JPH1055260A - マルチタスク管理システム - Google Patents

マルチタスク管理システム

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Publication number
JPH1055260A
JPH1055260A JP8210113A JP21011396A JPH1055260A JP H1055260 A JPH1055260 A JP H1055260A JP 8210113 A JP8210113 A JP 8210113A JP 21011396 A JP21011396 A JP 21011396A JP H1055260 A JPH1055260 A JP H1055260A
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JP
Japan
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task
sound
screen
virtual
display
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Pending
Application number
JP8210113A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Tsuda
賢治郎 津田
Takayasu Miki
孝保 三木
Shoichi Goto
昌一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8210113A priority Critical patent/JPH1055260A/ja
Publication of JPH1055260A publication Critical patent/JPH1055260A/ja
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 退避タスクの動作状況を聴覚的に即座にかつ
容易に認識できるマルチタスク管理システムを提供す
る。 【解決手段】 仮想スクリーン情報保持手段34は2次
元ディスプレイ17の表示画面51の周囲で複数の仮想
タスク領域に分割された仮想スクリーン52を付属し、
表示画面51に表示されているタスクを退避するときに
複数の仮想タスク領域の任意のものを指定して退避さ
せ、その退避タスクの情報を保持する。音場位置割付手
段32は退避タスクについて退避状態で所定条件充足の
音を出力すべき3次元音場での音源位置を、表示画面5
1を基準とした退避先である仮想タスク領域の方向で割
り付ける。3次元音場生成手段30は退避させたタスク
において所定の条件が満たされたときに前記の音源位置
が割り付けられた3次元音場を生成し、音源位置からの
音声出力を含む3次元音場音声を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元音場システ
ムを利用したマルチタスク管理システムに関するもので
ある。また、3次元音場システムとコンピュータの任意
のプログラムのタスクの動作画面を仮想的に表示する仮
想スクリーンシステムとを組み合わせたマルチタスク管
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】3次元空間を表示するための装置とし
て、頭部にセットするゴーグルの内部に小型ディスプレ
イを搭載してあって、コンピュータで構築された仮想の
(バーチャルな)3次元空間を視覚体験できるようにし
たヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)がある。
しかし、これは通常はゲームなどに適用されているもの
であり、コンピュータを用いた一般的なタスクを実行す
る際の実用的なディスプレイとしては適当ではない。画
面を見ながら、キーボードやマウス等で入力の操作を行
ったりその他の操作や作業を随時に実行しなくてはなら
ず、常に画面のみを見ていることができないからであ
る。
【0003】したがって、コンピュータを用いて一般的
なタスクを実行するのに使われる実際的なディスプレイ
は、従来通りのCRTやLCDなどの2次元ディスプレ
イである。
【0004】コンピュータでマルチタスクを実行してい
るときに、あるプログラムのタスクは2次元ディスプレ
イの画面に表示した状態で実行させるが、他のプログラ
ムのタスクは画面表示しない状態、あるいはメインプロ
グラムの実行画面表示に隠された状態で実行させる。こ
の場合に、非表示タスクの動作画面を画面表示されない
仮想スクリーン上に確保するという仮想スクリーンシス
テムがすでに開発されている。すなわち、メモリとして
通常のプログラム実行や画面表示に必要な容量よりも大
きい容量のメモリを用い、そのメモリ上で、1つのタス
クを処理するだけでなく、他の1つまたは複数のタスク
も実質的に同時的に並行処理するようになっていて、前
記複数のタスクのうちの1つを2次元ディスプレイの画
面に表示し、他のタスクを仮想スクリーンのうちの適当
な仮想タスク領域に退避させるのである。
【0005】図17はその一例を示している。図17に
おいて、51は2次元ディスプレイの表示画面、52は
2次元表示画面51の周囲に展開された8つの仮想タス
ク領域52a〜52hをもつ仮想スクリーンである。こ
の図示の例の場合、2次元表示画面51において、プロ
グラムの1つであるワープロのタスクT1の実行状態の
動作画面がそのまま表示されている。これはオペレータ
が視認可能である。
【0006】仮想タスク領域52においては、2次元表
示画面51の左側に相当する仮想タスク領域52dでは
プログラムの1つである電子メールのタスクT2の実行
状態動作画面が仮想的に表示されている。2次元表示画
面51の右側に相当する仮想タスク領域52eではプロ
グラムの1つであるテレビ放送デコードのタスクT3の
実行状態の動作画面が仮想的に表示されている。2次元
表示画面51の上側に相当する仮想タスク領域52bで
はプログラムの1つであるパソコン通信のタスクT4の
実行状態(例えばソフトウエアや情報データのダウンロ
ード)の動作画面が仮想的に表示されている。これらの
仮想タスク領域でのタスクの実行状態の動作画面はオペ
レータには視認することができない。
【0007】キーボードやマウスなどの入力手段の操作
により、現在、2次元表示画面51に表示されているタ
スクに代えて、仮想スクリーン52上にある任意のタス
クを2次元表示画面51に表示させることが簡単に行え
るようになっている。例えば、図17において、現在、
2次元表示画面51に表示されているワープロのタスク
T1を例えば仮想タスク領域52aに退避させ、代わり
に、仮想タスク領域52dにあった電子メールのタスク
T2を2次元表示画面51に表示させることが容易に実
現できる。
【0008】一方、3次元音場システムは、例えばテレ
ビのサラウンドシステムとしてすでに開発されている。
これは、あたかもユーザーの頭の上方に音源があるよう
にして実際上仮想的にその音源からの音が上方から聞こ
えるようにしたり、また、あたかもユーザーの頭の右側
に音源があるようにして実際上仮想的にその音源からの
音が右側から聞こえるようにしたり、また、あたかもユ
ーザーの頭の左側に音源があるようにして実際上仮想的
にその音源からの音が左側から聞こえるようにする技術
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
係る図17の仮想スクリーンシステムにおいては、オペ
レータが現在のタスクの状況を視覚的に確認できるのは
2次元表示画面51に表示されたタスクの実行状態のみ
であって、仮想スクリーン52の各仮想タスク領域52
a〜52hに退避されたタスクの現在の実行状態を視覚
的に確認することはできないものであった。
【0010】例えば、図18(a)に示すように、2次
元表示画面51において電子メールのタスクT2の実行
状態の動作画面の表示を行っている状態から、図18
(b)に示すように、2次元表示画面51にワープロの
タスクT1の実行状態の動作画面の表示を行う状態に表
示切り換えを行うときには、電子メールのタスクT2を
いずれかの仮想タスク領域に退避させるとともに、2次
元表示画面51の角隅や辺部に電子メールのアイコンi
2の表示を行い、ワープロのタスクT1を2次元表示画
面51に表示する。マウスを用いてカーソルをアイコン
i2に合わせてマウスをクリックすると、今度は、ワー
プロのタスクT1がいずれかの仮想タスク領域に退避さ
れるとともに、仮想タスク領域に退避されていた電子メ
ールのタスクT2が2次元表示画面51に戻ってきて表
示される。
【0011】しかし、図18(b)で示すワープロのタ
スクT1を実行している状態においては、電子メールの
着信がいつあったのかはオペレータにとっては全く分か
らないため、電子メールの着信を心待ちにしている場合
以外は、わざわざワープロのタスクT1から電子メール
のタスクT2に表示切り換えを行うような状況はまず考
えられない。したがって、結局は、ワープロのタスクT
1の実行中ではなく、ワープロのタスクT1が終了した
後において、電子メールのタスクT2を2次元表示画面
51に戻すといった使い方がされるのがせいぜいであ
る。この意味で、あまり使い勝手が良いものではなかっ
た。
【0012】また、あるタスクの実行状態を2次元表示
