JPH10510916A - 閉式流体循環システムにおける膨張制御方法及び閉式流体循環システム - Google Patents
閉式流体循環システムにおける膨張制御方法及び閉式流体循環システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
温度が変化する閉式流体循環システムにおける膨張制御方法であって、引き出すべき空気が集められ、集められた空気がそこから弁によって制御されながら環境あるいは受け入れ空間へとブローオフ可能な空気ヘッドを形成することによって、システム内の空気が循環する流体から引き出される一方、温度が変化したとき閉じたシステム内におけるそれに伴う流体の膨張及び収縮を吸収するための措置が講じられており、さらに与圧流体の外部貯蔵部から引き出される流体をシステムに追加可能な措置が講じられており、空気ヘッドの体積が計量され、所定値を越えると流体弁が開き、空気ヘッドの体積が所定値と実質上等しくなるまで流体が空気ヘッドに導入され、等しくなると流体弁が閉じる。
Description
【発明の詳細な説明】
閉式流体循環システム用膨張制御
本発明は、温度が変化する閉式流体循環システムにおける膨張制御方法であっ
て、引き出すべき空気またはその他の気体が集められ、集められた空気または気
体がそこから弁によって制御されながら環境あるいは受け入れ空間へとブローオ
フ可能な空気または気体ヘッドを形成することによって、システム内に存在する
空気または気体が循環する流体から引き出される一方、温度が変化したとき閉じ
たシステム内におけるそれに伴う流体の膨張及び収縮を吸収するための措置が講
じられており、さらに与圧流体の外部貯蔵部から引き出される流体をシステムに
追加可能な措置が講じられているような閉式流体循環システムにおける膨張制御
方法に関する。また本発明は、上記した方法を実施するための閉式流体循環シス
テムにも関する。
上記のごとき方法は一般にセントラルヒーティング工学の分野で知られており
、また温度が変化する流体の膨張及び収縮を吸収するための措置は通例、ダイア
フラムによって2つの分離した空間に区画分割された膨張タンクからなり、一方
の空間が配管網に開放連通され、他方の空間が変化する流体温度によって生じる
流体の容積変化を、ダイアフラムの変位による圧縮または膨張を介して吸収可能
な気体を含んでいる。ガス抜きを自動的に行うため、例えば米国特許4,027
,691から周知なようなフロート制御弁を用いることができる。
こうした流体循環システムにおいては、通常非常にわずかな量であるが、流体
の漏れが事実上常に発生する。そして、セントラルヒーティングシステムの場合
は事実上常に水であるわずかな漏れ量の流体はほぼ直ちに蒸発するので、漏れの
発生箇所を確認できないことが多い。このようにして、膨張タンクの補償容量が
尽き、閉じたシステム内の圧力が最小圧力以下に降下してしまうと、暖房システ
ムの故障が発生し、それに伴って寒い生活環境あるいは導管の凍結など不愉快な
状況がもたらされる。流体の漏れは空気の流入を引き起こすこともあり、米国特
許4,027,691に基づくフロート制御逃がし弁が存在すれば流入空気は自
動的に排出されるが、その空気が閉じたシステム内の圧力降下に影響を及ぼす。
システムを継続して動作させたいなら、圧力を定期的に点検すべきであり、また
必要なら流体を補給すべきであるが、これは通常面倒でやっかいな事柄である。
本発明の目的は、閉式流体循環システムにおける膨張制御が定期的な監視を必
要とせず、事実上システムを自動的に連続機能可能なように達成できる方法を提
供することにある。
本発明の別の目的は、できるだけ簡単で安価な手段で上記膨張制御を実現する
ことにある。
本発明によれば、本明細書の冒頭に記載したような方法による自動的な自己調
整式の膨張制御が、空気または気体ヘッドの体積を計量し、その体積が所定値を
越えると流体弁が開き、空気ヘッドの体積が所定値と実質上等しい状態が得られ
るまで流体が空気または気体ヘッドに導入され、等しくなると流体弁が再び閉じ
るようにすることによって実現される。かかる措置により、閉じたシステム内に
おける流体体積が所定の最小値より下がると、流体の補給が自動的に直ちに行わ
れるので、圧力の低下し過ぎによるシステムの故障が防止される。
