JPH10512397A - コイル構成を製造する装置及び方法 - Google Patents

コイル構成を製造する装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 マトリックス支持体(11)と、巻いたワイヤを保持する巻線マトリックス(12)と、巻線ワイヤの端部領域(26,27)を保持するよう前記マトリックス支持体(11)に設けた少なくとも2個の保持装置(13,14)とを具え、巻線マトリックス(12)はマトリックス支持体(11)と共通の回転軸線(23)を有し、また保持装置(13,14)は、マトリックス支持体の周端縁に配置し、ワイヤ案内(24)によってマトリックス支持体の周端縁に沿って回転軸線の方向に繰り出された巻線ワイヤが保持装置を通過してこの保持装置によって保持されるようにしたコイル構成を製造するためのコイル巻線装置及び方法を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 コイル構成を製造する装置及び方法 本発明は、マトリックス(母型)支持体と、巻線ワイヤの巻回を収容する巻線 マトリックス(母型)と、前記マトリックス支持体に配置して巻線ワイヤ端部領 域を保持する少なくとも2個の保持装置とによりコイル構成を製造するコイル巻 線装置に関するものである。更に、本発明は、請求項19及び20に記載のコイ ル構成を製造する方法に関するものである。 上述のタイプの装置は国際特許公開(WO)91/00603号に記載されて いる。この既知の装置においては、巻線マトリックス(母型)を収容するのに使 用するマトリックス支持体をプレート状に構成し、保持装置をマトリックス支持 体の平面上の巻線マトリックスの左右に配置する。2個の巻線ワイヤ端部領域を 有するコイル構成を形成するため、フライヤとして知られているコイル巻線装置 を、先ず第1並進軸線に沿って第1保持装置から巻線マトリックスに移動させ、 次にコイル巻線を形成するためこのコイル巻線装置を巻線マトリックスの周りに 回転させ、最後に再び巻線マトリックスから第2保持装置まで並進移動させる。 コイルの巻線中、ワイヤ案内を付加的に第2並進軸線に沿って移動させる。巻線 作業の終了時に、巻線マトリックスから半径方向に突出する巻線ワイヤ端部領域 をそれぞれ保持装置と巻線マトリックスとの間に形成する。保持装置はマトリッ クス支持体の平面上でその平面の両側に配置するため、巻線ワイヤ端部領域は、 この既知の装置を使用することによっては、直径方向の整列のみが可能になる。 巻線マトリックスから突出する巻線ワイヤ端部領域の直径方向の整列が好まし くない場合には、この巻線ワイヤ端部領域をチップのような電子構成部材(コン ポーネント)として構成することもできるサブストレートの接続面に接続するに 先立って、巻線ワイヤ端部領域を完全に向きを変更する必要がある。更に、既知 の装置は、コイル構成を製造するためには、フライヤと一緒に使用することしか できない。この既知の装置を使用して実施するコイル巻線方法においては、固定 巻線マトリックスの周りに回転するフライヤによって巻線ワイヤを巻線マトリッ クスに取り付ける。この点に関して、巻線ワイヤは、フライヤの回転するワイヤ 案内を経て摺動し、ワイヤ供給方向に関して常に変化する方向において変位する 。この結果、巻線ワイヤに動力学的曲げ応力を発生し、これに対して巻線マトリ ックスにおける螺旋状の巻線経路のため捩じり応力も付加される。これらすべて の要因によって、巻線作業中に巻線ワイヤに応力が加わり、この応力がワイヤ断 面に変動をきたし、コイルインダクタンスに影響を及ぼし、又は巻線ワイヤの破 断をも招くことになる。 本発明の目的は、コイル形成後に巻線ワイヤ端部領域を電子構成部材の接続面 に接続するのに都合がよいように、巻線ワイヤ端部領域の向き決めを可能にし、 ワイヤに対して応力が加わるのを大幅に減少して巻線作業を実行できるコイル巻 線装置及び方法を得るにある。 この目的は請求の範囲の請求項1記載の特徴を有する装置及び請求項19又は 20に記載の特徴を有する方法によって 達成することができる。 本発明によれば、巻線マトリックス及びマトリックス支持体は共通の回転軸線 を有する。従って、マトリックス支持体と一緒のマトリックスの回転運動はワイ ヤ案内に対して可能となり、この結果、巻線ワイヤは巻線作業中に巻線マトリッ クスに巻き付く。これに関連してワイヤに加わる応力は上述のフライヤと比べる と相当減少する。 更に、本発明によれば、保持装置はマトリックス支持体の周端縁に配置する。 この構成の結果、巻線マトリックスから突出する巻線ワイヤ端部領域を固定する ためには、単にワイヤ案内をマトリックス支持体の周端縁から回転軸線の方向に 離間するよう移動するだけでよくなる。この点に関して、ワイヤ案内を並進的に 往復移動させる巻線作業を行うためと、巻線ワイヤ端部領域を保持装置に固定す るための双方の目的のために、ワイヤ案内の1個の並進移動軸線のみが必要であ る。このようにして、コイル構成を製造するための本発明による装置を使用する とき全体として2個の移動軸線が必要となる、即ち、マトリックス支持体の回転 軸線とワイヤ案内の並進軸線が必要となる。 最後に、本発明による装置の他の大きな利点は、マトリックス支持体の周端縁 に保持装置を配置することにより、個々の保持装置間の距離に依存して巻線ワイ ヤ端部領域の任意の方向付けが可能になり、後の工程での接続面に対する接続に 好適な巻線ワイヤ端部領域の方向付けが巻線作業中に既に得られている点である 。 本発明の好適な実施例においては、保持装置をマトリックス支持体ベースの周 端縁に配置したマトリックス支持体周縁 素子に設ける。マトリックス支持体の一部材構成の場合と比べると、標準化した マトリックス支持体ベースを、所要のコイル構成に個別に適合させることができ るマトリックス支持体周縁素子に組み合わせることができるようになる。 