JPH1055275A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH1055275A
JPH1055275A JP8211479A JP21147996A JPH1055275A JP H1055275 A JPH1055275 A JP H1055275A JP 8211479 A JP8211479 A JP 8211479A JP 21147996 A JP21147996 A JP 21147996A JP H1055275 A JPH1055275 A JP H1055275A
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JP
Japan
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condition
flag
instruction
branch
address
Prior art date
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Application number
JP8211479A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Abe
憲幸 阿部
Shinji Nakamura
眞次 中村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム作成・修正が容易になり、バグ発
生の防止に寄与することができる情報処理装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 所定の命令が実行された場合、コンデイ
ションコードレジスタ14から転送される条件コード中
の任意の条件フラグ値をコンデイションフラグ保持レジ
スタ17に保持し、コンデイションフラグ保持レジスタ
17からの条件フラグ値に対応する分岐フラグ又は継続
フラグを少なくとも一つ以上のコンデイシヨン判定テー
ブル18に記憶する。ここで、所定の条件分岐命令に基
づいてコンデイシヨン判定テーブル18のうち所望の一
つが選択された場合、当該コンデイション判定テーブル
18から出力されるフラグに応じて分岐アドレス及び継
続アドレスのうち一方をアドレス・セレクタ24で選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、複数の条件判定結果を組み合わせて状態を判
断し、以降に行うべき処理を切り替える場合にも、命令
数を削減でき、処理速度の向上に寄与することができる
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置としては、図19
(a)に示すように、主にデータ処理部112、制御部
113で構成される情報処理装置111が知られてい
る。
【0003】条件分岐処理を行う際には通常、命令実行
毎の結果状態を示すコンデイションフラグを用いるの
で、図19(b)にはさらに、このコンデイションフラ
グを保持するコンデイションコードレジスタ114を示
す。
【0004】また、情報処理装置111には、メモリ1
10が接続されている。図19(a)では、メモリ11
0を情報処理装置111の外部に接続しているが、この
メモリ110は、情報処理装置111に内蔵される場合
もある。
【0005】メモリ110には、情報処理装置111で
の処理を指示する命令群であるプログラムと、処理の実
行に用いるデータが保持されている。また、処理の実行
に用いるデータは、図示してない外部装置より与えられ
る場合もある。
【0006】メモリ110と情報処理装置111の間で
の命令やデータの授受は、以下のように行われる。ま
ず、制御部113はアドレスバス115を介してアドレ
ス信号を、また、信号線133−aを介して読み込みま
たは書き込みのいずれかを示す信号を、メモリ110に
与える。さらに、命令/データバス116を介して制御
部113、データ処理部112、コンデイションコード
レジスタ114などと、メモリ110との間で、信号線
133−aで示された方向で命令あるいはデータの授受
を行う。
【0007】情報処理装置111がプログラムに従った
所定の処理を行う際、制御部113は、まず、実行すべ
き命令をメモリ110から読み込む。さらに、制御部1
13は、読み込んだ命令や、外部(図示しない)からの
制御信号に従って、対応する処理を実行するためのアド
レスや各種の制御信号を発生し、アドレスバス115や
信号線133を介してメモリ110、データ処理部11
2、コンデイションコードレジスタ114に与えて順次
処理を進める。
【0008】データ処理部112は、一つの命令に対応
した処理を実行する時に、処理の実行結果の状態を示す
コンデイションフラグを生成し、このフラグをコンデイ
ションコードレジスタ114に書き込む。
【0009】コンデイションコードレジスタ114が保
持するコンデイションフラグとしては、例えば図19
(b)に示すようなものがある。同図において、キャリ
ーフラグCは、加算結果に桁あふれが生じたとき、また
は減算に桁借りが生じたとき論理1となり、それ以外で
は論理0値をとるフラグである。オーバフローフラグV
は、演算結果にオーバフローが生じたとき論理1、生じ
ないとき論理0値をとるフラグである。ゼロフラグZ
は、処理結果が0であったとき論理1、0以外の時論理
0となるフラグである。ネガティブフラグNは、処理結
果が負数のとき論理1、0または正の数であるとき論理
0となるフラグである。なお、これらのコンデイション
フラグの表す状態は、一命令実行毎に変化するため、そ
の都度、コンデイションコードレジスタ114の内容が
変化することになる。
【0010】情報処理装置111は、プログラムの実行
中に各種の状態判定を行い、その結果により次に行う処
理を切り替える。このような処理の切り替えには、コン
デイションコードレジスタ114の保持するフラグ値を
参照し、その値により次に実行すべき命令のアドレスを
切り替える、所謂、条件分岐命令を用いる。
【0011】次に、図20は、図19に示す制御部11
3の内部に構成される従来の情報処理装置における条件
分岐処理機構の一例を示すものである。
【0012】図20に示すように、条件分岐処理機構
は、命令取り込み/解読回路117、コンデイション判
定回路120、分岐先アドレス保持回路121、アドレ
ス・インクリメンタ122、非分岐アドレス保持回路1
23、アドレスセレクタ124から構成される。
【0013】命令取り込み/解読回路117は、命令/
データバス116を介してメモリ110から逐次に実行
すべき命令を取り込み、これをデコードして処理に必要
な制御信号群を生成する。
【0014】コンデイション指定信号125は、取り込
まれた命令が条件分岐命令であるか否か、および、条件
分岐命令であった場合は、判定すべき条件が何かを示
す、複数本の信号群であり、命令取り込み/解読回路1
17を通して生成される制御信号群の一部である。
【0015】コンデイション判定回路120は、このコ
ンデイション指定信号125を受けて判断を行い、分岐
すべきか否かを示す信号をアドレス・セレクタ124に
与えるものである。
【0016】この読み込んだ命令が条件分岐命令で、か
つ、その条件判定結果が真であり、分岐を行う必要があ
るときには、コンデイション判定回路120からアドレ
ス・セレクタ124に対して論理1値を持つ選択信号が
与えられる。
【0017】この読み込んだ命令が条件分岐命令でない
とき、または、条件分岐命令の条件判定結果が偽である
とき、すなわち、分岐を行わず次のプログラムアドレス
へ制御を進める場合は、コンデイション判定回路120
からアドレス・セレクタ124に対して論理0値を持つ
選択信号が与えられる。
【0018】コンデイション判定回路120は、この読
み込んだ命令が条件分岐命令であった場合、上記のコン
デイション指定信号125に従って、信号線134を介
して与えられるコンデイションコードレジスタ114の
内容から対応するコンデイションフラグを選択して、そ
の値か、もしくはその値を反転した値を、選択信号とし
てアドレス・セレクタ124に与えるか、または、コン
デイションコードレジスタ114内の複数のコンデイシ
ョンフラグ間の論理演算を行いその結果の1ビット信号
を、選択信号としてアドレス・セレクタ124に与え
る。この論理演算は、例えば、符号付減算 (A−B) を実行した後の状態として、 A<B であるか否かを調べるための、ネガティブフラグNとオ
ーバフローフラグVの排他論理和演算のようなものであ
る。
【0019】アドレス・セレクタ124は、選択信号と
して論理1を与えられたときは、プログラム実行アドレ
スとして分岐先アドレス保持回路121の内容を出力す
る。このプログラム実行アドレスは、図19に示したメ
モリ110へのアドレスとして出力されるものである。
【0020】分岐先アドレス保持回路121は、上記の
条件分岐命令で指定された分岐先のプログラムアドレス
が命令取り込み/解読回路117によって書き込まれ、
これを保持するものである。
【0021】書き込まれるアドレス値は、読み込んだ命
令や信号線134を介して与えられるデータ処理部11
2からの信号に従って、命令取り込み/解読回路117
が生成する。
【0022】一方、選択信号として、論理0を与えられ
たとき、アドレス・セレクタ124は、非分岐アドレス
保持回路123の内容をプログラム実行アドレスとして
出力する。
【0023】この非分岐アドレス保持回路123は、信
号線130を介して与えられる命令取り込み/解読回路
117の生成する制御信号に従って、アドレス・インク
リメンタ122の出力を保持するものである。このアド
レス・インクリメンタ122は、現在のプログラム実行
アドレス値に対して所定値を加え、次のプログラムアド
レス値を生成するものである。
【0024】このアドレス・インクリメント操作は、こ
のように専用のインクリメント回路を設ける場合と、情
報処理装置111が備える算術論理演算器を用いる場合
とがある。
【0025】以上のように、プログラム実行アドレスと
して、判定条件の真偽に応じて分岐先アドレスか非分岐
アドレスかを切り替えて出力することで、条件分岐処理
