JPH10510452A - 避妊用具及びそれを組み付ける方法及び装置 - Google Patents
避妊用具及びそれを組み付ける方法及び装置Info
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- JPH10510452A JPH10510452A JP8536523A JP53652396A JPH10510452A JP H10510452 A JPH10510452 A JP H10510452A JP 8536523 A JP8536523 A JP 8536523A JP 53652396 A JP53652396 A JP 53652396A JP H10510452 A JPH10510452 A JP H10510452A
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Abstract
(57)【要約】
開放端部と、リブ付きの液だめを設けた閉鎖端部とを有する巻き上げた管状コンドームからなる避妊用具であって、好適な幅の一対のストリップの第一端部をコンドームの向い合う側でコンドーム内に巻き込んで、コンドームをペニス上へ伸長させることができるようにしている。コンドームを細長い型にはめ付けて、ストリップの第一端部をコンドームと接触させ、コンドームの向い合う側でコンドームの開放端部付近に保持するようにして用具を組み付ける方法及び装置が提供されている。細長い巻き上げ部材をコンドームの開放端部でコンドームと接触させてから、コンドームの軸線に平行な方向へコンドームの閉鎖端部に向かって移動させることによってコンドーム及びストリップを巻き上げるために、ストリップ端部をコンドームと接触した状態に保持する方法として、空気流をストリップ端部に加える方法が好適である。二枚の加熱密封可能な包装シートをコンドームの向い合う側で共に動かすとき、巻き上げたストリップの中間部分をフィンガまたは空気流で半径方向内側へ互いに近づく向きに移動させてその位置に保持し、ストリップの自由端部をコンドームから向い合う方向に延出させて、包装シートを互いに固着する時にパッケージの縁部に密封させる。
Description
【発明の詳細な説明】
避妊用具及びそれを組み付ける方法及び装置
本出願は、1989年1月23日に出願された米国特許出願第300140号
(現在の米国特許第4972850号)、1989年1月23日に出願された米
国特許出願第300139号(現在の米国特許第4987905号)、1990
年11月16日に出願された米国特許出願第614154号(現在の米国特許第
5165422号)、及び1992年11月18日に出願された米国特許出願第
977919号の一部継続出願である。
背景
1.発明の分野
本発明は、避妊用具、及びそれを製造する方法及び装置に関する。
2.従来の技術
コンドームは長年にわたって、型をラテックス溶液に浸し、型を溶液から引き
出した後、型に付着したラテックス層を硬化させることによって製造されてきた
。次に、コンドームを巻き上げて型から外す。コンドームをさらに処理及び検査
する間、それを型の上へ伸長させた後、それを巻き上げて型から外すこ
とによって、幾つかの異なった型にはめ付けることができる。
従来のコンドーム工場でのコンドームの巻き上げ及び伸長は、一般的に回転ブ
ラシまたはローラで行われている。一般的に、コンドームを担持している型が回
転ブラシまたはローラを通過移動し、型がコンドームを担持してブラシを通過さ
せる時、ブラシまたはローラがコンドームを巻き上げるか、伸長させる。
本出願は、コンドームをユーザのペニス上へ伸長させるために一対のストリッ
プをコンドームの向い合う側に巻き込んだコンドームからなる避妊用具を開示し
ている。本用具は、コンドームを細長い型にはめ付け、ストリップ対をコンドー
ムの向い合う側に接触させてから、コンドーム及びそれと共にストリップを巻き
上げることによって組み付けられる。巻き上げを開始する時、ストリップの端部
をコンドームに接触した状態に保持しなければならず、さもなければ、それらが
コンドームに巻き込まれないで、用具はそれ本来の目的を果たすように機能する
ことができない。
この新しい避妊用具のコンドームを型上へ伸長させるために回転ブラシまたは
ローラを使用することができるが、ブラシはコンドームをストリップと共に巻き
上げるために使用すること
ができない。それは、ストリップを型にはめたコンドームの向い合う側に配置し
た後、型を回転ブラシまで移動させてそれを通過させなければならないが、ブラ
シに到達するまで、ストリップの端部をコンドームに接触させておく方法がなか
ったからである。ストリップは非常に薄く、重量がほとんどないため、室内の空
気のわずかな乱れでも、羽毛のように軽いストリップをコンドームから離脱させ
てしまうであろう。回転ブラシはコンドームを巻き上げるが、ストリップはだら
りと垂れ下がるか、どこか他へ移動して、コンドームに巻き込まれないことによ
って、本用具はそれ本来の目的を果たすように機能することができない。この問
題は、幅広のストリップを使用する時にはもっと厳しくなるが、この新しい避妊
用具の組み付けに従来の方法及び装置を利用できないようにする。
さらに、何十年にわたって、コンドームは同じ方法で製造され、同じ問題及び
欠点を抱えてきた。半世紀以上にわたってコンドームに存在していた一定の問題
は、今日販売されているコンドームにも存在している。そのような問題の一つと
して、コンドームの液だめを平らに絞って、コンドームを装着する間、その状態
に保持することをコンドームのユーザに指示している
事実がある。潤滑剤が付いて滑りやすいコンドームは、空いた手で液だめを平ら
に保持する必要がなくても、十分に装着が困難である。
従来のコンドームは、巻き上げたコンドームを一対の包装シート間に挟み込ん
でから、シートをそれの縁部付近で互いに密封させることによって包装される。
コンドームを伸長させるために幅広のストリップを使用すると、用具の組み付け
及び包装中に幾つかの問題が発生するが、これらの問題は、ストリップがないか
、細いストップを備えた従来のコンドームでは存在しないものである。
発明の概要
開放端部と、リブ付きの内転した液だめを設けた閉鎖端部とを有する巻き上げ
た管状コンドームからなる避妊用具であって、好適な幅の一対のストリップをコ
ンドームの向い合う側に巻き込んで、それをペニス上へ伸長させることができる
ようにしている。コンドームを細長い型にはめ付けて、ストリップの第一端部を
コンドームに接触させ、コンドームの向い合う側でそれの開放端部付近に保持す
るようにして用具を組み付ける方法及び装置が提供されている。細長い巻き上げ
部材をコンドームの
開放端部に接触させてから、コンドームの軸線に平行な方向にコンドームの閉鎖
端部に向かって移動させることによってコンドーム及びストリップを巻き上げる
時、ストリップの第一端部をコンドームと接触した状態に保持する方法として、
空気流をストリップ端部に加える方法が好適である。二枚の加熱密封可能な包装
シートを巻き上げたコンドームの向い合う側で重ね合わせる時、ストリップの中
間部分をフィンガまたは空気流で半径方向内側へ互いに近づく向きに移動させて
その位置に保持し、ストリップの第二端部をコンドームから両方向に延出させる
。密封領域を形成している小区分に異なった熱量を加えるために設けられたダイ
によって、包装シートに熱及び圧力を加えて、その周辺部付近の領域でシートを
互いに密封させることによってパッケージが形成される。
図面の詳細な説明
第1図は、用具の拡大断面図であって、わかりやすくするために用具の部品が
縦方向に切り離されている。
第2図は、パッケージを開いた後にコンドームがパッケージから引き出される
様子を示す用具の平面図である。
第3図は、コンドームに巻き込まれたストリップを引いた時
にコンドームがペニス上へ伸長する様子を示す断面図である。
第4図は、本発明のコンドームの閉鎖端部の拡大破断断面図であって、コンド
ーム液だめを内転形状に維持するためのリブを示している。
