JPH105314A - 固形製剤供給装置の固形製剤検知装置 - Google Patents

固形製剤供給装置の固形製剤検知装置

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JPH105314A
JPH105314A JP17874796A JP17874796A JPH105314A JP H105314 A JPH105314 A JP H105314A JP 17874796 A JP17874796 A JP 17874796A JP 17874796 A JP17874796 A JP 17874796A JP H105314 A JPH105314 A JP H105314A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出された種々の固形製剤の検出、計数を光
センサーにより行う固形製剤検知装置を、光軸が狂わず
検出精度が高く維持され、かつ組立て性が良いものに改
良する。 【解決手段】 発光素子53aを装着した発光部54、
受光素子53bを設けた受光部56が連係した一体品
で、かつ発光部のレンズ58並びに受光部のレンズ59
も合成樹脂等にて一体に形成したレンズ体65を用い、
上下のハウジング51、52を組立てる際に、その内部
に嵌合するように組み込まれて簡単に製作できる固形製
剤検知装置8Kを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院などにおいて、
処方箋により指定された固形製剤(以下、固形製剤とは
錠剤、カプセル剤、丸剤、トローチなどの固形化された
全ての製剤を云うものとする。)を、瓶や袋、包装紙な
どの容器に充填するための錠剤供給装置に関し、特に錠
剤供給装置によって排出された固形製剤を検知し、指定
個数分の固形製剤が充填されるように計数するための固
形製剤検知装置の構造的改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より病院などにおいては、例えば特
公平3−59号公報(A61J3/00)に示される如
き錠剤包装機を用い、医師により処方された複数種の錠
剤(固形製剤)を、一回の服用分毎に分包して患者に提
供している。また、処方された錠剤を一種類毎に瓶若し
くは袋などの容器に充填し、患者に提供する錠剤充填機
もある。
【0003】係る装置では、タブレットケース内に充填
された固形製剤を、排出ドラムの回転によって一個ずつ
排出すると共に、排出された固形製剤を検出するセンサ
の出力に基づいて、排出された固形製剤を計数し、所定
の計数に達した時に、排出ドラムを回転駆動するモータ
を停止していた。
【0004】従って、排出ドラムの回転停止制御など、
全般的に錠剤包装機、錠剤充填機を作動させて錠剤が処
方箋通りに指定個数分確実に排出されるように制御する
には、錠剤の誤検知、誤計数の無い信頼性の高い作動を
する固形製剤検知装置が必要となる。
【0005】ここで、錠剤包装機等の固形製剤検知装置
としては、発光体から受光体に向かう光がその間を通過
する錠剤により遮断された時に、検知が行われる光セン
サーを利用した固形製剤検知装置が使用される場合が多
い。
【0006】そして、この光センサーで行う検知装置
は、錠剤包装機等の機体内部の所定個所に組み込む時に
は、その検出性能が良好となるように、錠剤検知のため
の集光及び拡散を行うレンズや発光素子及び受光素子ま
た検知回路部品等を組み込んだ電子制御基板などの部品
を、光軸に対し直角および平行を保ちながら、ハウジン
グに組み付ける必要があった。
【0007】更にこの取付け後に、取付け部品が動いて
その直角度や平行性が狂わないように、熱可塑性の溶融
樹脂(エポキシ封印やホットメルト)で封印固定を行っ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この組立て方
法であると、光軸を正しく出して組み付けることにな
り、しかもその慎重な作業が発光素子および受光素子そ
れぞれごとに行うので、時間と手間がかかる。また組み
付け後に、溶融樹脂が固化するまでの間、部品が動かな
いように手あるいは治具で組立て状態を保持してやる必
要があったため、作業性が悪く、大量生産に不向きなも
のであった。
【0009】また、組立ての際、わずかなすきまでも発
生すると、溶融樹脂はすきまに回りこまないため、すき
まがあいたままとなり、そこから、薬紛が侵入し、発光
体あるいは受光体に付着して錠剤検知の信頼性の低下を
