JPH1051972A - 二次電池の充電方法及び装置 - Google Patents
二次電池の充電方法及び装置Info
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- JPH1051972A JPH1051972A JP8202211A JP20221196A JPH1051972A JP H1051972 A JPH1051972 A JP H1051972A JP 8202211 A JP8202211 A JP 8202211A JP 20221196 A JP20221196 A JP 20221196A JP H1051972 A JPH1051972 A JP H1051972A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二次電池の内部インピーダンスの値に応じ
て、充電中に電池を危険な状態まで発熱させることがな
く、二次電池を急速に充電できる充電装置を提供する。 【解決手段】 パルス充電装置1により二次電池2を充
電する。内部インピーダンス測定手段5によって二次電
池2の内部インピーダンスを測定する。充電制御装置8
は、測定した内部インピーダンスの大きさに基づいて、
第1及び第2の満充電状態検出手段のいずれの検出結果
に基づいて充電を停止する充電停止指令を出力するかを
決定する。内部インピーダンスが下限値以下の場合に
は、−ΔV法により満充電を検出する第1の満充電状態
検出手段71の検出結果を用いる。内部インピーダンス
が上限値以上の場合には、dT/dt法により満充電を
検出する第2の満充電状態検出手段72の検出結果を用
いる。下限値と上限値の間の場合には、第1及び第2の
満充電状態検出手段のいずれの検出結果を用いてよい。
て、充電中に電池を危険な状態まで発熱させることがな
く、二次電池を急速に充電できる充電装置を提供する。 【解決手段】 パルス充電装置1により二次電池2を充
電する。内部インピーダンス測定手段5によって二次電
池2の内部インピーダンスを測定する。充電制御装置8
は、測定した内部インピーダンスの大きさに基づいて、
第1及び第2の満充電状態検出手段のいずれの検出結果
に基づいて充電を停止する充電停止指令を出力するかを
決定する。内部インピーダンスが下限値以下の場合に
は、−ΔV法により満充電を検出する第1の満充電状態
検出手段71の検出結果を用いる。内部インピーダンス
が上限値以上の場合には、dT/dt法により満充電を
検出する第2の満充電状態検出手段72の検出結果を用
いる。下限値と上限値の間の場合には、第1及び第2の
満充電状態検出手段のいずれの検出結果を用いてよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス充電により
二次電池を充電する方法及び装置に関するものであり、
特にニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池な
どの密閉形二次電池の急速充電に適した充電方法及び装
置に関するものである。
二次電池を充電する方法及び装置に関するものであり、
特にニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池な
どの密閉形二次電池の急速充電に適した充電方法及び装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポータブル機器の発達に伴い、カ
セットテープレコーダー,VTR,コンピュータなどの
電子機器、携帯電話などの通信機器、電動工具などの動
力機器などの電源に、二次電池の使用が著しく増加して
いる。これら二次電池の充電方式は、マーケットニーズ
から急速充電方式が採用されている。急速充電方式にお
いては安全性確保、充電効率向上などの点から充電完了
の制御が重要課題となっている。急速充電の充電完了検
出方法には、二次電池の電池電圧を測定し、電池電圧が
ピーク値から所定値降下したら充電を完了にする−ΔV
検出方法、温度センサを用いて二次電池の温度上昇を測
定し、測定された温度上昇勾配が設定値以上になったら
充電を完了する方法、タイマにより一定時間充電を行
い、タイマが切れると充電を止める方法などがある。ま
た特開平5−56573号公報に示されるように−ΔV
検出方法においても、検出誤差を小さくするために、−
ΔVを検出しても一定時間は急速充電を続けるものや、
特開平5−268732号公報に示されるように、充電
不足と過充電を防止するために、電池温度によりΔV値
の基準値を切り替えるようにして理想的な状態に充電す
る方法なども提案されている。また、パルス波形の定電
流によって充電を行い、充電によるガスの発生を少なく
して、充電効率を向上させる充電方法も提案されてい
る。
セットテープレコーダー,VTR,コンピュータなどの
電子機器、携帯電話などの通信機器、電動工具などの動
力機器などの電源に、二次電池の使用が著しく増加して
いる。これら二次電池の充電方式は、マーケットニーズ
から急速充電方式が採用されている。急速充電方式にお
いては安全性確保、充電効率向上などの点から充電完了
の制御が重要課題となっている。急速充電の充電完了検
出方法には、二次電池の電池電圧を測定し、電池電圧が
ピーク値から所定値降下したら充電を完了にする−ΔV
検出方法、温度センサを用いて二次電池の温度上昇を測
定し、測定された温度上昇勾配が設定値以上になったら
充電を完了する方法、タイマにより一定時間充電を行
い、タイマが切れると充電を止める方法などがある。ま
た特開平5−56573号公報に示されるように−ΔV
検出方法においても、検出誤差を小さくするために、−
ΔVを検出しても一定時間は急速充電を続けるものや、
特開平5−268732号公報に示されるように、充電
不足と過充電を防止するために、電池温度によりΔV値
の基準値を切り替えるようにして理想的な状態に充電す
る方法なども提案されている。また、パルス波形の定電
流によって充電を行い、充電によるガスの発生を少なく
して、充電効率を向上させる充電方法も提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の充電完了検出方法を二次電池の状態を無視して単純に
適用していくと種々の不都合が生じる。すなわち、一般
に二次電池は長期間放置されると電極が不活性化し、不
活性化が進んだ二次電池は内部インピーダンスが通常の
ものより高くなる。また、寿命末期の二次電池は長期放
置されない状態であっても内部インピーダンスが高くな
る。内部インピーダンスが高い二次電池を急速充電する
と、二次電池が発熱するとともに、電気エネルギーが熱
に変換されるため充電効率も低下する。また、ときには
ガスの発生により二次電池の内圧が上昇して漏液する危
険性もある。従って、二次電池の内部インピーダンスを
考慮せずに充電完了制御を行うことは、安全性、充電効
率などの面で大きな問題を生じさせるおそれがある。
の充電完了検出方法を二次電池の状態を無視して単純に
適用していくと種々の不都合が生じる。すなわち、一般
に二次電池は長期間放置されると電極が不活性化し、不
活性化が進んだ二次電池は内部インピーダンスが通常の
ものより高くなる。また、寿命末期の二次電池は長期放
置されない状態であっても内部インピーダンスが高くな
る。内部インピーダンスが高い二次電池を急速充電する
と、二次電池が発熱するとともに、電気エネルギーが熱
に変換されるため充電効率も低下する。また、ときには
ガスの発生により二次電池の内圧が上昇して漏液する危
険性もある。従って、二次電池の内部インピーダンスを
考慮せずに充電完了制御を行うことは、安全性、充電効
率などの面で大きな問題を生じさせるおそれがある。
【0004】本発明の目的は、二次電池の内部インピー
ダンスを考慮して、充電中に二次電池を危険な状態まで
発熱させることなく、二次電池を充電することができる
二次電池の充電方法及び充電装置を提供することにあ
る。
ダンスを考慮して、充電中に二次電池を危険な状態まで
発熱させることなく、二次電池を充電することができる
二次電池の充電方法及び充電装置を提供することにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、二次電池の内部イン
ピーダンスが高くなっているときにも、充電中に二次電
池を危険な状態まで発熱させることがなく、また二次電
池の内部インピーダンスが低いときにも、放電容量を低
下させずに二次電池を充電することができる充電方法及
び充電装置を提供することにある。
ピーダンスが高くなっているときにも、充電中に二次電
池を危険な状態まで発熱させることがなく、また二次電
池の内部インピーダンスが低いときにも、放電容量を低
下させずに二次電池を充電することができる充電方法及
び充電装置を提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、二次電池の内部イン
ピーダンスの値がどのような値であっても、できるだけ
放電容量を低下させずに二次電池を充電することができ
る充電方法及び充電装置を提供することにある。
ピーダンスの値がどのような値であっても、できるだけ
放電容量を低下させずに二次電池を充電することができ
る充電方法及び充電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、パルス電流
により二次電池の充電を行って、この二次電池が満充電
状態になったことを検出すると充電を停止する。そのた
めに、本発明の方法では、二次電池の満充電状態を検出
するための複数種類の満充電状態検出手段を用意する。
そして、二次電池の内部インピーダンスを測定し、この
内部インピーダンスの値に基づいて、前述の複数種類の
満充電状態検出手段から充電末期の電池温度の上昇を抑
制して放電容量の低下を抑制できる1つの満充電状態検
出手段を選択する。この選択した前述の1つの満充電状
態検出手段の検出結果に基づいて二次電池の充電を停止
するようにする。
により二次電池の充電を行って、この二次電池が満充電
状態になったことを検出すると充電を停止する。そのた
めに、本発明の方法では、二次電池の満充電状態を検出
するための複数種類の満充電状態検出手段を用意する。
そして、二次電池の内部インピーダンスを測定し、この
内部インピーダンスの値に基づいて、前述の複数種類の
満充電状態検出手段から充電末期の電池温度の上昇を抑
制して放電容量の低下を抑制できる1つの満充電状態検
出手段を選択する。この選択した前述の1つの満充電状
態検出手段の検出結果に基づいて二次電池の充電を停止
するようにする。
【0008】内部インピーダンスの測定方法は、公知の
方法を用いる。例えばもパルス電流または交流電流を蓄
電池に通電して、その際の電圧値と電流値とを測定し、
それらの値から内部インピーダンスを測定してもよく、
また単純に充電電流と電池電圧とから内部インピーダン
スを測定してもよく、さらに交流電流を蓄電池に通電し