第5図は、液だめを内転状態に維持するリブを示す、第4図の5−5線に沿っ
た断面図である。
第6図は、本発明の用具を組み付けるために使用される装置の概略側面図であ
って、装置が作動サイクルの開始時の第一位置に示されている。
第7図は、作動サイクルの前半の中間点付近の時点における装置の配置を示す
、第6図の装置の概略図である。
第8図は、作動サイクルの中間点の第二位置にある装置の配置を示す第6図の
装置の概略図である。
第9図は、作動サイクルの後半においてストリップを保持する保持マニホール
ドの拡大破断前面図であって、ストリップを保持するために空気を引き込む穿孔
表面と、ストリップを切断する抵抗線スパンとを示している。
第10図は、第9図の10−10線から見た保持マニホールドの側面図であっ
て、作動サイクルの前半の終了時にストリッ
プを切断する抵抗線スパンを示している。
第11図は、コンドーム巻き上げ部材の一方の、相当に縮小した前面図であて
、作動サイクルの前半中にストリップの端部を保持し、作動サイクルの後半中に
コンドームと共に巻き上げられる位置へストリップを搬送する送りマニホールド
の穿孔表面を示している。
第12図は、コンドームを巻き上げる部材を支持して移動させるキャリッジの
平面図であって、巻き上げ部材がどのように支持されているかを示している。
第13図は、保持マニホールドを支持しているキャリッジの平面図である。
第14図は、ストリップの端部をコンドームに接触した状態に保持して巻き上
げることができるように、表面張力剤をコンドームに塗布するための装置の破断
概略側面図である。
第15図は、表面張力剤がどのようにストリップ端部をコンドームに接触した
状態に保持して巻き上げるかを示す拡大破断断面図である。
第16図は、ストリップ端部をコンドームと接触した状態に保持するために静
電荷をストリップに加える方法を示す破断概
略側面図である。
第17図は、巻き上げ部材の形状が半円筒形である巻き上げ部材の好適な実施
の形態の破断平面図である。
第18図は、巻き上げ部材が、弾性内側ライニングを備えた単一管の形になっ
ている巻き上げ部材の第三実施の形態の平面図である。
第19図は、用具を組み付けるために使用される装置を駆動及び制御するシス
テムの概略図である。
第20図は、用具を包装するために使用される二枚のシートの各々を形成する
二つの積層を示す非常に拡大した破断図である。
第21図は、パッケージを開いた時にストリップに緩みを与えるため、一対の
フィンガを用いてストリップの中間部分を互いに近づく向きに移動させてコンド
ームと接触させる様子を示す拡大側面図である。
第22図は、第21図に示されているフィンガの一つの底面の破断図であって
、コンドームリングの周辺部と係合してコンドームを中央に配置するフィンガ部
分を示している。
第23図は、フィンガの一つの拡大破断側面図であって、用
具を使用する時にストリップに緩みを与えるため、フィンガがストリップの中間
部分を押してコンドームの潤滑剤と接触させる様子を示している。
第24図は、周辺部付近で包装シートを互いに密封させるために使用されるダ
イの形状を示す拡大破断図である。
第25図は、第24図の25−25線に沿った断面図であって、バッケージの
密封される部分に様々な加熱を加えるダイの断面形状を示している。
発明の詳細な説明
用具
次に図面を詳細に参照すると、第1図は、用具の断面図を示しており、わかり
やすくするために用具の様々な部品が縦断面で示されている。用具は、巻き上げ
たコンドーム25からなり、コンドームの向い合う側に一対のストリップ26が
巻き込まれている。ストリップは、好ましくはポリエチレン等の熱可塑性材料か
らなり、約0.01ないし0.03mmの厚さであると共に、ストリップの幅の
合計が巻き上げたコンドームの外周の長さの少なくとも20%になるような幅で
あることが好ましい。細いストリップは、コンドームを早めに伸長させがちであ
る(す
なわちコンドームがペニスと接触するよりわずかに前に伸長する)ため、多くの
場合にコンドームがもつれて使用できなくなる。コンドームは、コンドーム25
を間に挟み込んだ一対の包装シート27からなるパッケージ内に収容されており
、シート27はその周辺部付近の領域32で互いに密封している。
コンドームは、伸長時には管状であって、閉鎖端部と開放端部とを備えており
、開放端部の周囲にリング33が設けられている。リング33は、完全に伸長状
態にある従来のコンドーム(第8図)の開放端部の周囲に延在するリングでよい
が、コンドームの巻き上げられた部分(第3図)で形成することもできる。コン
ドームの閉鎖端部には、第1図及び第3図に示されているように内転状態にある
ほぼ円筒形の液だめ34が設けられている。
液だめ34は、用具の組み付け中のある時点で内転されて、包装中もその形状
が維持されることによって、パッケージを開いた時、液だめがまだ内転している
。液だめを内転状態に維持することによって、液だめを平らに絞って、コンドー
ムを装着する間にその状態を保持している必要がなくなる。これによって、片手
が空くので、コンドームの装着が非常に簡単になる。
好ましくは、液だめを収容できる十分な大きさのリセスを端部に設けた型(図示
せず)にコンドームをはめ付ける。リセスに真空を加えることによって、液だめ
がリセス内へ内転する。これは公知の方法である。
液だめを内転形状に確実に維持するため、液だめ34の周辺部付近の環状領域
に一群のリブ38(第4図及び第5図)が設けられている。リブ38は、液だめ
に沿って長手方向に延在するように図示されているが、その領域にリブのない液
だめの環状帯部分が生じない限り、他の方向へ延在させてもよい。
好ましくは、第4図に示されているように、コンドーム25の閉鎖端部の液だ
めを取り囲む環状帯部分に第二群のリブ39を設ける。この第二群のリブは第一
群から長手方向に離隔されて、その領域間にリブのない環状帯部分40を残して
いる。二つの離隔リブ群によって、液だめを内転させた時、リブのない帯部分4
0で屈曲が生じるようにすることができる。これによって、内転された液だめの
量が正確に制御されて、以降の処理及び包装中に液だめの内転形状が失われる恐
れが大幅に低減される。
リブ38及び39は波形でもよいが、第4図及び第5図に示
されているように、中実リブにすることが好ましい。リブ38及び39は、コン
ドームを製造する型にスロットまたは溝(図示せず)を設けて、型をラテックス
溶液に浸した時にそれに充填されるようにする。硬化すると、リブはコンドーム
の永久部分となる。
ストリップ26の端部は、パッケージの両縁部の領域32内で包装シート27
の間に密封していることがわかるであろう(第1図及び第25図)。ストリップ
に緩みを与えるため、包装シートを密封させる前に(後述するように)ストリッ
プ26の中間部分44を互いに近づく向きに内側へ強制移動させる。この緩みが
なければ、(パッケージを裂いて二分した後に)コンドームをパッケージから引
き出す時に、コンドームの早期伸長を避けることができなくなる。コンドームが
わずかな量でも早期に(ペニスと接触する前に)伸長すると、コンドームの伸長
端部の一部が伸長中のコンドームに巻き込まれて、コンドームがもつれて使用で
きなくなってしまいやすい。
第2図は、ユーザがパッケージを開いた後の用具を示している。ユーザは、パ
ッケージをほぼ二等分するように裂いて開く。パッケージの2分割部分を持って
互いに引き離すと、コンドー
ム25がパッケージから引き出されて、第2図に示された状態になる。パッケー
ジの2分割部分を持ったまま、ユーザはコンドーム25をペニス45の端部に接
触させて(第3図)、手首を素早くひねる。コンドーム25は第3図に示されて
いるように瞬時にペニス45上へ伸長し、ユーザが手でそれに触れる必要がない
。リブ38及び39があるため、液だめ34は第3図に示されているようにその
内転形状を保持するため、液だめを平らに絞ってコンドームの装着時にその状態
を保持する必要がない。
用具を組み付ける方法及び装置を以下に説明する。
コンドーム及びストリップの組み付け
