JPH10513095A - 使い捨てマスクおよび吸引カテーテル - Google Patents
使い捨てマスクおよび吸引カテーテルInfo
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Abstract
(57)【要約】
使い捨てマスク・吸引カテーテルは、前側と後ろ側を有するマスクを含み、このとき後ろ側は、使用時においてユーザーの顔と接触した状態で配置される。本発明の使い捨てマスク・吸引カテーテルはさらに、第1と第2の端部を有するカテーテルチューブを含み、このとき第1の端部は、呼気を除去するための吸引源に対して取り外し可能な形で接続可能であり、第2の端部はマスクの後ろ側と連通している。本発明の使い捨てマスク・吸引カテーテルは、普通のマスクの背後から出る暖かくて湿った空気により起こるメガネや手術用顕微鏡の曇りを防止するのに有効であり、マスク背後の暖かくて湿った空気を絶えず除去し、マスクを介して低温の乾燥空気を引き込むことによってユーザーの快適さを向上させ、そして湿った空気の除去(除去しないと、マスクの後ろ側に凝縮する)によりマスク内のバクテリアの増殖を最小限に抑える。
Description
【発明の詳細な説明】
使い捨てマスクおよび吸引カテーテル技術分野
本発明は、一般には外科用マスクに関する。さらに詳細には、本発明は、呼気
をマスクの背後から除くための吸引器具を備えた使い捨ての外科用マスクに関す
る。背景となる技術
外科医は通常、主として、外科現場での汚染物が防げるように、また外科医の
息中、および顔や顔面の毛髪上に存在するバクテリアや他の感染性粒子による害
が防げるように設計されたフェースマスクをかける。これらのマスクは一般に、
着用者の鼻、口、あご、および頬の中央部分を覆う。以前は、これらは布で造ら
れ、洗浄され、殺菌処理され、何回も再使用された。比較的安価な使い捨て材料
の時代となったことから、ある種のペーパー(セルロース性)、繊維、または熱
可塑性フィルムと繊維との組合せ物で造られるようになり、したがって1回使用
の使い捨て物品となった。
通常使用されるマスクは、水平にひだの付いた長方形の多孔質ペーパーである
ことを特徴とし、それぞれのすみに長さが12〜14インチ(30.5〜35.6cm)の紙製
結び紐がついている。この結び紐は、着用者の首の後ろ側で且つ頭の頂部にマス
クを結ぶように使用される。マスクの横端は通常、着用者の頬の側部にやや緩め
に合わさっている。このフィット状態は、マスクが設計の意図にしたがって結ば
れようと、着用者の顔の一般形状にしたがって結ばれようと、着用者が紐を結ぶ
きつさによって異なる。マスクの上端が鼻上部の輪郭に合わせて成形できるよう
、しばしばマスク上端に薄い金属または他の適応性材料(malleable material)
のバンドが組み込まれている。
本発明のマスクは、呼気がマスクを通過するという点において幾分透過性の材
料(理想的には、呼気中のエーロゾル粒子を濾別して、外科創傷を汚染するのを
防ぐ)で造られるのが好ましい。しかしながら、マスクが設計にしたがって適用
されない場合;着用者が紐を緩く結ぶ場合;適応性バンド(malleable band)が
鼻上部の輪郭に成形されない場合;あるいは、着用者の顔が特にのっぺりしてい
る場合、マスクの端の周りで空気が比較的自由に流れる。マスクがやや緩めにフ
ィッしていて、着用者の皮膚に対してシールされていないと、着用者によって吐
き出される空気の実質的な部分が、両側部および上端部にてマスクの周りを通過
する。これによって少なくとも3つの問題が生じる:
1) マスク端の周りに呼気が排出されると、外科手術ゾーンが、この未濾
過空気中のエーロゾル化粒子による汚染にさらされる;
2) マスクの上端を通って出てくる暖かくて湿った呼気が、着用者のメガ
ネや手術用顕微鏡を曇らせやすい。着用者の呼気の相対湿度が、手術室の空気の
露点を越えているからであって、このため外科医の視認性が損なわれる;及び
3) 暖かくて湿ったCO2含有空気を再呼吸すると、着用者のスタミナを
低下させる。
メガネと顕微鏡を曇らせるという第2の問題は、一般には、着用者の鼻上部と
頬に対してマスクの上端に沿って粘着テープを貼り付けることによって処理され
ている。これにより暖かくて湿った空気は横方向から出ていく。しかしながら、
発汗や皮脂の分泌のために、手術の進行中にしばしばテープシールが悪化して漏
れるようになり、その結果曇りが生じる。さらに、各手術の後にテープを皮膚か
ら剥がすのは気持ちの良いものではなく、特に、多くの手術を行って一日に何回
もテープを剥がすと、痛みを伴うテープ炎症を起こす。さらに、外科医は、手術
中は精神的に気持ちが休まらないことが多く、したがって疲労がより速く起こり
やすい。
公知の外科用マスクが有するこうした問題に対しては、これまで幾つかの仕方
で対処されている。1つの対策は、外科医が暑く感じないよう、また汗をかかな
いよう、手術室の温度を下げることである。しかしながらこの対策は、患者の体
温が下がるために合併症を引き起こすという危険性をもたらし(特に、手術が長
時間にわたる場合)、また看護婦や麻酔施術員等の手術室の他の人たちに対して
不快感を与える(彼らはしばしば、寒さを避けるために自分自身を毛布や特別の
ガウンで包み込まなければならない)。
別の対策は、外科医のマスクに取り付けて、絶えず呼気を脱気し、新鮮な空気
をマスク中に引き込むことのできる携帯用の吸引器具や排気ファンを組み込むこ
とである。しかしながら、このような器具は多くの部品で構成されており、かな
り扱いにくくなる。さらに、これらのタイプの器具は手術室中に排気し、このよ
うな排気に伴う問題を引き起こす。
近年、さらなる懸念が生じており、マスクメーカーがこれに関心を向け始めて
いる。抗生物質抵抗性の有機体やHIVが発生しつつあるという恐怖から、患者か
らヘルスケアワーカーへの感染性疾患の伝達について調査が進められている。感
染性粒子がヘルスケアワーカーに入り込む1つのはっきりした入口は、緩くはめ
たフェースマスク端部の周りである。マスクメーカーは、こうしたリスクを最小
限に抑えるよう設計されたモデルマスクを開発し市場に出しつつある。これらの
マスクは、端部周りのオープンスペースをなくすよう、マスク対フェースのより
しっかりしたフィットを必要とする。しかしながら、ある1つの問題に対するこ
うした対策は、よりしっかりフィットしていて、おそらくはより安全なマスクが
、マスクと顔の間の取り囲まれたゾーンにおいて、顔の周りにより多くの呼気を
捕捉するという点において、他の問題を悪化させる。この暖かくて湿った空気が
着用者にとって不快感を与え、疲労の感じ方に影響することさえある。さらに、
マスクの内表面に湿気がたまると、バクテリアの成長が促進され、マスク材料に
対する呼吸通過が湿気で詰まるようになるにつれて、マスクのフィルターとして
の有効性が低下する。
外科手術の状況外においても、上記したのと同様の問題が起こる。この場合、
理由がどうあれ、人は矯正用または保護用ゴーグルと所定の仕方の保護用フェー
スマスクを同時に着用しなければならず(たとえば、ほこりっぽい環境での作業
)、また呼気によってメガネが曇るという現象が起こりやすい。病院内における
重要ケア(たとえば、集中ケアユニット、小児科・新生児ユニット、移植ユニッ
ト、化学療法ユニット、AIDSを含む感染性疾患ユニット)の他のエリアにおいて
、またケア供与者(care giver)による患者への、および患者によるケア供与者
への
感染が大きく懸念されるような他のエリアにおいて、ワーカーは、保護用マスク
を着用している間にメガネが曇るという問題に直面する。保護用マスクが使用さ
れるか、あるいは保護用マスクが必要とされるリサーチ、医療、法学、もしくは
科学研究所においては、実験用薬剤からワーカーを保護するために、またはワー
カーによる汚染から実験用動物や実験用材料を保護するために、同様の問題に直
面する。
多くのハイテクノロジー分野(たとえば航空宇宙、コンピュータ、エレクトロ
ニクス、医薬、医学診断、および他の生物医学工業)において必要とされるよう
な工業用“クリーンルーム”では、ワーカーによる製品の汚染を防止するために
、通常はワーカーに対してフェースマスクの着用が必要とされる。このようなワ
ーカーたちは上記の問題に直面する。したがって、室温を下げる必要なく、マス
ク背後の呼気の影響(たとえば、不快感とレンズの曇り)を簡単かつ安価に最小
限に抑える何らかの方法が求められている。
上記の欠点を解消すべくなされた試みも幾つかの欠点を有していた。デンプシ
ーらによる米国特許証第3,130,722号は、従来型とは異なる不透過性のマスクを
説明している。該マスクは、固定されたベントホール26、およびマスクの強化セ
クション25に設けられたニップルコネクション30を介してマスクに取り付けられ
た排気チューブ34を有する。図1の排気手段は、空気圧式駆動の排気ファンであ
る。第4欄に記載の他の排気手段は、発明中に述べられている成分間の特定の関
係が理解しにくい。
Bareらによる米国特許証第5,054,480号は、外科処置中に医師が着用すべきヘ
ッドギヤについて説明しており、該ヘッドギヤは、複雑なチャンネル系を通して
頭と顔の周りに空気を導入するためのファン、および空気をフェースエリアから
抜き取るための排気ファンを含む。ヘッドギヤを覗き窓が形成されているシュラ
ウドまたはフードで包み込む。このヘッドギヤ循環システムは着用者にとって扱
いにくく、また再使用のために清浄にするのが困難である。このような複雑な装
置は、ある特定の極端な状態においては必要であるかもしれないが、大多数のユ
ーザーはこうした複雑さを必要としない。
タウンゼント,Jr による米国特許証第4,951,662号は、ユーザーに快適感をも
たらし、そしてメガネの曇りをなくすための、空気循環ループの部品としてのマ
スクを開示している。マスク10の内側に取り付けた空気輪郭プレート(air conto
ur plate)11に空気チャンバーチューブ12と13が取り付けられており、これによ
ってマスクがチャンバーチューブにしっかり固定される。これらのチューブは、
顔とマスクとの間の有効体積を広げるのに使用される。着用者の頭の背後に設置
されたファン14が、循環様式にてマスクを通して空気を再循環する。同様に、フ
ァンは呼気も再循環するようである。
Aitaらによる米国特許証第4,848,366号は、不透明であっても透明であっても
よい不透過性の外科用マスクを開示している。このマスクは、両サイドに開口ま
たは通路23を有する。排気チューブ26とバッテリー作動による排気ファン62が一
方の開口に据え付けられている。排気ファンは、マスクに直接据え付けることも
できる。Atiaらの開示内容は、着用者のマスクと顔によって形成されるキャビテ
ィを通しての空気の流れを促進させるために、マスクのフロント部22が堅くなけ
ればならない、というものである。このタイプの高濃度流れがもつ問題点は空気
移動のノイズレベルである。マスクの全エリアを掃去するのに空気を使用するこ
との効率も問題となる。
1980年11月12日付けのDouglasによるヨーロッパ特許公開公報第 0 018 805号
は、着用者の鼻と口からの呼気を制御するための装置を開示している。該装置は
、成形した硬質の透明プラスチックフェースシールド10を含み、このシールドは
、ユーザーの顔の下方フロント部の周りに広がるよう形づくられている。このシ
ールドは、気密フィットを得るためのプラスチックビード9を有する。ひもによ
り、シールドが着用者の顔の周りの所定の位置に保持される。シールドの各側に
、一端にてフレキシブル吸引導管13を連結するための出口カップリング部材12が
組み込まれている。フレキシブル導管の他端に、マスクからの呼気を排気するた
めの、モーター駆動のロータリー吸引インペラーとハウジング(排気フアン)が
組み込まれている。空気は、マスクの上部エッジ11に沿って流入する。
Aspelinらによる米国特許第3,890,966号は、空気不透過性シート材料のシート
をマスクの上部に沿って組み込んだ透過性マスクを開示している。この不透過性
シート材料はスリットを有しており、このスリットを通して呼気が着用者の目か
ら離れていくような仕方でカットされている。快適さが得られるされる着用者が
感じる全体としての感覚に対する評価が不充分である。
これらの問題点はいずれも、病院の処置室において容易に利用できる装置を使
用して、着用者の呼気を減圧排気または掃去する、という簡単な方法を導入する
ことによって解決することができる。この方法を使用すれば、感染の恐れのある
湿った空気を処置エリアから連続的に除去することができ、また曇り、熱の蓄積
と疲労、そして患者への感染もしくは患者からの感染の危険性などの問題が解消
する。発明の開示
本発明は、マスク着用者のマスクと顔の間のエリアから呼気を除去するための
減圧(吸引)供給源に連結されるべく造られた吸引カテーテルチューブと、使い
捨てマスクとの組合せ物を使用することに関する。マスクは、透過性の材料、あ
るいは材料のエッジにて顔に密にフィットするよう形成された、透過性もしくは
多孔質材料の層であるのが好ましい。マスク用の材料は、軽量かつ多孔質でなけ
ればならず、約350〜4600m-6/Pa・Sというマスクフェースを横切る空気パーミア
ンス、及び約1μ粒径までの濾過能力を有するのが好ましい。マスクの表面積は
約200〜300cm2である。有効なマスクエリアは、40〜100cm2の範囲においては、
構造や着用者の顔の形状にはあまり依存しない。より具体的に言えば、マスクが
どのように造られたかということだけでなく、マスクがユーザーの顔の輪郭にど
のようにフィットするのかということにもあまり依存しない。
本発明の目的は、吸引源を作動させることなく、従来のように着用者の呼気と
吸気に対して使用できるようなマスクを提供することにある。しかしながら、マ
スクの作動において減圧除去を組み込むと、マスク内における水分の堆積の防止
、および着用者が身につけているメガネレンズや顕微鏡の呼気水分による曇りの
防止が促進される。
本発明において意図されている減圧供給源は、標準的な手術室の一部として利
用できるものである。これらの減圧供給源は通常は壁ポートや天井ポートであり
、車輪付きの可動減圧ユニットを使用する代わりに、マスクに取り付けられた吸
引カテーテルチューブに直接連結することができる。カテーテルチューブとは、
病院において患者の外科キャビティや管からの流体のための吸引チューブとして
使用されているような、小さな内腔(8 French〜20 French,または内径1.6mm〜
