JPH10511868A - バックシート、および機械的固定具と係合するためにバックシートの前面横断縁部の上に突き出た内側層を備えた使い捨て吸収体 - Google Patents

バックシート、および機械的固定具と係合するためにバックシートの前面横断縁部の上に突き出た内側層を備えた使い捨て吸収体

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JPH10511868A
JPH10511868A JP8521076A JP52107696A JPH10511868A JP H10511868 A JPH10511868 A JP H10511868A JP 8521076 A JP8521076 A JP 8521076A JP 52107696 A JP52107696 A JP 52107696A JP H10511868 A JPH10511868 A JP H10511868A
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シュミッツ、クリストフ・ヨハン
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Procter and Gamble Co
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    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
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    • A61F13/62Mechanical fastening means ; Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop
    • A61F13/622Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop
    • A61F13/627Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop characterised by the loop

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Abstract

(57)【要約】 この発明の吸収性製品(20)は、フック型ファスナー部材(58)とループ型止着部材を有する機械的なファスナーシステム(24)からなる。止着部材(64)は、バックシート(30)の着用者との対面側の一部に接して、また、バックシート(30)の前面周辺縁部を越えて延出する繊維層(26,91,97)によって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 バックシート、および機械的固定具と係合するためにバックシートの前面横断 縁部の上に突き出た内側層を備えた使い捨て吸収体 発明の分野 本発明は機械的固定具を備えた使い捨て吸収体に関する。 このような使い捨て吸収体は、EP−A−0321234号によって知られて いる。 使い捨て吸収体に使用される既知の機械的固定システムは、後面ウエスト部に テープタブを備え、該テープタブは前面ウエスト部に位置する止着部材と機械的 に係合するフック型固定要素を有する。該止着部材は、フックと絡み合うループ 型材料であり、剥離力およびせん断力に対して抵抗性がある。 既知の機械的固定システムの止着ゾーンに用いられているループ型材料は、比 較的高価な材料である。 さらには既知のループ型材料は、バックシートの下着との対面側に接着させら れるものであり、また圧縮アレイにおいて包装される場合に、吸収体の体積が大 きくなる。 止着ゾーンにおいてループ型材料の別体のパッチを加えることによるもう1つ の欠点は、吸収体の製造工程がより複雑になることである。 さらには、前面ウエスト部が伸縮性をもたせられているか、あるいは弾力的な 延伸性のある材料から作られている場合、従って前面ウエスト部の材料にギャザ ーが作られている場合、ループ型材料の比較的大きなパッチをバックシートの下 着との対面側に接着させるのは難しい。伸縮性がない既知のループ型材料のパッ チは、前面のウエスト部の伸縮性を損なうこともありうる。 従って本発明の目的は、構造が単純で費用効果が良い、機械的固定システムを 備えた吸収体を提供することである。 本発明のもう1つの目的は、圧縮アレイで包装される場合に体積が小さい、機 械的固定システムを備えた吸収体を提供することである。 本発明のもう1つの目的は、ウエスト部の伸縮性を損なわずに、伸縮性のある ウエスト部と効率的に組合わせうる機械的固定システムを備えた吸収体を提供す ることである。 発明の概要 本発明による吸収体は、2つの長手方向サイド、前面横断縁部、後面側横断縁 部を有する、下着側バックシート部を備えている。この製品は、後面側横断縁部 の部位に位置しかつ各長手方向サイドの上を横断して伸びている、少なくとも2 つのフック型固定具を備えた機械的閉め具を有する。止着部材は、フック型固定 具と機械的に係合するために、前面横断縁部の部位に位置している。内側層は、 内側層の着用者側にあるバックシートの少なくとも一部を覆っており、バックシ ートの前面周辺縁部の上に突き出て、止着部材の少なくとも一部を形成している 。 内側層よりも短いバックシートを用いることにより、繊維状内側層は、前面ウ エスト部において露出されている。繊維状内側層は、吸収性コアを覆う表面シー トであってもよい。あるいは吸収性コアの下に位置する層であるか、あるいはコ アを包んでいる層であってもよい。内側層として普通に用いられている不織布材 料に合うようなフック型固定具を選ぶことによって、フックをこれらの層と機械 的に係合して、着用者の周りにこの吸収体を固定することができる。 