招いていた。
【0010】本発明は上述の点に鑑み成されたもので、
光センサーの発光部及び受光部のレンズを一体で形成す
ることにより、光軸を一致させた組立が容易に行えるよ
うにし、高い検出精度を確保できるようにした固形製剤
供給装置の固形製剤検知装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、固形製剤が各
々タブレットケースに種類毎にそれぞれ収納され、これ
ら固形製剤のうち処方箋により指定されたものが自動的
に1個ずつ排出され、かつタブレットケース下部の出口
近辺に設置した光センサーによる固形製剤検知装置によ
り検出、計数されて、一回の服用分毎に分包、又は一種
類毎にまとめて瓶等に充填されて、患者に提供される固
形製剤供給装置において、排出された固形製剤が落下通
過する通過口を有する上下に2分割されたハウジングケ
ースと、前記通過口を落下する固形製剤を検知するため
に前記上下ハウジングケース内に前記通過口を間にして
対向設置されかつ互いが繋がって形成されている発光部
と受光部と、この発光部および受光部にそれぞれ近接し
て配置され、光束の拡散、集光を行う対向レンズが一体
に形成されたレンズ体とを備え、前記発光部、受光部お
よびレンズ体は前記上下のハウジングを合体し組立て結
合することによりその内部の所定位置に嵌合して組込み
固定されるものである。
【0012】また、請求項1に記載の固形製剤供給装置
の固形製剤検知装置において、上下に組み合うハウジン
グのその嵌合面、およびレンズ体とハウジングとの嵌合
面に、それぞれ互いに食い違う段差を設けるようにした
ものである。
【0013】さらに、請求項3の発明は、固形製剤が各
々タブレットケースに種類毎にそれぞれ収納され、これ
ら固形製剤のうち処方箋により指定されたものが自動的
に1個ずつ排出され、かつタブレットケース下部の出口
近辺に設置した光センサーによる固形製剤検知装置によ
り検出、計数されて、一回の服用分毎に分包、又は一種
類毎にまとめて瓶等に充填されて、患者に提供される固
形製剤供給装置において、排出された固形製剤が落下通
過する通過口を有する上下に2分割されたハウジングケ
ースと、前記通過口を落下する固形製剤を検知するため
に前記上下ハウジングケース内に前記通過口を間にして
対向設置されかつ互いが繋がって形成されている発光部
と受光部と、この発光部および受光部にそれぞれ近接し
て配置され、光束の拡散、集光を行う対向レンズが合成
樹脂にて一体に形成されたレンズ体とを備えると共に、
このレンズ体の各対向レンズと上下のハウジングとの作
る境界部の隙間を埋めるように、レンズ体の合成樹脂よ
り軟質で、かつ異なる材質の熱可塑性エラストマからな
り境界部のシール並びにレンズ体の弾性的支持を成す保
持部材を設けたものである。
【0014】そして、請求項3の固形製剤供給装置の固
形製剤検知装置において、前記熱可塑性エラストマから
なる保持部材は、前記レンズ体又はハウジングに一体に
熱融着あるいは成形により形成されたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を、図面
に基づき説明する。
【0016】先ず固形製剤供給装置1に付いて説明する
と、固形製剤供給装置1は、病院や調剤薬局などに設置
されるもので、図4に示すように、矩形状の外装ケース
3内の上部には、固形製剤をその種類毎に収納するため
に縦横に多数に区割して形成した複数のタブレットケー
ス7…を有するタブレットケース収納部3Aが設けられ
ており、その上面開口はトップテーブル2で開閉自在と
されている。また、外装ケース3の前面には断面円弧状
の充填部3Bが突出形成されており、この充填部3Bの
前面両側には断面円弧状の透明ガラス4、4が取り付け
られ、これら透明ガラス4、4間に充填部3B内に連通
した挿入口6が構成されている。そして外装ケース3の
充填部3B天面には、患者に処方箋データ通りの薬を与
えるために、薬の種類や数量を入力するテンキーからな
る入力装置43と、処方箋データの内容やアラームなど
の調剤状況を表示する表示装置47が配設されている。
【0017】前記タブレットケース7の下部には、図8
に示すように、タブレットケース7の底部から固形製剤
を排出しまたその個数を後述するフォトセンサ13によ
りカウントされる排出カウント装置8がそれぞれ設けら
れている。この排出カウント装置8は上側のタブレット
ケース7にそれぞれ連通しており、内部にはモータM1
にて駆動される排出ドラム9が内蔵されている。そし
て、この排出ドラムの側面には上下に複数の溝11が形
成されており、各溝11内に前記錠剤、カプセル剤、丸
剤、トローチ剤などの固形化された製剤である固形製剤
10が上下一列で入り込む(実施例では二個)構成とさ
れている。そして、、排出ドラム9の回転に伴い、各溝
11内の固形製剤10が出口12から一個ずつ落下する
構造とされている。
【0018】更に、この排出カウント装置8には、前記
出口12から落下する固形製剤10を検出するためのフ
ォトセンサ13が取付けられている。そして排出カウン
ト装置8により、カウントされたその排出総数は固形製
剤供給装置1を統合制御するマイコン装置(図示せず)
に記憶されるようになっている。
【0019】本発明はこのフォトセンサ13を含む固形
製剤検知装置の改良に係るものであるが、その詳細は後
で述べる。
【0020】さて更に、図5、図7等に示すように、タ
ブレットケース7から落下する全ての固形製剤10を受
けられるような面積を持つ円盤状のターンテーブル16
が設けられており、このターンテーブル16がターンテ
ーブルモータ18により回転すると、その上に落下した
固形製剤10は、遠心力の作用を受けて、またターンテ
ーブル16中央の円錐状の隆起部16Aおよび半径方向
に延在する仕切片17により、徐々に外周に寄せられ、
そしてターンテーブル16の周囲に設けた環状のガイド
21に沿って一列に並ぶようになり、するとこの一列と
なった固形製剤10は、ガイド21の一部に切欠き形成
した排出口22から、シャッタ23が所定時間開放作動
した時、外へ排出される。また、ターンテーブル16の
前部下側には、所定の角度で図示矢印方向に回転駆動す
るホルダー装置31が設けられていて、このホルダー装
置31の上端の円形基板32からは複数のホルダ33が
外側斜め下方(実施例では60度)に向けて突出降下す
るように備わっている。このホルダー装置31は、各ホ
ルダ33の上部入り口33Aをターンテーブル16の排
出口22に順次合わせるように矢印方向に間歇的に回転
駆動制御されて、空のホルダ33に固形製剤10が充填
されるようになっている。そして、各ホルダ33の下の
取出口33Bには、ハンドル37の操作で開閉させる蓋
36が取付けられている。よって、固形製剤10を受け
る瓶Vを充填部3Bに挿入し、蓋36を開放操作すれば
ホルダ33内の固形製剤10を瓶Vに収容できる。
【0021】上記構成の固形製剤供給装置は、その充填
部3Bに瓶等をセットし、ホルダ33の下取出口33B
を開放して、所定の1種類の固形製剤10をまとめて収
納し、患者に提供するものであるが、一回の服用分毎に
分包するタイプの固形製剤供給装置は、タブレットケー
ス7から排出された固形製剤10をターンテーブル16
で受けたら、その排出口22の近くを、ロール状に巻回
されて熱溶着可能な包装紙を順繰りに送り出す固形製剤
包装機構を設けたような構成となっていて、これによっ
て、数種類の固形製剤10が1つの小袋に包装され、且
つ一つ一つが切り剥がせるようにミシン目を付けられ
て、提供されるものとなっている。
【0022】次に、本発明である固形製剤検知装置につ
いて、図1乃至3に従い説明する。
【0023】図1に示す外観形状の固形製剤検知装置8
Kが、図6および図7等に示すように、排出カウント装
置の下部位置に配設されている。
【0024】この固形製剤検知装置8Kは、ハウジング
50を形成するところの上下に二分割され、かつ錠剤が
通過する矩形状の開口51a、52aを有した上ハウジ
ング51と下ハウジング52と、発光素子53aを取付
けた発光基板54Bと受光素子53bを取付けた受光基
板56Bとが、二本の合成樹脂製の紐状連結片57でつ
ながれ、発光部54と受光部56とがバラバラにならな
いように一体品となった受発光部と、この発光部54お
よび受光部56の各内側に組み合わされて、発光素子5
3aからの光を受光素子53bへ集光、拡散するために
必要な発光部のレンズ58と受光部のレンズ59が一体
に備わっている枠形状をしたレンズ体65とより成る。
なお、前記発光基板54Bの方には、発光素子53aに
給電するためのコード61が接続され、その先にプラグ
体62が設けられている。
【0025】ここで、前記レンズ体65において、その
左右側壁とこれらをつなぐ側部壁よりなる合成樹脂製の
枠部が射出成形等により形成されるときに、その左右の
側壁に発光部54のレンズ58と受光部56のレンズ5
9とが同時に一体成形されるものとなっている。このよ
うに、本発明では、発光部54のレンズ58と受光部5
6のレンズ59とが、従来のように別々のものではない
一体に形成されたものなので、光軸が一致しており、よ
ってこのレンズ体65を受光部56、発光部54と組み
合せ、後述するようにハウジング50内に組み込んだ時
にも、従来心配のあった受光部と発光部とが位置ずれを
して光軸が狂うというようなことも無くなる。
【0026】一方、発光部54、受光部56において
も、発光基板54Bと受光基板56Bとは紐状の連結片
57でつながっていて、従来のようなバラバラの基板で
ないので、部品の紛失が少なくなり、また各基板54
B、56Bをハウジングに組み込む作業も容易となり、
組立性の向上も期待できる。
【0027】更に説明をすると、下ハウジング52には
その両端部の内面側に、発光基板54Bを嵌め込み固定
するための取付け凹所68と、受光基板56Bを嵌め込
み固定するための取付け凹所69がそれぞれ形成されて
いる。従って、この各取付け凹所68、69に各基板5
4B、56Bを上方から差し込めば、各基板54B、5
6Bのほぼ下半分位が嵌まって、受発光体を簡単に且つ
安定して下ハウジング52に装着することができる。
【0028】また、レンズ体65も下ハウジング52に
嵌め込み方式で組立てを可能としている。そのために、
下ハウジング52の前記各取付け凹所68、69のすぐ
内寄りの個所に段部71を設け、この段部71に前記レ
ンズ体65を載せるように嵌合させることとするが、こ
の段部71とレンズ体65とが嵌合する断面に食い違い
の段差を設けるようにしている。
【0029】すなわち、レンズ体65の各レンズ58、
59を形成している左右側壁の下端に突出する凸縁7
3、73と、下ハウジング52に形成されたレンズ体受
嵌用の切欠き部の両端縁に前記凸縁73、73に対応し
て設けた凹溝74、74とが食い違った嵌合を成すもの
となっている。
【0030】このように、レンズ体65と下ハウジング
52との嵌合部に食違いの段差があると、仮りに組み立
てた部品間にわずかな隙間が発生してしまった場合で
も、この段差により固形製剤検知装置8Kを通過する薬
品からでる薬粉が隙間から固形製剤検知装置8K内部に
侵入するのを防止することができる。これによって、固
形製剤検知の信頼性を長時間保つことが可能に成る。
【0031】また発光部54のレンズ58と受光部56
のレンズ59が一体形成されているレンズ体65をハウ
ジング50内に嵌合して組立てる方式とすることで、組
立て時に光軸のずれが生じる怖れは無くなり、また熱可
溶性の溶融樹脂(エポキシ封印やホットメタル)で光軸
維持のために封印固定する必要が無くなり、組立て時間
や手間が大幅に減り、作業性が大幅に向上する。
【0032】同じ様な食違いの嵌合を上下のハウジング
51、52の嵌合部に施すようにしている。すなわち、
下ハウジング52の外周壁上端の内側に段状凹み縁75
を設け、一方、上ハウジング51の外周壁の内面側に、
前記段状凹み縁75と合致する段状凸縁を設けて、この
段状凹み縁75と段状凸縁の両者で食違い段差を作り、
薬粉が上下のハウジング51、52の嵌合部から内部に
侵入しないようにこの段差で防止し、検知性能を高く維
持できるように図っている。
【0033】よって、受発光部の発光基板54Bと受光
基板56Bとを下ハウジング52の取付け凹所68、6
9に嵌め込み、次にレンズ体65の左右側壁を段部71
に嵌合してセットする。そして、次に上ハウジング51
を下ハウジング52に被せる。すると下ハウジング52
には、片側に上方に向かって2つの弾性係止片81、8
1が突設され、また他側の中央部から一つの弾性係止片
82が上方に向かって突設されているので、これらの係
止片81、82が上ハウジング51の対向側部に設けた
対応する係止穴83に内側から係合して、上下ハウジン
グ51、52が結合される。そしてこの後に、固定ビス
を一本、下ハウジング52の底からボス85を挿通し、
上ハウジング51にビス止めすれば、図1に示すような
外観をした固形製剤検知装置8Kが組み立てられ完成す
る。
【0034】このように発光部54のレンズ58と受光
部56のレンズ59を一体に形成することで、最初から
光軸の一致が保たれたレンズ体65を作り、これを上下
のハウジング51、52で挾み込んで嵌合するように組
み立てれば、ハウジング内に簡単に且つしっかりと取り
付け固定することができる。
【0035】また、ハウジングに、これらレンズや発光
素子および受光素子を組み込んだ電子制御基板等を組み
込む際も一方向組立てが可能なので、自動挿入機の使用
が可能になり、大量生産にも向くようになる。
【0036】図3は、図2に示すものに比して、さらに
薬紛の侵入防止をより完全なものとなるように改良を加
えた第2の発明に係る固形製剤検知装置を示す。
【0037】この場合も、第1実施例の固形製剤検知装
置と同様に、発光基板54Bと受光基板56Bの取付け
凹所68、69並びにレンズ体65の嵌合する段差のあ
る段部71を設けている上下のハウジング51、52、
二本の紐状連結片57でつながって一体品となった発光
部54と受光部56、および発光部54のレンズ58と
受光部56のレンズ59とが一体に形成された枠形をし
たレンズ体65を備えている。そしてこれらの構成部品
の他に、上下のハウジング51、52の組合せが悪く、
ハウジング内に収まるレンズ体65との間に薬紛が侵入
しかねない隙間があったりした場合に、その隙間を埋め
防塵することができるように、レンズ体に装着させるよ
うにした軟質材で形成された保持部材90を設けてい
る。
【0038】ここで、保持部材90はレンズ本体の形成
素材である合成樹脂より軟質で、且つ異なる材質の熱可
塑性エラストマから成ると共に、発光部54と受光部5
6のレンズ58、59に対応する部分は窓穴91状に開
けて、その窓穴91の周りに一体に熱融着あるいは成形
によって保持腕片93、93を装着形成し、また保持腕
片93、93を連絡する水平辺94がレンズ体65の連
絡辺95の上に載るようになっている。
【0039】このようなレンズ体65に一体に付着させ
た軟質材により、レンズ体65を弾性的に保持する構造
を採用すると、レンズ体65を上下のハウジング51、
52内に組み込んだ際に、部品間例えばレンズ体65を
上下のハウジング51、52との間に隙間ができても、
その隙間は軟質材である保持部材90により吸収あるい
は埋められて、部品間の隙間をゼロにすることが可能と
なる。よって、光センサーの内部に薬粉の侵入を完全に
防ぎながら、かつ一体化形成したレンズ体65により発
光部品と受光部品の光軸の一致をも保たれるものとな
り、検出の信頼性が高い固形製剤検知装置を組み立てる
ことができる。
【0040】なお、前記熱可塑性エラストマから成る保
持部材90は、前記実施例では、レンズ体65に一体に
融着あるいは成形されるものとしたが、これに限らず別
の方法、例えば上下のハウジング51、52に一体に融
着あるいは成形するようにしても上記目的を達成するこ
とができることは云うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
固形製剤供給装置の中で、光センサーにより錠剤の計数
を行う機構のうち、光センサーの受光部および発光部の
各レンズを一体で形成し、上下のハウジングと共に組立
て式としたので、従来のように対向する受光用と発光用
のレンズが別々で、光軸合わせをしたり、合わせた後に
レンズを溶融樹脂で固定する等を行うずともよくなり、
組立て時間や手間を大幅に減らすことができ、固形製剤
検知装置の形成が簡単になると共に、固形製剤検知の信
頼性も良好に維持することができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、組み立て
られる上下のハウジングおよびハウジングとレンズ体と
の嵌合する面部には、食違いに段差を設けて嵌合させた
ので、仮りに部品間に隙間が出ても、通過する錠剤から
出る薬紛の固形製剤検知装置内部への侵入をこの段差に
より防ぐことができ、固形製剤検知の信頼性を長期間保
つことができる。
【0043】更に請求項3の発明によれば、請求項1の
発明のように、光センサーの発光部および受光部のレン
ズを一体に形成すると共に、上下のハウジングとの境界
部に、熱溶融性エラストマの保持部材を設けて、レンズ
体を弾性的に支持しながらレンズ体がハウジングとの間
に作る隙間を埋めるようにしたので、部品間の隙間をよ
り完全に無くせるようになり、薬粉の侵入を更に効果的
に防ぎ得ると共に、光軸の一致調整がレンズが弾性的に
支持されていることで、組み立ても容易にまた確実に行
え、固形製剤検知の信頼性は高められることになる。
【0044】また、上記の熱溶融性エラストマの保持部
材は、請求項4の発明により、熱融着あるいは二重成形
等の形成手段により、簡単にレンズ体に又はハウジング
に一体に形成することができ、コスト的に安価にして、
また複雑な製造設備も使用せずとも量産できるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固形製剤検知装置の外観斜視図。
【図2】第1の本発明による固形製剤検知装置の構成要
素の分解斜視図。
【図3】第2の本発明による固形製剤検知装置の構成要
素の分解斜視図。
【図4】本発明の固形製剤検知装置が設けられた固形製
剤供給装置のトップテーブルを開放した状態の斜視図。
【図5】上記固形製剤供給装置の正面図。
【図6】上記固形製剤供給装置の縦断側面図。
【図7】上記固形製剤供給装置の内部構成の説明図。
【図8】タブレットケースとその固形製剤排出装置の透
明斜視図。
【符号の説明】
1 固形製剤供給装置 7 タブレットケース 8K 固形製剤検知装置 10 固形製剤 51、52 上下のハウジング 51a、52a 通過口 54 発光部 54B 発光基板 56 受光部 56B 受光基板 58、59 レンズ 65 レンズ体 68、69 取付け凹所 71 段差 90 熱可塑性エラストマから成る保持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形製剤が各々タブレットケースに種類
    毎にそれぞれ収納され、これら固形製剤のうち処方箋に
    より指定されたものが自動的に1個ずつ排出され、かつ
    タブレットケース下部の出口近辺に設置した光センサー
    による固形製剤検知装置により検出、計数されて、一回
    の服用分毎に分包、又は一種類毎にまとめて瓶等に充填
    されて、患者に提供される固形製剤供給装置において、 排出された固形製剤が落下通過する通過口を有する上下
    に2分割されたハウジングケースと、前記通過口を落下
    する固形製剤を検知するために前記上下ハウジングケー
    ス内に前記通過口を間にして対向設置されかつ互いが繋
    がって形成されている発光部と受光部と、この発光部お
    よび受光部にそれぞれ近接して配置され、光束の拡散、
    集光を行う対向レンズが一体に形成されたレンズ体とを
    備え、前記発光部、受光部およびレンズ体は前記上下の
    ハウジングを合体し組立て結合することによりその内部
    の所定位置に嵌合して組込み固定されることを特徴とす
    る固形製剤供給装置の固形製剤検知装置。
  2. 【請求項2】 上下に組み合うハウジングのその嵌合
    面、およびレンズ体とハウジングとの嵌合面に、それぞ
    れ互いに食い違う段差を設けるようにしたことを特徴と
    する前記請求項1に記載の固形製剤供給装置の固形製剤
    検知装置。
  3. 【請求項3】 固形製剤が各々タブレットケースに種類
    毎にそれぞれ収納され、これら固形製剤のうち処方箋に
    より指定されたものが自動的に1個ずつ排出され、かつ
    タブレットケース下部の出口近辺に設置した光センサー
    による固形製剤検知装置により検出、計数されて、一回
    の服用分毎に分包、又は一種類毎にまとめて瓶等に充填
    されて、患者に提供される固形製剤供給装置において、 排出された固形製剤が落下通過する通過口を有する上下
    に2分割されたハウジングケースと、前記通過口を落下
    する固形製剤を検知するために前記上下ハウジングケー
    ス内に前記通過口を間にして対向設置されかつ互いが繋
    がって形成されている発光部と受光部と、この発光部お
    よび受光部にそれぞれ近接して配置され、光束の拡散、
    集光を行う対向レンズが合成樹脂にて一体に形成された
    レンズ体とを備えると共に、このレンズ体の各対向レン
    ズと上下のハウジングとの作る境界部の隙間を埋めるよ
    うに、レンズ体の合成樹脂より軟質で、かつ異なる材質
    の熱可塑性エラストマからなり境界部のシール並びにレ
    ンズ体の弾性的支持を成す保持部材を設けたことを特徴
    とする固形製剤供給装置の固形製剤検知装置。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性エラストマからなる保持部
    材は、前記レンズ体又はハウジングに一体に熱融着ある
    いは成形により形成されることを特徴とする前記請求項
    3に記載の固形製剤供給装置の固形製剤検知装置。
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JP2008501474A (ja) * 2004-06-08 2008-01-24 イーコラブ インコーポレイティド 隔離される供給センサを備える錠剤分配機

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