JPH10507426A - ベアリングレスロータのためのスナッバベアリングマウンティングアッセンブリ - Google Patents

ベアリングレスロータのためのスナッバベアリングマウンティングアッセンブリ

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JPH10507426A
JPH10507426A JP8513441A JP51344196A JPH10507426A JP H10507426 A JPH10507426 A JP H10507426A JP 8513441 A JP8513441 A JP 8513441A JP 51344196 A JP51344196 A JP 51344196A JP H10507426 A JPH10507426 A JP H10507426A
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retainer
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bearing
mounting assembly
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JP8513441A
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エヌ. シュマリング,デイビッド
ジェイ. マイナー,フレドリック
イー. バーンズ,フランシス
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/35Rotors having elastomeric joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 マウンティングアッセンブリ(100)は、ヘリコプタスナッバベアリング(70)をベアリングレスロータアッセンブリ(10)に取り付けるために提供されており、トルクドライブハブ部材(18)に取り付けられたフレックスビームコネクタ(22)を有している。上記マウンティングアッセンブリ(100)は、取り付け固定具(102)を有していて、上記スナッバベアリング(70)の内側ベアリングレース部分(88)に係合している保持具(104)をマウントしている。上記取り付け固定具(102)上記フレックスビームコネクタ(22)にマウントされており、内側端部部分(112)と、その径方向外側に延びた取り付け部分(114)と、それらの間に延びたシート部分(116)を有している。上記保持具(104)は、位置合わせされて配設され、かつ、変形し得るように上記取り付け固定具(102)の上記シート部分(116)へと接合され、さらにその多重保持を与えている上記取り付け部分(114)へと接着されている。さらに、上記取り付け固定具(102)の上記シート部分(116)は、幅寸法が減少されていて、フラップ方向及びピッチ方向に誘発される剪断応力を低減させている。

Description

【発明の詳細な説明】 ベアリングレスロータのためのスナッバベアリング マウンティングアッセンブリ 技術分野 本発明は、ヘリコプタ用ベアリングレスロータに関し、より詳細にはフレック スビームコネクタとエンベローピングトルクチューブの間にスナッバベアリング を有するロータに関するものであり、さらに詳細には上記フレックスビームコネ クタに上記スナッバベアリングを取り付けるための新規かつ利便性の高いアッセ ンブリに関する。 発明の背景 ヘリコプタロータ設計は、トルクドライブハブ部材へとヘリコプタロータブレ ードを保持させるための、通常では“フレックスビーム”または“フレックスビ ームコネクタ”といわれるフレキシブルな構造部材をますます使用するようにな っている。回転翼付き航空機の基本的な操縦の必要から、上記ロータに必要とさ れるフレックスビームには実際上、機能的な複雑性が要求されるが、これは、フ ラップ方向曲げ及び端部方向曲げ、さらにはねじれまたはピッチ変化運動といっ た上記ロータブレードの多方向変位を正確に制御する必要があることによってい る。このような構成は、“ベアリングレスロータ”と呼ばれており、上記ロータ ブレード端部でヒンジベア リングまたはジャーナルベアリングによって運動を伝達する従来のベアリング要 素に取って代わっている。上記フレックスビームコネクタは、典型的には、ファ イバ強化樹脂マトリックス材料で構成されており、重量を低減し、複雑性を低減 し、かつ、ロータアッセンブリの信頼性及び対損傷性を改善させ、その保守性を 改善している。 米国特許第4,244,677号、第5,092,738号に記載されている 種々のベアリングレスロータは、典型的には、トルクチューブエンベロープを有 しており、それぞれが上記ロータブレードへとピッチ運動を伝達させるためのフ レックスビームコネクタとなっている。上記トルクチューブは、堅固に上記ロー タブレードの根本部外側にマウントされており、また、上記フレックスビームコ ネクタの上面及び下面の内側に関節型でマウントされている。上記関節型マウン トは、ピッチ変化及びフラップ方向運動のため、上記フレキシブルコネクタへと 上記トルクチューブを中心出しするように機能する上側スナッバベアリングと下 側スナッバベアリングによってなされており、上記トルクチューブとフレックス ビームコネクタの間のリード−ラグ運動を行わせるようになっているとともに、 それらの間にピッチ制御を行わせ、かつ、それ以外にも負荷の伝達を行っている 。上記スナッバベアリングは、上記トルクチューブ内側にマウントされており、 フレックスビームコネクタ及び上記トルクチューブの上部部分及び下部部分の間 に重ね合わされている。上記スナッバベアリングは、典型的には、複数の球状弾 性積層体及び平坦な弾性積層体から構成されており、球状積層体は、ピッチ変化 運動と、フラップ方向曲げ運動とを適正化させており、平坦な積層 体は、径方向には僅かに、また、端部方向には大きく運動をさせるようになって いる。上記平坦な積層体は、さらに高い減衰率の弾性材料から構成されており、 端部方向振動すなわちリード−ラグ振動を緩衝している。 上記のスナッバベアリングは、内側レース部分と、外側レース部分と、を有し ており、これらはそれぞれ上記フレックスビーム及び上記トルクチューブマウン ト位置に対応している。各スナッバベアリングの上記内側レースは、典型的には 上記フレックスビームコネクタの上部面及び下部面において、固定された保持具 にマウントされている。上記の位置は、通常ではマウントの目的には好ましくな いので、上記内側レースは、通常上記保持具内に形成されたスライドして係合で きようにされたスロットまたはチャネルのための径方向に延びた複数のタブを有 している。この様なスライドによる係合は、組み付け及び交換を容易にするもの である。上記スナッバベアリングの上記上側部分のアクセス性によっては、例え ばボルトアタッチメントといったより通常の方法での取付が可能にされている。 