JPH1051253A - デジタル信号処理装置 - Google Patents
デジタル信号処理装置Info
- Publication number
- JPH1051253A JPH1051253A JP24926496A JP24926496A JPH1051253A JP H1051253 A JPH1051253 A JP H1051253A JP 24926496 A JP24926496 A JP 24926496A JP 24926496 A JP24926496 A JP 24926496A JP H1051253 A JPH1051253 A JP H1051253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gain
- level
- time constant
- signal
- compression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
し、アタック時間を長くする。 【解決手段】 デジタルオーディオ信号のレベルに基づ
きコンプレス/リミット用のゲインを生成するゲイン生
成回路4と、ゲイン生成回路により出力されたコンプレ
ス/リミット用のゲインに時定数を付与するスムーズフ
ィルタ5を設けている。スムーズフィルタ5は付与され
た時定数でゲインを従来例より比較的急峻に下げ、スム
ーズフィルタ5により付与されるゲインの時定数が時定
数延長部6により延長され、ゲイン調整用アンプ2に設
定される。
Description
オ信号のレベルをコンプレス(圧縮)、リミット(制
限)するデジタル信号処理装置に関し、特に信号レベル
が急峻に立ち上がる場合にその立ち上がり時からなだら
かに減衰させて聴感を向上させるデジタル信号処理装置
に関する。
は、例えば特開平3−198413号公報、特開平6−
164275号公報などに示されるものがある。図8は
かかる従来のコンプレス/リミット回路を模式的に示
し、また、図9(a)は遅延回路1及びレベル検出回路
3に入力される信号、図9(b)は遅延回路1により遅
延された信号、図9(c)はスムーズフィルタ5により
ゲイン調整用アンプ2に設定されるゲイン曲線G、図9
(d)はゲイン調整用アンプ2の出力信号の一例を示し
ている。図8においてデジタルオーディオ信号は遅延回
路1により時間t1の分だけ遅延され、次いでゲイン調
整用アンプ2によりゲイン制御信号Gに基づいてゲイン
が調整される。この場合、ゲインGは通常時には「1」
に設定され、コンプレス/リミット機能が設定されてい
る場合には信号レベルが急峻に立ち上がる場合に、その
立ち上がり時からなだらかに減衰するように「1」から
徐々に低下する値に設定される。
上がる信号A、例えば1kHzのバースト波が入力した
場合、この入力信号のレベルaがレベル検出回路3によ
り検出される。検出されたレベルがコンプレス/リミッ
ト用の閾値Vthと比較され、ゲイン生成回路4はこの閾
値Vthを超えると、この差分Δ(=a−Vth)に応じた
コンプレスゲインg(Δ)を生成し、これをスムーズフ
ィルタ5に出力する。スムーズフィルタ5は係数乗算
器、遅延器、加算器より成るIIRフィルタ(ローパス
フィルタ)で構成され、設定係数に応じた時定数で図9
(c)の曲線で示すように「1」から徐々に低下するゲ
インGをゲイン調整用アンプ2に設定する。
信号bは、立ち上がり時点近傍から「1」から例えば
0.2になだらかに低下するゲインGにより減衰され、
また、ゲインGの減衰率(時定数)は設定係数に応じた
値となる。ここで、信号bのゲインGの減衰が開始され
る時点をアタックポイント、減衰される時間をアタック
時間といい、遅延時間t1はアタック時間t2の2倍程度
又はそれ以上が必要とされている。
来の回路では、信号レベルの減衰がなだらかになるよう
にアタック時間t2を長くしようとすると、入力信号の
遅延時間t1を長くしなければならないので、出力信号
は時間遅れが長いエコーのような信号となって却って耳
障りになるという問題点がある。なお、エコーの問題を
解決するために入力信号の遅延時間t1を短くすると、
t1 ≧ 2t2の関係により、アタック時間t2を長く
することができないという問題点がある。
号の遅延時間を短くしてエコーを防止することができる
とともにアタック時間を長くすることができるデジタル
信号処理装置を提供することを第1の目的とする。本発
明はまた、複数系統の信号に対してコンプレス/リミッ
ト特性処理を行うにあたり、複数系統の信号レベルのバ
ランスを図りつつ入力信号の遅延時間を短くしてエコー