他の実施例においては、少なくとも1個の保持装置をマトリックス支持体の周 端縁に設け、特に、マトリックス支持体ベースに配置したマトリックス支持体周 縁素子の周端縁に有利に設けることができ、また少なくとも方向の他の保持装置 をカウンタ支持体の周端縁に配置することができる。 マトリックス支持体及び/又はカウンタ支持体に巻線ワイヤ転向装置を設け、 巻線ワイヤ端部領域を、巻線コアと保持装置との間の遷移領域において所要の向 きに整列させることができるようにすると有利である。 更に、本発明の他の好適な実施例によれば、保持装置は、ワイヤ案内によって 動作するように構成する。このようにすると、保持装置が行う保持機能の正確な タイミングとりがどんな場合でも確実となり、ワイヤ案内が保持装置を通過する 前ではなく、通過した後に保持機能を生ずるようになる。ワイヤ案内が保持装置 を通過する前であると、ワイヤ案内の通過が阻止される恐れがある。 保持装置の好適な実施例においては、この保持装置にクランプ素子を設け、こ のクランプ素子は弾性復元力に打ち勝つことによってワイヤ案内により互いに離 れる方向に移動し、巻線ワイヤを通過させることができる。確実なクランプ機能 の他に、このように構成した保持装置は、簡単な設計により信頼性の高い動作を 保証することもできる。 保持装置の設計の他の可能性としては、ワイヤ案内によっ て動作する上述の受動的保持装置と異なる能動的設計として構成することもでき る。この場合、保持装置は、空気動作とすることもできる。能動的な設計の保持 装置によれば、ワイヤ案内による応力成分がなくなり、ワイヤ案内は、保持装置 の開閉信号をトリガするために保持装置に対する位置の関数としてのみ使用でき る。 巻線マトリックスから離れる方向に延びる巻線ワイヤ端部領域を収容するのに 使用する保持装置に切断装置を設ける場合、特に都合がよいことが分かっている 。切断装置の構成によれば、マトリックス支持体上に順次配置する多数のコイル 構成の連続巻付けが、ワイヤブリッジを形成することなく可能となる。ワイヤブ リッジを形成する場合、個々のコイル構成のその後の分離中の好ましくないワイ ヤのムダとなる。 保持装置に切断装置を設ける有利な設計によって、保持機能を発揮するため保 持装置によって生ずる運動を巻線ワイヤの切断するのにも同時に使用することが できるようになる。このことにより、切断装置を動作させるための個別の操作部 材が不要になる。 特別な実施例においては、マトリックス支持体周縁素子はマトリックス支持体 ベースから取り外すことができる設計にすることができる。このことにより、二 つの大きな利点が得られる。第1に、マトリックス支持体から取り外すことがで きるマトリックス支持体周縁素子の設計によれば、巻線ワイヤ端部領域をマトリ ックス支持体周縁素子に配置した保持装置に保持支持体状態で、仕上がったコイ ル構成をマトリックス支持体ベースからマトリックス支持体周縁素子とともに取 り外すことができる点である。このようにして、マトリック ス支持体周縁素子は組立体フレームのように作用し、巻線ワイヤ端部領域の向き を、その後の巻線ワイヤ端部領域を電子構成部材の接続面に接続する方向に維持 することができる。 第2に、マトリックス支持体周縁素子の取り外し可能な設計によって、保持装 置の相対配置及び保持装置の数に関して保持装置の交換が簡単になるという利点 である。このようにして、一つの例として、例えば、2個の保持装置を有するマ トリックス支持体周縁素子を設け、これら保持装置を、コイル構成の巻線ワイヤ 端部領域が互いに平行になるように配置することができる。他の例として、中心 タップを有するコイル構成を形成するために3個の保持装置を設けることができ る。 少なくとも1個の接続面を設けた電子構成部材の位置決めを行う収容装置内に 構成部材が配置されているとき、この収容装置を巻線マトリックス又はマトリッ クス支持体に関連させ、接続面と少なくとも1個の巻線ワイヤ端部との間にオー バーラップ領域が形成されるようにする場合、巻線ワイヤ端部領域と構成部材例 えば、チップの接続面との間の接続は実際の巻線作業の直後に行うことができ、 従って、この装置は特に、トランスポンダを製造するのに有利に使用することが できる。巻線ワイヤ端部と接続面との間の接続に溶接プロセスタイプを選択する ことができる。普通の溶接方法、例えば、熱圧縮(サーモコンプレッシブ)、熱 音波(サーモソニック)又は超音波(ウルトラソニック)による溶接を使用する のとは別に、レーザエネルギを接続部位に光伝導ファイバを介して照射し、また 光伝導ファイバの圧力によって接合ワイヤの接合部の変形を生ずるレーザ溶接方 法は、特に有利であるこ とが分かった。 マトリックス支持体とともに使用する巻線マトリックスは、2個のディスク状 サイド素子を設け、これらサイド素子を巻線コアに着脱自在に連結する。サイド 素子としては、熱的に安定性のある材料例えば、ポリテトラフルオロエチレン( PTFE)により形成すると好適であることがわかった。この場合、エナメル塗 布した巻線ワイヤで形成したコイル巻線の熱的固着を、サイド素子がコイル巻線 に付着することなく行うことができる。巻線マトリックスは単に巻線コアによっ てのみ形成することもできる。巻線マトリックスは、巻線作業後に巻線コイルの コイルコアとして残存させることができ、この場合、この巻線マトリックスはプ ラスチック材料又はフェライトコアにより形成することができる。 請求項14による実施例によれば、巻線コイルに電子構成部材又は組立体を一 体にできるという利点がある。 請求項16及び17は、巻線コイルをマトリックス支持体周縁素子との組立体 ユニットとして取り扱う場合、及び巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ 直接巻線コイルを取り扱う場合の双方に関して、巻線マトリックスと把持及び移 送装置との有利な組み合わせに関する。 本発明による装置は大量生産に特に適する。