た際の電池電圧の変化から内部インピーダンスを推測し
てもよい。具体的には、例えば内部インピーダンスZを
パルス充電電流の通電期間中の電池電圧Vonと、充電
電流非通電期間中の電池電圧Voffと、充電電流値I
とを測定し、Z=(Von−Voff)/Iの式で求め
ることができる。
方法を用いる。例えばもパルス電流または交流電流を蓄
電池に通電して、その際の電圧値と電流値とを測定し、
それらの値から内部インピーダンスを測定してもよく、
また単純に充電電流と電池電圧とから内部インピーダン
スを測定してもよく、さらに交流電流を蓄電池に通電し
た際の電池電圧の変化から内部インピーダンスを推測し
てもよい。具体的には、例えば内部インピーダンスZを
パルス充電電流の通電期間中の電池電圧Vonと、充電
電流非通電期間中の電池電圧Voffと、充電電流値I
とを測定し、Z=(Von−Voff)/Iの式で求め
ることができる。
【0009】本発明を更に具体的に説明すると、測定し
た内部インピーダンスが電池の種類と充電末期における
電池の温度上昇とを考慮して予め定めた下限値以下あれ
ば、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧(Δ
V)だけ降下したときに満充電状態の検出と判断する−
ΔV検出法を用いて前述の満充電状態を検出する。そし
て、前述の内部インピーダンスが電池の種類と放電容量
の低下を考慮して予め定めた上限値以上であれば、電池
の温度上昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上
昇勾配以上になったときに満充電状態の検出と判断する
電池温度上昇勾配検出法を用いて前述の満充電状態を検
出する。測定した内部インピーダンスが前述の下限値と
前述の上限値との間にあるときには、前述の−ΔV検出
法または前述の電池温度上昇勾配検出法を用いて満充電
状態を検出するようにする。
た内部インピーダンスが電池の種類と充電末期における
電池の温度上昇とを考慮して予め定めた下限値以下あれ
ば、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧(Δ
V)だけ降下したときに満充電状態の検出と判断する−
ΔV検出法を用いて前述の満充電状態を検出する。そし
て、前述の内部インピーダンスが電池の種類と放電容量
の低下を考慮して予め定めた上限値以上であれば、電池
の温度上昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上
昇勾配以上になったときに満充電状態の検出と判断する
電池温度上昇勾配検出法を用いて前述の満充電状態を検
出する。測定した内部インピーダンスが前述の下限値と
前述の上限値との間にあるときには、前述の−ΔV検出
法または前述の電池温度上昇勾配検出法を用いて満充電
状態を検出するようにする。
【0010】本発明の二次電池の充電装置は、パルス電
流により二次電池の充電を行うパルス充電装置と、二次
電池が満充電状態になったことを検出する満充電検出装
置と、この満充電検出装置が満充電状態を検出すると前
述のパルス充電装置に充電を停止させる充電停止指令を
出力する充電制御装置とを具備する。そして、二次電池
の内部インピーダンスを測定する内部インピーダンス測
定手段をさらに具備している。満充電検出装置は、満充
電状態を検出するための複数種類の満充電状態検出手段
を備えている。充電制御装置は、内部インピーダンス測
定手段で測定した内部インピーダンスの値に基づいて、
複数種類の満充電状態検出手段から充電末期の電池温度
の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる1つの満
充電状態検出手段を選択し、選択した前述の1つの満充
電状態検出手段の検出結果に基づいて充電停止指令を出
力する。
流により二次電池の充電を行うパルス充電装置と、二次
電池が満充電状態になったことを検出する満充電検出装
置と、この満充電検出装置が満充電状態を検出すると前
述のパルス充電装置に充電を停止させる充電停止指令を
出力する充電制御装置とを具備する。そして、二次電池
の内部インピーダンスを測定する内部インピーダンス測
定手段をさらに具備している。満充電検出装置は、満充
電状態を検出するための複数種類の満充電状態検出手段
を備えている。充電制御装置は、内部インピーダンス測
定手段で測定した内部インピーダンスの値に基づいて、
複数種類の満充電状態検出手段から充電末期の電池温度
の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる1つの満
充電状態検出手段を選択し、選択した前述の1つの満充
電状態検出手段の検出結果に基づいて充電停止指令を出
力する。
【0011】さらに、具体的に述べると、満充電検出装
置は、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧
(ΔV)だけ降下したときに満充電状態を検出したと判
断する−ΔV検出法に基づいて満充電状態を検出する第
1の満充電検出手段と、電池の温度上昇勾配(dT/d
t)が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったときに
満充電状態を検出したと判断する電池温度上昇勾配検出
法に基づいて満充電状態を検出する第2の満充電状態検
出手段とを具備する。
置は、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧
(ΔV)だけ降下したときに満充電状態を検出したと判
断する−ΔV検出法に基づいて満充電状態を検出する第
1の満充電検出手段と、電池の温度上昇勾配(dT/d
t)が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったときに
満充電状態を検出したと判断する電池温度上昇勾配検出
法に基づいて満充電状態を検出する第2の満充電状態検
出手段とを具備する。
【0012】また充電制御装置は、内部インピーダンス
測定手段で測定した内部インピーダンスが電池の種類と
充電末期における電池の温度上昇とを考慮して予め定め
た下限値以下であれば、第1の満充電状態検手段の検出
結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部インピーダ
ンスが電池の種類と放電容量の低下を考慮して予め定め
た下上限値以上であれば、第2の満充電状態検手段の検
出結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部インピー
ダンスが前述の下限値と前述の上限値の間にあれば、第
1または第2の満充電状態検手段の検出結果に基づいて
充電停止指令を出力するように構成されている。
測定手段で測定した内部インピーダンスが電池の種類と
充電末期における電池の温度上昇とを考慮して予め定め
た下限値以下であれば、第1の満充電状態検手段の検出
結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部インピーダ
ンスが電池の種類と放電容量の低下を考慮して予め定め
た下上限値以上であれば、第2の満充電状態検手段の検
出結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部インピー
ダンスが前述の下限値と前述の上限値の間にあれば、第
1または第2の満充電状態検手段の検出結果に基づいて
充電停止指令を出力するように構成されている。
【0013】以上の二次電池の充電方法及び装置による
と、複数種類の満充電状態検出手段から、内部インピー
ダンスの値に応じた最適な満充電状態検出手段を選択し
て、充電を停止するようにしているため、充電末期の電
池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる。
と、複数種類の満充電状態検出手段から、内部インピー
ダンスの値に応じた最適な満充電状態検出手段を選択し
て、充電を停止するようにしているため、充電末期の電
池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる。
【0014】さらに、本発明の他の方法では、前述した
方法と同様に二次電池の満充電状態を検出するための複
数種類の満充電状態検出手段を用意する。そして、二次
電池の内部インピーダンスを測定し、この内部インピー
ダンスの値に基づいて複数種類の満充電状態検出手段の
満充電検出のための基準値を充電末期の電池温度の上昇
を抑制して放電容量の低下を抑制できる値に変更する。
そして基準値が変更された複数種類の満充電状態検出手
段のいずれかが満充電状態を検出したときに二次電池の
充電を停止するようにする。
方法と同様に二次電池の満充電状態を検出するための複
数種類の満充電状態検出手段を用意する。そして、二次
電池の内部インピーダンスを測定し、この内部インピー
ダンスの値に基づいて複数種類の満充電状態検出手段の
満充電検出のための基準値を充電末期の電池温度の上昇
を抑制して放電容量の低下を抑制できる値に変更する。
そして基準値が変更された複数種類の満充電状態検出手
段のいずれかが満充電状態を検出したときに二次電池の
充電を停止するようにする。
【0015】具体的に述べると、充電電圧がピーク値か
ら予め定めた基準差電圧(ΔV)だけ降下したときに満
充電状態の検出と判断する−ΔV検出法を用いて満充電
状態を検出する第1の満充電検出手段と、電池の温度上
昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上昇勾配以
上になったときに満充電状態の検出と判断する電池温度
上昇勾配検出法を用いて満充電状態を検出する第2の満
充電検出手段と、電池の温度が予め定めた上限温度に達
すると満充電状態の検出と判断する電池温度検出法を用
いて満充電状態を検出する第3の満充電検出手段とを用
意する。内部インピーダンスの値に基づいて第1〜第3
の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充
電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑
制できる値に変更し、これら第1〜第3の満充電状態検
出手段のいずれかが満充電状態を検出したときに二次電
池の充電を停止するようにする。
ら予め定めた基準差電圧(ΔV)だけ降下したときに満
充電状態の検出と判断する−ΔV検出法を用いて満充電
状態を検出する第1の満充電検出手段と、電池の温度上
昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上昇勾配以
上になったときに満充電状態の検出と判断する電池温度
上昇勾配検出法を用いて満充電状態を検出する第2の満
充電検出手段と、電池の温度が予め定めた上限温度に達
