JPH10514A - 材質の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにその装置 - Google Patents
材質の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにその装置Info
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- JPH10514A JPH10514A JP15080996A JP15080996A JPH10514A JP H10514 A JPH10514 A JP H10514A JP 15080996 A JP15080996 A JP 15080996A JP 15080996 A JP15080996 A JP 15080996A JP H10514 A JPH10514 A JP H10514A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全性が高く、ワークを確実に嵌合孔内に挿
入でき、生産性を向上させることができる材質の異なる
部品を焼嵌めするための治具。 【解決手段】 熱膨張係数の大なる材質からなる第1の
部材1の嵌合孔2に、熱膨張係数の小なる材質からなる
第2の部材3の軸部4を焼嵌めするための治具10であ
って、第1の部材1の下端面を受ける載置部13及びそ
の外周部に形成された円形のガイド部15を有する下治
具11と、下治具11の上部に配置され、第1の部材1
を収容してその上端面を押圧する収容部16及びこの収
容部16の上部に位置して形成され第2の部材3を鉛直
に支持する支持部18並びにガイド部15に回転可能に
嵌合する回転孔部17を有する上治具12とを設けた。
入でき、生産性を向上させることができる材質の異なる
部品を焼嵌めするための治具。 【解決手段】 熱膨張係数の大なる材質からなる第1の
部材1の嵌合孔2に、熱膨張係数の小なる材質からなる
第2の部材3の軸部4を焼嵌めするための治具10であ
って、第1の部材1の下端面を受ける載置部13及びそ
の外周部に形成された円形のガイド部15を有する下治
具11と、下治具11の上部に配置され、第1の部材1
を収容してその上端面を押圧する収容部16及びこの収
容部16の上部に位置して形成され第2の部材3を鉛直
に支持する支持部18並びにガイド部15に回転可能に
嵌合する回転孔部17を有する上治具12とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材質の異なる2部
品を治具に保持させて、連続的に加熱・挿入・焼嵌めす
るための治具及び方法並びにその装置に関する。
品を治具に保持させて、連続的に加熱・挿入・焼嵌めす
るための治具及び方法並びにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、嵌合孔を有するアルミニウム製の
フランジに、セラミック製の筒状のワークを焼嵌めする
には、フランジを所定の温度まで加熱し、このフランジ
の嵌合孔に手作業でセラミック製のワークを挿入した
後、フランジを冷却していた。
フランジに、セラミック製の筒状のワークを焼嵌めする
には、フランジを所定の温度まで加熱し、このフランジ
の嵌合孔に手作業でセラミック製のワークを挿入した
後、フランジを冷却していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述の作
業においては、セラミック製のワークを手に持って、直
接、高温(150〜200℃)のフランジに挿入するの
で、手が高温のフランジに触れて火傷をする危険性があ
り、また、ワークを嵌合孔内に挿入する作業の作業性が
著しく劣っていた。
業においては、セラミック製のワークを手に持って、直
接、高温(150〜200℃)のフランジに挿入するの
で、手が高温のフランジに触れて火傷をする危険性があ
り、また、ワークを嵌合孔内に挿入する作業の作業性が
著しく劣っていた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、安全性が高く、ワークを確実に嵌合
孔内に挿入でき、生産性を向上させることができる材質
の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにそ
の装置を提供するにある。
ので、その目的は、安全性が高く、ワークを確実に嵌合
孔内に挿入でき、生産性を向上させることができる材質
の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにそ
の装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の治具