画面51に表示しているときに、別の1つ以上のタスク
が仮想タスク領域に退避されている場合には、どのよう
なタスクがどの仮想タスク領域に退避されているのかを
示す退避タスクリストを2次元表示画面51の辺部に常
時的に表示しておかなければならない。そして、オペレ
ータはその退避タスクリストを目視確認して初めてどの
ようなタスクが退避されているのかを知ることができ
る。退避タスクリストの常時的な表示は2次元表示画面
51に表示されるタスクの表示面積を狭くする。さら
に、オペレータはその退避タスクリストを目視確認しな
いと退避タスクが何であるかが分からない。この意味で
も使い勝手が良くないものであった。
【0013】さらに、退避タスクの実行が終了したのか
どうかをオペレータが判断するに際して、退避タスクの
実行の終了メッセージを表示されている退避タスクリス
トに関連付けて表示しなければならず、こうするにはシ
ステムが複雑化することになる。
【0014】ところで、従来の技術に係るマルチタスク
管理システムにおいては、3次元音場システムを退避さ
れたプログラムタスクの動作状況の確認に利用するとい
う考え方はまったくなかった。
【0015】また、上記した2つの要素、すなわち、3
次元音場システムとコンピュータの任意のプログラムの
タスクの動作画面を仮想的に表示する仮想スクリーンシ
ステムとを組み合わせるという発想はまったくなかっ
た。
【0016】本発明は、3次元音場システムを利用して
退避されたプログラムタスクの動作状況が確認できるマ
ルチタスク管理システムを提供することを目的としてい
る。また、従来では組み合わせの考慮対象外であった前
記2つの要素、すなわち、3次元音場システムとコンピ
ュータの任意のプログラムのタスクの動作画面を仮想的
に表示する仮想スクリーンシステムとを組み合わせるこ
とにより、表示装置として2次元ディスプレイを用いる
ものであっても、仮想スクリーン上のタスクの実行状態
と退避タスクの退避先とを即座に認識することができる
マルチタスク管理システムを提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチタス
ク管理システムは、複数のプログラムタスクを同時的に
実行可能なマルチタスクにおいて、2次元ディスプレイ
の表示画面から退避させるタスクについて退避状態での
所定条件充足の音を発すべき音源位置を3次元音場で割
り付け、所定条件充足時に前記音源位置が割り付けられ
た3次元音場を生成して所定条件充足の音を出力するよ
うに構成してあるので、オペレータはどの退避タスクに
ついてどの位置に音源を割り付けてあるかを覚えておけ
ば、平面的な2次元ディスプレイを用いるものでありな
がら、そして退避タスクについての所定条件充足状態を
画面表示しなくても、所定条件充足の音が聞こえてくる
方向に基づいてオペレータは退避タスクの動作状況を聴
覚的に即座にかつ容易に認識することができ、また、例
えばテレビ番組等の音声や人の会話等が聞こえている雰
囲気音の中でも、雰囲気音とは明確に区別して所定条件
充足の音を聞き分けることが可能である。
【0018】さらに、本発明に係るマルチタスク管理シ
ステムは、3次元音場システムと仮想スクリーンシステ
ムとを組み合わせ、タスクを退避するときに仮想スクリ
ーン上の複数ある仮想タスク領域のうち任意のものを指
定し、退避タスクについて退避状態での所定条件充足の
音を発すべき音源位置を、表示画面を基準とした退避タ
スクの退避先である仮想タスク領域の方向において割り
付け、すなわち、タスク退避位置と音源位置とを対応付
け、所定条件充足時に前記音源位置が割り付けられた3
次元音場を生成して所定条件充足の音を出力するように
構成してあるので、退避タスクについての所定条件充足
の音は退避先を指定した仮想タスク領域の方向から聞こ
えてくることになる。したがって、オペレータはどの退
避タスクについてどの位置に音源を割り付けてあるかを
覚えている必要はなく、ただタスクごとの所定条件充足
の音の音色等を覚えておくだけでよくて、平面的な2次
元ディスプレイを用いるものでありながら、そして退避
タスクについての所定条件充足状態を画面表示しなくて
も、所定条件充足の音が聞こえてくる方向に基づいてオ
ペレータは退避タスクの動作状況を聴覚的に即座にかつ
容易に認識することができ、また、例えばテレビ番組等
の音声や人の会話等が聞こえている雰囲気音の中でも、
雰囲気音とは明確に区別して所定条件充足の音を聞き分
けることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1のマルチタ
スク管理システムは、複数のプログラムタスクを同時的
に実行可能なマルチタスクにおいて、2次元ディスプレ
イの表示画面から退避させるタスクについて退避状態で
所定の条件が満たされたときに音声出力すべき3次元音
場での音源位置を割り付ける音場位置割付手段と、前記
表示画面において他のタスクの動作画面が表示されてい
る状態で前記退避させたタスクにおいて所定の条件が満
たされたときに前記音源位置が割り付けられた3次元音
場を生成する3次元音場生成手段と、この3次元音場生
成手段により生成された前記音源位置からの音声出力を
含む3次元音場音声を出力する音声出力手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0020】請求項1のマルチタスク管理システムにお
いては、2次元ディスプレイの表示画面から退避された
プログラムタスクにおいて所定の条件が満たされてその
ことを示す音が発せられるべきときに、予め3次元音場
での音源位置を割り付けてあって、オペレータはどの退
避タスクについてどの位置に音源を割り付けてあるかを
覚えているから、例えばヘッドマウンテッドディスプレ
イ(HMD)のような3次元ディスプレイでなく平面的
な2次元ディスプレイを用いるものでありながら、そし
て退避タスクについての所定条件充足状態を画面表示し
なくても、所定条件充足の音が聞こえてくる方向に基づ
いてオペレータは退避タスクの動作状況を聴覚的に即座
にかつ容易に認識することができる。また、例えばテレ
ビ番組等の音声や人の会話等が聞こえている雰囲気音の
中でも、雰囲気音とは明確に区別して所定条件充足の音
を聞き分けることが可能であり、退避タスクの動作状況
を同様に認識することができる。換言すると、2次元デ
ィスプレイがもつ制約を3次元音場システムによって補
っていることになり、マルチタスクの操作性が大幅に向
上する。
【0021】本発明に係る請求項2のマルチタスク管理
システムは、複数のプログラムタスクを同時的に実行可
能なマルチタスクにおいて、2次元ディスプレイの表示
画面の周囲に仮想的に展開され周方向で複数の仮想タス
ク領域に分割された仮想スクリーンを付属していて、前
記表示画面に動作状況が表示されているタスクを退避す
るときに前記仮想スクリーンの複数の仮想タスク領域の
うちの任意の仮想タスク領域を指定して退避されたタス
クの情報を保持する仮想スクリーン情報保持手段と、退
避タスクが所定の条件が満たされたときに音声出力すべ
き3次元音場での音源位置を、相対的位置関係での前記
表示画面を基準とした前記退避タスクの退避先である仮
想タスク領域の方向において割り付ける音場位置割付手
段と、前記表示画面において他のタスクの動作画面が表
示されている状態で前記退避させたタスクにおいて所定
の条件が満たされたときに前記音源位置が割り付けられ
た3次元音場を生成する3次元音場生成手段と、この3
次元音場生成手段により生成された前記音源位置からの
音声出力を含む3次元音場音声を出力する音声出力手段
とを備えていることを特徴としている。
【0022】請求項2のマルチタスク管理システムにお
いては、表示画面に動作状況が表示されているタスクを
退避するときに仮想スクリーン情報保持手段における仮
想スクリーンでの複数の仮想タスク領域のうちの任意の
領域にタスク情報を退避させて保持させ、かつ、退避タ
スクの所定の条件が満たされたときに音声出力する3次
元音場での音源位置を表示画面を基準とした退避タスク
の退避先である仮想タスク領域の方向に割り付けるか
ら、退避タスクについての所定条件充足の音は退避先を
指定した仮想タスク領域の方向から聞こえてくることに
なる。したがって、オペレータはどの退避タスクについ
てどの位置に音源を割り付けてあるかを覚えている必要
はなく、ただタスクごとの所定条件充足の音の音色等を
覚えておくだけでよくて、例えばヘッドマウンテッドデ
ィスプレイ(HMD)のような3次元ディスプレイでな
く平面的な2次元ディスプレイを用いるものでありなが
ら、そして退避タスクについての所定条件充足状態を画
面表示しなくても、所定条件充足の音が聞こえてくる方
向に基づいてオペレータは退避タスクの動作状況を聴覚
的に即座にかつ容易に認識することができることはもち
ろん、その退避タスクが仮想スクリーン上のどの方向の
仮想タスク領域に退避されているかをも聴覚的に即座に
かつ容易に認識することができる。換言すると、従来で
は組み合わせの考慮対象外であった2つの要素、すなわ
ち、3次元音場システムとコンピュータの任意のプログ
ラムタスクを退避したときにその退避タスクの動作画面
を仮想的に表示する仮想スクリーンシステムとを組み合
わせ、退避タスクの仮想スクリーン上での退避位置と3
次元音場における所定条件充足の音の音源位置とを関連
付けたので、退避タスクの動作状況の確認およびその後
の操作をきわめて容易なものにすることができる。
【0023】以下、本発明に係るマルチタスク管理シス
