JPH1052692A - 重金属の除去方法及びその装置並びに重金属を除去する際のタンパク析出方法 - Google Patents
重金属の除去方法及びその装置並びに重金属を除去する際のタンパク析出方法Info
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- JPH1052692A JPH1052692A JP8210654A JP21065496A JPH1052692A JP H1052692 A JPH1052692 A JP H1052692A JP 8210654 A JP8210654 A JP 8210654A JP 21065496 A JP21065496 A JP 21065496A JP H1052692 A JPH1052692 A JP H1052692A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 重金属を含む物質から簡単で安価に重金属を
殆ど除去できる方法とその装置を提供すると共に、重金
属を含む物質が魚介類である場合に、重金属を除去する
際の魚介類に含まれるタンパクを取り出す方法を提供す
るものである。 【解決手段】 混和槽12の中へ、重金属を含む物質と
水との重量比を1:3〜1:6として投入し、強酸を入
れてpHを4以下の状態で撹拌する。その後、金属イオ
ンを含む液体を重金属析出槽30に導入し、アルカリを
加えてpHを10以上にして、小さい気泡の炭酸ガスと
を接触させる。その気液接触によって、金属イオンは炭
酸塩となって重金属析出槽30内に析出する。重金属を
含む物質が魚介類である場合には、重金属析出槽30内
で重金属を除去した液体にアルカリとポリマーとを加え
て攪拌することによって、タンパクを析出する。
殆ど除去できる方法とその装置を提供すると共に、重金
属を含む物質が魚介類である場合に、重金属を除去する
際の魚介類に含まれるタンパクを取り出す方法を提供す
るものである。 【解決手段】 混和槽12の中へ、重金属を含む物質と
水との重量比を1:3〜1:6として投入し、強酸を入
れてpHを4以下の状態で撹拌する。その後、金属イオ
ンを含む液体を重金属析出槽30に導入し、アルカリを
加えてpHを10以上にして、小さい気泡の炭酸ガスと
を接触させる。その気液接触によって、金属イオンは炭
酸塩となって重金属析出槽30内に析出する。重金属を
含む物質が魚介類である場合には、重金属析出槽30内
で重金属を除去した液体にアルカリとポリマーとを加え
て攪拌することによって、タンパクを析出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重金属を含んだ工場排
水や工業用塵埃やヘドロや魚介類等から、重金属を除去
する方法とその装置並びに重金属を除去する際のタンパ
ク析出方法に関する。
水や工業用塵埃やヘドロや魚介類等から、重金属を除去
する方法とその装置並びに重金属を除去する際のタンパ
ク析出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉱山や化学関係の工場や金属関係の工場
からは、重金属を含んだ工場排水や工業用塵埃が出る。
これに対して、公害防止の観点から、重金属を取り出し
て産業廃棄物処理を行うと共に、重金属を取り出す作業
の際に使用した水は放流基準を満たす程度に浄化して放
流している。
からは、重金属を含んだ工場排水や工業用塵埃が出る。
これに対して、公害防止の観点から、重金属を取り出し
て産業廃棄物処理を行うと共に、重金属を取り出す作業
の際に使用した水は放流基準を満たす程度に浄化して放
流している。
【0003】重金属を含んだ物質から重金属を除去する
従来の方法としては、例えばCrやZn等の重金属にカ
セイソーダを加えて、Cr(OH)2 やZn(OH)2
とし、これに高分子凝集剤を加えて重金属を沈殿させ、
その上澄水を放流していた。
従来の方法としては、例えばCrやZn等の重金属にカ
セイソーダを加えて、Cr(OH)2 やZn(OH)2
とし、これに高分子凝集剤を加えて重金属を沈殿させ、
その上澄水を放流していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自然環境保護の観点か
ら、最近は、重金属を除去する際に使用する水の放流基
準が厳しくなり、従来の方法では放流基準を満たすこと
ができなくなってきた。即ち、重金属をより高度に除去
してしなければならなくなってきた。更に、最近では、
魚介類の内蔵に重金属が大量に含まれることが分かって
おり、魚介類の内蔵から重金属を除去した後でないと、
魚介類の内蔵を捨てることができない。
ら、最近は、重金属を除去する際に使用する水の放流基
準が厳しくなり、従来の方法では放流基準を満たすこと
ができなくなってきた。即ち、重金属をより高度に除去
してしなければならなくなってきた。更に、最近では、
魚介類の内蔵に重金属が大量に含まれることが分かって
おり、魚介類の内蔵から重金属を除去した後でないと、
魚介類の内蔵を捨てることができない。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、重
金属を含む物質から簡単で安価に重金属を殆ど除去でき
る方法とその装置を提供するものである。本発明は更
に、重金属を含む物質が魚介類である場合に、重金属を
除去すると共に、魚介類に含まれるタンパクを取り出す
方法を提供するものである。
金属を含む物質から簡単で安価に重金属を殆ど除去でき
る方法とその装置を提供するものである。本発明は更
に、重金属を含む物質が魚介類である場合に、重金属を
除去すると共に、魚介類に含まれるタンパクを取り出す
方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決させるための手段】上記目的を達成するた
めに本発明に係る重金属の除去方法は、重金属を含む物
質に水と酸を加えてpH4以下の液体として攪拌し、そ
の液体に重金属を重金属イオンとして溶出させ、その液
