JPH1058341A - ねじの締付け制御方法 - Google Patents
ねじの締付け制御方法Info
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- JPH1058341A JPH1058341A JP21364496A JP21364496A JPH1058341A JP H1058341 A JPH1058341 A JP H1058341A JP 21364496 A JP21364496 A JP 21364496A JP 21364496 A JP21364496 A JP 21364496A JP H1058341 A JPH1058341 A JP H1058341A
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Abstract
く推定着座点を求め、これに基づいてねじを回転させる
ことにより、確実に目標締結力に到達するようにしたね
じの締付け制御方法を提供する。 【解決手段】 ねじ部を所定のトルク値Tで締付けらて
トルクレートを求め、当該トルクレートから推定着座点
θ1 を演算し、これを利用してねじの締付けを行なうね
じの締付け制御方法において、前記推定着座点θ1 の位
置を、ねじ面に夾雑物が存在することによりトルク値が
変動する点を考慮して補正し、この補正された推定着座
点を基準としてねじの締付けを行なうようにしことを特
徴とする。
Description
締付けたときの締め付け精度を高めることができるねじ
の締付け制御方法に関する。
締結体に締付けるときの締結力を制御する方法として
は、トルク締付け法と回転角締付け法がある。
じを被締結体に締付けるとき、締付けトルクの大きさと
軸力とが比例する性質を利用して、締付け軸力を締付け
時のトルクにより管理する方法である。ここにおいて、
ねじの締結力とトルクとの関係は、下記式(1)により
表される。
で、締結力のバラツキには影響はないが、「トルク」
は、座面とねじ面との摩擦係数に影響されるので、この
トルクが変動するとねじによる締結力は、バラツキが大
きく、信頼性に乏しいものとなる。
じを被締結体に締付けるとき、ボルトやナット等のねじ
が締付けトルクにより回転する角度が締付け軸力に比例
する性質を利用して、締付け軸力を締付け時の回転角度
により管理する方法である。ここにおいて、ねじの締結
力と回転角度との関係は、下記式(2)により表され
る。
ことができれば、バラツキの原因は、ねじのばね定数の
バラツキだけとなる。一般に、このねじのばね定数のバ
ラツキは、小さいので、精度の高い締結力の制御が可能
である。
うとしたねじの締付け制御方法が提案されている(例え
ば、特開昭62−102,978号公報参照)。
を実測し、この実測トルクカーブからトルクが零となる
点である推定着座点を求め、当該推定着座点を基準とし
て所定回転角度だけねじを回転させ、締付けを行なうよ
うにしたものである。
付けた後に、所定の回転角度だけ締付け、当該回転角度
だけ締付け完了した時点の第2トルク値と前記第1トル
ク値とからトルクレートを求め、当該トルクレートから
推定着座点を演算し、推定着座点から所定の回転角度だ
け回転させてねじの締付けを行なうようにしたものであ
る。
は、図10に示すように、トルクは、締付け角度が増加
してもスナグトルクに達するまではあまり変化せず、ス
ナグトルクに達するとほぼ直線的に急激に増加するとい
うトルクカーブとなる。また、被締結体に締付ける締結
力もほぼ同様のカーブとなる。
し、トルクが零の横軸と交差する点である推定着座点を
求めると、当該推定着座点は、図11に示すように、ト
ルクカーブと締結力のカーブの原点はほぼ一致するの
で、ねじの着座点も正確に推定することができ、前述し
たねじの締付け制御方法によりねじ締めしても、精度の
よい締付けが可能となる。
基準としてねじを締付けたときのねじの回動量を「ねじ
の回転角度」若しくは「回転角度」と称し、また、ナッ
トがボルトに螺合された時点からの回動量を「ねじの締
付け角度」若しくは「締付け角度」と称することとす
る。
等に切り粉などの夾雑物が存在していると、締付け時に
これが噛み込むことになるので、初期フリクションの増
大によりトルクカーブは、図12に示すように、当初か
