JPH1056936A - 防蟻方法および防蟻装置 - Google Patents
防蟻方法および防蟻装置Info
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- JPH1056936A JPH1056936A JP21445696A JP21445696A JPH1056936A JP H1056936 A JPH1056936 A JP H1056936A JP 21445696 A JP21445696 A JP 21445696A JP 21445696 A JP21445696 A JP 21445696A JP H1056936 A JPH1056936 A JP H1056936A
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- Catching Or Destruction (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な作業によって防蟻効果を持続させうる
防蟻装置およびこの防蟻装置が適用されうる防蟻方法の
提供。 【解決手段】 防蟻対象部位Pに配設される防蟻剤流出
孔3を有するチューブ2と、該チューブ2の一端に配設
される防蟻剤圧送用のギヤポンプ4および防蟻剤タンク
5とを装備し、前記チューブ2の他端を防蟻剤タンク5
に接続することにより、防蟻剤を防蟻剤流出孔3から流
出、揮発させつつチューブ2、ギヤポンプ4および防蟻
剤タンク5を通して循環させうるように構成している。
防蟻装置およびこの防蟻装置が適用されうる防蟻方法の
提供。 【解決手段】 防蟻対象部位Pに配設される防蟻剤流出
孔3を有するチューブ2と、該チューブ2の一端に配設
される防蟻剤圧送用のギヤポンプ4および防蟻剤タンク
5とを装備し、前記チューブ2の他端を防蟻剤タンク5
に接続することにより、防蟻剤を防蟻剤流出孔3から流
出、揮発させつつチューブ2、ギヤポンプ4および防蟻
剤タンク5を通して循環させうるように構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防蟻方法および防蟻
装置に関する。さらに詳しくは、主に木造建造物の主に
白蟻対策として、木造建造物のたとえば柱、梁、床板お
よび筋交い等の木造部分に対し、任意時期に簡単な作業
によって防蟻剤を供給する防蟻方法および該方法に好適
に用いられる防蟻装置に関する。
装置に関する。さらに詳しくは、主に木造建造物の主に
白蟻対策として、木造建造物のたとえば柱、梁、床板お
よび筋交い等の木造部分に対し、任意時期に簡単な作業
によって防蟻剤を供給する防蟻方法および該方法に好適
に用いられる防蟻装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、木造建造物の柱等を侵食する白蟻等の害虫を駆除す
る手段として、たとえば、以下の方法が採られている。
すなわち、 (1)対象となる木製の柱や梁等に予め防蟻剤を塗布、
注入した木材を使用する。
来、木造建造物の柱等を侵食する白蟻等の害虫を駆除す
る手段として、たとえば、以下の方法が採られている。
すなわち、 (1)対象となる木製の柱や梁等に予め防蟻剤を塗布、
注入した木材を使用する。
【0003】(2)建設時に対象となる木製の柱等やそ
の基礎部分に防蟻剤を塗布、注入する。
の基礎部分に防蟻剤を塗布、注入する。
【0004】(3)建設時に対象となる木製の柱等およ
びその近傍に防蟻剤を含有した防蟻シートや顆粒状加工
品を付設または埋設する。
びその近傍に防蟻剤を含有した防蟻シートや顆粒状加工
品を付設または埋設する。
【0005】しかしながら、防蟻剤は変質や揮発等に起
因して、その薬効には自ずと有効期限がある。したがっ
て、有効期限を経過したときには建造物の床板を取り外
す等して防蟻シートを取り替えたり、または床下に防蟻
剤を塗布したり木製の柱等やその基礎部分に防蟻剤を塗
布、注入する必要が生じる。かかる作業には専門業者の
専門知識、経験等を必要とするうえに作業に長時間を要
することから、費用も多大なものとなる。さらに、居住
者にとっては防蟻処置のために、一時的にせよ生活に支
障を来すこととなる。その結果、どうしても防蟻処置が
不十分になりがちであり、家屋等の耐久性を低下させる