体にアルカリを加えてpH10以上とし、そのpH10
以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接触させ、液体から重
金属イオンを炭酸塩として析出するようにしたものであ
る。
めに本発明に係る重金属の除去方法は、重金属を含む物
質に水と酸を加えてpH4以下の液体として攪拌し、そ
の液体に重金属を重金属イオンとして溶出させ、その液
体にアルカリを加えてpH10以上とし、そのpH10
以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接触させ、液体から重
金属イオンを炭酸塩として析出するようにしたものであ
る。
【0007】本発明に係る重金属の除去装置は、重金属
イオンを含有する液体を収容する容器と、その容器内の
液体に備えられるものであって炭酸ガスを噴出するため
のガス噴出口と、前記ガス噴出口の上位に備えられる回
転自在な気泡粉砕手段とを有し、容器内に重金属イオン
を含んだ液体を入れた状態で、前記ガス噴出口から炭酸
ガスを液体内に気泡として噴出させ、各気泡を気泡粉砕
手段によって細かく分断するようにしたものである。
イオンを含有する液体を収容する容器と、その容器内の
液体に備えられるものであって炭酸ガスを噴出するため
のガス噴出口と、前記ガス噴出口の上位に備えられる回
転自在な気泡粉砕手段とを有し、容器内に重金属イオン
を含んだ液体を入れた状態で、前記ガス噴出口から炭酸
ガスを液体内に気泡として噴出させ、各気泡を気泡粉砕
手段によって細かく分断するようにしたものである。
【0008】本発明に係る重金属を除去する際のタンパ
ク析出方法は、重金属を含む物質を魚介類とし、その魚
介類に水と酸を加えてpH4以下の液体として攪拌し、
その液体にアルカリを加えてpH10以上とし、そのp
H10以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接触させて、重
金属を液体から炭酸塩として析出排除し、炭酸塩を除去
した液体にpHを4〜6とするアルカリとポリマーとを
加えて攪拌し、液体からタンパクを析出するようにした
ものである。
ク析出方法は、重金属を含む物質を魚介類とし、その魚
介類に水と酸を加えてpH4以下の液体として攪拌し、
その液体にアルカリを加えてpH10以上とし、そのp
H10以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接触させて、重
金属を液体から炭酸塩として析出排除し、炭酸塩を除去
した液体にpHを4〜6とするアルカリとポリマーとを
加えて攪拌し、液体からタンパクを析出するようにした
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に基づいて説
明する。図1,図2及び図3は、重金属を含んだホタテ
貝の内蔵から重金属を除去する装置の一実施形態を示す
構成図であり、図1,図2,図3の順を経て重金属を除
去するものである。図1,図2及び図3において、重金
属を除去する対象物をホタテ貝の内蔵とするが、他の対
象物についてはホタテ貝の内蔵の後に説明する。図1に
おいて、重金属を除去するためのホタテ貝の内蔵は、先
ず粉砕機10で細かく砕かれて混和槽12の中へ投入す
る。ホタテ貝の内蔵は、その中に含まれている重金属の
分子に液体が充分接触できるように、可能な限り細かく
砕くのが望ましい。混和槽12の中へは、細かく砕いた
ホタテ貝の内蔵と水とが導入され、モータ14によって
駆動させられる攪拌羽根16を用いてホタテ貝の内蔵と
水とを充分に撹拌する。
明する。図1,図2及び図3は、重金属を含んだホタテ
貝の内蔵から重金属を除去する装置の一実施形態を示す
構成図であり、図1,図2,図3の順を経て重金属を除
去するものである。図1,図2及び図3において、重金
属を除去する対象物をホタテ貝の内蔵とするが、他の対
象物についてはホタテ貝の内蔵の後に説明する。図1に
おいて、重金属を除去するためのホタテ貝の内蔵は、先
ず粉砕機10で細かく砕かれて混和槽12の中へ投入す
る。ホタテ貝の内蔵は、その中に含まれている重金属の
分子に液体が充分接触できるように、可能な限り細かく
砕くのが望ましい。混和槽12の中へは、細かく砕いた
ホタテ貝の内蔵と水とが導入され、モータ14によって
駆動させられる攪拌羽根16を用いてホタテ貝の内蔵と
水とを充分に撹拌する。
【0010】混和槽12の中へ投入するホタテ貝の内蔵
と水との比率は、最初は約1:1で充分攪拌する。その
後、ホタテ貝の内蔵と水との重量比を1:3〜1:6の
分量の水を混和槽12の中へ投入する。最適なホタテ貝
の内蔵と水との重量比は、1:4程度である。はじめか
ら水を多くして攪拌すると、ホタテ貝の内蔵を充分練る
ことができないので、ホタテ貝の内蔵と水との比率を最
初は約1:1で攪拌する。
と水との比率は、最初は約1:1で充分攪拌する。その
後、ホタテ貝の内蔵と水との重量比を1:3〜1:6の
分量の水を混和槽12の中へ投入する。最適なホタテ貝
の内蔵と水との重量比は、1:4程度である。はじめか
ら水を多くして攪拌すると、ホタテ貝の内蔵を充分練る
ことができないので、ホタテ貝の内蔵と水との比率を最
初は約1:1で攪拌する。
【0011】ホタテ貝の内蔵と水との重量比1:3〜
1:6の分量の水を入れると共に、混和槽12の中へ薬
液槽18から強酸(例えばpH1〜2の硫酸)を投入し
て、更にモータ14と攪拌羽根16とによって撹拌す
る。この際、ホタテ貝の内蔵と水と強酸とを撹拌してな
る液体のpHは4以下にするように強酸を供給する。混
和槽12の内部の液体のpHを4以下にするために、p
Hコントローラ20によって、強酸の投入量を調節す
る。前述したように、ホタテ貝の内蔵と水との重量比を
1:3〜1:6にするのは、水の重量比を1:3より少
なくすれば、後述する強酸を混ぜた時に水に対して重金
属が充分に溶出しないおそれがあり、一方、水の重量比
を1:6より多くすれば、強酸の供給量を多くしなけれ
ばならずコストがかかるものである。
