JPH1055250A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JPH1055250A
JPH1055250A JP9138701A JP13870197A JPH1055250A JP H1055250 A JPH1055250 A JP H1055250A JP 9138701 A JP9138701 A JP 9138701A JP 13870197 A JP13870197 A JP 13870197A JP H1055250 A JPH1055250 A JP H1055250A
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slider
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隆 有田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータのディスプレイ装置上において
ポインタまたはカーソルを任意の位置に移動させる装置
に関し、ポインタまたはカーソルの復帰精度が高く、振
動等による誤動作が少ないポインティングデバイスの提
供を目的とする。 【解決手段】 上記課題はハウジング5が軸受凹部54と
案内壁部52とばね座53とを有し、ホルダ61が軸受凹部54
に嵌合可能な半球状突起部64と押下リブ65とを有し、ス
ライダ71が案内壁部52に沿って摺動可能な筒状体73と、
ホルダ61の押下リブ65に当接可能な押下部75とを有し、
スライダ71が、ハウジング5とスライダ71との間に挟装
されたコイルばね72によって付勢され、ドーム状操作部
63を介しホルダ61を傾斜させると、変移量検出器によっ
てホルダ61の傾斜方向が検出され本発明のポインティン
グデバイスによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータのディ
スプレイ装置上においてポインタまたはカーソルを任意
の位置に移動させる装置に係り、特に振動による誤動作
が少なくポインタまたはカーソルが確実に所定位置に復
帰するポインティングデバイスに関する。
【0002】近年、コンピュータ等においてデータ入力
手段としてキーボードの他に操作性の優れたポインティ
ングデバイスを用い、画面を介した対話的な操作でデー
タを処理するオペレーションシステムやアプリケーショ
ンシステムが増加している。
【0003】ディスクトップタイプのコンピュータには
従来からマウスやデジタイザ等のポインティングデバイ
スが用いられたが、ラップトップタイプやノートブック
タイプのコンピュータの出現に伴ってポインティングデ
バイスも多様化しつつある。
【0004】即ち、机上操作型のマウスやデジタイザ等
のポインティングデバイスは使用時に操作スペースを確
保する必要があり、ラップトップタイプやノートブック
タイプ等の携帯型コンピュータの場合は使用に際して操
作スペースを確保できない。
【0005】そこで携帯型コンピュータ用として小型化
が可能で使用に際して操作スペースを必要としないトラ
ックボールタイプや、各種形状を有する操作部を傾斜さ
せ傾斜角度差を検出するタイプ等の各種ポインティング
デバイスが開発されている。
【0006】一方、ゲームマシン等と呼称されるアミュ
ーズメント・コンピュータでも各種ポインティングデバ
イスが用いられ、かかる用途に使用されるポインティン
グデバイスは携帯型コンピュータ等に用いられる装置と
は異なる特性が要求される。
【0007】例えば、アミューズメント・コンピュータ
では手に持って操作可能な端末装置にポインティングデ
バイスが装着され、幼児から大人まで年齢を問わずソフ
ァや床の上等で操作できて端末装置の軽量化と低廉価を
実現できることが望ましい。
【0008】また、表示画面上のポインタまたはカーソ
ルが、端末装置に印加される振動や端末装置を支持する
角度の変化等により移動することなく、しかもポインテ
ィングデバイスから手を放すと自動的に所定の位置に復
帰できることが要求される。
【0009】そこで、ポインタまたはカーソルの復帰精
度が高く、振動や支持角度変化等による誤動作が少ない
ポインティングデバイスの開発が要望されている。
【0010】
【従来の技術】図8は従来のポインティングデバイスの
一例を示す側面図、図9は従来の他のポインティングデ
バイスを示す側面図、図10はスライダ復旧機構の従来例
を示す図である。
【0011】アミューズメント・コンピュータ等に用い
