JPH1052023A - リニア駆動装置 - Google Patents

リニア駆動装置

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JPH1052023A
JPH1052023A JP19768796A JP19768796A JPH1052023A JP H1052023 A JPH1052023 A JP H1052023A JP 19768796 A JP19768796 A JP 19768796A JP 19768796 A JP19768796 A JP 19768796A JP H1052023 A JPH1052023 A JP H1052023A
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JP
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linear
bed
drive device
driven
detector
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JP19768796A
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Kenji Sato
健二 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニア駆動装置のベッドを基礎にアンカーボ
ルトで強固に固定せずとも、被駆動部を高精度に位置決
めすることができる実用的なリニア駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 被駆動部とベッドの間に配置され、被駆
動部に直線駆動推力を発生させるリニアモータ4と、被
駆動部3の速度または位置を検出するリニア検出器7と
を有するリニア駆動装置において、リニア検出器7のヘ
ッド部8または本体部9のいずれか一方を被駆動部3に
固定すると共に、他方をベッド以外の基礎または基礎に
準じる安定した部材30に設置したリニア駆動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータを
応用したリニア駆動装置に係り、特に被駆動部の推力の
反作用によるベッドの動き(変位)の影響を除くことに
よって、より高精度なリニア制御を可能にしたリニア駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械、産業機械などにおける
被駆動部の直線移動としては、一般に回転モータの回転
力をボールネジによって直線運動に変換して得るものが
使用されていたが、高速化・高精度化という市場動向に
おいて、ボールネジの回転数制限による送り速度の制限
とか、ボールネジの摩耗による精度の低下などが、課題
とされるようになってきた。
【0003】上述の課題の解決手段として、例えば、リ
ニアモータを応用したリニア駆動装置を使用し、被駆動
部に取り付けられた工具要素を高加速度、高減速度で位
置決めすることにより、位置決め時間の短縮を図ったも
のがある。
【0004】図8は従来のリニアモータを用いたリニア
駆動装置の構成を示す図である。図において、30は基
礎または基礎に準じる安定した部材としての基礎部分、
31はリニア駆動装置のベッド、32はベッド31を基
礎部分30に設置する取り付け脚部、33はベッド31
にリニアガイド(図示せず)などの支持機構によって、
一方向にのみ直線移動が可能な状態に設置される被駆動
部である。
【0005】34はリニアモータ、35はリニアモータ
34の1次側、36はリニアモータ34の2次側であ
る。リニアモータの1次側35とリニアモータの2次側
36とは、1mm程度の空隙を介して対向し、それぞれ
被駆動部33とベッド31に固定されている。37はリ
ニア検出器、38はリニア検出器37のヘッド部、39
はリニア検出器37の本体部である。リニア検出器のヘ
ッド部38とリニア検出器の本体部39とは、それぞれ
リニア駆動装置の被駆動部33とベッド31に固定され
ている。
【0006】図9は従来のリニア駆動装置をブロック線
図に表した図である。図において、40はリニアモータ
34を駆動するサーボドライバー、41は位置制御手
段、42は位置フィードバックデータから速度フィード
バックデータを作成する微分手段、43は速度制御手
段、44は電流制御手段、45はリニアモータ34の機
構構造部である。
【0007】次に、リニア駆動装置の動作について、図
8及び図9により説明する。サーボドライバー40によ
って制御された電流が、リニアモータ34に供給され、
リニアモータの1次側35とリニアモータの2次側36
に移動方向に沿った推力を発生させ、その推力によって
リニア駆動装置の被駆動部33を移動方向に動かす。リ
ニア検出器37で被駆動部33の動き(変位)を検出
し、サーボドライバー40にフィードバックすることに
より速度ループ、位置ループによるサーボ制御を行なっ
ている。サーボ制御に関することは、一般に公知なので
詳細な説明を省略する。
【0008】上述のリニア駆動装置において、被駆動部
に作用する推力と同じ大きさの推力が反作用としてリニ
ア駆動装置のベッドに作用するので、被駆動部を高加速
度、高減速度で動かせるためリニアモータに高推力を発
生させた場合に、リニア駆動装置のベッドが動き、被駆
動部のサーボ応答特性が悪くなることから、位置決め精
度を良くすることができないという問題点があった。
【0009】従来のボールネジを使用した駆動装置で
は、ボールネジの回転数限界から加速度は0.3G
(2.94m/sec2)程度であり、被駆動部の反作
用としてベッドに作用する力(固定部に作用する力=可
動部の質量×加速度)は比較的小さかったため問題にな
ることはほとんどなかった。
【0010】しかし、リニアモータを用いることにより
加速度を上げることが可能となり、加速度を1G(9.