1:6の分量の水を入れると共に、混和槽12の中へ薬
液槽18から強酸(例えばpH1〜2の硫酸)を投入し
て、更にモータ14と攪拌羽根16とによって撹拌す
る。この際、ホタテ貝の内蔵と水と強酸とを撹拌してな
る液体のpHは4以下にするように強酸を供給する。混
和槽12の内部の液体のpHを4以下にするために、p
Hコントローラ20によって、強酸の投入量を調節す
る。前述したように、ホタテ貝の内蔵と水との重量比を
1:3〜1:6にするのは、水の重量比を1:3より少
なくすれば、後述する強酸を混ぜた時に水に対して重金
属が充分に溶出しないおそれがあり、一方、水の重量比
を1:6より多くすれば、強酸の供給量を多くしなけれ
ばならずコストがかかるものである。
【0012】pH4以下の液体内で、細かく砕いたホタ
テ貝の内蔵を充分に撹拌すると、ホタテ貝の内蔵に含ま
れる重金属は金属イオンとなってホタテ貝の内蔵から分
離し、その金属イオンは水即ち液体に溶出する。ホタテ
貝の内蔵を細かく砕くことによって、金属イオンが水に
溶出する時間を短くすることができる。重金属が金属イ
オンとなって充分に液体に溶出した後、混和槽12の中
のものを、ホタテ貝の内蔵と液体とを分離するためのス
クリーン濾過槽22内に導入する。スクリーン濾過槽2
2の内部にはスクリーンコンベアー24を備えており、
そのスクリーンコンベアー24はスクリーン濾過槽22
の内部を2つに区画するものである。スクリーンコンベ
アー24は、ホタテ貝の内蔵をスクリーン濾過槽22の
外部にある収納槽26に取り出すものであり、かつ、そ
のスクリーンコンベアー24はそこを通過することでホ
タテ貝の内蔵を排除して液体のみを濾過して取り出すた
めのものである。収納槽26に取り出されたホタテ貝の
内蔵はその後、第一脱水機28にかけられる。その第一
脱水機28によって得られる液体は、重金属析出槽30
に導入される。ホタテ貝の内蔵に含まれていた重金属は
水に溶出して、ホタテ貝の内蔵に含まれないので、第一
脱水機28で脱水されたホタテ貝の内蔵は安全な廃棄物
として廃棄することができる。前記スクリーンコンベア
ー24を通過して得た液体も、ポンプ32によって前記
重金属析出槽30に導入される。
テ貝の内蔵を充分に撹拌すると、ホタテ貝の内蔵に含ま
れる重金属は金属イオンとなってホタテ貝の内蔵から分
離し、その金属イオンは水即ち液体に溶出する。ホタテ
貝の内蔵を細かく砕くことによって、金属イオンが水に
溶出する時間を短くすることができる。重金属が金属イ
オンとなって充分に液体に溶出した後、混和槽12の中
のものを、ホタテ貝の内蔵と液体とを分離するためのス
クリーン濾過槽22内に導入する。スクリーン濾過槽2
2の内部にはスクリーンコンベアー24を備えており、
そのスクリーンコンベアー24はスクリーン濾過槽22
の内部を2つに区画するものである。スクリーンコンベ
アー24は、ホタテ貝の内蔵をスクリーン濾過槽22の
外部にある収納槽26に取り出すものであり、かつ、そ
のスクリーンコンベアー24はそこを通過することでホ
タテ貝の内蔵を排除して液体のみを濾過して取り出すた
めのものである。収納槽26に取り出されたホタテ貝の
内蔵はその後、第一脱水機28にかけられる。その第一
脱水機28によって得られる液体は、重金属析出槽30
に導入される。ホタテ貝の内蔵に含まれていた重金属は
水に溶出して、ホタテ貝の内蔵に含まれないので、第一
脱水機28で脱水されたホタテ貝の内蔵は安全な廃棄物
として廃棄することができる。前記スクリーンコンベア
ー24を通過して得た液体も、ポンプ32によって前記
重金属析出槽30に導入される。
【0013】重金属析出槽30は、上方が開口し下方を
閉じた円筒形状をしている。その重金属析出槽30の外
部には炭酸ガス供給装置34が備えられ、その炭酸ガス
供給装置34から重金属析出槽30の底部中央までガス
管36が引かれており、重金属析出槽30の底部中央位
置のガス管36の上部に、小さい直径(例えば0.5〜
0.7ミリ)のガス噴出口38が設けられている。重金
属析出槽30の内部の中央において、前記ガス噴出口3
8の位置よりやや高い位置であってしかも重金属析出槽
30の充分低い位置に、モータ40によって回転する気
泡粉砕手段としての複数のタービン羽根42が備えられ
ている。複数のタービン羽根42の回転中心位置と、前
記ガス管36に設けられたガス噴出口38の位置は、円
筒形の重金属析出槽30の断面中央に位置し、同一垂直
方向に位置する。重金属析出槽30の内壁面には、その
重金属析出槽30の内部に突出する縦方向のじゃま板4
4が備えられている。このじゃま板44は、例えば、前
記タービン羽根42の高さより高い位置から、重金属析
出槽30の上端に至るまでの高さに設けられる。
閉じた円筒形状をしている。その重金属析出槽30の外
部には炭酸ガス供給装置34が備えられ、その炭酸ガス
供給装置34から重金属析出槽30の底部中央までガス
管36が引かれており、重金属析出槽30の底部中央位
置のガス管36の上部に、小さい直径(例えば0.5〜
0.7ミリ)のガス噴出口38が設けられている。重金
属析出槽30の内部の中央において、前記ガス噴出口3
8の位置よりやや高い位置であってしかも重金属析出槽
30の充分低い位置に、モータ40によって回転する気
泡粉砕手段としての複数のタービン羽根42が備えられ
ている。複数のタービン羽根42の回転中心位置と、前
記ガス管36に設けられたガス噴出口38の位置は、円
筒形の重金属析出槽30の断面中央に位置し、同一垂直
方向に位置する。重金属析出槽30の内壁面には、その
重金属析出槽30の内部に突出する縦方向のじゃま板4
4が備えられている。このじゃま板44は、例えば、前
記タービン羽根42の高さより高い位置から、重金属析
出槽30の上端に至るまでの高さに設けられる。
【0014】前記重金属析出槽30内へは、前記第一脱
水機28で取り出された液体と、スクリーンコンベアー
24を通過してポンプ32によって運ばれた液体とが、
重金属析出槽30内の充分高い位置まで投入される。重
金属析出槽30内へは、更に、重金属析出槽30内の液