この点に関して、特に、複数個の マトリックス支持体を共通ターンテーブルにおける複数個の半径方向軸線に配置 すると有利であり、このとき、ターンテーブルの回転軸線に対する半径方向に移 動自在のワイヤ案内及びターンテーブルの適当な運動を個々のマトリックス支持 体に関連するマトリックスコアに同期させることにより、コイル構成を連続的に 形成することができ る。 本発明コイル巻線方法の第1の方法としては、サブストレートに巻線コイルを 配置した状態でコイル構成を製造するコイル巻線方法において、 前記巻線コイルに対する向きが揃えられ、またマトリックス支持体周縁素子の 保持装置に固定された巻線ワイヤ端部領域を有し、請求項1乃至18のうちのい ずれか一項に記載の巻線装置で巻線コイルを製造するステップと、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記マト リックス支持体周縁素子及び巻線コイルにより形成される組立体ユニットを把持 及び移送装置により掴んで巻線装置から取り外すステップと、 前記巻線コイルに対する前記巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記 巻線コイルを前記サブストレートに適合させるステップと、 前記巻線ワイヤ端部領域を前記サブストレートの接続面に接続するステップと 、及び 好適には、前記巻線ワイヤ端部領域を切断することによって前記保持装置から 前記巻線ワイヤ端部領域を釈放するステップと、よりなることを特徴とする。 本発明コイル巻線方法の第2の方法としては、サブストレートに巻線コイルを 配置した状態でコイル構成を製造するコイル巻線方法において、 前記巻線コイルに対する向きが揃えられ、またマトリックス支持体及び/又は カウンタ支持体の保持装置に固定された巻線ワイヤ端部領域を有し、請求項1乃 至18のうちのいずれか一項に記載の巻線装置で巻線コイルを製造するステップ と、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ把持及び 移送装置を使用して巻線コイル及び巻線ワイヤ端部領域を掴み、また好適には、 巻線ワイヤ端部領域を切断することにより巻線ワイヤ端部領域を前記保持装置か ら釈放するステップと、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ把持及び 移送装置を使用して巻線コイル及び巻線ワイヤ端部領域を取り外すステップと、 前記巻線コイルに対する前記巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記 巻線コイルを前記サブストレートに適合させ、前記巻線ワイヤ端部領域を前記サ ブストレートの接続面に接続するステップと、よりなることを特徴とする。 次に、図面につき本発明による装置の実施例を詳細に説明する。 図1は、巻線ワイヤの端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線 装置の第1実施例の側面図、 図2は、図1の装置の平面図、 図3は、巻線ワイヤ端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線装 置の他の実施例の正面図、 図4は、図3の装置の平面図、 図5は、巻線ワイヤ端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線装 置の更に他の実施例の正面図、 図6は、図5の装置の平面図、 図7は、巻線ワイヤ端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線装 置の更に他の変更例の断面図、 図8は、図2に示す巻線装置をターンテーブルに複数個配 列した実施例の線図的説明図、 図9は、巻線ワイヤ端部を軸線方向に突出させ て巻線コイルを製造する巻線装置の実施例のワイヤ転向装置及び把持移送装置を 示す説明図、 図10は、巻線ワイヤ端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線装 置の実施例の把持移送装置を示す説明図、 図11は、巻線ワイヤ端部を半径方向に突出させて巻線コイルを製造する巻線装 置の他の実施例の把持移送装置を示す説明図、 図12は、巻線コイルをサブストレート上に配列した状態でコイル構成を製造す る方法の実施可能な実施例の線図的説明図である。 図1は、マトリックス(母型)支持体11、巻線マトリックス(母型)12、 及び2個の保持装置13,14を有する巻線装置10の第1の実施例を示し、こ の実施例において保持装置はマトリックス支持体11において互いに直径方向に 対向させて配置する。 保持装置13,14はマトリックス支持体11の周端縁に配置し、このマトリ ックス支持体11に一体に形成するか、又は図1及び図2に点線で示すように、 マトリックス支持体ベース75を有し、保持装置13を収容するようこのマトリ ックス支持体ベース75上にマトリックス支持体周縁素子76を設けるようにす ることもできる。マトリックス支持体周縁素子76はマトリックス支持体ベース 75に固着するか、又は着脱自在に連結することもできる。 図1に示す実施例においては、マトリックス支持体11には駆動軸ジャーナル 15を設け、巻線マトリックス12及びカウンタ支持体16を収容し得るように し、このカウンタ支 持体16により巻線マトリックス12をマトリックス支持体11に固定すること ができる。 図1の実施例においては、巻線マトリックス12は3個の部分により構成し、 1個の管状巻線コア17と、この巻線コア17に対して回転しないよう連結した 2個のディスク状サイドプレート18,19を有し、これらサイドプレート18 ,19は巻線コアの各端部にそれぞれ配置し、この実施例の場合、環状巻線室2 0を形成するようにする。 図1において巻線ワイヤ22で構成した完成した巻線コイル21は巻線室20 内に配置され、巻線装置10の回転軸線23の方向に並進運動自在のワイヤ案内 24は巻線コイル21を形成するのに使用する。