していなければならない糸を使用する。他方、すべての
場合、この糸
は直接に針へあるいは大きく生産性を減じる中間部材へ漸進的に分配されなけれ
ばならない。最後に、この生産性はフルファッションの物品の生産が関係する場
所でも低い。
第二の最大のグループは“縫い/編み”と呼ばれる技術を含み、開始製品とし
てファイバーのラップ又はウエブの使用をする。これらは編み製品を得るために
直接に処理される。
これらの方法を採用するために、編み機に供給するのに役立つ開始製品が、基
本ウエブの布張り又は重ねがけにより得られたファイバーのラップの形か、ある
いは前進方向に折り畳まれたウエブの形の繊維集合体からなっているということ
が必要である。
第1の場合、ニードリング機械の針と少し類似に作用するステッチ形成針はチ
ェンの形にファイバーを組織化するためにラップからファイバーを拾い上げる。
この方法を採用する装置は“マリブライズ”(Malivlies)または“アラキネ”
(Arachne)の名前で知れている。
第2の場合、折り畳まれたウエブから編み製品を生産するために、特許DE−
A−4235858又はGB−A−2268137を特に参照することが便宜的
である。
概略的に、大きな“縫い/編み”グループに属する技術により得られた製品は
、これらは糸から得られた従来のジャージーのそれと比較的に類似した外観を有
しているが、いかにしても弾力性、ドレープ、感触又は可洗濯性の如き特徴に関
して、そして衣類として使用するために必要な特徴に関するあらゆるものに関し
て、これらを較べることは
出来ない。事実、上述の方法により生産された製品の場合、とぼしい挙動特性は
同じファイバーが少数のステッチにおいてのみ関与する(“マリブライズ”タイ
プの方法)かまたはそれは手風琴に似た態様で同じステッチ内にトラップされる
(ウエブの折り畳みを採用する方法に従って)という事実に主に帰因するという
ことが理解できる。これにより伸張を一般的に与えるが、しかし製品に何らの弾
力性を与えない。
他方、最初に繊維集団を採用する種々な方法は針の位置決めにより生ぜしめら
れるパターンの創生又はうね、複雑な縛り物(なわ、等)の生産のような、糸を
採用する従来の方法により許される複雑な特徴を与えないということが理解でき
る。
他方、これらの種々の方法は繊維ラップを貫通可能にする先端を備えた特別な
針のみを使用することを可能にするということが理解できる。このことは細かい
ゲージの場合において主たる欠点であり針を弱くする原因である。
いわゆる縫い/編み技術により得られた製品は例えば覆いの分野又は工業パネ
ルの分野において化学的強固後の“不織”使用のために、とりわけ、採用される
ことが意図される。本発明の目的
本発明の主たる目的は擬似糸を形成するステップと床覆いの形か又は編み製品
の形かで製品自身を製造するステップとを分離することを可能にする特許EP−
A−0479880号に述べられた如くファイバーおよび/またはフィ
ラメントから直接に繊維製品を生産するための装置および方法を提供することで
ある。
本発明は、特に、非標準針を生産する問題を解決することを目的とする。
本発明の他の観点は紡績ステップを無くすことにより、すなわち従来のステッ
チ形成技術(タック−ステッチ技術)のために必要である“スパン”(撚られた
、かぶせられた又は結合された)糸の直接生産を許容することにより編まれた形
で繊維製品を生産し、一方で、弾力性、ドレープ、可洗濯性等である編み製品の
特別な特徴を保有することを提案できる装置および方法の提案を目的とする。
本発明の追加的な目的は紡ぐのが基本的に困難であるファイバーおよび/また
はフィラメントを含むファイバーおよび/またはフィラメントを直接に編み製品
を生産するために使用することを可能にすることを提案することである。
本発明の目的はまた従来の紡績技術により得られたものよりも一層細かい線密
度を有する“糸”によりステッチが得られる編み製品の生産を達成することであ
る。
本発明の目的はまた色の一層良好な管理を達成することおよび、更に特別には
紡績ステップの丁度後で糸を染めるステップを通すことなくファイバーに直接に
染めを行うことである。
本発明の他の利点および特徴は以下に記載される。本発明の主たる特徴的要素
本発明はウエブの形で走行するファイバーおよび/また
はフィラメントから繊維製品を製造するための方法であって、個々のファイバー
および/またはフィラメントはドローイングに伴われた横断ルーピングを受け、
そしてこれらファイバーおよび/またはフィラメントは特定の長さの少なくとも
一つの波状の擬似糸の形で集積され、ファイバーおよび/またはフィラメントが
正確に平行になされる繊維製品の製造方法に関する。本発明により、これらのフ
ァイバーおよび/またはフィラメントはピッキングおよびトランスファー素子に
対してまたはこれに集積され、そしてこれらピッキングおよびトランスファー素
子はその後に擬似糸を針に向けてその全長にわたって好ましくは同時に移送する
。
第1の実施例により、これらの針は床覆いおよびまたは壁覆いの如き製品を製
造する目的のためにタフト加工針でありうる。
他の実施例により、編み製品のステッチの追加的な列の製造を可能にするステ
ッチ形成針でありうる。
本発明は必要なら高い振幅の動きを実行する独立のピッキングおよびトランス