を防止することができるとともにアタック時間を長くす
ることができるデジタル信号処理装置を提供することを
第2の目的とする。本発明はまた、マルチチャンネル再
生のための複数系統の信号に対してコンプレス/リミッ
ト特性処理を行うにあたり、デコード前の少ない系統の
信号から共通レベルを検出することにより、マルチチャ
ンネルの信号レベルのバランスを図りつつ入力信号の遅
延時間を短くしてエコーを防止することができるととも
にアタック時間を長くすることができるデジタル信号処
理装置を提供することを第3の目的とする。
を達成するために、スムーズフィルタにより出力された
ゲインの時定数を延長するようにしている。すなわち本
発明によれば、デジタル入力信号を遅延する遅延手段
と、前記遅延手段により遅延された前記デジタル信号を
可変のゲインで減衰する減衰手段と、前記デジタル入力
信号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル
検出手段により検出されたレベルと所定値との差分を検
出するゲイン生成手段と、前記ゲイン生成手段により前
記デジタル入力信号のレベルが前記所定値以上と判定さ
れた場合に、前記差分に応じた時定数で1から徐々に低
下するゲインを出力するスムーズフィルタと、前記スム
ーズフィルタにより出力されたゲインの時定数を延長
し、前記減衰手段に印加する時定数延長手段とを、有す
るデジタル信号処理装置が提供される。
に、複数系統のデジタル入力信号のレベルを検出するレ
ベル検出手段と、検出されたレベルの平均あるいは最大
値を検出する共通レベル検出手段とを設けている。すな
わち本発明によれば、複数系統のデジタル入力信号をそ
れぞれ遅延する遅延手段と、前記遅延手段により遅延さ
れた前記複数系統のデジタル信号を可変のゲインで減衰
する減衰手段と、前記複数系統のデジタル入力信号のレ
ベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段
により検出されたレベルの平均あるいは最大値を検出す
る共通レベル検出手段と、前記共通レベル検出手段によ
り検出されたレベルに基づきコンプレス/リミット用の
ゲインを生成するゲイン生成手段と、前記ゲイン生成手
段により出力されたコンプレス/リミット用のゲインに
時定数を付与するスムーズフィルタと、前記スムーズフ
ィルタにより出力されたゲインの時定数を延長し、前記
減衰手段に印加する時定数延長手段とを、有するデジタ
ル信号処理装置が提供される。
に、複数系統のデジタル入力信号のレベルを検出するレ
ベル検出手段と、検出されたレベルの平均あるいは最大
値を検出する共通レベル検出手段と、複数系統のデジタ
ル入力信号に応答するデコード手段で得られた前記多系
統の信号のそれぞれを減衰させる可変ゲイン手段とを設
けている。すなわち本発明によれば、複数系統のデジタ
ル入力信号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記
レベル検出手段により検出されたレベルの平均又は最大
値を共通レベルとして検出する共通レベル検出手段と、
前記複数系統のデジタル入力信号をデコードして、さら
に多系統の信号とするデコード手段と、前記共通レベル
検出手段により検出された共通レベルに基づきコンプレ
ス/リミット用のゲインを生成するゲイン生成手段と、
前記ゲイン生成手段により出力されたコンプレス/リミ
ット用のゲインの時定数を延長し、これによって前記デ
コード手段で得られた前記多系統の信号のそれぞれを減
衰させる可変ゲイン手段とを、有するデジタル信号処理
装置が提供される。
施の形態をその実施例によって説明する。図1は本発明
に係るデジタル信号処理装置の第1実施例を示すブロッ
ク図、図2は図1のデジタル信号処理装置を備えた全体
構成を示すブロック図、図3は図1のデジタル信号処理
装置の主要信号を示す波形図、図4は図1のスムーズフ
ィルタ及び時定数延長部の一例を詳細に示すブロック図
である。
2に示すDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)1
0により構成され、操作部11のコンプレッサ/リミッ
タキー11aが操作された場合にCPU12の制御によ
り入力信号についてコンプレス/リミット処理を行う。
上記操作部11は図示省略の各別の選択キーによってア
タック時間t2、コンプレス開始閾値Vth、ゲインGの
圧縮の度合いなどがそれぞれ指定できるようになってい
る。また、図2に示すように、操作部11からの信号は
CPU12を介して所定のパラメータに変換されてDS
P10に供給され所定の演算回路の係数を切り換えるよ