が行われる。
【0026】また、命令読み取り/解読回路117は、
条件分岐処理以外の処理を行う場合にも、読み込んだ命
令に従って必要な制御信号群を生成し、信号線133を
介して出力するが、本発明には直接関わらないので、詳
細な動作の説明は省略する。
【0027】以下に、このような従来の情報処理装置1
11において、処理の流れを切り替える場合の、具体的
な処理例を説明する。
【0028】ここで、実行すべき処理として、自動車の
エンジン制御の一部を例にして次のようなものを考え
る。
【0029】この処理は、エンジンの燃料噴射をカット
するか否かを判断するための処理フローの一部であり、
情報処理装置111が、外部から与えられる割り込み信
号等に同期して、所定周期(例えば10ms)毎に繰り
返し実行するものである。なお、燃料カットは下記の条
件(1)〜(4)のいずれかが成立しているときに行な
われるものとする。
【0030】(1) 条件1:以下の条件を全て満たす
とき 1) 変速機のポジションがトップ・ギヤ以外である。
【0031】2) アイドル・スイッチ(IS:アクセ
ルが開放されているときON、踏み込まれているときO
FF)が前回の参照時にONであり、かつ今回の参照で
もONのままである。
【0032】3) エンジン回転数(N)が所定の定数
値(N0)より大きい。
【0033】(2) 条件2:以下の条件を全て満たす
とき 1) 変速機のポジションが前回の参照時トップ・ギヤ
以外であり、かつ今回の参照ではトップ・ギヤに変化し
たとき。
【0034】2) アイドル・スイッチ(IS)が前回
の参照時にONでありかつ今回の参照時にもONのまま
である。
【0035】3) エンジン回転数(N)が所定の定数
値(N1)より大きい。
【0036】(3) 条件3:以下の条件を全て満たす
とき 1) 変速機のポジションが前回の参照時トップ・ギヤ
であり、かつ今回の参照でもトップ・ギヤのままであ
る。
【0037】2) アイドル・スイッチ(IS)が前回
の参照時にONでありかつ今回の参照時にもONのまま
である。
【0038】3) エンジン回転数(N)が所定の定数
値(N0)より大きい。
【0039】(4) 条件4:以下の条件を全て満たす
とき 1) 変速機のポジションが前回の参照時トップ・ギヤ
であり、かつ今回の参照でもトップ・ギヤのままであ
る。
【0040】2) アイドル・スイッチ(IS)が前回
の参照時にOFFであり、かつ今回の参照ではONに変
化した。
【0041】3) エンジン回転数(N)が所定の定数
値(N1)より大きい。
【0042】ただし、N0≠N1であるものとする。
【0043】また、トップ・ギヤの判断はエンジン回転
数(N)と、車速(VSP)より行なわれ、N<f(V
SP)であるときトップ・ギヤと判断される。ここでf
(VSP)は、車速の関数で表される所定値である。
【0044】次に、図21及び図22に、これらの判断
を行なうためのフローチャートを示す。また、図23に
は、処理の途中で用いられるフラグがデータ処理部11
2内のレジスタ1バイト中に保持されるビット位置を示
す。
【0045】ここで、SFg(t)は今回の参照で変速
機の位置がトップ・ギヤであったとき、論理1値をとる
ギヤ位置フラグであり、SFi(t)は今回の参照でア
イドル・スイッチ(IS)がONであったとき、論理1
値をとるアイドル・スイッチ・フラグである。また、S
Fg(t−1)、およびSFi(t−1)はそれぞれ前
回の参照時SFg、SFi値を保持しているフラグであ
る。また、車速(N)や、アイドル・スイッチ(IS)
値は、図示していない外部装置から情報処理装置111
に取り込まれるものとする。
【0046】以下、図21及び図22に示すフローチャ
ートに従って処理の流れを説明する。
【0047】まず、前記の条件1に従った流れを説明す
る。
【0048】はじめに、現在の変速機の位置を確認する
ために、ステップS500では、エンジン回転数(N)
と車速の関数f(VSP)との比較演算命令を実行す
る。この比較演算は例えば、減算として、 N−f(VSP) を行う。なお、以下に説明する比較演算もこれと同様に
適当な演算(加減算、論理演算、シフト等)を行うもの
である。
【0049】次に、ステップS510では、条件分岐命
令(図示のA)を実行するが、これは例えば、上記減算
の結果を示すコンデイションフラグのうち、キャリーC
を参照して、キャリーCが論理0であれば、減算に桁借
りが生じていない。即ち、 N≧f(VSP) であり、ギヤ位置がトップ以外であると判断してステッ
プS710に進む。ステップS710では、ギヤ位置フ
ラグSFg(t)(即ち、図23のビット3(b3))
を論理0にして、次の条件判断に移る。なお、以下に説
明する条件分岐もこれと同様に、比較の大小を示す適当
なコンデイションフラグを参照して行われるものであ
る。
【0050】次に、ステップS720では、条件判断
は、アイドル・スイッチ(IS)の状態を確認すること
であり、まずIS値を論理1と比較する。次に、ステッ
プS730では、さらに上記の条件分岐命令と同様に、
この減算結果の状態を示すコンデイションフラグ値を参
照して条件分岐命令(図示のH)が実行される。
【0051】ここで、アイドル・スイッチがON(IS
=1)である場合には、ステップS740で、アイドル
・スイッチ・フラグSFi(t)(即ち、図23に示す
ビット1(b1))を論理1に設定する。
【0052】次に、ステップS750では、引き続き前
回のアイドル・スイッチ・フラグの状態SFi(t−
1)(即ち、図23に示すビット0(b0))が論理1
であるか否かを比較する。その後、ステップS760で
は、条件分岐命令(図示のI)を実行し、SFi(t−
1)もONであれば、エンジン回転数(N)の条件判断
に移る。
【0053】ここで、ステップS600では、エンジン
回転数(N)が所定の数値(N0)より大きいか否かの
比較演算を行ない、その結果に応じて条件分岐(図示の
E)を行なう。この条件分岐Eでは N>N0 である場合、燃料カットの処理へ進む前に、ステップS
620で、SFg(t)およびSFi(t)をそれぞれ
次のサイクルでのSFg(t−1)、SFi(t−1)
として用いるため1ビット右シフトしておく。
【0054】上記の流れの中で、ステップS730の条
件分岐Hで IS=0 であった時は、アイドル・スイッチ・フラグSFi
(t)を論理0としてから、また、ステップS760の
条件分岐Iで SFi(t−1)=0 又は条件分岐Eで N≦N0 であった場合は、そのまま、ステップS780へ進み、
SFg(t)とSFi(t)の右1ビット・シフトを行
ない、燃料カットしないという判断で図21及び図22
に示す処理を終える。
【0055】以上、前記の条件1の判断フローを説明し
たが、前記条件2〜4についても同様にして処理が行な
われる。
【0056】ここで、図21及び図22に示す処理フロ
ーの各操作が、それぞれ情報処理装置111の1命令に
対応していると仮定して以下の説明を続ける。但し、実
際には、情報処理装置の構造により、2命令以上必要な
場合もある。
【0057】図21及び図22に示す処理フローがとり
うる経路と、そのときの命令数は、各条件分岐に着目し
てみると以下のようになる。
【0058】(1)A→H→カットしない(7命令) (2)A→H→I→カットしない(9命令) (3)A→B→C→カットしない(9命令) (4)A→B→F→カットしない(9命令) (5)A→H→I→E→カットしない(11命令) (6)A→H→I→E→カットする(11命令) (7)A→B→F→G→カットしない(11命令) (8)A→B→C→D→E→カットしない(13命令) (9)A→B→C→D→E→カットする(13命令) (10)A→B→C→D→J→カットしない(13命
令) (11)A→B→C→D→J→カットする(13命令) (12)A→B→F→G→J→カットしない(13命
令) (13)A→B→F→G→J→カットする(13命令) 処理する命令の数からみると、最少で9個の命令を、最
多で13個の命令を処理することになる。各経路を通る
確立が等しいと仮定すると、平均で約11個の命令を処
理することになる。また、命令の記述数からみると、図
21及び図22に示す処理全体で28個の命令の記述が
必要になる。
【0059】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
条件分岐機構を備えた情報処理装置では、複数の状態判
断結果を組み合わせて以降に行うべき処理を切り替える
場合、上述したように、比較命令と条件分岐命令を対と
して各種条件の判定を行い、また、比較演算の結果を、
中間結果フラグとしてそのつどメモリ又はレジスタ等に
格納しておく操作が必要であり、さらに、これらのフラ
グを確認するために、フラグの並べ換えやシフト等の操
作が必要となることから、以下のような問題点を生じて
いた。
【0060】(1) 個々の判断条件の組み合わせが複
雑になり、プログラムフローと実際に行いたい判断との
対応関係が極めてわかりにくい。
【0061】(2) 記述すべきプログラム量が多い。
【0062】(3) (1)、(2)のため、プログラ
ム作成に手間がかかる。
【0063】また、バグが発生しやすく、発見しにく
く、かつ修正しにくい。
【0064】(4) (2)、(3)のため、製品コス
ト、開発コストとも増加する。
【0065】(5) (2)のため、処理に時間がかか
る。さらに処理時間がそのときの状態によって変化し、
プログラム処理時間の管理が複雑になる。特に、自動車
制御のような組み込み型制御でリアルタイム性の要求が
高い場合において、より大きな問題となる。
【0066】本発明は上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、プログラム作成・修正が容易になり、バグ発
生の防止に寄与することができる情報処理装置を提供す
ることにある。
【0067】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、条件コードを更新する命令の
実行により設定される条件フラグを保持する条件コード
保持手段と、該条件コード保持手段から転送される条件
コード中の任意の条件フラグ値を保持する条件フラグ保