ら比較的大きな異常トルクが生じ、着座した後にさらに
トルクが増大する。一方、締結力は、トルクの発生に遅
れて生じる。
のように、実測トルクカーブからトルクが零となる点で
ある推定着座点を求めると、図13に示すように、当該
推定着座点と、締結力が零となる点つまりねじ締めが開
始される点とはずれることになり、この推定着座点を基
準として所定の回転角度だけ回転させると、目標締結力
に到達する前に締付けが完了し、締結力不足が発生する
という不具合がある。
解決するためになされたものであり、ねじ面等に夾雑物
が存在していても、精度よく推定着座点を求め、これに
基づいてねじを回転させることにより、確実に目標締結
力に到達するようにしたねじの締付け制御方法を提供す
ることを目的とする。
係るねじの締付け制御方法は、締付完了時に所定の目標
回転角度となるように構成されたねじ部が所定の第1ト
ルク値まで締付けられた時点のトルク値と、当該第1ト
ルク値からさらに前記目標回転角度の数分の1の第1回
転角度だけ締付けた時点の第2トルク値を測定し、前記
第1トルク値及び第2トルク値と回転角度とから実測ト
ルクカーブのトルクレートを求め、当該トルクレートか
ら推定着座点を演算し、当該推定着座点に基づきねじの
締付けを行なうようにしたねじの締付け制御方法におい
て、前記ねじ部に加えられる締付け回転角度に対するト
ルク値を記憶し、当該実測トルクカーブ中にトルク値の
異常な部分があれば、この異常な部分でのトルク値変動
分を、前記第1回転角度からさらに第2回転角度だけ締
付けた時点のトルク値より引く演算を行ない、得られた
トルク値から前記トルクレートに基づき前記推定着座点
を補正した補正着座点を求め、当該補正着座点を基準と
してねじの締付けを行なうようにしたことを特徴とす
る。
在することにより生じるトルク値の変動を考慮して推定
着座点を補正し、この補正着座点に基づいてねじを回転
させることになるので、確実に精度よく目標締結力に到
達できる。
制御方法では、前記補正着座点は、スナグトルクに至る
までにトルク値に異常があると、前記記憶されたトルク
値から前記推定着座点での第3トルク値を抽出し、前記
第1回転角度からさらに所定の第2回転角度まで締付け
た時点の第4トルク値から前記第3トルク値を差し引
き、得られた第5トルク値から前記トルクレートに基づ
き求めるようにしたことを特徴とする。
夾雑物が噛込み、初期フリクションの増大によりトルク
値が増大しても、この増大したトルク値を考慮して第2
推定着座点を求めるようにしたので、着座点は正確に推
定することができ、この正確な第2推定着座点に基づい
てねじの締付けを行なうと、夾雑物の噛込み等に影響を
受けることなく、被締結体にねじを締め付け精度良く締
付けることができる。
制御方法は、前記補正着座点を基準とするねじ部の締付
けは、前記第2回転角度だけ締付けた時点での締付け角
度から補正着座点の締付け角度の差を求め、当該差と前
記目標回転角度との差分だけねじの締付けを行なうよう
にした特徴とする。
かな回転角度でねじを締付ければ良く、所望の目標回転
角度に簡単に到達することができる。
値をスナグトルクのトルク値としたことを特徴とする。
の種類によってその値が異なるが、同一種類のものであ
れば必ず一定の値になるという性質がある。このような
正確な点を1つの基準にすれば、トルクレートを求める
ときの作業が簡便になるのみでなく、精度も向上する。
制御方法では、前記補正着座点は、トルクカーブの不連
続点でのトルク値変動分の和を求め、前記第1回転角度
からさらに所定の第2回転角度まで締付け、当該第2回
転角度だけ締付け完了した時点の第4トルク値から、前
記変動分の和を引く演算を行ない、得られた第5トルク
値から前記トルクレートにより求めるようにしたことを
特徴とする。
付け初期に噛み込み、その後外れたときでも、トルクカ
ーブが不連続になる点を利用して、この不連続点でのト
ルクの落差を考慮して補正着座点を求めることができ、
当該補正着座点を正確に推定でき、ねじ締めの締付け締
結力も精度のよいものとなる。
終締結力を計算し、目標締結力より小さい時には作業者
に伝えるようにしたことを特徴とする。
クトエネルギが変化し、ねじの締付けが不完全な状態で
終了していることを作業者が知ることができ、ねじ締め
