JPH1058728A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH1058728A
JPH1058728A JP8221301A JP22130196A JPH1058728A JP H1058728 A JPH1058728 A JP H1058728A JP 8221301 A JP8221301 A JP 8221301A JP 22130196 A JP22130196 A JP 22130196A JP H1058728 A JPH1058728 A JP H1058728A
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JP8221301A
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English (en)
Inventor
Kazunobu Shima
一展 島
Michio Shinozaki
巳知夫 篠崎
Tomio Ando
富雄 安藤
Atsushi Kijima
厚 木島
Tomoyuki Marukame
知之 丸亀
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー画像の諧調表現を感熱昇華転写により形
成していた、従来の間接転写方法で、感熱転写記録と間
接転写との長所は損なわず、しかも、画質のシャープさ
や濃度表現力の乏しさ、あるいは画像の耐久性の低さと
いった、感熱昇華転写による画像形成が持つ欠点を克服
することを目的とする。 【解決手段】顔料を使用した着色層が設けてある感熱転
写記録媒体と、これの感熱転写記録画像を受像する受像
層をもつ中間記録媒体とを重ねて、サーマルヘッド等に
画像状に選択的に加熱し面積諧調によりカラーの感熱転
写記録を行ない、受像層に得られた極めて高品質の画像
を、被転写体上に加熱・加圧によって、転写・又は貼り
付けることにより画像を形成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも外側が
プラスチック製である記録担体(クレジットカード、I
Cカード、光カード、IDカード、ライセンスカード等
々を代表例とする各種カード類)や紙類からなる記録担
体(預金等の通帳類、パスポート、身分証明書、免許
証、等々を代表例とする各種冊子類)などの被転写体上
に、例えば目視画像やカードリーダ等により読み取る情
報を記録する画像形成方法並びに画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成技術としては、一次転写
工程において中間転写媒体の転写層上に感熱昇華転写記
録によるカラーの転写画像をサーマルヘッドにより描写
し、次いで二次転写工程においては中間転写媒体を被転
写体の上に当接させて、ヒートローラ等の加熱加圧手段
により、転写層と共に前記カラー転写画像を被転写体に
転移させる間接転写方法が提案されている(特開平6−
72046号、特願平4−231952号)。
【0003】この間接転写方法は、発明者らが研究して
おり、金融関連の分野をはじめとして、カード類や冊子
類を発行し、あるいはそれらを用いて個々人の本人であ
ることのチェックを行なう必要があり、それらを運営す
る市場からの要求によく応えられる技術であるといえ
る。この間接転写方法によると、〔イ〕被転写体の転写
表面の湾曲度、凹凸、傷の有無、インクの接着性・変色
・褪色等の有無等に応じて転写層を選択することができ
ること、〔ロ〕本来昇華性染料に対して受容性の乏しい
紙類に表面にも感熱昇華転写記録による諧調性豊かなフ
ルカラーの画像を形成出来ること、〔ハ〕記録内容が例
えばカード1枚毎に異なるようなケース(例えば、ID
カードのように記録すべき個人情報は普通は1枚毎に違
う為に、1枚毎に異なるカラー画像、文字情報機械読み
取り用の記録画像、あるいは文字情報、等を記録する必
要があるケース)の場合にも、迅速に且つ経済的に対応
可能である、つまり好適であること、という利点が得ら
れる。
【0004】これらのことから、プラスチック製カード
類のみならず冊子類にも、あるいは形状・表面状態に関
して平坦又は平滑な表面を持たない被転写体(湾曲部、
あるいは表面の大なり小なりの凹凸などを持つ)に対し
ても、諧調性豊かなフルカラーの画像を形成出来ること
が出来るばかりか、これらの特徴によって、被転写体と
して利用可能な対象の選択範囲を飛躍的に広げられると
いう非常に大きなメリットも提供してくれる技術であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感熱昇
華転写記録により形成されたカラー画像(感熱昇華転写
記録は前記のように一次転写工程で行なっている)は、
諧調性が豊かであることが長所であることには相違ない
が、次のような欠点もある。つまり、 〔a〕感熱昇華転写記録によるカラー画像の画質を厳密
に評価すると、やや全体的に「ボヤケている」とでもい
うべき特徴が見受けられる。この画質は、感熱昇華転写
記録の際に、昇華性染料が受容層に移行するとき、昇華
した染料が拡散していることによるものであり、この画
像を、例えば高品質の印刷により得られたカラー画像と
比較すると、画像の「シャープな」画質が印刷による画
像に劣ってしまうとこと。 〔b〕また、その他にも、感熱昇華転写記録によるカラ
ー画像は、受容層に移行してきた染料が自然に再昇華す
る為、耐候性が低いことから、保護層を設けて保護して
おかないと、経時的に画像が劣化してしまうこと。 〔c〕さらに、感熱昇華転写記録では、昇華性を発揮す
る昇華性染料なる染料しか使用出来ない。この昇華性染
料は、顔料と比較すると発色が不安定であるということ
が出来、そのため、耐熱性、耐光性、耐薬品性、そして