内側層は表面が比較的不規則でない不織布層であってもよいが、これらの内側 層の場合、フック型材料には比較的小さくて鋭く尖ったフックが必要である。表 面にいくつかのループがある不織布内側層の場合は、フック型材料のフックは比 較的大きなサイズで、比較的柔軟性のあるものでもよい。あるいはまた、適切な 固定を得るために、ある一定の型のフック固定材料に合うように、内側層の表面 の風合を選んでもよい。 通常、止着部材としてバックシートの着用者との対面側に用いられる不織布材 料を用いることによって、さらにループ型材料を止着部材として追加して用いる 必要はない。内側層を比較的短いバックシートに接着させることによって、内側 層と完全に重なり合うバックシートの下着との対面側へ、別のループ固定材料を 粘着接合させる工程と比べて、工程が単純化される。内側層はバックシートと同 一の広がりを持っていてもよく、あるいは細長い材料から構成されていてもよい 。この細長い材料は、バックシートの前面周辺縁部に沿って、バックシートと、 比較的狭い重なり部分を共有するものである。 内側層は、弾力性のある不織布材料からできていてもよく、あるいは弾性部材 、例えばその前面ウエスト縁部に沿って、インナー層の着用者との対面側へ接着 された弾性フィルムから成っていてもよい。内側層の上に弾性部材を用いること によって、着用者が付けた場合この製品の滑り嵌めを維持するだけでなく、内側 層の材料が収縮してギャザーを作るという利点が加わる。これらのギャザーは、 フック型止着部材のフック型材料との接着を改善する。あるいはまた、弾性フィ ルムと不織布材料との積層体から成る弾性層は、弾性積層体の不織布材料が止着 グ部材を構成するように、内側層の下着との対面側に接着されてもよい。 本発明による製品の実施態様の1つにおいて、フックの接着を改善するために 、内側層を、内側層の表面の風合を増すための機械的変形に付す。このような機 械的変形は、例えばUS−A−5,196,000号およびUS−A−5,23 6,430号に記載されているような2つの波形かみ合いロールの間に内側層を 通して作ることができる。 バックシートは、不織布材料、熱可塑性フィルム、あるいは不織布材料とフィ ルムとの積層体から成ってもよい。バックシートは弾性材料から成っていてもよ い。表面シートとバックシートとの間に位置する追加層が存在してもよい。これ らの追加層は、バックシートと同じ長さであり、バックシートの前面周辺縁部の 上に突き出ていない。 図面の簡単な説明 本発明を、添付図面を参照して詳細に記載する。図面は以下のとおりである。 図1は、本発明による止着部材を備えた使い捨ておむつの一部断面透視図であ る。 図2は、後面側横断縁部に平行な横断線に沿った、図1のフック型固定部材を 通る横断面図である。 図3〜5は、縦の中心線に沿った、吸収体の種々の実施態様の横断面図である 。 図6および図7は、内側層が弾性要素を備えている吸収体の横断面図である。 図8は、湾曲した前面周辺縁部のついたバックシートを有する吸収体の概略透 視図である。 図9および図10は、IX−IX線に沿った、図8の吸収体の横断面図である 。 図11は、平行な波形を有する内側層の拡大部分図である。 図12は止着部材が図11の内側層を備えた吸収体の透視図である。 発明の詳細な説明 本発明の機械的閉め具は、使い捨て吸収体へ適用される場合に有用かつ有益で ある。ここで用いられる「使い捨て吸収体」という用語は、体内からの浸出物を 吸収し、封じ込めておく製品のことを言う。さらに特定すれば、装着者の体に、 あるいはその近くに配置され、体内から排出された様々な浸出物を吸収して封じ 込めておく製品であって、ただ1回の使用後に捨てられる製品を意味する(すな わち、これらは洗われるか、あるいは修復されるか、または再使用されるための ものではない)。本発明の使い捨て吸収体の好ましい実施態様は、おむつ20で ある。ここで用いられる「おむつ」という言葉は、一般的に幼児または失禁を伴 なう大人が着用する着用物であって、脚の間に当てて着用者のウエストの周りで 固定する着用物のことを言う。本発明の適用が非常に容易なおむつの種類の例が 、Duncanらに許可された前記米国特許Re.26,1 51、および19 75年1月14日にKenneth B. Buellに許可された、発明の名 称が「使い捨ておむつのための収縮可能なサイド部分」という、米国特許第3, 860,003号に示されている。 ここに記載され、図示された機械的固定システムがこのようなおむつの本体部 分に適用されうるのは下記の記載によって明らかであろう。他方では、本発明は 特定のおむつ構造または形状に限定されるわけではないことが理解されよう。 図面を参照すれば、図1は、本発明のおむつ20が、このおむつ使用者によっ ておむつ装着者に付けられる前の、おむつ20の一部断面透視図であることがわ かる。図1に示されているように、好ましいおむつ20は、本体部分22と固定 システム24から成る。好ましい本体部分22は、液体透過性トップシート26 、吸収性コア28、液体不透過性バックシート30、およびサイドフラップ34 と1つまたはそれ以上の弾力性部材36とから成る弾力的に収縮可能な脚部カフ ス32から成る。トップシート26、吸収性コア28、バックシート30、サイ ドフラップ34、および1つまたはそれ以上の弾力性部材36を、様々なよく知 られた形状として集合しうる。好ましい使い捨ておむつの形状は、1975年1 月14日にKenneth B. Buellに対して許可された前記米国特許 第3,860,003号に一般的に示され、かつ記載されている。 図1は、本体部分22の好ましい実施態様を示すが、ここにおいて、トップシ ート26とバックシート30は同一の広がりを持ち、長さと横幅の大きさが一般 に吸収性コア28より大きい。トップシート26がバックシート30の前面周辺 縁部43の上に伸びているので、トップシートとバックシートは完全に重なり合 ってはいない。