装置の劣化を検知でき、不完全なねじ締めを未然に防止
することができる。
点に基づいてねじを回転させることになるので、確実に
精度よく目標締結力に到達できる。
当初にトルク値が異常に増大しても、この増大したトル
ク値を考慮して補正着座点を求めるので、正確な着座点
に基づいてねじの締付けを行なうことができ、ねじの締
め付け精度が向上する。補正着座点を基準としてねじ締
めするとき、現時点の締付け角度から不足する回転角度
分のみねじを締付けるようにしたので、ねじ締付け完了
が極めて速やかとなり、ねじの締め付け精度が向上す
る。
時点から僅かな回転角度でねじを締付ければ良く、所望
の目標回転角度に簡単に到達することができる。
値をスナグトルクのトルク値としたので、トルクレート
を簡便に求めることができ、精度も向上する。
当初に噛み込んでいた夾雑物が、その後外れたときで
も、正確に推定着座点を求めることができ、ねじ締めの
締付け締結力が精度のよいものとなる。
置のインパクトエネルギが変化することにより、ねじの
最終締結力が目標締結力に達しないと、ねじの締付けが
不完全な状態で終了していることになるので、これを作
業者が知らしめると、ねじ締め装置の劣化も検知でき、
不完全なねじの締めを未然に防止し、装置の劣化等も知
ることができる。
を参照して説明する。図1は本発明に係るねじの締付け
制御方法の実施の形態1の概略を示すブロック図、図2
は同実施の形態1の締付け時にねじ面等に夾雑物が噛込
んだときの推定着座点を求める方法を示す説明図、図
3,4は同実施の形態1のフローチャート、図5は同実
施の形態1と従来技術との比較を示す表である。なお、
以下の説明ないし図面中において、図10〜13に示す
部材と共通する部材には同一符号を付している。
界内でねじ締めは、図1に示すようなねじ締め装置によ
り、ボルトvまたはナットn(ねじ部)にインパクトエ
ネルギを加えることにより行われる。当該ねじ締め装置
は、鉄板等の被締結体Wに取付けられているボルトvに
ナットnを所定の締付けトルクで締付ける締結部10
と、この締結部10の上部に設けられたねじ締め装置の
本体11と、当該本体11と締結部10との間に配置さ
れ、ねじ部が前記締結部10に接触した後、つまり着座
後のねじ部の回転角を測定する回転角検出器12とから
構成されている。
源とするモータMと、このモータMの回転力をパルス状
のトルクに変換するトルク発生器13とを有し、当該ト
ルク発生器13のトルクを出力軸14に伝達するように
なっている。
ング15に回転自在に支持されたソケット16と連結さ
れ、当該出力軸14の回転によりソケット16を回転
し、ソケット16に嵌合されたナットnをボルトvに螺
合するようになっている。
回転を検知することにより測定している。つまり、ソケ
ット16の回転がロータリエンコーダのコード・ホイー
ル17に伝達され、このコード・ホイール17の回転を
ロータリ・エンコーダの検出ヘッド18が検知すること
により測定している。
は、制御部19により処理される。制御部19は、回転
角検出器12からの信号を入力として回転角信号をつく
る回転角検出手段20と、前記トルク検出器21からの
信号を入力としてトルクを検出するトルク検出手段22
と、このトルク検出手段22及び回転角検出手段20か
らの信号がそれぞれ入力される記憶手段23と、この記
憶手段23からの信号に基づいて推定着座点を補正する
とともに現在の締付角度から残りの締付角度を求めて、
前記モータMにインパクト発生用の信号を出力する補正
演算手段24とから構成されている。
する場合に、ねじ面等に切り粉などの夾雑物が存在して
いると、前述した図12に示すように、初期フリクショ
ンの増大によりねじ締め開始当初から異常トルクが生じ
る実測トルクカーブとなり、この実測トルクカーブから
トルクが零となる点、つまり推定着座点を求めると、当
該推定着座点と締結力が零となるねじ締め開始点とがず
れることになる。
ーブから推定着座点θ1 を求めた後に、この推定着座点
θ1 から異常トルクを考慮にいれて補正着座点θ2 を求
め、当該補正着座点θ2 を基準としてねじの締付けを行
なうようにしている。
明する。目標回転角度θの設定等 ねじ締め装置によりねじを締付ける場合には、事前に目
標回転角度θ等を設定する。通常、ねじ部の形状や材
質、締結部の材質や形状から目標締結力が定められ、こ