は、熱膨張係数の大なる材質からなる第1の部材の嵌合
孔に、熱膨張係数の小なる材質からなる第2の部材の軸
部を焼嵌めするため第1及び第2の部材を支持する治具
であって、前記第1の部材の下端面を受ける載置部及び
その外周部に形成された円形のガイド部を有する下治具
と、この下治具の上部に配置され、前記第1の部材を収
容してその上端面を押圧する収容部及びこの収容部の上
部に位置して形成され第2の部材を鉛直に支持する支持
部並びに前記ガイド部に回転可能に嵌合する回転孔部を
有する上治具とを備えたところに特徴を有する。
は、熱膨張係数の大なる材質からなる第1の部材の嵌合
孔に、熱膨張係数の小なる材質からなる第2の部材の軸
部を焼嵌めするため第1及び第2の部材を支持する治具
であって、前記第1の部材の下端面を受ける載置部及び
その外周部に形成された円形のガイド部を有する下治具
と、この下治具の上部に配置され、前記第1の部材を収
容してその上端面を押圧する収容部及びこの収容部の上
部に位置して形成され第2の部材を鉛直に支持する支持
部並びに前記ガイド部に回転可能に嵌合する回転孔部を
有する上治具とを備えたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明の方法は、熱膨張係数の大
なる材質からなる第1の部材及び熱膨張係数の小なる材
質からなる第2の部材を治具に装着して、前記第2の部
材の軸部を前記第1の部材の嵌合孔の上部に鉛直に支持
し、これら第1及び第2の部材を治具とともに加熱し、
前記第1の部材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外
径よりも大となる所定の温度に達し、これら第1、第2
の部材及び治具に振動を加えて第2の部材の軸部を第1
の部材の嵌合孔内に降下・挿入させた後第1、第2の部
材及び治具を冷却するところに特徴を有する。
なる材質からなる第1の部材及び熱膨張係数の小なる材
質からなる第2の部材を治具に装着して、前記第2の部
材の軸部を前記第1の部材の嵌合孔の上部に鉛直に支持
し、これら第1及び第2の部材を治具とともに加熱し、
前記第1の部材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外
径よりも大となる所定の温度に達し、これら第1、第2
の部材及び治具に振動を加えて第2の部材の軸部を第1
の部材の嵌合孔内に降下・挿入させた後第1、第2の部
材及び治具を冷却するところに特徴を有する。
【0007】請求項3の発明の装置は、熱膨張係数の大
なる材質からなる第1の部材の嵌合孔の上部に熱膨張係
数の小なる材質からなる第2の部材の軸部を鉛直に支持
した治具及び第1、第2の部材を搬送する搬送部と、こ
れら治具及び第1、第2の部材を加熱し、前記第1の部
材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外径よりも大と
なる所定の温度に達する加熱部と、前記治具及び第1及
び第2の部材に振動を加えて第2の部材の軸部を第1の
部材の嵌合孔内に降下・挿入させる振動部と、治具及び
第1及び第2の部材を冷却する冷却部とを備えたところ
に特徴を有する。
なる材質からなる第1の部材の嵌合孔の上部に熱膨張係
数の小なる材質からなる第2の部材の軸部を鉛直に支持
した治具及び第1、第2の部材を搬送する搬送部と、こ
れら治具及び第1、第2の部材を加熱し、前記第1の部
材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外径よりも大と
なる所定の温度に達する加熱部と、前記治具及び第1及
び第2の部材に振動を加えて第2の部材の軸部を第1の
部材の嵌合孔内に降下・挿入させる振動部と、治具及び
第1及び第2の部材を冷却する冷却部とを備えたところ
に特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照して説明する。まず、図1において、第1の部
材としてのフランジ1は、熱膨張係数の大なる材質例え
ば、アルミニウムからなり、上端面1a及び下端面1b
は平坦に形成され、中心部に嵌合孔2が形成されてい
る。尚、嵌合孔2の上端には面取りが形成されている。
第2の部材としてのワーク3は、熱膨張係数の小なる材
質例えばセラミックから筒状に形成されており、軸部と
しての外形部4が嵌合孔2に焼嵌めされる。この外形部
4の外径は、常温においては嵌合孔2の内径よりも若干
大である。
面を参照して説明する。まず、図1において、第1の部
材としてのフランジ1は、熱膨張係数の大なる材質例え
ば、アルミニウムからなり、上端面1a及び下端面1b
は平坦に形成され、中心部に嵌合孔2が形成されてい
る。尚、嵌合孔2の上端には面取りが形成されている。
