【発明の詳細な説明】
残留型起泡性化粧品生物のための起泡剤
技術分野
本発明は残留型化粧品組成物に、容易に拡散する泡、透明で安定な濃縮液と、
なめらかで緩和な感触を供給する、少なくとも一種の両性界面活性剤と少なくと
も一種の4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤を含む起泡剤に関するものであ
る。特に、本発明はこの起泡剤を含むヘアムース製品に関するものである。
発明の背景
シェービングクリーム、ヘアムース、スプレーフォーム、フォーミングローシ
ョンおよびフォーミングクリームのような化粧品組成物は、泡として投与あるい
はスプレーされ、そして人の皮膚や頭髪上に適用されるることを目的としている
。これらの製品は、本発明中では“残留型起泡性化粧品製品”と表現される。こ
れらの残留型起泡性化粧品製品に対して望まれるひとつの共通の特徴は、皮膚や
頭髪に対するなめらかで緩和な感触を持つ、嵩高く安定な起泡のような消費者に
とって好ましい特徴を持つ泡である。
頭髪に対する残留型起泡性化粧品製品は通常“ムース”と呼ばれており、そし
てその用語は本発明中でも用いられるであろう。ヘアムースは1980年代の初
めにヨーロッパで生まれた。ヘアムースは基本的にはエアロゾルフォームである
が、しかしながら非エアロゾルフォームのものもまた知られている。ヘアムース
の一般的な魅力となるものは、主としてムース製剤から可能になる適用の容易さ
と生成物の量の制御に帰することができる。ヘアムース組成物は一般的には、加
圧できる容器あるいは弁によって投与され、そして使用者の手あるいは特別にデ
ザインされたくし上に適用され、頭髪へ拡げられる。代わりの方法として、ヘア
ムース組成物はノズルによる投与により髪に直接適用することができる。ヘアム
ースは整形、セットおよび調髪の目的、あるいはシャンプー、コンディショニン
グ、トリーティング、染髪およびそれらの組み合わせのような他の目的で調合さ
れる。
近年、一部の消費者が頭髪の乾燥に対する懸念のため、あるいは揮発性の溶媒
が環境へ放出されることへの懸念のため、“非アルコール性”のヘアムース製品
への希望を表明している。これに関連して、アルコールとは約1個から6個の炭
素を持つ揮発性の一級アルコール、特にエタノールのことをいう。アルコールは
ムース中で多くの理由から用いられている。第一に、揮発性のアルコールの存在
は、乾燥の時間を減じることで整髪を助けることができる。しかしながら、この
乾燥ということが、一部の消費者に対して、アルコールが頭髪をも乾燥させるの
ではないかという懸念引き起こしていると推測される。第二に、アルコールはム
ースが頭髪全体に拡げられた際には、泡の破壊を助ける。泡の破壊はアルコール
の脱起泡剤として働く能力の結果であると知られている。第三に、アルコールは
それ自体、製品の保存性を改良する。第四に、アルコールは噴射剤と濃縮液との
なじみ性を増強させ、レジンと水の基材との間の溶解の橋わたしとしてふるまう
。第五に、アルコールはコンディショニング脂肪族アルコールのような油性成分
の溶解に対して良い溶媒である。結果として製剤からアルコールを除外すること
は製品の性能に影響を与えるであろう。こういう理由で、ヘアムース組成物中に
用いることのできるアルコール性、非アルコール性のそれぞれの起泡剤を供給す
るという要望がある。
保存剤の種類とレベルもまた製品の性能に影響することが知られている。DM
DMヒダントイン(ジメチロールジメチルヒダントイン)とKathon CG
(メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノンの混合物)のような
保存剤は低いレベルでの効果的な保存剤として知られているが、しかし多くの国
では残留型の化粧品製品中での使用が認められていない。フェノキシエタノール
とEDTAは広く使用が認められているが、しかし低いレベルでは満足できるほ
ど効果がない。メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンおよびLi
quaParオイル(イソブチルパラベン、イソプロピルパラベンおよびブチル
パラベンの混合物)のようなパラベンもまた広く使用されている。しかし、パラ
ベン類は脂溶性であるので水に溶解できず、それゆえ配合上いくつかの制約があ
る。メチルパラベンとプロピルパラベンはそれらが室温では固体であるため高レ
ベルでの配合が困難である。そこで、広い範囲の保存剤の組み合わせから成る、
ヘアムース組成物中で使用できる起泡剤を供給することがまた、望まれている。
噴射剤の型もまた製品の性能に影響することが知られている。ジフロロエタン
152a(DuPontより供給)のようなフッ化炭化水素が広い範囲の製剤に
用いることができると知られている。プロパンとジメチルエーテルもまた広い範
囲の製剤に用いることができる。しかしプロパンは比較的可燃性である。ジメチ
ルエーテルは高レベルで用いられる時は腐食性である。LPG(液化石油ガス)
