JPH1056328A - 変調器 - Google Patents

変調器

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JPH1056328A
JPH1056328A JP21003796A JP21003796A JPH1056328A JP H1056328 A JPH1056328 A JP H1056328A JP 21003796 A JP21003796 A JP 21003796A JP 21003796 A JP21003796 A JP 21003796A JP H1056328 A JPH1056328 A JP H1056328A
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JP
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digital
oscillation
oscillation circuit
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JP21003796A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Iegi
勉 家木
Yasuhiko Hirano
康彦 平野
Toshikazu Terajima
敏和 寺島
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジタルICのデータ出力電圧のハイレベル
とローレベルとにおける出力インピーダンスの相違を利
用して、発振回路の位相を推移させて2つの周波数で発
振させ、低電圧駆動に強い、一層の小形化を図ることの
できるFSK型の変調器を提供する。 【解決手段】固体共振素子2を発振子とする発振回路1
aの一部に、変調部3aを構成するディジタルIC3の
データ出力端子tがコンデンサC6を介して接続され、
ディジタルIC3のデータ出力端子から出力される2つ
の論理値のインピーダンスの相違に基づいて、発振回路
1aの発振条件を変えて変調を行う変調器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ランなどの小
電力無線機器に使用される周波数偏移変調(以下、FS
Kという)型の変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のFSK型変調器として図
5に示すような変調回路40より構成されるものがあ
る。この変調回路40において、1はコルピッツ型発振
回路で、電源端子Vccとグランドとの間には、バイア
ス抵抗R1、R2の直列回路とノイズ除去用のコンデン
サC1とが並列接続され、また、発振用コイルL1、N
PN型のトランジスタQ1およびエミッタ抵抗R3の直
列回路が接続されている。トランジスタQ1のコレクタ
とエミッタ間には発振用コンデンサC2が接続され、エ
ミッタとベースとの間には発振兼帰還用コンデンサC3
が接続されている。バイアス抵抗R1、R2の接続点は
トランジスタQ1のベースに接続されている。また、ト
ランジスタQ1のベースは、1ポート型SAW共振子2
および可変容量ダイオードDを介してグランドに接続さ
れている。
【0003】3はディジタルIC(集積回路)で、その
データ出力端子tは、電流制限用抵抗Rを介して1ポー
ト型SAW共振子2の入力端子に接続されると共に、イ
ンピーダンス設定用コンデンサC5を介してグランドに
接続されている。
【0004】つぎに、この変調回路40の動作について
説明する。発振用コイルL1、電源端子Vcc(交流的
には、グランド電位)、可変容量ダイオードDおよび1
ポート型SAW共振子2からなる直列回路は、交流的に
はトランジスタQ1のコレクタとベース間に接続されて
おり、1ポート型SAW共振子2の支配的誘導性リアク
タンスのために、この直列回路の合成インピーダンスは
誘導性リアクタンスXL として作用する。そして、この
誘導性リアクタンスXL は、発振用コンデンサC2、C
3の合成容量の容量性リアクタンスXC と等しくなっ
て、コルピッツ型発振回路1の発振周波数を決定する。
その発振電圧の一部が帰還用コンデンサC3を介してト
ランジスタQ1のベースに逆位相で帰還し、発振回路1
は1ポート型SAW共振子2の共振周波数近傍の周波数
で継続発振をすることになる。
【0005】ディジタルIC3は、変調信号としてロー
レベルとハイレベルの2つの論理値を持ち、例えば、1
kbps程度のデータを出力する。
【0006】いま、ディジタルIC3のデータ出力端子
tの出力電圧が、ローレベルとハイレベルに変化する
と、可変容量ダイオードDはローレベルの出力電圧に対
