JPH1058499A - 射出成形装置 - Google Patents
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Abstract
し、多数のキャビティに溶融物を同時に射出できる金型
構造を提供する。 【解決手段】 ノズルマニホルド10は、熱膨張により
溶融物流路の分岐がスライドした場合に、ノズルの中央
溶融物孔と前記分岐が正確に同軸となるように製造され
る。センタマニホルド12および2つのコネクタマニホ
ルド14は中心軸に沿って延び、各コネクタマニホルド
14はセンタ軸からオフセットして配置されたノズルマ
ニホルド10の各対の間に位置する。コネクタブッシュ
30は、各コネクタマニホルド14を、センタマニホル
ド10の後方および各ノズルマニホルド10の側方にス
ライド自在に接続する。コネクタブッシュ30は、十分
にスライドして熱膨張および収縮に対する十分な補償を
提供する。
Description
形装置に関し、より詳しくは、冷却される金型内で同一
平面上に取り付けられた加熱センタマニホルドと4つ以
上の加熱ノズルマニホルドとの間で延びて、熱膨張およ
び収縮によって動き若しくはそれを補償する、一対の加
熱コネクタマニホルドに関する。
る、間隔を置いて配置された数多くのノズルによって数
多くのキャビティー内に同時に溶融物を射出する技術
は、射出成型の分野において良く知られている。溶融物
の流路はノズルマニホルド内において分岐するととも
に、各分岐は一つのノズルを貫通する溶融物孔に連通す
る。ノズルは冷却される金型内で所定の場所に固定され
るので、加熱ノズルマニホルドの熱膨張および収縮は、
ノズルの後部を横切る方向の加熱ノズルマニホルドのス
ライドを生じさせる。特に射出成型システムは高温高圧
状態となるので、溶融物流路の各分岐をノズルを貫通す
る溶融物孔に対して同軸とすることは非常に重要であ
る。したがって、各ノズル位置における移動量が予め計
算されるとともに、溶融物流路の分岐は、動作温度に達
したときにスライドしてノズルの溶融物孔とぴたりと同
軸となるように、その寸法は正確に定められなければな
らない。このような従来技術は、小型の射出成型システ
ムには受け入れ可能であるが、さらに大型のマニホルド
システムが必要とする大きなスライド距離をノズルマニ
ホルドに提供することは、より困難である。
出成型システムに対する需要が増しつつある。1988
年8月2日にGellertに発行された米国特許第
4,761,343号に見られるように、橋渡しマニホ
ルドを有した数多くの支持ノズルマニホルドによって相
互に接続することにより、キャビティーの数を増やす技
術が知られている。増加する熱膨張および収縮に対する
ゆとりは、支持マニホルドの上部を横切ってスライドす
る橋渡しマニホルドによってもたらされる。しかしなが
ら、この橋渡し構造は、支持マニホルドおよび橋渡しマ
ニホルドが2つの異なる平面内で延びなければならない
ので、最小の金型高さを必要とするスタックモールドの
ようないくつかの用途には適用することができない。ま
た、この構造は、橋渡しマニホルド内の溶融物流路の分
岐がスライドし、支持マニホルド内の溶融物流路と同軸
とならなければならない。この結果、熱膨張に対するゆ
とりはあるものの、熱膨張による寸法変化が吸収される
という意味において、熱膨張に対する真の補償は存在し
ない。
発行された米国特許第4,219,323号は、接続リ
ンクによって相互に接続された2つの加熱ノズルマニホ
ルドを開示している。この技術は、ノズルマニホルドお
よび接続リンクがすべて同一平面内で延びるとともに、
接続リンクが熱膨張を吸収するという利点を有してい
る。しかしながら、この技術は、相互に接続できるのは
2つのノズルマニホルドのみであるということ、及び作
動時の高温および高圧状態で溶融物が漏出することを防
