JPH105141A - 滑り防止マット - Google Patents

滑り防止マット

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JPH105141A
JPH105141A JP18145596A JP18145596A JPH105141A JP H105141 A JPH105141 A JP H105141A JP 18145596 A JP18145596 A JP 18145596A JP 18145596 A JP18145596 A JP 18145596A JP H105141 A JPH105141 A JP H105141A
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JP
Japan
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specific gravity
substance
rubber
water
pts
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Pending
Application number
JP18145596A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Honda
壽男 本田
Shigehisa Furukawa
栄久 古川
Noriyuki Kasai
法之 葛西
Shigeyoshi Sakai
酒井成伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHIN GOMME KK
Original Assignee
KOSHIN GOMME KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室内特に浴槽内、歩道、階段等の滑り防
止 【構成】 天然ゴム又は合成ゴムあるいは両者のブレ
ンドゴムに水溶性で180℃の融点を示す物質、吸水性
の物質さらに高比重物質を配合し、加硫後水浸漬によっ
て多孔質を形成するものである。このゴム組成物シート
又はマットは滑り、特に浴室内とりわけ浴槽内でのお湯
の介在による滑り易い状況での滑り防止に効果を発揮す
るが、その他にも階段、歩道、廊下など多方面での滑り
防止に効果がある。健常者はもとより特に注意を要する
幼児、高齢者、病人、身障者にとって転倒防止等の安全
面で大きな効果を発揮するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【日常生活上の利用分野】近年、生活の洋風化にともな
い浴室特に浴槽内の事故が多発している。従来日本家屋
においては浴槽は木製であったが、近年は木製浴槽は影
をひそめ、FRP、ステンレススチール、ほうろう引鉄
板、人工大理石等々で作られた浴槽が普及し一般化して
いる。また浴室内の床材もFRP、人工大理石、化粧タ
イル等が一般的である。従って人が浴槽内あるいは浴室
内で立ち上がった場合、上記の材質は衛生上の理由で極
めて平滑に仕上げられているので非常に滑り易い。その
上これらの材料と人の足裏の間には水あるいはお湯が介
在するので殊さら滑り易くなっている。特に幼児、高齢
者、病人、身障者の場合は注意が必要である。
【0002】本発明の主な目的は、浴室内とりわけ浴槽
内で使用する滑り防止用マットを提供する事にある。ま
た、屋内外の階段、玄関、アプローチ、歩道、厨房、工
事現場、トイレ、敷物の下敷、居間、廊下、テラス、ベ
ランダ、あるいはバス、電車等の公共交通機関の内部の
床やタラップ上に使用し、健常者はもとより社会的弱者
の歩行時の滑りを防止するマットの提供を目的とする。
【0003】
【従来の技術】従来浴槽用の滑り防止マットとして裏面
に吸盤を多数取付けたゴムのシートが用いられている
が、形状が複雑であり、取り扱いが煩わしく、吸盤の上
を一つ一つ踏みつけなければ効果がないので、浴槽に入
るときはあまり効果がなく、普及していない。
【0004】これに対し本発明のマットは、単純な形状
のシートである為取り扱いが容易であり、入浴する場合
に浴槽の底に敷いた本発明のマットの上に片足を乗せ入
浴する最初の動作において、滑り止めの効果を発揮する
ので極めて安全である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは滑りを防止
する手段として次に述べる滑り防止マットの使用を提案
する。本発明滑り防止マットは、空隙率5%以上、比重
1.1以上の多孔質エラストマーのシートからなる。
【0006】この多孔質エラストマーとは、天然ゴム又
は合成ゴムあるいは両者のブレンドゴムであり、ゴム成
分100重量部に対し、融点180℃以上で水溶性の結
晶物質を25〜500重量部、吸水性物質を0〜100
重量部、比重2.0以上の高比重物質を50〜400重
量部配合して加硫した後、水に浸漬して水溶性結晶を溶
出してなる多孔質エラストマーである。
【0007】勿論種々の発泡剤、例えばジニトロソペン
タメチレンテトラミン、アゾジカルバナミド、パラトル
エンスルフェニルヒドラジン、P,P'- オキシビスベンゼ
ンスルフォニルヒドラジン、炭酸水素ナトリウム等をゴ
ムに練り込み、加硫と同時に発泡させたスポンジ状シー
トも本発明マットとして使用出来るが、発泡時の体積増
加が部分的に偏りが出易い事、独立気泡の存在の為高比
重化が難しく水中に沈めるのが難しい事、二色模様の浮
出しが難しい等の問題がある。従って本発明目的の為に
は前述の水溶性結晶物質の溶出によって製造された多孔
質エラストマーの使用がより望ましい。以下本発明につ
き詳細に説明する。
【0008】シートの空隙率は滑り対策上体積割合で5
%以上に調整するのが好ましい。結晶物質の量はゴム分
100重量部に対し25から500重量部、好ましくは
50から400重量部配合するのが好ましい。結晶物質
が少ない場合は加硫後溶出しても多孔性物質とはなり難
く、多過ぎると配合作業が困難になり、加硫した後の材
料の強度が低下する。
【0009】本発明で使用する水溶性であり、且つ18
0℃以上の融点を有する結晶物質には塩化ナトリウム、
塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、硫
酸ナトリウム等がある。水溶性結晶であっても加硫温度
域つまり180℃より低い温度で分解したり融解したり
する結晶物質は好ましくない。水に溶出した後もマット
中に微量残存する結晶物質はカビ類の発生を抑える。本
