JPH10512718A - シリコン・オン・インシュレータ型集積回路のesd保護を与える方法及び構造体 - Google Patents
シリコン・オン・インシュレータ型集積回路のesd保護を与える方法及び構造体Info
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- JPH10512718A JPH10512718A JP8522290A JP52229096A JPH10512718A JP H10512718 A JPH10512718 A JP H10512718A JP 8522290 A JP8522290 A JP 8522290A JP 52229096 A JP52229096 A JP 52229096A JP H10512718 A JPH10512718 A JP H10512718A
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Abstract
(57)【要約】
シリコン・オン・インシュレータ(SOI)集積回路のためのESD保護を与える方法及び構造体が提供される。ESD保護回路は、絶縁層の上に形成された導電性パッド及び第1導体セグメントを備えている。第1導体セグメントは、介在する入力抵抗をもたずに、パッドを第1ノードに直結する。第1ダイオードが絶縁層上に形成され、そして第1ノードと第1電源レールとの間に接続される。同様に、第2ダイオードが絶縁層上に形成され、そして第1ノードと第2電源レールとの間に接続される。各ダイオードと直列にバラスト抵抗を含むことができる。これも又絶縁層の上に形成される交差電源クランプは、第1電源レールと、第2電源レールとの間に接続される。ESD保護回路の第1ノードは、保護されるべきSOI集積回路に接続される。ESD保護回路は、局部的な熱の発散を改善するために、最小数のシリコン島部に形成することができる。SOI集積回路の入力、出力及びI/Oピンに改善されたESD保護が与えられる一方、これらピンと集積回路との間の高速信号トラフィックが促進される。
Description
【発明の詳細な説明】
シリコン・オン・インシュレータ型集積回路の
ESD保護を与える方法及び構造体発明の分野
本発明は、集積回路のための静電気放電保護に係り、より詳細には、シリコン
・オン・インシュレータ(silicon on insulator)技術に基づいて製造された集積
回路のためのESD保護を与える方法及び構造体に係る。先行技術の説明
図1は、入力パッド101と集積回路型ロジック回路102との間に接続され
た従来の集積回路用静電気放電(ESD)デバイス100を示す回路図である。
ESDデバイス100は、入力パッド101とVss電源端子105との間に直列
に接続された抵抗103及びnチャンネル電界効果トランジスタ104を備えて
いる。Vdd電源端子106は、トランジスタ104が製造された基体に接続され
て、Vdd電源端子106とVss電源端子105との間にダイオード107を形成
する。ESDデバイス100は、正又は負の高い電圧(Vss及びVdd電源端子1
05、106の通常の動作電圧に対して)が入力パッド101、Vss電源端子1
05、又はVdd電源端子106に存在するときに、トランジスタ104及びダイ
オード107を通る電流路を形成することにより集積回路型ロジック回路102
を保護する。
図2は、p−型基体200と、n型ドレイン領域201と、n型ソース領域2
02と、ゲート酸化物203と、ゲート電極204と、p型基体接触領域205
と、n型拡散接触領域207とを含むトランジスタ104の断面図である。トラ
ンジスタ104は、バルクシリコン(即ち基体200)に形成されるので、基体
200とドレイン領域201との間には寄生的P/N接合が存在する。従って、
Vss電源端子105に高い電圧が印加された場合には(入力パッド101に印加
される電圧に対して)、Vss電源端子105と入力パッド101との間に、この
寄生的P/N接合及び抵抗103を経て導電路が形成される。この導電路は、ロ
ジック回路102にダメージを及ぼすことなくVss電源端子105と入力パッド
101との間に大きな電流を通流させることができる。又、これらの状態の間に
トランジスタ104がターンオンされて、Vss電源端子105と入力パッド10
1との間に別の経路を形成する。
更に、Vdd電源レール106に高い電圧が印加された場合には(入力パッド1
01に印加される電圧に対して)、n型領域207からp−型基体200を経て
n型領域201へ電流が流れる(領域207及び基体200により形成されるP
/N接合は、逆ブレークダウンモードで動作する)。同様に、入力パッド101
に高い電圧が印加された場合には(Vdd電源レール106に印加される電圧に対
して)、n型領域201からp−型基体200を経てn型領域207へ電流が流
れる(領域201及び基体200により形成されるP/N接合は、逆ブレークダ
ウンモードで動作する)。
従って、バルクシリコンに形成されたデバイス(以下、バルクデバイスと称す
る)に形成された寄生的P/N接合は、集積回路の入力端子にESD保護を与え
るのに有用である。しかしながら、寄生的P/N接合を用いてESD保護を与え
るときには、回路内に存在する全ての寄生的P/N接合間の関係を回路設計者が
理解できないので、予想し得ない結果が時々生じる。
図3は、従来のシリコン・オン・インシュレータ(SOI)技術に従って形成
されたnチャンネルトランジスタ300(以下、SOIトランジスタ又はSOI
デバイスと称する)の断面図である。SOIトランジスタ300は、絶縁基体3
06を備え、その上にシリコンの薄い層310が形成される。n型ドレイン領域
301、p−型チャンネル領域302及びn型ソース領域303がシリコン層3
10に形成される。ゲート酸化物304及びゲート電極305がシリコン層31
0の上に形成される。絶縁基体306は、一般に、サファイア又は二酸化シリコ
ン(SiO2)である。トランジスタ300は、絶縁基体306上に形成される
ので、トランジスタ300には寄生的P/N接合は存在しない。SOIトランジ
スタ300に寄生的P/N接合が存在しないことは、SOIトランジスタ300
がESDデバイス100(図1及び2)と同様に動作してESD保護を与えるこ
とを阻止する。
SOIデバイスは、薄いシリコン層(例えば、シリコン層310)の隣接領域
(例えば、領域301及び302)間に形成された横方向P/N接合を有する。
所与のシリコン表面積に対して、これら横方向P/N接合は、一般的に、横方向
及び垂直方向の両方に導通する従来の垂直型P/N接合よりも面積が非常に小さ
い。その結果、横方向P/N接合は、一般的に、同じシリコン表面積に対して、
垂直型P/N接合と同じ量の電流を搬送することができない。SOI技術のこの
固有の制約は、SOIデバイスに対してESD保護を与えるという問題に寄与し
ている。
SOIデバイスに対して充分なESD保護を与えるために多数の代替え手法が
試みられている。1つの代替え手法においては、バルクシリコン基体の上面に沿
ってSiO2の絶縁層が形成される。次いで、SiO2層の上にSOIデバイスが
形成される。SiO2層に開口が形成され、そして従来のESD保護デバイスが
その下のバルクシリコンに形成される。(例えば、チャン氏等の「SOI及びバ
ルクCMOS出力バッファのESD保護能力の比較(Comparison of ESD Protect
ion Capability of SOI and BULK CMOS Output Buffers)」、1994 IEE
Eインターナショナル・リライアビリティ・フィジックス・プロシーディングズ
、第292−298ページを参照されたい。)この代替え手法は、不都合なこと
に、下に横たわるシリコン基体の使用を必要とし、そして付加的な処理段階を導
入し、これにより、製造コストを増加させる。
図4は、別の従来のSOI ESD保護回路400を示している。(例えば、
J.P.ホワイトヘッド及びN.N.ダンカン氏の「CMOS−SOSオンチッ
プ入力保護回路の設計及び評価(Design and Evaluation of CMOS-SOS On-Chip I
nput Protection Circuits)」、エレクトロスタティック・ディスチャージ・ダ
メージ・イン・エレクトリニックス − セミナープロシーディングズ(198
6年)P.4.2/1−10を参照されたい。)保護回路400は、入力抵抗4
02と、保護ダイオード403及び404と、スパークギャップ回路409とを
備えている。p−チャンネル電界効果トランジスタ407及びn−チャンネル電
界効果トランジスタ408が回路411への入力バッファ(即ちインバータ)を
形成する。トランジスタ407及び408の各々は、SOIデバイスである。こ