第6図は、コンドームとストリップを組み付けるために使用される装置を示す
概略側面図である。本装置は、複数のブロック50を担持しているコンベヤ47
を支持するベース46を含んでいる。各ブロック50に取り付けられて、それか
ら上方に延出した円筒形型51は、ブロック50に取り付けられた基端部と、自
由な先端部とを備えており、先端部には図示のように丸味が付けられている。型
51の自由端部に上記のようなリセス(図示せず)を設けることが好ましい。
キャリッジ52(第12図)に、一対のガイドロッド57に沿って転動するロ
ーラ56が設けられており、このガイドロッド57はベースに取り付けられて垂
直に上方へ、互いに平行に延出して、キャリッジ52の往復移動用の軌道として
機能する。
キャリッジ52は、キャリッジ52に固定された管状部分62内に摺動可能に
取り付けられたロッド59によって支持された一対の細長い巻き上げ部材58を
担持している。圧縮ばね63(第12図)が巻き上げ部材58を互いに近づく向
きに押し付けており、ナット64がロッド59の端部に螺着されて、巻き上げ部
材の最内側位置を調節すると共に、型51の向い合う側で巻き上げ部材をセンタ
リングする。各巻き上げ部材58は、上下に配置された一対のロッド59で支持
されている。キャリッジ52に取り付けられたブラケット67に設けられた孔6
8によって、キャリッジをシリンダ76のピストンロッド69(第19図)に取
り付けて、キャリッジを上下移動させることができる。
巻き上げ部材58の目的は、型51上へのコンドーム25の伸長とストリップ
を巻き込み位置へ引き込む動作とを同時に行い、ストリップ26を所定位置に配
置した後、コンドーム及び
ストリップを巻き上げることである。巻き上げ部材58の下端部に傾斜表面78
(第6図及び第11図)が設けられており、これは降下時にコンドーム25のリ
ング33と係合して、コンドームが第6図に示されているように型の上端部に位
置する時、それを型51上へ伸長させ始める。細長い巻き上げ表面77が、傾斜
表面78から巻き上げ部材に沿って延在して、キャリッジ52が巻き上げ部材を
降下させる時、コンドーム25を型51上へ伸長させ続ける。巻き上げ表面77
は型51の軸線にほぼ平行な経路に沿って移動し、巻き上げまたは伸長に応じて
コンドームリング33の直径が変化するのに伴って、巻き上げ部材58が型の軸
線に対して接離する方向に自在に移動できるようにして、キャリッジ52が巻き
上げ部材58を支持していることがわかるであろう。
第6図は、作動サイクルの開始時の装置を示しており、この時点では巻き上げ
部材58が第一位置にある。ストリップ26の端部は、巻き上げ部材58に取り
付けられて支持されている送りまたは前進マニホールド82によって保持されて
いる。送りマニホールドは、互いに向き合った穿孔表面83(第11図)を備え
た中空ブロックである。中空の送りマニホールド82に
負の空気圧を加えることによって、空気がマニホールド内へ引き込まれるため、
ストリップ26の端部が穿孔表面83に引き付けられてそこに保持される。巻き
上げ部材58が降下してコンドームを型51上へ伸長させる時、ストリップが引
き下げられて、コンドームに巻き込まれる位置に達することがわかるであろう。
この第一位置(第6図)では、保持マニホールド84(第9図及び第10図に
詳細に示されている)が、巻き上げ部材58によって担持された送りマニホール
ド82の間に位置している。装置の作動サイクルの前半中は、送りマニホールド
82がストリップ26の端部を保持している。保持マニホールド84の目的は、
ストリップが切断された後の作動サイクルの後半で、巻き上げ部材58が第6図
に示されている位置へ戻る間、ストリップを保持することである。
保持マニホールド84は、向い合う側に穿孔壁88及び89を設けて、それを
通って空気がマニホールドに対して流入及び流出することができるようにした中
空ブロック(第9図)の形態である。保持マニホールド84は、ガイドロッド5
7上を転動するローラ91を備えたキャリッジ90(第13図)によっ
て支持されている。わかりやすくするため、開始位置(第6図)にはキャリッジ
90が示されていないが、この位置では、キャリッジ90はキャリッジ52上に
載っている。サイクルが開始されて、キャリッジ52が降下し始めると、ベース
46の上方に取り付けられたストッパ94(第13図)と係合して停止するまで
、キャリッジ90はそれと共に降下する。キャリッジ52は、降下し続けてその
サイクルを完了する。ストッパ94の位置を調節することによって、各用具に付
着させるストリップの長さを以下のように調節することができる。
好ましくは、ストリップ26は連続ストリップから切断され、切断は保持マニ
ホールド84で行われる。第9図及び第10図に示されているように、保持マニ
ホールド84の向い合う側に一対の抵抗線スパン95及び96が設けられて、導
電性支柱100間に接続されている。電源101からの電力が、電線102を介
して第一支柱100へ送られ、次にスパン95を通って第二支柱100へ送られ
、次に電線103を介して第三支柱100へ送られ、次にスパン96を通って第
四支柱100へ送られてから、電線107を介して電源101の他方側へ戻る。
赤熱より幾分低い温度でスパン95及び96を作動させることによっ
て、熱可塑性ストリップが、鋏による切断と同様に鋭い切断で瞬時に切り離され
る。ストリップ26は保持マニホールド84の位置で切断されるので、ストッパ
94の位置の調節によって、装置へ送られた連続ストリップから切断されるスト
リップの長さを調節することができることはわかるであろう。
第9図及び第10図に示されている装置は、ストリップを斜めに切断する(ス
トリップの長さ方向と直交する方向に切断されるのではない)が、第8図に示さ
れているストリップはストリップの長さ方向と直交する線に沿って切断されてい
る。いずれの方法も容認できるが、コンドームの巻き上げが切断によって形成さ
れた先端を捕らえれば、ストリップが逃げられなくなるため、ストリップを斜め
に切断する方が好ましい。「斜めの切断」とは、ストリップの長さ方向と直交す
る切断に対する角度が30°より大きい切断を意味する。
第7図は、作動サイクルの前半のある時点における装置を示している。保持マ
ニホールド84はストッパ94(第13図)と係合して停止しているが、巻き上
げ部材58は降下し続けて、コンドーム25を型51上へ伸長させている。送り
マニホールド82に加えられた負の空気圧によってストリップ26の端部
が保持されているので、それらは巻き上げ部材58と共に引き下げられる。保持
マニホールド84に加えられた正の空気圧によって、この作動段階中はストリッ
プ26が加熱スパン95及び96から離されている。
第8図は、作動サイクルの前半の終了時の第二位置に装置を示している。この
時点では、巻き上げ部材58は停止している。(後述する)弁が作動して、保持
マニホールド84に負の空気圧を加える一方、送りマニホールド82に正の空気
圧を加える。負の空気圧が空気を穿孔壁88及び89から保持マニホールド84
内へ引き込むことによって、ストリップ26をこれらの壁に引き付けて保持する
。ストリップ26が穿孔壁88及び89の方へ移動すると、それらは抵抗線スパ
ン95及び96に触れるため、瞬時に切断される。
送りマニホールド82に加えられている正の空気圧によって、空気がこれらの
マニホールドから穿孔表面83を通過するため、第8図に示されているように、
ストリップ26の端部がコンドーム25に対して平らになる。(前述したように
)好ましい幅広のストリップ26を使用した場合、コンドームの巻き上げを開始
する時にストリップの端部を型51上のコンドーム25と
平らに接触した状態に保持することが重要である。「平ら」とは、ストリップの
端部を平坦面上に保持すること意味しない。そうではなく、ストリップの端部の
前縁部が、第8図に最も良く示されているようにコンドーム25と接触している
ことを意味している。「前縁部」とは、ストリップの横方向に延在した縁部97
(第8図)のことであって、ストリップの向い合う側部でストリップの長さに沿