は主にイソ-ブタン、n-ブタンおよびプロパンの混合物であり、異なった圧力の
度合で入手可能である。LPGは比較的安全な噴射剤であるが、しかしながらい
くつかの配合上の制約を持っている。それであるから、広い範囲の噴射剤の組み
合わせで、ヘアムース組成物中に用いることのできる起泡剤を供給することがま
た望まれている。
ヘアムース組成物のための製品の性能の評価は、製品の目的と概念によって変
わる。ヘアムースの性能を評価する際に、一般的には3種の主な過程中に見られ
る特性が考慮に入れられる;すなわち容器から投与する際の泡立ちの特性、頭髪
に適用する際の泡立ちの特性、および頭髪に対する最終的な結果の特性である。
投与について考慮される特性は、泡の量と泡の広がる速度を含む。泡の広がりが
遅いかあるいは遅延される時には製品の“溜まり”が起こることが知られている
。頭髪への適用について考慮される特性は泡の安定性および壊れやすさ、石鹸ら
しくないこと、なめらかさ、柔らかさ、クリーミーなことおよび粘り気を含む。
頭髪に対する最終的な結果について考慮される特性は、形のコントロール、頭髪
の乾燥あるいは湿潤感、洗いやすさ、光沢、加湿、コンディショニング、静電気
防止およびブラシのかけやすさを含む。
上述の要求を遂行する試みとして、1993年11月18日に出願された同一
人に譲渡され同時に係属している米国特許出願第08/154,231号(Y.Chen
およびT.Nambu)が両性界面活性剤とアミンオキシドを含む残留型起泡性化粧品
組成物のための起泡剤を開示している。しかしながら、改良された透明で安定な
濃縮液を持つ起泡性化粧品組成物で、アミンオキシドを含まない製品に対する需
要が残っている。ヨーロッパにおいては、安全上の理由からアミンオキシドを使
用しない処方に興味が持たれている。
発明の目的
投与あるいはスプレーされることによって泡立ち、残留型起泡性化粧品組成物
に嵩高い安定な泡と、なめらかで緩和な感触と、整形/コンディショニング効果
を供給する起泡剤を供給することが本発明の目的である。
また、広い範囲の溶媒、保存剤および噴射剤の組み合わせによって処方できる
前記の起泡剤を含むヘアムース組成物を供給することも本発明の目的である。
より良い製品の安定性のための、安定で透明な濃縮液を与える起泡性化粧品組
成物を供給することも本発明の目的である。
速やかで嵩高い泡の拡散を与え、投与の際の停滞を減少させる前記の起泡剤を
含むヘアムース組成物を供給することが更に本発明の目的である。
アミンオキシドを含まない界面活性剤系を用いることも更に本発明の目的であ
る。
剪断応力のもとで適切に消える泡を与え、頭髪上に容易に拡散し、なめらかで
、柔らかでクリーミーな質感で、穏やかな感触を持つ前記の起泡剤を含むヘアム
ース組成物を供給することが更に本発明の目的である。
良好に整形の制御ができ、コンディショニング効果があり、頭髪に対してよい
感触を与える前記の起泡剤を含むヘアムース組成物を供給することが更に本発明
の目的である。
発明の要約
本発明は残留型の化粧品組成物に、容易に拡散する泡、透明で安定な濃縮液と
、なめらかで緩和な感触を供給する、少なくとも一種の両性界面活性剤と少なく
とも一種の4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤を含む起泡剤に関するもので
ある。
本発明はまた起泡剤および、更に溶媒と噴射剤を含むヘアムース組成物のよう
な起泡性化粧品組成物に関するものである。特に望ましい本発明の実例中では、
ヘアムース組成物は、0.05%から5%の少なくとも一種の両性界面活性剤と
0.05%から5%の少なくとも一種の4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤
を含み、更にポリマー、溶媒、保存剤および噴射剤を含む起泡剤を含む。
発明の詳細な説明
すべてのパーセントと比率は特定されない限りは重量に基づいている。噴射剤
を除く成分の全体は濃縮液として定義される。噴射剤を含まない非エアロゾル製
品に対しては濃縮液はすべての組成に等しい。起泡剤
本発明の起泡剤は両性界面活性剤と4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤を
含む。ヘアムースのような化粧品製品中に含まれる時には、起泡剤は望ましくは
濃縮液の0.1%から10%の、より望ましくは0.1%から6%のレベルで含
まれる。
ヘアムースのような起泡性化粧品組成物中に含まれる時には、本発明の起泡剤
は望ましくは少なくとも一種の両性界面活性剤と少なくとも一種の4級アンモニ
ウム陽イオン型界面活性剤を含む。両性界面活性剤と4級アンモニウム陽イオン
型界面活性剤はそれぞれ起泡性化粧品組成物中にそれぞれ0.05%から5%、
より望ましくはそれぞれ0.05%から3%含まれる。両性界面活性剤
本発明中有用な両性界面活性剤は、以下の一般式(I)、(II)、(III)お
よび(IV)を持つものおよびそれらの混合物である:
