JPH1053327A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JPH1053327A
JPH1053327A JP14128097A JP14128097A JPH1053327A JP H1053327 A JPH1053327 A JP H1053327A JP 14128097 A JP14128097 A JP 14128097A JP 14128097 A JP14128097 A JP 14128097A JP H1053327 A JPH1053327 A JP H1053327A
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Naoyuki Ando
直幸 安藤
Toshiyuki Kishii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな動力でコンベヤの搬送面を搬送姿勢と
非搬送姿勢とに切り替えることができ、装置全体の上下
高さも低くできるコンベヤ装置の提供。 【解決手段】 物品を搬送する第一コンベヤ6と、第一
コンベヤ6に対してその搬送方向とほぼ直交する方向か
ら物品を搬入または搬出する第二コンベヤ7,8とを備
え、平面視において第二コンベヤ7,8の一部分を第一
コンベヤ6と干渉しない状態で重複配置し、重複配置し
た第二コンベヤ7,8の一部分の搬送面を第一コンベヤ
6の搬送面より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置す
る非搬送姿勢とに切り替え可能に構成してあるコンベヤ
装置で、第二コンベヤ7,8全体を一体的に揺動可能に
構成し、第二コンベヤ7,8の揺動によって前記一部分
の搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるように
構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫などにお
いて各種の物品を搬送するために用いるコンベヤ装置、
より詳しくは、物品を搬送する第一コンベヤと、前記第
一コンベヤに対してその搬送方向とほぼ直交する方向か
ら物品を搬入または搬出する第二コンベヤとを備え、平
面視において前記第二コンベヤの一部分を第一コンベヤ
と干渉しない状態で重複配置し、この重複配置した第二
コンベヤの前記一部分の搬送面を第一コンベヤの搬送面
より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿
勢とに切り替え可能に構成してあるコンベヤ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような構成のコンベヤ装置では、第
一コンベヤと重複する第二コンベヤの一部分を、第二コ
ンベヤとは別体に構成し、その別体に構成した第二コン
ベヤの一部分全体を上下昇降可能に構成して、その上下
昇降によって搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に
位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り
替えるのが一般的であった。ところが、このような構成
では、別体に構成した第二コンベヤの一部分全体を、そ
の上に物品を載置した状態で上下に昇降させるものであ
るから、その上下方向への昇降操作に大きな動力を要す
るという欠点があった。
【0003】そこで、実開平4−68023号公報に開
示のように、第一コンベヤと重複する第二コンベヤの一
部分を、第二コンベヤに対して揺動可能に構成して、そ
の揺動によって搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り
替えるように構成したコンベヤ装置が提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示のコンベヤ装置においては、図14の(ロ)に
示すように、第一コンベヤ6と重複する第二コンベヤ
7’の一部分のみを揺動させるものであるから、その揺
動中心B’が、第一コンベヤ6の横脇に近接することに
なる。そのため、前記一部分を揺動させて搬送面を搬送
姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるのに要する揺動角が大
きくなり、それに伴って揺動を許容するために必要な空
間も大きくなって、装置全体が上下方向に嵩の高いもの
となる欠点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の欠点に着
目したもので、その目的は、比較的小さな動力で第二コ
ンベヤの搬送面を搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替える
ことができ、しかも、上下方向の高さも比較的低くする
ことの可能なコンベヤ装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、第一コンベヤに対
して物品を搬入または搬出する第二コンベヤ全体を一体
的に揺動可能にし、第二コンベヤ全体を揺動させること
によって、第一コンベヤと重複する第二コンベヤの一部
分の搬送面を第一コンベヤの搬送面より上方に位置する
搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿勢とに切り替えるも
のであるから、第二コンベヤの揺動中心が第一コンベヤ
から比較的離れた箇所に位置することになる。したがっ
て、第二コンベヤの一部分の搬送面を搬送姿勢と非搬送
姿勢とに切り替えるための揺動角が比較的小さくて済
み、装置全体の高さを低くすることができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、第二コン
ベヤの搬送方向の一端部分を第一コンベヤに対して重複
配置し、他端部分を揺動中心として揺動させるものであ
るから、第二コンベヤの搬送方向の長さをそのまま利用
して、第二コンベヤの揺動中心を第一コンベヤからさら
に遠ざけることができ、第二コンベヤの揺動角を一層小
さくして、装置全体の高さをより一層低くすることがで
きる。
【0008】請求項3に記載の発明によれば、上述のよ
うに第二コンベヤの揺動角を小さくできるがために、第
二コンベヤを揺動駆動するための装置として、例えば駆
動ストロークの長い高価なシリンダなどを必要とせず、
安価な偏芯カム機構によって揺動駆動することが可能と
なり、かつ、その偏芯カム機構を第一コンベヤとの重複
配置箇所、換言すると、第二コンベヤの揺動中心から離
れた箇所に設けるものであるから、てこの原理の応用で
比較的小さな動力で第二コンベヤを揺動駆動することが
でき、ランニングコストの低下を図ることができる。
【0009】請求項4に記載の発明によれば、第二コン
ベヤをチェンやベルトなどの駆動用無端帯により駆動す
るものであるから、例え第二コンベヤが長いものであっ
てもその駆動系を簡単な構造にすることができ、しか
も、その駆動用無端帯を第二コンベヤの搬送方向の全長
にわたって一連に構成するものであるから、2つ以上の
駆動用無端帯を搬送方向に直列に配して互いに連動する
場合のように、直列に配した駆動用無端体同士を連動す
る機構が不要となり、駆動系を簡単、軽量に構成するこ
とができ、それだけ第二コンベヤの揺動駆動に要する動
力を低減することができる。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、第一コン
ベヤが、複数のローラを備えたローラコンベヤで、第二
コンベヤが、左右一対のチェンを備えたチェンコンベヤ
であるから、ローラコンベヤのローラ間にチェンコンベ
ヤのチェンを配設することによって、両コンベヤを互い
に干渉しない状態で容易に重複配置することができ、し
かも、ローラコンベヤに較べて重量の軽いチェンコンベ
ヤの方を揺動することになるので、第二コンベヤの揺動
駆動に要する動力が小さくて済む。
【0011】請求項6に記載の発明によれば、第二コン
ベヤを駆動するモータをその第二コンベヤに直接取り付
けることにより、第二コンベヤの駆動系との連動連結や
取り合わせを簡単、確実にでき、しかも、その第二コン
ベヤの揺動中心の近傍に取り付けるものであるから、第
二コンベヤの揺動駆動時におけるモータの上下方向への
移動量を極力少なくすることができ、第二コンベヤの揺
動駆動に要する動力を一層小さくすることができる。
【0012】特に、請求項2に記載のように、第二コン
ベヤの搬送方向の一端部分を第一コンベヤに重複配置し
て他端部分を揺動中心とし、その揺動中心の近傍に前記
モータを取り付け、さらに、請求項3に記載のように、
第二コンベヤを揺動駆動するための偏芯カム機構を第二
コンベヤの揺動中心から離れた箇所に設ける場合にあっ
ては、てこの原理によって偏芯カム機構に作用するモー
タの重量を極力小さくすることができ、極力小さな動力
で合理的に第二コンベヤを揺動駆動することができる。
【0013】請求項7に記載の発明によれば、前記第二
コンベヤの揺動によって第一コンベヤ上の物品を第二コ
ンベヤ上へ搬出するように構成し、かつ、第一コンベヤ
上の物品を検出する物品検出手段を設け、第二コンベヤ
を駆動するコンベヤ駆動装置と第二コンベヤを揺動させ
る揺動駆動装置との作動を制御する制御手段が、前記物
品検出手段の検出情報に基づいてコンベヤ駆動装置と揺
動駆動装置とを制御するように構成するものであるか
ら、第一コンベヤにより搬送されてくる物品の位置に対
応して、タイミングを図りながら揺動駆動装置によって
第二コンベヤを上方へ揺動させることができ、第二コン
ベヤによる物品の掬い取りをタイミング良く、かつ、確
実に行うことができる。さらに、第一コンベヤにより搬
送されてくる物品の位置に対応して、第二コンベヤを上
方へ揺動される前に予めコンベヤ駆動装置によって第二
コンベヤを駆動させておくこともでき、その場合には、
第二コンベヤによる物品の掬い取りと同時に搬送可能と
なり、第一コンベヤから第二コンベヤへの物品の受け渡
し搬送に要する時間を短縮することも可能となる。
【0014】請求項8に記載の発明によれば、第一コン
ベヤと干渉しない状態で重複配置した第二コンベヤ部分
のうち、第一コンベヤの搬送方向下手側に第一コンベヤ
による搬送物品に当接するストッパを設け、第二コンベ
ヤの上方への揺動に伴って、前記ストッパが第一コンベ
ヤ上の搬送物品に当接して、第一コンベヤによる物品の
搬送を阻止するように構成するものであるから、第一コ
ンベヤから第二コンベヤへの物品受け渡しの際に、第二
コンベヤに対する物品のオーバーランを防止して、第二
コンベヤによる物品を掬い取りをより確実に行うことが
できる。
【0015】請求項9に記載の発明によれば、前記スト
ッパを第一コンベヤの搬送方向に直交する方向に延びる
板状体で構成するものであるから、上述した物品のオー
バーランを一層確実に防止し得るのみならず、前記揺動
駆動装置による第二コンベヤの上方への揺動を若干遅れ
ぎみに作動制御することにより、第一コンベヤにより搬
送されてくる物品を第一コンベヤの搬送力を利用して搬
送方向に直交する方向に延びるストッパに当接させて沿
わせることができ、したがって、物品に多少の姿勢乱れ
があっても、ストッパにより物品の姿勢乱れを矯正し、
その後の第二コンベヤによる物品の掬い取りと搬送とを
所望の姿勢で行うことができる。
【0016】請求項10に記載の発明によれば、前記ス
トッパへの物品の乗り上げを検出する物品検出器を設
け、その物品検出器がストッパへの物品の乗り上げを検
出すると、前記制御手段がコンベヤ駆動装置を停止する
ように構成するものであるから、何らかの理由で第二コ
ンベヤの上方への揺動タイミングがずれたり、荷崩れな
どによって物品がストッパ上に乗り上げるなどの不測の
事態が発生しても、第二コンベヤの駆動を停止すること
により、不測の事態を最小限に留めて以後の処置を適切
に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるコンベヤ装置の実施
の形態を図面に基づいて説明する。このコンベヤ装置
は、図1に示すような自動倉庫などに使用されるもの
で、この自動倉庫は、各種の物品AをパレットP上に載
置した状態で収納保管するための保管棚1を備えてい
る。この保管棚1は、パレットPを載置保持する収納部
を上下方向と横方向とに複数個ずつ並べた構造で、相対
向する一対を一組として複数組配設されている。各組の
相対向する保管棚1の間には、上下方向に昇降可能な昇
降台やフォークなどを備えたスタッカークレーン2がレ
ール3に沿って移動可能に設けられ、このスタッカーク
レーン2によって、保管棚1の入口側に設けられた搬入
用リフタ4上の物品AをパレットP上に載置した状態で
保管棚1の収納部に搬入したり、収納部の物品Aを搬出
用リフタ5上にまで搬出するように構成されている。
【0018】各組の保管棚1の入口側の前部にわたって
は、第一コンベヤとしてのメインコンベヤ6が配設さ
れ、このメインコンベヤ6によって搬送されてきた物品
AをパレットP上に載置した状態で搬入用リフタ4上に
まで搬送する第二コンベヤとしての搬入コンベヤ7と、
逆に、搬出用リフタ5上の物品AをパレットPに載置し
てメインコンベヤ6にまで搬送する第二コンベヤとして
の搬出コンベヤ8とが、各組の保管棚1の入口側に一対
ずつ配設されている。このメインコンベヤ6の搬送方向
上手側には、同じく第二コンベヤとしての物品搬入用コ
ンベヤ9が配設され、物品搬入部10にある物品Aをパ
レットPに載置してメインコンベヤ6にまで搬送するよ
うに構成され、メインコンベヤ6の搬送方向下手側に
は、物品搬出部11が設けられている。
【0019】図2〜図8は、本発明によるコンベヤ装置
の第一の実施形態を示し、第一コンベヤとしてのメイン
コンベヤ6は、図2に示すように、左右一対のフレーム
12と左右のフレーム12間に回転可能に保持された複
数のローラ13などから構成されるローラコンベヤで、
各ローラ13は、図外の駆動装置によって回転駆動され
るように構成されている。他方、第二コンベヤとしての
搬入コンベヤ7、搬出コンベヤ8、ならびに、物品搬入
用コンベヤ9は、左右一対のフレーム14と左右のフレ
ーム14に回転駆動可能に保持された左右一対のチェン
15などから構成されるチェンコンベヤで、搬入コンベ
ヤ7は、メインコンベヤ6に対してその搬送方向とほぼ
直交する方向へ物品Aを搬出し、搬出コンベヤ8と物品
搬入用コンベヤ9とは、メインコンベヤ6に対してその
搬送方向とほぼ直交する方向から物品Aを搬入するよう
に構成され、各コンベヤ7,8,9の一部分は、メイン
コンベヤ6と干渉しない状態で、平面視においてメイン
コンベヤ6に重複するように構成されている。
【0020】前記搬入コンベヤ7と搬出コンベヤ8と
は、互いに平行に配設されていて、搬入コンベヤ7の搬
送方向の終端部に前記搬入用リフタ4が、搬出コンベヤ
8の搬送方向の始端部に前記搬出用リフタ5が、それぞ
れ配設されている。この搬入コンベヤ7と搬出コンベヤ
8とは、搬送方向つまりチェン15の回転方向が異なる
だけでほぼ同じ構成であり、また、前記物品搬入用コン
ベヤ9は、搬出コンベヤ8と配設位置が異なるだけでほ
ぼ同じ構成であるので、以後、搬入コンベヤ7について
のみ説明する。
【0021】前記搬入コンベヤ7は、左右一対のフレー
ム14と両フレーム14を連結する複数本の補助フレー
ム16とによって全体が枠組みされ、左右のフレーム1
4は、アルミ製の押出し成形品で、図6に示すように、
上下に2個の空間を有する左右対称の断面形状を備えて
いる。各フレーム14の両横側部には、各種の部品など
を取り付けるための断面T字型のスリット17が全長に
わたって2個ずつ設けられ、フレーム14の上部と上方
の空間の底部とには、チェン15を保持するチェン保持
部材18,19がフレーム14のほぼ全長にわたって取
り付けられている。
【0022】各フレーム14は、継ぎ目のない状態で全
長にわたって一体的に構成され、その両端部において
は、上部の一部が切り欠かれ、図3に示すように、その
両端部の切り欠き部分のうち、搬送方向の始端部には駆
動スプロケット20が、搬送方向の終端部には遊転スプ
ロケット21が、それぞれその上部をフレーム14の上
面よりも若干突出する状態でフレーム14の上方空間内
に軸支されている。そして、前記駆動スプロケット20
と遊転スプロケット21とにわたっては、チェン15が
1本だけ、つまり一連に掛張されている。このチェン1
5は、物品Aを搭載したパレットPを搬送すると同時
に、搬入コンベヤ7を駆動する駆動用無端帯としても作
用するもので、前記駆動スプロケット20には、そのチ
ェン15を駆動するためのコンベヤ駆動装置としての電
動式のチェン駆動用モータ22が連動連結され、そのチ
ェン駆動用モータ22がスリット17を利用して各フレ
ーム14に固着されている。
【0023】前記搬入コンベヤ7を構成する左右一対の
フレーム14は、搬送方向の始端部に取り付けられた前
記チェン駆動用モータ22の直下方に位置する揺動中心
Bの周りに揺動可能に構成され、かつ、メインコンベヤ
6との重複配設箇所には、その搬入コンベヤ7のフレー
ム14を強制的に揺動駆動するための偏芯カム機構23
が設けられている。この偏芯カム機構23と昇降用モー
タ24とは、搬入コンベヤ7を揺動駆動するための揺動
駆動装置を構成し、図4や図5に詳しく示すように、固
定枠側に設置の正逆転可能な電動式の昇降用モータ24
とこの昇降用モータ24により回転駆動される左右一対
の偏芯カム25を備え、各偏芯カム25が左右フレーム
14の下面に当接していて、昇降用モータ24により偏
芯カム25を正逆転することで、搬入コンベヤ7全体を
揺動中心B周りに揺動させて、メインコンベヤ6と重複
する搬入コンベヤ7の一部分の搬送面Cをメインコンベ
ヤ6の搬送面Dより上方に位置する搬送姿勢と、前記一
部分の搬送面Cをメインコンベヤ6の搬送面Dより下方
に位置する非搬送姿勢とに切り替え可能に構成されてい
る。
【0024】前記搬入コンベヤ7のうち、メインコンベ
ヤ6から適当距離離れた箇所には、物品Aの存在を検出
する物品検出手段としての在荷検出手段26が設けられ
ている。この在荷検出手段26は、図6および図7に示
すように、取り付け用プレート27に揺動可能に枢着さ
れたアーム28や、同じく取り付け用プレート27に固
着されたリミットスイッチ29などから構成され、アー
ム28には、在荷検出用の遊転輪30が回転可能に取り
付けられている。さらに、前記アーム28にはカム部材
31が、取り付け用プレート27にはストッパ32が設
けられ、かつ、アーム28と取り付け用プレート27と
の間には、引っ張りスプリング33が介装されていて、
このスプリング33によって、カム部材31がストッパ
32に当接して、それ以上の回動が阻止されるように構
成されている。
【0025】前記カム部材31がストッパ32に当接し
た状態においては、在荷検出用の遊転輪30がチェン1
5の上面、つまり、搬入コンベヤ7の搬送面Cよりも若
干上方に突出するように構成され、チェン15によって
物品Aを載置したパレットPが搬送されてくると、パレ
ットPとの当接によって遊転輪30が自転しながら下降
し、それに伴ってアーム28がスプリング33の弾性力
に抗して揺動し、カム部材31がリミットスイッチ29
の作動部34に当接して物品Aの存在を検出するように
構成されている。そして、この在荷検出手段26を保持
する取り付け用プレート27も、フレーム14のスリッ
ト17を利用して取り付けられ、この在荷検出手段26
のケーブルや昇降用モータ24のケーブルなどが、フレ
ーム14の下方の空間内に内装されている。
【0026】以上の構成は搬出コンベア8や物品搬入用
コンベヤ9においてもほぼ同様で、主たる相違は前述し
たように搬送方向つまりチェン15の回転方向が異なる
点である。それ以外に、在荷検出手段26の取り付け位
置や数が異なり、搬出コンベア8と物品搬入用コンベヤ
9においては、図2において搬出コンベヤ8に図示した
ように、メインコンベヤ6との重複箇所の手前と搬送方
向の終端部とに、それぞれ在荷検出手段26が設けられ
ている。そして、この在荷検出手段26は、メインコン
ベヤ6にも設けられていて、図2に示すように、各搬入
コンベヤ7との重複箇所に設けられている。なお、この
メインコンベヤ6のフレーム12も搬入コンベヤ7など
のフレーム14と全く同じ構造であるため、メインコン
ベヤ6への在荷検出手段26の取り付けも、前述のよう
にフレーム12のスリットを利用して取り付けられる。
【0027】この自動倉庫の物品保管状態や各コンベヤ
6,7,8,9の作動などは、図8に示すマイクロコン
ピュータからなる制御手段としての制御部Hによって、
全て記憶管理されるとともに作動制御され、適宜箇所に
設けられた操作装置35によって制御部Hに操作指令可
能に構成されている。
【0028】すなわち、オペレータが操作装置35を操
作して入庫を指令し、かつ、入庫する物品Aについての
必要な情報を入力すると、制御部Hが、入庫するべき保
管棚1の収納部を検索するとともに、チェン駆動用モー
タ22を作動して、物品搬入用コンベヤ9により物品搬
入部10にある物品AをパレットPに搭載した状態でメ
インコンベヤ6にまで搬送する。その際、物品搬入用コ
ンベヤ9は、偏芯カム機構23によって非搬送姿勢に切
り替えられていて、メインコンベヤ6との重複箇所の手
前にある在荷検出手段26が物品Aの存在を検出する
と、偏芯カム機構23によって搬送姿勢に切り替えら
れ、かつ、搬送方向終端部にある在荷検出手段26が物
品Aの存在を検出すると、再び非搬送姿勢に切り替えら
れる。
【0029】その後、物品Aはメインコンベヤ6によっ
て、その物品Aを収納するべき保管棚1の前まで搬送さ
れ、その保管棚1の入口側の搬入コンベヤ7とメインコ
ンベヤ6との重複箇所にある在荷検出手段26が在荷を
検出すると、チェン駆動用モータ22を作動して、非搬
送姿勢にある搬入コンベヤ7のチェン15を予め駆動
し、かつ、昇降用モータ24を作動して、図3の
(イ)、(ロ)に示すように、偏芯カム機構23により
搬入コンベヤ7を搬送姿勢に切り替えて物品Aをパレッ
トPごと掬い取る。そして、搬入コンベヤ7側の在荷検
出手段26が物品Aの存在を検出すると、昇降用モータ
24を逆転作動して、搬入コンベヤ7を非搬送姿勢に切
り替え、その状態で物品Aを搬入用リフタ4の上まで搬
送し、チェン駆動用モータ22の作動を停止するととも
に、搬入用リフタ4によって物品Aを持ち上げる。
【0030】この搬入コンベヤ7の揺動による物品Aの
掬い取りにおいては、搬入コンベヤ7が完全に搬送姿勢
に切り替えられる前に、予め搬入コンベヤ7のチェン1
5が駆動されているので、メインコンベヤ6から搬入コ
ンベヤ7への物品Aの受け渡し搬送を短時間で行うこと
ができる。さらに、搬入コンベヤ7の揺動においては、
その揺動中心Bがメインコンベヤ6から離れた箇所に位
置するため、図14の(イ)に示すように、揺動角が小
さくて済むのである。その後、スタッカークレーン2が
所定の保管棚1の収納部に物品AをパレットPごと収納
するのであり、逆に、物品Aを搬出する場合には、搬入
時と逆の作動で、スタッカークレーン2が搬出用リフタ
5にまで搬送し、引き続いて搬出コンベヤ8がメインコ
ンベヤ6にまで搬送し、最終的に物品AはパレットPと
ともに物品搬出部11に搬出される。
【0031】以上のように、搬入コンベヤ7の揺動によ
る物品Aの掬い取りは、在荷検出手段26による物品A
の存在検出に基づいて行うもので、そのため、在荷検出
手段26による物品Aの検出時と昇降用モータ24の作
動開始時との間でタイミングを図る必要がある。つま
り、昇降用モータ24の作動開始時期が早過ぎたり遅過
ぎたりすると、搬入コンベヤ7によってパレットPを所
望の姿勢で掬い取ることができず、場合によっては、パ
レットP上の物品Aが荷崩れをおこす虞れもある。この
ような虞れを回避し、昇降用モータ24の作動開始時期
のタイミングを取り易くしたのが、図9〜図11に示す
第二の実施形態である。なお、この第二の実施形態にお
けるコンベヤ装置の構成ならびに作動は、先に説明した
第一の実施形態と同じなので、主として第一の実施形態
と異なる点についてのみ説明する。
【0032】第二の実施形態においては、図9に示すよ
うに、第二コンベヤとしての搬入コンベヤ7の左右一対
のフレーム14のうち、第一コンベヤとしてのメインコ
ンベヤ6の搬送方向下手側に位置するフレーム14の外
側に、金属製の板状体からなるストッパ36が取り付け
られている。このストッパ36は、メインコンベヤ6の
左右一対のフレーム12の内面間の距離よりも多少短い
長さを有し、図11に示すように、その上縁が搬入コン
ベヤ7のチェン15の上面、つまり、搬入コンベヤ7の
搬送面Cよりも適当距離上方に位置する状態で、フレー
ム14のスリット17を利用して取り付けられ、搬入コ
ンベヤ7を揺動中心B周りに揺動させることにより、図
10の(ハ)に示すように、メインコンベヤ6と重複す
る搬入コンベヤ7の一部分の搬送面Cをメインコンベヤ
6の搬送面Dより上方に位置する搬送姿勢と、図10の
(イ)に示すように、前記ストッパ36の上縁をメイン
コンベヤ6の搬送面Dより下方に位置する非搬送姿勢と
に切り替え可能に構成されている。そして、搬入コンベ
ヤ7のメインコンベヤ6との重複箇所より搬送方向下手
側の左右フレーム14には、金属製の板状のガイド37
が、やはりフレーム14のスリット17を利用してそれ
ぞれ取り付けられ、これら左右のガイド37の上縁も、
搬入コンベヤ7の搬送面Cより上方に位置するように構
成されている。
【0033】この第二の実施形態によれば、搬入コンベ
ヤ7とメインコンベヤ6との重複箇所にある在荷検出手
段26の在荷検出に伴って、搬入コンベヤ7を上方へ揺
動させて物品Aを掬い取る際、図10の(ロ)に示すよ
うに、まずストッパ36の上縁がメインコンベヤ6の搬
送面Dよりも上方に突出し、その突出したストッパ36
に物品Aを載置したパレットPが当接し、その状態でメ
インコンベヤ6によって、物品AがパレットPごとスト
ッパ36側に搬送され、パレットPの姿勢がストッパ3
6に沿うように矯正される。したがって、搬入コンベヤ
7の揺動タイミングに多少のずれがあっても、物品Aを
載置したパレットPは、確実に所望の姿勢に維持され
て、搬入コンベヤ7により掬い取られる。
【0034】この第二の実施形態に改良を加えたのが、
図12に示す第三の実施形態で、この第三の実施形態に
おいては、ストッパ36の外側に物品検出器としてのリ
ミットスイッチ式の在荷検出器38が設けられ、ストッ
パ36を設けたにもかかわらず、タイミングのずれなど
に起因してパレットPがストッパ36上に乗り上げる
と、在荷検出器38が検出し、その検出結果に基づい
て、制御部Hがチェン駆動用モータ22を停止してチェ
ン15の回転駆動を止め、かつ、図外の警報手段で報知
するとともに、必要に応じてメインコンベヤ6をも停止
するように構成されている。さらに、ストッパ36に
は、その長手方向の全長にわたってチェン15側に向け
て突出するチェン外れ防止部材40が一体的に設けら
れ、そのチェン外れ防止部材40によってチェン15の
外れを防止するように構成されている。
【0035】〔別実施形態〕これまで説明した第一から
第三の実施形態においては、第二コンベヤである搬入コ
ンベヤ7、搬出コンベヤ8、ならびに、物品搬入用コン
ベヤ9のフレーム14として、図6に示す構造のものを
使用したが、このフレーム14としては各種の構造のも
のを使用することができ、例えば、図13に示す構造の
もので実施することもできる。この図13に示すフレー
ム14も、左右対称の断面形状を備えたアルミ製の押出
し成形品で、その両横側部には、先の実施形態のもとの
同様の断面T字型のスリット17が全長にわたって2個
ずつ設けられ、フレーム14の上部と空間の底部にはチ
ェン保持部材18,19が取り付けられ、先の実施形態
で示したフレーム14から下方の空間を取り除いたよう
な構造となっている。
【0036】したがって、この図13に示すフレーム1
4は、全体が軽量で、コンベヤ全体を揺動駆動させるの
に好都合であり、反面、コンベヤがある程度長い場合に
は、強度的に問題となる。その場合には、フレーム14
の必要箇所にフレーム14とは別体の補強フレーム39
を取り付けることにより、必要な強度を持たせて実施す
ることができる。この補強フレーム39もフレーム14
のスリット17を利用して取り付けることができ、か
つ、断面形状がU字型に構成されているので、その内部
空間内に在荷検出手段26や昇降用モータ24などのケ
ーブルを内装することができる。
【0037】第一から第三の実施形態においては、前記
搬入コンベヤ7や搬出コンベヤ8などの第二コンベヤを
揺動させるにあたって、第一コンベヤとの重複箇所と反
対側の端部近くに設けた揺動中心B周りに揺動させるも
のを示したが、第二コンベヤの中間部に揺動中心Bを設
けて実施することもできる。また、これまでの実施形態
とは逆に、第一コンベヤをチェンコンベヤで構成し、第
二コンベヤの方をローラコンベヤで構成して実施するこ
ともできる。その場合、第二コンベヤの全ローラを1本
のチェンかベルトで、あるいは、左右各1本ずつのチェ
ンかベルトで駆動するようにして一連に構成することが
できる。
【0038】さらに、第二と第三の実施形態において、
ストッパ36をメインコンベヤ6の搬送方向に直交する
長尺状の板状体で構成した例を示したが、メインコンベ
ヤ6の搬送方向に直交する方向において、その両端近く
に2つの突起を設けたり、あるいは、前記直交する方向
に3つ以上の突起を並設してストッパを構成することも
できる。また、第三の実施形態において、チェン外れ防
止部材40をストッパ36から一体的に突設した例を示
したが、ストッパ36と別体に構成してストッパ36に
取り付けて実施することもでき、また、同じようなチェ
ン外れ防止部材40を図9に示したガイド37に設け
て、物品搬送の際にパレットPを案内するガイド37に
よって、チェン15の外れ防止を兼用することもでき
る。
【0039】また、在荷検出手段26としては、必ずし
も遊転輪30を備えたアーム28やリミットスイッチ2
9などから構成する必要はなく、光電式のものや磁気式
のものなど、種々の構成のものを用いることができ、同
様に、第三の実施形態において示した在荷検出器38に
ついても、光電式や磁気式などの検出器を用いて実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動倉庫全体の概略平面図
【図2】第一実施形態におけるメインコンベヤと搬出入
コンベヤの斜視図
【図3】第一実施形態における搬入コンベヤの作動を示
す側面図
【図4】第一実施形態における偏芯カム機構を示す正面
【図5】第一実施形態における偏芯カムを示す斜視図
【図6】第一実施形態における在荷検出手段を取り付け
たフレームの断面図
【図7】第一実施形態における在荷検出手段の正面図
【図8】第一実施形態における制御装置のブロック図
【図9】第二実施形態におけるメインコンベヤと搬入コ
ンベヤの斜視図
【図10】第二実施形態における搬入コンベヤの作動を
示す正面図
【図11】第二実施形態における要部の断面図
【図12】第三実施形態における要部の断面図
【図13】別の実施形態を示すフレームの断面図
【図14】本件と従来技術とを比較するための第二コン
ベヤの側面図
【符号の説明】
6 第一コンベヤ 7,8,9 第二コンベヤ 13 ローラ 15 チェン 22 コンベヤ駆動装置 23 揺動駆動装置を構成する偏芯カム機構 26 物品検出手段 36 ストッパ 38 物品検出器 A 物品 B 揺動中心 C 第二コンベヤの搬送面 D 第一コンベヤの搬送面 H 制御手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する第一コンベヤと、前記第
    一コンベヤに対してその搬送方向とほぼ直交する方向か
    ら物品を搬入または搬出する第二コンベヤとを備え、平
    面視において前記第二コンベヤの一部分を第一コンベヤ
    と干渉しない状態で重複配置し、この重複配置した第二
    コンベヤの前記一部分の搬送面を第一コンベヤの搬送面
    より上方に位置する搬送姿勢と下方に位置する非搬送姿
    勢とに切り替え可能に構成してあるコンベヤ装置であっ
    て、 前記第二コンベヤ全体を一体的に揺動可能に構成し、こ
    の第二コンベヤの揺動によって前記一部分の搬送面を前
    記搬送姿勢と非搬送姿勢とに切り替えるように構成して
    あるコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 前記第二コンベヤの搬送方向の一端部分
    を前記第一コンベヤに対して重複配置し、他端部分を揺
    動中心として揺動可能に構成してある請求項1に記載の
    コンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 前記第二コンベヤを偏芯カム機構により
    揺動駆動するように構成し、その偏芯カム機構を第一コ
    ンベヤとの重複配置箇所に設けてある請求項2に記載の
    コンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 前記第二コンベヤを駆動用無端帯により
    駆動するように構成し、その駆動用無端帯を第二コンベ
    ヤの搬送方向の全長にわたって一連に構成してある請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 前記第一コンベヤが、複数のローラを備
    えたローラコンベヤであり、前記第二コンベヤが、左右
    一対のチェンを備えたチェンコンベヤである請求項1〜
    4のいずれか1項に記載のコンベヤ装置。
  6. 【請求項6】 前記第二コンベヤを駆動するモータを第
    二コンベヤの揺動中心の近傍において第二コンベヤに取
    り付けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載のコン
    ベヤ装置。
  7. 【請求項7】 前記第二コンベヤの揺動によって第一コ
    ンベヤ上の物品を第二コンベヤ上へ搬出するように構成
    し、かつ、前記第一コンベヤ上の物品を検出する物品検
    出手段を設け、前記第二コンベヤを駆動するコンベヤ駆
    動装置と前記第二コンベヤを揺動させる揺動駆動装置と
    の作動を制御する制御手段が、前記物品検出手段の検出
    情報に基づいて前記コンベヤ駆動装置と揺動駆動装置と
    を制御するように構成してある請求項1または2に記載
    のコンベヤ装置。
  8. 【請求項8】 前記第一コンベヤと干渉しない状態で重
    複配置した第二コンベヤ部分のうち、第一コンベヤの搬
    送方向下手側に第一コンベヤによる搬送物品に当接する
    ストッパを設け、前記第二コンベヤの上方への揺動に伴
    って、前記ストッパが第一コンベヤ上の搬送物品に当接
    して、第一コンベヤによる物品の搬送を阻止するように
    構成してある請求項7に記載のコンベヤ装置。
  9. 【請求項9】 前記ストッパを第一コンベヤの搬送方向
    に直交する方向に延びる板状体で構成してある請求項8
    に記載のコンベヤ装置。
  10. 【請求項10】 前記ストッパへの物品の乗り上げを検
    出する物品検出器を設け、その物品検出器がストッパへ
    の物品の乗り上げを検出すると、前記制御手段がコンベ
    ヤ駆動装置を停止するように構成してある請求項8また
    は9に記載のコンベヤ装置。
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JP2008100848A (ja) * 2003-03-10 2008-05-01 Hirata Corp 自動保管システム

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