られている従来のポインティングデバイスは図8に示す
如く操作桿11を有し、操作桿11の根元と操作桿11を支承
する支持フレーム12とは間に装着された密巻コイルばね
13を介して連結されている。
【0012】操作桿11および支持フレーム12の下部には
例えば発光素子15と受光素子16とからなる座標検出部14
が配設されており、プリント基板17上に実装された受光
素子16は操作桿11の下端に装着された発光素子15と対向
するように装着されている。
【0013】発光素子15と対向させた受光素子16はマト
リックス状に配置された数多くの受光部を有する例えば
CCD等からなり、操作桿11を任意の方向に押すと密巻
コイルばね13が湾曲して操作桿11の軸芯が傾斜し発光素
子15の照射方向が変化する。
【0014】その結果、操作桿11の傾斜方向と傾斜の深
さに対応して発光素子15からの光が受光素子16上の特定
の受光部に入射し、操作桿11の傾斜した方向と傾斜の深
さに対応する座標位置に介在する受光素子16上の受光部
から電気信号が出力される。
【0015】しかし、ソファ上等で端末装置で操作する
場合は両手で端末装置とポインティングデバイスの操作
を行う必要があり、上記ポインティングデバイスを装着
した端末装置は外形が大きく重量が大きくなるため幼児
には取り扱いが困難である。
【0016】また、上記ポインティングデバイスは操作
桿が重く重心が密巻コイルばねによる支持点から先端側
に大きく偏るため、端末装置の支持角度変化に伴い操作
桿の傾斜が変わり、端末装置に印加された衝撃により操
作桿が振動する場合がある。
【0017】更に、操作桿を任意の方向に傾斜させた
後、手を放すことで密巻コイルばねの作用により操作桿
は原点に復帰するが、傾斜範囲が微小な場合は操作桿が
原点に復帰せずポインタまたはカーソルの復帰精度を低
下させるという問題があった。
【0018】そこで、上記問題点を解決する上で最大の
障害となるレバー状の操作桿をポインティングデバイス
から無くすため、発明者等によってドーム状のスライダ
を具えたポインティングデバイスが提案されている(特
公平7ー117876号)。
【0019】発明者等によって提案されたポインティン
グデバイスは図9に示す如くスライダ21とハウジング22
とで構成されており、ドーム状のスライダ21はラバー部
材23と中央に大きい孔を有しラバー部材23の下に重ねた
ドーム状部材24とからなる。
【0020】一方、スライダ21が摺動自在に支承される
ハウジング22はスライダ21下面と対向する上面がドーム
状に形成されており、ハウジング22の中央にラバー部材
23の中央から下方に突出する磁石保持部25が嵌入可能な
大きい孔が設けられている。
【0021】スライダ21の傾斜方向と傾斜深さの検知機
構は磁石保持部25に埋設された永久磁石26と磁電変換素
子27とからなり、永久磁石26の周囲に配設される磁電変
換素子27を実装してなるプリント基板28は磁石保持部25
と対向するよう配置される。
【0022】なお、プリント基板28の中央に実装された
スイッチ素子29はポインティングデバイスのクリック操
作のために設けられ、スライダ21の中央部を押下すると
ラバー部材23中央に設けられた磁石保持部25が下降しス
イッチ素子29が押下される。
【0023】図9に示すポインティングデバイスは手を
放したときスライダ21の中心を所定の位置に戻す復旧機
構を具えていないが、図10は特公平7ー117876号
において発明者等により提案されているスライダを復旧
させる機構の構成例である。
【0024】図10(a) に示すスライダ復旧機構はスライ
ダ21が有する複数のフック31とハウジング22が有する複
数のフック32の間に、ガーターベルト状のスプリング33
を掛け渡してスプリング33が有する抗張力によりスライ
ダを復旧させる方法である。
【0025】また,図10(b) に示すスライダ復旧機構は
それぞれスライダ21とハウジング22に設けられた複数の
フック31、32の間に、ガーターベルト状のスプリング33
に代えて直線状のスプリング33を個々に掛け渡しスライ
ダを復旧させる方法である。
【0026】即ち、スライダ21が移動すると移動方向の
スプリング33の抗張力が減少し反対側のスプリング33の
抗張力が増大する。その結果、スライダ21から手を放す
とスプリング33の抗張力が互いに均衡する所定位置まで
スライダ21が引き戻される。
【0027】更に、図10(c) に示すスライダ復旧機構は
スライダ21中央とベース部材34との間を密巻コイルばね
