JPH105129A - 調理器のおねばの吹上がり検知装置 - Google Patents
調理器のおねばの吹上がり検知装置Info
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- JPH105129A JPH105129A JP15855996A JP15855996A JPH105129A JP H105129 A JPH105129 A JP H105129A JP 15855996 A JP15855996 A JP 15855996A JP 15855996 A JP15855996 A JP 15855996A JP H105129 A JPH105129 A JP H105129A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 おねばの吹上がりを簡単な方法によって検知
し、この検知結果を種々の制御信号として利用できるよ
うにすること。 【解決手段】 調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部の
温度を検知する温度センサ(S) と、前記温度センサ(S)
からの検知出力変化に応答しておねばが吹上がり状態に
あることを示す吹上がり信号を出す出力手段とからな
り、前記出力手段は、調理鍋内が沸点温度に加熱された
状態にて前記温度センサ(S) の検知温度(SA)が一定温度
を一定時間継続した後に低下したことを検知した場合に
前記吹上がり信号を出す構成としたこと。
し、この検知結果を種々の制御信号として利用できるよ
うにすること。 【解決手段】 調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部の
温度を検知する温度センサ(S) と、前記温度センサ(S)
からの検知出力変化に応答しておねばが吹上がり状態に
あることを示す吹上がり信号を出す出力手段とからな
り、前記出力手段は、調理鍋内が沸点温度に加熱された
状態にて前記温度センサ(S) の検知温度(SA)が一定温度
を一定時間継続した後に低下したことを検知した場合に
前記吹上がり信号を出す構成としたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は調理器のおねばの
吹上がり検知装置、つまり、調理中に発生するおねばが
気泡状になって蓋体に達した時点を検知する装置に関す
るものである。
吹上がり検知装置、つまり、調理中に発生するおねばが
気泡状になって蓋体に達した時点を検知する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ガス火力によって炊飯し電熱装置によっ
て保温する形式のガス炊飯器が種々提案されている。ガ
ス火力による炊飯では、炊飯時の火力を大きく設定でき
ることから、炊飯所要時間を短く設定できる。一方、こ
の種の炊飯器では、前記保温時の効率を向上させるに
は、炊飯鍋の上端開放部を閉じる中蓋及び上蓋に設ける
蒸気抜きを小さくすることが重要になる。ところが、こ
の蒸気抜きの開口面積を小さくして、前記炊飯火力を大
きくした場合には、炊飯中に吹きこぼれが生じる。
て保温する形式のガス炊飯器が種々提案されている。ガ
ス火力による炊飯では、炊飯時の火力を大きく設定でき
ることから、炊飯所要時間を短く設定できる。一方、こ
の種の炊飯器では、前記保温時の効率を向上させるに
は、炊飯鍋の上端開放部を閉じる中蓋及び上蓋に設ける
蒸気抜きを小さくすることが重要になる。ところが、こ
の蒸気抜きの開口面積を小さくして、前記炊飯火力を大
きくした場合には、炊飯中に吹きこぼれが生じる。
【0003】このような事情から、前記吹きこぼれの前
兆現象をとらえて、当該前兆現象がとらえられる(検知
される)とそれ以後に特別な制御をすることにより前記
吹きこぼれを防止することの可能性が生じる。
兆現象をとらえて、当該前兆現象がとらえられる(検知
される)とそれ以後に特別な制御をすることにより前記
吹きこぼれを防止することの可能性が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の発明は、上
記のような観点からなされたものであり、炊飯器を初め