持手段と、該条件フラグ保持手段に保持される条件フラ
グ値に対応して、処理内容を変更するための情報を予め
記憶する少なくとも1つの条件判定テーブル手段と、前
記条件フラグ値に基づいて、該条件判定テーブル手段の
うち所望の一つが選択された場合、当該条件判定テーブ
ル手段から出力される情報に応じて後続する処理内容を
変更する変更手段とを備えることを要旨とする。
【0068】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記条件判定テーブル手段は、前記条件フラグ
保持手段に保持される条件フラグ値に対応して、分岐の
正否を表す分岐フラグ、分岐先の分岐アドレスデータの
うち1つ以上を予め記憶することを要旨とする。
【0069】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、条件コードを更新する命令の実行により設定さ
れる条件フラグを保持する条件コード保持手段と、該条
件コード保持手段から転送される条件コード中の任意の
条件フラグ値を保持する条件フラグ保持手段と、読み込
んだ命令に応じて該命令の要求するデータの属性を表す
属性指定信号を出力する命令解読手段と、該命令解読手
段から出力される属性指定信号に対応して、命令の実行
手順を変更するのか、または数値データを使用するのか
の情報を予め記憶する少なくとも1つの第1の条件判定
テーブル手段と、該条件フラグ保持手段に保持される条
件フラグ値に対応して、命令の実行手順を変更するため
の情報または使用する数値データの情報を予め記憶する
少なくとも1つの第2の条件判定テーブル手段と、第1
の条件判定テーブル手段に基づき、前記属性指定信号に
従って、命令の実行手順を変更するのかまたは数値デー
タを使用するのかを選択し、かつ第2の条件判定テーブ
ル手段に基づき、条件フラグ値に従って、命令の実行手
順を変更するかまたは使用する数値データを変更する変
更手段とを備えることを要旨とする。
【0070】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記条件フラグ保持手段は、シフトレジスタか
らなることを要旨とする。
【0071】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記シフトレジスタは、1ビットのフラグデー
タを書き込む場合には、前回までに書き込まれたフラグ
データを1ビット分シフトする一方、一括して並列に読
み出しおよび書き込みが可能な機能を備えるように構成
することを要旨とする。
【0072】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記条件判定テーブル手段は、少なくとも読出
し専用記憶素子、プログラム可能論理回路、読出し書込
み記憶素子、連想記憶素子のうち一つからなることを要
旨とする。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、条件コ
ードを更新する命令が実行される度に、この命令により
設定される条件フラグを条件コード保持手段に保持し、
次に、この条件コード保持手段から転送される条件コー
ド中の任意の条件フラグ値を条件フラグ保持手段に保持
する。また、この条件フラグ保持手段に保持される条件
フラグ値の組み合わせに対応して、処理内容を変更する
ための情報を予め記憶する少なくとも1つの条件判定テ
ーブル手段を用意しておく。ここで、条件フラグ保持手
段から転送される条件フラグ値の組み合わせに基づい
て、条件判定テーブル手段のうち所望の一つが選択され
た場合、当該条件判定テーブル手段から出力される情報
に応じて後続する処理内容を変更手段で変更する。この
ように複数の条件判定結果を組み合わせて状態を判断し
て、後続する処理内容を変更する場合でも、状態判断に
必要な各条件判定の結果を順次記憶し、テーブルにより
一括して判断するようにしているので、複雑な診断フロ
ーのプログラミングを行う必要がなく、また記述するプ
ログラム量も削減できるため、低コスト化、品質の向
上、処理速度の向上を同時に達成することができる。
【0074】また、請求項2記載の本発明によれば、条
件フラグ保持手段に保持される条件フラグ値の組み合わ
せに対応して、分岐の正否を表す分岐フラグ、分岐先の
分岐アドレスデータのうち1つ以上を予め記憶する条件
判定テーブル手段を用意しておく。このように複数の条
件判定結果を組み合わせて状態を判断して、後続する処
理内容を変更する場合でも、状態判断に必要な分岐フラ
グや分岐先の分岐アドレスデータを記憶し、テーブルに
より一括して判断するようにしているので、複雑な診断
フローのプログラミングを行う必要がなく、また記述す
るプログラム量も削減できるため、低コスト化、品質の
向上、処理速度の向上を同時に達成することができる。
【0075】また、請求項3記載の本発明によれば、条
件コードを更新する命令が実行される度に、この命令の
実行により設定される条件フラグを条件コード保持手段
に保持し、次に、条件コード保持手段から転送される条
件コード中の任意の条件フラグ値を条件フラグ保持手段
に保持する。ここで、読み込んだ命令に応じてこの命令
の要求するデータの属性を表す属性指定信号を命令解読
手段から出力し、命令解読手段から出力される属性指定
信号に対応して、命令の実行手順を変更するのか、また
は数値データを使用するのかの情報を予め記憶する少な
くとも1つの第1の条件判定テーブル手段を用意する。
一方、条件フラグ保持手段に保持される条件フラグ値に
対応して、命令の実行手順を変更するための情報または
使用する数値データの情報を予め記憶する少なくとも1
つの第2の条件判定テーブル手段を用意する。さらに、
第1の条件判定テーブル手段に基づき、属性指定信号に
従って、命令の実行手順を変更するのかまたは数値デー
タを使用するのかを選択し、かつ第2の条件判定テーブ
ル手段に基づき、条件フラグ値に従って、命令の実行手
順を変更するかまたは使用する数値データを変更手段で
変更する。このように複数の条件判定結果を組み合わせ
て状態を判断して、以降に行うべき命令の実行手順を変
更するかまたは使用する数値データを変更する場合で
も、状態判断に必要な各条件判定の結果と次のプログラ
ム実行アドレスまたは数値データをテーブルにより一括
して求めるようにしているので、複雑な診断フローのプ
ログラミングを行う必要がなく、また記述するプログラ
ム量も削減できるため、低コスト化、品質の向上、処理
速度の向上を同時に達成することができる。
【0076】また、請求項4記載の本発明によれば、条
件フラグ保持手段は、シフトレジスタからなることで、
意味的に同一な条件判定を定期的に繰り返し行う場合、
常に同一ビット位置に同一の意味情報を保持することが
可能となり、フラグの並べ換え操作が不要となることか
ら、プログラム記述量を削減でき、低コスト化,品質の
向上,処理速度の向上を同時に達成することができる。
【0077】また、請求項5記載の本発明によれば、シ
フトレジスタは、1ビットのフラグデータを書き込む場
合には、前回までに書き込まれたフラグデータを1ビッ
ト分シフトする一方、一括して並列に読み書きできるよ
うに構成することで、状態判断に必要なデータの、他の
記憶装置への退避および復帰操作が可能となり、多くの
状態判断を共通のハードウェアで処理することができ
る。
【0078】また、請求項6記載の本発明によれば、条
件判定テーブル手段は、少なくとも読出し専用記憶素
子、プログラム可能論理回路、読出し書込み記憶素子、
連想記憶素子のうち一つからなることで、情報処理装置
に必要とされる処理速度と回路規模を考慮して、最適な
ものを選択することができる。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0080】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る情報処理装置のシステム構成を示
す図である。
【0081】同図に示すように、情報処理装置11は、
データ処理部12、制御部13、コンデイションコード
レジスタ14、コンデイションフラグ保持レジスタ17
から構成される。また、情報処理装置11は、外部にメ
モリ10を備え、アドレスバス15及び命令/データバ
ス16を介して情報処理装置11と各種信号の授受を行
う。なお、図中では、メモリ10を情報処理装置11の
外部に接続するように構成しているが、このメモリ10
を情報処理装置11の内部に配置するように構成しても
よい。
【0082】同図において、メモリ10は、情報処理装
置11での各種処理を指示するための命令群を有するプ
ログラムと、処理の実行に用いるためのデータが保持さ
れている。なお、処理の実行に用いるためのデータは、
外部装置(図示しない)から与えられる場合もある。
【0083】メモリ10と情報処理装置11の間での命
令やデータの授受は、以下のように行われる。まず、制
御部13はアドレスバス15を介してアドレス信号を、
また、信号線33−aを介して読み込みまたは書き込み
のいずれかを示す信号をメモリ10に与える。さらに、
命令/データバス16を介して制御部13、データ処理
部12、コンデイションコードレジスタ14などと、メ
モリ10との間で、信号線33−aで示された方向で命
令あるいはデータの授受を行う。
【0084】情報処理装置11がプログラムに従った、
所定の処理を行う際、制御部13は、まず、実行すべき
命令をメモリ10から読み込む。さらに、制御部13
は、読み込んだ命令や、図示していない外部からの制御
信号に従って、対応する処理を実行するためのアドレス
や各種の制御信号を発生し、アドレスバス15や信号線
33を介してメモリ10、データ処理部12、コンデイ
ションコードレジスタ14に与え、順次処理を進める。
【0085】データ処理部12は、一つの命令に対応し
た処理を実行する度に、処理の実行結果の状態を示すコ
ンデイションフラグを生成し、このフラグをコンデイシ
ョンコードレジスタ14に書き込む。
【0086】コンデイションコードレジスタ14は、コ
ンデイションフラグとしてキャリーフラグC、オーバフ
ローフラグV、ゼロフラグZ、ネガティブフラグN等を