巻線作業をより明確にするため 、ワイヤ案内24を図1において2個の位置で示し、左方位置はワイヤ案内24 がコイルを巻いている段階を示し、右方位置はコイル巻きが完了した状態を示す 。ワイヤ案内のこの位置を図2でも示す。 初期段階を詳細には示さないが、巻線作業の開始時においては、保持装置13 はワイヤ案内24の並進軸線方向に位置し(図2の保持装置14と同様に)、ワ イヤ案内24は右方から保持装置13を経て案内され、この保持装置13は図2 の保持装置14と同一の構造である。この点に関して、保持装置13は図示の実 施例では2個のばね脚25,26を有し、ワイヤ毛細管として構成したワイヤ案 内24によって拡開し、弾性ばね復元力によってワイヤ案内24が通過した後は 再び閉じる。従って、巻線ワイヤ22は保持装置13の第1巻線ワイヤ端部領域 27でクランプされる。 ワイヤ案内24は巻線マトリックス12の上方で図1の左 方位置に示すように巻線室20の領域で双頭矢印28で示すように往復移動する 。保持装置13において巻線ワイヤ端部領域27をクランプするのに続いて、ワ イヤ案内24の並進運動にマトリックス支持体11の回転運動が重ね合わされる 。更に、巻線マトリックス12は回転し、巻線ワイヤ22は巻線マトリックス1 2の巻線コア17に巻き付き、図1に示すように巻線コイル21を形成する。マ トリックス支持体11の回転運動は、巻線コア17に対して所定卷回数に達した 後第2保持装置14がワイヤ案内24に対する図1及び図2に示す位置にくるま で実施する。この後ワイヤ案内24を巻線領域から移動し、保持装置14のばね 脚25,26を通過させ、ワイヤ案内24が保持装置14を通過した後巻線ワイ ヤの第2巻線ワイヤ端部領域29はばね脚25,26間にクランプされる。 必要ならば、例えば、巻線マトリックスの外径が保持装置を配置するピッチサ ークルの直径よりも大きい場合、ワイヤ案内の並進軸線は他の軸線で補充するこ とができる。このようにして、ワイヤ案内はマトリックス支持体の回転軸線の軸 線方向だけでなく、保持装置に巻線ワイヤ端部領域をクランプした後にマトリッ クス支持体の回転軸線に対する半径方向にも移動することができ、ワイヤ案内は 巻線マトリックスの周端縁を超えて配置することができる。 保持装置14にクランプした後、巻線ワイヤ22は図2で見て保持装置14の 右方を切断することができ、コイル巻線を固定した後、巻線コイル21を巻線マ トリックス12から取り外すことができる。このため、巻線ワイヤ端部領域27 ,29は保持装置13,14から引き出すことができ、図示の 実施例では多数の部分により構成した巻線マトリックス12を個別部分に分離す る。 図3はマトリックス支持体周縁素子31を有する巻線装置30を示し、この周 縁素子31は図1及び図2のものに対して変更してあり、全体で4個の保持装置 32,33,34及び35を設ける。4個の保持装置によれば4個の巻線ワイヤ 端部領域37,38,39,40を有する巻線コイル36を形成することができ 、これら巻線ワイヤ端部領域は対にして互いに直径方向に対向させて配置する。 巻線マトリックス12の巻線コアの設計を適切にすることにより、この場合、楕 円形の巻線コア41とすることで任意の形状のコイルを形成することができる。 図4はマトリックス支持体周縁素子31の平面図を示し、ただし関連の巻線マ トリックス12は省略して示す。この場合、材料ウェブ42によって分離された 保持装置32,33を見ることができ、これら保持装置32,33の各々は、マ トリックス支持体31にねじ連結したばねリム43,44を有する。ばねリム4 3の種々の変位状態を左方の保持装置32につき示し、ワイヤ案内24が保持装 置32に滑り込むとき、このワイヤ案内24の種々の位置によってこれらの変位 状態をとる。 図5は、他の実施例の2個の保持装置46,47を有するマトリックス支持体 周縁素子45を示す。矩形の巻線コイル48を形成するために、この矩形に対応 する形状の巻線コア49を設ける。巻線コア49の寸法並びに巻線コイル48の 太さ及び保持装置46,47間の距離は、互いにほぼ平行に配置された巻線ワイ ヤ端部領域50,51が形成されるよう に選択する。上述の寸法はあらゆる場合に互いに適合し、上述の実施例につき説 明したコイル形状の場合のように、巻線ワイヤ端部領域の所要の相対位置が常に 得られるようにする。このようにして、電子構成部材53のための位置レコーダ 52を巻線マトリックス12のサイドプレート19に設けた場合、例えば、巻線 ワイヤ端部領域50,51の電子構成部材の接続面54,55に対するその後の 接続のためのオーバーラップ領域を設けることができる。 図5からは、マトリックス支持体周縁素子45をマトリックス支持体ベースか ら着脱自在に構成した場合、どのようにマトリックス支持体周縁素子45をマト リックス支持体周縁素子及び巻線コイルで形成される組立体ユニットの組立体フ レームとして使用することができるかが分かる。図3に示すように、2個以上の 巻線ワイヤ端部領域がある場合、巻線コイルをマトリックス支持体周縁素子にお ける位置に精密に固定することができる。このように配置されたコイルは、マト リックス支持体周縁素子とともに接点支持体例えば、フレキシプリント(flexipr int)に装着し、巻線ワイヤ端部領域を先ず設定に接続し、次に保持装置からの連 結を釈放することができる。巻線コイルをマトリックス支持体周縁素子において 整列した巻線ワイヤ端部領域によって固定する代わりに、以下に詳細に説明する ように、適宜設計した把持及び移送装置によって固定することもできる。 図6は、マトリックス支持体周縁素子45の平面図であり、保持装置46,4 7の一部の断面を示す。巻線作業のスタート時に形成される巻線ワイヤ端部領域 50をクランプする保持装置46は、図示の実施例の場合、クランプ素子56を 有 し、このクランプ素子56は孔57に収容したばね58により支持する。