すると満充電状態の検出と判断する電池温度検出法を用
いて満充電状態を検出する第3の満充電検出手段とを用
意する。内部インピーダンスの値に基づいて第1〜第3
の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充
電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑
制できる値に変更し、これら第1〜第3の満充電状態検
出手段のいずれかが満充電状態を検出したときに二次電
池の充電を停止するようにする。
【0016】本発明の他の二次電池の充電装置は、パル
ス電流により二次電池の充電を行うパルス充電装置と、
二次電池が満充電状態になったことを検出する満充電検
出装置と、この満充電検出装置が満充電状態を検出する
と前述のパルス充電装置に充電を停止させる充電停止指
令を出力する充電制御装置とを具備する。そして、二次
電池の内部インピーダンスを測定する内部インピーダン
ス測定手段をさらに具備している。この満充電検出装置
は、満充電状態を検出するための複数種類の満充電状態
検出手段を備えており、内部インピーダンス測定手段で
測定した内部インピーダンスの値に基づいて前述の複数
種類の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値
を充電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下
を抑制できる値に変更するように構成される。そして、
充電制御装置は、複数種類の満充電状態検出手段のいず
れかが満充電状態を検出したときに充電停止指令を出力
するように構成されている。
ス電流により二次電池の充電を行うパルス充電装置と、
二次電池が満充電状態になったことを検出する満充電検
出装置と、この満充電検出装置が満充電状態を検出する
と前述のパルス充電装置に充電を停止させる充電停止指
令を出力する充電制御装置とを具備する。そして、二次
電池の内部インピーダンスを測定する内部インピーダン
ス測定手段をさらに具備している。この満充電検出装置
は、満充電状態を検出するための複数種類の満充電状態
検出手段を備えており、内部インピーダンス測定手段で
測定した内部インピーダンスの値に基づいて前述の複数
種類の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値
を充電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下
を抑制できる値に変更するように構成される。そして、
充電制御装置は、複数種類の満充電状態検出手段のいず
れかが満充電状態を検出したときに充電停止指令を出力
するように構成されている。
【0017】さらに具体的に述べると、前述の満充電検
出装置は、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電
圧(ΔV)だけ降下したときに満充電状態の検出と判断
する−ΔV検出法を用いて満充電状態を検出する第1の
満充電検出手段と、電池の温度上昇勾配(dT/dt)
が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったときに満充
電状態の検出と判断する電池温度上昇勾配検出法を用い
て満充電状態を検出する第2の満充電検出手段と、電池
の温度が予め定めた上限温度に達すると満充電状態の検
出と判断する電池温度検出法を用いて満充電状態を検出
する第3の満充電検出手段とを具備している。この満充
電検出装置は、内部インピーダンス測定手段により測定
した内部インピーダンスの値に基づいて第1〜第3の満
充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充電末
期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制で
きる値に変更するように構成されている。そして充電制
御装置は、第1〜第3の満充電状態検出手段のいずれか
が満充電状態を検出したときに充電停止指令を出力する
ように構成されている。
出装置は、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電
圧(ΔV)だけ降下したときに満充電状態の検出と判断
する−ΔV検出法を用いて満充電状態を検出する第1の
満充電検出手段と、電池の温度上昇勾配(dT/dt)
が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったときに満充
電状態の検出と判断する電池温度上昇勾配検出法を用い
て満充電状態を検出する第2の満充電検出手段と、電池
の温度が予め定めた上限温度に達すると満充電状態の検
出と判断する電池温度検出法を用いて満充電状態を検出
する第3の満充電検出手段とを具備している。この満充
電検出装置は、内部インピーダンス測定手段により測定
した内部インピーダンスの値に基づいて第1〜第3の満
充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充電末
期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制で
きる値に変更するように構成されている。そして充電制
御装置は、第1〜第3の満充電状態検出手段のいずれか
が満充電状態を検出したときに充電停止指令を出力する
ように構成されている。
【0018】以上の二次電池の充電方法及び装置による
と、内部インピーダンスの値に基づいて複数種類の満充
電状態検出手段の満充電検出ための基準値を充電末期の
電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる
値に変更するようにしており、そして複数種類の満充電
状態検出手段のいずれかが満充電状態を検出したときに
二次電池の充電を停止するようにしているため、電池温
度が危険な状態まで上昇するようなことはない。
と、内部インピーダンスの値に基づいて複数種類の満充
電状態検出手段の満充電検出ための基準値を充電末期の
電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる
値に変更するようにしており、そして複数種類の満充電
状態検出手段のいずれかが満充電状態を検出したときに
二次電池の充電を停止するようにしているため、電池温
度が危険な状態まで上昇するようなことはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
二次電池の充電装置の実施の形態の一例を説明する。図
1は、本発明の二次電池の充電装置の実施の形態の一例
の構成のブロック図である。図1において、1はパルス
電流により二次電池2の急速充電を行うパルス充電装置
であり、直流電源装置と二次電池との間に配置されて直
流電源装置の出力を所定の周期で断続するスイッチ回路
と、このスイッチ回路のスイッチング素子のオンオフを
制御する制御信号を出力する制御信号発生回路等から構
成されている。この制御信号発生回路は、後述する充電
制御装置から充電停止指令が出力されると制御信号の出
力を停止してパルス充電装置からの出力を停止させる。
二次電池の充電装置の実施の形態の一例を説明する。図
1は、本発明の二次電池の充電装置の実施の形態の一例
の構成のブロック図である。図1において、1はパルス
電流により二次電池2の急速充電を行うパルス充電装置
であり、直流電源装置と二次電池との間に配置されて直
流電源装置の出力を所定の周期で断続するスイッチ回路
と、このスイッチ回路のスイッチング素子のオンオフを
制御する制御信号を出力する制御信号発生回路等から構
成されている。この制御信号発生回路は、後述する充電
制御装置から充電停止指令が出力されると制御信号の出
力を停止してパルス充電装置からの出力を停止させる。
【0020】3は二次電池2に通電される充電電流の電
流値を測定する電流測定手段であり、4は二次電池2に
印加される電圧または二次電池の電池電圧を検出する電
圧測定手段である。そして5は電流測定手段3と電圧測
定手段4からの出力に基づいて二次電池2の内部インピ
ーダンスを測定する内部インピーダンス測定手段であ
る。内部インピーダンス測定手段5は、例えば、内部イ
ンピーダンスZをパルス充電電流の通電期間中の電池電
圧Vonと、充電電流非通電期間中の電池電圧Voff
と、充電電流値Iとを入力として、Z=(Von−Vo
ff)/Iの式の演算を行って内部インピーダンスZを
測定する。なおこの内部インピーダンスZの測定精度を
高めるためには、予め定めた複数回の測定値の平均値を
用いて内部インピーダンスZを決定するのが好ましい。
流値を測定する電流測定手段であり、4は二次電池2に
印加される電圧または二次電池の電池電圧を検出する電
圧測定手段である。そして5は電流測定手段3と電圧測
定手段4からの出力に基づいて二次電池2の内部インピ
ーダンスを測定する内部インピーダンス測定手段であ
る。内部インピーダンス測定手段5は、例えば、内部イ
ンピーダンスZをパルス充電電流の通電期間中の電池電
圧Vonと、充電電流非通電期間中の電池電圧Voff
と、充電電流値Iとを入力として、Z=(Von−Vo
ff)/Iの式の演算を行って内部インピーダンスZを
測定する。なおこの内部インピーダンスZの測定精度を
高めるためには、予め定めた複数回の測定値の平均値を
用いて内部インピーダンスZを決定するのが好ましい。
【0021】6は二次電池2の温度を測定する電池温度
測定手段であり、二次電池2の内部温度または電槽外壁
温度を温度センサで検出して検出温度を示す信号を出力
する。そして、7は二次電池が満充電状態になったこと
を検出する満充電検出装置であり、この例では第1の満
充電状態検出手段71と第2の満充電状態検出手段72
とを具備している。
測定手段であり、二次電池2の内部温度または電槽外壁
温度を温度センサで検出して検出温度を示す信号を出力
する。そして、7は二次電池が満充電状態になったこと
を検出する満充電検出装置であり、この例では第1の満
充電状態検出手段71と第2の満充電状態検出手段72
とを具備している。
【0022】ここで第1の満充電状態検出手段71は、
電圧測定手段4により測定した充電電圧がピーク値から
予め定めた基準差電圧(−ΔV)だけ降下したことを検
出すると、二次電池2が満充電状態になったと判断する
−ΔV検出法に基づいて満充電状態を検出する。第1の
満充電状態検出手段71には、二次電池の種類に応じて
基準差電圧(−ΔV)の基準値が記憶されている。また
第2の満充電状態検出手段72は、電池温度測定手段6
により測定し二次電池2の温度上昇勾配(dT/dt)
が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったことを検出
すると、二次電池が満充電状態になったと判断する電池
温度上昇勾配検出法に基づいて満充電状態を検出する。