ファー素子により移送が行われる一方で針が低い振幅の動きを実行できるように
する。
擬似糸の移送以外のいかなる機能をもはや遂行しなくてもよいので、これらピ
ッキングおよびトランスファー素子に最小の寸法を与えることができるというこ
とに言及することが適切である。
本発明はまた本発明による方法を実施するための装置に関し、この装置はウエ
ブの前進に対して横断の軸にお互い
に間隔を置かれて配列されそれらの間にルーピングフィンガが配置されている回
転ルーピング素子を備えている。各ルーピングフィンガーの延長において設けら
れているのがピッキングおよびトランスファーシンカーであり、この上で擬似糸
を形成するのに意図されたファイバーおよび/またはフィラメントが対接して来
る。前記ピッキングおよびトランスファーシンカーはその後針に関する限り前記
擬似糸の移送を実行する。
第1の実施例により、針は、例えば床覆いおよび/または壁覆いを製造する目
的で、擬似糸を支持体へ固定するために意図されたタフト加工針でありうる。
他の実施例により、針はステッチの追加の列を造る目的のための擬似糸使用す
ることを意図されたステッチ形成針である。
本発明の他の実施例により、ステッチ形成針は二つのシリーズの形である。こ
の場合、ステッチ形成針の第1のシリーズは造られた糸を受けそしてステッチの
追加の列の生産を実行する;その後、ステッチ形成針の第1のシリーズは同じ糸
をステッチ形成針の第2のシリーズへ向けて移送し、次いで第2のシリーズのス
テッチ形成針は一列のステッチの生産を実行する。これはうねの形を取る編み製
品の生産を得ることを可能にする。
他の実施例により、もし意図が輪にされたまたはプレイテッド(plaited)編
み製品を生産することであるなら、独立のピッキングおよびトランスファー素子
に対する集積により同時に複数の擬似糸を造ることが考えられる。造ら
れた擬似糸の各々はその後、それらを漸進的に受けそしてステッチの追加の列の
生産を漸進的に実行するステッチ形成針に向けて、次いで移送される。
本発明はまた上に述べられた装置および方法により得られる編まれた形の繊維
製品に関する。これらの繊維製品は基本的に、両方向に延びそして製品が解かれ
るのを困難にする干渉ファイバーおよび/またはフィラメントの網状組織を繊維
製品が有しているということで特徴づけられる。ファイバーおよび/またはフィ
ラメントの比は好ましくは2および25%の間である。
他方、編み製品は完全にバランスされ、かくしてそれはカールする傾向を有さ
ない。
本発明はまたジャージー、うね、ストラクチャード、隆起けば、プレイテッド
またはジャガードのタイプの編み製品の製造のために本発明による装置および方
法を使用することに関する。
他の使用はフルファッションのすなわち直接的に形づけられた編み製品を造る
ことであろう。図面の簡単な説明
図1はタフト付製品を製造するために意図した、本発明による装置の概略の斜
視図を示す。
図2は図1に図示された装置の断面図を示す。
図3はジャージー形である編み製品を製造するために意図した、本発明による
装置の概略の斜視図を示す。
図4は図3に図示された装置の断面図を示す。
図5a乃至図5cは本発明による装置のための特定ルー
ピングステップの間のファイバーの理論的挙動を示す。
図6a乃至図6fはジャージー編み製品を形成することを可能にする本発明に
よる方法の種々のステップの全体図を示す。
図7は図6a乃至図6fにおいて述べられた方法により得られたジャージー編
み製品の概略図を示す。
図8は編み製品の製造において使用されたパラメータを表わす本発明による装
置の種々な構成要素の概略図を示す。
図9はうねの形である編み製品を製造するために意図された、本発明による装
置の断面図を示す。
図10a乃至図10fはうねの形に編み製品を形成することを可能にする本発
明による方法の種々のステップの全体図を示す。
図11は図10a乃至図10fに述べられた方法により得られるうねの形にお
ける編み製品の概略図を示す。
図12は隆起ナッピング又はプレイテッドの編み製品を製造するために意図さ
れた、本発明による装置の断面図を示す。
図13は干渉ファイバーが現れる編み製品の概賂図を示す。
図14はフルファッション編み製品を製造するために意図された、本発明によ
る装置の斜視図を示す。本発明の幾つかの実施例の詳細な説明
図1乃至図4に述べられるような装置は欧州特許EP−A−0479880号
に述べられた垂直化技術により擬似
糸調整ライン上に“つぎ木される”であろう装置である。このことは、擬似糸を
得る目的のためのウエブの全調整、すなわちオープニング、カーディング、ナッ
ピングおよびファイバーの先行配向がこの欧州特許に述べられた手法に従って基
本的に行われる、ということを意味する。
もし適当なら、特許出願EP−95870093.2号に述べられたような改
善がこの垂直化装置に適用されてもよい。
実際、前記擬似糸を得るために、ドローイングに伴なわれる横断ルーピング(
looping)が、各ファイバーおよび/またはフィラメントに波状形を与えるよう
に、金属部品の相互貫入により各個のファイバーおよび/またはフィラメントに
対して行われる。
輪にされた素子状ファイバーはその後ループの横断列を形成するために、前進
する方向における圧縮により集積される。この集積はファイバーの非常に良好な