第2の部材としてのワーク3は、熱膨張係数の小なる材
質例えばセラミックから筒状に形成されており、軸部と
しての外形部4が嵌合孔2に焼嵌めされる。この外形部
4の外径は、常温においては嵌合孔2の内径よりも若干
大である。
【0009】治具10は、下治具11と上治具12とか
ら構成される。これらの下治具11及び上治具12は、
第1の部材としてのフランジ1とほぼ同じ熱膨張係数を
有する材料から構成されていることが好ましい。下治具
11は、上面がフランジ1の下端面1bを受ける載置部
13をなしており、その中心部に焼嵌めされたワーク3
の下端面を受けるストッパ14が形成されている。ま
た、載置部13の外周部に円形のガイド部15が形成さ
れている。
ら構成される。これらの下治具11及び上治具12は、
第1の部材としてのフランジ1とほぼ同じ熱膨張係数を
有する材料から構成されていることが好ましい。下治具
11は、上面がフランジ1の下端面1bを受ける載置部
13をなしており、その中心部に焼嵌めされたワーク3
の下端面を受けるストッパ14が形成されている。ま
た、載置部13の外周部に円形のガイド部15が形成さ
れている。
【0010】上治具12は、下治具11の上部に配置さ
れるものであって、フランジ1を同心状に収容する収容
部16が形成されており、この外周部には、ガイド部1
5に回転可能に嵌合する回転孔部17が形成されてい
る。そして、回転孔部17がガイド部15に嵌合したと
き、下治具11と上治具12及びフランジ1が同心状に
配置される。さらに、収容部16の上部には、ワーク3
の外形部4が嵌合する支持部18が形成されている。こ
の治具10は、常温において、下治具11の上にフラン
ジ1を載せ、この上に上治具12をかぶせ、上治具12
の支持部18にワーク3を嵌合させて第1及び第2の部
材を支持した状態で、各工程間を移動する。
れるものであって、フランジ1を同心状に収容する収容
部16が形成されており、この外周部には、ガイド部1
5に回転可能に嵌合する回転孔部17が形成されてい
る。そして、回転孔部17がガイド部15に嵌合したと
き、下治具11と上治具12及びフランジ1が同心状に
配置される。さらに、収容部16の上部には、ワーク3
の外形部4が嵌合する支持部18が形成されている。こ
の治具10は、常温において、下治具11の上にフラン
ジ1を載せ、この上に上治具12をかぶせ、上治具12
の支持部18にワーク3を嵌合させて第1及び第2の部
材を支持した状態で、各工程間を移動する。
【0011】図5は、装置20を示すもので、左から順
に、搬送部21、加熱部22、振動部としてのバイブレ
ータ23、エアシリンダ24が配置されており、これに
続いて図6に示す冷却部25が配置されている。搬送部
21はコンベヤからなり、図6に示す始端部21aにお
いて例えばパレットに積載された複数の治具10及びフ
ランジ1、ワーク3が搬入される。これらは、各工程に
従って順次矢印A,B,C方向へ搬送され、最後に終端
部21bから焼嵌めされた製品が搬出される。加熱部2
2はいわゆるトンネル炉であって、搬送部21上の治具
10を移動しながら連続的に加熱することができる。
に、搬送部21、加熱部22、振動部としてのバイブレ
ータ23、エアシリンダ24が配置されており、これに
続いて図6に示す冷却部25が配置されている。搬送部
21はコンベヤからなり、図6に示す始端部21aにお
いて例えばパレットに積載された複数の治具10及びフ
ランジ1、ワーク3が搬入される。これらは、各工程に
従って順次矢印A,B,C方向へ搬送され、最後に終端
部21bから焼嵌めされた製品が搬出される。加熱部2
2はいわゆるトンネル炉であって、搬送部21上の治具
10を移動しながら連続的に加熱することができる。
【0012】振動部としてのバイブレータ23は、同時
に搬送される治具10の数に応じて例えば3個配設され
ており、搬送された治具10及びフランジ1、ワーク3
に対して、振動数:15,300V.P.M、振幅:2
mm、の振動を縦方向及び横方向に7秒間加振する。エ
アシリンダ24は、バイブレータ23の上方に位置して
例えば3個配置されており、加熱されたワーク3を、圧
力2Kgf/cm2、速度;1m/sec、で1秒間加
圧する。尚、バイブレータ23及びエアシリンダ24の
加圧条件は、上記に限らず状況に応じて適宜選定すれば
良い。冷却部25は、図示はしないが冷風装置を備え、
挿入工程が完了した治具10及びフランジ1、ワーク3
を冷却して焼嵌め状態にする。
に搬送される治具10の数に応じて例えば3個配設され
ており、搬送された治具10及びフランジ1、ワーク3
に対して、振動数:15,300V.P.M、振幅:2
mm、の振動を縦方向及び横方向に7秒間加振する。エ
アシリンダ24は、バイブレータ23の上方に位置して