する容量値CL とハイレベルの出力電圧に対する容量値
H からなる2値の容量を生じることになる。この2値
の容量は、トランジスタQ1のコレクタとベース間に接
続されている前記直列回路の誘導性リアクタンスXL
作用して、そのリアクタンスXL を2値に変化させて、
変調回路40は2つの周波数で発振する。これにより、
変調回路40はディジタル1C3のローレベルとハイレ
ベルのデータ出力電圧により2周波で発振し、FSK変
調を行うことになる。
【0007】つぎに、図6に示す変調回路50は、本出
願人が特願平7−277915号として先に提案した移
相型発振回路より構成される変調回路である。この変調
回路50において、Q2は発振増幅用FET(電界効果
トランジスタ)で、そのドレインは、高周波チョーク用
コイルL2を介して電源端子Vccに接続され、結合コ
ンデンサC7を介して出力端子に接続され、また変調用
FETQ3と2ポート型SAW共振子6を介してそのゲ
ートに接続されている。FETQ2のソースはバイアス
抵抗R4とバイパスコンデンサC8との並列回路により
グランドに接続され、またそのゲートはバイアス抵抗R
5を介してグランドに接続されている。さらに、発振増
幅用FETQ2のゲートと2ポート型SAW共振子6の
出力端子との間の帰還回路には、コイルL3とコンデン
サC10との並列回路からなる位相回路7が接続されて
いる。なお、この位相回路7は、帰還回路に並列に接続
されて、発振回路のQをダンピングして、発振周波数の
粗調を行うと同時に、FSK変調2周波の出力レベルを
同一にする作用をする。また、変調用FETQ3のドレ
インとソースとの間にはコンデンサCが接続されてい
る。
【0008】つぎに、この変調回路50の動作について
説明する。この変調回路50は、180゜の位相差を有
するFETQ2のドレインとゲートとの間に、180゜
の整数倍の遅延位相量を有する2ポート型SAW共振子
6、位相回路7などが接続されて帰還回路を構成してお
り、遅延移相型発振回路として動作する。そして、この
変調回路50は、2ポート型SAW共振子6の共振作用
とFETQ2の増幅作用により、2ポート型SAW共振
子6の共振周波数近傍の周波数で発振する。この2ポー
ト型SAW共振子6はQが高く鋭い共振特性をしている
が、位相回路7が帰還回路に接続されることにより、そ
のQがダンピングされた発振特性となる。
【0009】いま、変調用FETQ3をオンすると、こ
れに並列接続されているコンデンサCは短絡されて、帰
還回路にはこのコンデンサCの容量性リアクタンスは作
用せず、変調回路50は一つの周波数で発振する。ま
た、変調用FETQ3をオフすると、コンデンサCの容
量性リアクタンスが帰還回路に作用して、帰還回路の位
相が推移し、この変調回路50はもう一つの周波数で発
振することになる。このように、変調用FETQ3をオ
ン、オフすることにより、2周波よりなるFSK変調を
行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来の変調器の変調回路40は、電源端子Vccの
電圧が低下した場合には、ディジタルIC3のハイレベ
ルの出力電圧が低下し、可変容量ダイオードDに印加さ
れる電圧も低下して、ハイレベル時の容量CH に対する
ローレベル時の容量CL の比が小さくなり、ディジタル
IC3のハイレベル時の容量CH がローレベル時の容量
L と、余り差がなくなってしまう。その結果、前記直
列回路の誘導性リアクタンスXL の可変位相量が小さく
なり、FSKの周波数偏移量が小さくなる。
【0011】また、この変調回路40において、1ポー
ト型SAW共振子2とディジタルIC3を除いた変調回
路を1チップ・モノリシック化しようとすると、可変容
量ダイードDは他の回路素子とプロセスが相違している
ので、1チップ・モノリシック化が難しいという問題が
ある。
【0012】つぎに、図6に示す変調器の変調回路50
は、発振増幅用FETQ2と、変調用FETQ3と、2
個のFETを有しているので、FETが1個の場合に比
べて形状が大きくなり、その分小形化に限界がある。ま
た、この変調回路50は、2ポート型SAW共振子6を
除いて1チップ・モノリシック化する場合には、その1
チップ・モノリシック化には適しているが、FETを1
個のみならず2個までも作り込まなければならず、やは
り、小形化に問題がある。
【0013】そこで、本発明は、ディジタルICのデー
タ出力のハイレベルの電圧とローレベルの電圧とにおけ
る出力インピーダンスの相違を利用して、発振回路の位
相を推移させて2つの周波数で発振させ、低電圧駆動に
強い、一層の小形化を図ることのできるFSK型の変調
