JPH1054376A - 遮断羽根型ポンプ - Google Patents

遮断羽根型ポンプ

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JPH1054376A
JPH1054376A JP9142719A JP14271997A JPH1054376A JP H1054376 A JPH1054376 A JP H1054376A JP 9142719 A JP9142719 A JP 9142719A JP 14271997 A JP14271997 A JP 14271997A JP H1054376 A JPH1054376 A JP H1054376A
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JP
Japan
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shut
rotating body
type pump
blade
vane
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Application number
JP9142719A
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English (en)
Inventor
Thomas Dr Nied-Menninger
ニート・メンニンガー トーマス
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LuK Fahrzeug Hydraulik GmbH and Co KG
Original Assignee
LuK Fahrzeug Hydraulik GmbH and Co KG
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/30Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F04C2/34Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members
    • F04C2/356Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
    • F04C2/3566Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along more than one line or surface

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラジアル力の発生が最小化され、同時に体積流
脈動の低下が達成される遮断羽根型ポンプを提供する。 【解決手段】少なくとも4個の遮断羽根(30)と、回
転体(16)の周面(20)方向に配置される2の倍数
の数量の制御面(22)とを設ける。それぞれ二つの制
御面(22)が対向配置され且つ同一に構成され、制御
面(22)の数量は遮断羽根(30)の数量よりも多
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、回転体を収容する
ケーシングを有し、ケーシングの壁に、それぞれ遮断羽
根を収容する少なくとも一つの溝が形成され、遮断羽根
が、分離部によって互いに分離されている制御面を有す
る回転体の周面に対して弾性要素により押圧される遮断
羽根型ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遮断羽根型ポンプは知られてい
る。遮断羽根型ポンプはケーシングを有し、ケーシング
内で回転体が回転せしめられる。回転体の周面は少なく
とも一つの制御面を有し、制御面は周方向に見て分離部
の両側で区画される。制御面と分離部とは少なくとも一
つの遮断羽根と協働する。遮断羽根は、定置のケーシン
グの壁に形成した溝に収納されており、制御面に対して
押圧される。遮断羽根によって区画される容積可変な複
数の空間は、回転体の回転運動により互いに区切られ
る。空間の容積の大きさが周期的に変化することにより
流体が吸込まれ、圧力接続部から再び放出される。公知
の遮断羽根型ポンプの欠点は、流体の吸い込みと再放出
とともにラジアル力が発生し、このラジアル力を、回転
体を対応的に支持して吸収しなければならないのでコス
トを要すること、或いはこの種の遮断羽根型ポンプ、特
に2ストローク型の構成の場合には、強い体積流脈動が
発生することである。回転体の回転により、遮断羽根
は、回転体の周面の輪郭によって決定される半径方向の
運動を蒙る。多ストローク型の遮断羽根型ポンプの場
合、ポンプの全搬送流は、それぞれ一つの制御面と羽根
とによって形成されるポンプ室の搬送機能を重畳するこ
とによって決定される。この部分搬送流の重畳により、
搬送流の変動を含むような運動力学的な体積流脈動が生
じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ラジ
アル力の発生が最小化され、同時に体積流脈動の低下が
達成されるようなこの種の遮断羽根型ポンプを提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、少なくとも4個の遮断羽根と、回転体の周
面方向に配置される2の倍数の数量の制御面とが設けら
れ、それぞれ二つの制御面が対向配置され且つ同一に構
成され、制御面の数量が遮断羽根の数量よりも多いこと
を特徴とするものである。
【0005】本発明によれば、少なくとも4個の遮断羽
根と、回転体の周面方向に配置される2の倍数の数量の
制御面とが設けられ、それぞれ二つの制御面が対向配置
され且つ同一に構成され、制御面の数量が遮断羽根の数
量よりも多いことにより、対向配置される制御面によっ
てそれぞれの加圧室に生じるラジアル力が相殺される。
なぜなら、これらのラジアル力は互いに逆方向に指向し
ているからである。これにより、回転体を支持するため
に、ラジアル力を吸収する固有の支持体を設ける必要が
ないので、非常に有利である。従って回転体は、駆動動
力機の駆動軸の片側の自由端で「片持ち式に」支持され
ていることができる。
【0006】さらに、少なくとも4個の遮断羽根と少な
くとも6個の制御面により、全体積流を、重畳する部分
体積流に分割するのが非常に有利である。部分体積流
は、回転体の回転に応じて、時間的にずれて互いに重畳
する。これにより、体積流の脈動を最小化した均一な体
積流が得られる。
【0007】本発明の有利な構成によれば、回転体の周
方向に6個の制御面が設けられ、これらの制御面が全部
で4個の遮断羽根と協働するのが有利である。遮断羽根
型ポンプをこのように構成することにより、回転体の全
周にわたってラジアル力を特に好適に配分させることが
可能になり、この場合、回転体の回転軸に作用するラジ
アル力の和はほぼゼロになる。
【0008】分離部とケーシングとの接触圧は、従来は
発生するラジアル力の変動のために変化していたが、本
発明による遮断羽根型ポンプにより、このような接触圧
は最小レベルでほぼ一定の大きさであり、回転体または
ケーシングの摩耗を最小化できて非常に有利である。こ
れにより、総じて遮断羽根型ポンプの使用期間をより長
くさせることができる。
【0009】さらに本発明の有利な構成によれば、走出
しつつある遮断羽根の半径方向の位置の平方値と走入し
つつある遮断羽根の半径方向の位置の平方値との和が一
定で、且つ遮断羽根の半径方向の位置の最大値の平方値
と最小値の平方値との和に大きさが等しいという条件が
回転体の回転の各時点で満たされる。これにより、遮断
羽根の搬送特性全体は遮断羽根の半径方向におけるスト
ロークの関数とみなされる。輪郭を本発明にしたがって
構成することにより、遮断羽根に対して搬送量は平方的
に増大するものとみなされる。その結果、部分流が重畳
する時の運動力学的な体積流の脈動は極端に減少する。
【0010】本発明の他の有利な構成は、従属項に記載
された構成から明らかである。
【0011】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を添付の図
面を用いて説明する。図1は、遮断羽根型ポンプ10の
部分図である。遮断羽根型ポンプ10はケーシング12
を有している。ケーシング12は円形のポンプ室14を
有している。ポンプ室14の内部には回転体16が支持
され、回転体16は駆動軸18によって駆動することが
できる。駆動軸18は図示していない動力機、例えば自
動車の駆動機を介して駆動可能であり、その結果回転体
16はポンプ室14の内部で回転可能である。図示した
実施形態では、回転体16は反時計方向に駆動可能であ
る。
【0012】回転体16は円板状に形成されており、円
形輪郭からずれたその周面20に、同一に構成される複
数個の(図示した実施形態では6個の)制御面22と分
離部24とを有している。制御面22と分離部24と
は、周方向に見て常に交互に設けられており、その結果
それぞれの制御面22は二つの分離部24によって区画
されている。回転体16の最大直径は、分離部24の領
域での回転体の外径が実質的にポンプ室14の周壁26
の内径に相当するように選定されている。分離部24の
領域で回転体16に与えられている直径は、いわば半径
方向に入り込んだ領域によって形成される制御面22の
領域での回転体の直径よりも大きい。この様に制御面2
2と分離部24とは周面20の輪郭を形成している。な
お、周面20の輪郭については後で詳細に触れる。
【0013】周壁26には、図の実施形態では駆動軸1
8に対して半径方向に配置される溝28が形成されてい
る。溝28には遮断羽根30が挿着されている。遮断羽
根30の、図1の面に対して垂直に測った幅は、ほぼ回
転体16の厚さに相当している。遮断羽根30の、半径
方向に測った長さは、溝28の深さよりも浅い。遮断羽
根30の厚さは溝28の幅よりも幾分薄く、その結果遮
