JPH10507789A - 持続性香料を含有した洗剤組成物 - Google Patents

持続性香料を含有した洗剤組成物

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JPH10507789A JP8514071A JP51407195A JPH10507789A JP H10507789 A JPH10507789 A JP H10507789A JP 8514071 A JP8514071 A JP 8514071A JP 51407195 A JP51407195 A JP 51407195A JP H10507789 A JPH10507789 A JP H10507789A
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Abstract

(57)【要約】 有効な持続性香料組成物を含有した洗剤組成物が提供される。具体的には、洗剤組成物は、約250℃以上の通常標準圧力で測定されたB.P.と、約1000以上のオクタノール/水分配係数Pを有する、即ち約3以上のlogP又は計算logPを有することで特徴付けられる持続性香料成分少くとも約70%を含む香料組成物を含んでなる。香料はハロゲン化芳香物質とニトロムスクを実質上含まない。組成物は、好ましくはアニオン系及び/又はノニオン系洗浄界面活性剤を含んだ洗浄界面活性剤系約0.01〜約95%も含有している。組成物は顆粒、液体、ペースト、固形品等の形態をとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 持続性香料を含有した洗剤組成物 発明の分野 本発明は、一般的に、有効な持続性香料を含有した洗剤組成物に関する。これ らの組成物は、布帛に永続的(substantive)である天然及び/又は合成誘導(deri ved)香料を含有している。これらの組成物は処理された布帛で良い香料付着性を 発揮し、こうして洗濯プロセス中に失われる香料を最少に抑える。本発明の洗剤 組成物は液体、顆粒又は固形洗濯組成物として処方することができる。 発明の背景 クリーニング製品中の香料は嗅覚的な美的効果を発揮し、清潔さのシグナルと して働く。これらはこれら製品で特に重要な機能である。布帛でデリバリー有効 性と持続性の双方を改善させる努力が続けられている。クリーニングプロセス中 に、実質量の香料が洗浄水及び/又はすすぎ水及び/又は後の乾燥で失われる。 いかなる香料も最少量の物質で最大効果を発揮し、その物質ができるだけ安全か つ無刺激性であることが、極めて重要である。 香料業者は、通常経験により、“永続性”及び/又は非刺激性である一部の具 体的な香料成分について何らかの知識を有している。永続性香料成分とは、クリ ーニングプロセスで布帛に有効に付着して、後で乾燥された布帛において正常な 嗅覚の鋭さを有する人々により検出しうる、香気化合物である。どんな香料成分 が永続性であるかという知識にはむらがあって、不完全である。 本発明の目的は、有効に留められ、最少量の物質で美的効果を長期間にわたり 洗濯物上に保ち、クリーニング、すすぎ及び/又は乾燥ステップで喪失及び/又 は浪費されない、持続性香料を含有したクリーニング組成物を提供することであ る。できるかぎり無刺激性である香料を提供することも目的である。 発明の要旨 本発明は、最少量の物質(“持続性香料”)で長期持続性の美的効果を発揮す る、香料を含有した洗濯洗剤組成物に関する。その最も広い面において、本発明 は洗浄効果を発揮する界面活性剤系と一緒に、本明細書で定義される持続性香料 組成物の有効量を含有した洗剤組成物に関する。本発明の洗剤で使用に適した多 数の香料処方物は、後記のような公知の香料又は芳香成分から製造できる。 本明細書で用いられるすべてのパーセンテージ、比率及び割合は、他で指摘さ れないかぎり重量により、すべての数値はおよそである。本明細書で引用された 特許及び刊行物を含めたすべての文献は、参考のため本明細書に組み込まれる。 本発明には、持続性香料を含有した洗剤組成物と、汚れた布帛の洗濯方法を含 む。その方法は、本明細書で記載されたような洗剤組成物の有効量を含有した水 性媒体と汚れた布帛を接触させるステップからなる。本発明の様々な態様におい て、汚れた布帛を手洗いするために適した顆粒、液体及び固形洗濯組成物が提供 される。 発明の具体的な説明 本発明は、好ましくは、組成物の重量で: (A)約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.005〜約5%、更に好 ましくは約0.01〜約3%の持続性香料組成物と (B)約0.01〜約95%、好ましくは約5〜約85%、更に好ましくは約3 〜約30%、更に一層好ましくは約5〜約22%の界面活性剤系 を含んでなる洗剤組成物に特に関する。 A.持続性香料組成物 洗濯洗剤組成物は、当業界において一般的に、洗濯プロセス中に環境に、特に 清潔な洗濯物に良い香気を与えるために、香料を含有している。これらの慣用的 香料組成物は、永続性もやや考慮して、主にそれらの香気の特質から通常選択さ れる。 本明細書で開示されるような持続性香料成分は、洗濯洗剤組成物中に処方され 、実質的に付着されて、すすぎ及び/又は乾燥ステップ中ずっと洗濯物上に留ま る。これらの持続性香料成分は浪費される物質を最少に抑えながら、なお消費者 が評価する良い審美性を発揮する。 持続性香料成分は、その沸点(B.P.)と、そのオクタノール/水分配係数 (P)により特徴付けられる。香料成分のオクタノール/水分配係数は、オクタ ノール中と水中との間におけるその平衡濃度の比率である。本発明の香料成分は 約250℃以上、好ましくは約260℃以上の通常標準圧力で測定されたB.P .と、約1000以上のオクタノール/水分配係数Pを有している。本発明の香 料成分の分配係数は高い値を有しているため、それらは基数10のそれらの対数 、logPの形でより便宜的に示される。このため、本発明の香料成分は約3以 上、好ましくは約3.1以上、更に一層好ましくは約3.2以上のlogPを有 している。 多くの香料成分の沸点は、参考のため本明細書に組み込まれる、例えば″Perf ume and Flavor Chemicals(Aroma Chemicals)″,Steffen Arctander,著者発行,1 969で示されている。 多くの香料成分のlogPが報告されている:例えばDaylight Chemical Info rmation Systems,Inc.(Daylight CIS),Irvine,Californiaから入手できるPomona 92データベースではオリジナル文献の引用と一緒に多くを含んでいる。しかし ながら、logP値はDaylight CISから入手できる“CLOGP”プログラムに より計算すると最も便利である。このプログラムでは、それらがPomona 92デ ータベースで利用できるとき、実験logP値についても掲載している。“計算 logP”(ClogP)はHansch & Leoのフラグメントアプローチによ り決定される(cf.,A.Leo in Comprehensive Medicinal Chemistry,Vol.4,C.Hans ch,P.G.Sammens,J.B.Taylor & C.A.Ramsden,Eds.,p.295,Pergamon Press,1990、 参考のため本明細書に組み込まれる)。フラグメントアプローチは各香料成分の 化学構造に基づいており、原子の数及びタイプ、原子結合と化学結合について考 慮している。この物理化学的性質について最も信頼できて広く用いられる推定値 であるClogP値は、本発明で有用な香料成分の選択に際して、実験logP 値の代わりに用いられることが好ましい。 このため、約250℃以上のB.P.と約3以上のClogP又は実験log Pを有する成分から構成される香料組成物が洗濯洗剤組成物で用いられるとき、 その香料は布帛上で非常に効果的に付着して、すすぎ及び乾燥ステップ後も永続 性を留めている。しかも、意外なことに、これらの同様な香料組成物は皮膚に対 して非常にマイルドで、比較的無刺激性である。 表1は本発明の洗濯洗剤組成物で有用な持続性香料成分の一部非制限例につい て示している。本発明の持続性香料組成物は、少くとも約3種の異なる持続性香 料成分、更に好ましくは少くとも約4種の異なる持続性香料成分、更に一層好ま しくは少くとも約5種の異なる持続性香料成分を含有している。更に、本発明の 持続性香料組成物は、少くとも約70wt%の持続性香料成分、好ましくは少く とも約75wt%の持続性香料成分、更に好ましくは少くとも約80wt%の持 続性香料成分、更に一層好ましくは少くとも約85wt%の持続性香料成分を含 有している。本発明の洗濯洗剤組成物は約0.001〜約10%、好ましくは約 0.005〜約5%、更に好ましくは約0.01〜約3%、更に一層好ましくは 約0.02〜約2%の持続性香料組成物を含有している。 香料業界では、無香気であるか又は非常にかすかな香気を有する一部の物質も 希釈剤又はエキステンダーとして用いられる。これら物質の非制限例はジプロピ レングリコール、ジエチルフタレート、トリエチルシトレート、イソプロピルミ リステート及びベンジルベンゾエートである。これらの物質は、例えば一部の固 体又は粘稠香料成分を溶解又は希釈して、例えば取扱い及び/又は処方を改善さ せるか、あるいは例えば蒸気圧を減少させることで揮発性成分を安定化させるた めに用いられる。これらの物質は本発明の持続性香料組成物の規定/処方上重要 でない。 本発明の洗濯処理組成物で最少に抑えるべき非持続性香料成分は、約250℃ 未満のB.P.を有するか、又は約3.0未満のlogP(又はClogP)を 有するか、あるいは約250℃未満のB.P.と約3.0未満のlogP(又は ClogP)を有するものである。表2は非持続性香料成分の一部非制限例につ いて示す。一部の特別な洗濯組成物では、一部の非持続性香料成分が例えば製品 臭を改善するために少量で用いられる。しかしながら、浪費を最少に抑えるため に、本発明の持続性香料組成物は約30wt%未満の非持続性香料成分、好まし くは約25wt%未満の非持続性香料成分、更に好ましくは約20wt%未満の 非持続性香料成分、更に一層好ましくは約15wt%未満の非持続性香料成分を 含有している。 洗剤組成物で使用に適した香料は公知の芳香成分から処方でき、環境適合性を高 める目的だと、香料はハロゲン化芳香物質とニトロムスクを実質上含まないこと が好ましい。 B.洗浄界面活性剤 洗剤組成物は約0.01〜約95%、好ましくは約5〜約85%、更に好まし くは約3〜約30%、更に一層好ましくは約5〜約22%の界面活性剤系を含ん でいる。利用される洗浄界面活性剤はアニオン系、ノニオン系、双極性、両性又 はカチオン系タイプでも、あるいはこれらタイプの適合性混合物からなっていて もよい。本発明で有用な洗浄界面活性剤は、1972年5月23日付で発行され たNorrisの米国特許第3,664,961号、1975年12月30日付で発行 されたLaughlinらの米国特許第3,919,678号、1980年9月16日付 で発行されたCockrellの米国特許第4,222,905号及び1980年12月 16日付で発行されたMurphyの米国特許第4,239,659号明細書で記載さ れている。これらすべての特許が参考のため本明細書に組み込まれる。 界面活性剤の中では、アニオン系及びノニオン系が好ましく、アニオン系が最 も好ましい。このような好ましいアニオン系界面活性剤は、それ自体がいくつか の異なるタイプからなる。