JPH1051948A - モータのロック検出装置 - Google Patents

モータのロック検出装置

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JPH1051948A
JPH1051948A JP19767996A JP19767996A JPH1051948A JP H1051948 A JPH1051948 A JP H1051948A JP 19767996 A JP19767996 A JP 19767996A JP 19767996 A JP19767996 A JP 19767996A JP H1051948 A JPH1051948 A JP H1051948A
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motor
resistor
reference voltage
circuit
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JP19767996A
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Takehiko Niwa
武彦 丹羽
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 モータのロック状態をシャント抵抗での電圧
降下に基づいて検出する構成でありながら、当該ロック
状態の検出を、簡単な構成で正確に行い得るようにす
る。 【解決手段】 モータ11の通電路にはシャント抵抗1
3が介在する。基準電圧発生回路22は、第1の分圧抵
抗22a及び第2の分圧抵抗22bの直列回路をシャン
ト抵抗13と並列に接続され、分圧抵抗22a及び22
bの共通接続点から基準電圧Vsを発生する。第1の分
圧抵抗22aにはコンデンサ24が並列に接続される。
分圧回路25は、第3の分圧抵抗25a及び第4の分圧
抵抗25bの直列回路をシャント抵抗13と並列に接続
され、分圧抵抗25a及び25bの共通接続点から負荷
電流レベルを示す検出電圧Vdを発生する。コンパレー
タ23は、Vs>Vdの関係となったときに出力を反転
してモータのロック状態を示すハイレベル信号を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータのロック状
態を、当該モータの通電路に介在されたシャント抵抗で
の電圧降下に基づいて検出するようにしたモータのロッ
ク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、自動車のパワーウインドモー
タ用のロック検出装置の要部が示されている。この図4
において、シャント抵抗1は、車載バッテリを電源とし
たモータ(図示せず)の通電路に直列に介在されたもの
で、その負荷側(モータ側)端子からは、モータに流れ
る負荷電流に応じたレベルの検出電圧Vdが出力され
る。基準電圧発生回路2は、定電圧ダイオード3により
安定化された電源ライン4とグランド端子との間に分圧
抵抗2a及び2bを直列に接続して成るもので、それら
分圧抵抗2a及び2bの共通接続点からは、予め設定さ
れたロック電流レベルに対応した電圧レベルの基準電圧
Vsが出力される。
【0003】コンパレータ5は、検出電圧Vdと基準電
圧Vsとを比較し、Vd>Vsの関係になったとき、つ
まりモータに流れる負荷電流がロック電流検出レベルを
越えたときにハイレベル信号を出力した状態に反転する
ものであり、そのハイレベル信号をもってモータのロッ
ク状態を検出するようになっている。尚、実際には、コ
ンパレータ5には帰還抵抗を利用したヒステリシスが付
与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、シ
ャント抵抗1による検出電圧Vdのレベルが、温度変化
や電源電圧の変動或いはモータ負荷の大きさの変動など
の要因により大きく変動することになり、このような変
動があった場合にはモータのロック状態の検出が不正確
になるという問題点が出てくる。このような問題点に対
処するために、従来では、サーミスタなどを利用した温
度補償回路や電源電圧の変動を補償するボルテージレギ
ュレータなどの電圧補償回路を設けたり、モータ負荷の
種類・大きさに応じて、検出電圧Vd或いは基準電圧V
sのレベルを変更設定するなどの対策が必要となる。し
かしながら、これらの対策は、構造の複雑化を来たした