8m/sec2)以上とすると、ベッドには従来のボー
ルネジ使用機の3倍以上の反作用による推力が作用する
ことになる。このため、従来の加速度の低い駆動装置で
はベッドの動きは問題とされなかったが、高加速度を実
現したリニア駆動装置ではベッドの動きが問題とされる
ようになかった。このベッドの動きが大きな動きとなる
ので、駆動装置全体が大きく振動し、その機械的な振動
(共振周波数)によって、サーボの速度ループゲイン及
び位置ループゲインが機械の共振周波数以下の値に制限
されるため、サーボ応答特性が非常に悪くなり、位置決
め精度も悪くなるという問題点が生じた。
【0011】図10は、従来のリニア駆動装置を簡略化
したモデルを示す図である。図において、リニア駆動装
置のベッド31は、バネ要素(K2)と粘性要素(C
2)を有する取り付け脚部32によって、基礎部分30
に設置されていると考えられる。即ち、リニアモータの
1次側35とリニアモータの2次側36とに生じた、対
向する作用推力(F)と反作用推力(F)により、被駆
動部33と共にベッド31も、質量(m2)とバネ要素
(K2)、粘性要素(C2)によって決まる振動数で振
動する。
【0012】ここで、通常、ベッドの質量はm2=10
2〜104(Kg)であり、取付け脚部の剛性はK2=
107〜109(N/m),C2=105〜107(N
・sec/m)であり、ベッド31の変位はx2=10
ー4〜10ー7(m)、一次の共振周波数は数10Hz
である。
【0013】図11は従来のリニア駆動装置のサーボ応
答特性の一例を示す閉ループ周波数応答特性図(ボード
線図)である。図において、周波数が50Hz近辺でゲ
イン(dB)が大きく落ち込んでいるのは、リニア駆動
装置のベッド31が被駆動部33の移動方向に振動する
共振(この50Hz近辺のゲインの落ち込みは、被駆動
部33とベッド1が同一方向に同一位相で振動している
ことから、反共振と言える)によるものである。
【0014】リニア検出器37は、リニア駆動装置の被
駆動部33とベッド31との相対変位(x1ーx2)を
検出しており、必ずしも被駆動部33の真の変位を検出
していない。このことが従来のリニア駆動装置のサーボ
応答が悪く、位置決め精度を良くできない原因であっ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】リニア駆動装置の位置
決め精度を確保するために、特開平6ー169561号
公報には、駆動装置のベッドを多数のアンカーボルトで
もって基礎に強固に固定し、駆動装置のベッドの動きを
防ぐようにしたリニアモータ組立体の例が示されている
が、基礎にアンカーボルトで強固に固定することは設置
場所の限定、設置費用が高くなるなどの問題があった。
【0016】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、リニア駆動装置のベッドを基礎
にアンカーボルトで強固に固定せずとも、被駆動部を高
精度に位置決めすることができる実用的なリニア駆動装
置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明のリニア駆動装
置は、被駆動部とベッドの間に配置され、被駆動部に直
線駆動推力を発生させるリニアモータと、被駆動部の速
度または位置を検出するリニア検出器とを有し、リニア
検出器のヘッド部または本体部のいずれか一方を被駆動
部に固定すると共に、他方をベッド以外の基礎または基
礎に準じる安定した部材に設置したものである。
【0018】また、リニア検出器のヘッド部または本体
部のいずれか一方を被駆動部に固定すると共に、他方を
ベッド以外の基礎または基礎に準じる安定した部材にバ
ネ要素と粘性要素からなる免振部材を介して設置したも
のである。
【0019】さらに、リニア検出器のヘッド部または本
体部のいずれか一方を被駆動部に固定すると共に、他方
をベッドにバネ要素と粘性要素からなる免振部材を介し
て設置したものである。