体のpHを10以上にするために、薬液槽46からNa
OH等のアルカリ液を投入し、タービン羽根42によっ
て、重金属析出槽30内の液体を攪拌する。液体のpH
を10以上にするための前記薬液槽46からのアルカリ
液の投入量を、pHコントローラ48によって調節す
る。このアルカリ液は、NaOHに限るものではない。
水機28で取り出された液体と、スクリーンコンベアー
24を通過してポンプ32によって運ばれた液体とが、
重金属析出槽30内の充分高い位置まで投入される。重
金属析出槽30内へは、更に、重金属析出槽30内の液
体のpHを10以上にするために、薬液槽46からNa
OH等のアルカリ液を投入し、タービン羽根42によっ
て、重金属析出槽30内の液体を攪拌する。液体のpH
を10以上にするための前記薬液槽46からのアルカリ
液の投入量を、pHコントローラ48によって調節す
る。このアルカリ液は、NaOHに限るものではない。
【0015】重金属析出槽30内の液体のpHが10以
上になると、前記炭酸ガス供給装置34からガス管36
に炭酸ガスが導入され、重金属析出槽30内の底部中央
のガス噴出口38から、上方に向けて炭酸ガスが小さい
気泡となって液体内に噴出する。この際、タービン羽根
42を、例えば1000rpmの高速で回転させる。ガ
ス噴出口38から上方に向けて上昇した炭酸ガスの小さ
い気泡は、高速で回転するタービン羽根42によって、
好ましくは直径が1ミクロン以下の気泡に細かく分断す
る。細かく分断された気泡は、タービン羽根42によっ
て半径方向に遠心力で撒き散らされる。このように、気
泡を小さくすることで、液体に炭酸ガスを充分接触させ
ることができ、かつ炭酸ガスの供給量が少なくて済む。
タービン羽根42を高速で回転させても、重金属析出槽
30の内部に備えたじゃま板44によって、液体に渦が
生じることはない。従って、液面の高さがほぼ水平に保
たれ、重金属析出槽30から液体が溢れ出ることはな
い。
上になると、前記炭酸ガス供給装置34からガス管36
に炭酸ガスが導入され、重金属析出槽30内の底部中央
のガス噴出口38から、上方に向けて炭酸ガスが小さい
気泡となって液体内に噴出する。この際、タービン羽根
42を、例えば1000rpmの高速で回転させる。ガ
ス噴出口38から上方に向けて上昇した炭酸ガスの小さ
い気泡は、高速で回転するタービン羽根42によって、
好ましくは直径が1ミクロン以下の気泡に細かく分断す
る。細かく分断された気泡は、タービン羽根42によっ
て半径方向に遠心力で撒き散らされる。このように、気
泡を小さくすることで、液体に炭酸ガスを充分接触させ
ることができ、かつ炭酸ガスの供給量が少なくて済む。
タービン羽根42を高速で回転させても、重金属析出槽
30の内部に備えたじゃま板44によって、液体に渦が
生じることはない。従って、液面の高さがほぼ水平に保
たれ、重金属析出槽30から液体が溢れ出ることはな
い。
【0016】その後、1ミクロン以下になった炭酸ガス
の気泡は、重金属析出槽30内の断面にほぼ平均的に大
量に散らばって、液体に接触しながら上昇する。この炭
酸ガスの気泡は、液面に至るまでの間に、充分に液体と
接触する。液体に含まれる種々の重金属イオンは炭酸ガ
スと接触して、 Cr(OH)3 →CrCO3 Cu(OH)2 →CuCO3 Pb(OH) →PbCO3 Hg(OH)2 →Hg2 CO3 Cd(OH)2 →CdCO3 Zn(OH)2 →ZnCO3 Mn(OH)2 →MnCO3 等となる。以上のように、重金属とCO3 との化合物を
「炭酸塩」とする。なお、上記以外の重金属も同様に、
炭酸塩になる。これらのCrCO3 等の炭酸塩は、重金
属析出槽30内に白くなって沈殿する。重金属の殆どが
炭酸塩になって液体より析出した状態においては、重金
属析出槽30内の液体のpHは5程度になっている。
の気泡は、重金属析出槽30内の断面にほぼ平均的に大
量に散らばって、液体に接触しながら上昇する。この炭
酸ガスの気泡は、液面に至るまでの間に、充分に液体と
接触する。液体に含まれる種々の重金属イオンは炭酸ガ
スと接触して、 Cr(OH)3 →CrCO3 Cu(OH)2 →CuCO3 Pb(OH) →PbCO3 Hg(OH)2 →Hg2 CO3 Cd(OH)2 →CdCO3 Zn(OH)2 →ZnCO3 Mn(OH)2 →MnCO3 等となる。以上のように、重金属とCO3 との化合物を
「炭酸塩」とする。なお、上記以外の重金属も同様に、
炭酸塩になる。これらのCrCO3 等の炭酸塩は、重金
属析出槽30内に白くなって沈殿する。重金属の殆どが
炭酸塩になって液体より析出した状態においては、重金
属析出槽30内の液体のpHは5程度になっている。
【0017】重金属析出槽30内に沈殿した炭酸塩と、
その炭酸塩とを析出した後のpH5程度の液体とは、そ
の後、第一沈殿槽50に導入される。この第一沈殿槽5
0内において、炭酸塩は沈殿させられて、その後、第一
沈殿槽50から取り出されて、第二脱水機52(図3)
へ導かれる。この第二脱水機52では、炭酸塩から水を
除去して、重金属混合体を作る。この重金属混合体を精
練所に送り、精練所において重金属混合体から種々の重
金属を区別して取り出して、それらの重金属を再利用す
る。
その炭酸塩とを析出した後のpH5程度の液体とは、そ
の後、第一沈殿槽50に導入される。この第一沈殿槽5
0内において、炭酸塩は沈殿させられて、その後、第一
沈殿槽50から取り出されて、第二脱水機52(図3)
へ導かれる。この第二脱水機52では、炭酸塩から水を
除去して、重金属混合体を作る。この重金属混合体を精
練所に送り、精練所において重金属混合体から種々の重
金属を区別して取り出して、それらの重金属を再利用す
る。
【0018】前記第一沈殿槽50において炭酸塩を除去
した残りの液体を、タンパク析出槽54の中に投入す
る。このタンパク析出槽54の中に投入する液体は、ホ
タテ貝の内蔵から取り出したタンパク質を大量に含んで
いるものであり、pHは約5程度のものである。タンパ
ク析出槽54は、モータ56によって回転させられる攪