り、面倒な調整作業が必要なるなどの事態が避けられな
いため、コスト高になるという新たな問題点が出てく
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、モータのロック状態をシャント抵抗
での電圧降下に基づいて検出する構成でありながら、当
該ロック状態の検出を、簡単な構成にて常時において正
確に行い得るようになるモータのロック検出装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、モータの負荷電流が流れるシャント抵抗
と、このシャント抵抗の両端電圧に応じたレベルの検出
電圧と所定の基準電圧とを比較する比較回路とを備え、
当該比較回路の比較出力に基づいて前記モータのロック
状態を検出するようにしたモータのロック検出装置にお
いて、第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の直列回路を
前記シャント抵抗と並列に接続して構成され、それら各
分圧抵抗の共通接続点から前記基準電圧を発生する基準
電圧発生回路と、前記第1の分圧抵抗と並列に接続され
たコンデンサと、第3の分圧抵抗及び第4の分圧抵抗の
直列回路を前記シャント抵抗と並列に接続して構成さ
れ、それら各分圧抵抗の共通接続点からの電圧出力を前
記比較回路に前記検出電圧として与える分圧回路とを備
え、前記基準電圧及び検出電圧の大小関係が定常状態時
と前記モータにロック電流が流れた状態時とで逆転する
ように、前記第1ないし第4の分圧抵抗の抵抗値を設定
する構成としたものである(請求項1)。
【0007】このような構成によれば、基準電圧と、シ
ャント抵抗を通じて流れるモータの負荷電流を示す検出
電圧との大小関係が、定常状態時とモータにロック電流
が流れた状態時とで逆転するように設定されているか
ら、当該モータにロック電流が流れたときには、上記基
準電圧及び検出電圧を比較する比較回路の出力が反転す
るようになり、斯様な反転出力をもってモータのロック
状態を検出できるようになる。
【0008】この場合、上記基準電圧及び検出電圧をそ
れぞれ発生するための基準電圧発生回路及び分圧回路
は、何れもシャント抵抗と並列に接続された構成のもの
であるから、それら基準電圧及び検出電圧のレベルは、
モータに流れる負荷電流の変動に追随して同じような割
合で変化するようになる。
【0009】また、基準電圧発生回路の第1の分圧抵抗
と並列にコンデンサが接続されているから、モータがロ
ックすることにより、その負荷電流が急激に上昇した場
合には、これに応じてシャント抵抗の端子電圧が急上昇
したときに、コンデンサに過渡的な充電電流が流れるよ
うになる。このとき、その充電電流が流れ初めた瞬間に
おいては、基準電圧発生回路内の第1の分圧抵抗の両端
が疑似的に短絡された状態と同等の状態となって、基準
電圧が定常状態時のレベルから急上昇することになる。
このため、基準電圧及び検出電圧の大小関係が直ちに反
転するようになるから、比較回路の比較出力に基づいた
モータのロック状態の検出を確実に行い得るようにな
る。
【0010】従って、検出電圧のレベルが、モータのロ
ック電流とは無関係に、温度変化や電源電圧の変動或い
は負荷の大きさの変動などの要因により変動した場合で
も、モータのロック状態の検出に悪影響が出る虞がなく
なる。この結果、従来構成のように、温度補償回路や電
圧補償回路を設けたり、負荷の種類・大きさに応じて検
出電圧や基準電圧のレベルを変更設定するなどの対策が
不要となる。
【0011】また、前記第1の分圧抵抗及び第2の分圧
抵抗の共通接続点と前記比較回路との間に、コンデンサ
を含んで成る積分回路を設ける構成とすることもできる
(請求項2)。この構成によれば、電源投入時において
モータへの突入電流によってシャント抵抗の端子電圧が
一時的に急上昇した場合でも、比較回路が誤反転する虞
がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車のパワーウ
インドレギュレータに適用した第1実施例について図1
及び図2を参照しながら説明する。図1には自動車の運
転席用ドアに設けられたパワーウインドレギュレータの
ための制御回路の構成例が示されている。この図1にお
いて、直流駆動されるモータ11は、運転席用ドアに設
けられた窓ガラスをウインドレギュレータ(何れも図示
せず)を通じて往復移動させるためのもので、電源端子