上記フレックスビームコネクタの上記内側領域は、高い軸方向応力、曲げ応力 、ねじり応力に晒されるので、上記保持具を上記フレックスビームコネクタに接 合して、ボルト取り付け具のために必要な開口を内部に形成することによる応力 発生が避けられるようにされている。さらに、上記保持具は、典型的には金属ス トックから形成されており、上記スナッバベアリングの複数のレースタブを収容 する上記チャネルの機械加工を容易としている。 上記接合された材料保持具は、例えば、ヘリコプタテールロータ といった軽い負荷の構造的用途には使用できるものの、メインロータといった高 負荷の用途には問題があった。フレックスビームの運動と、運転環境に対する要 求と、による負荷の過大な増大は、上記取り付け具と上記フレックスビームコネ クタ間の接合ライン内に高い剪断応力を発生させる。例えば、上記スナッバベア リングの寸法と質量は、ヘリコプタメインロータ用途ではそれに比例して大きく なり、このため、より大きな遠心力負荷を生じさせる。上記の遠心力負荷は、上 記接合ラインを横切った向きの剪断力によって反発されるので、高い剪断応力が 内部に発生して接合ライン破壊が生じる。さらに、メインロータフレックスビー ムコネクタの大きなフラップ方向運動及びねじれ運動に伴う高い歪みレベルは、 上記接合ラインに沿って大きな剪断負荷を生じさせ、上記接合ライン破壊の問題 を増大させてしまう。接合ライン破壊に対する別の原因は、上記フレックスビー ムコネクタに作用する上記した高いブレード誘起遠心力負荷による高い軸方向歪 みに関係している。金属から形成された上記取り付け具は、実質的に上記複合材 から形成されたフレックスビームよりも実質的弾性率が高いので、接合ライン剪 断応力が、材料特性差に応じて発生する。すなわち、上記複合材から形成された フレックスビームコネクタは、同一の印加負荷に対して上記金属製の取り付け具 よりも著しく大きな割合で延び、その延びは、上記接合ライン領域において発生 する。 接合ライン破壊が発生すると、上記保持具と上記スナッバベアリングの内側レ ースは、加えられている種々の負荷の影響により変位することになる。この結果 、変位したスナッバベアリングは使用で きるピッチ制御可変性の程度を悪化させて、望ましくないピッチ制御を生じさせ 、ロータブレードの自然なフラップ方向及び端部方向周波数の変化を生じさせ、 及び/または上記スナッバベアリングにダンピング効果を生じさせてしまう。 ビルンズ(Byrnes)等は、米国特許第5,092,738号において上 述したタイプの保持具を固定するためのマウンティングアッセンブリを開示して おり、このマウンティングアッセンブリは、複合材ラップ部材を使用し、接合ラ イン破壊が生じた場合に上記取り付け具が動いてしまうのを防止している。上記 ラップ部材は、上記取り付け具の横方向運動を防止しているが、このような取付 は、上記スナッバベアリングのスパン方向または軸方向変位に対しては効果的で はない。 従って、接合ライン応力を最低化し、さらに多重保持を行うような、スナッバ ベアリングを固定する改善されたマウンティングアッセンブリを提供する必要が あった。 発明の開示 本発明の目的は、フレックスビームの運動による接合ライン剪断応力を低減さ せ、かつ、スナッバベアリングをフレックスビームコネクタに固定するためのマ ウンティングアッセンブリを提供することにある。 本発明の別の目的は、上記フレックスビームコネクタと上記保持具の間の材料 特性差(例えば弾性率)によって生じる剪断応力を最低化させ、上記スナッバベ アリングを上記フレックスビームコネク タに固定させるためのマウンティングアッセンブリを提供することにある。 さらに本発明の目的は、上記スナッバベアリングに作用する遠心力負荷に反発 する多重負荷経路を与えるマウンティングアッセンブリを提供することを目的と する。 さらに本発明の目的は、上記スナッバベアリングに加えられる遠心力負荷が、 トルクハブ部材によって多重に反発されるようになっている改善されたマウンテ ィングアッセンブリを提供することを目的とする。 さらに本発明は、一つのブレードアッセンブリのスナッバベアリングに作用す る遠心力負荷が、対角線上に対向したブレードアッセンブリのスナッバベアリン グによって反発されるようになった改善されたマウンティングアッセンブリを提 供することを目的とする。 マウンティングアッセンブリは、ヘリコプタスナッバベアリングをベアリング レスロータアッセンブリに固定するために提供され、このマウンティングアッセ ンブリは、トルクハブ駆動部材に取り付けられたフレックスビームコネクタを備 えている。上記マウンティングアッセンブリは、保持具をマウンティングするた めの取り付け固定具を有しており、この取り付け固定具は、上記スナッバベアリ ングの内側ベアリングレース部分に係合している。上記固定具は、上記フレック スビームコネクタに取り付けられるとともに、内側端部部分と、その外側部分に 径方向に延びた保持部分と、それらの間に配設されたシート部分と、を有してい る。上記保持具は、位置合わせされて配設されており、上記固定具のシート部分 に変形可能に 接着されている。上記保持具は、上記保持部分の外側部分に取り付けられており 、多重保持となっている。 接合ライン応力を低減させるために、上記保持具は、少なくとも1つの応力開 放横方向スロットと、少なくとも一つの応力開放前部スロットと、を有しており 、それらは、上記取り付け固定具に形成された径方向スロットと共同して、変形 可能な接着剤内部の剪断応力と、引っ張り応力と、を低減させている。さらに、 上記取り付け固定具の上記シート部分は、幅方向寸法が低減されており、フラッ プ方向剪断応力及びピッチ方向剪断応力を低減させている。 上記マウンティングアッセンブリは、また、上記スナッバベアリングに作用す る遠心力負荷を、上記フレックスビームコネクタ、またはこれとは別に上記トル クドライブハブ部材へと伝達する多重負荷経路を構成している。第一の多重負荷 経路は、上記取り付け固定具を上記フレックスビームコネクタに接着して取り付 けることにより形成され、上記接合ライン領域は、内側端部部分により画成され 、上記取り付け固定具の上記シート部分により画成される上記接合ライン領域よ りも大きくされている。上記シート部分で画成される上記接合ライン領域で接合 ライン破壊が発生すると、上記保持具は、上記保持具の上記内側端部分へと内側 に負荷を伝達する。第二の多重負荷経路は、円筒形の反発ピンによって形成され ており、このピンは、上記スナッバベアリングから内側レース部分へと突き出し ていて、上記保持具及び取り付け固定具それぞれに形成された同心かつ多重のマ ンティングアパーチャに連結している。上記多重マウンティング装置は、中央の アパーチャに対して寸法が大きくされてお り、遠心力負荷が、上記変形可能な接着剤の破壊に際してまず上記中心アパーチ ャを通して伝達され、次いで上記多重マウンティングアパーチャへと伝達される 。第三の多重負荷経路は、第二の保持手段によって与えられており、上記保持具 の上記内側端部部分を、トルク駆動ハブへと取り付けていて、直接遠心力負荷を 伝達させている。 本発明の上記目的及びその他の目的特徴及び効果については、より詳細に図面 をもって説明する詳細な説明の記載により、より明らかにできる。 