JPH1059022A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH1059022A
JPH1059022A JP8216458A JP21645896A JPH1059022A JP H1059022 A JPH1059022 A JP H1059022A JP 8216458 A JP8216458 A JP 8216458A JP 21645896 A JP21645896 A JP 21645896A JP H1059022 A JPH1059022 A JP H1059022A
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JP
Japan
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torque
upshift
shift
executing
inertia phase
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Application number
JP8216458A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tashiro
田代  勉
Tetsuji Ozaki
哲司 小崎
Masami Fujitsuna
藤綱  雅己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1059022A publication Critical patent/JPH1059022A/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アップシフトのイナーシャ相期間中にトルク
ダウン制御を実行するようにしたシステムにおいて、車
速によって変速ショックがばらつかない様にする。 【解決手段】 アップシフトが指令されると、まず、ス
ロツトル開度、車速、入力軸回転数Ntを読み込み、変
速前後の入力軸回転数Nt1,Nt2を算出する(ステッフ
゜210,220)。そして、変速開始直後にスロットル開度に
基づきイナーシャ相期間tsを決定し(ステッフ゜250)、イ
ナーシャ相期間中に変速機入力軸回転数を低下させる際
の目標勾配Ntrdを算出する(ステッフ゜260)。そして、
フィードバック制御の基準となる目標入力軸回転数Nt
rを算出した後(ステッフ゜270,280)、目標勾配Ntrdに
基づき、勾配がきついほど大きな値となるようにトルク
ダウン量Tdを決定する(ステッフ゜290)。そして、エンジ
ン制御用コンピュータ5に対してこのトルクダウン量T
dを指令する(ステッフ゜300)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
制御装置に係り、特に、アップシフト変速におけるイナ
ーシャ相期間中にトルクダウンを実行することにより変
速ショックを緩和するようにした変速制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】変速歯車機構を採用した自動変速機で
は、変速歯車機構に備えられているクラッチ、ブレーキ
等の摩擦係合要素を選択的に油圧作動させて変速段を設
定する様になっている。例えば、ある変速段からアップ
シフトを実行する場合、それまで非係合状態にあったク
ラッチに油圧を加えて係合状態に変更する制御が実行さ
れる。
【0003】こうした変速過程においては、変速歯車機
構の伝達ギヤ比が変えられるので、変速歯車機構の入力
軸に接続されている回転部材の回転数変更が余儀なくさ
れる。その結果、回転数変化分の回転エネルギがイナー
シャトルクとして駆動トルクに重畳し、変速ショックと
なって現れる。
【0004】こうした変速ショックを低減するにはイナ
ーシャトルクを低下させればよい。イナーシャトルクを
低下させるには、摩擦係合要素が係合し始めてから係合
し終わるまでの時間(イナーシャ相期間)を長くして、
摩擦係合要素の係合がゆっくりと進行するようにし、そ
の間の摩擦係合要素の滑りによる摩擦熱として上記回転
部材の回転エネルギを放散させればよい。この場合、回
転部材の回転エネルギは、変速前後での入力軸回転数差
の2乗に比例して大きくなる。
【0005】そこで、特開平3−92672号公報で
は、車速が高くなるほど、即ち入力軸回転数差が大きく
なるほど長いイナーシャ相期間となるように摩擦係合要
素に加える油圧を制御する技術が提案されている。この
提案によれば、イナーシャトルクを十分に吸収できる反
面、高車速域でイナーシャ相期間が長くなり、摩擦係合
要素の耐久性を損なうという問題がある。
【0006】摩擦係合要素の耐久性を損なわない様に、
すべての変速切換においてイナーシャ相期間を一定とす
る制御の提案もある(特公平4−72099号公報)。
しかし、上述の様に、イナーシャトルクは入力軸回転数
差の2乗に比例して大きくなるので、この提案の方法で
は、入力軸回転数差が小さいところで変速するときはな
めらかに変速するものの、入力軸回転数差が大きいとこ
ろで変速すると大きな変速ショックが発生するという問
題が残る。
【0007】このため、エンジンの発生トルクそのもの
を低減することにより摩擦係合要素で吸収する回転エネ
ルギを下げるという方法も提案されている。例えば特開
昭62−98057号公報では、変速の種類(1→2変
速、2→3変速等の別)とエンジントルクの大きさ(例
えばスロットル開度)に応じてトルクダウン量を決める
方法が採られている。これは、エンジントルクを下げる
と駆動トルクが低下するので、イナーシャトルクに見合
う分のエンジントルクを下げることで駆動トルクのベー
