JPH1058264A - 工作機械の自動工具交換方法及びその装置 - Google Patents

工作機械の自動工具交換方法及びその装置

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JPH1058264A
JPH1058264A JP23468096A JP23468096A JPH1058264A JP H1058264 A JPH1058264 A JP H1058264A JP 23468096 A JP23468096 A JP 23468096A JP 23468096 A JP23468096 A JP 23468096A JP H1058264 A JPH1058264 A JP H1058264A
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tool
small
diameter
arm
shank
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JP23468096A
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Mikio Takeuchi
三貴男 竹内
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の工具及び小径工具の工具交換を行う場
合に、小径工具を交換するための工具交換手段を別途設
ける必要があるので、ATCの構成が複雑化していた。 【解決手段】 交換アーム2が駆動装置により軸線Cま
わりに所要角度で旋回動作するとともに軸線C方向に進
退移動し、工作機械の主軸の工具装着部に着脱自在に装
着されるツールシャンクが形成されている通常の工具4
を工具交換する時には、交換アーム2に形成された工具
用把持部10で工具4を把持し、工具4と同一のツール
シャンクが形成されている親工具8に、前記ツールシャ
ンクより小径の小径ツールシャンクを着脱自在に装着す
る小径工具装着部を形成し、前記小径ツールシャンクが
形成されている小径工具5を親工具8の小径工具装着部
に着脱自在に装着する時には、交換アーム2に形成され
ている小径工具用把持部11で小径工具5の被把持部を
把持することにより、工具4及び小径工具5の工具交換
を一つの交換アーム2で行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械の自動工具
交換方法及びその装置に係り、特に、工具主軸に直接装
着が可能な工具(標準工具)、及びこの工具のツールシ
ャンクと同一のツールシャンクを有する親工具を介して
工具主軸に装着される小径工具の工具交換を一つの工具
交換アームで行う自動工具交換方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ(以下、MCと記載)
など工作機械は自動工具交換装置(以下、ATCと記
載)を備えており、このATCにより、工作機械の主軸
と、複数の工具を貯蔵する工具マガジンとの間で工具交
換を行う。ATCには、工具交換アームが工具を把持
し、工具交換アーム本体が、工具マガジンと主軸との
間、又はこれらと中間の待機位置との間を揺動すること
により、主軸と工具マガジンとの間で工具の移送を行う
ものがある。
【0003】このタイプのATCでは、工具交換アーム
が、待機位置から主軸側工具交換位置へ揺動する動作
と、主軸に対する新旧工具の工具交換動作とを行って、
主軸と工具交換アームとの間で工具交換を行う。また、
工具交換アームが、待機位置から工具マガジン側工具交
換位置へ揺動する動作と、工具マガジンに対する新旧工
具の工具交換動作とを行って、工具マガジンと工具交換
アームとの間で工具交換を行う。ところで、MCにおい
て使用される各種工具のうち小径工具例えば小径のドリ
ル,エンドミル,タップ等は使用頻度が多い。また、小
径工具は径の種類も多いので、これに合わせて多種類の
小径工具を他の工具とともに工具マガジンに貯蔵してお
く必要がある。
【0004】特開昭61−257737号公報には、工
具マガジンへの小径工具の収納本数の増加を図ったAT
Cが開示されている。このATCでは、小径工具をマザ
ー工具に着脱する方式を採っており、主軸に装着する工
具及びマザー工具用のメイン工具マガジンに隣接して、
小径工具用のサブ工具マガジンを配置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この場合には、メイン
工具マガジンの他に小径工具用のサブ工具マガジンを別
個に設けたので、工作機械に設置する工具マガジン全体
が大型化し、しかも工具及びマザー工具用の主軸工具交
換装置とは別個に小径工具をマザー工具に着脱するため
の小径工具交換装置を設ける必要があり、各々の装置を
制御する必要があった。
【0006】一方、特公平5−13773号公報及び特
公平5−41377号公報には、一台の工具マガジンに
通常の工具と小径工具を混在させて収納するATCが開
示されている。しかしながら、このATCの場合には、
工具を工具交換するための工具交換手段とは別個に、小
径工具を交換するための小径工具交換手段を設ける必要
があり、各々の手段を制御する必要があった。
【0007】さらに、特開平2−262937号公報に
は、一体工具及びモジュラー工具の工具交換を行うAT