【0020】さらにまた、被駆動部とベッドの間に配置
され、被駆動部に直線駆動推力を発生させるリニアモー
タと、被駆動部の速度または位置を検出する第一のリニ
ア検出器とを有し、第一のリニア検出器のヘッド部また
は本体部のいずれか一方を被駆動部に固定し、他方をベ
ッドに設置すると共に、第二のリニア検出器のヘッド部
または本体部のいずれか一方をベッドに固定し、他方を
基礎または基礎に準じる安定した部材に設置し、第一の
リニア検出器で検出した変位と第二のリニア検出器で検
出した変位の和を算出し、被駆動部の動きを制御するよ
うにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態に係るリ
ニア駆動装置のモデルを示す図であり、図において、1
はリニア駆動装置のベッド、2はバネ要素(K2)と粘
性要素(C2)を有し、ベッド1を支える取付け脚部、
3はリニアガイド(図示せず)などにより、ベッド1に
移動方向の軸線を固定して取付けられているリニア駆動
装置の被駆動部である。
【0022】4はリニアモータ、5はリニアモータ4の
1次側、6はリニアモータ4の2次側である。リニアモ
ータの1次側5とリニアモータの2次側6とは、1mm
程度の空隙を介して対向し、それぞれ被駆動部3とベッ
ド1に固定されている。7はリニア検出器、8はリニア
検出器7のヘッド部、9はリニア検出器7の本体部であ
る。リニア検出器7のヘッド部8は被駆動部3に取付け
られており、リニア検出器7の本体部9は基礎または基
礎に準じる安定した部材としての基礎部分30に取付け
られている。
【0023】リニア検出器のヘッド部8は被駆動部3
に、本体部9は基礎部分30に設置されているので、リ
ニア駆動装置のベッド1の変位(x2)に関係なく、被
駆動部3の変位(x1)を正確に検出することができ
る。
【0024】図2はこの発明の一実施の形態に係るリニ
ア駆動装置のサーボ応答特性の一例を示す閉ループ周波
数応答特性図(ボード線図)である。図に示すように、
従来の場合(図11)に存在した50Hz近辺のゲイン
の落ち込みもなく、約160Hz程度の比較的高周波数
帯域まで安定したゲインが得られる。速度サーボ応答帯
域として160Hzが得られれば、位置ループゲイン
(Kp)は安定余裕を見込み200〜300(1/se
c)とすることができるので、指令に対する変位も少な
く高精度な位置決めが可能となる。
【0025】リニア駆動装置を多数のアンカーボルトで
基礎に強固に固定しなくても、リニア駆動装置全体の低
い共振周波数によってサーボ制御の速度ループゲインお
よび位置ループゲインが低い値に制限されることがなく
なり、比較的高い周波数帯域まで安定したサーボ応答が
得られ指令に対する変位が少なく高精度な位置決めが可
能となり、駆動装置の設置場所を限定する必要もなく、
また設置費用が廉価になる。
【0026】実施の形態2.図3はこの発明の一実施の
形態であるリニア駆動装置のモデルを示す図であり、図
において、1〜9は上述の実施の形態1の図1と同様で
あり、その説明を省略する。10はバネ要素(K3)と
粘性要素(C3)からなる免振部材であり、リニア検出
器7の本体部9と基礎の間に介在して基礎の微振動がリ
ニア検出器7の本体部9に伝わらない様にするものであ
る。
【0027】実施の形態2は、実施の形態1のものに加
え、リニア検出器を設置する基礎部分の微振動による影
響を防止することができ、正確なサーボ制御が可能とな
り位置決め精度がより正確となる。
【0028】なお、上述の実施の形態では、リニア検出
器のヘッド部8を被駆動部3に固定し、本体部9を基礎
部分30に設置した例を示したが、リニア検出器7はヘ
ッド部8と本体部9の相対変位を検出するものなので、
本体部9を被駆動部3に、ヘッド部8を基礎部分30に
設置しても、同様であることは言うまでもない。
【0029】実施の形態3.図4はこの発明の一実施の
形態であるリニア駆動装置のモデルを示す図であり、図