図面の簡単な説明 本発明を完全に理解するため、及び付随する特徴及び効果をより完全に理解す るためには、後述する図面を参照しつつ、詳細な説明を参照することができる。 図1aは、ヘリコプタベアリングレスロータアッセンブリ及びピッチ制御入力 のための主要部品の側面図である。 図1bは、図1aの上記ヘリコプタベアリングレスロータアッセンブリ(ロー タのみ)の上面図である。 図2は、図1bのライン2−2に沿った断面図であり、スナッバベアリングと の組合せで本発明の上部マウンティングアッセンブリ及び下部マウンティングア ッセンブリを示した図である。 図3aは、保持具をマウントするための取り付け固定具を有する本発明の上記 マウンティングアッセンブリの分解斜視図である。 図3bは、本発明の一体化されたマウンティングアッセンブリの 斜視図である。 図4a及び図4bは、従来の保持具の上記接合領域における剪断応力と、本発 明の保持具の上記剪断応力と、を比較して示した図である。 図5a−図5cは、フレックスビームコネクタの互いに反対側への運動及びこ の運動を適正化する本発明の特徴を示した図である。 図6は、上記保持具の横方向の保持を行うためのストラップ部材の使用と、上 記取り付け固定具及び上記保持具を取り付ける上記接合ライン領域の引っ張り強 度の改善を示した図である。 図7a及び図7bは、本発明のマウンティングアッセンブリを用いた場合に、 スナッバベアリングに作用する遠心力に反発させるための上記多重負荷経路を示 した図である。 図8aは、本発明の別実施例を示した図であり、本発明が、クロスビームロー タといった別の型のベアリングレスロータアッセンブリに応用されているのが示 されている。 図8bは、図8aのマウンティングアッセンブリの平面図である。 発明の最良の実施形態 以後、図面中で使用する類似の符号は、対応するか、または類似の要素を示す ものである。図1a及び図1bは、ヘリコプタのベアリングレスロータアッセン ブリ10の関連する部分を示したものであり、回転軸16を中心として回転する ドライブシャフト12を有している。トルクドライブハブ部材18は、ドライブ シャフト12に取り付けられており、複数のロータブレードアッセンブリ20を 駆動している。それぞれのブレードアッセンブリ20は、フレックスビームビー ムコネクタ22を有しており、このコネクタ22は、フラップ軸と、リード−ラ グ軸と、ピッチ変更軸それぞれ24,26,28と、を中心として動くようにな っており、上記ロータブレードアッセンブリ20の多方向変位を可能としている 。 上記フレックスビームコネクタ22は、上記トルクドライブハブ部材18へと 内側端において連結ボルト又はピン30によって取り付けられており、上記ロー タブレードアッセンブリ20に作用する遠心力に反発している。本発明は、上記 トルクドライブハブ18に上記フレックスビーム22をマウントするピン連結を 備えたロータアッセンブリ10として説明しているが、本発明は、クロスビーム ロータ(より詳細には後述する)といった他の種々のベアリングレスロータに対 しても適用でき、上記クロスビームロータでは、上記フレックスビームコネクタ 22は、回転軸を横切って延びているとともに、トルクドライブハブ部材にクラ ンプされている。上記フレックスビームコネクタは、適切に“クロスビーム”と いう名前に呼び直され、1つのブレードアッセンブリによって発生した上記遠心 力負荷を直接上記トルクドライブハブ部材を横切って対角線上の対向したブレー ドアッセンブリへと伝達している。クロスビームロータアッセンブリでは、従っ て連結ピン30が必要ではない。 トルクチューブ36は、上記フレックスコネクタ22を取り囲んでおり、連結 ボルト38によってその径方向外側端に取り付けられており、かつ、対となった スナッバベアリング70によって関節的に内側端にマウントされている(上記ス ナッバベアリングの詳細及 びそれに伴ったマウンティングアッセンブリは、後述する)。上記トルクチュー ブ36の上記径方向外側端は、また、列となった連結ボルト44によってそれぞ れのロータブレード翼42の根本端桁構造体40に取り付けられており、かつ、 この根本端桁構造体を取り囲んでいる。 ピッチ制御入力は、ピッチ制御ロッド48によって上記ロータブレードアッセ ンブリ20に加えられており、これらのロッド48は、関節的に上側端において ピッチ制御ホーン50へとマウントされており、かつ、対向する端部がインプレ ーンスワッシュプレートアッセンブリ52へとピボット可能にマウントされてい る。上記スワッシュプレートアッセンブリ52は、少なくとも3つの制御ロッド 部材54からピッチ制御入力を受け取っていて、上記スワッシュプレートを所望 の平面配置へと位置決めしており、上記ピッチ制御ロッド48を上昇又は下降さ せてピッチ制御を行なっている。 図2は、図1bのライン2−2に沿った断面図であり、本発明の上記スナッバ ベアリング70とマウンティングアッセンブリ100は、より明確に示されてい る。上記トルクチューブ36は、対となったスナッバベアリング70によって上 記フレックスビームコネクタ22の間にマウントされている。それぞれの上記ス ナッバベアリング70の上記マウンティングアッセンブリ100の構成は、基本 的には同一なので、上部スナッバベアリング70の上記マウンティングアッセン ブリ100についてのみ詳細に説明する。上記スナッバベアリング70は、断面 形状が円形であることが好ましく、また、球状弾性積層体の内側部分及び平坦な 弾性積層体の外側部分を有し ているのが好ましい。上記球状積層体は、上記ベアリング焦点76を中心として 同心とされており、この焦点76は上記フレックスビームコネクタ22の上記フ ラップ軸及びピッチ軸24,28と互いに交差していることが好ましい。この様 な位置とすることで、上記フラップ軸24を中心として純粋回転するようにさせ ることができ、かつ、上記弾性積層体72,74に引っ張り応力を加えてしまう 好ましくないピッチ−フラップカップリングを防止するようになっている。上記 平坦な弾性積層体74は、上記球状弾性積層体72に接して配設されていること が好ましく、かつ、翼幅(径)の小さな程度の運動を許容し、かつ、大きな端部 方向すなわち、リード−ラグ運動を行わせるようになっていることが好ましい。 上記平坦な積層体74は、好ましくは高い減衰率の弾性材料を有していることが 好ましく、上記ロータブレードアッセンブリ20のリード−ラグ運動を緩衝させ るようになっている。 プリロードプレート部材78は、最上部弾性積層体74に連結されており、上 記スナッバベアリング70の外側レースを形成している。アパーチャ80は、上 記トルクチューブ36内に形成されており、上記スナッバベアリング70は、そ の内部を通して所定の距離だけ離間していて、上記トルクチューブ36の上記外 側面82にマウントされている。上記球状積層体72と上記平坦な積層体72の 組み合わされた高さ寸法は、所定のプリロードギャップが、最初に上記プリロー ドプレート部材78と上記外部トルクチューブ表面82の間に形成されるように することで予測することができる。