+Bからパワーウインドスイッチ12及びシャント抵抗
13を介して通電される構成となっている。尚、上記モ
ータ11は、正方向(図中矢印A方向)に通電された状
態で窓ガラスを閉鎖方向(上方向)へ移動させ、逆方向
に通電された状態で当該窓ガラスを開放方向(下方向)
へ移動させる。また、上記電源端子+Bは、車載バッテ
リに対し電源用リレースイッチ(何れも図示せず)を介
して接続されたもので、この電源用リレースイッチは、
自動車のエンジンキースイッチがオン位置にある状態で
オンされる構成となっている。
【0013】ここで、上記パワーウインドスイッチ12
の構成について説明しておく。即ち、パワーウインドス
イッチ12は、上昇用スイッチ12a、下降用スイッチ
12b及びプランジャ付き電磁ソレノイド12c並びに
図示しない操作ノブなどを備えて成る。この場合、尚、
上記操作ノブは、その操作力が解除された常時において
中立位置に付勢保持される構成のものであり、その中立
位置から、上昇用スイッチ12aを動作させるための第
1の操作方向及び下降用スイッチ12bをオンさせるた
めの第2の操作方向へ揺動可能な状態となっている。
【0014】上昇用スイッチ12a及び下降用スイッチ
12bは、操作ノブが中立位置にある状態でそれぞれ接
点(c1 −b1 )間及び(c2 −b2 )間をオンしてい
るが、当該操作ノブが、第1の操作方向及び第2の操作
方向のそれぞれに設定されたマニュアルモード位置、並
びにマニュアルモード位置よりさらに操作量が大きいオ
ートモード位置へ操作された各状態でそれぞれ接点(c
1 −a1 )間及び(c2 −a2 )間をオンするようにな
っている。
【0015】電磁ソレノイド12cが有するプランジャ
は、前記操作ノブがオートモード位置へ操作されたとき
に当該電磁ソレノイド12cによる磁気回路の磁気抵抗
を大幅に減少させる位置へ移動される構成となってお
り、このように磁気抵抗が減少された状態で電磁ソレノ
イド12cに通電されたときには、上昇用スイッチ12
aの接点(c1 −a1 )間及び下降用スイッチ12bの
接点(c2 −a2 )間のうち、当該通電時点でオン状態
にあるものをそのままオン状態に保持する構成となって
いる。
【0016】つまり、パワーウインドスイッチ12にあ
っては、操作ノブがマニュアルモード位置へ操作された
場合には、その操作が解除されたときに、上昇用スイッ
チ12a及び下降用スイッチ12bの常閉側の接点(c
1 −b1 )間及び(c2 −b2 )間をそれぞれオンした
初期状態に復帰するが、操作ノブがオートモード位置へ
操作された場合には、上昇用スイッチ12aの常開側の
接点(c1 −a1 )間及び下降用スイッチ12bの常開
側の接点(c2 −a2 )間のうち、当該操作に応じてオ
ンされた接点間を電磁ソレノイド12cへの通電に応じ
てオン状態に保持できる構成となっている。
【0017】しかして、上昇用スイッチ12a及び下降
用スイッチ12bは、各常開接点a1 及びa2 が電源端
子+Bに接続されると共に、各常閉接点b1 及びb2 が
前記シャント抵抗13を介してグランド端子に接続され
るものであり、さらに、それらの共通接点c1 及びc2
間にモータ11が接続される。
【0018】また、上昇用スイッチ12a及び下降用ス
イッチ12bの各共通接点c1 及びc2 は、それぞれダ
イオード14及び15を順方向に介して電源ラインL1
に接続さえており、この電源ラインL1は、前記電磁ソ
レノイド12cを介してnpn形トランジスタ16のコ
レクタに接続されている。さらに、このトランジスタ1
6のエミッタは、上昇用スイッチ12a及び下降用スイ
ッチ12bの各共通接点c1 及びc2 に対しそれぞれダ
イオード17及び18を順方向に介して接続されてい
る。尚、上記電磁ソレノイド12cには、これと並列に
スパイク電圧吸収用のダイオード19が接続される。
【0019】上記電源ラインL1は、抵抗20を介して
補助電源ラインL2に接続されており、この補助電源ラ
インL2は、定電圧ダイオード21を逆方向に介してグ
ランド端子に接続されている。
【0020】さて、基準電圧発生回路22は、第1の分
圧抵抗22a及び第2の分圧抵抗22bの直列回路を前
記シャント抵抗13と並列に接続して構成されており、
それら分圧抵抗22a及び22bの共通接続点から基準
電圧Vsを発生して、第1のコンパレータ23(本発明
でいう比較回路に相当)の非反転入力端子(+)に与え
るようになっている。この場合、上記第1の分圧抵抗2