断羽根30は、弾性要素(例えば圧縮ばね32)の弾性
力に抗して半径方向に可動に支持され案内されている。
遮断羽根30は圧縮ばね32によって押圧力で付勢され
て、回転体16の周面20に対して押圧される。回転体
16に対する遮断羽根30の当接面は丸くなっており、
有利には円形であり、その結果実質的に、回転体16の
周面20との線状接触が得られる。圧縮ばね32の押圧
力の強さは、すべての駆動回転数で遮断羽根30が回転
体16の周面20に押圧されるように選定されている。
図1に図示した実施形態の場合、内部に遮断羽根30を
可動に支持する溝28が全部で4個設けられており、こ
れらの溝18は互いに90°の角度間隔を持ってケーシ
ング12の周壁26に配置されている。
【0014】6個の分離部24は、60°の角度で回転
体16の周方向に配置されており、その結果分離部24
の間にある制御面22も同様に互いに60°の角度だけ
ずらして配置されている。分離部24と制御面22はす
べて正確に同一の曲線で延びており、即ち同一の輪郭を
有している。その結果、駆動軸18を通るように任意の
個所に引いた直線において、この直線と周面20との二
つの交点における周面20とポンプ室14の周壁26と
の距離、または周面20と駆動軸18との距離はすべて
等しい。
【0015】制御面22は、第1の輪郭部分64と第2
の輪郭部分66を有している。両輪郭部分64と66
は、円弧状に湾曲している部分68を介して互いに移行
している。回転体16の回転方向38に見て、第1の輪
郭部分64は第2の輪郭部分66の前にある。輪郭部分
64と66はそれぞれ、分離部24から、或いは分離部
24のほうへ向けて、湾曲部分68に移行している。
【0016】それぞれの遮断羽根30には、加圧吐き出
し部34と吸い込み部36とが付設されている。加圧吐
き出し部34は、図の実施形態では、矢印38で示した
回転体16の回転方向において遮断羽根30の前に配置
され、吸い込み部36はそれぞれ遮断羽根30の後方に
配置されている。加圧吐き出し部34は、例えば、ポン
プ室14の周壁26に開口する穴40によって形成され
る。穴40は、圧力接続部42に開口している。吸い込
み部36は、ケーシング12を貫通するように案内され
た連通ダクト44によって形成される。連通ダクト44
は、吸い込み接続部46に開口している。それぞれ遮断
羽根30に付設されている圧力接続部42は、図の実施
形態では4個設けられており、図1には図示していない
ケーシング領域内部で遮断羽根型ポンプ10の共通の圧
力接続部に合流している。それぞれの遮断羽根30に付
設されている吸い込み接続部46も同様に、遮断羽根型
ポンプ10の共通の吸い込み接続部に合流している。
【0017】図1に図示した遮断羽根型ポンプ10は次
のように作動する。なお、図1に図示したケーシング1
2の一部分は、ケーシング全体の中で圧力漏れがないよ
う配置されている。このため、回転体16の両側に圧力
板を設けてもよい。圧力板は圧力が漏れないようポンプ
室14を密封し、 前記圧力接続部または吸い込み接続
部のための適当な通路を有している。
【0018】回転体16は駆動軸18を介して回転せし
められる。遮断羽根30は、圧縮ばね32によって回転
体16の周面20に対して押圧される。分離部24と制
御面22が形成されているので、回転体16の回転中遮
断羽根30は半径方向に運動(ストローク)を蒙る。分
離部24(その外周は実質的に周壁26の内周に対応し
ている)の領域で遮断羽根30は半径方向においてその
最も外側の位置にある。一つの制御面22が通過する
と、遮断羽根30は圧縮ばね32のばね力により、制御
面22の輪郭に対応して半径方向内側へ押される。それ
ぞれの制御面22の領域では、制御面22の輪郭により
一定容積のチャンバー48が生じる。すべてのチャンバ
ー48は同じ大きさの容積を有している。
【0019】一つの制御面22が一つの遮断羽根30の
領域にあると、丸く形成されたエッジによって周面20
に密接している遮断羽根30によりチャンバー48は二
つの領域50と52に分割される。領域50と52の容
積は回転体16の回転方向38に対応して変化する。回
転方向において遮断羽根30の前にある領域50の容積
は、チャンバー48の全容積に対応する最大値から、理
想的にはゼロに対応する最小値へ変化する。この場合、
この容積の経時的現象は、制御面22の輪郭部分64,
66,68の延在態様によって決定される。この点につ
いては、図2ないし図4を用いて後で詳細に説明する。
回転方向において遮断羽根30の後にある領域52の容
積は、理想的にはゼロに対応する最小値から、チャンバ
ー48の容積に対応する最大値へ変化する。このように
領域52の容積が可変であるので、領域52の内部に
は、チャンバー48の全容積に対応する容積まで領域5
2が拡大することにより吸い込み部36から被搬送流体
が吸い込まれる。チャンバー48の内部において流体は
次の加圧吐出し部34の方向に移動し、そこで加圧排出
される。この加圧排出は、領域50において容積が小さ
くなることにより生じ、流体は矢印54の方向に圧力接
続部42から加圧状態で押し出される。
【0020】図示した実施形態では、図1の下側または
上側に図示したチャンバー48は、縮小しつつある領域
50と拡大しつつある領域52とを有している。縮小し
つつある領域50を介して加圧吐出し部34への流体の
押し出し(ハッチング部分)が行われ、他方これと同時
に領域52には吸い込み部36を介して流体が吸い込ま
れる。図1の左側または右側に図示したチャンバー48
はまさに遮断羽根30に達したところであり、図示した
時点の状態では、このチャンバー48は加圧吐出し部3
4を介して空になり始めるところである。
【0021】図から明らかなごとく、互いに真向かいに
対向しているチャンバー48またはその領域50及び5
2は、回転体16が回転している間どの時点でも常に同
じ大きさである。これにより、互いに対向しているチャ
ンバー48またはその領域50及び52には同じ大きさ
の圧力が発生し、或いは減圧が生じる。このような圧力
状態の変化が原因で生じるラジアル力は、互いに真向か
いに対向しているチャンバー48またはその領域50及
び52において常に同じ大きさであり、且つ常に逆方向
の方向ベクトルを有しており、その結果これらのラジア
ル力は互いに相殺される。従って、回転体16及びその
駆動軸18には横方向の力が作用しない。よって、回転
体16または駆動軸18に作用するこの種の横方向の力
を逃がすための特殊な支持構成を必要としない。このよ
うに回転体16を、駆動装置から出ている駆動軸18の
自由端に相対回転不能に非常に有利に配置することがで
きる。この場合の駆動軸18の支持は、駆動装置(例え
ば電動機)の内部で駆動軸18を支持するだけで行われ
る。
【0022】回転体16を横方向の力が作用しないよう
に支持することにより、回転体16は分離部24を介し
てポンプ室14の周壁24で最適に案内されている。従
って分離部24は、二つのチャンバー48の間で一定の
密封作用をもたらす。さらに、作動中の回転体16及び
ケーシング12の材料に対する荷重が軽減される。従っ
て、回転体16が回転している間、ケーシング12には
機械的応力がほとんど作用しない。
【0023】4個の遮断羽根と協働する全部で6個のチ
ャンバー48の形成により、4個の圧力接続部42によ
って提供される部分体積流が重なって一つの全体積流が
生じるので、体積流の脈動は非常に小さい。従って、例
えば従来の2ストローク型遮断羽根型ポンプに比べる
と、体積流の脈動の点で著しく改善されている。
【0024】回転体16が回転することにより、それぞ
れのチャンバー48から搬送された搬送体積流が重畳さ
れて一つの全体積流が形成される。4個の遮断羽根30
と6個の制御面22が配置されているので、回転体16
の現在位置に応じて大きさが異なり、且つ遮断羽根型ポ
ンプ10の圧力接続部において統合されて一つの全体積
流を形成するような部分体積流が重畳される。
【0025】次に、図2を用いて一つの遮断羽根30と
回転体16の半回転運動との関係を説明する。図1に
は、回転体16上に固定点Aを記入したが、この固定点A
は一つの遮断羽根30に対する実際の角度が0°である
ことを定義するものであり、この例示においては正確に
分離部24の中央に位置している。
【0026】図2には、一つの遮断羽根30の半径方向
の位置hと回転体16の半回転運動との関係が図示され
ている。これから明らかなように、図1に図示した6ス
トロークの遮断羽根型ポンプの場合、作業サイクルが再
度繰り返される。縦軸は一つの遮断羽根30の半径方向
の位置hを示し、横軸は現時点での実際角、即ち0ない
し180°の角度を示している。本発明を説明するため
に、図には全部で三つの特性曲線が記入されているが、
そのうち実線と破線は従来の遮断羽根型ポンプの正弦状
輪郭に対するもので、本発明による遮断羽根型ポンプ1
0の特性曲線は一点鎖線で示してある。このグラフから
明らかなように、遮断羽根30の半径方向の位置hは、
分離部24の領域では最大値に維持され、制御面22の
輪郭部分68の領域では最小値に維持される。分離部2
4と輪郭部分68は、これらの部分で遮断羽根30が半
径方向に運動を行わないように構成されている。分離部
24と輪郭部分68の間での輪郭の延在態様は次のよう
に選定されており、即ち回転体16が任意の位置にある
時に、制御面22の一つの輪郭部分64の領域でまさに
半径方向外側へ移動している一つの遮断羽根30の半径
方向の位置hの平方値と、一つの制御面22の輪郭部分
66の領域でまさに半径方向内側に移動している一つの
遮断羽根30の半径方向の位置hの平方値との和が、常
に一定になるように選定されている。また、半径方向外
側へ移動している遮断羽根30の半径方向の位置の平方
値と半径方向内側へ移動している遮断羽根30の半径方
向の位置の平方値との和は、半径方向の位置hの最小値
の平方値と最大値の平方値との和に等しい。
【0027】これに関する、任意に選び出した具体的な
例を挙げると、第1の遮断羽根30の角度位置が12.
5°であり、この遮断羽根30が半径方向に占める位置
がh1で、まさに半径方向外側に移動しているとする。
その際、次の第2の遮断羽根30の角度位置が102.
5°であり、半径方向に占める位置がh2で、まさに半
径方向内側に移動しているものとする。この場合、h1
とh2の平方値の和は、周面20の輪郭線全体にわたっ
て同じ大きさである。即ち回転体16が一回転すると、
個々の遮断羽根30の角度位置は正確に同じ角度ステッ
プだけ変位する。第1の遮断羽根30は半径方向外側へ
移動する段階にあり、第2の遮断羽根30は半径方向内
側へ移動する段階にある。また、半径方向の位置h1とh
2の平方値の和は、半径方向の位置の最小値hminと
最大値hmaxの平方値の和に等しい。
【0028】図1に図示した実施形態では4個の遮断羽
根30が設けられているが、図2において考察しなかっ
た他の2個の遮断羽根に対しても同様の関係が適用され
る。図3には、遮断羽根30の半径方向加速度曲線が図
示されている。このグラフでも実線と破線は従来の遮断
羽根の加速度曲線を示し、本発明による周面20の輪郭
に対応する加速度曲線は一点鎖線で示されている。輪郭
部分64が通過する時に遮断羽根30は負の加速度を最
小値まで蒙る。この最小値から加速度はゼロを越えて連
続的に最大値まで上昇し、最大値から再び連続的に低下
して輪郭部分68に達した時にゼロになる。遮断羽根3
0は、半径方向の最小位置hminに対応する輪郭部分68
を通過する間、半径方向の加速度を蒙らない。輪郭部分
66における加速度は、回転体16の回転に応じて最大
値まで連続的に上昇し、次にこの最大値からゼロを経て
連続的に負の加速度へ低下して最小値に達し、最小値か
ら再び連続的に上昇し、分離部24に達した時にゼロに
なる。分離部24を通過する際に遮断羽根30は半径方
向の最大位置hmaxを占め、この位置では半径方向の加速
度を蒙らない。本発明による輪郭と従来の輪郭とを比較
すると明らかなように、本発明においては加速度の急激
なジャンプはなく、ほぼ連続的に上昇または下降する加
速度曲線が得られる。
【0029】最後に図4には、体積流と回転体16の実
際の回転角度との関係が図示されている。比較のため、
このグラフでも実線と破線で従来技術を示し、一点鎖線
で本発明による輪郭を示した。このグラフから明らかな
ように、本発明による輪郭により、周面20の輪郭の延
在態様によって決定される体積流の運動力学的な脈動は
極めて少ない。体積流の運動力学的な脈動は、0.3%
以下である。従って、本発明による輪郭を備えた遮断羽
根ポンプにより、ほぼ一定の搬送特性を設定することが
でき、図4のグラフから明らかなごとく、従来のような
体積流の著しい変動はない。
【0030】とりわけ明らかなことは、図2において遮
断羽根30の半径方向の位置hに関し説明したような周
面20の輪郭を使用する場合、遮断羽根型ポンプ10の
搬送特性は遮断羽根のストロークの関数とみなされる点
である。特に、体積流の運動力学的な脈動を最小にさせ
るために周面20の輪郭を創成する場合、遮断羽根のス
トロークに対して搬送量が平方的に増大することを考慮
するのが重要である。
【0031】本発明は、4個の遮断羽根30と6個の制
御面22とを備えた図示の実施形態に限定されるもので
はなく、多ストローク型の(mehrhubig)輪郭
により部分体積流が重畳されて全体積流が形成されるよ
うな遮断羽根型ポンプであればどのようなものにも適用
可能である。
【0032】本発明による遮断羽根型ポンプ10は、自
動車の変速装置のポンプ、舵取り補助ポンプ、または燃
料圧送ポンプとして有利に使用される。回転体16の回
転数に対応して、一定の搬送特性を広範囲の搬送流にお
いて設定することができ、即ちほとんど脈動のない搬送
特性を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮断羽根型ポンプの断面図である。
【図2】本発明による遮断羽根型ポンプの、遮断羽根の
ストロークと回転体の回転との関係を示すグラフであ
る。
【図3】本発明による遮断羽根型ポンプの、半径方向に
おける加速度を示すグラフである。
【図4】本発明による遮断羽根型ポンプと従来の遮断羽
根型ポンプとを、体積流と回転体の実際の回転角度に関
して示すグラフである。
【符号の説明】
10 遮断羽根型ポンプ 16 回転体 20
周面 22 制御面 30 遮断羽根 34,42 加圧
吐出し部 36,46 吸い込み部 48 チャンバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体を収容するケーシングを有し、ケー
    シングの壁に、それぞれ遮断羽根を収容する少なくとも
    一つの溝が形成され、遮断羽根が、分離部によって互い
    に分離されている制御面を有する回転体の周面に対して
    弾性要素により押圧される遮断羽根型ポンプにおいて、 少なくとも4個の遮断羽根(30)と、回転体(16)
    の周面(20)方向に配置される2の倍数の数量の制御
    面(22)とが設けられ、それぞれ二つの制御面(2
    2)が対向配置され且つ同一に構成され、制御面(2
    2)の数量が遮断羽根(30)の数量よりも多いことを
    特徴とする遮断羽根型ポンプ。
  2. 【請求項2】回転体(16)が6個の制御面(22)を
    有し、4個の遮断羽根(30)が設けられていることを
    特徴とする、請求項1に記載の遮断羽根型ポンプ。
  3. 【請求項3】遮断羽根(30)が、互いに90°ずらし
    て配置されていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の遮断羽根型ポンプ。
  4. 【請求項4】制御面(22)が、回転体(16)の周方
    向に互いに60°の角度だけずらして配置されているこ
    とを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに
    記載の遮断羽根型ポンプ。
  5. 【請求項5】すべての制御面(22)が同一の輪郭を有
    していることを特徴とする、請求項1から4までのいず
    れか一つに記載の遮断羽根型ポンプ。
  6. 【請求項6】回転体(16)の周面(20)とケーシン
    グ(12)の周壁(26)との間の制御面(22)の領
    域に形成されるチャンバー(48)が、同じ大きさの容
    積を有していることを特徴とする、請求項1から5まで
    のいずれか一つに記載の遮断羽根型ポンプ。
  7. 【請求項7】遮断羽根(30)に付設される加圧吐出し
    部(34,42)が合流して遮断羽根型ポンプ(10)
    の共通の圧力接続部を形成していることを特徴とする、
    請求項1から6までのいずれか一つに記載の遮断羽根型
    ポンプ。
  8. 【請求項8】遮断羽根(30)に付設される吸い込み部
    (36,46)が合流して遮断羽根型ポンプ(10)の
    共通の吸い込み接続部を形成していることを特徴とす
    る、請求項1から7までのいずれか一つに記載の遮断羽
    根型ポンプ。
  9. 【請求項9】走出しつつある遮断羽根(30)の半径方
    向の位置(h)の平方値と走入しつつある遮断羽根(3
    0)の半径方向の位置(h)の平方値との和が一定で、
    且つ遮断羽根(30)の半径方向の位置の最大値(hma
    x)の平方値と最小値(hmin)の平方値との和に大きさ
    が等しいという条件が回転体(16)の回転の各時点で
    満たされるように、周面の輪郭が選定されていることを
    特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載
    の遮断羽根型ポンプ。
JP9142719A 1996-05-30 1997-05-30 遮断羽根型ポンプ Pending JPH1054376A (ja)

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DE19623242:2 1996-05-30
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EP (1) EP0810373A3 (ja)
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US5989002A (en) 1999-11-23
EP0810373A2 (de) 1997-12-03
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