の回路400の入力パッド401とノード410との間に配置された入力抵抗4
02は、一般に、ESD事象の間に電力消費を確保すると共に、ノード410に
与えられる電圧を減少するために、1000Ω以上の抵抗値を有している。その
結果、トランジスタ407及び408のゲート酸化物並びに回路411における
電圧ストレスが減少される。(例えば、コーエン及びカスウェル氏の「CMOS
/SOSアレーに対する改良された入力保護回路(An Improved Input Protectio
n Circuit for CMOC/SOS Arrays)、IEEEトランザクションズ・オン・エレク
トロンデバイシス、第ED25巻、第8号、1978年8月、第926−933
ページ;並びにW.パルボ及びM.P.デュガン氏の「C−MOS/SOSアプ
リケーション用の入力保護ネットワークの設計及び特性(Design and Characteri
zation of Input Protection Networks for C-MOS/SOS Applications)」、19
86エレクトリカル・オーバーストレス/エレクトロスタティック・ディスチャ
ージ・シンポジウム・プロシーディングズ(1986年)、第182−187ペ
ージを参照されたい。)
入力抵抗402は、一般に、SiO2の2つの層間に形成されたポリシリコン
抵抗器である。SiO2は熱伝導率が低いので、ポリシリコンの入力抵抗402
によって搬送される高い電流は、抵抗にダメージを及ぼすような過熱を生じる。
従って、この入力抵抗402は、S0I ESD保護回路400の共通の欠点と
なる。
更に、入力抵抗402は、トランジスタ407及び408のゲートに直列に接
続されているので、回路411の通常の動作中に入力パッド401に付与される
入力信号に対してRC時間遅延を導入する。このようなRC時間遅延は、高速の
回路では望ましくない。
スパークギャップ回路409は、ESD電流を入力パッド401からスパーク
ギャップ409を経て接地電源レール406へとアーク発生させることにより、
ESD事象の過渡エネルギーの一部分を消散する。スパークギャップ回路409
は、一般に、自由空間により分離された一対の金属電極を含み、これら電極は、
二酸化シリコン(SiO2)の層により実質的に取り巻かれている。SiO2は熱
伝導率が低いので、ESD事象の間にスパークギャップ回路409のまわりに過
剰な熱が蓄積し、スパークギャップ回路409にダメージを生じさせることがあ
る。スパークギャップ回路409は、最適なギャップ間隔及び形状を決定する
ことが困難であるので、理想的な素子ではない。更に、アークは、スパークギャ
ップ回路409を少なくとも部分的に破壊し、次々のESD事象の間にスパーク
ギャップ回路409の有効性を低減する。スパークギャップ回路409のこれら
欠点にも関わらず、SOIデバイスのESD保護は、歴史的にも非常に厄介で、
スパークギャップ回路を設計しそしてそれを含ませることに相当の関心が集めら
れている(例えば、パルボ氏の「集積回路用アークギャップ(Arc Gap for Integ
rated Circuits)」と題する米国特許第4,794,437号を参照されたい。
保護ダイオード403及び404は、ゲート式又は非ゲート式の横方向ダイオ
ードである。図5は、絶縁層501上に形成されたシリコン層510を含む非ゲ
ート式の横方向SOIダイオード500を例示する。シリコン層510は、p型
領域502と、n型領域503と、中央領域504を含む。中央領域504は、
n−領域でも、p−領域でも、又は非ドープ領域でもよい。
図6は、絶縁層601上に形成されたシリコン層610を含むゲート式ダイオ
ード600を例示する。シリコン層610は、p型領域602と、n−型領域6
03と、中央領域604とを含む。中央領域604は、n−領域、p−領域又は
非ドープ領域である。シリコン層610の上には、図示されたように、ゲート酸
化物605及びゲート電極606が形成される。ゲート電極606は、n型領域
603に接続される(図示されたように)か、p型領域602に接続されるか、
又は別の回路ノードに接続される。
ゲート式横方向ダイオード600が、保護回路400のダイオード403及び
404(図4)として使用される場合には、ゲート電極606が入力パッド40
1に容量性負荷を与える。又、ダイオード600の横方向P/N接合は、入力パ
ッド401に小さな容量性負荷を与える。(非ゲート式横方向ダイオード500
の横方向P/N接合も同様に小さな容量性負荷を与える。)従って、この容量性
負荷に直列に接続される入力抵抗402は、入力パッド401に付与される信号
にRC遅延を導入し、従って、ESD保護回路400に接続される回路の性能を
低下させる。
保護回路400の実施においては、保護ダイオード403及び404に与えら
れる面積に比して、スパークギャップ回路409及び入力抵抗402に比較的大
きな面積が与えられる。スパークギャップ回路409及び入力抵抗402の各々
は、一般に、ダイオード403及び404のほぼ2倍の面積を占有する。回路4
00の面積を最小にすると共に、保護ダイオード403及び404に関連した容
量性負荷を最小にするために、横方向ダイオード403及び404のサイズは、
比較的小さく保たれ、一般的には、横方向巾が200μm以下とされる。
ある公知のSOI ESD保護回路は、Vdd電源レールとVss電源レールとの
間に直列に接続された多数のツェナーダイオードを有している。(例えば、コー
エン及びカスウェル氏の「C−MOS/SOSアレーのための改良された入力保
護回路(An Improved Input Protection Circuit for C-MOS/SOS Arrays)」、I
EEEトランザクションズ・オン・エレクトロンデバイシス、第ED25巻、第
8号、1978年8月、第928ページを参照されたい。)5つの直列のツェナ
ーダイオードが、当該ESD事象の間に逆ブレークダウンモードで導通するよう
に接続される。5つの直列のツェナーダイオードは、同じ電圧降下で同じ電流搬
送容量を与えるためには、単一の保護ダイオードより5倍も巾が広くなければな
らない。それ故、ツェナーダイオードは相当の配置面積を占有し、従って、分散
形態でIC上に実施するには経費高となる。
バルクデバイスにおいては、出力ピン及び入力/出力(I/O)ピンが幾分か
自己保護性となる。というのは、バルクデバイスの出力バッファに寄生的P/N
接合が存在するからである。これらの出力バッファに存在する寄生的P/N接合
は、図1及び2に関連して上記したのと同様に出力バッファを保護するように働
く。SOIデバイスの出力ピン及びI/Oピンは、一般に、これらSOIデバイ
スの出力バッファが寄生的P/N接合に欠けるので、自己保護性にはならない。
更に、SOIデバイスは、バルクデバイスよりも潜在的に高いトランジスタドレ
イン/ソースブレークダウン電圧を有する(バルクデバイスに一般に得られる深
いチャンネルブレークダウン路がSOIデバイスには存在しないので)。これに
も関わらず、公知のSOIデバイスに対する出力バッファESD保護機構は教示
されていない。
それ故、(1)SOI集積回路を高電圧に関連したストレスから効果的に保護
し、(2)付加的なプロセスの複雑さを最小にし、(3)ESD保護レベルの低
下を最小にして一連のESD事象に耐えられるようにし、(4)入力、出力及び
I/Oピン経路の遅延を最小にし、(5)ESD事象中の局部的な加熱のダメー
ジ作用を最小にし、(6)過剰な物理的面積の要求を回避し、(7)電源レール
にわたって発生するESD事象に対して保護を与え、そして(8)バルクMOS
ESD保護回路の性能(即ち、従来の人体モデルテストでは約2000ボルト)
に等しいか又はそれを越えるようにし、しかも、バルク寄生素子を用いることに
よりしばしば生じる予想不能な結果についての設計上の危険性を被らないような
SOI ESD保護回路の必要性が生じている。
イートン二世の米国特許第4,037,140号は、ダイオード及びダイオー
ド手段を用いてESD保護を与える絶縁ゲート電界効果トランジスタ(IGFE
TS)用の保護回路を開示している。ダイオード手段は、2つの端子間の電位を
クランプする。イプリ氏の米国特許第4,282,556号は、動作電位源と、
保護されるべき回路の入力との間に直列に接続された導通路を有する少なくとも
一対のMSOFETを使用した絶縁ゲート電界効果トランジスタ用の入力保護デ
バイスを開示している。ルー氏の米国特許第4,989,057号は、SOI回
路のためのESD保護を開示している。ルー氏の場合には、定められたブレーク
ダウン電圧と、低い保持電圧とを有する浮動体電界効果トランジスタが、静電気
放電電圧を低い電圧レベルにクランプするように働き、これにより、セミコンダ
クタ・オン・インシュレータ回路の薄い半導体層内の熱電力消散を最小にする。発明の要旨