平行化を可能にする。それ故、この段階で撚りなしで、波状の糸が所望のゲージ
又は線密度を有して形成される。
波状の糸を製造するこのステップを最良にするためには、密度すなわちより詳
しくは、ファイバーおよび/またはフィラメントのウエブの単位面積当りの重さ
が低いことが好ましく、15乃至50g/m2の間が好ましい。
ほとんどのウエブの構成素子すなわちファイバーおよび/またはフィラメント
がウエブの前進方向に対して15乃至45度の間、好ましくは20乃至35度の
間である配向角を有していることが適切である。
図1および図3は各々本発明による二つの実施例の装置の概略的斜視図を示し
、これらの図は各々対応する装置の全幅(作業幅とも呼ばれる)にわたり多重に
なされている一連の組の素子を示し、一方で図2と図4は各々一組の素子が現れ
る断面図を示す。
実際、Jが機械のゲージ(すなわち、1インチあたりの針の数)であると定義
されるなら、図3および図4に示された素子の各々は1インチあたりJ倍見られ
る。
これらの図は従来の方法でウエブ0を示し、ウエブはファイバーおよび/また
はフィラメントからなり前記装置に向かって前進しそこで前進方向に対して横断
方向に、ドローイングに伴うルーピングを受ける。
この目的のために、装置は各々、ルーピング素子3の周速度がファイバーおよ
び/またはフィラメントからなるウエブ0の入って来る速度に等しいように、好
ましくは連続の回転速度で一連のルーピング素子3を駆動する共通の横断軸1を
含む。
これらのルーピング素子3は一般的に全周にわたり歯300を備えたルーピン
グ盤である。この歯300は接線に対して角度を形成し、かくしてファイバーお
よび/またはフィラメントを駆動するのを可能にする。
ルーピングフィンガー7はルーピング素子3間に配列されている。ルーピング
フィンガー7による種々なルーピング素子3の相互貫入が横断ドローイングに伴
われ個々の態様でファイバーまたはフィラメントのルーピングの原因となる(こ
のルーピング操作は以下に図5a乃至図5cによ
り更に詳しく説明される)。
各ルーピングフィンガー7の延長に設けられているのがピッキングおよびトラ
ンスファーシンカー9であり、この上にファイバーが来て対接しそこでファイバ
ーは集積して上述の非撚の波状擬似糸を形成する。この擬似糸は種々の図1乃至
図4には図示されていない。
図1および図2はタフト付製品を製造するために意図されかつピッキングおよ
びトランスファーシンカー9を示す第1実施例を一層特定的に図示する。シンカ
ー9はタフト加工針11に関する限り正確に平行化されたファイバーおよび/ま
たはフィラメントの集積により得られた波状糸を移送する。
図1および図2に述べられた実施例により、タフト加工針の配列は少し特殊で
あり、より特殊にはこれらの針が水平に配列される一方、支持体(この中で針は
ループの形に擬似糸を配列する)はこれらタフト加工針に向けて上方へ垂直に前
進するということに言及することが適切である。上述の種々の素子に加え、図1
および図2は一連の金床2を示し、この上に床覆いを製造するために意図された
支持体が移動される。これらの金床は支持体中への針11の貫入のための反作用
素子として働く。更に、従来の方法でフック4(擬似糸により生ぜしめられた種
々のループを保持する)、およびナイフ6(カットタフトの形で覆いを生ぜしめ
ることを意図されるときに使用される)が設けられる。
編み製品を製造するために意図された装置を一層特定的
に示す図3および図4に図示された他の実施例によると、ピッキングおよびトラ
ンスファーシンカー9は、正確に平行化されたファイバーおよび/またはフィラ
メントの集積により同様に得られた擬似糸を、ステッチの付加的な列の形成を確
実にするステッチ形成針21に関する限り、移送するのを可能にする。
図1乃至図4に図示された種々な実施例において、擬似糸の移送は、同じ動き
を正確に好ましくは同時に行うピッキングおよびトランスファーシンカーにより
、作業幅に概ね対応するその全長にわたって同時に生ずるということに言及する
ことが適切である。同様に、タフト加工11またはステッチ形成21の針はすべ
て単一の可動セクション15または25に装着され、このセクションは同様に擬
似糸を受けるためかつ床覆い(図1および図2を見よ)にループの追加列か又は
ステッチの追加列(図3および図4を見よ)を生ぜしめるために同じ動きを同時
に行う。
図5a乃至図5cを参照して、これらはウエブにおけるファイバーの先行の配
向と得られた擬似糸の質との間に存在する関係を明らかにする。
より詳しくは、図5a乃至図5cはルーピングおよび擬似糸の形成のために装
置を通るファイバーの理論的挙動を概略的に図示し、これらの図は次のことを示
す:
−横断軸の装置中への来入(盤のフィンガー中への貫入)を示す軸線EE′
−横断軸の退出またはシンカーの導入を示す軸線SS′
−ゲージJに対応する距離、すなわちL=25.4mm
/J、において互いに間隔を置かれたルーピングフィンガーを示すBB′の如き
セグメント。ファイバーが前進するのを可能にする盤は図示されていない。
図5aにおいて、ファイバーFOF3は既に装置において係合されていること
が見られる。そのヘッドF0は軸線SS′上のシンカーに丁度出くわしたところ