2aには、これと並列にコンデンサ24が接続される。
【0021】分圧回路25は、第3の分圧抵抗25a及
び第4の分圧抵抗25bの直列回路をシャント抵抗13
と並列に接続して構成されており、それら分圧抵抗25
a及び25bの共通接続点からシャント抵抗13の両端
電圧に応じた検出電圧Vdを発生して、第1のコンパレ
ータ23の反転入力端子(−)に与えるようになってい
る。また、前記第1の分圧抵抗22a及び第2の分圧抵
抗22bの共通接続点と前記第1のコンパレータ23の
出力端子との間には、ヒステリシス付与用の補助分圧抵
抗26が接続される。
【0022】上記第1のコンパレータ23は、補助電源
ラインL2から給電されるもので、その出力端子は、抵
抗27を介して前記補助電源ラインL2に接続されてい
ると共に、抵抗28及び積分用コンデンサ29を介して
グランド端子に接続されている。
【0023】尚、本実施例では、第1ないし第4の分圧
抵抗22a、22b、25a、25b並びに補助分圧抵
抗26の抵抗値を、モータ11に定常レベルの負荷電流
が流れる定常状態で、基準電圧発生回路22からの基準
電圧Vsと、分圧回路25からの検出電圧Vdとが、V
s<Vdの関係となるように設定している。従って、定
常状態においては、第1のコンパレータ23からローレ
ベル信号が出力されることになる。
【0024】上記抵抗28及び積分用コンデンサ29の
共通接続点からは、そのコンデンサ29の端子電圧に応
じたレベルの積分電圧Vcが出力されるもので、その積
分電圧Vcは第2のコンパレータ30の反転入力端子
(−)に与えられるようになっている。
【0025】補助基準電圧発生回路31は、前記補助電
源ラインL2及びグランド端子間に分圧抵抗31a及び
31bの直列回路を接続して成り、それら分圧抵抗31
a及び31bの共通接続点から基準電圧Vref を発生し
て、第2のコンパレータ30の非反転入力端子(+)に
与えるようになっている。
【0026】上記第2のコンパレータ30は、補助電源
ラインL2から給電されるもので、その出力端子は、ダ
イオード32を逆方向に介して前記トランジスタ18の
ベースに接続されている。尚、第2のコンパレータ30
の出力端子及び非反転入力端子間には、ヒステリシス付
与用の抵抗30aが接続されている。また、上記トラン
ジスタ18のベースは、抵抗33を介して補助電源ライ
ンL2に接続されている。
【0027】次に、上記構成の作用のうち、ウインドガ
ラスのオートモード動作に関連した部分について、図2
も参照しながら説明する。尚、図2は、モータ11に流
れる負荷電流のレベル、並びに第1のコンパレータ23
の非反転入力端子(+)及び反転入力端子(−)にそれ
ぞれ与えられる前記基準電圧Vs及び検出電圧Vdの変
化例を示すものである。
【0028】今、パワーウインドスイッチ12の非操作
状態、つまり、上昇用スイッチ12a及び下降用スイッ
チ12bの各接点(c1 −b1 )間及び(c2 −b2 )
間がオンされている状態では、モータ11が断電されて
いる。
【0029】このような断電状態から、例えば、パワー
ウインドスイッチ12の操作ノブがオートモード位置へ
操作されるのに応じて上昇用スイッチ12aの接点(c
1 −a1 )間がオンされたときには、モータ11に対
し、電源端子+Bから上昇用スイッチ12aの接点(c
1 −a1 )間、下降用スイッチ12bの接点(c2 −b
2 )間、シャント抵抗13を介して正方向(矢印A方
向)に通電されるため、運転席用ドアの窓ガラスが閉鎖
方向へ移動開始されるようになる。
【0030】また、上記のように上昇用スイッチ12a
の接点(c1 −a1 )間がオンされたときには、電源端
子+Bが当該接点(c1 −c2 )間、ダイオード14を
介して電源ラインL1に接続された状態となる。このた
め、補助電源ラインL2に定電圧ダイオード21により
定電圧化された出力が供給されるようになり、第1のコ
ンパレータ23、第2のコンパレータ30、基準電圧発
生回路22、補助基準電圧発生回路31などが能動状態
となる。
【0031】このとき、モータ11に流れる負荷電流の
レベルがロック電流より小さい定常状態では、第1のコ
ンパレータ23からローレベル信号が出力されており、
積分用コンデンサ29は放電状態にある。従って、当該
積分用コンデンサ29による積分電圧Vcと、補助基準
電圧発生回路31からの基準電圧Vref とは、Vc<V
ref の関係にあり、第2のコンパレータ30はハイレベ