器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、下記の解決手段を採ることを特徴とす
る。
【0015】請求項1記載の発明は、発振回路の一部
に、ディジタルICのデータ出力端子をコンデンサを介
して接続したものである。
【0016】一般に、ディジタルICは、データ信号を
出力するとき、このディジタルICをそのデータ出力端
子から交流的に見た場合、等価容量と等価抵抗との等価
並列回路として表せる。そして、この等価並列回路の出
力インピーダンスは、ディジタルICのハイレベルのデ
ータ出力電圧VH とローレベルのデータ出力電圧V
よって異なる値をとる。ハイレベルのデータ出力電圧V
が出力されるとき、等価並列回路の出力インピーダ
ンスは、大きくなる。この反対に、ローレベルのデータ
出力電圧VL が出力されるとき、等価並列回路の出力イ
ンピーダンスは、小さくなる。
【0017】この発明においては、このように、ディジ
タルICがハイレベルのデータ出力電圧VH とローレベ
ルのデータ出力電圧VL を出力するときの、そのデータ
出力端子に現れる出力インピーダンスを利用し、この出
力インピーダンスを発振回路の発振条件に作用させてそ
の位相をそれぞれ推移させ、2周波よりなるFSK変調
を行うものである。
【0018】また、介在するコンデンサは、FSK変調
の周波数偏移量を調節する働きをすると共に、ディジタ
ルICの直流経路を遮断して、ディジタルICの出力負
荷を直流的に高抵抗にする働きをする。
【0019】請求項2記載の発明は、発振回路の一部
に、変調部を構成するディジタルICのデータ出力端子
がコンデンサを介して接続され、前記ディジタルICの
前記データ出力端子から出力されるデータ出力電圧の2
つの論理値におけるデータ出力端子側のインピーダンス
の相違に基づいて、前記発振回路の発振条件を変えて変
調を行うものである。
【0020】この発明は、請求項1記載の発明と同様
に、ディジタルICがハイレベルのデータ出力電圧VH
とローレベルのデータ出力電圧VL を出力するときの、
そのデータ出力端子に現れる出力インピーダンスを利用
し、この出力インピーダンスを発振回路の発振条件に作
用させてその位相をそれぞれ推移させ、2周波よりなる
FSK変調を行うものである。
【0021】また、介在するコンデンサは、FSK変調
の周波数偏移量を調節する働きをすると共に、ディジタ
ルICの直流経路を遮断して、ディジタルICの出力負
荷を直流的に高抵抗にする働きをする。
【0022】請求項3記載の発明は、発振回路の一部
に、変調部を構成するディジタルICのデータ出力端子
がコンデンサを介して接続され、前記ディジタルICが
そのデータ出力端子側の等価回路を介して前記発振回路
の一部を構成し、前記ディジタルICの前記データ出力
端子から出力されるデータ出力電圧の2つの論理値にお
ける前記等価回路のインピーダンスの相違に基づいて、
前記発振回路の発振条件を変えて変調を行うものであ
る。
【0023】この発明は、変調部を構成するディジタル
ICがそのデータ出力端子から見た等価回路を通して発
振回路に直列に接続されているので、ディジタルICの
出力データの2つの論理値、即ちローレベルの出力電圧
とハイレベルの出力電圧におけるインピーダンスの変化
を発振条件に直接およぼし、2周波よりなるFSK変調
を行うことができる。また、介在するコンデンサについ
ては、請求項1記載の発明と同様である。
【0024】請求項4記載の発明は、前記発振回路が1
ポート型SAW共振子を発振子とするコルピッツ型発振
回路で構成されているものである。
【0025】この発明においては、上記発明の作用に加
えるに、Qの高い1ポート型SAW共振子をコルピッツ
型発振回路の誘導性リアクタンス素子として構成してい
るので、発振が安定し、発振周波数の変動がない。
【0026】請求項5記載の発明は、移相型発振回路の
帰還回路に、変調部を構成するディジタルICのデータ
出力端子がコンデンサを介して接続され、前記ディジタ
ルICの前記データ出力端子から出力されるデータ出力
電圧の2つの論理値におけるデータ出力端子側のインピ
ーダンスの相違に基づいて、前記発振回路の発振条件を
変えて変調を行うものである。
【0027】この発明においては、上記ディジタルIC
がハイレベルのデータ出力電圧VHとローレベルのデー
タ出力電圧VL を出力するとき、そのデータ出力端子に
現れる出力インピーダンスが、それぞれ異なる値をとる
ことを利用して、移相型発振回路の位相をそれぞれ推移
させ、2周波よりなるFSK変調を行うものである。請
求項6記載の発明は、前記移相型発振回路が2ポート型
SAW共振子などの固定共振素子を発振子とし、位相回
路を備えているものである。
【0028】この発明においては、請求項5記載の発明
の作用に加えるに、Qの高い2ポート型SAW共振子な
どの固体共振素子により発振回路の発振が安定し、か
つ、位相回路により発振の位相を調整することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の変調器の第1実
施例の変調回路について、図1を参照して説明する。な
お、図5と同じ構成部分には、図5と同一番号を付して
その説明を援用する。
【0030】ディジタルIC3は、図2に示すように、
そのデータ出力端子tからディジタルIC3側を交流的
に見た場合、等価容量Ctと等価抵抗Rtの等価並列回
路として表せる。このディジタルIC3のデータ出力端
子tは、直流カット用のコンデンサC6を介して1ポー
ト型SAW共振子2の入力端子に接続されている。そし
て、このディジタルIC3とコンデンサC6とは、変調
部3aを構成する。
【0031】また、発振回路1aのコンデンサC7は、
図5の発振回路の可変容量ダイオードDに代えて、この
1ポート型SAW共振子2の入力端子とグランドとの間
に接続されており、ディジタルIC3のデータ出力電圧
の注入点のインピーダンスのレベル設定用の機能を有す
るが、回路形式によっては必ずしも必要ではない。
【0032】なお、1ポート型SAW共振子2の出力端
子はトランジスタQ1のベースに直接接続されている
が、1ポート型SAW共振子2のくし歯電極を保護する
ため、直流電圧カット用の容量の大きいコンデンサをこ
の間に接続してもよい。
【0033】本実施例による変調器の変調回路10は、
以上のような回路構成よりなり、つぎに動作について説
明する。コルピッツ型発振回路1aにおいて、発振用コ
イルL1、電源端子Vcc(交流的には、グランド電
位)、コンデンサC7および1ポート型SAW共振子2
からなる直列回路は、交流的にはトランジスタQ1のコ
レクタとベース間に接続されており、1ポート型SAW
共振子2の支配的誘導性リアクタンスのために、この直
列回路の合成インピーダンスは誘導性リアクタンスXL
として作用する。そして、この誘導性リアクタンスXL
は、発振用コンデンサC2、C3の合成容量の容量性リ
アクタンスXC と等しくなって、コルピッツ型発振回路
1の発振周波数を決定する。このコルピッツ型発振回路
は、その発振電圧の一部が帰還用コンデンサC3を介し
てトランジスタQ1のベースに逆位相で帰還して、1ポ
ート型SAW共振子2の共振周波数近傍の周波数で継続
発振をすることになる。
【0034】また、ディジタルIC3のデータ出力端子
tからは、ハイレベルのデータ出力電圧VH とローレベ
ルのデータ出力電圧VL が出力されるが、ハイレベルの
データ出力電圧VH が出力されるとき、その等価容量C
tが小さくなり、かつ、等価抵抗Rtが大きくなって、
その出力インピーダンスが大きくなる。これに対して、
ローレベルのデータ出力電圧VL が出力されるときは、
その反対となり、その等価容量Ctが大きくなり、か
つ、等価抵抗Rtが小さくなって、その出力インピーダ
ンスは小さくなる。
【0035】このディジタルIC3のハイレベルのデー
タ出力電圧VH とローレベルのデータ出力電圧VL に伴
う2つの出力インピーダンスが、前記直列回路の誘導性
リアクタンスXL にそれぞれ作用して、コルピッツ型発
振回路1の位相をハイレベルのデータ出力電圧VH とロ
ーレベルのデータ出力電圧VL に応じてそれぞれ推移さ
せて、コルピッツ型発振回路1は2つの周波数で発振す
ることになる。このようにして、ディジタルIC3のハ
イレベルのデータ出力電圧VH とローレベルのデータ出
力電圧VL とにより、2周波のFSK変調を行うことが
できる。
【0036】この場合、コンデンサC6は、等価容量C
tと直列に接続されることから、その容量値を選択する
ことにより、コルピッツ型発振回路1の位相推移量を調
節することができる。この場合、コンデンサC6の容量
は等価容量Ctより大きい値とする。また、このコンデ
ンサC6は、ディジタルIC3の出力負荷を直流的に高
抵抗にして、ディジタルIC3の動作を正常に維持す
る。また、コンデンサC6の容量を小さい値に設定して
おけば、電源電圧の変動による特性変動が小さくなる。
【0037】つぎに、本発明の変調器の第2実施例の変
調回路について、図3を参照して説明する。本実施例の
変調回路20は、図1に示す変調回路10からコンデン
サC7を削除し、発振の帰還回路がディジタルICの等
価容量Ctと等価抵抗Rtとの等価並列回路を介するよ
うにしたものである。したがって、コルピッツ型発振回
路において、トランジスタQ1のコレクタとベース間の
誘導性リアクタンスXL を与える回路は、発振用コイル
L1、電源端子Vcc、等価コンデンサCt(Rt)、
コンデンサC6および1ポート型SAW共振子2からな
る直列回路となる。その他の回路素子および作用は図1
と同様なので図1と同一番号を付してその説明を援用す
る。
【0038】この実施例は、変調部3aを構成するディ
ジタルIC3がその等価並列回路を介して発振回路を構
成しているので、ディジタルIC3のローレベルとハイ
レベルのデータ出力電圧によるインピーダンスの変化が
前記誘導性リアクタンスXLに与える影響が大きくな
る。図1記載のディジタルICの等価並列回路が、発振
回路1aに対し並列的に接続されているのに対し、この
図3記載のディジタルICの等価並列回路は、発振回路
1bを直接構成し、その発振条件にあたえる影響が大き
くなる。
【0039】つぎに、本発明の第3実施例による変調器
の変調回路30について、図4を参照して説明する。発
振増幅用FETQ2のドレインは、2ポート型SAW共
振子6の入力端子に接続されると共に、コンデンサC9
を介してディジタルIC5のデータ出力端子tに接続さ
れている。そして、このディジタルIC5とコンデンサ
C9とは、変調部5aを構成する。その他の回路構成
は、図6に示す回路と同一なので、図6と同一番号を付
してその説明を省略する。
【0040】つぎに、本実施例の変調回路30の動作に
ついて説明する。変調回路30の発振回路4は、FET
Q2のドレインとゲートとの間の帰還回路に接続されて
いる2ポート型SAW共振子6の遅延回路および位相回
路7により、遅延移相型発振回路として動作する。そし
て、この発振回路4は、2ポート型SAW共振子6の共
振作用とFETQ2の増幅作用により、2ポート型SA
W共振子6の共振周波数近傍の周波数で発振する。この
2ポート型SAW共振子6はQが高く鋭い共振特性をし
ているが、位相回路7が発振の帰還回路に接続されるこ
とにより、そのQがダンピングされた発振特性となる。
【0041】この発振回路4の帰還回路には、変調部5
aとして、ディジタルIC5がコンデンサC9を介して
接続されている。そして、このディジタルIC5は、図
1に示すディジタルIC3と同様に、データ出力端子t
からディジタルIC5側を見た場合、図2に示すよう
に、等価容量Ctと等価抵抗Rtとの等価並列回路とし
て表せる。
【0042】ディジタルIC5のデータ出力端子tから
は、ハイレベルのデータ出力電圧VH とローレベルのデ
ータ出力電圧VL が出力されるが、ハイレベルのデータ
出力電圧VH が出力されるとき、等価容量Ctが小さく
なって、出力インピーダンスが大きくなる。これに対し
て、ローレベルのデータ出力電圧VL が出力されるとき
には、この反対となり、等価容量Ctが大きくなって、
出力インピーダンスは小さくなる。これらは図1の変調
部3aと同じである。
【0043】これらのハイレベルのデータ出力電圧VH
とローレベルのデータ出力電圧VLに基ずく2つの出力
インピーダンスが、発振回路4の発振条件に作用して、
その遅延移相量をそれぞれ変化させるので、この変調回
路30は2つの周波数で発振することになり、2周波の
FSK変調を行うことができる。
【0044】この場合、コンデンサC9は、図1のコン
デンサC6と同様に、発振回路4の位相を変える作用を
するが、特に電源端子Vccからの直流を遮断し、ディ
ジタルIC5の正常な動作を確保する。
【0045】上記の第1実施例と第2実施例において
は、ディジタルICより構成される変調部3a、5a
は、帰還回路の特定箇所に接続したが、帰還回路であれ
ばグランドを除いて何処でもよい。また、上記の各実施
例においては、固体共振素子として、SAW共振子を例
示したが、この他に、水晶共振子、セラミック共振子、
タンタル酸リチウム共振子、ニオブ酸リチウム共振子、
誘電体共振子などでもよい。
【0046】また、発振回路として、コルピッツ型発振
回路および遅延移相型発振回路を例示したが、これ以外
に、LC発振回路、RC発振回路、ハートレー型発振回
路、進相移相型発振回路など従来既知の発振回路が適用
できる。
【0047】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明は、
ディジタルICのハイレベルとローレベルのデータ出力
電圧のインピーダンスの違いを利用してダイレクトに変
調をかけるので、可変容量ダイオードなどの特別の変調
素子を必要としない。
【0048】また、介在する容量は、FSK変調の周波
数偏移量を調節する働きをし、ディジタルICの直流経
路を遮断してディジタルICの出力負荷を直流的に高抵
抗にする働きをし、また低電圧で駆動する働きもする。
【0049】また、この発明は、従来の変調器に比べ
て、可変容量ダイオードがなく、また、FETなどの能
動素子を削減できるので、小形になり、併せてモノリシ
ック化にも適する。
【0050】請求項3記載の発明は、変調部を構成する
ディジタルICを、そのデータ出力端子から見た等価回
路を発振回路の構成要素として利用するので、変調回路
素子および発振回路素子を削減でき、併せて請求項1記
載の効果を有する。
【0051】請求項4記載の発明は、Qの高い1ポート
型SAW共振子をコルピッツ型発振回路の誘導性リアク
タンス素子として使用するので、安定した発振をさせる
ことができ、併せて、請求項1記載の効果を有する。
【0052】請求項5記載の発明は、従来の変調器に比
べて、変調用スイッチを削減できるので、小形になり、
モノリシック化にも適し、併せて請求項1記載の効果を
有する。
【0053】請求項6記載の発明は、2ポート型SAW
共振子などの固体共振素子を使用しているので発振回路
の発振が安定する。また、位相回路を使用しているので
発振回路のQがダンピングされて位相の傾斜が小さくな
り、FSK変調2周波の発振出力レベルが近似するよう
になる。そして、位相回路のコイル、コンデンサの値を
適宜選ぶことにより、発振周波数の粗調を行うことがで
き、併せて請求項5記載の効果を持つことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による変調器の変調回路
【図2】 本実施例において、ディジタルICのデータ
出力端子から内部をみた等価回路図
【図3】 本発明の第2実施例による変調器の変調回路
【図4】 本発明の第3実施例による変調器の変調回路
【図5】 従来の変調器の変調回路図
【図6】 他の従来の変調器の変調回路図
【符号の説明】
1a、1b、4 発振回路 10、20、30 変調回路 2 1ポート型SAW共振子 3、5 ディジタルIC 3a、5a 変調部 6 2ポート型SAW共振子 7 位相回路 t データ出力端子 Q1 トランジスタ Q2 FET

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路の一部に、ディジタルICのデ
    ータ出力端子がコンデンサを介して接続されていること
    を特徴とする変調器。
  2. 【請求項2】 発振回路の一部に、変調部を構成するデ
    ィジタルICのデータ出力端子がコンデンサを介して接
    続され、前記ディジタルICの前記データ出力端子から
    出力されるデータ出力電圧の2つの論理値におけるデー
    タ出力端子側のインピーダンスの相違に基づいて、前記
    発振回路の発振条件を変えて変調を行うことを特徴とす
    る変調器。
  3. 【請求項3】 発振回路の一部に、変調部を構成するデ
    ィジタルICのデータ出力端子がコンデンサを介して接
    続され、前記ディジタルICがそのデータ出力端子側の
    等価回路を介して前記発振回路の一部を構成し、前記デ
    ィジタルICの前記データ出力端子から出力されるデー
    タ出力電圧の2つの論理値における前記等価回路のイン
    ピーダンスの相違に基づいて、前記発振回路の発振条件
    を変えて変調を行うことを特徴とする変調器。
  4. 【請求項4】 前記発振回路が1ポート型SAW共振子
    を発振子とするコルピッツ型発振回路であることを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の変調
    器。
  5. 【請求項5】 移相型発振回路の帰還回路に、変調部を
    構成するディジタルICのデータ出力端子がコンデンサ
    を介して接続され、前記ディジタルICの前記データ出
    力端子から出力されるデータ出力電圧の2つの論理値に
    おけるデータ出力端子側のインピーダンスの相違に基づ
    いて、前記発振回路の発振条件を変えて変調を行うこと
    を特徴とする変調器。
  6. 【請求項6】 前記移相型発振回路が固体共振素子を発
    振子とし、位相回路を備えていることを特徴とする請求
    項5記載の変調器。
JP21003796A 1996-08-08 1996-08-08 変調器 Pending JPH1056328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110556373A (zh) * 2018-06-01 2019-12-10 英飞凌科技股份有限公司 整流器器件

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CN110556373A (zh) * 2018-06-01 2019-12-10 英飞凌科技股份有限公司 整流器器件

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