4.0mm)を有するフレキシブルプラスチックチューブを意味している。このよう
なチューブの壁体は薄いが、課される減圧には充分に耐える。経済性を高めるた
め、流れの方向が着用者および患者の双方から絶えず離れていく限り、マスクに
取り付けられたセグメントの向こう側のコネクターチューブのセグメントは再使
用することができる。さらに、複数の個人々々が同じ手術中に本発明を使用した
い場合は、適切な“Y形”または“T形”器具を使用して、個々のコネクターチ
ューブを吸引源に連結することができる。
本発明の重要な特徴は、外科手術中にメガネや外科用顕微鏡が曇るという問題
をなくすという主要な目的を達成するために、2つの基準物、すなわち安価な使
い捨て物品を結合して、単一の安価な使い捨てマスク集成体にすることにある。
本発明の器具は、使い捨てマスクとカテーテルチューブ〔所定の長さと8〜14Fr
ench(1.6〜2.8mm)の内径を有するのが好ましく、一端がマスク中に受け取られ
るべく造られ、また他端が病院の減圧供給源に接続されるべく造られている〕と
を含んだ1つのユニットまたはキットとして販売することができる。本発明は、
その使い捨て適性、軽量、および単純さの点において新規性がある。驚くべきこ
とに、意図するタイプの小さなチューブが実質的な量の空気を除去することがで
き、マスク着用者に対して快適性を与えることができる。本発明の利点は、使用
する上での特別な努力を必要とせず、且つコストの増大がわずかなこのマスクを
使用することによって、外科医が上記のような問題を容易に避けることができる
か、あるいは最小限に抑えることができる、ということにある。着用者は吸引コ
ネクターチューブに繋がっていて、手術エリアから離れていく移動がやや制限さ
れるけれども、このマスクを使用する殆どの外科医は既に、電源に接続されてい
るヘッドライトを着用しており、同等の移動制限を受けている。
本発明は、排気ファン、ダクト用かさ高物、高価で使い捨てできないヘルメッ
ト(複数のユーザーで共有できないし、また時間の経過とともに汚染される)、
および従来技術での類似物等の追加の重量要件が課されないという利点を提供す
る。
驚くべきことに、本発明によって、着用者による吸気のためのより低温でより
乾燥した空気が得られ、このため長時間手術時の着用者に対して、疲労がより少
なくまた快適性がより大きいという一般的な感覚をもたらした。
本発明を使用することの利点は、湿った呼気を掃去することによって、減圧除
去器具の付いていない標準的なマスクの場合に通常起こるような、マスク内での
水分の堆積が起こらないということである。この暖かい水分が堆積すると、手術
中において、マスク内でのバクテリアや他の感染性病原体の増殖が起こりやすい
。この暖かい水分の堆積をなくすことにより、マスク内でのバクテリアや他の感
染性病原体の増殖、および使用中に患者をこのような有機物で汚染するという同
時発生的な危険性、を最小限に抑えることができる。
手術室において利用可能な減圧供給源を使用するという点で、また呼気ガスを
手術室の外に追い出すという点で、本発明は、未濾過の排気ガスを単に手術室雰
囲気中に戻すという従来器具の問題点を解消した。インラインの液体捕集手段を
減圧供給源とともに使用すると、吐き出された水分が捕捉され、システムから外
に向けられる。
本発明の1つの好ましい態様によれば、使い捨てマスクと短い長さの吸引カテ
ーテルチューブが供給される。使い捨てマスク・吸引カテーテルチューブは、前
側と後ろ側を有するマスクを含み、後ろ側は、使用時においてユーザーの顔と接
触するよう配置される。マスクのエッジは、呼気で追い出された空気搬送粒子が
強制的にマスク中に閉じ込められるか、あるいは減圧チューブによって吸引され
るよう、顔の周りに実質的にシールを形成する。使い捨てマスク・吸引カテーテ
ルはさらに、第1の端部と第2の端部を有するカテーテルチューブを含み、この
とき第1の端部は、呼気を排気するための吸引供給源に取り外しできる形で取り
付け可能であり、また第2の端部は、マスクの後ろ側と連通状態になっている。
本明細書に記載の使い捨て外科用マスクは、約200〜350cm2の表面積と約350〜
4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンスを有する透過性材料の少なくとも1つの層、着
用者の鼻と頬上部の周りにマスクの上部を形成するための適応性手段(malleable
means)、およびマスクを着用者のフェース・エリア(face area)に結びつける
ための手段、を含むのが好ましい。本発明のマスクはさらに、少なくとも約8〜
20 French 直径(1.6〜4.0mm内径)を有する吸引カテーテルチューブの一端を、
マスクの内側表面と着用者の顔との間のゾーンに結びつけるための手段を含み、
このとき他端は、所定の吸引力(好ましくは約12〜約20インチHg)に取り外し可
能な形で取り付けられている。
さらに、使い捨て外科用マスクの内側から新鮮でない湿った空気を除去する方
法が開示されており、前記方法は、マスク着用者の顔とマスクとの間のゾーンに
おいて、マスク着用者の顔とマスクとの間にカテーテルチューブの第2の端部を
配置すること、および第1の端部を所定の減圧供給源(好ましくは約12〜約20イ
ンチHg)に連結することを含む。図面の簡単な説明
本発明の特徴と利点は、図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことによっ
て理解が深まる。このとき同じ数字は類似の成分を示しており、また本発明の実
施態様による使い捨てマスク・カテーテルチューブは概略的に示されている。
図1は、本発明の1つの実施態様を示している。
図2は、他の実施態様の側面図である。
図3は、好ましい構造のマスクを使用したさらに他の実施態様である。
図4と図5は、別の構造のマスクとチューブである。
図6と図6Aは、図3の実施態様をさらに詳細に示したものである。
図7は、マスクに対するチューブのアタッチメントの1つの形態を示している
。
図8と図8Aは、チューブ端部の別の処理を示している。
図9と図10は、マスクの内側部分に対するチューブの別のアタッチメントを示
している。
図11、11A、11B、および11Cは、本発明を使用したときのマスク評価のチャ
ートである。
図12と12Aは、従来技術による防毒マスクの例である。
図13と13Aは、本発明による連結チューブを組み込んだ従来技術の防毒マスク
である。発明を実施するためのモード
図1において、好ましい実施態様による使い捨てマスク・吸引カテーテル21は
、前側(図示せず)と後ろ側25を有するマスク23を含む。詳細については後述す
るが、後ろ側25は、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置される。マスク23
は、一般には従来の形状(たとえば、外科用マスクとして使用されるタイプ、あ
るいは埃っぽい環境もしくは危険な環境において保護のために使用されるタイプ
)であるのが好ましい。図1に示されているように、マスク23は、コットンや他
の透過性材料等の材料のシートで造られており、顔を覆うマスクの快適な使用を
可能にするための複数のひだ、およびシート材料に結びつけられた多くのタイコ
ード(tie cord)またはストラップ29を有する。本発明のマスクは、Hubbardら
による米国特許証第4,920,960号に開示されている材料の層で形成することがで
きる(該特許文献を参照のこと)。
本発明の使い捨てマスク・吸引カテーテルはさらに、第1の端部33と第2の端
部35を有するカテーテルチューブ31を含む。第1の端部33は、呼気を除去するた
めの減圧供給源37に取り外し可能な形で取り付けることができる。第2の端部35
は、マスク23の後ろ側25と連通している。コネクターチューブ36が本発明のカテ
ーテル21に対して抗力を及ぼすのを防ぐために、吸引カテーテルの第1の端部を
着用者の外科用ガウンまたは他の衣類に固定することが必要である。これは、標
準的な粘着テープまたは他の手段(たとえば、被雇用者の衣類に識別バッジを付
けるために病院の人事課で使用されるものと類似のクリップ41)を使用して固定
することによって果たすことができる。このクリップは、吸引カテーテルの第1
の端部の近くに取り付けるのが好ましい。前記第2の端部35は、着用者の顔とマ
スクとの間のエリアからの空気を吸引するための、単一または複数の開口を有す
る。コネクターチューブがカテーテルの第1の端部33に対して抗力を及ぼすのを
防ぐために、前記カテーテルは、第1の端部33の近くにて、クリップ41のような
器具を着用者の衣類にくっつけるようになっている。カテーテルの第1の端部33
はそれ自体、より大きな標準的減圧チューブ(好ましくは約5mm)のセクション
36への連結ができるようになっている。次いで、コネクターチューブ36の反対側
端部すなわち吸引源端部を、約12〜20インチHgの能力を有する標準的な病院用吸
引源または減圧供給源に繋ぐ。コネクターチューブ36と壁出口37との中間に、流
量制御弁を組み込んだ液体捕集器具(図示せず)が存在していてもよい。このよ
うな捕集器具の例としては、バクスター・ヘルスケア社(Pharmaseal Division,
カリフォルニア州バレンシア 91355-8900)製造のガーディアン・タンデム・シ
リーズ・キャニスター集成体(Guardian tandem series canister assembly)(
キャニスター番号 64-3480A)がある。
着用者の呼気のマスクエリアからの充分に効率的な掃去を行って曇りを防止す
るために、必要に応じて、吸引カテーテルの内腔または内径と吸引源の吸引力と
の間の可変関係を使用する/巧みに処理することができる(can be employed/en
gineered)。マスクの構造は重要であり、呼気作用のときに空気を脱気するため
の有効エリア、マスク材料のパーミアンス、カテーテル端部のマスク内での配置
、およびカテーテルの内径を含めた種々のマスク設計変数を含む。しかしながら
、吸引力が強すぎると、すなわちチューブが大きすぎると、マスクの破損が起こ
ったり、顔の皮膚がチューブ端部に引っ張られたり、あるいは着用者や他の者に
対してうるさい騒音をつくりだすことがある。上記の実施態様は、外科医または
他のユーザーがマスクを素早く且つ簡単に適用するのを可能にし、顔の周りに密
着していてぴったりしたシールがもたらされ、したがって着用者と患者もしくは
他のワークスペース材料の相互保護がなされ、メガネと顕微鏡の曇りがなくなり
、マスクと着用者の顔との間のスペースエリアに低温のフレッシュな呼気がもた
らされ、このためより快適な作業環境得られるとともに疲労の低下も認められる
ようになる。
本発明を実施する好ましい方法は、約8〜20 French 直径(内径約1.6〜4.0mm)
および20〜30インチ(51〜76cm)の全長を有する単純な吸引カテーテルを導入す
ることである。好ましい長さ(約40インチまたは102インチ)により、チューブ
の端部が腰の位置付近に配置され、このときチューブは着用者の肩の上を通って
いる。手術室で使用するためには、チューブを、テキサス州ダラスのテクノール
社製造品(Technol PCM2000,#47118-010,図11のマスク“O”)と同様のマスク
設計物の製造に組み込むのが好ましい。着用者の顔とマスクとの間により密なシ
ールをもたらすための弾性紐や他のメカニズムを備えた他の使い捨てマスク設計
物も使用することができ、たとえば、テクノール社のPFR95(オーダー#47119-17
0,図11のマスク“C”)マスクがある。チューブは、グロメット(図2)または
スリーブ(図3)を使用することによってマスクに挿入することができる。
マスクを介して出る呼気と、吸引源によるマスクゾーンからの空気の吸引との
組合せによって、着用者の呼気をマスクと着用者の顔との間のゾーンから除去す
るために、マスクの透過性フェース(permeable face of the mask)を増大させ
るのが本発明の目的である。着用者の吸気によって、また吸引された空気のマス
クを介しての補充によって、同時的に空気がゾーンに戻される。入口オリフィス
を介しての流れを濃縮するよりむしろ、マスクと着用者の顔との間のスペースを
マスク表面からの空気で補充することによって、流れはよりゆっくりしたースで
より均一となり、このため集中力を低下させるノイズや速度の乱れが防げる。し
たがって、メガネの曇りが最小限に抑えられるだけでなく、暖かく湿った呼気が
フェースゾーンから除去されるという着用者の快適さノベルは、マスク材料の透
過性および減圧供給源を介しての吸引レベルの関数である。
病院の吸引システムは、個々の配置および使用される装置によって種々の減圧
レベルを有する。米国では、このようなシステムは通常15〜20インチHgの減圧レ
ベルを有するが、12インチHgという低い減圧レベルを有するシステムや、また22
インチHgという高めの減圧レベルを有するシステムもある。したがって、病院施
設における減圧供給源の吸引能力は、着用者から減圧供給源まで連結するのに使
用されるチューブのサイズと長さの関数であると考えることができる。普通の息
は約300〜350cm3の空気を含んでいる。約4〜7秒ごとに一回の呼吸(呼気と吸
気)が行われる。吸気/呼気のサイクルは周期的であるけれども、減圧システム
から
の吸引力は一定である。呼吸サイクル中にマスクと着用者の顔との間のゾーンか
ら空気を除去する減圧システムは、着用者によって吐き出される暖かくて湿った
空気の除去、および着用している光学器具の曇りの防止に対して充分な能力を有
する。驚くべきことに、少なくとも約8French(1.6mm)〔好ましくは約14French(
2.8mm)〕の減圧チューブが、従来の透過性マスクからの暖かく湿った空気を、こ
の減圧レベルでの使用にて充分に吸引できる、ということが見いだされた。比較
的大きな透過性表面エリアを有する従来のマスクを使用すると、医療フェースエ
リア(medical facial area)の前後に実質的な高濃度流れを生成することなく
、清浄な乾燥空気が得られる。
Brunsonによる米国特許第5,322,061号(該特許を参照のこと)は、本発明にお
いて使用されるタイプの好ましいマスクを開示している。マスクは複数層のマス
ク材料を含み、約250cm2の表面積がガス透過性であり、約1μの粒子サイズの濾
過能力を有する。マスクの表面エリア前後に約1.25mmH2Oの平均圧力差があるの
で、マスクはそれ自体で優れた呼吸適性を有する。しかしながら、本発明にした