ここで、R1は約8個から約22個の炭素原子のアルキル、アルケニル、アリ
ールあるいはヒドロキシアルキル基、あるいはRx-M-RyでそこでのRxとRyは
それぞれ約8個から約22個の炭素原子のアルキル、アルケニル、アリールある
いはヒドロキシアルキル基であり、そしてMは(OCH2CH2)nおよび/また
はグリセリルで、そしてそこでのnは約10までであり、R2とR3は約1個から
約3個の炭素原子を含むアルキルおよびモノヒドロキシアルキル基から別々に選
択される、R4は約1個から約4個の炭素原子のアルキレンあるいはヒドロキシ
アルキレンであり、Z1はカルボキシレート、スルホネート、サルフェート、ホ
スフェートあるいはホスホネートから選択される基であり、xは0あるいは1で
あり、nは約1から約6でありそしてmは0あるいは1である。望ましくはR1
は11個から17個の炭素原子のアルキル、アルケニル、あるいはヒドロキシア
ルキル基で、R2とR3は1個から3個の炭素原子を含むアルキル基ら別々に選択
され、R4は1個から2個の炭素原子のアルキレンあるいはヒドロキシアルキレ
ン
で、Z1はカルボキシレート、スルホネートから選択される基で、xは0あるい
は1で、nは1から3で、そしてmは0あるいは1である。
ここにR5はC8-C22のアルキル、アルケニル、アリールあるいはヒドロキ
シアルキルで、望ましくはC8-C22であり、R6は水素あるいはCH2CO2M1
であり、R7はCH2CH2OHあるいはCH2CH2OCH2CH2COOM1であ
り,R8は水素、CH2CH2OHあるいはCH2CH2OCH2CH2COOM1であ
り、Z2はCO2M1あるいはCH2CO2M1であり、yは2あるいは3であり、望
ましくは2で、M1は水素あるいはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
ウム、アルカノールアンモニウム、サルフェート、スルホネート、ホスフェート
あるいはホスホネートのような陽イオンである。
ここでaは1から4の数で、R9はC8-C22のアルキル、アルケニル、アリ
ール、ヒドロキシアルキルあるいはアルキルアミドアルキルで、そしてM2は水
素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムあるいはアルカノールアン
モニウムである。一般式(I)を持つヘアムース組成物に対して有用な両性界面
活性剤の例は、アミドベタイン、アミドスルホベタイン、アルキルベタイン、ア
ルケニルベタイン、サルタイン(スルホベタイン)、およびイミダゾリニウムベ
タインである。ヘアムース組成物に対して特に有用な両性界面活性剤の例は、コ
コジメチルカルボキシメチルベタイン、TEGO BETAINEという商品名
のココアミドプロピルベタイン、ココベタイン、REWOTERIC AM DM
L-35という商品名のラウリルベタイン、ラウリルアミドプロピルベタイン、
オレイルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメ
チルアルファ-カルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベ
タイン、ラウリルビス-(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、
ス
テアリルビス-(2-ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイル
ジメチルガンマ-カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス-(2-ヒドロキシ
プロピル)アルファ-カルボキシエチルベタイン、ココアミドプロピルヒドロキ
シサルタイン(スルホベタイン)、ラウリルサルタイン(ラウリルスルホベタイ
ン)、およびREWOTERIC AM CASという商品名のココアミドプロピ
ルヒドロキシサルタインのような高級アルキルベタインである。
組成物に対して有用な一般式(II)を持つヘアムース両性界面活性剤の例は、
MIRANOLという商品名で市販され、そして種の複雑な混合物を含むと理解
されている、そしてR6に水素を持つことのできる種に関しては、pHに依存し
てプロトン化および非プロトン化の種として存在することができる。これに関し
て、イミダゾリニウム両性界面活性剤はイミダゾリニウム中間体から由来するこ
とができる。
一般式(II)の望ましい両性界面活性剤はモノカルボキシレートおよびジカル
ボキシレートである。これらの物質の例は、ココアンフォカルボキシプロピオネ
ート、ココアンフォカルボキシプロピン酸、ココアンフォカルボキシグリシネー
ト(またはココアンフォジアセテートと表される)、およびココアンフォアセテ
ートである。
本組成物中のイミダゾリニウム誘導体の成分を与える特定の市販品はMIRA
NOLC2M CONC. N.P.、MIRANOL C2M CONC. O.P.
