JPH1051017A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1051017A
JPH1051017A JP8204871A JP20487196A JPH1051017A JP H1051017 A JPH1051017 A JP H1051017A JP 8204871 A JP8204871 A JP 8204871A JP 20487196 A JP20487196 A JP 20487196A JP H1051017 A JPH1051017 A JP H1051017A
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JP
Japan
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solar cell
film
semiconductor substrate
insulating film
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Application number
JP8204871A
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English (en)
Inventor
Hideki Mizuhara
秀樹 水原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

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  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板電位を安定化した上で、半導体基板材料を
有効に活用して材料費を削減することが可能な半導体装
置を提供する。 【解決手段】P形単結晶シリコン基板2の表面2aにC
MOSインバータ3が形成され、同じ基板2の裏面2b
に単結晶シリコン太陽電池4が形成されている。そし
て、太陽電池4から各電極68,69を介して、CMO
Sインバータ3へ電力が供給されている。従って、半導
体基板材料を有効に活用することが可能になり材料費を
削減することができる上に、半導体装置1全体を小型化
することができる。各電極68,69は、基板2の裏面
2bから側面2cを通って表面2aまで延設され、各電
極41D,51D,44,54,41S,51Sと同時
に形成される。従って、ワイヤリング工程を設けること
なく、太陽電池4とCMOSインバータ3との接続を半
導体製造プロセス中で簡単かつ容易に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の通信機器や情報機器の普
及に伴い、これらの携帯型機器を小型軽量化するため
に、携帯型機器の電源として太陽電池を使用することが
提案されている。この場合には、機器の内部回路を構成
する集積回路が形成された半導体基板と、その集積回路
の電源用の太陽電池が形成された半導体基板とを別々に
作製した後に、両基板を電力供給用の電力線で接続する
方法が採られている。
【0003】ところで、特開昭56−66888号公報
(G09F 9/35,G02F 1/133,G09F 9/00)には、固体表示用
大面積半導体基板の一主面上に液晶セル用金属反射電極
液晶駆動用素子よりなる単位絵素が2次元のマトリクス
に配列され、当該基板の他の主面上に拡散層と透明電極
よりなる太陽電池が形成された表示装置が開示されてい
る。この表示装置では、n形シリコン基板の一主面上
に、液晶駆動用素子としてのPMOSトランジスタと、
太陽電池の一方の金属電極とが形成されている。また、
n形シリコン基板の他の主面上に太陽電池用P形拡散層
が形成され、その太陽電池用P形拡散層上に太陽電池の
他方の電極が形成されている。尚、その太陽電池の他方
の電極は、ITO(Indium Tin Oxide)膜よりなる透明
電極である。そして、太陽電池用P形拡散層は、PMO
Sトランジスタのソース・ドレイン領域となるP形拡散
層と同時に形成され、その形成には、BBr3 を用いた
ガス拡散またはBNを用いた固相拡散が採用されてい
る。
【0004】このように、同公報に記載の表示装置で
は、液晶駆動用素子と、その液晶駆動用素子の電源とし
ての太陽電池とがそれぞれ、1枚の半導体基板の表裏に
形成されている。従って、半導体基板材料を有効に活用
することが可能になり、材料費を削減することができ
る。加えて、装置全体を小型化することができる。
【0005】しかし、太陽電池用P形拡散層がn形シリ
コン基板の裏面に直接形成されているため、基板電位が
不安定になり易く、液晶駆動用素子の誤動作を招くとい
う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、基
板電位を安定化した上で、半導体基板材料を有効に活用
して材料費を削減することが可能な半導体装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体基板に形成されたデバイスと、同じ半導体基
板に形成された太陽電池とを備えたことをその要旨とす
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、半導体基板
(2)と、その半導体基板に形成されたデバイス(3)
と、同じ半導体基板に形成された太陽電池(4,30
2,402)と、その太陽電池と半導体基板との間に形
成された導電膜(61)または絶縁膜(102)とを備
え、前記太陽電池から前記デバイスへ電力が供給される
ことをその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、半導体基板
