JPH1054263A - ハイブリッド型車両 - Google Patents

ハイブリッド型車両

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JPH1054263A
JPH1054263A JP21141296A JP21141296A JPH1054263A JP H1054263 A JPH1054263 A JP H1054263A JP 21141296 A JP21141296 A JP 21141296A JP 21141296 A JP21141296 A JP 21141296A JP H1054263 A JPH1054263 A JP H1054263A
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combustion engine
electric motor
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    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高い負荷が長時間にわたって電気モータに加わ
ることがないようにする。 【解決手段】内燃エンジン11と、発電機モータ16
と、駆動輪41と連結される出力軸と、前記内燃エンジ
ン11、発電機モータ16及び出力軸のそれぞれと連結
され、前記内燃エンジン11の出力を発電機モータ16
及び出力軸に配分する出力配分装置と、前記出力軸に連
結された電気モータ25と、前記内燃エンジン11と出
力配分装置との間に配設され、伝達される回転を停止さ
せる回転停止手段と、車速を検出する車速検出手段と、
走行必要負荷を検出する負荷検出手段と、電気モータ駆
動系の温度を検出する温度検出手段と、前記車速、走行
必要負荷及び温度に基づいて、内燃エンジン11、発電
機モータ16及び電気モータ25を選択的に駆動する選
択駆動手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型車
両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃エンジンと発電機モータとを
連結し、内燃エンジンを駆動することによって発生させ
た出力の一部を発電機モータに伝達し、残りを出力軸に
伝達するようにしたハイブリッド型車両が提供されてい
る。この場合、通常は、前記出力軸に伝達された出力に
よってハイブリッド型車両を走行させ、その間に、前記
発電機モータによって発生させた電流をバッテリに送っ
て充電することができる。そして、発進時等の車速が低
い領域、すなわち、低車速領域において、バッテリから
の電流によって電気モータを駆動し、該電気モータのト
ルクによってハイブリッド型車両を走行させるようにな
っている。
【0003】この場合、内燃エンジンを効率良く駆動す
ることができるので、燃費を良くすることができる。ま
た、内燃エンジンを比較的定常的に駆動することができ
るので、排ガスを少なくすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のハイブリッド型車両においては、登坂路等を走行さ
せる場合に電気モータが連続的に駆動され、高い負荷が
長時間にわたって電気モータに加わることになる。その
場合、電気モータのモータ温度、モータ制御装置に配設
されたインバータの温度等の電気モータ駆動系の温度が
高くなって、電気モータの効率が低くなったり、電気モ
ータ駆動系が故障したりしてしまう。
【0005】そして、電気モータ駆動系が故障すると、
内燃エンジンのトルクだけによってハイブリッド型車両
を走行させることになるので、発進時において駆動力が
不足してしまう。本発明は、前記従来のハイブリッド型
車両の問題点を解決して、高い負荷が長時間にわたって
電気モータに加わることがなく、電気モータの効率が低
くなったり、電気モータ駆動系が故障したりすることが
ないハイブリッド型車両を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のハ
イブリッド型車両においては、内燃エンジンと、発電機
モータと、駆動輪と連結される出力軸と、前記内燃エン
ジン、発電機モータ及び出力軸のそれぞれと連結され、
前記内燃エンジンの出力を発電機モータ及び出力軸に配
分する出力配分装置と、前記出力軸に連結された電気モ
ータと、前記内燃エンジンと出力配分装置との間に配設
され、伝達される回転を停止させる回転停止手段と、車
速を検出する車速検出手段と、走行必要負荷を検出する
負荷検出手段と、電気モータ駆動系の温度を検出する温