35を介して連結し、移動させたスライダ21から手を放し
たとき密巻コイルばね35が有する復旧力によってスライ
ダを復旧させる方法である。
【0028】図9に示したポインティングデバイスに対
し図10に示すいずれか一つのスライダ復旧機構を組み合
わせることにより、図8に示すポインティングデバイス
と同等の機能を有し小型化と軽量化が可能なポインティ
ングデバイスを実現できる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示すス
ライダ復旧機構はいずれもスプリングがスライダとハウ
ジングまたはベース部材との間に介在し、スライダが自
由な状態にあるときスライダに直接作用するスプリング
の復旧力により所定位置に保持する機構である。
【0030】このようにスプリングの復旧力がスライダ
に直接作用する機構ではスプリングの初期圧を強くする
と操作性が損なわれ、初期圧を弱くすると端末装置に印
加された衝撃等によってスプリングが共振してスライダ
を移動させる場合が生じる。
【0031】また、移動範囲が大きい場合はスライダか
ら手を放すとスプリングの作用によってスライダは所定
位置に復帰するが、移動範囲が微小な場合はスライダが
所定位置に戻らずポインタやカーソルの復帰精度を低下
させるという問題があった。
【0032】本発明の目的はポインタまたはカーソルの
復帰精度が高く、振動や支持角度変化等による誤動作が
少ないポインティングデバイスを提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のポインテ
ィングデバイス示す分割斜視図である。なお全図を通し
同じ対象物は同一記号で表している。
【0034】上記課題はプリント基板80に装着可能なハ
ウジング5と、ハウジング5に組み込まれたホルダ61、
スライダ71、およびコイルばね72と、支持軸62がホルダ
61により支承されたドーム状操作部63と、任意の方向に
傾斜するホルダ61の傾斜方向と傾斜量を検出する変移量
検出器とを有し、変移量検出器はホルダ61の中央に埋設
された永久磁石81とプリント基板80に実装された磁電変
換素子82を具え、ハウジング5は、軸受凹部54と、案内
壁部52とを有し、ホルダ61は、軸受凹部54に嵌合可能な
半球状突起部64と、押下リブ65とを有し、スライダ71
は、前記案内壁部52に沿って摺動可能な筒状体73と、ホ
ルダ61の押下リブ65に当接可能な押下部75とを有し、ス
ライダ71が、ハウジング5とスライダ71との間に挟装さ
れたコイルばね72によって付勢され、ドーム状操作部63
を介しホルダ61を傾斜させると、変移量検出器によって
ホルダ61の傾斜方向が検出され、ドーム状操作部63を放
すと、ホルダ61がコイルばね72の作用で復元する本発明
のポインティングデバイスによって達成される。
【0035】ホルダを介してハウジングにより支承され
たドーム状操作部は従来の操作桿に比べ小型化および軽
量化が可能であり、ポインティングデバイスおよび端末
装置が小型化、軽量化され非力の幼児にも端末装置を容
易に操作することができる。
【0036】また、ホルダが軸芯から離れた位置に当接
させたスライダを介してコイルばねによってハウジング
に押し付けられ、端末装置の支持角度の変化に伴って軸
芯の傾斜が変わったり端末装置に印加された衝撃により
軸芯が振動することはない。
【0037】更に、ホルダをハウジングに押し付けるス
ライダはコイルばねによって付勢されて案内壁部に沿っ
て直線的に摺動し、ホルダが正立している場合はコイル
ばねの初期圧が半球状突起部から等しい距離にある周縁
部に対し一様に印加される。
【0038】ホルダが任意の方向に傾斜すると傾斜が僅
かであってもスライダを介して周縁部に印加されている
力が不平衡になり、ドーム状操作部から手を放すと周縁
部に印加されている力が平衡する方向にホルダ軸芯が移
動するため確実に復帰する。
【0039】即ち、ポインタまたはカーソルの復帰精度
が高く、振動や支持角度変化等による誤動作が少ないポ
インティングデバイスを実現することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例
について説明する。なお、図2はホルダの正立状態を示
す側断面図、図3はホルダの傾斜状態を示す側断面図、
図4は本発明の他の実施例を示す分割斜視図、図5は他
の実施例における上昇時を示す側断面図、図6は他の実
施例における下降時を示す側断面図、図7は本発明の更
に別の実施例を示す側断面図である。