ル信号を出力した状態に保持される。
【0032】従って、トランジスタ18に抵抗33を介
してベース電流が供給されるようになって、当該トラン
ジスタ18がオン状態に保持されるため、パワーウイン
ドスイッチ12の電磁ソレノイド12cに対しトランジ
スタ18を介して通電されるようになり、これに応じ
て、上昇用スイッチ12aの常開側の接点(c1 −a
1)間のオン状態が当該電磁ソレノイド12cにより保
持されるようになる。これにより、前記操作ノブの操作
が解除された後においても、モータ11の正方向通電路
が形成されたままとなって、窓ガラスの閉鎖方向への移
動が継続される。
【0033】ここで、本実施例の構成によれば、基準電
圧発生回路22からの基準電圧Vs及び分圧回路25か
らの検出電圧Vdのレベルは、モータ11に流れる負荷
電流の変動に追随して変化するものであり、ここで、そ
れら基準電圧Vs及び検出電圧Vdがどのように変化す
るか説明しておく。
【0034】即ち、以下の説明において、基準電圧発生
回路22内の第1の分圧抵抗22a及び第2の分圧抵抗
22bの抵抗値をそれぞれR1及びR2、分圧回路25
内の第3の分圧抵抗25a及び第4の分圧抵抗25bの
抵抗値をそれぞれR3及びR4、補助分圧抵抗26の抵
抗値をR5、抵抗27の抵抗値R6、抵抗28の抵抗値
をR7とする。また、モータ11に定常レベルの負荷電
流が流れる状態でのシャント抵抗13の端子電圧(図1
中のP点の電圧)をEとし、モータ1にロック電流が流
れた状態と判断するときのシャント抵抗13の端子電圧
をE′(E′>E)とする。
【0035】定常状態においては、コンデンサ24に流
れる充電電流の影響を無視できるため、基準電圧Vs及
び検出電圧Vdは、下記の及び式で得られる。但
し、以下に記載する各式中の記号「&」は、その両側に
記載された抵抗値の並列合成抵抗値を表現している。例
えばR2&R5は、R2(第2の分圧抵抗22b)とR
5(補助分圧抵抗26)との並列合成抵抗値であること
を示している。
【0036】 Vs=E・(R2&R5)/{(R2&R5)+R1} …… Vd=E・R4/(R3+R4) …… このとき、R1=R2=R3=R4=R5=R6=R7
=1kΩに設定されていたとすると、Vs=E/3、V
d=E/2、つまりVs<Vdの関係となるから、第1
のコンパレータ23はローレベル信号を出力した状態を
呈することになる。
【0037】モータ11の負荷電流が緩やかに変動する
場合、上記基準電圧Vs及び検出電圧Vdは、図2
(b)に示すように前記式及び式の関係を維持した
状態で変化する。
【0038】これに対して、モータ11の負荷電流が急
激に上昇した場合には、これに応じてシャント抵抗13
の端子電圧が急上昇するのに応じて、コンデンサ24に
過渡的な充電電流が流れるようになり、その充電電流が
流れ初めた瞬間においては、第1の分圧抵抗22aの両
端が疑似的に短絡された状態と同等の状態となって、基
準電圧Vsが定常状態時のレベルから急上昇することに
なる。
【0039】この場合、シャント抵抗13の端子電圧が
EからE′へ上昇したとすると、コンデンサ24の充電
電流が流れ始めた瞬間における基準電圧Vs及び検出電
圧Vdは、下記の及び式で得られる。
【0040】 Vs=E′−E・R1/{(R2&R5)+R1} …… Vd=E′・R4/(R3+R4) …… R1=R2=R3=R4=R5=R6=R7=1kΩに
設定されていた場合、Vs=E′−2E/3、Vd=
E′/2となるから、Vs>Vdの関係となって第1の
コンパレータ23の出力がハイレベル信号に反転する条
件は、 E′/E>4/3 で得られる。つまり、シャント抵抗13の端子電圧が、
定常時のレベルの4/3倍以上となったときに、第1の
コンパレータ23の出力がハイレベル信号に反転するこ
とになる。
【0041】このように第1のコンパレータ23の出力
がハイレベル信号に反転した後には、基準電圧Vsのレ
ベルは、抵抗値R1及びR2がシャント抵抗13の抵抗
値より十分に大きい状態にあるとすると、下記の式で
得られる。但し、式中のVzdは、コンパレータ23か
ら出力されるハイレベル信号のレベル(補助電源ライン
L2の電圧レベルに相当)である。
【0042】 Vs=Vzd・(R1&R2)/ [{(R1&R2) +R5} &R7+R6] …… このとき、R1=R2=R3=R4=R5=R6=R7
=1kΩに設定されていたとすると、Vs=5Vzd/1
8になるものである。
【0043】つまり、モータ11の負荷電流の急激の増