度検出手段と、前記車速、走行必要負荷及び温度に基づ
いて、内燃エンジン、発電機モータ及び電気モータを選
択的に駆動する選択駆動手段とを有する。
【0007】本発明の他のハイブリッド型車両において
は、さらに、前記選択駆動手段は、車速が設定値以上で
ある場合は内燃エンジン及び電気モータを駆動し、車速
が設定値未満である場合は、走行必要負荷及び温度に基
づいて電気モータと発電機モータとのトルク配分を行
う。本発明の更に他のハイブリッド型車両においては、
さらに、前記回転停止手段はワンウェイクラッチであ
る。
【0008】本発明の更に他のハイブリッド型車両にお
いては、さらに、前記内燃エンジンと回転停止手段との
間にクラッチが配設される。本発明の更に他のハイブリ
ッド型車両においては、さらに、前記回転停止手段はブ
レーキである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の
第1の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動装
置の概念図である。図において、11は内燃エンジン
(E/G)であり、該内燃エンジン11はラジエータ等
の図示しない冷却装置に接続され、前記内燃エンジン1
1において発生させられた熱は冷却装置によって放出さ
れる。また、12は前記内燃エンジン11の回転が伝達
される出力軸、13は該出力軸12を介して入力された
回転に対して変速を行うとともに、出力を配分する出力
配分装置としてのプラネタリギヤユニット(差動歯車装
置)、14は該プラネタリギヤユニット13における変
速後の回転が出力される出力軸、15は該出力軸14に
固定された第1カウンタドライブギヤ、16は伝達軸1
7を介して前記プラネタリギヤユニット13と連結され
た発電機モータ(G)である。
【0010】前記内燃エンジン11とプラネタリギヤユ
ニット13との間には、前記出力軸12とケーシング1
9とを選択的に連結して、出力軸12に伝達される回転
を停止させる回転停止手段としてのワンウェイクラッチ
Fが配設される。該ワンウェイクラッチFは、内燃エン
ジン11が正方向に回転しているときにフリーになり、
出力軸12が内燃エンジン11を逆方向に回転させよう
とするときにロックする。
【0011】前記出力軸14はスリーブ形状を有し、前
記出力軸12を包囲して配設される。また、前記第1カ
ウンタドライブギヤ15はプラネタリギヤユニット13
より内燃エンジン11側に配設される。前記プラネタリ
ギヤユニット13は、第1の歯車要素としてのサンギヤ
S、該サンギヤSと噛(し)合するピニオンP、該ピニ
オンPと噛合する第2の歯車要素としてのリングギヤ
R、及び前記ピニオンPを回転自在に支持する第3の歯
車要素としてのキャリヤCRから成る。
【0012】また、前記サンギヤSは前記伝達軸17を
介して発電機モータ16と、リングギヤRは前記出力軸
14を介して第1カウンタドライブギヤ15と、キャリ
ヤCRは出力軸12を介して内燃エンジン11とそれぞ
れ連結される。さらに、前記発電機モータ16は、前記
伝達軸17に固定され、回転自在に配設されたロータ2
1、該ロータ21の周囲に配設されたステータ22、及
び該ステータ22に巻装されたコイル23から成る。前
記発電機モータ16は、伝達軸17を介して伝達される
回転によって電力を発生させる。また、前記コイル23
は図示しないバッテリに接続され、該バッテリに発電機
モータ16から電流が供給され充電される。そして、前
記ロータ21には、ケーシング19に連結された図示し
ないブレーキが配設され、該ブレーキを係合させること
によってロータ21を停止させることができるようにな
っている。
【0013】また、25は電気モータ(M)、26は該
電気モータ25の回転が出力される出力軸、27は該出
力軸26に固定された第2カウンタドライブギヤであ
る。前記電気モータ25は、前記出力軸26に固定さ
れ、回転自在に配設されたロータ37、該ロータ37の
周囲に配設されたステータ38、及び該ステータ38に
巻装されたコイル39から成る。
【0014】前記電気モータ25は、コイル39に供給
される電流によってトルクを発生させる。そのために、
前記コイル39は前記バッテリに接続され、該バッテリ
から電流が供給されるようになっている。また、ハイブ
リッド型車両の減速時において、前記電気モータ25は
図示しない駆動輪から回転を受けて回生電流を発生さ
せ、該回生電流をバッテリに供給して充電する。
【0015】ところで、前記駆動輪を内燃エンジン11
の回転と同じ方向に回転させるためにカウンタシャフト
31が配設され、該カウンタシャフト31にカウンタド
リブンギヤ32が固定される。そして、該カウンタドリ
ブンギヤ32と前記第1カウンタドライブギヤ15と
が、また、カウンタドリブンギヤ32と前記第2カウン
タドライブギヤ27とがそれぞれ噛合させられ、前記第
1カウンタドライブギヤ15の回転及び第2カウンタド
ライブギヤ27の回転が反転されてカウンタドリブンギ
ヤ32に伝達されるようになっている。
【0016】さらに、前記カウンタシャフト31には、
前記カウンタドリブンギヤ32より歯数が少ないデフピ
ニオンギヤ33が固定される。そして、デフリングギヤ
35が配設され、該デフリングギヤ35と前記デフピニ
オンギヤ33とが噛合させられる。また、前記デフリン
グギヤ35にディファレンシャル装置36が固定され、
前記デフリングギヤ35に伝達された回転がディファレ
ンシャル装置36によって分配され、前記駆動輪に伝達
される。
【0017】このように、内燃エンジン11によって発
生させられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達す
ることができるだけでなく、電気モータ25によって発
生させられた回転もカウンタドリブンギヤ32に伝達す
ることができる。また、ワンウェイクラッチFが発電機
モータ16の反力を受けることにより、発電機モータ1
6によって発生させられた回転もカウンタドリブンギヤ
32に伝達することができるので、電気モータ25だけ
を駆動するモータ駆動モード、電気モータ25及び発電
機モータ16を駆動するモータ・発電機モータ駆動モー
ド、並びに電気モータ25及び内燃エンジン11を駆動
するモータ・エンジン駆動モードでハイブリッド型車両
を走行させることができる。
【0018】そして、前記発電機モータ16を制御する
ことによって、前記伝達軸17の回転数を制御し、内燃
エンジン11及び電気モータ25をそれぞれ最大効率点
で駆動することができる。次に、前記構成のハイブリッ
ド型車両の動作について説明する。図3は本発明の第1
の実施の形態におけるプラネタリギヤユニットの概念
図、図4は本発明の第1の実施の形態における通常走行
時のトルク線図、図5は本発明の第1の実施の形態にお
ける低速走行時の速度線図である。
【0019】本実施の形態においては、図3に示すよう
に、プラネタリギヤユニット13(図2)は、リングギ
ヤRを介して出力軸14に、キャリヤCRを介して内燃
エンジン11に、サンギヤSを介して発電機モータ16
にそれぞれ連結され、リングギヤRの歯数をサンギヤS
の歯数の2倍にしてある。したがって、内燃エンジン1
1のトルク(以下「エンジントルク」という。)をTE
とし、出力軸14に出力されたトルク(以下「出力トル
ク」という。)をTOUTとし、発電機モータ16のト
ルク(以下「発電機モータトルク」という。)をTGと
したとき、 TE:TOUT:TG=3:2:1 になり、図4に示すように、内燃エンジン11、出力軸
14及び発電機モータ16は互いに反力を受け合う。
【0020】また、内燃エンジン11の回転数(以下
「エンジン回転数」という。)をNEとし、出力軸14
の回転数(以下「出力軸回転数」という。)をNOUT
とし、発電機モータ16の回転数(以下「発電機モータ
回転数」という。)をNGとしたとき、モータ・発電機
モータ駆動モードにおいて、前記発電機モータ16をモ
ータとして駆動し、内燃エンジン11を停止させると、
エンジントルクTEは発生させられず、エンジン回転数
NEは0になる。この場合、発電機モータ16を発電機
モータ回転数NGで駆動すると、ワンウェイクラッチF
は、出力軸12が内燃エンジン11を逆方向に回転させ
ようとするのを阻止するので、発電機モータトルクTG
の反力TFは、ワンウェイクラッチFを介して図示しな
い駆動装置ケースによって受けられる。なお、このと
き、出力軸14は出力軸回転数NOUTで回転させられ
る。
【0021】次に、ハイブリッド型車両の駆動力につい
て説明する。図6は本発明の第1の実施の形態における
車速と駆動力との関係図である。なお、図において、横
軸に車速Vを、縦軸に駆動力を採ってある。図におい
て、QEは内燃エンジン11(図2)の駆動力、QMは
電気モータ25の駆動力、QGは発電機モータ16の駆
動力である。
【0022】一般に、発電機モータ16の駆動力QGは
車速Vが低いほど大きい。例えば、車速Vが30〔km
/h〕未満の場合、発電機モータ16の駆動力QGは内
燃エンジン11の駆動力QEより大きくなる。そこで、
車速Vが30〔km/h〕未満の場合、電気モータ25
を内燃エンジン11で補助するより、電気モータ25を
発電機モータ16で補助した方が、大きな駆動力を得る
ことができる。
【0023】したがって、本実施の形態においては、車
速Vが30〔km/h〕未満の場合、内燃エンジン11
を停止させ、電気モータ25を駆動し、該電気モータ2
5の駆動力QMによってモータ駆動モードでハイブリッ
ド型車両を走行させるか、内燃エンジン11を停止さ
せ、電気モータ25及び発電機モータ16を駆動し、発
電機モータ16の駆動力QGによって駆動力QMの不足
分を補い、駆動力QMGにしてモータ・発電機モータ駆
動モードでハイブリッド型車両を走行させるようにす
る。また、車速Vが30〔km/h〕以上である場合に
は、内燃エンジン11の駆動力QEによって駆動力QM
の不足分を補い、駆動力QMEにしてモータ・エンジン
駆動モードでハイブリッド型車両を走行させるようにす
る。
【0024】このようにして、低車速領域において電気
モータ25の駆動力QMを大きくする必要がない。した
がって、電気モータ25のトルク定数をその分低くする
ことができ、電気モータ25が大型化することがない。
次に、ハイブリッド型車両の動作について説明する。図
1は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド型
車両の制御回路ブロック図、図7は本発明の第1の実施
の形態におけるハイブリッド型車両の動作を示すフロー
チャート、図8は本発明の第1の実施の形態におけるハ
イブリッド型車両のトルク指令値マップを示す図であ
る。なお、図8において、横軸に図示しない負荷検出手
段によって検出された走行必要負荷、すなわち、アクセ
ルペダル52の踏込量(以下「アクセル開度」とい
う。)αを、縦軸に電気モータトルク指令値IM及び発
電機モータトルク指令値IGを採ってある。
【0025】図において、11は内燃エンジン、16は
発電機モータ、25は電気モータである。また、41は
駆動輪、43はバッテリである。そして、46は前記内
燃エンジン11を制御して駆動したり停止させたりする
エンジン制御装置、47は前記発電機モータ16を制御
する発電機モータ制御装置、49は前記電気モータ25
を制御するモータ制御装置である。なお、内燃エンジン
11は、図示しないイグニッションスイッチをオフにし
たり、スロットル開度を0にしたりすることによって停
止させることができる。
【0026】また、51はハイブリッド型車両の全体を
制御するCPUであり、該CPU51は、アクセル開度
α、及び車速検出手段としての車速センサ53によって
検出された車速Vを受けて、前記エンジン制御装置4
6、発電機モータ制御装置47及びモータ制御装置49
を制御する。そのために、アクセルペダル52はアクセ
ル信号を、車速センサ53は車速信号を、それぞれCP
U51に対して出力する。
【0027】また、前記モータ制御装置49の図示しな
い温度検出手段は、前記電気モータ25のモータ温度t
が上昇したときに、温度上昇信号を発生させ、CPU5
1に対して出力する。本実施の形態において、前記温度
検出手段は、前記電気モータ25のモータ温度tを検出
するようになっているが、電気モータ駆動系の温度、例
えば、モータ制御装置49に配設されたインバータの温
度等を検出することもできる。
【0028】ところで、登坂路等を走行させる場合には
電気モータ25が連続的に駆動され、高い負荷が長時間
にわたって電気モータ25に加わることになる。その結
果、電気モータ25のモータ温度tが高くなって、電気
モータ25の効率が低くなったり、電気モータ駆動系が
故障したりしてしまう。そして、電気モータ駆動系が故
障すると、内燃エンジン11のトルクだけによってハイ
ブリッド型車両を走行させることになるので、発進時に
おいて駆動力が不足してしまう。
【0029】すなわち、車速Vが30〔km/h〕以上
である場合は、CPU51の図示しない選択駆動手段
は、電気モータ25だけを駆動してモータ駆動モードで
ハイブリッド型車両を走行させるか、電気モータ25及
び内燃エンジン11を駆動してモータ・エンジン駆動モ
ードでハイブリッド型車両を走行させる。また、前記選
択駆動手段は、車速Vが30〔km/h〕未満である場
合は、アクセル開度α及びモータ温度tに従って、電気
モータ25の駆動力QMと発電機モータ16の駆動力Q
Gとで駆動力QMGのトルク配分を行う。そのために、
前記選択駆動手段は、内燃エンジン11を停止させ、図
示しないメモリに格納された図8のトルク指令値マップ
を参照し、アクセル開度α及びモータ温度tに対応する
電気モータトルク指令値IM及び発電機モータトルク指
令値IGを読み出し、読み出された電気モータトルク指
令値IMに従って電気モータ25を、発電機モータトル
ク指令値IGに従って発電機モータ16をそれぞれ駆動
して、モータ・発電機モータ駆動モードでハイブリッド
型車両を走行させる。
【0030】なお、図8において、IM1はモータ温度
tが100〔℃〕未満である場合の電気モータトルク指
令値、IM2はモータ温度tが110〔℃〕である場合
の電気モータトルク指令値、IM3はモータ温度tが1
20〔℃〕以上である場合の電気モータトルク指令値、
IG1はモータ温度tが100〔℃〕未満である場合の
発電機モータトルク指令値、IG2はモータ温度tが1
10〔℃〕である場合の発電機モータトルク指令値、I
G3はモータ温度tが120〔℃〕以上である場合の発
電機モータトルク指令値である。
【0031】そして、モータ温度tが100〔℃〕未満
である場合は、電気モータトルク指令値IM1及び発電
機モータトルク指令値IG1に従って通常のトルク配分
が行われる。すなわち、アクセル開度αが50〔%〕未
満である場合は、電気モータ25だけが駆動され、アク
セル開度αに対応させて、電気モータ25の駆動力QM
が0〔%〕から徐々に大きくされる。
【0032】そして、アクセル開度αが50〔%〕以上
で、かつ、80〔%〕未満である場合は、電気モータ2
5及び発電機モータ16が駆動され、アクセル開度αに
対応させて、駆動モータ25の駆動力QMが100
〔%〕になるまで徐々に大きくされ、発電機モータ16
の駆動力QGが0〔%〕から徐々に大きくされる。な
お、電気モータ25の効率は、最大トルク付近において
低くなるので、電気モータ25の出力が最大トルクにな
る前に発電機モータ16による補助を開始する。
【0033】また、アクセル開度αが80〔%〕以上で
ある場合、アクセル開度αに対応させて、駆動モータ2
5の駆動力QMが100〔%〕に維持され、発電機モー
タ16の駆動力QGが100〔%〕になるまで徐々に大
きくされる。次に、モータ温度tが100〔℃〕以上
で、かつ、120〔℃〕未満の警戒温度領域にある場
合、モータ温度tが高くなるほど電気モータ25の駆動
力QMが小さくされ、発電機モータ16の駆動力QGが
大きくされる。すなわち、発電機モータ16へのトルク
配分が高くされる。
【0034】そして、モータ温度tが120〔℃〕以上
の危険温度領域にある場合、発電機モータ16のトルク
配分が一層高くされる。また、電気モータ25の駆動力
QMは70〔%〕が上限にされる。このように、モータ
温度tが上昇するほど電気モータ25の駆動力QMが小
さくされ、モータ温度tが上昇するのが抑制されるの
で、電気モータ25の効率が低くなったり、電気モータ
駆動系が故障したりすることがなくなる。
【0035】なお、本実施の形態においては、車速Vが
30〔km/h〕以上である場合に、図8のトルク指令
値マップを参照するようになっているが、30〔km/
h〕以上の各車速Vに対応させて複数のトルク指令値マ
ップを形成することもできる。次に、図7のフローチャ
ートについて説明する。 ステップS1 車速V、アクセル開度α及びモータ温度
tを読み込む。 ステップS2 車速Vが30〔km/h〕未満であるか
どうかを判断する。車速Vが30〔km/h〕未満であ
る場合はステップS6に、30〔km/h〕以上である
場合はステップS3に進む。 ステップS3 内燃エンジン11が駆動されているかど
うかを判断する。内燃エンジン11が駆動されている場
合はステップS5に、駆動されていない場合はステップ
S4に進む。 ステップS4 内燃エンジン11を始動する。 ステップS5 エンジン駆動処理を行い、内燃エンジン
11を駆動する。 ステップS6 内燃エンジン11が駆動されているかど
うかを判断する。内燃エンジン11が駆動されている場
合はステップS7に、駆動されていない場合はステップ
S8に進む。 ステップS7 内燃エンジン11を停止させる。 ステップS8 トルク指令値マップを参照して、アクセ
ル開度α及びモータ温度tに対応する電気モータトルク
指令値IM及び発電機モータトルク指令値IGを読み出
す。 ステップS9 モータ・発電機モータ駆動処理を行う。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図9は本発明の第2の実施の形態におけるハ
イブリッド型車両の駆動装置の概念図である。なお、第
1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同
じ符号を付与することによってその説明を省略する。本
実施の形態においては、出力軸12とケーシング19と
の間に回転停止手段としての湿式摩擦係合要素、すなわ
ち、ブレーキBが配設され、該ブレーキBを係脱するた
めに図示しないブレーキ制御装置が前記CPU51(図
1)に接続される。そして、該CPU51は、車速Vが
30〔km/h〕未満の場合に、内燃エンジン11を停
止させ、前記ブレーキBを係合させる。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図10は本発明の第3の実施の形態における
ハイブリッド型車両の駆動装置の概念図である。なお、
第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、
同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
本実施の形態においては、内燃エンジン11と出力軸1
2との間にクラッチCが配設され、前記出力軸12とケ
ーシング19との間に回転停止手段としてのワンウェイ
クラッチFが配設される。また、前記クラッチCを係脱
するために図示しないクラッチ制御装置が前記CPU5
1(図1)に接続される。そして、該CPU51は、ア
クセル開度αが80〔%〕以上で、かつ、車速Vが30
〔km/h〕未満の場合に、前記クラッチCを解放させ
る。
【0038】この場合、発電機モータ16の駆動力QG
(図6)によって、電気モータ25の駆動力QMの不足
分を補う。この間、前記クラッチCが解放されるので、
内燃エンジン11を停止させる必要がない。次に、本発
明の第4の実施の形態について説明する。図11は本発
明の第4の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆
動装置の概念図である。
【0039】図において、11は内燃エンジン(E/
G)、12は出力軸であり、該出力軸12に発電機モー
タ(G)66が連結される。また、前記出力軸12とケ
ーシング19との間に、回転停止手段としてのワンウェ
イクラッチFが配設される。前記発電機モータ66は、
回転自在に配設されたロータ71、該ロータ71の周囲
において回転自在に配設されたステータ72、及び該ス
テータ72に巻装されたコイル73から成る。前記発電
機モータ66は、出力軸12を介して伝達される回転、
すなわち、内燃エンジン11の出力の一部を受けて電力
を発生させる。そして、前記コイル73は図示しないバ
ッテリに接続され、該バッテリに発電機モータ66から
の電流を供給し充電する。
【0040】また、25は電気モータ(M)、14は該
電気モータ25の回転が出力される出力軸、75は該出
力軸14に固定されたカウンタドライブギヤである。前
記電気モータ25は、前記出力軸14に固定され、回転
自在に配設されたロータ37、該ロータ37の周囲に配
設されたステータ38、及び該ステータ38に巻装され
たコイル39から成る。
【0041】そして、前記電気モータ25は、コイル3
9に供給される電流によってトルクを発生させる。その
ために、前記コイル39は前記バッテリに接続され、該
バッテリから電流が供給されるようになっている。ま
た、ハイブリッド型車両の減速時において、前記電気モ
ータ25は駆動輪41(図1)から回転を受けて回生電
流を発生させ、該回生電流をバッテリに供給して充電す
る。
【0042】前記駆動輪41を内燃エンジン11の回転
と同じ方向に回転させるためにカウンタシャフト31が
配設され、該カウンタシャフト31にカウンタドリブン
ギヤ32が固定される。前記カウンタシャフト31には
前記カウンタドリブンギヤ32より歯数が少ないデフピ
ニオンギヤ33が固定される。そして、デフリングギヤ
35が配設され、該デフリングギヤ35と前記デフピニ
オンギヤ33とが噛合させられる。また、前記デフリン
グギヤ35にディファレンシャル装置36が固定され、
前記デフリングギヤ35に伝達された回転がディファレ
ンシャル装置36によって差動させられ、前記駆動輪4
1に伝達される。
【0043】なお、前記ワンウェイクラッチFは、内燃
エンジン11が正方向に回転しているときにフリーにな
り、出力軸12が内燃エンジン11を逆方向に回転させ
ようとするときにロックする。この場合、内燃エンジン
11を停止させ、発電機モータ66の駆動力QG(図
6)によって、電気モータ25の駆動力QMの不足分を
補うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ハイブリッド型車両においては、内燃エンジン
と、発電機モータと、駆動輪と連結される出力軸と、前
記内燃エンジン、発電機モータ及び出力軸のそれぞれと
連結され、前記内燃エンジンの出力を発電機モータ及び
出力軸に配分する出力配分装置と、前記出力軸に連結さ
れた電気モータと、前記内燃エンジンと出力配分装置と
の間に配設され、伝達される回転を停止させる回転停止
手段と、車速を検出する車速検出手段と、走行必要負荷
を検出する負荷検出手段と、電気モータ駆動系の温度を
検出する温度検出手段と、前記車速、走行必要負荷及び
温度に基づいて、内燃エンジン、発電機モータ及び電気
モータを選択的に駆動する選択駆動手段とを有する。
【0045】この場合、内燃エンジンからの出力は出力
配分装置によって配分され、出力の一部は発電機モータ
に伝達され、残りは出力軸に伝達される。また、内燃エ
ンジンを停止させ、発電機モータを駆動すると、前記回
転停止手段は、内燃エンジンを逆方向に回転させようと
するのを阻止する。そして、温度検出手段が電気モータ
駆動系の温度を検出すると、選択駆動手段は、前記車
速、走行必要負荷及び温度に基づいて、内燃エンジン、
発電機モータ及び電気モータを選択的に駆動する。
【0046】したがって、電気モータ駆動系の温度が上
昇するのに従って電気モータの駆動力が小さくされ、電
気モータ駆動系の温度が上昇するのが抑制されるので、
電気モータの効率が低くなったり、電気モータ駆動系が
故障したりすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッ
ド型車両の制御回路ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッ
ド型車両の駆動装置の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるプラネタリ
ギヤユニットの概念図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における通常走行時
のトルク線図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における低速走行時
の速度線図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における車速と駆動
力との関係図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッ
ド型車両の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッ
ド型車両のトルク指令値マップを示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるハイブリッ
ド型車両の駆動装置の概念図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるハイブリ
ッド型車両の駆動装置の概念図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるハイブリ
ッド型車両の駆動装置の概念図である。
【符号の説明】
11 内燃エンジン 13 プラネタリギヤユニット 14 出力軸 16、66 発電機モータ 25 電気モータ 51 CPU 53 車速センサ B ブレーキ C クラッチ F ワンウェイクラッチ V 車速 t モータ温度 α アクセル開度

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジンと、発電機モータと、駆動
    輪と連結される出力軸と、前記内燃エンジン、発電機モ
    ータ及び出力軸のそれぞれと連結され、前記内燃エンジ
    ンの出力を発電機モータ及び出力軸に配分する出力配分
    装置と、前記出力軸に連結された電気モータと、前記内
    燃エンジンと出力配分装置との間に配設され、伝達され
    る回転を停止させる回転停止手段と、車速を検出する車
    速検出手段と、走行必要負荷を検出する負荷検出手段
    と、電気モータ駆動系の温度を検出する温度検出手段
    と、前記車速、走行必要負荷及び温度に基づいて、内燃
    エンジン、発電機モータ及び電気モータを選択的に駆動
    する選択駆動手段とを有することを特徴とするハイブリ
    ッド型車両。
  2. 【請求項2】 前記選択駆動手段は、車速が設定値以上
    である場合は内燃エンジン及び電気モータを駆動し、車
    速が設定値未満である場合は、走行必要負荷及び温度に
    基づいて電気モータと発電機モータとのトルク配分を行
    う請求項1に記載のハイブリッド型車両。
  3. 【請求項3】 前記回転停止手段はワンウェイクラッチ
    である請求項1又は2に記載のハイブリッド型車両。
  4. 【請求項4】 前記内燃エンジンと回転停止手段との間
    にクラッチが配設される請求項3に記載のハイブリッド
    型車両。
  5. 【請求項5】 前記回転停止手段はブレーキである請求
    項1又は2に記載のハイブリッド型車両。
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