(2)と、その半導体基板の一主面(2a)上に形成さ
れたデバイス(3)と、同じ半導体基板の他の主面(2
b)上に形成された太陽電池(4,302,402)
と、その太陽電池と半導体基板との間に形成された導電
膜(61)または絶縁膜(102)とを備え、その太陽
電池から前記デバイスへ電力が供給されることをその要
旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、半導体基板
(2)と、その半導体基板上に形成されたデバイス
(3)と、そのデバイス上に絶縁膜(202)を介して
形成された太陽電池(4)とを備え、その太陽電池から
前記デバイスへ電力が供給されることをその要旨とす
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の半導体装置において、前記導電膜
(61)は前記太陽電池の背面電極であることをその要
旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の半導体装置において、前記半導体基板の一主面から側
面(2c)を通って他の主面へ延設された導電層(6
8,69)を備え、その導電層を前記太陽電池から前記
デバイスへの電力供給用の電力線として用いることをそ
の要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図面に従って説明する。
【0014】図1は、第1実施形態の半導体装置1の概
略断面図である。半導体装置1は、P形単結晶シリコン
基板2の一主面(以下、表面という)2a上に形成され
たCMOSインバータ3と、基板2の他の主面(以下、
裏面という)2b上に形成された単結晶シリコン太陽電
池4とから構成されている。
【0015】基板2の表面2a上に、LOCOS法を用
いてフィールド酸化膜5が形成されている。フィールド
酸化膜5から露出した基板2の表面2a上に、CMOS
インバータ3を構成するNMOSトランジスタ6および
PMOSトランジスタ7が形成されている。
【0016】NMOSトランジスタ6は、ソース領域1
1S、ドレイン領域11D、チャネル領域12、ゲート
酸化膜13、ゲート電極14から構成されている。ソー
ス領域11Sおよびドレイン領域11Dは、基板2の表
面2a上に形成されたN形拡散層からなる。チャネル領
域12は、各領域11S,11D間の基板2上に形成さ
れている。ゲート電極14は、チャネル領域12上にゲ
ート酸化膜13を介して形成されている。
【0017】PMOSトランジスタ7は、ソース領域2
1S、ドレイン領域21D、チャネル領域22、ゲート
酸化膜23、ゲート電極24から構成され、基板2の表
面2a上に形成されたNウェル31上に形成されてい
る。ソース領域21Sおよびドレイン領域21Dは、N
ウェル31上に形成されたP形拡散層からなる。チャネ
ル領域22は、各領域21S,21D間のNウェル31
上に形成されている。ゲート電極24は、チャネル領域
22上にゲート酸化膜23を介して形成されている。
【0018】各トランジスタ6,7を含む基板2の表面
2a全面に層間絶縁膜32が形成されている。各ゲート
電極14,24はそれぞれ、層間絶縁膜32に形成され
たコンタクトホールを介して、各ゲート電極44,54
に接続されている。各ソース領域11S,21Sはそれ
ぞれ、層間絶縁膜32に形成されたコンタクトホールを
介して、各ソース電極41S,51Sに接続されてい
る。各ドレイン領域11D,21Dはそれぞれ、層間絶
縁膜32に形成されたコンタクトホールを介して、各ド
レイン電極41D,51Dに接続されている。
【0019】各ゲート電極44,54はそれぞれ、層間
絶縁膜32上に延設されて互いに接続されている。ま
た、各ドレイン電極41D,51Dもそれぞれ、層間絶
縁膜32上に延設されて互いに接続されている。
【0020】基板2の裏面2b上に、単結晶シリコン太
陽電池4を構成する背面電極61、P形拡散層62、N
形拡散層63、透明電極64、反射防止膜65が、この
順番で形成されている。
【0021】背面電極61は各種金属(アルミ、金、
銀、コバルト、チタン、その他の高融点金属)膜からな
る。尚、背面電極61に用いられる金属には、反射率が
高いことと、基板2およびP形拡散層62中へ拡散し難
いこととが要求される。
【0022】P形拡散層62およびN形拡散層63は単
結晶シリコンからなる。透明電極64(膜厚;1μm 以
下)はITO膜からなる。反射防止膜65はシリコン窒
化膜からなる。
【0023】各層62,63および透明電極64には、
背面電極61に到達するコンタクトホール67が形成さ
れている。コンタクトホール67の内壁には反射防止膜
65が延設されている。そして、背面電極61はコンタ
クトホール67を介してプラス側電極68に接続されて
いる。そのため、各層62,63および透明電極64と
プラス側電極68とは、コンタクトホール67の内壁の
反射防止膜65によって絶縁されている。
【0024】透明電極64は、反射防止膜65に形成さ
れたコンタクトホール70を介して、マイナス側電極6
9に接続されている。基板2の側面2c上に絶縁膜71
が形成されている。各電極68,69は絶縁膜71上に
形成され、基板2の裏面2bから側面2cを通って表面
2aまで延設されている。そして、プラス側電極68は
ソース電極51Sに接続され、マイナス側電極69はソ
ース電極41Sに接続されている。つまり、各電極6
8,69は、単結晶シリコン太陽電池4からCMOSイ
ンバータ3への電力供給用の電力線として機能する。
【0025】次に、半導体装置1の製造方法について説
明する。 工程1;基板2の表面2aをフォトレジストによって覆
う。 工程2;基板2の裏面2bに以下の方法を用いて単結晶
シリコン太陽電池4を形成する。