空気または気体ヘッドが循環システム内を循環する流体と直接連通しているの
で、所定の最小値を越える流体レベルの降下は、循環流体の温度従って圧力が最
も低いときに事実上常に生じる。この場合、空気または気体ヘッドと補給流体と
の間の圧力差が最大となり、そのため補給流体が空気または気体ヘッドに供給さ
れる際、ただ供給するだけで補給流体が圧力降下によってかなり脱ガスされると
いう更なる利点が得られる。例えば、10℃の水で、圧力が5絶対バールから1
.5絶対バールへ降下する場合、可能な空気の吸収量は立方メートル当たり11
5リットルから35リットルへ低下すること、すなわち70%減少することが知
られている。こうして補給水から引き出された気体は、空気または気体ヘッドに
直接集められ、従って循環システム内へは進入しない。循環流体の温度が再び上
昇してシステム内の圧力が所定の値を越えると、過圧防止のために設けられた弁
が開き、その気体が循環流体から引き出された気体と一緒に、周知のごとく環境
へブローオフされる。
空気または気体ヘッドが流体循環システムと直接連通しており、従って空気ま
たは気体ヘッドにおける流体レベルは例えば漏れによって下がるので、本発明の
別の実施態様に基づき、空気または気体ヘッドの体積を流体供給弁に連結された
フロートによって、フロートが所定のレベルより下がると流体弁が開き、流体が
供給されて流体レベルが上昇し所定のレベルに達すると流体供給弁が閉じるよう
に計量する一方、前記所定のレベルより高いどの流体レベルにおいても、フロー
トが流体弁の閉位置に影響を及ぼさないようにフロートと流体弁を連結すること
により、流体の補給がとりわけ好便、簡単且つ信頼できる方法で可能となる。こ
のように、流体を補給する効果的できわめて信頼できる方法が、とりわけ簡単な
手段で得られる。またフロートを設けることは、自由水の表面積を減少させ、従
って空気または気体ヘッドにおける気体の吸収機会を減らすという別の利点を有
する。同時に、空気または気体ヘッドは循環システムに直接接続されるが、循環
システムそのものの外側に位置しているので、上記気体の吸収機会は少ないこと
が観測されている。
さらに、空気または気体ヘッドの流体レベルは循環流体の温度に依存して変化
し、その流体レベルにおける気体の吸収は事実上ゼロであることが観測されてい
る。本発明の別の好ましい実施態様によれば、空気または気体ヘッドの寸法を、
流体循環システムの平常動作時、流体循環システムの総流体容積と平常動作時に
おいて流体が受ける最大温度差とから計算される最大膨張体積より大きい容積を
有するように与えることによって、上記の条件を特に有利な方法で利用できる。
かかる措置を講ずることで、ダイアフラムを有する周知の膨張タンクは、その機
能が空気または気体ヘッドに含まれているので、システムへの組み込みを省ける
。すなわち、連続的で自動的なガス抜き、流体補給及び膨張制御を統合した方法
が、きわめて簡単な手段で得られる。
本発明の別の実施態様によれば、空気または気体ヘッドから環境へのブローオ
フを行うために、流体から引き出された空気または気体は空気または気体ヘッド
に配置された過圧弁を介してブローオフされ、従って流体循環システム内に最大
限存在し得る圧力がこの過圧弁によって決められる。このように、過圧に対する
統合された保護も得られる。
本発明の別の実施態様に基づき、空気または気体ヘッドをバイパスチャネル内
に形成すれば、保守の目的例えば清掃のために空気または気体ヘッドを循環シス
テムから一時的に簡単な方法で分離できる。流体の循環をポンプによって与え、
バイパスチャネルの入口と出口がポンプの各側に配設されるようにすれば、一方
において、最適に静かな流体レベルが空気または気体ヘッドで得られ、また他方
において、最も微小気泡が形成される箇所すなわち循環ポンプの箇所で、それら
微小気泡をできうる限りすばやく捕らえることができ、その結果最適なガス抜き
システムが達成される。同じ理由から、空気または気体ヘッドは、平常動作時に
循環流体の温度が最高値に達する箇所に少なくとも直近して形成されるのが好ま
しい。
また本発明は、暖房装置とこの暖房装置に接続する配管網とを備えた閉式流体
循環システムであって、この閉じたシステム内で膨張及び収縮する流体を補償す
るための膨張装置と、筒体を有し自動的に弁操作されるガス抜き装置とを具備し