孔57 はクランプ素子56を案内するのにも使用する。クランプ作用を得るためにばね 58のばね復元力を生ずるようにする代わりに、クランプ作用を生ずる能動的作 用部材例えば、空気圧シリンダを設け、クランプ素子56に作用してこのクラン プ素子56を材料ウェブ77に押し付けるようにすることもできる。案内するワ イヤ案内24によって保持装置を開放させ、またばね58の復元力によって保持 装置を閉鎖させる代わりに、空気圧シリンダに作用し、保持装置に対するワイヤ 案内の位置の関数として誘導近接スイッチによってトリガされる動作信号を使用 することもできる。 図示の実施例においては、他の保持装置47にもクランプ作用を生ずるばね5 8を設ける。保持装置46と異なり、保持装置47にはクランプ素子59を設け 、このクランプ素子59はクランプ端縁60の他に巻線ワイヤ22を切断する切 断端縁を設ける。 ワイヤ案内24を保持装置47に通過させる間の状態を示す図面から明らかな ように、切断機能は、コイル48の形成が完了した後ワイヤ案内24が保持装置 47の領域から逸脱するときに行う。ワイヤ案内24がクランプ素子59のコイ ル48から遠い方の端部に接近するにつれてクランプ素子59の傾斜状態が増大 する結果、巻線ワイヤ22のクランプは先ずクランプ端縁60によって行われ、 後方のばね58のばね力によって切断端縁61はマトリックス支持体周縁素子4 5の衝合面78に弾発的に圧着し、この結果、巻線ワイヤ22の切断が行われる 。切断後のワイヤ案内24から突出する過剰のワイヤ部分は、クランプ素子59 の後方端縁から切断 端縁61までの距離によって規定される。この距離は、ワイヤ案内24から突出 する巻線ワイヤ過剰部分が、他のコイルの継続巻線形成のための後続のマトリッ クス支持体の第1保持装置に確実に保持するよう寸法決めする。 図7は、マトリックス支持体ベース79を有する駆動装置80に配置したマト リックス支持体62を示し、このマトリックス支持体ベース79には着脱自在の マトリックス支持体周縁素子63を設け、マトリックス支持体周縁素子63には 、図面には詳細には示さない保持装置を設け、この保持装置は所要に応じた構成 とすることができる。マトリックス支持体周縁素子63はマトリックス支持体ベ ース79に対してばね支持爪装置64を介して取り付ける。このばね支持爪装置 64は、回転軸線23に直交するよう配置したロックロッド65を設け、このロ ックロッド65の背後にばね支持圧力ボルト66を掛合させる。ロックロッド6 5はばね支持掛合軸67と一緒に、この掛合軸67に相対回転不能に連結した駆 動軸68に対して移動することができる。 マトリックス支持体62に対向する端部に2個のサイドプレート70,71及 び巻線コア72を有する巻線マトリックス69を配置する。巻線コア72は掛合 軸67に対して相対回転不能に連結する。最後に巻線マトリックス69のマトリ ックス支持体62側から遠い方のサイドプレート70を、連結素子73を介して 支持軸74に連結し、マトリックス支持体62のオーバーハングした取付を回避 する。 図7に示す構成によれば、巻線装置から巻きを完了した巻線コイル81を、特 に簡単かつ迅速に取り出すことができる。この目的のため、巻線コア72にマト リックス支持体62の 掛合軸67を掛合させ、これにより巻線コアをサイドプレート70から釈放し、 マトリックス支持体周縁素子63の保持装置によって図示しない巻線ワイヤ端部 領域を釈放ほた後、巻線コイル81が巻線装置から抜け落ちるようにする。 図8に示すように、ターンテーブル82に複数個の巻線装置10を配置した構 成によれば、連続的にコイルを製造することができる。この点に関して、ワイヤ 案内24を常に同一の並進軸線83に沿って常に移動できるようにする。図8の 上方位置に示す巻線装置10aにおいてコイル形成が完了した後、ターンテーブ ルを1個のターンテーブル分だけ回転を進め、次のコイルが巻線装置10bで形 成されるようにし、このとき巻線装置10bの回転軸線はワイヤ案内24の並進 軸線83に一致する。 図9はコイル本体86から軸線方向に延びる巻線ワイヤ端部領域87,88を 有する巻線コイル85を製造する巻線装置84を示す。この図9に示す実施例に おいては、巻線マトリックスは単に巻線コア89を有するだけであり、この巻線 コア89はフェライトコアとして構成することができる。巻線装置は、例えば図 1に示すマトリックス支持体と同様に、巻線コイルを製造する回転軸線23の周 りに回転するマトリックス支持体90を有する。マトリックス支持体90の一方 の側に平坦部分91を設け、この平坦部分91は図示の実施例では回転軸線に平 行に軸線方向に整列させかつ巻線コア収容窪み92から図示の実施例ではカラー として構成したマトリックス支持体90の周端縁93まで延在する。 この平坦部分91には4個の転向ロッド95を有するワイヤ転向装置94を配 置し、2個の転向ロッドをそれぞれ巻線 ワイヤ端部領域87,88に関連させ、図示の実施例では保持部材として構成し たクランプ素子98,99を設けた保持装置96,97の周縁位置には無関係に 巻線ワイヤ端部領域87,88を整列させることができるようにする。保持装置 96,97の構成は、巻線ワイヤ端部領域とのほぼ同一の整列機能を有するワイ ヤ転向装置に置き換えることができるが、これら保持装置を図9で破線で示す。 図9に示す巻線コイル85を製造する巻線作業は図1につき説明したのと同じ 巻線作業で行うことができる。ワイヤ転向装置94を設ける場合、図面には詳細 に示さないワイヤ案内の所要の相対移動を、2重軸線ワイヤ案内移動又は単独軸 線ワイヤ案内移動で行い、これら相対移動は目的に応じて選択し、回転軸線23 に対するマトリックス支持体90の対応の回転角度調整を重ね合わせる。 更に、図9は、3個のグリッパ101,102,103を設けた把持及び移送 装置100を示し、図示の実施例では各グリッパは、2個の把持ジョー104を 有する。