【0026】〔第1の製造方法〕 工程2−1;基板2の裏面2b全面に、背面電極61を
形成するための金属イオンを注入する。このとき、イオ
ン注入条件を適宜に選定し、基板2の表面から所定の深
さに所定の濃度の金属イオンを注入することにより、基
板2中に所望の膜厚の背面電極61を形成する。
【0027】工程2−2;基板2の裏面2b全面に、P
形拡散層62を形成するためのP形不純物イオンを注入
する。このとき、イオン注入条件を適宜に選定し、基板
2の表面から所定の深さに所定の濃度のP形不純物イオ
ンを注入することにより、基板2中に所望の膜厚のP形
拡散層62を形成する。
【0028】工程2−3;基板2の裏面2b全面に、N
形拡散層63を形成するためのN形不純物イオンを注入
する。このとき、イオン注入条件を適宜に選定し、基板
2の表面から所定の深さに所定の濃度のN形不純物イオ
ンを注入することにより、基板2中に所望の膜厚のN形
拡散層63を形成する。
【0029】工程2−4;熱処理を行うことにより、各
層62,63に注入された不純物イオンを活性化すると
共に、各層62,63を再結晶化する。尚、熱処理によ
る各層62,63の再結晶化方法には、レーザビーム,
電子ビーム,ヒータなどを用いる溶融再結晶化法、固相
成長法などがある。
【0030】〔第2の製造方法〕 工程2−1;PVD(Phisical Vapor Deposition )法
を用い、基板2の裏面2b全面に金属膜からなる背面電
極61を形成する。
【0031】工程2−2;原料ガスにP形不純物(ジボ
ラン(B2 6 )など)を添加したCVD(Chemical V
apor Deposition )法を用い、背面電極61上にP形拡
散層62となるドープドポリシリコン膜を形成する。
【0032】工程2−3;原料ガスにN形不純物(フォ
スフィン(PH3 )など)を添加したCVD法を用い、
P形拡散層62上にN形拡散層63となるドープドポリ
シリコン膜を形成する。
【0033】工程2−4;熱処理を行うことにより、各
ドープドポリシリコン膜中の不純物イオンを活性化する
と共に、各ドープドポリシリコン膜を再結晶化して、単
結晶シリコンからなる各層62,63を形成する。
【0034】工程3;N形拡散層63上にITO膜から
なる透明電極64を形成する。 工程4;異方性エッチングを用い、各層62,63およ
び透明電極64にコンタクトホール67を形成する。
【0035】工程5;CVD法を用い、コンタクトホー
ル67の内壁を含む基板2の裏面2b全面に、シリコン
窒化膜からなる反射防止膜65を形成する。 工程6;異方性エッチングを用い、反射防止膜65にコ
ンタクトホール70を形成すると共に、コンタクトホー
ル67の底面から背面電極61を露出させる。
【0036】工程7;基板2の表面2aを覆っているフ
ォトレジストを除去し、基板2の裏面2bをフォトレジ
ストによって覆う。 工程8;基板2の表面2aに、フィールド酸化膜5、N
ウェル31、NMOSトランジスタ6、PMOSトラン
ジスタ7、層間絶縁膜32を順次形成する。層間絶縁膜
32の材質としては、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜、シリケートガラス(PSG、BPSGなど)などが
ある。
【0037】工程9;基板2の裏面2bを覆っているフ
ォトレジストを除去し、基板2の側面2c上に絶縁膜7
1を形成する。絶縁膜71の材質としては、シリコン酸
化膜、シリコン窒化膜、SOG(Spin On Glass )膜や
ポリイミド樹脂膜などの塗布絶縁膜などがある。
【0038】工程10;層間絶縁膜32にコンタクトホ
ールを形成する。 工程11;PVD法を用い、前記各コンタクトホール内
を含む基板2の全面(表面2a、裏面2b、側面2c)
に金属膜を形成する。次に、その金属膜上にフォトレジ
ストを塗布した後、露光工程および現像工程を経てレジ
ストパターンを形成する。露光工程では、紫外線を微小
径のビーム状にして走査しながら基板2を回転させるこ
とで、基板2の全面を露光させる。続いて、そのレジス
トパターンをエッチング用マスクとして前記金属膜をエ
ッチングすることにより、各電極41D,51D,4
4,54,41S,51S,68,69を同時に形成す
る。その結果、半導体装置1が完成する。
【0039】このように本実施形態によれば、以下の作
用および効果を得ることができる。 (1)P形単結晶シリコン基板2の表面2aにCMOS
インバータ3が形成され、同じ基板2の裏面2bに単結
晶シリコン太陽電池4が形成されている。そして、単結
晶シリコン太陽電池4から各電極68,69を介して、
CMOSインバータ3へ電力が供給されている。従っ
て、半導体基板材料を有効に活用することが可能にな
り、材料費を削減することができる。加えて、半導体装
置1全体を小型化することができる。
【0040】(2)単結晶シリコン太陽電池4を構成す
るP形拡散層62は、背面電極61を介して基板2に接
続されている。そのため、基板2の電位を安定化するこ
とが可能になり、CMOSインバータ3の誤動作を防止
することができる。
【0041】(3)単結晶シリコン太陽電池4を構成す
る各拡散層62,63の導電性を自由に設定することが
可能であるため、単結晶シリコン太陽電池4の性能を高
めることができる。尚、各拡散層62,63の導電性を
調整するには、第1の製造方法において、工程2−2,
2−3における不純物イオンの注入条件を任意に設定す
ればよい。また、第2の製造方法において、工程2−
2,2−3におけるCVD法で添加する不純物の量を任
意に設定すればよい。
【0042】(4)各電極68,69は、基板2の裏面
2bから側面2cを通って表面2aまで延設されてい
る。そして、各電極68,69は、各電極41D,51
D,44,54,41S,51Sと同時に形成される。
従って、ワイヤリング工程を設けることなく、単結晶シ
