JPH1054492A - 断熱パイプカバー - Google Patents

断熱パイプカバー

Info

Publication number
JPH1054492A
JPH1054492A JP9127025A JP12702597A JPH1054492A JP H1054492 A JPH1054492 A JP H1054492A JP 9127025 A JP9127025 A JP 9127025A JP 12702597 A JP12702597 A JP 12702597A JP H1054492 A JPH1054492 A JP H1054492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
pipe cover
cylindrical layer
heat
insulating pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9127025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3384948B2 (ja
Inventor
Yoji Okamura
洋二 岡村
Yoji Hataoka
洋二 畑岡
Kazuo Mimura
一男 三村
Kensuke Mizobuchi
健介 溝渕
Setsuo Tanaka
節夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP12702597A priority Critical patent/JP3384948B2/ja
Priority to MYPI97002489A priority patent/MY137305A/en
Priority to KR1019970023304A priority patent/KR100565014B1/ko
Publication of JPH1054492A publication Critical patent/JPH1054492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3384948B2 publication Critical patent/JP3384948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/02Shape or form of insulating materials, with or without coverings integral with the insulating materials
    • F16L59/029Shape or form of insulating materials, with or without coverings integral with the insulating materials layered
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B1/00Layered products having a non-planar shape
    • B32B1/08Tubular products
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B5/00Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts
    • B32B5/22Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by the presence of two or more layers which are next to each other and are fibrous, filamentary, formed of particles or foamed
    • B32B5/32Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by the presence of two or more layers which are next to each other and are fibrous, filamentary, formed of particles or foamed at least two layers being foamed and next to each other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/06Arrangements using an air layer or vacuum
    • F16L59/07Arrangements using an air layer or vacuum the air layer being enclosed by one or more layers of insulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2597/00Tubular articles, e.g. hoses, pipes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の肉厚を有し、均一な形状で、しかも経
済的に製作できる長尺断熱パイプカバーを提供すること
である。 【解決手段】 断熱パイプカバー100は、第1円筒層
102と、第1円筒層102上に順次形成されている第
2円筒層104及び第3円筒層106とから構成されて
いる。第1円筒層は、発泡材テープの側縁部同士をほぼ
突き合わせた態様で発泡材テープをマンドレル上に螺旋
状に均一な張力で巻くことにより、第2円筒層は、同様
にして、発泡材テープを第1円筒層上に巻くことによ
り、第3円筒層も、同様にして、発泡材テープを第2円
筒層上に巻くことにより、それぞれ、円筒状に形成され
ている。第2円筒層を構成する発泡材テープが第1円筒
層上に熱融着され、また、同じく、第3円筒層を構成す
る発泡材テープが第2円筒層上に熱融着されている。こ
れにより、形状が均一で、可撓性が大きく、層間隙間や
熱融着不良がなく、一体性の良好な長尺の断熱パイプカ
バーを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱パイプカバー
に関し、更に詳しくは、長尺、厚肉であって、しかも経
済的に形成できる断熱パイプカバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】断熱パイプカバーは、配管(パイプ)等
の管状体を外界から断熱するためにその外面に被せるよ
うにして取り付けられる筒型の断熱体であって、例え
ば、冷凍機器内の冷媒配管、冷凍機器間の冷媒配管を保
冷するために、或いは熱流体が流れる配管を保温するた
めに使用される。断熱パイプカバーは、良好な断熱性を
得るために、厚肉の発泡材で形成されていることが多
い。
【0003】ところで、従来の厚肉の断熱パイプカバー
には、以下のような種類がある。第1の種類は、多層の
発泡材製円管で構成された、多層断熱パイプカバーであ
る。多層断熱パイプカバーを製作するに際しては、先
ず、発泡材シートを所定の幅に切断して短冊状シートに
し、次いで、短冊状シートを成形用金型に通して丸めつ
つ筒状に成形し、側縁部を突き合わせ、熱融着を行い、