上記プリロードプレート部材78は、プリロ ードボルト84(図1a) によって上記トルクチューブ36に当接されるので、上記スナッバベアリング7 0は、所定の量まで圧縮されて、上記弾性積層体72,74内に所望するプリロ ードを与える。スナッバベアリングに対してプリロードを加えることは通常のこ とであり、上記弾性積層体は、必要な運動の全範囲にわたって圧縮されたままと なっている。この様にすることは、低い引っ張り強度の弾性材料である限り必要 とされ、この様なプリロード又は予備圧縮により、引っ張り負荷の蓄積が防止で きる。ビルンズ等は、米国特許第5,092,738号においてプリロードを与 えるためのアッセンブリを備えた上述のスナッバベアリングを有するベアリング レスロータを開示している。 上記球状弾性積層体72は、内側ベアリングレース部分88に結合されており 、この内側ベアリングレース部分88の径方向に配列されたタブ90と、中心に 配設された円筒形の反発ピン92と、を備えている。上記タブ90及び反発ピン 92は、本発明の上記マウンティングアッセンブリ100と共同して、すべての スナッバベアリング負荷を伝達するようになっている。上記内側ベアリングレー ス部分88を上記マウンティングアッセンブリ100に固定するための組み付け 方法については、より詳細に後述する。 図3aを参照すると、それぞれのスナッバベアリングアッセンブリのための上 記マウンティングアッセンブリは、取り付け固定具102を有しており、この取 り付け固定具102は、保持具104を収容し、かつ、固定するおよそJ形状の 断面を有している。上記取り付け固定具102は、上記フレックスビームコネク タ22の表面71aに接合されていることが好ましく、また、上記フレックスビ ームコネクタ22をマウンティングするための同一の連結ピンを連結させる複数 の第二の保持アパーチャ110を備えている。上記取り付け固定具102は、さ らに内側端部部分112と、その外側に配設されている取り付け部分114と、 それらの間に配設されているシート部分116と、を有している。上記取り付け 固定具内側端部分112は、幅及び長さ方向寸法がそれぞれWi,Liとされて いて、最大の結合強度を与えるように大きな接着ライン領域を与えるようになっ ている。上記内側端部分112の上記幅手方向寸法Wiは、上記フレックスビー ムコネクタ22の幅方向寸法Wfに極近くされていることが好ましい。上記シー ト部分116は、しかしながら寸法、特に幅手方向寸法Wsが低減されているこ とが好ましく、接着剪断応力を最低限とするようになっている。上記フレックス ビームコネクタ22の過激なフラップ方向運動及びピッチ変化運動は、上記取り 付け固定具102内に剪断応力を生じさせ、この剪断応力は、上記フラップ軸2 4及びピッチ軸28からの距離に比例して変化する(上記フレックスビームコネ クタ面71aに沿って突き出している)。上記シート部分116によって画成さ れる上記接合ライン領域は、その位置が大きなフラップ方向及びピッチ方向にた わむので、特に結合ライン破壊されやすい。従って、上記シート部分116の幅 手方向寸法を、上記フレックスビームコネクタ22の幅手方向寸法Wfに対して 低減することによってA1及びA2位置における最大、すなわちピーク接合ライン 剪断応力が低減される。上記内側端部分112から上記シート部分116への幅 寸法におけるテーパ、すなわちWiからWsは、ステップ状の転移118によっ て行 われていて、それらの端部は、テーパとされ上記接合界面120における応力集 中を低減させるようになっている。 図3a及び図3bを参照すると、上記保持具104は、上記取り付け固定具1 02の上記シート部分116に位置合わせされて配設されており、取り付け部分 114に接着されている。上記保持具104は、内側端部部分122と、外側端 部分124を有しており、これらは、コード方向チャネル126を画成している 。上記コード方向チャネル126と中心アパーチャ128は、上記スナッバベア リング内側レース部分の上記径方向タブと、円筒形の反発ピンと、それぞれ嵌合 していて、すべてのスナッバベアリング負荷を上記マウンティングアッセンブリ 100に伝達している。上記取り付け部分114は、反曲していて、上記保持具 104の外側端部部分124を受け止めるようになっていることが好ましく、上 記スナッバベアリングにより加えられる反り返り方向の負荷で上記保持具104 が垂直方向に分離するのを防止している。 剪断応力を低減させるためには、上記保持具104は、すべての突き当たる面 、すなわち上記取り付け固定具102の上記シートと反曲した取り付け部分11 6,114の間に配設され、かつ、変形可能な接着剤手段130によって上記取 り付け固定具102に固定されている。上記変形可能な接着剤130は、上記保 持具104を上記取り付け固定具102から、例えば弾性率といった材料特性の 差を適切化させるように分離させている。さらに剪断応力を低減させるため、上 記固定具104は、応力開放横方向方向及び前部スロット132及び134をそ れぞれ有していて、これらによって上記 保持具104は、複数の保持具セグメント136へと分離されている。上記横方 向スロット132と前部スロット134は、上記保持具104の自由端から約4 0cm(1.57インチ)程度離間して配設されていることが好ましい。上記保 持具セグメント136は、変形可能な接着剤130内部の上記剪断応力を、内部 における軸方向剪断応力の蓄積を防止することによって、特に上記保持具端部に 沿って低減させている。 上記に説明した特徴をよりよく理解するために、図4aと図4bにおいては、 従来の保持具142の上記剪断応力プロファイル140が、本発明の上記保持具 104の上記剪断応力プロファイル150と比較されている。上記剪断応力プロ ファイル140,150を適切に比較するために、許容最大剪断応力に対する剪 断応力の比を与えてある(例えば剛性に対する変形可能、等といった特定の接着 剤に応じたものである)。図4aでは、従来の金属製の保持具142は、堅固に 高強度接着剤146を用いて複合材フレックスビーム構造体144へと接着され ている。上記軸方向歪み又は運動は、水平方向負荷ベクトルPで示されており、 上記フレックスビーム構造体144は、上記金属保持具142の比較的低弾性歪 みにより反発している。この剪断応力プロファイルによれば、上記保持具142 とその下側のフレックスビーム構造体144の間に歪みの差があるので、上記接 着材中に高いピーク剪断応力148が発生しているのが示されている。図4bに は、上記保持具104が、変形可能な接着剤130によって上記複合材フレック スビーム構造体144に接着されており、さらに、横方向スロット132によっ てセグメント 化されているのが示されている。上記横方向スロット132は、保持セグメント 136を形成し、このセグメント136は、それぞれ独立に作用して上記変形可 能な接着剤130内におけるピーク剪断応力を低減させているのがわかる。すな わち、上記横方向スロット132は、上記保持具104をより小さなサブセグメ ント、すなわち保持具セグメント136へとセグメント化させることで上記応力 差を低減させている。従って、ピーク剪断応力152は、上記保持具セグメント 136の数に比例して減少する。