という事態が生じている。
因して、その薬効には自ずと有効期限がある。したがっ
て、有効期限を経過したときには建造物の床板を取り外
す等して防蟻シートを取り替えたり、または床下に防蟻
剤を塗布したり木製の柱等やその基礎部分に防蟻剤を塗
布、注入する必要が生じる。かかる作業には専門業者の
専門知識、経験等を必要とするうえに作業に長時間を要
することから、費用も多大なものとなる。さらに、居住
者にとっては防蟻処置のために、一時的にせよ生活に支
障を来すこととなる。その結果、どうしても防蟻処置が
不十分になりがちであり、家屋等の耐久性を低下させる
という事態が生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためになされたものであり、建設時または建設後
に、建造物における防蟻処置対象部分に防蟻剤を供給す
るための防蟻剤流出部付きチューブを配設し、適宜、た
とえば前回対象部分に供給した防蟻剤の有効期限が経過
する頃に再度前記チューブに防蟻剤を供給して対象部分
に噴霧、噴射、または揮発せしめて薬効を持続せしるも
のである。
決するためになされたものであり、建設時または建設後
に、建造物における防蟻処置対象部分に防蟻剤を供給す
るための防蟻剤流出部付きチューブを配設し、適宜、た
とえば前回対象部分に供給した防蟻剤の有効期限が経過
する頃に再度前記チューブに防蟻剤を供給して対象部分
に噴霧、噴射、または揮発せしめて薬効を持続せしるも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の防蟻方法は、建造物等に
対して施工する防蟻方法であって、防蟻対象部位に配設
された防蟻剤流出孔を有するチューブに防蟻剤を適宜時
期供給して前記チューブの防蟻剤流出孔から防蟻剤を流
出せしめることを特徴としている。
対して施工する防蟻方法であって、防蟻対象部位に配設
された防蟻剤流出孔を有するチューブに防蟻剤を適宜時
期供給して前記チューブの防蟻剤流出孔から防蟻剤を流
出せしめることを特徴としている。
【0008】したがって、防蟻剤の薬効が消滅する時期
に再度前記チューブに防蟻剤を充填すれば、防蟻剤流出
孔を通して再度防蟻剤が対象部位に供給され、防蟻効果
が持続する。その場合、チューブにおける防蟻剤供給部
を任意の場所に設置できるため、たとえば作業に便利な
屋外側に設置しておけば、定期的または適宜時期の防蟻
剤供給を極めて容易に行うことができる。すなわち、畳
や床板を外す必要がなく、また、とくに専門家に依頼す
る必要もなくなる。
に再度前記チューブに防蟻剤を充填すれば、防蟻剤流出
孔を通して再度防蟻剤が対象部位に供給され、防蟻効果
が持続する。その場合、チューブにおける防蟻剤供給部
を任意の場所に設置できるため、たとえば作業に便利な
屋外側に設置しておけば、定期的または適宜時期の防蟻
剤供給を極めて容易に行うことができる。すなわち、畳
や床板を外す必要がなく、また、とくに専門家に依頼す
る必要もなくなる。
【0009】本発明の防蟻装置は、防蟻対象部位に配設
される防蟻剤流出孔を有するチューブと、該チューブの
一端に配設される防蟻剤圧送手段とを備えている。
される防蟻剤流出孔を有するチューブと、該チューブの
一端に配設される防蟻剤圧送手段とを備えている。
【0010】かかる構成を有する本発明の防蟻装置によ
って、前述の防蟻方法の実施が可能となり、叙上の作用
効果を奏しうるのである。前記防蟻剤供給部の設置場所
として、たとえば、屋外側の作業に便利な高さにチュー
ブの一端を位置せしめ、そこに防蟻剤圧送手段を配設す
れば、屋内居住者に防蟻剤の悪影響を及ぼすことなく防
蟻剤の供給が可能となる。
って、前述の防蟻方法の実施が可能となり、叙上の作用
効果を奏しうるのである。前記防蟻剤供給部の設置場所
として、たとえば、屋外側の作業に便利な高さにチュー
ブの一端を位置せしめ、そこに防蟻剤圧送手段を配設す
れば、屋内居住者に防蟻剤の悪影響を及ぼすことなく防
蟻剤の供給が可能となる。
【0011】そして、前記防蟻剤流出部が、チューブの
内外を連通する多数本の連通路が形成された部分からな
る防蟻装置にあっては、チューブ内に防蟻剤が圧入され
ることにより、防蟻対象部位に防蟻剤が流出するか、少
なくとも防蟻対象部位に向かって揮発するので防蟻効果
が奏される。なお、広範囲に前記連通路が形成されてお
れば、当然のことながら広い範囲に防蟻効果が奏され
る。また、簡易な構成によってかかる広い範囲に防蟻効
果が奏されうる。
内外を連通する多数本の連通路が形成された部分からな
る防蟻装置にあっては、チューブ内に防蟻剤が圧入され
ることにより、防蟻対象部位に防蟻剤が流出するか、少
なくとも防蟻対象部位に向かって揮発するので防蟻効果
が奏される。なお、広範囲に前記連通路が形成されてお
れば、当然のことながら広い範囲に防蟻効果が奏され
る。また、簡易な構成によってかかる広い範囲に防蟻効
果が奏されうる。
【0012】前記多数本の連通路を形成するには、たと
えば、ゴム製や合成樹脂製のチューブではスポンジ等を
短管状に形成したもの、中空連続発泡体、または管に有
孔処理を施したもの等が採用でき、また、金属製にあっ
ては焼結金属等が採用できる。
えば、ゴム製や合成樹脂製のチューブではスポンジ等を
短管状に形成したもの、中空連続発泡体、または管に有
孔処理を施したもの等が採用でき、また、金属製にあっ
ては焼結金属等が採用できる。
【0013】または、前記防蟻剤流出部が、チューブの
内外を連通する連通孔からなる防蟻装置にあっては、簡
易な構成および簡易な製法によって防蟻効果が奏されう
る。
内外を連通する連通孔からなる防蟻装置にあっては、簡
易な構成および簡易な製法によって防蟻効果が奏されう
る。
【0014】さらに、前記チューブが可撓性を有するチ
ューブから構成された防蟻装置にあっては、狭い床下や
天井裏等においても施工作業が容易となる点で好まし
い。
ューブから構成された防蟻装置にあっては、狭い床下や
天井裏等においても施工作業が容易となる点で好まし
い。
【0015】そして、このチューブは、合成樹脂、ゴ
ム、金属またはこれらの複合品のうちから選択すれば、
たとえば、市販品等が使用でき、製造コストの上昇を抑
制できる点で好ましい。
ム、金属またはこれらの複合品のうちから選択すれば、
たとえば、市販品等が使用でき、製造コストの上昇を抑
制できる点で好ましい。
【0016】また、前記防蟻剤が有機リン系又はピレス
ロイド系の防蟻剤の溶液からなる防蟻装置にあっては、
薬効の持続性、費用の低廉性および安全性の点で好まし
い。
ロイド系の防蟻剤の溶液からなる防蟻装置にあっては、
薬効の持続性、費用の低廉性および安全性の点で好まし
い。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に示された実施例に基づいて
本発明の防蟻方法および防蟻装置を説明する。
本発明の防蟻方法および防蟻装置を説明する。
【0018】図1は本発明の防蟻装置の一実施例を示す
斜視図、図2は本発明の防蟻装置の他の実施例を示す斜
視図、図3は本発明の防蟻装置のさらに他の実施例を示
す斜視図である。
斜視図、図2は本発明の防蟻装置の他の実施例を示す斜
視図、図3は本発明の防蟻装置のさらに他の実施例を示
す斜視図である。
【0019】図1において、1は防蟻装置であり、防蟻
剤を供給するためのチューブ2が建造物の防蟻処置対象
部位に取り付けられたものである。取り付けは、公知の
クランプによって柱P等の適宜箇所に着脱自在にすれば
便利である。防蟻処置対象部位として、本実施例では木
製柱Pにおける床下部分から床上の所定高さまでの範囲
を示している。たとえば、床上部分についてはチューブ
2を屋外側に敷設すればよい。屋外からの白蟻等の柱等
への進入を効果的に防止できるからである。もちろん、
床下部分から床上の所定高さまでに限定されることはな
く、必要に応じて、天井裏や屋外側の木造部分全体にも
敷設してもよい。
剤を供給するためのチューブ2が建造物の防蟻処置対象
部位に取り付けられたものである。取り付けは、公知の
クランプによって柱P等の適宜箇所に着脱自在にすれば
便利である。防蟻処置対象部位として、本実施例では木
製柱Pにおける床下部分から床上の所定高さまでの範囲
を示している。たとえば、床上部分についてはチューブ
2を屋外側に敷設すればよい。屋外からの白蟻等の柱等
への進入を効果的に防止できるからである。もちろん、
床下部分から床上の所定高さまでに限定されることはな
く、必要に応じて、天井裏や屋外側の木造部分全体にも
敷設してもよい。
【0020】また、本発明の防蟻方法の施工は、図1に
示すように1ループを構成するチューブ2を建造物の複
数部位に敷設することにより建造物全体に対して行って
もよく、または、建造物全体に対してチューブ2を1ル
ープとして張り巡らせてもよい。1ループで張り巡らせ
た場合、後述の防蟻剤圧送手段は少なくて済むが、該圧
送手段の出力や容量を大きくしなければならない。
示すように1ループを構成するチューブ2を建造物の複
数部位に敷設することにより建造物全体に対して行って
もよく、または、建造物全体に対してチューブ2を1ル
ープとして張り巡らせてもよい。1ループで張り巡らせ
た場合、後述の防蟻剤圧送手段は少なくて済むが、該圧
送手段の出力や容量を大きくしなければならない。
【0021】このチューブ2には、その中を流通させら
れる防蟻剤が噴出、流出または少なくとも揮発するよう
に小径の防蟻剤流出孔3が穿設されている。チューブ2
はその防蟻剤流出孔3がとくに柱Pの部分に位置する必
要はなく、図示のごとく複数の柱P間に位置してもよ
い。なぜなら、防蟻剤の有効成分が柱P近傍に揮発して
外部から柱Pに白蟻等が進入することを防止しうるとと
もに、防蟻剤が柱P表面に付着して浸透する可能性もあ
るからである。もちろん、防蟻剤によって柱Pを直接濡
らすように丁度柱Pの部位に防蟻剤流出孔3を位置せし
めてもよい。
れる防蟻剤が噴出、流出または少なくとも揮発するよう
に小径の防蟻剤流出孔3が穿設されている。チューブ2
はその防蟻剤流出孔3がとくに柱Pの部分に位置する必
要はなく、図示のごとく複数の柱P間に位置してもよ
い。なぜなら、防蟻剤の有効成分が柱P近傍に揮発して
外部から柱Pに白蟻等が進入することを防止しうるとと
もに、防蟻剤が柱P表面に付着して浸透する可能性もあ
るからである。もちろん、防蟻剤によって柱Pを直接濡
らすように丁度柱Pの部位に防蟻剤流出孔3を位置せし
めてもよい。
【0022】4は防蟻剤の圧送手段であり、5は防蟻剤
タンクである。前記圧送手段としては、本実施例では小
型のギヤポンプ4を用いている。このギヤポンプ4は防
蟻剤タンク5の底部に着脱自在に接続されている。この
ギヤポンプ4は軽量な合成樹脂製のものでもよい。ま
た、とくにギヤポンプに限定されることはなく、他形式
の公知の小型ポンプを用いてもよい。
タンクである。前記圧送手段としては、本実施例では小
型のギヤポンプ4を用いている。このギヤポンプ4は防
蟻剤タンク5の底部に着脱自在に接続されている。この
ギヤポンプ4は軽量な合成樹脂製のものでもよい。ま
た、とくにギヤポンプに限定されることはなく、他形式
の公知の小型ポンプを用いてもよい。
【0023】前記チューブ2の一端はギヤポンプ4に着
脱自在に接続されており、チューブ2の他端は防蟻剤タ
ンク5に接続されている。そうすることにより、チュー
ブ2とギヤポンプ4と防蟻剤タンク5とは循環ループを
形成し、防蟻剤を循環させつつ前記防蟻剤流出孔3から
防蟻剤の有効成分を流出、揮発させるのである。防蟻剤
の流出量は、ポンプの吐出圧を調節したり、チューブ2
の他端と防蟻剤タンク5との接続部に配設された弁6の
開度を調節することにより行えばよい。
脱自在に接続されており、チューブ2の他端は防蟻剤タ
ンク5に接続されている。そうすることにより、チュー
ブ2とギヤポンプ4と防蟻剤タンク5とは循環ループを
形成し、防蟻剤を循環させつつ前記防蟻剤流出孔3から
防蟻剤の有効成分を流出、揮発させるのである。防蟻剤
の流出量は、ポンプの吐出圧を調節したり、チューブ2
の他端と防蟻剤タンク5との接続部に配設された弁6の
開度を調節することにより行えばよい。
【0024】そして、一旦予定量の防蟻剤を前記柱P近
傍に噴出し終えたらそのまま、または、必要に応じて水
を供給してチューブ2内を洗浄したのち、前記ギヤポン
プ4と防蟻剤タンク5とをチューブ2端から取り外して
別途保管し、チューブ2端には閉止キャップ(図示しな
い)を取り付けておけばよい。
傍に噴出し終えたらそのまま、または、必要に応じて水
を供給してチューブ2内を洗浄したのち、前記ギヤポン
プ4と防蟻剤タンク5とをチューブ2端から取り外して
別途保管し、チューブ2端には閉止キャップ(図示しな
い)を取り付けておけばよい。
【0025】これらギヤポンプ4と防蟻剤タンク5と
は、主に建造物の建設後に使用するものであるから、建
造物における操作しやすい部位に配設するのが好ましい
ことはもちろんである。たとえば、屋外側の作業員が操
作しやすい高さの位置が好ましい。
は、主に建造物の建設後に使用するものであるから、建
造物における操作しやすい部位に配設するのが好ましい
ことはもちろんである。たとえば、屋外側の作業員が操
作しやすい高さの位置が好ましい。
【0026】また、チューブ2の防蟻剤供給端を高い位
置に設け、とくに前記圧送手段を用いずに、防蟻剤をそ
の重力の作用によって防蟻剤流出孔3まで至らしめるも
のであってもよい。
置に設け、とくに前記圧送手段を用いずに、防蟻剤をそ
の重力の作用によって防蟻剤流出孔3まで至らしめるも
のであってもよい。
【0027】前記チューブ2は耐薬品性を有する材料の
ものを選択することはもとより、施工性の観点から可撓
性を有するものが好ましい。たとえば、ポリ塩化ビニル
系、ポリオレフィン系、シリコン系、ポリウレタン系、
いわゆるポバールスポンジ等の合成樹脂、天然ゴム、ブ
チル系やエチレンプロピレン系等の合成ゴム等、また
は、アルミニウム、ステンレス鋼、銅もしくは鉄等の金
属管が用いられる。
ものを選択することはもとより、施工性の観点から可撓
性を有するものが好ましい。たとえば、ポリ塩化ビニル
系、ポリオレフィン系、シリコン系、ポリウレタン系、
いわゆるポバールスポンジ等の合成樹脂、天然ゴム、ブ
チル系やエチレンプロピレン系等の合成ゴム等、また
は、アルミニウム、ステンレス鋼、銅もしくは鉄等の金
属管が用いられる。
【0028】なお、チューブ2の内径は、圧送抵抗を低
減する点からは大きいほうがよく、防蟻剤の節約や加工
性の観点からは逆に小さいほうがよい。そこで、5〜2
0mm程度のものが望ましい。
減する点からは大きいほうがよく、防蟻剤の節約や加工
性の観点からは逆に小さいほうがよい。そこで、5〜2
0mm程度のものが望ましい。
【0029】次に防蟻剤としては、薬効の長寿命および
取扱の容易性の観点から、有機リン系の防蟻剤、ピレス
ロイド系の防蟻剤が使用可能であり、例えば、有機リン
系の防蟻剤としては、クロルピリホス(「ダーズバン
(商品名)」住友化学工業(株)製)、フェニトロチオ
ン(「スミチオン(商品名)」住友化学工業(株)製)
などが好適である。また、ピレスロイド系の防蟻剤とし
ては、ホキシム(「メジトール(商品名)」日本農薬
(株)製)、クロマゾン(「コマンド(商品名)」日本
農薬(株)製、「アニンセン」大和化学工業(株)製)
などが使用可能である。
取扱の容易性の観点から、有機リン系の防蟻剤、ピレス
ロイド系の防蟻剤が使用可能であり、例えば、有機リン
系の防蟻剤としては、クロルピリホス(「ダーズバン
(商品名)」住友化学工業(株)製)、フェニトロチオ
ン(「スミチオン(商品名)」住友化学工業(株)製)
などが好適である。また、ピレスロイド系の防蟻剤とし
ては、ホキシム(「メジトール(商品名)」日本農薬
(株)製)、クロマゾン(「コマンド(商品名)」日本
農薬(株)製、「アニンセン」大和化学工業(株)製)
などが使用可能である。
【0030】かかる防蟻剤は、従来のように噴霧して用
いる場合と同様の濃度に希釈して用いることができる。
いる場合と同様の濃度に希釈して用いることができる。
【0031】図2には他の実施例に係る防蟻装置11が
示されている。すなわち、チューブ12が床下の地面に
敷設されたものである。チューブ12は地面に接地した
状態でもよく、または、簡易な架台を用いて地面との間
に若干の間隙を設けてもよい。
示されている。すなわち、チューブ12が床下の地面に
敷設されたものである。チューブ12は地面に接地した
状態でもよく、または、簡易な架台を用いて地面との間
に若干の間隙を設けてもよい。
【0032】また、このチューブ12に形成された防蟻
剤流出部は単なる孔ではなく、焼結金属からなる短管1
3が用いられている。したがって、この短管13には、
その内外を連通する多数本の防蟻剤連通路が存在してお
り、圧送手段14によって加圧されると短管13の外表
面に防蟻剤が滲みだし、揮発して防蟻効果が奏されるも
のである。防蟻剤流出部はもちろん図1におけるような
孔を採用してもよい。さらに、焼結金属管に代えて類似
構造の合成樹脂製管やゴム管を用いてもよい。すなわ
ち、合成樹脂粒子またはゴム粒子が相互に部分接合され
ることにより表裏を連通する多数本の通路が形成された
シートを管状に成形したものである。
剤流出部は単なる孔ではなく、焼結金属からなる短管1
3が用いられている。したがって、この短管13には、
その内外を連通する多数本の防蟻剤連通路が存在してお
り、圧送手段14によって加圧されると短管13の外表
面に防蟻剤が滲みだし、揮発して防蟻効果が奏されるも
のである。防蟻剤流出部はもちろん図1におけるような
孔を採用してもよい。さらに、焼結金属管に代えて類似
構造の合成樹脂製管やゴム管を用いてもよい。すなわ
ち、合成樹脂粒子またはゴム粒子が相互に部分接合され
ることにより表裏を連通する多数本の通路が形成された
シートを管状に成形したものである。
【0033】叙上の短管13はどうしてもその各連通路
が狭いものであるため、防蟻処置が終了したのちは、前
述のごとく水等の洗浄液をチューブ12内に供給するこ
とによりこの連通路を洗浄するのが望ましい。
が狭いものであるため、防蟻処置が終了したのちは、前
述のごとく水等の洗浄液をチューブ12内に供給するこ
とによりこの連通路を洗浄するのが望ましい。
【0034】また、図1に示す装置1ではチューブ2の
両端ともに屋外の操作に便利なところに配置されていた
が、本装置11にあっては、チューブ12の一端は床下
の地面上にあって閉止されている。そうすることによ
り、図1の装置とは異なり、防蟻剤を循環させるのでは
なく、チューブ12の一端から手動ポンプ14によって
防蟻剤をチューブ12内に圧入することによって、供給
した防蟻剤を全て消費するものである。
両端ともに屋外の操作に便利なところに配置されていた
が、本装置11にあっては、チューブ12の一端は床下
の地面上にあって閉止されている。そうすることによ
り、図1の装置とは異なり、防蟻剤を循環させるのでは
なく、チューブ12の一端から手動ポンプ14によって
防蟻剤をチューブ12内に圧入することによって、供給
した防蟻剤を全て消費するものである。
【0035】また、本実施例においてもチューブ12の
防蟻剤供給端を高い位置に設け、防蟻剤をその重力の作
用によって短管13まで至らしめるものであってもよ
い。
防蟻剤供給端を高い位置に設け、防蟻剤をその重力の作
用によって短管13まで至らしめるものであってもよ
い。
【0036】図3には、上述のように防蟻剤をその重力
の作用によって輸送するのに好適なチューブ2、12
(以下、2で代表させる)の配設方法が示されている。
すなわち、チューブ2を、その防蟻剤供給部たる一端2
aを一番高い位置に止めておき、そこから徐々に高度を
下げ、その閉止端たる他端2bが最下位置となるように
配設したものである。
の作用によって輸送するのに好適なチューブ2、12
(以下、2で代表させる)の配設方法が示されている。
すなわち、チューブ2を、その防蟻剤供給部たる一端2
aを一番高い位置に止めておき、そこから徐々に高度を
下げ、その閉止端たる他端2bが最下位置となるように
配設したものである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、防蟻剤の薬効が消滅す
る時期に再度前記チューブに防蟻剤を充填すれば、防蟻
剤流出孔を通して再度防蟻剤が対象部位に供給され、防
蟻効果が持続する。その場合、チューブにおける防蟻剤
供給部を任意の場所に設置できるため、たとえば作業に
便利な屋外側に設置しておけば、定期的または適宜の防
蟻剤供給を極めて容易に行うことができる。すなわち、
畳、床板または天井板等を外す必要がなく、また、とく
に専門家に依頼する必要もなくなる。
る時期に再度前記チューブに防蟻剤を充填すれば、防蟻
剤流出孔を通して再度防蟻剤が対象部位に供給され、防
蟻効果が持続する。その場合、チューブにおける防蟻剤
供給部を任意の場所に設置できるため、たとえば作業に
便利な屋外側に設置しておけば、定期的または適宜の防
蟻剤供給を極めて容易に行うことができる。すなわち、
畳、床板または天井板等を外す必要がなく、また、とく
に専門家に依頼する必要もなくなる。
【図1】本発明の防蟻装置の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の防蟻装置の他の実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明の防蟻装置のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1、11・・・・防蟻装置 2、12・・・・チューブ 3・・・・防蟻剤流出孔 4・・・・ギヤポンプ 5・・・・防蟻剤タンク 6・・・・弁 13・・・・短管
Claims (7)
- 【請求項1】 建造物等に対して施工する防蟻方法であ
って、防蟻対象部位に配設された防蟻剤流出部を有する
チューブに防蟻剤を適宜時期供給して前記チューブの防
蟻剤流出部から防蟻剤を流出せしめることを特徴とする
防蟻方法。 - 【請求項2】 防蟻対象部位に配設される少なくとも一
か所の防蟻剤流出部を有するチューブと、該チューブの
一端に配設される防蟻剤圧送手段とを備えてなる防蟻装
置。 - 【請求項3】 前記防蟻剤流出部が、チューブの内外を
連通する多数本の連通路が形成された部分からなる請求
項2記載の防蟻装置。 - 【請求項4】 前記防蟻剤流出部が、チューブの内外を
連通する連通孔からなる請求項2記載の防蟻装置。 - 【請求項5】 前記チューブが、可撓性を有するチュー
ブから構成されてなる請求項2記載の防蟻装置。 - 【請求項6】 前記防蟻剤が、有機リン系又はピレスロ
イド系の防蟻剤の溶液からなる請求項2記載の防蟻装
置。 - 【請求項7】 前記チューブが、合成樹脂、ゴム、金属
またはこれらの複合品のうちから選択されたものである
請求項2記載の防蟻装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21445696A JPH1056936A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 防蟻方法および防蟻装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21445696A JPH1056936A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 防蟻方法および防蟻装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1056936A true JPH1056936A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16656057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21445696A Pending JPH1056936A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | 防蟻方法および防蟻装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1056936A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146856A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-22 | Misawa Homes Co Ltd | 床下防蟻配管構造 |
| US7086197B1 (en) * | 2004-08-05 | 2006-08-08 | David Gronewald | Method and apparatus for dispensing termiticide |
-
1996
- 1996-08-14 JP JP21445696A patent/JPH1056936A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146856A (ja) * | 2000-11-08 | 2002-05-22 | Misawa Homes Co Ltd | 床下防蟻配管構造 |
| US7086197B1 (en) * | 2004-08-05 | 2006-08-08 | David Gronewald | Method and apparatus for dispensing termiticide |
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