において、2〜9は上述の実施の形態1の図1と同様で
あり、その説明を省略する。11はリニア駆動装置のベ
ッド、12は免振部材である。免振部材12は、リニア
検出器7とリニア駆動装置のベッド1との間に介在し
て、ベッド11の振動がリニア検出器7の本体部9に伝
わらないようになっている。バネ要素(K3)と粘性要
素(C3)よりなる免振部材12は、ベッド11の移動
方向への一次共振周波数に対し、免振効果が最大となる
ように設計される。
【0030】実施の形態3は、リニア検出器7の本体部
9を免振部材12を介してリニアサーボ駆動装置のベッ
ド11に設置し、ベッドの振動がリニア検出器に伝わら
ない様にしたものであり、免振部材10をリニア検出器
7の本体部9と基礎の間に介在するようにした実施の形
態2に対して、リニア検出器7の設置場所を変えたもの
である。
【0031】実施の形態3は、ベッドの振動の影響を極
わずかに押さえ、かつリニア検出器をリニア駆動装置と
一体とでき、別置きする必要がなくなるので駆動装置の
搬送、設置が容易かつ安価になる効果がある。
【0032】なお、上述の実施の形態では、リニア検出
器のヘッド部8を被駆動部3に固定し、本体部9をベッ
ド11に設置した例を示したが、リニア検出器7はヘッ
ド部8と本体部9の相対変位を検出するものなので、本
体部9を被駆動部3に、ヘッド部8をベッド11に設置
しても、同様であることは言うまでもない。
【0033】実施の形態4.図5はこの発明の一実施の
形態であるリニア駆動装置のモデルを示す図であり、図
において、2〜9は上述の実施の形態1の図1と同様
(ただし、ここではリニア検出器7は第二のリニア検出
器14と区別するため、第一のリニア検出器と記す)で
あり、その説明を省略する。13はリニア駆動装置のベ
ッド、14は第二のリニア検出器、15は第二のリニア
検出器14のヘッド部、16は第二のリニア検出器の本
体部である。
【0034】実施の形態4は、図8、図10の従来装置
にリニア駆動装置のベッドの変位(動き)を検出する第
二のリニア検出器14を追加し、第一のリニア検出器
7、37が検出した被駆動部とベッドとの相対変位(運
動)からベッドの変位(動き)を除き、被駆動部の正確
な変位(動き)を算出するものである。
【0035】図6は、この発明の一実施の形態であるリ
ニア駆動装置の検出部分を簡単なブロック線図に表した
図である。第二のリニア検出器14は、第一のリニア検
出器7の本体部9が設置されているベッド13と基礎の
相対変位(x2)を検出する。そして第一のリニア検出
器7の検出した被駆動部3とベッド13の相対変位(x
1−x2)に加算して、被駆動部3の正確な変位(x
1)を算出することによってサーボの応答特性を改善す
るものである。
【0036】実施の形態4は、リニア駆動装置のベッド
と基礎の相対変位を検出する第二の検出器をベッドと基
礎の間に設置し、第一の検出器で検出した被駆動部とベ
ッドとの相対変位に加算し、被駆動部の正確な基礎に対
する変位を求めサーボドライバーにフィドバックするよ
うにしたので、ベッドの変位による影響をほぼ完全に除
くことができ、より正確なサーボ制御が可能となる。
【0037】なお、上述の実施の形態では、第一のリニ
ア検出器のヘッド部8を被駆動部3に固定し、本体部9
をベッド13に設置し、第二のリニア検出器のヘッド部
15を被駆動部3に固定し、本体部16をベッド13に
設置した例を示したが、第一のリニア検出器の本体部9
を被駆動部3に固定し、ヘッド部8をベッド13に設置
し、第二のリニア検出器の本体部16を被駆動部3に固
定し、ヘッド部15をベッド13に設置しても、同様で
あることは言うまでもない。
【0038】実施の形態5.図7はこの発明の一実施の
形態であるリニア駆動装置をマシニングセンターなどの
工作機械の送り機構に適用したモデル図である。図にお
いて、2〜9、13〜16は上述の実施の形態1、4の
図1、図5と同様であり、その説明を省略する。17は
スピンドル、18はスピンドル15によって回転する加