第2の満充電状態検出手段72は、電池温度測定手段6
の出力値を所定の周期で測定し、温度上昇勾配(dT/
dt)を測定する手段と、基準温度上昇勾配を記憶する
手段と、測定した温度上昇勾配が予め定めた基準温度上
昇勾配以上になったか否かを判定する手段とを内蔵して
構成されている。
電圧測定手段4により測定した充電電圧がピーク値から
予め定めた基準差電圧(−ΔV)だけ降下したことを検
出すると、二次電池2が満充電状態になったと判断する
−ΔV検出法に基づいて満充電状態を検出する。第1の
満充電状態検出手段71には、二次電池の種類に応じて
基準差電圧(−ΔV)の基準値が記憶されている。また
第2の満充電状態検出手段72は、電池温度測定手段6
により測定し二次電池2の温度上昇勾配(dT/dt)
が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったことを検出
すると、二次電池が満充電状態になったと判断する電池
温度上昇勾配検出法に基づいて満充電状態を検出する。
第2の満充電状態検出手段72は、電池温度測定手段6
の出力値を所定の周期で測定し、温度上昇勾配(dT/
dt)を測定する手段と、基準温度上昇勾配を記憶する
手段と、測定した温度上昇勾配が予め定めた基準温度上
昇勾配以上になったか否かを判定する手段とを内蔵して
構成されている。
【0023】8は充電制御装置であり、内部インピーダ
ンス測定手段5により測定した内部インピーダンスの値
に基づいて第1の満充電状態検出手段71及び第2の満
充電状態検出手段72のいずれか最適な満充電状態検出
手段を選択し、選択した満充電状態検出手段の検出結果
に基づいてパルス充電装置1に充電停止指令を出力す
る。また充電制御装置8は、図示しないマニュアルスイ
ッチからの指令に基づいて、パルス充電装置1に充電開
始指令を出力する。パルス充電装置1は、この充電開始
指令を受けとると、充電動作を開始する。
ンス測定手段5により測定した内部インピーダンスの値
に基づいて第1の満充電状態検出手段71及び第2の満
充電状態検出手段72のいずれか最適な満充電状態検出
手段を選択し、選択した満充電状態検出手段の検出結果
に基づいてパルス充電装置1に充電停止指令を出力す
る。また充電制御装置8は、図示しないマニュアルスイ
ッチからの指令に基づいて、パルス充電装置1に充電開
始指令を出力する。パルス充電装置1は、この充電開始
指令を受けとると、充電動作を開始する。
【0024】この例では、充電制御装置8は、内部イン
ピーダンス測定手段5で測定した内部インピーダンスが
電池の種類と充電末期における電池の温度上昇とを考慮
して予め定めた下限値以下であれば、第1の満充電状態
検手段71の検出結果に基づいて充電停止指令を出力
し、内部インピーダンスが電池の種類と放電容量の低下
を考慮して予め定めた上限値以上であれば、第2の満充
電状態検手段72の検出結果に基づいて充電停止指令を
出力し、内部インピーダンスが前述の下限値と前述の上
限値の間にあれば、第1または第2の満充電状態検手段
71または72のいずれかの検出結果に基づいて充電停
止指令を出力するように構成されている。
ピーダンス測定手段5で測定した内部インピーダンスが
電池の種類と充電末期における電池の温度上昇とを考慮
して予め定めた下限値以下であれば、第1の満充電状態
検手段71の検出結果に基づいて充電停止指令を出力
し、内部インピーダンスが電池の種類と放電容量の低下
を考慮して予め定めた上限値以上であれば、第2の満充
電状態検手段72の検出結果に基づいて充電停止指令を
出力し、内部インピーダンスが前述の下限値と前述の上
限値の間にあれば、第1または第2の満充電状態検手段
71または72のいずれかの検出結果に基づいて充電停
止指令を出力するように構成されている。
【0025】次に動作について説明する。充電制御装置
8からの充電開始指令によりパルス充電装置1は、二次
電池2にパルス電流で急速充電を開始する。この急速充
電中に内部インピーダンス測定手段5により二次電池2
の内部インピーダンスを測定する。内部インピーダンス
Zは、パルス充電電流の通電期間中の電池電圧Von
と、充電電流非通電期間中の電池電圧Voffと、充電
電流値Iとを測定し、Z=(Von−Voff)/Iの
式で求める。また、これと並行して電池温度測定手段6
により二次電池2の電池温度Tを測定する。充電制御装
置8は、内部インピーダンス測定手段5で測定した内部
インピーダンスが電池の種類と充電末期における電池の
温度上昇とを考慮して予め定めた上限値以上、下限値以
下または上限値と下限値の間にあるかを判断する。そし
て充電制御装置8は、その判断結果に基づいて、内部イ
ンピーダンスが下限値以下であれば、−ΔV検出法に基
づいて満充電状態を検出する第1の満充電状態検手段7
1の検出結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部イ
ンピーダンスが電池の種類と放電容量の低下を考慮して
予め定めた上限値以上であれば、電池温度上昇勾配検出
法に基づいて満充電状態を検出する第2の満充電状態検
手段72の検出結果に基づいて充電停止指令を出力し、
内部インピーダンスが前述の下限値と前述の上限値の間
にあれば、第1または第2の満充電状態検手71または
72の検出結果に基づいて充電停止指令をパルス充電装
置1に出力する。充電停止指令を受けたパルス充電装置
は充電動作を停止し、充電が完了する。
8からの充電開始指令によりパルス充電装置1は、二次
電池2にパルス電流で急速充電を開始する。この急速充
電中に内部インピーダンス測定手段5により二次電池2
の内部インピーダンスを測定する。内部インピーダンス
Zは、パルス充電電流の通電期間中の電池電圧Von
と、充電電流非通電期間中の電池電圧Voffと、充電
電流値Iとを測定し、Z=(Von−Voff)/Iの
式で求める。また、これと並行して電池温度測定手段6
により二次電池2の電池温度Tを測定する。充電制御装
置8は、内部インピーダンス測定手段5で測定した内部
インピーダンスが電池の種類と充電末期における電池の
温度上昇とを考慮して予め定めた上限値以上、下限値以
下または上限値と下限値の間にあるかを判断する。そし
て充電制御装置8は、その判断結果に基づいて、内部イ
ンピーダンスが下限値以下であれば、−ΔV検出法に基
づいて満充電状態を検出する第1の満充電状態検手段7
1の検出結果に基づいて充電停止指令を出力し、内部イ
ンピーダンスが電池の種類と放電容量の低下を考慮して
予め定めた上限値以上であれば、電池温度上昇勾配検出
法に基づいて満充電状態を検出する第2の満充電状態検
手段72の検出結果に基づいて充電停止指令を出力し、
内部インピーダンスが前述の下限値と前述の上限値の間
にあれば、第1または第2の満充電状態検手71または
72の検出結果に基づいて充電停止指令をパルス充電装
置1に出力する。充電停止指令を受けたパルス充電装置
は充電動作を停止し、充電が完了する。
【0026】以上のように、第1及び第2の満充電状態
検出手段71,72から、内部インピーダンスの値に応
じた最適な満充電状態検出手段を選択して、充電を停止
するようにすると、充電末期の電池温度の上昇を抑制し
て放電容量の低下を抑制できる。なお上記の例では、二
種類の満充電状態検出手段を用意したが、さらに異なる
方法によって満充電状態を検出する複数種類の満充電状
態検出手段を用意してもよい。この場合には、各満充電
状態検出手段の特徴(内部インピーダンスと検出精度と
の関係)を考慮して、内部インピーダンスに基づき複数
種類の満充電状態検出手段から適宜に選択すればよい。
検出手段71,72から、内部インピーダンスの値に応
じた最適な満充電状態検出手段を選択して、充電を停止
するようにすると、充電末期の電池温度の上昇を抑制し
て放電容量の低下を抑制できる。なお上記の例では、二
種類の満充電状態検出手段を用意したが、さらに異なる
方法によって満充電状態を検出する複数種類の満充電状
態検出手段を用意してもよい。この場合には、各満充電
状態検出手段の特徴(内部インピーダンスと検出精度と
の関係)を考慮して、内部インピーダンスに基づき複数
種類の満充電状態検出手段から適宜に選択すればよい。
【0027】図2は、本発明の二次電池の充電装置の実
施の形態の他の一例の構成のブロック図である。図1と
の差異は満充電検出装置7に第3の満充電状態検出手段
73´をさらに付加している点と、第1〜第3の満充電
状態検出手段71´〜73´における判断の基準値を内
部インピーダンス測定手段5により測定した内部インピ
ーダンスの大きさに応じて適宜に変更する点と、第1〜
第3の満充電状態検出手段71´〜73´のいずれかが
満充電を検出した場合に、充電制御装置8´が充電停止
指令を出力する点にある。その他の点は図1の例と同様
である。したがって図1に示した例の構成部材と同じも
のは図1に示した符号と同じ符号または同じ符号にダッ
シュを付して詳細な説明を省略する。
施の形態の他の一例の構成のブロック図である。図1と
の差異は満充電検出装置7に第3の満充電状態検出手段
73´をさらに付加している点と、第1〜第3の満充電
状態検出手段71´〜73´における判断の基準値を内
部インピーダンス測定手段5により測定した内部インピ
ーダンスの大きさに応じて適宜に変更する点と、第1〜
第3の満充電状態検出手段71´〜73´のいずれかが
満充電を検出した場合に、充電制御装置8´が充電停止
指令を出力する点にある。その他の点は図1の例と同様
である。したがって図1に示した例の構成部材と同じも
のは図1に示した符号と同じ符号または同じ符号にダッ
シュを付して詳細な説明を省略する。
【0028】ここで第3の満充電状態検出手段73´
は、電池の温度が予め定めた上限温度に達すると満充電
状態になったと判断して満充電状態を検出する電池温度
検出法を用いて満充電状態を検出するものである。した
がって第3の満充電状態検出手段73´は、上限温度を
記憶する手段と、電池温度測定手段6から入力された電
池温度と上限温度とを比較する手段とを具備して構成さ
れる。なお第1〜第3の満充電状態検出手段71´〜7
3´は、それぞれの手段で用いる判断の基準値を内部イ
ンピーダンス測定手段5により測定した内部インピーダ
ンスの大きさに応じて変更する構成を有している。これ
を実現するために、第1〜第3の満充電状態検出手段7
1´〜73´には、予め内部インピーダンスと基準値と
の間の好ましい関係について記憶したテーブルや比較デ
ータを記憶する手段と、内部インピーダンス測定手段5
から入力された内部インピーダンスに基づいて適切な基
準値を決定する基準値決定手段と、決定した基準値を記
憶する手段に書き込む手段とが設けられている。なお内
部インピーダンスが大きくなるほど、基準差電圧−Δ
V、基準温度上昇勾配(dT/dt)及び上限温度
(T)は小さくするのが好ましい。変化幅は、電池の種
類及び充電条件によって異なってくる。
は、電池の温度が予め定めた上限温度に達すると満充電