耐久性が乏しく、顔料による場合よりもこれらの点で劣
っていること。 〔d〕間接転写方法における画像形成に感熱昇華転写記
録を適用する場合、受容層が受容できる昇華性染料の量
によって光学濃度の最大値が決定されてしまうことか
ら、高濃度の画像表現が出来ない。 という欠点である。
【0006】本発明は、間接転写技術が持っている長所
である特徴を失うことなく、感熱昇華転写記録によるカ
ラー画像形成が持つ前記の欠点を克服することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】前記課題を解決する為に本
発明が提供する手段とは、まず請求項1に示すように、
色材に顔料を使用した着色層が支持体上に設けられてな
る感熱転写記録媒体と、これによる感熱転写記録画像を
受像する受像層を備えた中間記録媒体とに対して、該着
色層の側を受像層の側に接するように配置し、画像形成
を望む画像に関わる画像データに基づいて、感熱転写記
録媒体の支持体側または該中間記録媒体の受像層の反対
側のいずれかの側から、選択的に加熱することで該受像
層に感熱転写記録を行なうことにより画像を形成し、次
いで、該画像が形成された受像層の側を被画像形成体上
に加熱加圧することで該受像層を被画像形成体に接着
し、これにより該被画像形成体と該受像層との間に色材
に顔料を用いた画像を形成することを特徴とする画像形
成方法である。
【0008】これにより、色材に顔料を使用した感熱転
写記録媒体を用いて感熱転写記録を行なうことにより、
シャープで且つ高濃度の画質、保護層が無い場合や保護
層による保護能力が低い場合でも経時的な画質の劣化が
ほとんど無く、耐候性の高い画像を得ることが出来る。
【0009】また、請求項2に示すように、複数色から
なる画像を前記受像層に形成する場合、1色目の画像が
形成された受像層に、必要な色の数だけ前記感熱転写記
録を繰り返すことにより画像を形成することを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成方法である。
【0010】それから、請求項3に示すように、前記選
択的加熱にはサーマルヘッドを使用し、これを用いた感
熱転写記録は、サーマルヘッドの発熱ドットに対するジ
ュール熱量を変化させることにより、転写するドットサ
イズを選択的に変更し、これにより面積諧調により諧調
表現することを特徴とする請求項1または2のいずれか
に記載の画像形成方法である。
【0011】それから、請求項4に示すように、前記選
択的加熱には熱ビーム露光装置を使用し、これを用いた
感熱転写記録は面積諧調により諧調表現することを特徴
とする請求項1または2のいずれかに記載の画像形成方
法である。
【0012】それから、請求項5に示すように、前記感
熱転写記録媒体は支持体と着色層との間に光熱変換層が
設けてあることを特徴とする請求項4に記載の画像形成
方法である。
【0013】それから、請求項6に示すように、前記感
熱転写記録媒体は着色層の厚さが1μm以下であり、こ
れを用いた感熱転写記録は面積諧調により諧調表現する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画
像形成方法である。
【0014】3それから、請求項7に示すように、前記
中間記録媒体の受像層は、中間記録媒体中の支持体から
剥離可能に設けられてあり、画像が形成された受像層の
側を前記被画像形成体上に加熱加圧する場合に、該受像
層は該被画像形成体上に残して該支持体は剥離すること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形
成方法である。
【0015】それから、請求項8に示すように、前記画
像が形成された受像層の側を前記被画像形成体上に加熱
加圧した後に、所定の領域を該被画像形成体上に残し
て、前記中間記録媒体を打ち抜くことを特徴とする請求
項1乃至6のいずれかに記載の画像形成方法である。
【0016】尚、本発明に係る画像形成方法において
は、例えば、特開平7−117359号公報に記載され
た発明は好適に活用可能であり、そこに記載された感熱
転写記録媒体(公報中では感熱転写記録材料と表記)を
用いて面積諧調法により、高画質のカラー画像を得るこ
とが出来る。
【0017】また、中間記録媒体の受像層を被転写体
(被画像形成体)に接着するには、例えば、次の、
(1)加熱により受像層自体が接着性を発現する材料で
受像層を設けておく方法、つまり受像層兼接着層を容易
しておくことによるか、あるいは(2)接着層を受像層
とは別途に用意し、これを受像層または被画像形成体の
上に塗布/又は積層するか、あるいは、接着層用の接着
シートを加熱加圧時に受像層−被画像形成体間に挟み込
み、加熱加圧する際に接着性を発現させることによる
か、等々の方法を適宜に選択してに設計する。
【0018】
【発明の実施の態様】(図1)は本発明の実施例にかか
る画像記録装置の概略構成を示したものである。(図
1)において、符号1は片面側に第1転写層1aを有す
る中間媒体としてのフィルムであり、符号2は片面側に
第2転写層としての熱転写インク層2aを有する転写部
材としての熱転写リボンであり、符号3は熱転写リボン
2の熱転写インク層2aをフィルム1の第1転写層1a
に接触させて、第1転写層1a上に熱転写インク層2a
を転写して第1転写層1a上に画像を形成する第1転写
装置である。符号4は被転写物本体としてのシート5を
保持する一方、転写済みのフィルム1が供給され、シー
ト5上に熱転写インク層2aが転写されて画像が形成さ
れた第1転写層1aを転写する第2転写装置である。
【0019】熱転写インク層2aには色材に顔料を使用
しており、好ましくは面積諧調によるか、もしくは面積
諧調とディザマトリックスとの併用によって諧調表現を
行なう。
【0020】尚、フルカラー画像を形成する際には、例
