JPH1055481A - 自動販売機脚部用係合部材および転倒防止部材 - Google Patents
自動販売機脚部用係合部材および転倒防止部材Info
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- JPH1055481A JPH1055481A JP20984196A JP20984196A JPH1055481A JP H1055481 A JPH1055481 A JP H1055481A JP 20984196 A JP20984196 A JP 20984196A JP 20984196 A JP20984196 A JP 20984196A JP H1055481 A JPH1055481 A JP H1055481A
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動販売機の側部に面して壁がある、あるい
は他の自動販売機が既に設置されている等の要因により
設置作業のためのスペースが狭隘である場合にも、背面
側の脚部に関しての固定が容易かつ確実に行えるように
する。 【解決手段】 軸部13とこれより大径の接地部15と
を有する自動販売機1の後脚11に対し、軸部の径より
大かつ接地部の径より小なる間隙を持ち当該間隙内に前
記軸部を進入させるためのスロット部が設けられた押さ
え部91A,91Bを有し、該押さえ部を前記進入の方
向に向かって高さを漸減するように配置した係合部材を
設ける。これにより、自動販売機の背面方向への押し込
みの動作のみによって接地部が押さえ部に押さえ込まれ
て後脚に関する固定が完了することになる。
は他の自動販売機が既に設置されている等の要因により
設置作業のためのスペースが狭隘である場合にも、背面
側の脚部に関しての固定が容易かつ確実に行えるように
する。 【解決手段】 軸部13とこれより大径の接地部15と
を有する自動販売機1の後脚11に対し、軸部の径より
大かつ接地部の径より小なる間隙を持ち当該間隙内に前
記軸部を進入させるためのスロット部が設けられた押さ
え部91A,91Bを有し、該押さえ部を前記進入の方
向に向かって高さを漸減するように配置した係合部材を
設ける。これにより、自動販売機の背面方向への押し込
みの動作のみによって接地部が押さえ部に押さえ込まれ
て後脚に関する固定が完了することになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の固定
ないしは転倒防止に用いて好適な自動販売機脚部用係合
部材および自動販売機転倒防止部材に関する。
ないしは転倒防止に用いて好適な自動販売機脚部用係合
部材および自動販売機転倒防止部材に関する。
【0002】
【従来の技術】昭和59年10月1日改正の自動販売機
の据付基準(JIS B 8562)によれば、「据付
面、機体および固定部材は、自重、人的外力、風圧力お
よび地震などの振動に対し、安全であり、所定の検査を
行い、移動、転倒および破損しないこと」と定められて
いる。而して、自動販売機は据付面に対しその脚部を適
宜の金具およびアンカーボルトを介して固定されるのが
望ましく、固定箇所は2か所以上とし、その据付場所に
応じてアンカーボルトが有効に作用する位置および方向
とする旨が定められている。
の据付基準(JIS B 8562)によれば、「据付
面、機体および固定部材は、自重、人的外力、風圧力お
よび地震などの振動に対し、安全であり、所定の検査を
行い、移動、転倒および破損しないこと」と定められて
いる。而して、自動販売機は据付面に対しその脚部を適
宜の金具およびアンカーボルトを介して固定されるのが
望ましく、固定箇所は2か所以上とし、その据付場所に
応じてアンカーボルトが有効に作用する位置および方向
とする旨が定められている。
【0003】図1は固定部材およびアンカーボルトによ
る自動販売機の固定の例を示す平面図である。ここで、
1は設置に係る自動販売機であり、背面(販売面の裏側
の面)が壁3に面した状態で設置されている。5は自動
販売機の脚部(図示のものは4本有している)11に対
応して用いられる固定部材であり、アンカーボルト7に
よって据付面に固定される。
る自動販売機の固定の例を示す平面図である。ここで、
1は設置に係る自動販売機であり、背面(販売面の裏側
の面)が壁3に面した状態で設置されている。5は自動
販売機の脚部(図示のものは4本有している)11に対
応して用いられる固定部材であり、アンカーボルト7に
よって据付面に固定される。
【0004】図2(A)および(B)は、それぞれ、従
来の固定部材の例を示す平面図および側面図である。ま
ず、自動販売機脚部(概してアジャスタボルト(レベリ
ングスクリュ)の形態を有する)11は、軸部13と、
その軸端部に設けられた接地部15と、レベリング用に
スパナ等の工具を受容すべく設けられたナット部と12
とを有している。これに対応して固定部材5には軸部1
3ないしはナット部12の進入を受容するために一端が
開放されたスロット部分51Aおよび接地部13より小
径の部分51Bからなる脚部用開口51と、アンカーボ
ルトを挿通するための開口53とを有している。
来の固定部材の例を示す平面図および側面図である。ま
ず、自動販売機脚部(概してアジャスタボルト(レベリ
ングスクリュ)の形態を有する)11は、軸部13と、
その軸端部に設けられた接地部15と、レベリング用に
スパナ等の工具を受容すべく設けられたナット部と12
とを有している。これに対応して固定部材5には軸部1
3ないしはナット部12の進入を受容するために一端が
開放されたスロット部分51Aおよび接地部13より小
径の部分51Bからなる脚部用開口51と、アンカーボ
ルトを挿通するための開口53とを有している。
【0005】而して自動販売機1を固定するにあたって
は、据付面上の所望位置に自動販売機1を載置した後、
スロット部分51Aを介して軸部13を内方に相対的に
進入させ、小径部分51Bに接地部15を位置づけたた
ところでアンカーボルトを据付面に打ち込めば、固定部
材5が接地部15を押さえ込んで自動販売機1が固定部
材5およびアンカーボルトを介して据付面に固定される
ことになる。
は、据付面上の所望位置に自動販売機1を載置した後、
スロット部分51Aを介して軸部13を内方に相対的に
進入させ、小径部分51Bに接地部15を位置づけたた
ところでアンカーボルトを据付面に打ち込めば、固定部
材5が接地部15を押さえ込んで自動販売機1が固定部
材5およびアンカーボルトを介して据付面に固定される
ことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
自動販売機1を設置しようとする場合、設置の環境によ
って図2に示すような固定部材ないしはアンカーボルト
による固定が極めて困難な場合がある。すなわち、例え
ば図1において自動販売機1の側部に面して壁がある、
あるいは他の自動販売機が既に設置されている等の要因
により設置作業のためのスペースが狭隘である場合に
は、背面側の脚部に関しては固定部材およびアンカーボ
ルトによる固定が極めて困難である。そのような場合、
図2のような固定部材の取り付けおよびアンカーボルト
の打ち込みのできない部分の脚部(例えば図1の背面側
の2本)については固定が行われず、前脚部に対しての
み固定が行われることがあった。
自動販売機1を設置しようとする場合、設置の環境によ
って図2に示すような固定部材ないしはアンカーボルト
による固定が極めて困難な場合がある。すなわち、例え
ば図1において自動販売機1の側部に面して壁がある、
あるいは他の自動販売機が既に設置されている等の要因
により設置作業のためのスペースが狭隘である場合に
は、背面側の脚部に関しては固定部材およびアンカーボ
ルトによる固定が極めて困難である。そのような場合、
図2のような固定部材の取り付けおよびアンカーボルト
の打ち込みのできない部分の脚部(例えば図1の背面側
の2本)については固定が行われず、前脚部に対しての
み固定が行われることがあった。
【0007】しかるに、昨今各地で頻発する巨大地震の
例を待つまでもなく元来我が国は地震国であるとも言わ
れており、地震による倒壊の危険なく自動販売機を設置
すべきことが強く要望されている。倒壊が生じれば直接
的に人体等に危害を及ぼし得るのは勿論のこと、緊急を
要する交通往来の妨げになるなど、2次的な災害を拡大
する一因ともなり得るからである。
例を待つまでもなく元来我が国は地震国であるとも言わ
れており、地震による倒壊の危険なく自動販売機を設置
すべきことが強く要望されている。倒壊が生じれば直接
的に人体等に危害を及ぼし得るのは勿論のこと、緊急を
要する交通往来の妨げになるなど、2次的な災害を拡大
する一因ともなり得るからである。
【0008】而して、上記据付基準においては、据付面
側の状況(例えば据付面地下の配管の存在や据付面の構
造)によりアンカーボルトを打ち込めない場合には、壁