状態になったと判断して満充電状態を検出する電池温度
検出法を用いて満充電状態を検出するものである。した
がって第3の満充電状態検出手段73´は、上限温度を
記憶する手段と、電池温度測定手段6から入力された電
池温度と上限温度とを比較する手段とを具備して構成さ
れる。なお第1〜第3の満充電状態検出手段71´〜7
3´は、それぞれの手段で用いる判断の基準値を内部イ
ンピーダンス測定手段5により測定した内部インピーダ
ンスの大きさに応じて変更する構成を有している。これ
を実現するために、第1〜第3の満充電状態検出手段7
1´〜73´には、予め内部インピーダンスと基準値と
の間の好ましい関係について記憶したテーブルや比較デ
ータを記憶する手段と、内部インピーダンス測定手段5
から入力された内部インピーダンスに基づいて適切な基
準値を決定する基準値決定手段と、決定した基準値を記
憶する手段に書き込む手段とが設けられている。なお内
部インピーダンスが大きくなるほど、基準差電圧−Δ
V、基準温度上昇勾配(dT/dt)及び上限温度
(T)は小さくするのが好ましい。変化幅は、電池の種
類及び充電条件によって異なってくる。
【0029】この例の動作は基本的には図1の場合と同
じであるが、二次電池2の満充電状態の検出方法が異な
っている。すなわちこの例では、内部インピーダンス測
定手段5により測定した内部インピーダンスの値に基づ
いて、その都度第1〜第3の満充電状態検出手段71´
〜73´における満充電検出のための基準値を充電末期
の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制でき
る値に変更する。そして、充電制御装置8´は、第1〜
第3の満充電状態検出手段71´〜73´のいずれかが
満充電状態を検出したときに充電停止指令をパルス充電
装置1に出力するように構成されている。
じであるが、二次電池2の満充電状態の検出方法が異な
っている。すなわちこの例では、内部インピーダンス測
定手段5により測定した内部インピーダンスの値に基づ
いて、その都度第1〜第3の満充電状態検出手段71´
〜73´における満充電検出のための基準値を充電末期
の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制でき
る値に変更する。そして、充電制御装置8´は、第1〜
第3の満充電状態検出手段71´〜73´のいずれかが
満充電状態を検出したときに充電停止指令をパルス充電
装置1に出力するように構成されている。
【0030】以上のように、内部インピーダンスの値に
基づいて3種類の満充電状態検出手段の満充電状態検出
のための基準値を充電末期の電池温度の上昇を抑制して
放電容量の低下を抑制できる値に変更すると、基準値の
変更により電池の温度が危険な状態まで上昇するのを防
ぐことができる。したがって最後に満充電を検出した満
充電検出手段の検出結果に基づいて充電停止指令を出力
しても、電池温度が危険なほどに上昇することはない。
そこでこの例では、3種類の満充電状態検出手段のいず
れかが満充電状態を検出したときに充電制御装置8´が
充電停止指令を出力するようにして、できるだけ充電量
を増加させて放電容量の低下を最小に抑えている。
基づいて3種類の満充電状態検出手段の満充電状態検出
のための基準値を充電末期の電池温度の上昇を抑制して
放電容量の低下を抑制できる値に変更すると、基準値の
変更により電池の温度が危険な状態まで上昇するのを防
ぐことができる。したがって最後に満充電を検出した満
充電検出手段の検出結果に基づいて充電停止指令を出力
しても、電池温度が危険なほどに上昇することはない。
そこでこの例では、3種類の満充電状態検出手段のいず
れかが満充電状態を検出したときに充電制御装置8´が
充電停止指令を出力するようにして、できるだけ充電量
を増加させて放電容量の低下を最小に抑えている。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳しく説明する。図3は本発明をマイクロコンピュー
タを利用して実現する場合の実施例の充電装置の概略構
成を示すブロック図である。同図において、1はパルス
電流によって二次電池2の急速充電を行うパルス充電装
置で、直流電源装置11、スイッチ回路12、制御指令
(充電開始指令、充電停止指令)に応じてスイッチ回路
12のオン・オフ動作を制御する制御信号を出力する制
御回路13から構成されている。10は二次電池2の充
電電流及び電池電圧を測定する電流電圧測定部であり、
図1及び図2の電流測定手段3と電圧測定手段4の両方
を含んで構成される。
て詳しく説明する。図3は本発明をマイクロコンピュー
タを利用して実現する場合の実施例の充電装置の概略構
成を示すブロック図である。同図において、1はパルス
電流によって二次電池2の急速充電を行うパルス充電装
置で、直流電源装置11、スイッチ回路12、制御指令
(充電開始指令、充電停止指令)に応じてスイッチ回路
12のオン・オフ動作を制御する制御信号を出力する制
御回路13から構成されている。10は二次電池2の充
電電流及び電池電圧を測定する電流電圧測定部であり、
図1及び図2の電流測定手段3と電圧測定手段4の両方
を含んで構成される。
【0032】9はマイクロコンピュータである。マイク
ロコンピュータ9は、CPU(セントラル・プロセッシ
ング・ユニット)91、メモリ92、出力ポート93、
及び入力ポート94のA/D変換器等を内蔵しており、
二次電池2の電池電圧、充電電流及び温度を示す信号が
A/D変換器に入力される。この入力をメモリ92に記
憶したソフトウエアを利用してCPU91で信号処理
し、出力ポート93より制御指令信号を出力する。電池
温度測定手段6は温度によって抵抗値が変化するサーミ
スタ等の温度検出素子を含んで構成される。また制御回
路13はマイクロコンピュータ9からの制御指令信号を
受けてスイッチ回路12のオン、オフを制御する。スイ
ッチ回路12のスイッチング素子としてはトランジスタ
が適しており、スイッチ回路12がオンのときは二次電
池2に定電流が通電される。
ロコンピュータ9は、CPU(セントラル・プロセッシ
ング・ユニット)91、メモリ92、出力ポート93、
及び入力ポート94のA/D変換器等を内蔵しており、
二次電池2の電池電圧、充電電流及び温度を示す信号が
A/D変換器に入力される。この入力をメモリ92に記
憶したソフトウエアを利用してCPU91で信号処理
し、出力ポート93より制御指令信号を出力する。電池
温度測定手段6は温度によって抵抗値が変化するサーミ
スタ等の温度検出素子を含んで構成される。また制御回
路13はマイクロコンピュータ9からの制御指令信号を
受けてスイッチ回路12のオン、オフを制御する。スイ
ッチ回路12のスイッチング素子としてはトランジスタ
が適しており、スイッチ回路12がオンのときは二次電
池2に定電流が通電される。
【0033】以上の図1及び図2の内部インピーダンス
測定手段5、第1〜第3の満充電検出手段71,72,
71´,72´,73´充電制御装置8,8´は、いず
れもマイクロコンピュータ9の内部にソフトウエアによ
って実現される。
測定手段5、第1〜第3の満充電検出手段71,72,
71´,72´,73´充電制御装置8,8´は、いず
れもマイクロコンピュータ9の内部にソフトウエアによ
って実現される。
【0034】図5は、マイクロコンピュータを動作させ
るためのソフトウエアのアルゴリズムを示すフローチャ
ートの一例である。直流電源装置11より、充電電流を
オン、オフするためのスイッチ回路12を経て、図4に
示すパルス波形からなる充電電流が二次電池2に供給さ
れる。本実施例では、図4に示した電流供給区間t1を
13ms、電流遮断区間t2を2msとした。マイクロ
コンピュータ9からの出力信号を受けて、制御回路13
はスイッチ回路12を図4の態様でオンさせる。
るためのソフトウエアのアルゴリズムを示すフローチャ
ートの一例である。直流電源装置11より、充電電流を
オン、オフするためのスイッチ回路12を経て、図4に
示すパルス波形からなる充電電流が二次電池2に供給さ
れる。本実施例では、図4に示した電流供給区間t1を
13ms、電流遮断区間t2を2msとした。マイクロ
コンピュータ9からの出力信号を受けて、制御回路13
はスイッチ回路12を図4の態様でオンさせる。
【0035】図5は、図1の実施の形態をマイクロコン
ピュータを用いて実現する場合に用いるソフトウエアの
アルゴリズムの一例であり、以下その動作を説明する。
まずパルス充電装置1に充電開始指令が入力されると、
二次電池2の充電がスタートする(ステップST1)。
このステップでは、スイッチ回路12に充電開始指令が
入力されて、スイッチ回路12は図4の周期でオン状態
になる。次に、ステップST2で電池温度測定手段6か
らの出力により電池温度を読み込み記憶する。ステップ
ST3で、電流電圧測定部10から、スイッチ回路12
がオン状態の電池電圧すなわちパルス波形の電流供給時
の電池電圧Vonと充電電流Iとを読み込んで記憶す
る。次にステップST4でスイッチ回路12をオフにし
て、二次電池2に供給される電流を遮断する。次にステ
ップST5でパルス波形の電流遮断時の電池電圧Vof
fを読み込んで記憶する。ステップST6でマイクロコ
ンピュータ9は、Von,Voff及び充電電流Iによ
り二次電池2の内部インピーダンスZを演算する。内部
インピーダンスZは先に説明したようにZ=(Von−
Voff)/Iの式によって求める。求められた二次電
池2の内部インピーダンスZにより、ステップST7で
満充電状態検出手段を選択する。
ピュータを用いて実現する場合に用いるソフトウエアの
アルゴリズムの一例であり、以下その動作を説明する。
まずパルス充電装置1に充電開始指令が入力されると、
二次電池2の充電がスタートする(ステップST1)。
このステップでは、スイッチ回路12に充電開始指令が
入力されて、スイッチ回路12は図4の周期でオン状態
になる。次に、ステップST2で電池温度測定手段6か
らの出力により電池温度を読み込み記憶する。ステップ
ST3で、電流電圧測定部10から、スイッチ回路12
がオン状態の電池電圧すなわちパルス波形の電流供給時
の電池電圧Vonと充電電流Iとを読み込んで記憶す
る。次にステップST4でスイッチ回路12をオフにし
て、二次電池2に供給される電流を遮断する。次にステ
ップST5でパルス波形の電流遮断時の電池電圧Vof
fを読み込んで記憶する。ステップST6でマイクロコ
ンピュータ9は、Von,Voff及び充電電流Iによ
り二次電池2の内部インピーダンスZを演算する。内部
インピーダンスZは先に説明したようにZ=(Von−
Voff)/Iの式によって求める。求められた二次電
池2の内部インピーダンスZにより、ステップST7で
満充電状態検出手段を選択する。
【0036】本実施例では、図5におけるステップST
3及びST5におけるVon,Voffの測定は、この