って長手方向に延在している2つの縁部のことではない。「ほぼ平らに」接触す
るとは、前縁部97がストリップの長さ方向とほぼ直交する時、ストリップの前
縁部97の長さの少なくとも半分がコンドームと接触することを意味している。
好ましくは、コンドームの巻き上げを開始する時、各ストリップ26の前縁部9
7の少なくとも75%がコンドームに接触するようにする。ストリップの端部が
尖るようにストリップを斜めに切断した場合、「ほぼ平らに」接触するとは、尖
端を含めた前縁部97の少なくとも1/3がコンドームと接触していることを意
味する。この平らな接触は、少なくともストリップの端部がコンドームの巻き上
げによって捕捉されるまで維持され、ストリップの端部を逃がさないようにする
ことができる。
コンドーム25と平らに接触した状態にストリップ26を保持する好適な方法
は、ストリップの端部に空気流を吹き付けるものである。図示の装置では、これ
が送りマニホールド82から流出する空気流によって行われている。ストリップ
26の端部を所定位置に保持する別の方法は、コンドームとストリップ端部との
間に表面張力がある流体または薬剤を使用するものであり、薬剤の表面張力がス
トリップを所定位置に保持する。好ましくは、表面張力剤は、コンドームに適合
する潤滑剤である。
第14図は、巻き上げのためにストリップ26を所定位置に保持するために表
面張力剤をコンドームに塗布するところを示している。コンドーム25は、型5
1上へ伸長させた状態にあって、コンベヤ47によって搬送されて、一対の回転
ブラシ98が表面張力剤99(第14図)をコンドームに塗布するステーション
を通過する。コンベヤ47は次に、コンドームの向い合う側の所定位置へストリ
ップを送る第二ステーションへコンドームを搬送する。ストリップ26の端部が
薬剤99と接触した時、第15図に示されているようにその薬剤の表面張力がス
トリップの端部を所定位置に保持する。次に、コンドーム及びストリップを第三
ステーションで巻き上げることができる。
表面張力剤を使用してストリップ26を所定位置に保持する場合、コンドーム
に沿ってその閉鎖端部まで延在する細い帯状の表面張力剤によって各ストリップ
を所定位置に保持して、コンドームの大部分を保持することが好ましい。潤滑剤
はコンドームの巻き上げをより困難にする可能性があるので、コンドームに塗布
する潤滑剤が過多にならないように注意する必要がある。表面張力剤をコンドー
ムではなくストリップに塗布することができることを理解されたい。いずれの場
合でも、表面張力剤は、第15図に示されているように、コンドーム及びストリ
ップの両方と接触する位置に設ける必要がある。表面張力剤は、粘着性のある液
体か、ストリップを所定位置に保持する表面張力を有するものにすることができ
る。水を使用できるが、コンドームに適合した潤滑剤を使用するほうが好ましい
。そのような潤滑剤は公知である。
ストリップを所定位置に保持する第二の変更例として、コンドームとストリッ
プとの間の静電引力を利用することができる。この方法は制御がより困難になる
が、そのような静電引力はストリップをコンドームにしっかり保持させることが
わかっている。第16図は、ストリップ26を静電帯電させる装置を概略
的に示している。コンドームとストリップを組み付ける位置の方へストリップ2
6が送られる時、ストリップを静電帯電させる公知の形式の装置106上をそれ
らが通過すると、それらは静電引力によってコンドームに付着する。装置106
が実際に電子装置である場合、ストリップが通過するときにオン/オフさせるこ
とによって、ストリップの端部だけに帯電させることができる。
次に、キャリッジ52を第一位置の方へ上昇させて、作動サイクルの後半を実
行する。コンドーム25のリング33と接触している巻き上げ表面77がリング
に力を加えて、コンドーム及びストリップを巻き上げる。巻き上げ部材58が第
6図に示されている位置に達した時、コンドーム25は型51の上部に載った位
置にあり、ストリップ26がそれの向い合う側に巻き込まれている。コンドーム
及びストリップの組付けがこれで完了する。第6図ないし第8図ではコンドーム
25の液だめ34が非内転形状に示されているが、型51にリセス(図示せず)
を設けて、コンドーム及びストリップの組付け作業のある時点でこのリセスに負
の空気圧を加えることによって、液だめを内転させることが好ましい。リブ38
及び39によって、残りの
処理及び包装作業中に液だめをこの内転形状に維持することができる。
巻き上げ部材の好適な形状が第17図に示されており、この場合の巻き上げ部
材120は半円筒形である。この形状は、巻き上げ部材とコンドームリング33
との間の接触を多くして、コンドームの巻き上げを改善することができる。別の
実施の形態が第18図に示されており、この場合は巻き上げ部材が結合して、弾
性ライナ124を備えた単一の管122を形成している。巻き上げ部材120及
び122/124は、いずれの地点においてもその地点のコンドームリング33
の直径に等しい直径を有するテーパ状の内孔を形成することが好ましい。
制御システム
第19図は、上記装置を制御するシステムの概略図であって、空気供給及び制
御システムを示している。正圧の(大気圧より高い)空気の供給源108が、管
109で公知の形式の弁110に接続されている一方、負圧の(大気圧より低い
)空気の供給源111が、管114で弁110に接続されている。弁110は、
それぞれ管115及び116によって保持マニホールド84及び送りマニホール
ド82に接続されている。
弁110は、負圧の空気が送りマニホールド82に加えられると同時に、正圧
の空気が保持マニホールド84に加えられ、逆に、正圧の空気が送りマニホール
ド82に加えられると同時に、負圧の空気が保持マニホールド84に加えられる
ようにする。一方の圧力から他方の圧力へ瞬時に変化する場合を除き、送りマニ
ホールド82または保持マニホールド84のいずれかに負圧の空気が、他方に正
圧の空気が常に供給される。これにより、ストリップ26の端部は、送りマニホ
ールド82か、保持マニホールド84のいずれかで常に保持されている(一方の
圧力から他方の圧力へ瞬時に変化する場合を除く)ため、ストリップの端部は常
に制御状態にある。
弁110は、供給源117からベース46に取り付けられた流体シリンダ76
(第19図)への流体(空気または油圧流体)の流れも制御し、ピストンロッド
69が、キャリッジ52に固着されたブラケット67(第12図及び第19図)
に連結されているため、シリンダ76の作動によってキャリッジが上下動して、
巻き上げ部材58を上下動させることができる。
弁110は、公知の形式のコントローラ123によって作動させられる。例え
ば、弁110を弁バンクにして、コントロー
ラ123を、弁を作動させるカム(図示せず)を駆動するモータにすることがで
きる。あるいは、コントローラは、キャリッジ52の位置を感知して、キャリッ
ジ52の位置に応じて弁110(または弁バンク)を作動させることもできる。
第19図に示されている制御システムの第一の目的は、装置の様々な部分を時間
を定めた順序で作動させることである。
用具の包装
本用具の包装には、従来のコンドームの包装には存在しなかった問題が生じる
。問題の一つは、早期伸長を伴わないでコンドームを第2図に示されているよう
にパッケージから引き出すためには、包装時にストリップ26に緩みを与える必
要があることから生じる。コンドームがたとえわずかでも早期に伸長すると、そ
の個所で簡単にもつれて、ついには廃棄しなければならなくなる。この問題は、
以下のようにストリップに緩みを設けることによって解決される。
ストリップ26に緩みを与える好適な方法として、コンドーム25を下側の包
装シート27の上に載せて、ストリップ26をコンドームから両方向に延出させ
る。次に、一対のフィンガ127(第21図ないし第23図を参照)を作動機構
128(第
22図)によって互いに近づく向きに移動させる。フィンガ127の各々には、