としてこれに類する調理器において、従来は着眼されて
いなかったおねばの吹上がりを簡単な装置によって検知
し、この検知結果を種々の制御信号として利用できるよ
うにすることをその課題とする。
記のような観点からなされたものであり、炊飯器を初め
としてこれに類する調理器において、従来は着眼されて
いなかったおねばの吹上がりを簡単な装置によって検知
し、この検知結果を種々の制御信号として利用できるよ
うにすることをその課題とする。
【0005】請求項2以下の発明は、効果の欄に記載し
たそれぞれの効果を有するように、前記請求項1の発明
に係る検知装置を改善することを課題とする。
たそれぞれの効果を有するように、前記請求項1の発明
に係る検知装置を改善することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は『調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部の温度
を検知する温度センサ(S) と、前記温度センサ(S) から
の検知出力変化に応答して吹上がり状態にあることを示
す吹上がり信号を出す出力手段とからなり、前記出力手
段は、調理鍋内が沸点温度に加熱された状態での前記温
度センサ(S) の検知温度(SA)が一定温度を一定時間継続
した後において、前記検知温度(SA)が前記一定温度より
も低下したことを検知した場合に吹上がり信号を出す構
成とした』ことである。
決手段は『調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部の温度
を検知する温度センサ(S) と、前記温度センサ(S) から
の検知出力変化に応答して吹上がり状態にあることを示
す吹上がり信号を出す出力手段とからなり、前記出力手
段は、調理鍋内が沸点温度に加熱された状態での前記温
度センサ(S) の検知温度(SA)が一定温度を一定時間継続
した後において、前記検知温度(SA)が前記一定温度より
も低下したことを検知した場合に吹上がり信号を出す構
成とした』ことである。
【0007】上記解決手段はつぎのように作用する。温
度センサ(S) は、調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部
にあるから、おねばが気泡状になっても、その気泡が前
記吹上がり域の下部にあるときには、前記温度センサ
(S) の検知温度(SA)は調理鍋内の蒸気の温度と一致して
いる。その後、おねばの前記気泡が増えて温度センサ
(S) の配置部に達すると、この気泡が前記温度センサ
(S) に接触する。これにより検知温度(SA)が一次的に低
下する。前記気泡の膜が前記おねばでできているから、
前記おねばの温度は、調理鍋内が沸点温度にある時の蒸
気の温度よりも低いからである。
度センサ(S) は、調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部
にあるから、おねばが気泡状になっても、その気泡が前
記吹上がり域の下部にあるときには、前記温度センサ
(S) の検知温度(SA)は調理鍋内の蒸気の温度と一致して
いる。その後、おねばの前記気泡が増えて温度センサ
(S) の配置部に達すると、この気泡が前記温度センサ
(S) に接触する。これにより検知温度(SA)が一次的に低
下する。前記気泡の膜が前記おねばでできているから、
前記おねばの温度は、調理鍋内が沸点温度にある時の蒸
気の温度よりも低いからである。
【0008】そして、検知温度(SA)の前記低下により出
力手段からは前記おねばの吹上がり信号が出されて、調
理鍋内が吹上がり状態にあることが検知されたこととな
る。請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、
前記おねばの吹上がり検知の精度を高めるものであり、
この為に採用される解決手段は『前記検知温度(SA)が前
記一定温度よりも低下したことを設定回数検知したとき
に吹上がり状態にあることを示す前記出力信号を出す』
ことである。
力手段からは前記おねばの吹上がり信号が出されて、調
理鍋内が吹上がり状態にあることが検知されたこととな