従って、本発明は、上記効果を有するSOI ESD保護回路を提供する。本
発明によるESD保護回路は、絶縁層上に形成された導電性パッド及び第1導体
セグメントを備えている。第1導体セグメントは、入力抵抗を介在せずにパッド
を第1ノードに直結する。第1ダイオードが絶縁層上に形成され、そして第1ノ
ードとVdd電源レールとの間に接続され、この第1ダイオードは、Vdd電源レー
ルの電圧に対して第1ノードに印加される正の電圧により順方向にバイアスされ
る。同様に、第2ダイオードが絶縁層上に形成され、そして第1ノードとVss電
源レールとの間に接続され、この第2ダイオードは、第1ノードの電圧に対して
Vss電源レールに印加される正の電圧により順方向にバイアスされる。第1ノー
ドから第1及び第2ダイオードと直列にバラスト抵抗を含ませることができる。
これも又絶縁層上に形成された交差電源クランプが第1電源レールと第2電源
レールとの間に接続される。この交差電源クランプは、例えば、複数のn−チャ
ンネルトランジスタを含むことができ、各トランジスタのソース及びゲート電極
は、Vss電源レールに接続され、そしてそのドレインは、Vdd電源レールに接続
される。又、交差電源クランプは、他の構成のn−チャンネルトランジスタ、p
−チャンネルトランジスタ及びダイオードを含むこともできる。
1つの実施形態において、ESD保護回路の第1ノードは、保護されるべきS
OI集積回路の入力バッファに直結される。これは、好都合にも、パッドと保護
される集積回路との間の信号路から入力抵抗を排除する。その結果、この経路に
沿ったRC遅延が相当に減少される。
別の実施形態では、ESD保護回路は、第1ノードと、保護されるべき集積回
路の入力バッファとの間に接続された抵抗を備えている。抵抗と入力バッファと
の間に第2ノードが配置される。第2ノードとVdd電源レールとの間に第3ダイ
オードが接続され、そして第2ノードとVss電源レールとの間に第4ダイオード
が接続される。このESD保護回路に使用される抵抗は、従来の入力抵抗よりも
抵抗値が小さい。その結果、パッドから入力バッファへ伝達される信号のRC遅
延が非常に減少される。
更に別の実施形態では、ESD保護回路の第1ノードが、1つ以上の抵抗を経
て集積回路の出力バッファに接続され、これにより、集積回路の出力バッファの
保護を与える。
更に別の実施形態では、ESD保護回路の第1ノードが、(1)集積回路の入
力バッファに接続されると共に、(2)1つ以上の抵抗を経て集積回路の出力バ
ッファに接続される。これは、入力バッファ、出力バッファ及び集積回路にES
D保護を与える。上記のESD保護回路は、電源レールにまたがって生じるES
D事象を含むESD事象に対して高電圧に関連したストレスからSOI集積回路
を効果的に保護する。ESD保護回路の素子は、SOI技術に基づき絶縁層上に
形成されるので、ESD保護回路を形成するのに必要なプロセスの複雑さが増大
することはない。更に、SOIデバイスに関連した配置面積が比較的小さいため
に、ESD保護回路の物理的な配置要求が過剰になることはない。更に、スパー
クギャップ回路が必要とされないので、ESD保護回路は、ESD保護レベルの
低下を最小として一連のESD事象に耐えることができる。
1つの実施形態において、ESD保護回路の素子は、絶縁層上の単一シリコン
島部に形成されるか、又は局部的な熱の発散を改善するために最小数の別々のシ
リコン島部(アイランド)に分配される。最小数の別々のシリコン島部上のES
D保護回路の素子を結合することにより、ESD事象の間の局部的加熱のダメー
ジ作用が最小とされる。
又、本発明は、SOI集積回路のためのESD保護を与える方法も提供する。
この方法は、(1)入力パッドをSOI集積回路の入力バッファに直接的に接続
し、(2)入力パッドに印加された電圧が、第1電源レールに印加された電圧に
対して正であるときには、順方向にバイアスされたSOIダイオードを経て入力
パッドから第1電源レールに電流を導通し、(3)入力パッドに印加された電圧
が、第2電源レールに印加された電圧に対して負であるときには、順方向にバイ
アスされたSOIダイオードを経て第2電源レールから入力パッドへ電流を導通
し、(4)入力パッドに印加された電圧が、第1電源レールに印加された電圧に
対して負である(そして通常の動作電圧より高い)ときには、第1電源レールか
ら交差電源クランプを経て第2電源レールへ電流を導通し、そして(5)入力パ
ッドに印加された電圧が、第2電源レールに印加された電圧に対して正であると
きには、第1電源レールから交差電源クランプを経て第2電源レールへ電流を導
通するという段階を備えたことを特徴とする。図面の簡単な説明
以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1は、従来のESD保護回路の回路図である。
図2は、図1のESD保護回路の断面図である。
図3は、従来のn−チャンネルSOIトランジスタの断面図である。
図4は、従来のSOI ESD保護回路の回路図である。
図5及び6は、従来のSOI横方向ダイオードの断面図である。
図7は、本発明によるSOI ESD保護回路の回路図である。
図8aは、図7のESD保護回路の一実施形態を例示する断面/部分回路図で
ある。
図8bは、別のESD保護回路の一実施形態を例示する断面/部分回路図であ
る。
図9は、8個の並列なダイオードで形成された保護ダイオードを示す断面/部
分回路図である。
図10aないし10jは、本発明による交差電源クランプの回路図である。
図11は、本発明の別の実施形態によるSOI ESD保護回路の回路図であ
る。
図12及び13は、本発明の別の実施形態によるI/OピンのためのSOI
ESD保護回路の回路図である。好ましい実施形態の詳細な説明
図7は、本発明によるSOI ESD保護回路700の一実施形態を示す図で
あり、この回路は、導電性の入力パッド701と、一次のゲートダイオード70
2及び703と、ダイオードアノードバラスト抵抗712及び713と、Vdd電
源レール705と、Vss電源レール706と、交差電源クランプ709とを備え
ている。これらの全ての素子は、SOI技術に基づいて形成される(即ち、SO
Iデバイス)。バラスト抵抗712及び713は、本発明の他の実施形態には含
ませる必要のない任意の素子である。Vdd及びVss電源レールは、異なる回路の
異なる電圧に保持されるが、この実施形態では、Vdd電源レール705は、5ボ
ルトに保持され、そしてVss電源レール706は、回路700の通常の動作中は
接地される。
入力パッド701はノード715に直結され、このノードは、次いで、バラス
ト抵抗712及びダイオード702を経てVdd電源レール705に接続される。
ダイオード702のカソードがVdd電源レール705に接続されることに注意さ
れたい。又、ノード715は、バラスト抵抗713及びダイオード703を経て
Vss電源レール706に接続され、この場合に、ダイオード703のカソードが
ノード715に接続される。又、ノード715は、インバータ708の入力端子
に直結され、該インバータは、p−チャンネルトランジスタ721及びn−チャ
ンネルトランジスタ722を備えている。バッファ708の出力端子は、回路7
00により保護されるべき他のSOI回路711に接続される。
図7において、交差電源クランプ709は、Vdd電源レール705に接続され
たドレインDと、Vss電源レール706に接続されたソースS及びゲートGとを
有するn−チャンネルSOIトランジスタ716として示されている。説明上、
単一のトランジスタとして示されているが、交差電源クランプ709は、通常、
複数の並列なトランジスタを含む。1つの実施形態では、20ないし100個の
並列なn−チャンネルSOIトランジスタを用いて、交差電源クランプ709が
形成される。並列なトランジスタの数を増加すると、交差電源クランプ709の
電流搬送容量が高くなる。ESD保護回路700の動作について、以下に説明す
る。
ESD事象に伴いVdd電源レール705に対して入力パッド701に正の電圧
が印加されるときには、ダイオード702が順方向バイアスされるが、ダイオー
ド703は、Vss電源レール706が浮動であるためにアクティブにならない。
その結果、それに関連するESD電流が、ダイオード702及びバラスト抵抗7
12を経てVdd電源レール705へ放電する。入力パッド701とVdd電源レー
ル705との間の電圧降下は、ダイオード702の順方向「ターンオン」(即ち
スレッシュホールド)電圧(通常は1.0ボルト未満)、ダイオード702の順
方向オン抵抗(約1ないし2Ω)、及びバラスト抵抗712の抵抗値(約2Ω)
によって制限される。
同様に、ESD事象に伴いVss電源レール706に対して入力パッド701に