保持する。キャリーフラグCは、加算結果に桁あふれが
生じたとき、または減算に桁借りが生じたとき論理1と
なり、それ以外では論理0値をとるフラグである。オー
バフローフラグVは、演算結果にオーバフローが生じた
とき論理1、生じないとき論理0値をとるフラグであ
る。ゼロフラグZは、処理結果が0であったとき論理
1、0以外の時論理0となるフラグである。ネガティブ
フラグNは、処理結果が負数のとき論理1、0または正
の数であるとき論理0となるフラグである。なお、これ
らのコンデイションフラグの表す状態は、一命令実行毎
に変化するため、その都度、コンデイションコードレジ
スタ14の内容が変化することになる。
【0087】次に、図2は、コンデイションフラグ保持
レジスタ17の機能を示す図である。
【0088】同図において、コンデイションフラグ保持
レジスタ17は、8ビットのシフトレジスタから構成さ
れる。後述するように、コンデイションフラグ転送命令
により1ビットのフラグデータを書き込まれる際に、今
までコンデイションフラグ保持レジスタ17に保持され
ていたフラグデータを1ビット右シフトし、最上位ビッ
トb7に新たな1ビットのフラグデータを書き込むよう
にする。また、コンデイションフラグ保持レジスタ17
は、8ビットを並列にまとめて読み書きすることも可能
なものとする。
【0089】次に、図3は、制御部13の備える条件分
岐処理機構を示す図である。
【0090】同図において、制御部13Aは、コンデイ
ション判定テーブル18、命令取り込み/解読回路1
9、コンデイション判定回路20、分岐先アドレス保持
回路21、アドレス・インクリメンタ22、非分岐アド
レス保持回路23、アドレス・セレクタ24、判定回路
セレクタ25から構成される。
【0091】命令取り込み/解読回路19は、命令/デ
ータバス16を介してメモリ10から逐次に実行すべき
命令を取り込み、これをデコードして処理に必要な制御
信号群を生成する。
【0092】命令取り込み/解読回路19は、生成する
制御信号群のうち、図20に示す従来のコンデイション
判定信号125に代わって、コンデイション判定信号3
1Aを生成するものである。
【0093】コンデイション指定信号31Aは、命令取
り込み/解読回路19を通して生成される、図20に示
すコンデイション指定信号と類似した機能の信号群であ
り、コンデイション判定回路20に対して読み込んだ命
令が条件分岐命令か否かを通知する。さらにこの命令が
条件分岐命令である場合、コンデイション判定回路20
に対しては、コンデイションコードレジスタ14中の参
照したいコンデイションフラグや、複数コンデイション
フラグ間の論理演算を指定し、判定回路セレクタ25に
対しては、コンデイション判定回路20の出力をアドレ
スセレクタ24の選択信号とすることを指定する。
【0094】また、命令取り込み/解読回路19の読み
込んだ命令が後述するテーブル分岐命令である場合に
は、コンデイション指定信号31Aは、コンデイション
判定テーブル18に対して判定に用いるテーブルを指定
し、さらに、判定回路セレクタ25に対しては、コンデ
イション判定テーブル18の出力をアドレス・セレクタ
24の選択信号とすることを指定する。
【0095】コンデイション判定回路20は、このコン
デイション指定信号31Aを受けて判断を行い、分岐す
べきか否かを示す信号を出力するものである。
【0096】読み込んだ命令が条件分岐命令であり、か
つ、その条件判定結果が真であり、さらに分岐を行う必
要があるときには、コンデイション判定回路20の出力
は論理1値となる。
【0097】読み込んだ命令が条件分岐命令ではない場
合、または、条件分岐命令の条件判定結果が偽である場
合、即ち、分岐を行わず次のプログラムアドレスへ制御
を進める場合は、コンデイション判定回路20の出力は
論理0値となる。
【0098】コンデイション判定回路20は、読み込ん
だ命令が条件分岐命令であった場合、コンデイション指
定信号31Aに従って、信号線34−bを介してコンデ
イションコードレジスタ14から対応するコンデイショ
ンフラグを選択して、その値またはその値を反転した値
を選択信号として出力するか、または、コンデイション
コードレジスタ14内の複数のコンデイションフラグ間
の論理演算を行い、その結果の1ビット信号を出力す
る。この論理演算は、例えば符号付減算 (A−B) を実行後の状態として、 A<B であるか否かを調べるためのネガティブフラグNとオー
バフローフラグVの排他論理和演算のようなものであ
る。
【0099】コンデイション判定テーブル18は、一つ
以上のテーブルからなり、信号線34−aを介してコン
デイションフラグ保持レジスタ17からの値として、今
回のフラグf3(t),f2(t),f1(t),f0
(t)、前回のフラグf3(t−1),f2(t−
1),f1(t−1),f0(t−1)とを入力し、コ
ンデイション指定信号31Aの指示により選択された一
つのテーブルを用いて、入力値に対応した判断結果を1
ビットのフラグとして出力する。
【0100】次に、図4にコンデイション判定テーブル
18の構成例を示す。
【0101】コンデイション判定テーブル18には、予
め判定すべき状態毎に1つのテーブルを用意しておく。
図4には、18a、18b、18cの3つのテーブルが
示されており、例えば18aは、前述の燃料カットの判
断に用いる燃料カット判断用テーブルである。
【0102】それぞれのテーブルは、8ビットのコンデ
イション保持レジスタ17の内容が入力され、入力値の
それぞれに対応する状態判定の結果を、真(論理1)か
偽(論理0)かの形で出力する。ただし、図4に示す入
力値の記述において×で示されたビット値は任意値、即
ち、ドントケア値である。
【0103】判定回路セレクタ25は、前述のようにコ
ンデイション判定回路20からの出力とコンデイション
判定テーブル18からの出力を切り替えてアドレス・セ
レクタ24の選択信号とする。
【0104】分岐先アドレス保持回路21は、上述され
た条件分岐命令または後述するテーブル分岐命令で指定
された分岐先のプログラムアドレスが命令取り込み/解
読回路19によって書き込まれてこれを保持するもので
ある。書き込まれるアドレスは、読み込んだ命令や、信
号線34−cを介して与えられるデータ処理部12から
の信号に従って、命令取り込み/解読回路19が生成す
る。
【0105】アドレス・インクリメンタ22は、現在の
プログラム実行アドレス値に対して所定値を加え、次の
プログラムアドレス値を生成するものである。なお、ア
ドレス・インクリメンタ22は、このような専用のイン
クリメント回路を設けて構成しているが、情報処理装置
11が備える算術論理演算器を用いて構成してもよい。
【0106】非分岐アドレス保持回路23は、信号線3
0を介して与えられる、命令取り込み/解読回路19の
生成する制御信号に従って、アドレス・インクリメンタ
22の出力を保持するものである。
【0107】アドレス・セレクタ24は、選択信号とし
て論理1を与えられたときは、プログラム実行アドレス
として分岐アドレス保持回路21の内容を出力する。一
方、選択信号として論理0を与えられたときには、アド
レス・セレクタ24は、非分岐アドレス保持回路23の
内容をプログラム実行アドレスとして出力する。このプ
ログラム実行アドレスは、メモリ10へのアドレスとし
て出力されるものである。
【0108】以下に、図5に示すフローチャートを用い
て本実施の形態に係る情報処理装置11が従来技術の説
明で述べたものと同一の自動車のエンジンの燃料噴射カ
ット判断処理を行う場合の動作を説明する。
【0109】前述のごとく燃料カット判断処理を行うた
めに必要な条件要素は、 (1) 変速機のポジション (2) アイドルスイッチの状態 (3) エンジン回転数(N)と所定値(N0)の大小
関係 (4) エンジン回転数(N)と所定値(N1)の大小
関係 の4項目であり、これらの項目の判断結果の組み合わせ
によって4つの燃料カット条件が定義されるものであっ
た。
【0110】図5において、ステップS10では、変速
機のポジションを確認するため、減算として、 N−f(VSP) を行い、同時に、その結果の状態を示すフラグとしてキ
ャリーCを指定して、これをf0(t)として、コンデ
イションフラグ保持レジスタ17へ転送する。即ち、ト
ップギヤ(N<f(VSP))の場合には論理1が、ト
ップギヤ以外の場合には論理0がコンデイションフラグ
保持レジスタ17の最上位ビットに書き込まれ、同時に
コンデイションフラグ保持レジスタ17の内容は1ビッ
ト右シフトされる。この時のコンデイションフラグ保持
レジスタ17の状態を図6(1)に示す。
【0111】この操作を指示する命令が、コンデイショ
ンフラグ転送命令であり、比較演算の実行と、演算結果
条件を表すコンデイションフラグをコンデイションフラ
グレジスタ14からコンデイションフラグ保持レジスタ
17へ転送するための転送指示を1命令で与えるものと
する。
【0112】次に、図5に示すステップS20では、ア
イドルスイッチ(IS)のON/OFFを確認するた
め、減算として、 (IS−1) を行い、その結果の状態を示すフラグとして、ゼロフラ
グZを指定して、これをf1(t)としてコンデイショ
ンフラグ保持レジスタ17へ書き込む。即ち、アイドル
スイッチ(IS)がONの場合には論理1が、OFFの
場合には論理0がコンデイションフラグ保持レジスタ1
7の最上位ビットに書き込まれ、同時にコンデイション
フラグ保持レジスタ17の内容は1ビット右シフトされ
る。このときのコンデイションフラグ保持レジスタ17
の状態を図6(2)に示す。
【0113】ここで、説明を簡単にするためアドレスス
イッチ(IS)値が1ワード全てを用いた形であると仮
定して(例えば8ビットで“00000001”または
“00000000”)、減算を用いてISの状態を確
認したが、例えば1ワード中のLSBのみがISの情報
保持するものであり、他のビットには別の情報を保持し
ているような場合もありうる。
【0114】この場合は、IS値のみを抽出するため
に、ISを含む1ワードと即値“00000001”と
の論理積演算を行うと、上記と同様にゼロフラグZの状
態を用いた判断が可能となる。
【0115】但し、この場合にゼロフラグZ=0のと