図12に示すような円筒体10を成形する。続いて、円
筒体10の外面上に別の円筒体を同様に成形して2層の
円筒体からなる断熱パイプカバーを形成する。所定の厚
さになるまでこれを繰り返し、所定の厚さの断熱パイプ
カバーを製作する。第2の種類は、のり巻き状断熱パイ
プカバーであって、円筒状中芯(例えば、剛性を有する
紙製の芯)に発泡材シートをのり巻き状に巻き付けて成
形する方法である。第3の種類は、発泡材ブロックから
断熱パイプカバーの筒状体を直接削り出して成形した、
削り出し式断熱パイプカバーである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の断熱パイプカバーには、以下の問題があった。先ず、
多層断熱パイプカバーについて言えば、第1には、厚肉
の多層断熱パイプカバーを製作しようとすると、その形
状が不均一になるということである。多層断熱パイプカ
バーを製作する際、短冊状シートを金型で強制的に丸め
て成形、熱融着して、円筒体を形成しているので、内径
が一定せず、また接合部分の厚さが厚くなる。この結
果、製品の断熱パイプカバーは、形状及び肉厚が不均一
であるという品質的な問題が生じ、また可撓性に乏し
い。第2には、強度が低いという問題である。各筒層を
形成する短冊状シートを成形時の各筒層の内周ないし外
周に等しい幅で切断する必要があるが、短冊状シートを
正確にその幅に切断することは難しい。この結果、筒層
と筒層との間に隙間が生じ易い。更には、短冊状シート
の縁を直線状に切断することが難しいので、熱融着する
シートの突き合わせ部分で縁同士間に隙間が生じ、この
ため充分に融着されていない部分が生じることもあっ
て、機械的な強度が劣るという問題もある。第3には、
材料費及び加工費が嵩むことである。最外層及びそれに
近い層では、短冊状シートの幅を大きく切断する必要が
あり、その結果、材料の無駄が大きくなる。例えば、外
径が170mmの筒層を形成する短冊状シートの幅は53
4mmであり、1m幅の発泡材シートからは一本しか切り
出せず、残りの幅466mmの発泡材シートは無駄にな
る。
【0005】のり巻き状断熱パイプカバーでは、第1に
は、巻き始めと巻き終わりの部分に段差が生じ、このた
め、形状が不均一となることである。第2には、のり巻
き式により長尺のものを形成するのは難しいので、長尺
の断熱パイプカバーを製作することができない。例え
ば、現状では1m程度が限界である。第3には、各筒層
毎に異なった材質のシートを使用することができないの
で、断熱パイプカバーの特性を所望の仕様で様々に変化
させることが難しい。更に、削り出し断熱パイプカバー
では、削り出した残りの発泡材ブロックが無駄になるの
で、材料費が嵩み、また削り出しの加工費が高く、経済
性に欠けるという問題がある。
【0006】以上のように、従来の断熱パイプカバー
は、品質的にもまた経済的にも満足できるものではなか
った。そこで、本発明の目的は、所望の肉厚を有する均
一な形状の長尺断熱パイプカバーであって、しかも経済
的に形成できる断熱パイプカバーを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る断熱パイプカバー(第1発明と記載)
は、巻回したテープの一巻きとそれに隣合うテープの一
巻きとを側縁部同士突き合わせ、又は側縁部同士重ね合
わせるようにして、発泡材製テープを螺旋状に巻回し、
かつ突き合わせ又は重ね合わせた側縁部同士を相互に接
合して形成した筒体からなることを特徴としている。
【0008】断熱パイプカバーの内径は、断熱パイプカ
バーで覆う配管の外径に合わせて任意に設定できるが、
一般的には0.5インチ〜4インチの範囲である。肉厚
は、一般には20mm〜80mm、実用的には30mm〜50
mmの範囲である。発泡材製テープの幅及び厚さは、螺旋
状に巻ける限り、特に限定はないが、幅が30mm〜70
mmの範囲、厚さが4mm〜10mmの範囲のテープが巻回し
易い。発泡材製テープの材質は、断熱性の高い発泡プラ
スチックである限り、特に限定はなく、例えば、独立気
泡性発泡ポリエチレン材を使用する。好適には、難燃性
の発泡プラスチックである。以上の発泡材製テープの構
成は、第1発明に限らず、後述する第2及び第3発明で
も同じである。尚、以下の記載でいうテープとは、特に
断らないかぎり、発泡材製テープを言う。第1発明によ
り、互いに隣接する一巻きと一巻きとが接合された部分
が形成されるので、安定した一様な形状であって、強度
が高く、しかも可撓性に富む断熱パイプカバーが実現す
る。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
に係る別の断熱パイプカバー(以下、第2発明と記載)
は、巻回したテープの一巻きとそれに隣合うテープの一
巻きとを側縁部同士突き合わせ、又は側縁部同士重ね合
わせるようにして、発泡材製テープを螺旋状に巻回し、
かつ突き合わせ又は重ね合わせた側縁部同士を相互に接
合してなる外筒層と、発泡材製テープを螺旋状に巻回し
てなる少なくとも一層の内筒層との積層筒体からなるこ
とを特徴としている。
【0010】積層筒体を構成する一の筒層の内面とその
下の筒層の外面とは、例えば、外筒層の内面とその下の
内筒層の外面とは熱融着等により相互に接合されていて
も、接合されていなくても良い。好適には、内筒層の一
の筒層とその上の筒層とを相互に接合することにより、
断熱パイプカバーの一体性をより強固に確保することが
できる。内筒層では、巻回したテープの一巻きとそれに
隣合うテープの一巻きとは、側縁部同士が離間している
態様、側縁部同士が突き合わせ態様、及び側縁部同士が
重ね合わせの態様のいずれの態様でも良い。
【0011】また、積層筒体を構成する一の筒層の内面
とその下の筒層の外面とを熱融着等により接合する場合
には、必ずしも、筒層を構成する発泡材製テープの突き
合わせ又は重ね合わせた側縁部同士を相互に接合する必
要は無い。即ち、本発明に係る別の断熱パイプカバー
(以下、第3発明と記載)は、巻回したテープの一巻き
とそれに隣合うテープの一巻きとの側縁部同士を相互に
離間させた態様、側縁部同士を突き合わせた態様及び側
縁部同士を重ね合わせた態様のいずれかで、発泡材製テ
ープを螺旋状に巻回してなる第1の筒層と、巻回したテ
ープの一巻きとそれに隣合うテープの一巻きとの側縁部
同士を相互に離間させた態様、側縁部同士を突き合わせ
た態様及び側縁部同士を重ね合わせた態様のいずれか
で、発泡材製テープを第1の筒層上に螺旋状に巻回しつ
つ、第1の筒層上に接合させてなる第2の筒層との積層
筒体からなることを特徴としている。
【0012】第3発明で、第2の筒層を構成するテープ
を第1の筒層上に接合するには、熱融着でも良く、また
接着剤による接着でも良い。また、接合面の大きさに関
しても、第2の筒層を形成する発泡材テープをその全面
にわたり第1の筒層の表面に接合する必要はなく、積層
筒体の一体性を保持できる限り、第2の筒層を形成する
発泡材テープの幅方向の一部を長手方向に第1の筒層の
表面に接合させても良い。積層筒体の層数は、制約はな
く、3層以上の積層筒体にすることもでき、その際に
は、下の層を第1の筒層、その上の層を第2の筒層とす
る。
【0013】第2発明及び第3発明において、各筒層を
形成しているテープは、他の筒層のテープに平行である
必要はなく、例えば、一の筒層のテープとその上の筒層
のテープとは交差していても良い。また、各筒層を形成