大によりにシャント抵抗13の端子電圧が急上昇する場
合には、当該端子電圧の変動割合が定常状態時の4/3
以上となったときに、図2(a)に示すように、基準電
圧Vs及び検出電圧Vdが急上昇すると共に、その上昇
過程でVs<Vdの状態からVs>Vdの状態に変化す
るものであり、これにより第1のコンパレータ23の出
力がハイレベル信号に反転するようになる。
【0044】以上の結果、窓ガラスの閉鎖方向への移動
がオートモードにより継続された状態(電磁ソレノイド
12cへの通電に応じて上昇用スイッチ12aの接点
(c1−a1 )間がオンされた状態)において、窓ガラ
スが全閉位置に到達してモータ11がロック状態を呈し
たときには、そのモータ11の負荷電流が定常時の4/
3倍以上に増加した時点で、第1のコンパレータ23の
出力がハイレベル信号に反転と共に、その反転状態が継
続的に保持されるようになる。
【0045】このため、第1のコンパレータ23から出
力されるハイレベル信号により積分用コンデンサ29に
所定の時定数で充電される。この後において積分用コン
デンサ29の積分電圧Vcが補助基準電圧発生回路31
からの基準電圧Vref より高くなった時点で、第2のコ
ンパレータ30の出力がローレベル信号に反転するた
め、トランジスタ18がオフされる。すると、パワーウ
インドスイッチ12の電磁ソレノイド12cが断電され
て、上昇用スイッチ12aが常閉側の接点(c1−b1
)間をオンした状態に復帰するため、モータ11が断
電されて窓ガラスの移動が停止される。
【0046】以上の説明は、パワーウインドスイッチ1
2の操作ノブがオートモード位置へ操作されるのに応じ
て上昇用スイッチ12aの接点(c1 −a1 )間がオン
された場合のものであるが、操作ノブがオートモード位
置へ操作されるのに応じて下降用スイッチ12bの接点
(c1 −a1 )間がオンされた場合の作用も、モータ1
1の逆方向通電に応じて窓ガラスが開放方向へ移動され
る事象以外は基本的に同じであるから、その説明を省略
した。
【0047】上記した本実施例によれば、分圧回路25
から第1のコンパレータ23の反転入力端子(−)に与
えられる出力、つまりシャント抵抗13の両端電圧に応
じた検出電圧Vdが変化するのに追随して、基準電圧発
生回路22から上記第1のコンパレータ23の非反転入
力端子(+)に与えられる基準電圧Vsも同じような割
合で変化することになる。また、基準電圧発生回路22
と関連付けて設けられたコンデンサ24の存在により、
シャント抵抗13の両端電圧が緩やかに変動する状態で
はこれに伴う基準電圧Vsの変動を無視でき、そのシャ
ント抵抗13の両端電圧が急激に上昇した状態(実施例
では定常時の4/3倍以上に急上昇した状態)のみモー
タ11のロック状態と確実に判断できる構成となってい
る。
【0048】従って、検出電圧Vdのレベルが、モータ
11のロック電流とは無関係に、温度変化や電源電圧の
変動或いは負荷の大きさの変動などの要因により変動し
た場合でも、モータ11のロック状態の検出に悪影響が
出る虞がなくなる。この結果、従来構成のように、温度
補償回路や電圧補償回路を設けたり、負荷の種類・大き
さに応じて検出電圧Vdや基準電圧Vsのレベルを変更
設定するなどの対策が不要となる。つまり、本実施例に
よれば、比較的安価な抵抗及びコンデンサを追加するだ
け済むものであり、総じてコストの低減を実現できるよ
うになる。
【0049】図3には本発明の第2実施例が示されてお
り、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ
説明する。即ち、本実施例は、基準電圧発生回路22内
の第1の分圧抵抗22a及び第2の分圧抵抗22bの共
通接続点と、コンパレータ23の非反転入力端子(+)
との間に、抵抗34a及びコンデンサ34bより成る比
較的小さい時定数の積分回路34を介在された構成に特
徴を有する。この構成によれば、モータ11に対する電
源投入時の突入電流によりシャント抵抗13の端子電圧
が一時的に急上昇した場合であっても、第1のコンパレ
ータ23が誤反転することがなくなる。
【0050】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、以下に述べるような拡大或いは変形が可
能である。基準電圧Vsを第1のコンパレータ23の非
反転入力端子(+)に与え、検出電圧Vdを反転入力端
子(−)に与える構成としたが、この逆としても良い。