拌羽根58をその内部に有しており、かつそのタンパク
析出槽54の内部壁面には縦方向にじゃま板60を備え
ている。液体を投入したタンパク析出槽54内へは、薬
液槽62からNaOH等のアルカリを投入する。タンパ
ク析出槽54内の液体のpHをほぼ中性にするために、
pHコントローラ64によって、薬液槽62からのアル
カリ液の投入量を調節する。必要とあればポリマー収納
槽66からポリマーをタンパク析出槽54内へ投入す
る。アルカリとポリマーをとを投入したタンパク析出槽
54内の液体を、攪拌羽根58によって撹拌する。この
液体の攪拌によって、タンパク析出槽54内にはスラリ
ー状のタンパクが析出する。
した残りの液体を、タンパク析出槽54の中に投入す
る。このタンパク析出槽54の中に投入する液体は、ホ
タテ貝の内蔵から取り出したタンパク質を大量に含んで
いるものであり、pHは約5程度のものである。タンパ
ク析出槽54は、モータ56によって回転させられる攪
拌羽根58をその内部に有しており、かつそのタンパク
析出槽54の内部壁面には縦方向にじゃま板60を備え
ている。液体を投入したタンパク析出槽54内へは、薬
液槽62からNaOH等のアルカリを投入する。タンパ
ク析出槽54内の液体のpHをほぼ中性にするために、
pHコントローラ64によって、薬液槽62からのアル
カリ液の投入量を調節する。必要とあればポリマー収納
槽66からポリマーをタンパク析出槽54内へ投入す
る。アルカリとポリマーをとを投入したタンパク析出槽
54内の液体を、攪拌羽根58によって撹拌する。この
液体の攪拌によって、タンパク析出槽54内にはスラリ
ー状のタンパクが析出する。
【0019】タンパク析出槽54内でスラリー状のタン
パクを析出した後、タンパク析出槽54内のものを第二
沈殿槽68に投入する。この第二沈殿槽68内におい
て、スラリー状のタンパクは下方に沈殿させられて、そ
の後、タンパクのみを第二沈殿槽68から取り出して、
第三脱水機70へ導く。この第三脱水機70で液体を除
去することによって、タンパクを取り出すことができ
る。このタンパクは動物の餌等に再利用する。
パクを析出した後、タンパク析出槽54内のものを第二
沈殿槽68に投入する。この第二沈殿槽68内におい
て、スラリー状のタンパクは下方に沈殿させられて、そ
の後、タンパクのみを第二沈殿槽68から取り出して、
第三脱水機70へ導く。この第三脱水機70で液体を除
去することによって、タンパクを取り出すことができ
る。このタンパクは動物の餌等に再利用する。
【0020】この第二沈殿槽68内でタンパクを沈殿さ
せた残りの液体と、第三脱水機70から出る液体は、一
般には放流が可能な基準を満たす水となる。もし、この
液体が、重金属をわずかに回収しきれなくて、放流基準
をわずかに満たさない場合には、図3に示すように従来
既知の複数の電解槽72と複数の沈殿槽74とを経由す
ることによって、最終的に放流基準を満たす放流水にす
る。放流水は、pH:7±0.5、B.O.D.:20mg/
l以下、C.O.D.:20mg/l以下、S.S.:!0mg/
l以下、N−Hex:3mg/l以下、菌類:無し、と
いう結果が得られた。また、第二沈殿槽68内でタンパ
クを沈殿させた残りの液体と、第三脱水機70から出る
液体には、回収しきれないタンパクが残っているので、
液体を複数の電解槽72と複数の沈殿槽74とを経由さ
せる場合には、その間にタンパクを取り出すようにす
る。なお、複数の電解槽72と複数の沈殿槽74に代え
て、再度、重金属析出槽30を経由させて放流水として
も良いが、重金属析出槽30を経由させる方がコストが
かかる。
せた残りの液体と、第三脱水機70から出る液体は、一
般には放流が可能な基準を満たす水となる。もし、この
液体が、重金属をわずかに回収しきれなくて、放流基準
をわずかに満たさない場合には、図3に示すように従来
既知の複数の電解槽72と複数の沈殿槽74とを経由す
ることによって、最終的に放流基準を満たす放流水にす
る。放流水は、pH:7±0.5、B.O.D.:20mg/
l以下、C.O.D.:20mg/l以下、S.S.:!0mg/
l以下、N−Hex:3mg/l以下、菌類:無し、と
いう結果が得られた。また、第二沈殿槽68内でタンパ
クを沈殿させた残りの液体と、第三脱水機70から出る
液体には、回収しきれないタンパクが残っているので、
液体を複数の電解槽72と複数の沈殿槽74とを経由さ
せる場合には、その間にタンパクを取り出すようにす
る。なお、複数の電解槽72と複数の沈殿槽74に代え
て、再度、重金属析出槽30を経由させて放流水として
も良いが、重金属析出槽30を経由させる方がコストが
かかる。
【0021】電解槽72は、液体に含まれる少量の重金
属を除去するためのもので、液体を電気分解する際に陰
極に重金属を集め、その重金属を取り出して除去するも
のである。各電解槽72の陰極76側で析出した重金属
は、前記第二脱水機52に導入され、脱水して重金属混
合体として取り出す。また、各電解槽72や各沈殿槽7
4を経由する液体には、第二沈殿槽68で取り出せなか
ったタンパクが残っており、そのタンパクを各電解槽7
2や各沈殿槽74から沈殿して取り出し、スラリー槽7
6に集める。スラリー槽76に集めたタンパクを前記第
三脱水機70に投入し、脱水してタンパクを取り出す。
属を除去するためのもので、液体を電気分解する際に陰
極に重金属を集め、その重金属を取り出して除去するも
のである。各電解槽72の陰極76側で析出した重金属
は、前記第二脱水機52に導入され、脱水して重金属混
合体として取り出す。また、各電解槽72や各沈殿槽7
4を経由する液体には、第二沈殿槽68で取り出せなか
ったタンパクが残っており、そのタンパクを各電解槽7
2や各沈殿槽74から沈殿して取り出し、スラリー槽7
6に集める。スラリー槽76に集めたタンパクを前記第
三脱水機70に投入し、脱水してタンパクを取り出す。
【0022】前記実施形態においては、ホタテ貝の内蔵
から重金属を除去すると共に、ホタテ貝の内蔵からタン
パクを取り出すことを示したが、その他の重金属を含ん