がって、15〜20インチHg減圧供給源に連結された約2mm内径の吸引チューブと組
み合わせると、メガネの曇りに対する優れた抵抗性が得られ、またユーザーにと
って低温の乾燥空気が得られ、この結果ユーザーの快適感が大幅にアップする。
図1の実施態様においては、吸引源37によって引き起こされるカテーテルチュ
ーブ31を通る流れの流量を調節するために、器具43(たとえば、ニードル弁また
は他の流量変更手段)がカテーテルチューブ31の第1の端部に隣接している。流
量変更手段43は、閉止可能な開口を開いたときに、吸引源37が、カテーテルの第
2の端部を介してより、開口を介してより多くの空気を引っ張り込みやすいよう
に、たとえば、カテーテルとインライン状態の閉止可能な開口45の形態であって
もよい。必要であれば、複数の流量調節器具43を互いに直列に組み込むこともで
きる。
図2の好ましい実施態様においては、Brunsonによる米国特許証 D347,713号に
開示のマスク設計物が示されている。このようなマスクについては、Brunsonに
よる米国特許証第5,322,061号により詳細に説明されている。Brunsonによる米国
特
許第5,322,061号および D347,713号(図11Bのマスク“C”)を参照のこと。マ
スクを着用者の顔に合うよう成形させるために、適応性ストリップ24が使用され
る。マスク23は、紐29によって着用者の所定の位置に保持された状態で示されて
いるが、最も好ましいのは弾性のバンドである。内径約1/8インチ(3.175mm)
で外形3/16インチ(4.76mm)の適切なプラスチック材料(ポリウレタン、ナイ
ロン、およびポリエチレンを含む)のチューブ21は、ユーザーがそのワークステ
ーションにて自由に移動できるような長さであり、このとき他端は減圧供給源37
に連結されている。14〜18 French(2.8〜3.6mm)の内径を有するチューブが最
も適切である(図11A)。これとは別に、チューブ21は、減圧供給源37に連結さ
れている第2のチューブ36に対するカップリング20を介して第1の端部33に繋が
るのに充分な程度の、10〜24インチ(25.4〜60cm)という短い長さであってもよ
い。
図3の実施態様は、チューブ21をマスク内に形成されたスリーブ中に収容すベ
く造られたテクノールPFR95マスク23を示している。スリーブ26(図6と6Aに
示されている)は、上部マスクセクション36がシーム(seam)22において一緒に
結びついている。熱可塑性材料を使用すると、シームは公知のヒートシール技術
により造ることができる。他の材料の場合、シームは公知のステッチ技術により
造ることができる。
シーム22は、頂部セクション28と底部セクション30の外側エッジの周りに形成
される。シーム32は、チューブ21がこのように形成されたスリーブ中にしっかり
フィットするように、シーム22から充分に離れて配置している。
図4と5においては、チューブ21が、開口48を介してマスク23の頂部セクショ
ン30に、あるいは開口49を介して底部セクション28に挿入されている。スリーブ
26は、材料のひだを形成し、製造するときにそれを挿入することによって、マス
クのシーム中に結合/ステッチすることができる。スリーブ26は、孔48または49
を通して配置されるときはチューブ21を収容し、チューブを所定の位置に保持す
る。チューブ先端40は、図7に示されているように、スリーブ26の内部セクショ
ンに固定される。端部35の配置はそれほど重要なことではないが、収縮をできる
だけ抑えた状態で、鼻/口エリアから呼気を引き込むように配置しなければなら
ない。図7だけでなく図8と8Aに示されているように、チューブの先端は角度
づけすることができ(40)、吸引の局在化を拡散するように形成された孔42また
はスリット44を有する。このようにしないと、チューブ端が着用者の顔組織中に
食い込むか、あるいは吸引される空気の吸引効果によって、マスク材料を介して
の吸引力が強くなる。
チューブ21の端部35は、マスク23のセクション28の下側のL形チューブアダプ
ター34に接続することができる。図10に示されているように、L形チューブアダ
プター突起17は、開口19を介してマスクセクション26中に延びている。摩擦ワッ
シャー38が突起17上にスリップしていて、アダプター34をアダプターフランジ18
に対向する形でマスクセクション26上の所定の位置に保持し、これによって開口
19をシールしている。L形アダプターの利点は、チューブが作エリア中に下向き
にぶらさがるのではなく、チューブを着用者の操作エリアから離れたほうに向け
るという点である。チューブ21は、図1に示すように、クリップ手段によって着
用者の衣類に結びつけてもよいし、あるいは着用者の要望によって緩く吊り下げ
てもよい。これとは別に、破線で示されているように、チューブ21をタイ29によ
って捕捉して、マスクのフェースに対する過剰な引っ張りを防ぐことができる。
図9は、チューブ端35を受け取るためのフランジ付きニップルアダプター46を示
している。類似のアダプターが、デンプシーらによる米国特許証第3,130,722号
に開示されている。L形アダプター34の代わりに、このようなアダプターを使用
することができる。アダプターと摩擦ワッシャーのどちらか、あるいは両方が金
属またはプラスチックであってもよい。
チューブ21を介しての空気の吸引によってつくりだされるマスクを通る空気流
れにより、メガネの曇りが防止されるだけでなく、このマスクの着用がより快適
になる。暖かく湿った呼気の除去とともに乾燥空気を導入することによって、マ
スクと顔との間のゾーンを比較的快適に保持することができる。乾燥空気の吸い
込みと湿気の除去は、マスク材料の乾燥状態を保持するのに有効である。こうし
たことを行わないと、吐き出された湿気で飽和する。マスクの表面積は200〜300
cm2であるが、マスクの構造と着用者の顔の形状によって、有効表面積は幾分(
一
般には40〜100cm2)少なくなる。マスク前後の圧力差は、マスクの構成によって
種々異なる。
周知のように、人間の通常の呼吸は4〜7秒の範囲であり、吸気と呼気はそれ
ぞれ300〜350cm3である。通常の呼吸圧力は約1インチまたは25.4mmH2Oである。
通常の呼吸において、着用者は、300cm2のマスクに対して2ポンド弱の力を及ぼ
し、これはマスクの前後に1mmH2Oの圧力差を生じる。4mmH2Oというより高い圧
力差の場合、力は約8ポンドである。このような力は、マスクに変形をきたした
りおよび/または着用を不快にさせたりすることがある。2つの力(着用者によ
る吸い込みとチューブの吸引)がマスクの構造的特性に悪影響を及ぼさないよう
、吸引カテーテルのさらなる吸引力を限度内に保持するのが望ましい。
このように、最良の結果を得るためには、吸引力を限度内に制限しなければな
らないということが見いだされた。マスク23の空気分散効果、およびチューブ21
の吸引効果を使用することによって、着用者や手術環境に対する保護が得られる
よう、そしてまた快適さや明確な視野が得られるよう、成分の組合せを決定する
ことができる。
本発明の目的を達成する上で、0.6mmH2O未満の圧力差(Δp)を有するマスク
は、マクロサイズの粒子に対しては殆ど保護効果がないようである。このような
マスクの吸引は、チューブの開口とマスクとの接触点にて行われる。本発明に対
する好ましい範囲のマスク性能レベルは、従来の呼吸条件にて約0.6〜10mmH2OΔ
pの透過性材料を使用して得られる。
マスクと着用者の顔との間のスペースまたは吸引ゾーンは、マスクの構造およ
び着用者の顔の形状によって異なる。このスペースは通常、鼻と口の周りの中央
部にて15〜40cm3を構成している。マスクゾーンが30cm3である場合、普通の透過
性のマスクを通して通常は270cm3の呼気が吐き出される。この暖かくて湿った空
気が上昇して、着用者のメガネに影響を及ぼす。したがって、約300cm3/秒の吸
引チューブで除去すると(米国では通常15〜20インチHgの減圧を有する)、実質
的に全ての呼気が除去され、吸引しなければマスク材料によって捕捉される湿気
が実質的に取り除かれ、着用者にとって快適なゾーンが提供される。カテーテル
(ある与えられた範囲の減圧を受けている)の直径は、マスク材料前後の空気パ
ーミアンス(または圧力降下)の関数であると考えられる。マスク材料前後の圧
力降下が増大すると、充分な吸引を維持するためにカテーテルチューブの直径が
増大する。設計または顔の形状によってマスクの有効エリアが減少すると、チュ
ーブのサイズも増大する。病院の手術室において21〜23インチHgもの高い減圧が
供給される米国の病院では、ガス不透過性のマスクでさえも 20French(4.0mm)
より大きい直径を必要としないが、マスクは吸引力に耐えることができない。快
適/曇りなしゾーン(comfort/no fogging zone)は、図11〜11Bを参照するこ
とによって理解することができる。本発明の快適ゾーンは、約350〜4600m-6/Pa・
Sのマスクパーミアンスおよび約150〜600cm3/秒の吸引チューブ流量の範囲内の
マスク構造物によって得ることができる。実施例1
Brunsonによる米国特許証第5,322,061号に記載のマスク、および内径約2.8mm
、長さ24インチのチューブ21を着用者に装着し、このときチューブのマスク端を
、着用者の鼻の周りでマスクと顔によって形成されるスペースと連通状態にする
。着用者は、従来の手術室条件下で手術を行う。手術は1時間続く。その時間中
、チューブ21の一端を、長さ約16フィート、内腔7mmのチューブ36に結びつけ、
その他端をガーディアン(Guardian)液体捕集キャニスター集成体(これは壁面
の減圧アウトレットに連結されている)に連結する。壁面における減圧測定値は
23インチHgである。キャニスター集成体中の液体捕捉ジャー(liquid catch jar
)は壁面アウトレットの上流に存在し、この壁面アウトレットの後に、チューブ
36に20インチHgのセット減圧を供給するレギュレータが存在する。手術処置の開
始時点にて、捕捉ジャーを空にする。1時間後(このとき、チューブ36を本発明
のマスク/チューブ接続部に連結し、マスクを着用している)、着用者の呼気か
らの堆積凝縮液20ccが捕捉ジャー中に測定される。実施例2
本実施例は、チューブによる効果的な圧力降下を示す。ノーステキサス病院に
おける従来の減圧供給源の壁面では、測定された空気脱気速度は1400cm3秒であ
っ
た。この接続アウトレットは、二組のチューブ〔それぞれ、長さが12フィート(
3.65m)で内径が4.8mm〕を有するプラスチック製の標準的雄−雄コネクターによ
って連結される(このチューブは、Davol Companyのカタログ番号3656より購入
)。壁面の減圧供給源と患者との間に単一のガーディアンキャニスター集成体(3
,000ccのガーディアンキャニスターを1つ含む)を配置した。24フィートの Davo
l 3636チューブの端部において、長さ24インチ(60.96cm)で直径8French(1.6
mm)のチューブを繋げた。8Frenchカテーテルチューブでの流量測定値は145cm3
/秒であった。1.6mmチューブが、使用する上での快適さが得られる最小直径のチ
ューブであると考えられる。実施例3
実施例2のフレキシブルプラスチックチューブの24インチ(60.96cm)セクシ
ョンを、同様の24インチ長さを有する内径2.0mm(10French)のチューブセクシ
ョンで置き換えた。21,000ccのバッグに空気を充填してチューブに接続し、空気
を脱気した。それぞれ脱気のタイミングをはかりながら、このプロセスを3回繰
り返した。バッグからの空気除去の平均時間は105秒であった。バッグからの有
効空気除去は280cc/秒であった。このことは、上記構成での2.0mmチューブによ
る有効空気除去が280cc/秒であることを示している。実施例4
実施例3の24インチ(60.96cm)セクションを内径2.8mm(14 French)のチュ
ーブで置き換え、21,000ccのバッグを使用して同様の試験を行った。平均脱気時
間は50秒であった。有効空気除去は420cc/秒であった。使用試験において、使用
する上での快適さの点で好ましいのは2.8mmチューブであった。実施例5
実施例4の24インチ(60.96cm)セクションを内径3.7mm(18 French)のチュ
ーブで置き換え、21,000ccのバッグを使用して同様の試験を行った。平均脱気時
間は37.5秒であり、有効空気除去は560cc/秒であった。
実施例1〜5の結果は、“Texarkana,Texas,USA”における外科手術室の壁
面にて22インチHgという従来の減圧力を使用すると、壁面減圧供給源での空気の
流
量が、従来のキャニスター(Baxter Healthcare,Canister No.64-3480A)の後
にて、また種々の直径のカテーテルによって終結されている24インチのコネクタ
ーチューブの後にて以下のようになった、ということを示している。
当然のことながら、流量は、供給源での減圧力、ラインの降下、およびコネク
ティングチューブの直径に関してだけでなく、特許請求している器具までのカテ
ーテルチューブの長さ、そして最終的にはカテーテルの内径に関しても変わる。実施例6
発明者は、本発明とマスクを使用して快適さゾーンを測定するために、多くの
市販マスクを試験した。各マスクの種類と適合性を記録し、数回の呼吸後に着用
者の顔の周りの暖かさの感覚を評価した。内径4.8mmという大きめのコネクター
チューブの開放端をマスクと着用者の顔との間のスペース中に配置し、このとき
着用者は、チューブの入口付近の開口を指でシールした。暖かさの感覚が減じ、
より高い快適さがつくりだされる程度について評価を行った。さらに、吸引によ
るマスクの破損しやすさについても記録した。非多孔質のテープを貼り付けるこ
と
によって、呼吸可能なマスク表面が制約を受けるまで、いかなるマスクも破損は
起こらなかった。開放コネクターチューブの影響を試験した後、種々のFrench
サイズのカテーテルチューブを接続し、快適さの程度についての観察を評価した
。試験の結果を図11、11A、および11Bに示す。
図11、11A、および11Bを参照すると、マスクパラメーターと本発明によって
得られる快適さレベルの評価のチャートが示されている。一連のマスクA〜EE
を本発明に関して評価した。マスクの説明は図11Bに記載してある。空気パーミ
アンスと評価されたマスクを介してのポテンシャル流れを図11に示す。マスクの
構造(タイプ)および吸引を行った場合とそうでない場合の等級付けを図11Aに