Cが開示されている。このATCでは、工具交換アーム
の旋回中心部に小径工具把持用の組立アームを設けて、
この組立アームをアクチュエータによって動作させてい
る。そのため、工具交換アームを駆動する機構の他に組
立アームを駆動するアクチュエータが必要になり、工具
交換アームが大型化するとともに構成及び制御が複雑化
するという課題があった。
【0008】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、小径工具を交換するための小径工具交換
手段を別途設けなくとも、主軸に装着される通常の工具
及び小径工具の工具交換が一つの工具交換アームでで
き、構成を簡素化して信頼性を向上させることができる
工作機械の自動工具交換方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る工作機械の自動工具交換方法は、工具
交換アームが駆動装置により工具交換アーム旋回軸の軸
線のまわりに所要角度で旋回動作するとともに、前記工
具交換アーム旋回軸軸線方向に進退移動し、工作機械の
主軸の工具装着部に着脱自在に装着されるツールシャン
クが形成されている工具を工具交換する時には、前記工
具交換アームに形成された工具用把持部で前記工具の被
把持部を把持し、前記工具と同一のツールシャンクが形
成されている親工具に、前記ツールシャンクより小径の
小径ツールシャンクを着脱自在に装着する小径工具装着
部を形成し、前記小径ツールシャンクが形成されている
小径工具を前記親工具の前記小径工具装着部に着脱自在
に装着する時には、前記工具交換アームに形成されてい
る小径工具用把持部で前記小径工具の被把持部を把持す
ることにより、前記工具及び前記小径工具の工具交換を
一つの前記工具交換アームで行えるようにした。
【0010】前記方法を実現するための工作機械の自動
工具交換装置は、工具交換アームを介して工作機械の主
軸と工具マガジンとの間で工具及び小径工具の工具交換
を行う自動工具交換装置であって、前記工具交換アーム
は、駆動装置により工具交換アーム旋回軸の軸線のまわ
りに所要角度で旋回動作するとともに、前記工具交換ア
ーム旋回軸軸線方向に進退移動し、前記工具交換アーム
には、前記主軸の工具装着部に着脱自在に装着されるツ
ールシャンクが形成されている前記工具の被把持部及び
前記工具と同一のツールシャンクが形成されている親工
具の被把持部を把持可能な第1の工具用把持部と、前記
親工具の小径工具装着部に装着されて親子工具として使
用され、前記親工具の前記ツールシャンクより小径の小
径ツールシャンクが形成されている前記小径工具の被把
持部を把持可能な第2の工具用把持部とが形成されてい
る。
【0011】なお、好ましい具体的な実施態様として
は、前記駆動装置の旋回駆動用サーボモータにより前記
工具交換アームを旋回方向原点位置より第1の角度で旋
回動作させるとともに、前記駆動装置の進退駆動用サー
ボモータにより前後方向原点位置と第1の移動位置との
間を進退移動させて、前記工具マガジンの工具交換位置
で、前記工具マガジンに対して前記工具及び前記親工具
のいずれか一方の受け渡しを行う。そして、前記旋回駆
動用サーボモータにより前記工具交換アームを前記旋回
方向原点位置より第2の角度で旋回動作させるととも
に、前記進退駆動用サーボモータにより前記第1の移動
位置と第2の移動位置との間を進退移動させて、前記工
具マガジンの小径工具用工具交換位置で、前記工具マガ
ジンに保持されている小径工具用工具ホルダと前記親工
具に対して前記小径工具の受け渡しを行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
の一例を図1乃至図7を参照して説明する。図1及び図
2は、本発明の一実施形態に係る工作機械のATC(自
動工具交換装置)の概略構成を示す正面図及び側面図で
ある。
【0013】図1及び図2に示すように、MC(マシニ
ングセンタ)など工作機械に設けられたATC1は、工
具交換アーム(以下、交換アームと記載)2を介して、
工作機械の主軸(図示せず)と工具マガジン3との間
で、主軸に装着される通常の工具(標準工具)4、及び
主軸に親工具8を介して装着される小径工具5の工具交
換を行う。
【0014】工作機械の主軸頭(図示せず)には前記主
軸が回転自在に支持されており、主軸は、工具4、又は
小径工具5が装着された親工具8を着脱自在に装着して
主軸駆動モータにより回転駆動される。親工具8は、主
軸の工具装着部に着脱自在に装着されるツールシャンク
を有するとともに、小径工具5の小径ツールシャンクが
着脱自在に装着される小径工具装着部を有している。
【0015】親子工具7は、親工具8に小径工具5を装
着した状態で主軸に装着される。親子工具7では、親工
具8に対して小径工具5を適宜選択して工具交換できる
ようになっている。主軸には、工具4又は親子工具7
を、皿ばね,コイルばね等ばね部材とアンクランプ用シ
リンダとによりクランプ・アンクランプする公知の工具
クランプ・アンクランプ機構が内蔵されている。
【0016】主軸に対向する位置には、ワーク(工作
物)を取付けるためのテーブルがベッドに取付けられて
おり、主軸に対してテーブルが少なくとも直交座標系の
三軸方向に相対移動自在になっている。即ち、テーブ
ル,コラム及び主軸頭等を、NC装置(数値制御装置)
に制御されるサーボモータとボールねじとによって駆動