例えば3個配置されており、加熱されたワーク3を、圧
力2Kgf/cm2、速度;1m/sec、で1秒間加
圧する。尚、バイブレータ23及びエアシリンダ24の
加圧条件は、上記に限らず状況に応じて適宜選定すれば
良い。冷却部25は、図示はしないが冷風装置を備え、
挿入工程が完了した治具10及びフランジ1、ワーク3
を冷却して焼嵌め状態にする。
【0013】つぎに、フランジ1の嵌合孔2に、ワーク
3の外形部4を焼嵌めする手順について説明する。 (1)常温において、下治具11の載置部13にフラン
ジ1の下端面1bを載せる。 (2)フランジ1の上方から上治具12をかぶせ、フラ
ンジ1を収容部16に収容するとともに回転孔部17を
ガイド部15に嵌合させる。これにより、フランジ1と
上治具12及び下治具11の芯出しが完了する。尚、フ
ランジ1の上端面1aは収容部16の内面16aに押圧
されている。すなわち、フランジ1は上端面1a及び下
端面1bがそれぞれ上治具12及び下治具11に押さえ
られて固定されている。そして、上治具12と下治具1
1が対向する面には若干の隙間が形成されている(図2
参照)。
3の外形部4を焼嵌めする手順について説明する。 (1)常温において、下治具11の載置部13にフラン
ジ1の下端面1bを載せる。 (2)フランジ1の上方から上治具12をかぶせ、フラ
ンジ1を収容部16に収容するとともに回転孔部17を
ガイド部15に嵌合させる。これにより、フランジ1と
上治具12及び下治具11の芯出しが完了する。尚、フ
ランジ1の上端面1aは収容部16の内面16aに押圧
されている。すなわち、フランジ1は上端面1a及び下
端面1bがそれぞれ上治具12及び下治具11に押さえ
られて固定されている。そして、上治具12と下治具1
1が対向する面には若干の隙間が形成されている(図2
参照)。
【0014】(3)つぎに、上治具12の支持部18
に、ワーク3の外形部4を嵌合させて、ワーク3を嵌合
孔2の上方に鉛直状態に支持する。この場合、外形部4
の外径は、常温においては嵌合孔2の内径よりも若干大
であるので、ワーク3の下端は、嵌合孔2の周縁部上に
載っている。
に、ワーク3の外形部4を嵌合させて、ワーク3を嵌合
孔2の上方に鉛直状態に支持する。この場合、外形部4
の外径は、常温においては嵌合孔2の内径よりも若干大
であるので、ワーク3の下端は、嵌合孔2の周縁部上に
載っている。
【0015】(4)このように、フランジ1及びワーク
3を装着した治具10は、図5,図6に示すように、複
数個例えば3個並べてパレットに積載され、順次搬送部
21に載せられ矢印A方向へ送られる。そして、トンネ
ル炉等の加熱部22で150〜200℃に加熱される。
フランジ1の熱膨張係数は、ワーク3の熱膨張係数より
も大であるので、温度が上昇するに従って嵌合孔2と外
形部4との寸法差は小となり、加熱部22の終点時点で
フランジ1が所定の温度まで加熱されると、嵌合孔2の
内径は外形部4の外径よりも若干大になる。
3を装着した治具10は、図5,図6に示すように、複
数個例えば3個並べてパレットに積載され、順次搬送部
21に載せられ矢印A方向へ送られる。そして、トンネ
ル炉等の加熱部22で150〜200℃に加熱される。
フランジ1の熱膨張係数は、ワーク3の熱膨張係数より
も大であるので、温度が上昇するに従って嵌合孔2と外
形部4との寸法差は小となり、加熱部22の終点時点で
フランジ1が所定の温度まで加熱されると、嵌合孔2の
内径は外形部4の外径よりも若干大になる。
【0016】(5)加熱が完了すると、フランジ1、ワ
ーク3及び治具10は、バイブレータ23の上に移載さ
れて、ここで振動数:15,300V.P.M、振幅:
2mm、の振動が縦方向及び横方向に7秒間加えられ
る。これにより、上治具12及びワーク3には円周方向
の力が作用して、回転孔部17に沿って回転する。ワー
ク3の回転に応じて外形部4には嵌合孔2に対するセン
タリング作用が加わって、さらに縦方向の振動によりワ
ーク3が自重により順次下降して嵌合孔2内に鉛直状態
に正確に挿入され(図3参照)、下端面がストッパ14
に当接して停止する。尚、外形部4が嵌合孔2に挿入さ
れている過程で、エアシリンダ24のヘッド24aでワ
ーク3の上端を押さえることも可能であり、ワーク3の
下端面をストッパ14に当接させて上治具12との間隔
(図3に示すG寸法)を管理すれば、ワーク3のフラン
ジ1に対する圧入位置を正確に且つ確実に管理すること
ができる。
ーク3及び治具10は、バイブレータ23の上に移載さ
れて、ここで振動数:15,300V.P.M、振幅:
2mm、の振動が縦方向及び横方向に7秒間加えられ
る。これにより、上治具12及びワーク3には円周方向
の力が作用して、回転孔部17に沿って回転する。ワー
ク3の回転に応じて外形部4には嵌合孔2に対するセン