る。請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、
前記おねばの吹上がり検知の精度を高めるものであり、
この為に採用される解決手段は『前記検知温度(SA)が前
記一定温度よりも低下したことを設定回数検知したとき
に吹上がり状態にあることを示す前記出力信号を出す』
ことである。
【0009】この解決手段によれば、おねばによる気泡
が複数回接触したときに、吹上がり状態にあることを示
す前記出力信号を出すから、前記検知温度(SA)が前記一
定温度よりも低下したことを一回検知しただけで、前記
出力信号を出すものに比べて、誤作動が防止出来る。請
求項3の発明は、前記請求項1又は請求項2の発明にお
いて、温度センサ(S) の配設位置を限定するものであ
り、この限定された手段は『調理器は、調理鍋を直接閉
鎖する中蓋と、前記中蓋の上方域に被冠する上蓋とを具
備し、温度センサ(S) が前記上蓋に取付けた検知筒(23)
の先端に設けられ、前記検知筒(23)が前記中蓋を貫通し
て前記先端の温度センサ(S) が調理鍋の上端部に臨む構
成とした』ことであり、このものでは、温度センサ(S)
が検知筒(23)によって上蓋に確実に固定されて、おねば
の気泡が中蓋の上面に達する前の段階で吹上がりを検知
できる。
が複数回接触したときに、吹上がり状態にあることを示
す前記出力信号を出すから、前記検知温度(SA)が前記一
定温度よりも低下したことを一回検知しただけで、前記
出力信号を出すものに比べて、誤作動が防止出来る。請
求項3の発明は、前記請求項1又は請求項2の発明にお
いて、温度センサ(S) の配設位置を限定するものであ
り、この限定された手段は『調理器は、調理鍋を直接閉
鎖する中蓋と、前記中蓋の上方域に被冠する上蓋とを具
備し、温度センサ(S) が前記上蓋に取付けた検知筒(23)
の先端に設けられ、前記検知筒(23)が前記中蓋を貫通し
て前記先端の温度センサ(S) が調理鍋の上端部に臨む構
成とした』ことであり、このものでは、温度センサ(S)
が検知筒(23)によって上蓋に確実に固定されて、おねば
の気泡が中蓋の上面に達する前の段階で吹上がりを検知
できる。
【0010】請求項4の発明は、同様に温度センサ(S)
の配設位置を限定するものであり、この限定された手段
は『調理器は、調理鍋を直接閉鎖し蒸気抜き穴を具備す
る中蓋と、この中蓋との間に一定の空間を設けてその上
方域に被冠する上蓋とを具備し、温度センサ(S) が前記
上蓋に取付けた検知筒(23)の先端に設けられ、前記温度
センサ(S) が前記中蓋と上蓋の中間部で前記蒸気抜き穴
に臨む構成とした』ことであり、この場合は、おねばの
気泡が中蓋の上面に達した直後に吹上がりを検知でき
る。
の配設位置を限定するものであり、この限定された手段
は『調理器は、調理鍋を直接閉鎖し蒸気抜き穴を具備す
る中蓋と、この中蓋との間に一定の空間を設けてその上
方域に被冠する上蓋とを具備し、温度センサ(S) が前記
上蓋に取付けた検知筒(23)の先端に設けられ、前記温度
センサ(S) が前記中蓋と上蓋の中間部で前記蒸気抜き穴
に臨む構成とした』ことであり、この場合は、おねばの
気泡が中蓋の上面に達した直後に吹上がりを検知でき
る。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明は、おねばの吹上がりを
温度センサ(S) の検知出力変化によって検知できるか
ら、検知装置が簡単である。また、出力信号としての吹
上がり信号をその後の調理制御の為の信号として利用で
きる。
温度センサ(S) の検知出力変化によって検知できるか
ら、検知装置が簡単である。また、出力信号としての吹
上がり信号をその後の調理制御の為の信号として利用で
きる。
【0012】請求項2の発明は、吹上りを一回検知した
だけで吹上がり信号を出すものに比べて、誤作動が防止
出来る。請求項3の発明は、温度センサ(S) の取付が確
実で、おねばの気泡が中蓋の上面に達する前の段階で吹
上がりを検知できる利点がある。請求項4の発明は、温
度センサ(S) の取付が確実であり、おねばの気泡が中蓋
の上面に達した直後に吹上がりを検知できる利点があ
る。
だけで吹上がり信号を出すものに比べて、誤作動が防止