するテープの形状、材質、色等は、任意であって、例え
ば外筒層に用いたテープと同じものでも良く、それぞれ
異なるものであっても良い。
【0014】第2発明から第3発明の断熱パイプカバー
では、積層筒体の外側に発泡材とは異なる材料、例えば
アルミニウム・フィルム、ポリ塩化ビニール・フィル
ム、ポリエチレン・フィルム等からなる外装用のテー
プ、好適には例えば片面に粘着面を有する粘着テープを
巻回又は長手方向に縦添え等して貼り付け、防水性及び
一体性を向上させると共に外観を良くするようにしても
良い。貼り付けは、全面に行っても良いし、部分的に行
っても良い。また、このようなテープを積層筒体の内部
の筒層に使用しても良い。貼り付け方法は、接着剤によ
る接着でも、また熱融着による接着でも良い。また、断
熱パイプカバーの内側中空部の断面形状は、任意であっ
て、例えば、円形でも、三角形でも、楕円でも良い。
【0015】断熱パイプカバーの好適な製作方法を以下
に説明する。先ず、第1筒層となるテープを螺旋状にマ
ンドレルに巻回しつつ、巻回したテープの一巻きの側縁
部とそれに隣合う一巻きの側縁部とを熱融着等により接
合し、一体的な第1筒層を形成する。第2筒層以下も同
様にして形成する。必要に応じて、形成された筒層を押
圧して接合状態を確実にすることもできる。所定の肉厚
の断熱パイプカバーとするには、その肉厚になるように
多数層の筒層を積層した多重構造にする。熱融着する方
法の一例として、隣り合う一巻きの側縁部の突き合わせ
部の外面に所定温度の熱風を吹き付ける方法がある。
【0016】断熱パイプカバーの好適な別の製作方法で
は、先ず、第1の筒層となるテープを螺旋状にマンドレ
ルに巻回する。巻回する態様は、巻回したテープの一巻
きとそれに隣合うテープの一巻きとの側縁部同士を相互
に離間させた態様、側縁部同士を突き合わせた態様及び
側縁部同士を重ね合わせた態様のいずれでも良い。次い
で、第2の筒層となるテープを第1の筒層上に接着剤に
より接着させつつ、又は熱融着させつつ巻回する。巻回
する態様は、第1の筒層と同様に、巻回したテープの一
巻きとそれに隣合うテープの一巻きとの側縁部同士を相
互に離間させた態様、側縁部同士を突き合わせた態様及
び側縁部同士を重ね合わせた態様のいずれでも良い。第
2の筒層となるテープを第1の筒層上に熱融着させるに
は、例えば第1の筒層上に第2の筒層となるテープを巻
回する直前に、テープの第1の筒層と対面する面に所定
温度の熱風を吹き付けて、表面を溶融しつつ、押圧して
貼り付ける。
【0017】マンドレルには、例えば、中実棒或いは筒
状のパイプを使用する。マンドレルの断面形状は、製作
する断熱パイプカバーの中空部の断面形状と同じであっ
て、円形に限定されず、図10に示すような矩形や、図
11に示すような三角形でも何でも良い。マンドレル又
は筒層にテープを巻回する際にテープに加える張力は、
テープの材質、巻回の際のテープの設定締め付け強さ、
断熱パイプカバーの設定機械的強度等により異なるの
で、予め実験等により定めることが好ましい。
【0018】本発明に係る断熱パイプカバーは、従来の
断熱パイプカバーに比べて、以下の利点を有する。
(1)断熱パイプカバーの半径方向及び長手方向に関
し、寸法、形状が一様であるから、断熱パイプカバーの
断熱特性及び機械的強度が長手方向及び半径方向に均一
である。特に、第3発明では、筒層と筒層とが接合され
ているので、断熱パイプカバー全体の一体性を保持し易
く、しかも可撓性が高い。(2)筒層と筒層との間に隙
間がないので、強固な一体性を確保でき、また、従来の
多層断熱パイプカバーのようにシワが発生し難い。
(3)異なった材質のテープで各筒層を形成することが
できるので、断熱特性、曲げ、剪断及び引っ張り等の機
械的特性及び可撓性を始めとする断熱パイプカバーの特
性について多様な設計が可能となる。(4)断熱パイプ
カバーを曲げると、内側に曲げられた部分では各一巻き
が縮みを吸収し、外側に曲げられた部分では各一巻きが
伸長するので、可撓性が大きい。特に、隣り合う一巻き
と一巻きとが接合されていない場合には、可撓性が一層
大きくなる。(5)テープを巻回して筒層を形成してい
るので、所望長さの長尺断熱パイプカバーを容易に製作
できる。(6)材料の無駄が発生しないので、材料費が
低下し、金型を要しないので、製作費も低い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、実施例を挙げ、添付図面
を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説
明する。実施例1 実施例1は、第2発明の一例である。図1は、実施例1
の厚肉の断熱パイプカバーの部分断面側面図である。実
施例1の断熱パイプカバー20は、第1円筒層22と、
第1円筒層22上に順次形成されている第2円筒層2
4、第3円筒層26及びアルミニウム製テープからなる
外装27とから構成される。
【0020】第1円筒層22、第2円筒層24及び第3
円筒層26は、いずれも後述するように、それぞれ、発
泡材からなるテープをマンドレル上に、第1円筒層22
上に、更には第2円筒層24上に、螺旋状に隙間なく均
一な張力で円筒状に巻いて、一巻きが連なった形状に形
成されている。第1円筒層22では、隣り合う一巻きと
の側縁部は互いに接合され、この結果、外壁面上には螺
旋状の接合部28(図2参照)が形成されている。第2
円筒層24を形成している一巻きの側縁部は、下地であ
る第1円筒層22を形成している一巻きの中心線(螺旋
状)に沿ってその上に接合されている。第3円筒層26
を形成している一巻きの側縁部も、下地である第2円筒
層24上に、同様に、接合されている。
【0021】第1円筒層22の内径は32mm、外径は4
8mm、第2円筒層24の外径は64mm、及び第3円筒層
26の外径は80mmである。使用するテープの形状は、
幅50mm、厚さ8mmであり、材質は、耐熱性・難燃性の
独立気泡性発泡ポリエチレン材であり、密度は33g/
l、独立気泡率は80〜90%の範囲である。
【0022】図2は、断熱パイプカバー20の製作装置
30を示す模式的斜視図である。製作装置30は、一定
の回転数で回転しつつ一定速度で前進するマンドレル3
2と、マンドレル32のやや下方に位置し、マンドレル
32に向かってそれぞれ熱風を吹き付ける第1熱融着ヒ
ータ34及び第2熱融着ヒータ36と、更には第1テー
プ38、第2テープ40及び第3テープ42をそれぞれ
を巻回しているテープリール(図示せず)とを備えてい
る。各熱融着ヒータの出力は、いずれも1kWである。第
2テープ40の巻き付け開始位置は、第1熱融着ヒータ
34からの熱風を吹き付ける位置であり、第3テープ4
2及びアルミシート44の巻き付け開始位置は、それぞ
れ、第2熱融着ヒータ36からの熱風を吹き付ける位置
より一巻き手前及び一巻き後である。
【0023】本実施例の断熱パイプカバー20を製作す
るには、それぞれ同じ材質の発泡プラスチックテープか
らなる第1テープ38、第2テープ40及び第3テープ
42と、片側粘着面を有するアルミテープ44とを用い
て、先ず、図2に示すように、マンドレル32を一定の
回転数で回転させつつ、前進させながら、第1テープ3
8をマンドレル32に巻きつける。第1テープ38を巻
き付ける際には、巻回した隣り合う一巻きと一巻きとの
間で隙間なく、しかも重なり合わないように、マンドレ
ル32に螺旋状に巻き付ける。また、一巻き45と隣り