うに構成される。さて、図1において、入力デジタルオ
ーディオ信号は遅延回路1により時間t1だけ遅延さ
れ、次いでゲイン調整用アンプ2によりゲイン制御信号
に基づいてゲインGが調整される。ゲインGは通常時に
は「1」に設定され、コンプレス/リミット機能が設定
されている場合には信号レベルが急峻に立ち上がる場合
にその立ち上がり時からなだらかに減衰するように
「1」から徐々に低下する値に設定される。
上がる信号Aが入力した場合、図3(b)に示すように
遅延回路1により、従来例より比較的短い時間t1だけ
遅延されてゲイン調整用アンプ2に印加される。ここ
で、ゲイン調整用アンプ2の入力信号AのゲインGの減
衰が開始される時点をアタックポイント、減衰される時
間をアタック時間といい、遅延時間t1はアタック時間
t2の2倍程度が好適とされている。
ル検出回路3により検出され、ゲイン生成回路4に与え
られる。ここで、検出されたレベルaはゲイン生成回路
4でコンプレス/リミット用の閾値Vthと比較され、こ
の閾値Vthを超えると、この差分Δ(=a−Vth)に応
じたコンプレスゲインg(Δ)を生成し、これがスムー
ズフィルタ5に与えられる。コンプレスゲインg(Δ)
は、例えば、
ベル、Pi及びKiはゲインGの圧縮の度合いによって
決められる定数である。
構成され、図3(c)の曲線(立ち上がり時点Pi→ア
タックポイントPt→減衰点Pu)で示すように、設定
係数に応じた時定数でゲインを従来例より比較的急峻に
下げる。
5により設定されるゲインの時定数を時定数延長部6に
より、図3(c)の曲線{立ち上がり時点Pi→アタッ
クポイントPt→減衰点cc(>Pu)}で示すように
延長し、ゲイン調整用アンプ2に設定する。したがっ
て、ゲインを時定数延長部6により延長しない構成で
は、遅延時間t1を短くすると出力信号dは図3(d)
の破線で示すように急峻に立ち下がってアタック時間を
長くすることができないが、本実施例では、ゲインGを
時定数延長部6により延長するので、出力信号dは図3
(d)の実線で示すようになだらかに低下し、したがっ
て、アタック時間を長くすることができる。また、入力
信号の遅延時間を短くするので、エコーを防止すること
ができる。
と時定数延長部6の一例を説明する。図4に示すスムー
ズフィルタ5は1次のIIR(無限インパルス応答)フ
ィルタを縦列接続したものであり、3段分の加算器5
1、遅延器52、53及び係数乗算器54〜56を有す
る。係数乗算器54〜56には図2に示すCPU12に
よりゲインGを1未満に設定するための係数が印加さ
れ、図3(c)の曲線(立ち上がり時点Pi→アタック
ポイントPt→減衰点Pu)で示すように時定数が急峻
に低下するゲインGがスムーズフィルタ5から出力され
る。時定数延長部6はスイッチSW、遅延器61及び係
数乗算器62により構成され、ゲインGの時定数を延長
するための係数Ka(<1)がCPU12により係数乗
算器62に設定される。
SWを介して遅延器61、係数乗算器62を介してスイ
ッチSWにフィードバックされ、比較器でスムーズフィ
ルタ5の出力信号と係数乗算器62の出力信号を比較し
て大きい方をスイッチSWにより選択することにより、
曲線Pi(立ち上がり時点)→Pt(アタックポイン
ト)の区間ではスムーズフィルタ5の出力信号を選択
し、Pt(アタックポイント)以降の区間では係数乗算
器62の出力信号、すなわちゆるやかな低下率のゲイン
ccを選択する。
いる。図5において、スムーズフィルタ5は同一の構成
であり、時定数延長部6aはスイッチSW、遅延器6
1、係数乗算器62、減算器63及び加算器64により
構成され、同様に、時定数を延長するための係数Kaが
CPU12により係数乗算器62に設定される。また、
減算器63において遅延器61の出力からスムーズフィ
ルタ5の遅延器52の出力が減算されて係数乗算器62
に印加され、加算器64において係数乗算器62の出力
とスムーズフィルタ5の遅延器52の出力が加算されて
スイッチSWにフィードバックされる。この場合にも同
様に、比較器でスムーズフィルタ5の出力信号と加算器
64の出力信号を比較することにより、Pt(アタック
ポイント)以降の区間では加算器64の出力信号、すな
わちゲインccをスイッチSWにより選択する。このよ
うにスムーズフィルタ5の入力信号が時定数延長部6a
の出力信号から減算されたものに係数Kaを乗算するよ
うにしているため、図3(C)で0.2によって示すゲ
インに向って減衰曲線ccが収束するように形成され
る。このような時定数延長部6、6aでは、例えば延長
前のアタック時間t2=4msから100msに延長さ
れるように、減衰がなだらかにされる。