工刃物、19は被加工部材、20は被加工部材19を固
定する取付け台である。
【0039】実施の形態5は、第一のリニア検出器7の
ヘッド部8を加工刃物18と共に一体で動く被駆動部3
に固定すると共に、本体部9を被加工部材19が固定さ
れた取付け台20に設置したので、被駆動部3に設置さ
れた加工刃物18と被加工部材19とのとの間の相対変
位を検出することができ、また、第二のリニア検出器1
4のヘッド部15をベッド1に固定すると共に、本体部
16を基礎部材30に設置したので、ベッド13の基礎
部材30に対する変位と位相を検出することができ、加
工刃物18の搭載されている被駆動部3の動きを、より
正確にコントロールすることができるので、加工精度が
高精度となる工作機械を提供できる。
【0040】なお、上述の実施の形態では、リニア検出
器のヘッド部8を被駆動部3に固定し、本体部9を基礎
部分30に設置した例を示したが、リニア検出器7はヘ
ッド部8と本体部9の相対変位を検出するものなので、
本体部9を被駆動部3に、ヘッド部8を基礎部分30に
設置しても、同様であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0042】この発明のリニア駆動装置は、被駆動部と
ベッドの間に配置され、被駆動部に直線駆動推力を発生
させるリニアモータと、被駆動部の速度または位置を検
出するリニア検出器とを有し、リニア検出器のヘッド部
または本体部のいずれか一方を被駆動部に固定すると共
に、他方をベッド以外の基礎または基礎に準じる安定し
た部材に設置したので、リニア駆動装置のベッドの変位
に関係無く、被駆動部材の変位を検出することができ
る。
【0043】また、リニア検出器のヘッド部または本体
部のいずれか一方を被駆動部に固定すると共に、他方を
ベッド以外の基礎または基礎に準じる安定した部材にバ
ネ要素と粘性要素からなる免振部材を介して設置したの
で、基礎部分の微振動による影響を防止することができ
る。
【0044】さらに、リニア検出器のヘッド部または本
体部のいずれか一方を被駆動部に固定すると共に、他方
をベッドにバネ要素と粘性要素からなる免振部材を介し
て設置したので、ベッドの振動の影響を極わずかに押さ
え、かつリニア検出器をリニア駆動装置と一体とでき
る。
【0045】さらにまた、被駆動部とベッドの間に配置
され、被駆動部に直線駆動推力を発生させるリニアモー
タと、被駆動部の速度または位置を検出する第一のリニ
ア検出器とを有し、第一のリニア検出器のヘッド部また
は本体部のいずれか一方を被駆動部に固定し、他方をベ
ッドに設置すると共に、第二のリニア検出器のヘッド部
または本体部のいずれか一方をベッドに固定し、他方を
基礎または基礎に準じる安定した部材に設置し、第一の
リニア検出器で検出した変位と第二のリニア検出器で検
出した変位の和を算出し、被駆動部の動きを制御するよ
うにしたので、ベッドの変位による影響をほぼ完全に除
くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係るリニア駆動装
置のモデルを示す図である。
【図2】 この発明の一実施の形態に係るリニア駆動装
置のサーボ応答特性の一例を示す閉ループ周波数応答特
性図(ボード線図)である。
【図3】 この発明の一実施の形態であるリニア駆動装
置のモデルを示す図である。
【図4】 この発明の一実施の形態であるリニア駆動装
置のモデルを示す図である。
【図5】 この発明の一実施の形態であるリニア駆動装
置のモデルを示す図である。
【図6】 この発明の一実施の形態であるリニア駆動装
置の検出部分を簡単なブロック線図に表した図である。
【図7】 この発明の一実施の形態であるリニア駆動装
置をマシニングセンターなどの工作機械の送り機構に適
用したモデル図である。
【図8】 従来のリニアモータを用いたリニア駆動装置
の側面図である。
【図9】 従来のリニア駆動装置をブロック線図に表し
た図である。