例えば、高級脂肪酸の水溶性塩、即ち“石鹸”が本組 成物で有用なアニオン系界面活性剤である。これには、約8〜約24の炭素原子 、好ましくは約12〜約18の炭素原子を有した高級脂肪酸のナトリウム、カリ ウム、アンモニウム及びアルキロールアンモニウム塩のようなアルカリ金属石鹸 がある。石鹸は油脂の直接ケン化によるか又は遊離脂肪酸の中和により作られる 。ココナツ油及び獣脂から誘導される脂肪酸の混合物のナトリウム及び/又はカ リウム塩、即ちナトリウム及び/又はカリウム獣脂及び/又はココナツ石鹸が特 に有用である。高い起泡性が望まれるならば、分岐鎖C10‐C16石鹸が使用でき る。 本発明で使用に適した追加アニオン系界面活性剤には、炭素原子約10〜約 20のアルキル基とスルホン酸又は硫酸エステル基とをそれらの分子構造中に有 した有機硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属、アンモニウム及 び/又はアルキロールアンモニウム塩がある(“アルキル”という用語の中には アシル基のアルキル部分も含まれる)。合成界面活性剤のこのグループの例は、 a)ナトリウム、カリウム及び/又はエタノールアミンアルキルサルフェート、 特に高級アルコール(C8‐C18炭素原子)を硫酸化することにより得られたも の、例えば一級、分岐鎖及び/又はランダムC10‐C20アルキルサルフェート( “AS”)〔このようなアルキルサルフェートには、式CH3(CH2x(CH OSO3 -+)CH3及びCH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3(x及 び(y+1)は少くとも約7、好ましくは少くとも約9の整数であり、Mは水溶 性カチオン及び/又は、特にナトリウムである)のC10‐C18二級(2,3)ア ルキルサルフェートと、オレイルサルフェートのような不飽和サルフェートを含 む〕を含めて獣脂又はココナツ油のグリセリドを還元することにより製造された もの;b)ナトリウム、カリウム及びエタノールアミンアルキルポリエトキシレ ートサルフェート、例えはC10‐C22アルキルアルコキシサルフェート(“AEx S”)、特にアルキル基が10〜18、好ましくは12〜18の炭素原子を有 して、ポリエトキシレート鎖が1〜15、好ましくは1〜7つのエトキシレート 部分を有したもの;c)アルキル基が直鎖又は分岐鎖配置で約9〜約18の炭素 原子を有したナトリウム及びカリウムアルキルベンゼンスルホネート、例えば米 国特許第2,220,099号及び第2,477,383号明細書で記載された タイプのものである。本発明で有用な界面活性剤の他の非制限例には、C10‐C18 アルキルアルコキシカルボキシレート(特にE01‐5エトキシカルボキシレ ート)、C10‐C18グリセロールエーテル、C10‐C18アルキルポリグリコシド 及びそれらの対応硫酸化ポリグリコシドと、C12‐C18α‐スルホン化脂肪酸エ ステルがある。アルキル基中における炭素原子の平均数が 約11〜13であって、C11-13LASと略記される直鎖アルキルベンゼンスル ホネートが特に有益である。 いわゆる狭いピークのアルキルエトキシレートを含めたC12‐C18アルキルエ トキシレート(“AE”)とC6‐C12アルキルフェノールアルコキシレート( 特にエトキシレートと混合エトキシレート/プロポキシレート)のような慣用的 ノニオン系界面活性剤が使用できる。好ましいノニオン系界面活性剤は式R1( OC24nOHの場合であり、ここでR1はC10‐C16アルキル基又はC8‐C1 2 アルキルフェニル基であり、nは3〜約80である。アルコール1モル当たり エチレンオキシド約5〜約20モルのC12‐C15アルコールの縮合生成物、例え ばアルコール1モル当たり約6.5モルのエチレンオキシドと縮合されたC12‐ C13アルコールが特に好ましい。追加の適切なノニオン系界面活性剤には、下記 式のポリヒドロキシ脂肪酸アミドがある: 上記式中RはC9-17アルキル又はアルケニルであり、R1はメチル基であり、Z は還元糖から誘導されるグリシチル又はそのアルコキシル化誘導体である。例は N‐メチル N‐1‐デオキシグルシチルココアミド、N‐メチル N‐1‐デ オキシグルシチルオレアミド、C10‐C18N‐(3‐メトキシプロピル)グルカ ミド及びC12‐C18N‐メチルグルカミドである。WO9,206,154参照 。N‐プロピル〜N‐ヘキシルC12‐C18グルカミドは低起泡性のために使用で きる。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造方法は知られており、Wilsonの米国特 許第2,965,576号及びSchwartzの米国特許第2,703,798号明細 書でみられ、その開示は参考のため本明細書に組み込まれる。アニオン系及びノ ニオン系界面活性剤の混合物が特に有用である。 所望であれば、C12‐C18ベタイン及びスルホベタイン(“スルタイン”)、 C10‐C18アミンオキシド等のような慣用的両性界面活性剤も全体の組成物中に 含有させることができる。他の慣用的な有用界面活性剤は標準テキストに掲載さ れている。 C10‐C18アルキルアルコキシサルフェート(“AExS”;特にEO1‐7 エトキシサルフェート)及びC12‐C18アルキルエトキシレート(“AE”)は 本明細書で記載された洗剤にとり最も好ましい。 C.洗浄ビルダー 洗浄ビルダーは、ミネラル硬度のコントロールを助ける上で、本組成物中に場 合により含有させることができる。無機及び有機ビルダーが使用できる。ビルダ ーは粒状土の除去を助けるために布帛洗濯組成物中で典型的に用いられる。 ビルダーのレベルは組成物の最終用途及びその望ましい物理的形態に応じて広 く変わる。存在するとき、組成物は典型的には少くとも約1%のビルダーを含ん でいる。液体処方物は、典型的には約5〜約50重量%、更に典型的には約5〜 約30%の洗浄ビルダーを含む。顆粒処方物は、典型的には約10〜約80重量 %、更に典型的には約15〜約50%の洗浄ビルダーを含む。しかしながら、そ れ以下又は以上のレベルのビルダーが排除される意味ではない。 無機リン含有洗浄ビルダーには、ポリホスフェート(トリポリホスフェート、 ピロホスフェート及びガラス質ポリマーメタホスフェートで例示される)及び/ 又はホスホネートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム 塩があるが、それらに限定されない。リンベースビルダーが使用できる状況下、 特に手で洗濯する操作に用いられる固形製品の処方では、周知のナトリウム及び /又はカリウムトリポリホスフェート、ピロホスフェート及び/又はオルトホス フェートのような様々なアルカリ金属ホスフェートが使用できる。エタン‐1‐ ヒドロキシ‐1,1‐ジホスホネート及び他の公知ホスホネートのようなホスホ ネートビルダー(例えば、米国特許第3,159,581号、第3,213,0 30号、第3,422,021号、第3,400,148号及び第3,422, 137号明細書参照)も使用できる。しかしながら、無リン酸ビルダーは一部の 地方で必要とされる。 適切な無リン無機ビルダーの例には、シリケート、ボレート、フィチン酸、カ ーボネート(ビカーボネート及びセスキカーボネートを含む)、サルフェート及 びアルミノシリケートがある。ナトリウム及びカリウムカーボネート、ビカーボ ネート、セスキカーボネート、テトラボレート十水和物と、約0.5〜約4.0 、好ましくは約1.0〜約2.4のSiO2対酸化アルカリ金属の重量比を有す るシリケートが特に好ましい。シリケートビルダーの例は、アルカリ金属シリケ ート、特に1.6:1〜3.2:1範囲のSiO2:Na2O比を有するものであ る。参考のため本明細書に組み込まれるCorkillらの米国特許第4,605,5 09号明細書で記載されたような結晶積層シリケートも本発明の洗剤組成物で使 用に適している。他の積層ナトリウムシリケートは、1987年5月12日付で H.P.Rieckに発行された米国特許第4,664,839号明細書で記載されてい る。NaSKS‐6はHoechstにより販売される結晶積層シリケートの商標名で ある(一般的に本明細書では“SKS‐6”と略記される)。ゼオライトビルダ ーと異なり、NaSKS‐6シリケートビルダーはアルミニウムを含んでいない 。NaSKS‐6はδ‐Na2SiO5形態の積層シリケートを有している。それ はドイツDE‐A‐3,417,649及びDE‐A‐3,742,043で記 載されたような方法により製造できる。SKS‐6が本発明で使用上高度に好ま しい積層シリケートであるが、他のこのような積層シリケート、例えば一般式N aMSix2x+1・yH2O(Mはナトリウム又は水素であり、xは1.9〜4、 好ましくは2の数であり、yは0〜20、好ましくは0の数である)を有したも のも本発明で使用できる。Hoechstによる様々な他の積層シリケートには、α、 β及びγ形としてNaSKS‐5、NaSKS‐7及びNaSKS‐11がある 。 上記のように、δ‐Na2SiO5(NaSKS‐6形)が本発明で使用上最も好 ましい。顆粒処方でクリスプニング(Crispening)剤として、酸索漂白剤用の安定 剤として及び起泡コントロール系の成分として働ける、例えばマグネシウムシリ ケートのような他のシリケートも有用である。 カーボネートビルダーの例は、1973年11月15日付で公開されたドイツ 特許出願第2,321,001号明細書で開示されるようなアルカリ土類及びア ルカリ金属カーボネートである。 アルミノシリケートビルダーは本発明で有用である。アルミノシリケートビル ダーはほとんどの現行市販重質顆粒洗剤組成物で非常に重要であり、液体洗剤処 方で重要なビルダー成分でもある。アルミノシリケートビルダーには下記実験式 を有するものがある: Mz〔(zAlO2y〕・xH2O 上記式中z及びyは少くとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約0. 5の範囲であり、xは約15〜約264の整数である。 有用なアルミノシリケートイオン交換物質は市販されている。これらのアルミ ノシリケートは構造上結晶でも非晶質でもよく、天然アルミノシリケートでも又 は合成してもよい。アルミノシリケートイオン交換物質の製造方法は、1976 年10月12日付で発行されたKrummelらの米国特許第3,985,669号明 細書で開示されている。本発明で有用な好ましい合成結晶アルミノシリケートイ オン交換物質はゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAP及びゼオ ライトXという名称で市販されている。特に好ましい態様において、結晶アルミ ノシリケートイオン交換物質は下記式を有している: Na12〔(AlO212(SiO212〕・xH2O 上記式中xは約20〜約30、特に約27である。この物質はゼオライトAとし て知られる。脱水ゼオライト(x=0〜10)も本発明で使用できる。好ましく は、アルミノシリケートは直径約0.1〜10ミクロンの粒度を有する。 本発明で有用な水溶性無リン有機ビルダーには、様々なアルカリ金属、アンモ ニウム及び/又は置換アンモニウムポリアセテート、カルボキシレート、ポリカ ルボキシレート及びポリヒドロキシスルホネートがある。様々なポリカルボキシ レート化合物が適している。本発明で用いられる“ポリカルボキシレート”とは 、多数のカルボキシレート基、好ましくは少くとも3つのカルボキシレートを有 した化合物に関する。ポリカルボキシレートビルダーは通常酸形で組成物に加え られるが、中和塩の形で加えてもよい。