示す。
図11Aの“呼吸適性(Breathability)”において、種々のマスクが1と3の
間で等級付けされており、このとき1は着用者にとって最も呼吸しにくく;2は
中程度であり;そして3は最も呼吸しやすい。吸引カテーテルチューブを着用者
の鼻と口のエリアに配置した状態でのマスクの“快適さレベル(comfort level)
”を測定し、その結果が表に記載されている。“静止状態”の欄は、吸引を行わ
ないときの快適さレベルである。“タイプ”の欄は、以下のようにマスクの種類
を表している: C=輪郭対応形;Cn=円錐形;D=ダックビル形;Sh=シー
ルド形;St=弾性紐形;T=タイストランド形;L=耳ループ形。円錐形マス
クはいずれも弾性紐を有する。
ガーレイ多孔度測定器(ニューヨーク州トロイのテレダイン−ガーレイ社製造
)を使用して、マスク材料の空気パーミアンスを測定する。国際標準機構(ISO
)No.5636/5 試験法にしたがって、面積0.645cm2のオリフィスを通る100mlの空
気に5オンス(0.3KPa)の分銅をのせる。空気パーミアンスP(m-6/Pa・S)は、
100÷(645×Δp×t)に等しい。Δpは0.3KPaであり、tは100mlの空気を0.6
45cm2のオリフィスとマスク材料に通すのに必要な秒数である。試験したマスク
の空気パーミアンスは図11Aに記載してある。
フラットなマスク材料について考えると、ガスのフラックスは D'Arcy の法則
から
であると求めることができる。
式中、κ=材料の透過率;μ=ガスの粘度;R=ガス定数;T=温度;λ=サ
ンブリング間の距離;Δp=駆動力;Ao=面積である。
ガーレイ多孔度測定器および0.645cm2の材料面積(Ao)を通る100mlのシリ
ンダー容積に対し5オンス(0.3KPa)の分銅を使用して試験し、下記の式にしたが
って図11のデータを得た。
250cm2の表面積および顔の前後に2mmHgの圧力降下を有するマスクに対しては
、
を得る。
着用者の開いた口に対して表面をぴったり配置し、数回呼吸することによって
各マスクの“呼吸適性”を評価した。マスクを対で比較し、マスクA〜Gについ
て、最も呼吸しやすい(1)から最も呼吸しにくい(7)まで明確な等級付けを
行った。この等級付けは、星印(*)によって示されている。マスクH〜EEは
、“呼吸適性”を1〜3の間のスケールで評価した。このとき1は最も呼吸しに
くく、2は中程度であり、そして3は最も呼吸しやすい。
鼻と口のエリアに配置された種々の吸引カテーテルを含むマスクの快適さレベ
ルを求めた。その結果を図11の所定の欄に示す。吸引を行わないベースラインの
快適さレベルを記録した。評価基準(図11A)は次の通りである:1−平均より
高温;2−平均の快適さ;3−平均より低温。
20インチHgの減圧供給源を使用して、5French(内径1.0mm)、8French(内
径1.6mm)、10French(内径2.0mm)、14French(内径2.8mm)、および18French
(内径3.6mm)のチューブサイズを評価した。次のような等級スケールを使用し
た。
0 吸引を行った場合もそうでない場合も、全く差がない
1 吸引を行っても殆ど差がない
2 吸引を行うと改良が認められる
3 吸引による利点がかなり大きい
4 完全なエアコンディショニングの利点が得られる
本発明による快適さゾーンは図11Cから容易にわかる。図11Aに記載のマスク
A〜EEについて、吸引速度と空気パーミアンス値とを比較している。強調のた
め、2000より大きい空気パーミアンス値は示していない。図11Cは幾つかのゾー
ン−−1)効果がない(ineffective);2)予測不能(unpredictable);3)
不充分な快適さ(marginal comfort);4)相対的な快適さ(relative comfort
);および5)充分な快適さ(full comfort)−−に分けられている。図11Aに
記載のチューブサイズに対応する吸引速度に対してはチャート1を参照のこと。
試験したマスク(A〜EE)に関し、0または1の快適さレベルを有するマス
クは、マスクと着用者の顔との間のエリアから暖かく湿った空気を除去するのに
効果がないと考えられる。これらのマスク集成体は、図面に示されているような
“効果のないゾーン”を表す。2000より大きいパーミアンス値を有するマスクは
これらの吸引速度にて満足に吸引することができる、という点に留意しなければ
ならない。
80cc/秒より大きいが145cc/秒未満であるような吸引速度のレベルでは、マス
クの構造と空気パーミアンスおよび吸引速度との関係が不確定であるゾーンが存
在する。このゾーンは、図11Cにおいては“予測不能”と表記されている。たと
え
ばマスク“J”は150cc/秒にて3の快適さレベルを有する。一方、マスク“P”
〜“S”は単に1の快適さレベルを有するにすぎない。
“不充分な快適さ”ゾーンは、200cc/秒の吸引速度に対して約1200空気パーミ
アンスレベルにて始まっていることが示されており、2未満または3より大きい
吸引快適さレベル等級を含まない。このゾーンにおけるマスクに対しては、快適
さレベルにある程度の改良が認められる。
“相対的な快適さ”ゾーンは、主として2と3の等級および1200以上の空気パ
ーミアンス値を有するマスクを含む。マスク“W”は、この説明において“1”
等級を有していて“不充分な”のランクに入るただ一つのマスクであった。
充分な快適さは“4”の等級で実現される。この吸引レベルおよび空気パーミ
アンスレベルにて、本発明の充分なエアコンディショニングの利点が達成される
。後者の3つの快適さゾーンは、本発明の範囲内であると考えられる。マスクの
構造によって異なるが、80〜145cc/秒に対する吸引ゾーンが、快適さレベルが少
なくとも2であるという本発明の規準を満たすであろう。
次いで発明者は、“最もタイトな”−−すなわち最も快適でない−−マスクC
を取り上げ、粘着テープのストリップを付け、マスク全体がふさがれるまである
間隔で試験した。マスク(不透過性のマスクをシミュレート)が14French以上の
カテーテルで破損した最終段階まで差は認められず、より小さなサイズのカテー
テルはマスクを破損せず、また快適さレベルにそれほど大きな差はもたらさなか
った。しかしながら、充分にふさがれたレベルでは、空気は、着用者の鼻のブリ
ッジに輪郭付けられた適合性部分の周りから入って出る。シールが着用者によっ
て手操作で保持されるとき、着用者は、空気を吸い込むことができず、また空気
を他のエッジの周りに吐き出すこともできない。
実験結果から、変化が小さい場合、この呼吸適性範囲における全てのマスクに
対し、14French以上のチューブが良好な快適さレベルをつくりだし、暖かくて湿
った呼気の本質的に完全な除去がなされたことがわかる。8〜14Frenchのチュー
ブは、殆ど常に快適さレベルの向上をもたらした。より小さなチューブは、効果
が不充分であるか、あるいは全く効果がなかった。着用者の顔により良く輪郭付
けられているか、あろいは口と鼻の付近により多くの表面積を与え、したがって
マスク−顔スペース(またはゾーン)により大きな空気容積を有するようなマス
ク設計物を使用すれば、より小さなチューブで充分であると考えられていた。し
かしながら、このことは明らかに当てはまらなかったし、その範囲のマスクパー
ミアンスと試験した呼吸適性の中では、快適さの結果においてそれほど大きな差
は認められなかった。ホースからカテーテルへのライン損失によるカテーテルサイズに関する初期の理 論的光学算出
外科医マスクの機能に及ぼすコネクティングチューブの影響を調べるために、
に、発明者は機械的エネルギー収支からスタートした。なぜなら、気体(小さな
密度)について考える場合、運動エネルギーとポテンシャルエネルギーは無視す
ることができ、以下のような単純化された収支式を書くことができるからである
。
このときρは理想気体の密度に等しい。
Patm》xoであるときの理想気体の等温流れに対しては、この式は優れた近似
式である。
Bird Stewart と Lightfoot による輸送現象に関する本から、我々は
を見いだし、このときrtはコネクティングチューブの半径であり、Lはチュー
ブの長さであり、<v>はコネクティングチューブ中のガスの平均速度であり、そ
し
てfは摩擦係数として知られている。限定された範囲のレイノルズ数に対しては
、摩擦係数はブラシウスの式を使用して算出できる。
この式を使用するときはいつも、レイノルズ数が適切な範囲にあることを確認
しなければならない。xとxoはPatmと比較してかなり小さいので、機械的エネ
ルギーの収支は次のようにさらに単純化することができる。
吸引速度はV(cm3/秒)であり、したがって
レイノルズ数は以下のよう定義され
したがって、ブラシウスの式を適用して
摩擦係数に関して、摩擦損失は以下の式によって与えられる
したがって、チューブ中の流れに対する最終的な式は
xとxoをmmH2Oの項で表すと、最終的な式は
この式を、マスクでの減圧x、mmH2O、および吸引源での減圧xoに関して、マ
スクを横切って吸引速度を与える式と結びつけなければならない。したがって我
々は、ユニットとして解決しなければならない1つのまとまった関係を見いだし
た。この算出は、壁面吸引源からカテーテルまでの種々のホース長さに対して、
カテーテルに繋がっているホースの内径は、実質的に5mm未満であってはならな
い、ということを示している。
従来技術における多くの議論では、当業者は、マスクのエッジ(特に上部エッ
ジ)周りから出る暖かくて湿った空気によって曇りが引き起こされる、と述べて
いる。このことは、全てのプラスチック製のストリップ、スリット、フォームパ
ッドバリヤー、および暖かい空気の進路をそらすよう設計された類似物に当ては
まる。これらの呼吸しやすいマスクの場合、マスク材料を通過する暖かい空気は
、上昇してメガネの曇りを引き起こすのに充分な量であると考えられている。こ
れが、曇り問題を解決するための従来技術設計物の失敗に対する説明のようであ
る。明らかに、呼気の実質的に全てを吸引するのが望ましいと思われ、14French
以上
のチューブで充分であると考えられている(マスク−顔ゾーンに残るのは10〜20
%弱である)。
本発明のマスクは、患者のための呼吸用補助物として使用できることが見いだ
された。これにより、透過性材料で造られた低コストの使い捨てマスクを使用し
、清浄な乾燥空気または酸素を着用者に供給することによって、患者の呼吸を補
助することができる。本発明のマスクは、患者呼吸用補助物として患者の口と鼻
を覆う形で装着される。マスクと着用者/患者の顔との間に容積ゾーンまたは容
積スペースが形成される。マスクに接続されているフレキシブルプラスチックチ
ューブを介して、ガス供給源から所定量のガスがマスクに供給される。
チューブラインと供給源に容量制御手段を組み込んで、着用者/患者が必要と
する状態へのガスの流れを調節することができ、また暖かい水分と二酸化炭素を
含んだ呼気をマスク材料を介して患者から追い出すことができる。しかしながら
、容量制御弁を開いた状態で試験すると、過剰の空気/酸素がマスクを介して流
れるので、マスク内側の状態は着用者にとって快適となる。患者はそれぞれ、異
なったレベルの流量を必要とする。本明細書に開示のシステムを介して、薬物を
定期的に投与することもできる。このとき薬物は、直接吸い込まず、マスク材料
を介しての患者吸気として供給される。さらに、患者の呼吸を増大させるべく決
定されているようにマスクへのガスの流れと容量を妨げること、および/または
患者に供給される薬物を調節することも本発明の一部であると考えられる。
正圧の酸素、空気、または他のガスの供給マスクとして使用するためには(特
に、エーロゾル液滴によって広がる伝染性もしくは日和見性の疾患に罹っている
か又はその危険性のある患者に使用するためには)、好ましい実施態様は、必要
とされる濾過の程度に応じて、テクノールマスク(Tecchnol Mask)“C”(PFR9
5)またはマスク“M”のようなダックビル型のマスクである。呼吸性疾患の広が
りが問題とはならない患者への使用に対しては、製造コストがそれほど高くなけ
れば、マスク“O”のようなより大きな透過率を有するマスクが好ましい。
ポジティブ流れマスク(positive flow mask)を、重質ダスト粒子が関与する
工業用途と組み合わせて使用することもできる。図12と13は、厳しい工業用途
(たとえば、閉じたエリアでの塗装)において使用される従来技術器具の例であ
る。このような器具は通常は高価であり、しばしば交換しなければならないフィ
ルターカートリッジを使用する。図3に示されているような本発明の器具は、清
浄乾燥空気の供給源と共に使用すると、着用者にとっては、従来技術では得られ
ないような快適な使用ゾーンが得られる。
こうした工業的用途に対しては、ユーザーの鼻・口エリアから離れたバックフ
ェースまたは内側表面を有する透過性材料のマスクを使用するのが好ましい。こ
のようなマスクは、それら2つのエリアにおいて、着用者の吸い込みにより周囲
雰囲気中の粒状物質がマスクの外側表面に堆積して高濃度化するを抑制する。チ
ューブ21の端部を鼻・口エリアに合わせると、着用者が正圧供給源から空気を吸
い込むときに、粒状物質の高濃度化を防ぎやすくなる。このような工業的用途に
おいて使用される空気の量は、着用者の活動がより多い空気の供給を要求すると
いう点で、患者補助システムにおけるより多い。着用者によって吸い込まれる空
気の大部分は、空気供給源からとるのが好ましい。しかしながら、本明細書に開
示のマスク器具を使用すると、着用者は、マスクを通してどのくらい多くの空気
を呼吸するかということ、またどのくらい多くの空気を空気供給源からとるかと
いうことを決定することができる。その割合は、空気中の粒状物質レベルの関数
である。
塗装工のためのガスマスクとして使用する場合、好ましい実施態様は、ペンキ
のはねが着用者の目に入るのを防止するための透明プラスチックシールドを有す
るテクノールマスク“N”のようなダックビル型マスクである。この型のマスク
はさらに、フェースシールドの内側上方に沿ってフォームストリップを有し、こ
のフォームストリップは、アイシールドと目との間でペンキスプレーや液滴が上
から重力落下するのを防止するよう作用する。
従来技術のガスマスクは、本明細書で説明しているような空気供給源を適宜取
り付けることができる。図12と12Aは、従来技術のビンクスモデル(Binks Model
)48970(図12)と3M No.5200(図12A)を示している。図13と図13Aは、L形