第21図に最も良く示されているように、ストリップ26の中間部分44と係合
してそれらをコンドームリング33よりも内側へ移動させることができる位置に
突出部分129が設けられている。作動機構128は小型シリンダ(図示せず)
でもよい。
互いに近づく向きに内側へ移動する際に、突出部分129はストリップの中間
部分44を互いに近づく向きに搬送して、コンドーム25上の潤滑剤133また
は表面張力剤(第23図)の層と接触させる。フィンガ127が互いに近づく向
きに移動する時、表面134(第21図及び第22図)がコンドーム25のリン
グと係合して、コンドームを中心位置に保持する。フィンガ127が第21図及
び第23図に示されている位置へ移動した後、作動機構128がフィンガ127
を後退させる。フィンガ127が後退した時、潤滑剤133の表面張力がストリ
ップの中間部分44を第21図に示されている位置に保持する。
潤滑剤は、フィンガ127が後退した時にストリップを第21図に示されてい
る位置に保持できさえすれば、他の場所に設け
ることもできる。例えば、潤滑剤をストリップか、シート27を用具と接触する
位置へ移動させた時にストリップと接触する包装シート27に設けて、それがス
トリップ26及びシート27の両方と接触するようにしてもよい。第23図の参
照番号136は、そのように配置された潤滑剤または表面張力剤を示している。
フィンガが後退した時にストリップ26及びコンドーム25を第21図に示さ
れている位置に保持するため、フィンガ127に通路135を設けて、供給源1
39(第21図)から送られた空気がこの通路を通ってストリップ及びコンドー
ムに当たることができるようにしてもよい。フィンガ127の後退によって、ス
トリップ26の端部は、第21図に示されているように、互いに離れる方向に延
出するように配置される。次に、上側の包装シート27をコンドームに被せて、
以下のようにして包装シートに互いに密封させる。
好ましくは、各包装シート27は積み重ねられた二つの材料層からなる。第2
0図は、各シート27を構成している2層を非常に拡大した部分図である。各層
は、内側層140及び外側層141からなり、内側層140が互いに接触して最
終的なパ
ッケージになる。外側層141は、紙、フォイル、セロハン、ポリエチレンテレ
フタレート等の材料の層にすることができる。内側層140は、ポリエチレンシ
ートであることが好ましい。内側層を互いに接触させてから、密封すべき領域3
2(第25図)に熱及び圧力を加えることによって、シートを互いに固着させて
パッケージを形成することができる。
パッケージの密封段階中に熱及び圧力が領域32に加えられるので、領域32
の内側縁部においてストリップ26が溶融によって切断されたり、ひどく弱めら
れることがないように注意しなければならない。「ひどく弱められる」とは、張
力を加えてコンドーム25をパッケージから引き出すか、ユーザのペニスにはめ
付ける時にしばしば破損する程度までストリップが弱められることである。スト
リップのいずれか一方が破損すると、用具は本来の目的を果たすように機能する
ことができなくなる。
パッケージを密封するための加熱は、一対の加熱ダイ144の間にシート27
を挟み込む(第24図及び第25図)ことによって行われ、ダイの形状は密封す
べき領域32の形に一致している。シート27に加える熱量は、ダイの温度、ダ
イ144によってシート27に加えられる圧力、及びダイをシートと接
触させている時間の長さによって決まる。これらの要素を制御することによって
、ストリップ26をひどく弱めることなくパッケージを完全に密封することがで
きる。
好ましくは、ストリップ26が位置する部分では、領域32の内側部分と外側
部分とに異なった加熱を行う。これは、第25図に示されている断面形状のダイ
を用いることによって行うことができ、ここではダイが細分領域A及びBに分割
されている。この図面は、ダイ表面と、ダイ表面と直交したストリップの長手方
向平面との交差部分を示している。この図面から、細分領域Aでは、これらの交
差部分が平行線であることがわかる。細分領域Bでは、交差部分が、内側へ(パ
ッケージの中心に向かって)延びて分岐する一対の線になっている。交差する線
が弓形になって、細分領域A内の平行に交差する線の各々が第25図に示されて
いるようにこれらの弓形の線の一つに正接するように配置されるような、細分領
域B内のダイ表面の形状を有することが好ましい。
細分領域Aでは、ダイがシート27に最大圧力を加えるが、細分領域Bでは、
ダイの表面は、第25図に示されているように、シート27から後退している。
細分領域A内では、シート
に加えられる熱量が、ストリップ26及び内側層140の両方を溶融して領域3
2のその部分を完全に密封させるための溶融熱必要量を超えていることが好まし
い。細分領域Bのある地点では、ダイの表面がシート27から後退しているので
、ストリップ26に加えられる熱量がストリップ26の溶融熱必要量より小さく
なるが、内側層に加えられる熱量は、内側層140の溶融熱必要量を超えており
、ストリップを溶融させることなく内側層140をストリップ26にしっかり付
着させることができる。ストリップ26に加えられる熱は内側層140を通過し
なければならないことは容易にわかるであろう。
「溶融熱必要量」とは、物質を溶融するためにそれに加えなければならない熱
量のことである。物質の溶融熱必要量は、その物質の融点(温度)によって決定
され、その物質が一定面積である場合、その物質の厚さによって決定される。例
えば、厚さが0.088mmの1平方センチメートルの薄膜の溶融熱必要量は、
厚さがわずか0.013mmの同じ物質の薄膜の約6倍である。
さらに好ましくは、ダイに第24図及び第25図に示されているような突起1
45を設けて、ストリップのその部分に損傷
を与えることなく、内側層140をストリップ26に確実に取り付けることがで
きるようにする。平面的なダイが図示されているが、ダイの周辺部が領域32に
熱及び圧力を加える回転ダイにも同じ原理を適用できることを理解されたい。こ
の場合、細分領域B内のダイの内側表面が第25図に示されているようにシート
27から後退して、領域32の加熱を変化させることができる。
このようにパッケージを密封させることによって、密封領域32の内側縁部で
ストリップ26を破断させたりひどく弱める危険を伴わないで、パッケージを気
密シールすることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年7月3日
【補正内容】
請求の範囲
1.開放端部と、ほぼ円筒形の液だめを設けた閉鎖端部とを有する細長い管状の
コンドームを含む避妊用具であって、前記液だめが前記液だめに沿って軸方向に
延在する幅を有する一つの環状領域内に配置された複数のリブを有し、前記リブ
が前記環状部分の幅を横切って延在しており、かつリブのない前記領域の環状帯
部分がないように前記領域内に配置されている避妊用具。
2.コンドームは、そのコンドームの閉鎖端部上において環状の第二領域内に配
置された複数の第二リブを備えており、前記第二領域はコンドームに沿って軸方
向に延在する幅を有しており、かつ前記領域は互いに離隔されて、リブのない領
域間に前記コンドームの環状帯部分があり、前記第二リブが第二領域の幅を横切
って延在しており、リブのない前記第二領域の環状帯部分がないように前記第二
領域内に配置されている請求の範囲第1項に記載の避妊用具。
3.細長いコンドームの向い合う側にコンドーム内に巻込まれた一対のストリッ
プからなる避妊用具を組み付ける方法であ
って、該ストリップの各々が前縁を有する端部を有し、
a.コンドームを細長い型の上へ伸長状態ではめ付ける段階と、
b.ストリップの端部を型の上のコンドームとほぼ平らに接触させ、前記前縁
の少なくとも三分の一を前記コンドームと接触させて保持する段階と、
c.コンドーム及びストリップを巻き上げる段階とを備えている方法。
4.空気流をストリップの端部に吹き付けることによって、ストリップをコンド
ームとの前記ほぼ平らな接触へ移動させる請求の範囲第3項に記載の方法。