止するために、膨張張スロットをカバーするブッシュを
接続リンク内に必要とするという問題点を有している。
は、熱膨張および収縮を補償するために加熱センタマニ
ホルドと少くとも4つの加熱ノズルマニホルドとの間で
同一平面内に延びる加熱コネクタマニホルドを有した射
出成形装置を提供することにより、従来技術の不利益を
少なくとも部分的に克服することにある。
つの観点において、金型内に取り付けられた加熱される
センタマニホルドと複数の加熱されるノズルマニホルド
を備えるとともに、センタマニホルドの中央注入口から
各ノズルマニホルドに設けられた複数の加熱されるノズ
ルまでノズルマニホルドを通して溶融物を供給する、セ
ンタマニホルド内において分岐する溶融物流路を有した
射出成形装置を提供する。各ノズルは、キャビティーに
連通するゲートに対して同軸に延びる中央溶融物孔を有
して金型内に着座する。
ホルドは金型に対してその中心が位置決めされる。一対
の接続手段、好ましくは一対のコネクタマニホルドは、
センタマニホルドから反対方向に延び、これによりセン
タ軸を画成する。少くとも1対の加熱されるノズルマニ
ホルドは、各コネクタ手段の互いに対向する両側方側に
それぞれ取り付けられ、各ノズルマニホルドはセンタマ
ニホルドのセンタ軸からオフセットするとともに、ノズ
ルマニホルドおよびコネクタ手段はすべて同一平面内に
延びる。位置決め手段は、少なくともコネクタ手段の各
々若しくはノズルマニホルドの各々を金型に対して位置
決めする。溶融物流路は、センタマニホルドにおいて分
岐してセンタマニホルドから各コネクタ手段まで外側に
延びるとともに、各コネクタ手段において分岐して各ノ
ズルマニホルドまで側方に延び、次いで各ノズルマニホ
ルド内において再び分岐し、各ノズルマニホルドから延
びる各ノズルを貫通する溶融物孔に延びる。
して後方にスライド自在に接続されるとともに、隣接す
るノズルマニホルドに対して横方向にスライド自在に接
続される。これにより、本発明は、加熱されるマニホル
ドの冷却される金型に対する熱膨張および収縮を射出成
形装置が十分に補償することを可能にするので、少くと
も1つのコネクタ手段およびノズルマニホルドが金型に
対して位置決めされ、かつすべてのマニホルドが金型内
において一つの平面上に位置決めをされることを可能に
する。各ノズルマニホルドは、マニホルドおよびコネク
タ手段が動作温度に加熱されたときに、センタマニホル
ド、コネクタ手段およびノズルマニホルドの熱膨張が溶
融物流路の分岐をスライドさせ、ノズルを貫通する溶融
物孔に対して同軸となるように製造されて取り付けられ
る。
図面を参照してなされる以下の記載から明らかとなる。
発明による一実施形態の4つの加熱ノズルマニホルド1
0は、熱膨張および収縮を補償するために、一対の加熱
コネクタマニホルド14を介して加熱センタマニホルド
12に接続されている。これらのマニホルドは、同一平
面18内で、金型16内に取り付けられる。金型16
は、用途に応じて多数のプレートおよびインサートを有
するが、本実施形態においては図示を簡略化するため
に、ボルト24によって共締めされるマニホルドリテー
ナプレート(マニホルド保持板)20およびバックプレ
ート(背面板)22のみが描かれている。他の実施形態
においては、スプルーゲート・システム(sprue gated s
ystem)よりはむしろ弁ゲート・システム(valve gated s
ystem)を提供するために、弁構成要素および作動機構を
有した液圧プレートが用いられる。
14は、後方に延長されたコネクタブッシュ30を介し
て、センタマニホルド12の各端部26に接続されてい
る。センタ軸32は、センタマニホルド12、コネクタ
ブッシュ30、およびコネクタマニホルド14を通って
第1の方向に延びている。
ッシュ30は、一方の端部36側に延びるねじが形成さ
