JPH1051066A - 分布帰還型半導体レーザ装置 - Google Patents
分布帰還型半導体レーザ装置Info
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- JPH1051066A JPH1051066A JP20618396A JP20618396A JPH1051066A JP H1051066 A JPH1051066 A JP H1051066A JP 20618396 A JP20618396 A JP 20618396A JP 20618396 A JP20618396 A JP 20618396A JP H1051066 A JPH1051066 A JP H1051066A
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- light
- diffraction grating
- stimulated emission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空間的ホールバーニングの発生を抑制でき、
かつ大量生産に適した構造を有するDFBレーザを提供
する。 【解決手段】 半導体材料により形成され、誘導放出光
が伝搬する光伝搬層と、光伝搬層とある間隔をおいて配
置された回折格子を有する。回折格子は、光伝搬層を伝
搬する誘導放出光と結合し、該誘導放出光を分布反射さ
せる。光伝搬層と該回折格子との間隔、または光伝搬層
の厚さが、誘導放出光の伝搬方向に関して変化してい
る。
かつ大量生産に適した構造を有するDFBレーザを提供
する。 【解決手段】 半導体材料により形成され、誘導放出光
が伝搬する光伝搬層と、光伝搬層とある間隔をおいて配
置された回折格子を有する。回折格子は、光伝搬層を伝
搬する誘導放出光と結合し、該誘導放出光を分布反射さ
せる。光伝搬層と該回折格子との間隔、または光伝搬層
の厚さが、誘導放出光の伝搬方向に関して変化してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分布帰還型半導体
レーザ装置(DFBレーザ)に関する。分布帰還型半導
体レーザ装置は、ファブリペロー型レーザ装置(FBレ
ーザ)に比べ、多モード発振が抑制され、かつ発振波長
の温度依存性が小さいという利点がある。
レーザ装置(DFBレーザ)に関する。分布帰還型半導
体レーザ装置は、ファブリペロー型レーザ装置(FBレ
ーザ)に比べ、多モード発振が抑制され、かつ発振波長
の温度依存性が小さいという利点がある。
【0002】
【従来の技術】DFBレーザは、FPレーザに比べ、誘
導放出光の伝搬方向に関して光強度分布が一部の領域に
偏る傾向がある。バイアス電流を大きくして大出力を得
ようとすると、光強度の大きい領域においてキャリアが
不足し、その領域における光強度が飽和してしまい、い
わゆる空間的ホールバーニングが生じる場合がある。空
間的ホールバーニングが生じると、電流対光出力特性の
線型性が劣化してしまう。
導放出光の伝搬方向に関して光強度分布が一部の領域に
偏る傾向がある。バイアス電流を大きくして大出力を得
ようとすると、光強度の大きい領域においてキャリアが
不足し、その領域における光強度が飽和してしまい、い
わゆる空間的ホールバーニングが生じる場合がある。空
間的ホールバーニングが生じると、電流対光出力特性の
線型性が劣化してしまう。
【0003】アナログ変調を行う場合には、線型性の劣
化が大きな問題になる。デジタル変調を行う場合には、
空間的ホールバーニングが単一モード性の崩れる原因に
なる。DFBレーザにおいて、空間的ホールバーニング
の発生を抑制するための種々の検討がなされている。
化が大きな問題になる。デジタル変調を行う場合には、
空間的ホールバーニングが単一モード性の崩れる原因に
なる。DFBレーザにおいて、空間的ホールバーニング
の発生を抑制するための種々の検討がなされている。
【0004】図5(A)は、空間的ホールバーニングの
発生を抑制するための一例を示す。n型クラッド層10
0の上にガイド層101、活性層102、p型クラッド
層103、コンタクト層104がこの順番に積層されて
いる。この積層構造の図の左側の端面には低反射コーテ
ィング膜110が形成され、右側の端面には高反射コー
ティング膜111が形成されている。n型クラッド層1
00の下面及びコンタクト層104の上面には、それぞ
れn側電極105及びp側電極106が形成されてい
る。
発生を抑制するための一例を示す。n型クラッド層10
0の上にガイド層101、活性層102、p型クラッド
層103、コンタクト層104がこの順番に積層されて
いる。この積層構造の図の左側の端面には低反射コーテ
ィング膜110が形成され、右側の端面には高反射コー
ティング膜111が形成されている。n型クラッド層1
00の下面及びコンタクト層104の上面には、それぞ
れn側電極105及びp側電極106が形成されてい
る。
【0005】n型クラッド層100とガイド層101と
の界面のうち、低反射コーティング層110側の約半分
の領域に周期的な凹凸が付され、回折格子107が形成
されている。活性層102内を伝搬する誘導放出光は、
回折格子107が形成されている領域において回折格子
107と結合し分布反射される。回折格子107が形成
されていない領域においては、誘導放出光は回折格子と
結合せず、分布反射されない。
の界面のうち、低反射コーティング層110側の約半分
の領域に周期的な凹凸が付され、回折格子107が形成