5.前記コンドームと前記端部との間の静電引力によって、ストリップをコンド
ームとの前記ほぼ平らな接触に保持する請求の範囲第3項に記載の方法。
6.コンドームと前記ストリップの前記端部との間に表面張力剤を配置すること
によって、ストリップをコンドームとのほぼ平らな接触に保持する請求の範囲第
3項に記載の方法。
7.各ストリップの端部の前縁部の少なくとも75%が前記コンドームと接触し
た状態に保持される請求の範囲第3項に記載の方法。
8.一平面上にあって開放端部及び閉鎖端部を備えている巻き上げられた管状コ
ンドームからなる避妊用具を組み付ける方法であって、前記用具はまた、コンド
ームの向い合う側にコンドーム内に巻込まれた第一端部を有する一対のストリッ
プを備えており、該ストリップの各々はさらに中間部分と自由な第二端部とを含
み、前記用具はまた前記平面の向い合う側に配置された第一及び第二包装シート
を有し、その間にコンドームを挟み込み、該第一包装シートはコンドームの開放
端部に向き合った側部を有し、該第二包装シートはコンドームの閉鎖端部に向き
合った側部を有し、
a.前記用具に表面張力剤を付ける段階と、
b.ストリップの中間部分を互いに近づく方へ移動させる段階を備え、前記表
面張力剤は、ストリップを互いに近づく方へ移動させた時にストリップの中間部
分と接触する用具上の位置に付けられており、さらに、
c.ストリップの第二端部を前記中間部分から向い合う方向に延びるように配
置する段階と、
d.包装シートをコンドームの向い合う側で互いに接触させる段階と、
e.包装シートをそれの縁部付近で互いに密封させる段階とを備えている方法
。
9.表面張力剤をストリップの中間部分に付けて、前記第二シートがストリップ
と接触したときにそれに第二シートが接触するようにした請求の範囲第8項に記
載の方法。
10.表面張力剤をコンドームの閉鎖端部に付けて、ストリップの中間部分をコ
ンドーム上の表面張力剤と接触する位置へ移動させるようにした請求の範囲第8
項に記載の方法。
11.前記シートを前記中間部分と接触させたときにストリップの中間部分と接
触する位置にある前記第二シートの前記側部に表面張力剤を付ける請求の範囲第
8項に記載の方法。
12.ストリップの前記中間部分を互いに近づく向きへ移動させる段階は、コン
ドームの向い合う側から近づく向きへ移動する一対のフィンガによって実施され
る請求の範囲第8項に記載の方法。
13.巻き上げた管状コンドームの向い合う側にコンドーム内に巻き込まれた第
一端部を有する一対のストリップと、それらの間にコンドームを挟み込むように
配置された一対の包装シートとを備えた巻き上げた管状コンドームからなる避妊
用具を組
み付ける方法であって、該シートの各々は、積層された内側及び外側層からなり
、該内側層は互いに向き合うと共に、第一溶融熱必要量を有する熱可塑性材料か
らなり、前記ストリップは第二溶融熱必要量を有する熱可塑性材料からなり、
a.コンドームを包装シート間に挟み込み、前記内側層をシートの周辺部付近
で互いに接触させ、前記ストリップを互いに離れる方向に包装シートの向い合う
縁部の方へ延出させる段階と、
b.シートの周辺部付近に延在する領域に熱及び圧力を加えることによって、
前記シートを相互に、またストリップに密封させる段階とを備えており、該領域
は、シートの縁部から内側へ延在した第一細分領域と、該第一細分領域から内側
へ延在した第二細分領域とを含み、第一細分領域に加えられる熱量は、前記内側
層及び前記ストリップの第一及び第二溶融熱必要量の両方を十分に超える大きさ
である一方、第二細分領域に加えられる熱量は、前記第二細分領域内の一点にお
いて、内側層に加えられる熱は第一溶融熱必要量を超えるが、ストリップに加え
られる熱は前記第二溶融熱必要量より小さくなるようにした方法。
14.前記領域に加えられる圧力は、第一細分領域において最大になり、第二細
分領域において最小値まで減少する請求の範囲第13項に記載の方法。
15.管状コンドームの向い合う側で管状コンドーム内に巻き込まれた一対のス
トリップと、それらの間でコンドームを挟み込むように配置された一対の包装シ
ートとから成る避妊用具を組み付ける装置であって、
a.ベースと、
b.ベース上にあって、ストリップをコンドームから向い合う方向に延出させ
た状態で、コンドームを作動位置に支持する手段と、
c.前記作動位置にあるコンドームの向い合う側に配置された一対のフィンガ
と、
d.フィンガに連結されて、フィンガを互いに接離する方向に後退及び前進さ
せる手段とを備えており、前記フィンガは、互いに近づく方へ移動するとき、ス
トリップの中間部分と係合して前記中間部分をコンドームと接触する位置へ移動
させるように配置されている装置。
16.フィンガには、該フィンガが互いに離れる方向へ移動す
るときにストリップの前記中間部分に空気流を吹き付けてその中間部分をフィン
ガから離脱させるための通路が設けられている請求の範囲第15項に記載の装置
。
17.フィンガの各々は、前記コンドームを前記作動位置の中心に配置できるよ
うにコンドームの周縁部と係合する位置に表面を備えている請求の範囲第15項
に記載の装置。
18.コンドーム内に巻き込まれた第一端部と、コンドームから向い合う両方向
に延出させた自由な第二端部とを有する一対の熱可塑性ストリップを備えた巻か
れたコンドームからなる避妊用具用のパッケージを形成するための装置であって
、周辺部付近で互いに接触させた熱可塑性層を有する一対の包装シート間に前記
コンドーム及び前記ストリップを配置され、包装シートの向い合う側に配置され
る対向表面を含み、シートに熱及び圧力を加えてその周辺部付近の熱可塑性層を
溶融させることによって、包装シートを互いに密封させて前記パッケージを形成
する一対のダイを備えており、前記対向表面はストリップの位置において、表面
の縁部から内側へ延在した第一細分領域と、該第一細分領域から内側へ延在した
第二細分領域とを含み、前記表面は、前記第一細分領域内の前記表面と、前記表
面と直交
するストリップの長手方向平面との交差部分が、一対の平行な第一線を形成する
構造であると共に、前記表面はまた、前記第二細分領域内の前記表面と前記平面
との交差部分が、各々が平行な第一線の一つから延出した一対の分岐する第二線
を形成する構造である装置。
19.第二線は弓形の線であって、前記平行な第一線の各々が前記弓形の線の一
つに正接するように配置されている請求の範囲第18項に記載の装置。
20.軸線と、閉鎖端部と、開放端部と、該開放端部を取り囲んでいるリングと
を備えたコンドームの向い合う側にコンドーム内に巻き込まれた一対のストリッ
プを有するコンドームからなる避妊用具を組み付ける方法であって、
a.自由端部を備えた細長い型の上にコンドームをはめ付けて、型の自由端部
がコンドームの閉鎖端部内に入り、コンドームの開放端部が型の自由端部から離
れるようにする段階と、
b.一対のストリップの自由端部をコンドームの開放端部上のリングに隣接し
た位置でコンドームの向い合う側でコンドームと接触させる段階と、
c.細長い巻き上げ表面をコンドーム上のリングと接触させ
る段階と、
d.巻き上げ表面を型の軸線に平行な経路に沿ってコンドームの閉鎖端部に向
かう方向へ移動させることによって、コンドーム及びストリップを巻き上げる段
階とを備えている方法。
21.一対の巻き上げ表面をコンドームの向い合う側において前記リングと接触
させてから、互いに平行な経路に沿ってコンドームの閉鎖端部に向かう方向に移
動させることによって、コンドーム及びストリップを巻き上げる請求の範囲第2
0項に記載の方法。
22.コンドームの巻き上げを開始するとき、空気流をストリップの端部に吹き
付けることによって前記ストリップをコンドームと接触した状態に保持する請求
の範囲第21項に記載の方法。
23.コンドームを巻き上げた形で型の自由端部上に載せてから、巻き上げ表面
をコンドームの開放端部に向かう方向に平行経路に沿って移動させる一方、前記
巻き上げ表面をコンドームの巻き上げ部分に接触した状態に維持することによっ