き、ISがONであることを示し、Z=1のとき、IS
がOFFてあることを示すものとなり、上記の減算によ
る確認の場合とは逆になることに注意を要する。
【0116】次に、図5に示すステップS30では、エ
ンジン回転数Nが、定数N0より大きいか否かの判定を
行い、その真偽をそれぞれフラグf2(t)として、コ
ンデイションフラグ保持レジスタ17に書き込む。この
ときのコンデイションフラグ保持レジスタ17の状態を
図6(3)に示す。
【0117】同様に、図5に示すステップS40では、
エンジン回転数Nが、定数N1より大きいか否かの判定
を行い、その真偽をそれぞれフラグf3(t)として、
コンデイションフラグ保持レジスタ17に書き込む。こ
のときのコンデイションフラグ保持レジスタ17の状態
を図6(4)に示す。
【0118】上述したように、燃料カット判断処理は所
定周期毎に繰り返し行われるものであり、前回判断時で
の各種フラグ値をも参照して今回の判断が行われる。コ
ンデイションフラグ保持レジスタ17はシフトレジスタ
として機能するため、図6に示すように、上記のフラグ
f3(t)、f2(t)、f1(t)、f0(t)の前
回判断時の値は、図5に示すステップS40が終了した
後、それぞれf3(t−1)、f2(t−1)、f1
(t−1)、f0(t−1)として、コンデイションフ
ラグ保持レジスタ17のビット3(b3)からビット0
(b0)までに保存される。図5に示すフローチャート
は各判断の結果に関わらず、常に同一命令群の処理とな
るため、これらのフラグのビット位置は常に、図5に示
すステップS40の処理が終了した後、図6に示す
(4)のようになる。
【0119】図5に示す最後のステップS50では、コ
ンデイション判定テーブル18を用いた条件分岐を行
う。
【0120】前記燃料カット条件(1)〜(4)の成立
を示すコンデイションフラグ保持レジスタ17の状態は
図7に示すようになる。なお、コンデイションフラグ保
持レジスタ17に保持されている状態は、今回のフラグ
f3(t),f2(t),f1(t),f0(t)、前
回のフラグf3(t−1),f2(t−1),f1(t
−1),f0(t−1)である。但し、以下の記述中×
は任意値である。また、コンデイションフラグ保持レジ
スタ17の内容はコンデイションテーブル18に入力さ
れるが、図4に示すように、前記燃料カット条件(1)
〜(4)に相当する入力に対してのみ論理1(真)を出
力し、他の組み合わせパターンに対しては論理0(偽)
を出力するように、予めコンデイション判定テーブル1
8aを定義しておくものとする。
【0121】図5に示すステップS50では、テーブル
分岐命令を実行する。このテーブル分岐命令は、コンデ
イション判定テーブル18中の対象となるテーブルの指
定と、条件が成り立っているときの分岐先アドレスを与
える。
【0122】本実施の形態では、対象テーブルとして1
8aを指定し、また分岐先アドレスは燃料カット処理を
行うプログラムルーチンのアドレスとして、図3で示し
た分岐アドレス保持回路21に書き込まれる。
【0123】図3において、テーブル分岐命令により、
コンデイション指定信号31Aは、判定回路セレクタ2
5にコンデイション判定テーブル18の出力を選択する
ことを指示する。また、コンデイション判定テーブル1
8へは、テーブル18aを用いた出力を行うことを指示
する。
【0124】従って、このテーブル分岐命令の実行と
き、判定回路セレクタ25の出力を選択信号として入力
するアドレス・セレクタ24は、上記の燃料カット条件
(1)から(4)のいずれかが成立している場合のみ、
分岐先アドレス保持回路21の内容をプログラム実行ア
ドレスとして出力する一方、この条件が不成立の場合に
は、非分岐アドレス保持回路23の内容をプログラム実
行アドレスとして出力することになる。
【0125】このように、複数の条件判定結果の組み合
わせで状態を判断し、後続する処理内容を変更する場合
でも、状態判断に必要な各条件判定の結果を順次記憶
し、テーブルにより一括して判断するようにしているの
で、複雑な診断フローのプログラミングを行う必要がな
く、また記述するプログラム量も、例えば前述の燃料カ
ット判断処理が、5命令の記述、かつ5命令の処理とな
ったように、大幅に削減できるため、低コスト化、品質
の向上、処理速度の向上を同時に達成することができ
る。
【0126】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、燃料カット処理の判断として、燃料カットを行うか
否かの二者択一的な判断を行う場合を示したが、条件の
成立状況に合わせて、複数の異なる処理を起動したい場
合、例えば、前述の燃料カット判断において、条件1か
ら条件4についてそれぞれ異なったた手順の燃料カット
処理を行いたいような場合について説明する。この場合
の分岐は、多岐分岐となる。
【0127】図8は、第2の実施の形態に係る情報処理
装置11の条件分岐機構の構成を示す図である。なお、
本実施の形態では、情報処理装置11の全体構成は、図
1に示す構成と同様であり、制御部13内に備える条件
分岐機構のみ異なるものである。
【0128】図8に示す制御部13Bにおける条件分岐
機構は、図3に示した第1の実施の形態における条件分
岐機構と同様の構成要素として、分岐先アドレス保持回
路21、アドレス・インクリメンタ22、非分岐アドレ
ス保持回路23を備える。一方、類似する構成要素とし
て、命令取り込み/解読回路26、コンデイション判定
テーブル27、コンデイション判定回路28、アドレス
・セレクタ29を備える。
【0129】コンデイション指定信号31Bは、図3に
示すコンデイション指定信号31Aに類似した機能を有
し、命令取り込み/解読回路26により生成される制御
信号群である。コンデイション判定回路28に対して
は、この読み込んだ命令が、条件分岐命令か、後述する
テーブル分岐命令か、それ以外の命令かを通知し、また
条件分岐命令であった場合には、コンデイションコード
レジスタ14中の参照したいコンデイションフラグや、
複数コンデイションフラグ間の論理演算を指定する。
【0130】また、コンデイション判定テーブル27に
対しては、このテーブル分岐命令で参照するテーブルを
指定する。さらに、アドレス・セレクタ29に選択信号
S0として、この読み込んだ命令がテーブル分岐命令で
ある場合には、論理1、それ以外では論理0となる信号
を与える。
【0131】図10は、コンデイション判定テーブル2
7の例を示す図である。コンデイション判定テーブル2
7には、予め判定すべき状態毎に一つのテーブルを用意
しておくものとする。例えば、コンデイション判定テー
ブル27a、27b、27cのうち27aが上述された
燃料カット判断用テーブルである。
【0132】コンデイション判定テーブル27は、コン
デイション指定信号31Bの指示により選択された一つ
のテーブルを用いて、信号線34−aを介して入力され
るコンデイションフラグ保持レジスタ17の内容に対応
して分岐するか否かを示す分岐フラグと、さらに、分岐
する場合には分岐先のアドレスを出力する。図10に示
す入力値の記述において、Xで示されたビットの値は任
意値、即ち、ドントケア値である。
【0133】コンデイション判定回路28は、コンデイ
ション指定信号31Bの指示に従って条件分岐命令の場
合には、信号線34−bを介してコンデイションコード
レジスタ14の値が入力され、この中のコンデイション
フラグを用いた1ビットの真偽判定結果を出力する。一
方、テーブル分岐命令の場合には、コンデイション判定
テーブル27から出力される分岐フラグ値を出力する。
それ以外の命令の場合には、論理0を出力して、アドレ
ス・セレクタ29に選択信号S1として与える。
【0134】アドレス・セレクタ29は、コンデイショ
ン指定信号31Bとコンデイション判定回路28の出力
を選択信号S0、S1として受け付け、コンデイション
判定テーブル27が出力する分岐アドレスと、分岐先ア
ドレス保持回路21の内容と、非分岐先アドレス保持回
路23の内容のうちいずれか一つを選択して、プログラ
ム実行アドレスとして出力する。
【0135】次に、図9は選択信号S0、S1値とアド
レス・セレクタ29の出力との関係を示す図である。
【0136】選択信号S1が論理0の場合は、非分岐ア
ドレス保持回路21の内容をプログラム実行アドレスと
する。また、選択信号S1が論理1かつ選択信号S0が
論理0のときは、分岐先アドレス保持回路23の内容を
プログラム実行アドレスとする。さらに、選択信号S1
が論理1かつ選択信号S0が論理1のときは、コンデイ
ション判定テーブル27の出力する分岐アドレスをプロ
グラム実行アドレスとする。
【0137】次に、図11に示すフローチャートを用い
て本実施の形態に係る情報処理装置11が判断した状態
によって異なる燃料カット処理ルーチンへ分岐する場合
の動作を説明する。なお、本実施の形態に係る情報処理
装置11は、第1の実施の形態において、自動車のエン
ジン燃料カット判断に用いた条件(1)〜(4)がそれ
ぞれ異なる燃料カット処理ルーチンへ分岐する場合を例
にして説明するものである。
【0138】ここで、図11に示すステップS110〜
S140の処理は、第1の実施の形態で説明した図5に
示す動作と全く同様であるので、この説明を省略する。
【0139】図11に示すステップS150では、コン
デイション判定テーブル27を用いた多岐条件分岐を行
う。なお、条件(1)〜(4)に対応するコンデイショ
ンフラグ保持レジスタ17の値は、第1の実施の形態で
説明したものと全く同様である。
【0140】コンデイション判定テーブル27には、図
10に示したように、予め条件(1)〜(4)に対して
のみ分岐フラグを論理1、他の場合の分岐フラグを論理
0とし、またそれぞれの条件が成立したときに行うべき
処理ルーチンのプログラム・アドレスを設定したテーブ
ル27aが準備されている。
【0141】図11に示すステップS150で実行され
る命令は、テーブル条件分岐命令であり、テーブル27
aを参照して条件分岐を行うことを指示する。
【0142】コンデイション判定テーブル27は、コン
デイション指定信号31Bの指示を受けてテーブル27
aを参照して、コンデイションフラグ保持レジスタ17
の内容に対応した分岐フラグと分岐アドレスを出力す