でありそれ故阻止される。ファイバーの点F1,F2およびF3はそれぞれルー
ピングフィンガーの点A1,A2およびA3と一致する。
図5bにおいて、盤はファイバーの前進(すなわちXX′に沿うその移動)の
原因となったことが見られうる。この操作の間、F1はルーピングフィンガーB
1,B′1に沿って滑り、軸線SS′に出くわし、そして阻止された。ファイバ
ーの波はかくしてF0とF1の間に得られた。
図5cにおいて、F2は軸線SS′に達しそして停止したことが見られうる。
B0,B1とB1,B2の間のファイバーのルーピングは終了される。盤の継続
回転は同じ論理でファイバーの全長にわたってループの形成を引き起こす。かか
る個々に波状のファイバーのこの集積は所望の線密度の糸を再構成する。同じよ
うに波状になる全ファイバーはかくして形成された糸において完全に平行になさ
れる
ループまたはステッチを生ずるために必要なファイバー長をLFAと定義する
と、
LFA=AA1=A1A2=...,
すなわち、波の長さがLFAに等しい
ということが必要であることがそれ故理解されうる。
ウエブにおけるファイバーの配向角が次の如く
であるとする。
もしこの条件が満足するならば、そのルーピングの間のファイバーの張力は非
常に低くく、その完全性(intactness)は保存されよう、なぜならファイバーの
ルーピング又は波状化はその前進により誘起され盤のルーピングフィンガー中へ
の貫入により“強制”されないからであるということも理解されよう。
図6a乃至図6fはジャージー形における編み製品の製造という特定の場合の
本発明による方法の種々のステップを一般的な期間で図示する。
タフト付製品の製造は図6a乃至図6cに記述されたものと同じステップを基
本的に繰り返すということに言及することが適切である。その後のステップは針
を基体中へ貫入することそして擬似糸のフックアップ(hook up)を含み、これ
らは従来のタフト加工操作である(図示せず)。タフト加工が関係する場所での
トランスファーシンカーにおける擬似糸の形成と集積のサイクルは図6a乃至図
6fに図示されたものと厳密的に同じである。
更に特定的に、図6a乃至図6fはステッチの形成またはより正確にはステッ
チの列の形成のサイクルに対応する方法の異なる相において取られた断面図を示
し、
−図6aは基本的な図として考えられ製造された糸を拾い上げる又はピックア
ップする相に対応する。この場合、シンカー9はその頂部死点にあり先行するサ
イクルの間にループになされた個々のファイバーの集積から結果する波状糸10
0をピックアップする。この糸100はシンカー9の凹み90に自動的に位置決
めされる。なぜならそれは種々の連続的に回転するルーピング盤3の歯300の
作用により張力下に維持されるからである。
−図6bは糸の移送のための調整の相に対応する。この場合、シンカー9は波
状糸100をステッチ形成針11上に移送する目的のために、ステッチ形成針1
1に遭遇すべく下向きの動きを経験する。ステッチ形成針21は目210を開い
た(開位置にあるラッチ23)状態で存在するということが判る。
−図6cは実際の糸の移送の相に対応する。この正確な瞬間に、ピッキングシ
ンカー9は波状の糸100をステッチ形成針21の目210に置く。シンカー9
のストロークは糸100がわずかな張力をステッチ形成針21上に及ぼすように
セットされている。
−図6dはステッチ形成の開始の相に対応する。この場合、移送が生じており
、ステッチ形成針21の動きは、シンカー9が前記糸100の部分をそれに沿っ
て上昇させるのを阻止するために、シンカー9の凹み90から迅速に糸100を
解放するように加速しなければならない。同様に針21のラッチ23は先行する
ステッチにより押されそしてステッチ形成針21の目210を閉じるように枢動
する
図6eはステッチを形成しそしてそれを捨てる相に対応する。この場合、ステ
ッチ形成針21のラッチ23は閉じられ、かくして波状の糸100がステッチの
先行列を貫通するのを許しかつステッチの新しい列の形成を許す。
図6fはニットを取り去る相に対応する。この場合、ステッチ形成針21は波
状の糸105を受けるためにその位置に向かって再び出発した。針はシンカー9
の鼻93に遭遇しおり、かくして形成におけるニット又は編み製品をブロックし
そして針21のラッチ23を開かせる。この時の間、シンカー9は上へ上がって
いて形成における新しい波状の糸105を行ってピックアップする。
上述の全操作の間、ピッキングシンカー9は、個々に輪になったファイバーお
よび/またはフィラメントの集積による新しい糸105の形成を許容するために
、対応するルーピングフィンガー7の端に“接触”した状態にとどまる。前記糸
は次のサイクルにおいてピックアップされる。
有利には、針21の目210において糸の滑りがないということが理解できる
。かくしてステッチ形成針のより長い寿命を達成することを可能にする。
EP−A−0479880号の特許において述べられたようなストリッパーは
30°のストリッピングの角度からのみに有用であることが経験的に決められた
。編み加工において要求された前ループ加工高さのために、この角度は120m
mよりも大きな盤直径において達せられる。この条件が満たされると、ストリッ
パーなしで済ませることが
出来る。これは盤の歯300の深さと角度を増すことを可能にし(なぜなら盤と