テムの具体的な実施の形態について、図面に基づいて詳
細に説明する。
【0024】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1に係
るマルチタスク管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、11は制御手段(CPU)、12
はコンピュータシステムを動作させるためのプログラム
が格納されているプログラム記憶手段(ROM)、13
はワーキング用記憶手段(RAM)、14はハードディ
スクなどの外部記憶手段、15は表示制御手段、16は
フレームバッファ、17はCRTやLCDなどの2次元
表示のディスプレイ、18はフロッピーディスクや光磁
気ディスクなどのディスクドライブ、19はCD−RO
Mドライブ、20はテレビ受信手段、21は映像信号デ
コーダ、22はビデオ再生手段、23はビデオ信号デコ
ーダ、24はNCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)、25はNCU24によって制御されるモデム、2
6は電話回線、27はネットワークインタフェース、2
8はネットワーク回線、29はキーボードやマウスなど
の入力手段、30は3次元音場生成手段、31はスピー
カやヘッドホンなどの音声出力手段、32は音場位置割
付手段、33は各部を接続するバスである。
【0025】音場位置割付手段32は、2次元表示のデ
ィスプレイ17の表示画面51から退避させるタスクに
ついて退避状態で所定の条件が満たされたときに音声出
力すべき3次元音場での音源位置を割り付けるものであ
る。すなわち、例えば、電子メールのタスクを表示画面
51から退避させるときに、退避状態で電子メールの着
信があったときに着信音を出力するが、その着信音の音
源位置を3次元音場41(図6、図7参照)の適当な位
置に割り付けたり、あるいは、パソコン通信のタスクを
表示画面51から退避させるときに、退避状態でソフト
ウエアや情報データのダウンロードが終了したときに終
了音を出力するが、その終了音の音源位置を3次元音場
41の適当な位置に割り付けたりするためのものであ
る。
【0026】3次元音場生成手段30は、表示画面51
においてあるタスクの動作画面が表示されている状態で
前記の退避させたタスクにおいて所定の条件が満たされ
たときに前記の音源位置が割り付けられた3次元音場を
生成するものである。音声出力手段31は、3次元音場
生成手段30により生成された前記音源位置からの音声
出力を含む3次元音場音声を出力するものである。
【0027】次に、以上のように構成された実施の形態
2のマルチタスク管理システムの動作を図2〜図5のフ
ローチャートに従って説明する。基本的な制御のすべて
は、プログラム記憶手段12に格納されているプログラ
ムに従って動作する制御手段11が行う。制御手段11
はステップS1において各フラグやレジスタをイニシャ
ル(初期化)し、ステップS2において表示制御手段1
5を制御してフレームバッファ16を介してディスプレ
イ17にプログラム選択画面を表示する。オペレータは
プログラム選択画面を見ながら入力手段29を操作して
任意のプログラムタスクi1 を選択する。これにより、
ステップS3においてプログラムタスクi1 を起動す
る。外部記憶手段14に予め複数のプログラムがインス
トールされており、プログラムタスクの選択により外部
記憶手段14から選択されたタスクi1 のプログラムが
ワーキング用記憶手段13に読み込まれる。ステップS
4においてタスクi1 を起動したことを示すフラグF
(i1)にデータ「FFH」をセットする(F(i1)←
FFH )。「FFH」はタスクが起動状態にあることを
示す。
【0028】ステップS5においてタスクi1 について
このタスクi1 を退避したときに所定の条件が満たされ
ると音声出力すべき3次元音場での音源の位置を定める
音源位置変数A(i1)を設定する。この音源位置は、
図6に示すように、ディスプレイ17の周囲の空間であ
る3次元音場41を左・右と上と斜め左上側・右上側に
分けて、それぞれ音場斜め左上41a、音場上41b、
音場斜め右上41c、音場左41d、音場右41eとし
たものである。そして、各音場に図示のとおり音場番号
(1)〜(5)を割り振ってある。音源位置変数A(i
1)の設定にあたっては上記音場番号(1)〜(5)で
示される5つの音場部分のいずれを選択してもよい。た
だし、オペレータとしては、どのタスクに対してどの音
源位置を設定したかを一応記憶しておく方がよい。音場
番号(1)〜(5)のうち任意のものをjで表す。ステ
ップS5においては、これを、ステップS5では、A
(i1)←jで示している。ただし、j=1,2,3,
4,5のうちのいずれかである。この音源位置変数A
(i1)の設定は入力手段29の操作によって行われ
る。例えばキーボードから数値入力をしてもよいし、マ
ウスで退避先方向へのドラッグ操作を行ってもよい。
【0029】次に、ステップS6に進んでタスクi1
動作画面をディスプレイ17に表示し、ステップS7に
おいてタスクi1 の処理を実行する。
【0030】選択されたタスクがワープロであるとき
は、外部記憶手段14に予め格納されているワープロの
プログラムをワーキング用記憶手段13に読み込み、表
示制御手段15によりディスプレイ17において、入力
手段29から入力された文字列や図形などを表示し、作
成されたそれらのテキストデータや図形データなどを外
部記憶手段14またはディスクドライブ18を通じてフ
ロッピーディスク等に保存する。選択されたタスクが電
子メールであるときは、外部記憶手段14に予め格納さ
れている電子メールのプログラムをワーキング用記憶手
段13に読み込み、電子メールの処理を実行する。電子
メールを送信するときは、NCU24による制御により
モデム25から電話回線26を介して送信が行われる。
選択されたタスクがパソコン通信であるときは、外部記
憶手段14に予め格納されているパソコン通信のプログ
ラムをワーキング用記憶手段13に読み込み、NCU2
4による制御によりモデム25から電話回線26を介し
て双方向にパソコン通信が実行される。選択されたタス
クがネットワーク処理であるときは、外部記憶手段14
に予め格納されているパソコン通信のプログラムをワー
キング用記憶手段13に読み込み、ネットワークインタ
フェース27からネットワーク回線28を介して双方向
にネットワーク処理が実行される。選択されたタスクが
テレビ放送のデコードであるときは、テレビ受信手段2
0および映像信号デコーダ21を起動し、デコーダした
映像データをフレームバッファ16を介してディスプレ
イ17に表示する。選択されたタスクがビデオのデコー
ドであるときは、ビデオ再生手段22およびビデオ信号
デコーダ23を起動し、デコードしたビデオデータをフ
レームバッファ16を介してディスプレイ17に表示す
る。CD−ROMドライブ19からプログラムを読み込
んでワーキング用記憶手段13に格納し、そのプログラ
ム(例えば、電子辞典、ゲームなど)を実行することも
ある。
【0031】ステップS8においてタスクi1 を退避す
べきか否かを判断する。このタスクi1 を退避するかど
うかはオペレータの判断によるもので、退避させるとき
は入力手段29からの指令の入力によって実行する。入
力手段29からの操作がなく、タスクi1 を退避しない
ときはステップS9に進み、タスクi1 の処理が終了し
たか否かを判断し、終了していないときはステップS7
に戻って処理を継続するが、終了したときはステップS
10に進んで表示制御手段15によりタスクi1 の動作
画面の表示を消去し、ステップS11でタスクi1 の処
理が終了したことを示すためにフラグF(i1)を
“0”にリセットする(F(i1)←0)。ステップS
12において音源位置変数A(i1)の設定を解除する
ため、音源位置変数A(i1)に「FFH」をセットする
(A(i1)←FFH )。ステップS12の次はステッ
プS15のプログラム選択画面の表示に進む。
【0032】ステップS8の判断においてタスクi1
退避するとなったときは、ステップS13に進んで退避
中に所定の条件が満たされたときに音声出力すべきこと
を示すフラグG(i1)に“1”をセットする(G
(i1)←1)。これは例えば、退避されたタスクi1
が電子メールの場合に着信音を発するためのものであ
る。そのほかにも、タスクの種類に応じて様々な音声を
出力するようになっている。なお、音声の出力を希望し
ない旨の入力があったときは、このフラグG(i1)に
“0”をセットする(G(i1)←0)。ここではフラ
グG(i1)に“1”をセットしたものとする。ステッ
プS14においてタスクi1 を退避する。
【0033】次のステップS15で再びプログラム選択
画面を表示する。なお、この段階で、タスクi1 は、ス
テップS8からステップS13〜S14を通ってきた場
合はまだ処理が終了していない。そして、オペレータは
マルチタスクを行うべく、プログラム選択画面を見なが
ら入力手段29を操作して前記のプログラムタスクi1
とは別の任意のプログラムタスクix を選択する。これ
により、ステップS16においてプログラムタスクix
を起動する。外部記憶手段14から選択されたタスクi
x のプログラムがワーキング用記憶手段13に読み込ま
れる。ステップS17においてタスクix を起動したこ
とを示すフラグF(ix)にデータ「FFH」をセットす
る(F(ix)←FFH )。
【0034】ステップS18において入力手段29を操