【0041】本発明のポインティングデバイスは図1に
示す如くハウジング5と操作機構6と加圧機構7と座標
検出部8とを有し、操作機構6はハウジング5内に装着
されたホルダ61と支持軸62がホルダ61により支承された
ドーム状操作部63からなる。
【0042】また、加圧機構7はハウジング5の内部に
組み込まれホルダ61を正立させるスライダ71と円錐コイ
ルばね72からなり、座標検出部8はホルダ61の中央に埋
設されてなる永久磁石81とハウジング5の下に配設され
た磁電変換素子82からなる。
【0043】ハウジング5は、ベース51上面に同心円状
に突出させた案内壁部52および第1のばね座53と、案内
壁部52の中央に配設された半球状の軸受凹部54とを有
し、ベース51下面にはプリント基板80に係止される複数
の支持爪55が設けられている。
【0044】任意の方向に傾斜可能なよう円錐形の下面
を有する独楽状のホルダ61は下面中央に半球状突起部64
が形成されており、案内壁部52により囲まれた空間に装
着すると半球状突起部64の先端が軸受凹部54に嵌挿され
て操作機構6が支承される。
【0045】また、ホルダ61は上面に外周に沿って形成
された円環状の押下リブ65と押下リブ65中央に形成され
た取付孔66を有し、ドーム状操作部63は中心から内側に
延伸する支持軸62と外側中央に形成された指掛用の凸部
または凹部67を具えている。
【0046】ドーム状操作部63の中心から内側に延伸さ
れた支持軸62の先端を取付孔66に嵌挿することにより操
作機構6が完成し、ドーム状操作部63の外側中央の凸部
または凹部67に指を掛けて移動させることで任意の方向
に傾斜させることができる。
【0047】加圧することによってホルダ61を正立させ
る加圧機構7はスライダ71がハウジング5の案内壁部52
に嵌挿されており、ホルダ61にスライダ71を押し付けて
正立させる円錐コイルばね72がハウジング5とスライダ
71との間に挟装されている。
【0048】即ち、スライダ71はハウジング5の案内壁
部52に沿って上下方向に摺動可能な筒状体73を具えてお
り、筒状体73は外側下端に第2のばね座74が設けられ、
内側上端にホルダ61上面に形成された押下リブ65と当接
する押下部75を具えている。
【0049】円錐コイルばね72は組立を容易にするため
に小径側を第2のばね座74に、大径側を第1のばね座53
に当接させており、半球状突起部64から等距離にある押
下リブ65に対して円錐コイルばね72の初期圧を一様に印
加しホルダ61を正立させる。
【0050】座標検出部8の永久磁石81はホルダ61に設
けられたドーム状操作部63を嵌挿する取付孔66の内部に
埋設されており、永久磁石81の磁気検知用の例えばホー
ル素子等の磁電変換素子82がハウジング5の下のプリン
ト基板80に実装されている。
【0051】磁電変換素子82はそれぞれ直交する座標
軸、即ち半球状の軸受凹部54の直下を原点としてX軸と
Y軸の上に配設され、ホルダ61が傾斜すると永久磁石81
の磁気の変化によってホルダ61が傾斜した方向と傾斜の
深さを検知することができる。
【0052】図2に示す如く円錐コイルばね72により付
勢され案内壁部52に沿って摺動したスライダ71はホルダ
61に押しつけられ、円錐コイルばね72の初期圧が半球状
突起部64から等距離にある押下リブ65に対し一様に印加
されホルダ61を正立させる。
【0053】図3に示す如くホルダ61が傾斜するとスラ
イダ71を介してホルダ61の押下リブ65に印加されている
力が不平衡になり、ドーム状操作部63から手を放すと押
下リブ65に印加されている力が平衡する方向にホルダ61
が移動して確実に復帰する。
【0054】上記実施例は出力データがアナログ信号と
して処理されるアプリケーションに適したポインティン
グデバイスであるが、高速で動作するゲーム等において
ポインティングデバイスの出力データがデジタル信号と
して処理される場合がある。
【0055】このように出力データがデジタル信号とし
て処理されるポインティングデバイスは操作部の移動方
向のみが有効であり、移動量は無視されるためデータを
出力するための移動距離が短くて手を放したとき迅速に
復元することが要求される。
【0056】本発明の他の実施例は図4に示す如くレバ
ーを操作することにより両方の用途に対応できるポイン
ティングデバイスで、前記実施例のプリント基板80が下
面に昇降機構9と昇降機構9に搭載されたスイッチユニ
ット10とが装着されている。
【0057】昇降機構9はプリント基板80に装着された