されている。活性層102内を伝搬する誘導放出光は、
回折格子107が形成されている領域において回折格子
107と結合し分布反射される。回折格子107が形成
されていない領域においては、誘導放出光は回折格子と
結合せず、分布反射されない。
【0006】図5(B)は、空間的ホールバーニングの
発生を抑制するための他の例を示す。図5(A)のDF
Bレーザでは、一端に低反射コーティング膜110が形
成され、他端に高反射コーティング膜111が形成され
ていた。図5(B)のDFBレーザでは、両端にそれぞ
れ低反射コーティング膜110Aと110Bが形成され
ている。n型クラッド層100Aとガイド層101Aと
の界面には、全領域に周期的な凹凸が付され、回折格子
107が形成されている。ただし、光の伝搬方向に関し
て中央近傍の凹凸の高さはその他の領域の凹凸の高さよ
りも小さい。その他の構成は、図5(A)に示すDFB
レーザと同様である。
発生を抑制するための他の例を示す。図5(A)のDF
Bレーザでは、一端に低反射コーティング膜110が形
成され、他端に高反射コーティング膜111が形成され
ていた。図5(B)のDFBレーザでは、両端にそれぞ
れ低反射コーティング膜110Aと110Bが形成され
ている。n型クラッド層100Aとガイド層101Aと
の界面には、全領域に周期的な凹凸が付され、回折格子
107が形成されている。ただし、光の伝搬方向に関し
て中央近傍の凹凸の高さはその他の領域の凹凸の高さよ
りも小さい。その他の構成は、図5(A)に示すDFB
レーザと同様である。
【0007】活性層102内を伝搬する誘導放出光は回
折格子107と結合するが、その強さは、中央近傍の浅
い凹凸が付されている領域において弱く、その両側の深
い凹凸が付されている領域において強い。
折格子107と結合するが、その強さは、中央近傍の浅
い凹凸が付されている領域において弱く、その両側の深
い凹凸が付されている領域において強い。
【0008】図5(A)または(B)に示すように、誘
導放出光の伝搬する方向に関して、誘導放出光と回折格
子との結合の強さを適切に変化させることにより、活性
層内の光強度分布の変動を抑制することができる。
導放出光の伝搬する方向に関して、誘導放出光と回折格
子との結合の強さを適切に変化させることにより、活性
層内の光強度分布の変動を抑制することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図5(A)または
(B)に示す構造とすることにより、光強度分布の変動
を抑え、空間的ホールバーニングの発生を抑制すること
ができる。しかし、クラッド層とガイド層との界面の一
部の領域にのみ回折格子を形成したり、場所によって回
折格子の凹凸の高さを変化させることは困難であり、大
量生産に適さない。
(B)に示す構造とすることにより、光強度分布の変動
を抑え、空間的ホールバーニングの発生を抑制すること
ができる。しかし、クラッド層とガイド層との界面の一
部の領域にのみ回折格子を形成したり、場所によって回
折格子の凹凸の高さを変化させることは困難であり、大
量生産に適さない。
【0010】本発明の目的は、空間的ホールバーニング
の発生を抑制でき、かつ大量生産に適した構造を有する
DFBレーザを提供することである。
の発生を抑制でき、かつ大量生産に適した構造を有する
DFBレーザを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、半導体材料により形成され、誘導放出光が主に伝搬
する光伝搬層と、前記光伝搬層とある間隔をおいて配置
され、前記光伝搬層を伝搬する誘導放出光と結合し、該
誘導放出光を分布反射する回折格子であって、前記光伝
搬層と該回折格子との間隔が、前記誘導放出光の伝搬方
向に関して変化している前記回折格子とを有する分布帰
還型半導体レーザ装置が提供される。
と、半導体材料により形成され、誘導放出光が主に伝搬
する光伝搬層と、前記光伝搬層とある間隔をおいて配置
され、前記光伝搬層を伝搬する誘導放出光と結合し、該
誘導放出光を分布反射する回折格子であって、前記光伝
搬層と該回折格子との間隔が、前記誘導放出光の伝搬方
向に関して変化している前記回折格子とを有する分布帰
還型半導体レーザ装置が提供される。
【0012】光伝搬層内を伝搬する光と回折格子との結
合の強さが、伝搬方向に関して変化する。このため、回
折格子による分布反射の強さが、場所によって異なる。
光伝搬層と回折格子との間隔の変化を適当に調整するこ
とにより、光伝搬層内の光強度分布の空間的変動を抑制
し、均一な分布に近づけることができる。
合の強さが、伝搬方向に関して変化する。このため、回
折格子による分布反射の強さが、場所によって異なる。
光伝搬層と回折格子との間隔の変化を適当に調整するこ
とにより、光伝搬層内の光強度分布の空間的変動を抑制
し、均一な分布に近づけることができる。
【0013】本発明の他の観点によると、半導体材料に
より形成され、誘導放出光が主に伝搬する光伝搬層であ
って、該光伝搬層の厚さが誘導放出光の伝搬方向に関し
て変化している前記光伝搬層と、前記光伝搬層とある間
隔をおいて配置され、前記光伝搬層を伝搬する誘導放出
光と結合し、該誘導放出光を分布反射する回折格子とを
有する分布帰還型半導体レーザ装置が提供される。
より形成され、誘導放出光が主に伝搬する光伝搬層であ
って、該光伝搬層の厚さが誘導放出光の伝搬方向に関し
て変化している前記光伝搬層と、前記光伝搬層とある間