図9に示す実施例とは異なり、グリッパによって得られる把持機能を、 「抱持」的な把持ではなく、吸引把持又は磁気的把持によっても行うことができ る。重要なことは、いずれにせよコイル本体86及び巻線ワイヤ端部領域87, 88を掴み、所定の相対位置に固定し、把持によって掴んだ後にこのいわゆる「 凍結」相対配置が変化することなく、この把持及び移送装置によって巻線装置8 4から取り外して以下に詳細に説明する適用ポイントまで移送することができる ことである。グリッパにより生ずる把持力で変化することなく、上述の相対位置 の凍結を確実にするため、特に、巻線ワイヤ端部領域87,8 8を掴むグリッパ102,103を、例えば、把持ジョー104の浮遊構成、即 ち、把持作業中に整列した巻線ワイヤ端部領域に把持ジョー自身を自動的に整列 させる構成にすることができる。 図9に示すマトリックス支持体90を一体構成にせず、周端縁93を着脱自在 のマトリックス支持体周縁素子として構成する場合、変更した構成として、把持 及び移送装置100は、巻線ワイヤ端部領域87,88を掴むグリッパ102, 103の代わりに、またコイル本体86を掴むグリッパ101に加えて、図9に 点線で示すグリッパ125を設けることができ、このグリッパ125はマトリッ クス支持体周縁素子を掴む。 図10はコイル本体106及び巻線ワイヤ端部領域87,88の互いに軸線方 向にオフセットした半径方向延長部分を有する巻線コイル105を示す。このタ イプの巻線コイル105は、図1に示す巻線装置10に類似の巻線装置107に より製造することができる。巻線装置10と異なり、巻線マトリックスは上述の 実施例におけるように巻線コア89のみを有する。この巻線コア89はマトリッ クス支持体108とカウンタ支持体109との間の巻線コア収容窪み92に収容 する。この場合、マトリックス支持体108は一体に形成するが、マトリックス 支持体ベースとこのマトリックス支持体ベースに配置するマトリックス支持体周 縁素子によって形成することもできる。図1の実施例と同様に、巻線ワイヤ端部 領域87,88を保持装置110,111に収容し、保持装置110はマトリッ クス支持体108に設け、保持装置111はカウンタ支持体109に設ける。巻 線作業中にマトリッ クス支持体108とともに回転するカウンタ支持体109の代案として、図示は しない固定支持体に保持装置111を設けることもできる。 マトリックス支持体108及びカウンタ支持体109の対向表面に少なくとも 1個の把持ダクト112,113をそれぞれ設け、これら把持ダクトによって、 図9につきその機能を詳細に説明した把持及び移送装置116のグリッパ114 ,115に対するアクセスを可能にし、巻線ワイヤ端部領域87,88に整列さ せることができるようにする。巻線装置107の回転中質量不均衡を生ずるのを 防止するため、把持ダクトに対応するバランシングダクト117,118を回転 軸線23に対して対称的に設ける。 他の実施例として、図11に、エアコイルとして構成しまた図10に示す巻線 装置107を使用して製造することができる環状巻線コイル119を示し、この 場合、マトリックス支持体108及びカウンタ支持体109は回転軸線23に対 して互いに180°オフセットして配置する。図11は更に、把持及び移送装置 120の対応構成も示す。 図12は、巻線装置84によって製造する巻線コイル85の製造及びそれに続 く巻線コイル85の適用の実施例によってコイル構成121の製造を示す。把持 及び移送装置100による巻線コイル85の把持は既に図9につき詳細に説明し た。巻線ワイヤ端部領域87,88とともに巻線コイル85をその相対位置関係 を変化させずに取り外すことを保持装置96,97から釈放した後に行う。この 釈放は、アクティブ(能動的)保持装置の場合、保持装置の開放によって行うか 、詳細には示さない巻線ワイヤ端部領域87,88を切断する 切断装置によって行う。マトリックス支持体周縁素子に保持装置を配置する構成 の場合、このマトリックス支持体周縁素子を巻線ワイヤ端部領域87,88とと もに把持及び移送装置100によって取り外すことができる。 把持及び移送装置100は巻線コイル85をサブストレート122に移送し、 このサブストレート122に対して巻線コイル85を取り付ける。このサブスト レートは例えば、接続面123,124を設けたリードフレームとすることがで きる。更に、サブストレートは、接続面が巻線コイル85の巻線ワイヤ端部領域 に接触するチップとすることもできる。 図12に示す実施例においては、巻線コイル85は、巻線ワイヤ端部領域がサ ブストレート122の上方に位置するよう位置決めし、サブストレート122の 接続面123,124と巻線ワイヤ端部領域87,88との間にその後の接続の ためのオーバーラップを生ずるようにする。把持及び移送装置100に詳細には 示さない接続装置例えば、サーモード(thermode)又は光伝導ファイバを設けたレ ーザ接続装置を設ける場合、接続は図12に示す位置で把持及び移送装置100 により即座に行うこともできる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年2月12日 【補正内容】 この既知の装置を使用することによっては、直径方向の整列のみが可能になる。 巻線マトリックスから突出する巻線ワイヤ端部領域の直径方向の整列が好まし くない場合には、この巻線ワイヤ端部領域をチップのような電子構成部材(コン ポーネント)として構成することもできるサブストレートの接続面に接続するに 先立って、巻線ワイヤ端部領域を完全に向きを変更する必要がある。更に、既知 の装置は、コイル構成を製造するためには、フライヤと一緒に使用することしか できない。この既知の装置を使用して実施するコイル巻線方法においては、固定 巻線マトリックスの周りに回転するフライヤによって巻線ワイヤを巻線マトリッ クスに取り付ける。この点に関して、巻線ワイヤは、フライヤの回転するワイヤ 案内を経て摺動し、ワイヤ供給方向に関して常に変化する方向において変位する 。