位置決め制御することにより、テーブル上のワークと、
主軸に装着された工具4又は小径工具5とを相対的に移
動させてワークを加工する。なお、駆動位置決め機構は
リニアモータ等であってもよい。
【0017】ATC1は、複数の工具を貯蔵する工具マ
ガジン3と、各工具を着脱自在に把持するとともに、主
軸と工具マガジン3に対して各工具の受け渡しを行うツ
インアームタイプの交換アーム2と、交換アーム2を工
具交換アーム旋回軸61の軸線Cまわりに所要角度で旋
回動作(矢印A)させるとともに工具交換アーム旋回軸
軸線C方向の所要位置に進退移動(矢印B)させる駆動
装置6と、工具交換アーム旋回軸61を旋回及び進退移
動自在に支持している交換アーム本体9とを備えてい
る。更に、ATC1は、交換アーム本体9を、主軸側工
具交換位置,待機位置S2,工具マガジン側工具交換位
置S1 に揺動させる公知の交換アーム本体揺動手段(図
示せず)を備えている。
【0018】工具マガジン3は、複数の工具4と、複数
の小径工具5を保持している小径工具保持手段としての
小径工具用工具ホルダ(以下、小径工具ホルダと記載)
22と、小径工具5を装着するための親工具8とを混在
して貯蔵している。工具マガジン3は、工具ポット又は
工具保持部材が連鎖状に設けられ、所定の軌道に沿って
連続的に移送可能なものであればよい。
【0019】工具呼び出し指令が出力された時、工具マ
ガジン3が、工具呼び出し指令に係る工具4,又は小径
工具5に対応する親工具8を工具交換用割出し位置(工
具交換位置)PA に割出し、また、工具呼び出し指令に
係る小径工具5を小径工具交換用割出し位置(小径工具
用工具交換位置)PB に割出すことにより、交換アーム
2は工具マガジン3に対して自動的に工具交換を行う動
作をする。
【0020】交換アーム2には、主軸の工具装着部に着
脱自在に装着されるツールシャンクを有する工具4の被
把持部(フランジのV溝部)4a及び親工具8の被把持
部(フランジのV溝部)8aを把持可能な工具用把持部
(第1の工具用把持部)10と、親工具8の小径工具装
着部33に装着されて親子工具7として使用され小径ツ
ールシャンクを有する小径工具5の被把持部(フランジ
のV溝部)5aを把持可能な小径工具用把持部(第2の
工具用把持部)11とが形成されている。
【0021】工具用把持部10は一対設けられ、交換ア
ーム2の長手方向の両外端部近傍にそれぞれ形成されて
いる。この一対の工具用把持部10は、交換アーム2の
長手方向に対して直角方向に開口するとともに弧状に形
成され、且つ工具交換アーム旋回軸軸線Cに対して対称
の位置に形成されている。工具用把持部10,10には
把持爪10a,10bがそれぞれ設けられており、工具
4と親工具8の把持、把持解除を公知の機構により行
う。即ち、交換アーム2が、原点位置より所定角度旋回
した旋回位置近傍で且つ後退位置に位置している時のみ
把持解除状態となり、他の位置では把持状態となる。
【0022】これにより、工具マガジン側工具交換位置
1 又は主軸側工具交換位置で、交換アーム2が工具交
換アーム旋回軸軸線Cまわりに旋回動作、及び工具交換
アーム旋回軸軸線C方向に進退移動動作などの工具交換
動作をすると、工具用把持部10が、工具交換用割出し
位置PA に位置している工具ポットに保持されている工
具、又は主軸の工具装着部に装着されている工具と、交
換アーム2が把持している工具とが工具交換される。
【0023】小径工具用把持部11は、片方の(図1の
下方の)工具用把持部10の背面側に一つ弧状に形成さ
れ、工具用把持部10の開口側とは反対側で且つ交換ア
ーム2の長手方向に対して直角方向に開口している。小
径工具用把持部11にも把持爪11aが設けられてお
り、把持、把持解除の公知の機構で小径工具5の把持を
行う。
【0024】そして、工具マガジン側工具交換位置S1
で交換アーム2が工具交換アーム旋回軸軸線Cまわりに
旋回動作し、また軸線C方向に進退移動動作することに
より、小径工具用把持部11が小径工具交換用割出し位
置PB に移動して、ここで親工具8又は小径工具ホルダ
22への小径工具5の着脱を行う。交換アーム2の駆動
装置6は、旋回駆動用サーボモータ20により交換アー
ム2を工具交換アーム旋回軸軸線Cまわりに旋回動作さ
せるとともに、進退駆動用サーボモータ21により交換
アーム2を工具交換アーム旋回軸軸線C方向に進退移動
させる。
【0025】進退移動する交換アーム2が位置決めされ
る後退位置Eは、工具用把持部10で把持した工具4や
親工具8等を工具マガジン3の工具ポット又は主軸に収
納又は被把持部との係合離脱を行う状態の位置である。
中間位置(第1の移動位置)Fは、小径工具ホルダ22
及び親工具8に装着されている小径工具5の被把持部5
aを小径工具用把持部11で把持して係合離脱させる位
置である。前進位置(第2の移動位置)Gは、工具4や
親工具8等を工具用把持部10で把持して工具マガジン
3の工具ポット又は主軸から離脱させた状態の位置であ
り、また、小径工具5を小径工具用把持部11で把持し
て小径工具ホルダ22及び親工具8から引き抜いた状態
の位置でもある。
【0026】さらに、駆動装置6は、主軸側工具交換位
置等で、交換アーム2を工具交換アーム旋回軸軸線Cま
わりに所要角度で旋回動作させ、且つ工具交換アーム旋
回軸軸線C方向の所要位置に進退移動させることによ
り、使用済み工具と指令工具との入れ替えを行ってい