チューブアダプター34と21で改装し、さらに正圧の空気/ガス供給源(図示せず
)
に接続されているマスクを示している。
当業者にとっては周知のことであるが、ある病院では、壁面での標準的な減圧
速度を測定することによって、そして外科もしくは歯科作業のタイプに応じた望
ましいマスクを選択することによって、最も望ましいカテーテルチューブを殆ど
実験することなく選択することができる。
上記の材料は比較的安価であり、簡単に組み立てられるので、本発明による使
い捨てマスク・カテーテルチューブ21は最小のコストで造り上げることができ、
しかもマスク(特に外科用マスク)の着用者にとって大幅に改良された快適さが
得られる。さらに、本発明のマスクは、着用者の顔を傷つけることなく容易に取
り外すことができる。手術室環境においては吸引源が容易に得られるので、本発
明の使い捨てマスク・カテーテルチューブ21は、外科用マスクとして特定の用途
を有する。しかしながら、本発明の使い捨てマスク・カテーテルチューブは、当
然のことながら、マスクの着用が必要で、吸引源が利用可能であるようないかな
る環境においても使用することができる。
当然のことながら、本発明の精神を逸脱することなく、上記実施態様以外に、
本発明を特定の形で具体化することができる。示されている実施態様は単に例証
のためのものであって、本発明がこれらによって限定されることはない。本発明
の範囲は、これまでの説明よりむしろ請求の範囲にて規定され、請求の範囲の範
囲内に入る全ての変形や等価体は本発明に含まれる。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項
【提出日】1997年3月31日
【補正内容】
請求の範囲を以下の通り補正する。
請求の範囲
1. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーは使用時また
は手術時にマスクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ
ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、病院手術
室の使用可能な吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザー
からの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
2. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける
ための手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテ
ーテル。
3. 取り外し可能な取り付け手段がクリップを含む、請求の範囲第2項に記
載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
4. カテーテルチューブの前記第2の端部が、マスクの後ろ側にしっかり取
り付けられる、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
5. カテーテルチューブの前記第2の端部が、粘着テープによってマスクの
後ろ側にしっかり取り付けられる、請求の範囲第4項に記載の使い捨てマスク・
吸引カテーテル。
6. 吸引源によって引き起こされる流量を調節するための、カテーテルチュ
ーブに取り付けられる流量調節手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の使
い捨てマスク・吸引カテーテル。
7. 前記流量調節手段が、開放可能で且つ閉止可能な開口をカテーテルチュ
ーブとインラインにて含み、これにより開口が開放されたときに、吸引源が、カ
テーテルチューブの第2の端部を介する場合より多くの空気を開口を介して引き
込みやすくなる、請求の範囲第6項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
8. 前記流量調節手段が弁を含む、請求の範囲第6項に記載の使い捨てマス
ク・吸引カテーテル。
9. 前記流量調節手段がニードル弁を含む、請求の範囲第7項に記載の使い
捨てマスク・吸引カテーテル。
10. 前記カテーテルチューブが約14 French 外径(2.8mm内径)の吸引カテ
ーテルである、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
11. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な手術室吸引源に接続
することを含む、請求の範囲第1項に記載のように使用している外科用マスクか
ら新鮮でない湿った空気を除去する方法。
12. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14 French直径(2.8mm)の吸引カテーテ
ルチューブを有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテ
ーテルチューブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と
連通しており、カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい吸引
源に接続すること、カテーテルチューブと吸引源を介して前記エリアから呼気を
排出すること、およびマスクの材料を通して前記エリア中に新鮮な空気を引き込
むことを含む、前記方法。
13. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するように配置されていて、ユーザーはマスクを
通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ
ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための吸引源に取
り外し可能な形で取り付け可能であり、前記第2の端部は、ユーザーからの呼気
を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
14. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するように配置されていて、ユーザーは手術時に
マスクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ
ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための使用可能な
病院手術室壁面吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザー
からの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
15. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける
ための手段をさらに含む、請求の範囲第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテ
ーテル。
16. 取り外し可能な取り付け手段がクリップを含む、請求の範囲第15項に記
載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
17. カテーテルチューブの前記第2の端部が、マスクの後ろ側にしっかり取
り付けられる、請求の範囲第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
18. カテーテルチューブの前記第2の端部が、粘着テープによってマスクの
後ろ側にしっかり取り付けられる、請求の範囲第17項に記載の使い捨てマスク・
吸引カテーテル。
19. 使用可能な病院手術室壁面吸引源によって引き起こされる流量を調節す
るための、カテーテルチューブに取り付けられる流量調節手段をさらに含む、請
求の範囲第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
20. 前記流量調節手段が、開放可能で且つ閉止可能な開口をカテーテルチュ
ーブとインラインにて含み、これにより開口が開放されたときに、使用可能な病
院手術室壁面吸引源が、カテーテルチューブの第2の端部を介する場合より多く
の空気を開口を介して引き込みやすくなる、請求の範囲第19項に記載の使い捨て
マスク・吸引カテーテル。
21. 前記流量調節手段が弁を含む、請求の範囲第19項に記載の使い捨てマス
ク・吸引カテーテル。
22. 前記流量調節手段がニードル弁を含む、請求の範囲第20項に記載の使い
捨てマスク・吸引カテーテル。
23. 前記カテーテルチューブが約14 French直径の吸引カテーテルである、
請求の範囲第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
24. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な病院手術室壁面吸引
源に接続することを含む、請求の範囲第14項に記載のように使用している外科用
マスクから新鮮でない湿った空気を除去する方法。
25. 前記吸引源が15〜23インチHgという減圧力を伴う、請求の範囲第14項に
記載の使用可能な病院手術室壁面吸引源。
26. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14French直径の吸引カテーテルチューブ
を有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテーテルチュ
ーブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と連通してお
り、前記カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい病院手術室
壁面吸引源に接続すること、カテーテルチューブと使用可能な病院手術室壁面吸
引源を介して前記エリアから呼気を排出すること、およびマスクの材料を通して
前記エリア中に新鮮な空気を引き込むことを含む、前記方法。
27. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーはマスクを通
して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ
ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、使用可能
な病院手術室壁面吸引源に取り外し可能な形で接続することができ、前記第2の
端部は、ユーザーからの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
28. 着用者の口と鼻を覆う形でフィットすべく造られていて、マスクと着用
者の顔との間の容積ゾーンを画定するマスク、このとき前記マスクは、着用者が
吸い込んだり吐き出したりすることを可能にする透過性材料の少なくとも1つの
層を含む;
マスクを着用者の顔につけるための手段;および
一端がマスクの容積ゾーンど連通していて、他端が使用可能なはずれにくい
ガス供給源に取り付け可能である内径約4mm未満のチューブ、このとき前記ガス
は、清浄な乾燥空気および酸素からなる群から選ばれる;
を含む、患者呼吸用補助物。
29. 前記使用可能なガス供給源からマスクの容積ゾーンへの前記ガスの流れ
を調節するための流量調節手段を、前記チューブとインラインにて含む、請求の
範囲第28項に記載の患者呼吸用補助物。
30. 清浄な乾燥空気の流れを、フレキシブルなプラスチックチューブを介し
て、固定された供給源から使い捨ての空気透過性マスクとマスク着用者の顔との
間の容積ゾーンに供給すること、および前記マスクへの空気の流れを調節して、
着用者の次の吸気の前に、二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を透過性の
マスク材料を介して前記ゾーンから実質的に掃去することを含む、患者の呼吸を
補助する方法。
31. マスクの容積ゾーンへの空気の流れに対して、所定量の薬物を定期的に
計量することを含む、請求の範囲第30項に記載の方法。
32. (a) 実質的に不織布で造られた使い捨てマスクを患者の顔にかぶせ
、患者の鼻と口を覆う工程、このとき前記マスク材料は空気と水蒸気に対して透
過性であり、前記マスクが、着用者の鼻と口を覆っているマスクによって形成さ
れる容積ゾーンと連通状態にある内径約4mm未満のフレキシブルプラスチックチ
ューブの一端を有する;
(b) 前記チューブの他端を使用可能な空気供給源に接続する工程;及び
(c) 前記供給源からの空気の流れを調節して、患者の次の吸気の前に、
二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を容積ゾーンから実質的に掃去する工
程;
を含む、患者の呼吸を補助する方法。
33. 不織繊維材料の少なくとも1つの層を含む使い捨てマスクであって、こ
のとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であるが、流体流れを抑制し、
前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンス、および一端がマス
クとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容積ゾーンにおいてマスクの
顔側と連通していて、他端が固定された空気供給源に接続されている内径約4mm
未満のフレキシブルプラスチックチューブを有する、前記使い捨てマスク。
34. 不織繊維材料の少なくとも1つの層で構成されたマスクを含む使い捨て
マスク集成体であって、このとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であ
るが、流体流れを抑制し、前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミ
アンス、および一端がマスクとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容
積ゾーンにおいてマスクの顔側と連通している内径約10mm未満のフレキシブルプ
ラスチックチューブを有し、このとき前記チューブの他端が、固定された減圧供