減衰をなだらかにしてアタック時間を長くするようにし
たが、減衰がなだらか過ぎると、音のクリア感、歯切れ
感と呼ばれるアタック感が無くなる場合がある。図6及
び図7は信号レベルの減衰をなだらかにしてアタック時
間を長くするとともにアタック感を強調する第2実施例
を示している。ここで、遅延回路1による遅延時間は図
7(a)に示すように第1実施例の遅延時間t2よりΔ
tだけ短い。図6は第2実施例のスムーズフィルタ5a
及び時定数延長部6bを示し、スムーズフィルタ5aは
5段IIRフィルタである。そして、この実施例の時定
数延長部6bでは、図5に示す加算器64の出力ゲイン
(<1)を二乗するための乗算器65が追加されてい
る。
と、例えば図7(a)に示すように急峻に立ち上がる信
号Aが入力された場合、図7(b)に示すように遅延回
路1により、従来例より比較的短い時間(t1−Δt)
だけ遅延されてゲイン調整用アンプ2に印加される。ま
た、デジタルオーディオ信号のレベルaがレベル検出回
路3により検出され、ゲイン生成回路4に供給される。
ここで、コンプレス/リミット用の閾値Vthと比較さ
れ、この閾値Vthを超えると、この差分Δ(=a−Vt
h)に応じたコンプレスゲインg(Δ)を生成し、これ
をスムーズフィルタ5に出力する。コンプレスゲインg
(Δ)は例えば式1に示したものが用いられる。
タ5により設定されるゲインの時定数を時定数延長部6
bにより、図7(c)の曲線{立ち上がり時点Pi→ア
タックポイントPt→cc’(Pu<減衰点cc’<c
c)}で示すように延長する。この場合、比較器がスム
ーズフィルタ5の出力信号と乗算器65の出力信号を比
較して大きい方をスイッチSWにより選択すると、図7
(c)に示すように立ち上がり時点Pi、アタックポイ
ントPt、第1実施例の場合のアタックポイントPt’
の区間ではスムーズフィルタ5の急峻なゲインが選択さ
れるので、図7(d)に示すようにPt−Pt’区間で
出力信号が急峻に立ち下がり、したがって、アタック感
を強調することができる。また、第1実施例の場合のア
タックポイントPt’以降ではなだらかな曲線cc’の
ゲインが選択されるので、信号レベルの減衰をなだらか
にしてアタック時間を延長することができる。
りつつコンプレス/リミット特性処理を行うことが可能
な本発明の第3実施例について説明する。 図10は第
3実施例を示すブロック図である。第3実施例は図1の
第1実施例と次の点で異なる。すなわち、第1実施例が
1系統(1チャンネル)の信号用に構成されているのに
対し、図10の第3実施例は2系統(2チャンネル)の
信号用に構成されている。具体的にはLチャンネルの信
号は遅延回路1とレベル検出回路3へ入力され、Rチャ
ンネルの信号は遅延回路21とレベル検出回路23へ入
力される。2つのレベル検出回路3、23の出力信号は
それぞれ共通レベル検出回路7へ与えられる。共通レベ
ル検出回路7は2つの入力信号のうち、大きいレベルの
信号(最大レベル信号)を選択する。選択された信号は
ゲイン生成回路4へ与えられる。ゲイン生成回路4以下
の構成は2つのゲイン調整用アンプ2、22が2系統用
に設けられ、時定数延長部6の出力信号がこれらのゲイ
ン調整用アンプ2、22に与えられている点を除き、基
本的に第1実施例と同様である。
ゲイン生成回路4の具体的構成を示すブロック図であ
る。共通レベル検出回路7はコンパレータ(COMP)
25とNOT回路27と2つのスイッチ26、28を有
している。コンパレータ25はLチャンネルの入力信号
レベルがRチャンネルの入力信号レベルより大きいと
き、Hレベルの信号を出力し、よってスイッチ26がオ
ンとなりスイッチ28はオフとなる。一方、Rチャンネ
ルの入力信号レベルがLチャンネルの入力信号レベルよ
り大きいとき、Lレベルの信号を出力し、よってスイッ
チ26がオフとなりスイッチ28はオンとなる。こうし
て、2つの系統の一方が選択される。この例では2系統
であるが、入力信号が3系統ある場合も、同様に最大レ
ベルの信号が選択される。
すようにコンパレータ29、閾値発生回路30、加算器
31、36、39、乗算器34、35、38、41、4
2、除算器37、所定値発生回路33、40、スイッチ
回路32を有している。図中、Δは共通レベル検出回路
7の出力信号と閾値発生回路30からの閾値Vthとの差
分を示す。共通レベル検出回路7からの最大レベル信号
のレベルが閾値Vthより大きいとき、コンパレータ29
の出力信号によってスイッチ回路32を介して減算器と
して動作する加算器31の出力信号が差分Δとして加算
器36と乗算器34、42に与えられる。KiとPiは