スを低下させ、変速ショックを小さくするというもので
ある。
【0008】また、これら従来の提案を組み合わせるこ
とにより、イナーシャ相期間を摩擦係合要素の耐久性を
損なわない範囲に設定してイナーシャトルクの低減と摩
擦係合要素の耐久性確保とを両立させ、さらに、トルク
ダウン制御を併用することで、変速ショックを低減する
方法へと発展させることができる(例えば、特開平1−
285428号)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案され
ている変速時のトルクダウン制御は、上述の様に、変速
の種類とエンジントルクの大きさに応じてトルクダウン
量を決定するものであるため、以下の問題がある。
【0010】最近では、自動変速機を搭載しながら、ス
イッチを切り換えることによって、マニュアルシフト車
の感覚で車両を運転できる様にしたものが知られてい
る。こうした車両では、自動変速の際に用いられる変速
マップとは異なる条件において変速が指令されることに
なる。
【0011】 例えば、ドライバーが1速で加速し、
通常の変速マップで1→2変速を実施すべきとされてい
る車速を大幅に超過した車速まで引っ張っておいてか
ら、2速へシフトレバーを操作したような場合、通常の
1→2変速よりも大きな入力軸回転数差を吸収しなけれ
ばならなくなる。
【0012】 逆に、通常の変速マップで1→2変速
を実施すべきとされている車速よりもかなり低い車速の
段階で、ドライバーが2速へシフトレバーを操作したよ
うな場合、通常の1→2変速よりも小さな入力軸回転数
差を吸収すれば足りることになる。
【0013】これに対し、上記従来のトルクダウン制御
の方法では、同じスロットル開度であれば、低めの車速
で変速しようが高めの車速で変速しようが、1→2変速
として同じトルクダウン量による制御となってしまうた
め、上記の様な変速では変速ショックが十分吸収でき
ず、逆に上記の様な変速では減速感を与えるような変
速となってしまう。
【0014】即ち、従来の技術では、変速を実施する際
の車速によって変速ショックの大きさがばらつくという
問題がある。そこで、本発明は、アップシフトのイナー
シャ相期間中にトルクダウン制御を実行するようにした
システムにおいて、車速によって変速ショックがばらつ
かない様にすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明の自動変速機の変速制御装置は、請求
項1に記載した様に、アップシフト変速のイナーシャ相
期間中に、変速機入力軸回転数を所定の目標勾配に従っ
て低下させる様に、摩擦係合要素の係合油圧をフィード
バック制御すると共に、該イナーシャ相期間中に変速シ
ョックを緩和するためのトルクダウン制御を実行するト
ルクダウン実行手段を備える自動変速機の変速制御装置
において、前記フィードバック制御の目標勾配が大きい
ほどトルクダウン量を大きくする様に、前記トルクダウ
ン実行手段の実行すべきトルクダウン量を決定するトル
クダウン量決定手段を備えることを特徴とする。
【0016】この請求項1記載の発明によれば、アップ
シフトに伴う変速機入力軸回転数差が大きい場合は、フ
ィードバック制御の目標勾配も大きくなるので、大きな
トルクダウンが実行される。逆に、アップシフトに伴う
変速機入力軸回転数差が小さい場合は、フィードバック
制御の目標勾配も小さくなるので、小さなトルクダウン
が実行される。この結果、請求項1記載の発明によれ
ば、アップシフト時の変速機入力軸回転数差、換言すれ
ばアップシフト時の車速が異なっていても、同じ変速段
へのアップシフトであれば同じ様な大きさの変速ショッ
クに収めることができ、車速による変速ショックのばら
つきを防止することができる。
【0017】また、上記目的を達成するに当たっては、
請求項2に記載した様に、アップシフト変速のイナーシ
ャ相期間中に変速ショックを緩和するためのトルクダウ
ン制御を実行するトルクダウン実行手段を備える自動変
速機の変速制御装置において、変速前後の入力軸回転数
差が大きいほどトルクダウン量を大きくする様に、前記
トルクダウン実行手段の実行すべきトルクダウン量を決
定するトルクダウン量決定手段を備えることを特徴とす
る自動変速機の変速制御装置としてもよい。
【0018】請求項1記載の発明では、フィードバック
制御の目標勾配に着目したわけであるが、課題の欄でも
述べた通り、通常より高めの車速で変速しようとすると
変速機入力軸回転数差が大きくなることから、変速機入
力軸回転数差からトルクダウン量を決定するようにして
も上記請求項1記載の発明と同様の作用・効果によって
変速ショックのばらつきを防止することができるのであ
る。
【0019】さらに、上記目的を達成するに当たって
は、請求項3に記載した様に、変速機入力軸回転数差で
はなく、同じ変速段からのアップシフトに際して、変速
前の変速機入力軸回転数が大きいほどトルクダウン量を
大きくする様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべ
きトルクダウン量を決定するトルクダウン量決定手段を
備えるようにしてもよい。
【0020】変速前後での入力軸回転数の差は、変速前
の入力軸回転数と変速前後でのギア比変化の大きさで決
まる。同じ変速段であれば、変速前後でのギア比変化の
大きさは常に一定であるため、変速前後での入力軸回転
数の差の大小は、変速前の入力軸回転数の大小に依存す
る。従って、変速前の変速機入力軸回転数が大きいほ
ど、請求項1でいうところの目標勾配がきつくなり、請
求項2でいうところの変速前後の変速機入力軸回転数差
が大きくなる。よって、請求項3記載の発明によれば、
同じ変速段からのアップシフトに際して変速前の変速機
入力軸回転数の大小に応じてトルクダウン量を決定する
ことで、請求項1,2記載の発明と同様の作用効果が発
揮され、車速による変速ショックのばらつきを防止する
ことができる。
【0021】また、上記目的を達成するに当たっては、
請求項4に記載した様に、変速前の入力軸回転数の大小
ではなく、同じ変速段からのアップシフトに際して、変
速前の車速が大きいほどトルクダウン量を大きくする様
に、前記トルクダウン実行手段の実行すべきトルクダウ
ン量を決定するトルクダウン量決定手段を備えるように
してもよい。
【0022】これは、同じ変速段のアップシフトに際し
ての変速前の車速が大きければ大きいほど変速前の入力
軸回転数が大きくなり、この結果、変速前後の入力軸回
転数差が大きくなるからである。よって、この請求項4
記載の発明によれば、同じ変速段からのアップシフトに
際して変速前の車速の大小に応じてトルクダウン量を決
定することで、請求項1〜3記載の発明と同様の作用効
果が発揮され、車速による変速ショックのばらつきを防
止することができる。
【0023】さらに、上記目的を達成するに当たって
は、請求項5に記載した様に、予め定められた変速マッ
プに従ってアップシフトを実行する通常アップシフト実
行手段と、該アップシフトのイナーシャ相期間中に変速
ショックを緩和するためのトルクダウン制御を実行する
トルクダウン実行手段と、前記通常アップシフト実行手
段に代えて、前記変速マップに従うことなくアップシフ
トを実行する強制アップシフト手段とを備える自動変速
機の変速制御装置において、前記強制アップシフト手段
が前記変速マップのアップシフト条件を通り過ぎた状態
においてアップシフトを実行する場合は、前記通常アッ
プシフト実行手段によるアップシフトの際のトルクダウ
ン量より大きなトルクダウンを実行する様に、前記トル
クダウン実行手段の実行すべきトルクダウン量を決定す
るトルクダウン量決定手段を備えるようにしてもよい。
また、これとは逆に、請求項6に記載した様に、前記強
制アップシフト手段が前記変速マップのアップシフト条
件に至らない状態においてアップシフトを実行する場合
は、前記通常アップシフト実行手段によるアップシフト
の際のトルクダウン量より小さなトルクダウンを実行す
る様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべきトルク
ダウン量を決定するトルクダウン量決定手段を備えるよ
うにしてもよく、より望ましくは、請求項7に記載した
様に、これら請求項5,6記載のトルクダウン量決定手
段を両方共備える様にすればよい。
【0024】請求項5記載の発明によれば、本来変速を
すべき車速を大きく通り過ぎた状態まで低速段で引っ張
り、その後アップシフトを実行する操作がなされた場
合、変速マップに従ってアップシフトを実行する場合よ
りも大きなトルクダウンが実行される。この様に低速段
で引っ張った状態においてアップシフトを実行すると、
変速前後の変速機入力軸回転数差が大きくなり、通常の
トルクダウンを実行しただけでは変速ショックを十分に
緩和できないからである。
【0025】一方、請求項6記載の発明によれば、本来
変速をすべき車速に至っていない状態でアップシフトを
実行する操作がなされた場合、変速マップに従ってアッ
プシフトを実行する場合よりも小さなトルクダウンが実
行される。この場合の小さなトルクダウンには、通常な
らトルクダウンを実行するというときに、トルクダウン
を実行しないようにする構成も含まれる。即ち、トルク
ダウン量=0も小さなトルクダウンに含まれるのであ
る。
【0026】請求項5記載の発明によれば、通常のアッ
プシフトに比べて過大な変速ショックが発生しないよう
にすることができ、請求項6記載の発明によれば、通常
のアップシフトに比べて過大な減速感が発生することを
防止することができ、これら両者を備える請求項7記載
の発明によれば、変速ショックの車速によるばらつきを
なくすことができる。
【0027】なお、請求項8に記載した様に、これら請
求項1〜7のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置
において、前記イナーシャ相期間を、エンジントルク自
体又はエンジントルクに相当する所定のパラメータに基
づいて、エンジントルクが大きくなるほど長い期間とな
る様に決定するイナーシャ相期間決定手段を備えるよう
にするとよい。
【0028】この請求項8記載の発明によれば、車速が
高くてイナーシャトルクが大きい場合は、イナーシャ相
期間を長くしてイナーシャトルクを低減する制御が併用
され、逆に、車速が低くてイナーシャトルクがそれほど
大きくない場合は、イナーシャトルク低減作用を抑制
し、上述のトルクダウン制御と合わせて、車速による変
速ショックのばらつきを一層低減することができる。
【0029】また、請求項9に記載した様に、これら請
求項1〜7のいずれか記載の自動変速機の変速制御装置
において、前記イナーシャ相期間を、エンジントルク自
体又はエンジントルクに相当する所定のパラメータが大
きくなるほど長い期間となる様に算出する第1候補算出
手段と、前記イナーシャ相期間を、前記摩擦係合要素の
耐久限界に基づいて、エンジントルク自体又はエンジン
トルクに相当する所定のパラメータが大きくなるほど短
い期間となる様に算出する第2候補算出手段と、前記第
1候補算出手段及び前記第2候補算出手段の算出したイ
ナーシャ相期間の内、短い方のイナーシャ相期間をアッ
プシフト変速のイナーシャ相期間として決定するイナー
シャ相期間決定手段とを備えるようにしてもよい。
【0030】この請求項9記載の発明によれば、第1候
補算出手段はイナーシャトルクの低減を図るべくイナー
シャ相期間を決定し、第2候補算出手段は摩擦係合要素
の損傷を防止すべくイナーシャ相期間を決定することに
なる。そして、イナーシャ相期間決定手段が、第1候補
算出手段及び第2候補算出手段の算出結果の内、短い方
のイナーシャ相期間をもって制御を実行するので、摩擦
係合要素の損傷を来すことなく、車速による変速ショッ
クのばらつきを可能な限り低減することができる。
【0031】この請求項9記載の発明は、排気量の小さ
い低価格の車両の様に、摩擦係合要素の耐久性がそれほ
ど高くない様な車両に特に適する。一方、排気量の大き
い車両の様に、元々摩擦係合要素として耐久性の十分に
高いものが採用されているような車両であれば、請求項
8記載の発明の様に摩擦係合要素の耐久性を特に考慮し
ない構成としても構わない。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1に示す様に、本実施の形態にお
いて自動車に搭載される電子制御エンジン1は、エンジ
ン制御用コンピュータ5と変速制御用コンピュータ14
とを備えている。
【0033】エンジン制御用コンピュータ5には、エン
ジン回転数を検出するエンジン回転センサ6、車速(=
自動変速機2の出力軸回転数)を検出する車速センサ
7、エンジン1のスロットル開度を検出するスロットル
センサ8、及び吸入空気量を検出する吸入空気量センサ
9の各信号が入力される。エンジン制御用コンピュータ
5は、これら入力情報を基に燃料噴射量や点火時期を決
定し、エンジン1に燃料噴射指令、点火指令を出力す
る。そして、この指令に応じて、図示しない燃料供給装
置、点火装置が作動し、エンジン1の回転に合わせて燃
料の供給と燃焼が行われ、エンジン1の駆動及び制御が
行われる。
【0034】エンジン1の発生する動力は、エンジン出
力軸1aを経て自動変速機2に入力され、変速機出力軸
13及びデファレンシャルギア3を介して駆動車輪4に
伝達される。自動変速機2は、トルクコンバータ10及
び変速歯車機構11を備えた周知のもので、図2に示す
様に、変速機入力軸12から変速機出力軸13への動力
伝達経路(変速段)を決定する各種のクラッチ(R/
C,H/C,LO/C,OR/C,F/C,FO/C)
やブレーキ(B/B,LR/B)などの各種摩擦要素を
内蔵した変速歯車機構11を備えている。
【0035】この変速歯車機構11には、図1に示す様
に、変速制御用コンピュータ14からの指令に基づき駆
動されるコントロールバルブ15が接続されており、コ
ントロールバルブ15から適宜油圧が供給され、その油
圧を各種摩擦要素に作動させることで変速を実現してい
る。
【0036】このコントロールバルブ15には、変速制
御用コンピュータ14の指令で変速段毎に油圧を供給す
る経路を切り換える2本の変速制御用ソレノイド15
a,15bと、油圧の大きさを制御するライン圧制御用
ソレノイド16が配置されている。
【0037】なお、この実施の形態においては、2本の
変速制御用ソレノイド15a,15bを用いる構成とし
たが、変速段数やコントロールバルブ15内部の構成に
応じて、変速制御用ソレノイドの本数を増やしてもよ
い。また、変速過渡時の作動油の急速な充填、排出のた
めのタイミングを調節するソレノイドを追加してもよ
い。さらに、ライン圧制御用ソレノイド16としては、
以下デューティソレノイドとして説明するが、油圧を可
変にできる機構であればリニアソレノイドなど他の手段
を用いてもよい。
【0038】変速制御用コンピュータ14は、図示しな
いがCPU,ROM,RAM,I/O装置からなるマイ
クロコンピュータで構成され、車速センサ7、スロット
ルセンサ8、シフトスイッチ19に加え、変速機入力軸
12の回転数を計測する入力軸回転センサ17の各信号
が入力される。
【0039】さらに、エンジン制御用コンピュータ5と
変速制御用コンピュータ14は、通信ライン18で結ば
れ、制御情報や指令を双方向に通信できるようになって
いる。この通信ライン18は、LAN(LocaI A
rea Network)の様な多重通信機構を用いて
もよいし、必要な通信毎に各制御用コンピュータ5,1
4の入出力ポートを接続する配線としてもよい。
【0040】シフトスイツチ19は、図示しないP,
R,N,D,3,2,Lのレンジ選択を行うシフトレバ
ーと、ホールドON/OFFを設定するホールドスイツ
チから構成されており、変速制御用コンピュータ14へ
両信号を出力する。なお、ホールドスイッチは、マニュ
アルシフトに近い操作感覚で運転を実施できるように設
けられたものである。
【0041】次に、この変速制御用コンピュータ14に
よる変速制御について説明する。変速制御用コンピュー
タ14では、シフトスイツチ19の信号に基づく処理と
車速センサ7とスロットルセンサ8の信号に基づく処理
から変速段を決定する。まず、シフトスイッチ19の信
号に基づく処理について説明する。
【0042】変速制御用コンピュータ14はシフトスイ
ツチ19の信号から、例えば表1の情報に基づき設定可
能な変速段を決定する。
【0043】
【表1】
【0044】この表1に示す様に、ホールドスイッチが
OFFの場合には、シフトレバーがDレンジであれば前
進4段の変速段すべてを設定でき、3レンジであれば
1,2,3速の前進3段が、2レンジであれば1,2速
の前進2段が設定できる状態となる。
【0045】これに対し、ホールドスイッチがONの場
合には、シフトレバーが2レンジのときは2速のみが設
定可能となり、3レンジでは2,3速の2段、Dレンジ
では2,3,4速の3段の設定が可能な状態となる。こ
の結果、ホールドスイッチをONのままでシフトレバー
をLレンジから2レンジに移動すると、1→2変速が起
こる。従って、ホールドONの状態では、変速段や変速
のタイミングをドライバーの意志で決定でき、マニュア
ルシフトに近い間隔で運転操作を行うことができる。即
ち、ホールドONにしておくことで、変速マップによら
ずに1→2変速や2←1変速を実行することができるの
である。
【0046】なお、本実施例ではシフトスイツチ19と
してシフトレバーとホールドスイッチの組み合わせによ
るものについて説明しているが、例えばアップシフトス
イッチ又はダウンシフトスイッチの様なものを備え、現
状の変速段からのアップシフト、ダウンシフトをマニュ
アルで指示するタイプとしてもよく、変速段や変速タイ
ミングをドライバーの意志に基づいて決定できるもので
あればその方法を限定するものではない。
【0047】次に、変速マップ及び変速段の決定方法に
ついて説明する。変速マップは、図3に示す様に、スロ
ットル開度と車速に応じて予め定めた多数の判定線によ
って構成される。この変速マップは、変速段決定の際の
チャタリング防止のため、第n速(n=1,2,3)か
ら第n+1速への変速(アップシフト)と第m速(m=
2,3,4)から第m−1速への変速(ダウンシフト)
で、アップシフトの場合は実線、ダウンシフトの場合は
点線で示すように異なる判定線を用いるように構成され
ている。
【0048】変速制御用コンピュータ14は、車速セン
サ7とスロットルセンサ8からの信号を用いて、現在の
運転状態が変速マップのどの変速段領域にはいるかを判
定し、変速段を決定する。そして、この判定結果とシフ
トスイッチ19がホールドONであるかホールドOFF
であるかの別に応じて、2本の変速制御用ソレノイド1
5a,15bのON/OFFを、例えば下記表2のよう
に決定し、制御を実行する。
【0049】
【表2】
【0050】この様に変速制御用ソレノイド15a,1
5bのON/OFFを調節して、コントロールバルブ1
5を駆動することにより、変速歯車機構11内部の各種
摩擦要素に加えられる油圧が変化し、必要なクラッチや
ブレーキが作動して、表2に示す用な変速段の維持、あ
るいは切換が達成される。
【0051】また、変速制御用コンピュータ14は、下
記,の様にして、ライン圧制御用ソレノイド16も
制御している。 変速段が変化しない通常の場合には、図4に示す様
なスロットル開度に対するマップで与えられる油圧(ラ
イン圧)を発生させる。具体的には、まず、スロットル
センサ8からの信号に従って、図4のマップより、必要
なライン圧を求め、続いて図5のマップに従って、この
ライン圧をデューティ値に換算し、ライン圧制御用ソレ
ノイド16をそのデューティ値で駆動し、目標とするラ
イン圧を実現する。この場合、図4と図5を一体化し
て、スロットレ開度から直接デューティ値を求める構成
としてもよい。
【0052】 一方、変速判定の結果で、変速段を変
更する要求があった場合には、の場合よりも低めに設
定された変速時用のライン圧を初期値とし、その後、変
速機入力軸回転数が所定のイナーシャ相期間の間に変速
後の目標回転数まで目標勾配に従って低下するように、
ライン圧のフィードバック制御を実行する。
【0053】その時の制御動作の様子を図6に示す。な
お、図6は、1速から2速への変速の動作を示してい
る。図6に示す様に、まず、変速指令と共に、変速制御
用ソレノイド15aをONからOFFに切り換え、もう
1つの変速制御用ソレノイド15bについてはONを維
持する。同時にライン圧を初期値Piに設定する。
【0054】そして、変速機入力軸12の実回転数が、
車速と1速のギヤ比の積で算出される1速時入力軸回転
数よりも低下したら変速開始と判定し(A点)、以下の
様にしてライン圧のフィードバック制御を開始する。こ
の時点Aに至ったとき、まず、変速機入力軸12の実回
転数から、車速及び2速のギヤ比の積で算出される2速
時入力軸回転数まで、所定のイナーシャ相期間で入力軸
回転数が低下するように変速機入力軸12の回転数のフ
ィードバック目標を設定する。
【0055】この所定のイナーシャ相期間は、例えば、
図7(a)に示すようなマップに基づいて決定される。こ
のマップは、スロットル開度が大きいほどイナーシャ相
期間が長くなるように設定され、変速時のイナーシャト
ルクが大きくなり過ぎないようにしている。また、摩擦
要素の特性によってその熱容量が比較的小さい場合に
は、図7(b)のように熱容量から決まるクラッチ耐久の
限界時間ラインと変速フィーリング(イナーシャトル
ク)からきまるラインの2つに基づき、小さい方の時間
をイナーシャ相の目標時間と設定することで、クラッチ
の損傷を防止しつつできるだけフィーリングを損なわな
い様にするとよい。
【0056】こうして、イナーシャ相期間及びフィード
バック目標が決定したら、入力軸12の実回転数がフィ
ードバック目標に沿って低下するように、ライン圧をフ
ィードバック制御する。また、本実施の形態において
は、変速制御用コンピュータ14は、ライン圧をフィー
ドバック制御している期間に、エンジン制御用コンピュ
ータ5に対して必要に応じてトルクダウン指令を出力す
る。
【0057】本実施の形態においては、このトルクダウ
ン指令は、図8に示す様に、入力軸回転数の制御目標の
勾配が大きいほどトルクダウン量が大きくなる様に決定
される。ただし、実線の様に連続的な値としてトルクダ
ウン量が指令されるのではなく、点線で示す様に、階段
状にトルクダウン量を決定している。具体的には、下記
表3の様に決定する。
【0058】
【表3】
【0059】こうして決定されたエンジントルクダウン
量は、通信ライン18によりエンジン制御用コンピュー
タ5にトルクダウン指令として送信される。エンジン制
御用コンピュータ5は、このトルクダウン指令に従って
トルクダウンを実行する。その後、変速機入力軸12の
実回転数の値がA点での回転数Nt0のK倍(Kはエン
ジンの性能などにより決まる1より小さい定数)になっ
たところで(図示B点)、トルクダウン要求を解除す
る。トルクダウンを変速終了より早く解除しているの
は、指令を解除してから実際にトルクダウンが解除され
るまでの応答遅れを考慮し、変速終了後までトルクダウ
ン制御が続行してしまわないようにするためである。即
ち、トルクダウン解除の指令を出力してから実際にトル
クが復帰するまでには遅れがあるので、変速が終了した
C点でトルクダウン要求を解除するとトルクが復帰する
までの間、加速不良やショックが発生することになるか
らである。このため、変速終了より早くトルクダウン要
求を解除することでこれを防止しているのである。
【0060】こうしてライン圧をフィードバック制御し
た結果、変速機入力軸12の実回転数が目標勾配に従っ
て2速時入力軸回転数まで低下したら(C点)、所定時
間tx(例えば0.2〜0.5秒)の間、ライン圧を変
速終了時の低い値に維持する。txの間ライン圧を低い
値に保つのは、変速終了時のトルク急変によるショック
を緩和するためである。
【0061】次に上述した制御を実現するために、変速
制御用コンピュータ14が実行する処理の手順を図9の
フローチャートに従ってさらに詳細に説明する。この処
理においては、最初のステップ210において、まず、
変速制御に必要なスロツトル開度、車速No、入力軸1
2の回転数Ntが読み込まれる。次に、ステップ220
において、変速前入力軸回転数Nt1及び変速後入力軸
回転数Nt2を算出する。変速前入力軸回転数Nt1
は、車速Noと変速前のギヤ比G1の積により、変速後
入力軸回転数Nt2は、車速Noと変速後のギヤ比G2
の積により、それぞれ求められる。
【0062】続いて、ステップ230にて変速中か否か
を判定する。この判定は、後述する判定値n1を用い
て、入力軸実回転数Ntが、変速前入力軸回転数Nt1
より判定値n1以上低下したときに変速中であると判定
する。具体的には、Ntと、Nt1−n1を比較し、N
t≦Nt1−n1となったら変速中であると判定し、ス
テップ240へ進む。それ以外は変速中でないと判定
し、ステップ510へ進む。
【0063】ここで、判定値n1はノイズ等により誤判
定をするのを防止する目的で設定されており、例えば5
0rpm程度が設定される。ステップ240では、前回
も変速中であったかどうかが判定される。前回が変速中
でなかった場合にはステップ250へ進む。それ以外は
ステップ310へ進む。
【0064】ステップ250ではスロットル開度に基づ
きイナーシャ相期間tsが決定される。ここでは、イナ
ーシャ相期間tsは、先述の図7(b)に示す様に、摩
擦要素の熱容量に基づいて、摩擦要素が損傷しない範囲
で最良なシフトショックが得られるように決定される。
【0065】次にステップ260にて変速中の入力軸1
2の回転数の勾配の目標値Ntrdを(Nt1−Nt
2)/tsにより算出する。その後ステップ270に
て、現在の入力軸実回転数Ntの値が、初期値Nt0と
して記憶される。そして、続くステップ280では目標
回転数Ntrの初期値をNt0に設定する。続くステッ
プ290では目標勾配Ntrdに基づき、表3を参照し
てトルクダウン量Tdを決定する。続いて、ステップ3
00にてトルクダウン要求がエンジン制御用コンピュー
タ5に送信される。その後は、前回も変速中であった場
合と同じくステップ310へ進む。
【0066】ステップ310では変速が継続中か否か
を、後述する判定値n2を用いて判定する。即ち、Nt
とNt2−n2を比較し、Nt≧Nt2−n2のときに
は変速中であると判定し、ステップ320へ進む。それ
以外は変速中でないと判定しステップ410へ進む。こ
の判定値n2も、判定値n1と同じく、ノイズ等により
誤判定するのを防止する目的で設定されており、例えば
50rpm程度に設定される。
【0067】ステップ320では、NtとNt0・Kを
比較し、Ntが大きいときにはトルクダウン継続と判定
し、ステップ330へ進む。それ以外はトルクダウン終
了と判定し、ステップ321にてトルクダウン終了をエ
ンジン制御コンピュータ5に送信する。その後ステップ
330へ進む。
【0068】ステップ330ではNtr=Ntr−Nt
rdの演算を実行して入力軸12の回転数の目標値を更
新する。続くステップ340では、NtrとNtの偏差
Nte=Ntr−Ntを算出する。そして、ステップ3
50では、Nteの現在、及び過去の値を用いて、周知
のPID演算によりデュ−ティ指令値を算出する。
【0069】なお、この実施の形態ではPID演算のコ
ントローラを用いればよいが、伝達関数で構成されるコ
ントローラやNteに基づく検索などの周知の他の演算
方法であってもよいことは言うまでもない。その後はス
テップ210に戻り、以上の手順が繰り返される。
【0070】一方、ステップ310にて変速終了と判定
された場合には、ステップ410にて変速終了後、時間
tx以内かどうかが判定される。tx以内の場合には、
ステップ420に進み変速終了時のデューティ指令値を
継続して出力する。この場合も、その後はステップ21
0に戻る。
【0071】変速終了後の経過時間がtxを越えた場合
には、ステップ510に進む。ステップ510では、図
4,図5に基づき、変速時以外のライン圧制御用のデュ
−ティ指令値を算出し、出力する。その後はステップ2
10に戻る。以上の制御を実行する結果、本実施の形態
によれば、次の様な作用効果が発揮される。
【0072】本実施の形態によると、イナーシャ相期間
のフィードバック制御中に実施されるトルクダウン量