出来る。請求項3の発明は、温度センサ(S) の取付が確
実で、おねばの気泡が中蓋の上面に達する前の段階で吹
上がりを検知できる利点がある。請求項4の発明は、温
度センサ(S) の取付が確実であり、おねばの気泡が中蓋
の上面に達した直後に吹上がりを検知できる利点があ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示す実施の形態は、本発明
を炊飯器に実施した形態であり、炊飯鍋(10)を、上方に
開放する内胴(11)内に収容し、前記内胴(11)の底部に設
けた開口(12)からガスバーナ(B) の炎孔部(B1)を突出さ
せて、ガス火力により炊飯する形式の炊飯器としてい
る。
を炊飯器に実施した形態であり、炊飯鍋(10)を、上方に
開放する内胴(11)内に収容し、前記内胴(11)の底部に設
けた開口(12)からガスバーナ(B) の炎孔部(B1)を突出さ
せて、ガス火力により炊飯する形式の炊飯器としてい
る。
【0014】前記炊飯鍋(10)の上端開放部は中蓋(21)に
よって閉塞され、さらに、この中蓋(21)の上方から蒸気
抜き(221) を具備する上蓋(22)が被冠している。前記内
胴(11)と前記炊飯鍋(10)との間の間隙は、前記炎孔部(B
1)からの燃焼排気の為の通路となり、この上端は、前記
開口(12)を設けた本体ケース(1) の胴部上端に設けた複
数の開口(13)(13)と連通する。
よって閉塞され、さらに、この中蓋(21)の上方から蒸気
抜き(221) を具備する上蓋(22)が被冠している。前記内
胴(11)と前記炊飯鍋(10)との間の間隙は、前記炎孔部(B
1)からの燃焼排気の為の通路となり、この上端は、前記
開口(12)を設けた本体ケース(1) の胴部上端に設けた複
数の開口(13)(13)と連通する。
【0015】保温用のヒータとして、前記炎孔部(B1)の
周縁と一定の間隔を有するように環状の主ヒータ(H1)が
前記炊飯鍋(10)の底部の下方に配置され、前記上蓋(22)
の下面板に接するように上ヒータ(H2)が前記上蓋(22)に
内蔵されている。前記主ヒータ(H1)からの熱により炊飯
鍋(10)の底部よりも上方域の米飯が加熱保温され、上蓋
(22)に内蔵した上ヒータ(H2)により中蓋(21)が加熱され
て、この中蓋(21)への結露が防止される。
周縁と一定の間隔を有するように環状の主ヒータ(H1)が
前記炊飯鍋(10)の底部の下方に配置され、前記上蓋(22)
の下面板に接するように上ヒータ(H2)が前記上蓋(22)に
内蔵されている。前記主ヒータ(H1)からの熱により炊飯
鍋(10)の底部よりも上方域の米飯が加熱保温され、上蓋
(22)に内蔵した上ヒータ(H2)により中蓋(21)が加熱され
て、この中蓋(21)への結露が防止される。
【0016】また、この保温時の保温効率を高める為
に、この例では、前記内胴(11)の胴部外周面に断熱材層
(31)が形成されると共に、前記上蓋(22)には断熱材(32)
が充填されている。この炊飯器はガス火力により炊飯加
熱が進行することから、前記ガスバーナ(B) へのガス供
給回路に上記制御装置(C) からの出力によって制御され
るバルブ装置(V) が設けられ、前記バルブ装置(V) に
は、ガス量調節装置(V1)が接続されている。
に、この例では、前記内胴(11)の胴部外周面に断熱材層
(31)が形成されると共に、前記上蓋(22)には断熱材(32)
が充填されている。この炊飯器はガス火力により炊飯加
熱が進行することから、前記ガスバーナ(B) へのガス供
給回路に上記制御装置(C) からの出力によって制御され
るバルブ装置(V) が設けられ、前記バルブ装置(V) に
は、ガス量調節装置(V1)が接続されている。
【0017】このガス量調節装置(V1)は、前記制御装置
(C) からの信号入力に応答して開度が制御され、炊飯動
作が制御される構成である。また、前記炊飯火力を制御
する為に、また、ガスバーナ(B) の消火時点を検知する
ために、炊飯鍋(10)内の前記中蓋(21)の近傍の温度を検
知する温度センサ(S) が設けられ、この温度センサ(S)
を下端に設けた検知筒(23)が前記上蓋(22)の中央から下
方に突出し、この検知筒(23)に前記中蓋(21)の中央のつ