の目標締結力から目標回転角度θが決定される。この目
標回転角度θは、着座点から回転を開始し目標締結力が
得られるまでの角度である。
は、まず、図3のステップS1において、当該目標回転
角度θを設定する。
が一定になる角度である前記目標回転角度θの約1/3
程度の回転角度を設定し、後述するトルクレートを求め
る範囲を決定する。
は、図10に示した正常なねじを締付けるときとは明ら
かに相違し、図2に破線で示すように、回転角度の増大
にともなっても直線的には増大せず、急激に増大した後
に、スナグトルクに達するまでは、やや変動しつつ僅か
に増大するので、このトルク変動により夾雑物が存在し
ている状態か否かをチェックするために、また後述する
種々のトルク値を抽出するために、ステップS3で、モ
ータMによりソケット16を回転し、ねじの締付け、つ
まりねじの回転をスタートする。
と回転角度を一定時間間隔(例えば、2msec毎)で
記憶あるいは記録する。つまり、着座後のねじ部の回転
角度を測定する回転角検出器12からの信号が入力され
る回転角検出手段20によって回転角信号を作り、トル
ク検出器21からの信号が入力されるトルク検出手段2
2によってトルク信号を作って、これら両信号を締付け
動作中記憶手段23により記憶あるいは記録する。
に達したか否かを判断する。この第1トルク値T1 は、
基準となるトルク値であれば、どのような値であっても
良いが、好ましくは、例えば、スナグトルクTs を使用
することである。このスナグトルクTs は、前述したよ
うにねじによって一定の値になることから、この値を1
つの基準にすれば、後述するトルクレートを求めるとき
の作業が簡便になるのみでなく、精度も向上することに
なるので、好ましい。
で、第1トルク値T1 が所定の閾値より大きいか否かを
判断するような手段を設けると、夾雑物が噛み込んだ状
態か否かが判断でき、不完全なねじ締めを未然に防止す
ることも可能である。
求める。推定着座点θ1 を求めるに当たっては、まずト
ルクレートを求める。トルクレートは、トルクカーブの
ほぼ直線的な部分の勾配であるので、トルクカーブ上の
2点を決定して求めることもできるが、図示するように
トルク値は、所定の幅で変動しつつ増大するので、最小
二乗法により回帰直線を求め、この回帰直線の勾配をト
ルクレートとしている。本実施の形態では、所定の回転
角度範囲内で、回転角度と当該回転角度に対応するトル
ク値を少なくとも3点抽出し、最小二乗法よりトルクレ
ートを求めている。
施の形態では、θ/3を設定しているが、この角度範囲
は、回帰直線を求めるためのデータを得るためのもので
あるため、どのような値であっても良く、θ/3に限定
されるものではない。
トルク値T1 の時点の回転角度θsから第1の回転角度
θ/3まで進んだか否かを判断し、「Yes」であれ
ば、ステップS7において、このときのトルク値T
2 や、前記スナグトルクTs である第1トルク値T1 あ
るいはこれらの中間点のトルク値等に基づき、回転角度
データを考慮し、回帰直線Aを最小二乗法により求め、
トルクレートを決定する。
帰直線と横軸と交差する点、つまり当該回帰直線上でト
ルク値が零となる点の回転角度を演算により求めると、
この回転角度が推定着座点θ1 となる。
を基準としてねじ締めを行なう。まず、この補正着座点
θ2 を求めるに当たっては、まず、ステップS9で、前
記推定着座点θ1 においてねじ部に加えられたトルク値
を抽出する。このトルク値は、第3トルク値T3 であ
る。
1 の時点の回転角度θs から第2の回転角度2θ/3ま
で進んだか否かを判断する。つまり、前記第1の回転角
度θ/3からさらに所定の回転角度、例えばθ/3だけ
締付ける。つまり、着座した時点からの回転角度は、2
θ/3となる。この締付けにより得られるトルク値を第
4トルク値T4 とする。
ク値T4 から第3トルク値T3 を差し引く演算を行な
い、得られたトルク値を第5トルク値T5 とする。
から前記ステップS7において求めたトルクレートによ
り補正着座点θ2 を求める。つまり、第5トルク値T5
の点から前記回帰直線Aと平行な直線B(図中破線で示
す)を求め、この直線Bと横軸と交差する点、つまり当
該直線B上でトルク値が零となる点の回転角度を演算に