塩形で利用される場合には、ナトリウム 、カリウム及びリチウムのようなアルカリ金属、又はアルカノールアンモニウム 塩が好ましい。 特に好ましいポリカルボキシレートビルダーは、エーテルカルボキシレートビ ルダーである。オキシジサクシネートを含めたエーテルポリカルボキシレートは 、例えば1964年4月7日付で発行されたBergの米国特許第3,128,28 7号及び1972年1月18日付で発行されたLambertiらの米国特許第3,63 5,830号明細書で開示されている。更に、1987年5月5日付でBushらに 発行された米国特許第4,663,071号の“TMS/TDS”ビルダー参照 。適切なエーテルポリカルボキシレートには、米国特許第3,923,679号 、第3,835,163号、第4,158,635号、第4,120,874号 及び第4,102,903号明細書で記載されたような環式化合物、特に脂環式 化合物も含む。 他の有用な洗浄ビルダーには、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無 水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5 ‐トリヒドロキシベンゼン‐2,4,6‐トリスルホン酸及びカルボキシメチル オキシコハク酸と、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢 酸の様々なアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩と、メリット酸 、 コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン‐1,3,5‐トリカ ルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸及びそれらの可溶性塩のようなポリ カルボキシレートがある。 シトレートビルダー、例えばクエン酸及びその可溶性塩(特にナトリウム塩) は、再生源からのそれらの利用性とそれらの生分解性のために、重質液体洗剤処 方で特に重要なポリカルボキシレートビルダーである。シトレートは、特にゼオ ライト及び/又は積層シリケートビルダーと組合せて、顆粒組成物でも使用でき る。オキシジサクシネートもこのような組成物及び組合せで特に有用である。 本発明の洗剤組成物では、1986年1月28日付で発行されたBushの米国特 許第4,566,984号明細書で開示された3,3‐ジカルボキシ‐4‐オキ サ‐1,6‐ヘキサンジオエート類と関連化合物も適している。有用なコハク酸 ビルダーには、C5‐C20アルキル及びアルケニルコハク酸とその塩がある。こ のタイプの特に好ましい化合物はドデセニルコハク酸である。サクシネートビル ダーの具体例には、ラウリルサクシネート、ミリスチルサクシネート、パルミチ ルサクシネート、2‐ドデセニルサクシネート(好ましい)、2‐ペンタデセニ ルサクシネート等がある。ラウリルサクシネートがこのグループの好ましいビル ダーであり、1986年11月5日付で公開された欧州特許出願第862006 90.5/0,200,263号明細書で記載されている。 他の適切なポリカルボキシレートは、1967年3月7日付で発行されたDieh lの米国特許第3,308,067号明細書で開示されている。更にDiehlの米国 特許第3,723,322号明細書参照。本発明で使用上更に他の適切なポリカ ルボキシレートは、1979年3月13日付で発行されたCrutchfieldらの米国 特許第4,144,226号及び1979年3月27日付で発行されたCrutchfi eldらの米国特許第4,246,495号明細書で記載されたポリアセタールカ ルボキシレートであり、双方とも参考のため本明細書に組み込まれる。 脂肪酸、例えばC12‐C18モノカルボン酸も単独で、あるいは追加ビルダー活 性を与えるために前記ビルダー、特にシトレート及び/又はサクシネートビルダ ーと組合せて、組成物中に配合できる。脂肪酸のこのような使用は処方業者によ り考慮されるべき起泡性の減少を通常起こす。 D.任意成分 本組成物は、クリーニング性能、クリーニングされる基材の処理を助ける又は 高めるか、あるいは洗剤組成物の審美性を変えるために、1種以上の他の洗剤補 助物質又は他の物質(例えば、着色剤、色素等)を場合により含有することがで きる。以下はこのような補助物質の例示である。1.セルラーゼ酵素 本洗剤組成物で場合により用いられるセルラーゼ酵素は、存在するならば、好 ましくは重量で組成物1g当たり約5mg以内、更に好ましくは約0.01〜約 3mgの活性酵素を供給するために十分なレベルで配合される。換言すれば、本 組成物は、好ましくは約0.001〜約5重量%、好ましくは約0.01〜約1 %の市販酵素製品を含んでいる。 本発明で適したセルラーゼには細菌又は真菌双方のセルラーゼを含む。好まし くは、それらは5〜9.5の至適pHを有する。適切なセルラーゼは1984年 3月6日付で発行されたBarbesgoardらの米国特許第4,435,307号明細 書で開示されており、そこではHumicola insolens及びHumicola株DSM180 0又はAeromonas属に属するセルラーゼ212生産真菌から生産される真菌セル ラーゼ、海洋軟体動物(Dolabella Auilcula Solander)の肝膵から抽出されるセ ルラーゼについて開示しており、適切なセルラーゼはGB‐A‐2,075,0 28、GB‐A‐2,095,275及びDE‐OS‐2,247,832でも 開示されている。加えて、本発明で使用に特に適したセルラーゼはWO92‐1 3057明細書(Procter & Gamble)で開示されている。最も好ましくは、本洗 Industries A/Sから市販されている。2.他の酵素 追加酵素も、例えばタンパク質ベース、炭水化物ベース又はトリグリセリドベ ース汚れの除去を含めた様々な布帛洗濯目的と、遊離染料移動の防止及び布帛修 復のために、本処方物中に含有させることができる。配合される追加酵素には、 プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ及びペルオキシダーゼとそれらの混合物が ある。他のタイプの酵素も含有させてよい。それらは植物、動物、細菌、真菌及 び酵母起源のように、いかなる適切な起源であってもよい。しかしながら、それ らの選択はpH活性及び/又は至適安定性、熱安定性、活性洗剤、ビルダーに対 する安定性と、使用中に悪臭を起こすそれらの可能性のようないくつかのファク ターにより支配される。この点において、細菌アミラーゼ及びプロテアーゼのよ うな細菌又は真菌酵素が好ましい。 酵素は組成物1g当たり重量で約5mg以内、更に典型的には約0.01〜約 3mgの活性酵素を供給するために十分なレベルで通常配合される。換言すれば 、本組成物は典型的には約0.001〜約5重量%、好ましくは0.01〜1% の市販酵素製品を含む。プロテアーゼ酵素は、組成物1g当たり0.005〜0 .1Anson単位(AU)の活性を供給するために十分なレベルで、このような市 販製品中に通常存在する。 プロテアーゼの適切な例は、B.subtilis及びB.licheniformsの特定株から得ら れるズブチリシンである。もう1つの適切なプロテアーゼは8〜12のpH範囲 で最大活性を有するBacillusの株から得られ、Novo Industies A/Sから登録商品 Novoの英国特許明細書第1,243,784号明細書で記載されている。市販さ れているタンパク質ベース汚れの除去に適したタンパク質分解酵素には、Novo るものがある。他のプロテアーゼには、プロテアーゼA(1985年1月9日付 で公開された欧州特許出願第130,756号明細書参照);プロテアーゼB( 1987年4月28日付で出願された欧州特許出願第87303761.8号及 び1985年1月9日付で公開されたBottらの欧州特許出願第130,756号 明細書参照);1以上の下記特許:Caldwellらの米国特許第5,185,258 号、第5,204,015号及び第5,244,791号によるGenencor Inter national,Inc.により作製されたプロテアーゼがある。 アミラーゼには、例えば英国特許明細書第1,296,839号(Novo)明細 書で記載されたα‐アミラーゼ、International Bio-Synthetics,Inc.の 洗剤用に適したリパーゼ酵素には、英国特許第1,372,034号明細書で 開示されたPseudomonas stutzeri ATCC 19.154のようなPseudomona s属の微生物により生産されるものがある。更に1978年2月24日付で公開 された日本特許出願第53‐20487号のリパーゼ参照。このリパーゼは商品 名リパーゼP'Amano'として日本、名古屋のAmano Pharmaceutical Co.Ltd.から 市販され、以下'Amano-P'と称される。他の市販リパーゼにはAmano-CES、リ パーゼ ex Chromobacter viscosum、例えば日本、田方郡の東洋醸造社から市販 されるChromobacter viscosum var.lipolyticum NRRLB3673;USAの U.S.Biochemical Corp.及びオランダのDisoynth Co.からのChromobacter visco sum リパーゼ;リパーゼ ex Pseudomonas gladioliがある。 O341,947参照)が本発明で使用上好ましいリパーゼである。 ペルオキシダーゼ酵素は酸素源、例えばペルカーボネート、ペルボレート、ペ ルサルフェート、過酸化水素等と組合せて用いられる。それらは“溶液漂白”に 、即ち洗浄操作中に基材から落ちた染料又は顔料が洗浄液中で他の基材に移動す ることを防ぐために用いられる。ペルオキシダーゼ酵素は当業界で公知であり、 それには例えば西洋ワサビペルオキシダーゼ、リグニナーゼと、クロロ及びブロ モペルオキシダーゼのようなハロペルオキシダーゼがある。ペルオキシダーゼ含 有洗剤組成物は、例えばO.Kirkにより1989年10月19日付で公開されて、 Novo Industies A/Sに譲渡された、PCT国際出願WO第89/099813号 明細書で開示されている。 様々な酵素物質と合成洗剤組成物中へのそれらの配合手段も、1971年1月 5日付で発行されたMcCartyらの米国特許第3,553,139号明細書で開示 されている。酵素は1978年7月18日付で発行されたPlaceらの米国特許第 4,101,457号及び1985年3月26日付で発行されたHughesの米国特 許第4,507,219号双方の明細書でも更に開示されている。液体洗剤処方 で有用な酵素物質とこのような処方中へのそれらの配合は、1981年4月14 日付で発行されたHoraらの米国特許第4,261,868号明細書で開示されて いる。洗剤で有用な酵素は様々な技術で安定化させることができる。典型的顆粒 又は粉末洗剤は、酵素顆粒を用いることで有効に安定化させることができる。酵 素安定化技術は、1971年8月17日付で発行されたGedgeらの米国特許第3 ,600,319号及び1986年10月29日付で公開されたVenegasの欧州 特許出願公開第0 199 405号、出願第86200586.5号明細書で 開示及び例示されている。酵素安定化系も、例えば米国特許第3,519,57 0号明細書で記載されている。3.