て、前記コンドームを前記型上へ伸長させる請求の範囲第21項に記載の方法。
24.開放端部及び開放端部を取り囲むリングを有する閉鎖端部備えているコン
ドームの向い合う側にコンドーム内に巻き込まれた一対のストリップを有する細
長い管状のコンドームからなる避妊用具を組み付ける装置であって、
a.ベースと、
b.自由な第一端部と、ベースに取り付けられた第二端部とを備えて、軸線を
有する細長い型と、
c.型の向い合う側に配置されて、各々に巻き上げ表面を設けている一対の巻
き上げ部材とを備えており、該部材は第一及び第二位置間を移動可能で、前記部
材が該第二位置から該第一位置へ移動するとき、巻き上げ表面が型の軸線にほぼ
平行な経路に沿って搬送されるようになっており、巻き上げ表面が前記第二位置
から前記第一位置へ移動するとき、巻き上げ表面がコンドーム上のリングと接触
してコンドームを巻き上げるように前記部材を配置しており、さらに、
d.巻き上げ部材を移動させる手段をベース上に設けている装置。
25.巻き上げ部材は、一対のストリップの端部を保持する手段を備えており、
巻き上げ部材が第一位置から第二位置へ向か
って移動するとき、前記ストリップを型の向い合う側に隣接及び接する位置に引
き寄せるようにした請求の範囲第24項に記載の装置。
26.ストリップは連続状であって、ストリップを所定位置に保持する第二手段
が前記軸線上において型の自由端部から離れた位置に配置されていると共に、ス
トリップを切断するためにストリップ切断手段が該位置に配置されている請求の
範囲第24項に記載の装置。
27.巻き上げ部材の断面は半円筒形である請求の範囲第24項に記載の装置。
28.ストリップ保持手段は、巻き上げ部材に取り付けられた一対の送りマニホ
ールドであり、該マニホールドは、空気がマニホールドに対して流入及び流出で
きるようにする穿孔表面を向き合わせて設けている請求の範囲第25項に記載の
装置。
29.第二保持手段は、空気が流入及び流出できるようにする一対の穿孔表面を
向い合う側に設けている保持マニホールドであり、巻き上げ部材が前記第一位置
にあるとき、該第二マニホールドは第一マニホールド間に位置している請求の範
囲第26項に記載の装置。
30.ストリップ切断手段は、保持マニホールドの向い合う側に配置された一対
の抵抗線スパンである請求の範囲第26項に記載の装置。
31.巻き上げ部材の内側表面は互いに向き合って、前記コンドームの巻き上げ
に応じたコンドームリングの直径の変化に対応できるように前記巻き上げ部材の
長さに沿って直径が変化する内孔を形成している請求の範囲第27項に記載の装
置。
32.さらに、送り及び保持マニホールドに接続された弁手段と、巻き上げ部材
の移動とタイミングを合わせて弁手段を作動させる手段とを備えて、正圧及び負
圧の空気供給源を前記弁手段に接続したとき、巻き上げ部材が第一位置から第二
位置へ移動する間、負の空気圧が送りマニホールドに加えられ、正の空気圧が保
持マニホールドに加えられる一方、巻き上げ部材が第二位置から第一位置へ移動
する間、正の空気圧が送りマニホールドに加えられ、負の空気圧が保持マニホー
ルドに加えられるようにした請求の範囲第28項に記載の装置。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
の自由端部をコンドームから向い合う方向に延出させ
て、包装シートを互いに固着する時にパッケージの縁部
に密封させる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.開放端部と、ほぼ円筒形の液だめを設けた閉鎖端部とを有する細長い管状の コンドームを含む避妊用具であって、前記液だめが前記液だめに沿って軸方向に 延在する一つの領域内に配置された複数のリブを有しており、リブのない前記領 域の環状帯部分がないように前記領域内に前記ストリップが配置されている避妊 用具。 2.コンドームは、そのコンドームの閉鎖端部上の第二領域内に配置された複数 の第二リブを備えており、前記領域は互いに離隔されて、リブのない領域間に前 記コンドームの環状帯部分があり、リブのない前記第二領域の環状帯部分がない 前記第二領域内に前記第二リブが配置されている請求の範囲第1項に記載の避妊 用具。 3.細長いコンドームの向い合う側に細長いコンドーム内に巻き込まれた一対の ストリップからなる避妊用具を組み付ける方法であって、前記ストリップの各々 が端部を有し、 a.コンドームを細長い型の上へ伸長状態ではめ付ける段階と、 b.ストリップの端部を型の上のコンドームとほぼ平らに接触させる段階と、 c.コンドーム及びストリップを巻き上げる段階とを備えている方法。 4.空気流をストリップの端部に吹き付けることによって、ストリップをコンド ームとの前記ほぼ平らな接触状態へ移動させる請求の範囲第3項に記載の方法。 5.前記コンドームと前記端部との間の静電引力によって、ストリップをコンド ームとの前記ほぼ平らな接触状態に保持する請求の範囲第3項に記載の方法。 6.コンドームと前記ストリップの前記端部との間に表面張力剤を配置すること によって、ストリップをコンドームとのほぼ平らな接触状態に保持する請求の範 囲第3項に記載の方法。 7.各ストリップの端部の前縁部の少なくとも75%が前記コンドームと接触し た状態に保持される請求の範囲第3項に記載の方法。 8.一平面上にあって開放端部及び閉鎖端部を備えている巻き上げた管状コンド ームと、コンドームの向い合う側に第一端部がコンドーム内に巻き込まれている 一対のストリップとを備え ている避妊用具を組み付ける方法であって、前記ストリップの各々は中間部分と 自由な第二端部とを含み、前記用具はまた前記平面の向い合う側に配置された第 一及び第二包装シートを有しその間にコンドームを挟み込み、前記第一包装シー トはコンドームの開放端部に向き合う側部を有し、前記第二包装シートはコンド ームの閉鎖端部に向き合う側部を有し、 a.前記用具上に表面張力剤を付ける段階と、 b.ストリップの中間部分を互いに近づく方へ移動させる段階を備え、前記表 面張力剤は、ストリップを互いに近づく方へ移動させた時にストリップの中間部 分と接触する用具上の位置に付けられており、さらに、 c.ストリップの第二端部を前記中間部分から向い合う方向に延びるように配 置する段階と、 d.包装シートをコンドームの向い合う側で互いに接触させる段階と、 e.包装シートをそれの縁部付近で互いに密封させる段階とを備えている方法 。 9.表面張力剤をストリップの中間部分に付けて、前記第二シートがストリップ と接触した時にそれに第二シートが接触する ようにした請求の範囲第8項に記載の方法。 10.表面張力剤をコンドームの閉鎖端部に付けて、ストリップの中間部分が移 動してコンドーム上の表面張力剤と接触する請求の範囲第8項に記載の方法。 11.表面張力剤を前記第二シートの前記側部の、前記シートを前記中間部分と 接触させた時にストリップの中間部分と接触する位置に付ける請求の範囲第8項 に記載の方法。 12.ストリップの前記中間部分を互いに近づく向きへ移動させる段階は、コン ドームの向い合う側から互いに近づく向きへ移動する一対のフィンガによって実 施される請求の範囲第8項に記載の方法。 13.コンドームの向い合う側に第一端部がコンドーム内に巻き込まれた一対の ストリップと、コンドームを挟み込むように配置された一対の包装シートとを備 えた巻き上げた管状コンドームからなる避妊用具を組み付ける方法であって、前 記シートの各々は、積層された内側及び外側層からなり、前記内側層は互いに向 き合うと共に、第一溶融熱必要量を有する熱可塑性材料からなり、前記ストリッ プは第二溶融熱必要量を有する熱可塑性材料からなり、 a.コンドームを包装シート間に挟み込み、前記内側層をシートの周辺部付近 で互いに接触させ、前記ストリップを互いに離れる方向に包装シートの向い合う 縁部の方へ延出させる段階と、 b.シートの周辺部付近に延在する領域に熱及び圧力を加えることによって、 前記シートを相互に、またストリップに密封させる段階とを備えており、前記領 域は、シートの縁部から内側へ延在した第一細分領域と、前記第一細分領域から 内側へ延在した第二細分領域とを含み、第一細分領域に加えられる熱量は、前記 内側層及び前記ストリップの第一及び第二溶融熱必要量の両方を十分に超える大 きさである一方、第二細分領域に加えられる熱量は、前記第二細分領域内の一点 において、内側層に加えられる熱は第一溶融熱必要量を超えるが、ストリップに 加えられる熱は前記第二溶融熱必要量より小さくなるようにした方法。 14.前記領域に加えられる圧力は、第一細分領域において最大になり、第二細 分領域において最小値まで減少する請求の範囲第13項に記載の方法。 15.管状コンドームの向い合う側でコンドーム内に巻き込ま れた一対のストリップと、コンドームを挟み込むように配置された一対の包装シ ートとから成る避妊用具を組み付ける装置であって、 a.ベースと、 b.ベース上にあって、ストリップをコンドームから向い合う方向に延出させ 、コンドームを作動位置に支持するための手段と、 c.前記作動位置にあるコンドームの向い合う側に配置された一対のフィンガ と、 d.フィンガに連結されて、フィンガを後退及び前進させ互いに接離する方向 に移動するための手段とを備えており、前記フィンガは、互いに近づく方へ移動 する時、ストリップの中間部分と係合して前記中間部分をコンドームと接触する 位置へ移動させるように配置されている装置。 16.フィンガには、フィンガが互いに離れる方向へ移動する時にストリップの 前記中間部分に空気流を吹き付けて前記中間部分をフィンガから離脱させるため の通路が設けられている請求の範囲第15項に記載の装置。 17.フィンガの各々は、前記コンドームを前記作動位置の中 心に配置できるようにコンドームの周縁部と係合するために配置された表面を備 えている請求の範囲第15項に記載の装置。 18.コンドーム内に巻き込まれた第一端部と、コンドームから向い合う方向に 延出させた自由な第二端部とを有する一対の熱可塑性ストリップを備えており、 周辺部付近で互いに接触させた熱可塑性層を有する一対の包装シート間に前記コ ンドーム及び前記ストリップを配置する巻き上げたコンドームからなる避妊用具 用のパッケージを形成する装置であって、包装シートの向い合う側に配置される 対向表面を含み、シートに熱及び圧力を加えてその周辺部付近の熱可塑性層を溶 融させることによって、包装シートを互いに密封させて前記パッケージを形成す る一対のダイを備えており、前記対向表面はストリップの位置において、表面の 縁部から内側へ延在した第一細分領域と、該第一細分領域から内側へ延在した第 二細分領域とを含み、前記表面は、前記第一細分領域内の前記表面と、前記表面 と直交するストリップの長手方向平面との交差部分が、一対の平行な第一線を形 成する構造であると共に、前記表面はまた、前記第二細分領域内の前記表面と前 記平面との交差部分が、各々が平行な第一線の一つから延出した一対の分岐する 第二線を形成する構造であ る装置。 19.第二線は弓形の線であって、前記平行な第一線の各々が前記弓形の線の一 つに正接するように配置されている請求の範囲第18項に記載の装置。 20.軸線と、閉鎖端部と、開放端部と、該開放端部を取り囲んでいるリングと を備えたコンドームの向い合う側にコンドーム内に巻き込まれた一対のストリッ プを有するコンドームからなる避妊用具を組み付ける方法であって、 a.自由端部を備えた細長い型の上にコンドームをはめ付けて、型の自由端部 がコンドームの閉鎖端部内に入り、コンドームの開放端部が型の自由端部から離 れるようにする段階と、 b.一対のストリップの自由端部をコンドームの開放端部上のリングに隣接し た位置でコンドームの向い合う側でコンドームと接触させる段階と、 c.細長い巻き上げ表面をコンドーム上のリングと接触させる段階と、 d.巻き上げ表面を型の軸線に平行な経路に沿ってコンドームの閉鎖端部に向 かう方向へ移動させることによって、コンドーム及びストリップを巻き上げる段 階とを備えている方法。 21.一対の巻き上げ表面をコンドームの向い合う側において前記リングと接触 させてから、互いに平行な経路に沿ってコンドームの閉鎖端部に向かう方向に移 動させることによって、コンドーム及びストリップを巻き上げる請求の範囲第2 0項に記載の方法。 22.コンドームの巻き上げを開始する時、空気流をストリップの端部に吹き付 けることによって前記ストリップをコンドームと接触した状態に保持する請求の 範囲第21項に記載の方法。 23.コンドームを巻き上げた形で型の自由端部上に載せてから、巻き上げ表面 をコンドームの開放端部に向かう方向に平行経路に沿って移動させる一方、前記 巻き上げ表面をコンドームの巻き上げられた部分に接触した状態に維持すること によって、前記コンドームを前記型上へ伸長させる請求の範囲第21項に記載の 方法。 24.開放端部及び開放端部を備えて、該開放端部をリングが取り囲んでいるコ ンドームの向い合う側にコンドーム内に巻き込まれた一対のストリップを有する 細長い管状のコンドームからなる避妊用具を組み付ける装置であって、 a.ベースと、 b.第一端部と第二端部とを有する細長い型であって、前記第一端部は自由で あり、前記第二端部はベースに取り付けられており、前記型は軸線を有し、 c.型の向い合う側に配置されて、各々に巻き上げ表面を設けている一対の巻 き上げ部材とを備えており、該部材は第一及び第二位置間を移動可能で、前記部 材が該第二位置から該第一位置へ移動する時、巻き上げ表面が型の軸線にほぼ平 行な経路に沿って搬送されるようになっており、巻き上げ表面が前記第二位置か ら前記第一位置へ移動する時、巻き上げ表面がコンドーム上のリングと接触して コンドームを巻き上げるように前記部材を配置しており、さらに、 d.巻き上げ部材を移動するためのベース上の手段とを含む装置。 25.巻き上げ部材は、一対のストリップの端部を保持するための手段を備えて おり、巻き上げ部材が第一位置から第二位置へ向かって移動する時、前記ストリ ップを型の向い合う側に隣接及び接する位置に引き寄せるようにした請求の範囲 第24項に記載の装置。 26.ストリップは連続状であって、ストリップを所定位置に 保持するための第二手段が前記軸線上において型の自由端部から離れた位置に配 置されていると共に、ストリップを切断するためのストリップ切断手段が該位置 に配置されている請求の範囲第24項に記載の装置。 27.巻き上げ部材の断面は半円筒形である請求の範囲第24項に記載の装置。 28.ストリップ保持手段は、巻き上げ部材に取り付けられた一対の送りマニホ ールドであり、該マニホールドは、空気がマニホールドに対して流入及び流出で きるようにする穿孔表面を向き合わせて設けている請求の範囲第25項に記載の 装置。 29.第二保持手段は、空気が流入及び流出できるようにする一対の穿孔壁面を 向い合う側に設けている保持マニホールドであり、巻き上げ部材が前記第一位置 にあるとき、該第二マニホールドは第一マニホールド間に位置している請求の範 囲第26項に記載の装置。 30.ストリップ切断手段は、保持マニホールドの向い合う側に配置された一対 の抵抗線スパンである請求の範囲第26項に記載の装置。 31.巻き上げ部材の内側表面は互いに向き合って、前記コン ドームの巻き上げに応じたコンドームリングの直径の変化に対応するように前記 巻き上げ部材の長さに沿って直径が変化する内孔を形成している請求の範囲第2 7項に記載の装置。 32.さらに、送り及び保持マニホールドに接続された弁手段と、巻き上げ部材 の移動とタイミングを合わせて弁手段を作動させるための手段とを備えて、正圧 及び負圧の空気供給源を前記弁手段に接続した時、巻き上げ部材が第一位置から 第二位置へ移動する間、負の空気圧が送りマニホールドに加えられ、正の空気圧 が保持マニホールドに加えられる一方、巻き上げ部材が第二位置から第一位置へ 移動する間、正の空気圧が送りマニホールドに加えられ、負の空気圧が保持マニ ホールドに加えられるようにした請求の範囲第28項に記載の装置。
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