れた円筒状部分34と、他方の端部40側に延びるねじ
を有しない円筒状の部分38とを有している。また、コ
ネクタブッシュ30は、貫通孔42と、締付および取り
外しを容易にする六角形状のフランジ44とを有してい
る。本実施形態においては、図1に示したように、コネ
クタブッシュ30は、その雄ねじ部34がコネクタマニ
ホルド14の雌ねじ開口46に螺合するとともに、その
ねじを有しない円筒状の端部38がセンタマニホルド1
2のねじを有しない開口48内にスライド自在に(滑り
動くことができるように)収容されている。なお、コネ
クタブッシュ30の取り付け方向は反転することもでき
る。若しくは、コネクタブッシュ30のいずれの端部に
もねじを形成しないようにすることもできるが、その場
合にはコネクタマニホルド14の開口46にも同じくね
じは形成されない。
分38は、溶融物の漏出を防止するためにコネクタブッ
シュ30のねじを有しない開口48にしっかりと内嵌す
るが、熱膨張および熱収縮を許容するために前記開口4
8内においてスライドできるように形成される。この好
ましい実施形態においては、マニホルド10,12,1
4は、鋼のような膨張係数が比較的に小さい材料から製
造されるが、コネクタブッシュ30は、ベリリウム銅合
金のような膨張係数が比較的大きい材料から製造され
る。これにより、コネクタブッシュ30は、容易に組み
付けることができるばかりでなく、作動温度に加熱され
て高い圧力にさらされると膨張し、よりしっかりと嵌合
する。なお、これらの部品を同じ材料から製造して、予
め嵌合してもよい。
タマニホルド14の両側に取り付けられる。各ノズルマ
ニホルド10は、各コネクタマニホルド14から横方向
に延びる細長いコネクタブッシュ50によって、コネク
タマニホルド14にそれぞれ接続されている。これらの
横方向に延びるコネクタブッシュ50は、上述の、図4
に示した後方に延びるコネクタブッシュ30と実質的に
同じものである。詳細には、これらの横方向に延びるコ
ネクタブッシュ50は、コネクタマニホルド14の雌ね
じが形成された開口54に螺合する雄ねじ部52を有す
るとともに、ノズルマニホルド10のねじが形成されて
いない開口58に収容されるねじが形成されていない部
分56を有している。前述したように、各コネクタブッ
シュ50のねじを有しない部分56は、溶融物の漏出を
防止するためにノズルマニホルド10のねじを有しない
開口58にしっかりと内嵌するが、熱膨張および熱収縮
を許容するために前記開口58内において十分にスライ
ドできるように製造される。もちろん、コネクタマニホ
ルド14と嵌合するねじを有しない部分56を反対側に
設けることもできる。
2は、好ましくは一体の電気加熱エレメント60によっ
て加熱される。また、各コネクタマニホルド14は、好
ましくは一体の電気加熱エレメント61によって加熱さ
れる。また、金型16は、好ましくは冷却水導管62内
を循環する冷却水によって冷却される。加熱されるセン
タマニホルド12は、このセンタマニホルド12とマニ
ホルドリテーナプレート20との間に介装された中央位
置決めリング64によって位置決めされる。加熱センタ
マニホルド12と冷却される金型12との間、および加
熱コネクタマニホルド14と冷却される金型12との間
には、空気スペース66が設けられ、加熱されるマニホ
ルドを周囲の冷却される金型12から熱的に絶縁してい
る。
レート22を貫通してセンタ注入口70に延びる、加熱
延長部分ないし注入口ブッシュ68を有する。溶融物流
路72は、センタ注入口70から延びてセンタマニホル
ド12内で分岐してセンタマニホルド12から互いに反
対方向に延び、コネクタブッシュ30の貫通孔42から
コネクタマニホルド14に至る。前記溶融物流路72
は、コネクタマニホルド14内において再び分岐し、コ
ネクタマニホルド14から互いに反対の方向に延びて、