給源または固定された正圧ガス供給源に接続可能である、前記使い捨てマスク集
成体。
35. フレキシブルプラスチックチューブの一端を、病室における約12インチ
〜22インチHg(約30.5cmHg〜約56cmHg)の固定された多岐管減圧供給源に接続す
る工程、このとき前記チューブは、長さが約25cm〜61cmで内径が約2mm〜10mmで
あり、使用すべく配置されたときに、他端が、着用者の鼻と口に隣接した使い捨
てマスクの顔側に接続されている;
二酸化炭素と湿気を含んだ着用者からの呼気の実質的な部分を、前記チュー
ブを介して前記供給源のほうに排出する工程;および
多岐管に達する前に呼気から水分を捕集する工程;
を含む、病室条件時に着用者の光学レンズが曇らないよう保持する方法。
36. 液体流れ抑制特性を有する空気と水蒸気に対して透過性の不織布材料で
構成された少なくとも1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ外科用マスクシ
ステムであって、このとき前記マスクが、マスクの顔側と連通していて、所定の
位置にしたときにマスクの鼻・口エリアと連通している、内径1.6mm〜3.6mmで長
さが25cm〜約61cmのフレキシブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの
他端が、所定長さの第2のフレキシブルチューブを介して液体捕集器具に接続さ
れており、前記液体捕集器具が、第3のフレキシブルチューブを介して固定され
た多岐管減圧供給源に接続されている、前記外科用マスクシステム。
37. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第28項または第30
項に記載の患者呼吸用補助物。
38. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第32項に記載の方
法。
39. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第33項または第34
項に記載のマスク。
40. 液体流れ抑制特性を有する空気・水蒸気透過性の不織布材料の少なくと
も1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ呼吸用マスク集成体であって、この
とき前記材料が、約350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンスを有していてフレキ
シブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの第2の端部が、所定の位置
に配置したときに、着用者の鼻と口のエリアにおいてマスクの内表面に協同的に
接続されており、前記フレキシブルプラスチックチューブが約1.6〜3.6mmの内径
と所定の長さを有し、前記第1の端部が、使用時において約15〜20インチHgの減
圧系に接続されている、前記呼吸用マスク集成体。
41. 前記チューブを介して150〜600cm3/秒で吸引することを含む、請求の範
囲第40項に記載の呼吸用マスク集成体の使用法。
42. 手術するときに、少なくとも2の快適さレベルを有する前記マスクをさ
らに含む、請求の範囲第40項に記載の呼吸用マスク集成体。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年9月5日
【補正内容】
(1)明細書24頁7行〜26頁下8行の「ホースからカテーテル・・・示して
いる。」を以下の通り補正する。
『ホースからカテーテルへのライン損失によるカテーテルサイズに関する初期の 理論的工学算出
外科医マスクの機能に及ぼすコネクティングチューブの影響を調べるために、
発明者は機械的エネルギー収支からスタートした。なぜなら、気体(小さな密度
)について考える場合、運動エネルギーとポテンシャルエネルギーは無視するこ
とができ、以下のような単純化された収支式を書くことができるからである。
(6)
このときpは理想気体の密度に等しい。
PATM≫X0であるときの理想気体の等温流れに対しては、この式は優れた近似
式である。
(7)
Bird StewartとLightfootによる輸送現象に関する本から、我々は
(8)
を見いだし、このときYtはコネクティングチューブの半径であり、Lはチュー
ブの長さであり、〈v〉はコネクティングチューブ中のガスの平均速度であり、
そしてfは摩擦係数として知られている。限定された範囲のレイノルズ数に対し
ては、摩擦係数はブラシウスの式を使用して算出できる。
(9)
この式を使用するときはいつも、レイノルズ数が適切な範囲にあることを確認
しなければならない。XとX0はPATMと比較してかなり小さいので、機械的エネ
ルギーの収支は次のようにさらに単純化することができる。
(10)
吸引速度はV(cm3/秒)であり、したがって
〈v〉=V/πrt 2
レイノルズ数は以下のよう定義され
(11)
ここで、(12)
したがって、ブラシウスの式を適用して
(13)
摩擦係数に関して、摩擦損失は以下の式によって与えられる
(14)
したがって、チューブ中の流れに対する最終的な式は
(15)
XとX0をmmH2Oで表すと、最終的な式は
(16)
この式を、マスクでの減圧XmmH2O、および吸引源での減圧X0に関して、マス
クを横切って吸引速度を与える式と結びつけなければならない。したがって我々
は、ユニットとして解決しなければならない1つのまとまった関係を見いだした
。
この算出は、壁面吸引源からカテーテルまでの種々のホース長さに対して、カテ
ーテルに繋がっているホースの内径は、実質的に5mm未満であってはならない、
ということを示している。』
【手続補正書】
【提出日】1997年9月8日
【補正内容】
I.請求の範囲を以下の通り補正する。
『1. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーは使用時また
は手術時にマスクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、病院手術室
の使用可能な吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザーか
らの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
2. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける
ための手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテ
ーテル。
3.前記カテーテルチューブが約14 French 外径(2.8mm内径)の吸引カテー
テルである、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
4. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な手術室吸引源に接続
することを含む、請求の範囲第1項に記載のように使用している外科用マスクか
ら新鮮でない湿った空気を除去する方法。
5. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14 French直径(2.8mm)の吸引カテーテ
ルチューブを有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテ
ーテルチューブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と
連通しており、カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい吸引
源に接続すること、カテーテルチューブと吸引源を介して前記エリアから呼気を
排出すること、およびマスクの材料を通して前記エリア中に新鮮な空気を引き込
むことを含む、前記方法。
6.前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は、
使用時にユーザーの顔と接触するように配置されていて、ユーザーは手術時にマ
スクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための使用可能な病
院手術室壁面吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザーか
らの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
7. 前記カテーテルチューブが約14 French直径の吸引カテーテルである、
請求の範囲第6項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
8. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な病院手術室壁面吸引
源に接続することを含む、請求の範囲第6項に記載のように使用している外科用
マスクから新鮮でない湿った空気を除去する方法。
9. 前記吸引源が15〜23インチHgという減圧力を伴う、請求の範囲第6項に
記載の使用可能な病院手術室壁面吸引源。
10. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14French直径の吸引カテーテルチューブ
を有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテーテルチュ
ーブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と連通してお
り、前記カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい病院手術室
壁面吸引源に接続すること、カテーテルチューブと使用可能な病院手術室壁面吸
引源を介して前記エリアから呼気を排出すること、およびマスクの材料を通して
前記エリア中に新鮮な空気を引き込むことを含む、前記方法。
11. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーはマスクを通
して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、使用可能な
病院手術室壁面吸引源に取り外し可能な形で接続することができ、前記第2の端
部は、ユーザーからの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
12. 着用者の口と鼻を覆う形でフィットすべく造られていて、マスクと着用
者の顔との間の容積ゾーンを画定するマスク、このとき前記マスクは、着用者が
吸い込んだり吐き出したりすることを可能にする透過性材料の少なくとも1つの
層を含む;
マスクを着用者の顔につけるための手段;および
一端がマスクの容積ゾーンと連通していて、他端が使用可能なはずれにくいガ
ス供給源に取り付け可能である内径約4mm未満のチューブ、このとき前記ガスは
、清浄な乾燥空気および酸素からなる群から選ばれる;
を含む、患者呼吸用補助物。
13. 清浄な乾燥空気の流れを、フレキシブルなプラスチックチューブを介し
て、固定された供給源から使い捨ての空気透過性マスクとマスク着用者の顔との
間の容積ゾーンに供給すること、および前記マスクへの空気の流れを調節して、
着用者の次の吸気の前に、二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を透過性の
マスク材料を介して前記ゾーンから実質的に掃去することを含む、患者の呼吸を
補助する方法。
14. (a) 実質的に不織布で造られた使い捨てマスクを患者の顔にかぶせ
、患者の鼻と口を覆う工程、このとき前記マスク材料は空気と水蒸気に対して透
過性であり、前記マスクが、着用者の鼻と口を覆っているマスクによって形成さ
れる容積ゾーンと連通状態にある内径約4mm未満のフレキシブルプラスチックチ
ューブの一端を有する;
(b) 前記チューブの他端を使用可能な空気供給源に接続する工程;及び
(c) 前記供給源からの空気の流れを調節して、患者の次の吸気の前に、二
酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を容積ゾーンから実質的に掃去する工程
;
を含む、患者の呼吸を補助する方法。
15. 不織繊維材料の少なくとも1つの層を含む使い捨てマスクであって、こ
のとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であるが、流体流れを抑制し、
前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンス、および一端がマス
クとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容積ゾーンにおいてマスクの
顔側と連通していて、他端が固定された空気供給源に接続されている内径約4mm
未満のフレキシブルプラスチックチューブを有する、前記使い捨てマスク。
16. 不織繊維材料の少なくとも1つの層で構成されたマスクを含む使い捨て
マスク集成体であって、このとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であ
るが、流体流れを抑制し、前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミ
アンス、および一端がマスクとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容
積ゾーンにおいてマスクの顔側と連通している内径約10mm未満のフレキシブルプ
ラスチックチューブを有し、このとき前記チューブの他端が、固定された減圧供
給源または固定された正圧ガス供給源に接続可能である、前記使い捨てマスク集
成体。
17. フレキシブルプラスチックチューブの一端を、病室における約12インチ
〜22インチHg(約30.5cmHg〜約56cmHg)の固定された多岐管減圧供給源に接続す
る工程、このとき前記チューブは、長さが約25cm〜61cmで内径が約2mm〜10mmで
あり、使用すべく配置されたときに、他端が、着用者の鼻と口に隣接した使い捨
てマスクの顔側に接続されている;
二酸化炭素と湿気を含んだ着用者からの呼気の実質的な部分を、前記チューブ
を介して前記供給源のほうに排出する工程;および