但し、この場合には、第1のコンパレータ23からの出
力信号の処理系統にも変更を加える必要がある。パワー
ウインドレギュレータ用のモータに限らず、サンルーフ
など他の装置に用いられるモータ全般のロック検出に広
く適用できる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、モータの負荷電流の大きさを示す検出電圧
との比較に供される基準電圧を発生するための基準電圧
発生回路を、上記シャント抵抗と並列に接続された第1
の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の直列回路により構成す
ると共に、上記第1の分圧抵抗と並列にコンデンサを接
続するなどの構成としたから、モータのロック状態をシ
ャント抵抗での電圧降下に基づいて検出する構成であり
ながら、当該ロック状態の検出を、簡単な構成にて常時
において正確に行い得るようになるという有益な効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路構成図
【図2】作用説明用の波形図
【図3】本発明の第2実施例を示す回路構成図
【図4】従来例を説明するための要部の回路構成図
【符号の説明】
図面中、11はモータ、12はパワーウインドスイッ
チ、13はシャント抵抗、22は基準電圧発生回路、2
2aは第1の分圧抵抗、22bは第2の分圧抵抗、23
は第1のコンパレータ(比較回路)、24はコンデン
サ、25は分圧回路、25aは第3の分圧抵抗、25b
は第4の分圧抵抗、26は補助分圧抵抗、30は第2の
コンパレータ、34は積分回路、34bはコンデンサを
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの負荷電流が流れるシャント抵抗
    と、このシャント抵抗の両端電圧に応じたレベルの検出
    電圧と所定の基準電圧とを比較する比較回路とを備え、
    当該比較回路の比較出力に基づいて前記モータのロック
    状態を検出するようにしたモータのロック検出装置にお
    いて、 第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗の直列回路を前記シ
    ャント抵抗と並列に接続して構成され、それら各分圧抵
    抗の共通接続点から前記基準電圧を発生する基準電圧発
    生回路と、 前記第1の分圧抵抗と並列に接続されたコンデンサと、 第3の分圧抵抗及び第4の分圧抵抗の直列回路を前記シ
    ャント抵抗と並列に接続して構成され、それら各分圧抵
    抗の共通接続点からの電圧出力を前記比較回路に前記検
    出電圧として与える分圧回路とを備え、 前記基準電圧及び検出電圧の大小関係が定常状態時と前
    記モータにロック電流が流れた状態時とで逆転するよう
    に、前記第1ないし第4の分圧抵抗の抵抗値を設定した
    ことを特徴とするモータのロック検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の分圧抵抗及び第2の分圧抵抗
    の共通接続点と前記比較回路との間に、コンデンサを含
    んで成る積分回路を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のモータのロック検出装置。
JP19767996A 1996-07-26 1996-07-26 モータのロック検出装置 Pending JPH1051948A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022064636A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 株式会社デンソー 磁気平衡式電流センサ
CN117071986A (zh) * 2023-05-29 2023-11-17 盛视科技股份有限公司 锁状态监测电路、电子锁以及锁状态监测及控制方法

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JP2022064636A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 株式会社デンソー 磁気平衡式電流センサ
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