ストリッパーとの間の何らかの詰まりの危険性が除去されるから)そしてそれ故
にシンカーのシャンクにかつ互いに対してファイバーにより及ぼされる圧力を増
大させることを可能にする。これはシンカー9の凹み90における容易な集積と
“ストランド”の形におけるファイバーの集合となり、かくして仕上げられた製
品における糸外観を強調する。
有利には、編み製品の生産に関して、ピッキングおよびトランスファーシンカ
ー9はまたステッチ形成針21の前進の間編み製品をブロックするために働いて
もよくそしてもし針がラッチ又はブレード23で閉じられているなら各針の目2
10を開けることを可能にする。
形式における編み製品に一定の張力があることを従来の態様で確実にする引っ
張り装置(図示せず)を設けることも適切である。
針は同時に作動しかつニットは本来弾力性があるので、針21の前と針のラッ
チ23の開口により誘起された摩擦力はシンカー9の鼻93を、この場合、含む
他の“ストリッピング・システム”により補償されるということが絶対的である
ことを言及するのが適切である。
ニットが従来の機械で形成されるとき、糸の張力は種々の装置、例えばディス
クブレーキ、により制御される。この張力は重要である、というのはそれはニッ
トの或る性質(グリップ、弾力性)に寄与しかつその外観の規則性を制御するか
らである。
本発明による装置においては、シンカー中への針の貫入の長さに作用すること
により糸の張力を調整することが可能である。
図7は図6a乃至図6fにおいて述べた方法により得たジャージータイプの製
品を図示する。
もし、図8に示される如く、
−PBが所望のLFAに対応する前ループ加工高さ(P
−LMが針のシンカー中に貫入する長さとして定義されると、この場合におい
て糸に付与された張力はLM−PBの関数であろう。この調節はこの機械の機械
的パラメータに依存し、容易であり、公平かつ早く完全に再生でき、それ故生産
されたニットのすぐれた規則性に寄与するということが見いだされよう。
実際、針の破断を避けるために張力は数%を越えない。
複合針(又はスライド針)、突起付針、二重ヘッド針等のような、述べられた
ラッチ(またはブレード)針よりも他のスイッチ形成針を使用することは、もち
ろん、思いつくことである。
図9、図10及び図11はリブ(rib)の形を取る編み製品を生産するために
意図された、本発明による装置の第三の実施例を述べる。
一層特定的に、図9はリブ・ニット製品を製造することを可能にする“二重セ
クション”と呼ばれるステッチ形成装置の断面図を示す。
この装置のため、針はお互いの間に90度の角を形成す
る二つのセクション25および35に配列される二つのシリーズ(針シリーズ2
1と針シリーズ31)に分離される。更に、セクションへの針の正確な配列は、
1−1リブ(すなわち、裏の一ステッチウエールに対して表の一ステッチウエー
ルの生産)を得ることを可能にするように、食い違いになされる。2−2リブあ
るいはもっと複雑な束ね物のような他の配列が考えられるということは言うまで
もない。
にもかかわらず、ルーピング盤素子3、ルーピングフィンガー7あるいはシン
カー9の二倍の針21と針31があるということに言及することが適切である。
事実、Jをニットに対する望ましいゲージとすると、J/2は他の素子(盤、フ
ィンガーおよびトランスファーシンカー)に対するゲージである。
図10a乃至図10fは、概して、リブ・ニット製品の生産のための本発明に
よる方法の諸ステップを説明する。
より特定的には、これらの図は本方法の諸相において取られた断面図を示し、
−図10aは基本的な図であると考えられ糸をピックアップまたは取り上げる
相を示す。このステップはジャージー製品(図6aを見よ)のために意図された
方法について述べられたものと全体的に同一である。この場合、水平針11のみ
が働く。
−図10bはシンカー9を第1シリーズの水平針21に向けて移送する相に対
応する。もう一度、このステップはジャージー製品(図6bを見よ)の生産の場
合に遂行され
る移送ステップに全く対応する。
−図10cはステッチ形成の開始の相に対応する。この場合、水平針21は糸
100を先行するステッチの列中に駆動し、一方、垂直針31は糸を受けるよう
に位置決めされる。その結果、垂直針のラッチ33はそれ故開かれる。この実施
例において、ストリッピング機能は水平針21により行われる。
−図10dは水平針21の垂直針31へ向けての第二移送の相に対応する。こ
の場合、水平針21はそれらの後死点にあり対応するステッチの形成を丁度了え
ている。水平針21の場合における投出シンカー19中への貫入距離は前ループ
加工高さにほぼ対応する。糸100はそれで水平針21上で緊張する。
−図10eはステッチ形成の終りの相に対応する。この場合、水平針21は垂
直針31が、次いで、ステッチを形成するのを許容するために前進している。セ
クション25および35の動きはこの操作の間糸が張られたままに維持されるこ
とが可能であるようにする。この時点で、針がそれぞれの投出シンカー中に貫入
する距離は同一でありニットのLFAに対応する。
−図10fはニットの取り出しの相に対応する。この場合、水平針21は前進
し、取り出しは垂直針31および、適当なら、シンカー9の鼻93によるニット