、筒体の一端が配管網の導管に開放連通され、他端が環境から遮断されている一
方、逃がし弁が前記遮断端に配置され、フロートが筒体内に縦方向に移動自在に
収容されているような閉式流体循環システムにも関する。膨張タンクを備えたこ
のような流体循環システムは、セントラルヒーティング工学において周知であり
、自動的に弁操作されるガス抜き装置をより詳しく開示している米国特許4,0
27,691で言及されている。そうしたシステムにおいて本発明の基づくガス
抜きと流体補給の統合を実現するため、流体供給弁を前記遮断端に開口し、この
流体供給弁がフロートに連結された操作部材を備え、これらフロートと操作部材
間の距離が所定の距離を超えると、操作部材が流体供給弁を開き、フロートと操
作部材間の距離が所定の距離以下であれば、操作部材が流体供給弁を閉位置に維
持することが提供される。このように、自動的なレベル制御式あるいは容量制御
式の補給を得るために、ガス抜き装置が好便に利用される。
フロートと操作部材間の所定の距離を、フロートと操作部材間における筒体の
容積のうち両者間の所定の距離内に位置する容積が、流体循環システムの総流体
容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計算される最大膨張体
積より大きくなるような値にすれば、ガス抜きと流体補給を統合したシステムが
膨張制御も与えるので、周知のダイアフラム膨張タンクを省くことができ、これ
は膨張タンクの除去に伴うコスト節約になるだけでなく、周知の膨張タンクはか
なり故障しやすく、システム全体の寿命と比べて相対的に短い寿命を有していた
点からも有利である。膨張タンクの故障は特にダイアフラムの引き裂きに原因す
ることがあり、その場合には通常膨張タンク全体が交換されるので、システムの
少なくとも一部における流体の排出を含め、必要なコストと作業が増大する。本
発明で提案する構成では、そのようなダイアフラムはもはや存在せず、しかもダ
イアフラムが同じように破損しやすい要素で置き換えられることもないため、と
りわけ膨張制御を行う装置の寿命が著しく延長される。
比較低容量の大きい流体循環システム、すなわち比較的多量の流体を含む循環
システムが用いられると、膨張体積が比較的大きくなることがある。この場合に
は、本発明の別の実施態様に基づき、前記筒体に並べて少なくとも1つの別の筒
体を配置し、この別の筒体が接続部品を介して最初に述べた筒体とフロートより
低いレベル及び前記閉じられた遮断端に近いレベルで開放連通する一方、フロー
トと操作部材間の所定の距離は、フロートと操作部材間におけるすべての筒体の
総容積のうち両者間の所定の距離内に位置する容積が流体循環システムの総流体
容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計算される最大膨張体
積より大きくなるような値とすることが好ましい。かかる措置により、容量の大
きいタンクや容器を必要とすることなく、大きな膨張体積を実現できる。さらに
そのような措置によれば、ガス抜き、流体補給及び膨張制御を統合して行うのに
標準的な装置を用いれば事実上十分であり、それに適切な数の筒体を接続するこ
とによって、特定のシステムに必要な膨張体積に調整可能である。
米国特許4,027,691によって周知な自動ガス抜き装置において、逃が
し弁はフロートによって制御される。本発明による閉式流体循環システムでは、
そのフロートが補給弁を操作するのに使われる。そのフロートを逃がし弁を開く
のにも使えるが、本発明の別の実施態様によれば、前記筒体の遮断端内あるいは
それに隣接して逃がし弁を配置し、所定の値を越えると、逃がし弁が開くように
するのが好ましい。この場合、通例比較的低い循環流体の温度において、必要で
あればフロート操作式の弁によって補給が行われる一方、膨張する流体によって
空気または気体ヘッドが圧縮されることで、比較的高い温度においてガス抜きが
行われる。さらに逃がし弁は、過圧に対する保護を備えることもできる。
以下、本発明による方法及びシステムの可能な実施態様の幾つかを、添付の図
面に示した例示としての実施態様を参照してさらに論じる。尚、図面中:
図1は、本発明に基づくシステムの第1の構造例を断面で示す;
図2は、図1に基づく組み込みシステムを有する暖房設備の第1の実施態様を