トップシート26は、バックシート30の上に積み重ねられ、こ れによって本体部分22の周辺部38を形成する。周辺部38は、外辺部を画定 するか、あるいは換言すれば、本体部分22の外側の広がりを画定する。周辺部 38は長手方向サイド40、および末端縁部、または後面側横断縁部42および 前面横断縁部42’を備える。本体部分22は、一般に着用者との対面側44お よびを下着との対面側46を有する。一般に、おむつ20の下着との対面側46 は、おむつの後面側横断縁部42から前面横断縁部42’へ、おむつの1つの長 手方向サイド40からもう1つの長手方向サイド40へと広がっており、おむつ 20を使用している間、着用者からもっとも離れた表面を成す。おむつ20に含 まれている層のしたぎとの対面側は、使用中は着用者から最も離れた層の側であ る。バックシート30は、本体部分22の下着との対面側46の大きい方の部分 を形成する。バックシートは、後面側横断縁部42から前面周辺縁部43まで伸 びている。前面ウエスト部94において、この製品20の下着との対面側は、ト ップシート26から成る。着用者との対面側44は、下着との対面側46の反対 側のおむつの表面であり、示されている実施態様においては、典型的にはトップ シート26から成る。一般に、おむつ20の着用者との対面側44は、下着との 対面側46と同一の広がりを持つ表面であり、この表面は、おむつ20が装着さ れた時に、着用者と大部分接している。おむつ20に含まれている層の着用者と の対面側は、使用中、着用者に最も近い層の側である。 おむつ20は、第一末端部48と第二末端部50を有し、これらは各々、おむ つ周辺部38の横断縁部42および42’から、おむつ20の横断中心線へ向か って伸びている。第一末端部48と第二末端部50は、どちらもおむつ20の長 さの約1/2の距離にあり、従って各末端区域はおむつ20の半分である。 第一末端部48と第二末端部50は、どちらもパネル51を備えている。パネ ル51は、おむつ20が着用者のウエストの周りに固定される時に重なり合う、 第一末端部48と第二末端部50の部分である。末端部分が重なり合う範囲、従 ってパネル51が形成される範囲は、全体の大きさと、おむつ20の形、および 着用者のサイズによる。 本体部分22の吸収性コア28は、一般に圧縮でき、適合しやすく、着用者の 皮膚に刺激を与えず、液体およびある種の体内からの浸出物を吸収および保持し うるあらゆる手段であってもよい。吸収性コア28は、広範囲のサイズおよび形 状(例えば正方形、砂時計形、非対称形等)として、おむつに通常用いられてい る非常に広範囲の液体吸収材料、およびその他の使い捨て吸収体、例えば一般に エアフェルトと呼ばれている粉砕木材パルプから製造されてよい。その他の適切 な吸収材料には、クレープセルロースワッディング、吸収性フォーム、吸収性ス ポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材料、あるいはあらゆる同等の材料ま たは材料の組合わせがある。しかしながら、吸収性コア28の総吸収能力は、お むつ20の使用目的において負荷される浸出物用の設計と両立しうるものである べきである。さらには、吸収性コア28のサイズおよび吸収能力は、幼児から成 人までの着用者に合うように様々なものであってもよい。 例えば、1986年9月9日に、Paul T.WeismanおよびSte ven A. Goldmanに対して許可された、発明の名称が「高密度吸収 構造」という米国特許第4,610,678号に記載された形状のように、吸収 性コア28は単━層の吸収材料を含んでいてもよいが、吸収性コア28の好まし い実施態様は、好ましい形状の二層吸収性コアである。例えばこれは、一般に1 987年6月16日にPaul T.Weisman、Dawn I. Hou ghtonおよびDale A. Gellertに許可された、発明の名称が 「二層コアを有する吸収体」である、米国特許第4,673,402号に記載さ れているものである。これは非対称形状の上層52と下層54を有する。上層5 2は、好ましくは液体受入/分配層として作用する。これは主として親水性繊維 材料から成る。下層54は、液体貯蔵層として作用し、この層は、親水性繊維材 料と吸収性ゲル化材料(ヒドロゲル材料)の粒子との混合物から成る。 上層52と下層54のどちらも、好ましくは繊維層に包まれた吸収層を備える 。しかしながら上層52または下層54のサイズ、形、形状、および総吸収能力 は、幼児から成人までの着用者に合うような様々なものであってもよいと理解す べきである。従って、上層52と下層54のどちらの大きさ、形、および形状も 、様々なものであってもよい(例えば上層または下層は、様々な厚み、親水性勾 配、急速吸収ゾーンを備えていてもよく、あるいは吸収性ゲル化材料を含んでい てもよい)。 吸収性コア28は、バックシート30の上に積み重ねられ、好ましくはコア接 着手段55によってバックシートと組合わされる。接着手段は、例えば当技術に おいてよく知られたもの、例えば感圧接着剤、ホットメルト接着剤、あるいはそ の他の接着剤であり、超音波結合あるいはヒートシール/圧力シールであっても よい。吸収性コア28は、均質な接着剤層、パターン接着剤層、あるいは一列の 別々の接着剤ラインまたはスポットによって、バックシート30へ固定されても よい。満足すべきものであることが証明された接着剤は、好ましくはテネシー州 キングスポートのイーストマン・ケミカル・プロダクツ社(Eastman C hemical Products Company of Kingspor t,Tennesse)製造の、イーストボンド(Eastbond)A−3と いう商標名で販売されているホットメルト接着剤、あるいはオハイオ州コロンバ スのセンチュリー・アドヒーシブス社(Century Adhesives, Inc., of Columbys, Ohio)製造の、センチュリー (Century)5227という商標名で販売されているホットメルト接着剤 である。