面に対して自動販売機を固定するようにすることが推奨
されているが、あくまでこれは据付面への固定が困難で
ある場合の代替方法であって、本来的にはすべての脚部
に関して据付面上に確実に固定が行われることが倒壊防
止の観点から極めて重要かつ有効なことである。
側の状況(例えば据付面地下の配管の存在や据付面の構
造)によりアンカーボルトを打ち込めない場合には、壁
面に対して自動販売機を固定するようにすることが推奨
されているが、あくまでこれは据付面への固定が困難で
ある場合の代替方法であって、本来的にはすべての脚部
に関して据付面上に確実に固定が行われることが倒壊防
止の観点から極めて重要かつ有効なことである。
【0009】本発明は、かかる問題点を解決する自動販
売機脚部用係合部材を提供することを目的とする。
売機脚部用係合部材を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、さらにその係
合部材を応用でき、室内に自動販売機を配置する場合な
どアンカーボルトを打ち込めない場合や、あるいはとり
わけ近年急速に普及してきているいわゆる薄型の自動販
売機に対しても、その転倒を有効に防止できる転倒防止
部材を提供することにある。
合部材を応用でき、室内に自動販売機を配置する場合な
どアンカーボルトを打ち込めない場合や、あるいはとり
わけ近年急速に普及してきているいわゆる薄型の自動販
売機に対しても、その転倒を有効に防止できる転倒防止
部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明自動
販売機脚部用係合部材は、軸部と該軸部より径の大きい
接地部とを有した自動販売機の脚部の相対的進入を受容
するための開放部分を有し、該開放部分を介して相対的
に進入する前記脚部と当接し、前記相対的進入の動作に
応じてこれを押さえ込む手段を具えたことを特徴とす
る。
販売機脚部用係合部材は、軸部と該軸部より径の大きい
接地部とを有した自動販売機の脚部の相対的進入を受容
するための開放部分を有し、該開放部分を介して相対的
に進入する前記脚部と当接し、前記相対的進入の動作に
応じてこれを押さえ込む手段を具えたことを特徴とす
る。
【0012】ここで、その第1の形態として、前記脚部
は軸部と該軸部より径の大きい接地部とを有し、前記手
段は、前記軸部の径より大かつ前記接地部の径より小な
る間隙を持ち当該間隙内に前記軸部を相対的に進入させ
るために一端を開放したスロット部が設けられた押さえ
部を有し、該押さえ部を前記進入の方向に向かって高さ
を漸減するように配置することにより、前記相対的進入
の動作によって前記接地部が前記押さえ部により押さえ
込まれるようにすることができる。
は軸部と該軸部より径の大きい接地部とを有し、前記手
段は、前記軸部の径より大かつ前記接地部の径より小な
る間隙を持ち当該間隙内に前記軸部を相対的に進入させ
るために一端を開放したスロット部が設けられた押さえ
部を有し、該押さえ部を前記進入の方向に向かって高さ
を漸減するように配置することにより、前記相対的進入
の動作によって前記接地部が前記押さえ部により押さえ
込まれるようにすることができる。
【0013】ここにおいて、前記脚部は自動販売機の背
面側の後脚部であり、前記相対的進入の方向は前記背面
方向への自動販売機の押し込み動作とすることができ
る。
面側の後脚部であり、前記相対的進入の方向は前記背面
方向への自動販売機の押し込み動作とすることができ
る。
【0014】また、自動販売機脚部用係合部材の第2の
形態として、前記脚部は軸部と該軸部より径の大きい接
地部とを有し、前記手段は、前記軸部の径より大かつ前
記接地部の径より小なる間隙を持ち当該間隙内に前記軸
部を進入させるため一端を開放したスロット部が設けら
れた押さえ部であって、前記相対的進入の動作に伴って
前記接地部と当接しつつ変位する当該押さえ部と、該押
さえ部を保持するとともに前記変位する押さえ部を係止
する部分が設けられた本体と、を有するものとすること
ができる。
形態として、前記脚部は軸部と該軸部より径の大きい接
地部とを有し、前記手段は、前記軸部の径より大かつ前
記接地部の径より小なる間隙を持ち当該間隙内に前記軸
部を進入させるため一端を開放したスロット部が設けら
れた押さえ部であって、前記相対的進入の動作に伴って
前記接地部と当接しつつ変位する当該押さえ部と、該押
さえ部を保持するとともに前記変位する押さえ部を係止
する部分が設けられた本体と、を有するものとすること
ができる。
【0015】さらに、本発明転倒防止部材は、上記第1
または第2の形態の係合部材を自動販売機の後脚に対応
した一端部側に有し、前記自動販売機の前記後脚と前脚
との間の寸法より大となるように延在させてなるもので
ある。
または第2の形態の係合部材を自動販売機の後脚に対応
した一端部側に有し、前記自動販売機の前記後脚と前脚
との間の寸法より大となるように延在させてなるもので
ある。
【0016】ここで、前記自動販売機の据え付けによっ
て前記自動販売機の前面より張り出す部分に対して躓き
防止用のカバーを設け、該カバーを踏み台に兼用させて
なるものとすることができる。
て前記自動販売機の前面より張り出す部分に対して躓き
防止用のカバーを設け、該カバーを踏み台に兼用させて
なるものとすることができる。
【0017】また、他の形態にかかる本発明転倒防止部
材は、自動販売機の対応する前脚および後脚にそれぞれ
係合するための上記係合部材の一対と、該一対の係合部
材を両端において連結するとともに前記前脚と前記後脚
との間の寸法に対応して設けられた連結部材と、を具え
たことを特徴とする。
材は、自動販売機の対応する前脚および後脚にそれぞれ
係合するための上記係合部材の一対と、該一対の係合部
材を両端において連結するとともに前記前脚と前記後脚
との間の寸法に対応して設けられた連結部材と、を具え
たことを特徴とする。
【0018】ここで、前記一対の係合部材は、上記第1
の形態の係合部材の一対、上記第2の形態の係合部材の
一対、または第1の形態の係合部材と第2の形態の係合
部材との組み合わせとし、当該係合部材は前記スロット
部分の前記開放された部分が対向するように前記連結部
材によって連結されるものとすることができる。
の形態の係合部材の一対、上記第2の形態の係合部材の
一対、または第1の形態の係合部材と第2の形態の係合
部材との組み合わせとし、当該係合部材は前記スロット
部分の前記開放された部分が対向するように前記連結部
材によって連結されるものとすることができる。
【0019】さらに、本発明の自動販売機の据え付け方
法は、据え付けに係る前記自動販売機の前記後脚が位置
すべき据付面上の部位に対応して上記第1の形態の係合
部材を固定し、前記自動販売機を背面側に押し込むこと
により、前記手段に前記後脚を押さえ込ませる。
法は、据え付けに係る前記自動販売機の前記後脚が位置
すべき据付面上の部位に対応して上記第1の形態の係合
部材を固定し、前記自動販売機を背面側に押し込むこと
により、前記手段に前記後脚を押さえ込ませる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0021】(第1例)図3は本発明自動販売機脚部用
係合部材の実施の形態の第1例を示す斜視図、図4
(A)および(B)は、それぞれ、図3の係合部材の平
面図および側断面図である。
係合部材の実施の形態の第1例を示す斜視図、図4
(A)および(B)は、それぞれ、図3の係合部材の平
面図および側断面図である。
【0022】これら図において、9は係合部材本体であ
り、図示の例では一対の立ち上がり部9Aおよび9Bを
有する略U字形状のものを用いている。91Aおよび9
1Bはそれぞれ立ち上がり部9Aおよび9Bの内側面に
設けた押さえ部であり、後方に向かって底面からの高さ
が漸減するように傾斜した状態で設けられている。93
は係合部材本体9の後端部側底面に貫設したアンカーボ
ルト挿通用の開口である。
り、図示の例では一対の立ち上がり部9Aおよび9Bを
有する略U字形状のものを用いている。91Aおよび9
1Bはそれぞれ立ち上がり部9Aおよび9Bの内側面に
設けた押さえ部であり、後方に向かって底面からの高さ
が漸減するように傾斜した状態で設けられている。93
は係合部材本体9の後端部側底面に貫設したアンカーボ
ルト挿通用の開口である。
【0023】本例の係合部材は、概して溝形鋼(所謂チ
ャンネル材)状の係合部材本体9と山形鋼(所謂アング
ル材)状の一対の押さえ部91Aおよび91Bとから成
っており、アングル材の一外側面部分をチャンネル材の
立ち上がり部の内側面に対して溶接,ボルト止めその他
の適宜の手段によって固着することにより構成されてい
る。
ャンネル材)状の係合部材本体9と山形鋼(所謂アング
ル材)状の一対の押さえ部91Aおよび91Bとから成
っており、アングル材の一外側面部分をチャンネル材の