だ物質から重金属を除去する方法について説明する。重
金属を含んだ物質としては、魚介類の他に、工場排水や
工業用塵埃やヘドロ等が考えられる。これらの物質の中
から重金属を除去する方法は、ホタテ貝の内蔵から重金
属を除去する方法とほぼ同じであるが、物質によって
は、混和槽12へ導入する前の作業が僅かに相違する。
なお、重金属を除去する装置は、ホタテ貝の内蔵から重
金属を除去するものと同じものを使用する。物質が工場
用排水の場合には、破砕する必要がないので、そのまま
混和槽12に投入するか、あるいは工場用排水をうちか
ら水分を蒸発させてヘドロ状にして混和槽12に投入
し、強酸を経済的な分量で済むようにするかのいずれか
を採用する。これ以外は、ホタテ貝の内蔵から重金属を
除去する場合と同じである。物質が乾いた状態の工業用
塵埃の場合には、前記混和槽12へ導入する前に、工業
用塵埃を粉状に粉砕し、それを混和槽12に投入する。
これ以外は、ホタテ貝の内蔵から重金属を除去する場合
と同じである。物質がヘドロの場合には、ホタテ貝の内
蔵の場合と同様である。但し、これらの工場排水や工業
用塵埃やヘドロには、タンパクが含まれていないので、
前記ホタテ貝の内蔵の場合に必要としたタンパク析出槽
54は不要となる。
から重金属を除去すると共に、ホタテ貝の内蔵からタン
パクを取り出すことを示したが、その他の重金属を含ん
だ物質から重金属を除去する方法について説明する。重
金属を含んだ物質としては、魚介類の他に、工場排水や
工業用塵埃やヘドロ等が考えられる。これらの物質の中
から重金属を除去する方法は、ホタテ貝の内蔵から重金
属を除去する方法とほぼ同じであるが、物質によって
は、混和槽12へ導入する前の作業が僅かに相違する。
なお、重金属を除去する装置は、ホタテ貝の内蔵から重
金属を除去するものと同じものを使用する。物質が工場
用排水の場合には、破砕する必要がないので、そのまま
混和槽12に投入するか、あるいは工場用排水をうちか
ら水分を蒸発させてヘドロ状にして混和槽12に投入
し、強酸を経済的な分量で済むようにするかのいずれか
を採用する。これ以外は、ホタテ貝の内蔵から重金属を
除去する場合と同じである。物質が乾いた状態の工業用
塵埃の場合には、前記混和槽12へ導入する前に、工業
用塵埃を粉状に粉砕し、それを混和槽12に投入する。
これ以外は、ホタテ貝の内蔵から重金属を除去する場合
と同じである。物質がヘドロの場合には、ホタテ貝の内
蔵の場合と同様である。但し、これらの工場排水や工業
用塵埃やヘドロには、タンパクが含まれていないので、
前記ホタテ貝の内蔵の場合に必要としたタンパク析出槽
54は不要となる。
【0023】ここで、工業用塵埃の塊を、本発明に係る
重金属除去方法及びその装置によって処理をした前後の
数値を示す。 重金属の種類 工業用塵埃 重金属を除去したもの Cr 250mg/l未満 0.005mg/l未満 Cu 360mg/l未満 0.01mg/l未満 Pb 710mg/l未満 0.005mg/l未満 Zn 3490mg/l未満 0.013mg/l未満 このように、本発明に係る重金属除去方法及びその装置
を用いて、重金属を含んだ物質を処理すると、重金属を
限りなくゼロに近い状態に除去することができる。
重金属除去方法及びその装置によって処理をした前後の
数値を示す。 重金属の種類 工業用塵埃 重金属を除去したもの Cr 250mg/l未満 0.005mg/l未満 Cu 360mg/l未満 0.01mg/l未満 Pb 710mg/l未満 0.005mg/l未満 Zn 3490mg/l未満 0.013mg/l未満 このように、本発明に係る重金属除去方法及びその装置
を用いて、重金属を含んだ物質を処理すると、重金属を
限りなくゼロに近い状態に除去することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
重金属の除去方法によれば、重金属を含む物質から重金
属を簡単に除去することができ、しかも重金属を除去す
る際に生じる水を放水基準に合致したものとすることが
できる。また、この方法では、酸やアルカリを混ぜて攪
拌するだけであるので、重金属を含む物質を大量に処理
することが可能となる。また、本発明に係る重金属の除
去装置によれば、炭酸ガスの気泡を気泡粉砕手段で細か
くして、しかも治療に分散するので、重金属イオンから
炭酸塩への反応を促進することができる。その上、炭酸
ガスの供給量を少なくして経済性を高めることができ
る。更に、本発明に係る重金属を除去する際のタンパク
析出方法によれば、重金属を含む物質を魚介類とした場
合に、重金属を除去した液体にアルカリとポリマーとを
加えて攪拌することで、液体から簡単にタンパクを凝集
析出することができる。
重金属の除去方法によれば、重金属を含む物質から重金
属を簡単に除去することができ、しかも重金属を除去す
る際に生じる水を放水基準に合致したものとすることが
できる。また、この方法では、酸やアルカリを混ぜて攪
拌するだけであるので、重金属を含む物質を大量に処理
することが可能となる。また、本発明に係る重金属の除
去装置によれば、炭酸ガスの気泡を気泡粉砕手段で細か
くして、しかも治療に分散するので、重金属イオンから
炭酸塩への反応を促進することができる。その上、炭酸
ガスの供給量を少なくして経済性を高めることができ
る。更に、本発明に係る重金属を除去する際のタンパク
析出方法によれば、重金属を含む物質を魚介類とした場
合に、重金属を除去した液体にアルカリとポリマーとを
加えて攪拌することで、液体から簡単にタンパクを凝集
析出することができる。
【図1】本発明に係る重金属の除去方法の一部を示す構
成図である。
成図である。
【図2】図1の構成から連続する重金属の除去方法の一
部を示す構成図である。
部を示す構成図である。
【図3】図2の構成から連続する重金属の除去方法の一
部を示す構成図である。
部を示す構成図である。