えば、熱転写インク層2aとしては、YMCの3色(又
は、YMCBkの4色、ここでBkはブラックを指す)
に塗り分けてある熱転写インク層2aを持つ熱転写リボ
ン2を使用する。あるいは、1つの熱転写リボンに、Y
MCの3色(又は、YMCBkの4色)のうちのいずれ
か1色の熱転写インク層が設けてあり、このような熱転
写リボンをYMCの3色ぶん(又は、YMCBkの4色
ぶん)用意しておき、一つの画像を形成するのにこれら
それぞれ色が違う熱転写リボンを順次用いて、中間記録
媒体の受像層上に感熱転写記録を行なう。
【0021】この画像記録装置に係る間接転写方式を概
略すると、フィルム1は、ロール6からローラを介して
第1転写装置3に送り出され、第1転写装置3において
転写リボン2から第2熱転写層2aを転写される。熱転
写インク層2aが転写されたフィルム1には、(図2)
に示すような断面構成の層が形成され、ローラ7を介し
て第2転写装置4に送られる。第2転写装置4にはシー
ト5が保持されており、フィルム1下面の第1転写層1
a及び熱転写インク層2aからなる画像がシート5に転
写され、シート5への転写の完了後にローラ8を介して
巻き取りローラ9に巻取られる。
【0022】
【実施例】
<実施例1>具体的に説明すると、転写前のフィルム1
は、(図2)に示すような断面構成を有しており、ポリ
エチレンテレフタレートの樹脂シートからなる基材10
aの下面に剥離層10、セキュリティ層11、受像層1
2が積層されている。セキュリティ層11には透明ホロ
グラム或は細紋印刷等によって個人情報などの秘匿性の
高いデータが記録されている。受像層12には個人の顔
写真等の画像が記録されている。
【0023】転写リボン2の熱転写インク層を形成する
インクは、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの4
色のインクで構成され、この4色からなる1ユニットが
一定ピッチで配列されている。これらのインクには樹脂
型のインク(より詳細には樹脂層が熱により剥離接着す
るインク)又は熱溶融転写型のインクが用いられてい
る。転写リボン2はロール状に巻回されており、ロール
13からローラ14に送られる。ここで、高品質のフル
カラー画像を得ようとする場合には、インクには前者の
樹脂型を使用するのが好ましく、さらには面積諧調によ
りフルカラー記録するのが好適である。(例えば、特開
平7−117359号公報を参照)
【0024】第1転写装置3は、周面にフィルム1を巻
き付けるドラム15と、ドラム15の周面のフィルム1
を固定させるフィルム固定手段としてのプレスローラ1
6、17と、転写リボン2をドラム15周面のフィルム
1に沿って密着させるプレスローラ18、19と、転写
リボン2の熱転写インク層2aをフィルム1の第1転写
層1aに転写するサーマルヘッド20とを備えている。
【0025】ドラム15は、図示しない回転駆動装置に
より正逆方向に回転調整可能とされており、ドラム15
の側端部の周面にはドラム15の回動角度を検出する標
識pが等ピッチで多数設けられており、この標識pの近
傍に対しては光学的若しくは機械的或は電気的の何れか
の方式により標識を検知するセンサS1(例えばホトカ
プラ等)が配設されている。ドラム15の回動量はセン
サS1からの検知データをCPUの回動量演算手段に送
信して演算する。
【0026】ドラム15の周面には、(図3)に示すよ
うに、フィルム1に設けられた第1転写層1aの回動方
向前端位置Aと第1転写層1aの回動方向後端位置Bと
が設定されている。ドラム15が回動開始位置にあると
き、第1転写層1aの回動方向前端位置Aは、サーマル
ヘッド20の発熱部20aが転写を行なう位置に位置す
ると共に、ドラム15の周面に一定ピッチで配列されて
いる標識pのドラム回転方向前端部がセンサS1の位置
に位置している。ドラム15が回動開始位置で停止して
いるとき、ローラ9を回転させることにより、フィルム
1がドラム15の周面に沿って移動する。このとき、フ
ィルム1の送りは、第1転写層1aの回動方向前端部F
がドラム15の回動方向前端位置Aに位置したときに停
止する。第1転写層1aの前端部がドラム15の前端位
置Aに位置したことは、例えば(図4)に示すように、
フィルム1に第1転写層1aと一定の位置関係にある位
置合わせマークMを設け、ドラム15にこの位置合わせ
マークMを検知するホトカプラ等のセンサS2を設ける
ことにより、検出できる。(図7)のフローチャートに
は、このようなフィルム1の第1転写層1aの位置出し
後の流れが示されている。
【0027】フィルム1の第1転写層1aの前端位置F
がドラム15の回動方向前端位置Aに位置したら、アク
チュエータを収縮させてプレスローラ16、17をドラ
ム15側に圧接し、フィルム1をドラム15に固定す
る。
【0028】フィルム1をドラム15に固定したら、ロ
ーラ14を回転させてイエロー(y)の転写インク層2
aの該当部をサーマルヘッド20の転写位置に位置さ
せ、プレスローラ18、19をドラム15に圧接する。
【0029】次に、フィルム1の第1転写層1aのイエ
ロー転写位置がサーマルヘッド20の発熱部20aに位
置するように、ドラム15を熱転写インク層2aのイエ
ロー転写位置まで回動させる。ドラム15をこのように
回動させたら、サーマルヘッド20の発熱部をドラム1
5に接触させ、サーマルヘッド20の発熱部を発熱す
る。
【0030】これらの一連の動作は、記録を行なう画像
データのドット構成に関する位置データ並びに色彩デー
タに基づいて行なう。これらのドット構成に関するデー
タは、CPUの画像データ領域に保存されており、この
ドット構成データはCPUのドラム回動量演算手段から
の回動量演算結果に基づいてサーマルヘッド20の発熱
部20aに送信され、サーマルヘッド20の発熱制御が
行なわれる。