ステータ部91とステータ部91により回動自在に支持され
たロータ部92を有し、ステータ部91はプリント基板80に
固定される取付部93と取付部93を囲み円形に配列された
複数の固定カム94を有する。
【0058】また、取付部93に嵌挿され回動自在に保持
されるロータ部92は貫通孔95と側面から突出させた回動
レバー96とを具え、上面にスイッチユニット10を支持す
る支持溝97が形成され下面に円周方向に配列された複数
の移動カム98を具えている。
【0059】取付部93に嵌挿されたロータ部92はプリン
ト基板80との間に介在するスプリング99によりステータ
部91に押し付けられ、回動レバー96を一方に回動させる
とロータ部92が上昇し回動レバー96を反対側に回動させ
るとロータ部92が下降する。
【0060】一方、スイッチユニット10は支持溝97に装
着されるリング状の基板 101と少なくとも4個のスイッ
チ素子 102を有し、スイッチ素子 102は例えばゴムから
なるアクチュエータ 103とアクチュエータ 103に固着さ
れた短絡電極 104を有する。
【0061】座標軸に対応させて基板 101に搭載された
スイッチ素子 102のアクチュエータ103にはそれぞれポ
ール 105が装着され、基板 101は例えばアクチュエータ
103の中に固着された短絡電極 104と対抗する位置に1
対の電極 106を具えている。
【0062】図5および図6に示す如くハウジング5と
プリント基板80にはポール 105と対応する位置に貫通孔
56、83が形成され、図5に示す如くロータ部92が上昇す
ると貫通孔56、83を貫通したポール 105の先端がドーム
状操作部63の縁に当接する。
【0063】ドーム状操作部63を操作するとポール 105
を介してゴムからなるドーム状のアクチュエータ 103が
押下されて変形し、オペレータにクリックアクションを
フィードバックすると同時に1対の電極 106間が短絡電
極 104によって短絡される。
【0064】また、図6に示す如くロータ部92を下降さ
せると突出していたポール 105の先端はハウジング5の
上面より下に沈降し、ドーム状操作部63をハウジング5
上面に当接する位置まで傾斜させてもアクチュエータ 1
03が押下されることはない。
【0065】本発明の更に別の実施例も図7に示す如く
レバーを操作することで両方の用途に対応できるポイン
ティングデバイスで、前記実施例のプリント基板80が下
面に昇降機構90と昇降機構90に搭載されたスイッチユニ
ット10とが装着されている。
【0066】昇降機構90は取付部 111を介してプリント
基板80の下面に装着されたロータ部112とステータ部 11
3とを具えており、ステータ部 113は取付部 111に嵌挿
され取付部 111の下端に回動自在に装着されたロータ部
112により支承されている。
【0067】中央に形成されたボス 114が取付部 111の
下端に嵌挿され例えばねじ等により回動自在に装着され
たロータ部 112は、側面から突出させたL字状の回動レ
バー115とボス 114を取り囲んで円周上に配列された複
数の移動カム 116を有する。
【0068】また、ステータ部 113は取付部 111と溝 1
17に嵌挿され上下に摺動自在に保持される貫通孔 118と
突起 119とを有し、上面に設けられスイッチユニット10
を支持する支持溝 120と下面の円周方向に配列された複
数の固定カム 121を有する。
【0069】取付部 111に嵌挿されたステータ部 113は
プリント基板80との間のスプリング99によってロータ部
112に押し付けられ、回動レバー 115を一方に回動させ
るとステータ部 113が上昇し反対方向に回動させるとス
テータ部 113が下降する。
【0070】取付部93に嵌挿されたロータ部92はプリン
ト基板80との間に介在するスプリング99によりステータ
部91に押し付けられ、回動レバー96を一方に回動させる
とロータ部92が上昇し回動レバー96を反対側に回動させ
るとロータ部92が下降する。
【0071】前記昇降機構9はロータ部92を回動させる
とポール 105が円周方向に移動し貫通孔56、83をガイド
に利用できないが、昇降機構90ではロータ部 112を回動
させてもポール 105が移動することがなく貫通孔56、83
をガイドとして利用できる。
【0072】その結果、ドーム状操作部63を操作すると
ポール 105が確実にゴムからなるドーム状のアクチュエ
ータ 103を押下し、かつドーム状のアクチュエータ 103