しかし、上記保持具セグメント136の数は、 上記保持具104の構造的一体性を維持するべく制限する必要がある。 径方向スロット156は、また、反曲した保持部分114(図3参照)に形成 されており、上記保持具104の前部に形成されていて上記フレックスビームコ ネクタの関節運動による結合ラインの引っ張り応力の蓄積を防止するようになっ ている。関節運動、すなわち、より正確には曲がりは、ポアッソン効果により生 じ、高い曲げ負荷に上記構造体が晒されることによって弧状となることである。 図5aは、ロータブレードの揚力負荷による上記フレックスビームコネクタ22 のフラップ方向曲げ運動を示したものである。図5bを参照すると、これは、図 5aのラインA−Aに沿った断面であり、上記フラップ方向曲げ運動は、軸方向 の高い圧縮歪み及び引っ張り歪みを、上記フレックスビームコネクタ22のフラ ップ方向への曲げ中立軸162のそれぞれの上部部分と下部部分160aと、1 60bと、において誘発する。この結果、伸長及び収縮といった横方向歪み(正 の歪みと負の歪み)が、上記上部部分と上記下部部分1 60aと、160bにそれぞれ誘発され、これらは、上記フレックスビーム材料 のポアッソン比の関数である。従って、フラップ方向曲げ負荷は上部部分及び下 部部分160a,160bの間の横方向歪みの差により、上記フレックスビーム コネクタ22内に関節型の曲がりを生じさせる。図5cは、図2のライン5−5 に沿った断面図であり、上記反曲した保持具部分114及び上記保持具部分10 4の外側部分124それぞれの上記径方向スロット及び前部スロット156,1 34は、共に関節型に曲がるようになっている。上記のように配列したスロット 156,134は、上記マウンティングアッセンブリ100の剛性保持部位置1 14の領域において引っ張り応力を減少させて、上記変形可能な接着剤130内 の引っ張り応力を適正化させるようになっている。 図6と図2は、ストラップ部材170の任意的使用を示したものであり、これ は上記保持具104の多重横方向保持を与えているとともに、下側にある上記接 合ライン領域の引っ張り強度を改善している。上記ストラップ部材170は、上 記フレックスビームコネクタ22を包囲しており、スナッバベアリングマウンテ ィングアッセンブリ100の相補的な一対と共同している。上記ストラップ部材 170は、さらに、上記保持具104の上記内側部分122及び外側部分124 に対応する領域において、上記マウンティングアッセンブリ100を取り囲むよ うに配設されている。組み付け中には、上記ストラップ部材170には、所定の 引っ張り応力を加えておくことが望ましく、この様にすることによって下側にあ る変形可能な接着剤130にプリロードを加えておくことができる。 本発明の上記フレックスビームコネクタ22は、ヘリコプタロータの種々の負 荷及び運動を適正化させるような必要な強度及び材料特性があれば種々の材料か ら製造することができ、上記フレックスビームコネクタ22としては、同時係属 中の米国特許出願出願番号SN07/087,826号にも記載されているよう なファイバ強化樹脂マトリックス複合材料から構成されていることが好ましい。 さらに具体的には、上記フレックスビームコネクタ22は、高歪み許容(伸び) 型のファイバ、例えば樹脂マトリックス中のガラスファイバで構成されることが 好ましい。 フラップ方向曲げ歪みが上記フレックスビームコネクタ22の上記上部表面及 び下部表面71a,72bに沿って最大になるので、上記取り付け固定具102 及び上記保持具104には同様の高伸度複合材料を使用することが好ましい。上 記複合材料は、部品間の熱及び歪みに対し双方に適合可能とさせて、接着剪断応 力を低減させることができる。例えば、本願中で説明する実施例では、適用可能 な取り付け固定具102は、約0.125cm(0.048インチ)の全厚を有 するS2−ガラス強化樹脂マトリックス複合材料の一方向プライの8つから構成 されている。上記S2−ガラスファイバ強化体は、オウンズ−コーニングファイ バガラス社(Owens−Corning Fiberglass Corp. 、オハイオ州トレド(Toledo))製のガラスファイバフィラメントを含有 しており、約8.7x1010N/m2(12.6x106psi)の弾性率を有し ている。上記一方向プライ(又はファイバ)は、疑似等方的な積層体、すなわち 、直交する複数の軸に対して均一な強度を 有するように配列されており、下側にあるフレックスビームコネクタ22の弾性 率に近い低弾性率ガラスファイバ構造体を形成している。対応する保持具104 は、E−ガラス織布強化樹脂マトリックス複合材料の11プライから構成されて おり、約0.254cm(0.1インチ)の全厚さを有している。このE−ガラ スファイバ強化体は、オウンズコーニングファイバガラス社製であり、約7.2 x1010N/m2(14.5x106psi)の弾性率を有している。上記織布プ ライ(又はファイバ)は、疑似等方的積層体を形成するように配列されて、剛性 のガラスファイバ構造体を提供している。上記織布材料は、上記スナッバベアリ ングの内側レース部分88の上記径方向タブ90及び円筒状の反発ピン92に加 えられる装着及び運転時の負荷に対して耐えるのに最も好適である。 上記ストラップ部材170は、ファイバ樹脂強化材料から構成されているのが 好ましく、そのファイバは、張力下で巻き取られて、上記変形可能な接着剤にプ リロードを与えるようになっている。例えば、S2−ガラスファイバは、約44 .5N(101bs)から約67N(151bs)の引っ張り負荷の下で巻き付 けられて、上記変形可能な接着剤に所望のプリロードを与えている。 上記複合材料物体を製造するための製造技術と組み付け手法は、選択したファ イバ強化体と、樹脂システムと、結合材と、に依存して変化する。しかしながら 、好適な実施例では、上記フレックスビームコネクタ22と、取り付け固定具1 02と、保持具104とは、予備硬化された複合材料部品とされ、次いでこれら は通常の結合技術を使用して結合されている。上記取り付け固定具102を上記 フ レックスビームコネクタ22へと結合するに使用できる接着剤としては、例えば ミネソタ州、セントポールの3M社製のAF163等の高強度フィルム接着剤を 挙げることができ、これらは、約90〜120分間、121℃(250°F)で 硬化が行われる。上記保持具104を上記取り付け固定具102に固定するため の変形可能な接着剤としては、剪断弾性率が約1.4x106N/m2(200p si)から約6.9x106N/m2(1000psi)であり、最大許容剪断歪 みが、約1.5cm/cm(1.5in/in)の室温硬化型の弾性接着剤を挙 げることができる。上記ストラップ部材170には、例えば樹脂浴を通過させた 後直ちに巻き付けを行い、室温で硬化させるといったウエット巻き付け方法が使 用できる。 本願中で説明する上記マウンティングアッセンブリ100は、メインロータ用 途に最も好適であるが、本発明は、テールロータアッセンブリといった別のベア リングレスロータアッセンブリにも適用できることは理解されよう。さらに、本 発明の上記マウンティングアッセンブリ及びフレックスビームコネクタは、複合 材料から構成されていて、重量効果と構造的安定性とが与えられるようになって いることが好ましいが、金属材料も本発明の趣旨及び範囲においては使用するこ とができる。さらに、上記下側のフレックスビームコネクタへ上記取り付け固定 具をマウントするための好適な方法は、接着接合方法であるが、ボルト取り付け 方法又はクランプ配置方法といった別の取り付け方法でも良い。 上記内側ベアリングレース部分88を上記保持具104へと組み付ける手法は 、上記トルクチューブアパーチャ80を通して上記フ レックスビームコネクタ22へと上記スナッバベアリング70を降ろして行き、 上記タブ部材90を、まず上記コード方向チャネル126の間におよそ平行とな るように配置し、上記円筒形反発ピン92を上記保持具104の上記中心アパー チャ128に配設し、上記スナッバベアリングを90°回転させて、上記径方向 タブ部材90が上記コード方向チャネル126に係合するようにして、上記プリ ロードプレート78を上記トルクチューブ36へと固定するものである。上記タ ブ部材90は、従ってフラップ方向及びピッチ方向に誘発された曲げ負荷を反発 し、上記反発ピン92は、すべての軸方向及びコード方向剪断負荷のすべてを反 発している。 本発明の上記マウンティングアッセンブリ100は、上記スナッバベアリング 70に作用する遠心力負荷に反発するための別々となった負荷経路を与えている 。図7aでは、生じた遠心力負荷がベクトルCfで示されており、まず上記取り 付け固定具シート部分の長さ方向寸法及び幅手方向寸法により画定される接合ラ イン領域Bsを横切って上記フレックスビームコネクタ22へと伝達されている のが示されている。上記シート部分結合領域Bsにおける破壊発生は、遠心力負 荷を上記取り付け固定具の上記内側端部部分へと内側に伝達させてしまう。この 状態では、上記内側端部部分の幅方向及び長さ方向寸法で規定されている上記結 合領域Biは、大きく、かつ、高い負荷に反発することが可能である。さらに、 上記内側端部分で規定されている上記接合ライン領域Biには、低い歪み、すな わちフレックスビームコネクタの運動のレベルの歪みしか加えられず、接合ライ ン破壊が生じる可能性が低下する。 接合ライン破壊が接合ライン領域Biを超えて進行するようになると、上記取 り付け固定具は、負荷をライン184に沿ってトルクドライブハブ部材18へと 直接伝達させる。この様な2次的な保持は、種々の機械的手段によって達成させ ることができるが、上記取り付け固定具を上記フレックスビームコネクタ22の マウントのための同一のピン連結を使用して上記トルクドライブハブ部材18に 取り付けることが好ましい。好適な実施例では、上記連結ピン30は、それぞれ 上記フレックスビームコネクタ22の根本端部に形成された整列したアパーチャ 186,188と、上記トルクドライブハブ部材18と、さらに上記保持具の上 記内側端部分の2次保持アパーチャ110と、を通して配設されている。 図7bは、上記取り付け固定具102の上記シート部分116に形成した多重 マウンティングアパーチャ190によるまた別の多重負荷経路を示している(こ れはまた、図3bに示してある)。この図は、上記変形可能な接着剤130に破 壊が生じた結果、上記保持具104及びスナッバベアリング70が、遠心力Cf のもとでシフトしてしまうことを示している。通常の運転条件の間には、上記多 重マウンティングアパーチャ190は、上記保持具104(図2)の中心アパー チャ128と同軸に配列されている。さらに、上記多重マウンティングアパーチ ャ190は、上記スナッバベアリング内側レース88の上記円筒状反発ピン92 の下側面を収容し、僅かに上記中心アパーチャ128よりも大きくされているの で、僅かな周方向のギャップが上記反発ピン92と上記多重マウンティングアパ ーチャ190の間に形成される。この小さな周方向のギャップは、 上記反発ピン92を介して上記取り付け固定具102に直接負荷が加えられるの を防止し、その負荷を上記保持具104を通して伝達させるようになっている。 上記取り付け固定具102の上記保持部分114の残りの部分に破壊が生じると 、上記円筒形反発ピン92は、上記多重マウンティングアパーチャ190に係合 して、その負荷を直接上記取り付け固定具102に伝達する。 図8aは、本発明の別実施例を示しており、本発明が、クロスビームベアリン グアッセンッブリに適用されているものである。ベアリングレスロータアッセン ブリの種々の部品双方に対して対応するものには同一の符号を付している(符号 の数字は、互いに対向する関係にある要素には上側添え字を付してある)。上記 ロータアッセンブリ10は、回転軸16を有し、さらにクロスビーム部材200 を備えており、このクロスビーム部材200は、上述した径方向に対向するフレ ックスビームコネクタ22,22’に機能的に等しくなっている。上記クロスビ ーム部材200は、回転軸16を横切って伸びており、かつ対向して配設されて いるロータブレードアッセンブリ20,20’を連結している。前述したベアリ ングレスロータアッセンブリは遠心力負荷を上記中心トルクドライブハブ部材1 8へと伝達させているが、上記クロスビーム部材200は、上記トルクドライブ ハブ部材18を通して延ばされていて、上記回転軸16を横切って直接負荷を伝 達している。 図8bは、上記マウンティングアッセンブリ100の平面図を示した図であり 、互いに対向するマウンティングアッセンブリ100,100’の上記内側端部 分112,112’は連続して、上記回転 軸16を横切って延びる中心ストラップ部分210を形成している。上記クロス ビーム部材と同様に、上記中心ストラップ部分210は、互いに対向する取り付 け固定具102,102’の対向する内側端部部分112,112’に機能的に 置き換えられているのが示されている。さらに、上記対向マウンティングアッセ ンブリ100’は、上述したマウンティングアッセンブリ100のように、例え ば、保持具104’と、取り付け部分114’と、シート部分116’等、同一 の要素を有している。上記フレックスビームコネクタ22へと遠心力を伝達する ための多重負荷経路はすでに述べたが、上記マウンティングアッセンブリ100 ,100’が上記クロスビーム部材210から外れると、一つのスナッバベアリ ング70(図8a)に作用している遠心力負荷Cfは、上記中心ストラップ部分 210を横切って伝達され、その別のスナッバベアリング70’に作用する遠心 力負荷によって反発される。 本発明は、その代表的な実施例をもって説明を加えてきたが、当業者によれば 、従来行われてきた、またそれ以外の変更、除外及び付加を本発明の趣旨及び範 囲内において行うことができることは明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュマリング,デイビッド エヌ. アメリカ合衆国,コネチカット 06478, オックスフォード,パインズ ブリッジ ロード 55 (72)発明者 マイナー,フレドリック ジェイ. アメリカ合衆国,コネチカット 06790, トーリントン,ベンサム ストリート 47 (72)発明者 バーンズ,フランシス イー. アメリカ合衆国,ニューヨーク 10605, ホワイト プレインズ,ロビンフッド ロ ード 3 【要約の続き】 減少されていて、フラップ方向及びピッチ方向に誘発さ れる剪断応力を低減させている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ベアリングレスロータアッセンブリ(10)にヘリコプタのスナッバベア リング(70)を取り付け、前記スナッバベアリング(70)に作用する遠心力 負荷に反発させるための多重負荷経路を与えるためのマウンティングアッセンブ リ(100)であって、前記ベアリングレスロータアッセンブリ(10)は、ト ルクドライブハブ部材(18)に取り付けられたフレックスビームコネクタ(2 2)を備え、前記スナッバベアリング(70)は、内側ベアリングレース部分( 88)を備え、さらに、 前記フレックスビームコネクタ(22)に取り付けられ、内側端部部分(11 2)と、そこから径方向外側に延びている取り付け部分(114)と、それらの 間に延びているシート部分(116)と、を備えた取り付け固定具(102)と 、 前記取り付け固定具(102)の前記シート部分(116)で位置合わせされ て配設され、内側端部部分及び外側端部部分(122,124)を備え、かつ、 前記外側端部部分(124)は前記取り付け部分(114)に接着されており、 さらに前記スナッバベアリング(70)の前記内側ベアリングレース部分(88 )に係合した保持具(104)と、 前記保持具(104)を前記取り付け固定具(102)へと接着させるための 変形可能な接着剤(130)と、を有していることを特徴とするマウンティング アッセンブリ(100)。 2. 前記変形可能な接着剤(130)は、約1.4x106N/m2(200p si)から約6.9x106N/m2(1000psi)の弾性率を有しているこ とを特徴とする請求項1に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 3. 前記取り付け部分(114)は、前記保持具(104)の前記外側端部を 受け止めるように反曲していることを特徴とする請求項1に記載のマウンティン グアセンブリ(100)。 4. 前記保持具(104)は、少なくとも一つの応力開放用横方向スロット( 132)を備えていて、前記取り付け固定具(102)と前記保持具(104) の間の接着剪断応力を低減させていることを特徴とする請求項1に記載のマウン ティングアッセンブリ(100)。 5. 前記取り付け固定具(102)は、少なくとも一つの応力開放用径方向ス ロット(156)を有しており、前記保持具(104)は、少なくとも一つの応 力開放用前部スロット(134)を前記径方向スロット(156)と位置合わせ されて備えられていて、前記フレックスビームコネクタ(22)の関節運動によ って発生する接合ライン引っ張り応力を低減させるようになっていることを特徴 とする請求項4に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 6. 前記内側ベアリングレース部分(88)は、円筒状の反発ピ ン(92)を有していて、前記保持具(104)は、中心アパーチャ(128) を備え、かつ、前記取り付け固定具(102)は、多重マウンティングアパーチ ャ(190)を有し、この多重マウンティングアパーチャ(190)は、さらに 前記中心アパーチャ(128)に対して同軸、かつ、これよりも大きくされてい て、前記円筒状反発ピン(92)が、前記中心アパーチャ(128)及び前記多 重マウンティングアパーチャ(190)内に配設され、前記スナッバベアリング (70)に作用する遠心力負荷が、前記変形可能な接着剤(130)の破壊に際 して最初に前記保持具(104)の前記中心アパーチャ(128)を介して伝達 され、次いで前記多重マウンティングアパーチャ(190)に伝達されるように なっていることを特徴とする請求項1に記載のマウンティングアッセンブリ(1 00)。 7. 前記保持具(104)の前記内側端部部分及び前記外側端部部分(122 ,124)の上側に配設され、前記保持具(104)を多重に保持させるための 前記フレックスビームコネクタ(22)を取り囲んでいるストラップ部材(17 0)と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のマウンティングアッ センブリ(100)。 8. ベアリングレスロータアッセンブリ(10)にヘリコプタのスナッバベア リング(70)を取り付け、前記スナッバベアリング(70)に作用する遠心力 負荷に反発させるための多重負荷経路を 与えるためのマウンティングアッセンブリ(100)であって、前記ベアリング レスロータアッセンブリ(10)は、トルクドライブハブ部材(18)に取り付 けられたフレックスビームコネクタ(22)を備え、前記スナッバベアリング( 70)は、内側ベアリングレース部分(88)を備え、さらに、 前記フレックスビームコネクタ(22)に取り付けられ、内側端部部分(11 2)と、そこから径方向外側に延びている取り付け部分(114)と、それらの 間に延びているシート部分(116)と、を備えた取り付け固定具(102)と 、 前記取り付け固定具(102)の前記シート部分(116)と位置決めされて 配設され、内側端部部分及び外側端部部分(122,124)を備え、かつ、前 記外側端部部分(124)は前記取り付け部分(114)に接着されており、さ らに前記スナッバベアリング(70)の前記内側ベアリングレース部分(88) に係合した保持具(104)と、 前記保持具(104)を前記取り付け固定具(102)へと接着させるための 変形可能な接着剤(130)と、 前記内側端部部分(112)を前記トルクドライブハブ部材(18)にマウン トさせるための第二の保持手段(30,110)と、を有しており、 前記スナッバベアリング(70)に作用する前記遠心力負荷は、まず、前記フ レックスビームコネクタ(22)を介して伝達され、次いで前記トルクドライブ ハブ部材(18)によって反発させるため、前記取り付け固定具(102)を介 して伝達されるようになっ ていることを特徴とするマウンティングアッセンブリ(100)。 9. 前記変形可能な接着剤(130)は、約1.4x106N/m2(200p si)から約6.9x106N/m2(1000psi)の弾性率を有しているこ とを特徴とする請求項8に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 10. 前記取り付け部分(114)は、前記保持具(104)の前記外側端部 (124)を受け止めるように反曲していることを特徴とする請求項8に記載の マウンティングアセンブリ(100)。 11. 前記保持具(104)は、少なくとも一つの応力開放用横方向スロット (132)を備えていて、前記取り付け固定具(102)と前記保持具(104 )の間の接着剪断応力を低減させていることを特徴とする請求項8に記載のマウ ンティングアッセンブリ(100)。 12. 前記取り付け固定具(102)は、少なくとも一つの応力開放用の径方 向スロット(156)を有しており、前記保持具(104)は、少なくとも一つ の応力開放用前部スロット(134)を前記径方向スロット(156)と位置合 わせされるように備えていて、前記フレックスビームコネクタ(22)の関節運 動によって発生する接合ライン引っ張り応力を低減させるようになっていること を特徴とする請求項11に記載のマウンティングアッセンブリ(1 00)。 13. 前記内側ベアリングレース部分(88)は、円筒状の反発ピン(92) を有していて、前記保持具(104)は、中心アパーチャ(128)を備え、か つ、前記取り付け固定具(102)は、多重マウンティングアパーチャ(190 )を有し、この多重マウンティングアパーチャ(190)は、さらに前記中心ア パーチャ(128)に対して同軸、かつ、これよりも大きくされていて、前記円 筒状反発ピン(92)が、前記中心アパーチャ(128)及び前記多重マウンテ ィングアパーチャ(190)内に配設され、前記スナッバベアリング(70)に 作用する遠心力負荷が、前記変形可能な接着剤(130)の破壊に際して最初に 前記保持具(104)の前記中心アパーチャ(128)を介して伝達され、次い で前記多重マウンティングアパーチャ(190)に伝達されるようになっている ことを特徴とする請求項8に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 14. 前記保持具(104)の前記内側端部部分及び前記外側端部部分(12 2,124)の上側に配設され、前記保持具(104)を多重に保持させるため の前記フレックスビームコネクタ(22)を取り囲んでいるストラップ部材(1 70)と、をさらに有することを特徴とする請求項8に記載のマウンティングア ッセンブリ(100)。 15. 前記フレックスビームコネクタ(22)は、前記トルクドライブハブ部 材(18)へとピン連結手段によって取り付けられており、このピン連結は、根 本端アパーチャ(186)と、アパーチャ(188)と、を備え、前記トルクド ライブハブ部材(18)及び前記アパーチャ(186,188)を通して配設さ れている連結ピン(30)と、を有しており、第二の保持手段(30,110) は、第二の保持アパーチャ(110)を備えた前記取り付け固定具(102)の 前記内側端部部分(112)を含んだものであり、前記連結ピン(30)は、さ らに前記第二の保持アパーチャ(110)に係合していることを特徴とする請求 項8に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 16. ベアリングレスロータアッセンブリ(10)にヘリコプタのスナッバベ アリング(70)を取り付け、前記スナッバベアリング(70)に作用する遠心 力負荷に反発させるための多重負荷経路を与えるためのマウンティングアッセン ブリ(100)であって、前記ベアリングレスロータアッセンブリ(10)は、 トルクドライブハブ部材(18)に取り付けられたフレックスビームコネクタ( 22)を備え、前記スナッバベアリング(70)は、内側ベアリングレース部分 (88)を備え、さらに、 前記フレックスビームコネクタ(22)に取り付けられ、内側端部部分(11 2)と、その径方向外側に延びた取り付け部分(114)と、それらの間に延び ているシート部分(116)と、を備えた取り付け固定具(102)と、を有し 、前記内側端部及び前記シ ート部分(112),(116)は、接合ライン領域(Bi,Bs)を画成し、 前記内側端部部分(112)の前記接合ライン領域(Bi)は、前記シート部分 (116)の前記接合ライン面(Bs)よりも大きくされており、 前記取り付け固定具(102)の前記シート部分(116)に位置合わせされ るように配設され、前記取り付け部分(114)に接着され、さらに前記スナッ バベアリング(70)の前記内側ベアリングレース部分(88)に係合するよう にされた保持具(104)と、 前記保持具(104)を前記取り付け固定具(102)へと変形可能に接着さ せるための接着剤(130)と、を有していて、 前記スナッバベアリング(70)に作用する前記遠心力負荷は、まず、前記 シート部分(116)の接合ライン領域(Bs)によって前記フレックスビーム コネクタ(22)を介して伝達され、次いで前記内側端部部分(112)の前記 接合ラン領域(Bi)によって、フレックスビームコネクタ(22)へと多重に 伝達されるようにされていることを特徴とするマウンティングアッセンブリ(1 00)。 17. 前記取り付け固定具(102)の前記シート部分(116)は、特性幅 寸法(Ws)を有しており、かつ、前記フレックスビームコネクタ(22)は、 特性幅寸法(Wf)を有していて、前記フレックスビームコネクタ(22)の前 記幅寸法(Wf)は、前記シート部分(116)の前記幅寸法(Ws)よりも大 きくなっていて、 前記フレックスビームコネクタ(22)のフラップ運動及びピッチ運動によって 誘発された剪断応力を低減させるようになっていることを特徴とする請求項16 に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。 18. 前記ベアリングレスロータアッセンブリ(10)は、回転軸(16)を 有しているとともに、それぞれが対応するスナッバベアリング(70,70’) を備え、フレックスビーム(22,22’)を有する対向したロータブレードア センブリ(20,20’)を有し、前記対向フレックスビームコネクタ(22, 22’)は、クロスビーム部材(200)を画成しているものであって、前記マ ウンティングアッセンブリはさらに、 前記クロスビーム部材(200)に取り付けられた取り付け固定具(102’ )を有し、前記取り付け固定具(102’)は、内側端部(112’)と、その 径方向外側に延びた取り付け部分(114’)と、それらの間に配設されたシー ト部分(116’)と、を有する対向したマウンティングアッセンブリ(100 ’)と、 前記取り付け固定具(102’)の前記シート部分(116’)に位置合わせ されるように配設され、内側端部部分及び外側端部部分(122’,124’) を備え、かつ、前記外側端部部分(114’)は前記外側端部部分(124’) に接着されており、さらに前記スナッバベアリング(70’)の前記内側ベアリ ングレース部分(88’)に係合する保持具(104’)と、 前記保持具(104’)を前記取り付け固定具(102’)へと 接着させるための変形可能な接着剤(130)と、を有していて、 前記取り付け固定具(102,102’)の前記内側端部部分(112、11 2’)が連続して中心ストラップ部分(210)を形成させ、前記クロスビーム 部材(200)及び前記中心ストラップ部分(210)は、前記回転軸(16) を横切って延びていて、対向する前記スナッバベアリング(70,70’)に作 用する遠心力負荷は、まずクロスビーム部材(200)を介して伝達され、さら に一つのスナッバベアリング(70)から別のスナッバベアリング(70’)へ と前記中心ストラップ部分(210)を横切って多重に伝達されていることを特 徴とする請求項1に記載のマウンティングアッセンブリ(100)。
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