フローチャートの巡回サイクルの20回に1回の割合で
行い残りは素通りさせた。測定時にはパルス波形の1周
期におけるVon,Voffをそれぞれ4回測定し、そ
の4回の平均を測定値とし、内部インピーダンスの演算
を行った。なお、Voffの測定は、充電を中断したと
きの電池電圧が図6に示すように変化するので、電池の
充電状態を正確に把握するため、電池電圧が比較的安定
した時期に測定するように、充電電流を遮断した1ms
後に測定した。測定した内部インピーダンスの値により
ソフトウエアによって実現している第1及び第2の満充
電状態検出手段(図1の71及び72)を選択する。第
1の満充電状態検出手段71は−ΔV検出法(以下−Δ
V法という)に基づき、また、第2の満充電状態検出手
段72は電池温度上昇勾配検出法(以下dT/dt法と
いう)に基づきそれぞれ満充電状態を判断する。
3及びST5におけるVon,Voffの測定は、この
フローチャートの巡回サイクルの20回に1回の割合で
行い残りは素通りさせた。測定時にはパルス波形の1周
期におけるVon,Voffをそれぞれ4回測定し、そ
の4回の平均を測定値とし、内部インピーダンスの演算
を行った。なお、Voffの測定は、充電を中断したと
きの電池電圧が図6に示すように変化するので、電池の
充電状態を正確に把握するため、電池電圧が比較的安定
した時期に測定するように、充電電流を遮断した1ms
後に測定した。測定した内部インピーダンスの値により
ソフトウエアによって実現している第1及び第2の満充
電状態検出手段(図1の71及び72)を選択する。第
1の満充電状態検出手段71は−ΔV検出法(以下−Δ
V法という)に基づき、また、第2の満充電状態検出手
段72は電池温度上昇勾配検出法(以下dT/dt法と
いう)に基づきそれぞれ満充電状態を判断する。
【0037】具体的な値で説明すると通常のAA型のニ
ッケル・水素電池の内部インピーダンスは20〜40m
Ω程度である。本実施例では、1100mAhのAA型
ニッケル・水素電池を5本直列に接続したパックを用
い、その内部インピーダンスが150mΩ未満であれば
−ΔV法で満充電を検出し、250mΩ以上であればd
T/dt法で満充電を検出するように、第1及び第2の
満充電状態検出手段(図1の71及び72)の検出結果
に基づいて満充電状態を判断する。内部インピーダンス
が150〜250mΩであれば−ΔV法とdT/dt法
を同等として、いずれか一方の満充電状態検出手段の測
定結果により満充電状態を検出する。以上の満充電状態
検出手段の選択と内部インピーダンスの関係の一例を下
記の表1に示す。
ッケル・水素電池の内部インピーダンスは20〜40m
Ω程度である。本実施例では、1100mAhのAA型
ニッケル・水素電池を5本直列に接続したパックを用
い、その内部インピーダンスが150mΩ未満であれば
−ΔV法で満充電を検出し、250mΩ以上であればd
T/dt法で満充電を検出するように、第1及び第2の
満充電状態検出手段(図1の71及び72)の検出結果
に基づいて満充電状態を判断する。内部インピーダンス
が150〜250mΩであれば−ΔV法とdT/dt法
を同等として、いずれか一方の満充電状態検出手段の測
定結果により満充電状態を検出する。以上の満充電状態
検出手段の選択と内部インピーダンスの関係の一例を下
記の表1に示す。
【0038】
【表1】 次にステップST8で充電が完了か否かの判定をする。
充電が完了ならば充電を停止する。即ち充電停止指令を
出力する。充電完了でなければステップST1に戻り、
スイッチ回路12のオン・オフ動作を繰り返して上記の
動作を継続する。
充電が完了ならば充電を停止する。即ち充電停止指令を
出力する。充電完了でなければステップST1に戻り、
スイッチ回路12のオン・オフ動作を繰り返して上記の
動作を継続する。
【0039】図7は図5のフローチャートのステップS
T7及びステップST8のより詳細なフローチャートで
ある。図7において、図5のステップST6に続いてス
テップST71,ステップST72で演算された内部イ
ンピーダンスZを所定の基準値と比較して、判定した内
部インピーダンスの大きさに応じて、それぞれステップ
ST81,ステップST82で選択された満充電状態検
出手段により満充電状態の検出を行う。−ΔV法では検
出されたVoffの最大電池電圧をメモリに取り込み、
そこからの電圧の降下−ΔVを検出する。そして検出し
た−ΔVを基準差電圧と比較して、検出した−ΔVが基
準差電圧を越えると満充電と判断する。またdT/dt
法では、6s毎に電池温度を読み込んでメモリし、1回
前の記憶値と今回の測定値との差を6s毎に求め、dT
/dtを検出し、検出したdT/dtが基準温度上昇勾
配を越えた場合に、満充電と判断する。
T7及びステップST8のより詳細なフローチャートで
ある。図7において、図5のステップST6に続いてス
テップST71,ステップST72で演算された内部イ
ンピーダンスZを所定の基準値と比較して、判定した内
部インピーダンスの大きさに応じて、それぞれステップ
ST81,ステップST82で選択された満充電状態検
出手段により満充電状態の検出を行う。−ΔV法では検
出されたVoffの最大電池電圧をメモリに取り込み、
そこからの電圧の降下−ΔVを検出する。そして検出し
た−ΔVを基準差電圧と比較して、検出した−ΔVが基
準差電圧を越えると満充電と判断する。またdT/dt
法では、6s毎に電池温度を読み込んでメモリし、1回
前の記憶値と今回の測定値との差を6s毎に求め、dT
/dtを検出し、検出したdT/dtが基準温度上昇勾
配を越えた場合に、満充電と判断する。
【0040】図8に、本実施例の二次電池の充電装置を
用いて、寿命試験により内部インピーダンスが250m
Ω以上になった1100mAhのAA型ニッケル・水素
電池を5本直列に接続した電池パックを用いて周囲温度
20℃で充電した際の、電池電圧、電池温度上昇量Δ
T、内部インピーダンスZ、充電電流Iの経過変化(以
下充電特性という)をそれぞれ示す。満充電状態はdT
/dt法により検出された。このときの電池温度の上昇
量は20℃であった。
用いて、寿命試験により内部インピーダンスが250m
Ω以上になった1100mAhのAA型ニッケル・水素
電池を5本直列に接続した電池パックを用いて周囲温度
20℃で充電した際の、電池電圧、電池温度上昇量Δ
T、内部インピーダンスZ、充電電流Iの経過変化(以
下充電特性という)をそれぞれ示す。満充電状態はdT
/dt法により検出された。このときの電池温度の上昇
量は20℃であった。
【0041】図9は、比較のために図8の場合の同じ条
件で充電を行って、満充電状態の検出を−ΔV法で検出
した場合の結果を示している。図9の結果から分かるよ
うに、内部インピーダンスが250mΩ以上になってい
る場合に、−ΔV法を用いて満充電を検出すると、電池
温度の上昇量が35℃と大きくなることが分かる。因み
にこのときの電池温度は55℃であった。
件で充電を行って、満充電状態の検出を−ΔV法で検出
した場合の結果を示している。図9の結果から分かるよ
うに、内部インピーダンスが250mΩ以上になってい
る場合に、−ΔV法を用いて満充電を検出すると、電池
温度の上昇量が35℃と大きくなることが分かる。因み
にこのときの電池温度は55℃であった。
【0042】さらに、図10に、本実施例の二次電池の
充電装置を用いて、周囲温度20℃における1100m
AhのAA型ニッケル・水素電池を5本直列に接続した
電池パックを充電した際の充電特性を示す。内部インピ
ーダンスは150mΩ以下であるため、満充電状態検出
は−ΔV法で検出され、これを1Cの放電電流で、放電
終止電圧5Vまで放電したときの放電容量は1000m
Ahであった。
充電装置を用いて、周囲温度20℃における1100m
AhのAA型ニッケル・水素電池を5本直列に接続した
電池パックを充電した際の充電特性を示す。内部インピ
ーダンスは150mΩ以下であるため、満充電状態検出
は−ΔV法で検出され、これを1Cの放電電流で、放電
終止電圧5Vまで放電したときの放電容量は1000m
Ahであった。
【0043】図11には、比較のために、図10の場合
と同じ条件でdT/dt法で満充電状態を検出して充電
を行った場合の充電特性を示す。図10と図11の結果
を比較すると、電池温度の上昇には大差はみられない。
しかしながらこの電池を図10の条件と同じ条件で放電
した場合の放電容量は980mAhであった。このよう
に僅かではあるが、dT/dt法で満充電状態を検出す
ると放電容量が低下するのが分かる。
と同じ条件でdT/dt法で満充電状態を検出して充電
を行った場合の充電特性を示す。図10と図11の結果
を比較すると、電池温度の上昇には大差はみられない。
しかしながらこの電池を図10の条件と同じ条件で放電
した場合の放電容量は980mAhであった。このよう
に僅かではあるが、dT/dt法で満充電状態を検出す
ると放電容量が低下するのが分かる。
【0044】図12は、図2の実施の形態をマイクロコ
ンピュータを用いて実現する場合のアルゴリズムの一例
を示すフローチャートである。この図12のフローチャ
ートでは、内部インピーダンス値により複数の満充電状
態検出手段(満充電状態検出法)の中から適当な検出手
段を選択する代わりに複数の満充電状態検出手段(満充
電状態検出法)の基準値を変化させ、いずれかの満充電
状態検出手段(満充電状態検出法)で満充電を検出した
ときに満充電であると判断する。
ンピュータを用いて実現する場合のアルゴリズムの一例
を示すフローチャートである。この図12のフローチャ
ートでは、内部インピーダンス値により複数の満充電状
態検出手段(満充電状態検出法)の中から適当な検出手
段を選択する代わりに複数の満充電状態検出手段(満充
電状態検出法)の基準値を変化させ、いずれかの満充電
状態検出手段(満充電状態検出法)で満充電を検出した
ときに満充電であると判断する。
【0045】ステップST11〜ステップST16まで
は、図5のステップ1〜6と同様である。ステップST
17で、ステップST16で演算された内部インピーダ
ンスZに基づいて各基準値を調整し、ステップST18
でステップST17で決定した基準値により充電完了の
検出を行う。
は、図5のステップ1〜6と同様である。ステップST
17で、ステップST16で演算された内部インピーダ
ンスZに基づいて各基準値を調整し、ステップST18
でステップST17で決定した基準値により充電完了の
検出を行う。
【0046】充電装置の満充電状態の検出手段(検出方
法)としては−ΔV法,dT/dt法,上限の電池温度
をTとする電池温度検出法を用いた。内部インピーダン
スが大きくなるに伴い、−ΔV,dT/dt,Tの基準
値を小さくする。これらの基準値と内部インピーダンス
との関係の一例を表2に示す。
法)としては−ΔV法,dT/dt法,上限の電池温度
をTとする電池温度検出法を用いた。内部インピーダン
スが大きくなるに伴い、−ΔV,dT/dt,Tの基準