作してタスクix についてこのタスクix を退避したと
きに所定の条件が満たされると音声出力すべき3次元音
場での音源の位置を定める音源位置変数A(ix)を設
定する。この音源位置としては、先に設定した音場番号
j以外のもの(それをkとする)を設定する(A
(ix)←k)。ステップS19において表示制御手段
15によりタスクix の動作画面をディスプレイ17に
表示し、ステップS20においてタスクix の処理を実
行する。
【0035】タスクは、ステップS7のところで述べた
のと同様に、ワープロ、電子メール、パソコン通信、ネ
ットワーク処理、テレビ放送デコード、ビデオデコー
ド、CD−ROM等の中から任意に選択することがで
き、それぞれの処理が実行される。
【0036】次に、ステップS21において退避された
非表示タスクに対する音声出力の割り込みの要求がある
か否かを判断する。この音声出力の割り込みの要求がな
いときにはステップS23へ進むが、要求があったとき
はステップS22に進み、図4、図5で示すステップS
101〜S119の音声出力サブルーチンへのスキップ
を実行する。
【0037】ここでは、まず、音声出力の割り込みの要
求がなかったものとして動作の説明を続ける。ステップ
S23〜S27では、タスクix のサフィックス“x”
が“1”を含むものとする。ステップS23に進むと、
タスクix の処理が終了したか否かを判断し、終了して
いないときはステップS20に戻って処理を継続する
が、終了したときはステップS24に進んで表示制御手
段15によりタスクixの動作画面の表示を消去し、ス
テップS25でタスクix の処理が終了したことを示す
ためにフラグF(ix)を“0”にリセットする(F
(ix)←0)。ステップS26においてタスクix
ついてはもはや退避されていないことを示すためにフラ
グN(ix)を“0”にリセットする(N(ix)←
0)。ステップS27において音源位置変数A(ix
の設定を解除するため、音源位置変数A(ix)に「F
H」をセットする(A(ix)←FFH )。ステップS
27の次はステップS15にリターンする。
【0038】以上で、タスクが2つのマルチタスクの状
態となる。
【0039】ステップS21の判断において音声出力の
割り込みの要求があって、ステップS22に進んで音声
出力サブルーチンへのスキップを行うと、図4、図5で
示すステップS101から始まる音声出力サブルーチン
の処理が開始される。ステップS101において割り込
み要求のあったタスクについて、それが退避している際
に所定の条件が満たされたときに音声出力すべきことを
示すフラグG(iy)に基づいてどのタスクiy につい
て音声出力の割り込み要求があったのかを認識する。例
えば電子メールのタスクにおいて着信があったときに着
信音を発することを設定したフラグG(iy)に基づい
てタスク「電子メール」について音声出力の割り込み要
求があったと認識できる。ステップS102において音
場位置割付手段32によりタスクiy についての音源位
置変数A(iy)に対応して3次元音場41における音
源位置を割り付ける。ステップS103において3次元
音場生成手段30によりテレビ放送受信時やビデオ再生
時の通常の音声と合わせて前記音源位置が割り付けられ
た3次元音場を構築する。そして、ステップS104に
おいて3次元音場生成手段30から音声信号を音声出力
手段31に出力し、所定の条件が満たされたタスクiy
についてその条件に従った音声を前記の構築された3次
元音場によって音声出力手段31から出力する。
【0040】音声出力手段31から出力されたあるタス
クiy について所定条件を満たしたことを示す音声を聞
いたオペレータは、そのタスクiy において所定の条件
が満たされるに至ったことを認識できるのはもちろん、
音声の音色等の状態および音が聞こえてくる方向に基づ
いてどの種類のタスクについての音声出力であるかを認
識することができる。例えば、オペレータが電子メール
のタスクについて着信音の音源位置を図6の3次元音場
41における音場斜め右上41cに設定してあったとす
ると、ディスプレイ17の画面上で例えばワープロのタ
スクを行っているときに、電子メールの着信があったと
きは、必ず、斜め右上の方向から着信音が聞こえること
になる。これがテレビ放送デコードのタスクも同時に実
行されていてテレビ番組の音声や人の会話等が聞こえて
いる雰囲気音の中でも、斜め右上の方向から着信音と思
われる音が聞こえたときは、オペレータは、雰囲気音と
は明確に区別して、その音が電子メールの着信音である
と即座にかつ容易に認識することができる。
【0041】そして、現在、ディスプレイ17に表示し
ているタスクix に代えて、所定の条件が満たされたタ
スクiy の動作画面の表示に切り換えるべきかどうかを
決める。切り換えるときは入力手段29からの操作によ
って指令を与える。
【0042】ステップS105において所定の条件を満
たして音声を発したところの音源位置変数A(iy)に
対応して退避されたタスクiy の動作画面を表示するか
否かを判断する。前記のようにオペレータが表示するタ
スクの切り換えの操作を行っていないときはステップS
106に進み、メインルーチンへのリターン先を決定
し、ステップS20にリターンする。つまり、現状でデ
ィスプレイ17に動作画面を表示しているタスクix
処理を継続する。
【0043】一方、ステップS105の判断において音
源位置変数A(iy)に対応している退避されたタスク
y の動作画面を表示するときはステップS107に進
み、現在、ディスプレイ17に表示しているタスクix
を退避するに際して、退避中に所定の条件が満たされた
ときに音声出力すべきことを示すフラグG(ix)に
“1”をセットする(G(ix)←1)。なお、音声の
出力を希望しない旨の入力があったときは、このフラグ
G(ix)に“0”をセットする(G(ix)←0)。こ
こではフラグG(ix)に“1”をセットしたものとす
る。ステップS108においてタスクix を退避する。
【0044】次のステップS109において割り込みの
あったタスクiy の動作画面をディスプレイ17に表示
する。この表示は、入力手段29であるマウスで呼び込
み方向へのドラッグ操作で行ってもよいし、自動的に行
うように構成してもよい。ステップS110においてフ
ラグN(iy)にデータ「FFH」をセットし(N
(i y)←FFH )、対応するタスクiy がディスプレ
イ17に表示されていることを設定する。ステップS1
11において動作画面切り換え後のタスクiy の処理を
実行する。
【0045】次に、ステップS112において退避され
た非表示タスクに対する音声出力の割り込みの要求があ
るか否かを判断する。この音声出力の割り込みの要求が
ないときにはステップS113へ進むが、要求があった
ときはステップS101に戻り、ステップS101から
始まる音声出力サブルーチンを最初から実行することと
なる。
【0046】音声出力の割り込みの要求がなかったとき
は、次のように動作する。ステップS113〜S116
では、タスクiy のサフィックス“y”が“1”を含む
ものとする。ステップS113に進むと、タスクiy
処理が終了したか否かを判断し、終了していないときは
ステップS111に戻って処理を継続するが、終了した
ときはステップS114に進んで表示制御手段15によ
りタスクiy の動作画面の表示を消去し、ステップS1
15においてタスクiy の処理が終了したことを示すた
めにフラグF(iy)を“0”にリセットする(F
(iy)←0)。ステップS116においてタスクiy
についてはもはや退避されていないことを示すためにフ
ラグN(iy)を“0”にリセットする(N(iy)←
0)。ステップS117において表示制御手段15は元
のタスクix の動作画面をディスプレイ17に表示す
る。この切り換え表示は入力手段29からの操作なしに
自動的に実行される。ステップS118においてタスク
x の動作画面が表示されていることを示すためにフラ
グN(ix)に「FFH」をセットする(N(ix)←F
H )。そして、ステップS119においてメインルー
チンへのリターン先を決定し、ステップS20にリター
ンする。つまり、現状でディスプレイ17に動作画面を
表示しているタスクix の処理を継続する。
【0047】以上で、タスクが2つ以上のマルチタスク
の状態となる。
【0048】以下、表示制御手段15、音場位置割付手
段32および3次元音場生成手段30を中心として行わ
れるタスクの動作画面の切り換えの様子を図7に基づい
て説明する。
【0049】図7においては、電子メールのタスクとテ
レビ放送デコードのタスクとパソコン通信のタスクとが
退避されており、ワープロのタスクの動作画面がディス
プレイ17に表示されている。電子メールについては、
このタスクを退避するときに所定の条件が満たされると
音声出力すべき3次元音場での音源位置として例えば音
場左41dを設定してあるとする。テレビ放送デコード
については、このタスクを退避するときに所定の条件が
満たされると音声出力すべき3次元音場での音源位置と
して例えば音場右41eを設定してあるとする。また、
パソコン通信については、このタスクを退避するときに
所定の条件が満たされると音声出力すべき3次元音場で
の音源位置として例えば音場上41bを設定してあると
する。
【0050】ワープロのタスクを実行しているときに、
テレビ番組の音声を出力状態にしておくと、そのテレビ
音声は音場右41eから矢印aのように出力される。オ