リコン太陽電池4とCMOSインバータ3との接続を半
導体製造プロセス中で簡単かつ容易に行うことができ
る。
【0043】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態において、第1実施形態と同じ構成部材については符
号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0044】図2は、第2実施形態の半導体装置101
の概略断面図である。半導体装置101において、第1
実施形態の半導体装置1と異なるのは、基板2と背面電
極61との間に絶縁膜102が形成されている点だけで
ある。絶縁膜102の形成方法には以下のものがある。
【0045】〔第1の形成方法〕第1実施形態の第1の
製造方法における工程2−1の前に、SIMOX(Sepa
ration by Implanted Oxygen)法を利用して、基板2の
裏面2b全面に酸素イオンを注入する工程を追加する。
このとき、イオン注入条件を適宜に選定し、基板2の表
面から所定の深さに所定の濃度の酸素イオンを注入する
ことにより、基板2中に所望の膜厚のシリコン酸化膜か
らなる絶縁膜102を形成する。
【0046】〔第2の形成方法〕第1実施形態の第1の
製造方法における工程2−1の前に、基板2の裏面2b
全面に窒素イオンを注入する工程を追加する。このと
き、イオン注入条件を適宜に選定し、基板2の表面から
所定の深さに所定の濃度の窒素イオンを注入することに
より、基板2中に所望の膜厚のシリコン窒化膜からなる
絶縁膜102を形成する。
【0047】〔第3の形成方法〕第1実施形態の第2の
製造方法における工程2−1の前に、基板2の裏面2b
全面にCVD法を用いて、シリコン酸化膜またはシリコ
ン窒化膜からなる絶縁膜102を形成する工程を追加す
る。
【0048】〔第4の形成方法〕第1実施形態の第2の
製造方法における工程2−1の前に、基板2の裏面2b
全面に熱酸化法を用いて、シリコン酸化膜からなる絶縁
膜102を形成する工程を追加する。
【0049】尚、半導体装置101の製造方法におい
て、絶縁膜102の形成工程以外の工程は、第1実施形
態と同じである。このように本実施形態においては、C
MOSインバータ3と単結晶シリコン太陽電池4とが、
絶縁膜102によって電気的に完全に切り離されてい
る。そのため、単結晶シリコン太陽電池4の動作によっ
て基板2の電位が影響を受けることはない。従って、本
実施形態によれば、基板2の電位を第1実施形態よりも
さらに安定化することが可能になり、CMOSインバー
タ3の誤動作を確実に防止することができる。
【0050】尚、本実施形態におけるその他の作用およ
び効果については、第1実施形態のそれと同じである。 (第3実施形態)以下、本発明を具体化した第3実施形
態を図面に従って説明する。尚、本実施形態において、
第1実施形態と同じ構成部材については符号を等しくし
てその詳細な説明を省略する。
【0051】図3は、第3実施形態の半導体装置201
の概略断面図である。半導体装置201において、第1
実施形態の半導体装置1と異なるのは以下の点である。
【0052】(1)各電極41D,51D,44,5
4,41S,51Sおよび層間絶縁膜32の上に、層間
絶縁膜202が形成されている。層間絶縁膜202の材
質としては、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリケ
ートガラス(PSG、BPSGなど)などがある。
【0053】(2)層間絶縁膜202上に、背面電極6
1、P形拡散層62、N形拡散層63、透明電極64、
反射防止膜65がこの順番で形成されている。 (3)背面電極61は、層間絶縁膜202に形成された
コンタクトホール203を介して、ソース電極51Sに
接続されている。そのため、コンタクトホール203内
に形成された背面電極61がプラス側電極として機能す
る。
【0054】(4)各層61〜63および層間絶縁膜2
02には、コンタクトホール204が形成されている。
コンタクトホール204の内壁には絶縁膜205が形成
されている。そして、透明電極64はコンタクトホール
204を介してソース電極41Sに接続されている。そ
のため、各層61〜63と透明電極64とは、絶縁膜2
05によって絶縁されている。また、コンタクトホール
204内に形成された透明電極64がマイナス側電極と
して機能する。
【0055】次に、半導体装置201の製造方法につい
て説明する。 工程1;基板2の表面2aに、フィールド酸化膜5、N
ウェル31、NMOSトランジスタ6、PMOSトラン
ジスタ7、層間絶縁膜32、各電極41D,51D,4
4,54,41S,51Sを順次形成する。
【0056】工程2;CVD法を用い、各電極41D,
51D,44,54,41S,51Sおよび層間絶縁膜
32の上に層間絶縁膜202を形成する。 工程3;異方性エッチングを用い、層間絶縁膜202に
コンタクトホール203を形成する。
【0057】工程4;PVD法を用い、コンタクトホー
ル203内を含む層間絶縁膜202上に金属膜からなる
背面電極61を形成する。次に、第1実施形態の第2の
製造方法と同じ工程により、各層62,63を形成す
る。
【0058】工程5;異方性エッチングを用い、各層6
1〜63および層間絶縁膜202にコンタクトホール2
04を形成する。 工程6;CVD法を用い、コンタクトホール204の内
壁に絶縁膜205を形成する。次に、エッチングを用
い、コンタクトホール204の底面からソース電極41
Sを露出させる。
【0059】工程7;コンタクトホール204内を含む
N形拡散層63上にITO膜からなる透明電極64を形
成する。CVD法を用い、透明電極64上にシリコン窒
化膜からなる反射防止膜65を形成する。その結果、半
導体装置201が完成する。
