JPH1058218A - H形鋼のフランジエッジ切削装置 - Google Patents

H形鋼のフランジエッジ切削装置

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JPH1058218A
JPH1058218A JP22014296A JP22014296A JPH1058218A JP H1058218 A JPH1058218 A JP H1058218A JP 22014296 A JP22014296 A JP 22014296A JP 22014296 A JP22014296 A JP 22014296A JP H1058218 A JPH1058218 A JP H1058218A
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JP
Japan
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flange edge
flange
cutting
section steel
self
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Pending
Application number
JP22014296A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Umeno
博 梅野
Masanobu Uonami
正信 魚波
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジに熱を加えることなく、作業員の負
担が増すことなく、ストックヤード又は仮置き場で手軽
にH形鋼のフランジエッジ切削が実施できる切削装置を
提供する。 【解決手段】 フランジエッジ切削装置1は、自走台車
10に、センタリング機構30,30、昇降式カッタ機
構50F,50R,51F,51R(51F,51Rは
奥のため不図示、Fは前、Rは後を示す。)を備えたも
のである。 【効果】 切削装置1は、従来設備の様に門型フレーム
を主体とした常設装置ではないので、小型で、運搬可能
であり、ストックヤード又は仮置き場に置かれたH形鋼
にセットするだけで簡単にフランジエッジを切削するこ
とができ、工程の簡略化、切削工数の削減、作業者の労
働負担の軽減とが図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡便な、H形鋼のフ
ランジエッジ切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼は、2枚のフランジを1枚のウェ
ブで繋いだ形鋼であり、フランジの幅中央にウェブがあ
る、すなわち、ウェブを基準にするとフランジの左右幅
は同じでなければならない。ところが、圧延ロール法、
圧接ロール法のいづれの製法でH形鋼を製造しても、フ
ランジに対するウェブの偏りは発生する。または、上下
のフランジの幅が不揃いであることもある。H形鋼の寸
法精度を上げる有力な方法が、フランジのエッジを切削
して左右幅を揃え、且つ上下のフランジの幅を揃えるこ
とである。
【0003】上記のフランジエッジの切削技術には、
ガス切断法、グラインダ研削法、実開昭53−70
490号公報「H形鋼材開先加工機」などがある。上記
は、ガストーチでフランジエッジを溶断するものであ
る。上記は、ハンドグラインダでフランジエッジを研
削するものである。上記は、同公報の第1図によれ
ば、コラム16,16とトップフレーム17とからなる
門型フレームにカッタ4を昇降可能に取付け、このカッ
タ4でテーブル15上のH形鋼1のフランジ2やウェブ
5を切削するところの本格的な切削盤である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記は、高温ガスで
フランジを溶断するものであるから、フランジに熱によ
る歪が残り、これを矯正する必要がある。ガスカット面
は凹凸があるためグラインダで仕上げる必要があり、工
数が増し、コストアップの要因となる。上記は、手作
業であるため、能率が悪く、作業者への負担も大きい。
また、研削であるから切削に比べて削り量が少なく、量
産ラインには向かない。上記は、本格的な切削盤であ
るから、加工精度、生産能力の上では問題ない。しか
し、門型フレームを主体とした大型切削盤であるから、
設備は大きく、高価なものとなる。そして、被切削物で
あるH形鋼をいちいち切削盤まで運ばなければならな
い。もし、H形鋼のストックヤード(保管場所)又はH
形鋼生産ラインからストックヤードまでの間の仮置き場