概略的に示す;
図3は、図1に基づく組み込みシステムを有する暖房設備の第2の実施態様を
概略的に示す;
図4は、本発明に基づくシステムの第2の構造例を示す。
図1に示したシステムは、頂部カバー2と底部カバー3を有する円筒状のハウ
ジング1を備え、ハウジング1の容積は本システムが意図している閉式循環シス
テムで見込まれる流体の総膨張よりも大きい。
頂部カバー2には、弁6を含む突出部5を備えた円筒状のヘッド4が装着され
ており、弁6は一端で水導管7に接続され、他端に弁6を下方へ旋回させること
によって開く操作部材8を保持している。弁6と反対側の操作部材8の端部から
フロートニードル9が垂下し、フロートニードル9は板11の下側に位置したフ
ロート10を保持しており、フロートニードル9が自由にスライド可能な開口が
板11に設けてある。ヘッド4はさらに、過圧に対する保護を行う逃がし弁12
も備えている。
底部カバー3にはT字状の管部片13が取り付けられ、管部片13の両端突出
部14は、図1にはそれ以上示してない閉式流体循環システムに一直線に並べて
組み入れられている。T字状管部片13の交軸部において、両突出部14間の通
路中央内へとチューブ15が延び、チューブ15の周囲にワイヤー16が二重の
螺旋形状となるように巻き付けてある。このワイヤー16がそこを通って流れる
流体から微小気泡を捕らえ、それら微小気泡をハウジング1へと上方に案内する
。
図2は壁に架けられる加熱ボイラー17を示し、ボイラー加熱水がそこから導
管18を介して加熱体19に運ばれる。熱の放出後、水は導管20を介してボイ
ラー17へ流入して戻る。T字状の管部片13は導管18に組み入れられている
。前述したように、ハウジング1はその容積に関する限り、循環水について見込
ま
れる最大体積差、すなわち最大温度における水の体積から最小温度における水の
体積を引いた差となるように調整されており、ここで最大及び最小温度は動作上
求められる値を有する。弁6と導管7によって、ハウジング1上のヘッド4は水
栓21に接続されている。さらに、導管22がヘッド4内の逃がし弁12に接続
され、導管22は湿度検出器23を具備し、それ以上図示してない下水管などの
ドレンへと至る。
図2に基づく暖房装置において、図1のシステムは循環流体の膨張の吸収、自
動的なガス抜き、及び漏れ時の自動的な流体補給を行う。
通常の動作状態下で、最も低い動作温度における流体レベルは図1のフロート
9のレベルにほぼ位置する。温度が上昇すると、流体が膨張し、ハウジング1内
の流体レベルが上昇する一方、板11は常に流体上に浮いているので、自由流体
の表面積は比較的小さい。従って、流体レベルより上方の気体が圧縮される。こ
の圧縮で圧力が一定の値に達するほどの量の空気がワイヤー16を備えたチュー
ブ15によって捕らえられ、ハウジング1へ流れ込んでいると、逃がし弁12が
開き、気体がブローオフされ、導管22を介して排出される。
循環流体の温度が降下し且つ流体が漏れて暖房設備から逃げていると、流体レ
ベルが板11より下方に下がる。流体レベルがさらに下がると、フロート10も
降下して弁6を開き、新たな流体を導管7を介して補給せしめる。このとき、流
体の温度つまりハウジング1内の圧力は低い。従って、補給された流体は圧力降
下を受け、かなりが直ちに脱ガスされる。この気体がハウジング1の頂部とヘッ
ド4内に留まり、しかるべき時機に逃がし弁12を介してブローオフされる。
図3においては、図1のシステムが比較的容積の大きい暖房設備用に変更され
ている。そのために、さらに別の複数のハウジング24が設けてあり、これらハ
ウジングの頂端は導管システム25を介してヘッド4に開放連通され、底端は導
管システム26を介してT字状の管部片13に開放連通されている。追加ハウジ
ング24の各々の容積がハウジング1の容積に等しいとすれば、膨張容量が4倍
になっている。この実施態様では、T字状の管部片13がバイパスチャネル27
を介してボイラー28から延びている導管29に接続され、バイパスチャネル2
7は循環ポンプ30の両端に橋絡接続され、例えば保守を目的として弁31によ
って循環システムから分離可能である。
図4は、図1のシステムの変形例を示している。すなわち、ハウジング1は取
り除いてあり、ヘッド4’がT字状の管部片13’に直接接続してあり、管部片