る。工具マガジン3には、工具を収納するための複数の
工具ポット23,24,25が連鎖状に配列されてい
る。工具ポット23,24,25には、工具4,親工具
8,複数の小径工具5を保持する小径工具ホルダ22
が、それぞれ着脱自在に収納保持されている。小径工具
ホルダ22には、小径工具5を収納するための複数(例
えば、三つ)の小径工具装着口(小径工具装着部)27
が形成されている。
【0027】一つの小径工具ホルダ22の複数の小径工
具装着口27に着脱自在にそれぞれ収納された複数(例
えば、3個)の小径工具5は、工具ポットの回転中心O
1 に対して同一円周上に配列されている。工具マガジン
3は、歯車機構26を介してマガジン駆動用モータ26
aで駆動されて正逆方向に回転することにより、必要な
工具ポット,小径工具装着口27、即ち工具ポット,工
具4,小径工具装着口に保持されている小径工具5,又
は親工具8をそれぞれ割出す。
【0028】図3は、親工具8,小径工具5及び小径工
具ホルダ22の構造を示す図で、図中(A),(B)
は、親工具8及び小径工具ホルダ22の断面をそれぞれ
示している。工具4は、例えばワークの平面切削を行う
フェイスミル,中ぐり加工を行うボーリングバー等であ
り、テーパシャンク(ツールシャンク)が形成された工
具ホルダにフェイスミル等が取付けられている。これに
対して、図3(A)に示す親子工具7を構成する親工具
8と小径工具5のうち小径工具5は、例えば小径のドリ
ル,エンドミル,タップ等であり、小径工具用テーパシ
ャンク(小径ツールシャンク)5bが形成された小径工
具用工具ホルダ5cに取付けられている。
【0029】親工具8において、主軸に装着される工具
4のテーパシャンクと同一のテーパシャンク30aが形
成された工具ホルダ30の先端には、円形のベース31
に小径のスリーブ32が一体的に形成されている。スリ
ーブ32には、小径工具5用の小径工具用テーパシャン
ク5bを装着するためのテーパ状の小径工具装着部33
が形成されている。円形ベース31にはシリンダ34が
取付けられており、シリンダ34内には、スリーブ32
に嵌合する往復移動部材35が軸方向に摺動可能に挿入
されている。
【0030】スリーブ32の内方に設けられたボール3
6が、小径工具5の小径工具用テーパシャンク5bに形
成された溝部37と係合離脱可能になっており、図3
(A)は、小径工具5の溝部37が、スリーブ32のボ
ール36と係合したロック状態を示している。このロッ
ク状態を維持するために、往復移動部材35はばね38
で後方即ち工具ホルダ30のテーパシャンク30a側に
常時付勢されている。ロック状態を解放するために、往
復移動部材35を前方に移動させるべくシリンダ34に
は、エア供給部39から供給される圧縮空気を流すため
のポート40が形成されている。
【0031】したがって、小径工具5を親工具8から抜
き取るために、ポート40から圧縮空気が供給される
と、往復移動部材35がばね38の付勢力に抗して前方
に移動し、ボール36を往復移動部材35のボール穴3
5a側に収納して、ボール36とテーパシャンク5bの
溝部37との係合状態を解放する。往復移動部材35が
前方に移動した時、小径工具装着部33に装着されてい
る小径工具5の後方に通じる小孔41がスリーブ32に
形成されている。これにより、小孔41を通った圧縮空
気が小径工具5を前方に押し出すので、小径工具5は小
径工具装着部33からスムーズに抜き取られる。
【0032】図3(B)に示すように、小径工具保持手
段である小径工具ホルダ22では、テーパシャンクを形
成する工具ホルダ50にベース51が固着されている。
ベース51には、先端に小径工具用のテーパ状の小径工
具装着口27を有する3個のスリーブ52が、小径工具
用工具ポット25の移動方向に並んで固定されている。
スリーブ52の外周には、スリーブ52と同心のシリン
ダ34が取付けられている。なお、シリンダ34の内部
の構成は親工具8と同一であるので、同一符号を付して
その説明を省略する。
【0033】図4は、交換アーム2を駆動する駆動装置
6の内部構造を示す断面図である。図4に示すように、
旋回駆動用サーボモータ20と進退駆動用サーボモータ
21は、交換アーム本体9のケーシング60に取付けら
れている。交換アーム2は、工具交換アーム旋回軸61
に締結固定されている。工具交換アーム旋回軸61は、
工具交換アーム旋回軸軸心Cと同心のスリーブ62にス
プライン結合をしており、ベアリング63を介してケー
シング60に回動自在に且つ工具交換アーム旋回軸軸線
C方向に移動可能に取付けられている。これにより、工
具交換アーム旋回軸61は、スリーブ62の内方を矢印
Jに示すように工具交換アーム旋回軸軸線C方向即ち前
後方向に進退移動し、交換アーム2を旋回させる時には
スリーブ62と一体的に回動する。
【0034】スリーブ62は、減速歯車機構64を介し
て旋回駆動用サーボモータ20により回転駆動される。
工具交換アーム旋回軸61にはボールねじ65のナット
66が固定されている。ボールねじ65は、ケーシング
60に回転自在に軸支されており、歯車機構67を介し
て進退駆動用サーボモータ21により正逆方向に回転駆
動される。したがって、ボールねじ65が回転すると、
ナット66を介して工具交換アーム旋回軸61と交換ア
ーム2が矢印Jのように前後方向に往復移動する。
【0035】工具交換アーム旋回軸61の前後方向原点