【0031】プレスローラ16、17は、ドラム15の
直径方向に変位可能とされ、ドラム15の周面に対して
当接・離間するアーム機構(図示せず)を備えている。
アーム機構の回動中心線はドラム15の回転中心線から
ずれた位置にあってこの回動中心線に対して平行に延び
ており、アーム機構をそれぞれ自己の回動中心線に沿っ
て回動させることにより、プレスローラ16、17をド
ラム15に対して接近・離間できるようになっている。
アーム機構の回動制御は図示しないが、例えばアクチュ
エータ等の電気的制御により伸縮する部材により行なわ
れる。
【0032】サーマルヘッド20により熱転写インク層
2aのイエロー部分の転写が完了したら、(図5)に示
すように、プレスローラ18、19をドラム15から離
し、ローラ14を回転させて発熱部20aの位置にマゼ
ンタ(M)の最初の部分を送ると共に、ドラム15を逆
回転させて第1転写層1aのマゼンタドット転写位置の
最前列部位をサーマルヘッド20の発熱部20aの転写
位置に位置させる。ドラム15のマゼンタドット転写位
置の最前列部位が発熱部20aの転写位置に位置した
ら、プレスローラ18、19により転写リボン2をフィ
ルム1に固定し、サーマルヘッド20の発熱部20aを
ドラム15に押し当て、マゼンタドット構成に関するデ
ータをCPUの画像データ領域から呼び出し、CPUの
ドラム回動量演算手段からの回動量演算結果に基づい
て、マゼンタドットの構成データをサーマルヘッド20
の発熱部20aに送信して、サーマルヘッド20の発熱
制御を行なう。
【0033】転写リボン2のシアン(C)、ブラック
(Bk)についても同様であり、(図7)のフローチャ
ートにおいてプレスローラ16、17の固定ステップと
転写リボン2の位置出しステップの前に戻るので、イエ
ロー、マゼンタの手順説明を援用する。
【0034】フィルム1の第1転写層1aに転写リボン
2の熱転写インク層2aが転写されたら、ローラ9を回
転させて転写済みの部分を第2転写装置4に移動させ
る。(図6)は、この状態を示すもので、プレスローラ
16、17、18、19並びにサーマルヘッド20の発
熱部20aは、それぞれドラム15から離れ、ローラ
9、ローラ14が回転し、フィルム1は第2転写装置4
に送られ、転写リボン2はローラ14に巻取られる。
尚、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの二次転写
の時に、ドラム15が正逆回転を繰り返すため、第1転
写装置3と第2転写装置4との間でフィルム1が弛緩す
ることが生じ得るが、これは弛緩を防止するテンション
ローラを介在させてたるみを解消する。
【0035】第2転写装置4は、シート5を保持するス
テージ21と、ステージ21を昇降する図示しない昇降
手段と、この昇降手段によりフィルム1の下面に上昇し
たステージ21上面のシート5にフィルム1の間接転写
画像を熱圧着により転写するヒートローラ22とにより
構成されている。ヒートローラ22は丸い円筒状の断面
を有しており、周面に加熱圧着用の円筒型周面を有する
凸部23が形成されている。
【0036】(図8)はこの第2転写装置の流れ図を示
すものであり、ヒートローラ22はフィルム1の流れて
ゆく方向に転動するように設けられており、ステージ2
1のシート5の上方にフィルム1の所定の転写画像が位
置したら(フィルムの転写位置出しステップ)、ヒート
ローラ22のヒータ24が加熱され(温度適正判断)、
フィルム1が停止すると共に、ステージ21が上昇し、
ヒートローラ22が回転する。これにより、凸部24が
ステージ21と共同してフィルム1及びシート5とを熱
圧着する。シート5の転写が繰り返される場合には再度
フィルムの転写位置出しステップに戻る。
【0037】(図9)、(図10)はドラムの変形例を
示したものであり、このドラム30には軸方向に延びる
凹部31が形成されており、この凹部31の開口縁部近
傍であってドラム30の円周半径より短い距離内にプレ
スローラ16、17が備えられている。このため、この
変形例によれば、凹部31内にフィルム1の固定手段が
配備されるため、転写する範囲を実施例1の場合より大
きくとれることとなり、より大きなシートの多重転写が
可能となる。
【0038】又、(図11)はサーマルヘッドの変形例
を示したもので、この実施例ではサーマルヘッド40は
縦型のものとされているため、サーマルヘッドの接触範
囲を小さくでき、精密な転写が有利なものとなる。尚、
(図12)、(図13)、(図14)は第2転写装置の
変形例を示すものである。(図12)のステージは固定
式のもので、フィルム1を張っているローラ7、8及び
ヒートローラ22が上下に昇降する。又、(図13)で
はステージは実施例1と同様に上下方向に昇降するタイ
プのものが用いられておりローラ7、8とヒートローラ
22が一体に横移動し、(図14)ではスクリューネジ
50によるスライド式のステージ51が用いられてい
る。
【0039】(図15)、(図16)は実施例1の第1
転写装置の変形例を示すものであり、符号100はドラ
ム、101、102はフィルム1を送るローラ、103
はアーム、104はプレスローラ、105はコイルスプ
リング、106はガイドローラ、107はガイドローラ
アーム、108はストッパピン、109はテンションロ
ーラ、110はテンションローラアームである。
【0040】ドラム100の左右両端部には一対の支軸
111が設けられており、この一対の支軸111の各々
にはアーム103が互いに接近離間する方向に回動自在
に軸支されている。一対のアーム103の回動端部に設
けられたプレスローラ104は一対のアーム103の回
動動作によりドラム100に対して接触したり、離れた
り出来るようになっている。一対のアーム103の中間
部には、一端がドラム100の固定点に止められたコイ