発明で最も好適に使用出来る結晶物質は塩化ナトリウム
である。
【0010】出来ればこの時、結晶物質の溶出を容易に
する為に、吸水性物質をゴム分100重量部に対し0〜
100重量部、好ましくは10〜80重量部配合する。
吸水性物質としては澱粉、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド等の天然
あるいは合成の吸水性ポリマーから選ぶことが出来る。
勿論配合しなくとも良い。
【0011】本発明滑り防止マットは入浴中浴槽中に沈
めて使用するのが主な用途の一つであるので、水中で沈
まなければならない。従ってマット全体の比重は1.1
以上に調整するのが好ましい。この為に、シートに硫酸
バリウムや酸化鉄の様な比重2.0以上の高比重物質で
化学的に安定であり、衛生上問題のない物質をシートの
比重が1.1以上になる様な量を配合する必要がある。
【0012】高比重物質はゴム成分100重量部に対し
50〜400重量部配合するのが好ましい。50重量部
以下ではマット全体の比重を1.1以上にするのが難し
く、400部以下では配合が困難であり、加硫物の強度
が低下する。本発明で使用する高比重物質は無色である
点から硫酸バリウムが最も好ましい。
【0013】上記のマットに用いられる合成ゴムはポリ
イソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、スチレンブタジ
エン共重合ゴム、アクリロニトリルブタジエン共重合ゴ
ム、ポリクロロプレンゴム、ポリイソブチレンブタジエ
ン共重合ゴム、エチレンプロピレン共重合ゴム等があ
る。又ゴム組成物にはカーボンブラックやシリカの様な
補強剤、炭酸カルシウムやクレイの様な無機充填剤、加
硫促進剤、硫黄や過酸化物の様な架橋剤、鉱物油、植物
油等の伸展油ないしは加工助剤が好適に用いられる。
【0014】これらのゴム組成物はオープンロール又は
密閉式混練機で混練して得られる。成形加硫はプレス加
硫や蒸気缶加硫で支障なく実施出来る。
【0015】
【作用】本発明滑り防止マットが何故に水中でも高い摩
擦係数を確保し滑りを防止するかは、種々複雑な要因関
係が存在し、トライボロジーの見地から説明する事はな
かなか難しいが、多孔質の微小な孔の一つ一つがミクロ
な吸盤として作用し、更に微小な孔は互いに連通してい
るので、マットと相手の面の間に存在していた水を吸い
込み、水の潤滑剤としての作用を抑止する為であると説
明出来る。
【0016】本発明滑り防止マットは高比重化により、
浴槽内で効果を発揮するが、その他の場所でも所期の目
的が達成される。一層目と三層目のシートは各々人の足
裏と、対象物の面、例えば浴槽の底面に対して滑りを止
める働きをする。次に本発明を実施例で説明する。
【0017】
【実施例】表1に従い各種の材料をオープンロールで混
練し、厚さ2.5ミリメートルのシートを調整した。次に15
0℃×20分の条件でプレス加硫した。出来上がった加
硫シートを35センチメートル 角に裁断した。このシート表面
と裏面をサンダーでバフがけし表面を粗くした後、24
時間水中に浸漬し、含まれている塩化ナトリウムを水に
溶出した。
【0018】このマットの表面、裏面共塩化ナトリウム
結晶微粒子が抜け出した跡が微細な孔として残り、多孔
質面を呈していた。この空隙率は体積割合で18%であ
った。このマットは乾燥状態でも、水に濡れた状態でも
高い滑り抵抗力を示す事が感知出来た。この事は表2に
示す摩擦係数測定結果からも立証出来た。
【0019】次に表面が極めて平滑に仕上られているF
RP浴槽に水を張り、上記マットを底に沈めその上に乗
って底面にそう方向で様々の力を加えたが、全く滑らず
滑りに対して極めて安全である事が判った。
【0020】
【表1】
【0021】試料の加硫ゴムに対する摩擦係数を、乾燥
状態及び試料の上に水滴をたらした状態で、振子式試験
法で測定した。結果は下表のとおりであり、本発明滑り
防止マットの摩擦係数が、一般のゴムマットに対し、乾
燥状態及び水に濡れた状態の両方に於いて高い値を示し
ており、滑り防止効果が認められた。
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井成伊 宮城県亘理郡亘理町逢隈田沢字北肬石5− 1 弘進ゴム株式会社亘理事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙率5%以上、比重1.1以上の多孔
    質エラストマーからなる滑り防止マット。
  2. 【請求項2】 多孔質エラストマーが天然ゴム又は合成
    ゴムあるいは両者のブレンドゴムであり、ゴム成分10
    0重量部に対し融点180℃以上で水溶性の結晶物質を
    25〜500重量部、吸水性物質を0〜100重量部、
    比重2.0以上の高比重物質を50〜400重量部配合
    して加硫した後、水に浸漬してなるエラストマーである
    請求項1の滑り防止マット。
  3. 【請求項3】 結晶物質が塩化ナトリウムである請求項
    2の滑り防止マット。
  4. 【請求項4】 吸水性物質が澱粉である請求項2の滑り
    防止マット
  5. 【請求項5】 高比重物質が硫酸バリウムである請求項
    2の滑り防止マット。
JP18145596A 1996-06-21 1996-06-21 滑り防止マット Pending JPH105141A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244497A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Shinei Techno Kk 滑り止めマット
WO2022130937A1 (ja) * 2020-12-14 2022-06-23 アロン化成株式会社 滑り止めマット用樹脂組成物及びその製造方法、並びに滑り止めマット及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007244497A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Shinei Techno Kk 滑り止めマット
WO2022130937A1 (ja) * 2020-12-14 2022-06-23 アロン化成株式会社 滑り止めマット用樹脂組成物及びその製造方法、並びに滑り止めマット及びその製造方法
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