係数である。所定値発生回路33は論理”0”に相当す
る電圧を発生し、所定値発生回路40は論理”1”に相
当する電圧を発生する。よって、共通レベル検出回路7
からの最大レベル信号のレベルが閾値Vthより大きくな
いときは、加算器36の出力は0となり、出力信号g
(Δ)は1となる。
chの信号より大きい場合が表示されていて、Lchの
信号に関し、係数Qi、Ki、Piが閾値Vthに対して
曲線特性を決定する様子を示している。すなわち、出力
信号g(Δ)は、
ただし、Pi、Qi、KiはゲインGの圧縮の度合いに
よって決まる定数、Linは最大レベルである。
iの3次の項を持つため、曲線特性の設計自由度が向上
する。ゲイン生成回路4において、入力レベル(上記例
ではLin)により除算しているのは、Lin=1に正
規化するためである。ゲイン生成回路4の出力信号はス
ムーズフィルタ5、時定数延長部6にて上記実施例と同
様に処理され、ゲイン調整用アンプ2、22にゲインG
としてそれぞれ与えられる。よって、アタック時にはさ
らに時定数の作用により曲線特性が形成される。すなわ
ち、Lchについて見ると遅延回路1における時定数d
INと、スムーズフィルタ5の時定数τfを用いて、ア
タック時間τaは、
であり、ゲイン調整用アンプ2、22からはコンプレス
/リミットゲインがバランスよく調整された出力信号
d、eがそれぞれ得られる。
を長い方に切り換えた場合には、時定数延長部6、6a
の係数Kaを0から1の間で連続的に変化させることで
連続的な時間変化を与えることができるとともに、アタ
ック時間を短い方に切り換えた場合には、係数Kaを0
にした状態でスムーズフィルタ5の時定数のみを連続的
に変化させることで連続的な時間変化を与えることがで
きる。したがって、アタック時間の短い方から十分に長
い方まで連続的に途切れることなく良好に実施される。
差分Δに基づきコンプレス/リミット用のゲインg
(Δ)を生成する例で説明したが、これに限るものでは
なく、レベルに応じたコンプレス/リミット用のゲイン
gを生成するものであれば適用することができる。
で複数の入力信号中の最大レベル信号を選択している
が、最大レベル信号を選択する代わりに複数の入力信号
のレベルの平均を演算するものであってもよい。
信号レベルのバランスを図りつつコンプレス/リミット
特性処理を行うことが可能な本発明の第4実施例につい
て説明する。まず、サラウンドオーディオ用のエンコー
ダについて説明する。図13はサラウンドオーディオ用
のエンコーダを示すブロック図である。この例では、ド
ルビーサラウンド方式の4系統、すなわちL、C、S、
Rの4系統の信号からなるマルチチャンネル信号をエン
コードしてLt、Rtの2チャンネルの信号とするエン
コーダが示されている。このエンコーダは加算器91、
93、97、100と、減衰器92、94と、BPF9
5と、ノイズリダクションエンコーダ96と、移相器9
8、99とを有している。減衰器92、94は3dB減
衰させるものであり、BPF95のパスバンドは100
Hz〜7kHzである。また、移相器98は90°進相
(+90°)させるものであり、一方、移相器99は9
0°遅相(−90°)させるものである。
統の信号とされ、記録あるいは伝送されたものをデコー
ドして元のマルチチャンネル信号(本例では4チャンネ
ル)とするサラウンドオーディオ用デコーダとしては、
従来図14に示す構成のものが知られている。図14の
従来のサラウンドオーディオ用デコーダは、入力2チャ
ンネル信号をデコードして4チャンネル化した後、これ
らの4チャンネルの各信号(Lt、Rt、Lt+Rt、
Lt−Rt)のレベル変化をコントロール回路78で監
視して、いずれか1つの信号レベルが著しく大きくなっ
た場合には、他の3チャンネルの信号レベルを減衰・低
下させるよう、対応するアンプ74〜77のゲインを制
御する。信号GL、GR、GC、GSはコントロール回路7
8から各アンプ74〜77に与えられるゲイン制御信号
である。このゲイン制御により、サラウンドオーディオ
のリスナーに、より明確な方向感のある音場を提供して
いる。このため、コントロール回路78は各アンプのゲ
インを0〜30dB減衰させるような出力信号を供給す
る構成となっている。
ンドオーディオ用デコーダに対してわずかな追加・変更
を行うことによって4系統などのマルチチャンネルでの
コンプレス/リミット特性処理を実現することの可能な
デジタル信号処理装置である。図12はかかる第4実施
例の構成を示すブロック図である。換言すれば、第4実
施例は図10に示す第3実施例と図14の従来のサラウ
ンドオーディオ用デコーダを組み合わせた形のものであ