酵素安定剤 本発明で用いられる酵素は最終組成物中で水溶性カルシウム及び/又はマグネ シウムイオン源の存在により安定化され、それは酵素にこのようなイオンを供給 する(カルシウムイオンはマグネシウムイオンよりも通常やや有効であり、1タ イプのカチオンだけが用いられるとすれば本発明で好ましい)。追加安定は様々 な他の業界開示安定剤、特にボレート種の存在により得られる:Seversonの米国 特許第4,537,706号明細書参照。典型的洗剤、特に液体は、最終組成物 1リットル当たり約1〜約30、好ましくは約2〜約20、更に好ましくは約5 〜約15、最も好ましくは約8〜約12ミリモルのカルシウムイオンを含む。こ れは、存在する酵素の量と、カルシウム又はマグネシウムイオンに対するその応 答に応じて、やや変動しうる。カルシウム又はマグネシウムイオンのレベルは、 組成物中でビルダー、脂肪酸等との錯体形成後に酵素に役立つわずかな最少レベ ルで常に存在するように選択されるべきである。限定されないが、塩化カルシウ ム、硫酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、マレイン酸カルシウム、水酸化カル シウム、ギ酸カルシウム及び酢酸カルシウムと対応マグネシウム塩を含めた、あ らゆる水溶性カルシウム又はマグネシウム塩が、カルシウム又はマグネシウムイ オン源として使用できる。通常約0.05〜約0.4ミリモル/lの少量のカル シウムイオンが、酵素スラリー及び処方水中のカルシウムのために、組成物中に もしばしば存在する。固形洗剤組成物だと、処方物は洗濯液中でこのような量を 供給するために十分な量の水溶性カルシウムイオン源を含有することができる。 代わりに、天然水硬度でも十分である。 前記レベルのカルシウム及び/又はマグネシウムイオンであれば酵素安定性を 示す上で十分であると理解される。更にカルシウム及び/又はマグネシウムイオ ンが追加の油脂除去性能を示すために組成物に加えることができる。したがって 、一般的には、本組成物は典型的には約0.05〜約2重量%の水溶性カルシウ ム又はマグネシウムイオン源あるいは双方を含む。その量は勿論組成物で用いら れる酵素の量及びタイプに応じて変わる。 本組成物は場合により、但し好ましくは、様々な追加安定剤、特にボレートタ イプ安定剤も含有できる。典型的には、このような安定剤はホウ酸又は組成物中 でホウ酸を形成できる他のボレート化合物を(ホウ酸に基づき計算すると)組成 物中約0.25〜約10重量%、好ましくは約0.5〜約5%、更に好ましくは 約0.75〜約3%のレベルで用いられる。ホウ酸が好ましいが、酸化ホウ素、 ホウ砂及び他のアルカリ金属ボレート(例えば、オルト、メタ及びピロホウ酸ナ トリウムと五ホウ酸ナトリウム)のような他の化合物も適切である。置換ホウ酸 (例えば、フェニルボロン酸、ブタンボロン酸及びp‐ブロモフェニルボロン酸 )もホウ酸の代わりに使用できる。4.漂白化合物‐漂白剤及び漂白活性剤 本洗剤組成物は、漂白剤又は漂白剤と1種以上の漂白活性剤を含む漂白組成物 を場合により含有していてもよい。存在する場合には、漂白剤は特に布帛洗濯向 けで、典型的には洗剤組成物の約1〜約30%、更に典型的には約5〜約20% のレベルである。存在するならば、漂白活性剤の量は、典型的には漂白剤+漂白 活性剤を含有した漂白組成物の約0.1〜約60%、更に典型的には約0.5〜 約40%である。 本発明で用いられる漂白剤は、現在知られているか又は知られるようになるテ キスタイルクリーニング、硬質表面クリーニング又は他のクリーニング目的にと り、洗剤組成物で有用ないかなる漂白剤であってもよい。これらには酸素漂白剤 と他の漂白剤がある。ペルボレート漂白剤、例えばナトリウムペルボレート(例 えば、一又は四水和物)が本発明では使用できる。 制限なしに使用できる漂白剤のもう1つのカテゴリーには、過カルボン酸漂白 剤及びその塩がある。このクラスの剤の適切な例には、マグネシウムモノペルオ キシフタレート六水和物、m‐クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4‐ノニル アミノ‐4‐オキソペルオキシ酪酸及びジペルオキシドデカン二酸がある。この ような漂白剤は、1984年11月20日付で発行されたHartmanの米国特許第 4,483,781号、1985年6月3日付で出願されたBurnsらの米国特許 出願第740,446号、1985年2月20日付で公開されたBanksらの欧州 特許出願第0,133,354号及び1983年11月1日付で発行されたChun gらの米国特許第4,412,934号明細書で開示されている。高度に好まし い漂白剤には、1987年1月6日付で発行されたBurnsらの米国特許第4,6 34,551号明細書で記載されるような6‐ノニルアミノ‐6‐オキソペルオ キシカプロン酸も含む。 ペルオキシゲン漂白剤も使用できる。適切なペルオキシゲン漂白化合物には炭 酸ナトリウムペルオキシヒドレート及び相当する“ペルカーボネート”漂白剤、 ピロリン酸ナトリウムペルオキシヒドレート、尿素ペルオキシヒドレート及び過 造)も使用できる。 好ましいペルカーボネート漂白剤は約500〜約1000μm範囲の平均粒度 を有した乾燥粒子からなり、上記粒子の約10重量%以下は約200μmより小 さく、上記粒子の約10重量%以下は約1250μmより大きい。場合により、 ペルカーボネートはシリケート、ボレート又は水溶性界面活性剤でコートするこ とができる。ペルカーボネートはFMC、Solvay及びTokai Denkaのような様々 な市販元から入手できる。 漂白剤の混合物も使用できる。 ペルオキシゲン漂白剤、ペルボレート、ペルカーボネート等は好ましくは漂白 活性剤と混合され、漂白活性剤に相当するペルオキシ酸を水溶液中において(即 ち、洗浄プロセス中に)その場で生成する。活性剤の様々な非制限例は1990 年4月10日付で発行されたMaoらの米国特許第4,915,854号及び米国 特許第4,412,934号明細書で開示されている。ノナノイルオキシベンゼ ンスルホネート(NOBS)及びテトラアセチルエチレンジアミン(TAED) 活性剤が典型的であり、それらの混合物も使用できる。更に本発明で有用な他の 典型的な漂白剤及び活性剤について米国特許第4,634,554号明細書参照 。 高度に好ましいアミド系漂白活性剤は下記式の化合物である: R1N(R5)C(O)R2C(O)L 又は R1C(O)N(R5)R2C(O)L 上記式中R1は約6〜約12の炭素原子を有するアルキル基であり、R2は1〜約 6の炭素原子を有するアルキレンであり、R5はH、あるいは約1〜約10の炭 素原子を有するアルキル、アリール又はアルカリールであり、Lは適切な脱離基 である。脱離基はペルヒドロライシス(perhydrolysis)アニオンによる漂白活 性剤への求核攻撃の結果として漂白活性剤から出される基である。好ましい脱離 基はフェニルスルホネートである。 上記式の漂白活性剤の好ましい例には、参考のため本明細書に組み込まれる米 国特許第4,634,551号明細書で記載されているような、(6‐オクタン アミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6‐ノナンアミドカプロイ ル)オキシベンゼンスルホネート、(6‐デカンアミドカプロイル)オキシベン ゼンスルホネート及びそれらの混合物がある。 もう1つのクラスの漂白活性剤は、参考のため本明細書に組み込まれる、19 90年10月30日付で発行されたHodgeらの米国特許第4,966,723号 明細書で開示されたベンゾオキサジンタイプ活性剤からなる。 高度に好ましいラクタム活性剤には、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイ ルカプロラクタム、3,5,5‐トリメチルヘキサノイルカプロラクタム、ノナ ノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラク タム、ベンゾイルバレロラクタム、オクタノイルバレロラクタム、デカノイルバ レロラクタム、ウンデセノイルバレロラクタム、ノナノイルバレロラクタム、3 ,5,5‐トリメチルヘキサノイルバレロラクタム及びそれらの混合物がある。 過 ホウ酸ナトリウム中に吸着されたベンゾイルカプロラクタムを含むアシルカプロ ラクタムについて開示する、参考のため本明細書に組み込まれる1985年10 月8日付で発行されたSandersonの米国特許第4,545,784号明細書参照 。 酸素漂白剤以外の漂白剤も当業界で知られており、本発明で利用できる。特に 興味ある非酸素漂白剤の1タイプには、スルホン化亜鉛及び/又はアルミニウム フタロシアニンのような光活性化漂白剤がある。1977年7月5日付で発行さ れたHolcombeらの米国特許第4,033,718号明細書参照。用いられるなら ば、洗剤組成物はこのような漂白剤、特にスルホン化亜鉛フタロシアニンを典型 的には約0.025〜約1.25重量%で含有する。 所望であれば、漂白化合物はマンガン化合物により触媒できる。このような化 合物は当業界で周知であり、例えば米国特許第5,246,621号、米国特許 第5,244,594号、米国特許第5,194,416号、米国特許第5,1 14,606号明細書と、欧州特許出願公開第549,271号A1、第549 ,272号A1、第544,440号A2及び第544,490号A1明細書で 開示されたマンガンベース触媒を含む。これら触媒の好ましい例には、MnIV 2 (u‐O)3(1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザシクロノナン)2 (PF62、MnIII 2(u‐O)1(u‐OAc)2(1,4,7‐トリメチル‐ 1,4,7‐トリアザシクロノナン)2(ClO42、MnIV 4(u‐O)6(1 ,4,7‐トリアザシクロノナン)4(ClO44、MnIIIMnIV 4(u‐O)1 (u‐OAc)2(1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザシクロノナ ン)2(ClO43、MnIV(1,4,7‐トリメチル‐1,4,7‐トリアザ シクロノナン)(OCH33(PF62及びそれらの混合物がある。他の金属ベ ース漂白剤触媒には、米国特許第4,430,243号及び米国特許第5,11 4,611号明細書で開示されたものがある。漂白を高める上でマンガンと様々 な錯体リガンドとの使用も下記米国特許明細書で報 告されている:第4,728,455号;第5,284,944号;第5,24 6,612号;第5,256,779号;第5,280,117号;第5,27 4,145号;第5,153,161号;第5,227,084号 実施上、限定ではないが、本発明の組成物及びプロセスは水性洗浄液中で少く とも0.1ppm程度の活性漂白剤触媒種を供給するように調整でき、好ましく は洗濯液中で約0.1〜約700ppm、更に好ましくは約1〜約500ppm の触媒種を供給する。5.ポリマー汚れ放出剤 当業者に知られるいかなるポリマー汚れ放出剤も本発明の組成物及びプロセス で場合により使用できる。ポリマー汚れ放出剤は、ポリエステル及びナイロンの ような疎水性繊維の表面を親水化させる親水性セグメントと、疎水性繊維上に付 着し、洗浄及びすすぎサイクルの終了までそれに付着したままであり、こうして 親水性セグメントのためのアンカーとして働く疎水性セグメントとを双方とも有 することにより特徴付けられる。これにより汚れ放出剤での処理後に生じる汚れ を後の洗浄操作でより容易にクリーニングすることができる。 