【図10】 従来のリニア駆動装置を簡略化したモデル
図である。
【図11】 従来のリニア駆動装置のサーボ応答特性の
一例を示す閉ループ周波数応答特性図(ボード線図)で
ある。
【符号の説明】
1 リニア駆動装置のベッド、 2 取付け脚部、 3
被駆動部、 4 リニアモータ、 5 リニアモータ
の1次側、 6 リニアモータの2次側、 7リニア検
出器、 8 リニア検出器のヘッド部、 9 リニア検
出器の本体部、 10 免振部材、 11 リニア駆動
装置のベッド、 12 免振部材、13 リニア駆動装
置のベッド、 14 第二のリニア検出器、 15 第
二のリニア検出器のヘッド部、 16 第二のリニア検
出器の本体部、 17 スピンドル、 18 加工刃
物、 19 被加工部材、 20 被加工部材を固定す
る取付け台、 30 基礎部分。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動部とベッドの間に配置され、前記
    被駆動部に直線駆動推力を発生させるリニアモータと、
    前記被駆動部の速度または位置を検出するリニア検出器
    とを有するリニア駆動装置において、前記リニア検出器
    のヘッド部または本体部のいずれか一方を前記被駆動部
    に固定すると共に、他方を前記ベッド以外の基礎または
    基礎に準じる安定した部材に設置したことを特徴とする
    リニア駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記リニア検出器のヘッド部または本体
    部のいずれか一方を前記被駆動部に固定すると共に、他
    方を前記ベッド以外の基礎または基礎に準じる安定した
    部材にバネ要素と粘性要素からなる免振部材を介して設
    置したことを特徴とする請求項1記載のリニア駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 被駆動部とベッドの間に配置され、前記
    被駆動部に直線駆動推力を発生させるリニアモータと、
    前記被駆動部の速度または位置を検出するリニア検出器
    とを有するリニア駆動装置において、前記リニア検出器
    のヘッド部または本体部のいずれか一方を前記被駆動部
    に固定すると共に、他方を前記ベッドにバネ要素と粘性
    要素からなる免振部材を介して設置したことを特徴とす
    るリニア駆動装置。
  4. 【請求項4】 被駆動部とベッドの間に配置され、前記
    被駆動部に直線駆動推力を発生させるリニアモータと、
    前記被駆動部の速度または位置を検出する第一のリニア
    検出器とを有するリニア駆動装置において、前記第一の
    リニア検出器のヘッド部または本体部のいずれか一方を
    前記被駆動部に固定し、他方を前記ベッドに設置すると
    共に、第二のリニア検出器のヘッド部または本体部のい
    ずれか一方を前記ベッドに固定し、他方を基礎または基
    礎に準じる安定した部材に設置し、前記第一のリニア検
    出器で検出した変位と前記第二のリニア検出器で検出し
    た変位の和を算出し、前記被駆動部の動きを制御するよ
    うにしたことを特徴とするリニア駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001180479A (ja) * 1999-12-28 2001-07-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd ホームドアシステムの制御方法及び装置
US6744155B1 (en) 1998-03-13 2004-06-01 Siemens Aktiengesellschaft Momentum-decoupled direct drive

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