の一巻き46との側縁部の突き合わせ部48に、表面か
ら熱融着ヒータ34により熱風を吹き付けて側縁部を溶
融し、熱融着して、螺旋状の接合部28を形成する。こ
れにより、各一巻きが連なった形状の第1円筒層22が
形成される。第1円筒層22を形成する際に第1テープ
38に加える張力は、テープが弛まない程度の張力で良
い。
【0024】マンドレル32を軸芯として第1円筒層2
2を形成しつつ同時に、形成された第1円筒層22の外
面に、図2に示すように、第2テープ40を第1テープ
38と同様に巻き付ける。その際、第2テープ40によ
って形成される一巻きの側縁部が、第1円筒層22を形
成した第1テープ38の中心線に沿ってその上に位置す
るように巻回し、また、巻回しつつ、第2テープ側縁部
を第1熱融着ヒータ34により、第1テープ側縁部と同
時に溶融し、第1円筒層22と第2テープ40、及び第
2テープ40の側縁部同士を熱融着させる。熱融着され
た第2テープ40は、第2円筒層24を形成する。第3
円筒層26の形成は、第2円筒層24と同様であって、
第3テープ42を第2円筒層24の外面に巻き付け、第
3テープの一巻きと隣り合う一巻きとの側縁部の突き合
わせ部に、第2熱融着ヒータ36により熱風を吹き付
け、側縁部同士を熱融着して形成する。外装27は、ア
ルミテープ44を用い、粘着面を第3円筒層26側にし
て巻回して貼り付けて形成する。第1円筒層22、第2
円筒層24及び第3円筒層26を形成する際、必ずしも
熱融着により接合する必要はなく、例えば接着剤により
接合しても良い。また、アルミテープ44は、第3円筒
層26の形成後、断熱パイプカバーの長手方向、すなわ
ち縦添えに貼り付けても良い。必要に応じて、形成され
た断熱パイプカバー20を押圧するローラ(図示せず)
を適所に設けて、断熱パイプカバー20を押圧し、接合
と成形とをより完全にするようにしても良い。
【0025】上述のようにして、マンドレル32上に断
熱パイプカバー20を形成した後、マンドレル32から
断熱パイプカバー20を引き抜く。別法として、断熱パ
イプカバー20を形成した後、形成された断熱パイプカ
バー部分からマンドレル32を引き抜くようにすること
もできる。尚、断熱パイプカバー20の引抜きが容易に
なるように発泡材テープを巻きつける際の張力を予め調
整しておくと良い。
【0026】実施例1の断熱パイプカバー20は、以下
の利点を有している。 (1)製品寸法が素材の発泡材の寸法によって制約され
た従来の断熱パイプカバーとは異なり、所望厚さで所望
長さの断熱パイプカバーを簡易な製造装置を使って連続
して形成することができる。 (2)各円筒層毎にテープを螺旋状に巻いた構造なの
で、円筒層と円筒層との間に隙間が発生しない。また、
各円筒層毎にテープの材質、色、寸法などを様々に組み
合わせることが可能である。また、従来の多層断熱パイ
プカバーのようにシワが発生することはない。また、各
円筒層間でテープ側縁部が同じ位置に位置しないよう
に、テープ側縁部を長手方向の任意の位置にずらすこと
ができる。 (3)簡単な製作装置を使用し、少ない製作工程数で、
長尺の断熱パイプカバーを連続して製作できる。また、
マンドレルを使用しているため、所望の肉厚で一定内径
の断熱パイプカバーを製作できる。また、同一のマンド
レルで肉厚が異なる断熱パイプカバーを製作できる。更
には、従来、必要であった金型が不要となる。
【0027】実施例2 実施例2は、第3発明の断熱パイプカバーの実施例であ
って、発泡材テープの側縁部同士が相互に離間している
例である。図3は、実施例2の厚肉の断熱パイプカバー
の側面断面図である。実施例2の断熱パイプカバー50
は、実施例1の第1円筒層22と同じ構成の第1円筒層
52と、第1円筒層52上に順次形成された第2円筒層
54、第3円筒層56及び第4円筒層58とから構成さ
れる。第1円筒層52は実施例1の第1円筒層22と同
様にして形成される。第2円筒層54及び第4円筒層5
8は、実施例1で使用したテープと同じ第2テープ68
及び第4テープ(図示せず)で形成され、第3円筒層5
6は、幅が第2テープ68の1.6倍であること以外は
第2テープ68と同じ第3テープ70で形成されてい
る。
【0028】第2円筒層54は、隣り合う一巻きとの間
に一巻きと同一幅の間隔を形成するように第2テープ6
8を第1円筒層52上に螺旋状に卷いたものである。第
3円筒層56は、隣り合う一巻きとの間に一巻きの1/
4倍の幅の空間を形成するように第3テープ70を第2
円筒層54上に螺旋状に卷いたものである。第4円筒層
58は、隣り合う一巻きとの間に隙間がなく、しかも重
ならないように第4テープを第3円筒層56上に螺旋状
に卷いたものである。第1円筒層と第2円筒層、第2円
筒層と第3円筒層は、それぞれ相互に接合されている。
【0029】図4は、断熱パイプカバー50の製作装置
60を示す模式的斜視図である。製作装置60は、マン
ドレル62と、マンドレル62に向かってそれぞれ熱風
を吹き付ける第1熱融着ヒータ(図示せず)、第2熱融
着ヒータ64、第3熱融着ヒータ66及び第4熱融着ヒ
ータ(図示せず)とを備えている。断熱パイプカバー5
0を製作する方法は、一つの工程で各円筒層を巻回した
実施例1の断熱パイプカバー20とは異なり、第1円筒
層52を形成する第1工程と、次いで、第2円筒層54
及び第3円筒層56を同時に形成する第2工程と、更
に、第4円筒層58を形成する第3工程とから構成され
ている。
【0030】次に、図4を参照しつつ、断熱パイプカバ
ー50の製作方法を説明する。先ず、実施例1と同様に
して、第1円筒層52を形成する第1工程を実施する。
次いで、第2工程として、図4に示すように、隣り合う
一巻きとの間に一巻きと同一幅の間隔を維持しつつ第2
テープ68を第1円筒層52上に螺旋状に卷き付ける。
その際、第2テープ68の内側表層を第2熱融着ヒータ
64により溶かし、第1円筒層52上に第2テープ68
を熱融着させる。熱融着された第2テープ68は、螺旋
状の第2円筒層54を形成する。第2テープ68の巻き
付けと同時に、第3テープ70を第2円筒層54の外面
上に巻き付けつつ、第3テープ70の内側表層を熱融着
ヒータ66により溶かし、第2円筒層54上に熱融着さ
せる。このとき、第2円筒層54の離隔部分上に第3テ
ープ70が来るようにする。これにより、第1円筒層5
2、第2円筒層54及び第3円筒層56によって空気層
72(図3参照)が形成される。また、第3円筒層56
は、前述のように、隣り合う一巻きとの間に第2テープ
68の1/4倍の幅の空間を有している。次いで、第3
工程として、隣り合う一巻きとの間に隙間がないよう
に、第3円筒層56上に第4テープ(図示せず)を螺旋
状に巻き付けながら、第1円筒層52と同様にして第4
熱融着ヒータにより第4円筒層58を形成する。この
際、第2円筒層54、第3円筒層56及び第4円筒層5
8によって空気層74(図3参照)が形成される。尚、
第2円筒層54の形成に使用するテープの幅は、厳密に
均一幅でなくても、ほぼ同一であれば良い。第3円筒層
56も同様である。また、必要に応じて、形成された断
熱パイプカバー50を押圧するローラ(図示せず)を適
所に設けても良い。
【0031】実施例2の効果は、実施例1の(1)から
(3)に加え、空気層により良好な断熱性を維持しつ
つ、材料費が節減され、かつ軽量化された断熱パイプカ
バーを実現できることである。
【0032】以下の実施例3から実施例7は第1発明の
例であり、互いに隣接する一巻きと一巻きとが接合され
た部分が形成され、安定した形状の断熱パイプカバーが
実現する。実施例3 図5は、実施例3の断熱パイプカバーの斜視図である。
実施例3の断熱パイプカバー75は、一層のみの断熱パ
イプ芯76と、その上に螺旋状に巻き付けられた円筒層
78とから構成される。断熱パイプカバー75を製作す
るには、まず、従来の多層断熱パイプカバーと同様にし
て発泡材シートから一層のみの断熱パイプ芯76を製作
する。次いで、マンドレル32の代わりに断熱パイプカ
バー76を用い、実施例1と同様にして円筒層78を形
成する。円筒層78上に更に円筒層を形成しても良い。
これは、以下の実施例4から実施例7でも同様である。
【0033】実施例4 図6は、実施例4の断熱パイプカバーの側面断面図であ
る。実施例4の断熱パイプカバー80は、実施例1で使
用した第1テープ38の代わりに、図6(a)に示すよ
うな横断面が平行四辺形のテープCを用い、隣り合う一
巻き同士を側縁面で接触させた形状の円筒層81を備え
ている。
【0034】実施例5 図7は、実施例5の断熱パイプカバーの側面断面図であ
る。実施例5の断熱パイプカバー82は、実施例1の第
1円筒層22に代えて、第1テープ38の側縁部が互い
に重ね合わされて熱融着されたものである。
【0035】実施例6 図8は、実施例6の断熱パイプカバーの側面断面図であ
る。実施例6の断熱パイプカバー84は、円錐状の断熱
パイプカバーであり、実施例1のテープAを円錐状に巻
き付け、一巻きの重なり部を熱融着により接合したもの
である。断熱パイプ自体として、パイプ端部等に用いる
ことも可能である。
【0036】実施例7 図9は、実施例7の断熱パイプカバーの斜視図である。
実施例7の断熱パイプカバー88は、実施例1と同じ構
成の第1円筒層(図9には図示せず)と、第1円筒層上
に、相互に色の異なる第1テープ92と第2テープ94
(例えば、第1テープが赤、第2テープが白)とを同時
に巻回することによ形成されたストライプ模様の第2円
筒層90とから構成される。相互に材質が異なる第1テ
ープと第2テープを用いてストライプ模様を形成しても
良い。これにより、色違いのストライプ模様の断熱管が
形成でき、ポールの危険防止用クッション材等として使
用することもできる。
【0037】実施例8 本実施例は、第3発明の断熱パイプカバーの別の実施例
であって、発泡材テープの側縁部同士を突き合わせ状態
にした例である。図13(a)は本実施例の断熱パイプ
カバーの部分断面側面図、図13(b)は線III − III
での断面図である。本実施例の断熱パイプカバー100
は、第1円筒層102と、第1円筒層102上に順次巻
回されている第2円筒層104及び第3円筒層106と
から構成され、実施例1同じ寸法を備えている。円筒層
102、104及び106の各々を構成する発泡材テー
プは、実施例1の断熱パイプカバー20を構成する発泡
材テープと同じ材質、形状及び寸法の発泡材テープであ
る。
【0038】第1円筒層102は、発泡材テープの側縁
部同士をほぼ突き合わせた態様で発泡材テープをマンド
レル上に螺旋状に均一な張力で巻くことにより、円筒状
に形成されている。同じく、第2円筒層104及び第3
円筒層106も、それぞれ、発泡材テープの側縁部同士
をほぼ突き合わせた態様で、発泡材テープを第1円筒層
102上及び第2円筒層104上に螺旋状に均一な張力
で巻くことにより、円筒状に形成されている。また、第
1円筒層102、第2円筒層104及び第3円筒層10
6は、それぞれ、発泡材テープの側縁部108、11
0、112が同じ位置に来ないように巻回されている。
【0039】本実施例では、実施例1のように第1、第
2及び第3円筒層102、104、106の各々の隣り
合う一巻き同士の側縁部を互いに接合する代わりに、第
2円筒層104を構成する発泡材テープが第1円筒層1
02上に熱融着され、また、同じく、第3円筒層106
を構成する発泡材テープが第2円筒層104上に熱融着
されている。第2円筒層104を構成する発泡材テープ
を第1円筒層102上に熱融着する際、断熱パイプカバ
ー100の一体性を保持できる限り、必ずしも、発泡材
テープの全幅にわたって第1円筒層102上に熱融着す
る必要はなく、例えば幅方向の少なくとも一部(図13
(a)ではAで示す範囲)でも良い。第3円筒層106
を構成する発泡材テープを第2円筒層104上に熱融着
する際も、同様である。
【0040】断熱パイプカバー100は、実施例2の断
熱パイプカバー50を製作する際に使用した製作装置6
0と同様な装置を使用して製作できる。本実施例の断熱
パイプカバー100を製作するには、実施例1の発泡材
テープとそれぞれ同じ材質の発泡プラスチックテープか
らなる第1テープ114、第2テープ116及び第3テ
ープ118を用いて、先ず、図14に示すように、マン
ドレル62を一定の回転数で回転させつつ、前進させな
がら、第1テープ114をマンドレル62に巻きつけ
る。第1テープ114を巻き付ける際、巻回した隣り合
う一巻きと一巻きとの間で隙間なく、しかも重なり合わ
ないように、マンドレル62に螺旋状に巻き付ける。第
1円筒層102を形成する際に第1テープ114に加え
る張力は、テープが弛まない程度の張力で良い。
【0041】マンドレル62を軸芯として第1円筒層1
02を形成しつつ同時に、形成された第1円筒層102
の外面に、図14に示すように、第2テープ116を第
1テープ114と同様に巻き付ける。その際、第2テー
プ116によって形成される一巻きの側縁部110が、
第1円筒層102を形成した第1テープ114の側縁部
108とは異なる位置に位置するように巻回し、また、
巻回しつつ、第2テープ116の内側を第1熱融着ヒー
タ64により加熱し、第1円筒層102上に第2テープ
116を熱融着させる。熱融着された第2テープ116
は、第2円筒層104を形成する。第3円筒層106の
形成は、第2円筒層104と同様であって、第3テープ
118を第2円筒層104の外面に巻き付けて、第3円
筒層106を形成する。その際、第3テープ118によ
って形成される一巻きの側縁部112が、第2円筒層1
04を形成した第2テープ116の側縁部110とは異
なる位置に位置するように巻回し、また、巻回しつつ、
第3テープ118の内側を第2熱融着ヒータ66により
加熱し、第2円筒層104上に第3テープ118を熱融
着させる。熱融着された第3テープ118は、第3円筒
層106を形成する。また、実施例1の断熱パイプカバ
ー20と同様に、第3円筒層106の形成後、アルミニ
ウムテープを断熱パイプカバーの長手方向、すなわち縦
添えに貼り付けても良い。
【0042】上述のようにして、マンドレル62上に断
熱パイプカバー100を形成した後、マンドレル62か
ら断熱パイプカバー100を引き抜く。別法として、断
熱パイプカバー100を形成しながら、形成された断熱
パイプカバー部分からマンドレル62を引き抜くように
することもできる。尚、断熱パイプカバー100の引抜
きが容易になるように発泡材テープを巻きつける際の張
力を予め調整しておくと良い。
【0043】実施例8の断熱パイプカバー100は、実
施例1の利点に加えて、以下の利点を有している。 (1)円筒層と円筒層とが相互に熱融着されているの
で、断熱パイプカバーの一体性が良好で、しかも可撓性
を維持しつつ曲げ、引っ張り等の機械的な外力に対する
抵抗力が強い。(2)発泡材テープの側縁部同士をほぼ
突き合わせた態様で円筒層が形成され、重ね合わせ部が
ないので、円筒層と円筒層との間に隙間がなく、断熱パ
イプカバーの内外面が滑らかな円筒面として形成されて
いる。よって、管状体の断熱材としての使い勝手が良
い。 (3)発泡材テープの側縁部同士を熱融着する実施例1
に比べて、製作が容易である。
【0044】
【発明の効果】第1発明によれば、発泡材製テープを螺
旋状に巻回し、隣り合う一巻きのテープ側縁部同士を接
合して筒層を形成することにより、熱融着不良がなく、
可撓性の大きい長尺の断熱パイプカバーが実現する。本
発明に係る断熱パイプカバーは、簡易な製作装置により
様々な肉厚で連続的に容易に製作でき、成形材料の無駄
がない。従って、多品種の断熱パイプカバーを少量のロ
ットで従来よりも遥かに効率良く経済的に生産できる。
また、第2発明によれば、発泡材製テープを螺旋状に巻
回して隣り合う一巻きのテープ側縁部同士を接合してな
る外筒層と、発泡材製テープを螺旋状に巻回してなる少
なくとも一層の内筒層との積層筒層として断熱パイプカ
バーを形成することにより、断熱性が更に向上した肉厚
の断熱パイプカバーを実現できる。更に、第3発明によ
れば、発泡材製テープを螺旋状に巻回してなる第1の筒
層と、第1の筒層上に螺旋状に巻回しつつ第1の筒層に
接合した発泡材製テープからなる第2の筒層との積層筒
体として断熱パイプカバーを形成することにより、筒層
同士が強固に接合された一体性の良好な、しかも製作容
易な断熱パイプカバーを実現できる。本発明に係る断熱
パイプカバーは、断熱用としてはもとより、緩衝材、浮
揚材、装飾材としても好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施例1の厚肉の断熱パイプカバ
ーの部分断面側面図、図1(b)は図1(a)の線I−
Iでの横断面図である。
【図2】実施例1の断熱パイプカバーの製作装置の構成
を示す模式的斜視図である。
【図3】図3(a)は実施例1の厚肉の断熱パイプカバ
ーの部分断面側面図、図3(b)は図3(a)の線II−
IIでの横断面図である。
【図4】実施例2の断熱パイプカバーの製作装置を示す
模式的斜視図である。
【図5】実施例3の断熱パイプカバーの斜視図である。
【図6】図6は(a)は実施例4の断熱パイプカバーの
側面断面図、図6(b)はテープの斜視図である。
【図7】実施例5の断熱パイプカバーの側面断面図であ
る。
【図8】実施例6の断熱パイプカバーの斜視図である。
【図9】実施例7の断熱パイプカバーの斜視図である。
【図10】本発明に係る断熱パイプカバーの一例の断面
図である。
【図11】本発明に係る断熱パイプカバーの一例の断面
図である。
【図12】従来の断熱パイプカバーの斜視図である。
【図13】図13(a)は実施例8の厚肉の断熱パイプ
カバーの部分断面側面図、図13(b)は図13(a)
の線III −III での横断面図である。
【図14】実施例8の断熱パイプカバーの製作装置の構
成を示す模式的斜視図である。
【符号の説明】 10 円筒管 20 実施例1の断熱パイプカバー 22 第1円筒層 24 第2円筒層 26 第3円筒層 27 外装 28 接合部 30 製作装置 32 マンドレル 34 第1熱融着ヒータ 36 第2熱融着ヒータ 38 第1テープ 40 第2テープ 42 第3テープ 44 アルミテープ 45 形成されつつある一巻き 46 一巻き 48 突き合わせ部 50 実施例2の断熱パイプカバー 52 第1円筒層 54 第2円筒層 56 第3円筒層 58 第4円筒層 60 製作装置 62 マンドレル 64 第1熱融着ヒータ 66 第2熱融着ヒータ 68 第2テープ 69 接合部 70 第3テープ 72、74 空気層 75、76 断熱パイプカバー 78、81 円筒層 80、82、84、88 断熱パイプカバー 90 第2円筒層 92 第1テープ 94 第2テープ 100 実施例8の断熱パイプカバー 102 第1円筒層 104 第2円筒層 106 第3円筒層 108、110、112 発泡材テープの側縁部 114 第1テープ 116 第2テープ 118 第3テープ
フロントページの続き (72)発明者 溝渕 健介 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 田中 節夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回したテープの一巻きとそれに隣合う
    テープの一巻きとを側縁部同士突き合わせ、又は側縁部
    同士重ね合わせるようにして、発泡材製テープを螺旋状
    に巻回し、かつ突き合わせ又は重ね合わせた側縁部同士
    を相互に接合して形成した筒体からなることを特徴とす
    る断熱パイプカバー。
  2. 【請求項2】 発泡材とは異なる材料からなるテープが
    筒体の外側に巻回又は縦添えされていることを特徴とす
    る請求項1に記載の断熱パイプカバー。
  3. 【請求項3】 巻回したテープの一巻きとそれに隣合う
    テープの一巻きとを側縁部同士突き合わせ、又は側縁部
    同士重ね合わせるようにして、発泡材製テープを螺旋状
    に巻回し、かつ突き合わせ又は重ね合わせた側縁部同士
    を相互に接合してなる外筒層と、 発泡材製テープを螺旋状に巻回してなる少なくとも一層
    の内筒層との積層筒体からなることを特徴とする断熱パ
    イプカバー。
  4. 【請求項4】 巻回したテープの一巻きとそれに隣合う
    テープの一巻きとの側縁部同士を相互に離間させた態
    様、側縁部同士を突き合わせた態様及び側縁部同士を重
    ね合わせた態様のいずれかで、発泡材製テープを螺旋状
    に巻回してなる第1の筒層と、 巻回したテープの一巻きとそれに隣合うテープの一巻き
    との側縁部同士を相互に離間させた態様、側縁部同士を
    突き合わせた態様及び側縁部同士を重ね合わせた態様の
    いずれかで、発泡材製テープを第1の筒層上に螺旋状に
    巻回しつつ、第1の筒層上に接合させてなる第2の筒層
    との積層筒体からなることを特徴とする断熱パイプカバ
    ー。
  5. 【請求項5】 発泡材とは異なる材料からなるテープが
    積層筒体の外側に巻回又は縦添えされていることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の断熱パイプカバー。
  6. 【請求項6】 積層筒体の少なくとも一の筒層が、発泡
    材とは異なる材料からなるテープで形成されていること
    を特徴とする請求項3から5のうちのいずれか1項に記
    載の断熱パイプカバー。
JP12702597A 1996-06-06 1997-05-16 断熱パイプカバー Expired - Lifetime JP3384948B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12702597A JP3384948B2 (ja) 1996-06-06 1997-05-16 断熱パイプカバー
MYPI97002489A MY137305A (en) 1996-06-06 1997-06-04 Heat insulation pipe cover
KR1019970023304A KR100565014B1 (ko) 1996-06-06 1997-06-05 단열파이프커버

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16687496 1996-06-06
JP8-166874 1996-06-06
JP12702597A JP3384948B2 (ja) 1996-06-06 1997-05-16 断熱パイプカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1054492A true JPH1054492A (ja) 1998-02-24
JP3384948B2 JP3384948B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=26463070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12702597A Expired - Lifetime JP3384948B2 (ja) 1996-06-06 1997-05-16 断熱パイプカバー

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3384948B2 (ja)
KR (1) KR100565014B1 (ja)
MY (1) MY137305A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325877A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp 断熱チューブ
KR101108577B1 (ko) 2010-07-28 2012-01-30 국제엘렉트릭코리아 주식회사 테이프 히터
KR101304332B1 (ko) * 2013-04-02 2013-09-11 메센아이피씨(주) 배관파이프용 커버
JP2013245725A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Meisei Ind Co Ltd 断熱対象物の断熱構造、及び、断熱設備、並びに、断熱改修方法
KR20170047124A (ko) * 2015-10-22 2017-05-04 한국도로공사 저토피 암거상부 포장융기 방지장치 및 그 시공방법
KR102058204B1 (ko) * 2019-05-23 2020-01-22 (유)성문 선박엔진의 연료공급용 액화천연가스 이송관
JP2020515794A (ja) * 2017-03-27 2020-05-28 イプロテクス ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーIprotex Gmbh & Co.Kg テキスタイルホース
JP2020186810A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 茂己 西 建物内外配管用略長方形管及びその継手の部品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174545A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Furukawa Electric Co Ltd:The 断熱パイプカバーの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2854535B2 (ja) * 1995-02-10 1999-02-03 タイガースポリマー株式会社 ダクトホース

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325877A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp 断熱チューブ
KR101108577B1 (ko) 2010-07-28 2012-01-30 국제엘렉트릭코리아 주식회사 테이프 히터
JP2013245725A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Meisei Ind Co Ltd 断熱対象物の断熱構造、及び、断熱設備、並びに、断熱改修方法
KR101304332B1 (ko) * 2013-04-02 2013-09-11 메센아이피씨(주) 배관파이프용 커버
KR20170047124A (ko) * 2015-10-22 2017-05-04 한국도로공사 저토피 암거상부 포장융기 방지장치 및 그 시공방법
JP2020515794A (ja) * 2017-03-27 2020-05-28 イプロテクス ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲーIprotex Gmbh & Co.Kg テキスタイルホース
JP2020186810A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 茂己 西 建物内外配管用略長方形管及びその継手の部品
KR102058204B1 (ko) * 2019-05-23 2020-01-22 (유)성문 선박엔진의 연료공급용 액화천연가스 이송관
WO2020235970A1 (ko) * 2019-05-23 2020-11-26 (유)성문 선박엔진의 연료공급용 액화천연가스 이송관

Also Published As

Publication number Publication date
KR100565014B1 (ko) 2006-07-03
MY137305A (en) 2009-01-30
JP3384948B2 (ja) 2003-03-10
KR980003137A (ko) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3936843B2 (ja) 熱絶縁型容器及びその製造方法
US4239064A (en) Insulation tubes and process of making same
US3274905A (en) Method of making a composite container
JPH0815579B2 (ja) ペンキローラー及びペンキローラーを製造するための方法と装置
HU224660B1 (hu) Csavarvonalban tekercselt habosított műanyag termék és eljárás annak előállítására
JP3384948B2 (ja) 断熱パイプカバー
KR101887912B1 (ko) 기밀성 향상과 보온을 위한 이중보온관 케이싱의 제조방법 및 그를 이용한 이중보온관 케이싱
EP0084828B1 (en) Extruded longitudinal joint
US4304268A (en) Insulation tubes and process of making same
JPS61195812A (ja) 断熱導管製造方法
EP0038974A2 (en) Method and apparatus for coating metal pipes with plastics materials, and coated metal pipes obtained thereby
JP2506583B2 (ja) 積層筒状体を製造する方法
JPS6123106B2 (ja)
JP2009047256A (ja) 筒状保温材、保温材付きパイプ、筒状保温材の製造方法、及び保温材付きパイプの製造方法
JPS5834342B2 (ja) 積層チュ−ブおよびその製造方法
JP2006038174A (ja) 断熱パイプカバー
US6248194B1 (en) Process of making fabricated tube construction
JPS5825580B2 (ja) カンタイガイメンニハツポウプラスチツクヒフクソウオケイセイスルホウホウ
JPH0143616B2 (ja)
JP3286780B2 (ja) 断熱ホースとその製法
JP7064875B2 (ja) 保温チューブの製造方法
JPH082550Y2 (ja) 給湯、吸水、冷暖房用複合管
JP7842781B2 (ja) 溶接部が印刷内に隠されたパッケージおよび製造方法
JPS6324454B2 (ja)
JPH06249394A (ja) 保温筒の製造方法及び保温筒

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091227

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101227

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111227

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121227

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121227

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131227

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term