タリング作用が加わって、さらに縦方向の振動によりワ
ーク3が自重により順次下降して嵌合孔2内に鉛直状態
に正確に挿入され(図3参照)、下端面がストッパ14
に当接して停止する。尚、外形部4が嵌合孔2に挿入さ
れている過程で、エアシリンダ24のヘッド24aでワ
ーク3の上端を押さえることも可能であり、ワーク3の
下端面をストッパ14に当接させて上治具12との間隔
(図3に示すG寸法)を管理すれば、ワーク3のフラン
ジ1に対する圧入位置を正確に且つ確実に管理すること
ができる。
【0017】(6)治具10は、搬送部21により矢印
B方向及び矢印C方向へ順次方向変換して冷却部25へ
搬送される。そして、冷却部25を通過するときに、フ
ランジ1、ワーク3及び治具10に冷風が吹付けられて
冷却される。そして、嵌合孔2は外形部4よりも収縮量
が大であるので、外形部4が嵌合孔2に焼嵌め状態にな
る。充分冷却されたところで、フランジ1及びワーク3
を治具10から取り出せば、図4に示す焼嵌めされた製
品が取り出される。
B方向及び矢印C方向へ順次方向変換して冷却部25へ
搬送される。そして、冷却部25を通過するときに、フ
ランジ1、ワーク3及び治具10に冷風が吹付けられて
冷却される。そして、嵌合孔2は外形部4よりも収縮量
が大であるので、外形部4が嵌合孔2に焼嵌め状態にな
る。充分冷却されたところで、フランジ1及びワーク3
を治具10から取り出せば、図4に示す焼嵌めされた製
品が取り出される。
【0018】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。 a,フランジ1及びワーク3を治具10に装着しあるい
は取り出す作業は常温で実施できるので、作業性が良好
であり、しかも、火傷の心配がなく、安全性が向上す
る。 b,嵌合孔2を有するフランジ1は熱膨張係数の大なる
材質からなり、ワーク3は熱膨張係数の小なる材質から
なるので、常温で治具10に組合せた両部品を同時に加
熱すれば、焼嵌めの条件が達成できる。
る。 a,フランジ1及びワーク3を治具10に装着しあるい
は取り出す作業は常温で実施できるので、作業性が良好
であり、しかも、火傷の心配がなく、安全性が向上す
る。 b,嵌合孔2を有するフランジ1は熱膨張係数の大なる
材質からなり、ワーク3は熱膨張係数の小なる材質から
なるので、常温で治具10に組合せた両部品を同時に加
熱すれば、焼嵌めの条件が達成できる。
【0019】c,複数個のフランジ1及びワーク3を、
同時に連続して加熱し、焼嵌めすることができるので、
生産性が著しく向上する。 d,フランジ1及びワーク3に振動を加えるので、ワー
ク3がセンタリングをしながらフランジ1に嵌合される
ので、ワーク3の傾きやかじりが発生しない。 e,フランジ1は、上、下面を上治具12及び下治具1
1で押圧され固定されるので、治具10内でがたつか
ず、衝撃による傷がつかない。 f,ワーク3を嵌合孔2に挿入する工程において、ワー
ク3の上端を押えれば、ワーク3の圧入・嵌合が確実に
実施でき、しかもフランジ1に対する圧入位置の検査が
同時に実施できる。
同時に連続して加熱し、焼嵌めすることができるので、
生産性が著しく向上する。 d,フランジ1及びワーク3に振動を加えるので、ワー
ク3がセンタリングをしながらフランジ1に嵌合される
ので、ワーク3の傾きやかじりが発生しない。 e,フランジ1は、上、下面を上治具12及び下治具1
1で押圧され固定されるので、治具10内でがたつか
ず、衝撃による傷がつかない。 f,ワーク3を嵌合孔2に挿入する工程において、ワー
ク3の上端を押えれば、ワーク3の圧入・嵌合が確実に
実施でき、しかもフランジ1に対する圧入位置の検査が
同時に実施できる。
【0020】
【発明の効果】請求項1の治具によれば、下治具の載置
部に載せた第1の部材を、上治具の収容部に収容し支持
部に第2の部材を嵌合すれば、熱膨張係数の大なる第1
の部材の嵌合孔の上部に、熱膨張係数の小なる第2の部
材の軸部を支持することができるので、常温で第1及び
第2の部材を治具に組付ければ、そのまま、加熱して焼
嵌めすることができて、作業性が著しく向上するという
優れた効果を奏する。しかも、第1の部材は上下端面を
治具により固定されているので、衝撃による傷がつかな
いという効果を奏する。また、本発明の治具を部品と共
に振動させた場合、第1の部材のみその上面を上治具の
自重で押圧されているので、第1の部材と第2の部材が
異なる振動を起こし、両部材の嵌合が円滑に行われると
いう効果を奏する。
部に載せた第1の部材を、上治具の収容部に収容し支持
部に第2の部材を嵌合すれば、熱膨張係数の大なる第1
の部材の嵌合孔の上部に、熱膨張係数の小なる第2の部
材の軸部を支持することができるので、常温で第1及び