【0060】このように本実施形態によれば、以下の作
用および効果を得ることができる。 (1)P形単結晶シリコン基板2の表面2aにCMOS
インバータ3が形成され、CMOSインバータ3上に層
間絶縁膜202を介して、単結晶シリコン太陽電池4が
形成されている。そして、単結晶シリコン太陽電池4か
ら、プラス側電極として機能する背面電極61と、マイ
ナス側電極として機能する透明電極64とを介して、C
MOSインバータ3へ電力が供給されている。従って、
半導体基板材料を有効に活用することが可能になり、材
料費を削減することができる。加えて、半導体装置1全
体を小型化することができる。
【0061】(2)CMOSインバータ3と単結晶シリ
コン太陽電池4とは、層間絶縁膜202によって電気的
に完全に切り離されている。そのため、単結晶シリコン
太陽電池4の動作によって基板2の電位が影響を受ける
ことはない。従って、基板2の電位を第1実施形態より
もさらに安定化することが可能になり、CMOSインバ
ータ3の誤動作を確実に防止することができる。
【0062】(3)単結晶シリコン太陽電池4を構成す
る各拡散層62,63の導電性を自由に設定することが
可能であるため、単結晶シリコン太陽電池4の性能を高
めることができる。
【0063】(4)単結晶シリコン太陽電池4とCMO
Sインバータ3との接続は、各コンタクトホール20
3,204と背面電極61および透明電極64とによっ
て行われる。従って、ワイヤリング工程を設けることな
く、単結晶シリコン太陽電池4とCMOSインバータ3
との接続を半導体製造プロセス中で簡単かつ容易に行う
ことができる。
【0064】(5)背面電極61は反射率の高い金属膜
からなる。そのため、背面電極61によってCMOSイ
ンバータ3を遮光することが可能になり、光によるCM
OSインバータ3の誤動作を防止することができる。
【0065】(第4実施形態)以下、本発明を具体化し
た第4実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態において、第1実施形態と同じ構成部材については符
号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0066】図4は、第4実施形態の半導体装置301
の概略断面図である。半導体装置301において、第1
実施形態の半導体装置1と異なるのは以下の点である。
【0067】(1)半導体装置301は、基板2の表面
2a上に形成されたCMOSインバータ3と、基板2の
裏面2b上に形成された積層型アモルファスシリコン太
陽電池302とから構成されている。
【0068】(2)基板2の裏面2b上に、絶縁膜10
2、積層型アモルファスシリコン太陽電池302を構成
する背面電極61、各光電変換層303〜305、透明
電極64、反射防止膜65が、この順番で形成されてい
る。つまり、積層型アモルファスシリコン太陽電池30
2は、積層された各光電変換層303〜305が電気的
に直列に接続された構成となっている。
【0069】光電変換層303は、N形拡散層310、
I(Intrinsic )形層311、P形拡散層312から形
成されている。N形拡散層310(膜厚;200Å以
下)は、光学ギャップ1.5〜1.6eVのアモルファス
シリコン膜からなる。
【0070】I形層311(膜厚;500〜1000
Å)は、光学ギャップ1.3〜1.45eVのゲルマニウ
ム・アモルファスシリコン膜からなる。P形拡散層31
2(膜厚;100Å以下)は、光学ギャップ1.7〜
1.85eVの炭化アモルファスシリコン膜からなる。
【0071】光電変換層304は、N形拡散層310、
I形層313、P形拡散層312から形成されている。
I形層313(膜厚;2000〜5000Å)は、光学
ギャップ1.45〜1.6eVのゲルマニウム・アモルフ
ァスシリコン膜またはアモルファスシリコン膜からな
る。
【0072】光電変換層305は、N形拡散層310、
I形層314、P形拡散層312から形成されている。
I形層314(膜厚;1000Å以下)は、光学ギャッ
プ1.6〜1.8eVの炭化アモルファスシリコン膜また
はアモルファスシリコン膜からなる。
【0073】(3)各光電変換層303〜305および
透明電極64には、背面電極61に到達するコンタクト
ホール320が形成されている。コンタクトホール32
0の内壁には反射防止膜65が延設されている。そし
て、背面電極61はコンタクトホール320を介してマ
イナス側電極69に接続されている。そのため、光電変
換層303〜305および透明電極64とマイナス側電
極69とは、コンタクトホール320の内壁の反射防止
膜65によって絶縁されている。
【0074】(4)透明電極64は、反射防止膜65に
形成されたコンタクトホール321を介して、プラス側
電極68に接続されている。尚、半導体装置301の製
造方法において、絶縁層102は第2実施形態と同様の
方法によって形成され、背面電極61は第1実施形態の
第2の製造方法と同様の方法によって形成され、各光電
変換層303〜305を形成する各層310〜314は
原料ガスに不純物を添加したCVD法を用いて形成され
る。
【0075】このように本実施形態によれば、以下の作
用および効果を得ることができる。 (1)P形単結晶シリコン基板2の表面2aにCMOS
インバータ3が形成され、同じ基板2の裏面2bに積層
型アモルファスシリコン太陽電池302が形成されてい
る。そして、積層型アモルファスシリコン太陽電池30
2から各電極68,69を介して、CMOSインバータ
3へ電力が供給されている。従って、半導体基板材料を
有効に活用することが可能になり、材料費を削減するこ
とができる。加えて、半導体装置1全体を小型化するこ
とができる。
【0076】(2)CMOSインバータ3と積層型アモ