隔をおいて配置され、前記光伝搬層を伝搬する誘導放出
光と結合し、該誘導放出光を分布反射する回折格子とを
有する分布帰還型半導体レーザ装置が提供される。
【0014】光伝搬層が薄くなると光閉じ込めの効果が
弱くなり、光伝搬層内を伝搬する光と回折格子との結合
が強くなる。伝搬方向に関して光伝搬層の厚さを変化さ
せると、回折格子による分布反射の強さも変化する。光
伝搬層の厚さ分布を適当に調整することにより、光伝搬
層内の光強度分布の空間的変動を抑制し、均一な分布に
近づけることができる。
弱くなり、光伝搬層内を伝搬する光と回折格子との結合
が強くなる。伝搬方向に関して光伝搬層の厚さを変化さ
せると、回折格子による分布反射の強さも変化する。光
伝搬層の厚さ分布を適当に調整することにより、光伝搬
層内の光強度分布の空間的変動を抑制し、均一な分布に
近づけることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)は、本発明の実施例に
よるDFBレーザの平面図を示す。長辺の長さが約90
0μmの長方形状の基板1の長辺に平行に、幅約1.5
μmの活性層4が配置されている。基板1の短辺に相当
する端面には、それぞれ低反射コーティング膜15、1
6が形成されている。MQW層4内で発生した光は、M
QW層4の長手方向に伝搬し、誘導放出により増幅され
て両側の端面から外部に放射される。
よるDFBレーザの平面図を示す。長辺の長さが約90
0μmの長方形状の基板1の長辺に平行に、幅約1.5
μmの活性層4が配置されている。基板1の短辺に相当
する端面には、それぞれ低反射コーティング膜15、1
6が形成されている。MQW層4内で発生した光は、M
QW層4の長手方向に伝搬し、誘導放出により増幅され
て両側の端面から外部に放射される。
【0016】図1(B)は、図1(A)の一点鎖線B1
−B1における断面図を示し、図1(C)は、図1
(A)の一点鎖線C1−C1における断面図を示す。
−B1における断面図を示し、図1(C)は、図1
(A)の一点鎖線C1−C1における断面図を示す。
【0017】図1(B)に示すように、n型クラッド層
を兼ねたSiドープのn型InP基板1の表面に、周期
的な凹凸構造からなる回折格子2が形成されている。n
型InP基板1の不純物濃度は、例えば1×1019cm
-3である。回折格子2のピッチはレーザの発振波長に対
応する。
を兼ねたSiドープのn型InP基板1の表面に、周期
的な凹凸構造からなる回折格子2が形成されている。n
型InP基板1の不純物濃度は、例えば1×1019cm
-3である。回折格子2のピッチはレーザの発振波長に対
応する。
【0018】回折格子2は、例えばInP基板1の表面
上に干渉露光法により回折格子に対応するレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをエッチングマス
クとし、C2 H6 、H2 及びO2 の混合ガスを用いたド
ライエッチングにより形成される。
上に干渉露光法により回折格子に対応するレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをエッチングマス
クとし、C2 H6 、H2 及びO2 の混合ガスを用いたド
ライエッチングにより形成される。
【0019】InP基板1の表面に形成された回折格子
2の上に、InGaAsPからなるガイド層3が形成さ
れている。ガイド層3の組成比は、フォトルミネッセン
ス(PL)発光波長が1.1μmになるように調整され
ている。
2の上に、InGaAsPからなるガイド層3が形成さ
れている。ガイド層3の組成比は、フォトルミネッセン
ス(PL)発光波長が1.1μmになるように調整され
ている。
【0020】ガイド層3の上に、InGaAsPからな
るバリア層と井戸層が交互に10層ずつ積層されたマル
チ量子井戸層(MQW層)4が形成されている。バリア
層と井戸層の組成比は、それぞれPL発光波長が1.1
μm及び1.3μmになるように調整されている。
るバリア層と井戸層が交互に10層ずつ積層されたマル
チ量子井戸層(MQW層)4が形成されている。バリア
層と井戸層の組成比は、それぞれPL発光波長が1.1
μm及び1.3μmになるように調整されている。
【0021】MQW層4の上に、ガイド層3と同一組成
のInGaAsPからなるガイド層5が形成されてい
る。ガイド層5の上に、Znがドープされてp型にされ
たInPからなるp型クラッド層6が形成されている。
p型クラッド層6の不純物濃度は、約5×1017cm-3
である。
のInGaAsPからなるガイド層5が形成されてい
る。ガイド層5の上に、Znがドープされてp型にされ
たInPからなるp型クラッド層6が形成されている。
p型クラッド層6の不純物濃度は、約5×1017cm-3
である。
【0022】ガイド層3からp型クラッド層6までの積
層構造は、例えば有機金属化学気相成長(MO−CV
D)により形成される。また、これら各層の膜厚は、M
QW層4の長手方向(光の伝搬方向)に関して均一では
ない。MQW層4の長手方向に関してほぼ中央部に位置
する長さ約300μmの中央近傍領域18、及びその両
側に位置する長さ約300μmの2つの端部近傍領域1
9に区分したとき、中央近傍領域18における各層の膜
厚が、端部近傍領域19における膜厚よりも厚い。な
お、端部近傍領域19内の中央近傍領域18との境界近
傍においては、境界に近づくに従って各層の膜厚が徐々
に増加し、中央近傍領域における膜厚に近づく。
層構造は、例えば有機金属化学気相成長(MO−CV