各コネクタブッシュ50の貫通孔74から各ノズルマニ
ホルド10に至る。
された電気加熱エレメント76によって加熱されるとと
もに、それから延びる多数の加熱ノズル78を有する。
ノズルマニホルド10とそれを貫通する溶融物流路は種
々の形状とすることができるが、本実施形態において
は、溶融物流路72は各ノズルマニホルド10内で分岐
し、間隔を置いて配置された8個の加熱ノズル78に延
びる。図3に最も良く示されているように、溶融物流路
72は、各ノズル78を貫通する中央溶融物孔80を介
して、キャビティ84に至るゲート82に連通してい
る。種々のマニホルドとコネクタブッシュの配置、及び
それらを貫通する溶融物流路72の形状は、システム内
における各ゲート82への溶融物の流れの長さが正確に
等しくなることを保証する。
ホルドリテーナプレート20に設けられた円形の座88
に着座する環状の位置決めブッシュ86によって、ゲー
ト82と同軸に位置決めされている。各ノズルマニホル
ド10は、その前面90がノズル78の後端92に接触
するとともに、マニホルドリテーナープレート20内に
延びるスクリュ94によってその位置に固定されてい
る。この位置においては、加熱ノズルマニホルド10と
その周囲の冷却された金型16との間に、断熱的な空気
スペース96が提供される。各ノズルマニホルド10
は、このノズルマニホルド10とマニホルドリテーナプ
レート20のとの間に着座する位置決めリング98によ
って、その中心が位置決めされる。各ノズルマニホルド
10を所定の位置に保持するスクリュ94は、ノズルマ
ニホルド10に設けられた貫通孔100を貫通して延び
るが、この貫通孔100は、ノズルマニホルド10の中
心102から各ノズル78に至る寸法の熱膨張および収
縮に起因するノズルマニホルド10の動きを許容するた
めに、スクリュ94より十分に大きい。
れた後、金型16を冷却する冷却水が冷却水導管62内
に圧送されるとともに、加熱エレメント60,61,7
6に電力が供給され、マニホルド10、12、14およ
びコネクタブッシュ30,50は動作温度まで加熱され
る。これにより、マニホルド10、12、14およびコ
ネクタブッシュ30,50には、その周囲に配置された
冷却される金型16に対する熱膨張が生じる。センタマ
ニホルド12および各ノズルマニホルド10は、位置決
めリング64,98によってそれぞれの中心が位置決め
されているが、熱膨張に起因する両者間の距離の変化
は、コネクタブッシュ30,50によって補償される。
各コネクタブッシュ30のねじを有しない部分38は、
センタマニホルド12のねじを有しない開口48内でス
ライドし、中心軸32に沿った第1の方向の熱膨張を吸
収する。各コネクタブッシュ50のねじを有しない部分
56は、各ノズルマニホルド10のねじを有しない開口
58内においてスライドし、前記第1の方向に対して垂
直な第2の方向の熱膨張を吸収する。先に注釈したよう
に、ねじ部とねじを有しない部分の相対的な方向はマニ
ホルドの間で変更することができる。
置決めされるとともに、各ノズルマニホルド10のその
中心102と各ノズル78との間の熱膨張の総量は予め
計算され、かつ動作温度に達したときに、溶融物流路7
2の分岐がスライドして一つのノズル78の溶融物孔8
0と正確に同軸となるように、ノズルマニホルド10は
製造されなければならない。しかしながら、最も遠い位
置にあるノズル78のノズルマニホルド10の中心10
2からの距離は、センタマニホルド12の中心104か
らの距離より非常に短い。言い換えると、コネクタマニ
ホルド14およびコネクタブッシュ30,50の使用
は、従来の方法で適応させなければならない熱膨張と収
縮の総量を、各ノズル78とノズルマニホルド10の中
心102との間の距離に限定する。なお、本実施形態に
おいては、コネクタブッシュ30、50を有した加熱コ
ネクタマニホルド14が示されているが、それらは、セ