12 混和槽 16 攪拌羽根 28 薬液槽 28 第一脱水機 30 重金属析出槽 34 炭酸ガス供給装置 36 ガス管 38 ガス噴出口 42 タービン羽根 44 じゃま板 46 薬液槽 50 第一沈殿槽 52 第二脱水機 54 タンパク析出槽 58 攪拌羽根 62 薬液槽 68 第二沈殿槽 70 第三脱水機 72 電解槽 74 沈殿槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 C02F 1/58 ZABA C02F 1/58 ZAB 11/00 ZABC 11/00 ZAB B09B 3/00 304Z
Claims (8)
- 【請求項1】 重金属を含む物質に酸を加えてpH4以
下として攪拌し、その液体に重金属を重金属イオンとし
て溶出させ、その液体にアルカリを加えてpH10以上
とし、そのpH10以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接
触させ、液体から重金属イオンを液体から炭酸塩として
析出することを特徴とする重金属の除去方法。 - 【請求項2】 重金属を含む物質と水との重量比を1:
3〜1:6とすることを特徴とする請求項1記載の重金
属の除去方法。 - 【請求項3】 前記炭酸ガスの気泡を前記液体内で回転
手段によって細かい大量の気泡とすることを特徴とする
請求項1記載の重金属の除去方法。 - 【請求項4】 重金属イオンを含有する液体を収容する
容器と、その容器内の液体に備えられるものであって炭
酸ガスを噴出するためのガス噴出口と、前記ガス噴出口
の上位に備えられる回転自在な気泡粉砕手段とを有し、
容器内に重金属イオンを含んだ液体を入れた状態で、前
記ガス噴出口から炭酸ガスを液体内に気泡として噴出さ
せ、各気泡を気泡粉砕手段によって細かく分断すること
を特徴とする重金属の除去装置。 - 【請求項5】 前記気泡粉砕手段によって分断する気泡
の直径が1ミクロン以下とすることを特徴とする請求項
4記載の重金属の除去装置。 - 【請求項6】 前記気泡粉砕手段が複数枚の羽根から成
ることを特徴とする請求項4記載の重金属の除去装置。 - 【請求項7】 前記容器の内壁に、鉛直方向に内部に突
出する複数のジャマ板を備えたことを特徴とする請求項
4記載の重金属の除去装置。 - 【請求項8】 重金属を含む物質を魚介類とし、その魚
介類に水と酸を加えてpH4以下の液体として攪拌し、
その液体にアルカリを加えてpH10以上とし、そのp
H10以上の液体内に炭酸ガスの気泡を接触させて、重
金属を液体から炭酸塩として析出排除し、炭酸塩を除去
した液体にpHを4〜6とするアルカリとポリマーとを
加えて攪拌し、液体からタンパクを析出することを特徴
とする重金属を除去する際のタンパク析出方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8210654A JPH1052692A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 重金属の除去方法及びその装置並びに重金属を除去する際のタンパク析出方法 |
| US08/904,633 US5958248A (en) | 1996-08-09 | 1997-08-01 | Method of precipitating protein at the time of removal of heavy metals |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8210654A JPH1052692A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 重金属の除去方法及びその装置並びに重金属を除去する際のタンパク析出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1052692A true JPH1052692A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16592897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8210654A Pending JPH1052692A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 重金属の除去方法及びその装置並びに重金属を除去する際のタンパク析出方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5958248A (ja) |
| JP (1) | JPH1052692A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1008304A1 (en) * | 1998-12-11 | 2000-06-14 | Hitachi Plant Engineering And Construction Co., Ltd. | Method and apparatus for removing toxic substances from waste marine products |
| JP2002159952A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Japan Atom Energy Res Inst | ホタテ貝のうろから有害金属を除去する方法 |
| JP2003089886A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-28 | Chuetsu Metal Works Co Ltd | 鉛含有銅合金材からの鉛溶出防止方法 |
| JP2006055717A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | 水産加工残滓の再生処理方法 |