D)により形成される。また、これら各層の膜厚は、M
QW層4の長手方向(光の伝搬方向)に関して均一では
ない。MQW層4の長手方向に関してほぼ中央部に位置
する長さ約300μmの中央近傍領域18、及びその両
側に位置する長さ約300μmの2つの端部近傍領域1
9に区分したとき、中央近傍領域18における各層の膜
厚が、端部近傍領域19における膜厚よりも厚い。な
お、端部近傍領域19内の中央近傍領域18との境界近
傍においては、境界に近づくに従って各層の膜厚が徐々
に増加し、中央近傍領域における膜厚に近づく。
【0023】本実施例では、中央近傍領域18における
ガイド層3及び5の膜厚が約100nm、MQW層4の
各バリア層及び各井戸層の膜厚がそれぞれ10nm及び
6nm、p型クラッド層6の膜厚が約500nmであ
る。また、端部近傍領域19の端部側においては、ガイ
ド層3及び5の膜厚が約50nm、MQW層4の各バリ
ア層及び各井戸層の膜厚がそれぞれ10nm及び6n
m、p型クラッド層6の膜厚が約500nmである。
ガイド層3及び5の膜厚が約100nm、MQW層4の
各バリア層及び各井戸層の膜厚がそれぞれ10nm及び
6nm、p型クラッド層6の膜厚が約500nmであ
る。また、端部近傍領域19の端部側においては、ガイ
ド層3及び5の膜厚が約50nm、MQW層4の各バリ
ア層及び各井戸層の膜厚がそれぞれ10nm及び6n
m、p型クラッド層6の膜厚が約500nmである。
【0024】以下、図2を参照して、場所によって膜厚
の異なる半導体層を形成する方法について説明する。
の異なる半導体層を形成する方法について説明する。
【0025】図2は、InP基板1の平面図を示す。I
nP基板1の表面には、図1(B)に示す回折格子2が
形成されている。MQW層4を形成すべき領域(この段
階では、まだMQW層は形成されていない)の中央近傍
領域18を挟んで対向する2つの長方形状の領域に、そ
れぞれ厚さ約300nmのSiO2 膜20及び21を形
成する。SiO2 膜20、21のMQW層4に対向する
辺の長さは約300μm、SiO2 膜20と21との間
隔は10μmである。MQW層4は、SiO2膜20と
21との間の領域のほぼ中央を通過するように配置され
る。
nP基板1の表面には、図1(B)に示す回折格子2が
形成されている。MQW層4を形成すべき領域(この段
階では、まだMQW層は形成されていない)の中央近傍
領域18を挟んで対向する2つの長方形状の領域に、そ
れぞれ厚さ約300nmのSiO2 膜20及び21を形
成する。SiO2 膜20、21のMQW層4に対向する
辺の長さは約300μm、SiO2 膜20と21との間
隔は10μmである。MQW層4は、SiO2膜20と
21との間の領域のほぼ中央を通過するように配置され
る。
【0026】SiO2 膜20及び21を形成したInP
基板1の表面上に、SiO2 膜の上には堆積しない条件
でInGaAsP層及びInP層を選択成長させる。S
iO 2 膜20と21で挟まれた領域における成長速度は
比較的速く、それ以外の領域では、SiO2 膜20、2
1との境界から離れるに従って徐々に遅くなる。
基板1の表面上に、SiO2 膜の上には堆積しない条件
でInGaAsP層及びInP層を選択成長させる。S
iO 2 膜20と21で挟まれた領域における成長速度は
比較的速く、それ以外の領域では、SiO2 膜20、2
1との境界から離れるに従って徐々に遅くなる。
【0027】このため、中央近傍領域18において比較
的厚い膜が形成され、MQW層4の両端に近づくに従っ
て薄い膜が形成される。MQW層4の中央近傍領域18
における膜厚と両端近傍における膜厚との比は、SiO
2 膜20と21との間隔を変えることによって制御でき
る。
的厚い膜が形成され、MQW層4の両端に近づくに従っ
て薄い膜が形成される。MQW層4の中央近傍領域18
における膜厚と両端近傍における膜厚との比は、SiO
2 膜20と21との間隔を変えることによって制御でき
る。
【0028】図1(A)に戻って、p型クラッド層6ま
で堆積した後、MQW層4を残すべき領域をSiO2 膜
で覆い、その他の領域をInP基板1とガイド層3との
界面よりもやや下方までエッチングする。このエッチン
グは、例えばC2 H6 、H2及びO2 の混合ガスを用い
たドライエッチングにより行う。
で堆積した後、MQW層4を残すべき領域をSiO2 膜
で覆い、その他の領域をInP基板1とガイド層3との
界面よりもやや下方までエッチングする。このエッチン
グは、例えばC2 H6 、H2及びO2 の混合ガスを用い
たドライエッチングにより行う。
【0029】図1(C)に示すように、MQW層4を含
むメサ構造17が形成される。この段階では、メサ構造
17の上面に、エッチングマスクとして使用したSiO
2 膜(図示せず)が残っている。メサ構造17の両側
を、p型InP層7で埋め込む。p型InP層7の上
に、厚さ約0.5μmのn型InP層8を形成する。
むメサ構造17が形成される。この段階では、メサ構造
17の上面に、エッチングマスクとして使用したSiO
2 膜(図示せず)が残っている。メサ構造17の両側
を、p型InP層7で埋め込む。p型InP層7の上
に、厚さ約0.5μmのn型InP層8を形成する。
【0030】p型InP層7とn型InP8との界面の
pn接合には、動作時に逆バイアスが印加される。従っ
て、このpn接合界面が電流遮蔽層として作用する。p
型InP層7及びn型InP層8の堆積は、液相エピタ