第2の部材を治具に組付ければ、そのまま、加熱して焼
嵌めすることができて、作業性が著しく向上するという
優れた効果を奏する。しかも、第1の部材は上下端面を
治具により固定されているので、衝撃による傷がつかな
いという効果を奏する。また、本発明の治具を部品と共
に振動させた場合、第1の部材のみその上面を上治具の
自重で押圧されているので、第1の部材と第2の部材が
異なる振動を起こし、両部材の嵌合が円滑に行われると
いう効果を奏する。
【0021】請求項2の方法によれば、常温において治
具に組付けた第1及び第2の部材が、そのままの状態で
加熱工程、挿入工程、焼嵌め工程と連続して移動できる
ので、連続作業が可能となり、生産性が著しく向上し、
しかも、加熱した部材に触れることがないので、安全性
が著しく向上するという効果を奏するものである。
具に組付けた第1及び第2の部材が、そのままの状態で
加熱工程、挿入工程、焼嵌め工程と連続して移動できる
ので、連続作業が可能となり、生産性が著しく向上し、
しかも、加熱した部材に触れることがないので、安全性
が著しく向上するという効果を奏するものである。
【0022】請求項3の装置によれば、常温において、
第1の部材及び第2の部材を治具に組付けて、熱膨張係
数の大なる材質からなる第1の部材の嵌合孔の上部に熱
膨張係数の小なる材質からなる第2の部材の軸部を鉛直
に支持し、この治具及び第1、第2の部材を複数個まと
めて搬送部に搬入すれば、加熱部、振動部及び冷却部に
連続して搬送されるので、加熱されて膨張した嵌合孔に
軸部が挿入され、さらに冷却することにより軸部が焼嵌
めされるので、生産性が著しく向上し、しかも安全且つ
確実に生産できるという優れた効果を奏するものであ
る。
第1の部材及び第2の部材を治具に組付けて、熱膨張係
数の大なる材質からなる第1の部材の嵌合孔の上部に熱
膨張係数の小なる材質からなる第2の部材の軸部を鉛直
に支持し、この治具及び第1、第2の部材を複数個まと
めて搬送部に搬入すれば、加熱部、振動部及び冷却部に
連続して搬送されるので、加熱されて膨張した嵌合孔に
軸部が挿入され、さらに冷却することにより軸部が焼嵌
めされるので、生産性が著しく向上し、しかも安全且つ
確実に生産できるという優れた効果を奏するものであ
る。
【図1】 治具及び第1及び第2の分解正面図である。
【図2】 製造工程における第1の工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】 軸部が嵌合孔に挿入した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】 第1の部材に第2の部材が焼嵌めされた状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】 装置の正面図である。
【図6】 装置の平面図である。
1 フランジ(第1の部材) 2 嵌合孔 3 ワーク(第2の部材) 4 外形部(軸部) 10 治具 11 下治具 12 上治具 13 載置部 14 ストッパ 15 ガイド部 16 収容部 17 回転孔部 18 支持部 20 装置 21 搬送部 22 加熱部 23 バイブレータ(振動部) 25 冷却部
Claims (3)
- 【請求項1】 熱膨張係数の大なる材質からなる第1の
部材の嵌合孔に、熱膨張係数の小なる材質からなる第2
の部材の軸部を焼嵌めするため第1及び第2の部材を支
持する治具であって、 前記第1の部材の下端面を受ける載置部及びその外周部
に形成された円形のガイド部を有する下治具と、 この下治具の上部に配置され、前記第1の部材を収容し
てその上端面を押圧する収容部及びこの収容部の上部に
位置して形成され第2の部材を鉛直に支持する支持部並
びに前記ガイド部に回転可能に嵌合する回転孔部を有す
る上治具とを備えたことを特徴とする材質の異なる部品
を焼嵌めするための治具。 - 【請求項2】 熱膨張係数の大なる材質からなる第1の
部材及び熱膨張係数の小なる材質からなる第2の部材を
治具に装着して、前記第2の部材の軸部を前記第1の部
材の嵌合孔の上部に鉛直に支持し、 これら第1及び第2の部材を治具とともに加熱し、 前記第1の部材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外
径よりも大となる所定の温度に達し、これら第1、第2
の部材及び治具に振動を加えて第2の部材の軸部を第1
の部材の嵌合孔内に降下・挿入させた後、第1、第2の
部材及び治具を冷却することを特徴とする材質の異なる
部品を焼嵌めする方法。 - 【請求項3】 熱膨張係数の大なる材質からなる第1の
部材の嵌合孔の上部に熱膨張係数の小なる材質からなる
第2の部材の軸部を鉛直に支持した治具及び第1及び第