位置を前後方向原点位置センサ68で検出するととも
に、この原点位置からの移動量をエンコーダで検出して
フィードバック制御することにより、交換アーム2の後
退位置E,中間位置F,前進位置Gの位置決めをしてい
る。これと同様に、スリーブ62の旋回方向原点位置を
旋回方向原点位置センサ69で検出するとともに、旋回
方向原点位置に対して回転した角度を制御することによ
り、交換アーム2の旋回方向の位置決めをしている。
【0036】なお、原点位置センサとエンコーダによっ
て移動位置,角度位置を検出・制御しているが、アブソ
リュートエンコーダで移動位置,角度位置を検出・制御
してもよい。さらに、移動位置,角度位置が所定以上行
き過ぎないようにOT(オーバトラベル)用センサを設
けてもよい。
【0037】旋回駆動用サーボモータ20,進退駆動用
サーボモータ21は、ステッピングモータ等の位置の制
御が可能な制御モータであってもよい。なお、特開平5
−11821号公報には、工具交換アームを旋回動作及
び前進後退させる技術思想が開示されているが、本実施
形態のように交換アームを複数の進退動作位置及び旋回
動作位置に移動させる構成は示されておらず、また、通
常の工具及び小径工具の工具交換に関する技術も開示さ
れていない。
【0038】次に、図5乃至図7を参照しながら本実施
形態の動作について説明する。図5は工具交換の手順を
示すフローチャート、図6は小径工具5を親工具8から
引き抜いて、小径工具5と親工具8を工具マガジン3に
返却収納する手順を示すフローチャート、図7は呼び出
し指令に係る小径工具5を親工具8に装着する手順を示
すフローチャートである。
【0039】本実施形態に係る自動工具交換方法は、待
機位置S2 より工具マガジン側工具交換位置S1 又は主
軸側工具交換位置に揺動した交換アーム2が、駆動装置
6の旋回駆動用サーボモータ20により工具交換アーム
旋回軸軸線Cまわりに所要角度で旋回動作するととも
に、進退駆動用サーボモータ21により工具交換アーム
旋回軸軸線C方向の所要位置に進退移動して行う。そし
て、工具4を工具交換する場合には、交換アーム2に形
成された工具用把持部10で工具4を把持する。
【0040】一方、親工具8に装着して親子工具7とし
て使用される小径工具5を工具交換する場合には、工具
マガジン側工具交換位置S1 において、小径工具ホルダ
22と親工具8とに対して小径工具5を着脱するため
に、交換アーム2に形成された小径工具用把持部11で
小径工具5を把持して行う。これにより、主軸と工具マ
ガジン3との間で、工具4、及び小径工具5が装着され
た親工具8の工具交換を一つの交換アーム2で行うよう
にしている。
【0041】交換アーム2は、待機位置S2 で待機して
いる時は、交換アーム原点位置である基準方向Dを向き
且つ後退位置E(又は、中間位置F)に位置して、MC
の加工動作の邪魔にならないように加工領域外(スプラ
ッシュガード外方)で待機している。この状態で、工具
が取付けられた主軸を主軸駆動モータにより回転駆動す
るとともに、テーブル,コラム及び主軸頭を、NC装置
に制御されるサーボモータとボールねじとによりX,
Y,Z軸方向に相対移動制御することにより、テーブル
上のワークを切削加工する。
【0042】この加工工程の後に次工具による加工があ
る場合には、ATC1により次加工用の工具に自動的に
工具交換する必要がある。そこで、図5に示すように、
所望の工具Tinを工具呼び出し位置S3 に呼び出して待
機させるべく、NC装置から工具Tinの工具呼び出し指
令が出力される(ステップ101)。
【0043】工具Tinの工具番号「in」(例えば、1
90,201,202)のうち、符号「i」は、工具マ
ガジン3に収納された各工具の番号又は各工具が収納さ
れている工具ポットの番号であり、例えば「19」,
「20」など二桁の数字で表されている。符号「n」
は、ある番号(例えば、「20」)の工具ポットにおい
て小径工具ホルダ22を介して装着される小径工具5の
番号で、例えば「1」,「2」,「3」など一桁の数字
で示されており、小径工具を有していない工具4の時に
は「0(ゼロ)」で示されている。
【0044】工具呼び出し指令により指令工具Tinが要
求されると、待機中の工具を工具マガジン3に返却収納
する。即ち、交換アーム本体9を待機位置S2 から工具
マガジン側工具交換位置S1に揺動させるとともに、マ
ガジン駆動用モータ26aを駆動して歯車機構26を介
して工具ポットを所要角度回転させて割出し動作をさせ
る。これにより、待機中の工具4又は親子工具7を返却
する工具ポット23又は24を工具交換用割出し位置
(工具交換位置)PA に呼出す(ステップ102)。
【0045】その後、交換アーム2の返却動作により、
交換アーム2の一方の工具用把持部10cにある工具4
又は親工具8を工具ポット23又は24に返却する(ス
テップ103)。即ち、進退駆動用サーボモータ21を
駆動して、交換アーム2を後退位置Eから前進位置Gま
で前進させた後、旋回駆動用サーボモータ20を駆動
し、交換アーム2を原点位置Dから第1の角度αだけ反
時計回りに旋回させて、交換アーム2に把持されている
工具4又は親子工具7を工具交換用割出し位置PA に位
置している工具ポット23又は24に一致させる。
【0046】次に、進退駆動用サーボモータ21を逆回
転させて交換アーム2を前進位置Gから後退位置Eに後
