JPH1053698A - 生分解性樹脂組成物 - Google Patents
生分解性樹脂組成物Info
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- JPH1053698A JPH1053698A JP22613496A JP22613496A JPH1053698A JP H1053698 A JPH1053698 A JP H1053698A JP 22613496 A JP22613496 A JP 22613496A JP 22613496 A JP22613496 A JP 22613496A JP H1053698 A JPH1053698 A JP H1053698A
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Abstract
高い実用性を有する生分解生樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸と
を、特定の条件で熔融混練して固有な生分解性樹脂組成
物を得る。
Description
械的性能を有し、薬品、化粧品、食品および産業資材・
機械類の包装部材、機械部品、繊維、モノフィラメント
および衣料などとして好適に使用される生分解性に優れ
る樹脂組成物に関する。
料、衣料、繊維、モノフィラメントおよび工業機械部品
用の成形材料として各種の産業分野において利用されて
いる。同時に、環境保護の立場から、プラスチックの再
利用が叫ばれるとともに、再利用が不可能な利用分野に
おいて、微生物の働きおよび加水分解などにより速やか
に分解する生分解性樹脂の利用が社会的に強く要請され
てきている。
微生物による発酵法により製造される。ポリ−3−ヒド
ロキシ酪酸は、自然界に広く分布している微生物の働き
により完全に分解する生分解性を有し、かつ、熱可塑性
であることから、既存の成形法による各種用途への利用
が積極的に検討されつつある。しかしながら、ポリ−3
−ヒドロキシ酪酸は、融点が約175℃と現在知られて
いる生分解性樹脂の中では高い値を有しているものの、
溶融状態での熱安定性が不足するため成形が困難であっ
た。ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の酸素透過率は未延伸ポ
リエチレンテレフタレートと同程度の値を示し、低密度
ポリエチレンと比べて、可成り低い値を示すものの、得
られた成型品は硬くて脆い性質があり、特に伸び率は1
〜3%と小さい。そのため従来からトリアセチンなどの
可塑剤を添加することにより改質を行うことが試みられ
ているが、添加した成型物の伸び率は2〜4%に止ま
り、その効果は僅かである。
生物の代謝により分解される生分解性樹脂である。ポリ
乳酸の2軸延伸フィルムは、透明性が高く、2軸延伸ポ
リプロピレンや2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムに似た機械物性を示し、包装材料など各種用途に
展開が図られている。しかしながら、未延伸シート・フ
ィルムや射出成型品は、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸と同
様、硬くて脆い性質のため、得られた成型品の伸び率は
小さい。特開平4−335060号公報に、D−または
DL−ラクチドやヒドロキシカルボン酸を共重合させる
ことなどにより改質を行う方法が開示されているが、そ
のために弾性率が低下する。また、ポリ乳酸の酸素透過
率は、ポリエチレンテレフタレートに比べて3倍程度の
大きさであり、そのために、用途によって、その使用が
制限される場合もある。
技術に見られる前記問題を解決し、機械的性能、耐熱性
および成形性に優れ、高い実用性を有する生分解性樹脂
組成物ならびにこの生分解性樹脂組成物から成形された
成形体およびその成形加工法を提供するにある。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ポリ−3−ヒドロ
キシ酪酸とポリ乳酸は、ともに伸び率が小さいにもかか
わらず、両者を溶融混練したところ、以外にも、引張強
度、弾性率ともに高い値を保持したまま、伸び率の大き
い成型物を得ることができることを新たに見いだし、本
発明を完成するに至った。
その機械的な物性値は、両者の混合比から算出される幾
何平均値または算術平均値に近似した値を示す。しかし
ながら、本発明によると、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸お
よびポリ乳酸は、それぞれをフィルムあるいはシートに
成形した際、破断までの伸びがわずか数%であるのにも
拘わらず、両者の溶融混練により得られた樹脂組成物に
おいては、伸びは、数十%となり、混合比から算出され
る幾何平均値あるいは算術平均値より大幅に大きくな
る。
張強度、弾性率の低下が一般的に考えられるが、本発明
では、引張強度、弾性率は、ともに低下しないで算術平
均値に近似した値を保持する。すなわち、D−、DL−
ラクチドやヒドロキシカルボン酸とを共重合させるなど
の煩雑な手法を用いなくとも、ポリ−3−ヒドロキシ酪
酸とポリ乳酸とを単に溶融混練するだけで、大きな伸び
率を有する生分解性樹脂を容易に得ることができる。
リ乳酸との混合物を成形して得られたフィルムまたはシ
ートは、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比に見合った