まみ部(24)が圧入状態に外嵌されている。
(C) からの信号入力に応答して開度が制御され、炊飯動
作が制御される構成である。また、前記炊飯火力を制御
する為に、また、ガスバーナ(B) の消火時点を検知する
ために、炊飯鍋(10)内の前記中蓋(21)の近傍の温度を検
知する温度センサ(S) が設けられ、この温度センサ(S)
を下端に設けた検知筒(23)が前記上蓋(22)の中央から下
方に突出し、この検知筒(23)に前記中蓋(21)の中央のつ
まみ部(24)が圧入状態に外嵌されている。
【0018】このものによれば、前記中蓋(21)が前記上
蓋(22)の下面に着脱自在に取付けられると共に、前記取
付け状態では、この上蓋(22)を閉じたとき温度センサ
(S) が炊飯鍋(10)内の上端部の温度を検知する。そし
て、前記温度センサ(S) の検知温度信号が前記制御装置
(C) に入力されている。前記制御装置(C) としてはこの
例ではマイクロコンピュータが採用され、図2に示すフ
ローチャートを実行する構成としてある。
蓋(22)の下面に着脱自在に取付けられると共に、前記取
付け状態では、この上蓋(22)を閉じたとき温度センサ
(S) が炊飯鍋(10)内の上端部の温度を検知する。そし
て、前記温度センサ(S) の検知温度信号が前記制御装置
(C) に入力されている。前記制御装置(C) としてはこの
例ではマイクロコンピュータが採用され、図2に示すフ
ローチャートを実行する構成としてある。
【0019】以下、上記した例の実際の動作を前記フロ
ーチャートに基づいて説明する。炊飯操作されると、バ
ルブ装置(V) が開くと共にガス量調節装置(V1)が開放さ
れた後ガスバーナ(B) に点火され、以後、火力制御され
ながら炊飯動作が実行される。これにより、炊飯鍋(10)
内の温度は上昇して、図3に示す経過で沸点( 100℃)
に達する。この沸点に達した状態が継続して、さらに炊
飯が進行すると炊飯鍋(10)内におねばが発生し始める。
ーチャートに基づいて説明する。炊飯操作されると、バ
ルブ装置(V) が開くと共にガス量調節装置(V1)が開放さ
れた後ガスバーナ(B) に点火され、以後、火力制御され
ながら炊飯動作が実行される。これにより、炊飯鍋(10)
内の温度は上昇して、図3に示す経過で沸点( 100℃)
に達する。この沸点に達した状態が継続して、さらに炊
飯が進行すると炊飯鍋(10)内におねばが発生し始める。
【0020】検知温度(SA)が前記沸点に達すると、ガス
バーナ(B) による火力を一定に維持し(ステップ01(S
T01))、タイマー(T1)をオンにして前記タイマー(T1)が
タイムアップしたことが検知(ステップ02(ST02))さ
れると、検知温度(SA)が下がった回数を計数するカウン
ターの係数値(CN)をリセット(ステップ03(ST03))す
る。
バーナ(B) による火力を一定に維持し(ステップ01(S
T01))、タイマー(T1)をオンにして前記タイマー(T1)が
タイムアップしたことが検知(ステップ02(ST02))さ
れると、検知温度(SA)が下がった回数を計数するカウン
ターの係数値(CN)をリセット(ステップ03(ST03))す
る。
【0021】この後、おねばが気泡となって吹上がり、
中蓋(21)の下方に充満した後、前記中蓋(21)の中央部に
設けた蒸気抜き穴(211) (211) に達する。前記おねばが
温度センサ(S) に接触すると、上記した作用により前記
検知温度(SA)が低下するが、この検知温度(SA)がステッ
プ04(ST04)によって監視されて前記検知温度(SA)が前
記沸点よりも下がると、ステップ05(ST05)により係数
値(CN)が「1」だけ加算される。この係数値(CN)が
「3」になるまで前記検知温度(SA)の監視状態が継続さ
れ(ステップ06(ST06))、前記係数値(CN)が「3」に
なると、吹上がり信号を出力する。この場合、ステップ
07(ST07)により当該信号が表示され、次の炊飯加熱制
御状態に移行する。
中蓋(21)の下方に充満した後、前記中蓋(21)の中央部に
設けた蒸気抜き穴(211) (211) に達する。前記おねばが
温度センサ(S) に接触すると、上記した作用により前記
検知温度(SA)が低下するが、この検知温度(SA)がステッ