値を小さくする。これらの基準値と内部インピーダンス
との関係の一例を表2に示す。
【0047】
【表2】 図13は図12のフローチャートのステップST18の
詳細なフローチャートである。ステップST181では
電池電圧がピーク電圧よりΔV(基準電圧分)が下がっ
たか否かの検出を行い、ステップST182では電池温
度の上昇勾配が規準温度上昇勾配よりも大きくなったか
否かの検出を行い、ステップST183では電池温度が
上限温度Tに達したか否かの検出を行う。これらの基準
値の条件を満足しない場合はST11に戻る。いずれか
の設定条件を満足すれば充電を完了する。
詳細なフローチャートである。ステップST181では
電池電圧がピーク電圧よりΔV(基準電圧分)が下がっ
たか否かの検出を行い、ステップST182では電池温
度の上昇勾配が規準温度上昇勾配よりも大きくなったか
否かの検出を行い、ステップST183では電池温度が
上限温度Tに達したか否かの検出を行う。これらの基準
値の条件を満足しない場合はST11に戻る。いずれか
の設定条件を満足すれば充電を完了する。
【0048】図14には、図12に示したフローチャー
トに従って動作する二次電池の充電装置を用いて、寿命
試験により内部インピーダンスが250mΩ以上になっ
た1100mAhのAA型ニッケル・水素電池を5本直
列に接続した電池パックを周囲温度20℃で充電した際
の充電特性と温度特性とを示す。この場合には、表2に
示した内部インピーダンスが250mΩ以上の場合の規
準値が用いられた。電池温度上昇量は、20℃で抑えら
れて充電が完了した。
トに従って動作する二次電池の充電装置を用いて、寿命
試験により内部インピーダンスが250mΩ以上になっ
た1100mAhのAA型ニッケル・水素電池を5本直
列に接続した電池パックを周囲温度20℃で充電した際
の充電特性と温度特性とを示す。この場合には、表2に
示した内部インピーダンスが250mΩ以上の場合の規
準値が用いられた。電池温度上昇量は、20℃で抑えら
れて充電が完了した。
【0049】比較のために、図14の場合と同じ条件
で、表2に示した内部インピーダンスが150mΩ未満
の場合の規準値を用いて充電を行った。その結果は、図
15に示す通りである。図15から分かるように、この
場合は電池温度上昇量は35℃であり、電池温度は55
℃まで上昇した。
で、表2に示した内部インピーダンスが150mΩ未満
の場合の規準値を用いて充電を行った。その結果は、図
15に示す通りである。図15から分かるように、この
場合は電池温度上昇量は35℃であり、電池温度は55
℃まで上昇した。
【0050】上記実施例では、三種類の満充電状態検出
手段(満充電検出法)を用いているが、−ΔV法、dT
/dt法、上限の電池温度をTとする電池温度検出法の
いずれか二種類の方法を用いて、二種類の満充電検出法
のいずれかが満充電を検出した場合に、充電を停止する
ようにしてもよい。
手段(満充電検出法)を用いているが、−ΔV法、dT
/dt法、上限の電池温度をTとする電池温度検出法の
いずれか二種類の方法を用いて、二種類の満充電検出法
のいずれかが満充電を検出した場合に、充電を停止する
ようにしてもよい。
【0051】以上図8〜図11、図14及び図15の結
果から分かるように、本発明を実施した実施例によれ
ば、比較例に比べて電池温度の上昇を抑えることができ
る。また放電容量も問題なく効果的であることは明らか
である。なお、満充電状態検出の検出手段選択、満充電
状態検出の設定値決定の内部インピーダンス値、及び満
充電状態検出の基準値は上述した値(表1及び表2に示
された値)に限定されるものではない。
果から分かるように、本発明を実施した実施例によれ
ば、比較例に比べて電池温度の上昇を抑えることができ
る。また放電容量も問題なく効果的であることは明らか
である。なお、満充電状態検出の検出手段選択、満充電
状態検出の設定値決定の内部インピーダンス値、及び満
充電状態検出の基準値は上述した値(表1及び表2に示
された値)に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の二次電池の
充電方法及び装置によると、二次電池の内部インピーダ
ンス値に基づいて、複数の満充電状態検出手段の中から
最適な満充電状態検出手段を選択する方式または複数の
満充電状態検出手段の満充電状態の検出基準値を設定す
る方式を採用して、充電完了の判断を行わせるようにし
ているため、内部インピーダンスが高い二次電池を充電
する際に、電池の温度上昇を抑制することができ、二次
電池を危険な状態にすることなく、また充電不足を起こ
すことなく、充電制御することができる。また、内部イ
ンピーダンスが低い二次電池の充電の際にも放電容量を
低下させずに充電することができる。
充電方法及び装置によると、二次電池の内部インピーダ
ンス値に基づいて、複数の満充電状態検出手段の中から
最適な満充電状態検出手段を選択する方式または複数の
満充電状態検出手段の満充電状態の検出基準値を設定す
る方式を採用して、充電完了の判断を行わせるようにし
ているため、内部インピーダンスが高い二次電池を充電
する際に、電池の温度上昇を抑制することができ、二次
電池を危険な状態にすることなく、また充電不足を起こ
すことなく、充電制御することができる。また、内部イ
ンピーダンスが低い二次電池の充電の際にも放電容量を
低下させずに充電することができる。
【図1】本発明の二次電池の充電装置の実施の形態の一
例の構成のブロック図である。
例の構成のブロック図である。
【図2】本発明の二次電池の充電装置の実施の形態の他
の一例の構成のブロック図である。
の一例の構成のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の二次電池の充電装置の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の二次電池の充電装置における充電のた
めのパルス電流波形を示した図である。
めのパルス電流波形を示した図である。
【図5】本実施例の充電制御アルゴリズムの一例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】パルス充電の際の充電電流遮断時の電池電圧の
変化を示した図である。
変化を示した図である。
【図7】図5のフローチャートにおけるステップST
7,ステップST8の内容を具体的に示したフローチャ
ートである。
7,ステップST8の内容を具体的に示したフローチャ
ートである。
【図8】本発明に係わる一実施例の充電特性を示した図
である。
である。
【図9】図8の実施例に対する比較例の充電特性を示し
た図である。
た図である。
【図10】本発明に係わる一実施例の充電特性を示した
図である。
図である。
【図11】図10の実施例に対する比較例の充電特性を
示した図である。
示した図である。
【図12】本実施例の充電制御アルゴリズムの他の一例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図13】図12のフローチャートにおけるステップS
T18の内容を具体的に示したフローチャートである。
T18の内容を具体的に示したフローチャートである。
【図14】本発明に係わる一実施例の充電特性を示した
図である。
図である。
【図15】図14の実施例に対する比較例の充電特性を
示した図である。
示した図である。
1 パルス充電装置 2 二次電池 5 内部インピーダンス測定手段 6 電池温度測定手段 7 満充電検出装置 71,71´ 第1の満充電状態検出手段 72,72´ 第2の満充電状態検出手段 73´ 第3の満充電状態検出手段 8 充電制御装置 9 マイクロコンピュータ
Claims (9)
- 【請求項1】 パルス電流により二次電池の充電を行っ
て、前記二次電池が満充電状態になったことを検出する
と充電を停止する二次電池の充電方法であって、 前記満充電状態を検出するための複数種類の満充電状態
検出手段を用意し、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定し、前記内部
インピーダンスの値に基づいて、前記複数種類の満充電
状態検出手段から充電末期の電池温度の上昇を抑制して
放電容量の低下を抑制できる1つの満充電状態検出手段
を選択し、 選択した前記1つの満充電状態検出手段の検出結果に基
づいて前記二次電池の充電を停止することを特徴とする
二次電池の充電方法。 - 【請求項2】 パルス電流により二次電池の充電を行う
パルス充電装置と、前記二次電池が満充電状態になった
ことを検出する満充電検出装置と、前記満充電検出装置
が前記満充電状態を検出すると前記パルス充電装置に充
電を停止させる充電停止指令を出力する充電制御装置と
を具備する二次電池の充電装置であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定する内部イン
ピーダンス測定手段を具備し、 前記満充電検出装置は、満充電状態を検出するための複
数種類の満充電状態検出手段を備え、 前記充電制御装置は、前記内部インピーダンス測定手段
で測定した内部インピーダンスの値に基づいて、前記複
数種類の満充電状態検出手段から充電末期の電池温度の
上昇を抑制して放電容量の低下を抑制できる1つの満充
電状態検出手段を選択し、選択した前記1つの満充電状
態検出手段の検出結果に基づいて前記充電停止指令を出
力することを特徴とする二次電池の充電装置。 - 【請求項3】 パルス電流により二次電池の充電を行っ
て、前記二次電池が満充電状態になったことを検出する
と充電を停止する二次電池の充電方法であって、 前記満充電状態を検出するための複数種類の満充電状態
検出手段を用意し、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定し、 前記内部インピーダンスの値に基づいて前記複数種類の
満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充電
末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑制
できる値に変更し、 前記複数種類の満充電状態検出手段のいずれかが満充電
状態を検出したときに前記二次電池の充電を停止するこ
とを特徴とする二次電池の充電方法。 - 【請求項4】 パルス電流により二次電池の充電を行う
パルス充電装置と、前記二次電池が満充電状態になった
ことを検出する満充電検出装置と、前記満充電検出装置
が前記満充電状態を検出すると前記パルス充電装置に充
電を停止させる充電停止指令を出力する充電制御装置と
を具備する二次電池の充電装置であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定する内部イン
ピーダンス測定手段を具備し、 前記満充電検出装置は満充電状態を検出するための複数
種類の満充電状態検手段を備え、 前記満充電検出装置は前記内部インピーダンス測定手段