酸素透過率を示す。また、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の
混合比が大きくなるになるに従い透明性は減少するが、
ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比が20重量%程度ま
でならば、実用上、何等支障のないような充分に高い透
明性を維持させることができる。
混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜25分の
条件で溶融混練して得られる生分解性樹脂組成物。 (2) Tダイ・冷却法で得た未延伸フィルムまたはシ
ートの伸び率X(%)、引張強度Y(kgf/mm2)および
弾性率Z(kgf/mm2)のそれぞれが、下記の式(1)〜
式(3)を満足することができる機械的性能に優れた前
記(1)記載の生分解性樹脂組成物。
れぞれポリ−3−ヒドロキシ酪酸の伸び率(%)、引張
強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf/mm2)を、また、B
(X)、B(Y)およびB(Z)はそれぞれポリ乳酸の
伸び率(%)、引張強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf
/mm2)を示す。また、cは、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸
の混合比(重量%)を示す。]
比が5〜60重量%である前記(1)または(2)記載
の生分解性樹脂組成物。 (4) ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸とを溶融
混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜25分の
条件で溶融混練して得られた生分解性樹脂組成物から成
形された成形体。
ルムまたはシートの伸び率X(%)、引張強度Y(kgf/
mm2)および弾性率Z(kgf/mm2)のそれぞれが、下記の
式(1)〜式(3)を満足することができる機械的性能
に優れた生分解性樹脂組成物から成形された前記(4)
記載の成形体。 X(%)≧2.5×〔A(X)×c+B(X)×(100−c)〕/100 式(1) Y(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Y)×c+B(Y)×(100−c)〕/100 式(2) Z(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Z)×c+B(Z)×(100−c)〕/100 式(3) [但し、ここでA(X)、A(Y)およびA(Z)はそ
れぞれポリ−3−ヒドロキシ酪酸の伸び率(%)、引張
強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf/mm2)を、また、B
(X)、B(Y)およびB(Z)はそれぞれポリ乳酸の
伸び率(%)、引張強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf
/mm2)を示す。また、cは、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸
の混合比(重量%)を示す。]
比が5〜60重量%である前記(4)または(5)記載
の生分解性樹脂組成物から成形された成形体。 (7) ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸とを溶融
混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜25分の
条件で溶融混練して得られた生分解性樹脂組成物の熔融
物を0〜90℃にて冷却することを特徴とする成形加工
法。である。
およびポリ乳酸のそれぞれの混合比とは、両者の混合物
のポリ−3−ヒドロキシ酪酸の、および、ポリ乳酸のそ
れぞれの含有率(重量%)を意味し、ポリ−3−ヒドロ
キシ酪酸とポリ乳酸との混合物100重量部中のポリ−
3−ヒドロキシ酪酸の重量部およびポリ乳酸の重量部の
それぞれとして表示される。
て、フィルム、シート、繊維、ブローボトルおよび射出
成形体などを挙げることができる。なお、式(1)〜式
(3)における右辺は、それぞれ、混合比から算出され
る算術平均値の2.5倍の 伸び率(%)、0.9倍の引
張強度(kgf/mm2)および0.9倍の弾性率(kgf/mm2)
をそれぞれ示している。また、本発明における溶融混練
時間とは、空のスクリュー型連続押し出し機にポリ−3
−ヒドロキシ酪酸およびポリ乳酸を投入してから、溶融
した樹脂が最初に吐出されるまでの時間とする。
3−ヒドロキシ酪酸は、化学合成法で製造されたもので
も、微生物による発酵法により製造されたものでもよ
い。しかしながら、化学合成法は現在のところ工業的に
困難であり、発酵法、たとえば、プロトモナス エクス
トルクエンス(Protomonas extorquens)K(微工研菌
寄第3548号)、ハイホミクロビウム メチロボラム(Hy
phomicrobium methylovorum)IFO 14180、ハイホミ
クロビウム ホウランディカム(Hyphomicrobium holla
ndicum)ATCC 27498、メチロバクテリウム フジサ
ワエンス(Methylobacterium fujisawaense)NCIB
12417、パラコッカス デニトリフィカンス(Paracoccu
s denitrificans)ATCC 17441、アルカリゲネス
ユートロファス(Alcaligenes eutrophus)ATCC 17
697およびシュードモナス レモニエリ(Pseudomonas l
emonnieri)ATCC 17989などの細菌を用いて容易に
製造することができる。これらの製造法の詳細は、たと
えば、特開平7−75590号公報などに記載されてい
る。
これらポリ−3−ヒドロキシ酪酸を含有する細菌から分
離精製することが好ましい。これらポリ−3−ヒドロキ
シ酪酸を含有する細菌からポリ−3−ヒドロキシ酪酸を
分離精製する方法に関しては、たとえば、アメリカ特許
第3036959号明細書、同第4101533号明細
書、同第3275610号明細書およびヨーロッパ特許
第15123号明細書に示されているようなピリジン、
塩化メチレン、1,2ープロピレンカーボネート、クロ
ロホルム、1,2ージクロロエタンなどの溶剤による抽
出や次亜塩素酸や酵素を用いてポリ−3−ヒドロキシ酪
酸以外の菌体成分を可溶化し取り除く方法、また、特開
平7−177894号公報に示されている高圧ホモジナ
イザーで菌体を破砕し、引き続いて酵素、過酸化水素処
理などで精製する方法などが知られている。
ロキシ酪酸は、重量平均分子量で100,000以上が
好ましい。ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の重量平均分子量
が100,000未満の場合には、ポリ−3−ヒドロキ
シ酪酸の熱安定性が劣るため、また、100,000未
満の分子量のポリ−3−ヒドロキシ酪酸を使用すると溶
融混練時に溶融粘度が低くなり過ぎ、いずれの場合も、
満足な成形品が得られないか、あるいは成形品の機械的
性能が充分でないなどの不都合が生じる場合がある。
分であるポリ乳酸は、化学合成法、あるいは発酵法によ
り得られるL−乳酸を原料とし、たとえば、ラクチドと
した後、開環重合させる方法や、L−乳酸を直接重合さ
せる方法により製造することができる。ポリ乳酸の製造
法の詳細は、特開平6−287278号公報および特開
平6−65360号公報などに記載されている。本発明
で使用されるポリ乳酸は、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の
場合と同様に溶融粘度などの点から、重量平均分子量で
100,000以上が好ましく、さらには100,00
0から300,000が特に好ましい。
機充填剤や顔料、酸化防止剤、結晶核剤、可塑剤などの
慣用の補助添加物を配合することもできる。また、本発
明における溶融混練には、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸と
ポリ乳酸との共重合体など相溶化剤の添加は必要としな
い。本発明の場合は、このような相溶化剤を用いること
なしに、生分解性、成形性および機械的性能が共に優れ
た生分解性樹脂を得ることができる。
酸とポリ乳酸とを溶融混練する際、熔融混練温度は18
0〜230℃とされる。180℃より低い温度では、ポ
リ−3−ヒドロキシ酪酸およびポリ乳酸が充分に溶融せ
ず、そのために充分な混練が行われない危険性がある。
また、230℃より高い温度ではポリ−3−ヒドロキシ
酪酸およびポリ乳酸が熱分解され、満足し得るような機
械的性能が得られないおそれがある。
分より短いと両原料が充分に溶融しない危険性があり、
25分より長いとポリ−3−ヒドロキシ酪酸およびポリ
乳酸が熱分解され、充分な機械的性能が得られなくなる
危険性がある。
にポリ乳酸の結晶化速度がポリ−3−ヒドロキシ酪酸と
の溶融混練により低下し、結果としてポリ乳酸の結晶化
度が低くなることに起因すると推測され、DSC測定に
よるポリ乳酸のガラス転移点が、約50〜70℃である
ことから、たとえば、冷却温度を100℃などとした場
合、ポリ乳酸は結晶化が進む方向となり、得られる伸び
率が小さくなるだけでなく、冷却に必要な時間が長くな
るため生産性の面から見ても好ましくない。従って、フ
ィルムおよびシートに成形する場合の冷却チルロール温
度および射出成形品などの成形体を得る場合の金型温度
などの冷却温度は、0〜90℃とする必要性があり、好
ましくは0〜70℃とされる。
−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸の具体的な混合比は、溶融
混練の温度、滞留時間および混練状態などによって異な
り、一概に特定し得ないが、通常は、ポリ−3−ヒドロ
キシ酪酸5〜60重量%、すなわちポリ乳酸95〜40
重量%が好ましい。ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比
が60重量%よりも大きくなるとポリ−3−ヒドロキシ
酪酸の、また、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比が5
重量%未満になるとポリ乳酸の、それぞれの脆い性質が
現れるため、引張強度、弾性率は算術平均値に近似した
値を保持することはできるが、伸び率が小さくなる。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、以下の実施例および比較例における引張
特性および酸素透過率はそれぞれ次のようにして測定し
た。 引張特性 装置:ストログラフV1ーC(東洋精機製作所社製) 試験片形状:短冊型 長さ100mm、幅10mm、チャッ
ク間隔50mm 引張速度:50mm/min. 測定条件:温度23℃、相対湿度50%
ロール社 Modern controls, Inc. 製) 測定条件:温度 23℃,相対湿度 60% また、以下の実施例および比較例において、「PHB」
および「PLA」は、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸および
ラクティー(L−純度98%のポリ乳酸の商品名 株式
会社島津製作所製)をそれぞれ示す。
quens)K(微工研菌寄第3548号)を好気的に培養し、
菌体内にPHBを蓄積させた後、高圧ホモジナイザーで
菌体を破壊し、引続き蛋白質分解酵素、過酸化水素によ
る処理で精製して高純度のPHBを得た。このPHBを
スクリュー型押出機を用いてペレット化した。こうして
得られたPHBペレットとPLAとを、PHB混合比が
5重量%、10重量%、20重量%、30重量%、40
重量%および60重量%となるようにそれぞれ秤取し、
両者を混合した。これを単軸押出機(株式会社東洋精機
製、ラボプラストミル、スクリュー直径:20mm)を使
用し、溶融混練時間5〜6分、シリンダー温度180〜
190℃の条件で溶融混練を行い、Tダイ・冷却ロール
法により、厚さ約150μmのフィルムを作製した。冷
却チルロールは60℃に温調した。その結果、いずれの
混合比においても容易にフィルムを得ることができた。
10mmの短冊型試験片を切り出し、この試験片について
23℃での引張試験を行い、また、酸素透過率を測定し
た。これらの結果を表1に示す。
6と同様にして成形し、厚さ約150μmのフィルムを
作製した。その結果、フィルムを容易に得ることができ
た。得られたフィルムから、長さ100mm、幅10mmの
短冊型試験片を切り出し、この試験片について23℃で
の引張試験を行い、また、酸素透過率を測定した。これ
らの結果を表1に示す。
150μmのフィルムを作製した。但し、冷却チルロー
ル温度は28℃、60℃および90℃とした。その結
果、いずれの冷却温度においても容易にフィルムを得る
ことができた。冷却温度60℃のとき得られたフィルム
から、長さ100mm、幅10mmの短冊型試験片を切り出
し、この試験片について23℃での引張試験を行い、ま
た、酸素透過率を測定した。これらの結果を表1に示
す。なお、冷却チルロール温度を28℃および90℃の
それぞれとして得られたフィルムについても、これと同
様な結果が得られた。
い、両者をPHB混合比が60重量%となるように秤取
し、混合した。この混合物を実施例1〜6と同様に成形
して、フィルムの作製を試みた。但し、溶融混練温度を
250℃とした。その結果、冷却チルロールに溶融した
樹脂が粘着し、フィルムを作製できなかった。
い、両者をPHB混合比が60重量%となるように秤取
し、混合した。この混合物を実施例1〜6と同様にして
成形し、厚さ約150μmのフィルムを作製した。但
し、溶融混練時間2〜2.5分で容易にフィルムを得る
ことができた。得られたフィルムから、長さ100mm、
幅10mmの短冊型試験片を切り出し、この試験片につい
て23℃での引張試験を行った。その結果を表1に示し
たが、引張強度および弾性率は、混合比より算出される
算術平均値の0.9倍を越える高い値を保持したが、伸
び率は、2.5倍を下回り、満足する結果を得られなか
った。
い、両者をPHB混合比が60重量%となるように秤取
し、混合した。この混合物を実施例1〜6と同様にして
成形し、厚さ約150μmのフィルムを作製した。但
し、混練時間を30分とした。その結果、容易にフィル
ムを作製することができた。得られたフィルムから、長
さ100mm、幅10mmの短冊型試験片を切り出し、この
試験片について23℃での引張試験を行った。その結果
を表1に示したが、伸び率は、混合比より算出される算
術平均値の2.5倍を越えたが、引張強度および弾性率
は、0.9倍を下回り、満足できる結果を得られなかっ
た。
キシ酪酸およびポリ乳酸の低い伸び率を改善することが
でき、また、機械的性能、耐熱性、および生分解性に優
れたフィルム、シート、繊維、ブローボトル、射出成形
体およびその他の成形物が容易に得られる。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸
とを溶融混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜
25分の条件で溶融混練して得られる生分解性樹脂組成
物。 - 【請求項2】 Tダイ・冷却法で得た未延伸フィルムま
たはシートの伸び率X(%)、引張強度Y(kgf/mm2)
および弾性率Z(kgf/mm2)のそれぞれが、下記の式
(1)〜式(3)を満足することができる機械的性能に
優れた請求項1記載の生分解性樹脂組成物。 X(%)≧2.5×〔A(X)×c+B(X)×(100−c)〕/100 式(1) Y(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Y)×c+B(Y)×(100−c)〕/100 式(2) Z(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Z)×c+B(Z)×(100−c)〕/100 式(3) [但し、ここでA(X)、A(Y)およびA(Z)はそ
れぞれポリ−3−ヒドロキシ酪酸の伸び率(%)、引張
強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf/mm2)を、また、B
(X)、B(Y)およびB(Z)はそれぞれポリ乳酸の
伸び率(%)、引張強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf
/mm2)を示す。また、cは、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸
の混合比(重量%)を示す。] - 【請求項3】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比が5
〜60重量%である請求項1または2記載の生分解性樹
脂組成物。 - 【請求項4】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸と
を溶融混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜2
5分の条件で溶融混練して得られた生分解性樹脂組成物
から成形された成形体。 - 【請求項5】 Tダイ・冷却法で得た未延伸フィルムま
たはシートの伸び率X(%)、引張強度Y(kgf/mm2)
および弾性率Z(kgf/mm2)のそれぞれが、下記の式
(1)〜式(3)を満足することができる機械的性能に
優れた生分解性樹脂組成物から成形された請求4記載の
成形体。 X(%)≧2.5×〔A(X)×c+B(X)×(100−c)〕/100 式(1) Y(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Y)×c+B(Y)×(100−c)〕/100 式(2) Z(kgf/mm2)≧0.9×〔A(Z)×c+B(Z)×(100−c)〕/100 式(3) [但し、ここでA(X)、A(Y)およびA(Z)はそ
れぞれポリ−3−ヒドロキシ酪酸の伸び率(%)、引張
強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf/mm2)を、また、B
(X)、B(Y)およびB(Z)はそれぞれポリ乳酸の
伸び率(%)、引張強度(kgf/mm2)および弾性率(kgf
/mm2)を示す。また、cは、ポリ−3−ヒドロキシ酪酸
の混合比(重量%)を示す。] - 【請求項6】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸の混合比が5
〜60重量%である請求項4または5記載の生分解性樹
脂組成物から成形された成形体。 - 【請求項7】 ポリ−3−ヒドロキシ酪酸とポリ乳酸と
を溶融混練温度180〜230℃、溶融混練時間3〜2
5分の条件で溶融混練して得られた生分解性樹脂組成物
の熔融物を0〜90℃にて冷却することを特徴とする成
形加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22613496A JP3623053B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 生分解性樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22613496A JP3623053B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 生分解性樹脂成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1053698A true JPH1053698A (ja) | 1998-02-24 |
| JP3623053B2 JP3623053B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=16840391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22613496A Expired - Lifetime JP3623053B2 (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 生分解性樹脂成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3623053B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323115A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-26 | Riken Vinyl Industry Co Ltd | 生分解性ポリ乳酸系組成物 |
| JP2006529001A (ja) * | 2003-06-13 | 2006-12-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 熱活性化可能で除去可能な接着テープ |
| JP2018016720A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 生分解性促進剤及びそれを含む生分解性樹脂組成物 |
| WO2025079554A1 (ja) * | 2023-10-12 | 2025-04-17 | 株式会社カネカ | フィルム成形用樹脂組成物、フィルム、及び積層体 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP22613496A patent/JP3623053B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3623053B2 (ja) | 2005-02-23 |
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