キシャル成長(LPE)を用いた選択成長により行う。
メサ構造17の上面に残っているSiO2 膜を除去す
る。
pn接合には、動作時に逆バイアスが印加される。従っ
て、このpn接合界面が電流遮蔽層として作用する。p
型InP層7及びn型InP層8の堆積は、液相エピタ
キシャル成長(LPE)を用いた選択成長により行う。
メサ構造17の上面に残っているSiO2 膜を除去す
る。
【0031】基板全面に、LPEによりp型InPから
なる厚さ約1μmのp型クラッド層9を堆積する。p型
クラッド層9の上に、LPEによりp+ 型のInGaA
sPからなるコンタクト層10を堆積する。コンタクト
層10の上に、MQW層4に対応する開口を有するSi
O2 パターン11を形成する。
なる厚さ約1μmのp型クラッド層9を堆積する。p型
クラッド層9の上に、LPEによりp+ 型のInGaA
sPからなるコンタクト層10を堆積する。コンタクト
層10の上に、MQW層4に対応する開口を有するSi
O2 パターン11を形成する。
【0032】コンタクト層10の露出した領域及びSi
O2 パターン11を覆うように、p側電極12を形成す
る。p側電極12は、例えば、下から順番にTi、P
t、Auが積層された積層構造を有する。
O2 パターン11を覆うように、p側電極12を形成す
る。p側電極12は、例えば、下から順番にTi、P
t、Auが積層された積層構造を有する。
【0033】図1(B)に示すように、n型InP基板
1の裏面に、n側電極13を形成する。n側電極13
は、基板側から順番にAuGe、Auが積層された構造
を有する。
1の裏面に、n側電極13を形成する。n側電極13
は、基板側から順番にAuGe、Auが積層された構造
を有する。
【0034】MQW層4の長さが約900μmになるよ
うに基板を劈開し、DFBレーザチップに分離する。劈
開面上に、SiNからなる低反射コーティング膜15、
16を形成する。低反射コーティング膜15、16の形
成は、例えばプラズマ励起型化学気相成長(PE−CV
D)により行う。図1(B)に示すように、長さ約90
0μmのDFBレーザチップが得られる。
うに基板を劈開し、DFBレーザチップに分離する。劈
開面上に、SiNからなる低反射コーティング膜15、
16を形成する。低反射コーティング膜15、16の形
成は、例えばプラズマ励起型化学気相成長(PE−CV
D)により行う。図1(B)に示すように、長さ約90
0μmのDFBレーザチップが得られる。
【0035】図1に示すDFBレーザでは、中央近傍領
域18において、MQW層4と回折格子2との間隔が広
くなっている。このため、MQW層4内を伝搬する誘導
放出光と回折格子2との結合は、中央近傍領域18にお
いて弱くなる。これに対し、MQW層と回折格子との間
隔が一定のDFBレーザでは、誘導放出光と回折格子と
の結合が、誘導放出光の伝搬方向に関して一定である。
域18において、MQW層4と回折格子2との間隔が広
くなっている。このため、MQW層4内を伝搬する誘導
放出光と回折格子2との結合は、中央近傍領域18にお
いて弱くなる。これに対し、MQW層と回折格子との間
隔が一定のDFBレーザでは、誘導放出光と回折格子と
の結合が、誘導放出光の伝搬方向に関して一定である。
【0036】図3は、図1に示すDFBレーザのMQW
層4内の光強度分布を、MQW層と回折格子との間隔が
一定のDFBレーザにおける光強度分布と比較して示
す。横軸はMQW層4の長手方向に関する位置を表し、
その両端が劈開面に対応する。縦軸は光強度を表す。図
中の実線pは、図1に示すDFBレーザの場合を示し、
破線qは、MQW層と回折格子との間隔が一定のDFB
レーザの場合を示す。
層4内の光強度分布を、MQW層と回折格子との間隔が
一定のDFBレーザにおける光強度分布と比較して示
す。横軸はMQW層4の長手方向に関する位置を表し、
その両端が劈開面に対応する。縦軸は光強度を表す。図
中の実線pは、図1に示すDFBレーザの場合を示し、
破線qは、MQW層と回折格子との間隔が一定のDFB
レーザの場合を示す。
【0037】MQW層と回折格子との間隔が一定のDF
Bレーザでは、誘導放出光が全領域で均等に分布反射す
るため、中央部分の光強度が両端の光強度に比べてかな
り大きい。これに対し、図1のDFBレーザの場合に
は、中央部分において誘導放出光と回折格子の結合が弱
まるため分布反射率が低下し、中央部分の光強度が相対
的に弱くなる。このため、実線pで示すように、光強度
分布をより均一に近づけることが可能になる。光強度分
布の一部の領域への集中を回避できるため、空間的ホー
ルバーニングの発生を抑制することができる。
Bレーザでは、誘導放出光が全領域で均等に分布反射す
るため、中央部分の光強度が両端の光強度に比べてかな
り大きい。これに対し、図1のDFBレーザの場合に
は、中央部分において誘導放出光と回折格子の結合が弱
まるため分布反射率が低下し、中央部分の光強度が相対
的に弱くなる。このため、実線pで示すように、光強度
分布をより均一に近づけることが可能になる。光強度分
布の一部の領域への集中を回避できるため、空間的ホー
ルバーニングの発生を抑制することができる。
【0038】なお、ホールバーニング発生の十分な抑制
効果を得るためには、中央近傍領域におけるMQW層と
回折格子との間隔を、端部近傍領域の端部側におけるそ
れの1.2〜2.0倍とすることが好ましい。なお、中
央近傍領域と端部近傍領域との境界近傍においてMQW
層が湾曲するが、この程度の湾曲度は、誘導放出光の伝
搬に悪影響を与えない。