によって発生したクリックアクションが確実にオペレー
タにフィードバックされる。
【0073】このようにホルダを介してハウジングに支
承されたドーム状操作部は従来の操作桿に比べて小型化
と軽量化が可能で、ポインティングデバイスおよび端末
装置が小型化、軽量化され非力の幼児にも端末装置を容
易に操作することができる。
【0074】また、ホルダが軸芯から離れた位置に当接
させたスライダを介してコイルばねによってハウジング
に押し付けられ、端末装置の支持角度の変化に伴って軸
芯の傾斜が変わったり端末装置に印加された衝撃により
軸芯が振動することはない。
【0075】更に、ホルダをハウジングに押し付けるス
ライダはコイルばねによって付勢されて案内壁部に沿っ
て直線的に摺動し、ホルダが正立している場合はコイル
ばねの初期圧が半球状突起部から等しい距離にある周縁
部に対し一様に印加される。
【0076】ホルダが任意の方向に傾斜すると傾斜が僅
かであってもスライダを介して周縁部に印加されている
力が不平衡になり、ドーム状操作部から手を放すと周縁
部に印加されている力が平衡する方向にホルダ軸芯が移
動するため確実に復帰する。
【0077】即ち、ポインタまたはカーソルの復帰精度
が高く、振動や支持角度変化等による誤動作が少ないポ
インティングデバイスを実現することができる。
【0078】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、ポインタま
たはカーソルの復帰精度が高く振動等による誤動作が少
ないポインティングデバイスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポインティングデバイス示す分割斜
視図である。
【図2】 ホルダの正立状態を示す側断面図である。
【図3】 ホルダの傾斜状態を示す側断面図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す分割斜視図であ
る。
【図5】 他の実施例における上昇時を示す側断面図で
ある。
【図6】 他の実施例における下降時を示す側断面図で
ある。
【図7】 本発明の更に別の実施例を示す側断面図であ
る。
【図8】 従来のポインティングデバイスの一例を示す
側面図である。
【図9】 従来の他のポインティングデバイスを示す側
面図である。
【図10】 スライダ復旧機構の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
5 ハウジング 6 操作機構 7 加圧機構 8 座標検出部 9、90 昇降機構 10 スイッチユニット 51 ベース 52 案内壁部 53 第1のばね座 54 軸受凹部 55 支持爪 56 貫通孔 61 ホルダ 62 支持軸 63 ドーム状操作部 64 半球状突起部 65 押下リブ 66 取付孔 67 凹部 71 スライダ 72 円錐コイルばね 73 筒状体 74 第2のばね座 75 押下部 80 プリント基板 81 永久磁石 82 磁電変換素子 83 貫通孔 91 ステータ部 92 ロータ部 93 取付部 94 固定カム 95 貫通孔 96 回動レバー 97 支持溝 98 移動カム 99 スプリング 101 基板 102 スイッチ素子 103 アクチュエータ 104 短絡電極 105 ポール 106 電極 111 取付部 112 ロータ部 113 ステータ部 114 ボス 115 回動レバー 116 移動カム 117 溝 118 貫通孔 119 突起 120 支持溝 121 固定カム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に装着可能なハウジング
    と、該ハウジングに組み込まれたホルダ、スライダ、お
    よびコイルばねと、支持軸が該ホルダにより支承された
    ドーム状操作部と、任意の方向に傾斜する該ホルダの傾
    斜方向と傾斜量を検出する変移量検出器とを有し、 該ハウジングは、軸受凹部と、案内壁部とを有し、該ホ
    ルダは、該軸受凹部に嵌合可能な半球状突起部と、押下
    リブとを有し、該スライダは、前記案内壁部に沿って摺
    動可能な筒状体と、該ホルダの押下リブに当接可能な押
    下部とを有し、 該スライダが、該ハウジングと該スライダとの間に挟装
    された該コイルばねによって付勢され、該ドーム状操作
    部を介し該ホルダを傾斜させると、該変移量検出器によ
    ってホルダの傾斜方向が検出され、該ドーム状操作部を
    放すと、該ホルダが該コイルばねの作用で復元すること