2の部材を搬送する搬送部と、 これら治具及び第1及び第2の部材を加熱し、前記第1
の部材の嵌合孔の内径が第2の部材の軸部の外径よりも
大となる所定の温度に達する加熱部と、 前記治具及び第1及び第2の部材に振動を加えて第2の
部材の軸部を第1の部材の嵌合孔内に降下・挿入させる
振動部と、 前記治具及び第1及び第2の部材を冷却する冷却部とを
備えたことを特徴とする材質の異なる部品を焼嵌めする
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15080996A JPH10514A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 材質の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15080996A JPH10514A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 材質の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10514A true JPH10514A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15504902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15080996A Pending JPH10514A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 材質の異なる部品を焼嵌めするための治具及び方法並びにその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10514A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343365A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Dowa Mining Co Ltd | 工作機械用のワーク保持治具及び加工方法 |
| JP2008267576A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-06 | Jtekt Corp | 焼ばめ方法および焼ばめ装置 |
| JP2009172936A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Senyun Optical Corp | 金型を精密に組立てる方法 |
| JP2014062037A (ja) * | 2012-08-30 | 2014-04-10 | Ngk Insulators Ltd | 熱伝導部材の製造方法、熱伝導部材製造装置、及び熱伝導部材製造用冶具 |
| CN111791018A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-10-20 | 陈辉 | 一种盾构刀盘中心套内外筒体自动组装设备 |
| JP2023140155A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 日本碍子株式会社 | 複数の焼き嵌め部材の製造方法及び製造装置 |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15080996A patent/JPH10514A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000343365A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Dowa Mining Co Ltd | 工作機械用のワーク保持治具及び加工方法 |
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| JP2018076226A (ja) * | 2012-08-30 | 2018-05-17 | 日本碍子株式会社 | 熱伝導部材の製造方法、熱伝導部材製造装置、及び熱伝導部材製造用冶具 |
| CN111791018A (zh) * | 2020-08-26 | 2020-10-20 | 陈辉 | 一种盾构刀盘中心套内外筒体自动组装设备 |
| JP2023140155A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 日本碍子株式会社 | 複数の焼き嵌め部材の製造方法及び製造装置 |
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