で、H形鋼のフランジエッジ切削ができれば、運搬の手
間が省けるため、好ましい。そこで、本発明の目的は、
フランジに熱を加えることなく、作業員の負担が増すこ
となく、ストックヤード又は仮置き場で手軽にH形鋼の
フランジエッジ切削が実施できる切削装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、フランジを縦に向け、ウェブを水平にし
たH形鋼のウェブ上面を走行する車輪を備えた自走台車
と、この自走台車のフレームから下ろし、前記左右のフ
ランジの外面に接触して自走台車をH形鋼のセンタに合
せるセンタリング機構と、前記フランジのエッジを切削
するカッタを自走台車のフレームに昇降可能に取付けた
少なくとも前後2基の昇降式カッタ機構と、からH形鋼
のフランジエッジ切削装置を構成する。
【0006】クレーン等で自走台車を当該H形鋼に上か
ら近づけ、センタリング機構にて自走台車をH形鋼にセ
ンタリングし、次に車輪をウェブの上面に当接させるこ
とで自走台車をH形鋼に載せる。カッタの切込み量を調
整し、自走台車を走らせることで、フランジエッジを切
削する。切削装置は、従来設備の様に門型フレームを主
体とした常設装置ではないので、小型で、運搬可能であ
り、ストックヤード又は仮置き場に置かれたH形鋼にセ
ットするだけで簡単にフランジエッジを切削することが
でき、工程の簡略化、切削工数の削減、作業者の労働負
担の軽減とが図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。さらに、説明の中で、前後、左右は便宜上
付したものであり、絶対的な方向を示すものではない。
図1は本発明に係るH形鋼のフランジエッジ切削装置の
側面図であり、H形鋼のフランジエッジ切削装置1(以
下「フランジエッジ切削装置1」と略記する。)は、自
走台車10に、センタリング機構30,30、昇降式カ
ッタ機構50F,50R,51F,51R(51F,5
1Rは奥のため不図示、Fは前、Rは後を示す。)を備
えたものであり、以下に、各構成を詳しく説明する。
【0008】自走台車10は、フレーム11にピローブ
ロック12・・・(・・・は複数を示す。以下同様。)を介し
て車軸13,13を取付け、これらの車軸13,13に
左右各2個、合計4個の車輪14・・・を取付け、車軸1
3,13に大径プーリ15,15を取付け、これらの大
径プーリ15,15をモータ16の出力軸に取付けた小
径プーリ17によってVベルト18・・・を介して駆動す
る形式の自走式走行台車である。
【0009】図2は本発明に係るH形鋼のフランジエッ
ジ切削装置の平面図であり、フレーム11の前後左右に
4基の昇降カッタ機構50F,50R,51F,51R
(便宜上、図下方を50F,R、上方を51F,Rとし
た。)を配置し、それらの内側にセンタリング機構3
0,30を配置し、中央のモータ16で小径プーリ1
7,Vベルト18・・・,大径プーリ15,15を介して
4個の車輪14・・・を駆動する構造を示す。なお、モー
タ16はスイッチボックス19にて起動、停止、正転
(前進)、逆転(後退)をマニュアル制御することがで
きる。
【0010】また、後に詳しく説明する昇降式カッタ機
構50Rは、昇降ブラケット54に対しピン69を中心
に切削用モータ59及び変速機ケース58が矢印の如
く旋回可能であり、この結果、カッタ60の自走台車セ
ンタからの寸法L1を調整することができる。他の昇降
式カッタ機構50F,51F,51Rも同様である。
【0011】図3は図2の3−3線断面図であり、モー
タ16は減速機内蔵型モータであって、モータ16を載
せるためのモータベース21をフレーム11にジャッキ
アップボルト22・・・を介して取付けたことを示す。例
えば、上ナット23・・・を緩め、下ナット24・・・でモー
タベース21を押上げることで、Vベルト18・・・の張
りを強めることができる。次に上ナット23・・・を締め
つければ、下ナット24・・・の弛みを防止することがで
きる。このように、上・下ナット23,24を適宜廻す
ことでVベルト18・・・の張りを自由に調整することが
できる。
【0012】図4は図2の4−4線断面図であり、セン
タリング機構30は、フレーム11の左右端に立てた支
持プレート31,31に持たせた送りねじ32(送りね
じ32は中央の握り部33、この握り部33に一端を捩
じ込んだ左ねじロッド34及び右ねじロッド35と、複
数のロックナット36・・・とからなる。)と、左・右ね
じロッド34,35に各々取付けたスライダ37,37
と、スライド37,37から下へ伸ばしたダウンブラケ
ット38,38に互いに内向きに取付けたガイドローラ