ンタマニホルド12とノズルマニホルド10の各対との
間に同様にスライド自在に接続されるT形カップリング
に置き換えることができる。
て溶融物流路72の各分岐が同軸となる所定の位置まで
マニホルド10,12が膨張すると、予め定められた手
順にしたがい、圧力が負荷された溶融物が図示されない
射出成型機から溶融物流路72のセンタ注入口70に供
給される。溶融物は、マニホルド10,12,14内の
溶融物流路72を通って各ノズル78の同軸な中央溶融
物孔80まで流れた後、ゲート82を通って金型16内
のキャビティー84に至る。キャビティー84が満たさ
れ、適当な充填および冷却期間が終了すると、射出圧力
が解放されるとともに、開いたゲート82からの糸引き
を避けるために溶融物搬送システムは減圧される。次い
で、成型された製品を取り出すために金型16が開かれ
る。製品が取り出されると金型16は閉じられ、成型部
品の壁部分のサイズと成型材料に応じた成型サイクルが
連続して反復される。
形態の射出成型システムが示されている。要素の多くが
前述したものと同じであるので、両実施形態に共通する
要素は同じ参照数字を用いて説明される。
ホルド14は、第1の方向に延びるコネクタブッシュ3
0によって、センタマニホルド12にスライド自在に接
続されている。しかしながら、本実施形態においては、
コネクタマニホルド14はより長く、かつ各コネクタマ
ニホルド14は、ノズルマニホルド10の複数の対(一
対ではなく)の間で延びている。ノズルマニホルド10
は、第2の方向に延びるコネクタブッシュ50によっ
て、コネクタマニホルド14にスライド自在に接続され
ているが、図6に示されるように、各コネクタマニホル
ド14は、このコネクタマニホルド14とマニホルドリ
テーナプレート20との間に介装された位置決めリング
106によって、その中心が位置決めされている。各ノ
ズルマニホルド10は、コネクタマニホルド14から延
びるコネクタブッシュ50によって部分的に位置決めさ
れているが、細長い位置決めピン108によっても同じ
く位置決めされている。図8に示したように、位置決め
ピン108は、ノズルマニホルド10の孔110からマ
ニホルドリテーナープレート20に設けられた溝116
に係合するカム114の孔112内に延びている。図1
に示したように、前記位置決めピン108は、センタ軸
32に平行な第1の方向に延びるとともに、本実施形態
においては、ノズルマニホルド10の中心102と直線
上に並んでいる。
が動作温度に加熱されると、各コネクタブッシュ30の
ねじを有しない部分38は、コネクタマニホルド14の
ねじを有しない開口118内でスライドし、センタマニ
ホルド12の固定中心104とコネクタマニホルド14
の固定中心120の間のセンタ軸32に沿った第1の方
向の熱膨張を吸収する。センタマニホルド12の中心1
04とコネクタマニホルド14の中心120との間の熱
膨張の影響はこのようにして吸収されるが、コネクタマ
ニホルド14の固定中心120と各ノズル78との間の
熱膨張の影響に対するゆとりは未だ設けられなければな
らない。このため、前述したように、孔100は、それ
らを通って延びるスクリュ94より十分に大きくされ、
所定の場所に固定されたノズル78の後端92を横切っ
て各ノズルマニホルド10がスライドすることを許容す
る。各ノズル78における移動量は予め計算され、かつ
動作温度に達すると溶融物流路72の各分岐がスライド
してノズル78の溶融物孔80と正確に同軸となるよう
に、ノズルマニホルド10は製造される。位置決めピン
108は、各ノズルマニホルド10がセンタ軸32に平
行な第1の方向に移動することを許容するが、第1の方
向に対して垂直な第2の方向に移動することは妨げる。
各ノズル78において溶融物孔80に連通する溶融物流
路72の第1の方向における移動量は、コネクタマニホ