コア接着手段55は、好ましくは、1986年3月4日にJames A.MinetolaとDavid R.Tuckerに許可された、発明の名 称が「使い捨て排泄物封じ込め装着物」という、米国特許第4,573,986 号に示されているような、接着剤フィラメントのオープンパターン網を有してい る。 バックシート30は液体不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィル ムから製造されている。但し、その他の柔軟性液体不透過性材料、例えばフィル ム/不織布コラミネートも使用できる。バックシート30は、吸収されかつ吸収 性コア28に封じ込められた浸出物が、おむつ20と接触する物、例えばベッド シーツや下着を汚さないようにする。好ましくはバックシート30は、厚みが0 .012mm(0.5ミル)から0.051mm(2.0ミル)のポリエチレン フィルムである。但し、その他の柔軟性がある液体不透過性材料も使用しうる。 ここで用いられている「柔軟性がある」という用語は、柔軟であり、かつ人体の 一般的な形および輪郭に合致しやすい材料のことを言う。 適切なポリエチレンフィルムは、モンサント・ケミカル・コーポレーションに よって製造され、フィルムNo.8020として市場で販売されている。バック シート30は、好ましくは型押しされている、および/または艶消し仕上げされ 、より布様な外見が与えられる。さらにはバックシート30は、蒸気を吸収性コ ア28から逃がすようにするが、一方では浸出物がバックシート30を通過する のを防いでいる。 バックシート30のサイズは、吸収性コア28のサイズおよび選ばれた正確な おむつのデザインによって決定される。好ましい実施態様において、バックシー ト30は修正砂時計型であり、全体のおむつ周辺部38の周りで、最小距離が少 なくとも1.3cm〜2.5cm(0.5〜1.0インチ)だけ吸収性コアの上 に伸びている。 本発明の本体部分22のトップシート26は柔軟性があり、柔らかい感触で、 着用者の皮膚に刺激を与えない。さらにはトップシート26は、液体透過性があ り、その厚みを液体が容易に透過できる。適切なトップシート26は、広範囲の 材料、例えば多孔質フォーム、網状フォーム、開口フォーム、天然繊維(例えば 木繊維、綿繊維)、合成繊維(例えばポリエステルまたはポリプロピレン繊維) から、あるいは天然繊維と合成繊維との組合わせから製造されてもよい。好まし くはこのシートは、着用者の皮膚を吸収性コア28に保持された液体から隔離し ておくため、疎水性材料から作られる。 特に好ましいトップシート26は、デニール約1.5のステープル長さのポリ プロピレン繊維を含む。例えばデラウエア州ウイルミントンのハーキュリーズ社 (Hercules, Inc. of Willington, Delaw are)が販売しているハーキュリーズ型(Hercyles Type)15 1ポリプロピレン繊維を含む。ここで用いられている「ステープル長さの繊維」 とは、長さが少なくとも15.9mm(0.652インチ)である繊維のことを 言う。 トップシート26を製造するために用いうるいくつかの製造技術がある。例え ばトップシート26は、織布、不織布、不織あるいは梳綿処理された、あるいは 親水性付与処理されたもの等であってもよい。好ましいトップシート26は、繊 維技術の業者によく知られた手段で、梳綿処理および熱接着される。好ましくは トップシート26は、基本重量が1立方メートルあたり15〜約30グラムであ り、最小常態引張強さが縦方向で、1cmあたり少なくとも400グラム、湿潤 引張強さが横方向で1cmあたり少なくとも55グラムである。 トップシート26およびバックシート30は、おむつ製造技術においてよく知 られたあらゆる適切な方法で結合される。ここで用いられている「結合される」 という用語は、トップシート26を直接バックシート30に貼り付けることによ って、トップシート26を直接バックシート30に接合する構成、およびトップ シート26を、この場合はバックシート30に貼り付けられている中間部材へ貼 り付けることによって、トップシート26を間接的にバックシート30と接合す る構成をも包含している。好ましい実施態様において、トップシート26および バックシート30は、フラップ接着手段56、例えば接着剤あるいは当業者に知 られたその他のあらゆる接着手段によって、おむつの周辺部38において互いに 直接接合されている。一般に、吸収性コア28をバックシート30に貼り付ける コア接着手段55は、トップシート26をバックシート30に貼り付けるフラッ プ接着手段56と同じ手段である。従って例えば、均質連続接着剤層、パターン 接着剤層、一列の別々の接着剤ラインまたはスポット、あるいは前記米国特許第 4,573,986号に示されているような接着剤フィラメント網を用いてもよ い。 弾力的に収縮しうるレッグカフス32は、本体部分22の周辺部38に隣接し て、好ましくは各縦縁部40に沿って配置され、レッグカフス32が、装着者の 脚に対しておむつ20を当てかつ保持するようになされている。脚部カフス32 は、おむつ技術でよく知られたいくつかの手段のうちのどれを備えていてもよい が、特に好ましい脚部カフスの構造は、サイドフラップ34、および前記の米国 特許第3,860,003号に詳細に記載されたような、1つまたはそれ以上の 弾性部材36を備えている。さらには、弾力的に収縮しうる脚部カフスを備えた 使い捨ておむつの製造に適した方法および装置は、米国特許第4,081,30 1号に記載されている。この特許の発明の名称は、「分離した、延伸弾性ストラ ンドを、使い捨て吸収体の予め定められた独立した部分に連続的に接着させる方 法および装置」であり、この特許は1978年3月28日にKenneth B . Buellに許可されたものである。 