39,39とからなる。
【0013】前記握り部33を廻すことにより、スライ
ダ37,37が互いに接近又は離間し、例えば実線で示
したブラケット38,38を、想像線で示した位置まで
移動させることができる。すなわち、センタリング機構
30は、H形鋼40のフランジ41,41の外面にガイ
ドロール39,39を外側から近づけて接触させる、又
はH形鋼40のサイズが変ったときに、ガイドロール3
9,39の間隔を調整するための機構である。
【0014】図5は図2の5−5矢視図であり、図左の
昇降式カッタ機構50Rは、フレーム端(図では手前。
図1参照。)のエンドプレート11aに取付けたサイド
ガイド52及び中央ガイド53に案内されて上下する昇
降ブラケット54と、この昇降ブラケット54を上下さ
せるための縦ねじ55,55と、これらの縦ねじ55,
55を同期回転させるためのタイミングベルト又はロー
ラチェーン56と、一方の縦ねじ55を廻すためのハン
ドル57と、前記昇降ブラケット54に下向きに取付け
た変速機ケース58、その上下に取付けた切削用モータ
59及びカッタ60とからなる。変速機ケース58は上
部に入力軸、下部に出力軸(いづれも図示せず)を備
え、内部に減速又は増速用ギヤ列を備えたものが好まし
い。なお、62はフリーローラ、63はサポートであ
り、両部材は中央ガイド53の下り防止部材である。
【0015】切削用モータ59を回転すると、カッタ6
0が高速回転してフランジエッジの切削を行なうことが
できる。このカッタ60は正面フライスである。そし
て、ロックナット64を緩め、ハンドル57を廻すこと
により、昇降ブラケット54、すなわちカッタ60の高
さを調整することができる。なお、図1に示すとおり、
縦ねじ55の下端はフレーム11の一部であるエンドプ
レート11aの上面に当って、回転するだけであり、自
身は昇降しない。図5右の昇降式カッタ機構51Rは、
上記左の昇降式カッタ機構50Rの対称形をなすもので
あり、図示せぬ昇降式カッタ機構50F,51Fも同様
であるから説明は省略する。
【0016】以上の構成からなるフランジエッジ切削装
置の作用を次に説明する。図6(a)〜(c)は本発明
のフランジエッジ切削装置の使用法説明図(前半)であ
る。(a)において、クレーンのフック66で吊ったフ
ランジエッジ切削装置1を、切削すべきH形鋼40に臨
ませ、カッタ60や図示せぬ車輪がH形鋼40に触れな
い高さに保持する。センタリング機構30にて左右のガ
イドローラ39,39を互いに接近させてフランジ4
1,41の外面に当てる。(b)において、フランジエ
ッジ切削装置1を下げて、車輪14・・・をウェブ42に
当てる。これでフランジエッジ切削装置1自体がH形鋼
40に載ったことになり、クレーンは不要となる。図左
のカッタ60,60は待機位置まで上げ、図右のカッタ
60,60(奥の60は不図示)を切込み位置まで下げ
る。(c)において、矢印,の如く、後の昇降式カ
ッタ機構50R,51Rのカッタ60,60の位置を調
整して、これらのカッタ60,60を各々フランジ4
1,41に臨ませる。
【0017】図7(a)〜(c)は本発明のフランジエ
ッジ切削装置の使用法説明図(後半)である。(a)に
おいて、カッタ60を高速で廻し、モータ16を始動し
て車輪14・・・を正転(図反時計回転)することで、フ
ランジエッジ切削装置1を前進させる(矢印)。これ
で、フランジ41,41の上面の切削を開始したことに
なり、以降、フランジエッジ切削装置1の進行と共に切
削が進む。(b)において、第1位置センサ67がH形
鋼40の前端面を検出したら、この検出信号に基づいて
モータ16を止める。このときには、H形鋼40の前端
面とカッタ60,60との間のL2が切削未了部分とな
る。
【0018】(c)において、図左のカッタ60,60
を下げ、図右のカッタ60,60を上げる。そして、ウ
ェブ42の上に溜まった切り粉を清掃する。図左のカッ
タ60,60を廻し、モータ16を逆転してフランジエ
ッジ切削装置1を矢印の如く後退させることにより、
前記切削未了部分L2を切削することができる。68は
第2位置センサであり、H形鋼40の図示せぬ後端面を
検出するセンサである。
【0019】ここで重要なことは、車輪14・・・に対し
て後方のカッタ60,60を切削に供したことである。
そうすれば、切り粉に車輪14・・・が乗り上げるという
不都合が発生しないからである。切り粉に車輪14・・・
が乗り上げた場合には、カッタ60も上方へ移動するこ
とになり、切削精度が著しく悪化する。
【0020】切込み量を少なく設定して、自走台車を数
往復させてフランジエンドを切削することは差支えな