特に本発明で有用なポリマー汚れ放出剤には、(a)(i)少くとも2の重合 度のポリオキシエチレンセグメント、(ii)2〜10の重合度のオキシプロピレ ン又はポリオキシプロピレンセグメント(上記親水性セグメントは、それが各末 端でエーテル結合鎖により隣接部分に結合されていないかぎり、オキシプロピレ ン単位を含まない)、又は(iii)オキシエチレン及び1〜約30のオキシプロピ レン単位を含んだオキシアルキレン単位の混合物(その混合物は親水性成分が慣 用的ポリエステル合成繊維表面の親水性をこのような表面への汚れ放出剤の付着 時に増加させる上で十分大きな親水性を有するように十分な量のオキシエチレン 単位を含んでいる)から本質的になる1種以上のノニオン系親水性成分(上記親 水性セグメントは好ましくは少くとも約25%のオキシエチレン単位、更に好ま しくは、特に約20〜30のオキシプロピレン単位を有するこのような成分の場 合に、少くとも約50%のオキシエチレン単位を含んでいる);あるいは(b) (i)C3オキシアルキレンテレフタレートセグメント(疎水性成分がオキシエチ レンテレフタレートも含むならば、オキシエチレンテレフタレート:C3オキシ アルキレンテレフタレート単位の比率は約2:1又はそれ以下である)、(ii) C4‐C6アルキレン又はオキシC4‐C6アルキレンセグメント、又はそれらの混 合物、(iii)少くとも2の重合度を有するポリ(ビニルエステル)セグメント、 好ましくはポリ(ビニルアセテート)、又は(iv)C1‐C4アルキルエーテル又 はC4ヒドロキシアルキルエーテル置換基、又はそれらの混合物(上記置換基は C1‐C4アルキルエーテル又はC4ヒドロキシアルキルエーテルセルロース誘導 体、又はそれらの混合物の形で存在し、このようなセルロース誘導体は両親媒性 であって、それによりそれらは慣用的ポリエステル合成繊維表面に付着して、十 分なレベルのヒドロキシルを留め、しかもこのような慣用的合成繊維表面に付着 してから繊維表面親水性を増加させる上で十分なレベルのC1‐C4アルキルエー テル及び/又はC4ヒドロキシアルキルエーテル単位を有している)からなる1 種以上の疎水性成分、あるいは(a)及び(b)の組合せを有する汚れ放出剤が ある。 典型的には、(a)(i)のポリオキシエチレンセグメントは約200以下( それより高いレベルでも使用できる)、好ましくは3〜約150、更に好ましく は6〜約100の重合度を有する。適切なオキシC4‐C6アルキレン疎水性セグ メントは、1988年1月26日付で発行されたGosselinkの米国特許第4,7 21,580号明細書で開示される、MO3S(CH2nOCH2CH2O‐(M はナトリウム、nは4〜6の整数である)のようなポリマー汚れ放出剤の末端キ ャップを含むが、それらに限定されない。 本発明で有用なポリマー汚れ放出剤には、ヒドロキシエーテルセルロースポリ マーのようなセルロース誘導体、エチレンテレフタレート又はプロピレンテレフ タレートとポリエチレンオキシド又はポリプロピレンオキシドテレフタレートと (Dow)のようなセルロースのヒドロキシエーテルを含む。本発明で有用なセルロ ース系汚れ放出剤には、C1‐C4アルキル及びC4ヒドロキシアルキルセルロー スからなる群より選択されるものもある。1976年12月28日付で発行され たNicolらの米国特許第4,000,093号明細書参照。 ポリ(ビニルエステル)疎水性セグメントで特徴付けられる汚れ放出剤には、 ポリ(ビニルエステル)、例えばC1‐C6ビニルエステルのグラフトコポリマー 、好ましくはポリアルキレンオキシド主鎖、例えばポリエチレンオキシド主鎖に グラフト化されたポリ(ビニルアセテート)がある。1987年4月22日付で 公開されたKudらの欧州特許出願第0 219 048号明細書参照。この種 好ましい汚れ放出剤の1タイプは、エチレンテレフタレート及びポリエチレン オキシド(PEO)テレフタレートのランダムブロックを有するコポリマーであ る。このポリマー汚れ放出剤の分子量は約25,000〜約55,000の範囲 内である。1976年5月25日付で発行されたHaysの米国特許第3,959, 230号及び1975年7月8日付で発行されたBasadurの米国特許第3,89 3,929号明細書参照。 もう1つの好ましいポリマー汚れ放出剤は、平均分子量300〜5000のポ リオキシエチレングリコールから誘導される、90〜80重量%のポリオキシエ チレンテレフタレート単位と一緒に、10〜15重量%のエチレンテレフタレー ト単位を含んだ、エチレンテレフタレート単位の反復単位を有するポリエステル Gosselinkの米国特許第4,702,857号明細書参照。 もう1つの好ましいポリマー汚れ放出剤は、テレフタロイル及びオキシアルキ レンオキシ反復単位のオリゴマーエステル主鎖とその主鎖に共有結合された末端 部分から構成される実質上直鎖エステルオリゴマーのスルホン化産物である。こ れらの汚れ放出剤は1990年11月6日付で発行されたJ.J.Scheibel及びE.P. Gosselinkの米国特許第4,968,451号明細書で十分に記載されている。 他の適切なポリマー汚れ放出剤には、1987年12月8日付で発行されたGoss elinkの米国特許第4,711,730号のテレフタレートポリエステル、19 88年1月26日付で発行されたGosselinkの米国特許第4,721,580号 のアニオン性末端キャップ化オリゴマーエステル、及び1987年10月27日 付で発行されたGosselinkの米国特許第4,702,857号のブロックポリエ ステルオリゴマー化合物がある。 好ましいポリマー汚れ放出剤には、1989年10月31日付で発行されたMa ldonadoらの米国特許第4,877,896号の汚れ放出剤も含み、そこではアニ オン性、特にスルホアロイル末端キャップ化テレフタレートエステルについて開 示している。更にもう1つの好ましい汚れ放出剤は、テレフタロイル単位、スル ホイソテレフタロイル単位、オキシエチレンオキシ及びオキシ‐1,2‐プロピ レン単位の反復単位からできたオリゴマーである。反復単位はオリゴマーの主鎖 を形成していて、好ましくは修正されたイセチオネート末端キャップで終わる。 このタイプの特に好ましい汚れ放出剤は、約1つのスルホイソフタロイル単位、 5つのテレフタロイル単位、約1.7〜約1.8の比率でオキシエチレンオキシ 及びオキシ‐1,2‐プロピレンオキシ単位と、2‐(2‐ヒドロキシエトキシ )エタンスルホネートの2つの末端キャップ単位からなる。上記汚れ放出剤は、 オリゴマーの約0.5〜約20重量%で、好ましくはキシレンスルホネート、ク メ ンスルホネート、トルエンスルホネート及びそれらの混合物からなる群より選択 される結晶還元安定剤も含む。 利用されるならば、汚れ放出剤は通常本洗剤組成物の約0.01〜約10.0 重量%、典型的には約0.1〜約5%、好ましくは約0.2〜約3.0%である 。6.キレート化剤 本洗剤組成物は、1種以上の鉄及び/又はマンガンキレート化剤も場合により 含有できる。このようなキレート化剤は、すべて以下で記載されているようなア ミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多官能性置換芳香族キレート化剤 及びそれらの混合物からなる群より選択できる。理論に拘束されず、これら物質 の効果は可溶性キレートの形成により洗浄液から鉄及びマンガンイオンを除去し うるそれらの例外的能力に一部起因していると考えられる。前記洗浄ビルダーの 一部はキレート化剤として機能でき、このような洗浄ビルダーは十分な量で存在 すると、双方の機能を発揮できることが理解されている。 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、エチレンジア ミンテトラアセテート、N‐ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート 、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチ レンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、 エタノールジグリシン、アルカリ金属、アンモニウム、その置換アンモニウム塩 及びそれらの混合物がある。 アミノホスホネートも、少くとも低レベルの全リンが洗剤組成物で許容される ときに本発明の組成物でキレート化剤として使用に適しており、DEQUESTのよう なエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)を含む。好ましくは、 これらのアミノホスホネートは炭素原子約6以上のアルキル又はアルケニル基を 含まない。 多官能性置換芳香族キレート化剤も本組成物で有用である。1974年5月2 1日付で発行されたConnorらの米国特許第3,812,044号明細書参照。こ のタイプの好ましい化合物は、酸形だと、1,2‐ジヒドロキシ‐3,5‐ジス ルホベンゼンのようなジヒドロキシジスルホベンゼンである。 本発明で使用上好ましい生分解性キレート化剤は、1987年11月3日付Ha rtman及びPerkinsの米国特許第4,704,233号明細書で記載されたような エチレンジアミンジサクシネート(“EDDS”)、特に〔S,S〕異性体であ る。 利用されるならば、これらのキレート化剤は通常本洗剤組成物の約0.1〜約 10重量%である。更に好ましくは、利用されるならば、キレート化剤はこのよ うな組成物の約0.1〜約3.0重量%である。7.土汚れ除去/再沈着防止剤 本発明の組成物は、土汚れ除去及び再沈着防止性を有する水溶性エトキシル化 アミンも場合により含有することができる。これらの化合物を含有した顆粒洗剤 組成物は、典型的には約0.01〜約10.0重量%の水溶性エトキシル化アミ ンを含有し、液体洗剤組成物は典型的には約0.01〜約5%を含有する。 最も好ましい汚れ放出及び再沈着防止剤はエトキシル化テトラエチレンペンタ ミンである。例示エトキシル化アミンは、1986年7月1日付で発行されたVa nderMeerの米国特許第4,597,898号明細書で更に記載されている。好ま しい土汚れ除去‐再沈着防止剤のもう1つのグループは、1984年6月27日 付で公開されたOh及びGosselinkの欧州特許出願第111,965号明細書で開 示されたカチオン性化合物である。使用できる他の土汚れ除去/再沈着防止剤に は、1984年6月27日付で公開されたGosselinkの欧州特許出願第111, 984号明細書で開示されたエトキシル化アミンポリマー、1984年7月4日 付で公開されたGosselinkの欧州特許出願第112,592号明細書で開示され た双極性ポリマー、1985年10月22日付で発行されたConnorの米国特許第 4,548,744号明細書で開示されたアミンオキシドがある。当業界で知ら れる他の土汚れ除去及び/又は再沈着防止剤も本組成物で利用できる。もう1つ のタイプの好ましい再沈着防止剤には、カルボキシメチルセルロース(CMC) 物質がある。これらの物質は当業界で周知である。8.ポリマー分散剤 ポリマー分散剤は、特にゼオライト及び/又は積層シリケートビルダーの存在 下において、本組成物中約0.1〜約7重量%のレベルで有利に利用することが できる。適切なポリマー分散剤にはポリマーポリカルボキシレート及びポリエチ レングリコールがあるが、当業界で知られるその他のものも使用できる。理論に 制限されるつもりはないが、ポリマー分散剤は他のビルダー(低分子量ポリカル ボキシレートを含む)と併用されたときに全体的洗浄ビルダー性能を高めると考 えられる。 ポリマーポリカルボキシレート物質は、適切な不飽和モノマーを好ましくはそ れらの酸形で重合又は共重合させることにより製造できる。重合して適切なポリ マーポリカルボキシレートを形成しうる不飽和モノマー酸には、アクリル酸、マ レイン酸(又は無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニチン酸、メサ コン酸、シトラコン酸及びメチレンマロン酸がある。ビニルメチルエーテル、ス チレン、エチレン等のようなカルボキシレート基を含まないモノマーセグメント の本ポリマーポリカルボキシレート中における存在は、このようなセグメントが 約40重量%以上を占めないならば適切である。 特に適切なポリマーポリカルボキシレートはアクリル酸から誘導できる。本発 明で有用なこのようなアクリル酸ベースポリマーは、重合アクリル酸の水溶性塩 である。酸形をしたこのようなポリマーの平均分子量は、好ましくは約2000 〜10,000、更に好ましくは約4000〜7000、最も好ましくは約40 00〜5000の範囲内である。このようなアクリル酸ポリマーの水溶性塩 には、例えばアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩がある。この タイプの可溶性ポリマーは公知物質である。洗剤組成物中におけるこのタイプの ポリアクリレートの使用は、例えば1967年3月7日付で発行されたDiehlの 米国特許第3,308,067号明細書で開示されている。 アクリル酸/マレイン酸ベースコポリマーも、分散/再沈着防止剤の好ましい 成分として用いてよい。このような物質には、アクリル酸及びマレイン酸のコポ リマーの水溶性塩がある。酸形をしたこのようなコポリマーの平均分子量は、好 ましくは約2000〜100,000、更に好ましくは約5000〜75,00 0、最も好ましくは約7000〜65,000の範囲内である。このようなコポ リマーにおけるアクリレート対マレエートセグメントの比率は、通常約30:1 〜約1:1、更に好ましくは約10:1〜2:1の範囲内である。このようなア クリル酸/マレイン酸コポリマーの水溶性塩には、例えばアルカリ金属、アンモ ニウム及び置換アンモニウム塩がある。このタイプの可溶性アクリレート/マレ エートコポリマーは、1982年12月15日付で公開された欧州特許出願第6 6915号明細書で記載された公知物質であり、1986年9月3日付で公開さ れた欧州特許出願第193,360号明細書でもヒドロキシプロピルアクリレー トを含むこのようなポリマーについて記載している。更に他の有用な分散剤には 、マレイン酸/アクリル酸/ビニルアルコールターポリマーがある。このような 物質も、例えばアクリル酸/マレイン酸/ビニルアルコールの45/45/10 ターポリマーを含めて、欧州特許出願第193,360号明細書で開示されてい る。 含有させうるもう1つのポリマー物質はポリエチレングリコール(PEG)で ある。PEGは分散剤性能を示して、しかも土汚れ除去‐再沈着防止剤として作 用することができる。これら目的のために典型的な分子量範囲は、約500〜約 100,000、好ましくは約1000〜約50,000、更に好ましくは約 1500〜約10,000の範囲内である。 ポリアスパルテート及びポリグルタメート分散剤も、特にゼオライトビルダー と組合せて用いることができる。ポリアスパルテートのような分散剤は、好まし くは約10,000の分子量(平均)を有する。9.増白剤 当業界で知られるいかなる任意の蛍光増白剤、あるいは他の増白剤又はホワイ トニング剤も、典型的には約0.05〜約1.2重量%のレベルで本洗剤組成物 中に配合できる。本発明で有用な市販蛍光増白剤は、必ずしも限定されないが、 スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン類、ジベンゾ チオフェン‐5,5‐ジオキシド、アゾール類、5及び6員環式ヘテロ環と他の 様々な物質の誘導体を含めたサブグループに分類できる。このような増白剤の例 は″The Production and Application of Fluorescent Brightening Agents″, M.Zahradnik,John Wiley & Sons 発行,New York(1982)で開示されている。 本組成物で有用な蛍光増白剤の具体例は、1988年12月13日付で発行さ れたWixonの米国特許第4,790,856号明細書で開示されたものである。 CC及びArtic White CWD;2‐(4‐スチリルフェニル)‐2H‐ナフトー ル〔1,2‐d〕トリアゾール類;4,4′‐ビス(1,2,3‐トリアゾール ‐2‐イル)スチルベン類;4,4′‐ビス(スチリル)ビスフェニル類;アミ ノクマリン類がある。これら増白剤の具体例には、4‐メチル‐7‐ジエチルア ミノクマリン、1,2‐ビス(ベンゾイミダゾール‐2‐イル)エチレン、1, 3‐ジフェニルフラゾリン類、2,5‐ビス(ベンゾオキサゾール‐2‐イル) チオフェン、2‐スチリルナフト〔1,2‐d〕オキサゾール及び2‐(スチル ベン‐4‐イル)‐2H‐ナフト〔1,2‐d〕トリアゾールがある。更に19 72年2月29日付で発行されたHamiltonの米国特許第3,646,015号明 細書参照。アニオン系増白剤が本発明では好ましい。10.染料移動阻止剤 本発明の組成物は、クリーニングプロセス中にある布帛から他への染料の移動 を阻止するために有効な1種以上の物質を含有することもできる。通常、このよ うな染料移動阻止剤には、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN‐オキ シドポリマー、N‐ビニルピロリドン及びN‐ビニルイミダゾールのコポリマー 、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ及びそれらの混合物がある。用い られるならば、これらの剤は典型的には組成物の約0.01〜約10重量%、好 ましくは約0.01〜約5%、更に好ましくは約0.05〜約2%である。 更に具体的には、本発明で使用上好ましいポリアミンN‐オキシドポリマーは 下記構造式:R‐Ax‐Pを有した単位を含んでいる;式中Pは重合性単位であ って、それにはN‐O基が結合できるか、又はN‐O基は重合性単位の一部を形 成できるか、又はN‐O基は双方の単位に結合できる;Aは次の構造:‐NC( O)‐、‐C(O)O‐、‐S‐、‐O‐、‐N=のうち1つである;xは0又 は1である;Rは脂肪族、エトキシル化脂肪族、芳香族、ヘテロ環式又は脂環式 基あるいはそれらの組合せであって、それにはN‐O基の窒素が結合できるか、 又はN‐O基はこれらの基の一部である。好ましいポリアミンN‐オキシドは、 Rがピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジン及びそれらの 誘導体のようなヘテロ環式基である場合である。 N→O基は下記一般構造で表すことができる: (R1x‐N〔(R2y〕〔(R3z〕→O及び=N〔(R1x〕→O 上記式中R1、R2、R3は脂肪族基、芳香族、ヘテロ環式又は脂環式基あるいは それらの組合せであり、x、y及びzは0又は1であり、N→O基の窒素は結 合するか又は上記基のいずれかの一部を形成することができる。ポリアミンN‐ オキシドのアミンオキシド単位はpKa<10、好ましくはpKa<7、更に好 ましくはpKa<6を有する。 いかなるポリマー主鎖も、形成されるアミンオキシドポリマーが水溶性であっ て染料移動阻止性を有しているかぎり、使用できる。適切なポリマー主鎖の例は 、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポ リイミド、ポリアクリレート及びそれらの混合物である。これらのポリマーには 、1つのモノマータイプがアミンN‐オキシドで、他のモノマータイプがN‐オ キシドである、ランダム又はブロックコポリマーがある。アミンN‐オキシドポ リマーは、典型的には10:1〜1:1,000,000のアミン対アミンN‐ オキシドの比率を有している。しかしながら、ポリアミンオキシドポリマー中に 存在するアミンオキシド基の数は、適切な共重合によるか又は適切なN‐酸化度 で変えることができる。ポリアミンオキシドはほぼいずれの重合度でも得られる 。典型的には、平均分子量は500〜1,000,000、更に好ましくは10 00〜500,000、最も好ましくは5000〜100,000の範囲内であ る。この好ましいクラスの物質は“PVNO”と称される。 本洗剤組成物で有用な最も好ましいポリアミンN‐オキシドは、約50,00 0の平均分子量と約1:4のアミン対アミンN‐オキシド比を有したポリ(4‐ ビニルピリジン‐N‐オキシド)である。 N‐ビニルピロリドン及びN‐ビニルイミダゾールポリマーのコポリマー(“ PVPVI”のクラスと称される)も本発明で使用上好ましい。好ましくは、P VPVIは5000〜1,000,000、更に好ましくは5000〜200, 000、最も好ましくは10,000〜20,000の平均分子量範囲を有して いる(平均分子量範囲はBarth,et al.,Chemical Analysis,Vol.113,″Modern Me thods of Polymer Characterization″で記載されたような光散乱法により決 められ、その開示は参考のため本明細書に組み込まれる)。PVPVIコポリマ ーは、典型的には1:1〜0.2:1、更に好ましくは0.8:1〜0.3:1 、最も好ましくは0.6:1〜0.4:1のN‐ビニルイミダゾール対N‐ビニ ルピロリドンのモル比を有している。これらのコポリマーは直鎖又は分岐鎖であ る。 本発明の組成物では約5000〜約400,000、好ましくは約5000〜 約200,000、更に好ましくは約5000〜約50,000の平均分子量を 有したポリビニルピロリドン(“PVP”)も用いることができる。PVPは洗 剤分野の業者に公知である;参考のため本明細書に組み込まれる、例えばEP‐ A‐262,897及びEP‐A‐256,696明細書参照。PVPを含有し た組成物は、約500〜約100,000、好ましくは約1000〜約10,0 00の平均分子量を有したポリエチレングリコール(“PEG”)も含有するこ とができる。好ましくは、洗浄液中にデリバリーされるPEG対PVPの比率は 、ppmベースで、約2:1〜約50:1、更に好ましくは約3:1〜約10: 1である。 本洗剤組成物は、染料移動阻止作用も示すあるタイプの親水性蛍光増白剤約0 .005〜5重量%も場合により含有することができる。用いられるならば、本 組成物は好ましくは約0.01〜1重量%のこのような蛍光増白剤を含む。前記 蛍光増白剤がこの効果を発揮するならば、それらは後で記載される蛍光増白剤に 代わりうると理解されている。 本発明で有用な親水性蛍光増白剤は下記構造式を有した化合物である: 上記式中R1はアニリノ、N‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル及びNH‐2‐ヒド ロキシエチルから選択される;R2はN‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル、N‐2 ‐ヒドロキシエチル‐N‐メチルアミノ、モルフィリノ、クロロ及びアミノから 選択される;Mはナトリウム又はカリウムのような塩形成カチオンである。 上記式中R1がアニリノ、R2がN‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル及びMがナト リウムのようなカチオンであるとき、増白剤は4,4′‐ビス〔〔4‐アニリノ ‐6‐(N‐2‐ビス‐ヒドロキシエチル)‐s‐トリアジン‐2‐イル〕アミ ノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホン酸及び二ナトリウム塩である。この具 されている。Tinopal-UNPA-GXは本洗剤組成物で有用な好ましい親水性蛍光増白 剤である。 上記式中R1がアニリノ、R2がN‐2‐ヒドロキシエチル‐N‐2‐メチルア ミノ及びMがナトリウムのようなカチオンであるとき、増白剤は4,4′‐ビス 〔〔4‐アニリノ‐6‐(N‐2‐ヒドロキシエチル‐N‐メチルアミノ)‐s ‐トリアジン‐2‐イル〕アミノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホン酸二ナト リウム塩である。この具体的な増白剤種はCiba-Geigy Corporationから商品名 上記式中R1がアニリノ、R2がモルフィリノ及びMがナトリウムのようなカチ オンであるとき、増白剤は4,4′‐ビス〔(4‐アニリノ‐6‐モルフィリノ ‐s‐トリアジン‐2‐イル)アミノ〕‐2,2′‐スチルベンジスルホン酸、 ナトリウム塩である。この具体的な増白剤種はCiba-Geigy Corporationから商品 本発明で使用上選択される特定の蛍光増白剤種は、前記の選択されたポリマー 染料移動阻止剤と併用されたときに、特に有効な染料移動阻止性能を発揮する。 このような選択されたポリマー物質(例えば、PVNO及び/又はPVPVI) とこのような選択された蛍光増白剤(例えば Tinopal-UNPA-GX、Tinopal 5BM-GX 及び/又はTinopal AMS-GX)との組合せは、これら2種の洗剤組成物成分が単独 で用いられたときよりも、洗浄水溶液中で有意に優れた染料移動阻止性を発揮す る。理論に拘束されず、このような増白剤は洗浄液中で布帛に高い親和性を有し 、したがってこれらの布帛に比較的早く付着することから、このように働くと考 えられる。増白剤が洗浄液中で布帛に付着する程度は、“イグゾースション係数 ”(exhaustion coefficient)と呼ばれるパラメーターにより規定できる。イグ ゾースション係数とは、一般的にa)布帛に付着した増白剤物質対b)洗浄液中 の初期増白剤濃度の比率のことである。比較的高いイグゾースション係数の増白 剤が、本発明の関係で染料移動を阻止するために最も適している。 勿論、他の慣用的な蛍光増白剤タイプの化合物が、真の染料移動阻止効果より もむしろ慣用的ま布帛“白さ”効果を出すために、本組成物で場合により使用で きることは明らかであろう。このような用法は洗剤処方上慣用的でかつ周知であ る。11.起泡抑制剤 泡の形成を減少又は抑制する化合物も本発明の組成物中に配合することができ る。起泡抑制は、いわゆる“高濃度クリーニングプロセス”とフロントローディ ング(front loading)ヨーロッパスタイル洗濯機で特に重要である。 様々な物質が起泡抑制剤として使用でき、起泡抑制剤は当業者に周知である。 例えば、Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology,Third Edition, Volume 7,pages 430-447(John Wiley & Sons,Inc.,1979)参照。特に興味ある起 泡抑制剤の1カテゴリーには、モノカルボン脂肪酸及びその可溶性塩がある。1 960年9月27日付で発行されたWayne St.Johnの米国特許第2,954,3 47号明細書参照。起泡抑制剤として用いられるモノカルボン脂肪酸及びその塩 は、典型的には炭素原子10〜約24、好ましくは炭素原子12〜18のヒドロ カルビル鎖を有する。適切な塩にはナトリウム、カリウム及びリチウム塩のよう なアルカリ金属塩と、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩がある。 本洗剤組成物は非界面活性起泡抑制剤も含有することができる。これらには、 例えばパラフィンのような高分子量炭化水素、脂肪酸エステル(例えば、脂肪酸 トリグリセリド)、一価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18‐C40ケトン (例えば、ステアロン)等がある。他の起泡抑制剤には、塩化シアヌルと1〜2 4の炭素原子を有する2又は3モルの一級又は二級アミンとの生成物として形成 されるトリ〜ヘキサアルキルメラミン又はジ〜テトラアルキルジアミンクロルト リアジンのようなN‐アルキル化アミノトリアジン、プロピレンオキシドと、モ ノステアリルアルコールホスフェートエステル及びモノステアリルジアルカリ金 属(例えば、K、Na及びLi)ホスフェート及びホスフェートエステルのよう なモノステアリルホスフェートがある。パラフィン及びハロパラフィンのような 炭化水素は液体形で利用できる。液体炭化水素は室温及び大気圧下で液体であり 、約−40〜約50℃範囲の流動点と、約110℃以上の最小沸点(大気圧)を 有する。好ましくは約100℃以下の融点を有するロウ状炭化水素を利用するこ とも知られている。炭化水素は洗剤組成物向けの起泡抑制剤の好ましいカテゴリ ーである。炭化水素起泡抑制剤は、例えば1981年5月5日付で発行されたGa ndolfoらの米国特許第4,265,779号明細書で記載されている。その炭化 水素には、約12〜約70の炭素原子を有した脂肪族、脂環式、芳香族及びヘテ ロ環式飽和又は不飽和炭化水素がある。この起泡抑制剤の説明で用いられている “パラフィン”という用語は、真のパラフィンと環式炭化水素の混合物を含めた 意味である。 非界面活性起泡抑制剤のもう1つの好ましいカテゴリーには、シリコーン起泡 抑制剤がある。このカテゴリーには、ポリジメチルシロキサンのようなポリオル ガノシロキサン油、ポリオルガノシロキサン油又は樹脂の分散物又はエマルジョ ンと、ポリオルガノシロキサンがシリカ上に化学吸着又は溶融されたポリオルガ ノシロキサンとシリカ粒子との組合せの使用を含む。シリコーン起泡抑制剤は当 業界で周知であり、例えば1981年5月5日付で発行されたGandolfoらの米国 特許第4,265,779号及び1990年2月7日付で公開されたStarch,M.S .の欧州特許出願第89307851.9号明細書で開示されている。 他のシリコーン起泡抑制剤は米国特許第3,455,839号明細書で開示さ れており、そこでは少量のポリジメチルシロキサン流体を配合することにより水 溶液を消泡するための組成物及び方法に関する。 シリコーン及びシラン化シリカの混合物は、例えばドイツ特許出願DOS第2 ,124,526号明細書で記載されている。顆粒洗剤組成物におけるシリコー ン消泡剤及び起泡抑制剤は、Bartolottaらの米国特許第3,933,672号及 び1987年3月24日付で発行されたBaginskiらの米国特許第4,652,3 92号明細書で開示されている。 本発明で有用な例示シリコーンベース起泡抑制剤は: (i)25℃で約20〜約1500csの粘度を有するポリジメチルシロキサン 流体 (ii)約0.6:1〜約1.2:1の(CH33SiO1/2単位対SiO2単位の 比率でSiO2単位の(CH33SiO1/2単位から構成されるシロキサン樹脂約 5〜約50重量部/(i)100部、及び (iii)固体シリカゲル約1〜約20重量部/(i)100部 から本質的になる起泡抑制量の起泡抑制剤である。 本発明で用いられる好ましいシリコーン起泡抑制剤において、連続相用の溶媒 はあるポリエチレングリコール、ポリエチレン‐ポリプロピレングリコールコポ リマー又はそれらの混合物(好ましい)、あるいはポリプロピレングリコールか ら構成される。主要なシリコーン起泡抑制剤は分岐/架橋されており、好ましく は直鎖でない。 この点を更に説明するため、起泡を抑制する典型的な液体洗濯洗剤組成物は約 0.001〜約1、好ましくは約0.01〜約0.7、最も好ましくは約0.0 5〜約0.5重量%の上記シリコーン起泡抑制剤を場合により含み、これは(1 )(a)ポリオルガノシロキサン、(b)シリコーン化合物を生じる樹脂シロキ サン又はシリコーン樹脂、(c)微細フィラー物質、及び(d)混合物成分(a )、(b)及び(c)の反応を促進してシラノレートを形成するための触媒の混 合物である主要消泡剤の非水性エマルジョン;(2)少くとも1種のノニオン系 シリコーン界面活性剤;及び(3)室温で約2重量%以上の水中溶解度を有する ポリエチレングリコール又はポリエチレン‐ポリプロピレングリコールのコポリ マーを含んでなるが、ポリプロピレングリコールは含まない。同様の量が顆粒組 成物、ゲル等で使用できる。更に1990年12月18日付で発行されたStarch の米国特許第4,978,471号、1991年1月8日付で発行されたStarch の第4,983,316号、1994年2月22日付で発行されたHuberらの第 5,288,431号、Aizawaらの米国特許第4,639,489号及び第4, 749,740号明細書、第1欄46行目〜第4欄35行目参照。 本シリコーン起泡抑制剤には、好ましくはポリエチレングリコール及びポリエ チレングリコール/ポリプロピレングリコールのコポリマーを含み、すべて約1 000以下、好ましくは約100〜800の平均分子量を有している。本発明の ポリエチレングリコール及びポリエチレン/ポリプロピレンコポリマーは室温で 約2重量%以上、好ましくは約5重量%以上の水中溶解度を有する。 本発明で好ましい溶媒は約1000以下、更に好ましくは約100〜800、 最も好ましくは200〜400の平均分子量を有するポリエチレングリコールと 、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール、好ましくはPPG20 0/PEG300のコポリマーである。約1:1〜1:10、最も好ましくは1 : 3〜1:6のポリエチレングリコール:ポリエチレン‐ポリプロピレングリコー ルのコポリマーの重量比が好ましい。 本発明で用いられる好ましいシリコーン起泡抑制剤は、特に分子量4000の エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマーも含有していな いことが好ましい。 本発明で有用な他の起泡抑制剤には、二級アルコール(例えば、2‐アルキル アルカノール)、及びこのようなアルコールとシリコーン油、例えば米国特許第 4,798,679号、第4,075,118号及びEP第150,872号明 細書で開示されたシリコーンとの混合物がある。二級アルコールにはC1‐C16 鎖を有したC6‐C16アルキルアルコールがある。好ましいアルコールは2‐ブ できる。混合起泡抑制剤は、典型的には1:5〜5:1の重量比でアルコール+ シリコーンの混合物からなる。 自動洗濯機で用いられるいかなる洗剤組成物においても、泡は洗濯機からあふ れるほど生じるべきではない。起泡抑制剤は利用されるならば起泡抑制量で存在 することが好ましい。“起泡抑制量”とは、組成物の処方業者が起泡を十分に抑 制しうるこの起泡抑制剤の量を選択して、自動洗濯機で使用上低い起泡性の洗濯 洗剤にすることを意味する。 本組成物は通常0〜約5%の起泡抑制剤を含む。起泡抑制剤として利用される とき、モノカルボン脂肪酸及びその塩は典型的には洗剤組成物の約5重量%以内 の量で存在する。好ましくは約0.5〜約3%の脂肪モノカルボキシレート起泡 抑制剤が利用される。シリコーン起泡抑制剤は典型的には洗剤組成物の約2.0 重量%以内の量で利用されるが、それ以上の量でも用いてよい。この上限は、主 にコストを最小に抑えられるかという関心と、起泡を有効に抑制する上でより低 い量での有効性のために、性質上実際的である。好ましくは約0.01〜約1% 、更に好ましくは約0.25〜約0.5%のシリコーン起泡抑制剤が用いられる 。本発明で用いられるこれらの重量%値には、ポリオルガノシロキサンと組合せ て利用されるあらゆるシリカと、利用されるあらゆる補助物質を含めている。リ ン酸モノステアリル起泡抑制剤は組成物の約0.1〜約2重量%の範囲内の量で 通常利用される。炭化水素起泡抑制剤は典型的には約0.01〜約5.0%の範 囲内の量で利用されるが、それより高いレベルでも使用できる。アルコール起泡 抑制剤は典型的には最終組成物の0.2〜3重量%で用いられる。12.布帛柔軟剤 様々なスルー・ザ・ワッシュ(throuth-the-wash)布帛柔軟剤、特に1977年 12月13日付で発行されたStorm及びNirschlの米国特許第4,062,647 号の微細スメクタイト土と、当業界で知られる他の柔軟剤土は、布帛クリーニン グと共に布帛柔軟剤効果を発揮させるために、典型的には本組成物中約0.5〜 約10重量%のレベルで場合により用いることができる。土柔軟剤は、例えば1 983年3月1日付で発行されたCrispらの米国特許第4,375,416号及 び1981年9月22日付で発行されたHarrisらの米国特許第4,291,07 1号明細書に開示されるようなアミン及びカチオン性柔軟剤と併用できる。13.他の成分 他の活性成分、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、染料又は顔料、液体処 方用の溶媒、固形組成物用の固形フィラー等を含めた、洗剤組成物で有用な様々 な他の成分が、本組成物中に含有させることができる。高起泡性が望まれるなら ば、C10‐C16アルカノールアミドのような起泡増進剤も、典型的には1〜10 %レベルで組成物中に配合できる。C10‐C14モノエタノール及びジエタノール アミドがこのような起泡増進剤の典型的クラスについて例示する。このような起 泡増進剤と高起泡性補助界面活性剤、例えば前記のアミンオキシド、ベタイン及 びスルタインとの併用も有利である。所望であれば、MgCl2、MgSO4等 のような可溶性マグネシウム塩が、追加の起泡性を出して、油脂除去性能を高め るために、典型的には0.1〜2%のレベルで添加できる。 本組成物で用いられる様々な洗浄成分は、場合により、上記成分を多孔質疎水 性基材に吸収させ、それから上記基材を疎水性コーティングでコートすることに より、更に安定化させることができる。好ましくは、洗浄成分は多孔質基材中に 吸収される前に界面活性剤と混合される。使用時に、洗浄成分は基材から水性洗 浄液中に放出され、そこでそれは意図された洗浄機能を発揮する。 この技術を更に詳細に説明するために、多孔質疎水性シリカ(商標名SIPERNAT 界面活性剤3〜5%を含有したタンパク質分解酵素溶液と混合される。典型的に は、酵素/界面活性剤溶液はシリカの重量×2.5である。得られた粉末はシリ コーン油中で撹拌しながら分散される(500〜12,500範囲の様々なシリ コーン油粘度が使用できる)。得られたシリコーン油分散液は乳化されるか、又 は最終洗剤マトリックスに加えられる。このようにして、前記酵素、漂白剤、漂 白活性剤、漂白触媒、光活性剤、染料、蛍光剤、布帛コンディショナー及び加水 分解性界面活性剤のような成分が、液体洗濯洗剤組成物を含めた洗剤で使用のた めに“保護”することができる。 液体洗剤組成物は、キャリアとして水及び他の溶媒を含有することができる。 メタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロパノールで例示される低分 子量一級又は二級アルコールが適切である。一価アルコールが界面活性剤を溶解 させる上で好ましいが、2〜約6の炭素原子と2〜約6のヒドロキシ基を有する ようなポリオール(例えば、1,3‐プロパンジオール、エチレングリコール、 グリセリン及び1,2‐プロパンジオール)も使用できる。組成物は5〜90% 、典型的には10〜50%のこのようなキャリアを含有することができる。 本洗剤組成物は、水クリーニング操作で使用中に、洗浄水が約6.5〜約11 、好ましくは約7.5〜10.5のpHを有するように製造されることが好まし い。 液体皿洗い製品処方物は、好ましくは約6.8〜約9.0のpHを有する。洗濯 製品は、典型的にはpH9〜11である。勧められる使用レベルでpHをコント ロールするための技術には、緩衝剤、アルカリ、酸等の使用があり、当業者に周 知である。 本発明をより容易に理解してもらうために、下記例が参考にされるが、それは 説明だけのためであって、範囲に制限を加えようというものではない。 香料A 香料B 例I この例は上記香料処方を含有した重質顆粒洗剤について示す。ここで例示され た典型的顆粒洗剤中の成分は、下記表Iで示されている。 ここで示されたベース処方は、Lodige及びAeromaticから各々市販されるパウ ダーミキサー及び流動層のような装置で、慣用的なスプレードライ技術又は凝集 を含めた様々な公知プロセスにより製造できる。凝集は現行コンパクト顆粒洗剤 を製造する上で特に適しており、標準ミキサーを用いて界面活性剤ペーストを初 めに形成させることを要し、その後でペーストを凝集物に凝集して、乾燥させる 。このような加工処理技術は当業界で周知である。セルラーゼのような酵素をベ ース処方中にドライミックスし、その後でここで用いられる香料をベース処方物 上にスプレーして、ここで例示された最終顆粒洗剤組成物を形成させる。 例II この例は上記香料を含有した液体洗濯洗剤組成物について示す。表IIは液体洗 濯洗剤の様々な成分について示している。 例III この例は本発明による香料を含有した固形洗剤について示す。ここで例示され た固形洗剤は、汚れた布帛を手洗いする上で適するように、標準押出しプロセス により製造する。表IIIは固形洗剤中の様々な成分について示している。 例IV いくつかの追加液体洗剤組成物を製造する。これら組成物の処方は表IVで示さ れている。 例V 表Vで示された処方を有する濃縮ビルダー入り重質液体洗剤組成物を製造する 。 例VI いくつかのコンパクト顆粒洗剤組成物を製造する。これら組成物の処方は表VI で示されている。 例VII 表VIIで示された組成を有する濃縮重質顆粒洗剤製品を製造する。 アニオン系である上記例中の諸成分は、それらの塩形、典型的にはナトリウム で存在する。 このように本発明を詳細に記載してきたが、様々な変更が本発明の範囲から逸 脱せずに行え、本発明が明細書で記載されたことに限定されるとみなされないこ とは、当業者にとり明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (A)約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.005〜約5% 、更に好ましくは約0.01〜約3%の持続性香料組成物と (B)約0.01〜約95重量%、好ましくは約5〜約85%、好ましくは約3 〜約30%、更に好ましくは約5〜約22%の界面活性剤系 を含んでなる洗剤組成物。 2. 液体形態であって、水、C1‐C4一価アルコール、C2‐C6多価アルコ ール、液体ポリアルキレングリコール及びそれらの混合物からなる群より選択さ れるキャリアを含んでなる、請求項1に記載の組成物。 3. 持続性香料組成物がClogP≧3.0及び沸点≧250℃の成分を少 くとも約70重量%、好ましくは少くとも約75%、更に好ましくは少くとも約 80%、更に一層好ましくは少くとも約85%有している、請求項1又は2に記 載の組成物。 4. 界面活性剤系が、好ましくは少くとも50重量%のレベルでアニオン系 洗浄界面活性剤を含んでいる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 5. 界面活性剤系が好ましくは約1〜約30%のレベル、更に好ましくは約 12〜約25%のレベルでアニオン系及びノニオン系洗浄界面活性剤の混合物か らなり、更に一層好ましくは組成物が上記洗浄界面活性剤以外で泡立たせる界面 活性剤約0.05〜約20%を含有している、請求項1〜4のいずれか一項に記 載の組成物。 6. 持続性香料組成物がアリルシクロヘキサンプロピオネート、アンブレッ トリド、安息香酸アミル、ケイ皮酸アミル、アミルシンナムアルデヒド、アミル シンナムアルデヒドジメチルアセタール、サリチル酸イソアミル、オーランチオ ール、ベンゾフェノン、サリチル酸ベンジル、p-tert-ブチルシクロヘキシルア セテート、イソブチルキノリン、β‐カリオフィレン、カジネン、セドロール、 酢酸セドリル、ギ酸セドリル、ケイ皮酸シンナミル、サリチル酸シクロヘキシル 、シクラメンアルデヒド、ジヒドロイソジャスモネート、ジフェニルメタン、ジ フェニルオキシド、ドデカラクトン、イソEスーパー、エチレンブラシレート、 エチルメチルフェニルグリシデート、エチルウンデシレネート、エキサルトリド 、ガラキソリド、ゲラニルアントラニレート、ゲラニルフェニルアセテート、ヘ キサデカノリド、サリチル酸ヘキセニル、ヘキシルシンナムアルデヒド、サリチ ル酸ヘキシル、α‐イロン、リリアール(p‐t‐ブシナール)、安息香酸リナ リル、2‐メトキシナフタレン、メチルジヒドロジャスモン、γ‐n‐メチルヨ ノン、ムスクインダノン、ムスクケトン、ムスクチベチン、ミリスチシン、オキ サヘキサデカノリド‐10、オキサヘキサデカノリド‐11、パチョリアルコー ル、ファントリド、フェニルエチルベンゾエート、フェニルエチルフェニルアセ テート、フェニルヘプタノール、フェニルヘキサノール、α‐サンタロール、チ ベトリド、δ‐ウンデカラクトン、γ‐ウンデカラクトン、酢酸ベチベリル、ヤ ラヤラ、ヤランジーン及びそれらの混合物からなる群より選択される物質少くと も70%を含有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。 7. アルキルベンゼンスルホネート、アルキルエステルスルホネート、アル キルエトキシレート、アルキルフェノールアルコキシレート、アルキルポリグル コシド、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、二級アルキル サルフェート及びそれらの混合物からなる群より選択される界面活性剤約1〜約 55%を更に含んでいる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗剤組成物。 8. 少くとも約1重量%の洗浄ビルダーを更に含んでいる、請求項7に記載 の洗剤組成物。 9. 漂白剤、漂白活性剤、起泡抑制剤、酵素安定剤、ポリマー分散剤、染料 移動阻止剤、汚れ放出剤及びそれらの混合物からなる群より選択される補助成分 を更に含んでいる、請求項7又は8に記載の洗剤組成物。 10. 組成物が凝集物形態であり、洗剤組成物の密度が少くとも約650g /lである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗剤組成物。 11. 組成物が固形洗剤の形態である、請求項1〜9のいずれか一項に記載 の洗剤組成物。 12. 組成物が液体形態である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗剤 組成物。 13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載された洗剤組成物の有効量を含 有した水性媒体と布帛を接触させるステップからなる、布帛の洗濯方法。
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