プ04(ST04)によって監視されて前記検知温度(SA)が前
記沸点よりも下がると、ステップ05(ST05)により係数
値(CN)が「1」だけ加算される。この係数値(CN)が
「3」になるまで前記検知温度(SA)の監視状態が継続さ
れ(ステップ06(ST06))、前記係数値(CN)が「3」に
なると、吹上がり信号を出力する。この場合、ステップ
07(ST07)により当該信号が表示され、次の炊飯加熱制
御状態に移行する。
【0022】この後、ステップ08(ST08)により前記温
度センサ(S) の検知温度(SA)が消火温度(ガスバーナ
(B) を消火すべき炊飯完了温度)に達したかどうかが監
視される。炊飯の進行に伴って炊飯鍋(10)内の温度が図
3に示すように変化し、炊飯完了状態になると、温度セ
ンサ(S) の検知温度(SA)が急激に上昇する。そして、前
記消火温度になると、ガスバーナ(B) が消火される(ス
テップ09(ST09))。なお、この消火動作はバルブ装置
(V) によってガスバーナ(B) へのガス回路を遮断するこ
とによって行われる。
度センサ(S) の検知温度(SA)が消火温度(ガスバーナ
(B) を消火すべき炊飯完了温度)に達したかどうかが監
視される。炊飯の進行に伴って炊飯鍋(10)内の温度が図
3に示すように変化し、炊飯完了状態になると、温度セ
ンサ(S) の検知温度(SA)が急激に上昇する。そして、前
記消火温度になると、ガスバーナ(B) が消火される(ス
テップ09(ST09))。なお、この消火動作はバルブ装置
(V) によってガスバーナ(B) へのガス回路を遮断するこ
とによって行われる。
【0023】このあと、保温装置がONとなって保温が
開始され、温度センサ(S) の検知温度(SA)に基づいて主
ヒータ(H1)及び上ヒータ(H2)が制御され、炊飯鍋(10)の
温度が設定温度に維持される。上記した実施の形態で
は、中蓋(21)には複数の蒸気抜き孔(211)(211)を設け、
上蓋(22)には蒸気抜き孔(221)を設けていいるが、これ
らの蒸気抜き孔 (211)(221) は、従来の蒸気抜き孔より
も総面積が小さく設定されている。従って、炊飯完了後
の保温の際、米飯からの熱の逃散が抑えられるから保温
効率が良い。
開始され、温度センサ(S) の検知温度(SA)に基づいて主
ヒータ(H1)及び上ヒータ(H2)が制御され、炊飯鍋(10)の
温度が設定温度に維持される。上記した実施の形態で
は、中蓋(21)には複数の蒸気抜き孔(211)(211)を設け、
上蓋(22)には蒸気抜き孔(221)を設けていいるが、これ
らの蒸気抜き孔 (211)(221) は、従来の蒸気抜き孔より
も総面積が小さく設定されている。従って、炊飯完了後
の保温の際、米飯からの熱の逃散が抑えられるから保温
効率が良い。
【0024】なお、上記した実施の形態では、上蓋(22)
に設けた検知筒(23)の下端部に温度センサ(S) を設け、
この温度センサ(S) の検知出力のみによって炊飯及び保
温の両方を制御する構成としたが、図4に示すように、
自動消火の為の熱応動装置(4) により炊飯鍋(10)の底部
を検知する構成としてもよい。この場合にも、炊飯鍋(1
0)内でおねばが吹上がるのを検知する為の温度センサ
(S) を上蓋(22)に連設した検知筒(23)に設ける。
に設けた検知筒(23)の下端部に温度センサ(S) を設け、
この温度センサ(S) の検知出力のみによって炊飯及び保
温の両方を制御する構成としたが、図4に示すように、
自動消火の為の熱応動装置(4) により炊飯鍋(10)の底部
を検知する構成としてもよい。この場合にも、炊飯鍋(1
0)内でおねばが吹上がるのを検知する為の温度センサ
(S) を上蓋(22)に連設した検知筒(23)に設ける。
【0025】この実施の形態では、前記熱応動装置(4)
を炊飯鍋(10)の底部に下方から対接する感熱筒(41)とこ
の感熱筒(41)の頂部内面に添設した感熱素子(42)と、ガ
スバーナ(B) へのガス回路を開閉するバルブ装置と連動
する永久磁石(43)との組み合わせとしてある。この永久
磁石(43)が操作レバー(44)による炊飯操作によって持ち
上げられて前記感熱素子(42)に吸着され、同時に作動す