立ち上がり部の内側面に対して溶接,ボルト止めその他
の適宜の手段によって固着することにより構成されてい
る。
【0024】ここで、一対の押さえ部91Aおよび91
Bが形成するスロット部分の幅すなわち対向縁部間の間
隙Gは、自動販売機脚部の軸径より大かつ接地部15の
径より小となるように選定する。また、押さえ部91A
および91Bは、自動販売機において通常用いられ得る
接地部15の種々の厚みを考慮し、それぞれの一端部
(前端部)側では係合部材本体9の底面からの高さH1
が最大厚みのものより大、他端部(後端部)側では高さ
H2が最小厚みのものより小となるように傾斜をつけて
設けられている。
Bが形成するスロット部分の幅すなわち対向縁部間の間
隙Gは、自動販売機脚部の軸径より大かつ接地部15の
径より小となるように選定する。また、押さえ部91A
および91Bは、自動販売機において通常用いられ得る
接地部15の種々の厚みを考慮し、それぞれの一端部
(前端部)側では係合部材本体9の底面からの高さH1
が最大厚みのものより大、他端部(後端部)側では高さ
H2が最小厚みのものより小となるように傾斜をつけて
設けられている。
【0025】かかる係合部材9を使用して自動販売機1
を据え付けるにあたっては、図5(A)に示すように、
まず据え付けに係る自動販売機1の後脚部間の寸法およ
び据付位置に合わせて据付面上に係合部材9を配置し、
開口93を介してアンカーボルトを打ち込み、固定す
る。次に図中破線で示すように後脚の接地部15が係合
部材9の前縁側の底面上に載置されるような状態で自動
販売機1を位置づけた後、背面方向(図中矢印方向)に
押し込む。
を据え付けるにあたっては、図5(A)に示すように、
まず据え付けに係る自動販売機1の後脚部間の寸法およ
び据付位置に合わせて据付面上に係合部材9を配置し、
開口93を介してアンカーボルトを打ち込み、固定す
る。次に図中破線で示すように後脚の接地部15が係合
部材9の前縁側の底面上に載置されるような状態で自動
販売機1を位置づけた後、背面方向(図中矢印方向)に
押し込む。
【0026】すると、図5(B)に示すように自動販売
機後脚の軸部13が一対の押さえ部91Aおよび91B
の対向縁部間の間隙に進入してゆき、図中一点鎖線で示
すように、接地部15の上縁部分が押さえ部91Aおよ
び91Bの下面に係合した状態で係止される。ここで、
自動販売機1を押し込むに際し必要十分な速度および力
をもってすれば、接地部15の上縁部分は押さえ部91
Aおよび91Bの下面によって適切に押さえ込まれるこ
とになる。この後には自動販売機1の前脚部に対し図2
に示したような固定金具を用いて固定を行えば、全脚部
についての固定が完了する。
機後脚の軸部13が一対の押さえ部91Aおよび91B
の対向縁部間の間隙に進入してゆき、図中一点鎖線で示
すように、接地部15の上縁部分が押さえ部91Aおよ
び91Bの下面に係合した状態で係止される。ここで、
自動販売機1を押し込むに際し必要十分な速度および力
をもってすれば、接地部15の上縁部分は押さえ部91
Aおよび91Bの下面によって適切に押さえ込まれるこ
とになる。この後には自動販売機1の前脚部に対し図2
に示したような固定金具を用いて固定を行えば、全脚部
についての固定が完了する。
【0027】以上のように、本発明の一実施形態にかか
る係合部材9は、据え付けにかかる自動販売機1の後脚
部間の寸法および据付位置にあわせて据付面上に配置
し、アンカーボルトにより固定した上で自動販売機1を
背面方向に押し込めば後脚部の固定が行えるので、例え
ば自動販売機1の側部に面して壁がある、あるいは他の
自動販売機1が既に設置されている等の要因により設置
作業のためのスペースが狭隘である場合にも極めて簡単
かつ確実に対応できる。
る係合部材9は、据え付けにかかる自動販売機1の後脚
部間の寸法および据付位置にあわせて据付面上に配置
し、アンカーボルトにより固定した上で自動販売機1を
背面方向に押し込めば後脚部の固定が行えるので、例え
ば自動販売機1の側部に面して壁がある、あるいは他の
自動販売機1が既に設置されている等の要因により設置
作業のためのスペースが狭隘である場合にも極めて簡単
かつ確実に対応できる。
【0028】なお、自動販売機1の据え付け前に自動販
売機1の後脚部間の寸法および据付位置に合わせて据付
面上に係合部材9が正確に位置づけられていれば問題は
ないが、実際には若干の位置ずれが生じていることも考
えられるので、これを考慮し、押さえ部91Aおよび9
1Bの対向縁間に関して自動販売機後脚部の進入を円滑
に行うための手段を付加してもよい。このため手段とし
ては、例えば、対向縁の前側角部を図4(A)の破線に
示すように切り欠き、対向縁間の間隙が手前側に向かっ
て扇形に開く(漸増する)ようにして、押し込みの動作
時に後脚軸部13ないしはナット部12が円滑に進入方
向に案内されていくようにするものでもよい。
売機1の後脚部間の寸法および据付位置に合わせて据付
面上に係合部材9が正確に位置づけられていれば問題は
ないが、実際には若干の位置ずれが生じていることも考
えられるので、これを考慮し、押さえ部91Aおよび9
1Bの対向縁間に関して自動販売機後脚部の進入を円滑
に行うための手段を付加してもよい。このため手段とし
ては、例えば、対向縁の前側角部を図4(A)の破線に
示すように切り欠き、対向縁間の間隙が手前側に向かっ
て扇形に開く(漸増する)ようにして、押し込みの動作
時に後脚軸部13ないしはナット部12が円滑に進入方
向に案内されていくようにするものでもよい。
【0029】また、自動販売機後脚の接地部15が係合
部材9の前縁側の底面上に載置されるような状態で自動
販売機1を位置づけた後、背面方向(図中矢印方向)に
押し込むのであれば後脚接地部15がそのまま係合部材
底面上をスライドして行くので問題はないが、それより
手前側に下ろしてしまったような場合を考慮し、押し込
みの動作によって自動販売機後脚の接地部15が係合部
材9の前縁側の底面上へ容易に乗り上げることができる
ような手段を付加することも有効である。このため手段
としては、例えば、係合部材の底面前縁部をナイフエッ
ジ状に加工したものとすること、あるいは底面の厚みに
対応した平板状の部材を設置時の補助として使用するこ
と(この場合には設置後にその部材を引き抜けばよい)
もできる。
部材9の前縁側の底面上に載置されるような状態で自動
販売機1を位置づけた後、背面方向(図中矢印方向)に
押し込むのであれば後脚接地部15がそのまま係合部材
底面上をスライドして行くので問題はないが、それより
手前側に下ろしてしまったような場合を考慮し、押し込
みの動作によって自動販売機後脚の接地部15が係合部
材9の前縁側の底面上へ容易に乗り上げることができる
ような手段を付加することも有効である。このため手段
としては、例えば、係合部材の底面前縁部をナイフエッ
ジ状に加工したものとすること、あるいは底面の厚みに
対応した平板状の部材を設置時の補助として使用するこ
と(この場合には設置後にその部材を引き抜けばよい)
もできる。
【0030】なお自動販売機1が据え付けられる床面に
強度等の点で問題が無ければ、接地部15をそのまま床
面上に載置する構成、すなわち係合部材底面を接地部1
5の進入範囲に対応して切り欠いたものとする等の構成
を採用してもよい。
強度等の点で問題が無ければ、接地部15をそのまま床
面上に載置する構成、すなわち係合部材底面を接地部1
5の進入範囲に対応して切り欠いたものとする等の構成
を採用してもよい。
【0031】さらに、本例の係合部材は、図3および図
4に示したように、概してチャンネル材状の係合部材本
体9とアングル材状の一対の押さえ部91Aおよび91
Bとから成っているが、それらの形態はいかなるもので
あってもよいのは勿論である。例えば、一対の押さえ部
を平板状の部材としてもよく、あるいは分離した一対の
部材とせずに、図6に示すように係合部材本体立ち上が
り部間の寸法に嵌り合う外形寸法を有するとともに自動
販売機脚部の進入を受容する開放スロット91Sを形成
した一体の部材91とすることもできる。
4に示したように、概してチャンネル材状の係合部材本
体9とアングル材状の一対の押さえ部91Aおよび91
Bとから成っているが、それらの形態はいかなるもので
あってもよいのは勿論である。例えば、一対の押さえ部
を平板状の部材としてもよく、あるいは分離した一対の
部材とせずに、図6に示すように係合部材本体立ち上が
り部間の寸法に嵌り合う外形寸法を有するとともに自動
販売機脚部の進入を受容する開放スロット91Sを形成
した一体の部材91とすることもできる。
【0032】加えて、別体の部材である係合部材本体と
押さえ部とを組み合わせて係合部材を構成するのではな
く、各部が予め一体に構成されていてもよい。
押さえ部とを組み合わせて係合部材を構成するのではな
く、各部が予め一体に構成されていてもよい。
【0033】図7はその一例を示すもので、所定の機能