ルド14の中心120からコネクタブッシュ50までの
膨張とノズルマニホルド10の膨張との組み合わせであ
る。したがって、第1の方向における移動量は、各ノズ
ル78とコネクタマニホルド14の中心120における
位置決めリングとの間の距離に依存する。
ルド14およびノズルマニホルド10は、互いに第2の
方向に膨張する。しかしながら、各ノズルマニホルド1
0に延びるコネクタブッシュ50のねじを有しない部分
56は、ノズルマニホルド10のねじを有しない開口5
8内でスライドし、コネクタマニホルド14とノズルマ
ニホルド10との間の第2の方向の相対的な膨張を吸収
し若しくは補償する。これにより、コネクタブッシュ5
0は、熱膨張によるマニホルド10,14の第2の方向
における相対的な移動を吸収するので、各ノズルマニホ
ルド10を第2の方向に位置決めするために位置決めピ
ン108を使用することができるが、この位置決めピン
108は第1の方向のスライドを許容する。その結果、
各ノズル78の溶融物孔80に対する溶融物流路72の
第2の方向の移動量は、ノズル78の位置決めピン10
8からのオフセット量に依存する。
決めピン108との組み合わせは、冷却される金型16
に対する加熱マニホルド12,14の熱膨張をもたら
す、各ノズルマニホルド10の第1および第2の方向に
おける十分な移動を許容する。なお、加熱エレメント6
0,61,76がスイッチ・オフとされ、かつマニホル
ド10、12、14が分解若しくは修理のために冷却さ
れる際には、この移動が反対向きとなることはもちろん
である。
されているが、これにかえてノズルマニホルド10を第
2の方向に位置決めするが第1の方向のスライドは許容
する他の位置決め手段を使用することができる。射出成
形装置の説明が好ましい実施形態に関連してなされてい
るが、この分野における熟練した技術者によって理解さ
れ、かつ以下の請求項によって定義される本発明の範囲
から離れることがない、種々の他の変更が可能であるこ
とは明白である。例えば、注入口ブッシュ70を用いる
のではなく、センタマニホルド12を、スタックモール
ド・システムにおける溶融物搬送マニホルドとすること
ができる。
マニホルドに接続された4つの加熱ノズルマニホルドを
有する、本発明による一実施形態の射出成型システムの
一部分の平面図。
図。
図。
加熱ノズルマニホルドをセンタマニホルドに接続する、
本発明による他の実施形態の一対のコネクタマニホルド
の平面図。
図。
図。
位置で描かれている、ピンおよびカムを有したノズルマ
ニホルドの斜視図。
Claims (17)
- 【請求項1】金型内に取り付けられた加熱されるセンタ
マニホルドと複数の加熱されるノズルマニホルドとを備
えるとともに、センタマニホルドのセンタ注入口から各
ノズルマニホルドに設けられた複数の加熱ノズルにノズ
ルマニホルドを介して溶融物を運ぶセンタマニホルド内
で分岐する溶融物流路を備え、キャビティに連通するゲ
ートに対して同軸に延びる中央溶融物孔を有する各ノズ
ルが金型内に着座する射出成形装置であって、 前記センタマニホルドは金型の中心に位置決めされ、 一対のコネクタ手段が前記センタマニホルドから互いに
反対方向に延びてセンタ軸を画成し、 少くとも1対のノズルマニホルドが各コネクタ手段の互
いに対向する両側部にそれぞれ取り付けられ、 これにより各ノズルマニホルドは前記センタマニホルド
のセンタ軸に対してオフセットされ、 前記ノズルマニホルドおよび前記コネクタ手段はすべて
同一平面内で延び、 位置決め手段が少なくとも各コネクタ手段若しくは各ノ
ズルマニホルドを金型に対して位置決めし、 溶融物流路は、センタマニホルドから各コネクタ手段ま
で外側に延びるとともに、各コネクタ手段内において分
岐して前記各ノズルマニホルドまで側方に延び、次いで
各ノズルマニホルド内において分岐して各ノズルマニホ
