JPH1054752A - ダンプトレーラ牽引車両における過積載防止装置 - Google Patents

ダンプトレーラ牽引車両における過積載防止装置

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JPH1054752A
JPH1054752A JP21141596A JP21141596A JPH1054752A JP H1054752 A JPH1054752 A JP H1054752A JP 21141596 A JP21141596 A JP 21141596A JP 21141596 A JP21141596 A JP 21141596A JP H1054752 A JPH1054752 A JP H1054752A
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Ichiro Fujinami
市郎 藤浪
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダンプトレーラの積載荷重の検出精度を高め、
また牽引車両の過積載走行を確実に防止する。 【解決手段】トラクタ4の車体2とカプラ3との間にロ
ードセル13を設けてダンプトレーラ5の荷重を直接検
出するようにした。またロードセル13の検出値が積載
許容値17を越えると牽引車両1の走行を規制するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラクタの車体上に
カプラを介してトレーラを連結してなる牽引車両であっ
て、特にダンプトレーラ牽引車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に牽引車両において過積載(許容積
載重量をオーバーして積み込むこと)の防止手段として
荷重検出手段を設ける方法が採用されている。ところで
トレーラの積載荷重を検出する過積載防止装置は、トレ
ーラ側に設けた場合、トレーラ毎に荷重検出手段が必要
となり、またトレーラ着脱時にトレーラ側の検出装置と
トラクタ側に設けた積載荷重表示器とのケーブル接続作
業を行う必要があり、これらの問題点を解消するためト
ラクタ側に過積載防止装置を設けている。
【0003】その一実施例として実開昭63−1488
38号公報に開示された過積載防止装置がある。前記過
積載防止装置はカプラを介してトレーラを牽引するトラ
クタの後輪に設けたエアサスペンションのエア圧を荷重
に換算して運転室内の表示器に表示させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記構造にあ
っては、トラクタの後輪のみに作用する荷重にてトレー
ラの積載荷重を検出しているため、トラクタの前輪およ
び後輪に作用する荷重比率を考慮する必要があり、特に
トラクタの前輪と後輪との間に設けられている燃料タン
ク内の容量の変化によってトラクタの後輪にかかる荷重
比率は変動するため積載荷重の検出精度はおちるという
欠点がある。
【0005】また前記構造にあっては運転室内に設けた
表示器にて過積載であるか否かを判断することはできる
が、過積載での走行は可能であるため過積載防止として
は不十分である。さらにダンプトレーラにあっては荷降
し時に過積載により荷箱をダンプさせることができなく
なるという問題がある。そこで本発明は、ダンプトレー
ラの積載荷重の検出精度を高め、また牽引車両の過積載
走行を確実に防止するようにしたダンプトレーラ牽引車
両における過積載防止装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は車体上にカプラ
を設けたトラクタと、前記トラクタにカプラを介して連
結されたダンプトレーラとからなるダンプトレーラ牽引
車両において、前記カプラと車体との間にてダンプトレ
ーラ牽引時にダンプトレーラ側の荷重を検出しうる荷重
検出手段と、前記荷重検出手段にて過積載を検出すると
運転室内にて過積載である旨を表示させる表示器とから
なることを特徴とする。
【0007】また請求項2の発明は車体上にカプラを設
けたトラクタと、前記トラクタにカプラを介して連結さ
れたダンプトレーラとからなるダンプトレーラ牽引車両
において、前記カプラと車体との間にてダンプトレーラ
牽引時にダンプトレーラ側の荷重を検出しうる荷重検出
手段と、前記荷重検出手段にて過積載を検出すると牽引
車両の走行を規制する走行規制装置とからなることを特
徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、図1において1は牽引車両であっ
て、該牽引車両1は車体2上にカプラ3を設けたトラク
タ4と、前記トラクタ4にカプラ3を介して連結された
ダンプトレーラ5とからなっている。前記ダンプトレー
ラ5はトレーラフレーム6上に荷箱7を後方傾動可能に
設け、前記車体2と荷箱7との間に荷箱扛上装置8を設
け、前記荷箱扛上装置8を駆動させることにより荷箱7
を後方傾動させて荷箱7内の積載物を降ろすようになっ
ている。9はトラクタ4に設けられた燃料タンクであ
る。
【0009】前記カプラ3は図2に示す如くベースブラ
ケット10に揺動可能なプレート11を軸支してあり、
前記プレート11にトレーラフレーム6を着脱自在に連
結する連結部材(図示せず)が設けてある。前記トラク
タ4にはダンプトレーラ5の積荷荷重を検出する過積載
防止装置12を設けてあり、前記過積載防止装置12は
図5に示す如くダンプトレーラ5の積載荷重にて歪量を
検出する荷重検出手段の複数のロードセル13と、前記
複数のロードセル13の歪量を集約して荷重に換算する
演算器14と、前記演算器14にて換算された荷重を運
転室内に表示させる表示器15と、前記演算器14にて
換算された荷重が一定荷重を越えると牽引車両1の走行
を規制する走行規制装置16とから構成されている。前
記過積載防止装置12は独立もしくはトラクタ4のエン
ジンスイッチに連動して、メインスイッチ(図示せず)
が作動するようになっている。
【0010】前記ロードセル13は図2に示す如く車体
2とカプラ3との間の左右前後4カ所に設けてあり、前
記ロードセル13にてトラクタ4の積載荷重がカプラ3
を介して直接検出されるようになっている。これにより
トラクタ4の前後輪およびその間に設けられた燃料タン