効果を得るためには、中央近傍領域におけるMQW層と
回折格子との間隔を、端部近傍領域の端部側におけるそ
れの1.2〜2.0倍とすることが好ましい。なお、中
央近傍領域と端部近傍領域との境界近傍においてMQW
層が湾曲するが、この程度の湾曲度は、誘導放出光の伝
搬に悪影響を与えない。
【0039】また、上記実施例では、図1(B)に示す
InP基板1の表面の全領域に一定の深さの周期的な凹
凸を形成すればよいため、干渉露光法を用いて比較的容
易に回折格子2を形成することができる。
InP基板1の表面の全領域に一定の深さの周期的な凹
凸を形成すればよいため、干渉露光法を用いて比較的容
易に回折格子2を形成することができる。
【0040】上記説明では、MQW層4と回折格子2と
の間隔に着目して、作用効果を説明した。次に、MQW
層4の厚さに着目した作用効果について説明する。
の間隔に着目して、作用効果を説明した。次に、MQW
層4の厚さに着目した作用効果について説明する。
【0041】図1(B)に示すように、端部近傍領域1
9におけるMQW層4の厚さは、中央近傍領域18にお
けるそれよりも薄い。MQW層4が薄くなると、光の閉
じ込めが悪くなり、MQW層4の上下のガイド層3及び
5内の光強度が大きくなる。このため、MQW層内を伝
搬する光と回折格子との結合が強くなる。このように、
MQW層4と回折格子2との間隔のみではなく、MQW
層4自体の厚さを変化させることによっても、誘導放出
光と回折格子との結合の強さを変化させることができ
る。
9におけるMQW層4の厚さは、中央近傍領域18にお
けるそれよりも薄い。MQW層4が薄くなると、光の閉
じ込めが悪くなり、MQW層4の上下のガイド層3及び
5内の光強度が大きくなる。このため、MQW層内を伝
搬する光と回折格子との結合が強くなる。このように、
MQW層4と回折格子2との間隔のみではなく、MQW
層4自体の厚さを変化させることによっても、誘導放出
光と回折格子との結合の強さを変化させることができ
る。
【0042】なお、ホールバーニング発生の十分な抑制
効果を得るためには、中央近傍領域におけるMQW層の
厚さを、端部近傍領域の端部側におけるそれの1.2〜
2.0倍とすることが好ましい。
効果を得るためには、中央近傍領域におけるMQW層の
厚さを、端部近傍領域の端部側におけるそれの1.2〜
2.0倍とすることが好ましい。
【0043】図1では、MQW層4と回折格子2との間
隔、及びMQW層4の膜厚の双方を光の伝搬方向に関し
て変化させた場合を示したが、いずれか一方のみが変化
するような構成としてもよい。
隔、及びMQW層4の膜厚の双方を光の伝搬方向に関し
て変化させた場合を示したが、いずれか一方のみが変化
するような構成としてもよい。
【0044】図4(A)及び(B)は、本発明の他の実
施例によるDFBレーザの断面図を示す。
施例によるDFBレーザの断面図を示す。
【0045】図4(A)に示すDFBレーザは、一方の
劈開面上にSiNからなる低反射コーティング膜30を
有し、他方の劈開面上にSiO2 とSiの2層からなる
高反射コーティング膜31を有する。MQW層4の長手
方向に関して中央部近傍及びそこから高反射コーティン
グ膜31側の端面までの領域では、ガイド層2からp側
クラッド層6までの各層の厚さがほぼ均一である。ま
た、低反射コーティング膜30側の端部近傍領域の各層
の厚さは、高反射コーティング膜31側のそれよりも薄
い。
劈開面上にSiNからなる低反射コーティング膜30を
有し、他方の劈開面上にSiO2 とSiの2層からなる
高反射コーティング膜31を有する。MQW層4の長手
方向に関して中央部近傍及びそこから高反射コーティン
グ膜31側の端面までの領域では、ガイド層2からp側
クラッド層6までの各層の厚さがほぼ均一である。ま
た、低反射コーティング膜30側の端部近傍領域の各層
の厚さは、高反射コーティング膜31側のそれよりも薄
い。
【0046】このように、一方の劈開面が高反射端面と
されている場合には、低反射端面近傍の一部の領域につ
いてのみ、MQW層4と回折格子2との間隔を狭くす
る。このような構成にすることにより、光強度分布の低
反射端面側への集中を回避することができる。
されている場合には、低反射端面近傍の一部の領域につ
いてのみ、MQW層4と回折格子2との間隔を狭くす
る。このような構成にすることにより、光強度分布の低
反射端面側への集中を回避することができる。
【0047】図4(B)に示すDFBレーザでは、MQ
W層4の長手方向のほぼ中央で、回折格子2が2つの小
領域に分割されている。各小領域内では、回折格子のピ
ッチは一定である。2つの小領域の境界において、回折
格子のピッチが1/2ピッチ分ずれている。このよう
に、回折格子のピッチを1/2ピッチ分ずらせることに
より、反射回数の異なる複数の光の位相を合わせること
ができる。このため、単一モードでの発振が起こりやす
くなる。
W層4の長手方向のほぼ中央で、回折格子2が2つの小
領域に分割されている。各小領域内では、回折格子のピ
ッチは一定である。2つの小領域の境界において、回折
格子のピッチが1/2ピッチ分ずれている。このよう
に、回折格子のピッチを1/2ピッチ分ずらせることに
より、反射回数の異なる複数の光の位相を合わせること
ができる。このため、単一モードでの発振が起こりやす
くなる。
【0048】図4(B)では、2つの反射面間の領域を
2つの小領域に分割した場合を示したが、3つ以上の小
領域に分割してもよい。
2つの小領域に分割した場合を示したが、3つ以上の小