好ましい実施態様において、弾力的に収縮しうる脚部カフス32は、サイドフ ラップ34と、弾性糸から成る弾性部材36とを備えている。 おむつ20は、サイドを閉じるための固定システム24を備えている。従って おむつ20は着用者にフィットし、第一末端部位48と第二末端部位50は、お むつ20が装着された時、重なり合う形状に維持される。 図1に示された本発明の好ましい実施態様において、固定システム24は固定 具58を備える。この部材は好ましくはテープタブ60と、フック型固定要索6 2を備え、これらは各々、第一末端部48の後面側ウエスト部98において、本 体部分22の長手方向サイド40に隣接して配置される。止着部材64は、フッ ク型固定要素62と係合でき、前面ウエスト部94において、本体部分22の外 側表面46に配置される。追加の固定/配置手段68は、テープタブ60に接し て配置され、おむつ20の適切な配置が可能になるように、おむつ20を配置形 状にしっかりと固定することができる。 各固定具58は、おむつ20のサイドをしっかりと閉じるように、止着部材6 4と係合するための機械的固定手段を与えるためのものである。 固定具58は、おむつ20の本体部分22に配置された、フック型固定要素と 接着接合手段との組合わせを備えていてもよい。各固定具58のフック型固定要 素62は、本体部分と接合され、好ましくは本体部分22のパネル51において 、幅(すなわち長手方向中心線29に一般に直角に)25mm、長さ(すなわち 長手方向中心線29に一般に平行に)62.5mmの区域にわたっている。フッ ク型固定要素62の一例が、1987年10月13日に、John W. To ussantおよびMargaret H. Hasseに許可された、発明の 名称が「改良されたサイド閉鎖部を備えた使い捨ておむつ」という、米国特許第 4,699,622号に記載されている。 図1および図2に示されているように、固定具58は最も好ましくはテープタ ブ60を備えている。テープタブのあらゆる既知の形状および構造を用いること ができる。好ましいテープタブ60は、GB−A−1458566号に詳細に記 載されているように、Y型テープタブである。あるいはまた、好ましいテープタ ブが、これと併願の欧州特許出願第87300450.1号に詳細に記載されて いる。 特に好ましいテープタブ60を図2に示す。これは固定表面70と裏打ち表面 72とを備える。固定表面70は、本発明の止着部材64と係合するように設計 されたテープタブ60の表面である。従って、テープタブ60の固定表面70は 、一般に本体部分22の下着との対面側44に相当するものである。裏打ち表面 72は、固定表面70の反対側の表面であり、一般に本体部分22の外側表面4 6に相当する。裏打ち表面72は、従って一般におむつ20が装着されている間 は、露出されている。 図2に示された好ましいテープタブ60は、製造業者の目的に合わせて、着用 者との対面側44と下着との対面側46のどちら側にも留められるものである( すなわちおむつ20へのテープタブ60の接着は、おむつ20製造中に行われる )。テープタブ60は、使用者の目的に合わせた、すなわちおむつを着用者に 固定する時に、接合が人によって行なわれるもう1つの要素を備える。従って、 本発明の好ましいテープタブ60は、少なくとも3つの要素、すなわち第一固定 部分74、第二固定部分76および接合部分78を備える。第一固定部分74は 、本体部分22の着用者との対面側44に接着されるテープタブ60の部分であ る。第二固定部分76は、本体部分22の下着との対面側46に接着されるテー プタブ60の部分である。このようにして第一固定部分74および第二固定部分 76は、テープタブ60の製造業者側の目的に合う。接合部分78は、おむつ2 0のもう1つの部分に接着されるテープタブ60の部分である。一般に止着部材 64が、おむつ20を着用者に付ける時に、使用者によって接着される。接合部 分78は、このようにして使用者側の目的に合う。さらには、第二固定部分76 の外側表面、および接合部分78の外側表面は、テープタブ60の裏打ち表面7 2を構成し、一方、第一固定部分74の内側表面および接合部分78の内側表面 は、テープタブ60の固定表面70を構成する。 本発明の好ましいY型テープタブ60は、いくつかの方法で製造できる。第一 固定部分74、第二固定部分76および接合部分78は、各々別々のテープであ ってもよい。これらのテープは接合具の部位において、本体部分22の長手方向 縁部40と合わされ、これに隣接して接合される。テープタブ60に関するより 実際的な構造は、接合部分78と、第一固定部分74か第二固定部分76のどち らかとが、テープ材料の単体構造ストリップである。図2に示されているように 接合部分78が第二固定部分76と単体構造であるならば、第一固定部分74は 、組合わされた接合部分および本体部分22の長手方向サイド40に隣接する第 二固定部分76に接着される、別の要素である。 図2は、本体部分22へテープタブ60を固定するためのタブ接着手段を示す 。これらのタブ接着手段は、適切な結合を与える接着手段であればどんなもので あってもよく、好ましくは接着技術の通常の業者によく知られた感圧接着剤のど れかである。第一固定部分74の外側表面は、第一タブ接着手段80によって本 体部分22の着用者との対面側44に貼り付けられる。第二固定部分76の内側 表面は、第二タブ接着手段82によって下着との対面側46に貼り付けられる。 接合部分には、第一固定要素62が備えられ、この要素は好ましくは第二タブ接 着 手段82によって(あるいはまた、接合部分78が第二固定部分76とは離れた 別の要素であるならば、第三タブ接着手段によって)接合部分に接合される。但 し、接着接合手段は、第一固定要素62に別に配置され、組合わされた材料が接 合部分78と接合されてもよい。 