ルドから延びる各ノズルを貫通する溶融物孔まで延び、 各コネクタ手段は、センタマニホルドに対して後方にス
ライド自在に接続されるとともに隣接するノズルマニホ
ルドに対して側方にスライド自在に接続され、 これにより冷却される金型に対する加熱マニホルドの熱
膨張および収縮を十分に補償して少なくとも一つのコネ
クタ手段およびノズルマニホルドが前記金型に対して位
置決めされることを可能とし、 各ノズルマニホルドは、マニホルドおよびコネクタ手段
が動作温度まで加熱されたときに、センタマニホルド、
コネクタ手段およびノズルマニホルド内部の熱膨張が溶
融物流路の分岐をスライドさせ、ノズルを貫通する溶融
物孔に対して同軸とするように製造されかつ取り付けら
れることを特徴とする射出成形装置。 - 【請求項2】各コネクタ手段が、加熱されるコネクタマ
ニホルドを有することを特徴とする請求項1に記載の射
出成形装置。 - 【請求項3】各コネクタマニホルドは、 溶融物流路が貫通するセンタマニホルドに対して後方に
延びて前記センタマニホルドとスライド自在に接続され
る一つの延伸されたコネクタブッシュと、 溶融物流路が貫通して前記ノズルマニホルドに延びる前
記コネクタマニホルドの互いに対向する両側部から外側
に延びて前記ノズルマニホルドの各々に対してスライド
自在に接続される他の延伸されたコネクタブッシュと、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の射出成形装
置。 - 【請求項4】各コネクタブッシュは、一方の端部から延
びる少くとも1つのねじを有しない円筒状部分と、前記
一方の端部から他方の端部に貫通する溶融物孔とを有
し、 前記各コネクタブッシュの前記少くとも1つのねじを有
しない部分は、前記センタマニホルドおよび前記各コネ
クタマニホルドのうちの一つの溶融物流路と同軸なねじ
を有しない円筒状の開口内に収容され、 他の前記コネクタブッシュの少くとも1つのねじを有し
ない部分は、前記コネクタマニホルドおよび前記各ノズ
ルマニホルドのうちの他の1つの溶融物孔と同軸なねじ
を有しない円筒状の開口内に収容され、 前記コネクタブッシュの前記ねじを有しない部分は前記
円筒状の開口と嵌合して、前記コネクタブッシュの前記
ねじを有しない部分が、前記溶融物流路を通って流れる
圧力が負荷された溶融物を漏出させることなしに前記ね
じを有しない円筒状の開口内において十分にスライドす
ることを許容することを特徴とする請求項3に記載の射
出成形装置。 - 【請求項5】コネクタブッシュは、一方の端部から延び
るねじ部を有する円筒状の部分と、 他方の端部から延びるねじを有しない円筒状の部分と、
前記一方の端部から前記他方の端部に貫通して延びる溶
融物孔とをそれぞれ有し、 前記コネクタブッシュのねじ部は、前記センタマニホル
ドおよび前記各コネクタマニホルドのいずれか一方の溶
融物流路に対して同軸な、ねじ部を有する円筒状の開口
に着脱自在に螺着され、 前記コネクタブッシュのねじを有しない部分は、前記セ
ンタマニホルドおよび前記各コネクタマニホルドのいず
れか他方の溶融物流路に対して同軸な、ねじを有しない
円筒状の開口に内嵌し、 他の前記コネクタブッシュのねじ部は、前記センタマニ
ホルドおよび前記各コネクタマニホルドのいずれか一方
の溶融物流路に対して同軸な、ねじ部を有する円筒状の
開口に取外し可能に螺着され、 前記他のコネクタブッシュのねじを有しない部分は、前
記センタマニホルドおよび前記各コネクタマニホルドの
いずれか他方の溶融物流路に対して同軸な、ねじを有し
ない円筒状の開口内に収容され、 前記ねじを有しない部分は、前記ねじを有しない円筒状
の開口に嵌合し、前記コネクタブッシュのねじを有しな
い部分が、溶融物流路を通って流れる圧力を負荷された
溶融物が漏出することなしに前記ねじを有しない円筒状
の開口内において十分にスライドすることを許容するこ