で測定した内部インピーダンスの値に基づいて前記複数
種類の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値
を充電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下
を抑制できる値に変更するように構成され、 前記充電制御装置は、前記複数種類の満充電状態検出手
段のいずれかが満充電状態を検出したときに前記充電停
止指令を出力するように構成されている二次電池の充電
装置。 - 【請求項5】 パルス電流により二次電池の充電を行っ
て、前記二次電池が満充電状態になったことを検出する
と充電を停止する二次電池の充電方法であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定し、 前記内部インピーダンスが電池の種類と充電末期におけ
る電池の温度上昇とを考慮して予め定めた下限値以下で
あれば、充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧
(ΔV)だけ降下したときに前記満充電状態の検出と判
断する−ΔV検出法を用いて前記満充電状態を検出し、 前記内部インピーダンスが電池の種類と放電容量の低下
とを考慮して予め定めた上限値以上であれば、電池の温
度上昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上昇勾
配以上になったときに前記満充電状態の検出と判断する
電池温度上昇勾配検出法を用いて前記満充電状態を検出
し、 前記内部インピーダンスが前記下限値と前記上限値の間
にあるときには、前記−ΔV検出法または前記電池温度
上昇勾配検出法を用いて前記満充電状態を検出すること
を特徴とする二次電池の充電方法。 - 【請求項6】 充電電流通電期間中の電池電圧Von
と、充電電流非通電期間中の電池電圧Voffと、充電
電流値Iとを測定し、前記内部インピーダンスZをZ=
(Von−Voff)/Iの式で求める請求項5に記載
の二次電池の充電方法。 - 【請求項7】 パルス電流により二次電池の充電を行う
パルス充電装置と、前記二次電池が満充電状態になった
ことを検出する満充電検出装置と、前記満充電検出装置
が前記満充電状態を検出すると前記パルス充電装置に充
電を停止させる充電停止指令を出力する充電制御装置と
を具備する二次電池の充電装置であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定する内部イン
ピーダンス測定手段を更に具備し、 前記満充電検出装置は、充電電圧がピーク値から予め定
めた基準差電圧(ΔV)だけ降下したときに前記満充電
状態の検出と判断する−ΔV検出法に基づいて満充電状
態を検出する第1の満充電状態検出手段と、電池の温度
上昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上昇勾配
以上になったときに前記満充電状態の検出と判断する電
池温度上昇勾配検出法に基づいて満充電状態を検出する
第2の満充電状態検出手段とを具備し、 前記充電制御装置は、前記内部インピーダンス測定手段
で測定した内部インピーダンスが電池の種類と充電末期
における電池の温度上昇とを考慮して予め定めた下限値
以下であれば、前記第1の満充電状態検手段の検出結果
に基づいて前記充電停止指令を出力し、前記内部インピ
ーダンスが電池の種類と放電容量の低下を考慮して予め
定めた上限値以上であれば、前記第2の満充電状態検手
段の検出結果に基づいて前記充電停止指令を出力し、前
記内部インピーダンスが前記下限値と前記上限値の間に
あれば、前記第1または第2の満充電状態検手段の検出
結果に基づいて前記充電停止指令を出力するように構成
されていることを特徴とする二次電池の充電装置。 - 【請求項8】 パルス電流により二次電池の充電を行っ
て、前記二次電池が満充電状態になったことを検出する
と充電を停止する二次電池の充電方法であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定し、 充電電圧がピーク値から予め定めた基準差電圧(ΔV)
だけ降下したときに前記満充電状態の検出と判断する−
ΔV検出法を用いて前記満充電状態を検出する第1の満
充電状態検出手段と、電池の温度上昇勾配(dT/d
t)が予め定めた基準温度上昇勾配以上になったときに
前記満充電状態の検出と判断する電池温度上昇勾配検出
法を用いて前記満充電状態を検出する第2の満充電状態
検出手段と、電池の温度が予め定めた上限温度に達する
と前記満充電状態の検出と判断する電池温度検出法を用
いて前記満充電状態を検出する第3の満充電状態検出手
段とを用意し、 前記内部インピーダンスの値に基づいて前記第1〜第3
の満充電状態検出手段の満充電検出のための基準値を充
電末期の電池温度の上昇を抑制して放電容量の低下を抑
制できる値に変更し、 前記第1〜第3の満充電状態検出手段のいずれかが満充
電状態を検出したときに前記二次電池の充電を停止する
ことを特徴とする二次電池の充電方法。 - 【請求項9】 パルス電流により二次電池の充電を行う
パルス充電装置と、前記二次電池が満充電状態になった
ことを検出する満充電検出装置と、前記満充電検出装置
が前記満充電状態を検出すると前記パルス充電装置に充
電を停止させる充電停止指令を出力する充電制御装置と
を具備する二次電池の充電装置であって、 前記二次電池の内部インピーダンスを測定する内部イン
ピーダンス測定手段を更に具備し、 前記満充電検出装置は、充電電圧がピーク値から予め定
めた基準差電圧(ΔV)だけ降下したときに前記満充電
状態の検出と判断する−ΔV検出法を用いて前記満充電
状態を検出する第1の満充電状態検出手段と、電池の温
度上昇勾配(dT/dt)が予め定めた基準温度上昇勾
配以上になったときに前記満充電状態の検出と判断する
電池温度上昇勾配検出法を用いて前記満充電状態を検出
する第2の満充電状態検出手段と、電池の温度が予め定
めた上限温度に達すると前記満充電状態の検出と判断す
る電池温度検出法を用いて前記満充電状態を検出する第
3の満充電状態検出手段とを具備し、 前記満充電検出装置は、前記内部インピーダンス測定手
段により測定した前記内部インピーダンスの値に基づい
て前記第1〜第3の満充電状態検出手段の満充電検出の
ための基準値を充電末期の電池温度の上昇を抑制して放
電容量の低下を抑制できる値に変更するように構成さ
れ、 前記充電制御装置は、第1〜第3の満充電状態検出手段
のいずれかが満充電状態を検出したときに前記充電停止
指令を出力するように構成されている二次電池の充電装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202211A JPH1051972A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池の充電方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8202211A JPH1051972A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池の充電方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1051972A true JPH1051972A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16453807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8202211A Withdrawn JPH1051972A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池の充電方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1051972A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004311257A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリの内部インピーダンス推定装置 |
| JP2006262614A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電装置及び充電方法 |
| JP2009133675A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Sony Corp | 電池パックおよび内部インピーダンスの算出方法 |
| JP2014147261A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Konica Minolta Inc | 二次電池システムおよび画像形成装置 |
| KR20170138140A (ko) * | 2016-06-07 | 2017-12-15 | 주식회사 엘지화학 | 전지 수명 향상을 위한 전지 충전 장치 및 그 충전 방법 |
| JP2021502041A (ja) * | 2018-09-30 | 2021-01-21 | オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | 充電装置のテストシステム及び方法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8202211A patent/JPH1051972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004311257A (ja) * | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Mitsubishi Motors Corp | バッテリの内部インピーダンス推定装置 |
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| JP2021502041A (ja) * | 2018-09-30 | 2021-01-21 | オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | 充電装置のテストシステム及び方法 |
| US11391786B2 (en) | 2018-09-30 | 2022-07-19 | Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | Test system and method for charging device |
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