を果たすべき各部となる部分を展開状態において適切に
有する一枚の平板状部材を折り曲げ加工等することによ
って係合部材900を形成したものである。
を果たすべき各部となる部分を展開状態において適切に
有する一枚の平板状部材を折り曲げ加工等することによ
って係合部材900を形成したものである。
【0034】図において、901は後脚部接地面を載置
するため等の底面部、903はその底面部901から立
ち上がる側面部、905は側面部903から内方に張り
出す張出し部である。907は張り出し部905から下
方に立ち下げて形成されるテーパ部であり、一対のテー
パ部907間の間隙およびテーパ部下縁の底面部901
からの高さは図3に示した押さえ部91Aおよび91B
と同様に適切に定められる。また、そのテーパ部907
の前縁側(自動販売機後脚部の相対的進入方向)をテー
パ部間間隙より広くなるように外方に拡大することによ
って、自動販売機後脚軸部13ないしはナット部12が
円滑に相対的進入方向に案内されていくようにしてい
る。
するため等の底面部、903はその底面部901から立
ち上がる側面部、905は側面部903から内方に張り
出す張出し部である。907は張り出し部905から下
方に立ち下げて形成されるテーパ部であり、一対のテー
パ部907間の間隙およびテーパ部下縁の底面部901
からの高さは図3に示した押さえ部91Aおよび91B
と同様に適切に定められる。また、そのテーパ部907
の前縁側(自動販売機後脚部の相対的進入方向)をテー
パ部間間隙より広くなるように外方に拡大することによ
って、自動販売機後脚軸部13ないしはナット部12が
円滑に相対的進入方向に案内されていくようにしてい
る。
【0035】なお、909および911は、それぞれ、
本例係合部材を転倒防止部材として用いる際に、後述す
るジョイントと係合するための張り出し部およびスリッ
ト部であり、これらの機能については第3例において述
べる。
本例係合部材を転倒防止部材として用いる際に、後述す
るジョイントと係合するための張り出し部およびスリッ
ト部であり、これらの機能については第3例において述
べる。
【0036】本例部材を自動販売機固定具として用いる
場合も、図4と同様に、据え付けにかかる自動販売機1
の後脚部間の寸法および据付位置にあわせて据付面上に
配置し、アンカーボルトにより固定した上で自動販売機
1を背面方向に押し込めば後脚部の固定が行えることに
なり、上述と同様の効果を得ることができる。
場合も、図4と同様に、据え付けにかかる自動販売機1
の後脚部間の寸法および据付位置にあわせて据付面上に
配置し、アンカーボルトにより固定した上で自動販売機
1を背面方向に押し込めば後脚部の固定が行えることに
なり、上述と同様の効果を得ることができる。
【0037】以上の諸例において、押さえ部91または
テーパ部907の下面または下縁に関して、自動販売機
後脚部との係合後に前方への移動を阻止する手段を付加
してもよい。このための手段としては、例えば当該下面
または下縁に予め形成された断面鋸歯状の部分とした
り、当該下面に固着される所定の弾性部材等とすること
ができる。
テーパ部907の下面または下縁に関して、自動販売機
後脚部との係合後に前方への移動を阻止する手段を付加
してもよい。このための手段としては、例えば当該下面
または下縁に予め形成された断面鋸歯状の部分とした
り、当該下面に固着される所定の弾性部材等とすること
ができる。
【0038】さらに加えて、以上の係合部材を自動販売
機前脚部の固定に用いてもよく、この場合には、例えば
ハンマ等を用いて自動販売機1の前脚部に対し係合部材
を打ち込むことにより前脚接地部15が押さえ部下面に
よって押さえ込まれるようにし(そのためにハンマとの
衝突を確実にするための手段、例えば立ち上がり部分を
係合部材端部に設けてもよい)、その後に前脚側係合部
材の床面への固定を行うことができる。
機前脚部の固定に用いてもよく、この場合には、例えば
ハンマ等を用いて自動販売機1の前脚部に対し係合部材
を打ち込むことにより前脚接地部15が押さえ部下面に
よって押さえ込まれるようにし(そのためにハンマとの
衝突を確実にするための手段、例えば立ち上がり部分を
係合部材端部に設けてもよい)、その後に前脚側係合部
材の床面への固定を行うことができる。
【0039】(第2例)本発明の実施の形態の第2例は
上述した第1例の変形例であり、特に所謂薄型の自動販
売機、すなわち従来型に比して前側への安定性に劣るタ
イプの自動販売機の転倒防止用に用いて好適なものであ
る。
上述した第1例の変形例であり、特に所謂薄型の自動販
売機、すなわち従来型に比して前側への安定性に劣るタ
イプの自動販売機の転倒防止用に用いて好適なものであ
る。
【0040】図8は本例部材の構成および機能を説明す
るための斜視図である。本例の部材は一端部9R(自動
販売機後脚部側に位置づけられる部分)に上述した押さ
え部等を設けた構成とするとともに、自動販売機1の販
売面側の脚部(前脚部)と背面側の脚部(後脚部)との
間の寸法より長くなるように本体部材を軸方向に延長
し、その延長された他端部側が前脚部ないしは販売面1
Bよりさらに手前側に適当量張り出すようにして自動販
売機1の安定性を向上させた構成となっている。
るための斜視図である。本例の部材は一端部9R(自動
販売機後脚部側に位置づけられる部分)に上述した押さ
え部等を設けた構成とするとともに、自動販売機1の販
売面側の脚部(前脚部)と背面側の脚部(後脚部)との
間の寸法より長くなるように本体部材を軸方向に延長
し、その延長された他端部側が前脚部ないしは販売面1
Bよりさらに手前側に適当量張り出すようにして自動販
売機1の安定性を向上させた構成となっている。
【0041】而して、かかる係合部材9を使用して自動
販売機1を据え付けるにあたっては、まず据え付けに係
る自動販売機1の後脚部間の寸法および据付位置に合わ
せて据付面上に係合部材9を配置し、必要であれば、あ
るいは可能であれば開口93を介してアンカーボルトを
打ち込む等して固定する。次に前脚および後脚の接地部
15が係合部材9の底面上に載置されるような状態で自
動販売機1を位置づけた後、背面方向に押し込み、後脚
の固定を行う。
販売機1を据え付けるにあたっては、まず据え付けに係
る自動販売機1の後脚部間の寸法および据付位置に合わ
せて据付面上に係合部材9を配置し、必要であれば、あ
るいは可能であれば開口93を介してアンカーボルトを
打ち込む等して固定する。次に前脚および後脚の接地部
15が係合部材9の底面上に載置されるような状態で自
動販売機1を位置づけた後、背面方向に押し込み、後脚
の固定を行う。
【0042】なお、本例の係合部材は販売面側に張り出
しが存在する構成となっているので、利用者等がその張
り出し部分に躓く等の不都合を防止する手段を付加する
のが望ましい。そこで本例では、図8の一点鎖線で示す
ように、張り出し部分を覆うカバーCを設け、かかる不
都合を予防する。そして、そのようなカバーの取り付け
を容易とするために、係合部材張り出し部分およびカバ
ー部材に予めねじ穴その他の適宜の手段を付加しておい
てもよい。また、カバー部材の高さを適切に定め、子供
など身長の低い利用者に対しての踏み台に兼用すること
もできる。
しが存在する構成となっているので、利用者等がその張
り出し部分に躓く等の不都合を防止する手段を付加する
のが望ましい。そこで本例では、図8の一点鎖線で示す
ように、張り出し部分を覆うカバーCを設け、かかる不
都合を予防する。そして、そのようなカバーの取り付け
を容易とするために、係合部材張り出し部分およびカバ
ー部材に予めねじ穴その他の適宜の手段を付加しておい
てもよい。また、カバー部材の高さを適切に定め、子供
など身長の低い利用者に対しての踏み台に兼用すること
もできる。
【0043】また、この場合において、カバー部材が商
品の補充等に際しての販売面(ドア)の開閉の支障とな
るのであれば、カバー部材の退避を容易とするための蝶
番等の手段を用いてカバー部材を取り付けることもでき
る。これらのことは以下に述べる第3例の前脚用係合部
材に関しても同様である。
品の補充等に際しての販売面(ドア)の開閉の支障とな
るのであれば、カバー部材の退避を容易とするための蝶
番等の手段を用いてカバー部材を取り付けることもでき
る。これらのことは以下に述べる第3例の前脚用係合部
材に関しても同様である。
【0044】また、本例では第1例の図3に示した係合
部材を一端(自動販売機後脚側)に有するものとした
が、これは図7に示した係合部材の形態であってもよ
く、あるいは図9に示す係合部材の形態であってもよ
い。さらに、自動販売機の前脚部分に対応した部位に、
図9に示す形態の係合部材を取り付けてもよい。
部材を一端(自動販売機後脚側)に有するものとした
が、これは図7に示した係合部材の形態であってもよ
く、あるいは図9に示す係合部材の形態であってもよ
