JPH1053530A - センノシドカルシウム水溶液製剤 - Google Patents

センノシドカルシウム水溶液製剤

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JPH1053530A
JPH1053530A JP9156155A JP15615597A JPH1053530A JP H1053530 A JPH1053530 A JP H1053530A JP 9156155 A JP9156155 A JP 9156155A JP 15615597 A JP15615597 A JP 15615597A JP H1053530 A JPH1053530 A JP H1053530A
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sennosides
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calcium
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Abstract

(57)【要約】 【課題】用量調節の容易なセンノシドの溶液製剤が望ま
れている。しかしながらセンノシドA及びBのカルシウ
ム塩は、高度に精製されており、水に対する溶解性は良
いが、単に水に溶解した溶液では保存中に分解による不
溶物が析出する。また、溶解時に過飽和現象を示すた
め、保存中に過剰のセンノシドカルシウムが析出し沈澱
するという問題がある。さらに、製剤化に必要な種々の
添加剤の選択にあたり、一般には酸のカルシウム塩は水
に対する溶解度が小さいため、カルシウムと塩を形成す
る化合物の添加では塩の沈澱が生じることが多い。高含
量のセンノシドのカルシウム塩の安定な溶液製剤を得る
には、センノシドの安定化及び不溶物の析出防止を解決
する必要がある。 【解決手段】センノシドA及びBのカルシウム塩を有効
成分として溶解しており、溶解補助剤としてカルボン酸
類を含むことを特徴とするセンノシドカルシウム水溶液
製剤が不溶物や沈澱物が析出せず、安定であることを見
出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩下剤として有用
なセンノシドA及びBのカルシウム塩を有効成分として
含有するセンノシドカルシウム水溶液製剤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】センノシドA及びBは、古来より緩下剤
として繁用されているセンナや大黄に含まれ緩下作用を
有する主要薬効成分である。センナは天然生薬の総合的
な作用を有するが、相当量の樹脂成分の混入が考えら
れ、それに基づく刺激性の腹痛、下痢、悪心等をもたら
す可能性がある。センナエキスはセンナ中に含まれるセ
ンノシド類、センノシド類似化合物、アロエエモジン、
レイン等の有効成分を含有し、天然生薬の総合的作用が
期待でき、且つ樹脂成分を除去し副作用を少なくした有
用性の高いものである。(薬事日報、第8582号、1
995)
【0003】日本薬局方外医薬品規格では、センナエキ
スのセンノシドA及びB含量は15〜25%である。臨
床においては、センノシドA及びBのカルシウム塩を有
効成分の主成分とし、その含量が約55〜95%の原薬
を用いた錠剤が繁用されている。センノシドの含量を高
めることにより、緩下作用成分の投与量が正確となり、
確実な緩下作用発現と副作用の低減がなされている。し
かし、センノシドA及びBはその強い緩下作用のため、
錠剤では患者ごとに適した投与量を設定することが難し
い。また、小児や老人には錠剤では服用し難い等の問題
がある。そこで、センノシドA及びBを有効成分とする
溶液製剤の開発が望まれている。
【0004】センノシド含量の低いセンナエキス又はセ
ンナエキス顆粒を用いた水溶液製剤に関しては、特公平
7−5470に、センノシド類の含有溶液を沈澱物の生
じない状態で多孔濾材を介して濾過して安定な内服用薬
液を得る製造方法が開示されている。
【0005】一方、高純度のセンノシドA及びBを用い
た水溶液に関しては、Lainonenら (Pharm
acology&Toxicology,63巻,37
頁,1988年、) が、その安定性を報告しており、ク
エン酸−リン酸緩衝液を用いてpH6.5が最も安定で
あることを報告している。
【0006】次いで、特開昭49−118820には、
センノシドA及びBのカルシウム塩の結晶として安定化
させた粉末が開示されており、錠剤の製造に用いられて
いる。しかしながら、このカルシウム塩の溶液製剤に関
しては知られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】センノシドA及びBの
カルシウム塩は、高度に精製された塩である。そのため
水に対する溶解性は良いが、単なる水溶液では保存中に
分解による不溶物が析出するという欠陥があり、長期間
安定な水溶性製剤は得られていなかった。
【0008】センノシドA及びBのカルシウム塩の水溶
液を前記特公平7−5470に示された方法であるセル
ロースフィルターを介して濾過したが、濾過前と濾過後
とで安定性が変わらなかった。これは濾過前のセンノシ
ドA及びBのカルシウム塩が高度に精製されており、セ
ンノシド類を失活させるβ−グルコシダーゼ等の成分が
含まれていないためと考えられ、カルシウム塩の溶液製
剤の安定化に対して特公平7−5470記載の濾過方法
は充分な方法でない。
【0009】また、センノシドA及びBのカルシウム塩
では前記したLainonenらの報告に示されている
ようなリン酸を含む緩衝液ではリン酸カルシウムが析出
する。析出したリン酸カルシウムは微細な結晶であり沈
降し難いため、デカンテーションは困難であり、濾過で
は濾材が目詰まりし長時間を要するなど除去が難しいと
いう問題がある。以上のように高含量のセンノシドのカ
ルシウム塩の安定な溶液製剤を得るには、センノシドの
安定化及び不溶物の析出防止を解決する必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々の研究
の結果、保存中に不溶物の析出や沈澱の生成がない安定
なセンノシドカルシウム水溶液製剤を見出し本発明を完
成した。即ち、本発明は、 1.(1)センノシドA及びBのカルシウム塩の少なく
ともいずれか一方、および(2)カルボン酸類またはそ
の薬理学的に許容される塩を含むことを特徴とするセン
ノシドカルシウム水溶液製剤、
【0011】2.センノシドA及びBのカルシウム塩の
含有量が、センノシドA及びBとして0.2〜55mg
/mlである1項記載の水溶液製剤、 3.カルボン酸類が、水溶性の二〜四塩基酸である前記
1項記載の水溶液製剤、 4.水溶液のpHが5〜8である前記1項記載の水溶液
製剤、 5.必要により保存剤及び助剤、即ち矯味剤としての甘
味料、矯臭剤としての香料、稠度調整剤を含む前記1項
記載の水溶液製剤、 6.センノシドA及びBのカルシウム塩、カルボン酸類
またはその薬理学的に許容される塩、水、必要により保
存剤、助剤を含み、これらの含有量が溶液全体に対し
て、次の通りである水溶液製剤、 センノシドA及びBのカルシウム塩 をセンノシドA及びBとして 0.2〜 55mg/ml カルボン酸類またはその薬学的に許容される塩 1〜 80mg/ml 保存剤 0〜 8mg/ml 助剤 0〜700mg/ml 水溶液のpH pH5〜8 水 残部
【0012】7.製剤全体に対して、 センノシドA及びBのカルシウム塩 をセンノシドA及びBとして 12〜 40mg/ml クエン酸またはそのアルカリ金属塩 5〜 30mg/ml 保存剤 0.2〜 5mg/ml 助剤 3〜300mg/ml 水溶液のpH pH6〜7.5 水 残部 である前記6項記載の製剤、 8.センノシドA及びBのカルシウム塩の少なくともい
ずれか一方を含み、かつ40℃ 2週間の保存において
も不溶物や沈澱の析出しないセンノシドカルシウム水溶
液製剤、
【0013】9.センノシドA及びBのカルシウム塩の
少なくともいずれか一方を含み、かつ25℃ 13週間
の保存においても不溶物や沈澱の析出しないセンノシド
カルシウム水溶液製剤、 10.水溶液のpHが5〜8である前記8または9項に
記載の製剤、 11.更に、カルボン酸類またはその薬理学的に許容さ
れる塩を含む、請求項8または9項に記載の製剤、 12.製剤全体に対して、センノシドA及びBのカルシ
ウム塩をセンノシドA及びBとして0.2〜55mg/
ml含む、前記8または9項に記載の製剤、 13.更に、製剤全体に対して、カルボン酸類またはそ
の薬理学的に許容される塩1〜80mg/ml含む、前
記12項記載の製剤、
【0014】14.センノシドA及びBのカルシウム塩
をセンノシドA及びBとして1重量部に対して、カルボ
ン酸類またはその薬理学的に許容される塩を0.02〜
120重量部好ましくは0.1〜60重量部含む前記1
項記載の製剤、 15.オルトリン酸またはその薬理学的に許容される塩
が実質的に含まれない前記1項記載の製剤、に関するも
のである。なお、オルトリン酸またはその塩を実質的に
含まないとは、保存中に不溶性沈澱物を生じさせる量の
オルトリン酸を含まないことを意味する。
【0015】
【発明の実施形態】以下に本発明につき詳細に説明す
る。センノシドA及びBとは、センナや大黄などに存在
するレインジアンスロングルコシドの立体異性体のエリ
トロ体とトレオ体のことである。センノシドA及びBの
高含量品はカルシウム塩とされた製品が市販されてお
り、原薬として使用可能である。本発明品のセンノシド
A及びBのカルシウム塩の水溶液製剤中の含有量は一般
的にはセンノシドA及びBとして0.2mg/ml以
上、好ましくは5mg/ml以上、より好ましくは10
mg/ml以上であり、その上限は一般的には55mg
/ml、好ましくは50mg/ml、より好ましくは4
0mg/mlである。従って、センノシドA及びBのカ
ルシウム塩の水溶液製剤の含有量は、一般的には0.2
〜55mg/ml、好ましくは5〜50mg/ml、よ
り好ましくは12〜40mg/mlである。
【0016】本発明において溶解補助剤とは、水溶性の
カルボン酸類があげられる。これらカルボン酸はアルカ
リとの塩として用いてもよく、アルカリ塩としては、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム等
のアルカリ土類金属塩、ピリジン、トリエチルアミン等
の有機アルカリ金属塩があげられる。好ましくは、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属塩が好ましい。カル
ボン酸類としては、多塩基酸があげら.、例えば、コハ
ク酸、グルタル酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒石酸等の
二塩基酸、クエン酸等の三塩基酸、エデト酸等の四塩基
酸及びそのアルカリ金属塩等があげられ、クエン酸及び
そのアルカリ金属塩が特に好ましい。溶解補助剤の含有
量は一般的には1mg/ml以上、好ましくは3mg/
ml以上、より好ましくは5mg/ml以上であり、そ
の上限は一般的には80mg/ml、好ましくは50m
g/ml、より好ましくは30mg/mlである。従っ
て、溶解補助剤の含有量は、一般的には1〜80mg/
ml、好ましくは3〜50mg/ml、より好ましくは
5〜30mg/mlである。
【0017】水溶液のpH調整剤としては、医薬に通常
用いられる酸、塩基があげられ、塩酸、水酸化ナトリウ
ムが好ましい。また、溶解補助剤のカルボン酸類とその
アルカリ金属塩により調整してもよい。水溶液のpHは
5以上、好ましくは6以上であり、その上限は8以下、
好ましくは7.5以下である。従って、水溶液のpH
は、5〜8、好ましくは6〜7.5である。
【0018】保存剤としてはパラオキシ安息香酸エステ
ル類(メチルパラベン等)、安息香酸、ソルビン酸、デ
ヒドロ酢酸及びそれらの塩等があげられる。保存剤の添
加量は、無添加でも良いが、一般には8mg/ml以
下、好ましくは5mg/ml以下、例えば0〜8mg/
ml、好ましくは0.2〜5mg/ml。なお、保存剤
はエタノール等の水溶性溶媒に溶解して添加してもよ
い。
【0019】本発明における水溶液製剤は、溶解補助
剤、pH調整剤、保存剤の他に通常医薬製剤に使用され
る助剤を必要に応じ添加してもよい。助剤としては、矯
味剤、矯臭剤、稠度調整剤等があげられる。矯味剤は、
白糖、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、サ
ッカリンナトリウム、アスパルテーム等の甘味料があげ
られる。矯臭剤は、ケイヒ油、ハッカ油、メントール等
の香料があげられる。稠度調整剤として、エタノール、
プロピレングリコール、グリセリン等の溶媒類、ブドウ
等、乳糖等の糖類、マクロゴール、ヒドロキシプロピル
セルロース、ポリビニルピロリドン等の高分子類、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリソルベート、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレングリコール等の界面
活性剤類等があげられる。助剤の添加量は、助剤の種類
によって異なるので一概にはいえないが、700mg/
ml以下、好ましくは300mg/ml以下、例えば0
〜700mg/ml、好ましくは3〜300mg/ml
である。
【0020】本発明のセンノシドカルシウム水溶液製剤
において、センノシドA及びBのカルシウム塩、溶解補
助剤、水、任意成分である保存剤、助剤の配合量は水溶
液製剤全体に対して好ましくは次の通りである。 センノシドA 一般的には0.2mg/ml以上、好ましくは5mg/ml以 及びBのカル 上、より好ましくは10mg/ml以上であり、その上限は一 シウム塩を、 般的には55mg/ml、好ましくは50mg/ml、より好 センノシドA ましくは40mg/mlである。従って、一般的には0.2〜 及びBとして 55mg/ml、好ましくは5〜50mg/ml、より好まし くは12〜40mg/ml。 溶解補助剤 一般的には1mg/ml以上、好ましくは3mg/ml以上、 より好ましくは5mg/ml以上であり、その上限は一般的に は80mg/ml、好ましくは50mg/ml、より好ましく は30mg/mlである。従って、溶解補助剤の含有量は、一 般的には1〜80mg/ml、好ましくは3〜50mg/ml 、より好ましくは5〜30mg/mlである。 保存剤 無添加でもよいが、8mg/ml以下、好ましくは5mg/m l以下、例えば0〜8mg/ml、好ましくは0.2〜5mg /ml。 助剤 無添加でもよいが、700mg/ml以下、好ましくは300 mg/ml以下、例えば0〜700mg/ml、好ましくは3 〜300mg/ml。 水 残部
【0021】本発明の水溶液製剤は、センノシドA及び
Bのカルシウム塩をセンノシドA及びBとして1重量部
に対して、カルボン酸またはその薬理学的に許容される
塩が0.02〜120重量部、好ましくは0.1〜60
重量部であることが好ましい。本発明のセンノシドカル
シウム水溶液製剤は常法に従って調製される。即ち、セ
ンノシドA及びBのカルシウム塩、溶解補助剤、必要に
より、保存剤、助剤を水に溶解する。pHを調整した
後、容量を調整する。不溶物及び異物を除去するため、
濾過、デカンテーション及び/又は遠心分離を行い、澄
明な水溶液とする。この水溶液は、ガラス容器、プラス
チック容器等に充填され、製剤として供される。投与量
は、患者の年令、体重、症状、治療目的等により決定さ
れるが通常成人一日一回センノシドA・Bカルシウム塩
として12〜24mgの量を含む水溶液製剤を服用す
る。症状により増減するのは何らさしつかえない。本発
明においては、水溶液製剤を原液で服用してもよいが、
好ましくは廃液を水などで希釈してこれを服用すること
が望ましい。
【0022】
【作用】本発明の作用効果を試験例によって具体的に示
す。 試験例.水溶液安定性試験 1.試料 本発明品:実施例1〜4のセンノシドA及びBのカルシ
ウム塩の水溶液 対照:対照例1のセンノシドA及びBのカルシウム塩の
水溶液
【0023】2.試験 試料水溶液を10mlのバイアル瓶に2ml入れ密栓
後、40℃で2週間保存し、外観、含量及びpH測定し
た。含量は、高速液体クロマトグラフィー(検出波長2
70nm)にて測定し、保存開始時に対する残存率を求
めた。
【0024】3.試験結果 外観試験の結果を表1に示した。本発明品の水溶液製剤
は、不溶物や沈澱の析出しない安定な水溶液であった。
一方、対照例は不溶物が析出し、安定性に欠けるもので
あった。対照例1(溶解補助剤が含まれていない)の不
溶物は市販のセンノシドA及びB原薬由来の分解物と推
定された。本発明品において、沈澱等が生じなかったの
はセンノシドカルシウムとクエン酸が特殊な溶解状態の
構造をとっている為と推定できた。
【0025】
【表1】 処方 外観 本発明品:実施例1の水溶液製剤 変化なし 本発明品:実施例2の水溶液製剤 変化なし 本発明品:実施例3の水溶液製剤 変化なし 本発明品:実施例4の水溶液製剤 変化なし 対照 :対照例1の水溶液製剤 褐色の不溶物析出
【0026】含量は実施例においては91%〜96%、
対照例においては86%〜93%であった。pHの変化
はほとんどなかった。本発明品のセンノシドカルシウム
水溶液製剤は25℃13週間保存においては含量が95
%以上であり、低温保存ならば実用に充分な安定性があ
る。
【0027】
【実施例】
実施例 1 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド−7
0、日本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして5
5.1%)3.07gをpH6.0の50mMクエン酸
緩衝液(クエン酸と水酸化ナトリウムで調整)140m
lに溶解した。水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを
7.0に調整した。不溶物を孔径0.22μmメンブラ
ンフィルターにて除去し、センノシドA及びB濃度12
mg/ml、クエン酸約10mg/ml、pH6.0の
濃褐色の澄明な水溶液を得た。
【0028】実施例 2 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド−7
0、日本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして5
5.1%)3.07gをpH6.0の50mMクエン酸
緩衝液140mlに溶解した。水酸化ナトリウム水溶液
を加え、pHを7.0に調整した。孔径0.22μmメ
ンブランフィルターにて不溶物を除去し、センノシドA
及びB濃度12mg/ml、クエン酸約10mg/m
l、pH7.0の濃褐色の澄明な水溶液を得た。
【0029】実施例 3 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド−9
0、日本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして8
6.9%)0.35g、無水クエン酸0.25g、メチ
ルパラベン7.5mgを精製水に溶解した。水酸化ナト
リウム水溶液を加え、pHを7.0に調整し、精製水を
加え25mlとした。不溶物を孔径0.45μmメンブ
ランフィルターにて除去し、センノシドA及びB濃度1
2mg/ml、クエン酸10mg/ml、メチルパラベ
ン0.3mg/ml、pH7.0の濃褐色の澄明な水溶
液を得た。
【0030】実施例 4 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド−7
0、日本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして5
5.1%)1.64g、クエン酸0.5g、白糖12.
5g、メチルパラベン7.5mgを精製水に溶解した。
水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを7.0に調整
し、精製水を加え25mlとした。不溶物を孔径0.4
5μmメンブランフィルターにて除去し、センノシドA
及びB濃度約36mg/ml、クエン酸約20mg/m
l、白糖500mg/ml、メチルパラベン0.3mg
/ml、pH7.0の濃褐色の澄明な水溶液を得た。
【0031】実施例 5 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド、日
本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして64.9
%)22g、ソルビトール100g、クエン酸1.5
g、クエン酸ナトリウム二水和物8.6g、メチルパラ
ベン0.5g、安息香酸0.25gを精製水に溶解し
た。水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを7.0に調
整し、精製水を加え500mlとした。高速遠心機にて
10000回転/分で30分処理し、不溶物を沈降さ
せ、センノシドA及びB濃度約28mg/ml、クエン
酸約14mg/ml、ソルビトール200mg/ml、
メチルパラベン1mg/ml、安息香酸0.5mg/m
l、pH7.0の濃褐色の澄明な水溶液を得た。
【0032】対照例 1 センノシドA及びBのカルシウム塩(センノサイド−7
0、日本粉末薬品、含量はセンノシドA及びBとして5
8.8%)1gを精製水に溶解した。不溶物を孔径0.
45μmメンブランフィルターにて除去し、センノシド
A及びB濃度12mg/ml、pH7.0の濃褐色の澄
明な水溶液を得た。
【0033】
【発明の効果】本発明のセンノシド水溶液製剤は、効果
の強いセンノシドA及びBのカルシウム塩を含有し、不
溶物の析出及び沈澱の生成がなく安定である。また、患
者ごとに適した投与量を設定することが容易であり、小
児や老人でも服用し易い製剤である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)センノシドA及びBのカルシウム塩
    の少なくともいずれか一方、および(2)カルボン酸類
    またはその薬理学的に許容される塩を含むことを特徴と
    するセンノシドカルシウム水溶液製剤。
  2. 【請求項2】センノシドA及びBのカルシウム塩の含有
    量が、センノシドA及びBとして0.2〜55mg/m
    lである請求項1記載の水溶液製剤。
  3. 【請求項3】カルボン酸類が、水溶性の二〜四塩基酸で
    ある請求項1記載の水溶液製剤。
  4. 【請求項4】水溶液のpHが5〜8である請求項1記載
    の水溶液製剤。
  5. 【請求項5】必要により保存剤及び助剤、即ち矯味剤と
    しての甘味料、矯臭剤としての香料、稠度調整剤を含む
    請求項1記載の水溶液製剤。
  6. 【請求項6】センノシドA及びBのカルシウム塩、カル
    ボン酸類またはその薬理学的に許容される塩、水、必要
    により保存剤、助剤を含み、これらの含有量が溶液全体
    に対して、次の通りである水溶液製剤。 センノシドA及びBのカルシウム塩 をセンノシドA及びBとして 0.2〜 55mg/ml カルボン酸類またはその薬学的に許容される塩 1〜 80mg/ml 保存剤 0〜 8mg/ml 助剤 0〜700mg/ml 水溶液のpH pH5〜8 水 残部
  7. 【請求項7】製剤全体に対して、 センノシドA及びBのカルシウム塩 をセンノシドA及びBとして 12〜 40mg/ml クエン酸またはそのアルカリ金属塩 5〜 30mg/ml 保存剤 0.2〜 5mg/ml 助剤 3〜300mg/ml 水溶液のpH pH6〜7.5 水 残部 である請求項6記載の製剤。
  8. 【請求項8】センノシドA及びBのカルシウム塩の少な
    くともいずれか一方を含み、かつ40℃ 2週間の保存
    においても不溶物や沈澱の析出しないセンノシドカルシ
    ウム水溶液製剤。
  9. 【請求項9】センノシドA及びBのカルシウム塩の少な
    くともいずれか一方を含み、かつ25℃ 13週間の保
    存においても不溶物や沈澱の析出しないセンノシドカル
    シウム水溶液製剤。
  10. 【請求項10】水溶液のpHが5〜8である請求項8又
    は9に記載の製剤。
  11. 【請求項11】更に、カルボン酸類またはその薬理学的
    に許容される塩を含む、請求項8または9に記載の製
    剤。
  12. 【請求項12】製剤全体に対して、センノシドA及びB
    のカルシウム塩をセンノシドA及びBとして0.2〜5
    5mg/ml含む、請求項8または9に記載の製剤。
  13. 【請求項13】更に、製剤全体に対して、カルボン酸類
    またはその薬理学的に許容される塩1〜80mg/ml
    含む、請求項12記載の製剤。
  14. 【請求項14】センノシドA及びBのカルシウム塩をセ
    ンノシドA及びBとして1重量部に対して、カルボン酸
    類またはその薬理学的に許容される塩を0.02〜12
    0重量部含む請求項1記載の製剤。
  15. 【請求項15】オルトリン酸またはその薬理学的に許容
    される塩が実質的に含まれない請求項1記載の製剤。
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