多岐管に達する前に呼気から水分を捕集する工程;
を含む、病室条件時に着用者の光学レンズが曇らないよう保持する方法。
18. 液体流れ抑制特性を有する空気と水蒸気に対して透過性の不織布材料で
構成された少なくとも1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ外科用マスクシ
ステムであって、このとき前記マスクが、マスクの顔側と連通していて、所定の
位置にしたときにマスクの鼻・口エリアと連通している、内径1.6mm〜3.6mmで長
さが25cm〜約61cmのフレキシブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの
他端が、所定長さの第2のフレキシブルチューブを介して液体捕集器具に接続さ
れており、前記液体捕集器具が、第3のフレキシブルチューブを介して固定され
た多岐管減圧供給源に接続されている、前記外科用マスクシステム。
19. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第12項または第13
項に記載の患者呼吸用補助物。
20. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第14項に記載の方
法。
21. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第15項または第16
項に記載のマスク。
22. 液体流れ抑制特性を有する空気・水蒸気透過性の不織布材料の少なくと
も1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ呼吸用マスク集成体であって、この
とき前記材料が、約350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンスを有していてフレキ
シブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの第2の端部が、所定の位置
に配置したときに、着用者の鼻と口のエリアにおいてマスクの内表面に協同的に
接続されており、前記フレキシブルプラスチックチューブが約1.6〜3.6mmの内径
と所定の長さを有し、前記第1の端部が、使用時において約15〜20インチHgの減
圧系に接続されている、前記呼吸用マスク集成体。
23. 前記チューブを介して150〜600cm3/秒で吸引することを含む、請求の範
囲第22項に記載の呼吸用マスク集成体の使用法。
24. 手術するときに、少なくとも2の快適さレベルを有する前記マスクをさ
らに含む、請求の範囲第22項に記載の呼吸用マスク集成体。』
II.明細書を以下の通り補正する。
(1) 明細書29頁下1行の「本発明に含まれる。」の後に新段落にて以下の文
章を挿入する。
『本発明の実施態様は以下の通りである。
1. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーは使用時また
は手術時にマスクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、病院手術室
の使用可能な吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザーか
らの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
2. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける
ための手段をさらに含む、上記第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル
。
3. 取り外し可能な取り付け手段がクリップを含む、上記第2項に記載の使
い捨てマスク・吸引カテーテル。
4. カテーテルチューブの前記第2の端部が、マスクの後ろ側にしっかり取
り付けられる、上記第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
5. カテーテルチューブの前記第2の端部が、粘着テープによってマスクの
後ろ側にしっかり取り付けられる、上記第4項に記載の使い捨てマスク・吸引カ
テーテル。
6. 吸引源によって引き起こされる流量を調節するための、カテーテルチュ
ーブに取り付けられる流量調節手段をさらに含む、上記第1項に記載の使い捨て
マスク・吸引カテーテル。
7. 前記流量調節手段が、開放可能で且つ閉止可能な開口をカテーテルチュ
ーブとインラインにて含み、これにより開口が開放されたときに、吸引源が、カ
テーテルチューブの第2の端部を介する場合より多くの空気を開口を介して引き
込みやすくなる、上記第6項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
8. 前記流量調節手段が弁を含む、上記第6項に記載の使い捨てマスク・吸
引カテーテル。
9. 前記流量調節手段がニードル弁を含む、上記第7項に記載の使い捨てマ
スク・吸引カテーテル。
10. 前記カテーテルチューブが約14 French 外径(2.8mm内径)の吸引カテ
ーテルである、上記第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
11. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な手術室吸引源に接続
することを含む、上記第1項に記載のように使用している外科用マスクから新鮮
でない湿った空気を除去する方法。
12. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14 French直径(2.8mm)の吸引カテーテ
ルチューブを有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテ
ーテルチューブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と
連通しており、カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい吸引
源に接続すること、カテーテルチューブと吸引源を介して前記エリアから呼気を
排出すること、およびマスクの材料を通して前記エリア中に新鮮な空気を引き込
むことを含む、前記方法。
13. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するように配置されていて、ユーザーはマスクを
通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための吸引源に取り
外し可能な形で取り付け可能であり、前記第2の端部は、ユーザーからの呼気を
受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
14. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するように配置されていて、ユーザーは手術時に
マスクを通して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための使用可能な病
院手術室壁面吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザーか
らの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
15. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける
ための手段をさらに含む、上記第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル
。
16. 取り外し可能な取り付け手段がクリップを含む、上記第15項に記載の使
い捨てマスク・吸引カテーテル。
17. カテーテルチューブの前記第2の端部が、マスクの後ろ側にしっかり取
り付けられる、上記第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
18. カテーテルチューブの前記第2の端部が、粘着テープによってマスクの
後ろ側にしっかり取り付けられる、上記第17項に記載の使い捨てマスク・吸引カ
テーテル。
19. 使用可能な病院手術室壁面吸引源によって引き起こされる流量を調節す
るための、カテーテルチューブに取り付けられる流量調節手段をさらに含む、上
記第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
20. 前記流量調節手段が、開放可能で且つ閉止可能な開口をカテーテルチュ
ーブとインラインにて含み、これにより開口が開放されたときに、使用可能な病
院手術室壁面吸引源が、カテーテルチューブの第2の端部を介する場合より多く
の空気を開口を介して引き込みやすくなる、上記第19項に記載の使い捨てマスク
・吸引カテーテル。
21. 前記流量調節手段が弁を含む、上記第19項に記載の使い捨てマスク・吸
引カテーテル。
22. 前記流量調節手段がニードル弁を含む、上記第20項に記載の使い捨てマ
スク・吸引カテーテル。
23. 前記カテーテルチューブが約14 French直径の吸引カテーテルである、
上記第14項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。
24. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な病院手術室壁面吸引
源に接続することを含む、上記第14項に記載のように使用している外科用マスク
から新鮮でない湿った空気を除去する方法。
25. 前記吸引源が15〜23インチHgという減圧力を伴う、上記第14項に記載の
使用可能な病院手術室壁面吸引源。
26. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する
方法であって、このとき前記マスクが約14French直径の吸引カテーテルチューブ
を有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテーテルチュ
ーブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためにマスクの後ろ側と連通してお
り、前記カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい病院手術室
壁面吸引源に接続すること、カテーテルチューブと使用可能な病院手術室壁面吸
引源を介して前記エリアから呼気を排出すること、およびマスクの材料を通して
前記エリア中に新鮮な空気を引き込むことを含む、前記方法。
27. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は
、使用時にユーザーの顔と接触するよう配置されており、ユーザーはマスクを通
して呼吸することができる;および
第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテー
テルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、使用可能な
病院手術室壁面吸引源に取り外し可能な形で接続することができ、前記第2の端
部は、ユーザーからの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している;
を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。
28. 着用者の口と鼻を覆う形でフィットすべく造られていて、マスクと着用
者の顔との間の容積ゾーンを画定するマスク、このとき前記マスクは、着用者が
吸い込んだり吐き出したりすることを可能にする透過性材料の少なくとも1つの
層を含む;
マスクを着用者の顔につけるための手段;および
一端がマスクの容積ゾーンと連通していて、他端が使用可能なはずれにくいガ
ス供給源に取り付け可能である内径約4mm未満のチューブ、このとき前記ガスは
、清浄な乾燥空気および酸素からなる群から選ばれる;
を含む、患者呼吸用補助物。
29. 前記使用可能なガス供給源からマスクの容積ゾーンへの前記ガスの流れ
を調節するための流量調節手段を、前記チューブとインラインにて含む、上記第
28項に記載の患者呼吸用補助物。
30. 清浄な乾燥空気の流れを、フレキシブルなプラスチックチューブを介し
て、固定された供給源から使い捨ての空気透過性マスクとマスク着用者の顔との
間の容積ゾーンに供給すること、および前記マスクへの空気の流れを調節して、
着用者の次の吸気の前に、二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を透過性の
マスク材料を介して前記ゾーンから実質的に掃去することを含む、患者の呼吸を
補助する方法。
31. マスクの容積ゾーンへの空気の流れに対して、所定量の薬物を定期的に
計量することを含む、上記第30項に記載の方法。
32. (a) 実質的に不織布で造られた使い捨てマスクを患者の顔にかぶせ
、患者の鼻と口を覆う工程、このとき前記マスク材料は空気と水蒸気に対して透
過性であり、前記マスクが、着用者の鼻と口を覆っているマスクによって形成さ
れる容積ゾーンと連通状態にある内径約4mm未満のフレキシブルプラスチックチ
ューブの一端を有する;
(b) 前記チューブの他端を使用可能な空気供給源に接続する工程;及び
(c) 前記供給源からの空気の流れを調節して、患者の次の吸気の前に、二
酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を容積ゾーンから実質的に掃去する工程
;
を含む、患者の呼吸を補助する方法。
33. 不織繊維材料の少なくとも1つの層を含む使い捨てマスクであって、こ
のとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であるが、流体流れを抑制し、
前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンス、および一端がマス
クとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容積ゾーンにおいてマスクの
顔側と連通していて、他端が固定された空気供給源に接続されている内径約4mm
未満のフレキシブルプラスチックチューブを有する、前記使い捨てマスク。