る点火装置(図示せず)の動作によって炊飯が開始さ
れ、炊飯加熱が進行される。
を炊飯鍋(10)の底部に下方から対接する感熱筒(41)とこ
の感熱筒(41)の頂部内面に添設した感熱素子(42)と、ガ
スバーナ(B) へのガス回路を開閉するバルブ装置と連動
する永久磁石(43)との組み合わせとしてある。この永久
磁石(43)が操作レバー(44)による炊飯操作によって持ち
上げられて前記感熱素子(42)に吸着され、同時に作動す
る点火装置(図示せず)の動作によって炊飯が開始さ
れ、炊飯加熱が進行される。
【0026】炊飯中は、前記検知筒(23)に設けた温度セ
ンサ(S) の検知温度(SA)に基づく制御動作によってガス
バーナ(B) の火力が制御されて上記した実施の形態1と
同様に制御される。その後、消火温度になると、前記感
熱素子(42)の変態により永久磁石(43)が前記感熱素子(4
2)から離れて操作レバー(44)が下方に作動してバルブ装
置が閉じ、ガスバーナ(B) が自動消火される。
ンサ(S) の検知温度(SA)に基づく制御動作によってガス
バーナ(B) の火力が制御されて上記した実施の形態1と
同様に制御される。その後、消火温度になると、前記感
熱素子(42)の変態により永久磁石(43)が前記感熱素子(4
2)から離れて操作レバー(44)が下方に作動してバルブ装
置が閉じ、ガスバーナ(B) が自動消火される。
【0027】自動消火後は、炊飯鍋(10)の底部の下方に
設けた主ヒータ(H1)と内胴(11)の上部に設けた上ヒータ
(H2)とにより保温される。また、上記実施の形態では、
温度センサー(S) によっておねば吹上がり域の上部の温
度として炊飯鍋(10)の上部の温度を検知する構成とした
が、図5のように、中蓋(21)と上蓋(22)との間の空間の
温度で、前記蒸気抜き孔(211) の近傍の温度を検知し
て、前記蒸気抜き孔(211) から吐出され上蓋(22)の蒸気
抜き(221) に至る区域の達するおねばの気泡のとの接触
による前記検知温度(SA)の変化によって上記実施の形態
1と同様に吹上がり信号を出力させる構成としてもよ
い。
設けた主ヒータ(H1)と内胴(11)の上部に設けた上ヒータ
(H2)とにより保温される。また、上記実施の形態では、
温度センサー(S) によっておねば吹上がり域の上部の温
度として炊飯鍋(10)の上部の温度を検知する構成とした
が、図5のように、中蓋(21)と上蓋(22)との間の空間の
温度で、前記蒸気抜き孔(211) の近傍の温度を検知し
て、前記蒸気抜き孔(211) から吐出され上蓋(22)の蒸気
抜き(221) に至る区域の達するおねばの気泡のとの接触
による前記検知温度(SA)の変化によって上記実施の形態
1と同様に吹上がり信号を出力させる構成としてもよ
い。
【0028】また、上記何れの実施の形態でも、前記検
知温度(SA)が沸点またはそれに相当する一定温度から低
下した回数を計数してその計数値に応答して吹上がり信
号を出力するのではなく、前記一定温度から低下した時
点で吹上がり信号を出力する構成としてもよい。この場
合、ステップ04(ST04)で前記検知温度(SA)の低下が判
定されるとそのまま吹上がり信号が出力されるものとな
る。
知温度(SA)が沸点またはそれに相当する一定温度から低
下した回数を計数してその計数値に応答して吹上がり信
号を出力するのではなく、前記一定温度から低下した時
点で吹上がり信号を出力する構成としてもよい。この場
合、ステップ04(ST04)で前記検知温度(SA)の低下が判
定されるとそのまま吹上がり信号が出力されるものとな
る。
【0029】さらに、上記実施の形態は、何れも、中蓋
を具備する炊飯器に本発明を実施した場合を示すが、中
蓋がなく炊飯鍋(10)に上蓋(22)が直接被冠する構成の炊
飯器にも実施できることは言うまでもない。また、炊飯
器以外の他の同種の調理器具にも本発明のおねばの吹上
がり検知装置を実施してもよい。
を具備する炊飯器に本発明を実施した場合を示すが、中
蓋がなく炊飯鍋(10)に上蓋(22)が直接被冠する構成の炊
飯器にも実施できることは言うまでもない。また、炊飯
器以外の他の同種の調理器具にも本発明のおねばの吹上
がり検知装置を実施してもよい。
【図1】本発明の実施の形態の炊飯器の断面図