13’はワイヤー16を有するチューブ15を同じく具備する。フロートニード
ル9’と操作部材8を介して、必要時にフロート10’が弁6を開き、導管7か
ら流入する水の補給を可能とする。ヘッド4’の寸法が比較的小さいため、ヘッ
ドの膨張容積だけでは不十分である。充分な膨張容積を与えるため円筒状のハウ
ジング32が設けられ、ハウジング32の中心線は水平に延び、底側が最下位位
置にあるフロート10’のレベルとほぼ同じレベルで延びている。ハウジング3
2の容積は、同じく所望の膨張体積に応じて調整される。導管33を介しハウジ
ング32の底側がT字状管部片13’の底側と開放連通され、そのために管部片
13’はチューブ15の位置に接続部34を備えている。さらに、導管35を介
しハウジング32の頂部側がヘッド4’の頂部側と開放連通されている。最後に
、暖房設備内で過剰になった気体をブローオフするための逃がし弁12’が、ハ
ウジング32の頂部側に設けてある。
この変更実施態様の動作は、図1のシステムを参照して上述した動作と事実上
同じであり、従ってここではこれ以上論じない。
尚、添付の請求の範囲に記載された発明の範囲内で、さらに多くの変更及び変
形が可能であるのは当然のことである。
【手続補正書】
【提出日】1998年3月6日
【補正内容】
(1)本願発明の名称である明細書第1頁第3行の「閉式流体循環システム用膨
張制御」を『閉式流体循環システムにおける膨張制御方法及び閉式流体循環シス
テム』に補正する。
(2)本願請求の範囲を別紙の通り訂正する。
(3)本願明細書第2頁第5行の「方法」を『閉式流体循環システムにおける膨
張制御方法』に補正する。
(4)同書第2頁第7〜8行の「を実現することにある。」を『方法を実現する
閉式流体循環システムを提供することにある。』に補正する。
(5)同書第2頁第9行の「方法」を『閉式流体循環システムにおける膨張制御
方法』に補正する。
(6)同書第6頁第10行の「システム」を『閉式流体循環システム』に補正す
る。
『2.請求の範囲
1. 温度が変化する閉式流体循環システムにおける膨張制御方法であって、引
き出すべき空気またはその他の気体が集められ、集められた空気または気体がそ
こから弁によって制御されながら環境あるいは受け入れ空間へとブローオフ可能
な空気または気体ヘッドを形成することによって、システム内に存在する空気ま
たは気体が循環する流体から引き出される一方、温度が変化したとき閉じたシス
テム内におけるそれに伴う流体の膨張及び収縮を吸収するための措置が講じられ
ており、さらに与圧流体の外部貯蔵部から引き出される流体をシステムに追加可
能な措置が講じられているものにおいて、前記空気または気体ヘッドの体積が計
量され、その体積が所定値を越えると流体弁が開き、空気ヘッドの体積が所定値
と実質上等しくなるまで流体が空気または気体ヘッドに導入され、等しくなると
前記流体弁が再び閉じることを特徴とする閉式流体循環システムにおける膨張制
御方法。
2. 前記空気または気体ヘッドの体積は前記流体供給弁に連結されたフロート
によって、フロートが所定のレベルより下がると前記流体弁が開き、流体が供給
されて流体レベルが上昇し所定のレベルに達すると前記流体供給弁が閉じるよう
に計量され、前記所定のレベルより高いどの流体レベルにおいても、前記フロー
トが前記流体弁の閉位置に影響を及ぼさないように、前記フロートと前記流体弁
が連結されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の閉式流体循環システ ムにおける膨張制御
方法。
3. 前記空気または気体ヘッドの寸法は、前記流体循環システムの平常動作時
、前記流体循環システムの総流体容積と平常動作時において流体が受ける最大温
度差とから計算される最大膨張体積より大きい容積を有するように与えられるこ
とを特徴とする請求の範囲第1または2項記載の閉式流体循環システムにおける 膨張制御
方法。
4. 流体から引き出された空気または気体は前記空気または気体ヘッドに配置
された過圧弁を介してブローオフされ、前記流体循環システム内に最大限存在し
得る圧力が前記過圧弁によって決まることを特徴とする前記請求の範囲のいずれ
か一項に記載の閉式流体循環システムにおける膨張制御方法。
5. 前記空気または気体ヘッドはバイパスチャネル内に形成されることを特徴