ペレータはそのような音環境の中でワープロの作業を行
っている。また、電子メールのタスクにおいて着信があ
ると、その着信音は音場左41dから矢印bのように出
力される。これにより、テレビ番組の音声や周囲の人の
会話等が聞こえている雰囲気音の中でも、左横の方向か
ら着信音と思われる音が聞こえたときは、オペレータ
は、雰囲気音とは明確に区別して、その音が電子メール
の着信音であると即座にかつ容易に認識することができ
る。オペレータは、予め、電子メールの着信音が左横か
ら聞こえるはずであることを覚えているからである。な
お、ここでオペレータがワープロのタスクの動作画面に
代えて電子メールのタスクの動作画面をディスプレイ1
7に呼び出すか否かはオペレータが任意に決めることで
ある。また、ワープロのタスクを実行しているときに、
パソコン通信によるソフトウエアや情報データのダウン
ロードが終了すると、その終了音は音場上41bから矢
印cのように出力される。これにより、テレビ番組の音
声や周囲の人の会話等が聞こえている雰囲気音の中で
も、上の方向からソフトウエアや情報データのダウンロ
ード終了音と思われる音が聞こえたときは、オペレータ
は、雰囲気音とは明確に区別して、その音がパソコン通
信でのソフトウエアや情報データのダウンロード終了音
であると即座にかつ容易に認識することができる。オペ
レータは、予め、ソフトウエアや情報データのダウンロ
ードの終了音が上側から聞こえるはずであることを覚え
ているからである。なお、ここでオペレータがワープロ
のタスクの動作画面に代えてパソコン通信のタスクの動
作画面をディスプレイ17に呼び出すか否かはオペレー
タが任意に決めることである。
【0051】なお、ディスプレイ17にテレビ放送デコ
ードのタスクの動作画面を表示している状態で、電子メ
ールの着信があった場合やソフトウエアや情報データの
ダウンロード終了があった場合も同様である。ディスプ
レイ17に電子メールのタスクの動作画面を表示してい
る状態で、ソフトウエアや情報データのダウンロード終
了があった場合も同様である。また、このときテレビ番
組の音声が右横から聞こえてくる。ディスプレイ17に
パソコン通信のタスクの動作画面を表示している状態
で、電子メールの着信があった場合も同様である。この
ときも、テレビ番組の音声が右横から聞こえてくる。テ
レビ番組の音声を消すことももちろん可能である。
【0052】なお、ネットワークインタフェース27お
よびネットワーク回線28を介してのインターネットの
タスクも、パソコン通信のタスクとほぼ同様に取り扱わ
れる。また、どのタスクの音源を3次元音場のどの位置
に設定するかはまったく任意である。
【0053】以上のように本実施の形態1のマルチタス
ク管理システムにおいては、退避されたプログラムタス
クの動作状況を知らせるための音源を3次元音場での所
望の位置に設定するように構成してあるので、ディスプ
レイとしてヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)
のような3次元ディスプレイではなく平面的な2次元デ
ィスプレイを用いるものであっても、退避タスクの動作
状況を聴覚感性的に即座にかつ容易に認識することがで
きる。
【0054】〔実施の形態2〕図8は実施の形態2に係
るマルチタスク管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図8において、符号11から33までについては
実施の形態1に係る図1の構成と共通であり、再度説明
すると、11は制御手段(CPU)、12はコンピュー
タシステムを動作させるためのプログラムが格納されて
いるプログラム記憶手段(ROM)、13はワーキング
用記憶手段(RAM)、14はハードディスクなどの外
部記憶手段、15は表示制御手段、16はフレームバッ
ファ、17はCRTやLCDなどの2次元表示のディス
プレイ、18はフロッピーディスクや光磁気ディスクな
どのディスクドライブ、19はCD−ROMドライブ、
20はテレビ受信手段、21は映像信号デコーダ、22
はビデオ再生手段、23はビデオ信号デコーダ、24は
NCU(ネットワークコントロールユニット)、25は
NCU24によって制御されるモデム、26は電話回
線、27はネットワークインタフェース、28はネット
ワーク回線、29はキーボードやマウスなどの入力手
段、30は3次元音場生成手段、31はスピーカやヘッ
ドホンなどの音声出力手段、32は音場位置割付手段、
33は各部を接続するバスである。そして、34はビデ
オRAMなどによる仮想スクリーン情報保持手段、35
は表示位置切換手段である。
【0055】仮想スクリーン情報保持手段34は、図1
3に示すような2次元ディスプレイ17の表示画面51
の周囲に仮想的に展開されて周方向で複数の仮想タスク
領域52a〜52hに分割された仮想スクリーン52を
付属していて、表示画面51に動作状況が表示されてい
るプログラムタスクを退避するときに、複数の仮想タス
ク領域52a〜52hのうちの任意のものを指定して退
避させ、かつ、その退避タスクの情報を保持するもので
ある。
【0056】また、音場位置割付手段32は、実施の形
態1の場合と同様に、2次元ディスプレイ17の表示画
面51から退避させるタスクについて退避状態で所定の
条件が満たされたときに音声出力すべき3次元音場での
音源位置を、相対的位置関係での表示画面51を基準と
した退避タスクの退避先である仮想タスク領域52x
(サフィックスxはa〜hのうちのいずれか)の方向に
おいて割り付けるものである。すなわち、例えば、電子
メールのタスクを表示画面51から例えば仮想タスク領
域52d(表示画面51の左横)に退避させたとする
と、退避状態で電子メールの着信があったときに着信音
を出力するが、タスクを退避させるときに、その着信音
の音源位置を3次元音場41(図6、図7参照)におい
て退避先仮想タスク領域52dに対応した音場左41d
(ディスプレイ17の左横)に割り付けたり、あるい
は、パソコン通信のタスクを表示画面51から例えば仮
想タスク領域52b(表示画面51の上側)に退避させ
たとすると、退避状態でソフトウエアや情報データのダ
ウンロードが終了したときに終了音を出力するが、タス
クを退避させるときに、その終了音の音源位置を3次元
音場41において退避先仮想タスク領域52bに対応し
た音場上41b(ディスプレイ17の上側)において割
り付けたりするためのものである。
【0057】3次元音場生成手段30は、表示画面51
においてあるタスクの動作画面が表示されている状態で
前記の退避させたタスクにおいて所定の条件が満たされ
たときに前記の音源位置が割り付けられた3次元音場を
生成するものである。音声出力手段31は、3次元音場
生成手段30により生成された前記音源位置からの音声
出力を含む3次元音場音声を出力するものである。
【0058】次に、以上のように構成された実施の形態
2のマルチタスク管理システムの動作を図9〜図12の
フローチャートに従って説明する。制御手段11はステ
ップS51において各フラグやレジスタをイニシャル
(初期化)し、ステップS52において表示制御手段1
5を制御してフレームバッファ16を介してディスプレ
イ17の2次元表示画面51にプログラム選択画面を表
示する。オペレータはプログラム選択画面を見ながら入
力手段29を操作して任意のプログラムタスクi1 を選
択する。これにより、ステップS53においてプログラ
ムタスクi1 を起動する。外部記憶手段14に予め複数
のプログラムがインストールされており、プログラムタ
スクの選択により外部記憶手段14から選択されたタス
クi1 のプログラムがワーキング用記憶手段13に読み
込まれる。ステップS54においてタスクi1 を起動し
たことを示すフラグF(i1)にデータ「FFH」をセッ
トする(F(i1)←FFH )。「FFH」はタスクが起
動状態にあることを示す。ステップS55においてタス
クi1 の動作画面をディスプレイ17に表示し、ステッ
プS56においてタスクi1 の処理を実行する。
【0059】ステップS57においてタスクi1 の動作
画面を仮想スクリーン52に退避すべきか否かを判断す
る。このタスクi1 の動作画面を仮想スクリーン52に
退避するかどうかはオペレータの判断によるもので、退
避させるときは入力手段29からの指令の入力によって
実行する。入力手段29からの操作がなく、タスクi1
の動作画面を退避しないときはステップS58に進み、
タスクi1 の処理が終了したか否かを判断し、終了して
いないときはステップS56に戻って処理を継続する
が、終了したときはステップS59に進んで表示制御手
段15によりタスクi1 の動作画面の表示を消去し、ス
テップS60でタスクi1 の処理が終了したことを示す
ためにフラグF(i1)を“0”にリセットする(F
(i1)←0)。ステップS60の次はステップS64
のプログラム選択画面の表示に進む。
【0060】ステップS57の判断においてタスクi1
の動作画面を仮想スクリーン52に退避するとなったと
きは、ステップS61に進んで仮想スクリーン52上に
おける退避先の仮想タスク領域番号を設定する。この設
定は入力手段29の操作によって行われる。例えばキー
ボードから数値入力をしてもよいし、マウスで退避先方
向へのドラッグ操作を行ってもよい。退避先の仮想タス
ク領域としては、図17に示す仮想タスク領域52a〜
52hのいずれであってもよい。ここでは仮想タスク領
域番号としてjm が設定されたとする。仮想タスク領域
