JPH1053488A - 半導体液相エピタキシャル成長方法及びその装置並びにウェーハホルダ - Google Patents
半導体液相エピタキシャル成長方法及びその装置並びにウェーハホルダInfo
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- JPH1053488A JPH1053488A JP12258997A JP12258997A JPH1053488A JP H1053488 A JPH1053488 A JP H1053488A JP 12258997 A JP12258997 A JP 12258997A JP 12258997 A JP12258997 A JP 12258997A JP H1053488 A JPH1053488 A JP H1053488A
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Abstract
は、多結晶の析出、膜厚の不均一、基板の熱劣化等、種
々の問題が発生していた。 【解決手段】 1対のウェーハ15の裏面を側壁に接触
させ表面が所定間隔を空けて対向するように保持するウ
ェーハ収納部を有し、この収納部にソースを注入する注
入口16と、ソースを排出する排出口13とが設けられ
たホルダ本体11と、ホルダ本体11の開口面を覆うホ
ルダカバー12とを備える。
Description
長用液体ソースを用いて半導体ウェーハ上にエピタキシ
ャル成長を行い半導体層を形成する半導体液相エピタキ
シャル成長方法及びその装置と、エピタキシャル成長の
ためにウェーハを収納し保持するウェーハホルダに関す
る。
低融点金属を溶媒として、その中にエピタキシャル成長
させる半導体材料を溶かしてソースとし、このソースを
半導体ウェーハに接触させ、ソースの温度を下げて析出
した半導体をウェーハ上にエピタキシャル成長させる技
術である。Ga(ガリウム)を溶媒としたGaP(ガリ
ウムリン)、GaAs(ガリウムヒ素)、AlGaAs
(アルミニウムガリウムヒ素)などの化合物半導体のエ
ピタキシャル成長や、Ga(ガリウム)やSn(スズ)
を溶媒としたSi(シリコン)のエピタキシャル成長に
使われている。
ースをウェーハに接触させる工程と、ソースの温度を下
げる工程と、必要があればソースをウェーハから離脱さ
せる工程を備えている。ソースをウェーハに接触あるい
は離脱させる方法によって、ソース注入法、ディッピン
グ法、スライドボート法など、種々の液相エピタキシャ
ル成長装置と方法が知られている。
ーハホルダに収納してエピタキシャル成長室に載置し、
エピタキシャル成長室内にソースを注入してエピタキシ
ャル成長を行なう方法である。
一例を、図14を用いて説明する。
と呼ばれ、横型あるいは縦型の炉の中で使用される。図
14のボートは横型炉で使用されるもので、図14
(a)に、エピタキシャル成長を開始する前に炉内に置
かれた状態を示す。但し、炉や炉心管などは省略し図示
されていない。ボート主要部は、本体5501、ソース
溜5502、排ソース溜5503を有し、本体5501
と排ソース溜5503の間には仕切り板5504が設置
されている。また、本体5501内にはウェーハ550
5を収容しエピタキシャル成長を行うエピタキシャル成
長室5506が設けられている。ソース溜5502及び
仕切り板5504は水平方向にスライドが可能で、通常
炉外から炉内に挿入された図示されていない石英棒によ
り、エピタキシャル成長工程中に動かすことができる。
4(a)のようにエピタキシャル成長室5506内にウ
ェーハ5505を載置する。ウェーハ5505は、図1
4に示されたように垂直に保持し、あるいは水平や斜め
に保持される。また、図14においてはウェーハホルダ
などのウェーハを保持する機構は図示されていない。ソ
ース溜5502内には、エピタキシャルソースの原料を
収納する。エピタキシャルソースの原料は、例えばGa
Asエピタキシャル成長の場合は、溶媒となる金属Ga
とエピタキシャル成長材料のポリGaAs、さらにSi
などのドーパントが加えられる。
し、ソース原料が金属Gaに溶解しエピタキシャル成長
原料で飽和したソース5507が得られるのを待つ。ソ
ース5507を得るためには、一般に1時間以上の長時
間を要する。ソース5507が得られた時点で、図14
(b)の様にソース溜5502を左方にスライドさせ、
ソース溜5502に設けた穴5081をソース通路55
09に合わせる。この操作により、ソース5507がソ
ース通路5509を通ってエピタキシャル室5506内
に流れ込み、ウェーハ5505と接触する。ウェーハ5
505とソース5507が接触した状態で降温すること
で、過飽和となったソース5507中のエピタキシャル
成長原料がウェーハ上に析出しエピタキシャル成長す
る。
時点で、図14(c)のように仕切り板5504を左方
にスライドさせ、仕切り板5504に設けた穴5085
をエピタキシャル成長室5506に設けた排出口508
3に合わせる。この操作で、使用されたエピタキシャル
ソース5507は排ソース溜5503に落下し、エピタ
キシャル成長が終了する。
成長を行う装置及び方法について説明したが、一般にソ
ース注入法では、エピタキシャル成長に使用したソース
を排出した後、新たなソースを注入することで複層のエ
ピタキシャル成長を行うことができる。
シャル成長を行う装置を示す。ソース溜6602は左右
に仕切られ、それぞれ独立した注入口6081と608
2を有し、それぞれ第1のソース6071と第2のソー
ス6072とを収納する。ソース溜6602を右方にス
ライドさせ、左方の第1のソース6071を注入して第
1のエピタキシャル成長を行い、第1のエピタキシャル
成長が終了した後、第1のソースを排出し、次にソース
溜6602を左方にスライドさせ右側の第2のソース6
072を注入することで、連続して2層のエピタキシャ
ル成長を行うことができる。
ース溜を加熱炉中に置き、加熱によりソース原料を溶解
させてエピタキシャル成長ソースとし、その中にウェー
ハをディップする方法である。その後、加熱炉の温度を
下げてエピタキシャル成長を行い、所定膜厚のエピタキ
シャル成長を行った後、ウェーハをソースから引き上げ
てエピタキシャル成長を終了する。
ェーハを保持し、その上にソースを入れたスライダを置
き、所定の温度になったところでスライダを動かしてソ
ースをウェーハに接触させてエピタキシャル成長を行う
方法である。
にはその原理上いくつかの問題があり、以下にエピタキ
シャル成長の方式やウェーハを保持するウェーハホルダ
と関連させて列記する。 (1)多結晶の析出と膜厚の不均一 液相エピタキシャル成長は、過飽和となった溶質をウェ
ーハ上に析出成長させる方法で、溶質は析出により発生
する濃度勾配によりソース中を拡散移動してウェーハに
到達する。ウェーハから離れた位置にあるソースから
は、溶質はウェーハまで到達できず、ソース中やボート
の壁面などに多結晶として析出する。
のエピタキシャル成長面近くのソース中やウェーハの対
向面や周辺に析出すると、多結晶が析出した分エピタキ
シャル成長が妨げられ、エピタキシャル成長膜厚の不均
一を引き起こす。
成長室までソースを導くソース通路が必須であるが、ソ
ース通路には多結晶が析出付着しソースの流入や流出を
妨げる。このような現象は、特に1層目の半導体層を成
長させた後、ソースを入れ替えて2層目を成長させる場
合に致命的となる。
辺部への多結晶の析出が問題となる。単に、ウェーハを
ソースに入れてエピタキシャル成長を行うと、当然なが
らウェーハの裏面にもソースの溶質が析出しエピタキシ
ャル成長する。これを防止するために、例えば特開平4
−160092号公報における図16に示されたよう
に、浅いシャーレ状の皿13の中にウェーハ14を置
き、多数の皿を積み重ねてカセット15で固定し、これ
をソース12の中に入れエピタキシャル成長をさせる方
法が提案されている。
するためソースと接触せず、従って裏面へのエピタキシ
ャル成長は発生しない。また、多数の皿を使用すれば一
度に多数のウェーハにエピタキシャル成長をすることが
できる。
してエピタキシャル成長を行うため、所定のエピタキシ
ャル成長終了後、ソースからウェーハとウェーハホルダ
を引き出してもソースがウェーハの上面に残り、速やか
にエピタキシャル成長を終了させることができない。そ
の結果、半導体層の膜厚の制御が困難になり、またソー
ス残りが不均一に起こるため、ウェーハ間やウェーハ面
内での厚さむらや、エピタキシャル成長表面の平坦度の
低下をもたらす。
晶が析出し、エピタキシャル成長層の膜厚が不均一にな
る問題も生じる。
ける図17に示された様に、ウェーハの裏面をスペーサ
に密着させるディッピング法も提案されている。
の溶質の拡散とウェーハ縁部分への析出は考慮されてい
ない。図18に、ソース1907にウェーハ1905を
ディッピングしエピタキシャル成長を行うときの様子を
示す。ウェーハ1905の裏面は、スペーサ1911に
密着しているため成長は起こらない。しかし、前述した
ように液相エピタキシャル成長では、ウェーハ表面上の
ソース中の溶質がウェーハ面上まで拡散して析出し、エ
ピタキシャル成長が起きる。この図18に模式的に示し
たように、ウェーハ1905の中央部分では成長に寄与
するのは対向したウェーハ間のソースだけである。これ
に対して、ウェーハ1905の縁の部分ではウェーハ周
辺のソースも成長に寄与する。その結果、ウェーハ19
05の縁の部分は中央部分よりも厚くエピタキシャル成
長し、エピタキシャル成長層の厚さの面内均一性が悪化
する。
してあるため表面と結晶の方位が異なり、さらに平坦で
はないため、多結晶が成長するなど異常成長が起こりや
すい。
のソース中に溶質が析出し、溶質は溶媒のGaより軽い
ため浮き上がってくる。エピタキシャル成長中にウェー
ハホルダの下側でソース中に析出した溶質、例えば多結
晶GaAsはソース中でウェーハホルダやウェーハに付
着する。またエピタキシャル成長ソース表面に浮かび上
がった溶質は、エピタキシャル成長終了後ウェーハを引
き上げる際にウェーハ上部に付着する。
において提案された技術では、ウェーハ周辺部分の異常
成長やエピタキシャル成長厚不均一、またソース中に析
出する溶質への対策は考慮されていなかった。 (2)ウェーハの熱劣化 GaAsはAsの蒸気圧が高いため、高温にさらされる
と表面からAsが蒸発し表面が劣化する。Asの蒸発を
防ぐためには、ウェーハを長時間高温下に置くことは避
け、またウェーハ周囲のAs蒸気圧を高めて蒸発を防ぐ
ためになるべく密封した狭い場所にウェーハを置くこと
が必要である。例えば、GaAsウェーハの熱処理に
は、ウェーハの表面に酸化シリコンの膜を形成してAs
の蒸発を防ぐ、いわゆるキャップアニールなどの方法が
採られている。
ス原料の溶解にエピタキシャル成長温度以上の高温と長
時間を要するため、エピタキシャル成長が可能となるま
での準備段階中にもウェーハが高温にさらされる。ま
た、ウェーハのエピタキシャル面をソースに接触させる
必要があるため、ウェーハ表面を完全に覆ってしまうこ
とはできない。
ト内に保持されソース原料と共に炉内高温部に入れられ
るため、ウェーハが高温に長時間さらされる。またウェ
ーハが置かれるエピタキシャル成長室にソース注入通路
が通じているため、ウェーハを狭い場所に密封すること
ができない。
の準備が整うまでの間、加熱炉外や炉内の低温部にウェ
ーハを置いておくことができる。しかし、ディッピング
直前にはウェーハをソースと同じ温度にするため予熱が
必要で、この間の熱劣化はさけられない。
aPの成長に関して特開昭60−115271号公報に
開示されている。この方法では、予熱中はソース溜内の
ソース液面上方にウェーハを置き、ソース溜に蓋をする
ことでウェーハを密閉している。
シャル成長ソースからドーパント源の酸素揮発を防止す
るためであり、ソース溜内の空間が大きいためウェーハ
熱劣化の防止には不十分であった。
おくこの方法では、基板が置かれる反応管の中の温度勾
配は、反応管が炉の外に出た部分から急激に低下するた
め、炉外の位置に基板を置くと基板の面内で大きな温度
分布が生じ応力が発生するという問題があった。また、
炉内の高温部にウェーハを降下させていくときに、温度
差が大きいために、熱応力が発生するという問題があっ
た。応力が発生すると、基板の反りや結晶欠陥を招く。 (3)エピタキシャル成長ソースの組成不均一 例えば、GaAsの液相エピタキシャル成長では、溶媒
となる金属Gaとエピタキシャル成長材料のポリGaA
s、さらにSiなどのドーパントをソース溜に入れて昇
温し、溶解させてエピタキシャル成長ソースとする。し
かし、自然拡散だけで均一な溶液を得るのは困難で、G
aより軽いAsはソースの表面付近の濃度が高くなりソ
ース溜底部が未飽和になりがちである。また、ドーパン
トの様に小量を添加されるエピタキシャル成長原料は、
ソース内で不均一になりやすいという問題がある。これ
は、エピタキシャル成長原料は固体で供されるため、ソ
ース溜内に均一に配置しておくことができないことに起
因する。
拌することが考えられる。しかし、上述した横型炉内で
使用するボートでは横方向より攪拌駆動を行う必要があ
るため、攪拌装置や機構の設置は困難であった。
機構の設置は比較的容易ではあるが、ディッピング法で
はウェーハディッピング時のソース飽和度が問題とな
る。ソースが未飽和であると、ウェーハがソースと接触
すると同時に溶解してしまうという問題はエピタキシャ
ル成長方法にかかわらず発生する。ソースが過飽和であ
ると、析出した溶質はソース表面を覆う。このため、特
にディッピング法ではソースが過飽和とならないように
しなければならないという制約が存在する。 (4)エピタキシャル成長原料の残留と混入 注入法で連続して2層以上のエピタキシャル成長を行う
場合は、第1のソースを排出した後、第2のソースを注
入する。しかし、第1のソースからは多結晶も析出付着
する。特にソース注入法では、ソース通路などエピタキ
シャル成長には本来不要なソースが入りうるスペースが
大きいため、このような現象はより顕著である。この付
着物はソース排出の際にも排出されず、付着物に絡んだ
ソースと共にボート本体内に残る。ここで、第2のソー
スを注入すると第2のソースに第1のソース成分が混入
する。
き続きAlGaAsをエピタキシャル成長させる場合に
は、AlGaAsソースにGaAsソースが混入するた
め、AlGaAs層のAl混晶比の低下や不均一が起こ
り、またドーパント濃度の制御も不可能となる問題があ
る。
ースを用意して順次ウェーハを入れてエピタキシャル成
長を行なう。上述した特開平4−160092における
図17に示されたように、皿状のウェーハホルダ内にウ
ェーハを収納するため、ソースの排出が難しくウェーハ
上に残ったソースが混じり合いソース組成が変わりやす
いため、所望の厚さや組成のエピタキシャル成長層を得
ることが困難である。
生していた、多結晶の析出、膜厚の不均一、ウェーハの
熱劣化、エピタキシャル成長ソースの組成不均一、エピ
タキシャル成長原料の残留及び混入といった種々の問題
を解決し得る半導体液相エピタキシャル成長方法、その
装置並びにエピタキシャル成長を行う際に用いるウェー
ハホルダを提案することを目的とする。
は、少なくとも1組の半導体ウェーハの裏面を内部側壁
に接触させ表面が所定間隔を空けて対向するように保持
するウェーハ収納空間を有し、前記ウェーハ収納空間に
ソースを注排入する注排口、又は前記ウェーハ収納空間
内にソースを注入する注入口及び前記ウェーハ収納空間
内からソースを排出する排出口が設けられたホルダ本体
と、前記ホルダ本体の開口面を覆うホルダカバーとを備
えることを特徴としている。
エピタキシャル成長に用いるソースを収納するソース溜
と、前記ソース溜の下方に位置し、半導体ウェーハを収
納するエピタキシャル成長室と、前記ソース溜と前記エ
ピタキシャル成長室との間に設けられたソース通路と、
前記ソース通路の一部に設けられた前室とを備え、前記
ソース溜に収納されていたソースが前記ソース通路を通
過して前記エピタキシャル成長室に導入される際に、前
記前室においてソースが攪拌されることを特徴としてい
る。
加熱手段により加熱されてほぼ均一な温度分布を形成す
る高温均熱領域と、この高温均熱領域よりも上方に位置
し前記高温均熱領域よりも低温である低温領域とを有す
る加熱炉と、前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性
ガスを供給するガス供給手段と、前記加熱炉内の前記高
温均熱領域に設置され、エピタキシャル成長に用いる半
導体材料を含む溶質を金属を含む溶媒に溶解させたソー
スを入れるソース溜と、複数の半導体ウェーハを保持す
るウェーハホルダと、前記ウェーハホルダを前記加熱炉
内で鉛直方向に移動させ、エピタキシャル成長を行うと
きは前記ウェーハホルダに保持された半導体ウェーハを
前記ソース溜内のソースに浸すウェーハホルダ移動手段
と、前記ソース溜中のソースを攪拌するための攪拌羽根
と、前記攪拌羽根を鉛直方向に移動させて前記攪拌羽根
を前記ソース中に出し入れする攪拌羽根移動手段とを備
えることを特徴とする。
法は、複数の半導体ウェーハをウェーハホルダに保持す
る工程と、前記ウェーハホルダに保持された半導体ウェ
ーハをエピタキシャル成長室内に収納する工程と、前記
エピタキシャル成長室に還元性ガス及び/又は不活性ガ
スを流入する工程と、前記エピタキシャル成長室内が所
定温度になるように加熱する工程と、ソース溜に収納さ
れているソースを前室に流入して攪拌した後、前記エピ
タキシャル成長室にソースを導入して半導体ウェーハに
ソースを接触させる工程と、前記エピタキシャル成長室
内の温度を降下させていき、半導体ウェーハにエピタキ
シャル成長を行う工程と、前記エピタキシャル成長室内
のソースを排出して、エピタキシャル成長を終了する工
程とを備えている。
法は、複数の半導体ウェーハをウェーハホルダに保持す
る工程と、加熱手段により加熱されてほぼ均一な温度分
布を形成する高温均熱領域と、この高温均熱領域よりも
上方に位置し前記高温均熱領域よりも低温である低温領
域とを有する加熱炉中の前記低温領域内に、半導体ウェ
ーハを保持した前記ウェーハホルダを保持する工程と、
前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを流入す
る工程と、前記加熱炉中の高温均熱領域が所定温度にな
るように前記加熱手段により加熱する工程と、前記ウェ
ーハホルダを前記低温領域から前記高温均熱領域の位置
まで下げて、前記ウェーハホルダ及び半導体ウェーハを
前記所定温度まで昇温させる工程と、前記ウェーハホル
ダ及び半導体ウェーハを下方へ移動させ、エピタキシャ
ル成長に用いる半導体材料を含む溶質を金属を含む溶媒
に溶解させたソースを入れたソース溜内の前記ソースに
入れる工程と、前記高温均熱領域の温度を降下させてい
き、半導体ウェーハにエピタキシャル成長を行う工程
と、前記ウェーハホルダを前記ソースから引き出してエ
ピタキシャル成長を終了する工程とを備えることを特徴
としている。
いて、図面を参照して説明する。 (1)第1の実施の形態によるウェーハホルダ 図1に、本実施の形態によるウェーハホルダの構造を示
す。図1(a)はウェーハホルダの側面の構造を表すB
−B線に沿う縦断面図、図1(b)は正面の構造を表す
A−A線に沿う縦断面図、図1(c)は下面図である。
ように、複数のウェーハ15を表裏互い違いに縦あるい
は斜めに保持し、ウェーハの裏面同士の間はウェーハホ
ルダ14で分離し、ウェーハ15の表面同士を空間をあ
けて向かい合わせに保持する構造となっている。また図
1(b)に示すように、ウェーハ15はウェーハホルダ
本体11のU字型のポケットに入れられ、そのポケット
に差し込まれたカバー12で固定される。U字型ポケッ
トとカバー12の形状はウェーハの外周形状に合わせて
あり、ウェーハ15の周囲はポケットとカバー12で覆
われている。カバー12は、炉に入れた状態として見た
場合に、横方向から差し込まれる。また、図1(b)と
図1(c)に示したように、このウェーハホルダはその
底部にウェーハ15の表面同士の間にエピタキシャル成
長ソースを注入し排出する注排口13を有している。ま
た、上部のスリット16は、ソースを注入排出するとき
のガス抜き口に相当する。
ィッピング法に使用した場合はウェーハホルダをソース
から引き出してエピタキシャル成長を終了させ、注入法
ではエピタキシャル室からソースを排出させてエピタキ
シャル成長を終了させるときに用いることを前提にして
いる。そのため、ソースがウェーハから速やかに流れ落
ちるように、ウェーハは垂直あるいは斜めに保持する。
また、排出口はウェーハ間の最下部に設けられている。
ハ15を背中合わせに保持する構造も、本実施の形態に
おける特徴の一つである。ウェーハホルダ14にウェー
ハ15の裏面を密着させることで、ディッピング法で問
題となりやすいウェーハ裏面へのエピタキシャル成長を
防止することができる。また、ウェーハホルダ14に複
数枚のウェーハ15を保持することで、ウェーハホルダ
に収容できるウェーハ数が増え、その結果1度にエピタ
キシャルできるウェーハ数が増えて生産性を上げること
ができる。
間隔で対向するように保持する構造も、このウェーハホ
ルダの特徴の一つである。エピタキシャル成長面を対向
させておくことで、対向面への多結晶析出は起こらず、
均一な厚さで、表面が平坦なエピタキシャル成長層を得
ることができる。
止とソースの排出が容易であることは、注入法やディッ
ピング法を用いて2層以上エピタキシャル成長を行う場
合に、特に有効である。
との間隔、すなわちウェーハ上のソースの厚さは、エピ
タキシャル成長層の厚さを制御する重要な因子である。
ウェーハ面上のソース中の溶質が、ウェーハ面まで拡散
して析出しエピタキシャル成長層を形成するため、エピ
タキシャル成長層の厚さは原理的にソースの厚さに比例
する。ソースの厚さは必要最小限にする方が、ソースの
無駄がなく効率がよい。しかし、ウェーハと対向面との
間隔を一定以下にすると、ウェーハをソース中に入れて
もソースがウェーハ上に流れ込まなかったり、ウェーハ
をソースから引き上げてもソースが流れ落ちなかったり
して、エピタキシャル成長の開始と終了を制御すること
ができなくなる。ウェーハのエピタキシャル成長面同士
を対向させておけば、必要最小のソース厚は2倍とな
り、ソースの流入と排出を容易にすることができる。
上としてもよいが、0.5mm以上であることがより望
ましい。0.2mm以下では、ソースがウェーハの間に
入り込まない可能性がある。0.4mm以下では、ウェ
ーハをソースから引き出したときに、ソースの表面張力
によりウェーハ間にソースが残ることがある。
ェーハ間に入ったソース中の溶質がエピタキシャル成長
中にウェーハまで達することができず、ソース中に析出
する。このような析出を防止するためには、ウェーハ間
隔は5mm以下であることが望ましい。
わち降温速度の逆数に依存するので、析出が発生するウ
ェーハ間隔も降温速度に依存する。以下の(1)式は、
実験により求めたものであり、ウェーハの間隔はこの
(1)式の範囲に設定することが望ましい。
7に収納される。同様の段差はカバー12にも設けられ
ている。段差の直径の大きい側にウェーハ15を収納す
るが、この部分の直径はウェーハの熱膨張を考慮し、ウ
ェーハの直径よりも大きく作られている。段差部17に
おけるウェーハ15の裏面と反対側は、ウェーハ15の
縁をカバーするため、この部分の直径がウェーハ15の
直径よりも小さいことが望ましい。これは、ウェーハに
ソース中において浮力が加わったり、ウェーハホルダを
収納しているボートを動かしたりしても、ウェーハが所
定の位置から離脱しないようにするためである。
と、ウェーハ面上でエピタキシャル成長ができる部分の
面積が少なくなるため、カバー部分の直径はなるべく大
きい方が望ましい。
るためエピタキシャル成長をする表面と結晶の方位が異
なり、周辺部には多結晶半導体が成長するなど異常が起
こりやすい。このため、エピタキシャル成長終了後周辺
部を機械的に除去したり、また周辺部に作成した半導体
素子は除去して、ウェーハの周辺部は実質的に使用され
ない。この使用できない領域は、エピタキシャル成長層
の種類や厚さなどの条件により異なるが、ベベル部は最
外周から1mm以下であるので、安全をみてウェーハ最
外周から2mm取り除くのが一般的である。従ってウェ
ーハホルダがウェーハと接触する部分を、ウェーハ最外
周から2mm以内に制限すれば、ウェーハがウェーハホ
ルダに接触することによる異常成長の損失を実質的にな
くすことができる。すなわち段差部17におけるウェー
ハの表面側の直径は、ウェーハの直径から4mm差し引
いた値以上であることが望ましい。
スを接触させずにエピタキシャル成長をさせるようにす
れば、縁が異常成長することはない。従って、段差部1
7を縁の面取り部を覆うようにしておくことが望まし
い。
計には、ウェーハホルダとウェーハの熱膨張差を考慮す
る必要がある。
ェーハ周辺を覆ってソースをウェーハの周囲や側面に入
れないようにした点、あるいはソースを少量に制限した
点にも特徴がある。
からウェーハホルダあるいはカバーまでの距離は、狭い
ほどエピタキシャル成長膜厚を均一化することができ
る。逆に隙間が大きく、エピタキシャル成長原料である
溶質がソース中を拡散できる距離よりも大きくなると、
エピタキシャル成長膜厚は不均一になりやすい。前述の
ように、拡散距離はエピタキシャル成長中の降温速度に
依存する。実験により求めた距離は、両側にウェーハが
ある場合(1)式の半分となり、降温速度が0.1℃/
分の場合は4.9mm、0.4℃/分の場合は2.5m
m、1℃/分の場合は1.6mmとなる。従って、ウェ
ーハ縁とウェーハホルダとの間隔は4.9mm以下であ
ることが望ましい。
ーハ縁とウェーハホルダの隙間が0.5mm未満であれ
ばウェーハの縁にソースが入りにくくなる。ウェーハと
ウェーハホルダの熱膨張差を吸収するため、ウェーハホ
ルダには0.5mm未満の余裕があることが望ましい。
合、ポケットの出入り口をホルダの横方向に設け、ウェ
ーハとカバーを横から差し込むようにした点も、本実施
の形態によるウェーハホルダの特徴である。ウェーハホ
ルダに収納されたウェーハには、自重と比重が大きいエ
ピタキシャル成長ソース中での浮力の上下方向の力が加
わる。そこで、ウェーハとカバーを横から入れることに
より、縦方向の動きをホルダ本体で確実に制限すること
ができる。 (2)第2の実施の形態によるウェーハホルダ 図2に、本発明の第2の実施の形態によるウェーハホル
ダの構造を示す。図2(a)はウェーハホルダの側面構
造を示すB−B線に沿う縦断面図、図2(b)は正面の
構造を示すA−A線に沿う縦断面図、図2(c)は下面
図である。
や番号、作用は図1に示された上記第2の実施の形態と
基本的に同様であるが、以下の点で異なる。
本体11aの空間内における段差部ではなくテーパー部
18に収納される。段差部を設ける場合には、ウェーハ
の厚さごとにウェーハホルダを用意しなければならない
が、テーパー部18ではウェーハの厚さが異なる場合に
も収納が可能である。また、エピタキシャル成長の開始
前では、ウェーハ15の自重で下側のテーパーに、エピ
タキシャル成長中は浮力で上側のテーパーに押しつけら
れ、ウェーハ15がウェーハホルダ14aに密着する。
ウェーハホルダ14aをカーボンなどの熱伝導が良い材
料で製造することで、ウェーハホルダ14aに密着した
ウェーハ15の面内温度分布が一定になり、均一なエピ
タキシャル成長を行うことができる。
の形態と同じ理由で、ウェーハの直径より小さく、ウェ
ーハの直径より4mm差し引いた値以上であることが望
ましく、ウェーハの面取りがされていない部分の直径以
上であることが望ましい。
ていない。しかし、ガスはホルダ本体11aとカバー1
2aの間などの隙間から出入りできるため、ソースの注
入や排出速度を制御することでソースの出し入れは可能
である。
1の実施の形態と同様にウェーハ15の裏面までは開口
しておらず、図2(c)に示されたようにウェーハ15
の断面の途中まで開口しており、ウェーハ裏面が密着す
るウェーハホルダ14aと段差をなしている。
15、注排口13aの断面の位置関係を示す。図3
(a)に、第1の実施の形態と同様にウェーハホルダ1
4aと注排口13aとを同じ高さに設定した場合を示
す。この場合は、注入されるソースがウェーハ15の側
面に当たるため、ソースが裏面に回り込む可能性があ
る。また、ウェーハ15の側面に入るソースの量を制限
するか、あるいはソースを入れないことが重要である
が、図3(a)に示された構造では注排口13aの部分
にウェーハ15の縁にソースが入りこみ、注排口13a
のソースから溶質が拡散する。このため、ウェーハ15
の縁の注排口13a近辺ではエピタキシャル成長膜厚が
増大する。
ーハホルダ14aより、ウェーハの厚さ分だけ高くした
構造を示す。この場合は、ウェーハ15は両者の段差内
に収納される。ソースはウェーハの表面に注入されるた
め裏面に回り込むことはなく、また注排口13aに当た
るウェーハ15縁近辺のエピタキシャル成長膜厚の不均
一も発生しない。
ルダ14aよりウェーハ15の厚さの半分だけ高くした
場合を示す。この段差はウェーハ厚の半分の高さを有す
るが、ウェーハ15の縁は丸みがつけられているためソ
ースが裏面に回り込むことはない。縁のエピタキシャル
成長膜厚を均一する効果は、図3(b)に示された構造
より劣るが、注排口13aの厚さを広くした分ソースの
入出が容易になる。
側面の注排口の部分にソースが接触しないようにするこ
とは、ウェーハホルダ14aを省略してウェーハ裏面同
士を直接密着させる場合には必須となる。なぜなら、ウ
ェーハ裏面を密着させたままウェーハ側面にソースを接
触させてエピタキシャル成長を行うと、ウェーハ側面へ
の成長により2枚のウェーハが合体してしまうおそれが
あるからである。 (3)第3の実施の形態によるウェーハホルダ 図4及び図5に、本発明の第3の実施の形態によるウェ
ーハホルダを示す。図4に、ホルダ板11bと差込型の
カバー12bからなるホルダ板を10枚組み合わせた構
造を示す。ホルダ板の両側には、押さえ板19が設けら
れている。図5に、各ホルダ板11bとカバー12bの
断面構造と、ウェーハ15を収納する手順を示す。
bの片側に2枚のウェーハ15を収納するテーパー部1
8bを有する。ウェーハの直径76.0mmに対し、テ
ーパー部18bの最小直径は75.2mm、最大直径は
77.0mm、テーパー角は45度に設定されている。
厚さ0.35mmのウェーハ15を使用した場合、向か
い合わせたウェーハとウェーハとの間隔は2mmになる
ように設定されている。ホルダ本体14bの材質は、高
純度カーボンである。
ホルダ板11bのU字型溝部のテーパー部18bに、ウ
ェーハ15を横方向から表面を露出させる向きに差し入
れる。図5(b)の様に、カバー12bを差し入れウェ
ーハ15を固定する。カバー12bにも、同様なテーパ
ー部18bが設けられている。図5(c)及び(d)の
様に、2枚目のウェーハ15を上方より下向きにテーパ
ー部18bに嵌挿する。次に図5(e)のように、次の
ホルダ板11を重ね、同様に他のホルダ板を重ねた後、
最後に押さえ板19を重ねる。全体を立てると、2枚の
ウェーハ15と15は、その表面を対向し、裏面をウェ
ーハホルダ14bに背中合わせにした状態で収納され
る。
は、図5には示していないが、例えばウェーハホルダ1
4bの溝部以外の部分に貫通穴を設け、ピンやネジを通
してもよい。あるいは、複数のウェーハホルダを収納す
る大きさのケースを用意しておき、ケース中にホルダ板
を入れてもよい。
を入れると、溝部が深い位置にある上に溝が薄いためウ
ェーハが収納時に回転してしまい、ウェーハのオリエン
ティションフラット、すなわち結晶方位の向きを一定に
するのが難しい。本実施例では、ホルダ板を寝かせて積
み重ねながらウェーハを収納するので、ウェーハの向き
を容易に調節することができる。 (4)第4の実施の形態によるウェーハホルダ 図6に、本発明の第4の実施の形態によるウェーハホル
ダを示す。図6(a)に全体の構造を示し、図6(b)
にC−C線に沿う縦断面構造を示す。
央の円形のホルダ保持板14cの開口面側を除く周辺領
域にテーパー部18cからなる半円形の溝部を有する。
カバー12cにも、同様のテーパ18cの溝部が設けら
れている。カバー12cは、テーパー18cの間に存在
する溝にホルダ板11cのホルダ保持板14cがはまり
込んで固定された状態となっている。ホルダ板11cに
設けられた注排口13cとガス抜き溝16cは、ホルダ
保持板14cに対して、図3(b)に示されたようにウ
ェーハ15の厚さ分だけ段差が付いている。
であるのは、ホルダ板11cにウェーハ15を収納する
際に、ウェーハ15の向きを容易に調節できるようにす
るためである。
枚のウェーハ15をホルダ板11cに収納し、カバー1
2cを取り付け、その状態の1組を積層、あるいはケー
スに並べて一体化することができる。あるいは、複数の
ホルダ板11cだけを積層固定しておき、そのホルダ板
11cにウェーハ15を収納し、カバー12cを取り付
けてもよい。この場合には、カバーはホルダ板と1対1
にする必要はなく、複数のホルダ板にかぶせるカバーを
一体化した構造としてもよい。 (5)第5の実施の形態によりエピタキシャル成長方法
及びその装置 次に、上記第1〜第4の実施の形態によるウェーハホル
ダを用いるとより有効である、横型炉内で使用するソー
ス注入型の液相エピタキシャル成長用ボート及びそれを
使用した液相エピタキシャル成長方法、及び縦型炉使用
のディッピング方式の装置及びその方法を説明する。た
だし、以下の実施の形態は上述したウェーハホルダに限
られるものではなく、他の形式のウェーハホルダを使用
してもよい。
シャル成長方法を工程別に示す。本実施の形態は、上述
したボートを使用してGaAsウェーハ上にGaAsと
AlGaAsの2層のエピタキシャル成長を行なうもの
である。
する前にウェーハ10105が炉内に置かれた状態を示
す。ここで炉や炉心管などは省略し、図示していない。
溜10102、排ソース溜10103を有し、本体10
101と排ソース溜10103の間には仕切り板101
04が設置されている。また、本体内にはウェーハ10
105を収容しエピタキシャル成長を行なうエピタキシ
ャル室10106が設けられている。本体10101に
は前室10110が設けられ、前室10110はソース
通路10109でエピタキシャル成長室10106と結
ばれている。ソース通路10109には、制御棒101
11が挿入されている。
1、、仕切り板10104は水平方向にスライドが可能
で、炉外から炉内に挿入された石英棒(図示せず)によ
りエピタキシャル工程中に動かすことができる。
(a)のように、エピタキシャル成長室10106内に
ウェーハ10105を保持する。ウェーハの保持方法や
ウェーハホルダに関しては、本実施の形態においては特
に制限はないが、図7に示されたように2枚のウェーハ
のエピタキシャル成長面を間隔を空けて対向させて垂直
に保持してもよい。また、ウェーハの全周囲をウェーハ
ホルダでカバーし、エピタキシャル成長に必要な最低限
のソースだけが入る空間だけを確保してあるのが望まし
い。
ル成長ソースの原料を載置する。本実施の形態ではソー
ス溜10102は左右に仕切られており、図中左方には
GaAsをエピタキシャル成長するための第1のソース
11071、右方にはAlGaAsをエピタキシャル成
長する第2のソース11072が入れられている。第1
のソース原料は重量比で、例えば金属Gaが100、ポ
リGaAsが15、ドーパントのSiが0.3としても
よい。第2のソース原料は、金属Gaが100、ポリG
aAsが5.6、金属Alが0.1、ドーパントのZn
が0.06としてもよい。
囲気中で摂氏950度まで昇温し、ソース原料を溶解す
る。約1時間後、温度を摂氏920度まで下げて、エピ
タキシャル成長を始めるためソースの注入を開始する。
02を右方にスライドさせ、第1のソース11071を
前室10110に導入する。
スがソース溜から直接エピタキシャル室に流入する。こ
のため、ソース溜内でソース組成が均一でない場合に
は、エピタキシャル成長室に注入されるソースが、例え
ば注入の始めと終わりでソース組成が異なるなど、不均
一になる。本実施の形態は前室10110を設けたこと
で、ソースが前室10110に流入する際に混じり合
い、全体が均一化する。また、前室10110内にGa
Asの固まりを置いておくことで、ソース溜内での溶解
が不十分でソースが未飽和であっても、前室10110
内で飽和状態になる。
1を右方にスライドして、ソース通路10109にソー
スを通してエピタキシャル成長室10106に注入し、
ウェーハ10105に接触させる。
1を左方のソース通路10109と仕切り板10104
とを遮断しない位置まで戻す。この状態では、エピタキ
シャル成長室10106はソース通路10109から遮
断されている。
104を右方にスライドさせ、ソース流出口11083
と11084とを合わせ、前室10110及び/又はソ
ース通路10109に残ったソースを排ソース溜101
03の左側の室に排出する。
Asエピタキシャル成長を行なう。例えば、降温速度は
摂氏0.8度/分とすることができる。
長室10106はソース通路と遮断されており、エピタ
キシャル成長面上にだけエピタキシャル成長に必要なソ
ースが存在するだけなので、エピタキシャル成長室10
106の壁面などにポリGaAsが析出付着することが
防止される。また、ソース通路10109及び/又は前
室10110の第2のソースの経路も、制御棒でふさが
れているか、または余剰のソースが排出されているた
め、壁面にポリGaAsが析出することが防止される。
従って、第1のソースを排出する際に、析出付着物ある
いはそれに絡んだソースの残留はなく、ソースの混入を
避けることができる。
点で、降温状態から定温状態としてエピタキシャル成長
を停止し、図7(f)のように、制御棒10111を右
方にスライドさせて、第1のソースを排ソース溜101
03の左方に排出する。
ように、第2のソースをエピタキシャル成長室1011
0に注入する。ソース溜を左方にスライドさせることを
除いて、図7(b)〜図7(d)に示された第1のソー
スの注入と手順は同様である。
め、GaAsエピタキシャル成長層上にAlGaAs層
を成長させる。降温速度は、例えば摂氏0.8度/分と
してもよい。
図7(j)のように制御棒10111を右方にスライド
させ、第2のソースを排ソース溜10103の右側に排
出しエピタキシャル成長工程を終了する。
071と、AlGaAs成長に使用した第2のソース1
1072は、ソース溜の仕切られた部分に排出されるた
め、それぞれ回収して必要なエピタキシャル成長原料を
追加して再使用することができる。
行なった場合と、図14に示された従来のボートを用い
て同じ条件の下でエピタキシャル成長を行なった場合と
を比較結果について述べる。
ち、最もソース注入口に近いものを縦に劈開して、エピ
タキシャル成長層を除くウェーハの厚さ分布を調べた。
た場合とも350±10μmの厚さのウェーハを使用し
たが、従来の場合では中央に対して下側縁が42μm
(12%)薄くなっていた。下側縁は、注入されたソー
スが最初に接触するところである。最初に注入されるソ
ースは、ソース溜の底の部分のソースで未飽和になりや
すい。ソースの未飽和であった部分が最初に注入された
ため、注入時にウェーハをエッチングした結果薄くなっ
たと考えられる。これに対し、本実施の形態による成長
方法では、中央と縁のウェーハ厚差はなく、ウェーハ厚
公差内の2μm中央が厚くなっていた。
ウェーハを用いてLEDを作製し、発光波長を比べた。
SiをドーパントとするGaAsのLEDは不純物準位
間で発光するため、発光波長はドーパントのSi濃度の
依存する。
せて製造したLEDは平均波長938nmで、最大と最
小の差が4nmであった。一方、従来の方法によるLE
Dは平均波長は同じであったが、最大最小差が11nm
と大きく、ドーパントが不均一に添加されていることが
示された。
スでエピタキシャル成長するAlGaAs層のAl混晶
比から調べた。エピタキシャル成長室の左方(ソース注
入の上流側)、中央、右方(ソース注入の下流側)のウ
ェーハを劈開し、AlGaAsの成長開始界面近傍のA
l混晶比をフォトルミネセンスにより測定した。本実施
の形態では設定通り0.30であったのに対し、従来の
方法では左側より0.28、0.21、0.11と設定
値より低下していた。
ソースがAlGaAs成長用第2ソースに混入したこと
を示している。また、従来の方法でソース注入の下流側
の低下度合いが大きいことは、第2のソースが注入され
る際、ソース通路に残留した第1のソースを吸収しなが
ら流れ込んだことを示すと考えられる。 (6)第6の実施の形態によるエピタキシャル成長方法
及びその装置 図8に、第6の実施の形態によるエピタキシャル成長装
置を示す。この装置は、ソース溜2202とエピタキシ
ャル成長室2206とを結ぶソース通路2091と20
92の間に前室2210が設けられている。ただし、前
室2210とエピタキシャル成長室2206との間を遮
断する制御棒は設けられていない。
を示し、ソース溜2202内にはエピタキシャル成長ソ
ース2207が収納されている。エピタキシャル成長を
行なう際にはソース溜2202を左方にスライドさせ、
前室2210を経由してソースをエピタキシャル成長室
2206に注入する。
するが、流入による自己撹拌により均一化する。滞留時
間を長くして撹拌効果を上げるために、前室2210手
前のソース通路2208及び2091の断面積を、前室
2210下流のソース通路2092より小さくする方が
望ましい。 (7)第7の実施の形態によるエピタキシャル成長方法
及びその装置 図9に、第7の実施の形態による装置の構成を示す。こ
の装置は、ボート本体3301の表面に前室3310が
設けられており、前室3310からエピタキシャル成長
室3306へのソース流入をソース溜の動きで制御す
る。ソース溜3302の底部の一部3023は、前室3
310の底まで達している。
態を示す。ソース溜3302内に、エピタキシャル成長
ソース3307が収納される。エピタキシャル成長を行
なう際に、ソース溜3302を左方にスライドさせ、図
9(b)に示された状態にする。すなわち、ソース溜の
流出口3308が前室3301に開かれ、かつソース溜
の一部3023がソース溜の流出口3308とソース通
路3309を遮断する。この状態では、ソース3307
は前室3310内に流れ込み、流入による撹拌で均一化
するが、エピタキシャル成長室3306には流れ込まな
い。さらにソース溜を左方にスライドすると、図9
(c)のように前室3310とソース通路3309が通
じ、ソースはエピタキシャル成長室3306に注入され
る。
への注入と、前室からエピタキシャル成長室への注入を
同時に行なうため、ソースが完全に均一化する前にエピ
タキシャル成長室に流れ込むおそれがある。これに対し
て、本実施の形態では前室3310からエピタキシャル
成長室3306へソースを注入するタイミングを自由に
制御できるので、完全に均一になったソースを使ってエ
ピタキシャル成長をすることができる。
ス溜3302を右方に戻すと、前室3301に移ったソ
ースの液面が上昇する。前室3310とソース通路33
09をソース溜の一部3023で遮断した状態でソース
溜を左右に動かすことで、ソースを強制的に撹拌するこ
とができる。
GaAsエピタキシャル成長ではGaAs単結晶を前室
3310内に置くことで、仮にソース溜内のソースが未
飽和であっても、前室3310内で飽和溶液とすること
ができる。 (8)第8の実施の形態によるエピタキシャル成長方法
及びその装置 図10に、本発明の第8の実施の形態による装置の構成
を示す。この装置は、第1のソース4071及び第2の
ソース4072を、それぞれ異なるソース通路4091
及び4092から注入する構造を有している。
遮断するものであり、第1のソース通路4091に残っ
たソースを排出して第1のソースからの析出付着を防ぐ
機能を直接有してはいない。しかし、第2のソースを第
1のソースと異なるソース通路から注入することで、第
1のソースの混入を防ぐことができる。 (9)第9の実施の形態によるエピタキシャル成長方法
及びその装置 本実施の形態はディッピング法を用いる半導体液相エピ
タキシャル成長装置に関するものである。
れるようである。本装置は、高温均熱部102とそれよ
り上方に低温部103を備えた縦型の加熱炉101と、
加熱炉101に還元性ガスと不活性ガスと真空とを供す
るガス供給系104と、複数のウェーハを保持するウェ
ーハホルダ105と、ウェーハホルダを垂直方向に上下
させる機構106と、加熱炉内高温均熱部102内に設
置したソース溜107とソース溜に収納されたソース1
08とを備えている。
を5つ有する5段炉の構成を示す。しかし、ヒーターの
数には制限はなく、高温均熱部102と低温部103と
が得られるものであればよい。低温部103は一定温度
領域として示してあるが、この部分はウェーハホルダ1
05とウェーハの予備加熱と冷却を行なう領域であり、
例えば点線で示すように多少の傾斜をもっていても差し
支えない。
ーハを炉外の低温部に待機させておく方法が開示されて
いる。しかし、炉の外の温度の制御は炉によって行うこ
とはできず、また温度勾配が大きい。このため、ウェー
ハに熱応力がかかり結晶欠陥が生じる恐れがある。従っ
て、本実施の形態のように炉内に温度制御が可能な低温
部を設けることで、このような事態を回避することがで
きる。
温のエピタキシャル成長位置へウェーハを下げる場合に
は、急激な温度変化を避けるために一定速度以下で移動
させる必要がある。この速度はウェーハの大きさや、ウ
ェーハを移動させる部分の温度勾配で決まり、ウェーハ
が小さいほどまた温度勾配が小さいほど速い速度でウェ
ーハをエピタキシャル成長位置に動かすことができ、そ
の結果エピタキシャル成長工程に必要な時間を短縮する
ことができる。
温部の温度は高い方がよく、また生産の再現性の面から
待機位置の温度が安定していることが特に重要である。
が安定していないので、炉内に制御された低温部を持つ
ことが望ましい。基板からのAs蒸発は700℃前後か
ら顕著になるため、低温部の温度を500〜600℃に
制御しておけば基板の熱劣化を避けながら工程時間を最
小にすることができる。
2つのソース溜107を示す。ソース溜台107は、駆
動機構114により回転し、任意のソース溜をウェーハ
ホルダ直下に移動することができる。複数のソース溜を
備え、任意のソース溜をウェーハホルダ直下の位置に移
動させる機構を備える点も、本実施の形態における特徴
の一つである。
を任意のソースに入れてエピタキシャル成長を行なうこ
とができるので、複数のソースを用いて順次エピタキシ
ャル成長を行ない、複数のエピタキシャル成長層を得る
ことができる。ソース溜の駆動は回転運動に限られず、
直線運動等であってもよく、複数のソース溜をウェーハ
ホルダ直下に移動することができるものであればよい。
えており、ソース108を加熱炉101の下側から取り
出すことが可能である。
を撹拌する機構を備えている点にある。図11に、ソー
ス108中に下ろした撹拌羽根115と撹拌羽根駆動機
構116とを示す。この撹拌羽根116を回転させるこ
とで、ソースを撹拌することができる。撹拌は回転に限
定されるものではなく、上下動や横方向の動きでもよ
く、さらにはこれらを組み合わせた動きでもよい。撹拌
羽根の形状は、例えば板状やプロペラ状など、羽根の動
きに合わせた任意の形状にすることができる。あるい
は、羽根の形状に限らず、所定の体積を持つ物体を上下
動を利用してソース中に出し入れし、ソースの液面を上
下させて撹拌してもよい。
は、エピタキシャル成長を行なう高温下で溶質である半
導体材料をソースに供給し飽和させる構成を備えること
である。図11にその具体的機構として、半導体材料1
17とそれを上下に駆動する機構118を示す。但し、
図11には半導体材料117を保持する機構は省略され
ている。
を撹拌し供給することにより、次のような効果が得られ
る。
ェーハをソースに入れる時に、ソースが飽和状態である
ことが必要である。ソースが未飽和であると、ウェーハ
をソースに入れた際にウェーハがソースに溶ける。逆
に、過飽和であるとウェーハを入れる前に析出した溶質
がソース表面を覆い、特にディッピング法ではウェーハ
をソース中に入れる際に障害となる。このため、エピタ
キシャル成長を開始する温度でソースが溶質の半導体材
料で飽和するように計算して、室温で所定の溶媒金属と
溶質をソース溜に入れ昇温する。しかし、溶質の溶け残
り、温度制御の誤差、溶解度計算値と実際の値との誤差
などにより、エピタキシャル成長を開始する時にソース
が未飽和になったりあるいは逆に過飽和になる。
が比重が大きいので溶質は溶媒の表面に浮く。このた
め、溶質すべてを溶媒に溶かすためには溶質が溶媒中に
拡散していく必要があり長時間を要する。また、ソース
の表面付近と内部との間に濃度差が生じやすい。上述し
た実施の形態によりソースを撹拌することで、溶質の移
動を促進し、溶質の溶け残りを防止してソースの均一化
をはかり、さらにソースを昇温してからソースが均一化
し、エピタキシャル成長層ができるまでの時間を短縮す
る効果がある。
シャル成長前の溶質析出を防ぐ効果がある。エピタキシ
ャル成長を開始する温度で確実に未飽和で留まる量の溶
質を、あらかじめ室温で溶媒に加えておき、エピタキシ
ャル成長開始温度まで昇温した後、溶質である半導体材
料をソース中に入れることにより、半導体材料を溶質が
飽和するまで溶質に溶かすことができる。このような操
作を一定温度下で行い、あるいは昇温しながら行うこと
で、ソースが過飽和になり表面に溶質が析出することが
防止される。溶質供給後、エピタキシャル成長開始まで
に析出が起こらないように、溶質供給終了時の温度はエ
ピタキシャル成長開始温度と同じであることが望まし
い。
がら行うことにより短時間で完了することができる。ま
た、撹拌羽根に溶質の半導体材料を取り付けたり、撹拌
羽根自体やその一部を溶質の半導体材料製にすることが
望ましい。例えば、Ga溶媒を使ったGaAsエピタキ
シャル成長の場合は、GaAs製の撹拌羽根を用いるこ
とで、撹拌機構とソース飽和供給とを機構にすることが
できる。
了後ウェーハホルダからウェーハを取り外し、ウェーハ
ホルダに新たなウェーハを装着し、ソースはそのまま使
用してエピタキシャル成長を繰り返すことができる。ソ
ース供給機構は2回目以降のエピタキシャル成長の前
に、消費された溶質の供給に用いることができる。
ウェーハホルダをソース中にディッピングすることでソ
ースの液面が上昇し、その状態でエピタキシャル成長を
行うと、ソース溜の壁面に多結晶が通常のソース液面よ
り高い位置まで析出付着する。この場合、上述したよう
に、撹拌用物体をソース中に出し入れして撹拌する方法
をとることで、高い位置の析出物がソースに浸かり、析
出物を溶解して再利用することが可能である。
ED用エピタキシャル成長ウェーハを製造するために、
図11に示された上記装置を用いてGaをソースの溶媒
に使い、GaAsとSiを溶質に使い、Siをドープし
たGaAsエピタキシャル成長層を得るときの具体的な
装置の構成及び成長方法を説明する。
ある。炉本体は長さは150cm、炉内に設置した石英
反応管の内径は30cmである。高温均熱部102は摂
氏±0.5度の範囲で長さが30cm、高温均熱部を摂
氏1000度に加熱した時の低温部103の温度は、3
0cmの範囲で摂氏482度から摂氏514度の傾斜を
有する。
で、その駆動軸は直径12cmの石英チューブである。
駆動機構114は、ソース溜台113を180度回転さ
せる。
に、2つのソース溜1071及び1072を一体化した
構造を有する。このソース溜107はカーボン製であ
り、対角線が約28cmになるように、横幅17.5c
m、奥行き21.9cm、高さ20cmの直方体の形状
を有する。この直方体に、幅8cm、奥行き20.9c
m、深さ19cmの直方体状の穴が2つ設けられてい
る。この2つの穴が、第1のソース溜1071と第2の
ソース溜1072となる。ソース溜の外壁とソース溜間
の壁の厚さは0.5cm、底の厚さは1cmである。
cm、厚さ0.8cmの石英板であり、羽根を駆動する
棒は直径1.4cmの石英棒である。駆動機構116
は、石英棒を介して撹拌羽根を回転させ、また上下に動
かすものである。
2.4cmの円盤状GaAs単結晶、駆動棒は直径1.
4cmの石英棒である。駆動機構118は石英棒を介し
てGaAs円盤を上下に動かし、さらに回転させること
もできる。
窒素、両者の混合気体を供給し、また真空に引くもので
ある。
り、図6に示されたホルダ板14cを積層し、図2に示
された構造を有する。ウェーハホルダの材料は、熱的耐
性とエピタキシャル成長ソースに対する化学的耐性とを
有する必要があり、さらに高精度の加工が施せる材料で
あることが望ましい。また、母材の表面を他の材料でコ
ートしたものを用いてもよい。具体的には、カーボン以
外に、石英、炭化ケイ素、サファイヤ、その他セラミッ
クなどがあげられる。
シャル成長層を形成した結果について述べる。
成長用とし、溶媒として7500gの金属Gaと、溶質
として1197gの多結晶GaAsと、22.5gのシ
リコン片とを入れた。第2のソース溜はAlGaAsエ
ピタキシャル成長用とし、溶媒として7500gの金属
Gaと、溶質として238.1gの多結晶GaAsと、
36.7gのAlワイヤーとを入れた。
に納めて一体化してウェーハホルダとし、直径62m
m、厚さ300μmのSiドープN型GaAsウェーハ
98枚をそれぞれのホルダ板に装着してカバーを取り付
けた後、ウェーハホルダを加熱炉内低温部に保持した。
また導体材料117と撹拌羽根115を低温部に置い
た。
の直下になるようにソース溜台113の位置を調整し
た。
水素で炉内を満たし、常圧になった後は毎分5リットル
の水素を流し続けた。
間後にエピタキシャル成長を開始する温度摂氏915度
に達した。
ル成長ソースは、摂氏915度では計算上30gのGa
Asが未飽和である。摂氏915度に達した時点で、半
導体材料117を第1のソース溜の中のGaAsエピタ
キシャル成長ソース108中まで下げ、毎分15回の速
度で30分間回転させた。この工程で、始めにソース溜
に入れておいたGaAsとSiは完全に溶解し、さらに
エピタキシャル成長終了後半導体材料117の重量を測
定した結果、32.5gがソース中にとけ込んでいた。
上げ、ソース溜台113を半回転させた。この回転によ
り、GaAsエピタキシャル成長ソース溜はウェーハホ
ルダ105直下の位置に、AlGaAsエピタキシャル
成長ソース溜は撹拌羽根115の直下の位置に置かれ
た。
つソース液面につからない位置まで下げて、10分間そ
の位置においた。この位置は均熱帯内部であり、ウェー
ハとソースの温度はほぼ同じである。
げ、毎分摂氏0.4度の速度で降温しエピタキシャル成
長を始め、摂氏860度でウェーハホルダを引き上げエ
ピタキシャル成長を終えた。
シャル成長する。ドーパントのSiが自然反転するた
め、エピタキシャル成長前半ではN型GaAsエピタキ
シャル成長層が、約摂氏880度である反転温度以下の
後半ではP型GaAsエピタキシャル成長層が成長す
る。
根115を直下にある第2のソース溜の中のAlGaA
sエピタキシャル成長ソース中に下げ入れ、毎分15回
の速度で回転させ、ソースの溶質であるAlGaAsと
Alを完全に溶解させた。
長を終えると同時に、温度は摂氏860度に保持した。
撹拌羽根115とウェーハホルダ105をそれぞれのソ
ース溜から引き上げ、ソース溜台113を再度半回転さ
せてソース溜の位置を交換した。
溜より外に出したが、炉内の均熱領域内に保持しておい
た。ウェーハホルダを炉外や炉内の低温部に引き上げな
いのは、ウェーハホルダをソースと同じ温度に保ってお
くことで、次回のエピタキシャル成長開始前の予熱を省
略しエピタキシャル成長工程を簡略迅速化するためであ
る。上述した実施の形態によるウェーハホルダのように
密閉度が高いウェーハホルダを用いることで、ウェーハ
を高温下に保持した場合にも熱劣化をさけることができ
る。
ェーハホルダをディッピングし、AlGaAsエピタキ
シャル成長を行った。
下げ、摂氏820度でウェーハホルダを低温度まで引き
上げエピタキシャル成長を終了した。
長層を、GaAsエピタキシャル成長層の上に成長させ
た。
げ、低温部の温度が摂氏200度を切った時点で窒素で
炉内を置換し、ウェーハホルダとウェーハを取り出し
た。
12(a)のとおりである。N型GaAsウェーハ91
の上に60μm厚のN型GaAsエピタキシャル成長層
92.40μmのP型GaAsエピタキシャル成長層9
3.10μmのノンドープAlGaAs層(Al混晶比
0.7)94が成長している。エピタキシャル成長後の
表面は、平滑であった。
ングすると、AlGaAs層94だけがエッチングされ
る。エッチングを行い、図12(b)の構造のエピタキ
シャル成長ウェーハを得た。
ーハ98枚のうち、3枚置きに25枚のウェーハを劈開
してステインエッチングにより各ウェーハ5点のGaA
sエピタキシャル成長層を調べた。N型GaAs層は平
均厚さが58.4μmで標準偏差が4.2μm、P型G
aAs層は平均厚さが38.8μmで標準偏差が2.9
μmであった。
一致し、標準偏差は従来のエピタキシャル成長方法の膜
厚精度が±30%前後であるのに比べ、格段に改善され
ていた。
sとノンドープAlGaAsのエピタキシャル成長を例
に説明したが、他のドーパントを使用したGaAs、A
lGaAs、GaP、その他の化合物半導体の液相エピ
タキシャル成長、さらにSnやGaを溶媒にしたSiの
液相エピタキシャル成長にも適用することができる。
向かい合わせに保持し、またウェーハの周辺を覆うなど
してウェーハ周辺の不要なエピタキシャル成長ソースの
存在を制限することで、エピタキシャル成長装置内の多
結晶析出を防止することができ、ウェーハ周辺からウェ
ーハの縁へのソース溶質の拡散を抑制し、均一な厚さや
組成のエピタキシャル成長層を得ることが可能である。
エピタキシャル成長ソースを均一化し、さらにウェーハ
ホルダにソースを供給する通路に不要なソースや多結晶
の析出を残ることを防止することにより、特に2層以上
の液相エピタキシャル成長を行う際に、均一で制御性の
良いエピタキシャル成長層を得ることができる。
ダの構成を示した縦断面及び下面図。
ダの構成を示した縦断面及び下面図。
の位置関係を示した縦断面図。
ダの構成を示した斜視図。
手順を工程別に示した縦断面図。
ダの構成を示した斜視図及び縦断面図。
ル成長方法及びその装置を示した縦断面図。
ル成長方法及びその装置を示した縦断面図。
ル成長方法及びその装置を示した縦断面図。
ャル成長方法及びその装置を示した縦断面図。
ャル成長方法及びその装置を示した縦断面図。
ェーハの構成を示した縦断面図。
の構成を示した縦断面図。
た縦断面図。
示した縦断面図。
成長方法を示した縦断面図。
ャル成長方法を示した縦断面図。
キシャル成長を行うときのウェーハとソースとの位置関
係を示した縦断面図。
5085,6081,6082 ソース流出口 1109,2091,2092,3309,4409,
4091,4092,5509 ソース通路 1110,3310 前室 1111,4411 制御棒 10101,3301,5501 本体 10102,2202,3302,3023,550
2,6602 ソース溜 10103,5503 排ソース溜 10104,5504 仕切り板 10106,3306,5506 エピタキシャル成長
室 1071,1072,2207,3307,4071,
4072,5507,6071,6072 エピタキシ
ャル成長ソース
Claims (28)
- 【請求項1】少なくとも1組の半導体ウェーハの裏面を
内部側壁に接触させ表面が所定間隔を空けて対向するよ
うに保持するウェーハ収納空間を有し、前記ウェーハ収
納空間にソースを注排入する注排口、又は前記ウェーハ
収納空間内にソースを注入する注入口及び前記ウェーハ
収納空間内からソースを排出する排出口が設けられたホ
ルダ本体と、 前記ホルダ本体の開口面を覆うホルダカバーと、 を備えることを特徴とするウェーハホルダ。 - 【請求項2】半導体ウェーハの外縁と、前記ホルダ本体
の前記ウェーハ収納空間内の半導体ウェーハの外縁が近
接する壁と、半導体ウェーハの外縁との間に所定の隙間
があり、これにより、半導体ウェーハの外縁部分に入り
込むソースが所定の量に制限されて、この外縁部分付近
においてソースに含まれるエピタキシャル成長原料の半
導体ウェーハの縁部分への拡散が抑制されることを特徴
とする請求項1記載のウェーハホルダ。 - 【請求項3】前記ウェーハ収納空間内の壁と半導体ウェ
ーハの外縁との間の隙間は、4.9mm以下であることを
特徴とする請求項2記載のウェーハホルダ。 - 【請求項4】半導体ウェーハの外縁と、前記ホルダ本体
の前記ウェーハ収納空間内の半導体ウェーハの外縁が近
接する壁は、前記注排口、又は注入口及び排出口が存在
する部分を除く半導体ウェーハの外縁の全周との間に、
所定の隙間を空けて半導体ウェーハを保持することを特
徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウェーハホ
ルダ。 - 【請求項5】前記ホルダ本体の前記ウェーハ収納空間に
おける半導体ウェーハの外縁と近接する壁には、半導体
ウェーハの裏面側の径が表面側の径よりも大きくなるよ
うにテーパ部又は段差部が設けられていることを特徴と
する請求項1乃至4のいずれかに記載のウェーハホル
ダ。 - 【請求項6】前記ホルダ本体の前記ウェーハ収納空間の
壁に設けられた前記テーパ部又は段差部は、最小径が半
導体ウェーハの径よりも4mm小さい値以上であることを
特徴とする請求項5記載のウェーハホルダ。 - 【請求項7】前記ホルダ本体の前記ウェーハ収納空間の
壁に設けられた前記テーパ部又は段差部は、最小径が半
導体ウェーハにおける面取り加工がなされていない箇所
の径以上の値であることを特徴とする請求項5記載のウ
ェーハホルダ。 - 【請求項8】前記ホルダ本体の前記半導体ウェーハ収納
空間には、半導体ウェーハの外周形状に適合するように
U字形状又は半円形状のポケットが形成されており、開
口面側から半導体ウェーハを前記ウェーハ収納空間内に
入れられて保持し、 前記ホルダ本体の開口面を覆う前記ホルダカバーは、半
導体ウェーハの外周形状に適合するように半円状の面を
有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
載のウェーハホルダ。 - 【請求項9】円板状のウェーハ保持板と、このウェーハ
保持板の開口面を除く周辺領域を囲むように設けられた
U字形状又は半円状の溝部とを有し、少なくとも1組の
半導体ウェーハのそれぞれの裏面が前記ウェーハ保持板
の両面に接触し背中合わせの状態で半導体ウェーハのそ
れぞれの外縁が前記溝部に嵌挿されて保持するホルダ板
と、 半導体ウェーハの外周に適合するU字形状又は半円形状
の溝部を有し、前記ウェーハ保持板の開口面を覆うよう
にして、前記ウェーハ保持板に保持された半導体ウェー
ハの外縁を溝部に嵌挿されて保持するホルダカバーと、 を少なくとも2組備え、 前記ホルダ板と前記ホルダカバーとが積層されること
で、所定の間隔を空けて2枚ずつの半導体ウェーハのそ
れぞれの表面が所定の間隔を空けて対向するように保持
されることを特徴とするウェーハホルダ。 - 【請求項10】ウェーハ保持板と、このウェーハ保持板
の開口面を除く周辺領域を囲むように設けられたU字形
状又は半円状の溝部とを有し、1枚の半導体ウェーハの
裏面が前記ウェーハ保持板の内側底面に接触した状態で
半導体ウェーハの外縁が前記溝部に嵌挿されて保持する
ホルダ板と、 半導体ウェーハの外周に適合するU字形状又は半円形状
の溝部を有し、前記ウェーハ保持板の開口面を覆うよう
にして、前記ウェーハ保持板に保持された半導体ウェー
ハの外縁を溝部に嵌挿されて保持するホルダカバーと、 を少なくとも2組備え、 1枚の半導体ウェーハを保持した1組の前記ホルダ板及
び前記ホルダカバーの上面には、他の1枚の半導体ウェ
ーハが挟持されるように他の前記ホルダ板が載置され
て、2枚ずつの半導体ウェーハのそれぞれの表面が所定
の間隔を空けて対向するように保持されることを特徴と
するウェーハホルダ。 - 【請求項11】前記ウェーハ保持板の前記溝部に、ソー
スを注入する注入口及びソースを排出する排出口が設け
られており、前記注入口及び排出口には、前記ウェーハ
保持板に保持された半導体ウェーハの略半分の厚さ以上
の段差が形成されていることを特徴とする請求項9又は
10記載のウェーハホルダ。 - 【請求項12】少なくとも2組の前記ウェーハ保持板及
び前記ホルダカバーにより表面が対向するように保持さ
れた2枚の半導体ウェーハの前記所定の間隔が、約0.
3mmから5.0mmであることを特徴とする請求項9乃至
11のいずれかに記載のウェーハホルダ。 - 【請求項13】液相エピタキシャル成長に用いるソース
を収納するソース溜と、 前記ソース溜の下方に位置し、半導体ウェーハを収納す
るエピタキシャル成長室と、 前記ソース溜と前記エピタキシャル成長室との間に設け
られたソース通路と、 前記ソース通路の一部に設けられた前室と、 を備え、 前記ソース溜に収納されていたソースが前記ソース通路
を通過して前記エピタキシャル成長室に導入される際
に、前記前室においてソースが攪拌されることを特徴と
するエピタキシャル成長装置。 - 【請求項14】前記ソース通路との間にソース遮断部を
介して設けられた排ソース溜をさらに備え、前記ソース
遮断部が開口すると、前記ソース通路及び/又は前記前
室に残留したソースが前記排ソース溜に排出されること
を特徴とする請求項13記載のエピタキシャル成長装
置。 - 【請求項15】液相エピタキシャル成長に用いる少なく
とも2種類のソースをそれぞれ別けて収納するソース溜
と、 前記ソース溜の下方に位置し、半導体ウェーハを収納す
るエピタキシャル成長室と、 前記ソース溜と前記エピタキシャル成長室との間に、ソ
ース毎に別けて設けられたソース通路と、 を備えることを特徴とするエピタキシャル成長装置。 - 【請求項16】前記ソース通路との間にソース遮断部を
介して設けられた排ソース溜をさらに備え、前記ソース
遮断部が開口すると、前記ソース通路に残留したソース
が前記排ソース溜に排出されることを特徴とする請求項
15記載のエピタキシャル成長装置。 - 【請求項17】前記ソース通路との間にソース遮断部を
介してソース毎に別けて設けられた排ソース溜をさらに
備え、前記ソース遮断部が開口すると、前記ソース通路
に残留したソースが前記排ソース溜にソース毎に別けて
排出されることを特徴とする請求項15記載のエピタキ
シャル成長装置。 - 【請求項18】液相エピタキシャル成長に用いるソース
を収納するソース溜と、 半導体ウェーハを保持するウェーハホルダであって、少
なくとも1組の半導体ウェーハの裏面を内部側壁に接触
させ表面が所定間隔を空けて対向するように保持するウ
ェーハ収納空間を有し、前記ウェーハ収納空間にソース
を注排入する注排口、又は前記ウェーハ収納空間内にソ
ースを注入する注入口及び前記ウェーハ収納部内からソ
ースを排出する排出口が設けられたホルダ本体と、前記
ホルダ本体の開口面を覆うホルダカバーとを有するウェ
ーハホルダと、 前記ソース溜の下方に位置し、前記ウェーハホルダによ
り保持された半導体ウェーハを収納するエピタキシャル
成長室と、 前記ソース溜と前記エピタキシャル成長室との間に設け
られたソース通路と、 前記ソース通路の一部に設けられた前室と、 を備え、 前記ソース溜に収納されていたソースが前記ソース通路
を通過して前記エピタキシャル成長室に導入される際
に、前記前室においてソースが攪拌されることを特徴と
するエピタキシャル成長装置。 - 【請求項19】加熱手段により加熱されてほぼ均一な温
度分布を形成する高温均熱領域と、この高温均熱領域よ
りも上方に位置し前記高温均熱領域よりも低温である低
温領域とを有する加熱炉と、 前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを供給す
るガス供給手段と、 前記加熱炉内の前記高温均熱領域に設置され、エピタキ
シャル成長に用いる半導体材料を含む溶質を金属を含む
溶媒に溶解させたソースを入れるソース溜と、 複数の半導体ウェーハを保持するウェーハホルダと、 前記ウェーハホルダを前記加熱炉内で鉛直方向に移動さ
せ、エピタキシャル成長を行うときは前記ウェーハホル
ダに保持された半導体ウェーハを前記ソース溜内のソー
スに浸すウェーハホルダ移動手段と、 前記ソース溜中のソースを攪拌するための攪拌羽根と、
前記攪拌羽根を鉛直方向に移動させて前記攪拌羽根を前
記ソース中に出し入れする攪拌羽根移動手段と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長装置。 - 【請求項20】前記溶質を構成する元素を含む半導体部
材と、前記半導体部材を保持する半導体部材保持構造体
と、前記半導体部材保持構造体を鉛直方向に移動させて
前記ソース溜内の前記ソース中に前記半導体部材を出し
入れする半導体部材移動手段と、をさらに備えることを
特徴とする請求項19記載の半導体液相エピタキシャル
成長装置。 - 【請求項21】前記攪拌羽根の少なくとも一部は、前記
溶質を構成する元素を含む半導体材料で形成されている
ことを特徴とする請求項19又は20記載の半導体液相
エピタキシャル成長装置。 - 【請求項22】加熱手段により加熱されてほぼ均一な温
度分布を形成する高温均熱領域と、この高温均熱領域よ
りも上方に位置し前記高温均熱領域よりも低温である低
温領域とを有する加熱炉と、 前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを供給す
るガス供給手段と、 前記加熱炉内の前記高温均熱領域に設置され、エピタキ
シャル成長に用いる半導体材料を含む溶質を金属を含む
溶媒に溶解させたソースを入れるソース溜と、 半導体ウェーハを保持するウェーハホルダであって、少
なくとも1組の半導体ウェーハの裏面を内部側壁に接触
させ表面が所定間隔を空けて対向するように保持するウ
ェーハ収納空間を有し、前記ウェーハ収納空間にソース
を注排入する注排口、又は前記ウェーハ収納空間内にソ
ースを注入する注入口及び前記ウェーハ収納部内からソ
ースを排出する排出口が設けられたホルダ本体と、前記
ホルダ本体の開口面を覆うホルダカバーとを有するウェ
ーハホルダと、 前記ウェーハホルダを前記加熱炉内で鉛直方向に移動さ
せ、エピタキシャル成長を行うときは前記ウェーハホル
ダに保持された半導体ウェーハを前記ソース溜内のソー
スに浸すウェーハホルダ移動手段と、 前記ソース溜中のソースを攪拌するための攪拌羽根と、
前記攪拌羽根を鉛直方向に移動させて前記攪拌羽根を前
記ソース中に出し入れする攪拌羽根移動手段と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長装置。 - 【請求項23】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程と、 前記ウェーハホルダに保持された半導体ウェーハをエピ
タキシャル成長室内に収納する工程と、 前記エピタキシャル成長室に還元性ガス及び/又は不活
性ガスを流入する工程と、 前記エピタキシャル成長室内が所定温度になるように加
熱する工程と、 ソース溜に収納されているソースを前室に流入して攪拌
した後、前記エピタキシャル成長室にソースを導入して
半導体ウェーハにソースを接触させる工程と、 前記エピタキシャル成長室内の温度を降下させていき、
半導体ウェーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記エピタキシャル成長室内のソースを排出して、エピ
タキシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。 - 【請求項24】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程と、 前記ウェーハホルダに保持された半導体ウェーハをエピ
タキシャル成長室内に収納する工程と、 前記エピタキシャル成長室に還元性ガス及び/又は不活
性ガスを流入する工程と、 前記エピタキシャル成長室内が所定温度になるように加
熱する工程と、 ソース溜にソース毎に別けて収納されている少なくとも
2種類のソースのうち、第1のソースを前記エピタキシ
ャル成長室に導入して半導体ウェーハに前記第1のソー
スを接触させる工程と、 前記エピタキシャル成長室内の温度を降下させていき、
半導体ウェーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記エピタキシャル成長室内の前記第1のソースを排出
して、エピタキシャル成長を終了する工程と、 少なくとも2種類のソースのうち、第2のソースを前記
エピタキシャル成長室に導入して半導体ウェーハに前記
第2のソースを接触させる工程と、 前記エピタキシャル成長室内の温度を降下させていき、
半導体ウェーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記エピタキシャル成長室内の前記第2のソースを排出
して、エピタキシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。 - 【請求項25】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程であって、少なくとも1組の半導体ウェ
ーハの裏面を内部側壁に接触させ表面が所定間隔を空け
て対向するように保持するウェーハ収納空間を有し、前
記ウェーハ収納空間にソースを注排入させる注排口、又
は前記ウェーハ収納空間にソースを注入させる注入口及
び前記ウェーハ収納空間からソースを排出させる排出口
が設けられたホルダ本体と、前記ホルダ本体の開口面を
覆うホルダカバーとを有するウェーハホルダを用いて、
半導体ウェーハを保持する工程と、 前記ウェーハホルダに保持された半導体ウェーハをエピ
タキシャル成長室内に収納する工程と、 前記エピタキシャル成長室に還元性ガス及び/又は不活
性ガスを流入する工程と、 前記エピタキシャル成長室内が所定温度になるように加
熱する工程と、 ソース溜に収納されているソースを前室に流入して攪拌
した後、前記エピタキシャル成長室にソースを導入して
半導体ウェーハにソースを接触させる工程と、 前記エピタキシャル成長室内の温度を降下させていき、
半導体ウェーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記エピタキシャル成長室内のソースを排出して、エピ
タキシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。 - 【請求項26】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程と、 加熱手段により加熱されてほぼ均一な温度分布を形成す
る高温均熱領域と、この高温均熱領域よりも上方に位置
し前記高温均熱領域よりも低温である低温領域とを有す
る加熱炉中の前記低温領域内に、半導体ウェーハを保持
した前記ウェーハホルダを保持する工程と、 前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを流入す
る工程と、 前記加熱炉中の高温均熱領域が所定温度になるように前
記加熱手段により加熱する工程と、 前記ウェーハホルダを前記低温領域から前記高温均熱領
域の位置まで下げて、前記ウェーハホルダ及び半導体ウ
ェーハを前記所定温度まで昇温させる工程と、 前記ウェーハホルダ及び半導体ウェーハを下方へ移動さ
せ、エピタキシャル成長に用いる半導体材料を含む溶質
を金属を含む溶媒に溶解させたソースを入れたソース溜
内の前記ソースに入れる工程と、 前記高温均熱領域の温度を降下させていき、半導体ウェ
ーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記ウェーハホルダを前記ソースから引き出してエピタ
キシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。 - 【請求項27】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程と、 加熱手段により加熱されてほぼ均一な温度分布を形成す
る高温均熱領域と、この高温均熱領域よりも上方に位置
し前記高温均熱領域よりも低温である低温領域とを有す
る加熱炉中の前記低温領域内に、半導体ウェーハを保持
した前記ウェーハホルダを保持する工程と、 前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを流入す
る工程と、 前記加熱炉中の高温均熱領域が所定温度になるように前
記加熱手段により加熱する工程と、 前記ウェーハホルダを前記低温領域から前記高温均熱領
域の位置まで下げて、前記ウェーハホルダ及び半導体ウ
ェーハを前記所定温度まで昇温させる工程と、 前記加熱炉の前記高温均熱領域内に異なる第1、第2の
ソースをそれぞれ入れた第1、第2のソース溜が設置さ
れており、前記第1のソース内に、前記ウェーハホルダ
及び半導体ウェーハを下方へ移動させて入れる工程と、 前記高温均熱領域の温度を降下させていき、半導体ウェ
ーハに1回目のエピタキシャル成長を行い第1のエピタ
キシャル層を形成する工程と、 前記ウェーハホルダを前記第1のソースから引き出して
1回目のエピタキシャル成長を終了する工程と、 前記第2のソース内に、前記ウェーハホルダ及び半導体
ウェーハを下方へ移動させて入れる工程と、 前記高温均熱領域の温度を降下させていき、前記第1の
エピタキシャル層の表面に2回目のエピタキシャル成長
を行い第2のエピタキシャル層を形成する工程と、 前記ウェーハホルダを前記第2のソースから引き出して
2回目のエピタキシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。 - 【請求項28】複数の半導体ウェーハをウェーハホルダ
に保持する工程であって、少なくとも1組の半導体ウェ
ーハの内部裏面を側壁に接触させ表面が所定間隔を空け
て対向するように保持するウェーハ収納空間を有し、前
記ウェーハ収納空間にソースを注排入させる注排口、又
は前記ウェーハ収納空間内にソースを注入させる注入口
及び前記ウェーハ収納空間内からソースを排出させる排
出口とを有するホルダ本体と、前記ホルダ本体の開口面
を覆うホルダカバーとを有するウェーハホルダを用い
て、半導体ウェーハを保持する工程と、 加熱手段により加熱されてほぼ均一な温度分布を形成す
る高温均熱領域と、この高温均熱領域よりも上方に位置
し前記高温均熱領域よりも低温である低温領域とを有す
る加熱炉中の前記低温領域内に、半導体ウェーハを保持
した前記ウェーハホルダを保持する工程と、 前記加熱炉に還元性ガス及び/又は不活性ガスを流入す
る工程と、 前記加熱炉中の高温均熱領域が所定温度になるように前
記加熱手段により加熱する工程と、 前記ウェーハホルダを前記低温領域から前記高温均熱領
域の位置まで下げて、前記ウェーハホルダ及び半導体ウ
ェーハを前記所定温度まで昇温させる工程と、 前記ウェーハホルダ及び半導体ウェーハを下方へ移動さ
せ、エピタキシャル成長に用いる半導体材料を含む溶質
を金属を含む溶媒に溶解させたソースを入れたソース溜
内の前記ソースに入れる工程と、 前記高温均熱領域の温度を降下させていき、半導体ウェ
ーハにエピタキシャル成長を行う工程と、 前記ウェーハホルダを前記ソースから引き出してエピタ
キシャル成長を終了する工程と、 を備えることを特徴とする半導体液相エピタキシャル成
長方法。
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| JP12258997A JP3476334B2 (ja) | 1996-05-31 | 1997-05-13 | 半導体液相エピタキシャル成長方法及びその装置並びにウェーハホルダ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP8-138976 | 1996-05-31 | ||
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| JP3476334B2 JP3476334B2 (ja) | 2003-12-10 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6953506B2 (en) | 2000-10-30 | 2005-10-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Wafer cassette, and liquid phase growth system and liquid-phase growth process which make use of the same |
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-
1997
- 1997-05-13 JP JP12258997A patent/JP3476334B2/ja not_active Expired - Lifetime
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