領域に分割してもよい。
【0049】複数の小領域に分割するには、回折格子に
対応したレジストパターンを形成する際の干渉露光時
に、小領域を1つおきにSiO2 膜等で覆えばよい。S
iO2膜を介して露光すると、SiO2 膜により露光光
が屈折する。SiO2 膜の厚さを適当に選ぶことによ
り、SiO2 膜で覆った領域と覆っていない領域との境
界において、格子ピッチを1/2ピッチ分ずらせること
ができる。
対応したレジストパターンを形成する際の干渉露光時
に、小領域を1つおきにSiO2 膜等で覆えばよい。S
iO2膜を介して露光すると、SiO2 膜により露光光
が屈折する。SiO2 膜の厚さを適当に選ぶことによ
り、SiO2 膜で覆った領域と覆っていない領域との境
界において、格子ピッチを1/2ピッチ分ずらせること
ができる。
【0050】図1(B)もしくは図4(A)、(B)に
示したMQW層と回折格子との間隔の変化パターンはほ
んの一例であり、種々の変化パターンが考えられる。例
えば、図1(B)では、中央近傍領域18において、M
QW層4と回折格子2との間隔がほぼ一定の場合を説明
したが、間隔が徐々に変化するようにしてもよい。図2
に示すSiO2 膜20と21との間隔を徐々に変化させ
ることにより、図1(B)に示すガイド層3の膜厚を徐
々に変化させることができる。
示したMQW層と回折格子との間隔の変化パターンはほ
んの一例であり、種々の変化パターンが考えられる。例
えば、図1(B)では、中央近傍領域18において、M
QW層4と回折格子2との間隔がほぼ一定の場合を説明
したが、間隔が徐々に変化するようにしてもよい。図2
に示すSiO2 膜20と21との間隔を徐々に変化させ
ることにより、図1(B)に示すガイド層3の膜厚を徐
々に変化させることができる。
【0051】また、図1(B)では、中央近傍領域18
の長さを約300μmとしたが、300μmより長くし
てもよいし、短くしてもよい。種々の実験を行い、MQ
W層と回折格子との間隔の好適な変化パターンを見つけ
出すことが好ましい。
の長さを約300μmとしたが、300μmより長くし
てもよいし、短くしてもよい。種々の実験を行い、MQ
W層と回折格子との間隔の好適な変化パターンを見つけ
出すことが好ましい。
【0052】上記実施例では、活性層をMQW層で構成
した場合を説明したが、InGaAsPの単層で構成し
てもよい。
した場合を説明したが、InGaAsPの単層で構成し
てもよい。
【0053】また、上記実施例では、InP基板を用
い、クラッド層、ガイド層、及び活性層をInGaAs
Pで形成した場合を説明したが、その他の半導体材料で
形成してもよい。例えば、InP基板を用い、クラッド
層、ガイド層、活性層をAlGaInAsで形成しても
よい。
い、クラッド層、ガイド層、及び活性層をInGaAs
Pで形成した場合を説明したが、その他の半導体材料で
形成してもよい。例えば、InP基板を用い、クラッド
層、ガイド層、活性層をAlGaInAsで形成しても
よい。
【0054】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回折格子を用いた半導体レーザ装置において、光強度分
布の空間的変動を抑制し、均一な分布に近づけることが
できる。これにより、空間的ホールバーニングの発生を
抑制することができ、電流対光出力特性の線型性を高め
ることが可能になる。
回折格子を用いた半導体レーザ装置において、光強度分
布の空間的変動を抑制し、均一な分布に近づけることが
できる。これにより、空間的ホールバーニングの発生を
抑制することができ、電流対光出力特性の線型性を高め
ることが可能になる。
【図1】本発明の実施例によるDFBレーザの平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図2】半導体層の膜厚が場所によって変化するように
堆積する方法を説明するための基板の平面図である。
堆積する方法を説明するための基板の平面図である。
【図3】図1に示すDFBレーザのMQW層内の光強度
分布を示すグラフである。
分布を示すグラフである。
【図4】本発明の他の実施例によるDFBレーザの断面
図である。
図である。
【図5】従来例によるDFBレーザの断面図である。
1 n型InP基板 2 回折格子 3、5 ガイド層 4 MQW層 6、9 p型クラッド層 7 p型InP層 8 n型InP層 10 コンタクト層 11 SiO2 パターン 12 p側電極 13 n側電極 15、16、30 低反射コーティング膜 17 メサ構造 18 中央近傍領域 19 端部近傍領域 20、21 SiO2 膜 31 高反射コーティング膜 100 n型クラッド層 101 ガイド層 102 活性層 103 p型クラッド層 104 コンタクト層 105、106 電極 110 低反射コーティング膜 111 高反射コーティング膜
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体材料により形成され、誘導放出光
が主に伝搬する光伝搬層と、 前記光伝搬層とある間隔をおいて配置され、前記光伝搬
層を伝搬する誘導放出光と結合し、該誘導放出光を分布
反射する回折格子であって、前記光伝搬層と該回折格子
との間隔が、前記誘導放出光の伝搬方向に関して変化し
ている前記回折格子とを有する分布帰還型半導体レーザ
装置。 - 【請求項2】 さらに、前記光伝搬層と前記回折格子と
の間に配置され、一方の面が前記光伝搬層に接し、他方