負の電圧が印加されるときには、ダイオード703が順方向バイアスされるが、
ダイオード702は、Vdd電源レール705が浮動であるためにアクティブにな
らない。ESD電流は、ダイオード703及び抵抗713を経てVss電源レール
706へ放電する。それ故、入力パッド701とVss電源レール706との間の
電圧降下は、ダイオード703の順方向「ターンオン」電圧(約0.7ボルト)
と、ダイオード703の順方向オン抵抗(約1ないし2Ω)と、バラスト抵抗7
13の抵抗値(約2Ω)とによって制限される。
ESD事象に伴いVdd電源レール705に対して負の電圧が入力パッド701
に印加されるときには、ダイオード702が逆バイアスされる。ダイオード70
2の逆ブレークダウン電圧(この実施形態では約50ボルト)は、入力バッファ
708のトランジスタ721及び722並びに被保護回路711内の素子のゲー
ト酸化物がダメージを受ける電圧(以下、ゲート酸化物ブレークダウン電圧と称
する)よりも一般的に高い。説明上、ゲート酸化物ブレークダウン電圧を約15
ボルトと仮定する。
ダイオード702の逆ブレークダウン電圧は、ゲート酸化物ブレークダウン電
圧より高いので、交差電源クランプ709は、このESD事象の間に電圧を制限
するのに使用される。Vss電源レール706は浮動であるから、Vss電源レール
706の電圧は、入力パッド701に印加される負の電圧に実質的に従う。ダイ
オード703の順方向「ターンオン」電圧及び順方向オン抵抗と、バラスト抵抗
713の抵抗値とにより、Vss電源レール706と入力パッド701との間には
若干の電圧差が存在する。Vss電源レール706の負の電圧は、n−チャンネル
SOIトランジスタ716をターンオフさせる。しかしながら、Vdd及びVss電
源レール705及び706にまたがる電圧が、トランジスタ716がブレークダ
ウンモードで動作し始める(即ち、電子なだれブレークダウンにより電流が流れ
る)ところの電圧を越えるときに、トランジスタ716に電流が流れる。トラン
ジスタ716は、通常、ブレークダウンモードで動作することによりダメージを
受けない。
トランジスタ716のブレークダウン電圧は、ゲート酸化物のブレークダウン
電圧(例えば、15ボルト)より低く且つ通常の動作状態の間にVdd及びVss電
源レール705及び706にまたがって印加される電圧より高くなるように選択
される。1つの実施形態では、トランジスタ716のブレークダウン電圧は、約
7ボルトである。従って、Vdd及びVss電源レール705及び706にまたがる
電圧が7ボルトを越えると、トランジスタ716にESD電流が流れる。
上記ESD事象の間に(即ち、Vdd電源レール705に対して負の電圧が入力
パッド701に印加されたときに)、交差電源クランプ709と順方向バイアス
されたダイオード703との直列組合体を経てESD電流が送られる。従って、
交差電源クランプ709は、ダイオード703が順方向バイアス状態において導
通できるのと同程度の電流を導通することができねばならない。
ESD事象に伴いVss電源レール706に対して正の電圧が入力パッド701
に印加されたときは、ダイオード703が逆方向バイアスされる。ダイオード7
03の逆ブレークダウン電圧(この実施形態では約50ボルト)は、ゲート酸化
物ブレークダウン電圧より高いので、交差電源クランプ709は、このESD事
象の間に電圧を制限するのに使用される。Vdd電源レール705は、このESD
事象の間は浮動であるから、レール705の電圧は、入力パッド701に印加さ
れる正の電圧に実質的に従う。ダイオード702の順方向「ターンオン」電圧及
び順方向オン抵抗と、バラスト抵抗712の抵抗値とにより、Vdd電源レール7
05と入力パッド701との間には若干の電圧差が存在する。Vss電源レール7
06の負の電圧は、n−チャンネルSOIトランジスタ716をターンオフさせ
る。しかしながら、Vdd及びVss電源レール705及び706にまたがる電圧が
トランジスタ716のブレークダウン電圧(即ち、7ボルト)を越えるときに、
トランジスタ716に電流が流れる。
上記ESD事象の間に(即ち、Vss電源レール706に対して正の電圧が入力
パッド701に印加されたときに)、交差電源クランプ709と順方向バイアス
されたダイオード702との直列組合体を経てESD電流が送られる。従って、
交差電源クランプ709は、ダイオード702が順方向バイアス状態において導
通できるのと同程度の電流を導通することができねばならない。
図8aは、ESD保護回路700の1つの実施形態を示す断面/部分回路図で
ある。ESD保護回路700の素子は、絶縁層801上に形成される。絶縁層8
01は、基体(図示せず)上に形成される。多数のシリコン島部(アイランド)
802ないし804が従来のシリコン処理技術を用いて絶縁層801上に形成さ
れる。ダイオード702及び抵抗712は、島部802に形成され、ダイオード
703及び抵抗713は、島部803に形成され、そしてトランジスタ716は
島部804に形成される。簡単化のために、この断面図には図7の全ての素子が
示されておらず、それらは全て従来のシリコン処理技術を用いて形成されること
を理解されたい。
ゲート酸化物層840は、島部802ないし804上に形成され、そしてこの
ゲート酸化物層840の上にゲート電極850ないし854が形成される。シリ
コン島部802ないし804は、従来のシリコン処理技術を用いてドープされ、
n型領域810−814、p型領域820−822、p−チャンネル領域823
及び中央領域830−833が形成される。中央領域830−833は、n型で
あっても、p型であっても、又は非ドープであってもよい。
1つの実施形態においては、パッド701は、第2レベル金属層の一部分であ
り、そしてパッド701をノード715に接続する導体セグメントは、第1レベ
ル金属層の一部分である。第1及び第2レベル金属層(図示せず)は、図8aの
断面図に示された素子上に形成される。
n型領域813−814、p−型領域823、及びゲート電極854を含むn
−チャンネルトランジスタ716は、交差電源クランプ709(図7)を形成す
る。n型領域813は、Vdd電源レール705(これは従来型であり、簡単化の
ためにここでは概略的に示すだけである)に接続される。1つの実施形態では、
Vdd電源レール705は、第2レベル金属層の一部分であってもよい。n型領域
814及びゲート電極854は、Vss電源レール706(これも概略的に示すだ
けである)荷接続される。Vss電源レール706も、第2レベル金属層の一部分
であってもよい。本発明の他の実施形態について既に述べたように、交差電源ク
ランプ709(図7)は、複数の並列接続されたトランジスタセルを含む。1つ
の実施形態では、n型領域813及び814のドーピングは、領域813及び/
又は領域814が電気的に抵抗性となるように制御され、これにより、交差電源
クランプ709の各側にバラスト抵抗が形成される。
図8aにおいて、ダイオード702は、ノード715とVdd電源レール705
との間に並列に接続された2つのダイオードによって形成される。これらダイオ
ードの一方は、p型領域820、中央領域830、n型領域810及びゲート電
極850により形成される。他方のダイオードは、p型領域820、中央領域8
31、n型領域811及びゲート電極851により形成される。p型領域820
のドーピングは、領域820が電気的に抵抗性となるように制御される。その結
果、領域820は、抵抗器712(図7)を形成する。同様に、n型領域812
は、抵抗器713(図7)を形成する。別の実施形態においては、n型領域81
0及び811は、これらの領域が電気的に抵抗性となるようにドープされる。こ
れは、ダイオード702とVdd電源レール705との間にバラスト抵抗を効果的
に配置する。同様に、p型領域821及び822は、これらの領域が電気的に抵
抗性となるようにドープされ、これにより、ダイオード703とVss電源レール
706との間にバラスト抵抗を形成することができる。更に別の形態では、n型
領域810−814及びp型領域820−822の抵抗値が、これら領域の巾を
調整することにより制御される。
ゲートダイオード702及び703は、特定のゲート接続(図7)で示されて
いるが、他のゲート接続も考えられる。例えば、ダイオード702のゲートは、
ノード715又はVss電源レール706に接続することができる。同様に、ダイ
オード703のゲートは、Vdd電源レール705又はノード715に接続するこ
とができる。
本発明の他の実施形態は、異なる数のダイオードを使用する。例えば、別の実
施形態では、ダイオード702は単一のダイオードである。図9は、ダイオード
702が8個の並列接続ダイオードを含む実施形態を示している。ダイオード7
02は、絶縁層901、n型領域910−914、p型領域920−923、チ