34. 不織繊維材料の少なくとも1つの層で構成されたマスクを含む使い捨て
マスク集成体であって、このとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であ
るが、流体流れを抑制し、前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミ
アンス、および一端がマスクとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容
積ゾーンにおいてマスクの顔側と連通している内径約10mm未満のフレキシブルプ
ラスチックチューブを有し、このとき前記チューブの他端が、固定された減圧供
給源または固定された正圧ガス供給源に接続可能である、前記使い捨てマスク集
成体。
35. フレキシブルプラスチックチューブの一端を、病室における約12インチ
〜22インチHg(約30.5cmHg〜約56cmHg)の固定された多岐管減圧供給源に接続す
る工程、このとき前記チューブは、長さが約25cm〜61cmで内径が約2mm〜10mmで
あり、使用すべく配置されたときに、他端が、着用者の鼻と口に隣接した使い捨
てマスクの顔側に接続されている;
二酸化炭素と湿気を含んだ着用者からの呼気の実質的な部分を、前記チューブ
を介して前記供給源のほうに排出する工程;および
多岐管に達する前に呼気から水分を捕集する工程;
を含む、病室条件時に着用者の光学レンズが曇らないよう保持する方法。
36. 液体流れ抑制特性を有する空気と水蒸気に対して透過性の不織布材料で
構成された少なくとも1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ外科用マスクシ
ステムであって、このとき前記マスクが、マスクの顔側と連通していて、所定の
位置にしたときにマスクの鼻・口エリアと連通している、内径1.6mm〜3.6mmで長
さが25cm〜約61cmのフレキシブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの
他端が、所定長さの第2のフレキシブルチューブを介して液体捕集器具に接続さ
れており、前記液体捕集器具が、第3のフレキシブルチューブを介して固定され
た多岐管減圧供給源に接続されている、前記外科用マスクシステム。
37. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、上記第28項または第30項に記
載の患者呼吸用補助物。
38. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、上記第32項に記載の方法。
39. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、上記第33項または第34項に記
載のマスク。
40. 液体流れ抑制特性を有する空気・水蒸気透過性の不織布材料の少なくと
も1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ呼吸用マスク集成体であって、この
とき前記材料が、約350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミアンスを有していてフレキ
シブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの第2の端部が、所定の位置
に配置したときに、着用者の鼻と口のエリアにおいてマスクの内表面に協同的に
接続されており、前記フレキシブルプラスチックチューブが約1.6〜3.6mmの内径
と所定の長さを有し、前記第1の端部が、使用時において約15〜20インチHgの減
圧系に接続されている、前記呼吸用マスク集成体。
41. 前記チューブを介して150〜600cm3/秒で吸引することを含む、上記第40
項に記載の呼吸用マスク集成体の使用法。
42. 手術するときに、少なくとも2の快適さレベルを有する前記マスクをさ
らに含む、上記第40項に記載の呼吸用マスク集成体。』
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は 、使用時にユーザーの顔と接触するようになっていて、ユーザーは使用時にマス クを通して呼吸することができる;および 第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための、病院手術 室の使用可能な吸引源に接続すべく造られており、前記第2の端部は、ユーザー からの呼気を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している; を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。 2. カテーテルチューブを取り外し可能な形でユーザーの衣類に取り付ける ための手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテ ーテル。 3. 取り外し可能な取り付け手段がクリップである、請求の範囲第2項に記 載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。 4. カテーテルチューブの前記第2の端部が、マスクの後ろ側にしっかり取 り付けられる、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。 5. カテーテルチューブの前記第2の端部が、粘着テープによってマスクの 後ろ側にしっかり取り付けられる、請求の範囲第4項に記載の使い捨てマスク・ 吸引カテーテル。 6. 吸引源によって引き起こされる流量を調節するための、カテーテルチュ ーブに取り付けられる流量調節手段をさらに含む、請求の範囲第1項に記載の使 い捨てマスク・吸引カテーテル。 7. 前記流量調節手段が、開放可能で且つ閉止可能な開口をカテーテルチュ ーブとインラインにて含み、これにより開口が開放されたときに、吸引源が、カ テーテルチューブの第2の端部を介する場合より多くの空気を開口を介して引っ 張り込みやすくなる、請求の範囲第6項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテ ル。 8. 前記流量調節手段が弁を含む、請求の範囲第6項に記載の使い捨てマス ク・吸引カテーテル。 9. 前記流量調節手段がニードル弁を含む、請求の範囲第7項に記載の使い 捨てマスク・吸引カテーテル。 10. 前記カテーテルチューブが約14 French 外径(2.8mm内径)の吸引カテ ーテルである、請求の範囲第1項に記載の使い捨てマスク・吸引カテーテル。 11. 吸引カテーテルチューブの第1の端部を使用可能な手術室吸引源に接続 することを含む、請求の範囲第1項に記載のように使用している外科用マスクか ら新鮮でない湿った空気を除去する方法。 12. 使い捨てマスクとマスク着用者の顔との間のエリアから呼気を除去する 方法であって、このとき前記マスクが約14 French(2.8mm)直径の吸引カテーテ ルチューブを有していて、その第2の端部がマスクに取り付けられており、カテ ーテルチューブの前記第2の端部が、前記呼気の排出のためのマスクの後ろ側と 連通しており、カテーテルチューブの第1の端部を使用可能ではずれにくい吸引 源に接続すること、カテーテルチューブと吸引源を介して前記エリアから呼気を 排出すること、およびマスクの材料を通して前記エリア中に新鮮な空気を引き込 むことを含む、前記方法。 13. 前側と後ろ側を有する使い捨ての透過性マスク、このとき前記後ろ側は 、使用時にユーザーの顔と接触するようになっていて、ユーザーはマスクを通し て呼吸することができる;および 第1の端部と第2の端部を有する、比較的安価で軽量のある長さの吸引カテ ーテルチューブ、このとき前記第1の端部は、呼気を除去するための吸引源に取 り外し可能な形で取り付け可能であり、前記第2の端部は、ユーザーからの呼気 を受け取るよう、マスクの後ろ側と連通している; を含む使い捨てマスク・吸引カテーテル。 14. 着用者の口と鼻を覆う形でフィットすべく造られていて、マスクと着用 者の顔との間の容積ゾーンを画定するマスク、このとき前記マスクは、着用者が 吸い込んだり吐き出したりすることを可能にする透過性材料の少なくとも1つの 層を含む; マスクを着用者の顔につけるための手段;および 一端がマスクの容積ゾーンと連通していて、他端が使用可能なはずれにくい ガス供給源に取り付け可能である内径約4mm未満のチューブ、このとき前記ガス は、清浄な乾燥空気および酸素からなる群から選ばれる; を含む、患者呼吸用補助物。 15. 前記使用可能なガス供給源からマスクの容積ゾーンへの前記ガスの流れ を調節するための流量調節手段を、前記チューブとインラインにて含む、請求の 範囲第14項に記載の患者呼吸用補助物。 16. 清浄な乾燥空気の流れを、フレキシブルなプラスチックチューブを介し て、固定された供給源から使い捨ての空気透過性マスクとマスク着用者の顔との 間の容積ゾーンに供給すること、および前記マスクへの空気の流れを調節して、 着用者の次の吸気の前に、二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を透過性の マスク材料を介して前記ゾーンから実質的に掃去することを含む、患者の呼吸を 補助する方法。 17. マスクの容積ゾーンへの空気の流れに対して、所定量の薬物を定期的に 計量することを含む、請求の範囲第16項に記載の方法。 18. (a) 実質的に不織布で造られた使い捨てマスクを患者の顔にかぶせ 、患者の鼻と口を覆う工程、このとき前記マスク材料は空気と水蒸気に対して透 過性であり、前記マスクが、着用者の鼻と口を覆っているマスクによって形成さ れる容積ゾーンと連通状態にある内径約4mm未満のフレキシブルプラスチックチ ューブの一端を有する; (b) 前記チューブの他端を使用可能な空気供給源に接続する工程;及び (c) 前記供給源からの空気の流れを調節して、患者の次の吸気の前に、 二酸化炭素と湿気とを含んだ吐き出し空気を容積ゾーンから実質的に掃去する工 程; を含む、患者の呼吸を補助する方法。 19. 不織繊維材料の少なくとも1つの層を含む使い捨てマスクであって、こ のとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であるが、流体流れを抑制し、 前記マスク材料が、350〜4600m-6/P・Sの空気パーミアンス、および一端がマスク とマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容積ゾーンにおいてマスクの顔 側と連通していて、他端が固定された空気供給源に接続されている内径約4mm未 満のフレキシブルプラスチックチューブを有する、前記使い捨てマスク。 20. 不織繊維材料の少なくとも1つの層で構成されたマスクを含む使い捨て マスク集成体であって、このとき前記材料層は空気と水蒸気に対して透過性であ るが、流体流れを抑制し、前記マスク材料が、350〜4600m-6/Pa・Sの空気パーミ アンス、および一端がマスクとマスク着用者の鼻と口との間でつくりだされる容 積ゾーンにおいてマスクの顔側と連通している内径約10mm未満のフレキシブルプ ラスチックチューブを有し、このとき前記チューブの他端が、固定された減圧供 給源または固定された正圧ガス供給源に接続可能である、前記使い捨てマスク集 成体。 21. フレキシブルプラスチックチューブの一端を、病室における約12インチ 〜22インチHg(約30.5cmHg〜約56cmHg)の固定された多岐管減圧供給源に接続す る工程、このとき前記チューブは、長さが約25cm〜61cmで内径が約2mm〜10mmで あり、使用すべく配置されたときに、他端が、着用者の鼻と口に隣接した使い捨 てマスクの顔側に接続されている; 二酸化炭素と湿気を含んだ着用者からの呼気の実質的な部分を、前記チュー ブを介して前記供給源のほうに排出する工程;および 多岐管に達する前に呼気からの水分を捕集する工程; を含む、病室条件時に着用者の光学レンズが曇らないよう保持する方法。 22. 液体流れ抑制特性を有する空気と水蒸気に対して透過性の不織布材料で 構成された少なくとも1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ外科用マスクシ ステムであって、このとき前記マスクが、マスクの顔側と連通していて、所定の 位置にしたときにマスクの鼻・口エリアと連通している、内径1.6mm〜3.6mmで長 さが25cm〜約61cmのフレキシブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの 他端が、所定長さの第2のフレキシブルチューブを介して液体捕集器具に接続さ れており、前記液体捕集器具が、第3のフレキシブルチューブを介して固定され た多岐管減圧供給源に接続されている、前記外科用マスクシステム。 23. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第14項または第16 項に記載の患者呼吸用補助物。 24. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第18項に記載の方 法。 25. 前記チューブが約1.6mm〜約2.8mmである、請求の範囲第19項または第20 項に記載のマスク。 26. 液体流れ抑制特性を有する空気・水蒸気透過性の不織布材料の少なくと も1つの層を有する使い捨てマスクを含んだ呼吸用マスク集成体であって、この とき前記材料が、約350〜4600 m-6/Pa・Sの空気パーミアンスを有していてフレキ シブルプラスチックチューブを含み、前記チューブの第2の端部が、所定の位置 に配置したときに、着用者の鼻と口のエリアにおいてマスクの内表面に協同的に 接続されており、前記フレキシブルプラスチックチューブが約1.6〜3.6mmの内径 と所定の長さを有し、前記第1の端部が、使用時において約15〜20インチHgの減 圧系に接続されている、前記呼吸用マスク集成体。 27. 前記チューブを介して150〜600cm3/秒で吸引することを含む、請求の範 囲第26項に記載の呼吸用マスク集成体の使用法。 28. 手術するときに、少なくとも2の快適さレベルを有する前記マスクをさ らに含む、請求の範囲第26項に記載の呼吸用マスク集成体。
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