退させれば、工具4又は親子工具7は工具ポット23又
は24に装着収納される。そして、交換アーム2を旋回
駆動用サーボモータ20により第1の角度αだけ時計回
りに旋回させて原点位置に戻す。
【0047】次いで、待機中の工具が親子工具7か通常
の工具4かを判別する(ステップ104)。待機中の交
換アーム2の工具が親子工具7の場合には、交換アーム
2の小径工具返却動作により、小径工具5を親工具8か
ら引き抜き、小径工具5を小径工具ホルダ22に返却収
納する(ステップ105)。
【0048】図6は親子工具に関するステップ102と
103,及びステップ105の詳細な手順を示してい
る。図6に示すように、工具マガジン3の親工具返却用
の工具ポット24を工具交換用割出し位置PA に呼び出
す(ステップ201)。次に、進退駆動用サーボモータ
21を駆動することにより、交換アーム2が、後退位置
Eから前進位置Gまで前進した後、旋回駆動用サーボモ
ータ20により原点位置から反時計回りに第1の角度α
だけ旋回する(ステップ202)。この状態で、交換ア
ーム2が前進位置Gから後退位置Eまで後退することに
より、親子工具7は工具ポット24に収納される(ステ
ップ203)。その後、交換アーム2が時計回りに第1
の角度αだけ旋回して原点位置に戻り、交換アーム2が
親工具8より離脱する(ステップ204)。
【0049】次に、こうして収納した親子工具7を小径
工具交換用割出し位置PB に呼び出す(ステップ20
5)。交換アーム2が、後退位置Eから中間位置Fにま
で前進した後、時計回りに第2の角度βだけ旋回して、
親子工具7の小径工具5を小径工具用把持部11で把持
する(ステップ206)。小径工具5を把持した状態
で、エア供給部39から圧縮空気を供給しながら、交換
アーム2が中間位置Fから前進位置Gまで前進して、小
径工具5を親工具8から引き抜く(ステップ207)。
その後、工具マガジン3の割り出し動作の邪魔にならな
いように、交換アーム2が、反時計回りに第2の角度β
だけ旋回して原点位置に戻る(ステップ208)。
【0050】次いで、この小径工具5を返却するための
小径工具装着口27を有する小径工具ホルダ22を小径
工具交換用割出し位置PB に呼び出して、この小径工具
交換用割出し位置PB に前記小径工具装着口27を割出
す(ステップ209)。交換アーム2が時計回りに第2
の角度βだけ旋回した後、前進位置Gから中間位置Fま
で後退して、小径工具5を小径工具ホルダ22の小径工
具装着口27に装着収納する(ステップ210)。
【0051】交換アーム2を反時計回りに第2の角度β
だけ旋回して、交換アーム2を小径工具5より離脱させ
て原点位置に戻す(ステップ211)。その後、交換ア
ーム2を中間位置Fより後退位置Gに後退させれば、交
換アーム2は初期の状態に戻る(ステップ212)。こ
のようにして、小径工具5が小径工具ホルダ22に収納
保持されるとともに、親工具8が工具マガジン3の工具
ポット24に収納保持されてステップ105が終了す
る。この時、交換アーム2の小径工具用把持部11と両
方の工具用把持部10は空になっている。
【0052】次いで、指令工具Tinが通常の工具4か小
径工具5かを判別する(ステップ106)。指令工具T
inが工具4の場合には、工具マガジン3に貯蔵中で工具
呼び出し指令された工具Tinの工具ポットを工具交換用
割出し位置PA に呼び出す(ステップ107)。次に、
交換アーム2が、反時計回りに第1の角度αだけ旋回し
て、指令工具Tinを工具用把持部10で把持した後、後
退位置Eから前進位置Gまで前進して、指令工具Tinを
工具ポット23から引き抜く(ステップ108)。その
後、交換アーム2を時計回りに第1の角度αだけ旋回さ
せた後、前進位置Gより後退位置Eに移動させて初期状
態に戻す。交換アーム2の本体9を、工具マガジン側工
具交換位置S1 より待機位置S2 に揺動させて待機させ
る。こうして、工具Tinの工具呼び出し指令の実行が終
了する(ステップ109)。
【0053】一方、ステップ106で、指令工具Tinが
小径工具5の場合には、交換アーム2の動作により指令
小径工具Tinを小径工具ホルダ22より抜き出したのち
親工具8に装着して親子工具7にする(ステップ11
0)。
【0054】ステップ110の詳細な手順は図7に示さ
れている。図7に示すように、まず、工具マガジン3の
小径工具ホルダ22に保持されている指令小径工具Tin
を小径工具交換用割出し位置PB に呼び出す(ステップ
301)。そして、交換アーム2が、後退位置Eから中
間位置Fまで前進し、時計回りに第2の角度βだけ旋回
して、指令小径工具Tinを小径工具用把持部11で把持
する(ステップ302)。
【0055】指令小径工具Tinを把持した状態で、エア
供給部39から圧縮空気を供給しながら、交換アーム2
が中間位置Fから前進位置Gまで前進して、指令小径工
具Tinを小径工具ホルダ22から引き抜く(ステップ3
03)。次いで、交換アーム2が反時計回りに第2の角
度βだけまわって原点位置に旋回する(ステップ30
4)。
【0056】次に、工具マガジン3の工具ポットに保持
されている親工具8を小径工具交換用割出し位置PB
呼び出し(ステップ305)、交換アーム2が時計回り
に第2の角度βだけ旋回したのち前進位置Gから中間位
置Fまで後退して、把持している指令小径工具Tinを親
工具8に装着する(ステップ306)。その後、交換ア