ャンネル領域940−947、ゲート酸化物層902、及びゲート電極950−
957を備えている。n型領域911−913は、隣接ダイオード間に共用され
る。従って、8個の並列接続ダイオードの1つは、p型領域920、チャンネル
領域941及びn型領域911によって形成され、そして隣接ダイオードは、n
型領域911、チャンネル領域942及びp型領域921によって形成される。
p型領域920−923は、パッド701とVdd電源レール705との間に並列
に接続され(種々の他の領域を経て)、抵抗712(図7)を形成する。図7の
ダイオード703及び抵抗713は、図9に示されたのと同様に形成される。
ダイオード702及び703は、SOI ESD保護回路に通常使用されてい
る通常200μm巾のダイオードより大きい。更に、バラスト抵抗712及び7
13は、SOI ESD保護回路に通常使用される入力抵抗(一般に1000Ω
程度の抵抗値を有する)よりも小さい(即ち、抵抗値か低い)。更に、バラスト
抵抗712及び713は、入力パッド701と、トランジスタ721及び722
のゲートとの間に直列に接続されない。1つの実施形態において、ダイオード7
02及びバラスト抵抗712(又はダイオード703及びバラスト抵抗713)
は、8個の並列ダイオード/バラスト抵抗対で形成される(図9)。各ダイオー
ド/バラスト抵抗対は、約70μm巾で、バラスト抵抗値は約16Ωである。そ
の結果、ダイオード702(図9に示す実施形態)は、約560μmの巾を有す
る集合ダイオードであり、そしてバラスト抵抗712は、約2.0Ωの抵抗値を
有する集合抵抗である。本発明の範囲内で他の寸法も考えられる。
ダイオード702及び703は、ゲート付きの横方向SOIダイオードとして
示されているが、他の実施形態では、これらダイオード(及び本発明に関連して
説明する他の全てのダイオード)は、非ゲート付き横方向SOIダイオードであ
る。図8bは、非ゲート付き横方向ダイオードを使用する本発明の別の実施形態
を示す。ダイオード702及び抵抗712は、n型領域860−861、p型領
域864及び中央領域881−882によって形成される。ダイオード703及
び抵抗713は、n型領域862、p型領域865−866及び中央領域883
−884によって形成される。中央領域881−884は、n−領域、p−領域
又は非ドープ領域である。n−チャンネルトランジスタ716は、n型領域86
3−864、p−型領域867、ゲート酸化物874及びゲート電極873によ
って形成される。n型領域860−862及びp型領域864−866は、絶縁
層890の上に横たわる単一シリコン島部880に形成される(p型領域864
及びn型領域862は、図8bに示された断面の平面の外側で接合される)。ダ
イオード702、703及び716は、シリコン島部880内においてSiO2
領域876及び877によって分離される。n型領域863−864及びp−領
域867は、絶縁層890の上に横たわる個別のシリコン島部に形成される。
図8bに示されたSOI横方向ダイオード702及び703は、ゲート電極を
もたないので、これらダイオード702及び703は、ゲート電極により導入さ
れる容量性結合に欠け、それ故、図8aに示されたゲート付き横方向ダイオード
702及び703に対して低いキャパシタンスを有する。このため、非ゲート付
き横方向SOIダイオードは、高周波(RF)通信において一般的な高周波デバ
イスピンに対するESD保護を与えるのに使用することができる。
バラスト抵抗712及び713は、ダイオード702及び703のゲート電極
及びチャンネルを「ホットスポット」の形成から保護するに充分なほど電力を消
散する。ホットスポットの形成は、ダイオード702及び703の物理的な非均
一性から生じる。これらの物理的な非均一性は、ダイオード702及び703内
に非均一な抵抗を形成し、これは、ESD電流をESD事象の間に高電流の「フ
ィラメント」へとつぶすようにする。これらの高電流の「フィラメント」は、ダ
イオード702及び703の局部が著しい加熱を受けて、ダイオードの構造欠陥
を招くようにさせる。
「ホットスポット」の形成を防止するために、バラスト抵抗712及び713
の値は、ダイオード702及び703の低い順方向オン抵抗と妥協することなく
ダイオード702及び703内に均一な電流分布を与えるに必要な最小の抵抗を
有するように選択される。「ホットスポット」形成及びバラスト抵抗712及び
713の以上の説明は、ゲート付き及び非ゲート付きの両方の横方向ダイオード
に適用できると共に、バラスト抵抗を含む交差電源クランプ709の実施形態に
も適用できる。又、バラスト抵抗は、「ホットスポット」形成を回避するために
本発明により出力バッファに含ませることもできる。
バラスト抵抗712及び713は、入力パッド701から被保護回路711へ
至る信号路に直列に接続されない。従って、バラスト抵抗712及び713は、
入力パッド701と回路711との間に送信される信号にRC遅延を導入しない
(図4の入力抵抗402と比較したときに)。
本発明は、公知のESD保護回路の高抵抗の入力抵抗402(図4)を排除す
ることにより、公知のESD保護回路における共通の欠陥点を排除する。
図10aは、Vdd電源レール705とVss電源レール706との間に並列接続
された複数のn−チャンネルトランジスタ1000−1002を備えた交差電源
クランプ709の一実施形態を示す。トランジスタ1000−1002は、それ
らのブレークダウン電圧が交差電源クランプ709について上記した基準に合致
するように選択され、即ちトランジスタ1000−1002のブレークダウン電
圧は、ダイオード702及び703の逆ブレークダウン電圧より低く、ゲート酸
化物のブレークダウン電圧より低く、且つ通常の動作状態の間にレール705と
706にまたがって印加される電圧より大きい。1つの実施形態において、トラ
ンジスタ1000−1002のブレークダウン電圧は、約7ボルトである。従っ
て、Vdd及びVss電源レール705及び706にまたがる電圧が7ボルトを越え
るときは(Vdd電源レール705の電圧がVss電源レール706の電圧に対して
正の状態で)、トランジスタ1000−1002のブレークダウン電流及びES
D電流がこれらトランジスタに流れる。
トランジスタ1000−1002のスレッシュホールド電圧は、Vss電源レー
ル706の電圧がVdd電源レール705の電圧をトランジスタ1000−100
2のスレッシュホールド電圧(通常は0.7ボルト)だけ越えるときに、トラン
ジスタ1000−1002がオンになってESD電流を導通するように選択され
る。図10aには3つのトランジスタが示されているが、他の実施形態では、他
の数のトランジスタが使用される。
図7及び10aに関連して上記した交差電源クランプ709の実施形態は、p
−チャンネルトランジスタで実施することもできる。従って、図10b及び10
cに示すように、交差電源クランプ709は、各々、p−チャンネルトランジス
タ1005(図10b)又は複数の並列なp−チャンネルトランジスタ1006
−1008(図10c)を含むことができる。各トランジスタ1005−100
8は、Vdd電源レール705に接続されたゲートG及びソースSと、Vss電源レ
ール706に接続されたドレインDとを有する。トランジスタ1005及び並列
トランジスタ1006−1008のブレークダウン電圧は、交差電源クランプ7
09について既に述べた基準に合致する。
図10dは、交差電源クランプ709の別の実施形態の回路図である。Vdd電
源レール705とVss電源レール706との間に接続されたダイオード1009
は、交差電源クランプ709について上記した基準に合致する逆ブレークダウン
電圧を有する。このような逆ブレークダウン電圧を得るために、ダイオード10
09は、一次のダイオード702及び703とは異なるチャンネル長さ、異なる
ドーピングプロファイル及び/又は異なるドーパンド種を有している。ダイオー
ド1009は、ゲートダイオード又は非ゲートダイオードのいずれかである。
図10eは、複数のツェナーダイオード1010−1014がVdd電源レール
705とVss電源レール706との間に直列に接続されて、交差電源クランプ7
09を形成するような別の実施形態を示している。ツェナーダイオード1010
−1014の逆ブレークダウン電圧は、交差電源クランプ709について上記し
た基準に合致する。しかしながら、この実施形態は、ある関連する面積ペナルテ
ィを有することに注意されたい。
図10fないし10jは、交差電源クランプ709の別の実施形態を示す。図
10fないし10jに示された交差電源クランプ709の各々は、Vdd電源レー
ル705の電圧がVss電源レール706の電圧を所定電圧だけ越えたときにVdd