い。切込み量が少ないと、前後のカッタ60,60によ
る切削境目が目立たなくなり、切削精度が高まる。な
お、昇降式カッタ機構50F,50Rと昇降式カッタ機
構51F,51Rとを互いに独立して制御できるので、
例えば互いの切込み量に差を付けて、H形鋼40におけ
る一方のフランジ41と他方のフランジ41とを異なる
フランジ幅に仕上げることもできる。
【0021】また、図6(c)において、片側の昇降式
カッタ機構51F,51Rを省略してもよい。この場合
は、昇降式カッタ機構50F,50Rで一方のフランジ
41のエッジを切削したら、図6(a)のクレーンのフ
ック66でフランジエッジ切削装置1を180゜旋回さ
せ、再度、そのH形鋼40に載せて、他方のフランジ4
1のエッジを切削すればよい。従って、昇降式カッタ機
構50F,50Rは、少なくとも前後に一対あればよ
い。
【0022】本発明に係るフランジエッジ切削装置1の
切削速度は例えば250mm/分であり、切削精度は±
0.3mmであった。これに対して、従来のガス切断は
切削速度は遜色ないが、切削精度が±1.0mmと悪
く、グラインダによる手入れが必要であり、熱による歪
も認められた。グラインダによる切削(研削)は切削能
力が小さく、作業者の負担が大きくて生産性が悪かっ
た。
【0023】尚、本実施例のセンタリング機構30は人
手で握り部33を廻す形式としたが、これをロータリア
クチエータなどの回転機を付加することにより、自動化
してもよい。カッタ60の水平旋回も同様である。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、フランジを縦に向け、ウェブを水平
にしたH形鋼のウェブ上面を走行する車輪を備えた自走
台車と、この自走台車のフレームから下ろし、前記左右
のフランジの外面に接触して自走台車をH形鋼のセンタ
に合せるセンタリング機構と、前記フランジのエッジを
切削するカッタを自走台車のフレームに昇降可能に取付
けた少なくとも前後2基の昇降式カッタ機構と、からH
形鋼のフランジエッジ切削装置を構成する。
【0025】本発明のH形鋼のフランジエッジ切削装置
は、従来設備の様に門型フレームを主体とした常設装置
ではないので、小型で、運搬可能であり、ストックヤー
ド又は仮置き場に置かれたH形鋼にセットするだけで簡
単にフランジエッジを切削することができ、工程の簡略
化、切削工数の削減、作業者の労働負担の軽減とが図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るH形鋼のフランジエッジ切削装置
の側面図
【図2】本発明に係るH形鋼のフランジエッジ切削装置
の平面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5矢視図
【図6】本発明のフランジエッジ切削装置の使用法説明
図(前半)
【図7】本発明のフランジエッジ切削装置の使用法説明
図(後半)
【符号の説明】
1…H形鋼のフランジエッジ切削装置、10…自走台
車、14…車輪、30…センタリング機構、32…送り
ねじ、38…ダウンブラケット、39…ガイドローラ、
40…H形鋼、41…フランジ、42…ウェブ、50
F,50R,51F,50R…昇降式カッタ機構、54
…昇降ブラケット、58…変速機ケース、59…切削用
モータ、60…カッタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを縦に向け、ウェブを水平にし
    たH形鋼のウェブ上面を走行する車輪を備えた自走台車
    と、この自走台車のフレームから下ろし、前記左右のフ
    ランジの外面に接触して自走台車をH形鋼のセンタに合
    せるセンタリング機構と、前記フランジのエッジを切削
    するカッタを自走台車のフレームに昇降可能に取付けた
    少なくとも前後2基の昇降式カッタ機構と、からなるH
    形鋼のフランジエッジ切削装置。
JP22014296A 1996-08-21 1996-08-21 H形鋼のフランジエッジ切削装置 Pending JPH1058218A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109176022A (zh) * 2018-11-02 2019-01-11 济南章力机械有限公司 一种维修改造钢结构车间用的自行走式数控钻铣切割机床
CN109434486A (zh) * 2018-11-28 2019-03-08 佛山新成洪鼎机械技术有限公司 一种便携式清根机

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