JPH1055849A - コネクタカバー - Google Patents

コネクタカバー

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JPH1055849A
JPH1055849A JP21166196A JP21166196A JPH1055849A JP H1055849 A JPH1055849 A JP H1055849A JP 21166196 A JP21166196 A JP 21166196A JP 21166196 A JP21166196 A JP 21166196A JP H1055849 A JPH1055849 A JP H1055849A
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wire
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electric wire
cam
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Masaaki Kobayashi
昌昭 小林
Masaaki Tabata
正明 田端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線に外力がかかっても電線を所定の方向に
案内する状態を安定して維持することができるコネクタ
カバーを提供する。 【解決手段】 電線収容溝21aに電線Wを収めて押さ
え蓋26を装着すると、可撓片21のカム突部25と、
押さえ蓋26のカム孔26aとが摺接して両可撓片2
1,21が互いに接近するように撓められ、かつ、可撓
片21の係合突条23と押さえ蓋26のフック片29と
が係合する。この状態で、電線Wは、電線収容溝21a
内で可撓片21,21によって締め付けられ、安定した
状態で保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グに取り付けられるコネクタカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタカバーとして、
図6に示すものが知られている。コネクタカバー1は、
コネクタ2に対する直接の被水を回避したり、ここから
引き出される電線に引っ張り力が作用した場合に、内部
の端子金具に直接その力を及ぼさせないようにする、等
の目的で取り付けられる。また、コネクタ2から引き出
される電線Wにはこれらを束ねるようにして電線保護用
の被覆チューブTが被せられるのであるが、コネクタカ
バー1にはコネクタから引き出された電線Wを一旦、コ
ネクタカバー1上へ導いたうえでコネクタの後方へ配索
できるよう、コネクタカバー1上には被覆チューブTを
保持する電線保持部3が設けられている。電線保持部3
は、一対の弧状可撓片3aを対称に向かい合わせて形成
され、その可撓片3aを一度拡開させてその内部に電線
Wを押し込み、その弾性力によって電線Wを保持してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したものにおいて
は、作業者が電線Wを把持して取り扱った際に、図6の
矢印に示すように、電線導出部1aを中心に電線Wがコ
ネクタ2に対して回動し、電線保持部3から電線Wが軸
方向と直交する方向へ引っ張られる場合がある。かかる
場合に、上述した従来のコネクタカバー1においては、
弧状可撓片3a間は上方へ開放するようになっており、
かつ弾性力を利用して保持する形式であるため、上記の
ような方向からの引っ張り力が作用した場合には、被覆
チューブTの外れといった事態が懸念される。
【0004】その対策としては、可撓片3aの保持力の
増強が考えられるが、可撓片3aの肉厚を増す等して可
撓片3aの弾性力を大きくすると、可撓片3aを拡開す
るときに要する力も大きくなり、取り付け性が悪くな
る。したがって、このような対策は得策とは言えない。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたもので、電線に外力がかかっても電線を所定の方向
に案内する状態を安定して維持することができるコネク
タカバーの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
<請求項1の発明>上記目的を達成するため、請求項1
に係る発明は、コネクタの電線引き出し側に取り付けら
れ、引き出された電線を所定方向へ案内する電線収容溝
が設けられてなるコネクタカバーであって、 電線収容
溝はコネクタカバーの外面において常には電線を挿通可
能な開口を介して起立する一対のクランプ片の内側に形
成され、かつこの開口を塞ぐようにして装着される押さ
え蓋には、この押さえ蓋がクランプ片に装着されたとき
に、両クランプ片を閉じ方向に撓まさせて電線の周面に
押しつけ可能とするカム機構が設けられているところに
特徴を有する。
【0007】<請求項2の発明>また、請求項2に係る
発明は、上記請求項1記載のコネクタカバーにおいて、
クランプ片は、押さえ蓋と係合して押さえ蓋の装着を可
能とする係合部と、押さえ蓋と共にカム機構を構成する
カム部とが、それぞれ独立して撓むことができるように
分離して形成されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>請求項1では、電線収容溝に電線を
差し込んで、押さえ蓋が装着されることにより、電線収
容溝の開口が塞がれ、これによって電線は電線収容溝に
対しその全周が取り囲まれた状態で収容される。また、
押さえ蓋が装着された状態では、カム機構のカム作用に
よって両クランプ片が電線の外周に沿って押し付けられ
るよう撓み変形しているため、電線に抜け方向の力が作
用してもこの力をクランプ片が受承して直接押さえ蓋に
作用させない。したがって、電線の抜け止めに有効なも
のとなる。加えて、請求項1では押さえ蓋の装着によっ
て、両クランプ片の閉じ動作を行わせるものであるた
め、電線収容溝への電線差し込み時には電線を遊挿させ
るような設定とすることもでき、この場合には電線の差
し込みを容易に行わせることも可能となる。
【0009】<請求項2の発明>請求項2の構成では、
可撓片は、係合部とカム部とが別々に撓む構成となって
いるので、押さえ蓋と可撓片との係合と、押さえ蓋と可
撓片のカム機構による摺接動作とが互いに影響されるこ
となく行われ、可撓片による電線の保持と、係合部によ
る押さえ蓋の係合をそれぞれ確実に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図4に基づいて説明する。図1において、符号10
はコネクタカバーであって、電線Wを圧着された複数の
端子金具をコネクタハウジング31内に収容して備えた
コネクタ30の後端部に取り付けられている。コネクタ
カバー10は、箱状に形成された本体部11の両側壁に
可撓性係合アーム12,12を備えている。この本体部
11をコネクタハウジング31の後端部に被せると、そ
の後端部の両側壁に備えた係合突部32,32に可撓性
係合アーム12,12が係合し、これによってコネクタ
カバー10の取り付けがなされる。
【0011】コネクタ30の後端面から引き出された電
線Wは、本体部11の内部においてU字状に折り返さ
れ、本体部11の図1における上方面に形成された電線
導出口13(より具体的には、コネクタカバー10を装
着したときにコネクタ30との間に形成される開口であ
り、前方へ向けて開放する)より外部に引き出されるよ
うにしている。また、電線導出口13から導出された複
数本の電線Wは、保護用の被覆チューブTにて一つにま
とめられている。
【0012】コネクタカバー10の電線導出口13後方
には、被覆チューブTを被せた部分を電線Wを後方に誘
導して保持するための電線保持部20が配されている。
この電線保持部20は一対の可撓片21,21を有して
いる。可撓片21,21は、本体部11の上面に垂直に
延びる片持梁状をなし、かつ、被覆チューブTの外径と
ほぼ等しい間隔をおいて対向している。これらの間は電
線Wの被覆チューブTを前後方向に沿って保持するため
の電線収容溝21aとなっており、この電線収容溝21
aの軸線方向は電線導出口13の開放方向と同一として
ある。また、図2に示すように、両可撓片21の対向す
る上縁部には突条22が形成され、電線収容溝21aの
上方開口21bが僅かに狭められている。これにより、
電線Wの被覆チューブTを開口21bに通すと、突条2
2の高さ分、可撓片21の先端が拡開されて電線収容溝
21a内に電線Wが仮保持状態となって収容される。
【0013】両可撓片21において、突上22を設けた
面と反対側の外面には、その上縁部に係合突条23が形
成されている。係合突状23は、図3に拡大して示すよ
うに、可撓片21の先端面24から外側下がりの傾斜面
23aと、その傾斜面23a下端から僅かな垂直面23
bを介してその下端から内側上がりに僅かに傾斜する下
端面23cとを備えている。
【0014】可撓片21,21の先端面24には、次述
の押さえ蓋26のカム孔26a,26aと係合するカム
突部25,25が形成されている。カム突部25は、図
3に示すように、互いに対向する内側面は内側下がりの
傾斜面をなし、その反対側の外側面は先端から外側に下
がる傾斜面25aと、その下端からカム突部25の根元
に亘って延びる垂直面25bとを備えている。
【0015】一方の可撓片21(図2における左側のも
の)の係合突状23を設けた側に固定端側には、ヒンジ
27を介して押さえ蓋26が設けられている。押さえ蓋
26は可撓片21とほぼ同じ幅に形成され、その平板状
の主体部28の両側部には、可撓片21と対面する側に
突出するフック片29を備え、押さえ蓋26全体が略コ
字状をなしている。フック片29は、押さえ蓋26を可
撓片21に対面させた際に係合突条23の傾斜面23a
と対面して摺接する傾斜面29aと、両者の摺接を乗り
越えた後に下端面23cと当接して係合する上端面29
cとを備えている。このフック片29と係合突条23と
が係合すると、主体部28が電線収容溝21aの開口2
1bを塞ぎ、その主体部28のカム孔26a内にカム突
部25が収まった状態となる。
【0016】主体部28には、カム突部25,25と対
面するように対をなしてカム孔26a,26aが貫通す
るように形成されている。ヒンジ27を中心にして押さ
え蓋26を回動させると、図3に示すように、まず、同
図左側のカム孔26aの縁部に左側のカム突部25の傾
斜面25aが摺接して左側の可撓片21が内側に撓む。
続いて、右側のカム孔26aが右側のカム突部25に対
面し、以下同様にして右側の可撓片21も内側に撓む。
両可撓片21が内側に撓んだ状態で、押さえ蓋26を押
し下げると、図4に示すように、フック片29,29と
係合突条23,23とが係合して押さえ蓋26が係合状
態となるとともに、カム孔26a内にカム突部25が収
まり、同図に示すように、垂直面25bとカム孔26a
内周面とが当接した状態となる。両可撓片21の間隔は
自然状態では、被覆チューブTの外径とほぼ等しい間隔
となっているため、互いに内側に撓められるそれよりも
狭くなり、被覆チューブTを被せた電線Wが電線収容溝
21a内で周方向から締め付けられて安定して保持され
た状態となる。
【0017】次に、本実施形態の作用に付いて説明す
る。コネクタカバー10をコネクタ30の後端部に取り
付け、図1に示すように、電線Wを電線導出口13から
外部に延ばす。そして、図1の矢印方向に電線Wを導
き、被覆チューブTを被せた部分を電線収容溝21aの
開口21bに沿って適合させた後、内部へ押し込む。す
ると、両可撓片21が突状22の高さ分拡開され、電線
収容溝21aの底面に密着するようにして収容された時
点で可撓片21が閉じ、これによって被覆チューブTと
ともに電線Wは電線収容溝21a内に仮保持された状態
となる。この作業は、可撓片21を突条22の僅かな高
さ分を拡開させるだけなので、容易に行うことができ
る。
【0018】続いて、ヒンジ27を中心として押さえ蓋
26を回動して可撓片21に対面させる。すると、この
回動の途中でカム突部25,25がカム孔26a,26
aの縁部に摺接して可撓片21,21が互いに内側に撓
められられる。そして、押さえ蓋26を可撓片21側に
押し下げると、図4に示すように、フック片29,29
と係合突条23,23とが係合するとともに、カム孔2
6a,26a内にカム突部25,25が収まり、両可撓
片21,21の間隔が被覆チューブTの外径よりも狭く
なる。これにより、被覆チューブTを被せた電線Wは、
電線収容溝21a内で周方向から締め付けられて安定し
て保持される。
【0019】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0020】(1)上記した実施形態の可撓片21は、
撓んだ際にカム突部25と係合突条23とが共に変位す
る構成となっているが、例えば、図5に示すように、本
体部11の上面に片持梁状の可撓片を前後方向に2つ分
けて2対形成し、前方の可撓片41,41の先端にカム
突部25,25を備え、後方に可撓片42,42に係合
突条23,23を備えた構成としてもよい。このような
構成とすれば、カム突部25と係合突条23とが別々に
変位することとなり、両者の動作が互いに影響されるこ
となく行われ、電線Wの保持を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコネクタカバーを示す斜視図であ
る。
【図2】同コネクタカバーの正面図である。
【図3】押さえ蓋と可撓片とが摺接した状態を示す拡大
正断面図である。
【図4】同コネクタカバーの押さえ蓋を閉めた状態を示
す拡大正断面図である。
【図5】変形例の一部を示す斜視図である。
【図6】従来のコネクタカバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…コネクタカバー 21…可撓片 21a…電線収容溝 21b…開口 23…係合突条 25…カム突部(カム機構) 26…押さえ蓋 26a…カム孔(カム機構) 29…フック片 30…コネクタ 41…可撓片 42…可撓片 W…電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタの電線引き出し側に取り付けら
    れ、引き出された電線を所定方向へ案内する電線収容溝
    が設けられてなるコネクタカバーであって、 前記電線収容溝は前記コネクタカバーの外面において常
    には前記電線を挿通可能な開口を介して起立する一対の
    クランプ片の内側に形成され、かつこの開口を塞ぐよう
    にして装着される押さえ蓋には、この押さえ蓋がクラン
    プ片に装着されたときに、両クランプ片を閉じ方向に撓
    まさせて前記電線の周面に押しつけ可能とするカム機構
    が設けられていることを特徴とするコネクタカバー。
  2. 【請求項2】 前記クランプ片は、前記押さえ蓋と係合
    して押さえ蓋の装着を可能とする係合部と、前記押さえ
    蓋と共にカム機構を構成するカム部とが、それぞれ独立
    して撓むことができるように分離して形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタカバー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070776A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ用のカバーおよびカバー付きコネクタ
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KR20240020452A (ko) * 2022-08-08 2024-02-15 주식회사 경신 커넥터 하우징용 전선 고정장치

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