この結果、巻線ワイヤに動力学的曲げ応力を発生し、これに対して巻線マトリ ックスにおける螺旋状の巻線経路のため捩じり応力も付加される。これらすべて の要因によって、巻線作業中に巻線ワイヤに応力が加わり、この応力がワイヤ断 面に変動をきたし、コイルインダクタンスに影響を及ぼし、又は巻線ワイヤの破 断をも招くことになる。 米国特許第3,989,200号明細書に記載のコイル巻線装置は、マトリッ クス支持体と、巻線ワイヤの卷回を収容する巻線コアを有する巻線マトリックス と、及び巻線ワイヤ端部領域を保持するようマトリックス支持体に配置した少な くとも2個の保持装置とを具え、巻線マトリックス及びマトリックス支持体が共 通の回転軸線を有する。この既知の装置においては、少なくとも1個の保持装置 を巻線マトリックス の巻線コアに直接隣接して配置し、保持装置とコイル本体との間に形成される巻 線ワイヤ端部領域がコイル本体に密に接触する。 本発明の目的は、コイル形成後に巻線ワイヤ端部領域を電子構成部材の接続面 に接続するのに都合がよいように、巻線ワイヤ端部領域の向き決めを可能にし、 ワイヤに対して応力が加わるのを大幅に減少して巻線作業を実行できるコイル巻 線装置及び方法を得るにある。 この目的は請求の範囲の請求項1記載の特徴を有する装置及び請求項19又は 20に記載の特徴を有する方法によって 請求の範囲 1. コイル構成を製造するため、マトリックス支持体(11,62,168) と、巻線ワイヤの卷回(22)を収容する巻線コア(17,41,49,89) を有する巻線マトリックス(12,69)と、及び巻線ワイヤ端部領域(27, 37,38,39,40,50,51)を保持するようマトリックス支持体に配 置した少なくとも2個の保持装置とを具え、巻線マトリックス及びマトリックス 支持体が共通の回転軸線(23)を有するコイル巻線装置において、前記保持装 置(13,14,32〜35;46,47)を前記巻線コア(17,41,49 ,89)から距離をおいて前記マトリックス支持体の周端縁に配置し、前記巻線 コア上にコイル本体(21,36,48,81,106)を形成した後、巻線ワ イヤ(22)をワイヤ案内(24)によって周端縁を超えて回転軸線の方向にか つ前記保持装置を通過させて案内し、前記巻線ワイヤ(22)が前記コイル本体 と前記保持装置との間でコイル本体から離れる方向に延びて規定された整列状態 となる巻線ワイヤ端部領域を有する構成としたことを特徴とする。 2. 保持装置(13,14;32〜35;46,47)をマトリックス支持体 (11;62)の周端縁でマトリックス支持体ベース(75)に配置したマトリ ックス支持体周縁素子(31;45;63;76)に設けた請求項1記載のコイ ル巻線装置。 3. 少なくとも1個の保持装置(110)をマトリックス 支持体(108)の周端縁、好適には、マトリックス支持体ベースに配置したマ トリックス支持体周端縁素子の周端縁に設け、少なくとも1個の他の保持装置( 111)をカウンタ支持体(109)の周端縁に設けた請求項1又は2記載のコ イル巻線装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. マトリックス支持体と、巻線ワイヤの卷回を収容する巻線マトリックスと 、前記マトリックス支持体に配置して巻線ワイヤ端部領域を保持する少なくとも 2個の保持装置とによりコイル構成を製造するコイル巻線装置において、前記巻 線マトリックス(12;69)及びマトリックス支持体(11;62)に共通の 回転軸線(23)を設け、前記保持装置(13,14;32〜35;46,47 )を前記マトリックス支持体の周端縁に配置し、前記回転軸線の方向に周端縁を 超えてワイヤ案内によって案内される巻線ワイヤを保持装置を経て案内し、この 保持装置に保持したことを特徴とするコイル巻線装置。 2. 保持装置(13,14;32〜35;46,47)をマトリックス支持体 (11;62)の周端縁でマトリックス支持体ベース(75)に配置したマトリ ックス支持体周縁素子(31;45;63;76)に設けた請求項1記載のコイ ル巻線装置。 3. 少なくとも1個の保持装置(110)をマトリックス支持体(108)の 周端縁、好適には、マトリックス支持体ベースに配置したマトリックス支持体周 端縁素子の周端縁に設け、少なくとも1個の他の保持装置(111)をカウンタ 支持体(109)の周端縁に設けた請求項1又は2記載のコイル巻線装置。 4. マトリックス支持体(90,108)及び/又はカウンタ支持体(109 )に、巻線コア(89)と保持装置(96,97)との間の遷移領域に所定の向 きに従って、巻線ワイヤ端部領域(87,88)を整列させる巻線ワイヤ転向装 置(94)を設けた請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装 置。 5. 前記保持装置(13,14;32〜35;46,47)を、ワイヤ案内( 24)によって動作するよう構成した1乃至4のうちのいずれか一項にコイル巻 線装置。 6. 前記前記保持装置(13,14;32〜35;46,47)に、巻線ワイ ヤを通過させるため、前記ワイヤ案内(24)によって弾性復元力に打ち勝って 互いに離れる方向に移動するクランプ素子(25,26;43,44;56,5 9)を設けた請求項5記載のコイル巻線装置。 7. 前記保持装置を、能動的に好適には、空気圧で動作する構成とした請求項 1乃至5のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 8. 切断装置(61)を、前記巻線マトリックス(12)から突出する前記巻 線ワイヤ端部領域(51)を収容する少なくとも保持装置(47)に関連させて 設けた請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 9. 前記切断装置(61)を前記保持装置(47)に設け、 前記巻線ワイヤの切断を前記保持装置(47)の動作の際に行うようにした請求 項8記載のコイル巻線装置。 10. 前記マトリックス支持体周縁素子(31;45;63;76)を前記マト リックス支持体ベース(75)に着脱自在に構成した請求項1乃至9のうちのい ずれか一項に記載のコイル巻線装置。 11. 少なくとも1個の接続面(54,55)を設けた電子構成部材(53)の 位置決め収容のための装置(52)を前記巻線マトリックス(12;69)又は 前記マトリックス支持体(11;62)に設け、電子構成部材を前記装置(52 )に配置したとき、前記接続面と少なくとも1個の巻線ワイヤ端部領域(50, 51)との間に前記コイル巻線装置に接触するオーバーラップ領域を形成するよ うにした請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 12. 前記巻線マトリックス(12;69)を、2個のディスク状のサイド素子 (18,19;70,71)と、巻線コア(17;41;49;72)とにより 構成し、前記サイド素子を前記巻線コアに着脱自在に設けた請求項1乃至11の うちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 13. 前記巻線マトリックスを単に巻線コア(89)のみによって形成し、好適 には、この巻線コアが巻線コイルに存在するコイルコアを同時に構成するように した請求項1乃至11のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 14. 前記巻線コア又はこの巻線コアに接続したサブストレートを電子構成部材 又は組立体に装着することができるようにし、装着した巻線コアに対して巻線作 業を行う請求項12又は13記載のコイル巻線装置。 15. 前記巻線コア(89)をフェライトコアによって構成した請求項1乃至1 4のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 16. 巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の位置を維持しつつ、マトリック ス支持体周縁素子及び巻線コイルによって形成される組立体ユニットを掴んでコ イル巻線装置から取り外す把持及び移送装置を巻線マトリックスに関連させて設 けた請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 17. 巻線コイル(85)に対する巻線ワイヤ端部領域(87,88)の位置を 維持しつつ、巻線コイル(85)及び巻線ワイヤ端部領域(87,88)を掴ん でコイル巻線装置から取り外す把持及び移送装置(100,116,120)を 巻線マトリックス(89)に関連させて設けた請求項1乃至15のうちのいずれ か一項に記載のコイル巻線装置。 18. 半径方向に互いに配列した回転軸線(23)を有する複数個のマトリック ス支持体(11;62)を共通のターンテーブル(82)にターンテーブルの回 転軸線に対して半径方 向に移動自在に配置し、ワイヤ案内(24)をターンテーブルの回転軸線に対し て半径方向に移動自在にし、またターンテーブルの移動に伴って、個々のマトリ ックス支持体に関連した巻線コアが連続的に巻取りを行ってコイル構成を形成す るようにした請求項1乃至17のうちのいずれか一項に記載のコイル巻線装置。 19. サブストレートに巻線コイルを配置した状態でコイル構成を製造するコイ ル巻線方法において、 前記巻線コイルに対する向きが揃えられ、またマトリックス支持体周縁素子の 保持装置に固定された巻線ワイヤ端部領域を有し、請求項1乃至18のうちのい ずれか一項に記載の巻線装置で巻線コイルを製造するステップと、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記マト リックス支持体周縁素子及び巻線コイルにより形成される組立体ユニットを把持 及び移送装置により掴んで巻線装置から取り外すステップと、 前記巻線コイルに対する前記巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記 巻線コイルを前記サブストレートに適合させるステップと、 前記巻線ワイヤ端部領域を前記サブストレートの接続面に接続するステップと 、及び 好適には、前記巻線ワイヤ端部領域を切断することによって前記保持装置から 前記巻線ワイヤ端部領域を釈放するステップと、よりなることを特徴とするコイ ル巻線方法。 20. 巻線コイル(85)がサブストレート(122)に配置 された状態でコイル構成を製造するコイル巻線方法において、 前記巻線コイル(85)に対する向きが揃えられ、またマトリックス支持体( 90,108)及び/又はカウンタ支持体(109)の保持装置(96,97) に固定された巻線ワイヤ端部領域(87,88)を有し、請求項1乃至18のう ちのいずれか一項に記載の巻線装置(84)で巻線コイルを製造するステップと 、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ把持及び 移送装置(100)を使用して巻線コイル(85)及び巻線ワイヤ端部領域を掴 み、また好適には、巻線ワイヤ端部領域を切断することにより巻線ワイヤ端部領 域を前記保持装置から釈放するステップと、 前記巻線コイルに対する巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ把持及び 移送装置を使用して巻線コイル及び巻線ワイヤ端部領域を取り外すステップと、 前記巻線コイルに対する前記巻線ワイヤ端部領域の相対位置を維持しつつ前記 巻線コイルを前記サブストレート(122)に適合させ、前記巻線ワイヤ端部領 域を前記サブストレートの接続面に接続するステップと、よりなることを特徴と するコイル巻線方法。
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