とを特徴とする請求項3に記載の射出成形装置。 - 【請求項6】前記コネクタブッシュのねじを有しない円
筒状の部分の外径は予め定められており、 前記溶融物流路と同軸なねじを有しない開口の内径は予
め定められており、 前記コネクタブッシュの前記ねじを有しない円筒状の部
分を前記ねじを有しない円筒状の開口内に嵌合すること
ができるように十分に、前記予め定められた外径は前記
予め定められた内径より小さいことを特徴とする請求項
5に記載の射出成形装置。 - 【請求項7】溶融樹脂が両者の間の隙間から過度に漏出
することを防止できるように十分な密封係合を形成する
ように、前記予め定められた外径が、前記予め定められ
た内径に十分に近く設定されることを特徴とする請求項
6に記載の射出成形装置。 - 【請求項8】前記コネクタブッシュのねじを有しない円
筒状の部分が、第2の円筒状の開口を囲む材料より大き
な膨張係数を有する材料から製造されることを特徴とす
る請求項7に記載の射出成形装置。 - 【請求項9】前記コネクタマニホルドの互いに対向する
両側部にそれぞれ取り付けられた1対の加熱されるノズ
ルマニホルドを有し、 前記位置決め手段は、金型と各ノズルマニホルドとの間
に着座して各ノズルマニホルドを金型に対して位置決め
する位置決めリングであることを特徴とする請求項3に
記載の射出成形装置。 - 【請求項10】前記各位置決めリングは、各ノズルマニ
ホルドの中心位置に配置されていることを特徴とする請
求項9に記載の射出成形装置。 - 【請求項11】前記位置決め手段は、前記金型と各コネ
クタマニホルドとの間に着座して前記金型とに対して各
コネクタマニホルドを位置決めする位置決めリングと、
前記金型と各ノズルマニホルドとの間で延びるスライド
可能な位置決め装置とを有し、 前記他のコネクタブッシュは、前記ノズルマニホルドの
うちの1つを前記コネクタマニホルドに対して前記セン
タ軸に沿った第1の方向には位置決めするが、前記1つ
のノズルマニホルドおよび前記コネクタマニホルドの熱
膨張および収縮を補償するために前記第1の方向に実質
的に垂直な第2の方向への変位を許容し、 前記スライド可能な位置決め装置は、各ノズルマニホル
ドを金型に対して前記第2の方向には位置決めするが、
各ノズルマニホルドの前記金型に対する前記第1の方向
の変位は許容し、 これにより、前記コネクタブッシュと前記スライド可能
な位置決め装置の組合わせが、加熱マニホルドの冷却さ
れた金型に対する熱膨張および収縮のために、前記第1
および第2の方向の十分な変位を許容することを特徴と
する請求項3に記載の射出成形装置。 - 【請求項12】各位置決めリングは、各コネクタマニホ
ルドの中心に対して同軸であることを特徴とする請求項
11に記載の射出成形装置。 - 【請求項13】各コネクタマニホルドの互いに対向する
両側部にそれぞれ取り付けられる1対の加熱されるノズ
ルマニホルドを有することを特徴とする請求項12に記
載の射出成形装置。 - 【請求項14】各コネクタマニホルドの互いに対向する
両側方側にそれぞれ取り付けられる2対の加熱されるノ
ズルマニホルドを有することを特徴とする請求項12に
記載の射出成形装置。 - 【請求項15】各位置決め装置は、前記第1の方向に延
びる延伸された位置決め部材を有し、 前記延伸された位置決め部材は、前記金型若しくは前記
各ノズルマニホルドの少くともいずれか一方に対してス
ライド可能であることを特徴とする請求項11に記載の
射出成形装置。 - 【請求項16】前記位置決め部材が、前記ノズルマニホ
ルドの中心と同軸に延びることを特徴とする請求項15
に記載の射出成形装置。 - 【請求項17】前記位置決め部材を位置決めピンとする
ことを特徴とする請求項16に記載の射出成形装置。
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