ク9の容量の変化を考慮することなく検出精度の高い荷
重値を算出できるようになっている。
【0011】前記走行規制装置16は図5に示す如く,
演算器14の換算値と予め設定された積載許容値17と
を比較する比較器18と、前記換算値が積載許容値17
を超えると警報を発する警報装置19と、前記警報装置
19の警報とともに運転室内のアクセルペダル20をロ
ックするロック装置21と、走行センサ22にて走行中
における比較器18と警報装置19及びロック装置21
との接続を遮断するAND回路23とからなっている。
【0012】前記ロック装置21は図3及び図5に示す
如く、運転室内に固定された取付部材24に駆動源のロ
ータリソレノイド25を固定し、前記ロータリソレノイ
ド25に一対のアーム26を揺動可能に軸支し、前記ア
ーム26の自由端にロックピン27の一端を軸支してあ
り、ロータリソレノイド25を回転させ、アーム26を
揺動させることによりロックピン27がアクセルペダル
20の下方位置に進退してアクセルペダル20の踏み込
みを規制するようになっている。
【0013】これにより前記比較器18にて換算値が積
載許容値17を超えると警報装置19にて警報を発する
とともにロック装置21を駆動させてアクセルペダル2
0をロック状態に保持させて牽引車両1の走行を規制す
るようになっている。また走行センサ22の感知信号に
てAND回路23が、比較器18と警報装置19及びロ
ック装置21との接続を遮断することにより、走行中に
警報装置19及びロック装置21が誤作動するのを防止
するようになっている。
【0014】尚、本発明ではアクセルペダルをロックす
るようにしてあるが、その他サイドブレーキのロックま
たは運転席のフロントガラスをシートで覆う等、牽引車
両の走行を不可能な状態にする機構であれば良い。また
本発明ではロードセルを車体とカプラとの間に設けてあ
るが、ダンプトレーラの後輪上方の車体と荷箱の間に別
途ロードセルを追加することにより更に検出精度を高め
ることができる。
【0015】本発明の実施の形態は前記の如き構成で次
に作用について説明する。荷箱7内に積込みを行う際
は、まず過積載防止装置12のメインスイッチを入れて
積載荷重を検出可能な状態にする。この状態から荷箱7
内に積載物を積込むとダンプトレーラ5の積載荷重はカ
プラ3を介して各ロードセル13に伝わり、各ロードセ
ル13にて歪量が検出される。その際、ロードセル13
はカプラ3を介してダンプトレーラ5の積載荷重を直接
検出するようにしているため、トラクタ4の前輪に作用
する積載荷重や燃料タンク9の容量の変化を考慮するこ
となく、精度の高い検出値を得ることができる。
【0016】各ロードセル13にて検出された歪量は演
算器14へ送られて各ロードセル13の歪量をを集約し
て荷重に換算される。演算器14にて換算された荷重は
運転室内の表示器15に表示される。これにより作業者
は積込み途中にダンプトレーラ5の積載荷重を確認する
ことができ、荷箱7への積込量を調整して過積載を未然
に防止することができる。
【0017】また表示器15の表示荷重を無視して荷箱
7内への積込みを行った場合は、積載許容値17を超え
た際に、演算器14で換算された荷重が積載許容値17
を越えたことを比較器18が判別し、その判別信号は警
報装置19に伝わり警報が発せられる。さらに比較器1
8による判別信号はロック装置21に伝わりロータリソ
レノイド25が駆動される。すると図3の如くアーム2
6が揺動してロックピン27は図3実線の格納位置から
図3一点鎖線の如くアクセルペダル20下方の張出位置
まで移動し、アクセルペダル20はロックピン27に邪
魔されて踏み込みが規制される。これにより牽引車両1
の過積載走行を防止することができ、荷降し時に荷箱7
を確実にダンプさせることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の如く本発明はトラクタの車体とカ
プラとの間に荷重検出器を設けるようにしたので、ダン
プトレーラの積載荷重を直接検出することができ、トラ
クタの燃料タンクの容量等に影響されることなく、検出
精度の高い荷重値を得ることができる。
【0019】また請求項2の発明では積載荷重が積載許
容値を越えると、走行規制装置にて牽引車両の走行を規
制するようにしたので、牽引車両の過積載走行を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過積載防止装置を備えた牽引車両の全
体図である。
【図2】カプラを示す拡大図である。
【図3】ロック装置を示す拡大断面図である。
【図4】図3のA−A図である。
【図5】過積載防止装置の作動系を示す回路図である。
【符号の説明】
1 牽引車両 2 車体 3 カプラ 4 トラクタ 5 ダンプトレーラ 12 過積載防止装置 13 ロードセル(荷重検出手段) 15 表示器 16 走行規制装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上にカプラを設けたトラクタと、前
    記トラクタにカプラを介して連結されたダンプトレーラ
    とからなるダンプトレーラ牽引車両において、前記カプ
    ラと車体との間にてダンプトレーラ牽引時にダンプトレ
    ーラ側の荷重を検出しうる荷重検出手段と、前記荷重検
    出手段にて過積載を検出すると運転室内にて過積載であ
    る旨を表示させる表示器とからなるダンプトレーラ牽引
    車両における過積載防止装置。
  2. 【請求項2】 車体上にカプラを設けたトラクタと、前
    記トラクタにカプラを介して連結されたダンプトレーラ
    とからなるダンプトレーラ牽引車両において、前記カプ
    ラと車体との間にてダンプトレーラ牽引時にダンプトレ
    ーラ側の荷重を検出しうる荷重検出手段と、前記荷重検
    出手段にて過積載を検出すると牽引車両の走行を規制す
    る走行規制装置とからなるダンプトレーラ牽引車両にお
    ける過積載防止装置。
JP21141596A 1996-08-09 1996-08-09 ダンプトレーラ牽引車両における過積載防止装置 Expired - Lifetime JP3247297B2 (ja)

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