の保持の結果として実行される。この時点で、水平針21のラッチ23は開くこ
とができ次のステッチを生産することを意図された新しい糸105を受ける。
図11は図10a乃至図10fに述べられた方法により得られるリブの形の製
品を図示する。
図12はジャージーをベースにするが裏にパイル・ループを有する編み製品を
生産することを可能にする本発明による装置の断面図を示す。
図12において、本発明による装置は二つの別のカードから来るか、別々に予
め蓄えられているか、同じカードの二つの梳毛機から来る二つのウエブ01およ
び02を供給される。これら二つのウエブは二つの完全に独立した糸101およ
び102を形成する目的のためにルーピング盤301と302およびルーピング
フィンガー71と72の二つの別々のアセンブリを通って処理される。好ましく
は、異なる高さに輪にされた二つの糸101と102のための設備があり、糸1
01は糸102のルーピング高さよりも低いループになされている。その後これ
らの糸は次いでシンカー91および92により単一列のステッチ形成針21に向
かう同じサイクルの間に分配され図3乃至図6において先に述べたジャージー論
理に従って編まれる。第二シンカー92は好ましくは截頭形(鼻93を欠く)を
有してそれが置く糸の通過を許容し、シンカー91のみストリッピング機能(鼻
93を有す)を行う。
好ましい実施例により、ループ付製品を裏で、剪断後にパイルを得る目的で、
剪断することが考えられる。この場合、糸101により生産されたいわゆる短ス
テッチは実際のニットを形成し、そして糸102により形成され前記ニットによ
り部分的に保持された長ステッチはパイルを与え
る。
他の実施例により、前ループ加工高さは二つの糸に対して同じであるが、プレ
イテッド製品を得る目的で異なる性質、線密度又は色のファイバーから生産され
るということが考えられる。
図3乃至図12に述べられた方法および装置により得られた製品すべては可解
きほぐし性の基本的特徴(又は製品は解きほぐすのが困難であるという事)を有
し、この性質は干渉ファイバーの網状組織の存在に寄与する。事実、糸の形成の
終りに、いくつかのファイバーは、一方において、第1の糸を生産することに関
与する一端を有するが、他端はループ加工システムにおいてなおも存在し、それ
ゆえ続く糸の生産に関与する。その結果、図13に示される如く、同じファイバ
ーはステッチの二つの連続した列の形成に関与するかもしれない。このようなフ
ァイバーは干渉ファイバーと呼ばれる。
図6において与えられた定義とパラメータに戻り、我々は
−ステッチの形成の軸の間の距離であり干渉ファイバーの平均長を支配するL
I
を有する。
もしLIがPBに近い(すなわち、LI<3PB)なら、干渉ファイバーは二
つの連続した列の間で引っ張られて製品の裏には視覚的に現れないだろう。この
場合、ファイバーは、結束が何であれ(ジャージー型又はリブ型の製品)、解き
ほぐしを非常に困難にすることにより製品の結合
力を増す。
もしLIがPBよりはるかに大きい(条件LI>3PB)なら、干渉ファイバ
ーは編み製品の裏にループの形で現れる。この場合、製品は同様に解くことがで
きる。
干渉ファイバーの割合はファイバーの長さとウエブの濃縮された長さ、すなわ
ち糸を製造するために必要なウエブ長さの関数である。干渉ファイバーのこの割
合は好ましくは2と25%の間で変えられる。ある場合には、干渉ファイバーは
ステッチの三列あるいはそれ以上にさえ干渉するかもしれない。干渉ファイバー
のこのアイデアは弾性、けばつけ(pilling)に対する耐性、洗濯行動、寸法安
定性等々の如きニットの他の特徴に影響を与えることを可能にする。
得られた製品の他の重要な特徴はステッチ形成は完全にバランスされており、
ニットはたとえジャージー形において製品が生産された時でもカールする傾向を
有さないとうことである。
ウエブが機械に入る前のウエブへの直接関連によりあるいは複数のウエブの重
ね位置に原因を帰することのできるニットの複合性により擬似ジャガードの製造
の如き他の改良および製品も勿論考慮されてもよい。
本発明の使用の他の例はフルファッション製品と呼ばれる製品の製造であり、
これはシーケンシャル・ニッティング(sequential knitting)編み加工により
、“形づけられた”製品を直接製造するのを可能にする。この観点に従って、入
って行くウエブが所望の形に対する幅に切断され
、そしてその結果、非一定幅(増大したりまたは減少したりする)の編み製品が
製造される。
このような製品を製造する上の主たる問題は耳の形成である。本発明によると
、耳はたとえ供給されるウエブの幅が素子の作動幅よりも小さかっても正しく形
成されるという事実によりこの問題は容易に解決される。事実、耳ステッチが不
十分に形成されるなら、材料はそれにもかかわらず一定回数のサイクルにおける
隣接するステッチにより針から引き出され、これにより何らかの詰め込み現象を
除外する。更に、干渉ファイバーの網状組織は耳ステッチのブロッキングを確実
にする。それにもかかわらず、もし、“増大”又は“減少”が2×2.5/Jを
越えないなら、すなわち、各列につき二つより多くの針に影響を与えないなら、
実際にはそれは適当であることが判る。事実、この場合、ニットの一般的ドロー
イングは耳ステッチの適切な形成に十分であろう。