テープタブ60についての好ましい材料は、テープ材料、例えばミネソタ州セ ントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパ ニー(Minnesota Mining and Manufacturin g Company, St. Paul, Minnesota)から入手し うる、テープコード番号XPF14.43.0、Y−9376、あるいはY−9 030から成る。この実施態様におけるテープ材料は、好ましくはポリエチレン フィルムであり、これはテープ材料へ配置されたポリエチレンに結合するように 合わせて作られたタブ接着手段を備えている。テープタブ接着手段は、おむつの 他の部分との適切な結合を与えるいずれかの接着剤から成り、好ましくは当技術 の通常の業者によく知られた感圧接着剤のどれかが好ましい。好ましいタブ接着 手段は感圧接着剤、例えばミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・ア ンド・マニュファクチャリング・カンパニー(Minnesota Minin g and Manufacturing Company, St. Pau l, Minnesota)から入手しうる、テープコード番号XPF1.42 .34である。 図2に示されているように、テープタブ60はまた、接合部分78において末 端縁部71の位置にグリップタブ83を備えていてもよい。グリップタブ83は 、接合部分78の末端縁部71の小さい縁に被せるように折り畳み、これをそれ 自体に対して接着させて作られる。これによって、おむつ20が着用者に合わせ て着用される時に、おむつの使用者が掴みやすくするための末端部が、接合部分 78に形成される。 本発明のフック型固定要素62は、フック固定材料84を備える。ここで用い られる「フック固定材料」という用語は、係合要素86を有する材料を示すため に用いられる。「フック」という用語の使用は、係合要素86が、第二補助固定 要素66と係合するのに適している限りは、当技術において知られたあらゆる形 であってもよいという意味で、非限定的なものであると理解すべきである。図示 されているように、フック固定材料84は好ましくはベース88を有し、このベ ースは第一表面および第二表面、およびベース88の第一表面から伸びている複 数の係合要素86を備えている。係合要素86の各々は、ベースの第一表面の一 端において支持されたステムを備え、ベースの反対側のステムの末端に配置され た拡大ヘッドを備えているのが見られる。 本発明のフック固定材料84は、バックシートの着用者との対面側44に繊維 材料の繊維要素を係合するためのものである。繊維材料は、各々図3および図4 に示されているように、例えば表面シート26またはウエストシールド91から 形成されていてもよい。従って、フック固定材料84は、広範囲の材料から製造 できる。適切な材料には、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、あるいは これらの材料のあらゆる組合わせがある。適切なフック固定材料84は、織布裏 打ち部から突き出たいくつかの造形係合要素86を備えている。例えば、ミネソ タ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・ カンパニー(Minnesota Mining and Manufactu ring Company, St. Paul, Minnesota)から 入手しうる「スコッチメイト」というブランドのNo.FJ3402という商品 として販売されている材料である。あるいはまた、係合要素はどんな形状でもよ く、例えばフック、「T型」あるいは当技術でよく知られたどんな形でもよい。 特に好ましいフック固定材料は、1987年1月26日に出願された、発明の名 称が「改良された固定具を有する使い捨ておむつ」という、C. Locke Scrippsの併願である米国特許出願第07/007,841号に記載され ている。 本発明において使用されるその他の適切なフック型材料は、例えばミネソタ州 セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カン パニー(Minnesota Mining and Manufacturi ng Company, St. Paul, Minnesota)から参照 番号MC5として入手しうる押出しフック、あるいは同社から参照番号CS20 0およびMC6として入手しうるプリントフックである。その他の適切なフック 型材料は、28241ノースカロライナ州キャロッテ私書箱7505(P.O. Box 7505, Charlotte,NC28241)のアプリックス社 (Aplix,Inc.)から参照番号942または960Eとして入手しうる 。 図3は、トップシート26が、バックシート30の着用者との対面側44に位 置しかつバックシート30の前面周辺縁部43の上に突き出た内側層を形成して いるような実施態様を示す。トップシート26は、バックシート30の前面周辺 縁部43の部位において、バックシート30へ水密にシールされる。図4におい て、追加層91が前面ウエスト部94においてトップシートに付着している。こ れはコア28の前面横断縁部からの浸出物の漏れを防ぐためのウエストシールド になりうる。図4においてウエストシールド91は、実質的に液体不透過性の疎 水性ループ型繊維材料からできている。 ここで用いられている「ループ型」材料という用語は、装着者のウエストの周 りに付けられたおむつ20を維持するため、固定具58のフック型材料と機械的 に係合しうるあらゆる繊維材料を意味する。適切な「ループ型」材料は、US− A−5,326,612号(Goulait)に記載されている。 本発明に用いられるその他の適切な「ループ型」材料は、織布材料、例えばフ ランス国02610モワ・ド・レーヌ、パスツール通り(Rue Pasteu r, 02610 Moy de L′aine, France)のテクスマ イル社(Texmaille S.A.)