ルファスシリコン太陽電池302とが、絶縁膜102に
よって電気的に完全に切り離されている。そのため、積
層型アモルファスシリコン太陽電池302の動作によっ
て基板2の電位が影響を受けることはない。従って、第
2実施形態と同様に、基板2の電位を安定化することが
可能になり、CMOSインバータ3の誤動作を確実に防
止することができる。
【0077】(3)積層型アモルファスシリコン太陽電
池302を構成する各光電変換層303〜305の各層
310〜314の導電性を自由に設定することが可能で
あるため、積層型アモルファスシリコン太陽電池302
の性能を高めることができる。尚、各層310〜314
の導電性を調整するには、CVD法で添加する不純物の
量を任意に設定すればよい。
【0078】(4)各電極68,69は、基板2の裏面
2bから側面2cを通って表面2aまで延設されてい
る。そして、各電極68,69は、各電極41D,51
D,44,54,41S,51Sと同時に形成される。
従って、ワイヤリング工程を設けることなく、積層型ア
モルファスシリコン太陽電池302とCMOSインバー
タ3との接続を半導体製造プロセス中で簡単かつ容易に
行うことができる。
【0079】(5)第1〜第3実施形態において、単結
晶シリコン太陽電池4の出力電圧(プラス側電極68と
マイナス側電極69との間の電圧)は約0.5Vであ
る。そのため、CMOSインバータ3を構成する各トラ
ンジスタ6、7の閾値電圧が高く、CMOSインバータ
3の電源電圧が高い場合には、単結晶シリコン太陽電池
4でCMOSインバータ3を駆動するのが難しいことが
ある。
【0080】それに対して、積層型アモルファスシリコ
ン太陽電池302は、3つの光電変換層303〜305
が電気的に直列に接続された構成となっている。そし
て、各光電変換層303〜305のそれぞれの出力電圧
(N形拡散層310とP形拡散層312との間の電圧)
は約0.5Vである。従って、積層型アモルファスシリ
コン太陽電池302の出力電圧は、各光電変換層303
〜305の出力電圧の和である約1.5Vと高くなり、
CMOSインバータ3の駆動にも使い易くなる。
【0081】(第5実施形態)以下、本発明を具体化し
た第5実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態において、第4実施形態と同じ構成部材については符
号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0082】図5は、第5実施形態の半導体装置401
の概略断面図である。半導体装置401において、第4
実施形態の半導体装置301と異なるのは以下の点であ
る。
【0083】(1)半導体装置301は、基板2の表面
2a上に形成されたCMOSインバータ3と、基板2の
裏面2b上に形成された集積型アモルファスシリコン太
陽電池402とから構成されている。
【0084】(2)集積型アモルファスシリコン太陽電
池402は各光起電力素子403a〜403cから形成
されている。各光起電力素子403a〜403cは、基
板2の裏面2b上に形成された絶縁膜102上に配列さ
れ、電気的に直列に接続されている。つまり、集積型ア
モルファスシリコン太陽電池402は、基板2の裏面2
b上に平面的に集積された各光起電力素子403a〜4
03cが電気的に直列に接続された構成となっている。
各光起電力素子403a〜403c上には反射防止膜6
5が形成されている。
【0085】(3)各光起電力素子403a〜403c
は、背面電極61、光電変換層404、透明電極64か
ら形成されている。光電変換層404は、N形拡散層3
10、I形層405、P形拡散層312から形成されて
いる。I形層311(膜厚;3000〜7000Å)は
アモルファスシリコン膜からなる。
【0086】互いに隣接した光起電力素子403a,4
03bは、その隣接部において、一方の光起電力素子4
03aの透明電極64が、他方の光起電力素子403b
の背面電極61まで延設されることで、電気的に直列に
接続される。同様に、互いに隣接した光起電力素子40
3b,403cは、その隣接部において、一方の光起電
力素子403bの透明電極64が、他方の光起電力素子
403cの背面電極61まで延設されることで、電気的
に直列に接続される。その結果、3つの光起電力素子4
03a〜403cは電気的に直列に接続される。
【0087】(4)光起電力素子403aには、その導
電層61に到達するコンタクトホール410が形成され
ている。コンタクトホール410の内壁には反射防止膜
65が延設されている。そして、光起電力素子403a
の導電層61は、コンタクトホール410を介してマイ
ナス側電極69に接続されている。
【0088】(5)光起電力素子403cの透明電極6
4は、反射防止膜65に形成されたコンタクトホール4
11を介して、プラス側電極68に接続されている。
尚、半導体装置401の製造方法において、絶縁層10
2は第2実施形態と同様の方法によって形成され、背面
電極61は第1実施形態の第2の製造方法と同様の方法
によって形成され、光電変換層404を形成する各層3
10,405,312は原料ガスに不純物を添加したC
VD法を用いて形成される。
【0089】このように本実施形態によれば、以下の作
用および効果を得ることができる。 (1)P形単結晶シリコン基板2の表面2aにCMOS
インバータ3が形成され、同じ基板2の裏面2bに集積
型アモルファスシリコン太陽電池402が形成されてい
る。そして、集積型アモルファスシリコン太陽電池40
2から各電極68,69を介して、CMOSインバータ
3へ電力が供給されている。従って、半導体基板材料を
有効に活用することが可能になり、材料費を削減するこ
とができる。加えて、半導体装置1全体を小型化するこ
とができる。