    を特徴とするポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドーム状操作部が、外側
    中央部に凹部若しくは凸部を具えていることを特徴とす
    るポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイルばねが、大径側が
    ハウジングに設けられた第1のばね座に当接し、小径側
    がスライダに設けられた第2のばね座に当接する錐状コ
    イルばねであることを特徴とするポインティングデバイ
    ス。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の変移量検出器が、ホルダ
    の中央に埋没させた永久磁石と、プリント基板に実装さ
    れた磁電変換素子を有することを特徴とするポインティ
    ングデバイス。
  5. 【請求項5】 任意の方向に傾斜可能な操作部と、該操
    作部を支持するハウジングと、該操作部の傾斜量を検出
    する変移量検出器と、回動可能なロータ部とを有し、 該ロータ部は、クリックアクションを発生可能なスイッ
    チ素子を有し、該ロータを回動させると該操作部が該ス
    イッチ素子に当接し、該操作部を操作すると該スイッチ
    素子が駆動されると共に、クリックアクションが発生す
    ることを特徴とするポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】 任意の方向に傾斜可能な操作部と、該操
    作部を支持するハウジングと、該操作部の傾斜量を検出
    する変移量検出器と、上下に移動可能なステータ部とを
    有し、 該ステータ部は、クリックアクションを発生可能なスイ
    ッチ素子を有し、該ステータ部を上昇させると該操作部
    が該スイッチ素子に当接し、該操作部を操作すると該ス
    イッチ素子が駆動されると共に、クリックアクションが
    発生することを特徴とするポインティングデバイス。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のロータ部は昇降機構に組
    み込まれ、 該昇降機構は、前記プリント基板に装着されたステータ
    部と、該ステータ部によって回動自在に支持された該ロ
    ータ部とを有し、 該ステータ部は、該プリント基板に固定され該ロータ部
    を案内する取付部と、該取付部を取り囲み円周方向に配
    列された複数の固定カムとを有し、 該ロータ部は、該取付部に嵌挿される貫通孔と、側面か
    ら突出させた回動レバーと、上面に設けられ前記スイッ
    チ素子を支持する支持溝と、円周方向に配列され該固定
    カムと当接する複数の移動カムとを有し、 該回動レバーを、一方に回動させると該ロータ部が下降
    して、該スイッチ素子が前記ハウジングの上面より下に
    沈降し、他方に回動させると該ロータ部が上昇して、該
    スイッチ素子が前記操作部に当接することを特徴とする
    ポインティングデバイス。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のステータ部は昇降機構に
    組み込まれ、 該昇降機構は、前記プリント基板に装着された取付部
    と、該取付部に装着されたロータ部および該ステータ部
    を有し、 該ロータ部は、該取付部に回動自在に装着されるボス
    と、側面から突出させた回動レバーと、該ボスの周囲に
    円周方向に配列された複数の移動カムとを有し、 該ステータ部は、該取付部に嵌挿され上下方向に摺動自
    在に保持される貫通孔と、上面に設けられ前記スイッチ
    素子を支持する支持溝と、円周方向に配列され該移動カ
    ムと当接する複数の固定カムとを有し、 該回動レバーを、一方に回動させると該ステータ部が下
    降して、該スイッチ素子が前記ハウジングの上面より下
    に沈降し、他方に回動させると該ステータ部が上昇し
    て、該スイッチ素子が前記操作部に当接することを特徴
    とするポインティングデバイス。
  9. 【請求項9】 請求項5または6記載のスイッチ素子
    が、ゴムで形成されたドーム状のアクチュエータを有す
    ることを特徴とするポインティングデバイス。
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