から入手しうる、けば立て加工ループ 、フランス国アノネB.P.158−07104パルク・ダクティビテ・ド・マ ラントンのTissages de Quintenas S.A.から入手で きるダブルニットループ、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリ ング・カンパニーから参照番号LLLとして入手しうるライナーレスループが挙 げられよう。 さらにその他の適切な「ループ型」材料は、不織布材料から成る。 一般にフック型固定具58およびループ型止着部材64の材料は、フック型材 料の30mm幅のパッチの剥離力が3〜20N、好ましくは約7〜8Nであるよ うに、かつ30x13mmのサイズのフック型材料の当て板のせん断力が10〜 100N、好ましくは約50Nになるように選ばれるべきである。 フック型固定具58がループ型止着部材64に及ぼす剥離力とせん断力を測定 する試験について、次に記載する。 I.135°剥離力試験 この方法は、組合わされたフック型固定具とループ型ランディング部材の剥離 力(グラムを測定する手順について記載する。試験を行なう材料を、鋼板スレッ ドアセンブリーに取り付け、一定の剥離角135°で分離する。 試験中は温度を73±2°Fに維持する。相対湿度を50±2%に調節する。 2インチ×4インチのループ型材料のパッチを、ループ型材料のパッチと同じ サイズの両面テープの付いた、2インチ×8インチ×0.06インチの鋼板上に に配置する。 1インチ×0.75インチのフック型材料のパッチを、図1に示されているテ ープタブ60と同じ種類のテープタブに、グリップタブ83の部位に隣接して付 着させる。このグリップタブはこの試験方法では、テープタブ60の前縁とも呼 ばれている。試験中はテープタブ60の前縁に実際のグリップタブが存在する必 要はない。フック型材料のフックがテープタブに対して角度が付けられているな らば、フックは前縁のほうへ傾斜するように向けられている。 フック型材料をループ型ランディング部材に載せる。次に、直径3.25イン チ、幅1.75インチ、重さ4.5ポンドのゴム被覆鋼ローラーを、テープタブ 60の長手方向に2度、前後にロールさせる(合計4回のパス)。 接着されたフック型材料およびループ型材料を載せた鋼板を、インストロンテ スト装置、モデル4201に取り付ける。これを、12インチ/分のクロスヘッ ド速度、1kgのロードセルになるようにセットする。 鋼板をスレッドに滑動的に取り付ける。スレッドはインストロン装置の下あご 部と連動している。 テープタブ60の前縁を、インストロン装置の上あご部に配置する。 上部クロスヘッドを、ループ型ランディング部材に対して135°の角度で、 テープタブ60の前縁をループ型ランディング部材から引張るような動きにセッ トする。ループ型ランディング部材が取付けられている試験用鋼板は、スレッド において、フルサイクルのテープタブ剥離の間、一定角度135°を維持するよ うに、下あご部に対してクロスヘッドと一貫した動きが課せられる。 少なくとも4つのサンプルについて、ピーク力(グラム)が記録され、平均値 が求められる。 II.180°せん断試験 この方法は、組合わされたフック型固定具とループ型ランディング部材のせん 断力(グラム)を測定する手順について記載する。試験を行なう材料を、鋼板に 取り付け、一定の剥離角180°で分離する。 試験中は温度を73±2°Fに維持する。相対湿度を50±2%に調節する。 2インチ×5インチのループ型材料のパッチを、ループ型材料のパッチと同じ サイズの両面テープの付いた、2インチ×5インチ×0.06インチの鋼板上に 配置する。 1インチ×0.75インチのフック型材料のパッチを、図1に示されているテ ープタブ60と同じ種類のテープタブに、グリップタブ83の部位に隣接して付 着させる。このグリップタブはこの試験方法では、テープタブ60の前縁とも呼 ばれている。試験中はテープタブ60の前縁に実際のグリップタブが存在する必 要はない。フック型材料のフックがテープタブに対して角度が付けられているな らば、フックは前縁のほうへ傾斜するように向けられている。 フック型材料をループ型ランディング部材に載せる。次に、直径3.25イン チ、幅1.75インチ、重さ4.5ポンドのゴム被覆鋼ローラーをテープタブ6 0の長手方向に2度、前後にロールさせる(合計4回のパス)。 接着されたフック型材料およびループ型材料を載せた鋼板を、水平にインスト ロンテスト装置、モデル4201の下あご部に取り付ける。これを、12インチ /分のクロスヘッド速度、10.0kgのロードセル、ゲージ長2インチになる ようにセットする。 テープタブ60の前縁を、インストロン装置の上あご部に配置する。 上部クロスヘッドを、ループ型ランディング部材に対して185°の角度で、 テープタブ60の前縁をループ型ランディング部材から引張るような動きにセッ トする。最大の引張り力に達したら、クロスヘッドはセット前のゲージ長に戻さ れる。 少なくとも4つのサンプルについて、ピーク力(グラム)が記録され、平均値 が求められた。 図5の実施態様において、内側層91は、コア28の下にある低部層、例えば コア補強層から成る。低部層91は、高湿度に強い組織から成る。この組織はコ アの着用者との対面側および下着との対面側の両方の側で、コア28を包んでい る。 図6の実施態様において、弾性要素90は、トップシート26の下着との対面 側46に連結されている。弾性要素90は、エラストマーフィルムであってもよ く、フック型固定具58は、前面ウエスト部94における弾性フィルムの上に突 き出たトップシート26の部分に接着しうる。あるいはまた、図6に示されてい るように、弾性要素90は、フック型固定具58が係合しうる、エラストマーフ ィルム96と繊維層97とのラミネートである。