| JP2007229618A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Saga Univ | ホタテ貝の内臓廃棄物から重金属を除去する方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2809718A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-07 | Carboxyque Francaise | Procede de recuperation d'un metal sous forme de carbonate ou d'hydrogenocarbonate |
| US6372145B1 (en) * | 2000-06-05 | 2002-04-16 | Power Engineering Company | Fat and protein removal from process streams |
| CN102160988A (zh) * | 2011-03-04 | 2011-08-24 | 常州大学 | 一种印染废水处理材料的制备方法 |
| CN102500337A (zh) * | 2011-11-21 | 2012-06-20 | 大连理工大学 | 一种以铁盐改性牡蛎壳的除磷吸附剂、其制备方法及应用 |
| WO2014207497A1 (en) * | 2013-06-29 | 2014-12-31 | Hofseth Biocare Asa | A new method to produce marine protein hydrolysate with ultra-low heavy metal contamination and improved physical properties |
| JP2021069993A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | キヤノン株式会社 | ウルトラファインバブル生成装置およびその制御方法 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116375B2 (ja) * | 1973-07-26 | 1976-05-24 | ||
| US4256630A (en) * | 1976-12-14 | 1981-03-17 | Champion International Corporation | Activated sludge treatment |
| US4119495A (en) * | 1977-01-21 | 1978-10-10 | Vasily Dmitrievich Belyaev | Method for processing activated sludge into useful products |
| GB2118559B (en) * | 1982-02-02 | 1985-07-31 | Giuliano Guardini | Process for extracting protein and chromium from chrome tanned hide wastes |
| US4629785A (en) * | 1983-10-11 | 1986-12-16 | Mccaffery Iii Thomas F | Extraction of nutritious materials from acidic sludge waste solids by adsorption |
| ES2035959T3 (es) * | 1989-01-13 | 1993-05-01 | Industrie Automation Sondertechnik Gmbh & Co | Procedimiento para evitar las basuras especiales de metales pesados en la descontaminacion de lodos naturales y tecnicos, residuos termicos y suelos. |
| US4966713A (en) * | 1989-04-13 | 1990-10-30 | Fmc Corporation | Process for the treatment of waste water from food processing plants |
| US5614102A (en) * | 1990-01-29 | 1997-03-25 | Sakurada; Yasuyuki | Method for purifying sewage |
| US5051191A (en) * | 1990-10-31 | 1991-09-24 | Green Environmental Systems Ltd. | Method to detoxify sewage sludge |
| US5158686A (en) * | 1991-02-25 | 1992-10-27 | Envar Services, Inc. | Impurity removal process and apparatus |
| US5518633A (en) * | 1994-10-21 | 1996-05-21 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for treating aqueous media containing metal ions |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8210654A patent/JPH1052692A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-01 US US08/904,633 patent/US5958248A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5958248A (en) | 1999-09-28 |
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