より求めると、この回転角度が補正着座点θ2 となる。
等に夾雑物が噛込み、初期フリクションの増大によりト
ルク値が増大した分を差し引くことにより求めた着座点
となる。このため、補正着座点θ2 を基準として所定の
回転角度だけねじの締付けを行なうと、所望の締結力が
得られることになる。
3で、現在の締付け角度K1 を抽出し、当該締付け角度
K1 から補正着座点θ2 の締付け角度K2 の差K3 を求
め、当該差K3 と前記目標回転角度(θ)との差Xを求
めている。
終締付け角度θe を求め、ステップS15で、締付けが
この最終締付け角度θe に達したか否かを判断する。
断されると、締付完了となるが、好ましくは、ステップ
S16で、締付完了時点での最終締結力を測定し、当該
最終締結力が目標締結力Cより大きいか否かを判断す
る。等しいか大きい場合には、所望の締結力が得られた
として、ステップS17で締付けを完了し、小さい時に
はステップS18で作業者に当該ねじ部材は締付け不良
であるというNGを出力する。これにより作業者は、当
該ねじ部が所定の締結力で締め付けられたか否かを判断
でき、不良締付けのねじ部の発生を確実に低減すること
ができる。
た従来のねじ締め制御方法で行なったねじ部の締結力と
比較すれば、図5に示す表のような結果が得られた。こ
の表では、目標回転角度θを100度とし、目標締結力
を5KNとしたものである。この表から明らかなよう
に、上記実施の形態による方法は、従来のものに比し、
極めて目標締結力に近い値が得られ、その標準偏差もほ
ぼ半分程度となったことが分かる。
実施の形態2について説明する。図6は夾雑物が噛み込
み外れたときのトルクと締結力の状態を示す説明図、図
7は本発明の実施の形態2の概略を示す説明図、図8,
9は同実施の形態2のフローチャートである。なお、ス
テップ31〜40までは、前述した実施の形態1と同様
であるため、説明は省略する。
付け初期に噛み込み、その後外れたときでも、補正着座
点を正確に推定し、ねじ締めの締付け締結力を精度のよ
いものとしたものである。
み、その後外れると、図6に示すように、トルクカーブ
が不連続になる。この場合、通常トルク値は、噛み込み
時に上昇し、外れると下がることになるが、補正着座点
θ2 を求めるときに、この不連続点でのトルクの変動分
ΔTを考慮すれば、補正着座点θ2 は、正確に推定でき
る。
からトルク値を測定しているときに、トルク値に不連続
点が複数箇所存在し、これら各不連続点でのトルクの変
動分がΔT1 、ΔT2 であったとする。ただし、これら
トルクの変動分は、増加したものを「+」、減少したも
のを「−」とし、これらの総和を求めたとき、トルクの
変動分ΔTとなったとする。
おいてねじ部に加えられたトルク値を抽出する必要がな
いため、前記ステップ9に相当するものはないが、他の
ステップ31〜40までは、先の実施の形態1と同様で
ある。
θ1 を求めた後に、着座した時点から2θ/3の回転角
度となると、ステップ41において、トルク値に不連続
点があるか否かの判断を行なう。このトルク値に不連続
点がある場合には、ステップ42において、複数あるか
否かの判断を行なう。
いて、不連続点前のトルク値から不連続点後のトルク値
を引き、その差を求め、トルク値の変動分ΔTとする。
不連続点が複数あれば、ステップ44において、トルク
値の差を相互に加えることによりトルク値の変動分ΔT
を求める。
ク値T4 から前記トルク値の変動分ΔTを引く演算を行
ない、ステップ47において、得られた第5トルク値T
5 からトルクレートにより補正着座点θ2 を求める。以
後、補正着座点θ2 を基準としてねじ締めを行なうなど
の操作であるステップ48〜53は、前記実施の形態1
と同様であるため説明は省略する。
は、ステップ45で変動分ΔTが零としてステップ46
〜53の処理を行えばよい。
に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において
種々改変することができる。例えば、前記実施の形態2
では、ねじの締付け状態を継続しつつトルクを測定し記
憶ないし記録するものであるが、予め予備的にねじ部に
トルクをかけ、開始から締付け完了までトルク値を測定
した後に、当該トルク値に不連続点が存在すれば、補正
着座点θ2 を求めるようにしてもよい。