ーム2は第2の角度βの旋回動作及び後退動作により初
期状態の原点位置に戻り(ステップ307)、中間位置
Fより後退位置Eに戻る(ステップ308)。これによ
り、指令小径工具Tinが工具マガジン3に親子工具7の
状態で保持されてステップ110が終了する。
【0057】次いで、図5に示すように、指令小径工具
Tinを有する親子工具7を工具交換用割出し位置PA
呼び出す(ステップ111)。こうして、親子工具7が
工具交換用割出し位置PA に呼び出された後、交換アー
ム2が、反時計回りに第1の角度αだけ旋回して親子工
具7の状態の親工具8を工具用把持部10で把持した
後、後退位置Eから前進位置Gまで前進することによ
り、親子工具7を工具ポット24から引き抜く(ステッ
プ112)。
【0058】その後、交換アーム2の旋回,後退動作に
より、指令小径工具Tinを有する親子工具7を交換アー
ム2が把持して初期位置に戻る。最後に、交換アーム本
体9を工具マガジン側工具交換位置S1 より待機位置S
2 に揺動させることにより、工具呼び出し指令の実行を
終了する(ステップ113)。このようにして、指令工
具Tinは、交換アーム2の一方の工具用把持部10に把
持されて待機位置S2 に待機し、工具呼び出し指令によ
る動作が完了する。
【0059】次に、工具交換指令M06が出力される
と、待機位置S2 に待機している交換アーム本体9を主
軸側工具交換位置に揺動させる。その後、交換アーム2
に把持された新工具と、主軸に装着されている旧工具と
の工具交換が、主軸側工具交換位置で実行される。
【0060】なお、この実施形態の説明では、工具交換
アームを工具マガジン位置と主軸位置との間を揺動して
工具を移送するものとしているが、工具マガジン位置と
中間工具交換位置との間で工具を移送する中間搬送アー
ム形式の工具交換アームであってもよい。また、工具マ
ガジンもマトリックス型工具マガジンであってもよい。
このマトリックス型工具マガジンの場合には、上下,左
右方向に工具交換アームを移送可能な構成とすればよ
い。要するに、工具マガジン位置において、工具(標準
工具),小径工具の工具交換動作が行えるものであれば
よい。
【0061】さらに、この実施形態の説明では、工具
(標準工具)と小径工具の判別をTコード指令で行って
いるが、その他の方法で判別してもよい。即ち、工具,
小径工具,親工具,小径工具ホルダにIDチップなど識
別部材を埋め込んでおき、工具マガジン,工具交換アー
ム等の所定の位置に設けられたID読み取りヘッドなど
識別読み取り手段で読み取る工具識別装置によって判別
するものであってもよい。要するに、工具と小径工具と
の識別を行える手段があればよい。
【0062】上述のように、本発明によれば、従来必要
としていた小径工具貯蔵用のサブ工具マガジンや小径工
具交換手段等を別途設けなくとも、工具及び小径工具の
工具交換ができる。したがって、工具マガジン全体を小
型化しATCの構成を簡略化して信頼性を向上させるこ
とができる。また、小径工具交換手段やその駆動源等を
別途設ける必要がないので、コストダウンが実現でき
る。
【0063】一つの工具ポットに小径工具ホルダ22を
介して複数(例えば、3個)の小径工具5を貯蔵できる
ので、工具マガジン3の工具ポットの数を増やさず、工
具マガジン3を大型化することなく、貯蔵可能工具本数
を増やすことができる。例えば、所定の数の工具ポット
を有する工具マガジン3を装備したATCにおいて、あ
と数本の収容能力があれば工具の段取り替えが削減又は
不要になるような場合に、本発明によれば、工具マガジ
ン3に貯蔵される工具本数が増えるので、前記段取り替
えの作業が省力化される。
【0064】このように、工具マガジン3のサイズを小
型化しながら、工具マガジン3の貯蔵可能工具本数を増
やして、工具の段取り替え回数を削減又はなくして、生
産性を向上させることができる。本発明では、通常の工
具4の工具交換動作と同一の動作をする駆動装置6で小
径工具5の工具交換ができるので、小径工具5の交換動
作のためのアクチュエータなど駆動装置が不要になり、
ATCの構成が簡略化し大きな経済的効果を発揮する。
【0065】交換アーム2を旋回駆動用サーボモータ2
0と進退駆動用サーボモータ21とにより駆動するの
で、第1,第2の角度α,βなど旋回方向,旋回及び進
退移動の速度,旋回及び進退移動の加速度,旋回位置,
前後方向の各位置E,F,Gなどに関する制御や変更が
容易に且つ高精度にできる。なお、各図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。
【0066】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、小
径工具を交換するための小径工具交換手段を別途設けな
くとも、主軸に装着される通常の工具及び小径工具の工
具交換が一つの工具交換アームでできることになり、構
成を簡略化して信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図7は本発明の一実施形態を示す図
で、図1は工作機械の自動工具交換装置の概略構成を示
す正面図である。
【図2】前記自動工具交換装置の概略構成を示す側面図
である。
【図3】工具の構造を示す図で、図中(A)は親工具の
断面を、図中(B)は小径工具ホルダの断面をそれぞれ
示している。
【図4】交換アームの駆動装置の内部構造を示す断面図