い。さらに、自動販売機の前脚部分に対応した部位に、
図9に示す形態の係合部材を取り付けてもよい。
【0045】(第3例)以上の第2例においては転倒防
止部材を一体のものとして構成したが、後脚に係合する
部分と、前脚に係合する部分と、前後脚間にあってこれ
らを連結する部分とを別体とし、これら部分を組み合わ
せることによって転倒防止部材を構成することもでき
る。具体的には、本例では後脚係合用に図7に示した係
合部材を用い、前脚係合用および連結用に以下に示す部
材を用いる。
止部材を一体のものとして構成したが、後脚に係合する
部分と、前脚に係合する部分と、前後脚間にあってこれ
らを連結する部分とを別体とし、これら部分を組み合わ
せることによって転倒防止部材を構成することもでき
る。具体的には、本例では後脚係合用に図7に示した係
合部材を用い、前脚係合用および連結用に以下に示す部
材を用いる。
【0046】図9はかかる転倒防止部材に適用可能な自
動販売機前脚用係合部材の構成の一例を示す。当該部材
は概略本体部950と押さえ部960とから成ってお
り、本体部950は前脚接地面を載置するため等の底面
部951、その底面部951から立ち上がる側面部95
3、側面部953から内方に張り出す張り出し部955
を有し、本例ではそれら各部となる部分を展開状態にお
いて適切に有する一枚の平板状部材を折り曲げ加工等す
ることによって形成したものである。なお957はアン
カーボルト挿通用の孔であり、必要に応じて設けられま
たは使用される。
動販売機前脚用係合部材の構成の一例を示す。当該部材
は概略本体部950と押さえ部960とから成ってお
り、本体部950は前脚接地面を載置するため等の底面
部951、その底面部951から立ち上がる側面部95
3、側面部953から内方に張り出す張り出し部955
を有し、本例ではそれら各部となる部分を展開状態にお
いて適切に有する一枚の平板状部材を折り曲げ加工等す
ることによって形成したものである。なお957はアン
カーボルト挿通用の孔であり、必要に応じて設けられま
たは使用される。
【0047】押さえ部960は一対の立ち上がり部96
3を有する略U字形状の部材であり、図中矢印方向に押
し込んだときに本体部950の内側に略嵌り込む外形寸
法を有している。ただし立ち上がり部963の高さH3
については本体部950の底面部951から張り出し部
955までの高さ(内寸)より所定量小とする。962
は底面部961の一端側に設けたスロット状の切り欠き
であり、その幅は自動販売機脚の軸部13ないしはナッ
ト部12径より大かつ接地部の径より小となるようにし
てある。965は底面部961の切り欠き962とは反
対側の端部側に遊嵌させたねじであり、その先端部を底
面に設けた孔に挿通した後その先端部をかしめること等
によって脱落を防止している。また、967はねじ96
5に螺合するねじ孔を有する止め具であり、ねじ965
の回転操作に応じて押さえ部960に対し上下が可能で
ある。
3を有する略U字形状の部材であり、図中矢印方向に押
し込んだときに本体部950の内側に略嵌り込む外形寸
法を有している。ただし立ち上がり部963の高さH3
については本体部950の底面部951から張り出し部
955までの高さ(内寸)より所定量小とする。962
は底面部961の一端側に設けたスロット状の切り欠き
であり、その幅は自動販売機脚の軸部13ないしはナッ
ト部12径より大かつ接地部の径より小となるようにし
てある。965は底面部961の切り欠き962とは反
対側の端部側に遊嵌させたねじであり、その先端部を底
面に設けた孔に挿通した後その先端部をかしめること等
によって脱落を防止している。また、967はねじ96
5に螺合するねじ孔を有する止め具であり、ねじ965
の回転操作に応じて押さえ部960に対し上下が可能で
ある。
【0048】図10は図7に示した係合部材と図9に示
した係合部材とを連結するためのジョイント部材の構成
例を示す。本例のジョイント部材はそれら係合部材の内
側に略嵌り合う寸法を有した中空の角形鋼(所謂角パイ
プ)状の形態であり、一端部側の上面および底面の対向
部位にスロット973および975を形成し、これらス
ロット間に閂971を挿通したものである。ここで本例
では、閂971の長さ(高さ)は、スロットが設けられ
る対向面間の距離(外寸)に後脚用係合部材900の底
面部の厚みを加えた量に対応したものとしてある。
した係合部材とを連結するためのジョイント部材の構成
例を示す。本例のジョイント部材はそれら係合部材の内
側に略嵌り合う寸法を有した中空の角形鋼(所謂角パイ
プ)状の形態であり、一端部側の上面および底面の対向
部位にスロット973および975を形成し、これらス
ロット間に閂971を挿通したものである。ここで本例
では、閂971の長さ(高さ)は、スロットが設けられ
る対向面間の距離(外寸)に後脚用係合部材900の底
面部の厚みを加えた量に対応したものとしてある。
【0049】また、閂971の一端側(上面側)を適切
に折り曲げ、スロット973および975を介しての閂
971の図の下方への脱落を防止している。さらに、ス
ロット975の内周縁部分を図の上方(ジョイント部材
の内側方向)に切り起こし、係合部材900への後述す
る嵌め込み動作等の過程でのスロット975部分からの
閂971の抜けが生じにくくしている。またこれに関連
して、スロット973,975間に位置する閂971の
部分に凸部を設ける、あるいはビスを螺着する等して、
閂971の図の上方(スロット973方向)への所定量
以上の変位を規制するようにしてもよい。
に折り曲げ、スロット973および975を介しての閂
971の図の下方への脱落を防止している。さらに、ス
ロット975の内周縁部分を図の上方(ジョイント部材
の内側方向)に切り起こし、係合部材900への後述す
る嵌め込み動作等の過程でのスロット975部分からの
閂971の抜けが生じにくくしている。またこれに関連
して、スロット973,975間に位置する閂971の
部分に凸部を設ける、あるいはビスを螺着する等して、
閂971の図の上方(スロット973方向)への所定量
以上の変位を規制するようにしてもよい。
【0050】なお、閂971に関連して、ジョイント部
材の取り外し時にその作業を容易とするための手段を付
加してもよい。本例ではそのために折り曲げ部分をジョ
イント部材の上面に沿った角度とせずに、前面側に向か
ってやや浮き上がるような角度とし、前面側からの所定
の部材(例えばマイナスドライバの先端など)の進入を
受容して閂971を引き上げることが容易となるように
している。
材の取り外し時にその作業を容易とするための手段を付
加してもよい。本例ではそのために折り曲げ部分をジョ
イント部材の上面に沿った角度とせずに、前面側に向か
ってやや浮き上がるような角度とし、前面側からの所定
の部材(例えばマイナスドライバの先端など)の進入を
受容して閂971を引き上げることが容易となるように
している。
【0051】図11および図12を用い、図7および図
9に示した係合部材および図10に示したジョイント部
材を自動販売機脚部に係合させて転倒防止部材を構成す
る態様を説明する。
9に示した係合部材および図10に示したジョイント部
材を自動販売機脚部に係合させて転倒防止部材を構成す
る態様を説明する。
【0052】まず、図11は自動販売機の後脚12を浮
かせた状態で接地部15をテーパ部907に噛み込ま
せ、その後に接地させた係合部材900に対しジョイン
ト部材971を取り付ける手順を示した図である。
かせた状態で接地部15をテーパ部907に噛み込ま
せ、その後に接地させた係合部材900に対しジョイン
ト部材971を取り付ける手順を示した図である。
【0053】すなわちまず同図(A)の状態において、
ジョイント部材971を係合部材900のやや上方前方
から、ジョイント部材端面が係合部材900の張り出し
部909の前縁部分に係合するように押し当てる。この
とき、係合部材900の底面部901の前端縁と張り出
し部909の前端縁との長手方向距離a(図7参照)
は、ジョイント部材970端面から閂971までの長手
方向距離以上となるように係合部材900前端部側にお
いて側面部903ないし張り出し部909が切り欠かれ
ている。従って、図11(B)のようにジョイント97
0を下方に変位させたときに、閂971の下端部が係合
部材底面911と当接しつつ上方に相対的に変位し、当
該当接状態を保ったまま係合部材900前端部分におい
てジョイント部材970の端部が載置されることにな
る。
ジョイント部材971を係合部材900のやや上方前方
から、ジョイント部材端面が係合部材900の張り出し
部909の前縁部分に係合するように押し当てる。この
とき、係合部材900の底面部901の前端縁と張り出
し部909の前端縁との長手方向距離a(図7参照)
は、ジョイント部材970端面から閂971までの長手
方向距離以上となるように係合部材900前端部側にお