図である。
物が噛込んだときの推定着座点を求める方法を示す説明
図である。
である。
と締結力の状態を示す説明図である。
ある。
と締結力を示す説明図である。
ときの説明図である。
明図である。
きの説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 締付完了時に所定の目標回転角度(θ)
となるように構成されたねじ部(n,v)が所定の第1
トルク値(T1 )まで締付けられた時点のトルク値と、
当該第1トルク値(T1 )からさらに前記目標回転角度
(θ)の数分の1の第1回転角度(θ/3)だけ締付け
た時点の第2トルク値(T2 )を測定し、前記第1トル
ク値(T1 )及び第2トルク値(T2 )と回転角度とか
ら実測トルクカーブのトルクレートを求め、当該トルク
レートから推定着座点(θ1 )を演算し、当該推定着座
点(θ1 )に基づきねじの締付けを行なうようにしたね
じの締付け制御方法において、前記ねじ部(n,v)に
加えられる締付け回転角度に対するトルク値を記憶し、
当該実測トルクカーブ中にトルク値の異常な部分があれ
ば、この異常な部分でのトルク値変動分(ΔT)を、前
記第1回転角度(θ/3)からさらに第2回転角度(2
θ/3)だけ締付けた時点のトルク値(T4 )より引く
演算を行ない、得られたトルク値(T5 )から前記トル
クレートに基づき前記推定着座点(θ1 )を補正した補
正着座点(θ2 )を求め、当該補正着座点(θ2 )を基
準としてねじの締付けを行なうようにしたことを特徴と
するねじの締付け制御方法。 - 【請求項2】 前記補正着座点(θ2 )は、スナグトル
ク(Ts )に至るまでにトルク値に異常があると、前記
記憶されたトルク値から前記推定着座点(θ1 )での第
3トルク値(T3 )を抽出し、前記第1回転角度(θ/
3)からさらに所定の第2回転角度(2θ/3)まで締
付けた時点の第4トルク値(T4 )から前記第3トルク
値(T3 )を差し引き、得られた第5トルク値(T5 )
から前記トルクレートに基づき求めるようにしたことを
特徴とする請求項1に記載のねじの締付け制御方法。 - 【請求項3】 前記補正着座点(θ2 )を基準とするね
じ部(n,v)の締付けは、前記第2回転角度(2θ/
3)だけ締付けた時点での締付け角度から補正着座点
(θ2 )の締付け角度の差を求め、当該差と前記目標回
転角度(θ)との差分だけねじの締付けを行なうように
した特徴とする請求項1又は2に記載のねじの締付け制
御方法。 - 【請求項4】 前記第1トルク値(T1 )は、スナグト
ルク(Ts )のトルク値としたことを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載のねじの締付け制御方法。 - 【請求項5】 前記補正着座点(θ2 )は、トルクカー
ブの不連続点でのトルク値変動分(ΔT)の和を求め、
前記第1回転角度(θ1 )からさらに所定の第2回転角
度(θ2 )まで締付け、当該第2回転角度(θ2 )だけ
締付け完了した時点の第4トルク値(T4 )から、前記
変動分(ΔT)の和を引く演算を行ない、得られた第5
トルク値(T5 )から前記トルクレートにより求めるよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載のねじの締付
け制御方法。 - 【請求項6】 締付完了時の最終締結力を測定し、目標
締結力(C)より小さい時には作業者に伝えるようにし
たことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のね
じの締付け制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21364496A JP3637688B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ねじの締付け制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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1996
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