番号の変数N(i1)にjm を設定することになる(N
(i1)←jm )。次に、ステップS62において退避
中に所定の条件が満たされたときに音声出力すべきこと
を示すフラグG(i1)に“1”をセットする(G
(i1)←1)。これは例えば、退避されたタスクi1
が電子メールの場合に着信音を発するためのものであ
る。そのほかにも、タスクの種類に応じて様々な音声を
出力するようになっている。なお、音声の出力を希望し
ない旨の入力があったときは、このフラグG(i1)に
“0”をセットする(G(i1)←0)。ここではフラ
グG(i1)に“1”をセットしたものとする。ステッ
プS63においてタスクi1 の動作画面を仮想スクリー
ン52における仮想タスク領域番号の変数N(i1)に
対応した仮想タスク領域に退避する。このとき、制御手
段11は表示制御手段15を制御し、タスクi1 の処理
結果による動作画面のデータを仮想スクリーン情報保持
手段34に転送し、仮想スクリーン情報保持手段34は
そのタスクi1 のプログラムおよび動作画面のデータを
保持する。
【0061】次のステップS64で再びプログラム選択
画面を表示する。なお、この段階で、タスクi1 は、ス
テップS57からステップS61〜S63を通ってきた
場合はまだ処理が終了していない。そして、オペレータ
はマルチタスクを行うべく、プログラム選択画面を見な
がら入力手段29を操作して前記のプログラムタスクi
1 とは別の任意のプログラムタスクix を選択する。こ
れにより、ステップS65においてプログラムタスクi
x を起動する。外部記憶手段14から選択されたタスク
x のプログラムがワーキング用記憶手段13に読み込
まれる。ステップS66においてタスクix を起動した
ことを示すフラグF(ix)にデータ「FFH」をセット
する(F(ix)←FFH )。ステップS67において
表示制御手段15によりタスクix の動作画面をディス
プレイ17に表示し、ステップS68においてタスクi
x の処理を実行する。
【0062】タスクは、ステップS56のところで述べ
たのと同様に、ワープロ、電子メール、パソコン通信、
ネットワーク処理、テレビ放送デコード、ビデオデコー
ド、CD−ROM等の中から任意に選択することがで
き、それぞれの処理が実行される。
【0063】次に、ステップS69において仮想スクリ
ーン52に退避された非表示タスクに対する音声出力の
割り込みの要求があるか否かを判断する。この音声出力
の割り込みの要求がないときにはステップS71へ進む
が、要求があったときはステップS70に進み、ステッ
プS201〜S220の音声出力サブルーチンへのスキ
ップを実行する。
【0064】ここでは、まず、音声出力の割り込みの要
求がなかったものとして動作の説明を続ける。ステップ
S71〜S74では、タスクix のサフィックス“x”
が“1”を含むものとする。ステップS71に進むと、
タスクix の処理が終了したか否かを判断し、終了して
いないときはステップS68に戻って処理を継続する
が、終了したときはステップS72に進んで表示制御手
段15によりタスクixの動作画面の表示を消去し、ス
テップS73でタスクix の処理が終了したことを示す
ためにフラグF(ix)を“0”にリセットする(F
(ix)←0)。ステップS74においてタスクix
ついてはもはや退避されていないことを示すために仮想
タスク領域番号の変数N(ix)を“0”にリセットす
る(N(ix)←0)。ステップS74の次はステップ
S64にリターンする。
【0065】以上で、タスクが2つのマルチタスクの状
態となる。
【0066】ステップS69の判断において音声出力の
割り込みの要求があって、ステップS70に進んで音声
出力サブルーチンへのスキップを行うと、ステップS2
01から始まる音声出力サブルーチンの処理が開始され
る。ステップS201において割り込み要求のあったタ
スクについて、それが退避している際に所定の条件が満
たされたときに音声出力すべきことを示すフラグG(i
y)に基づいてどのタスクiy について音声出力の割り
込み要求があったのかを認識する。例えば電子メールの
タスクにおいて着信があったときに着信音を発すること
を設定したフラグG(iy)に基づいてタスク「電子メ
ール」について音声出力の割り込み要求があったと認識
できる。ステップS202において音場位置割付手段3
2により仮想タスク領域番号の変数N(iy)に対応す
る3次元音場の位置を割り付ける。ステップS203に
おいて3次元音場生成手段30によりテレビ放送受信時
やビデオ再生時の通常の音声と合わせて前記の割り付け
られた3次元音場を構築する。そして、ステップS20
4において3次元音場生成手段30から音声信号を音声
出力手段31に出力し、所定の条件が満たされたタスク
y についてその条件に従った音声を前記の構築された
3次元音場によって音声出力手段31から出力する。
【0067】音声出力手段31から出力されたあるタス
クiy について所定条件を満たしたことを示す音声を聞
いたオペレータは、そのタスクiy において所定の条件
が満たされるに至ったことを認識できるのはもちろん、
音声の音色等の状態および音が聞こえてくる方向に基づ
いてどの種類のタスクが仮想スクリーン52上のどの位
置にあるかを認識することができる。そして、現在、デ
ィスプレイ17に表示しているタスクix に代えて、所
定の条件が満たされたタスクiy の動作画面の表示に切
り換えるべきかどうかを決める。切り換えるときは入力
手段29からの操作によって指令を与える。
【0068】ステップS205において仮想タスク領域
番号の変数N(iy)に対応している退避されたタスク
y の動作画面を表示するか否かを判断する。前記のよ
うにオペレータが表示するタスクの切り換えの操作を行
っていないときはステップS206に進み、メインルー
チンへのリターン先を決定し、ステップS68にリター
ンする。つまり、現状でディスプレイ17に動作画面を
表示しているタスクix の処理を継続する。
【0069】一方、ステップS205の判断において変
数N(iy)に対応している退避されたタスクiy の動
作画面を表示するときはステップS207に進み、現
在、ディスプレイ17に表示しているタスクix につい
て仮想スクリーン52上における退避先の仮想タスク領
域番号を設定する。この設定は入力手段29の操作によ
って行われる。例えばキーボードから数値入力をしても
よいし、マウスで退避先方向へのドラッグ操作を行って
もよい。退避先の仮想タスク領域は、仮想スクリーン5
2において空いている仮想タスク領域とする。ここでは
仮想タスク領域番号としてjk が設定されたとする。仮
想タスク領域番号の変数N(ix)にjkを設定すること
になる(N(ix)←jk )。次に、ステップS208
において退避中に所定の条件が満たされたときに音声出
力すべきことを示すフラグG(ix)に“1”をセット
する(G(ix)←1)。なお、音声の出力を希望しな
い旨の入力があったときは、このフラグG(ix)に
“0”をセットする(G(ix)←0)。ここではフラ
グG(ix)に“1”をセットしたものとする。ステッ
プS209においてタスクix の動作画面を仮想スクリ
ーン52における仮想タスク領域番号の変数N(ix
に対応した仮想タスク領域に退避する。このとき、制御
手段11は表示制御手段15を制御し、タスクix の処
理結果による動作画面のデータを仮想スクリーン情報保
持手段34に転送し、仮想スクリーン情報保持手段34
はそのタスクix のプログラムおよび動作画面のデータ
を保持する。
【0070】次のステップS210において表示位置切
換手段35により割り込みのあったタスクiy の動作画
面をディスプレイ17に表示する。この表示は、入力手
段29であるマウスで呼び込み方向へのドラッグ操作で
行ってもよいし、自動的に行うように構成してもよい。
ステップS211において仮想タスク領域番号の変数N
(iy)にデータ「FFH」をセットし(N(iy)←F
H )、対応するタスクiy がディスプレイ17に表示
されていることを設定する。ステップS212において
動作画面切り換え後のタスクiy の処理を実行する。
【0071】次に、ステップS213において仮想スク
リーン52に退避された非表示タスクに対する音声出力
の割り込みの要求があるか否かを判断する。この音声出
力の割り込みの要求がないときにはステップS214へ
進むが、要求があったときはステップS201に戻り、
ステップS201から始まる音声出力サブルーチンを最
初から実行することとなる。
【0072】音声出力の割り込みの要求がなかったとき
は、次のように動作する。ステップS214〜S217
では、タスクiy のサフィックス“y”が“1”を含む
ものとする。ステップS214に進むと、タスクiy
処理が終了したか否かを判断し、終了していないときは
ステップS212に戻って処理を継続するが、終了した
ときはステップS215に進んで表示制御手段15によ
りタスクiy の動作画面の表示を消去し、ステップS2
16においてタスクiy の処理が終了したことを示すた
めにフラグF(iy)を“0”にリセットする(F
(iy)←0)。ステップS217においてタスクiy
についてはもはや退避されていないことを示すために仮
想タスク領域番号の変数N(iy)を“0”にリセット
する(N(iy)←0)。ステップS218において表
示位置切換手段35により元のタスクixの動作画面を
ディスプレイ17に表示する。この切り換え表示は入力