【0090】(2)CMOSインバータ3と集積型アモ
ルファスシリコン太陽電池402とが、絶縁膜102に
よって電気的に完全に切り離されている。そのため、集
積型アモルファスシリコン太陽電池402の動作によっ
て基板2の電位が影響を受けることはない。従って、第
2実施形態と同様に、基板2の電位を安定化することが
可能になり、CMOSインバータ3の誤動作を確実に防
止することができる。
【0091】(3)集積型アモルファスシリコン太陽電
池402を構成する光電変換層404の各層310,4
05,312の導電性を自由に設定することが可能であ
るため、集積型アモルファスシリコン太陽電池402の
性能を高めることができる。尚、各層310,405,
312の導電性を調整するには、CVD法で添加する不
純物の量を任意に設定すればよい。
【0092】(4)各電極68,69は、基板2の裏面
2bから側面2cを通って表面2aまで延設されてい
る。そして、各電極68,69は、各電極41D,51
D,44,54,41S,51Sと同時に形成される。
従って、ワイヤリング工程を設けることなく、集積型ア
モルファスシリコン太陽電池402とCMOSインバー
タ3との接続を半導体製造プロセス中で簡単かつ容易に
行うことができる。
【0093】(5)集積型アモルファスシリコン太陽電
池402は、3つの光起電力素子403a〜403cが
電気的に直列に接続された構成となっている。そして、
各光起電力素子403a〜403cのそれぞれの出力電
圧(N形拡散層310とP形拡散層312との間の電
圧)は約0.5Vである。従って、集積型アモルファス
シリコン太陽電池402の出力電圧は、各光起電力素子
403a〜403cの出力電圧の和である約1.5Vと
高くなり、CMOSインバータ3の駆動にも使い易くな
る。
【0094】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)各電極68,69をワイヤーに置き代える。この
場合は、太陽電池4,302,402とCMOSインバ
ータ3とを接続するワイヤリング工程を設ける必要があ
るが、その他の作用および効果については上記各実施形
態と同様である。
【0095】(2)各電極68、69を金属ではなく、
ポリピロール、ポリアニリン、ポリアセンなどの有機導
電材料を用いて形成する。 (3)太陽電池4,302,402をポリシリコン太陽
電池に置き代える。
【0096】(4)絶縁膜102の材質として、ポリイ
ミド樹脂膜などの絶縁樹脂膜を用いる。 (5)背面電極61の材質として、ドープドポリシリコ
ン膜や有機導電材料膜などを用いる。
【0097】(6)CMOSインバータ3を適宜な集積
回路に置き代える。そのような集積回路としては、半導
体メモリ、各種ロジック回路、MOSトランジスタやコ
ンデンサなどの液晶駆動用素子が配列された液晶表示装
置の画素部などがある。
【0098】また、CMOSインバータ3をパワートラ
ンジスタなどの単一の電子部品に置き代える。(7)第
1または第2実施形態において、単結晶シリコン太陽電
池4の直流出力電圧を、IILまたは小さな閾値電圧の
MOSトランジスタで構成される発振器に供給し、交流
電圧に変換する。その交流電圧を、トランスまたは複数
段のコック・クロフト回路で昇圧して整流することによ
り、所望の電圧を得る。このようにすれば、単結晶シリ
コン太陽電池4を用いても高い電源電圧を得ることが可
能になり、CMOSインバータ3の駆動にも使い易くな
る。
【0099】(8)第4実施形態と第3実施形態とを併
用する。すなわち、P形単結晶シリコン基板2の表面2
aにCMOSインバータ3を形成し、CMOSインバー
タ3上に層間絶縁膜202を介して、積層型アモルファ
スシリコン太陽電池302を形成する。
【0100】(9)第5実施形態と第3実施形態とを併
用する。すなわち、P形単結晶シリコン基板2の表面2
aにCMOSインバータ3を形成し、CMOSインバー
タ3上に層間絶縁膜202を介して、集積型アモルファ
スシリコン太陽電池402を形成する。
【0101】(10)P形単結晶シリコン基板2をN形
単結晶シリコン基板に置き代える。 (11)通常、集積回路が形成された半導体基板2の寸
法は数mm〜数十mm角と小さいため、その基板2に形成さ
れた太陽電池4,302,402の寸法(集光面積)も
小さくなり、太陽電池の出力電力を大きくすることは難
しい。そのような場合には、太陽電池4,302,40
2を、補助電源またはバックアップ用電源として用いれ
ば、上記各実施形態で述べた効果をある程度までは得る
ことができる。
【0102】また、近年、半導体メモリなどの大容量化
を図るために、集積回路を形成する機能チップを単一の
ウェハ上に多数形成し、その各機能チップを切り離すこ
となく、ウェハ全体を1つのデバイスとして使用するウ
ェハスケール集積回路装置が開発されている。ウェハス
ケール集積回路装置に上記各実施形態を適用した場合に
は、ウェハの裏面全体または表面全体に太陽電池4,3
02,402を形成することが可能になり、太陽電池
4,302,402の集光面積を大きくすることができ
る。従って、上記各実施形態で述べた効果を十分に得る
ことができる。
【0103】以上、各実施形態について説明したが、各
実施形態から把握できる請求項以外の技術的思想につい
て、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置
において、前記太陽電池は、積層された複数の光電変換
層(303〜305)を備える積層型アモルファス太陽
電池(302)である半導体装置。
【0104】(ロ)請求項1〜6のいずれか1項に記載
の半導体装置において、前記太陽電池は、半導体基板に
対して平面的に集積された複数の光起電力素子(403
a〜403c)であり、各光起電力素子が電気的に直列