る。
【0143】コンデイション判定回路28は、このコン
デイション判定テーブル27の出力した分岐フラグ値を
アドレス・セレクタ29に選択信号S1として与える。
【0144】また、アドレス・セレクタ29は、コンデ
イション指定信号31Bから選択信号S0値として論理
1を受け取る。
【0145】従って、コンデイションフラグ保持レジス
タ17の内容が、前記条件(1)〜(4)のいずれかと
一致した場合のみ、それぞれの条件に対応した分岐アド
レスがプログラム実行アドレスとして出力され、ステッ
プS160〜S190へ分岐する。即ち、それぞれの燃
料カット処理へ分岐することになる。
【0146】このコンデイションフラグ保持レジスタ1
7の内容がいずれの条件とも一致しない場合は、非分岐
アドレスがプログラム実行アドレスとして出力され、ス
テップS200に進む。即ち、分岐は行わずに燃料カッ
ト処理も行われない。
【0147】このように本実施の形態では、燃料カット
判断処理が多岐分岐を必要とする場合においても、5命
令の記述、かつ5命令の処理で実行することができる。
【0148】このように、複数の条件判定結果の組み合
わせで状態を判断し、後続する処理内容を変更する場合
でも、要素となる項目毎に判定結果を確認し、その組合
せに対応した状態を分岐フラグや分岐先の分岐アドレス
データを予め記憶したテーブルにより、一括して判断す
るようにしているので、複雑な診断フローのプログラミ
ングを行う必要がなく、また記述するプログラム量も、
例えば燃料カット判断処理が、5命令の記述、かつ5命
令の処理となったように、大幅に削減できるため、低コ
スト化、品質の向上、処理速度の向上を同時に達成する
ことができる。
【0149】(第3の実施の形態)図12は、本発明の
第3の実施の形態に係る情報処理装置のシステム構成を
示す図である。
【0150】図12は、第3の実施の形態に係る情報処
理装置11の条件分岐機構の構成を示す図である。な
お、本実施の形態では、情報処理装置11の全体構成
は、図1に示す構成と同様であり、制御部13内に備え
る条件分岐機構のみ異なるものである。
【0151】図12に示す制御部13C内に構成される
条件分岐機構は、図3に示した第1の実施の形態におけ
る条件分岐機構と同様の構成要素として、分岐先アドレ
ス保持回路21、アドレス・インクリメンタ22、非分
岐アドレス保持回路23、アドレス・セレクタ29、コ
ンデイション判定回路28を備える。一方、類似する構
成要素として、命令取り込み/解読回路56、コンデイ
ション判定テーブル57を備える。
【0152】命令取り込み/解読回路56から出力され
るコンデイション指定信号31Cは、コンデイション判
定回路28に対しては、命令取り込み/解読回路56に
読み込んだ命令が条件分岐命令か、後述するテーブル分
岐命令か、その他の命令かを通知する。また、条件分岐
命令を読み込んだ場合には、コンデイションコードレジ
スタ14中の参照したいコンデイションフラグや、複数
のコンデイションフラグ間の論理演算を指定する。
【0153】また、コンデイション指定信号31Cは、
コンデイション判定テーブル57に対しては、テーブル
分岐命令、又は後述する状態依存データ選択命令で参照
するテーブルと参照するデータ属性を指定する。
【0154】さらに、コンデイション指定信号31C
は、アドレス・セレクタ29に対しては、命令取り込み
/解読回路56に読み込んだ命令がテーブル分岐命令で
あるとき論理1、その他の命令であるとき論理0となる
選択信号S0を与える。
【0155】コンデイション判定テーブル57は、一つ
以上のテーブルからなり、コンデイションフラグ保持レ
ジスタ17のフラグ値と、命令取り込み/解読回路56
からのコンデイション指定信号31Cを入力し、コンデ
イション指定信号31Cの指示に基づいて選択された一
つのテーブルを用いて、入力されたフラグ値に対応する
データを出力する。
【0156】図13は、コンデイション判定テーブル5
7の一例を示す図である。
【0157】コンデイション判定テーブル57には、予
め判定すべき状態毎に1つずつ変換テーブルを用意して
おくものとする。図13では、57a,57b,57c
の3つのテーブルが示されている。例えばテーブル57
aは、前述した燃料カット判断に用いるテーブルであ
る。コンデイション判定テーブル57は、これら複数の
テーブルからコンデイション指定信号31Cの指示によ
り選択された1つのテーブルを用いて出力するものであ
る。
【0158】それぞれのテーブルには、コンデイション
指定信号31Cの一部であり出力データの属性を示す1
ビットの信号と、判断したい状態の情報を保持する8ビ
ットのコンデイション保持レジスタ17からの内容が入
力される。
【0159】例えば、コンデイション判定テーブル57
aへの入力信号は、データ属性を指定するためのデータ
属性指定信号A6と、コンデイションフラグ保持レジス
タ17の上位6ビットの値を受ける信号A5〜A0であ
る。
【0160】図13において、命令取り込み/解読回路
56が状態依存データ選択命令を読み込んだ場合には、
このデータ属性指定信号は論理0となって数値データを
示す一方、テーブル分岐命令を読み込んだ場合には、こ
のデータ属性指定信号は論理1となり分岐関連データと
して分岐フラグ又は分岐アドレスデータを示すものであ
る。なお、図中の入力値において×で示されたビット値
は任意の値、即ち、ドントケア値である。
【0161】コンデイション判定テーブル57には、状
態判定の結果を示すデータとして、分岐するか否かを真
(論理1)又は偽(論理0)の形式を用いて出力する分
岐フラグ、分岐先アドレスを表す分岐アドレスデータ、
以降の処理に直接用いる数値データ等のいずれかの属性
データが保持されている。
【0162】また、コンデイション判定テーブル57
は、上記のようにコンデイションフラグ保持レジスタ1
7の示す状態と、コンデイション指定信号31Cから与
えられるデータ属性に応じて、これらの予め設定されて
いるデータを出力する。
【0163】次に、コンデイション判定回路28は、コ
ンデイション指定信号31Cから、読み込んだ命令が条
件分岐命令であるとの通知を受けた場合には、コンデイ
ションコードレジスタ14中のコンデイションフラグを
用いた1ビットの真偽判定結果を出力し、テーブル分岐
命令の場合には、コンデイション判定テーブル57から
出力される分岐フラグの値を出力し、その他の場合に
は、論理0を出力して、アドレス・セレクタ29の選択
信号S1に与える。
【0164】アドレス・セレクタ29は、コンデイショ
ン指定信号31Cとコンデイション判定回路28からの
出力を選択信号S0,S1として受け取り、コンデイシ
ョン判定テーブル57から出力される分岐先アドレス
と、分岐先アドレス保持回路21に保持されるアドレス
と、非分岐先アドレス保持回路23に保持されるアドレ
スのうちいずれか一つを選択してプログラム実行アドレ
スとして出力する。選択信号S0,S1とアドレス・セ
レクタ29の出力との関係は図9に示すものと同様であ
る。また、コンデイション判定テーブル57の出力は、
命令/データバス16へも接続される。
【0165】以下、図14に示すフローチャートを用い
て自動車のエンジンの燃料噴射カット判断処理を例にし
て情報処理装置11の動作を説明する。
【0166】まず、燃料カット判断処理を行うために必
要な条件要素は、第1の実施の形態において述べたよう
に、 (1) 変速機のポジション (2) アイドルスイッチの状態 (3) エンジン回転数(N)と所定値(N0)の大小
関係 (4) エンジン回転数(N)と所定値(N1)の大小
関係 の4項目であり、これらの項目の判断結果の組み合わせ
によって4つの燃料カット条件が定義される。そこで、
図14に示すフローチャートでは、まず、これらの要素
条件の状態を確認する。
【0167】ステップS310では、コンデイションフ
ラグ転送命令を実行する。即ち、変速機のポジションを
確認するため、減算として、 N−f(VSP) を行い、同時に、その結果の状態を示すフラグとしてキ
ャリーCを指定して、これをf0(t)としてコンデイ
ションフラグ保持レジスタ17へ転送する。即ち、トッ
プギア(N<f(VSP))の場合には論理1が、トッ
プギア以外の場合には論理0が、コンデイションフラグ
保持レジスタ17の最上位ビットに書き込まれ、同時
に、コンデイションフラグ保持レジスタ17の内容は1
ビット右シフトされる。
【0168】この時のコンデイションフラグ保持レジス
タ17の状態を図15(1)に示す。前述したように、
燃料カット判断処理は所定周期毎に繰り返し行われるの
で、コンデイションフラグ保持レジスタ17には、以前
の判断結果である各コンデイションフラグも保持されて
おり、同図では、前回のフラグを f2(t−1)、f1(t−1)、f0(t−1) として、前々回のフラグを f2(t−2)、f1(t−2)、f0(t−2) 等と示している。
【0169】このように、コンデイションフラグ転送命
令は、比較演算と任意のコンデイションフラグをコンデ
イションフラグ保持レジスタ17へ転送する操作を1命
令で与えることができるものとする。
【0170】次に、ステップS320では、アイドルス
イッチ(IS)のON/OFF状態を確認するため、減
算として、 (IS−1) を行い、その結果の状態を示すゼロフラグZを指定し
て、これをf1(t)としてコンデイションフラグ保持
レジスタ17へ書き込む。即ち、アイドルスイッチ(I
S)がON状態であれば論理1が、OFF状態であれば
論理0が、コンデイションフラグ保持レジスタ17の最
上位ビットに書き込まれ、同時に、コンデイションフラ
グ保持レジスタ17の内容は1ビット右シフトされる。
このときの、コンデイションフラグ保持レジスタ17の
状態を図15(2)に示す。
【0171】次に、ステップS330では、エンジン回
転数(N)の判定を行う。
【0172】前述の4つの燃料カット条件で、エンジン
回転数(N)と所定の定数(N0)との比較を行うのは
条件(1)と条件(3)であり、また、所定の定数(N
1)との比較を行うのは条件(2)と条件(4)であっ
た。
【0173】ここで、図16に、個別の判断項目と各条
件の関係を示す。
【0174】図15(2)に示したように、ステップS