一つの改良は“増大”の間に目が開くのを確実にするために従来の針の代りに
複合針を用いることを含む(事実、材料を欠くと、従来の針のラッチは完全に制
御不能の行動を呈する)。
ウエブの幅はウエブの吸引または機械的または熱的切断のような種々な技術に
より変えられる。
図12はこのようなフルファッションの編み製品を製造するために意図された
装置の一特定実施例を図示する、この場合、回転ナイフ(50および60)を有
する装置が切削効率を増すために使用される。もし適当なら、回転ナイ
フの複数組の配列が、形づくりの程度を増すために、考慮できよう、そして特に
、プルオーバーの製造に関する場合、一組が本体からスリーブを分離するのを可
能にし、ナイフの他の組が首開口をつくるのを可能にする。機械により使用され
ないカット材料はたとえば空気力学的にラインの上流へ直接に再循環されうる。
本方法の重要な目的は生産性を増大することである。事実、幾つかの観点がこ
の生産性の増大に寄与する。この生産性の増大において重要な役割を果たしてい
る種々の因子について説明がなされうる:紡績ステップの除去、低振幅運動の実
行による仕事率の増大、すべての針の同時作業性、等々である。
経済的な事項において、本発明による方法の使用は別個の紡績加工を含む技術
を採用する方法に比べて本発明の方法のおかげで100の因子にも達する削減を
達成しうることを可能にする。
更に、糸を生産するために独立した紡ぎ作業の中間ステップを行う必要性がな
いという事実は多くの利点を与える。
特に、原材料は糸の中間ストックを備える必要なしにファイバーの形で直接に
備えることができるということが一例として説明される。このことは、なかんず
く、低生成ストック価値を意味する。
他の利点は、糸が生産されるまで待つ必要性がなく、要求にすぐ適合すること
である。再度紡績ステップを通って行く必要がなく、糸の線密度の瞬間的又は実
質的に瞬間的
選択を考えることも可能にする。また、例えばループ加工高さを変えることによ
り、機械上で直接に線密度を変えることを考えることが可能である。
本発明の方法により、例えばラインにファイバーの所望量を導入することによ
り小さなシリーズが容易に生ぜしめられるということも考慮される。
審美的な観点から、装飾的な糸の全シリーズの製造(濃淡の付加、ファイバー
の混合、等)。
更に、複雑化された糸(装飾的又は複合の糸)および繊細糸(本発明による方
法は従来の紡績技術により得られたものよりも一層細かい線密度を得ることを可
能にする)および紡績するのが困難なファイバー(再生ファイバー、極細ファイ
バーの如きあるいは工業ファイバーでさえ)の使用の場合に最大の削減がある。
結論において、上述の方法および装置の種々な実施例はすべて擬似糸を形成す
るステップを実際の製品(床覆い製品又は編み製品のいずれでもよい)を生産す
るステッチから分離することを可能にする。これはファイバーおよび/またはフ
ィラメントから直接に関連する製品を製造することによりタフト加工又はステッ
チ形成機械の従来の部材を使用する利点的可能性を与える。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C
Z,DE,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KE
,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,RO,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,TM
,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ウエブの形で移行するファイバーおよび/またはフィラメントから繊維製 品を製造する方法であって、ファイバーおよび/またはフィラメントはドローイ ングにより伴われた横断ルーピング作用を受け、そしてファイバーおよび/また はフィラメントは特定の長さの少なくとも一つの波状の擬似糸(100)の形に 集積され、ファイバーおよび/またはフィラメントは正確に平行になされる繊維 製品の製造方法において、前記ファイバーおよび/またはフィラメントはピッキ ングおよびトランスファー素子(9)に又は対して集積され;前記ピッキングお よびトランスファー素子(9)により前記擬似糸(100)はこれを受ける針( 11または21)に向けてその全長にわたり移送されることを特徴とする方法。 2.ファイバーおよび/またはフィラメントを受けるためのおよびファイバー および/またはフィラメントの集積により得られた擬似糸を針(11または21 )に向けて移送するためピッキングおよびトランスファー素子(9)は同時に同 じ動きを実行することを特徴とする請求項1記載の製造方法。 3.糸を受ける針はタフト加工針(11)であることを特徴とする請求項1ま たは2記載の製造方法。 4.糸を受ける針はステッチ形成針(21)であることを特徴とする請求項1 または2記載の製造方法。 5.タフト加工(11)またはステッチ形成(21)針は前記擬似糸(100 )を受けるためおよびループまたは ステッチの追加的な列を造るために同時に同じ動きを実行することを特徴とする 請求項3または4記載の製造方法。 6.