に接続されている半導体装置。
【0105】上記(イ)(ロ)のようにすれば、太陽電
池の出力電圧を高くすることが可能になり、電源電圧の
高いデバイスについても容易に駆動することができる。
ところで、本明細書において、発明の構成に係る部材は
以下のように定義されるものとする。 (a)デバイスとは、CMOSインバータ3だけでな
く、半導体メモリ、各種ロジック回路、MOSトランジ
スタやコンデンサなどの液晶駆動用素子が配列された液
晶表示装置の画素部、パワートランジスタなどの単一の
電子部品などをも含むものとする。
【0106】(b)太陽電池とは、単結晶シリコン太陽
電池やアモルファスシリコン太陽電池だけでなく、ポリ
シリコン太陽電池や化合物太陽電池をも含むものとす
る。 (c)導電膜または導電層とは、金属膜だけでなく、ド
ープドポリシリコン膜や有機導電材料膜などをも含むも
のとする。
【0107】(d)絶縁膜とは、シリコン酸化膜やシリ
コン窒化膜だけでなく、絶縁樹脂膜などをも含むものと
する。
【0108】
【発明の効果】請求項1〜6のいずれか1項に記載の発
明によれば、基板電位を安定化した上で、半導体基板材
料を有効に活用して材料費を削減することが可能な半導
体装置を提供することができる。
【0109】請求項2に記載の発明によれば、同じ半導
体基板にデバイスと当該デバイスの電源用の太陽電池が
形成されているため、半導体基板材料を有効に活用して
材料費を削減することができる。そして、太陽電池を構
成する拡散層と半導体基板との間に導電膜または絶縁膜
が形成されているため、基板電位を安定化することがで
きる。
【0110】請求項3に記載の発明によれば、半導体基
板の一主面上にデバイスが形成され、他の主面上にデバ
イスの電源用の太陽電池が形成されているため、半導体
基板材料を有効に活用して材料費を削減することができ
る。そして、太陽電池を構成する拡散層と半導体基板と
の間に導電膜または絶縁膜が形成されているため、基板
電位を安定化することができる。
【0111】請求項4に記載の発明によれば、半導体基
板上にデバイスが形成され、そのデバイス上に当該デバ
イスの電源用の太陽電池が形成されているため、半導体
基板材料を有効に活用して材料費を削減することができ
る。そして、太陽電池と半導体基板との間に絶縁膜が形
成されているため、基板電位を安定化することができ
る。
【0112】請求項5に記載の発明によれば、導電膜と
して太陽電池の背面電極を利用するため、導電膜を太陽
電池と別個に設ける場合に比べて、構成を簡単にするこ
とが可能になり、コストを低減することができる。
【0113】請求項6に記載の発明によれば、半導体基
板に形成された導電層を太陽電池の電力線として用いる
ため、太陽電池とデバイスとを接続するワイヤーを設け
る場合に比べて、製造工程が簡単になり、コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の概略断面図。
【図2】第2実施形態の概略断面図。
【図3】第3実施形態の概略断面図。
【図4】第4実施形態の概略断面図。
【図5】第5実施形態の概略断面図。
【符号の説明】
2…半導体基板としての単結晶シリコン基板 2a…半導体基板の一主面(表面) 2b…半導体基板の他の主面(裏面) 2c…半導体基板の側面 3…デバイスとしてのCMOSインバータ 4…単結晶シリコン太陽電池 61…導電膜としての背面電極 62…P型拡散層 68…導電層としてのプラス側電極 69…導電層としてのマイナス側電極 102…絶縁膜 202…層間絶縁膜 302…積層型アモルファスシリコン太陽電池 310…N型拡散層 402…集積型アモルファスシリコン太陽電池

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたデバイスと、同
    じ半導体基板に形成された太陽電池とを備えた半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体基板(2)と、 その半導体基板に形成されたデバイス(3)と、 同じ半導体基板に形成された太陽電池(4,302,4
    02)と、 その太陽電池と半導体基板との間に形成された導電膜
    (61)または絶縁膜(102)とを備え、 前記太陽電池から前記デバイスへ電力が供給される半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板(2)と、 その半導体基板の一主面(2a)上に形成されたデバイ
    ス(3)と、 同じ半導体基板の他の主面(2b)上に形成された太陽
    電池(4,302,402)と、 その太陽電池と半導体基板との間に形成された導電膜
    (61)または絶縁膜(102)とを備え、 その太陽電池から前記デバイスへ電力が供給される半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板(2)と、 その半導体基板上に形成されたデバイス(3)と、 そのデバイス上に絶縁膜(202)を介して形成された
    太陽電池(4)とを備え、 その太陽電池から前記デバイスへ電力が供給される半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
    導体装置において、前記導電膜(61)は前記太陽電池
    の背面電極である半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の一主面から側面(2c)を通って他の
    主面へ延設された導電層(68,69)を備え、その導
    電層を前記太陽電池から前記デバイスへの電力供給用の
    電力線として用いる半導体装置。
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