320を終了した時点で、コンデイションフラグ保持レ
ジスタ17には、図16に示す判断項目(2)〜(6)
に対応したフラグ値がMSB(b7)から順に(b3)
までに保持されていることになり、ここまでの判断項目
が条件(1)〜条件(4)のいずれかに一致していた場
合、ステップS330で用いる定数データが(N0)か
(N1)を選択することができる。
【0175】ステップS330では、このようにその時
の状態に依存して処理に用いるデータが選択される処理
を指示するための状態依存データ選択命令を用いる。
【0176】この状態依存データ選択命令は、コンデイ
ション判定テーブル57内の所望のテーブルの指定、コ
ンデイション判定テーブル57からの出力データを用い
た処理機能の指定、コンデイションフラグ保持レジスタ
17に転送するコンデイションフラグの指定を行う。ま
た、前述のようにこの状態依存データ選択命令が前記命
令取り込み/解読回路56に読み込まれたとき、コンデ
イション判定テーブル57に与えられるデータ属性指定
信号(図13に示すA6)は、論理0となり数値データ
を指示するものとなる。
【0177】ステップS330で用いられる状態依存デ
ータ選択命令は、コンデイション判定テーブル57内の
57aを指定し、さらに、演算処理としてコンデイショ
ン判定テーブル57aの出力データからエンジン回転数
(N)を引き(比較演算)、その結果変化したキャリー
フラグCをフラグf2(t)としてコンデイションフラ
グ保持レジスタ17に書き込むことを指示する。即ち、
エンジン回転数(N)が、その時の状態に対応して決ま
る定数値(N0)または(N1)よりも大きい場合に
は、フラグf2(t)の値は論理1となり、それ以外の
場合には、論理0となる。
【0178】ここで、図17(a)にステップS330
でのコンデイションフラグ保持レジスタ17とコンデイ
ション判定テーブル57の状態を示す。
【0179】コンデイション指定信号31Cによるデー
タ属性指定は論理0、即ち、数値データを指定してコン
デイション判定テーブル57aのA6に入力される。ま
た、コンデイションフラグ保持レジスタ17のフラグデ
ータとして、{f1(t),f0(t),f2(t−
1),f1(t−1),f0(t−1),f2(t−
2)}がコンデイション判定テーブル57aの{A5,
A4,A3,A2,A1,A0}に入力される。
【0180】前記燃料カット条件(1)に対応する、
【数1】 および、前記燃料カット条件(3)に対応する、
【数2】 について、データ属性指定信号A6=0のときのコンデ
イション判定テーブル57aの出力は、N0となるよう
に設定されている。
【0181】同様に、前記条件燃料カット(2)に対応
する、
【数3】 および、前記燃料カット条件(4)に対応する、
【数4】 について、データ属性指定信号A6=0のときのコンデ
イション判定テーブル57aの出力は、N1となるよう
に設定されている。
【0182】また、データ属性指定信号A6=0のと
き、分岐フラグは全て論理0であり、分岐処理ではない
ことを表すように設定されている。
【0183】コンデイション判定テーブル57の出力
(N0またはN1)は、図12に示したように、命令/
データバス16を経由して図1に示すデータ処理部12
に転送されて上述のように処理される。
【0184】次に、ステップS330終了時点でのコン
デイションフラグ保持レジスタ17の状態を図15
(3)に示す。この状態で、図16における判断項目
(1)〜(6)に対応するフラグがコンデイションフラ
グ保持レジスタ17のMSB(b7)から順に(b2)
までに保持されている。
【0185】図14に戻って、最後のステップS340
では、テーブル分岐命令を実行し、コンデイション判定
テーブル57を用いた条件分岐を行う。
【0186】このテーブル分岐命令は、コンデイション
判定テーブル57中の対象となるテーブルを指定し、コ
ンデイション判定テーブル57の出力である分岐フラグ
と分岐アドレスに従って処理の分岐を行う。また、この
時、前述のようにコンデイション判定テーブル57に与
えられるデータ属性指定信号(図13に示すA6)は、
論理1となり、分岐関連データの出力を指示する。
【0187】ステップS340におけるテーブル条件命
令では、コンデイション判定テーブル57aが指定され
る。
【0188】前述の燃料カット判断処理を行うために必
要な4つの条件要素それぞれに対するコンデイションフ
ラグ保持レジスタ17の状態は以下のようになる。な
お、以下の記述中xは任意の値である。
【0189】
【数5】 図17(b)に、ステップS340におけるコンデイシ
ョンフラグ保持レジスタ17とコンデイション判定テー
ブル57aの状態を示す。
【0190】コンデイション判定テーブル57aには、
データ属性A6=1、かつ、上記の燃料カット条件
(1)〜条件(4)に対応する出力データとして、同図
のように、分岐フラグ(=論理1)と、分岐先アドレス
データが予め設定されている。
【0191】また、ステップS330とステップS34
0で用いるコンデイションフラグ保持レジスタ17の内
容が、所定の4つの燃料カット条件のいずれのパターン
にも一致しない入力(A6〜A0)に対応するデータと
しては、分岐フラグには論理0が、かつ、数値データま
たは分岐アドレスデータにはドントケア値が設定されて
いる。
【0192】なお、燃料カット条件(1)〜(4)に対
応する分岐先アドレス(図17に示すアドレス#1〜ア
ドレス#4)は全て同一のものであり、燃料カット処理
ルーチンに対応するものである。
【0193】次に、図12に戻って、ステップS340
でのテーブル分岐命令の実行を説明する。
【0194】命令取り込み/解読回路56は、テーブル
分岐命令を取り込むと、コンデイション指定信号31C
を生成する。次に、コンデイション判定テーブル57
は、コンデイション指定信号31Cの指示を受けてテー
ブル57aを参照して、コンデイションフラグ保持レジ
スタ17の内容に対応した分岐フラグと分岐アドレスを
出力する。次に、コンデイション判定回路28は、コン
デイション判定テーブル57の出力した分岐フラグの値
をアドレス・セレクタ29に選択信号S1として与え
る。
【0195】また、アドレス・セレクタ29はコンデイ
ション指定信号31Cから選択信号S0の値として論理
1を受け取る。
【0196】従って、コンデイションフラグ保持レジス
タ17の内容が前記燃料カット条件(1)〜(4)のい
ずれかと一致したときにのみ、コンデイション判定テー
ブル57に設定されていた分岐先アドレスがプログラム
実行アドレスとして出力され、燃料カット処理へ分岐す
ることになる。
【0197】一方、コンデイションフラグ保持レジスタ
17の内容がいずれの条件とも一致しない場合には、非
分岐アドレスがプログラム実行アドレスとして出力さ
れ、分岐は行われず、燃料カット処理は行われない。
【0198】前述したように、この燃料カット判断処理
は所定周期毎に繰り返し行われるものである。また、図
14に示すフローチャートは各判断の結果に関わらず常
に同一の命令群内の処理であり、かつ、コンデイション
フラグ保持レジスタ17はシフトレジスタであるので、
図15に示したように、コンデイションフラグ保持レジ
スタ17が保持するそれぞれのフラグは各処理ステップ
において常に同一のビット位置となる。
【0199】上述のごとく本実施の形態では、ステップ
S310〜S340までの4命令の記述、かつ、4命令
の実行処理によって燃料カット判断処理を実行すること
ができる。
【0200】また、図18に示すフローチャートのよう
に、前記アドレス#1〜アドレス#4のそれぞれに異な
る処理ルーチンのアドレスを設定しておけば、ステップ
S450〜S480に示すように、前記燃料カット条件
(1)〜(4)それぞれに異なる燃料カット処理を行う
場合にも対応でき、この場合も同様に、4命令の記述、
かつ4命令の実行処理で、前記燃料カット判断処理を実
行することができる。なお、図18に示す処理ステップ
S410〜S440は、図14に示す処理ステップS3
10〜S340と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0201】以上の第1〜第3の実施の形態の説明で
は、コンデイションフラグ保持レジスタ17は、燃料カ
ット判断処理のために用いるフラグを保持することに使
われていたが、その他の各種処理でも同様の判断を必要
とする場合が多くある。複数処理の判断を行う場合に
は、コンデイションフラグ保持レジスタ17の内容を一
時的にメモリ10に退避しておき、それぞれの判断処理
の開始時点で、メモリ10から対応するフラグデータを
コンデイションフラグ保持レジスタ17に復帰し、次
に、適当なコンデイション判定テーブル27を用いて判
断処理を行った時点でコンデイションフラグ保持レジス
タ17の内容をメモリ10に退避すればよい。コンデイ
ションフラグ保持レジスタ17の内容の復帰及び退避
は、通常のデータ転送命令を用い、メモリ10との間で
1ワード単位の読み出し及び書き込み操作を行うように
することで効率的な操作をすることができる。
【0202】このように、複数の条件判定結果の組み合
わせで状態を判断し、以降に行うべき命令の実行手順を
変更するかまたは使用する数値データを変更する場合で
も、状態判断に必要な各条件判定の結果に対応した次の
プログラム実行アドレスまたは数値データをテーブルに
より一括して求めるようにしているので、複雑な診断フ
ローのプログラミングを行う必要がなく、また記述する
プログラム量も削減できるため、低コスト化、品質の向
上、処理速度の向上を同時に達成することができる。
【0203】(第4の実施の形態)次に、第1〜3の実
施の形態に示したコンデイション判定テーブル18、2
7、57、270の構成を説明する。
【0204】第1に、コンデイション判定テーブル1
8、27、270を読出し専用記憶素子ROM(Read O
nly Memory)を用いて構成した場合について説明する。
【0205】コンデイションフラグ保持レジスタ17を
8ビットレジスタで構成する場合は、少くともアドレス
として0番地から255番地までのメモリ空間を有する
ROMを準備し、アドレスコンデイションフラグ保持レ
ジスタ17の保持する値で指定するROMの各アドレス
の保持するデータとして分岐するか否かのフラグ及び分
岐先アドレスを設定しておく。
【0206】第2に、コンデイション判定テーブル1
8、27、57、270をプログラム可能論理回路PL
A(Programmable Logic Array)を用いて構成した場合
について説明する。
【0207】PLAは、組み合わせ論理回路の一種であ
り、任意の論理関数を面積効率よく実現することができ
る。例えば、コンデイションフラグ保持レジスタ17の
内容にドントケアとすべきビットが多い場合は、ROM
を用いると全てのアドレスについてデータを設定する必
要があり、冗長性が増加するが、このような場合はPL
Aの方が面積効率を良くすることができる。特に、出力
すべきデータがフラグ(1ビットデータ)の時に有効と
なる。
【0208】第3に、コンデイション判定テーブル1
8、27、57、270を読出し書込み記憶素子RAM
(Random Access Memory)を用いて構成した場合につい
て説明する。
【0209】RAMは、必要に応じて記憶内容を書き換
えることができるので、処理の途中で動的に変更したい
場合でも、記憶内容の変更ができ、テーブルの内容を予
め固定して決めておくROMやPLAに比較して、使用
方法の自由度を増すことができる。
【0210】第4に、コンデイション判定テーブル1
8、27、57、270を連想記憶素子CAM(Conten
ts Addressable Memory )、即ち、連想メモリを用いて
構成した場合について説明する。
【0211】CAMは、入力されたデータと一致するデ
ータを保持している場合、一致したデータがあることを
示す信号と、この一致したデータに対応する情報を出力
する機能を有するメモリであり、通常のROM、RAM
と比べて冗長性を減らすことができ、また、読み書き可
能な構成にもできる。
【0212】このように、ROM、PLA、RAM、C
AM等を適当に選択して条件判定テーブルを構成する
と、情報処理装置11に必要とされる処理速度と回路規
模(面積)を考慮して、最適なものを選択することがで
きる。
【0213】以上、本実施の形態では、従来の条件分岐
機構においては図21に示すようなフローチャート上の
処理が必要であったものに対し、図5、図11、図14
及び図18に示すフローチャート上の処理のみで、代替
性のある処理を実現することができる。即ち、判断処理
をテーブル上に明確に定義でき、記述に必要なプログラ
ム量も大幅に削減することができる。また、条件判断処
理の速度を向上することができ、常に一定時間での判断
処理を実現することができるので、処理アルゴリズム上
での時間管理が容易になる。その結果、プログラム作成
・修正を容易化することができ、プログラム上に発生す
るバグを容易に防止することができる。その結果、製品
コスト、開発コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
のシステム構成を示す図である。
【図2】コンデイションフラグ保持レジスタ17の機能
を示す図である。
【図3】制御部13の備える条件分岐処理機構を示す図
である。
【図4】コンデイション判定テーブル18の構成例を示
す。
【図5】本実施の形態に係る情報処理装置11が自動車
のエンジンの燃料噴射カット判断処理を行う場合の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図6】コンデイションフラグ保持レジスタ17の状態
を示す図である。
【図7】燃料カット判断処理に必要な4条件要素に対応
するフラグ値を示す図である。
【図8】第2の実施の形態に係る情報処理装置11の条
件分岐機構の構成を示す図である。
【図9】選択信号S0、S1値とアドレス・セレクタ2
9の出力との関係を示す図である。
【図10】コンデイション判定テーブル27の構成例を
示す。
【図11】異なる燃料カット処理ルーチンへ分岐する場
合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装
置のシステム構成を示す図である。
【図13】コンデイション判定テーブル27の一例を示
す図である。
【図14】自動車のエンジンの燃料噴射カット判断処理
を例にして情報処理装置11の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図15】コンデイションフラグ保持レジスタ17の状
態を示す図である。
【図16】個別の判断項目と各条件の関係を示す図であ
る。
【図17】コンデイションフラグ保持レジスタ17とコ
ンデイション判定テーブル27の状態を示す図である。
【図18】異なる燃料カット処理ルーチンへ分岐する場
合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】従来の情報処理装置を示す図である。
【図20】従来の情報処理装置における条件分岐処理機
構の一例を示す図である。
【図21】従来の情報処理装置に用いられる制御フロー
チャートを示す図である。
【図22】従来の情報処理装置に用いられる制御フロー
チャートを示す図である。
【図23】処理の途中で用いられるフラグがデータ処理
部112内のレジスタ1バイト中に保持されるビット位
置を示す図である。
【符号の説明】
12 データ処理部 13 制御部 14 コンデイションコードレジスタ 17 コンデイションフラグ保持レジスタ 18 コンデイション判定テーブル 19 命令取り込み/解読回路 20 コンデイション判定回路 21 分岐先アドレス保持回路 22 アドレス・インクリメンタ 23 非分岐アドレス保持回路 24、29 アドレス・セレクタ 25 判定回路セレクタ 27 コンデイション判定テーブル 28 コンデイション判定回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 条件コードを更新する命令の実行により
    設定される条件フラグを保持する条件コード保持手段
    と、 該条件コード保持手段から転送される条件コード中の任
    意の条件フラグ値を保持する条件フラグ保持手段と、 該条件フラグ保持手段に保持される条件フラグ値に対応
    して、処理内容を変更するための情報を予め記憶する少
    なくとも1つの条件判定テーブル手段と、 前記条件フラグ値に基づいて、該条件判定テーブル手段
    のうち所望の一つが選択された場合、当該条件判定テー
    ブル手段から出力される情報に応じて後続する処理内容
    を変更する変更手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記条件判定テーブル手段は、 前記条件フラグ保持手段に保持される条件フラグ値に対
    応して、分岐の正否を表す分岐フラグ、分岐先の分岐ア
    ドレスデータのうち1つ以上を予め記憶することを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 条件コードを更新する命令の実行により
    設定される条件フラグを保持する条件コード保持手段
    と、 該条件コード保持手段から転送される条件コード中の任
    意の条件フラグ値を保持する条件フラグ保持手段と、 読み込んだ命令に応じて該命令の要求するデータの属性
    を表す属性指定信号を出力する命令解読手段と、 該命令解読手段から出力される属性指定信号に対応し
    て、命令の実行手順を変更するのか、または数値データ
    を使用するのかの情報を予め記憶する少なくとも1つの
    第1の条件判定テーブル手段と、 該条件フラグ保持手段に保持される条件フラグ値に対応
    して、命令の実行手順を変更するための情報または使用
    する数値データの情報を予め記憶する少なくとも1つの
    第2の条件判定テーブル手段と、 第1の条件判定テーブル手段に基づき、前記属性指定信
    号に従って、命令の実行手順を変更するのかまたは数値
    データを使用するのかを選択し、かつ第2の条件判定テ
    ーブル手段に基づき、条件フラグ値に従って、命令の実
    行手順を変更するかまたは使用する数値データを変更す
    る変更手段とを備えること特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記条件フラグ保持手段は、 シフトレジスタからなることを特徴とする請求項1及び
    3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記シフトレジスタは、 1ビットのフラグデータを書き込む場合には、前回まで
    に書き込まれたフラグデータを1ビット分シフトする一
    方、 一括して並列に読み出しおよび書き込みが可能な機能を
    備えるように構成することを特徴とする請求項4記載の
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記条件判定テーブル手段は、 少なくとも読出し専用記憶素子、プログラム可能論理回
    路、読出し書込み記憶素子、連想記憶素子のうち一つか
    らなることを特徴とする請求項1乃至3記載の情報処理
    装置。
JP8211479A 1996-08-09 1996-08-09 情報処理装置 Pending JPH1055275A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305185A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Nec Electronics Corp プロセッサ装置及び複合条件処理方法

Cited By (1)

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JP2008305185A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Nec Electronics Corp プロセッサ装置及び複合条件処理方法

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