とする前記請求の範囲のいずれか一項に記載の閉式流体循環システムにおける膨 張制御
方法。
6. 流体の循環がポンプによって与えられ、前記バイパスチャネルの入口と出
口がポンプの各側に配設されていることを特徴とする前記請求の範囲第5項に記
載の閉式流体循環システムにおける膨張制御方法。
7. 前記空気または気体ヘッドは、平常動作時に循環流体の温度が最高値に達
する箇所に少なくとも直近して形成されていることを特徴とする前記請求の範囲 の
いずれか一項に記載の閉式流体循環システムにおける膨張制御方法。
8. 暖房装置とこの暖房装置に接続する配管網とを備えた閉式流体循環システ
ムであって、この閉じたシステム内で膨張及び収縮する流体を補償するための膨
張装置と、筒体を有し自動的に弁操作されるガス抜き装置とを具備し、前記筒体
の一端が前記配管網の導管に開放連通され、他端が環境から遮断されている一方
、逃がし弁が前記遮断端に配置され、フロートが前記筒体内に縦方向に移動自在
に収容されているものにおいて、流体供給弁が前記遮断端に開口しており、この
流体供給弁が前記フロートに連結された操作部材を備え、これらフロートと操作
部材間の距離が所定の距離を超えると、操作部材が前記流体供給弁を開き、フロ
ートと操作部材間の距離が前記所定の距離以下であれば、操作部材が前記流体供
給弁を閉位置に維持することを特徴とする閉式流体循環システム。
9. 前記フロートと操作部材間の所定の距離は、フロートと操作部材間におけ
る前記筒体の容積のうち両者間の前記所定の距離内に位置する容積が前記流体循
環システムの総流体容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計
算される最大膨張体積より大きくなるような値を有することを特徴とする請求の
範囲第8項記載の閉式流体循環システム。
10. 前記筒体に並べて少なくとも1つの別の筒体が配置されており、この別
の筒体が接続部品を介して前記最初に述べた筒体と前記フロートより低いレベル
及び前記閉じられた遮断端に近いレベルで開放連通する一方、前記フロートと操
作部材間の所定の距離は、フロートと操作部材間におけるすべての筒体の総容積
のうち両者間の前記所定の距離内に位置する容積が前記流体循環システムの総流
体容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計算される最大膨張
体積より大きくなるような値を有することを特徴とする請求の範囲第8項記載の
閉式流体循環システム。
11. 前記筒体の遮断端内あるいはそれに隣接して逃がし弁が配置され、所定
の値を越えると、逃がし弁が開くことを特徴とする前記請求の範囲のいずれか一
項に記載の閉式流体循環システム。
12. 前記筒体の開放端が前記配管網のバイパスチャネルに接続していること
を特徴とする前記請求の範囲のいずれか一項に記載の閉式流体循環システム。
13. 前記暖房装置に隣接して循環ポンプが前記配管網内に組み入れられてお
り、その循環ポンプの両端に前記バイパスチャネルが橋絡接続されていることを
特徴とする請求の範囲第12項記載の閉式流体循環システム。』
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,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 温度が変化する閉式流体循環システムにおける膨張制御方法であって、引 き出すべき空気またはその他の気体が集められ、集められた空気または気体がそ こから弁によって制御されながら環境あるいは受け入れ空間へとブローオフ可能 な空気または気体ヘッドを形成することによって、システム内に存在する空気ま たは気体が循環する流体から引き出される一方、温度が変化したとき閉じたシス テム内におけるそれに伴う流体の膨張及び収縮を吸収するための措置が講じられ ており、さらに与圧流体の外部貯蔵部から引き出される流体をシステムに追加可 能な措置が講じられているものにおいて、前記空気または気体ヘッドの体積が計 量され、その体積が所定値を越えると流体弁が開き、空気ヘッドの体積が所定値 と実質上等しくなるまで流体が空気または気体ヘッドに導入され、等しくなると 前記流体弁が再び閉じることを特徴とする閉式流体循環システムにおける膨張制 御方法。 2. 