ルスプリングの他端が止められている。一対のアーム1
03、103の回動動作はガイドローラアーム107、
107の開閉動作により行なわれる。
【0041】即ち、(図15)の一点鎖線で示すよう
に、ドラム100の左右両端部から突出するロッド11
4の回転動作若しくは軸方向への変位動作などにより、
ガイドローラアーム107、107が互いに離間する方
向に開くと、フィルム1のテンションによりプレスロー
ラ104、104にたいして互いに離れる方向に引っ張
り力が加わり、一対のアーム103、103がコイルス
プリング105の引張力に抗して開く。他方、ガイドロ
ーラアーム107、107を閉じるとコイルスプリング
105の引張力により一対のアーム103、103が閉
じてストッパ112、112に当たって停止すると共
に、プレスローラ104、104がドラム100に接触
する。ガイドローラアーム107、107はドラム10
0と同時に一体に等速度で回転し、ドラム100の回転
中は開くことはない。
【0042】又、テンションローラアーム110は(図
15)においては一方のみ図面に表わされているが、実
際はロッド114を中心として左右に設けられるもので
ある。テンションローラアーム110の回動端部にはテ
ンションローラ109が設けられている。左右一対のテ
ンションローラアーム110も同様にドラム100と一
体に回転し、フィルム1の弛緩を除いていると共に、ド
ラム100が停止してガイドローラアーム107、10
7が開閉するとき、フィルム1に適正な引張力を加える
ためにローラ101、102間を変位してドラム100
周面におけるフィルム1の移動摩擦抵抗を減少させる。
【0043】ドラム100の転写を行なう部分には、
(図16)に示すように、サーマルヘッド120が当接
する。サーマルヘッド120は支軸121を中心に回動
可能となっており、転写リボン2はローラ13からロー
ラ122、123、121を介してローラ14に巻取ら
れる。ドラム100にはサーマルヘッド120の付勢力
に抗してフィルム1を支持する円弧断面形状のプレート
125が設けられている。
【0044】(図17)ないし(図20)は、本発明の
実施例2を示すものであり、この実施例では符号200
が実施例2の画像記録装置、符号201が中間媒体とし
てのテープ状のフィルム、符号202が転写部材として
の転写リボン、符号203は画像記録装置のハウジン
グ、符号210が中間媒体供給装置、符号220が第1
転写装置、符号230が第2転写装置である。
【0045】ハウジング200には被転写物としてのプ
ラスチックカード204を出入させる出入口205が開
口している。ハウジング200内には中間媒体供給装置
210を配設するフレーム206が立設されている。
【0046】中間媒体供給装置210はフレーム206
から突出した軸207、208にそれぞれ装着された第
1リール211と、第2リール212、及び、クリーナ
213、ホログラムセンサ214、ガイドローラ21
5、216並びに軸207、208を回転させる図示し
ないステッピングモータ、ステッピングモータ及びクリ
ーナ213、ホログラムセンサ214を制御するマイコ
ン217から構成されている。
【0047】ステッピングモータは、マイコンからの正
逆の回転方向並びに回転数及び回転速度が制御される。
軸207、208はマイコン217によって正逆方向に
回転調整され、フィルム201を第1リール201から
第2リール202に送るときには(図17)の半時計方
向Lに回転するが、フィルム201をプレート221に
固定する場合は、軸207は矢印L1方向にトルクを発
生させ、軸208は矢印R2方向にトルクを発生してフ
ィルム201の所定部位をプレート221に固定する。
【0048】クリーナ213は第1リール211のフィ
ルム201を洗浄するように例えばシリコンゴムなどの
ような粘着性のある樹脂を表面に有している。マイコン
217の命令によりホログラムセンサ214はフィルム
201に記録された回折格子にレーザーを照射し、所定
の回折光を受光センサ214aにて検知してマイコン2
17に検知データを送ることにより、フィルム201の
所定の部位がプレート221の所定部位に位置すること
をマイコン217に伝える。尚、ローラ215、216
は回転自在になっている。
【0049】第1転写装置220は、プレート221
と、キャリア222と、キャリア222を駆動するスク
リューロッド223、スクリューロッド223を回転さ
せるモーター224、モーター224の動力を伝達する
ベルト機構225を備えている。キャリア222には、
第3リール226、第4リール227、転写ヘッドとし
ての端面に発熱素子を有するサーマルヘッド228、転
写リボン202の送り量を検知するためのセンサ228
a、サーマルヘッド228を上下動させるモータ229
a、ギア機構229bが備えられている。
【0050】プレート221はフィルム201の走行領
域に対してほぼ平行に延びている。プレート221の下
面には二重転写の開始位置のためにサーマルヘッドが位
置させるためのセンサ221aが設けられている。セン
サ221aはキャリア222のサーマルヘッド228が
真下に位置したことを検知してマイコン217に伝え
る。
【0051】キャリア222は(図18)に示すように
ボックス状に形成されており、側面にスクリューロッド
223と螺合するナット部223aが突設されている。
キャリア222の側面にはスクリューロッド223と平
行なガイドロッド223bをスライド自在に保持する軸
受223cが突設されている。スクリューロッド223
及びガイドロッド223bは、一対の軸受板223d、
223dに保持されている。キャリア222の下面には
転がり軸受222aが設けられている。
【0052】キャリア222には第3リール226、第
4リール227から延びる転写リボン202を支持する