手段29からの操作なしに自動的に実行される。ステッ
プS219においてタスクixの動作画面が表示されて
いることを示すために仮想タスク領域番号の変数N(i
x)に「FFH」をセットする(N(ix)←FFH )。
そして、ステップS220においてメインルーチンへの
リターン先を決定し、ステップS68にリターンする。
つまり、現状でディスプレイ17に動作画面を表示して
いるタスクixの処理を継続する。
【0073】以上で、タスクが2つ以上のマルチタスク
の状態となる。
【0074】以下、表示制御手段15、表示位置切換手
段35、仮想スクリーン情報保持手段34、音場位置割
付手段32および3次元音場生成手段30を中心として
行われるタスクの動作画面の切り換えの様子を図13〜
図15に基づいて説明する。
【0075】図13(a)は最初に選択したタスクが電
子メールであり、この電子メールのタスクT11の動作
画面がディスプレイ17(仮想スクリーン52の表示画
面51の部分)に表示される。図13(b)に示すよう
に電子メールのタスクT11の動作画面を例えば仮想ス
クリーン52の左横の仮想タスク領域52dに移し、新
たなタスクとしてテレビ放送デコードを選択したとする
と、テレビ放送デコードのタスクT12の動作画面がデ
ィスプレイ17の表示画面51に表示される。この状態
で電子メールのタスクT11において着信があり、着信
音が音声出力手段31から出力されたとする。電子メー
ルのタスクT11の動作画面はディスプレイ17の左横
にあるから、音場位置割付手段32と3次元音場生成手
段30により、着信音は左横から出力される。これによ
り、テレビ番組の音声や周囲の人の会話等が聞こえてい
る雰囲気音の中でも、オペレータは電子メールのタスク
T11において着信があったことを認識するとともに、
着信音が左横から聞こえてきたことから電子メールのタ
スクT11の動作画面を退避している仮想タスク領域が
左横の仮想タスク領域52dであると即座にかつ容易に
認識することができる。ここでオペレータが電子メール
のタスクT11の動作画面をディスプレイ17に呼び出
すか、それともテレビ放送を見続けるかは任意である。
電子メールのタスクT11の動作画面をディスプレイ1
7に呼び出すときは、図13(c)に示すようにマウス
のドラッグ操作等によりテレビ放送デコードのタスクT
12の動作画面を例えば仮想スクリーン52においてデ
ィスプレイ17の表示画面51の右横に移し、さらに、
マウスのドラッグ操作等により電子メールのタスクT1
1の動作画面を表示画面51に移す。テレビ番組の音声
は右横から聞こえている。
【0076】図13(b)の状態から図13(d)に示
すようにテレビ放送デコードのタスクT12の動作画面
を例えば仮想スクリーン52の右横の仮想タスク領域5
2eに移し、新たなタスクとしてパソコン通信を選択し
たとすると、パソコン通信のタスクT13の動作画面が
ディスプレイ17の表示画面51に表示される。さら
に、パソコン通信によるソフトウエアや情報データのダ
ウンロードが始まると、図14(a)に示すようにパソ
コン通信のタスクT13の動作画面を例えば仮想スクリ
ーン52の上側の仮想タスク領域52bに移し、新たな
タスクとしてワープロを選択する。すると、ワープロの
タスクT14の動作画面がディスプレイ17の表示画面
51に表示される。図14(a)の状態で電子メールの
タスクT11において着信があり、着信音が音声出力手
段31から出力されたとする。電子メールのタスクT1
1の動作画面は今度もディスプレイ17の左横にあるか
ら、音場位置割付手段32と3次元音場生成手段30に
より、着信音は左横から出力される。これにより、テレ
ビ番組の音声や周囲の人の会話等が聞こえている雰囲気
音の中でも、オペレータは電子メールのタスクT11に
おいて着信があったことを認識するとともに、着信音が
左横から聞こえてきたことから電子メールのタスクT1
1の動作画面を退避している仮想タスク領域が左横の仮
想タスク領域52dであると即座にかつ容易に認識する
ことができる。ここでオペレータが電子メールのタスク
T11の動作画面をディスプレイ17に呼び出すとす
る。このときは、図14(b)に示すようにマウスのド
ラッグ操作等によりワープロのタスクT14の動作画面
を例えば仮想スクリーン52において表示画面51の斜
め左上側の仮想タスク領域52aに移し、さらに、マウ
スのドラッグ操作等により電子メールのタスクT11の
動作画面を表示画面51に移す。
【0077】図14(b)の状態で音場位置割付手段3
2と3次元音場生成手段30により右横からテレビ放送
の音声が聞こえてくるが、オペレータがそのテレビ放送
の映像を見たいと思ったときは、図14(c)に示すよ
うにマウスのドラッグ操作等により電子メールのタスク
T11の動作画面を例えば仮想スクリーン52において
再び表示画面51の左横の仮想タスク領域52dに移
し、さらに、マウスのドラッグ操作等によりテレビ放送
デコードのタスクT12の動作画面を表示画面51に移
す。なお、電子メールのタスクT11の動作画面を移す
先を、カギカッコで示したように、仮想タスク領域52
における表示画面51の斜め右上側の仮想タスク領域5
2cとしてもよい。また、電子メールのタスクT11の
動作画面の位置とテレビ放送デコードのタスクT12の
動作画面の位置とを互いに入れ替えてもよい。
【0078】図14(c)の状態で音場位置割付手段3
2と3次元音場生成手段30により上側からパソコン通
信のソフトウエアや情報データのダウンロードが終了し
たことを伝える音声が聞こえてきたとき、オペレータが
そのダウンロードの内容を見たいと思ったときは、図1
4(d)に示すようにマウスのドラッグ操作等によりテ
レビ放送デコードのタスクT12の動作画面を例えば仮
想スクリーン52において表示画面51の斜め右上側の
仮想タスク領域52cに移し、さらに、マウスのドラッ
グ操作等によりパソコン通信のタスクT13の動作画面
を表示画面51に移す。なお、テレビ放送デコードのタ
スクT12の動作画面を移す先を再び仮想タスク領域5
2における表示画面51の右横としてもよい。また、テ
レビ放送デコードのタスクT12の動作画面の位置とパ
ソコン通信のタスクT13の動作画面の位置とを互いに
入れ替えてもよい。
【0079】図14(d)の状態で音場位置割付手段3
2と3次元音場生成手段30により斜め右上側からテレ
ビ放送の音声が聞こえてくるが、オペレータがそのテレ
ビ放送の映像を見たいと思ったときは、図15(a)に
示すようにマウスのドラッグ操作等によりパソコン通信
のタスクT13の動作画面を例えば仮想スクリーン52
において表示画面51の右横の仮想タスク領域52eに
移し、さらに、マウスのドラッグ操作等によりテレビ放
送デコードのタスクT12の動作画面を表示画面51に
移す。なお、パソコン通信のタスクT13の動作画面を
移す先を再び仮想タスク領域52における表示画面51
の上側としてもよい。また、パソコン通信のタスクT1
3の動作画面の位置とテレビ放送デコードのタスクT1
2の動作画面の位置とを互いに入れ替えてもよい。
【0080】図15(a)の状態で音場位置割付手段3
2と3次元音場生成手段30により斜め左上側からワー
プロのタスクT14の処理音が聞こえてくるが、オペレ
ータがワープロを操作したいと思ったときは、図15
(b)に示すようにマウスのドラッグ操作等によりテレ
ビ放送デコードのタスクT12の動作画面を例えば仮想
スクリーン52において表示画面51の上側の仮想タス
ク領域52bに移し、さらに、マウスのドラッグ操作等
によりワープロのタスクT14の動作画面を表示画面5
1に移す。なお、カギカッコで示したように、テレビ放
送デコードのタスクT12の動作画面を移す先を仮想タ
スク領域52における表示画面51の斜め右上側の仮想
タスク領域52aとしてもよい。また、テレビ放送デコ
ードのタスクT12の動作画面の位置とワープロのタス
クT14の動作画面の位置とを互いに入れ替えてもよ
い。
【0081】なお、表示位置切換手段35が実行すると
ころの、表示画面51に表示されているタスクと仮想ス
クリーン52の各仮想タスク領域に退避されている非表
示タスクとの画面入れ替え処理については、上記のほか
に、図16(a),(b)に示すように、仮想的に表示
領域51′(黒枠で囲んだ部分)の方を仮想スクリーン
52上で移動させるように表示位置切換手段35を構成
してもよい。例えば、図16(a)のように黒枠で示し
た表示領域51′が仮想スクリーン52上で中央にあっ
てワープロのタスクT14の動作画面を表示画面51に
表示している状態で、電子メールのタスクT11におい
て着信音が聞こえたとき、入力手段29の操作によりマ
ウスカーソル(図示せず)を、現在の表示領域51′の
画面で、その着信音が聞こえたきた方向、つまり左側に
移動させ、左端(仮想タスク領域の境界線上)にマウス
カーソルが達した時点で、図16(b)に示すように、
黒枠で示した表示領域51′をワープロのタスクT14
から電子メールのタスクT11に仮想的に移動させ、電
子メールのタスクT11の動作画面を表示画面51に表
示するように構成してもよい。
【0082】なお、ネットワークインタフェース27お
よびネットワーク回線28を介してのインターネットの
タスクも、パソコン通信のタスクとほぼ同様に取り扱わ
れる。
【0083】以上のように本実施の形態2のマルチタス
ク管理システムにおいては、従来では組み合わせの考慮
対象外であった2つの要素、すなわち、3次元音場シス