針(11または21)の動きは非常に低い振幅であり、一方ピッキングお よびトランスファー素子(9)の動きはより高い振幅であることを特徴とする請 求項1乃至5のいずれか一に記載の製造方法。 7.ピッキングおよびトランスファーシンカー(9)はステッチ形成針(21 )の前進の間編み製品をブロックすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれ か一に記載の方法。 8.ステッチ形成針(21)の第1シリーズは糸(100)を受け、ステッチ の列の生産を遂行し、その後同じ糸(100)をステッチ形成針(31)の第2 シリーズに向けて移送し、針(31)は次いでステッチの列の生産を遂行する請 求項4乃至7のいずれか一に記載の製造方法。 9.針(21および31)の二つのシリーズは互いに90度の角を形成するセ クション(25および35)に配列され、針の二つのシリーズは食い違いの態様 で配列されている請求項8記載の製造方法。 10.複数の波状の糸(101および102)がピッキングおよびトランスファ ー素子(91および92)の複数のシリーズに対する集積により同時に造られ、 各糸(101または102)は次いでピッキングおよびトランスファー素子(9 1または92)のシリーズによりステッチ形成針(21)に向けて移送され、針 (21)は連続的に糸を受けそしてその後ステッチの追加の列の連続的な製造を 許容 する請求項4乃至9のいずれか一に記載の方法。 11.ウエブの幅は得られるはずの仕上げ編み製品の幅に連続的に適合されるこ とを特徴とする請求項4乃至10のいずれか一に記載の製造方法。 12.先行する諸請求項のいずれか一の方法を実施するための装置において、回 転ルーピング素子(3)を具備し、これらは互いに間隔を置かれてウエブ(0) の前進に対して横断の軸(1)に配列されかつこれらの間にルーピングフィンガ ー(7)が配列されており、各ルーピングフィンガー(7)の延長においてピッ キングおよびトランスファーシンカー(9)が設けられ、この上でファイバーお よび/またはフィラメントが波状の糸を形成する目的で対接して来、針(11ま たは21)は波状の糸(100)を受けそしてループまたはステッチの追加の列 を造るために設けられていることを特徴とする装置。 13.針は床および/または壁覆いを造るために意図されたタフト加工針(11 )であることを特徴とする請求項12記載の装置。 14.針は編み製品を造るために意図されたステッチ形成針(21)であること を特徴とする請求項12記載の装置 15.ピッキングおよびトランスファーシンカー(9)は波状の糸(100)を 造る目的のためのファイバーおよび/またはフィラメントを受けることを意図し た凹み(90)を有することを特徴とする請求項14記載の装置。 16.ピッキングおよびトランスファーシンカー(9)は ステッチ形成針(21)の前進の間編み製品をブロックすることを可能にする鼻 (93)を有することを特徴とする請求項14または15記載の装置。 17.ステッチ形成針は波状の糸(100)を順次処理する二つのシリーズ(2 1および31)に分けられていることを特徴とする請求項14乃至16のいずれ か一に記載の装置。 18.ルーピング盤(3)、ルーピングフィンガー(7)又はピッキングおよび トランスファーシンカー(9)の二倍の針(21および31)があることを特徴 とする請求の範囲17記載の装置。 19.針(21および31)の二つのシリーズが90度に配列された二つの可動 セクション(25および35)に配列されていることを特徴とする請求項18記 載の装置。 20.ステッチ形成針(21および31)の二つのシリーズの針が食い違いに配 列されていることを特徴とする請求項17乃至19のいずれか一に記載の装置。 21.ルーピング盤(301および302)およびルーピングフィンガー(71 および72)の二つの分かれたアセンブリがシンカー(91および92)の二つ のシリーズによりステッチ形成針(21)の単一シリーズに向けて連続的に移送 される二つの完全に独立した糸(101)および(102)を形成するために設 けられていることを特徴とする請求項14乃至20のいずれか一に記載の装置。 22.製品を解くのを困難にするように両方向に延びる干渉ファイバーおよび/ またはフィラメントの網状組織を有 することを特徴とする編まれた形の繊維製品。 23.干渉ファイバーおよび/またはフィラメントの比は2および25%の間で あることを特徴とする請求項22記載の繊維製品。 24.編まれた製品はカールする傾向を有しないように完全にバランスされてい ることを特徴とする請求項22又は23記載の繊維製品。 25.モケットタイプのタフト付床および/または壁覆いを製造するために請求 項12または13記載の装置または請求項1乃至3のいずれか一に記載の方法の 使用。 26.ニット、ジャージー、リブ、ストラクチュアド、隆起ナッピング、プレイ テッドまたはジャガード製品の製造のために請求項14乃至21のいずれか一に 記載の装置および請求項4乃至11のいずれか一に記載の方法の使用。 27.フルファッション製品の製造のために請求項14乃至21のいずれか一に 記載の装置または請求項4乃至11のいずれか一に記載の方法の使用。
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