いて側面部903ないし張り出し部909が切り欠かれ
ている。従って、図11(B)のようにジョイント97
0を下方に変位させたときに、閂971の下端部が係合
部材底面911と当接しつつ上方に相対的に変位し、当
該当接状態を保ったまま係合部材900前端部分におい
てジョイント部材970の端部が載置されることにな
る。
【0054】この状態でジョイント部材970を係合部
材900に対して押し込んでゆくと、閂971の下端部
が係合部材底面のスリット911の位置に至ったときに
閂971が下方に変位してスリット911内に進入し、
図11(C)に示すように両部材の結合がなされるので
ある。そして、ジョイント部材の他端に対し、これを包
み込むように前脚用係合部材本体950を位置づけて進
入させる。
材900に対して押し込んでゆくと、閂971の下端部
が係合部材底面のスリット911の位置に至ったときに
閂971が下方に変位してスリット911内に進入し、
図11(C)に示すように両部材の結合がなされるので
ある。そして、ジョイント部材の他端に対し、これを包
み込むように前脚用係合部材本体950を位置づけて進
入させる。
【0055】図12(A)は自動販売機前脚部をやや浮
かせた姿勢とし、適当量ジョイント部材970と係合部
材本体950とが適当量の填めしろを得た状態となった
ところで前脚部を接地(底面部951に対する接地)さ
せたときの状態である。当該状態を得たところで、押さ
え部960を前端側から係合部材本体950内に押し込
んでゆく。なおこの際、ねじ965を適切に操作し止め
具967が押さえ部960に対し低い位置を取るように
して、止め具967が係合部材本体950の張り出し部
955に突き当たらないようにしておく。
かせた姿勢とし、適当量ジョイント部材970と係合部
材本体950とが適当量の填めしろを得た状態となった
ところで前脚部を接地(底面部951に対する接地)さ
せたときの状態である。当該状態を得たところで、押さ
え部960を前端側から係合部材本体950内に押し込
んでゆく。なおこの際、ねじ965を適切に操作し止め
具967が押さえ部960に対し低い位置を取るように
して、止め具967が係合部材本体950の張り出し部
955に突き当たらないようにしておく。
【0056】次に、当該押し込みの過程で押さえ部底面
の切り欠き962内に自動販売機前脚の軸部13ないし
はナット部12を受容するとともに、切り欠き周縁の底
面部961の下面が接地部15に乗り上げるようにす
る。すると、押さえ部960の押し込みに伴ってその一
端側が図12(B)に示すように上方に変位(回動)し
てゆき、立ち上がり部963上縁が係合部材本体張り出
し部955の下面に当接するので、この状態でねじ96
5を操作し、止め具967を上方に変位させる。
の切り欠き962内に自動販売機前脚の軸部13ないし
はナット部12を受容するとともに、切り欠き周縁の底
面部961の下面が接地部15に乗り上げるようにす
る。すると、押さえ部960の押し込みに伴ってその一
端側が図12(B)に示すように上方に変位(回動)し
てゆき、立ち上がり部963上縁が係合部材本体張り出
し部955の下面に当接するので、この状態でねじ96
5を操作し、止め具967を上方に変位させる。
【0057】而して止め具967の係合部材本体張り出
し部955の下面への当接状態が確保されるようにねじ
965の締め込みを行えば、同図(C)に示すような状
態が得られることになる。この状態では、自動販売機前
脚が相対的に前方(図中左方向)に相対的に移動しよう
としても、止め具967が係合部材本体張り出し部95
5の下面に当接しているので、押さえ部960が本体9
50に対し図中左方向に変位することはなく、破線矢印
方向への回動力が生じることになる。しかしこのとき立
ち上がり部963上縁が係合部材本体張り出し部955
の下面に当接しているので、当該移動も阻止される。す
なわち、自動販売機前脚部の移動が有効に阻止されるの
である。
し部955の下面への当接状態が確保されるようにねじ
965の締め込みを行えば、同図(C)に示すような状
態が得られることになる。この状態では、自動販売機前
脚が相対的に前方(図中左方向)に相対的に移動しよう
としても、止め具967が係合部材本体張り出し部95
5の下面に当接しているので、押さえ部960が本体9
50に対し図中左方向に変位することはなく、破線矢印
方向への回動力が生じることになる。しかしこのとき立
ち上がり部963上縁が係合部材本体張り出し部955
の下面に当接しているので、当該移動も阻止される。す
なわち、自動販売機前脚部の移動が有効に阻止されるの
である。
【0058】図13は以上の手順によって自動販売機前
後脚に設けられた転倒防止部材を示す斜視図である。こ
の図より明らかなように、自動販売機の前脚は係合部材
950内において押さえ部960に、後脚は係合部材9
00内においてテーパ部907に押さえ込まれている。
そして、それぞれの傾斜面によって前方への移動および
後方への移動が阻止されるとともに、前脚側を支点とし
た倒れ(係合部材900底面からの後脚の浮き上がり)
および後脚側を支点とした後方への倒れ(係合部材95
0底面からの前脚の浮き上がり)のいずれもが阻止され
る。また、各脚の取付部位から係合部材端部までの距離
を適切に定めておけば、アンカーボルトを用いない、あ
るいは用いることができない場合でも、転倒防止具を一
体とした全体の転倒も有効に防止できるのである。
後脚に設けられた転倒防止部材を示す斜視図である。こ
の図より明らかなように、自動販売機の前脚は係合部材
950内において押さえ部960に、後脚は係合部材9
00内においてテーパ部907に押さえ込まれている。
そして、それぞれの傾斜面によって前方への移動および
後方への移動が阻止されるとともに、前脚側を支点とし
た倒れ(係合部材900底面からの後脚の浮き上がり)
および後脚側を支点とした後方への倒れ(係合部材95
0底面からの前脚の浮き上がり)のいずれもが阻止され
る。また、各脚の取付部位から係合部材端部までの距離
を適切に定めておけば、アンカーボルトを用いない、あ
るいは用いることができない場合でも、転倒防止具を一
体とした全体の転倒も有効に防止できるのである。
【0059】かかる転倒防止具としての本来的な機能に
加え、本例転倒防止具にはなお次のような利点がある。
すなわち、転倒防止部材を前脚用係合部材と、後脚用係
合部材と、これらを結合するジョイント部材とから構成
したことに基づく利点であって、まず第1には、製造時
に比較的複雑な工程を要すると考えられる前脚用および
後脚用係合部を予め一体に有する転倒防止部材を形成す
る場合には、種々の厚み(奥行)ないしは前後脚間間隙
のものがある自動販売機の種類に応じて種々の軸方向寸
法を有する転倒防止部材を用意しなければならないのに
対して、前脚用および後脚用係合部材は各々ただ1種類
のものを用意し、比較的単純な工程で製造できるジョイ
ント部材だけを種々用意すれば種々の厚みを有する自動
販売機に対応できることである。また、これに関連し
て、前後脚の位置が奥行き方向でずれているような自動
販売機を設置する場合あるいは前後脚の接地面に段差が
ある場合でも、水平方向あるいは垂直方向に段付のジョ
イント部材を容易すれば、上述のような係合部材をその
まま利用して転倒防止部材を構成できるという利点もあ
る。
加え、本例転倒防止具にはなお次のような利点がある。
すなわち、転倒防止部材を前脚用係合部材と、後脚用係
合部材と、これらを結合するジョイント部材とから構成
したことに基づく利点であって、まず第1には、製造時
に比較的複雑な工程を要すると考えられる前脚用および
後脚用係合部を予め一体に有する転倒防止部材を形成す
る場合には、種々の厚み(奥行)ないしは前後脚間間隙
のものがある自動販売機の種類に応じて種々の軸方向寸
法を有する転倒防止部材を用意しなければならないのに
対して、前脚用および後脚用係合部材は各々ただ1種類
のものを用意し、比較的単純な工程で製造できるジョイ
ント部材だけを種々用意すれば種々の厚みを有する自動
販売機に対応できることである。また、これに関連し
て、前後脚の位置が奥行き方向でずれているような自動
販売機を設置する場合あるいは前後脚の接地面に段差が
ある場合でも、水平方向あるいは垂直方向に段付のジョ
イント部材を容易すれば、上述のような係合部材をその
まま利用して転倒防止部材を構成できるという利点もあ
る。
【0060】また第2には、各脚用の係合部材は、上例
のごとくアンカーボルト挿通用の孔を設けておけば、ア
ンカーボルトが使用可能な設置環境であればこの孔を利
用することによって各脚用の固定部材として用いること
ができるし、アンカーボルトが使用可能な環境であると
否とを問わず、これら係合部材とジョイント部材とを組
み合わせることによって容易に転倒防止部材を構成でき
るという利点がある。
のごとくアンカーボルト挿通用の孔を設けておけば、ア
ンカーボルトが使用可能な設置環境であればこの孔を利
用することによって各脚用の固定部材として用いること
ができるし、アンカーボルトが使用可能な環境であると
否とを問わず、これら係合部材とジョイント部材とを組
み合わせることによって容易に転倒防止部材を構成でき
るという利点がある。
【0061】そしてひいては、これらによって転倒部材
の製造費用を低減し、その普及を促進して安全な設置環
境を得ることができるという第3の利点をも持ちうるの
である。
の製造費用を低減し、その普及を促進して安全な設置環
境を得ることができるという第3の利点をも持ちうるの
である。
【0062】なお、本例においては後脚用係合部材90
0とジョイント部材970とを相互にロックないしは係
止する係止手段(閂971およびスリット911)のみ
を設けている。これは、自動販売機前後脚間間隙はよほ
ど不自然な外力が作用しない限り変わることはなく、当
該部分における係止によってそれら部材の相対的位置が
変わらなければジョイント部材と前脚用係合部材の相対
的位置も変わらないこと、すなわち転倒防止部材と全体
として各部材間の相対的位置も変わらずに分離が生じな
いであろうと考えられるからである。また万一後脚とテ
ーパ部907との係合が外れ、後脚用係合部材900と
ジョイント部材970との組み合わせに対して自動販売
機本体1と前脚用係合部材950との組み合わせがずれ
ていっても、これは自動販売機後脚がジョイント部材端
部もしくは閂971に突き当たることによってそれ以上
のずれが阻止され、各部材の分離が生じないであろうと
考えられるからである。
0とジョイント部材970とを相互にロックないしは係
止する係止手段(閂971およびスリット911)のみ
を設けている。これは、自動販売機前後脚間間隙はよほ
ど不自然な外力が作用しない限り変わることはなく、当
該部分における係止によってそれら部材の相対的位置が
変わらなければジョイント部材と前脚用係合部材の相対
的位置も変わらないこと、すなわち転倒防止部材と全体
として各部材間の相対的位置も変わらずに分離が生じな
いであろうと考えられるからである。また万一後脚とテ
ーパ部907との係合が外れ、後脚用係合部材900と
ジョイント部材970との組み合わせに対して自動販売
機本体1と前脚用係合部材950との組み合わせがずれ
ていっても、これは自動販売機後脚がジョイント部材端
部もしくは閂971に突き当たることによってそれ以上
のずれが阻止され、各部材の分離が生じないであろうと
考えられるからである。
【0063】しかし所望であれば、これに代えて、ある
いはこれとともに、前脚用係合部材900とジョイント
部材970とを相互にロックないしは係止する係止手段
を設けてもよいのは勿論である。
いはこれとともに、前脚用係合部材900とジョイント
部材970とを相互にロックないしは係止する係止手段
を設けてもよいのは勿論である。
【0064】また、当該係止手段の構成としても上例に
のみ限られることはなく、種々の形態としてもよいのは
勿論である。例えば、ジョイント部材側にばね付勢され
て側方に突出する突出部材を設け、当該突出部材を係合
部材の内面との当接に応じてジョイント部材内方への後
退が可能な形状となし、係合部材内面の適宜の部位に設
けた開口部に至ったときにその当接状態が解除されてば
ねの作用により突出が生じて両部材の係止状態が得られ
るようにしてもよい(この場合には係合部材のジョイン
ト部材受け入れ側端部の形状を図7に示したように定め
なくてもよい)。
のみ限られることはなく、種々の形態としてもよいのは
勿論である。例えば、ジョイント部材側にばね付勢され
て側方に突出する突出部材を設け、当該突出部材を係合
部材の内面との当接に応じてジョイント部材内方への後
退が可能な形状となし、係合部材内面の適宜の部位に設
けた開口部に至ったときにその当接状態が解除されてば
ねの作用により突出が生じて両部材の係止状態が得られ
るようにしてもよい(この場合には係合部材のジョイン
ト部材受け入れ側端部の形状を図7に示したように定め
なくてもよい)。
【0065】これらの形態では、後脚用係合部材を後脚
に係合させた後に自動販売機前面側よりすべての組立て
の操作が行えるので、自動販売機側面に作業スペースが
ない場合でも容易に取り付けを行えるという優れた利点
があるが、係合部材およびジョイント部材側面側に十分
な作業スペースが確保できるのであれば、両部材の当該
側面に孔を設け、これを利用してピンあるいはボルト等
により両部材を相互に固定するようにしてもよい。
に係合させた後に自動販売機前面側よりすべての組立て
の操作が行えるので、自動販売機側面に作業スペースが
ない場合でも容易に取り付けを行えるという優れた利点
があるが、係合部材およびジョイント部材側面側に十分
な作業スペースが確保できるのであれば、両部材の当該
側面に孔を設け、これを利用してピンあるいはボルト等
により両部材を相互に固定するようにしてもよい。
【0066】さらに加えて、図7および図9に示したよ
うな係合部材はそれぞれいずれも後脚用および前脚用に
専用に用いなくてもよく、所望に応じて、あるいは設置
環境に応じて前後逆にして用いることもできるし、いず
れかのみを2つ用意して対応する前後脚に対し固定部材
として、あるいは転倒防止部材の構成要素として用いて
もよい。また、奥行き方向よりもむしろ間口方向の幅が
狭いような自動販売機であれば、前脚同士および/また
は後脚同士の組み合わせに対して本発明を用いてもよ
い。
うな係合部材はそれぞれいずれも後脚用および前脚用に
専用に用いなくてもよく、所望に応じて、あるいは設置
環境に応じて前後逆にして用いることもできるし、いず
れかのみを2つ用意して対応する前後脚に対し固定部材
として、あるいは転倒防止部材の構成要素として用いて
もよい。また、奥行き方向よりもむしろ間口方向の幅が
狭いような自動販売機であれば、前脚同士および/また
は後脚同士の組み合わせに対して本発明を用いてもよ
い。
【0067】(その他)以上の各例において示した自動
販売機1は2対の前後脚を有するものであったが、3対
以上の後脚部を有するものに対しても本発明部材は簡単
かつ有効に適用できるのは勿論であり、前後脚の数に応
じて必要数を用いればよい。
販売機1は2対の前後脚を有するものであったが、3対
以上の後脚部を有するものに対しても本発明部材は簡単
かつ有効に適用できるのは勿論であり、前後脚の数に応
じて必要数を用いればよい。
【0068】また、各部材としては適宜の材料,寸法の
ものを用いることができる。すなわち、材料としては鉄
鋼材料を用いることができるほか、所要の強度,弾性等
を満たしうるのであれば、非鉄金属,プラスチックなど
の非金属材料,複合材料等、広く種々のものを用いるこ
とができるのは言うまでもない。
ものを用いることができる。すなわち、材料としては鉄
鋼材料を用いることができるほか、所要の強度,弾性等
を満たしうるのであれば、非鉄金属,プラスチックなど
の非金属材料,複合材料等、広く種々のものを用いるこ
とができるのは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明係合部材
は、自動販売機の背面側への押し込みの動作に応じて後
脚と当接し、これを係合保持する形態となっているの
で、自動販売機の側部に面して壁がある、あるいは他の
自動販売機が既に設置されている等の要因により設置作
業のためのスペースが狭隘である場合にも、背面側につ
いての固定を容易かつ確実に行えることになる。
は、自動販売機の背面側への押し込みの動作に応じて後
脚と当接し、これを係合保持する形態となっているの
で、自動販売機の側部に面して壁がある、あるいは他の
自動販売機が既に設置されている等の要因により設置作
業のためのスペースが狭隘である場合にも、背面側につ
いての固定を容易かつ確実に行えることになる。
【0070】また、本発明のように自動販売機を後脚部
分で直接固定保持することは、換言すれば実際の接地部
分を直接的に押さえ込むことであり、これと離隔した部
位で固定を行う場合より、地震の発生時等において据付
面上での後脚部のずれや据付面からの浮き上がりを確実
かつ効率的に防止する上で有利である。
分で直接固定保持することは、換言すれば実際の接地部
分を直接的に押さえ込むことであり、これと離隔した部
位で固定を行う場合より、地震の発生時等において据付
面上での後脚部のずれや据付面からの浮き上がりを確実
かつ効率的に防止する上で有利である。
【0071】さらに本発明転倒防止部材は、そのような
係合部材を柔軟に応用でき、室内に自動販売機を配置す
る場合などアンカーボルトを打ち込めない場合や、ある
いはとりわけ近年急速に普及してきているいわゆる薄型
の自動販売機に対しても、その転倒を有効に防止でき
る。
係合部材を柔軟に応用でき、室内に自動販売機を配置す
る場合などアンカーボルトを打ち込めない場合や、ある
いはとりわけ近年急速に普及してきているいわゆる薄型
の自動販売機に対しても、その転倒を有効に防止でき
る。
【図1】固定部材およびアンカーボルトによる自動販売
機の固定の例を示す平面図である。
機の固定の例を示す平面図である。
【図2】(A)および(B)は、それぞれ、従来の固定
部材の例を示す平面図および側面図である。
部材の例を示す平面図および側面図である。
【図3】本発明係合部材の実施の一形態を示す一部破断
斜視図である。
斜視図である。
【図4】(A)および(B)は、それぞれ、本発明係合
部材の実施の一形態を示す平面図および側断面図であ
る。
部材の実施の一形態を示す平面図および側断面図であ
る。
【図5】(A)および(B)は図3および図4に示した
係合部材への自動販売機の取り付け方法を説明するため
の説明図である。
係合部材への自動販売機の取り付け方法を説明するため
の説明図である。
【図6】係合部材の変形例を示す平面図である。
【図7】係合部材のさらに他の変形例を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図3および図4に示した係合部材を適用した転
倒防止部材の実施の一形態を示す斜視図である。
倒防止部材の実施の一形態を示す斜視図である。
【図9】図3、図6または図7に示した係合部材を自動
販売機後脚用に用いて転倒防止部材を構成する際に、前
脚用として用いて好適な係合部材の構成例を示す斜視図
である。
販売機後脚用に用いて転倒防止部材を構成する際に、前
脚用として用いて好適な係合部材の構成例を示す斜視図
である。
【図10】図7に示した係合部材と図9に示した係合部
材とを連結するためのジョイント部材の構成例を示す斜
視図である。
材とを連結するためのジョイント部材の構成例を示す斜
視図である。
【図11】(A)〜(C)は図7に示した係合部材への
自動販売機の取り付けおよび当該係合部材に対する図1
0に示すジョイント部材の連結の手順の一例を説明する
ための説明図である。
自動販売機の取り付けおよび当該係合部材に対する図1
0に示すジョイント部材の連結の手順の一例を説明する
ための説明図である。
【図12】(A)〜(C)は図11の手順によって取り
付けられたジョイント部材に対し、図9に示す係合部材
を組み合わせる手順の一例を説明するための説明図であ
る。
付けられたジョイント部材に対し、図9に示す係合部材
を組み合わせる手順の一例を説明するための説明図であ
る。
【図13】図11および図12に示す手順によって完成
した転倒防止部材を示す斜視図である。
した転倒防止部材を示す斜視図である。
1 自動販売機 1B 自動販売機販売面 7 アンカーボルト 9 係合部材本体 11 脚部 13 軸部 15 接地部 91A,91B 押さえ部 93 アンカーボルト用開口 99 カバー 900 係合部材 907 テーパ部 911 スリット 950 係合部材 960 押さえ部 970 ジョイント部材 971 閂
Claims (9)
- 【請求項1】 軸部と該軸部より径の大きい接地部とを
有した自動販売機の脚部の相対的進入を受容するための
開放部分を有し、該開放部分を介して相対的に進入する
前記脚部と当接し、前記相対的進入の動作に応じてこれ
を押さえ込む手段を具えたことを特徴とする自動販売機
脚部用係合部材。 - 【請求項2】 前記脚部は軸部と該軸部より径の大きい
接地部とを有し、前記手段は、前記軸部の径より大かつ
前記接地部の径より小なる間隙を持ち当該間隙内に前記
軸部を相対的に進入させるために一端を開放したスロッ
ト部が設けられた押さえ部を有し、該押さえ部を前記進
入の方向に向かって高さを漸減するように配置すること
により、前記相対的進入の動作によって前記接地部が前
記押さえ部により押さえ込まれるようにしたことを特徴
とする請求項1に記載の自動販売機脚部用係合部材。 - 【請求項3】 前記脚部は自動販売機の背面側の後脚部
であり、前記相対的進入の方向は前記背面方向への自動
販売機の押し込み動作であることを特徴とする請求項2
に記載の自動販売機脚部用係合部材。 - 【請求項4】 前記脚部は軸部と該軸部より径の大きい
接地部とを有し、前記手段は、 前記軸部の径より大かつ前記接地部の径より小なる間隙
を持ち当該間隙内に前記軸部を進入させるため一端を開
放したスロット部が設けられた押さえ部であって、前記
相対的進入の動作に伴って前記接地部と当接しつつ変位
する当該押さえ部と、 該押さえ部を保持するとともに前記変位する押さえ部を
係止する部分が設けられた本体と、を有することを特徴
とする請求項1に記載の自動販売機脚部用係合部材。 - 【請求項5】 請求項2または4に記載の手段を自動販
売機の後脚に対応した一端部側に有し、前記自動販売機
の前記後脚と前脚との間の寸法より大となるように他端
を延在させてなることを特徴とする自動販売機用転倒防
止部材。 - 【請求項6】 前記自動販売機の据え付けによって前記
自動販売機の前面より張り出す部分に対して躓き防止用
のカバーを設け、該カバーを踏み台に兼用させてなるこ
とを特徴とする請求項5に記載の自動販売機用転倒防止
部材。 - 【請求項7】 自動販売機の対応する前脚および後脚に
それぞれ係合するための請求項1に記載の係合部材の一
対と、 該一対の係合部材を両端において連結するとともに前記
前脚と前記後脚との間の寸法に対応して設けられた連結
部材と、を具えたことを特徴とする自動販売機用転倒防
止部材。 - 【請求項8】 前記一対の係合部材は、請求項2に記載
の係合部材の一対、請求項4に記載の係合部材の一対、
または請求項2に記載の係合部材と請求項4に記載の係
合部材との組み合わせであり、当該係合部材は前記スロ
ット部分の前記開放された部分が対向するように前記連
結部材によって連結されることを特徴とする請求項7に
記載の自動販売機用転倒防止部材。 - 【請求項9】 据え付けに係る前記自動販売機の前記後
脚が位置すべき据付面上の部位に対応して請求項2に記
載の手段を固定し、前記自動販売機を背面側に押し込む
ことにより、前記手段に前記後脚を押さえ込ませること
を特徴とする自動販売機の据え付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20984196A JPH1055481A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 自動販売機脚部用係合部材および転倒防止部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20984196A JPH1055481A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 自動販売機脚部用係合部材および転倒防止部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055481A true JPH1055481A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16579516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20984196A Pending JPH1055481A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | 自動販売機脚部用係合部材および転倒防止部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1055481A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237411A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Meiwa Bendeikusu Kk | 機器類の耐震装置 |
| KR20180083213A (ko) * | 2017-01-12 | 2018-07-20 | 주식회사 에이텍에이피 | 접지장치와, 접지구조 및, 이를 구비한 금융기기 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20984196A patent/JPH1055481A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237411A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Meiwa Bendeikusu Kk | 機器類の耐震装置 |
| KR20180083213A (ko) * | 2017-01-12 | 2018-07-20 | 주식회사 에이텍에이피 | 접지장치와, 접지구조 및, 이를 구비한 금융기기 |
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