このケースでは、ラミネート9 6、97の下に位置する下部層は、プラスチックフィルムまたは繊維材料から成 っていてもよい。これらはそれ自体では、フック型固定具58への接着には適し ていないものである。 好ましくは弾性要素90は、2.54cmの伸びにおいて、弾性要素の幅2. 54cmあたり20〜250gの収縮力を与える。最も好ましい収縮力は、2. 54cmの伸びにおいて、幅2.54cmあたり約150gである。 図7では、弾性要素90が、トップシート26の着用者との対面側44に位置 するように示されている。図6および7における弾性要素90は、3層ラミネー トから成っていてもよい。この3層ラミネートでは、中心層が弾性層96であり 、2つの不織布外側層97が中心層を囲んでいる。このような3層エラストマー ラミネートの2つの外側の層は中心エラストマー層によってギャザーが作られ、 適 切な止着部材となる。 図8は、バックシート30が、ウエストパネルの輪郭を画定する、曲線のある 前面周辺縁部43を備えているような実施態様を示している。製品20の前面横 断縁部42’から、破線99まで伸びている内側層91は、前面ウエスト部94 において、バックシート30によってカバーされておらず、止着部材64を構成 する。図9および図10では、図8のIX−IX線に沿う横断面図が示されてい る。内側層91は、図9に示されているように平らであってもよいし、あるいは 図10に示されているように、いくつかの横断ギャザーに沿って収縮してもよい 。横断ギャザーによって、内側層91の繊維が下着との対面側46の方へ外側に 突き出るようにされ、これによってフック型材料のこれへの固定能力が増される 。横断ギャザーは、内側層91の材料の弾力的収縮によって作られてもよい。あ るいはまた、横断ギャザーは、平行な波形を作るように、内側層91に機械的予 備歪みを与えることによって得られてもよい。 図11は、内側層91の一部拡大図である。この層はいくつかの平行波形10 3、104を有している。内側層91が弾力的延伸性がない場合、これらの波形 103、104が内側層へ延伸性を与える。さらに、機械的処理によって、内側 層の繊維のもつれがある程度ほどかれるが、この機械的処理は内側層の表面の風 合を改善する傾向があり、フック型材料のこれへの固定が改善される。このよう な表面構造を与えるための工程は、US−A−5,196,000号およびUS −A−5,236,430号に詳細に記載されている。この工程は層91を2つ のかみ合い波型ロールに通すことから成る。 図12は、止着部材64として、図11に示されているように予め歪められた 層91を備えた製品を示す。止着部材64は、延伸性のウエストパネルを構成す る。このウエストパネルは、滑り嵌めを維持しつつ、伸縮して装着者の動きに合 わせることができる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 2つの長手方向サイド(40)、前面横断サイド(42′)、前面横断サイド(42 ′)に沿った位置にある前面ウエスト部(94)、および後面側横断縁部(42)、後面 側横断縁部(42)に沿った位置にある後面側ウエスト部(98)を有する吸収体(20)で あって、この吸収体が、 −前面周辺縁部(43)を有する下着との対面側バックシート(30)、 −下記のものを備える機械的閉め具(24)、 −後面側ウエスト部(98)に位置しかつ各長手方向サイド(40)の上を横断 して伸びている少なくとも2つのフック型固定具(58)、および −フック型固定具(58)と機械的に係合するために前面ウエスト部(94) に位置する止着グ部材(64)、および −バックシート(30)の少なくとも一部分を、バックシートの着用者との対面側(4 4)において覆っている内側層(26,91,97)であって、内側層(26,91,97)がバックシ ート(30)の前面周辺縁部(43)の上に伸びており、止着部材(64)の少なくとも一部 を形成するもの、 から成る吸収体。 2. 内側層が液体透過性トップシート(26)から成る、請求の範囲1記載の吸収 体。 3. 内側層が、前面ウエスト部(94)に位置する弾性要素(90)によって収縮する 、請求の範囲1または2記載の吸収体。 4. 止着部材(64)の部位における内側層(26,91,97)が、弾力的延伸性を有し、 内側層が2.54cm伸びる時に内側層の幅2.54cmあたり20〜250g 、好ましくは120〜170gの収縮力を行使する、請求の範囲1−3の1記載 の吸収体。 5. 内側層が、エラストマー層(96)と前記エラストマー層に接着した繊維層(( 97)とのラミネートから成り、かつ繊維層(97)が止着部材(64)を構成する、請求 の範囲1−4の1記載の吸収体。 6. バックシート(30)が熱可塑性プラスチックフィルム、または熱可塑性フィ ルムと、このフィルムの下着との対面側に接着した繊維層とのラミネートから成 り、内側層(26,91,97)が不織布材料から成る、請求の範囲1−5の1記載の吸収 体。 7. 内側層(26,91,97)が少なくとも止着ゾーンにおいて機械的に変形させられ て、フック型固定具(58)との機械的係合の改善のために、内側層の表面が修正さ れる、請求の範囲1−6の1記載の吸収体。 8. 内側層(26,91,97)が、少なくとも止着ゾーンにおいて機械的に変形させら れて、内側層へ延伸性が与えられる、請求の範囲1−7の1記載の吸収体。 9. 内側層(26,91,97)が、バックシート(30)の前面周辺縁部(43)に沿って水密 にバックシート(30)に接着させられている、請求の範囲1−8の1記載の吸収体 。
JP8521076A 1994-12-29 1995-12-13 バックシート、および機械的固定具と係合するためにバックシートの前面横断縁部の上に突き出た内側層を備えた使い捨て吸収体 Pending JPH10511868A (ja)

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