である。
【図5】本実施形態における工具交換の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】小径工具を親工具から引き抜いて、小径工具と
親工具を工具マガジンに返却収納する手順を示すフロー
チャートである。
【図7】指令小径工具を親工具に装着する手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 自動工具交換装置 2 工具交換アーム 3 工具マガジン 4 工具 4a 被把持部 5 小径工具 5a 被把持部 5b 小径工具用テーパシャンク(小径ツールシャン
ク) 6 駆動装置 7 親子工具 8 親工具 8a 被把持部 10 工具用把持部(第1の工具用把持部) 11 小径工具用把持部(第2の工具用把持部) 20 旋回駆動用サーボモータ 21 進退駆動用サーボモータ 22 小径工具用工具ホルダ 30a テーパシャンク(ツールシャンク) 33 小径工具装着部 61 工具交換アーム旋回軸 C 軸線 E 後退位置(所要位置) F 中間位置(第1の移動位置) G 前進位置(第2の移動位置) PA 工具交換用割出し位置(工具交換位置) PB 小径工具交換用割出し位置(小径工具用工具交
換位置) α 第1の角度(所要角度) β 第2の角度(所要角度)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具交換アームが駆動装置により工具交
    換アーム旋回軸の軸線のまわりに所要角度で旋回動作す
    るとともに、前記工具交換アーム旋回軸軸線方向に進退
    移動し、 工作機械の主軸の工具装着部に着脱自在に装着されるツ
    ールシャンクが形成されている工具を工具交換する時に
    は、前記工具交換アームに形成された工具用把持部で前
    記工具の被把持部を把持し、 前記工具と同一のツールシャンクが形成されている親工
    具に、前記ツールシャンクより小径の小径ツールシャン
    クを着脱自在に装着する小径工具装着部を形成し、 前記小径ツールシャンクが形成されている小径工具を前
    記親工具の前記小径工具装着部に着脱自在に装着する時
    には、前記工具交換アームに形成されている小径工具用
    把持部で前記小径工具の被把持部を把持することによ
    り、 前記工具及び前記小径工具の工具交換を一つの前記工具
    交換アームで行えるようにしたことを特徴とする工作機
    械の自動工具交換方法。
  2. 【請求項2】 工具交換アームを介して工作機械の主軸
    と工具マガジンとの間で工具及び小径工具の工具交換を
    行う工作機械の自動工具交換装置であって、 前記工具交換アームは、駆動装置により工具交換アーム
    旋回軸の軸線のまわりに所要角度で旋回動作するととも
    に、前記工具交換アーム旋回軸軸線方向に進退移動し、 前記工具交換アームには、 前記主軸の工具装着部に着脱自在に装着されるツールシ
    ャンクが形成されている前記工具の被把持部及び前記工
    具と同一のツールシャンクが形成されている親工具の被
    把持部を把持可能な第1の工具用把持部と、 前記親工具の小径工具装着部に装着されて親子工具とし
    て使用され、前記親工具の前記ツールシャンクより小径
    の小径ツールシャンクが形成されている前記小径工具の
    被把持部を把持可能な第2の工具用把持部とが形成され
    ていることを特徴とする工作機械の自動工具交換装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置の旋回駆動用サーボモータ
    により前記工具交換アームを旋回方向原点位置より第1
    の角度で旋回動作させるとともに、前記駆動装置の進退
    駆動用サーボモータにより前後方向原点位置と第1の移
    動位置との間を進退移動させて、前記工具マガジンの工
    具交換位置で、前記工具マガジンに対して前記工具及び
    前記親工具のいずれか一方の受け渡しを行い、 前記旋回駆動用サーボモータにより前記工具交換アーム
    を前記旋回方向原点位置より第2の角度で旋回動作させ
    るとともに、前記進退駆動用サーボモータにより前記第
    1の移動位置と第2の移動位置との間を進退移動させ
    て、前記工具マガジンの小径工具用工具交換位置で、前
    記工具マガジンに保持されている小径工具用工具ホルダ
    と前記親工具に対して前記小径工具の受け渡しを行うこ
    とを特徴とする請求項2に記載の工作機械の自動工具交
    換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002144184A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Daishowa Seiki Co Ltd 工作機械の加工部側作動空気制御装置
CN105473279A (zh) * 2013-09-13 2016-04-06 小松Ntc株式会社 工具库装置和机床
JP2024065332A (ja) * 2022-10-31 2024-05-15 Dmg森精機株式会社 工具管理装置および自動搬送機

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