前記空気または気体ヘッドの体積は前記流体供給弁に連結されたフロート によって、フロートが所定のレベルより下がると前記流体弁が開き、流体が供給 されて流体レベルが上昇し所定のレベルに達すると前記流体供給弁が閉じるよう に計量され、前記所定のレベルより高いどの流体レベルにおいても、前記フロー トが前記流体弁の閉位置に影響を及ぼさないように、前記フロートと前記流体弁 が連結されていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。 3. 前記空気または気体ヘッドの寸法は、前記流体循環システムの平常動作時 、前記流体循環システムの総流体容積と平常動作時において流体が受ける最大温 度差とから計算される最大膨張体積より大きい容積を有するように与えられるこ とを特徴とする請求の範囲第1または2項記載の方法。 4. 流体から引き出された空気または気体は前記空気または気体ヘッドに配置 された過圧弁を介してブローオフされ、前記流体循環システム内に最大限存在し 得る圧力が前記過圧弁によって決まることを特徴とする前記請求の範囲各項のい ずれか一項に記載の方法。 5. 前記空気または気体ヘッドはバイパスチャネル内に形成されることを特徴 とする前記請求の範囲各項のいずれか一項に記載の方法。 6. 流体の循環がポンプによって与えられ、前記バイパスチャネルの入口と出 口がポンプの各側に配設されていることを特徴とする前記請求の範囲第5項に記 載の方法。 7. 前記空気または気体ヘッドは、平常動作時に循環流体の温度が最高値に達 する箇所に少なくとも直近して形成されていることを特徴とする前記請求の範囲 各項のいずれか一項に記載の方法。 8. 暖房装置とこの暖房装置に接続する配管網とを備えた閉式流体循環システ ムであって、この閉じたシステム内で膨張及び収縮する流体を補償するための膨 張装置と、筒体を有し自動的に弁操作されるガス抜き装置とを具備し、前記筒体 の一端が前記配管網の導管に開放連通され、他端が環境から遮断されている一方 、逃がし弁が前記遮断端に配置され、フロートが前記筒体内に縦方向に移動自在 に収容されているものにおいて、流体供給弁が前記遮断端に開口しており、この 流体供給弁が前記フロートに連結された操作部材を備え、これらフロートと操作 部材間の距離が所定の距離を超えると、操作部材が前記流体供給弁を開き、フロ ートと操作部材間の距離が前記所定の距離以下であれば、操作部材が前記流体供 給弁を閉位置に維持することを特徴とする閉式流体循環システム。 9. 前記フロートと操作部材間の所定の距離は、フロートと操作部材間におけ る前記筒体の容積のうち両者間の前記所定の距離内に位置する容積が前記流体循 環システムの総流体容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計 算される最大膨張体積より大きくなるような値を有することを特徴とする請求の 範囲第8項記載の閉式流体循環システム。 10. 前記筒体に並べて少なくとも1つの別の筒体が配置されており、この別 の筒体が接続部品を介して前記最初に述べた筒体と前記フロートより低いレベル 及び前記閉じられた遮断端に近いレベルで開放連通する一方、前記フロートと操 作部材間の所定の距離は、フロートと操作部材間におけるすべての筒体の総容積 のうち両者間の前記所定の距離内に位置する容積が前記流体循環システムの総流 体容積と平常動作時において流体が受ける最大温度差とから計算される最大膨張 体積より大きくなるような値を有することを特徴とする請求の範囲第8項記載の 閉式流体循環システム。 11. 前記筒体の遮断端内あるいはそれに隣接して逃がし弁が配置され、所定 の値を越えると、逃がし弁が開くことを特徴とする前記請求の範囲各項のいずれ か一項に記載の閉式流体循環システム。 12. 前記筒体の開放端が前記配管網のバイパスチャネルに接続していること を特徴とする前記請求の範囲各項のいずれか一項に記載の閉式流体循環システム 。 13. 前記暖房装置に隣接して循環ポンプが前記配管網内に組み入れられてお り、その循環ポンプの両端に前記バイパスチャネルが橋絡接続されていることを 特徴とする請求の範囲第12項記載の閉式流体循環システム。
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