テムとコンピュータの任意のプログラムのタスクの動作
画面を仮想的に表示する仮想スクリーンシステムとを組
み合わせ、仮想スクリーン上に退避させてあるタスクの
動作状況をその退避先である仮想タスク領域の方向から
の音声の出力によりオペレータに知らせるように構成し
てあるため、ディスプレイとしてヘッドマウンテッドデ
ィスプレイ(HMD)のような3次元ディスプレイでは
なく平面的な2次元ディスプレイを用いるものであって
も、そして退避タスクについての所定条件充足状態を画
面表示しなくても、退避タスクの動作状況を聴覚感性的
に即座かつ容易に認識することができ、しかも、その音
声出力のあった退避タスクの仮想スクリーンにおける退
避先が音声の聞こえてくる方向であるので、その退避タ
スクをディスプレイに呼び出すときの操作を迅速,容易
に行うことができる。
【0084】なお、上記の実施の形態1においても実施
の形態2においても、退避されたプログラムタスクにつ
いて所定条件充足の音を発すべき動作状況としては、プ
ログラムタスクの開始、終了だけでなく、進行途中の任
意の段階を定めることが可能である。そして、プログラ
ムタスクの進行状況に応じた音を発生するようにプログ
ラムすることにより、進行状況を細かくチェックするこ
とができる。
【0085】
【発明の効果】本発明に係るマルチタスク管理システム
によれば、表示画面から退避させるタスクについて退避
状態での所定条件充足の音を発すべき音源位置を3次元
音場で割り付け、所定条件充足時に前記音源位置が割り
付けられた3次元音場を生成して所定条件充足の音を出
力するので、退避タスクについての所定条件充足状態を
画面表示しなくても、所定条件充足の音が聞こえてくる
方向に基づいてオペレータは退避タスクの動作状況を聴
覚的に即座にかつ容易に認識することができ、また、例
えばテレビ番組等の音声や人の会話等が聞こえている雰
囲気音の中でも、雰囲気音とは明確に区別して所定条件
充足の音を聞き分けることが可能であり、2次元ディス
プレイがもつ制約を3次元音場システムによって補うこ
とにより、マルチタスクの操作性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0086】また、本発明に係るマルチタスク管理シス
テムによれば、3次元音場システムと仮想スクリーンシ
ステムとを組み合わせ、タスクを退避するときに仮想ス
クリーン上の複数ある仮想タスク領域のうち任意のもの
を指定し、退避タスクについて退避状態での所定条件充
足の音を発すべき音源位置を、表示画面を基準とした退
避タスクの退避先である仮想タスク領域の方向において
割り付け、すなわち、タスク退避位置と音源位置とを対
応付け、所定条件充足時に前記音源位置が割り付けられ
た3次元音場を生成して所定条件充足の音を出力するの
で、退避タスクについての所定条件充足の音は退避先を
指定した仮想タスク領域の方向から聞こえてくることに
なり、オペレータはどの退避タスクについてどの位置に
音源を割り付けてあるかを覚えている必要はなく、ただ
タスクごとの所定条件充足の音の音色等を覚えておくだ
けでよくて、退避タスクについての所定条件充足状態を
画面表示しなくても、所定条件充足の音が聞こえてくる
方向に基づいてオペレータは退避タスクの動作状況を聴
覚的に即座にかつ容易に認識することができることはも
ちろん、その退避タスクが仮想スクリーン上のどの方向
の仮想タスク領域に退避されているかをも聴覚的に即座
にかつ容易に認識することができる。すなわち、退避タ
スクの仮想スクリーン上での退避位置と3次元音場にお
ける所定条件充足の音の音源位置とを関連付けたので、
退避タスクの動作状況の確認およびその後の操作をきわ
めて容易なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチタスク管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に係るマルチタスク管理システム
の動作を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態1に係るマルチタスク管理システム
の動作を示すフローチャート(図2の続き)である。
【図4】実施の形態1に係るマルチタスク管理システム
の動作を示すフローチャート(図3の続き)である。
【図5】実施の形態1に係るマルチタスク管理システム
の動作を示すフローチャート(図4の続き)である。
【図6】実施の形態1および実施の形態2に係るマルチ
タスク管理システムの3次元音場システムの構成説明図
である。
【図7】実施の形態1のマルチタスク管理システムの3
次元音場システムを用いた動作説明図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係るマルチタスク管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図9】実施の形態2に係るマルチタスク管理システム
の動作を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態2に係るマルチタスク管理システ
ムの動作を示すフローチャート(図9の続き)である。
【図11】実施の形態2に係るマルチタスク管理システ
ムの動作を示すフローチャート(図10の続き)であ
る。
【図12】実施の形態2に係るマルチタスク管理システ
ムの動作を示すフローチャート(図11の続き)であ
る。
【図13】実施の形態2のマルチタスク管理システムの
仮想スクリーンシステムを用いた動作説明図である。
【図14】同様に、実施の形態2のマルチタスク管理シ
ステムの仮想スクリーンシステムを用いた動作説明図で
ある。
【図15】同様に、実施の形態2のマルチタスク管理シ
ステムの仮想スクリーンシステムを用いた動作説明図で
ある。
【図16】実施の形態2の表示位置切換手段が実行する
別の態様の画面入れ替え処理の動作説明図である。
【図17】仮想スクリーンシステムの概略の説明図であ
る。
【図18】従来の技術の場合の仮想スクリーンシステム
の動作の説明図である。
【符号の説明】
11……制御手段 12……プログラム記憶手段 13……ワーキング用記憶手段 14……外部記憶手段 15……表示制御手段 16……フレームバッファ 17……ディスプレイ(2次元ディスプレイ) 18……ディスクドライブ 19……CD−ROMドライブ 20……テレビ受信手段 21……映像信号デコーダ 22……ビデオ再生手段 23……ビデオ信号デコーダ 24……NCU(ネットワークコントロールユニット) 25……モデム 26……電話回線 27……ネットワークインタフェース 28……ネットワーク回線 29……入力手段 30……3次元音場生成手段 31……音声出力手段 32……音場位置割付手段 33……バス 34……仮想スクリーン情報保持手段 35……表示位置切換手段 41……3次元音場 41a…音場斜め左上 41b…音場上 41c…音場斜め右上 41d…音場左 41e…音場右 51……ディスプレイの表示画面 52a〜52h……仮想タスク領域 T11…電子メールのタスク T12…テレビ放送デコードのタスク T13…パソコン通信のタスク T14…ワープロのタスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラムタスクを同時的に実行
    可能なマルチタスクにおいて、 2次元ディスプレイの表示画面から退避させるタスクに
    ついて退避状態で所定の条件が満たされたときに音声出
    力すべき3次元音場での音源位置を割り付ける音場位置
    割付手段と、 前記表示画面において他のタスクの動作画面が表示され
    ている状態で前記退避させたタスクにおいて所定の条件
    が満たされたときに前記音源位置が割り付けられた3次
    元音場を生成する3次元音場生成手段と、 この3次元音場生成手段により生成された前記音源位置
    からの音声出力を含む3次元音場音声を出力する音声出
    力手段とを備えていることを特徴とするマルチタスク管
    理システム。
  2. 【請求項2】 複数のプログラムタスクを同時的に実行
    可能なマルチタスクにおいて、 2次元ディスプレイの表示画面の周囲に仮想的に展開さ
    れ周方向で複数の仮想タスク領域に分割された仮想スク
    リーンを付属していて、前記表示画面に動作状況が表示
    されているタスクを退避するときに前記仮想スクリーン
    の複数の仮想タスク領域のうちの任意の仮想タスク領域
    を指定して退避されたタスクの情報を保持する仮想スク
    リーン情報保持手段と、 退避タスクが所定の条件が満たされたときに音声出力す
    べき3次元音場での音源位置を、相対的位置関係での前
    記表示画面を基準とした前記退避タスクの退避先である
    仮想タスク領域の方向において割り付ける音場位置割付
    手段と、 前記表示画面において他のタスクの動作画面が表示され
    ている状態で前記退避させたタスクにおいて所定の条件
    が満たされたときに前記音源位置が割り付けられた3次
    元音場を生成する3次元音場生成手段と、 この3次元音場生成手段により生成された前記音源位置
    からの音声出力を含む3次元音場音声を出力する音声出
    力手段とを備えていることを特徴とするマルチタスク管
    理システム。
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