る。すなわち、図12のデジタル信号処理装置は図14
のコントロール回路78からのゲイン制御信号GL、
GR、GC、GSを、入力の2チャンネルの信号レベルの
平均あるいは最大値から得られる共通信号レベルGによ
って調整・制御して、制御されたゲイン制御信号GL *、
GR *、GC *、GS *を各アンプ74〜78に与えるもので
ある。2チャンネルの信号レベルの平均あるいは最大値
から共通信号レベルGを得るための構成は図10に示さ
れたものと実質的に同じであり、図12中の処理部83
の回路番号が図10と同一のものは図10と対応してい
る。
入力信号Lt、Rtを遅延させるものであり、図10中
の遅延回路1、21にそれぞれ対応している。乗算器7
9、80、81、82はコントロール回路78からの4
つのゲイン制御信号GL、GR、GC、GSを、処理回路8
3からの共通信号レベルGによって調整・制御して、制
御されたゲイン制御信号GL *、GR *、GC *、GS *を各ア
ンプ74〜77に与えるものである。処理回路83中の
ブロック3〜7及び23は図10の対応ブロックと同一
であるので説明を省略する。かかる構成により、2系統
の遅延回路を用いて4チャンネルのコンプレス/リミッ
ト特性処理を実現することができる。
ムーズフィルタにより出力されたゲインの時定数を延長
するようにしたので、入力信号の遅延時間を短くしてエ
コーを防止することができるとともにアタック時間を長
くすることができる。また、本発明によれば、スムーズ
フィルタにより出力されたゲインと、減衰手段により出
力されたゲインを比較し、大きい方のゲインを減衰手段
に印加するので、エコーを防止してアタック時間を長く
することができるとともに、アタック感を強調すること
ができる。また、複数系統の信号に対してコンプレッサ
/リミッタのアタック時における過大をバランスよく確
実に抑えつつ、時定数を長く設定することができる。ま
た、マルチチャンネル信号に対してバランスと時定数の
設定の際にコンプレス/リミット特性処理を小規模の回
路構成で実現することができる。
例を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
波形図である。
例を詳細に示すブロック図である。
の例を詳細に示すブロック図である。
部を詳細に示すブロック図である。
波形図である。
である。
波形図である。
施例を示すブロック図である。
回路の構成を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
ロック図である。
すブロック図である。
00 加算器又は減算器 32 スイッチ回路 33、40 所定値発生回路 34、35、38、41、42、65 乗算器 37 除算器 52、53、61 遅延器 54、55、56、62、79、80、81、82 係
数乗算器 72 加算器(遅延回路70、71及び減算器73と共
にデコード手段を構成する) 73 減算器 74、75、76、77 ゲイン調整用アンプ(スムー
ズフィルタ5、時定数延長部6、コントロール回路7
8、乗算器79〜82と共に可変ゲイン手段を構成す
る) 78 コントロール回路 83 処理部 92、94 減衰器 95 BPF 96 ノイズリダクションエンコーダ 98、99 移相器
Claims (5)
- 【請求項1】 デジタル入力信号を遅延する遅延手段
と、 前記遅延手段により遅延された前記デジタル信号を可変
のゲインで減衰する減衰手段と、 前記デジタル入力信号のレベルを検出するレベル検出手
段と、 前記レベル検出手段により検出されたレベルに基づきコ
ンプレス/リミット用のゲインを生成するゲイン生成手
段と、 前記ゲイン生成手段により出力されたコンプレス/リミ
ット用のゲインに時定数を付与するスムーズフィルタ
と、 前記スムーズフィルタにより出力されたゲインの時定数
を延長し、前記減衰手段に印加する時定数延長手段と
を、 有するデジタル信号処理装置。 - 【請求項2】 複数系統のデジタル入力信号をそれぞれ
遅延する遅延手段と、 前記遅延手段により遅延された前記複数系統のデジタル
信号を可変のゲインで減衰する減衰手段と、 前記複数系統のデジタル入力信号のレベルを検出するレ
ベル検出手段と、 前記レベル検出手段により検出されたレベルの平均ある
いは最大値を検出する共通レベル検出手段と、 前記共通レベル検出手段により検出されたレベルに基づ
きコンプレス/リミット用のゲインを生成するゲイン生
成手段と、 前記ゲイン生成手段により出力されたコンプレス/リミ
ット用のゲインに時定数を付与するスムーズフィルタ
と、 前記スムーズフィルタにより出力されたゲインの時定数
を延長し、前記減衰手段に印加する時定数延長手段と
を、 有するデジタル信号処理装置。 - 【請求項3】 前記スムーズフィルタにより出力された
ゲインと、前記減衰手段により出力されたゲインを比較
し、大きい方のゲインを前記減衰手段に印加する比較手
段を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の
デジタル信号処理装置。 - 【請求項4】 前記時定数延長手段は、1サンプル前の
ゲインに1以下の係数を乗算する係数乗算器と、前記係
数乗算器の出力を二乗する乗算器を有することを特徴と
する請求項1ないし3のいずれか1つに記載のデジタル
信号処理装置。 - 【請求項5】 複数系統のデジタル入力信号のレベルを
検出するレベル検出手段と、 前記レベル検出手段により検出されたレベルの平均又は
最大値を共通レベルとして検出する共通レベル検出手段
と、 前記複数系統のデジタル入力信号をデコードして、さら
に多系統の信号とするデコード手段と、 前記共通レベル検出手段により検出された共通レベルに
基づきコンプレス/リミット用のゲインを生成するゲイ
ン生成手段と、 前記ゲイン生成手段により出力されたコンプレス/リミ
ット用のゲインの時定数を延長し、これによって前記デ
コード手段で得られた前記多系統の信号のそれぞれを減
衰させる可変ゲイン手段とを、 有するデジタル信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24926496A JP3991372B2 (ja) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | デジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24552495 | 1995-08-30 | ||
| JP8-158919 | 1996-05-30 | ||
| JP15891996 | 1996-05-30 | ||
| JP7-245524 | 1996-05-30 | ||
| JP24926496A JP3991372B2 (ja) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | デジタル信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051253A true JPH1051253A (ja) | 1998-02-20 |
| JP3991372B2 JP3991372B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=27321438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24926496A Expired - Fee Related JP3991372B2 (ja) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | デジタル信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3991372B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8045731B2 (en) | 2005-06-06 | 2011-10-25 | Yamaha Corporation | Sound quality adjustment device |
| JP2011530843A (ja) * | 2008-08-08 | 2011-12-22 | クロン・グンナー | マルチチャンネル音響システムにおけるマルチチャンネル処理方法 |
| JP2012508489A (ja) * | 2008-11-11 | 2012-04-05 | インスティテュート フューア ランドファンクテクニック ゲーエムベーハー | 下位音声形式を生成する方法 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24926496A patent/JP3991372B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8045731B2 (en) | 2005-06-06 | 2011-10-25 | Yamaha Corporation | Sound quality adjustment device |