の面が周期的な凹凸を有し、該凹凸が前記回折格子とし
て作用するガイド層を有する請求項1に記載の分布帰還
型半導体レーザ装置。 - 【請求項3】 前記光伝搬層が、前記誘導放出光を外部
に放射する少なくとも1つの低反射端面を有し、 前記低反射端面から前記光伝搬層内に向かってある深さ
までの低反射端面領域における前記光伝搬層と前記回折
格子との間隔が、該低反射端面領域よりも内部側のそれ
よりも狭い請求項1または2に記載の分布帰還型半導体
レーザ装置。 - 【請求項4】 前記回折格子が、前記誘導放出光の伝搬
方向に関して複数の小領域に分割され、各小領域内では
格子ピッチが均一であり、該小領域同士の境界におい
て、格子ピッチが1/2ピッチ分ずれている請求項1〜
3のいずれかに記載の分布帰還型半導体レーザ装置。 - 【請求項5】 半導体材料により形成され、誘導放出光
が主に伝搬する光伝搬層であって、該光伝搬層の厚さが
誘導放出光の伝搬方向に関して変化している前記光伝搬
層と、 前記光伝搬層とある間隔をおいて配置され、前記光伝搬
層を伝搬する誘導放出光と結合し、該誘導放出光を分布
反射する回折格子とを有する分布帰還型半導体レーザ装
置。 - 【請求項6】 前記光伝搬層が、前記誘導放出光を外部
に放射する少なくとも1つの低反射端面を有し、 前記低反射端面から前記光伝搬層内に向かってある深さ
までの低反射端面領域における前記光伝搬層の厚さが、
該低反射端面領域よりも内部側のそれよりも薄い請求項
5に記載の分布帰還型半導体レーザ装置。 - 【請求項7】 前記回折格子が、前記誘導放出光の伝搬
方向に関して複数の小領域に分割され、各小領域内では
格子ピッチが均一であり、該小領域同士の境界におい
て、格子ピッチが1/2ピッチ分ずれている請求項5ま
たは6に記載の分布帰還型半導体レーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20618396A JPH1051066A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 分布帰還型半導体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20618396A JPH1051066A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 分布帰還型半導体レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051066A true JPH1051066A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16519196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20618396A Withdrawn JPH1051066A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 分布帰還型半導体レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051066A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003283049A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体レーザ素子 |
| WO2014202619A1 (de) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Kantenemittierender halbleiterlaser und verfahren zu seiner herstellung |
| JPWO2021005700A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20618396A patent/JPH1051066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003283049A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体レーザ素子 |
| WO2014202619A1 (de) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Kantenemittierender halbleiterlaser und verfahren zu seiner herstellung |
| US9812844B2 (en) | 2013-06-21 | 2017-11-07 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Edge-emitting semiconductor laser and method for the production thereof |
| JPWO2021005700A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | ||
| WO2021005700A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 日本電信電話株式会社 | 半導体光素子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |