JPH1054324A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
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- JPH1054324A JPH1054324A JP23136596A JP23136596A JPH1054324A JP H1054324 A JPH1054324 A JP H1054324A JP 23136596 A JP23136596 A JP 23136596A JP 23136596 A JP23136596 A JP 23136596A JP H1054324 A JPH1054324 A JP H1054324A
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Abstract
料について流量を安定して正確に制御させる。 【解決手段】 弁体39と一体に動く可動鉄心36と固
定鉄心8とに非磁性材料で作った高硬度の可動ストッパ
41と固定ストッパ20とを付設した。作動時に二つの
ストッパ20,41の一方の端面がもう一方の端面の一
部に突き当てられ、二つの鉄心8,36の端面が直接突
き当らないことにより耐久性と応答性が向上する。ま
た、固定ストッパ20の取付け位置によって寸法精度が
得られ、弁体39のストロークが一定とされる。
Description
燃料を電気信号により制御して吸気管に噴射する燃料噴
射弁に関するものである。
装置から送られる電気信号の通電時に電磁力で弁体に開
き動作を行わせ、非通電時に戻しばねのばね力で弁体に
閉じ動作を行わせることを繰返すことによって所要量の
燃料を吸気管に噴射する燃料噴射弁においては、電気信
号による作動時間が0.001〜0.01秒の単位に設
定されている。従って、このようにきわめて短かい時間
の作動の繰返しによって燃料流量を正確に制御する、と
いう目的を達成させるために、燃料噴射弁自身にすぐれ
た耐久性、高度の応答性、高い寸法精度が要求されるこ
とは周知の通りである。
参照して耐久性、応答性、寸法精度についての実情を述
べると、先ず、耐久性について、固定鉄心8と可動鉄心
36とは強磁性体を使用するため純鉄に近い材料で作ら
れており、低硬度であるために通電時にこれらが直接突
き当てられると変形しやすく、早期にひずみを生じると
いう問題があり、その結果可動鉄心36のストロークが
変化して燃料流量が変化してしまう。
に板ばね状の弾性ホルダ28の中心に可動鉄心36と弁
体39とを浮遊状態で保持させたものは、弁体39が摺
動するものに比べて有利であるが、固定鉄心8と可動鉄
心36とを直接突き当てる構成であると非通電時に磁束
が残留して応答遅れを生じてしまう。
と可動鉄心36のそれぞれの突き当て部分の表面にクロ
ムなどの高硬度の非磁性材料をメッキ、溶着などにより
被覆することが行われており、突き当てられたときの変
形を防止して耐久性を向上させるとともに、磁束の残留
をなくして応答性を向上させることができる。
に均一厚さに付着しているので、作動時に大きな衝突音
を発生するという不都合を伴う。また、ガソリンに代っ
てLPGなどのガス燃料を噴射するという現在実用化に
向けて開発中のシステムに適用した場合、ガス燃料に含
まれている油分、タール分が付着してその接着作用によ
って非通電時の応答遅れを生じるという不都合があるこ
とが判った。
に制御するためには弁体39のストロークおよび開閉を
正確にすることが必要であるので、各部品の寸法精度の
内で弁座体31の取付け位置を規制する当り面Sと固定
鉄心8の先端面との距離A,および外ケース1と固定鉄
心8との同心度Bの精度が特に重要である。
8,弁座体31,スペーサプレート24,可動鉄心36
および弁体39の全ての寸法管理を精密に行うのはきわ
めて面倒であって、工数と経費の増加を避けることがで
きない。そこで、外ケース1と固定鉄心8とを鋳造によ
って一体品に作り、切削加工により前記A,Bの精度を
得ることが試みられたが、この方法によると外ケース1
の内部を高精度で切削加工するので工数、経費の低減に
結びつかなかった。加えて、前述のように高硬度材料を
メッキ、溶着などにより被覆したものは、被覆厚さの正
確な寸法管理が不可能であるため精度向上に限界があっ
た。
に、燃料噴射弁に正確な燃料流量制御を行わせるために
は、耐久性、応答性、寸法精度の全てについてすぐれて
いることが要求されているに拘わらず、従来の対策手段
では大きな衝突音が発生する、適用可能な燃料に制限が
ある、工数と経費がかさんで安価に提供できない、精度
向上に限界がある、という課題が残されているという点
を解決しようとするものである。
側に固定鉄心とコイルホルダとが支持されているととも
に先端側に弁座体が支持されており、弁体を固着した可
動鉄心が固定鉄心の前方に端面を互いに向かい合わせて
配置されていて、コイル通電時に電磁力で弁体が弁座体
のシート面から離れコイル非通電時に戻しばねのばね力
で弁体がシート面に密着する構成の燃料噴射弁につい
て、前記課題を解決するために次のようにした。
トッパを中心に固定鉄心を嵌装させて外ケースに支持さ
せるとともに、非磁性材料で作った高硬度の可動ストッ
パを可動鉄心に支持させ、そして、二つの鉄心の端面お
よび二つのストッパの端面をそれぞれ露出状態で互いに
向かい合わせ、鉄心の端面はストッパの端面が互いに接
したとき隙間を有するようにしたものである。
直接突き当てられることによる変形が防止され耐久性を
向上するとともに、残留磁束による応答遅れがなくなり
燃料流量の制御が正確なものとなる。
一方の端面の一部に接するようにしたときは、これらの
接触面積が小さいために衝突音が小さいとともに、油分
やタール分による接着力が小さく応答遅れを生じないた
めガス燃料も適用することが可能となる。
の取付け位置および固定鉄心の外ケースとの同心度を設
定させるときは、各部品の寸法管理を簡単なものとし、
少ない工数、経費で弁体ストロークを高い寸法精度に設
定し、燃料流量をより正確に制御することが可能とな
る。
態を説明すると、外ケース1は円筒形のケース本体2の
基端にエンドカバー3を一体に有するとともに、先端に
これらよりも薄肉の抱持筒4を一体に有しており、ケー
ス本体2の先端は環状の当り面5を形成している。
外側周面へ開口した分岐通路12が設けられ前後に貫通
した燃料通路11を有し燃料管を兼ねた固定鉄心8がエ
ンドカバー3に中間部分を挿通保持されて配置されてい
る。この固定鉄心8の先端は少し小径とされ段部9を形
成しているとともに、先端側の端面8aは当り面5より
も少し前方へ突出している。また、エンドカバー3から
後方へ突出している基端部には燃料フィルタ14を有す
る接手管13がねじ結合されている。
たコイルホルダ16が装入され、Oリング17,18,
保持リング19によって固定鉄心8,コイルホルダ16
が同心に配置されて外ケース1に支持されている。
れた固定ストッパ20,スペーサプレート24,弾性ホ
ルダ28,弁座体31がこの順に当り面5に重ねて固定
鉄心8と同一の中心軸線上に配置され、これらと外ケー
ス1とは保持筒4の先端のかしめ部6を弁座体31の先
端側外側周縁部に圧着させることにより互いに固定され
ている。
に保持孔21を有するとともにその周りに複数の通孔2
2を有していて、段部9が保持孔21に密嵌することに
より固定鉄心8が外ケース1の中心軸線上に保持され、
且つ先端側端面8aは固定ストッパ20の先端側端面2
0aに露出してこれと同一平面上に揃えられている。
られ、固定鉄心8の端面8aよりも少し大径の中心孔2
5を有するとともに、その周りに複数の通孔26を有し
ており、外側周縁部を除いて先端側表面がくぼんでい
る。
なる燃料通過孔29の三個を互いに120度の位相で設
けてなる薄肉円板状のばね部材であり、中心に固着した
後述する可動鉄心を120度の位相をもつ三方向へ引張
り支持して中心軸線上で安定よく動作させるものであ
る。
面がくぼんでいるとともに中心に弁通路32を有し、そ
の基端側のシート面33はくぼみ部分に突出している。
また、ケース体1の先端面から突出した先端部に弁通路
32と連通した噴射ノズル34が装着されている。
に重ねた円板形であってスペーサプレート24の中心孔
25よりも僅かに小径の可動鉄心36、および先端側表
面に重ねた弁体39が配置されている。また、Y字形の
可動ストッパ41が可動鉄心36に形成した同形の溝3
7に嵌込まれ、その基端側端面41aは可動鉄心36の
基端側端面36aから僅かに突出している。これらの弾
性ホルダ28,可動鉄心36,可動ストッパ41の中心
には、弁体39の中心に突設したねじ付き支軸43が貫
通しており、軸端にねじ込んだナット44によりこれら
が互いに一体に固着されている。また、可動ストッパ4
1の基端側端面には燃料通路11の出口部分に嵌入した
圧縮コイルばねからなる戻しばね46が接触している。
弁座体31との向かい合ったくぼみが形成する弁室45
の内部で中心軸線方向へ変位し、弁体39をシート面3
3に密着させ或いはこれから離間させる。この間、可動
鉄芯36は中心孔25に非接触状態で嵌装している。
は非磁性材料、例えばSUS304にチッ化処理を施し
たものが用いられており、このようにすると切削加工に
より高精度に成形して寸法を狂わせることなく高硬度と
することができる。
管13から弁室45に至る空間部分には、所定圧力に調
整された燃料が充満する。
式制御装置からコイル15に駆動信号が送られるとき、
その通電時に外ケース1,スペーサプレート24,可動
鉄心36,固定鉄心8からなる磁気回路を流れる磁束に
よって可動鉄心36が固定鉄心8に吸引され、可動スト
ッパ41が固定ストッパ20に突き当てられる。弁体3
9は可動鉄心36と一体に動いてシート面33から離
れ、弁室45の燃料を弁通路32,噴射ノズル34より
エンジンの吸気管に噴射させる。非通電時に戻しばね4
6のばね力で弁体39がシート面33に密着して燃料の
噴射を停止する。以上の動作を電気信号のパルス毎に繰
返し、通電時間即ち開弁時間によって燃料噴射量を制御
することは従来のものと同じである。
固定ストッパ20の先端側端面8a,20aは同一平面
上に揃えられ、可動ストッパ41の基端側端面41aは
可動鉄心36の基端側端面36aよりも僅かに突出して
いるので、二つのストッパ20,41が突き当てられた
とき二つの鉄心8,36の端面8a,36aは接触する
ことなく離れている。即ち、高硬度のストッパ20,4
1が突き当てられることにより変形を生じることがな
く、すぐれた耐久性が得られるとともに、変形によるス
トローク変化や残留磁束による応答遅れがないため燃料
流量を正確に制御することが可能となる。
パ41はY字形とされ固定ストッパ20との接触面積が
小さいので、作動時に発生する衝突音が小さいばかり
か、燃料に含まれている油分,タール分が付着しても戻
しばね46のばね力で容易に引き離され非通電時の応答
遅れを生じさせない。
円弧形など固定ストッパ20の端面20aの一部に接触
する任意の形状とすることができる。また、固定ストッ
パ20の端面20aを固定鉄心8の端面8aから僅かに
突出させること、固定ストッパ20の端面20aが可動
ストッパ41の端面41aの一部に突き当たるようにす
ることもできる。
とし燃料流量制御を正確に行わせるために必要な寸法精
度について、本実施の形態によるとスペーサプレート2
4,弁座体31の寸法や当り面5と固定鉄心8の端面8
aとの距離Aなどを精密に寸法管理しなくても、固定ス
トッパ20の保持孔21の段部9への密嵌圧入深さを調
整することにより、弁座体31の取付け位置を適正なも
のとし、弁体39のストロークを正確なものとすること
ができる。また、固定鉄心8の先端部が固定ストッパ2
0の保持孔21に嵌装することによって外ケース1との
同心度Bが得られる。
体39が摺動部分によって中心軸線上に保持される燃料
噴射弁にも適用できる。
った固定ストッパおよび可動ストッパを固定鉄心および
可動鉄心に付設し、作動時に二つのストッパが突き当て
られて鉄心を非接触とするようにした本発明によると、
耐久性が向上するとともに応答遅れがなくなり燃料流量
を安定して正確に制御することができるようになる。
一方の端面の一部に接するようにしたときは、作動時の
衝突音が小さくなるとともに、液体燃料に限らずガス燃
料も適正に噴射させることが可能となる。
ることにより、各部品の寸法精度を精密に管理しなくて
も弁座体の取付け位置を適正なものとし、弁体ストロー
クを正確なものとして燃料流量の制御性を向上させるこ
とができる。
ルホルダ,20 固定ストッパ,24 スペーサプレー
ト,28 弾性ホルダ,31 弁座体,33シート面,
36 可動鉄心,39 弁体,41 可動ストッパ,4
6 戻しばね
Claims (3)
- 【請求項1】 外ケースの基端側に固定鉄心とコイルホ
ルダとが支持されているとともに先端側に弁座体が支持
されており、弁体を固着した可動鉄心が前記固定鉄心の
前方に端面を互いに向かい合わせて配置されていて、コ
イル通電時に電磁力で前記弁体が前記弁座体のシート面
から離れコイル非通電時に戻しばねのばね力で前記弁体
が前記シート面に密着する燃料噴射弁において;非磁性
材料で作られた高硬度の固定ストッパが中心に前記固定
鉄心を嵌装させて前記外ケースに支持されているととも
に、非磁性材料で作られた高硬度の可動ストッパが前記
可動鉄心に支持されており、前記二つの鉄心の端面およ
び前記二つのストッパの端面はそれぞれ露出状態で互い
に向かい合っていて前記鉄心の端面は前記ストッパの端
面が互いに接したとき隙間を有する;構成としたことを
特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項2】 前記固定ストッパと可動ストッパとは、
一方の端面がもう一方の端面の一部に接するように形成
されている請求項1記載の燃料噴射弁。 - 【請求項3】 前記固定ストッパが前記弁座体の前記外
ケースへの取付け位置、および前記固定鉄心の前記外ケ
ースとの同心度を設定している請求項1記載の燃料噴射
弁。
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-
1996
- 1996-08-13 JP JP23136596A patent/JP3810488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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