ガイドロッド226a、227aが設けられている。ガ
イドロッド226a、226bの間にはサーマルヘッド
228が上下動可能に設けられている。サーマルヘッド
228はガイド板228b、228bに挟持され、下面
のガイドロッド228c,228cによって上下に案内
される。キャリア222のモーター224側の端部に
は、プラスチックカード204を搭載するステージ23
1が固着されている。ステージ231の左右端部はハウ
ジング203の下部に設けられ一組のガイド板232、
232に支持されている。
【0053】キャリア222はモータ224の駆動力に
よりスクリューロッド223により左右にスライドす
る。モータ224はマイコン217の命令により正逆方
向に回転する。第3リール226、第4リール227は
図示しないモータにより正逆方向に回転する。第3リー
ル226、第4リール227を回転させるモータは、マ
イコン217によって回転方向、回転量が調整される。
【0054】第2転写装置230は、キャリア222に
取り付けられたステージ231と、縦方向に延在するフ
レーム206に取り付けられたヒートローラ232と、
ヒートローラ232を支持するアーム233と、アーム
233を上下方向に回動させる図示しないエアシリンダ
とを備えている。
【0055】ヒートローラ232にはマイコン217に
よって発熱制御されるヒータを内蔵している。アーム2
33はフレーム206に取り付けられた軸受234に支
持され、マイコン217によって伸縮調整されるエアシ
リンダによって上下する。
【0056】プラスチックカード204の転写開始端部
204a、転写終了端部204bがヒートローラ232
の真下位置近傍に到達したことは光学センサ232bに
より検知される。
【0057】エアシリンダは、光学センサ232bがプ
ラスチックカード204の転写開始位置204aを検知
し、受光センサ214aの送り量検知によりフィルム2
01の二次転写部位がヒートローラ232の下方に位置
したときに、ヒートローラ232を下降させる。キャリ
ア222が二次転写中に移動してプラスチックカード2
04の二次転写終了端部204bが光学センサ232b
に検知されたら、光学センサ232bからマイコン21
7に二次転写が完了したことが伝えられ、ヒートローラ
232が上方に移動する。尚、240は画像記録装置2
00のスタートストップボタン、241は所定のプラス
チックカード204に転写すべき所定の転写データを選
択する選択ボタンである。
【0058】<実施例2>次に、実施例2の画像記録装
置200の動作について説明する。
【0059】先ず、画像記録装置200が待機状態にあ
るとき、キャリア222はステージ231にプラスチッ
クカード204を搭載できるように、出入口205の近
傍に位置し、第3リール226、第4リール227は転
写リボン202のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの転写色の順序において最初に印刷する例えば、イエ
ローの部分をサーマルヘッド228の上方に位置させて
待機する。
【0060】この待機状態から、スタートボタン240
をオンさせ、ステージ231にプラスチックカード20
4を搭載し、選択ボタン241により所定の転写データ
を選択すると、第1リール211、第2リール212を
回転させるモータが回転し、フィルム201が第1リー
ル211から第2リール212に送られる。
【0061】クリーナ213によって洗浄されたフィル
ム201の所定の回折格子がホログラムセンサ214の
受光センサ214aにより検知されると、第1リール2
11、第2リール212のモータは停止し、第1リール
211と第2リール212に互いにフィルム201を引
っ張る方向にトルクを与える。これによって、プレート
221の下方の所定位置に中間媒体の所定の一次転写部
位が位置する。
【0062】次に、マイコン217からモータ214に
回転命令が出力され、スクリューロッド223が所定数
回転してキャリア222をプレート221の下方に位置
させる。プレート221のセンサ221aがサーマルヘ
ッド228がプレート221の所定位置に位置したこと
を検知したら、(図19)に示すように、マイコン21
7は、モータ229aを回転させてサーマルヘッド22
8を上昇させ、第3リール226、第4リール227を
回転させ、サーマルヘッド228の発熱素子に転写すべ
きドットデータを送ってフィルム201に間接転写を行
なう。サーマルヘッド228により例えばイエローの間
接転写が終わったら、サーマルヘッド228を一次的に
下降させ、モータ224を逆回転させてキャリア222
を間接転写の開始位置に戻し、次のマゼンタの転写を行
なうために、第3、第4の各リール226、227を回
転させてサーマルヘッド228の上方にマゼンタの転写
開始端部を位置させ、サーマルヘッド228を上昇さ
せ、マゼンタのドットのための所定の発熱命令をサーマ
ルヘッド228に送って転写を開始する。以下、シア
ン、ブラックについても同様な工程を繰り返す。
【0063】中間媒体であるフィルム201にプラスチ
ックカード204に間接転写すべき色彩ドットが転写さ
れたら、(図20)に示すように、サーマルヘッド22
8の発熱を終了させて下降させる。他方、第3リール2
26、第4リール227を新たなイエローの転写インク
層がサーマルヘッド228の上部に位置するように、所
定量回転させ、出入口205近傍にプラスチックカード
204が位置するようにマイコン217からモータ22
4に回転命令を出力する。又、第1リール211から第
2リール212に向かってフィルム201を送る。この
送り量はホログラムセンサ214、受光センサ214a
にて検知する。フィルム201の間接転写部位がプレー
ト221からヒートローラ232の真下に位置したら、
第1リール211、第2リール212を停止して、再度
フィルム201にテンションを与えるように、第1リー
ル211、第2リール212にトルクを与える。
【0064】フィルム201の間接転写部位がヒートロ
ーラ232の真下に位置したら、プラスチックカード2
04の転写開始端部204aがヒートローラ232の真
下に位置するようにモータ224を回転する。受光セン
サ232bがプラスチックカード204の転写開始端部
204aを検知したら、ヒートローラ232を発熱させ
ると共に下降させてプラスチックカード204の所定部
位に二次転写を行なう。
【0065】プラスチックカード204の二次転写工程
時にモータ224は回動し、ヒートローラ232のヒー
タを発熱させてフィルム201の間接転写部位をプラス
チックカード上に転写する。二次転写工程後、光学セン
サ232bが転写終了端部204bを検知したら、ヒー
トローラ232の発熱を停止し、上昇させ、キャリア2
22を待機位置に戻す。
【0066】これによって、プラスチックカード231
上に位置ずれの非常に少ない精密な転写が行なわれる。
【0067】(図21)は本発明の実施例3を示すもの
である。
【0068】この図の画像記録装置300は、中間媒体
供給装置310、第1転写装置320、第2転写装置3
30を備えている。
【0069】画像記録装置300のハウジング301に
はプラスチックカード302の出入口303が設けられ
ている。
【0070】中間媒体供給装置310は中間媒体として
のフィルム311を巻回する第1リール312と巻き取
り用の第2リール313とを備えている。フィルム31
1は第1リール312からクリーナ314で洗浄され、
ホログラムセンサ315で移動量を検知される。フィル
ム311は第1転写装置320のドラム321に巻き付
けられた後に、テンションローラ331、ガイドローラ
332に案内されて第2リール313に巻取られる。
【0071】第1転写装置310は、ドラム321の両
端部に設けられたアーム322、323に治具ローラ3
24、325が支持されており、フィルム311がドラ
ム321に固定される。アーム322、323はドラム
321と一体回転し、ドラム321の周面に対して接近
・離間してフィルム311の固定・固定解除を行なう。
ドラム321に対しては転写フィルム326が当接す
る。転写フィルム326は第3リール327から第4リ
ール328に送られ、サーマルヘッド329により間接
転写が行なわれる。サーマルヘッド329はアーム32
9aに支持されており、アーム329aは軸329bを
中心に回動する。サーマルヘッド329は間接転写を行
なう際に、回転するドラム321に向かって転写フィル
ム326を押圧して間接転写を行い、転写フィルム32
6の色順(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に
合うように転写を繰り返す。符号329cは転写フィル
ム326を案内するローラである。
【0072】第2転写装置330は、ヒートローラ33
3と、ヒートローラ333を支えるアーム334と、プ
ラスチックカード302を載せるステージ335とで構
成される。ステージ335はヒートローラ333の下方
にラックアンドピニオン機構336によりスライド可能
になっており、ヒートローラ333はアーム334の回
動によりステージ335上のプラスチックカード302
に二次転写画像を転写する。
【0073】(図22)は(図21)の画像記録装置の
変形例であり、この画像記録装置300’ではドラム3
21の配設位置がハウジング301の内側に配設されて
いるため、(図21)に示す画像記録装置300よりコ
ンパクトになっている。そのほかの構成はほぼ(図2
1)の画像記録装置300と同様であるので、その説明
を援用する。
【0074】
【発明の効果】以上のように本発明によると、間接転写
方法が持つ長所、すなわち、〔イ〕被転写体の転写表面
の湾曲度、凹凸、傷の有無、インクの接着性・変色・褪
色等の有無等に応じて転写層を選択することができるこ
と、〔ロ〕本来昇華性染料に対して受容性の乏しい紙類
に表面にも感熱昇華転写記録による諧調性豊かなフルカ
ラーの画像を形成出来ること、〔ハ〕記録内容が例えば
カード1枚毎に異なるようなケース(例えば、IDカー
ドのように記録すべき個人情報は普通は1枚毎に違う為
に、1枚毎に異なるカラー画像、文字情報機械読み取り
用の記録画像、あるいは文字情報、等を記録する必要が
あるケース)の場合にも、迅速に且つ経済的に対応可能
である、つまり好適であること、のうち、〔イ〕と
〔ハ〕の長所を損なうことなく、依然としてその恩恵を
享受することが出来、そのうえ、顔料を色材に使用し面
積諧調による極めて高品質な諧調表現の画像を得ること
が出来る。つまり、本発明によると、今まで従来の技術
によって寄与されていた〔ロ〕の効果が無い代わりに、
昇華性染料による画像の欠点を克服することが出来て、 〔a〕極めて高画質の印刷により得られたカラー画像に
迫る、大変に「シャープな」画像を得られること。 〔b〕形成した画像を保護する保護層を敢えて設けなく
ても、耐候性が高く画像劣化がほとんど無い画像を得ら
れること。 〔c〕得られた画像は、耐熱性、耐光性、耐薬品性、そ
して耐久性が、昇華性染料により従来から得られていた
画像よりも遙に優っていること。 〔d〕得られる画像は、大変に高い光学濃度での画像表
現が可能であり、昇華性染料により従来から得られてい
た画像よりも、高濃度での画像表現性で遙に優っている
こと。 という、従来よりも遙に優れた画像を得られるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略構成を示す図
【図2】フィルムの層断面構成を示す図
【図3】ドラムの回動開始位置及び回動量検出用の標識
の説明図
【図4】フィルムの転写インク層の説明図
【図5】ドラムを逆回転させて転写フィルムの位置を変
える状態の説明図
【図6】プレスローラ等を離して二次転写済みフィルム
を送る説明図
【図7】フィルムに転写フィルムのインクを転写する工
程の流れ図
【図8】第2転写装置での転写工程を示す流れ図
【図9】実施例1のドラムに軸方向の凹部を形成した変
形例の断面図
【図10】図9の変形例のドラムの回転状態説明図
【図11】サーマルヘッドの設置変形例を示す図
【図12】第2転写装置のフィルム係止ローラの変形例
の構成図
【図13】第2転写装置のローラ及びヒートローラの変
形例構成図
【図14】第2転写装置のステージの変形例構成図
【図15】実施例1の第1転写装置の別の構成例を示す
【図16】実施例1の第1転写装置の別の構成例の説明
【図17】本発明の実施例2の画像記録装置の断面図
【図18】実施例2のキャリアの断面図
【図19】実施例2のプレートにサーマルヘッドを押し
当ててキャリアを移動させる状態の側面図
【図20】実施例2のヒートローラを支持板上のカード
に押し当てて二次転写を行なう状態の側面図
【図21】実施例3の画像記録装置の概略構成を示す側
面図
【図22】実施例3の画像記録装置の変形例を示す側面
【符号の説明】
1・・・・・・・・フィルム(中間媒体) 1a・・・・・・・第1転写層 2・・・・・・・・転写フィルム(転写部材) 2a・・・・・・・転写インク層 3・・・・・・・・第1転写装置 4・・・・・・・・第2転写装置 5・・・・・・・・シート 6、7、8、9・・ローラ 10a・・・・・・基材 10・・・・・・・剥離層 11・・・・・・・セキュリティ層 12・・・・・・・受像層 13、14・・・・ローラ 15・・・・・・・ドラム 16、17・・・・プレスローラ(固定手段) 18、19・・・・プレスローラ 20・・・・・・・サーマルヘッド 21・・・・・・・ステージ 22・・・・・・・ヒートローラ 23・・・・・・・凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木島 厚 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 丸亀 知之 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色材に顔料を使用した着色層が支持体上に
    設けられてなる感熱転写記録媒体と、これによる感熱転
    写記録画像を受像する受像層を備えた中間記録媒体とに
    対して、該着色層の側を受像層の側に接するように配置
    し、 画像形成を望む画像に関わる画像データに基づいて、感
    熱転写記録媒体の支持体側または該中間記録媒体の受像
    層の反対側のいずれかの側から、選択的に加熱すること
    で該受像層に感熱転写記録を行なうことにより画像を形
    成し、 次いで、該画像が形成された受像層の側を被画像形成体
    上に加熱加圧することで該受像層を被画像形成体に接着
    し、これにより該被画像形成体と該受像層との間に色材
    に顔料を用いた画像を形成することを特徴とする画像形
    成方法。
  2. 【請求項2】複数色からなる画像を前記受像層に形成す
    る場合、1色目の画像が形成された受像層に、必要な色
    の数だけ前記感熱転写記録を繰り返すことにより画像を
    形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方
    法。
  3. 【請求項3】前記選択的加熱にはサーマルヘッドを使用
    し、これを用いた感熱転写記録は、サーマルヘッドの発
    熱ドットに対するジュール熱量を変化させることによ
    り、転写するドットサイズを選択的に変更し、これによ
    り面積諧調により諧調表現することを特徴とする請求項
    1または2のいずれかに記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】前記選択的加熱には熱ビーム露光装置を使
    用し、これを用いた感熱転写記録は面積諧調により諧調
    表現することを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】前記感熱転写記録媒体は支持体と着色層と
    の間に光熱変換層が設けてあることを特徴とする請求項
    4に記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】前記感熱転写記録媒体は着色層の厚さが1
    μm以下であり、これを用いた感熱転写記録は面積諧調
    により諧調表現することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】前記中間記録媒体の受像層は、中間記録媒
    体中の支持体から剥離可能に設けられてあり、 画像が形成された受像層の側を前記被画像形成体上に加
    熱加圧する場合に、該受像層は該被画像形成体上に残し
    て該支持体は剥離することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれかに記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】前記画像が形成された受像層の側を前記被
    画像形成体上に加熱加圧した後に、所定の領域を該被画
    像形成体上に残して、前記中間記録媒体を打ち抜くこと
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形
    成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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