| JP2011530843A (ja) * | 2008-08-08 | 2011-12-22 | クロン・グンナー | マルチチャンネル音響システムにおけるマルチチャンネル処理方法 |
| JP2012508489A (ja) * | 2008-11-11 | 2012-04-05 | インスティテュート フューア ランドファンクテクニック ゲーエムベーハー | 下位音声形式を生成する方法 |
| KR101575185B1 (ko) * | 2008-11-11 | 2015-12-08 | 인스티튜트 퓌어 룬트퐁크테크닉 게엠베하 | 하향 사운드 포맷을 생성하기 위한 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3991372B2 (ja) | 2007-10-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9195433B2 (en) | In-line signal processor | |
| JP5368576B2 (ja) | 動的音量制御及び複数空間処理防止 | |
| US8787595B2 (en) | Audio signal adjustment device and audio signal adjustment method having long and short term gain adjustment | |
| US11425499B2 (en) | System and method for digital signal processing | |
| JP3193032B2 (ja) | 車載用自動音量調整装置 | |
| JPH02121500A (ja) | 音響効果装置 | |
| AU2014340178A1 (en) | System and method for digital signal processing | |
| JP6323089B2 (ja) | レベル調整方法およびレベル調整装置 | |
| WO1985005517A1 (fr) | Appareil de transmission de signaux numeriques | |
| US20050123152A1 (en) | Signal processors and associated methods | |
| US9628907B2 (en) | Audio device and method having bypass function for effect change | |
| US20060274903A1 (en) | Sound quality adjustment device | |
| JP7577683B2 (ja) | オーディオコーデックにおける会話拡張 | |
| JP2009159375A (ja) | 音響効果回路及び処理方法 | |
| JP3991372B2 (ja) | デジタル信号処理装置 | |
| HK1079919A1 (zh) | 动态均衡装置和方法 | |
| EP3761673B1 (en) | Stereo audio | |
| JPH10303666A (ja) | デジタルオーディオ信号処理用記録媒体及びデジタルオーディオ信号用の通信方法並びにデジタルオーディオ記録媒体 | |
| JPH03237899A (ja) | ハウリング抑制装置 | |
| JP3296583B2 (ja) | オーディオ信号処理装置 | |
| JP3206271B2 (ja) | ディジタルトーンコントロール装置 | |
| KR0119507Y1 (ko) | 노이즈 감소회로 | |
| JPH05234249A (ja) | オーディオ信号処理装置 | |
| JP2998196B2 (ja) | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 | |
| JP3134335B2 (ja) | ディジタル信号符号化方法及びディジタル信号復号化装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060324 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070530 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070703 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070716 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |