JPH1057314A - アーム、眼科機器及びこれらを備える眼科システム - Google Patents

アーム、眼科機器及びこれらを備える眼科システム

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JPH1057314A
JPH1057314A JP8217418A JP21741896A JPH1057314A JP H1057314 A JPH1057314 A JP H1057314A JP 8217418 A JP8217418 A JP 8217418A JP 21741896 A JP21741896 A JP 21741896A JP H1057314 A JPH1057314 A JP H1057314A
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arm
eye
ophthalmic
ophthalmic apparatus
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JP8217418A
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Nobuyuki Miyake
信行 三宅
Masaaki Tamura
正明 田村
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じて手持ち式としても据置き型とし
ても使いわけることのできる眼科システムやそのための
アーム及び眼科機器を提供する。 【解決手段】 相互に変位可能に連係した複数の杆体2
1、22から形成されるものであって、その一端部21
bを任意の支持対象に支持されて他端部22aを一端部
21bに対して2次元方向又は3次元方向に変位可能と
されたアーム20と、被検眼を測定又は観察する本体部
2を有する手持ち式の眼科機器1とを備える。眼科機器
1は、アーム20の他端部22aに接続される第一の接
続部4を有する。またアーム20は、他端部22aに、
第一の接続部4を介して眼科機器1を接続する第二の接
続部30を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院や眼鏡店
などにおいて被検眼を測定するために用いられる、アー
ム、眼科機器及びこれらを備える眼科システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】眼科医院や眼鏡店などにおいて、被検眼
を測定するための眼科機器が広く用いられている。この
眼科機器としては、被検眼の視力等を測定するためのい
わゆる自覚式の眼科機器や、被検眼の球面度数、乱視度
数及び乱視軸度を測定するためのいわゆる他覚式の眼科
機器があり、この他覚式の眼科機器にも、大別して、据
置き式のものと手持ち式のものとがある。
【0003】従来の据置き式の眼科機器とは、被検者の
顎と額を固定具によって固定することにより、被検眼と
眼科機器との互いの位置関係を固定しておき、眼科機器
の測定部のみを左右前後に動かすことで被検眼と眼科機
器との互いの位置関係を微調整して、測定のアライメン
トを行うものである。具体的には、図11、12に示す
ように、眼科機器100はベース101と滑動台102
と測定部103とから構成され、滑動台102はベース
101に対して前後左右に、測定部103は滑動台10
2に対して上下に各々変位可能とされている。そしてベ
ース101に顎受け104と額当て105とを設け、こ
の顎受け104には被検者の顎をのせさせ、額当て10
5には被検者の額を当てさせる。このようにすること
で、ベース101と被検者との位置関係を固定する。さ
らにこの状態で、被検者が測定部103の内部にある図
示しない固視用のターゲットを見ることで、被検眼の安
定を確保していた。
【0004】そして測定者は、表示部106に表示され
た被検眼を見ながら操作スティック107を用いて滑動
台102や測定部103とを動かすことにより、測定部
103の光軸と被検眼とが合うようにアライメントを行
っていた。そしてアライメント終了後、被検眼の球面度
数、乱視度数及び乱視軸度を測定していた。
【0005】またこのような据置き式の眼科機器100
においては、必要に応じて被検眼の瞳孔間距離を測定し
ていた。これは左右いずれか一方の被検眼を測定する際
にベース101に対する測定部103の水平位置を測定
しておき、他方の被検眼を測定する際にベース101に
対する測定部103の水平位置を再び測定して、最初に
測定された水平位置と後に測定された水平位置との差か
ら簡単に算出されるものである。
【0006】このような据置き式の眼科機器100は、
テーブルに設置されることが多いが、固定的に設置した
場合にはテーブル上のスペースを占有してしまい好まし
くない。そこで特開平3ー280926にあるように、
テーブルに対して眼科機器100を移動可能に設置し、
眼科機器100を使用しない場合にはテーブルから退避
させることも提案されていた。
【0007】一方、従来の手持ち式の眼科機器とは、被
検者の頭を固定することなく、機器全体を自由に動かし
てアライメントを行うタイプである。具体的には、図1
3に示すように、眼科機器110は、筐体111と該筐
体111から下方に突設した保持部112とから構成さ
れていた。この眼科機器110は、上記眼科機器100
に対し、被検眼と眼科機器との互いの位置関係を固定す
るための顎受けや額当てが備えられていない点において
大きく異なり、測定者は、表示部113に表示された被
検眼を見ながら、被検者の姿勢に合わせて眼科機器11
0全体を変位させることにより、アライメントを調整し
ていた。そしてアライメント終了後、被検眼の球面度
数、乱視度数及び乱視軸度を測定していた。このような
手持ち式の眼科機器は、特開平2−5920号公報にも
記載されている。
【0008】ただし、この手持ち式の眼科機器110に
おいては、据置き式の眼科機器100と異なり、水平方
向の基準となる部分を持たないため、被検眼の瞳孔間距
離を測定することはできなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
据置き式の眼科機器においては、眼科機器と被検眼との
互いの位置関係が固定されており安定した測定を行える
反面、特定の被検者の被検眼を測定できない場合があっ
た。例えば、小児、老人、車椅子使用者は、顎受けに顎
を載せることが困難であり、被検眼を測定できないこと
があった。さらに、滑動台や測定部を大きく動かすには
時間がかかり、測定全体に要する時間が長くなる要因と
なっていた。
【0010】また据置き式の眼科機器の場合には、前述
したようにテーブル上のスペースを占有してしまい好ま
しくないといった問題もあり、眼科機器を移動可能にし
た場合であっても、眼科機器を移動する度に、テーブル
上の書類や被検者の腕等をいちいちどけなければなら
ず、使い勝手が良好とはいえなかった。
【0011】その一方、手持ち式の眼科機器は、携帯性
や操作の自由度に優れる反面、該眼科機器と被検眼とが
互いに固定されていないため、これら眼科機器と被検眼
との互いの位置関係が変わり、据置き式の眼科機器と比
較してアライメントがやりにくかったり、あるいは一旦
アライメントを合わせてもすぐにずれてしまうといった
問題があった。
【0012】また手持ち式の眼科機器では、水平方向の
基準となる部分を持たないので、据置き式の眼科機器の
ように瞳孔間距離を測定することができなかった。
【0013】このように据置き式と手持ち式とは一長一
短であり、すべての被検者に対応するためには両方の機
器を備えることが好まい。しかし、ほぼ同じ機能の機器
を2タイプそろえることは、ユーザーにとってコスト的
な負担が大きかった。
【0014】本発明は、従来のこのような眼科装置にお
ける問題点に鑑みてなされたものであって、機器必要に
応じて手持ち式としても据置き型としても使いわけるこ
とのできる眼科機器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような従来の眼科装
置における問題点を解決するために請求項1記載の本発
明は、一つの杆体又は相互に変位可能に連係した複数の
杆体から形成され、その一端部を任意の支持対象に支持
されると共に他端部を前記一端部に対して2次元方向又
は3次元方向に変位可能とされたアームと、被検眼を測
定又は観察する本体部を有する手持ち式の眼科機器とを
備え、前記眼科機器は、前記アームの他端部に接続され
る第一の接続手段を有し、前記アームは、前記他端部
に、前記第一の接続手段を介して前記眼科機器を接続す
る第二の接続手段を有することを特徴として構成されて
いる。
【0016】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
本発明において、前記眼科機器は、前記被検眼を測定し
て得られた測定値又は被検眼像を出力する第一の出力手
段を有し、前記アームは、前記眼科機器の第一の出力手
段より出力された前記測定値又は前記被検眼像を入力す
る入力手段と、前記入力手段を介して入力された前記測
定値又は前記被検眼像を出力する第二の出力手段とを有
することを特徴として測成されている。
【0017】請求項3記載の本発明は、請求項1又は2
記載の本発明において、前記アームは、前記眼科機器に
電力を供給する電力供給手段を有し、前記眼科機器は、
前記測定部に電力を供給するバッテリーと、前記アーム
に接続されているか否かを判別する接続状態判別手段
と、前記接続状態判別手段により前記アームに接続され
ていると判別された場合には、前記アームの電力供給手
段から前記本体部とバッテリーとに電力を供給し、前記
接続状態判別手段により前記アームに接続されていない
と判別された場合には、前記バッテリーから前記本体部
に電力を供給する電力切替手段とを有することを特徴と
して構成されている。
【0018】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3
記載の本発明において、前記アームの杆体に、該杆体相
互又は該杆体と前記支持対象相互の変位量を測定する変
位量測定手段を設け、 前記眼科機器は、前記アームの
変位量測定手段により測定された変位量に基づいて、前
記被検眼の瞳孔間距離を算出する距離算出手段を有する
ことを特徴として構成されている。
【0019】請求項5記載の本発明は、請求項1乃至4
記載の本発明において、前記アームは、自覚式検眼器を
固定する固定軸に取付可能であることを特徴として構成
されている。
【0020】請求項6記載の本発明は、一つの杆体又は
相互に変位可能に連係した複数の杆体から形成され、そ
の一端部を任意の支持対象に支持されると共に他端部を
前記一端部に対して2次元方向又は3次元方向に変位可
能とされたアームであって、前記他端部に被検眼を測定
又は観察する手持ち式の眼科機器を接続するための接続
手段と、前記眼科機器より出力された測定値又は被検眼
像を入力する入力手段と、前記入力手段を介して入力さ
れた前記測定値又は被検眼像を出力する出力手段とを有
することを特徴として構成されている。
【0021】請求項7記載の本発明は、被検眼を測定又
は観察する本体部を備える手持ち式の眼科機器であっ
て、2次元方向又は3次元方向に変位可能なアームに接
続される接続手段と、前記本体部にて測定された測定値
又は被検眼像を前記アームに出力する出力手段とを有す
ることを特徴として構成されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態
における眼科システム全体を示す斜視図、図2は、図1
のアームの要部断面図、図3は、眼科システム全体のブ
ロック図である。これら各図において眼科システムは、
任意の支持対象に支持されたアーム20と、被検眼Eを
測定又は観察し、アーム20と分離又は接続される手持
ち式の眼科機器1とを備えるものとして構成されてい
る。
【0023】まず本眼科システムにおける眼科機器1と
アーム20の構成を各々説明し、その後、本眼科システ
ムにおける測定又は観察動作を説明する。本実施形態に
おける眼科機器1は、いわゆる検影法を原理として、被
検眼Eの球面度数、乱視度数及び乱視軸度を測定する眼
屈折力測定装置として形成されている。この測定原理及
び該原理に基づく測定を行うための光学系については、
例えば、本出願人による特開昭55ー86437号にも
詳細に記載されており、公知のものであるため、その説
明は省略する。
【0024】この眼科機器1は、図1、3に示すよう
に、本体部2と、記憶部3と、第一の接続手段たる第一
の接続部4と、接続状態判別手段たる接続状態判別部5
と、機器側接点群6と、電力部7と、出力部8と、制御
部9とを有する。
【0025】このうち本体部2は、上述の検影法に基づ
いて被検眼を測定するためのものであって、被検眼Eと
の間において投光及び受光を行うための図示しない光学
系を含むもので、該光学系にて受光した光を処理及び演
算し、測定値を求めて制御部9に出力する。また本体部
2は、被検眼Eが適切な測定を行える状態であるか否か
を把握したりアライメントを行うために、被検眼Eを観
察するためのものでもあり、上記の図示しない光学系に
て得られた被検眼像を出力部8に出力する。
【0026】また記憶部3は、本体部2により測定され
た測定値や、後述するアーム20のロータリーエンコー
ダ28、29により測定された変位量を記憶する。
【0027】図1に示すように、第一の接続手段たる第
一の接続部4は、アーム20に接続されるもので、眼科
機器1を片手で持ち上げるために眼科機器1の筐体下方
においてグリップとして突設されている。この第一の接
続部4は、眼科機器1を支持するために十分な強度を有
すると共に、測定者が握り易い形状とされている。また
眼科機器1の筐体下面における第一の接続部4の周囲に
は、図示しない接続穴が形成されている。この接続穴に
ついては後述する。
【0028】接続状態判別手段たる接続状態判別部5
は、眼科機器1がアーム20に接続されているか否かを
判別するもので、眼科機器1の筐体下面における第一の
接続部4の周囲において接点スイッチとして設けられて
いる。この接続状態判別部5は、眼科機器1がアーム2
0に接続されている場合には、該アーム20にて押圧さ
れて「ON」信号を制御部9に出力する。一方、眼科機
器1がアーム20に接続されていない場合には、該アー
ム20により押圧から解除されて「OFF」信号を制御
部9に出力する。このことによって、眼科機器1がアー
ム20に接続されているか否かが判別される。
【0029】機器側接点群6とは、眼科機器1とアーム
20との間において測定値や被検眼像あるいは電力を受
け渡すための接点の集合体であり、上述の接続状態判別
部5と同様に、眼科機器1の筐体下面における第一の接
続部4の周囲に設けられている。
【0030】図3に示すように、電力部7は、制御部9
を介して本体部2に電力を供給するものであって、バッ
テリー10と、電力切替手段たる電力切替部11とを有
するものである。このうちバッテリー10は、本体部2
に電力を供給するために眼科機器1に内蔵された蓄電池
であり、また同時に、自己に電力が供給された場合には
該電力を蓄えるものである。
【0031】電力切替手段たる電力切替部11とは、接
続状態判別部5により眼科機器1がアーム20に接続さ
れていると判別された場合には、後述するアーム20の
電力供給部24より供給された電力を本体部2、記憶部
3、出力部8、制御部9及びバッテリー10に供給し、
接続状態判別部5により眼科機器1がアーム20に接続
されていないと判別された場合には、バッテリー10か
ら電力を本体部2に供給する。
【0032】出力部8は、本体部2にて得られた測定値
や被検眼像を出力するものであり、表示部12と、第一
の出力手段たる測定値出力部13とを有する。このうち
表示部12は、被検眼像や測定値を測定者に表示するも
ので、眼科機器1の筐体上部に設けられている。第一の
出力手段たる測定値出力部13は、測定値と被検眼像と
を、機器側接点群6を介して出力する。
【0033】制御部9は、上記本体部2と、記憶部3
と、接続状態判別部5と、機器側接点群6と、電力部7
と、出力部8とを制御する。この制御部9には、距離算
出手段たる距離算出部14が設けられている。この距離
算出部14とは、後述するアーム20のロータリーエン
コーダ28、29により測定された変位量に基づいて、
被検眼の瞳孔間距離を算出する。この距離算出部14に
ついての詳細は後述する。
【0034】次にアーム20の構成について説明する。
このアーム20は、2本の杆体21、22と、アーム側
接点群23と、電力供給手段たる電力供給部24とを有
する。図1に示すように、2本の杆体21、22は、相
互に変位可能に連係されるもので、眼科機器1を支持す
るために十分な強度を有する。このうち杆体21は、支
持対象たる支持軸50に対し、該支持軸50側の一端部
21a(アーム20全体の基部)において、ベアリング
を介して水平面内において約360度回転可能に支持さ
れている。また杆体22は、杆体21に対し、該杆体2
1側の端部22aにおいてベアリングを介して水平面内
において約360度回転可能に支持されており、その他
端部22b(アーム20全体の先端部)は何処にも固定
されておらず自由端とされている。
【0035】また杆体21は、図2に示すように、部材
25と部材26とからなり、これら部材がその端部にお
いて回転可能に軸支されて、平行リンクを形成してい
る。したがって部材25と部材26とは、互いの平行を
常に維持されつつ、傾くことが可能であり、結果として
アーム20は、その先端部22bを基部21aに対して
3次元方向に変位可能とされている。
【0036】また杆体1には、部材25と部材26の斜
抗する端部を互いに引っ張り合う形でバネ27が取り付
けられており、このバネ27の弾性力と杆体21に加わ
る下向きの荷重とが釣り合うことによって、杆体21の
傾き量が規制されている。したがって、このバネ27の
強さを選定することで、後述するように杆体22に眼科
機器1を接続した場合であっても、該眼科機器1の重さ
に合うように、バランスをとることが可能になる。すな
わち、眼科機器1を自由な高さで静止させることが可能
になる。
【0037】このようなアーム20の杆体21、22に
は、該杆体21、22相互又は該杆体21と支持軸50
相互の変位量を測定するため、変位量測定手段たるロー
タリーエンコーダ28、29が設けられている。具体的
には、杆体21の支持軸50側の端部には該杆体21と
支持軸50との間の相対角度を測定するためのロータリ
ーエンコーダ28が設けられ、杆体21の杆体22側の
端部には該杆体21、22間の相対角度を測定するため
のロータリーエンコーダ29が設けられている。このよ
うにロータリーエンコーダ28、29にて測定された相
対角度は、後述するアーム側接点群23と、機器側接点
群6とを介して、眼科機器1の制御部9に出力される。
【0038】図1に示すように、この杆体22の先端部
には、第二の接続手段たる第二の接続部30が形成され
ている。この第二の接続部30は、眼科機器1を接続す
るもので、グリップとして形成された眼科機器1の第一
の接続部4を貫通させて保持することが可能な形状の保
持孔として設けられている。またこの第二の接続部30
の周囲における眼科機器1の接続穴と対応する位置に
は、接続穴に嵌合する接続ピン31が形成されており、
アーム20に眼科機器1が接続された際には、接続ピン
31が接続穴に嵌合することにより、アーム20と眼科
機器1との互いの位置関係が常時一定の関係に保持され
る。
【0039】またアーム20の先端部22bの一側面に
は、杆体21、22を自由な位置に変位させるための操
作杆32が対して取付けられており、この操作杆32の
略中央には機器側接点群6とアーム側接点群23とを介
して出力された測定値と被検眼像とを表示するためのモ
ニタ33が設けられている。
【0040】アーム側接点群23とは、眼科機器1とア
ーム20との間において測定値や被検眼像あるいは電力
を受け渡すための接点の集合体であり、入力手段であ
る。このアーム側接点群23は、杆体22の先端部にお
ける保持孔の周囲であって、眼科機器1の機器側接点群
6に対応する位置に設けられている。
【0041】図3に示すように、電力供給部24は、眼
科機器1に電力を供給するためのものであって、充電回
路34と、ACーDC変換回路35とを有する。充電回
路34は、眼科機器1のバッテリを充電するためのもの
であり、眼科機器1をアーム20に接続した状態におい
て、アーム側接点群23と機器側接点群6とを介して、
バッテリに接続される。
【0042】AC/DC変換回路35は、眼科機器1を
アーム20に接続した状態において、眼科機器1を作動
させるための電力を供給するためのものである。該AC
/DC変換回路35は、アーム側接点群23と機器側接
点群6を介し、眼科機器1の電力切替部11に接続され
る。
【0043】次に眼科システムにおける測定動作を説明
する。まず眼科機器1がアーム20と分離されている場
合について説明する。このような場合、測定者は、通常
の眼科機器1と全く同じ測定動作を行う。すなわち測定
者は、被検眼と眼科機器1との位置関係を確認しつつア
ライメントを行い、被検眼の測定を行う。このアライメ
ントや測定の際には、眼科機器1の表示部12に被検眼
像や測定値が表示される。
【0044】ここで、眼科機器1の接続状態判別部5に
より、眼科機器1がアーム20に接続されているか否か
が常に判別されており、この判別結果は眼科機器1の制
御部9に入力されている。そして制御部9は、接続状態
判別部5から入力された判別結果に応じて、電力部7の
電力切替部11を制御する。具体的には、このように眼
科機器1がアーム20に接続されていない場合には、接
点スイッチとして形成された接続状態判別部5は、アー
ム20から押圧されていないので「OFF」信号を制御
部9に出力している。このような「OFF」信号を受け
ている制御部9は、電力切替部11を制御し、眼科機器
1内のバッテリー10と本体部2とを接続するように電
力切替部11内の接点を切替え、バッテリー10から本
体部2へ電力を供給する。そして本体部2は、バッテリ
ー10から供給された電力を用いて測定を行う。
【0045】次に眼科機器1がアーム20と接続されて
いる場合について説明する。測定者が眼科機器1の第一
の接続部4をアーム20の第二の接続部30に納めるこ
とによって、眼科機器1がアーム20に接続される。こ
こで第一の接続部4は、第二の接続部30より若干小さ
めの径にて形成されており、第一の接続部4を第二の接
続部30に容易に納めることができる。その一方、眼科
機器1の接続穴にアーム20の接続ピン31が嵌まり、
眼科機器1とアーム20との互いの位置関係は容易に一
定なものとなる。したがって、この接続の際、アーム2
0のアーム側接点群23に対して眼科機器1の機器側接
点群6が確実に接続され、これらを介してアーム20と
眼科機器1との間で測定値や電力の受け渡しが可能とな
る。
【0046】このように眼科機器1がアーム20と接続
されると、眼科機器1の接続状態判別部5により、眼科
機器1がアーム20に接続されたことが判別され、この
判別結果は眼科機器1の制御部9に入力される。そして
制御部9は、接続状態判別部5から入力された判別結果
に応じて、電力部7の電力切替部11を制御する。具体
的には、このように眼科機器1がアーム20に接続され
た場合には、接点スイッチとして形成された接続状態判
別部5は、アーム20に押圧されて「ON」信号を制御
部9に出力する。このような「ON」信号を受けた制御
部9は、電力切替部11を制御し、アーム20のACー
DC変換回路35と本体部2とを接続するように電力切
替部11内の接点を切替え、ACーDC変換回路35か
ら本体部2へ電力を供給する。
【0047】そして本体部2は、ACーDC変換回路3
5から供給された電力を用いて測定を行う。また同時
に、制御部9は、電力切替部11を制御し、アーム20
の充電回路34と眼科機器1のバッテリー10とを接続
するように電力切替部11内の接点を切替え、充電回路
34からバッテリー10へ電力を供給する。そしてバッ
テリー10は、充電回路34から供給された電力を自己
に蓄える。したがって眼科機器1をアーム20に接続さ
せている場合には眼科機器1のバッテリー10の電力を
消耗させることなく測定を行うことができ、さらにはバ
ッテリー10を充電して次の分離状態での使用に備える
ことができる。
【0048】このように眼科機器1がアーム20に接続
されており、アーム20より眼科機器1に電力が供給さ
れている状態において、測定者はアライメントを調整す
る。このアライメントの調整は、アーム20の操作杆3
2を介して杆体21、22を上下左右に動かし、先端部
22bの眼科機器1を被検眼に対する所定の位置に移動
させることにより行う。
【0049】アライメントの調整が終了すると、測定者
は、図示しない測定開始スイッチを操作する。すると、
制御部9は、測定開始を本体部2に指示し、本体部2に
て被検眼Eが測定され、本体部2にて得られて測定値と
被検眼像とが制御部9に出力される。このようにして制
御部9に出力された測定値と被検眼像とは、測定値出力
部13に出力され、この測定値出力部13によって機器
側接点群6及びアーム側接点群23を介してアーム20
に出力される。そしてアーム20に出力された測定値と
被検眼像とはモニタ33に入力され、該モニタ33に表
示される。したがって測定者は、眼科機器1の小さな表
示部12でなく、アーム20の大きなモニタ33にて測
定値と被検眼像を見ることができ、測定し易さが向上す
る。
【0050】次に本眼科システムを用いた被検眼の瞳孔
間距離の算出動作について説明する。この動作は、眼科
機器1がアーム20に接続されていることを前提とす
る。まず眼科機器1がアーム20に接続されており、測
定者の操作によって左右の被検眼EL、ERが片方づつ
測定される。右の被検眼ERを測定している状態を図4
に示す。この状態において、測定者が図示しない測定開
始スイッチを操作すると、制御部9は前述したように本
体部2で被検眼Eを測定するように指示すると共に、機
器側接点群6及びアーム側接点群23を介してアーム2
0のロータリーエンコーダ28、29に変位量を出力す
るように指示する。するとアーム20のロータリーエン
コーダ28、29は、その時点における変位量をアーム
側接点群23及び機器側接点群6を介して眼科機器1の
制御部9に出力する。そして、制御部9に出力された変
位量は、制御部9から記憶部3へ送られ、該記憶部3に
て記憶される。
【0051】なお右の被検眼ER測定時における変位量
は、杆体21と支持軸50との間の相対角度が角度α
R、杆体21と杆体22間の相対角度が角度βRであっ
たものとする。また図4においてP1、P2、P3は、
それぞれ、杆体21の支持軸50側の回転中心、杆体2
2の杆体21側の回転中心、先端部22bの中心を示す
ものとする。
【0052】そして、次に左の被検眼ELを測定してい
る状態を図5に示す。この状態においても、上記右の被
検眼ERの場合と同様に、測定者が測定開始スイッチを
操作すると、制御部9は前述したように本体部2で被検
眼Eを測定するように指示すると共に、ロータリーエン
コーダ28、29に変位量を出力するように指示する。
そしてロータリーエンコーダ28、29からその時点に
おける変位量が眼科機器1の制御部9に出力される。そ
して、このように制御部9に変位量が出力されると、制
御部9は該左の被検眼EL測定時の変位量を距離算出部
14に出力すると共に、記憶部3に記憶されていた右の
被検眼ER測定時の変位量を呼び出して距離算出部14
に出力する。
【0053】なお左の被検眼EL測定時における変位量
は、杆体21と支持軸50との間の相対角度が角度α
L、杆体21と杆体22間の相対角度が角度βLであっ
たものとする。また図5においてP1、P2、P3は、
それぞれ、杆体21の支持軸50側の回転中心、杆体2
2の杆体21側の回転中心、先端部22bの中心を示す
ものとする。
【0054】このように左右両方の被検眼測定時の変位
量を出力された距離算出部14は、該変位量に基づい
て、被検眼EL、ERの瞳孔間距離を算出する。具体的
には、まず右の被検眼ER測定時における変位量に基づ
いて、図4におけるP1とP3との間の相対角度γRと
距離LRとを求める。これは図6に示すように、角度α
Rと、角度βR及び杆体21の長さL1と杆体22の長
さL2とから、容易に算出される。
【0055】
【数1】
【0056】
【数2】
【0057】また同様に、左の被検眼EL測定時におけ
る変位量に基づいて、図5におけるP1とP3との間の
相対角度γLと距離LLとを求める。これは上記数1、
数2における角度αRと角度βRとを、それぞれ角度α
Lと角度βLに置き換えることにより容易に算出され
る。このように算出された相対角度γR、γL、距離L
R、LLを用いて、P1、P3、P5の相互の位置関係
を図7に示す。この図7において、中心P3と中心P5
との間の距離Xは、これら相対角度γR、γL、距離L
R、LLとに基づいて、容易に算出される。
【0058】
【数3】
【0059】するとこの距離Xは、図4、5からも明ら
かなように、被検眼EL、ERの相互の距離PD、すな
わち瞳孔間距離に等しいことから、結果として瞳孔間距
離が算出されたことになる。このように距離算出部14
によって算出された瞳孔間距離は、制御部9に出力さ
れ、該制御部9を介して表示部12に表示される。
【0060】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明は前記実施形態の他にもその技術的
思想の実質的な同一範囲内において、種々異なる形態で
実施されてよいものである。以下、その異なる形態につ
いて説明する。まず前記実施形態においては、眼科装置
が眼屈折力測定装置であるとして説明したが、眼科装置
はこれに限定されず例えばスリットランプの様な眼科診
断装置であってもよい。また前記実施形態においては、
杆体21を支持する支持対象を単に支持軸50として説
明したが、この支持軸50は、自覚式検眼器を固定する
固定軸であってもよい。一般に自覚式検眼器は固定軸を
有しているので、この固定軸にアームの基部21aを固
定可能な構造として、本眼科システムと自覚式検眼器と
を上下に併設してもよい。特に眼科機器1を眼屈折力測
定装置とした場合には、眼屈折力測定装置と自覚式検眼
器とを併設することによって、これらを順次使用して連
続的な測定を容易に行うことができる。なおこの場合の
アームの基部21aの固定構造は、例えば該基部21a
を自覚式検眼器を固定する固定軸を保持するような分割
式のフランジとすることにより達成できる。
【0061】また眼科機器1の測定値出力部13を介し
てアーム20に出力した測定値や被検眼像は、アーム2
0のモニタ33だけでなく、印刷装置やパソコンといっ
た第二の出力手段たる外部機器に出力してもよい。また
測定値や被検眼像以外のデータや画像をモニタ33や外
部機器に出力してもよい。
【0062】さらに2次元又は3次元の変位を実現する
アーム20の形態には、図8、9に示すようなものも考
えられる。図8に示すアーム35は、図1に示すアーム
20の杆体21、22の間に、さらに第三の杆体36を
付加したものであり、一層自由度の高い変位が可能とな
る。なお図示は省略するが、このアーム35において
は、杆体21の両端部と、杆体22の杆体36側の端部
にロータリーエンコーダが設けられている。
【0063】また図9に示すアーム37は、垂直軸38
と、杆体39と、スライド軸40、接続部41とを有す
る。この垂直軸38は、図10に示すように、バネ42
を内蔵しており、該バネ42の弾性力と垂直軸38に加
わる下向き荷重とのバランスが保たれている。したがっ
てアーム20と同様に、自由な位置で止めれば、そのま
ま静止させることができる。杆体39は垂直軸38に回
転可能に取付けられており、スライド軸40は杆体39
に一体的に取り付けられている。
【0064】そして、このスライド軸40には、接続部
41が該スライド軸40に対して平行にスライド自在に
取付けられている。なお図示は省略するが、このアーム
37においては、杆体39の両端部と、接続部41にロ
ータリーエンコーダが設けられている。またこれらアー
ム35、37のような形態のアームを用いる場合にも、
これらアームを構成する部材の変位量に基づいて、距離
算出部14によって被検眼EL、ERの瞳孔間距離が算
出されるが、そのための数式たる数1〜数3の内容は、
ロータリーエンコーダの測定する変位量の内容に応じて
適宜変更される。
【0065】
【発明の効果】これまで説明したように請求項1記載の
本発明は、その一端部を支持されると共に他端部を一端
部に対して2次元方向又は3次元方向に変位可能とされ
たアームと、被検眼を測定又は観察する手持ち式の眼科
機器とを備え、眼科機器は、アームの他端部に接続され
る第一の接続手段を有し、アームは、眼科機器を接続す
る第二の接続手段を有することにより、眼科機器をアー
ムと分離又は接続することにより該眼科機器を手持ち式
と据置き式とのいずれの形態においても使用することが
できるため、被検者の体格等に応じて最適な検眼を行う
ことができる。また、眼科医等は同じ機能の眼科機器を
複数台用意しておく必要が無くなるため費用の負担が軽
減される。
【0066】さらに請求項2記載の本発明は、眼科機器
は、被検眼を測定して得られた測定値又は被検眼像を出
力する第一の出力手段を有し、アームは、眼科機器の第
一の出力手段より出力された測定値又は被検眼像を入力
する入力手段と、入力手段を介して入力された測定値又
は被検眼像を出力する第二の出力手段とを有することに
より、眼科機器の本体部にて測定された測定値や被検眼
像をアームのモニタや外部機器に出力でき、測定の容易
性や汎用性を向上させることができる。
【0067】さらにまた請求項3記載の本発明は、アー
ムは、眼科機器に電力を供給する電力供給手段を有し、
眼科機器は、バッテリーと、アームに接続されているか
否かを判別する接続状態判別手段と、アームに接続され
ていると判別された場合には、本体部とバッテリーとに
電力を供給し、アームに接続されていないと判別された
場合には、バッテリーから本体部に電力を供給する電力
切替手段とを有することにより、眼科機器の電源が使用
状態に応じて自動的に切り替わる。したがって眼科機器
をアームに接続させている場合には眼科機器のバッテリ
ーの電力を消耗させることなく測定を行うことができ、
さらにはバッテリーを充電して次の分離状態での使用に
備えることができる。
【0068】しかも請求項4に記載の本発明は、アーム
の杆体に変位量測定手段を設け、眼科機器は、変位量測
定手段により測定された変位量に基づいて、被検眼の瞳
孔間距離を算出する距離算出手段を有することにより、
従来の手持ち式の眼科機器ではなし得なかった被検眼の
瞳孔間距離が自動的に測定できる。
【0069】しかもまた請求項5に記載の本発明は、ア
ームは、自覚式検眼器を固定する固定軸に取付可能であ
ることにより、眼科機器と自覚式検眼器とを同じ軸に併
設することができ、これら両器を順次使用する場合等に
は極めて便利である。
【0070】さらに請求項6に記載の本発明は、一つの
杆体又は相互に変位可能に連係した複数の杆体から形成
され、その一端部を支持されると共に他端部を一端部に
対して2次元方向又は3次元方向に変位可能とされたア
ームであって、他端部に被検眼を測定する手持ち式の眼
科機器を接続するための接続手段と、眼科機器より出力
された測定値又は被検眼像を入力する測定値入力手段
と、測定値入力手段を介して入力された測定値又は被検
眼像を出力する出力手段とを有することにより、眼科機
器を容易に接続し、また該眼科機器から測定値や被検眼
像を出力されて、容易に眼科システムを構成することの
できるアームを提供できる。
【0071】さらにまた請求項7に記載の本発明は、被
検眼を測定又は観察する本体部を備える手持ち式の眼科
機器であって、2次元方向又は3次元方向に変位可能な
アームに接続される接続手段と、本体部にて測定された
測定値をアームに出力する測定値出力手段とを有するこ
とにより、アームに容易に接続でき、また該アームに測
定値や被検眼像を出力して、容易に眼科システムを構成
することのできる眼科機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における眼科システム全体
を示す斜視図である
【図2】図1のアームの要部の断面図である。
【図3】眼科システムのブロック図である。
【図4】右の被検眼の測定状態を示す概念図である。
【図5】左の被検眼の測定状態を示す概念図である。
【図6】瞳孔間距離測定動作における距離算出の概念図
である。
【図7】瞳孔間距離測定動作における主要点相互の位置
関係を示す概念図である。
【図8】他の実施形態におけるアームを有する眼科シス
テムの斜視図である。
【図9】他の実施形態におけるアームの斜視図である。
【図10】図9の垂直軸の断面図である。
【図11】据置き式の眼科機器の正面図である。
【図12】図11の眼科機器を被検者と共に示す側面図
である。
【図13】手持ち式の眼科機器を被検者と共に示す側面
図である。
【符号の説明】
ER 右の被検眼 EL 左の被検眼 1 眼科機器 2 本体部 3 記憶部 4 第一の接続部 5 接続状態判別部 6 機器側接点群 7 電力部 8 出力部 9 制御部 10 バッテリー 11 電力切替部 12 表示部 13 測定値出力部 14 距離算出部 20 アーム 21、22 杆体 23 アーム側接点群 24 電力供給部 29 ロータリーエンコーダ 30 第二の接続部 32 操作杆 33 モニタ 34 充電回路 35 ACーDC変換回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの杆体又は相互に変位可能に連係し
    た複数の杆体から形成され、その一端部を任意の支持対
    象に支持されると共に他端部を前記一端部に対して2次
    元方向又は3次元方向に変位可能とされたアームと、 被検眼を測定又は観察する本体部を有する手持ち式の眼
    科機器とを備え、 前記眼科機器は、前記アームの他端部に接続される第一
    の接続手段を有し、 前記アームは、前記他端部に、前記第一の接続手段を介
    して前記眼科機器を接続する第二の接続手段を有するこ
    と、を特徴とする眼科システム。
  2. 【請求項2】 前記眼科機器は、前記被検眼を測定して
    得られた測定値又は被検眼像を出力する第一の出力手段
    を有し、 前記アームは、前記眼科機器の第一の出力手段より出力
    された前記測定値又は前記被検眼像を入力する入力手段
    と、 前記入力手段を介して入力された前記測定値又は前記被
    検眼像を出力する第二の出力手段とを有すること、を特
    徴とする請求項1に記載の眼科システム。
  3. 【請求項3】 前記アームは、前記眼科機器に電力を供
    給する電力供給手段を有し、 前記眼科機器は、 前記測定部に電力を供給するバッテリーと、 前記アームに接続されているか否かを判別する接続状態
    判別手段と、 前記接続状態判別手段により前記アームに接続されてい
    ると判別された場合には、前記アームの電力供給手段か
    ら前記本体部とバッテリーとに電力を供給し、前記接続
    状態判別手段により前記アームに接続されていないと判
    別された場合には、前記バッテリーから前記本体部に電
    力を供給する電力切替手段とを有すること、を特徴とす
    る請求項1又は2に記載の眼科システム。
  4. 【請求項4】 前記アームの杆体に、該杆体相互又は該
    杆体と前記支持対象相互の変位量を測定する変位量測定
    手段を設け、 前記眼科機器は、前記アームの変位量測定手段により測
    定された変位量に基づいて、前記被検眼の瞳孔間距離を
    算出する距離算出手段を有すること、を特徴とする請求
    項1乃至3に記載の眼科システム。
  5. 【請求項5】 前記アームは、自覚式検眼器を固定する
    固定軸に取付可能であること、を特徴とする請求項1乃
    至4に記載の眼科システム。
  6. 【請求項6】 一つの杆体又は相互に変位可能に連係し
    た複数の杆体から形成され、その一端部を任意の支持対
    象に支持されると共に他端部を前記一端部に対して2次
    元方向又は3次元方向に変位可能とされたアームであっ
    て、 前記他端部に被検眼を測定又は観察する手持ち式の眼科
    機器を接続するための接続手段と、 前記眼科機器より出力された測定値又は被検眼像を入力
    する入力手段と、 前記入力手段を介して入力された前記測定値又は被検眼
    像を出力する出力手段とを有すること、を特徴とするア
    ーム。
  7. 【請求項7】 被検眼を測定又は観察する本体部を備え
    る手持ち式の眼科機器であって、 2次元方向又は3次元方向に変位可能なアームに接続さ
    れる接続手段と、 前記本体部にて測定された測定値又は被検眼像を前記ア
    ームに出力する出力手段とを有すること、を特徴とする
    眼科機器。
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