【図2】前記実施の形態の炊飯器に採用される制御装置
(C) のフローチャート図
(C) のフローチャート図
【図3】炊飯過程の検知装置(S) の検知温度変化を示す
グラフ
グラフ
【図4】他の実施の形態のガス炊飯器の断面図
【図5】その他の実施の形態の温度センサ(S) の取付け
例の断面図
例の断面図
(10)・・・炊飯鍋 (11)・・・内胴 (B) ・・・ガスバーナ (S) ・・・温度センサ (21)・・・中蓋 (22)・・・上蓋 (C) ・・・制御装置 (V1)・・・ガス量調節装置 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 功 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 北本 朋宏 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 調理鍋内のおねばの吹上がり域の上部の
温度を検知する温度センサ(S) と、前記温度センサ(S)
からの検知出力変化に応答しておねばが吹上がり状態に
あることを示す吹上がり信号を出す出力手段とからな
り、前記出力手段は、調理鍋内が沸点温度に加熱された
状態にて前記温度センサ(S) の検知温度(SA)が一定温度
を一定時間継続した後に低下したことを検知した場合に
前記吹上がり信号を出す構成とした調理器のおねばの吹
上がり検知装置。 - 【請求項2】 前記出力手段は、前記検知温度(SA)が前
記一定温度よりも低下したことを設定回数検知したとき
に吹上がり状態にあることを示す構成である調理器のお
ねばの吹上がり検知装置。 - 【請求項3】 調理器は、調理鍋を直接閉鎖する中蓋
と、前記中蓋の上方域に被冠する上蓋とを具備し、温度
センサ(S) が前記上蓋に取付けた検知筒(23)の先端に設
けられ、前記検知筒(23)が前記中蓋を貫通して前記先端
の温度センサ(S) が調理鍋の上端部に臨む構成とした請
求項1又は2に記載の調理器のおねばの吹上がり検知装
置。 - 【請求項4】 調理器は、調理鍋を直接閉鎖し蒸気抜き
穴を具備する中蓋と、この中蓋との間に一定の空間を設
けてその上方域に被冠する上蓋とを具備し、温度センサ
(S) が前記上蓋に取付けた検知筒(23)の先端に設けら
れ、前記温度センサ(S) が前記中蓋と上蓋の中間部にて
前記蒸気抜き穴に臨む構成とした請求項1又は請求項2
に記載の調理器のおねばの吹上がり検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15855996A JPH105129A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 調理器のおねばの吹上がり検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15855996A JPH105129A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 調理器のおねばの吹上がり検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105129A true JPH105129A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15674359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15855996A Pending JPH105129A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 調理器のおねばの吹上がり検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH105129A (ja) |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15855996A patent/JPH105129A/ja active Pending
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