電源レール705からVss電源レール706へESD電流を導通する第1の素子
(1つ又は複数)を備え、上記所定電圧は、通常の動作状態中のレール705と
706との電圧差より大きいが、ゲート酸化物のブレークダウン電圧よりは小さ
い。図10fないし10jに示された実施形態では、この所定の電圧は、約7ボ
ルトと仮定するが、他の電圧も考えられる。
又、図10fないし10jに示された交差電源クランプ709は、レール70
6の電圧がレール705の電圧を越えるときにVss電源レール706からVdd電
源レール705へ電流を導通する第2の素子1099も備えている。この第2の
素子1099は、図7及び10a−10eに関連して上記したいずれかのデバイ
スを含むことができる。例えば、第2の素子1099は、図10dに示されたダ
イオード1009を含むことができる。
図10fにおいて、交差電源クランプ709は、第1の複数の直列接続された
n−チャンネルトランジスタ1020−1029と、第2の複数の直列接続され
たn−チャンネルトランジスタ1030−1039とを備え、その各々は、Vdd
電源レール705とVss電源レール706との間に接続されている。トランジス
タ1020−1039の各々のゲート電極は、その対応するドレインに接続され
る。図示された実施形態において、トランジスタ1020−1039の各々は、
約0.7ボルトのスレッシュホールド電圧を有する。従って、Vdd電源レール7
05の電圧がVss電源レール706の電圧を7ボルト(即ち所定の電圧)だけ越
えたときに、トランジスタ1020−1039がオンになり、これら電源レール
705と706との間に電流を導通する。他の実施形態では、他の個数のトラン
ジスタ及び他のトランジスタスレッシュホールド電圧も考えられる。更に、他の
個数の並列経路(例えは、1、3、4等)をレール705と706との間に形成
することもできる。
図10gは、交差電源クランプ709が第1の複数の直列接続されたp−チャ
ンネルトランジスタ1040−1049と、第2の複数の直列接続されたp−チ
ャンネルトランジスタ1050−1059とを備え、その各々が、Vdd電源レー
ル705とVss電源レール706との間に接続された実施形態を示している。こ
れらp−チャンネルトランジスタ1040−1059の各々のゲート電極は、そ
の対応するドレインに接続される。図10gに示された交差電源クランプ709
は、図10fの交差電源クランプ709と同様に動作する。この場合も、他の実
施形態において、他の個数のトランジスタ、他のトランジスタスレッシュホール
ド電圧及び他の個数の並列経路も考えられる。
図10hは、第1の複数の直列接続されたダイオード1060−1069と、
第2の複数の直列接続されたダイオード1070−1079がレール705と7
06との間に並列に接続されて、交差電源クランプ709を形成するような別の
実施形態を示している。これらダイオード1060−1079の各々は、約0.
7ボルトの順方向ターンオン電圧を有している。従って、レール705の電圧が
レール706の電圧よりも7ボルト以上大きいときに、ダイオード1060−1
079がターンオンして、Vdd電源レール705からVss電源レール706へと
導通する。他の個数の直列接続されたダイオード及び他の個数の並列ダイオード
経路も本発明の範囲内で考えられる。
図10iでは、交差電源クランプ709は、n−チャンネルトランジスタ10
80及び第2の素子1099を備えている。トランジスタ1080は、Vdd及び
Vss電源レール705と706とにまたがって通常印加される電圧より大きなス
レッシュホールド電圧を有している。図示された実施形態では、トランジスタ1
080のスレッシュホールド電圧が約7ボルトである。従って、Vdd電源レール
705の電圧がVss電源レール706の電圧を7ボルトだけ越えたときに、n−
チャンネルトランジスタ1080がVdd電源レール705からVss電源レール7
06へ順方向に導通する。
図10jは、図10iに示す交差電源クランプ709の別の実施形態である。
この実施形態では、交差電源クランプ709は、p−チャンネルトランジスタ1
081と、第2の素子1099とを備えている。トランジスタ1081は、Vdd
及びVss電源レール705と706とにまたがって通常印加される電圧より大き
なスレッシュホールド電圧を有している。従って、p−チャンネルトランジスタ
1081が7ボルトのスレッシュホールド電圧を有する場合には、Vdd電源レー
ル705の電圧がVss電源レール706の電圧を7ボルトだけ越えたときに、ト
ランジスタ1081は、Vdd電源レール705からVss電源レール706へ順方
向に導通する。
上記実施形態の変形においては、交差電源クランプ709及びダイオード70
2、703のブレークダウン電圧は、交差電源クランプ709と、逆ブレークダ
ウン状態で導通するダイオード702及び703の一方とを経てESD電流が送
られるように選択することができる。
図11は、本発明の別の実施形態によるESD保護回路1100を示す。この
ESD保護回路1100は、入力パッド1101と、一次のダイオード1102
及び1103と、ダイオードアノードバラスト抵抗1112及び1113と、Vdd
電源レール1105と、Vss電源レール1106と、交差電源クランプ110
9と、入力抵抗1120と、二次のダイオード1131及び1132と、二次の
バラスト抵抗1133及び1134とを備えている。バラスト抵抗1112、1
113、1133及び1134は、本発明の他の実施形態では包含する必要のな
い任意の素子である。
入力パッド1101、一次のダイオード11021103、バラスト抵抗11
12−1113、及び交差電源クランプ1109は、ESD保護回路700(図
7、8a及び8b)に関連して既に述べた対応素子と同様に形成されそして接続
される。交差電源クランプ1109は、Vdd電源レール1105とVss電源レー
ル1106との間に接続されたn−チャンネルSOIトランジスタ1116とし
て示されているが、このクランプ1109は、図10a−10jについて述べた
ように構成することもできる。
更に、ノード1115は、入力抵抗1120を経てノード1117に接続され
る。ノード1117は、バラスト抵抗1133及び二次のダイオード1131を
経てVdd電源レール1105に接続され、バラスト抵抗1134及びダイオード
1132を経てVss電源レール1106に接続され、そして入力バッファ110
8の入力端子に接続される。入力バッファ1108の出力端子は、SOI回路1
111に接続される。
入力抵抗1120及び二次ダイオード1131−1132は、更に、ESD事
象の間に入力バッファ1108に与えられる電圧をクランプする。入力抵抗11
20、及び該抵抗1120の電圧降下は、二次ダイオード1131及び1132
の電流搬送要件を定義する。入力抵抗1120の抵抗値、及びダイオード110
2、1103、1131及び1132のサイズは、二次ダイオード1131及び
1132の電流密度が一次ダイオード1102及び1103の電流密度より小さ
くなるように選択される。その結果、二次ダイオード1131及び1132にま
たがる電圧は、一次ダイオード1102及び1103にまたがる電圧よりも小さ
くなる。
1つの実施形態において、入力抵抗1120の抵抗値は、150Ωであり、そ
して一次ダイオード1102−1103及びバラストダイオード1112−11
13は、図9について既に述べたように、8個の並列ダイオード/バラスト抵抗
対で形成される。二次ダイオード1131及びバラスト抵抗1133(又は二次
ダイオード1132及びバラスト抵抗1134)は、単一の並列ダイオード/バ
ラスト抵抗対で形成される。各々の二次ダイオード/バラスト抵抗対は、約70
μm巾であり、約16Ωのバラスト抵抗値を有し、そして約16Ωの順方向オン
抵抗値を有する。ダイオード1102、1103、1131及び1132、並び
にバラスト抵抗1112、1113、1133及び1134の他の大きさも本発
明の範囲内で考えられる。同様に、入力抵抗1120の他の値も本発明の範囲内
で考えられる。
上記の実施形態において、一次ダイオード1102(又は1103)に流れる
電流は、二次ダイオード1131(又は1132)に流れる電流より約45倍も
大きい。一次ダイオード1102及び1103は、二次ダイオード1131及び
1132より8倍も巾が広いので、一次ダイオード1102及び1103の電流
密度は、二次ダイオード1131及び1132の電流密度より約5.6倍も大き
い。二次ダイオード1131及び1132並びにバラスト抵抗1133及び11
34にまたがる電圧降下は、一次ダイオード1102及び1103並びにバラス
ト抵抗1112及び1113にまたがる電圧降下の約5.6分の1である。
入力抵抗1120は、公知の入力抵抗(通常は抵抗値が1000Ω)より抵抗
値が小さく、そして二次ダイオード1131及び1132は、比較的小さなキャ
パシタンスを有するので、入力抵抗1120により導入されるRC遅延は、公知
のESD保護回路において経験するRC遅延より小さい。
本発明の別の特徴によれば、一次ダイオード1102−1103、二次ダイオ
ード1131−1132、バラスト抵抗1112−1113及び1133−11
34、並びに交差電源クランプ1109は、1つ以上のシリコン「島部」に形成
される。シリコンは、その下の絶縁体(例えば、サファイア又はSiO2)より
も熱伝導率が優れているので、シリコン島部内に熱が発散され、従って、放熱を
促進する。1つの実施形態では、一次ダイオード1102、二次ダイオード11
31、及びバラスト抵抗1112、1133が1つのシリコン島部に形成され、
一次ダイオード1103、二次ダイオード1132及びバラスト抵抗1113、
1134が別のシリコン島部に形成され、そして交差電源クランプ1109を構
成するデバイスを複数の個別のシリコン島部又は単一のシリコン島部に形成する
ことができる。
別の実施形態では、一次ダイオード1102−1103、二次ダイオード11
31−1132、並びにバラスト抵抗1112−1113及び1133−113
4が単一のシリコン島部に形成され、そして交差電源クランプ1109を構成す
る素子を複数の個別のシリコン島部又は単一のシリコン島部に形成することがで
きる。この技術は、バルクMOS回路に慣習的に使用される技術で、ラッチ作用
及び不所望な寄生電流路を回避するためにESD素子を意図的に分離する技術と
は対照的であることに注意されたい。
又、ESD保護回路700(図7)及び1100(図11)は、出力パッド及
び入力/出力(I/O)パッドのためのESD保護を与えるのにも使用される。
図12は、(入力バッファ708に加えて)出力バッファ1231のためのES
D保護を与えるようにESD保護回路700をいかに変更できるか示している。
出力バッファ1231の入力端子は、回路711に接続される。出力バッファ1
231の出力端子は、出力抵抗1220を経てノード715に接続される。出力
抵抗1220は、本発明の他の実施形態には包含する必要のない任意の素子であ
る。出力バッファ1231は、一般に、p−チャンネルトランジスタ1232及
びn−チャンネルトランジスタ1233を備えている。これらトランジスタ12
32及び1233は、SOIデバイスであるから、出力バッファ1231は、寄
生的P/N接合(これは、ESD事象の間に電力を消散するよう助成する)を含
まない。しかしながら、ESD保護回路700は、前記のように動作して、入力
バッファ708及び出力バッファ1231にESD保護を与える。通常は10Ω
(集合的に)の抵抗値を有する出力抵抗1220は、ESD事象の間に出力バッ
ファ1231への電流を更に制限する。又、保護回路700は、入力バッファ7
08が存在しない場合(即ち、パッド1201が出力パッドである場合)にも、
出力バッファ1231を保護する。
図13は、I/O回路の出力バッファ1331を保護するのに使用されるES
D保護回路1100を示す。出力バッファ1331の入力端子は、回路1111
に接続される。出力バッファ1331の出力端子は、ノード1115に直結され
る。他の実施形態では、出力バッファ1331の出力端子は、出力抵抗1220
(図12)と同様の出力抵抗を経てノード1115に接続される。出力バッファ
1331は、p−チャンネルトランジスタ1332及びn−チャンネルトランジ
スタ1333を備えている。ESD保護回路1100は、実質的に図11につい
て上記したように動作し、入力バッファ1108及び出力バッファ1331にE
SD保護を与える。別の実施形態では、出力バッファ1131の出力端子とノー
ド1115との間に出力抵抗(図示せず)を接続して、ESD事象の間に出力バ
ッファ1331への電流を更に制限することができる。
出力バッファ1231(図12)及び1331(図13)は、通常、一次ダイ
オード、二次ダイオード及び/又は交差電源クランプと同じシリコン島部に形成
される。1つの実施形態においては、一次ダイオード1102、バラスト抵抗1
112、二次ダイオード1131、バラスト抵抗1133、及びトランジスタ1
332(出力バッファ1331の)は、1つのシリコン島部に形成され、そして
一次ダイオード1103、バラスト抵抗1113、二次ダイオード1132、バ
ラスト抵抗1134及びトランジスタ1333(出力バッファ1331の)は、
別のシリコン島部に形成される。交差電源クランプ1109は、シリコン島部の
いずれか又は両方に形成することができる。
本発明によるESD保護回路は、参考としてここに取り上げるバージェンガー
及びリーディ氏の1993年7月12日付の「サファイアウェハ上の超薄型シリ
コン上に形成された最小電荷FET(Minimum Charge FET Fabricated on an Ult
rathin Silicon on Sapphire Wafer)」と題する米国特許出願第08/090,
400号に開示されたSOI回路において6000ボルト以上の反復可能な人体
モデル(HBM)ESD保護を立証した。本発明の特定の実施形態においては、
図7ないし13を参照して述べたESD保護回路は、上記特許出願に開示された
超薄型シリコン・オン・サファイアプロセスに基づいて製造される。
図12及び13に示されたESD保護回路は(バラスト抵抗1112、111
3、1133及び1134を含むものも含まないものも)、6000ボルト以上
のESD保護を与える。又、これらの保護回路は、一次ダイオード1102及び
1103並びに二次ダイオード1131及び1132の異なるゲート接続に対し
ても(例えば、ダイオード1102のゲートがノード1115に接続されるか、
又はダイオード1103のゲートがVss電源レール1106に接続される)この
レベルの保護を与える。既存のSOI ESD保護回路は、2000ボルトのH
BM保護を示すのも稀である。本発明によるSOI ESD保護回路は、350
0ボルトESD保護という定格のバルクCMOS ESD入力保護回路に一般に
必要とされる面積に等しい面積において実施された。
多数の実施形態について本発明を説明したが、本発明は、これらの実施形態に
限定されるものではなく、種々の変更がなされ得ることが当業者に明らかであろ
う。従って、本発明は、請求の範囲のみによって限定されるものとする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.絶縁層の上に形成されたシリコン・オン・インシュレータ(SOI)集積 回路を保護するための静電気放電(ESD)保護回路において、 絶縁層の上に形成された導電性パッドと、 絶縁層の上に形成され、上記パッドを第1ノードに直結する第1導体セグメン トと、 絶縁層の上に形成された第1電源レールと、 絶縁層の上に形成された第2電源レールと、 絶縁層の上に形成され、上記第1ノードと第1電源レールとの間に接続された 第1ダイオードと、 絶縁層の上に形成され、上記第1ノードと第2電源レールとの間に接続された 第2ダイオードと、 絶縁層の上に形成され、上記第1電源レールと第2電源レールとの間に接続さ れた交差電源クランプとを備え、ESD保護回路の上記第1ノードは、上記集積 回路の一部分に接続されることを特徴とするESD保護回路。 2.上記第1ノードは、上記集積回路の入力バッファに直結される請求項1に 記載のESD保護回路。 3.上記第1ノードは、抵抗器を経て上記集積回路の出力バッファに接続され る請求項2に記載のESD保護回路。 4.上記第1ノードは、抵抗器を経て上記集積回路の出力バッファに接続され る請求項1に記載のESD保護回路。 5.上記第1ノードは、上記集積回路の出力バッファに直結される請求項1に 記載のESD保護回路。 6.絶縁層の上に形成され、上記第1ノードと第1電源レールとの間で第1ダ イオードに直列に接続された第1抵抗器と、 絶縁層の上に形成され、上記第1ノードと第2電源レールとの間で第2ダイオ ードに直列に接続された第2抵抗器とを更に備えた請求項1に記載のESD保護 回路。 7.絶縁層の上に形成され、上記第1ノードと上記集積回路の入力バッファと の間に接続された抵抗器と、 上記抵抗器と入力バッファとの間に配置された第2ノードと、 絶縁層の上に形成され、上記第2ノードと第1電源レールとの間に接続された 第3ダイオードと、 絶縁層の上に形成され、上記第2ノードと第2電源レールとの間に接続された 第4ダイオードとを更に備えた請求項1に記載のESD保護回路。 8.上記第1及び第2ダイオードは、上記第3及び第4ダイオードよりも電流 搬送容量が大きい請求項7に記載のESD保護回路。 9.上記第1ノードは、絶縁層上に形成された抵抗器を経て上記集積回路の出 力バッファに接続される請求項7に記載のESD保護回路。 10.上記第1ノードは、上記集積回路の出力バッファに直結される請求項7 に記載のESD保護回路。 11.絶縁層の上に形成され、上記第2ノードと第1電源レールとの間で第3 ダイオードに直列に接続された第1抵抗器と、 絶縁層の上に形成され、上記第2ノードと第2電源レールとの間で第4ダイオ ードに直列に接続された第2抵抗器とを更に備えた請求項7に記載のESD保護 回路。 12.上記第1及び第2ダイオードは、ゲート付き横方向ダイオードである請 求項1に記載のESD保護回路。 13.上記第1及び第2ダイオードの少なくとも一方は、そのゲートが第1ノ ードに接続される請求項12に記載のESD保護回路。 14.上記第1ノードは、そのゲートが第1電源レールに接続される請求項1 2に記載のESD保護回路。 15.上記第1及び第2ダイオードは、非ゲート付き横方向ダイオードである 請求項1に記載のESD保護回路。 16.上記第1及び第2ダイオードの各々は、ゲート付き及び非ゲート付き横 方向ダイオードの組み合わせを含む請求項1に記載のESD保護回路。 17.上記集積回路は、絶縁層の上に形成されたゲート酸化物層を含み、この ゲート酸化物層は、ゲート酸化物ブレークダウン電圧を有し、上記第1及び第2 ダイオードは、逆ブレークダウン電圧を有し、そして上記交差電源クランプは、 上記第1及び第2ダイオードの逆ブレークダウン電圧及び上記ゲート酸化物ブレ ークダウン電圧以下のブレークダウン電圧を有する請求項1に記載のESD保護 回路。 18.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成されたn−チャンネルトラ ンジスタを含み、該トランジスタは、上記第1電源レールに接続されたドレイン と、上記第2電源レールに接続されたソース及びゲート電極とを有する請求項1 に記載のESD保護回路。 19.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された複数のn−チャンネ ルトランジスタを含み、各トランジスタは、上記第1電源レールに接続されたド レインと、上記第2電源レールに接続されたソース及びゲート電極とを有する請 求項1に記載のESD保護回路。 20.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成されたp−チャンネルトラ ンジスタを含み、該トランジスタは、上記第1電源レールに接続されたソース及 びゲート電極と、上記第2電源レールに接続されたドレインとを有する請求項1 に記載のESD保護回路。 21.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された複数のp−チャンネ ルトランジスタを含み、各トランジスタは、上記第1電源レールに接続されたソ ース及びゲート電極と、上記第2電源レールに接続されたドレインとを有する請 求項1に記載のESD保護回路。 22.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された複数のツェナーダイ オードを含み、これらツェナーダイオードは、上記第1と第2の電源レールの間 に直列に接続される請求項1に記載のESD保護回路。 23.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された第1の複数のダイオ ードを含み、これらダイオードは、上記第1と第2の電源レールの間に直列に接 続される請求項1に記載のESD保護回路。 24.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された少なくとも1つの付 加的な複数のダイオードを更に含み、これらダイオードは、上記第1と第2の電 源レールの間に直列に接続され、上記第1の複数のダイオードは、この少なくと も1つの付加的な複数のダイオードと並列に接続される請求項23に記載のES D保護回路。 25.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成されたn−チャンネルトラ ンジスタを含み、該トランジスタは、上記第1電源レールに接続されたドレイン 及びゲート電極と、上記第2電源レールに接続されたソースとを有し、そして該 n−チャンネルトランジスタのスレッシュホールド電圧は、上記集積回路の通常 の動作中に上記第1及び第2の電源レールにまたがって印加される電圧より大き い請求項1に記載のESD保護回路。 26.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成されたp−チャンネルトラ ンジスタを含み、このトランジスタは、上記第1電源レールに接続されたソース と、上記第2電源レールに接続されたドレイン及びゲート電極とを有し、そして このp−チャンネルトランジスタのスレッシュホールド電圧は、上記集積回路の 通常の動作中に上記第1及び第2の電源レールにまたがって印加される電圧より 大きい請求項1に記載のESD保護回路。 27.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された第1の複数のn−チ ャンネルトランジスタであって、上記第1及び第2の電源レールの間に直列に接 続されたn−チャンネルトランジスタを備え、各n−チャンネルトランジスタの ゲート電極は、それに対応するn−チャンネルトランジスタのドレインに接続さ れる請求項1に記載のESD保護回路。 28.絶縁層の上に形成され、上記第1及び第2の電源レールの間に直列に接 続された少なくとも1つの付加的な複数のn−チャンネルトランジスタを更に備 え、この第2の複数のn−チャンネルトランジスタの各n−チャンネルトランジ スタのゲート電極は、それに対応するn−チャンネルトランジスタのドレインに 接続され、そして上記第1の複数のn−チャンネルトランジスタは、上記少なく とも1つの付加的な複数のn−チャンネルトランジスタと並列に接続される請求 項27に記載のESD保護回路。 29.上記交差電源クランプは、絶縁層の上に形成された第1の複数のp−チ ャンネルトランジスタであって、上記第1及び第2の電源レールの間に直列に接 続されたp−チャンネルトランジスタを備え、各p−チャンネルトランジスタの ゲート電極は、それに対応するp−チャンネルトランジスタのドレインに接続さ れる請求項1に記載のESD保護回路。 30.絶縁層の上に形成され、上記第1及び第2の電源レールの間に直列に接 続された少なくとも1つの付加的な複数のp−チャンネルトランジスタを更に備 え、この第2の複数のp−チャンネルトランジスタの各p−チャンネルトランジ スタのゲート電極は、それに対応するp−チャンネルトランジスタのドレインに 接続され、そして上記第1の複数のp−チャンネルトランジスタは、上記少なく とも1つの付加的な複数のp−チャンネルトランジスタと並列に接続される請求 項29に記載のESD保護回路。 31.上記ESD保護回路は、絶縁層の上に形成された複数のシリコン島部内 に形成される請求項1に記載のESD保護回路。 32.上記第1及び第2ダイオードは、第1のシリコン島部内に形成される請 求項31に記載のESD保護回路。 33.上記交差電源クランプは、第2のシリコン島部内に形成される請求項3 2に記載のESD保護回路。 34.上記交差電源クランプは、複数のシリコン島部内に形成される請求項3 2に記載のESD保護回路。 35.上記ESD保護回路は、超薄型シリコン・オン・サファイアプロセスに 基づいて形成される請求項1に記載のESD保護回路。 36.シリコン・オン・インシュレータ(SOI)集積回路のための静電気放 電(ESD)保護を与える方法において、 SOI集積回路の導電性パッドをSOI集積回路の入力バッファに直結し、 上記パッドに印加された電圧が、第1電源レールに印加された電圧に対して正 であるときは、順方向にバイアスされたSOIダイオードを経て上記パッドから 第1電源レールへ電流を導通し、 上記パッドに印加された電圧が、第2電源レールに印加された電圧に対して負 であるときは、順方向にバイアスされたSOIダイオードを経て第2電源レール から上記パッドへ電流を導通し、 第1電源レールに印加された電圧が、パッドに印加された電圧に対して正であ るときは、第1電源レールからSOI交差電源クランプを経て第2電源レールへ 電流を導通し、そして 上記パッドに印加された電圧が、第2電源レールに印加された電圧に対して正 であるときには、第1電源レールから交差電源クランプを経て第2電源レールへ 電流を導通する、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
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