、MIRANOL C2M SF、MIRANOL CM SPECIAL(Mir
anol, Inc.)という商品名で販売されているもの;ALKATERIC
2CIP(Alkaril Chemicals);NIKKOL AM-101
、AMPHOTERGE W-2(Lonza, Inc.)という商品名のココア
ンフォカルボキシプロピオネート;MONATERIC CDX-38、MONA
TERIC CSH−32(Mona Industries);REWOTER
IC AM-2C(Rewo Chemical Group);およびSCHER
OTERIC MS−2(Scher Chemicals)を含む。
一般式(III)および一般式(IV)を持つヘアムース組成物に対して有用な両
性界面活性剤の例は、n-アルキルアミノプロピオネートとn-アルキルイミノジ
プロピオネートを含む。そのような物質はHenkelからDERIPHAT、
Miranol, Inc.からMIRATAINEという商品名で販売されて
い
る。特定の例は、N-ラウリル-ベータ-アミノプロピオン酸あるいはその塩、お
よびN-ラウリル-ベータ-イミノ-ジプロピオン酸あるいはその塩である。4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤
本発明中で有用な4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤は以下の一般式(V
)および(VI)を持つものおよびそれらの混合物である:
ここでR10は約8個から約22個の炭素原子のアルキル、アルケニル、アリー
ル、アルキルアミドプロピル、あるいはヒドロキシアルキル基、そしてR11はメ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ベンジルあるいは約5個までのエチレンオキ
シド残基、R12はメチル、エチルあるいはプロピル、そしてX-はクロリド、ブ
ロミド、トシレートあるいはメトサルフェートである。望ましくはR10は約16
個から約20個のアルキルあるいはアルキルアミドプロピル、R11はメチルある
いはベンジルから選択され、R12はメチルあるいはエチル、そしてX-はクロリ
ドあるいはブロミドである。
ここでR13は約8個から約22個の炭素原子のアルキル、アルケニル、アリー
ル、アルキルアミドプロピル、あるいはヒドロキシアルキル基で、R14はメチル
あるいはエチル、そしてY-はクロリド、ブロミド、トシレートあるいはメトサ
ルフェートである。望ましくはR13はアルキルあるいはヒドロキシアルキルで、
R14はメチルあるいはエチル、そしてY-はクロリドあるいはブロミドである。
一般式(V)を持つヘアムース組成物に有用な4級アンモニウム陽イオン型界
面活性剤の例は、アルキルトリモニウム塩、アルキルアミドプロピル塩、アルキ
ルベンジルアンモニウム塩、およびPEG-n アルキルアンモニウムクロリド(
そこでのnはPEG鎖の長さである)を含む。ヘアムース組成物のような起泡
性化粧品組成物に対して特に有用な4級アンモニウム陽イオン型界面活性剤の例
は:
(i)INCROQUAT TMC−80(Croda)という商品名のベヘン
トリモニウムクロリド、ARQUAD 16-25W(Akzo)という商品名の
セトリモニウムクロリド、セトリモニウムブロミド、ARQUAD C-33W(
Akzo)という商品名のココトリモニウムクロリド、VARISOFT TS
C(Sherex)という商品名のステアルトリモニウムクロリド、ミリトリモ
ニウムブロミド、ソイトリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムメトサルフ
ェート、ADOGEN 471(Sherex)という商品名のタロウトリモニ
ウムクロリド、セトリモニウムトシレート、ラウロトリモニウムクロリド、ドデ
シルベンジルトリモニウムクロリド、BRETOL(Hexcel)という商品
名のセテチルジモニウムブロミド、およびSUMQUAT 2355(Hexc
el)という商品名のベンジルトリエチルアンモニウムクロリドのようなアルキ
ルトリモニウム塩。
(ii)CATIGENE SA-70という商品名のステアラミドプロピルトリ
モニウムメトサルフェート、ステアラミドアルコニウムクロリド、SURFAC
TOL Q1(CasChem)という商品名のリチノールアミドプロピルエチ
ルジモニウムクロリド、ステアラミドプロパルコニウムクロリド、クォータニウ
ム-22、クォータニウム-26、LANOQUAT 1756(Henkel)
という商品名のクォータニウム-33のようなアルキルアミドプロピル塩。
(iii)SUMQUAT 6050(Hexcel)という商品名のセタルコニ
ウムクロリド、セテアルアルコニウムブロミド、INCROQUAT SDQ-2
5(Croda)という商品名のステアルアルコニウムクロリド、およびラウロ
アルコニウムブロミドのようなアルキルベンジルアンモニウム塩。
(iv)ETHOQUAD 18/12(Akzo)という商品名のPEG-2ス
テアルモニウムクロリドおよびPEG-5ステアルモニウムクロリドのようなP
EG-nアルキルアンモニウムクロリド。
一般式(VI)を持つヘアムース組成物に有用な4級アンモニウム陽イオン型界
面活性剤の例は、ジアルキルジモニウムクロリドである。望ましい化合物は、A
DOGEN 432-100(Sherex)という商品名のジセチルジモニウム
クロリド、VARISOFT 462(Sherex)という商品名のジココジ
モニウムクロリド、ARQUAD 218-100-P(Akzo)という商品名
のジステアリルジモニウムクロリド、ジタロウジモニウムクロリドおよびジラウ
リルジモニウムクロリドを含む。溶媒
本発明中で使用される溶媒は、成分の残りの部分、粘性、および組成物の望ま
れる起泡の特性のような変数によって選択される。
ヘアムースのような起泡性化粧品組成物中に含まれる時には、溶媒は望ましくは
濃縮液の60-99%の、より望ましくは80-99%の、最も望ましくは85-
98%のレベルで含まれる。
本発明中で有用な溶媒の限定されない例は:水、エタノールおよびイソプロパ
ノールのような1から6の炭素を持つ低級アルコール、プロピレングリコール、
ヘキシレングリコール、グリセリンおよびプロパンジオールのような多価アルコ
ール、およびそれらの混合物などである。噴射剤
本発明中で用いられる時には噴射剤は成分の残りの部分、容器、および製品が
使用するためにどのようにデザインされたか(正置するかあるいは逆に置くか)
等の変数によって選択される。
ヘアムースのような起泡性化粧品組成物中に含まれる時には、噴射剤は全組成
物中で望ましくは0-60%の、より望ましくは0-30%のレベルで含まれる。
噴射剤が用いられない時には、ヘアムース組成物は通常空気あるいはガス混合用
装置をつけた容器中で供給される。
本発明中で有用な噴射剤の限定されない例は:ジフロロエタン 152a(D
uPontより供給)のようなフッ化炭化水素、ジメチルエーテル、およびプロ
パン、イソ-ブタン、n-ブタンのような炭化水素、およびLPG(液化石油ガス
)のような炭化水素の混合物である。任意の成分
任意の成分が本発明の残留型起泡性化粧品組成物中に製品の必要性によって含
まれることができる。限定されないこのような任意の成分の例は、追加の界面活
性剤、紫外線および赤外線の遮断および吸収剤、ヘアコンディショニング剤、皮
膚コンディショニング剤、香料、色素、pH調節剤、ポリマー、染料、ビタミン
、蛋白質、植物抽出物、および栄養剤である。
ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物はポリマーおよび保存剤を含む
ことができ、また更に他の任意成分を含むことができる。ポリマー
ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は更にポリマーを含んでもよい
。このようなポリマーは陽イオン型、非イオン型、陰イオン型および両性ポリマ
ーを含んでもよい。ポリマーは典型的には濃縮液の0-15%の、望ましくは0-
10%のレベルで含まれる。
ここでの使用に適当なポリマーは、水層中に可溶あるいはコロイド状に分散可
能などのようなポリマーをも含む(水層の中で水が唯一の溶媒である場合には、
ポリマーは水に可溶あるいは分散可能でなければならない;もしエタノールのよ
うな任意の共溶媒が存在する場合にはポリマーは合体された溶媒系に可溶あるい
は分散可能でなければならない)。溶解性/分散性は常温、常圧の条件(1気圧
で25℃)で決定される。本発明中の組成物中で使用されるポリマーは、陽イオ
ン型、陰イオン型、非イオン型、および両性レジンを含む。
本発明中で有用な陽イオン型ポリマーの限定されない例は、Ucare Po
lymer LRという商品名のポリクォータニウム10(ヒドロキシエチルセ
ルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル)および
Celquatという商品名のポリクォータニウム4(ヒドロキシエチルセルロ
ースジメチルジアリルアンモニウムクロリドコポリマー)のような4級セルロー
スエーテル、Gafquatという商品名のポリクォータニウム11(ポリビニ
ルピロリドンN,N’-ジメチルアミノエチルメタアクリル酸コポリマージエチル
サルフェート塩)のような4級化したビニルピロリドン/アルキルアミノアクリ
レートあるいはメタアクリレートコポリマー、Luviquatという商品名で
購入可能なメチルビニルイミダゾリウムビニルピロリドン4級アンモニウムコポ
リマー、ビニルメチルエーテルエチルマレエートコポリマー(PVM/MAコポ
リマー)、Luviskolという商品名のPVP/VAコポリマー、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルアルコールとクロトン酸のコポリマー、ポリビニルア
ルコールとマレイン酸無水物のコポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルグアガム、ポリスチレンスルホネートナトリウム、ポリビニル
ピロリドンエチルメタアクリレートメタアクリル酸ターポリマー、オクチルアク
リルアミドアクリレートブチルアミノエチルメタアクリレートコポリマー、Yu
kaformer AM-75という商品名のN-メタアクリロイルエチル-N,N
’-ジメチルアンモニウムガンマ-N-メチルカルボキシベタインブチルメタアク
リレートコポリマーおよびそれらの混合物を含む。
陽イオン型ポリマーの他の例は、ポリマーの骨格に共有結合したシリコーン(
例えば骨格にグラフトしたシリコーン鎖)より成り、そして非イオン型で、4級
化しない、水溶性のモノマーと非イオン型の、4級化できるモノマーを組み合わ
せたものの重合より由来するシリコーングラフト型コポリマー(このようなコポ
リマーの混合物を含む)を含む。シリコーンマクロマーは一般的に、またシリコ
ーンマクロマーの存在下で、例えばシリコーンを含むモノマーのような上記の二
つの型のモノマーの重合を行なうことによってポリマー中に組み込まれるであろ
う。
ここでのシリコーンマクロマーグラフト型コポリマーは約30℃から約140
℃のTgを持つ重合型の骨格を持つであろう。シリコーンマクロマー含有型コポ
リマーは有機重合型骨格、望ましくはビニル骨格あるいは他のエチレン状に不飽
和化した重合できるポリマーより由来する炭素に基づいた骨格、を持つ。ポリマ
ーは以下のものの重合に由来する:重量比で約2%から15%のシリコーンマク
ロマー;重量比で約5%から40%の陰イオン型で4級化できるモノマー;およ
び重量比で約30%から60%の非イオン型、水溶性、非4級化型モノマー。重
量比で少なくとも5%のモノマーが4級化している。
ここでの4級化できる非イオン型モノマーはスチレン、アクリルアミド、メタ
アクリルアミド、アクリル酸およびメタアクリル酸のC1-C5アルキルエステ
ルのような(メタ)アクリレートのアミノ基を持つ誘導体のような4級化できる
、アミノ基のあるエチレン状に不飽和化したモノマーを含む。
このようなモノマーの例は以下のものを含む:(i)p-ジメチルアミノメチル
スチレン、p-ジメチルアミノエチルスチレン;(ii)ジメチルアミノメチルア
クリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピ
ルメタアクリルアミド、ジメチルアミノメチルメタアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート
、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、およびジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド。
非イオン型、非4級化型、水溶性モノマーの例は、アクリルアミド、メタアク
リルアミド、(メタ)アクリレート、シナミド、ビニルアルコール、ビニルピロ
リドン、ビニルオキサゾリドン、およびそれらの誘導体を含む。特定の例は、ア
クリルアミド、メタアクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジメチルメタア
クリルアミド、イソプロピルアクリルアミド、t-ブチルアクリルアミド、イソ
プロピルメタアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドのようなモノ-および
ジ-C1-C6のアルキル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアクリレート、t-
ブチルアクリレート t-ブチルメタアクリレート、イソプロピルメタアクリレー
ト、ステアリルメタアクリレート、セチルメタアクリレート、アクリルグリシン
アミド、メタアクリルグリシンアミドのようなモノ-およびジ-C1-C20のア
ルキル(メタ)アクリルアミド、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、ビニル
オキサゾリドン、ビニルメタオキサゾリドン、およびポリ(エチレングリコール
)フェニルエーテル(メタ)アクリレートを含む。
陽イオン型ポリマーの他の例は、例えばヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウムグアガムのような陽イオン型グアガム、ジアリルジメチルアンモニウムク
ロリドあるいはトリメチルアンモニウム置換エポキシドとヒドロキシエチルセル
ロースのコポリマーのような4級化セルロースエーテル、低級アルキルアミノア
ルキルアクリレートあるいはメタアクリレートモノマー(例えば、ジメチルアミ
ノエチルメタアクリレート)のホモポリマー、およびそれらとN-ビニルピロリ
ドンのような融和性のモノマーとの、あるいはメチル、エチルおよびオレイルメ
タアクリレートとそれらの混合物のようなメタアクリレート誘導体との、および
/あるいはメチルおよびブチルアクリレートとそれらの混合物のようなアルキル
アクリレートとのコポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとアクリ
ルアミドとのコポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマ
ー、ビニルイミダゾリウム/ビニルピロリドンコポリマー、およびそれらの混合
物である。
他の多価陽イオン型ヘアコンディショニングポリマーの例は、重合できる陽イ
オン型の原料モノマーの、あるいは重合に連続して陽イオン性の特性になるよう
に修飾される、重合できる非イオン型のモノマーから由来することができる。
陽イオン型モノマーの例は以下のものを含む:
(i)以下で集合的に(メタ)アクリル酸として表されるアクリル酸あるいは
メタアクリル酸、および(メタ)アクリルオキシプロピルトリメチルアンモニウ
ムクロリドおよび(メタ)アクリルオキシプロピルトリエチルアンモニウムブロ
ミドのようなアルキル基の中に1から5個の炭素原子を持つトリアルキルアミン
の4級化したエピハロヒドリン生成物から由来するモノマー;
(ii)(メタ)アクリル酸のアミン誘導体あるいは、(メタ)アクリル酸ある
いは(メタ)アクリルアミドから由来する(メタ)アクリルアミドのアミン誘導
体およびジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(
メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、あるいは
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドのようなC1-C4のアルキル
基を持つジアルキルアルカノールアミン;および
(iii)上記の(ii)の群の(1)塩酸あるいは乳酸のような無機あるいは有
機酸との中和反応、(2)メチルクロリド、エチルクロリド、メチルブロミドあ
るいはヨウ化エチルのようなハロゲン化アルキルによる修飾、(3)エチルモノ
クロロアセテートあるいはメチルモノクロロプロピオネートのようなハロゲン化
脂肪酸エステルによる修飾、および(4)ジメチルサルフェートあるいはジエチ
ルサルフェートのようなジアルキルサルフェートによる修飾による生成物の誘導
体。
更に、陽イオン型不飽和モノマーはビニルイミダゾリニウム4級アンモニウム
モノマーだけでなく、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドおよび他の同様な
もののようなアリル化合物のアミン誘導体を含む。
これらの陽イオン型不飽和モノマーは陽イオン型に重合することができる、あ
るいはその代わりとしてそれらは前駆体の形で重合することもでき、そしてそれ
から、例えば4級化剤(例、エチルモノクロロアセテート、ジメチルサルフェー
ト、ジエチルサルフェート、メチルクロリド等)によって陽イオン型に変性され
る。
非イオン型モノマーの限定されない例は、メタノール、エタノール、1-プロ
パノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-メチル-1-プロパノール、1
−ペンタノール、2-ペンタノール、3-ペンタノール、2-メチル-1-ブタノー
ル、
1-メチル-1-ブタノール、3-メチル-1-ブタノール、1-メチル-1-ペンタノ
ール、2-メチル-1-ペンタノール、3-メチル-1-ペンタノール、t-ブタノー
ル、シクロヘキサノール、2-エチル-1-ブタノール、3-ヘプタノール、ベンジ
ルアルコール、2-オクタノール、6-メチル-1-ヘプタノール、2-エチル-1-
ヘキサノール、3,5-ジメチル-1-ヘキサノール、3,5,5-トリメチル-1-
ヘキサノール、1-デカノール、1−ドデカノール、1-ヘキサデカノール、1-
オクタデカノールおよび約1-24の炭素原子を持つアルコールのようなその他
同様のもののようなC1-C24のアルコールのアクリル酸あるいはメタアクリ
ル酸エステル;スチレン;クロロスチレン;ビニルアセテートのようなビニルエ
ステル;ビニルクロリド;ビニリデンクロリド;アクリロニトリル;アルファ-
メチルスチレン;t-ブチルスチレン;ブタジエン;シクロヘキサジエン;エチ
レン;プロピレン;ビニルトルエン;メトキシエチル(メタ)アクリレートおよ
びブトキシエチル(メタ)アクリレートのようなアルコキシアルキル(メタ)ア
クリレート;およびそれらの混合物である。他の非イオン型モノマーはアリルア
クリレートおよびメタアクリレート、シクロヘキシルアクリレートおよびメタア
クリレート、オレイルアクリレートおよびメタアクリレート、ベンジルアクリレ
ートおよびメタアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレートおよびメタ
アクリレート、エチレングリコールジ-アクリレートおよび-メタアクリレート、
1,3-ブチレングリコールジ-アクリレートおよび-メタアクリレート、ジアセ
トンアクリルアミド、イソボルニル(メタ)アクリレート、およびその他同様の
もののようなアクリレートおよびメタアクリレート誘導体を含む。
極性の非イオン型モノマーの限定されない例は、アクリルアミド、N,N-ジメ
チルアクリルアミド、メタアクリルアミド、N-t-ブチルアクリルアミド、メタ
アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリレートアルコール(例、ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレートのようなC2-C6のア
クリレートアルコール)、ヒドロキシエチルメタアクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタアクリレート、ビニルピロリドン、メチルビニルエーテルのようなビニ
ルエーテル、アシルラクトンおよびビニルピリジン、アリルアルコール、ビニル
アルコールおよびビニルカプロラクタムを含む。
多価陽イオン型ポリマーの限定されない例は、陽イオン型ポリサッカライド、
ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、ジメチルジアリルアン
モニウムクロリドとアクリルアミドとのコポリマー、アクリル酸および/あるい
はメタアクリル酸から由来する、特にジメチルアミノエチルアクリレートおよび
メタアクリレートのようなアルキルアミノアルキルアクリレートおよびメタアク
リレートモノマーからの、陽イオン型でアミノ基を持つホモポリマーおよびコポ
リマー、ポリアルキレンイミンおよびエトキシポリアルキレンイミン、ビニルイ
ミダゾリウム/ビニルピロリドン4級アンモニウムコポリマー、およびそれらの
混合物を含む。保存剤
ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は、更に保存剤を含むことがで
きる。このような保存剤は望ましくは濃縮液の0-5%、より望ましくは0-3%
のレベルで含まれる。
本発明中で有用な保存剤の限定されない例は、DMDMヒダントイン(ジメチ
ロールジメチルヒダントイン)Kathon CG(メチルクロロ-イソチアゾリ
ノンとメチルイソチアゾリノンの混合物)、イミダゾリジニル尿素、フェノキシ
エタノール、EDTAおよびその塩、ベンジルアルコール、およびメチルパラベ
ン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、およびLiquaParオイル(イソ
ブチルパラベン、イソプロピルパラベン、およびブチルパラベンの混合物)のよ
うなパラベンである。他の任意成分
ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は、更に追加の界面活性剤を含
むことができる。このような追加の界面活性剤は、本発明中の起泡剤に影響を与
えない、非イオン型、陽イオン型、陰イオン型、および他の両性界面活性剤を含
む。このような追加の界面活性剤の限定されない例は、ナトリウムラウロイルメ
チルアミノプロピオネート、ナトリウムココイルイセチオネート(ナトリウムコ
コイルエチルエステルスルホネート)、イソステアレス 10、およびGero
pon TC-42(Na-N-ココイルN-メチルタウレート)ラウリル酸ジメタ
ノールアミドを含む。追加の界面活性剤は、典型的には起泡剤の50%より少な
い、望ましくは33%より少ないレベルで含まれる。
ヘアムース組成物のような起泡性化粧品組成物は、更に様々の任意の成分を含
んでもよい。このような任意の成分は;濃化剤および、長鎖脂肪酸のジエタノー
ルアミド、塩化ナトリウム、および硫酸ナトリウムのような粘度調節剤、セチル
アルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコールおよびパンテノールの
ようなヘアコンディショニング剤、オクチルサリチレートのような紫外線吸収剤
、クエン酸、こはく酸、水酸化ナトリウムおよびトリエタノールアミンのような
pH調節剤、着色剤、過酸化水素、パーボレート塩、およびパーサルフェート塩
のような頭髪酸化剤、チオグリコレートのような頭髪還元剤、香料、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステルのような香料可溶化剤、金属イオン封鎖剤、グリセ
リンおよびプロピレングリコールのようなポリマー可塑剤、および揮発性および
不揮発性のシリコーン液を含む。このような任意の成分は典型的には、濃縮液の
0.01-20%の、望ましくは0.1−10%のレベルで含まれる。
実施例
以下の実施例は本発明の組成物を例証するが、しかしそれに限定されるもので
はない。述べられているすべてのパーセンテージと比率は、特定されない限りは
重量に基づいている。
実験
以下の配合は製品の性能を比較する実験に用いられた。
組成物A:同時に係属している米国特許出願第08/154231号の例である
ムース組成物。
組成物B:本発明の例であるムース組成物。
表1、2および3中に示される成分は、当業者によく知られているいかなる通
常の方法によっても調製することができる。適切な方法は以下の通りである:プ
ロピレングリコール、ジメチコンコポリオール、保存剤、ポリマー、および起泡
剤が、室温で均一になるまで撹拌しながら蒸留水中へ加えられる。得られた混合
物が70-75℃に加熱される。他の任意の成分が加熱された混合物中へ加えら
れ、均一になるまで撹拌される。得られた混合物は30-40℃まで冷却され、
そして香料とナトリウムココイルイセチオネートのような他の熱に不安定な成分
が加えられる。得られた濃縮液は噴射剤と共に缶に保存される。本発明の評価
本発明の組成物の評価は以下の試験用製品(組成物AおよびB)を用いる以下
の3種の方法に従って行われる:
1.試験製品:(表3に示される)
組成物A:同時に係属している米国特許出願第08/154231号の組成の例
であるムース組成物。
組成物B:本発明の実例であるムース組成物。(1)濃縮液透明度試験
方法:10gの製品の濃縮液をガラスのびん(100ml、10cmの高さで
直径4cm)に入れる。製品は10人の回答者によって主観的に以下の評価基準
に基づいて透明度を評価することで比較される;
0:非常に透明
1:透明
2:大体透明、わずかに濁っている
3:やや濁っている
4:濁っている
5:非常に濁っている
6:不透明
結果:10人の回答者の評価の結果は、組成物Bは組成物Aより有意に透明(
より高い透明度)であることを示した。
組成物A:平均評価3.4、標準偏差0.71
組成物B:平均評価1.3、標準偏差0.48(2)泡性状試験
方法:組成物AおよびBがエアロゾル容器(150ccの容量のアルミ缶)に
入れられ、LPG噴射剤と共に密閉され、加圧される。製品がムースの泡として
投与される。10人の回答者が拡散の容易さに基づいて泡の性状を評価すること
を求められる。
0:泡が柔らかで拡散しやすい
1:拡散しやすく、容積が減らない
2:泡がクリーム状で拡散しやすい
3:泡が拡散しやすい
4:容易には拡散しない
5:拡散しにくい
結果:結果は、組成物Bは組成物Aより有意に拡散しやすいということを示し
た。
組成物A:評価3.8±0.4
組成物B:評価2.5±0.5(3)被膜のなめらかさ試験
方法:10gの製品の濃縮液をプラスチックの皿(直径10cm×10cm)
中で被膜になるまで乾燥される。0から5の基準に基づいて、10人の回答者に
よって、被膜のなめらかさを主観的に評価することで比較される。
0:感触が非常に粗い
1:粗い
2:わずかに粗い
3:部分的に粗いが主になめらか
4:なめらかな感触
5:非常になめらかな感触
結果:結果は、組成物Bが組成物Aより有意によりなめらかな感触の乾燥皮膜
を形成することを示した。
組成物A:評価4.5±0.4
組成物B:評価2.9±0.5
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C11D 1:90
1:62)