が、フィードバック制御の目標勾配が大きいほど大きな
トルクダウンとなるように決定される。換言すれば、変
速前の車速が大きいほど大きなトルクダウンとなる様
に、また、変速前の変速機入力軸回転数が大きいほど大
きなトルクダウンとなる様に、あるいは、変速前後の変
速機入力軸回転数差が大きいほど大きなトルクダウンと
なる様に、トルクダウン量が決定されることになる。ま
た、ホールドON時に変速マップより高い車速でアップ
シフトした場合には大きなトルクダウンとなる様に、逆
に変速マップより低い車速でアップシフトした場合には
小さいトルクダウンとなるようにそれぞれトルクダウン
量が決定されることになる。
【0073】この結果、具体的には、例えば、ホールド
ONにてLレンジで十分加速した後にシフトレバーを2
レンジに操作して1→2変速を実施するような場合は、
ホールドOFFでDレンジを選択して1→2変速を実施
するような場合よりも大きなトルクダウンが実施される
こととなる。逆に、変速マップ上は1→2変速の条件に
なっていないときに、ホールドONにて1→2変速を実
施した場合には、トルクダウンが実施されないかあるい
は通常より小さめのトルクダウンしか実施されないこと
となる。従って、1→2変速時の変速ショックがいずれ
の場合もそれほどばらつかない。
【0074】以上の作用により、ホールドONにして1
速で車速を引っ張った後で1→2変速を実施しても変速
ショックがそれほど大きくはならず、ドライバーに大き
な違和感を感じさせることがなく、逆に、変速マップ上
は1→2変速の条件になっていないときに、ホールドO
Nにて無理に1→2変速を実施したとしても、強い減速
感を感じさせるということもなく、変速時の車速によっ
て変速ショックがばらつくということがない。
【0075】また、図7(b)に示す様なマップによっ
てイナーシャ相期間を設定しているので、クラッチが損
傷することなく、かつ、最大限にイナーシャトルクを低
減させた変速を実行することができる。以上、本発明の
一実施の形態について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々なる態様にて実
施することができる。
【0076】例えば、実施の形態はライン圧制御によっ
てフィードバック制御を実行しているが、アキュムレー
タの背圧を制御する場合や、各クラッチへの油路にそれ
ぞれデューティソレノイドを設けたいわゆるダイレクト
制御を採用したシステムにおいても、本発明をそのまま
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の変速制御装置の全体構成図であ
る。
【図2】 実施の形態において採用されている自動変速
機の概略構成図である。
【図3】 実施の形態において使用する変速マップに相
当するグラフである。
【図4】 実施の形態において使用するライン圧算出用
のマップに相当するグラフである。
【図5】 実施の形態において使用するライン圧制御デ
ューティ値算出用のマップに相当するグラフである。
【図6】 実施の形態による作用効果を例示するタイミ
ングチャートである。
【図7】 実施の形態において使用するイナーシャ相期
間決定用のマップに相当するグラフである。
【図8】 実施の形態において使用するトルクダウン量
決定用のマップに相当するグラフである。
【図9】 実施の形態における変速制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1・・・電子制御エンジン、1a・・・エンジン出力
軸、2・・・自動変速機、3・・・デファレンシャルギ
ア、4・・・駆動車輪、5・・・エンジン制御用コンピ
ュータ、6・・・エンジン回転センサ、7・・・車速セ
ンサ、8・・・スロットルセンサ、9・・・吸入空気量
センサ、10・・・トルクコンバータ、11・・・変速
歯車機構、12・・・変速機入力軸、13・・・変速機
出力軸、14・・・変速制御用コンピュータ、15・・
・コントロールバルブ、15a,15b・・・変速制御
用ソレノイド、16・・・ライン圧制御用ソレノイド、
17・・・入力軸回転センサ、18・・・通信ライン、
19・・・シフトスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:42 59:44

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速歯車機構に備えられている所定の摩
    擦係合要素を非係合状態から係合状態に変更するアップ
    シフト変速を実行するアップシフト実行手段と、 該アップシフト変速のイナーシャ相期間中に、変速機入
    力軸回転数を所定の目標勾配に従って低下させる様に、
    前記摩擦係合要素の係合油圧をフィードバック制御する
    フィードバック制御手段と、 該イナーシャ相期間中に変速ショックを緩和するための
    トルクダウン制御を実行するトルクダウン実行手段とを
    備える自動変速機の変速制御装置において、 前記フィードバック制御の目標勾配が大きいほどトルク
    ダウン量を大きくする様に、前記トルクダウン実行手段
    の実行すべきトルクダウン量を決定するトルクダウン量
    決定手段を備えることを特徴とする自動変速機の変速制
    御装置。
  2. 【請求項2】 変速歯車機構に備えられている所定の摩
    擦係合要素を非係合状態から係合状態に変更するアップ
    シフト変速を実行するアップシフト実行手段と、 該アップシフト変速のイナーシャ相期間中に変速ショッ
    クを緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルク
    ダウン実行手段とを備える自動変速機の変速制御装置に
    おいて、 変速前後の入力軸回転数差が大きいほどトルクダウン量
    を大きくする様に、前記トルクダウン実行手段の実行す
    べきトルクダウン量を決定するトルクダウン量決定手段
    を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 変速歯車機構に備えられている所定の摩
    擦係合要素を非係合状態から係合状態に変更するアップ
    シフト変速を実行するアップシフト実行手段と、 該アップシフト変速のイナーシャ相期間中に変速ショッ
    クを緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルク
    ダウン実行手段とを備える自動変速機の変速制御装置に
    おいて、 同じ変速段からのアップシフトに際して、変速前の変速
    機入力軸回転数が大きいほどトルクダウン量を大きくす
    る様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべきトルク
    ダウン量を決定するトルクダウン量決定手段を備えるこ
    とを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 変速歯車機構に備えられている所定の摩
    擦係合要素を非係合状態から係合状態に変更するアップ
    シフト変速を実行するアップシフト実行手段と、 該アップシフト変速のイナーシャ相期間中に変速ショッ
    クを緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルク
    ダウン実行手段とを備える自動変速機の変速制御装置に
    おいて、 同じ変速段からのアップシフトに際して、変速前の車速
    が大きいほどトルクダウン量を大きくする様に、前記ト
    ルクダウン実行手段の実行すべきトルクダウン量を決定
    するトルクダウン量決定手段を備えることを特徴とする
    自動変速機の変速制御装置。
  5. 【請求項5】 予め定められた変速マップに従ってアッ
    プシフトを実行する通常アップシフト実行手段と、 該アップシフトのイナーシャ相期間中に変速ショックを
    緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルクダウ
    ン実行手段と、 前記通常アップシフト実行手段に代えて、前記変速マッ
    プに従うことなくアップシフトを実行する強制アップシ
    フト手段とを備える自動変速機の変速制御装置におい
    て、 前記強制アップシフト手段が前記変速マップのアップシ
    フト条件を通り過ぎた状態においてアップシフトを実行
    する場合は、前記通常アップシフト実行手段によるアッ
    プシフトの際のトルクダウン量より大きなトルクダウン
    を実行する様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべ
    きトルクダウン量を決定するトルクダウン量決定手段を
    備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  6. 【請求項6】 予め定められた変速マップに従ってアッ
    プシフトを実行する通常アップシフト実行手段と、 該アップシフトのイナーシャ相期間中に変速ショックを
    緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルクダウ
    ン実行手段と、 前記通常アップシフト実行手段に代えて、前記変速マッ
    プに従うことなくアップシフトを実行する強制アップシ
    フト手段とを備える自動変速機の変速制御装置におい
    て、 前記強制アップシフト手段が前記変速マップのアップシ
    フト条件に至らない状態においてアップシフトを実行す
    る場合は、前記通常アップシフト実行手段によるアップ
    シフトの際のトルクダウン量より小さなトルクダウンを
    実行する様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべき
    トルクダウン量を決定するトルクダウン量決定手段を備
    えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  7. 【請求項7】 予め定められた変速マップに従ってアッ
    プシフトを実行する通常アップシフト実行手段と、 該アップシフトのイナーシャ相期間中に変速ショックを
    緩和するためのトルクダウン制御を実行するトルクダウ
    ン実行手段と、 前記通常アップシフト実行手段に代えて、前記変速マッ
    プに従うことなくアップシフトを実行する強制アップシ
    フト手段とを備える自動変速機の変速制御装置におい
    て、 前記強制アップシフト手段が前記変速マップのアップシ
    フト条件を通り過ぎた状態においてアップシフトを実行
    する場合は、前記通常アップシフト実行手段によるアッ
    プシフトの際のトルクダウン量より大きなトルクダウン
    を実行する様に、前記トルクダウン実行手段の実行すべ
    きトルクダウン量を決定し、前記強制アップシフト手段
    が前記変速マップのアップシフト条件に至らない状態に
    おいてアップシフトを実行する場合は、前記通常アップ
    シフト実行手段によるアップシフトの際のトルクダウン
    量より小さなトルクダウンを実行する様に、前記トルク
    ダウン実行手段の実行すべきトルクダウン量を決定する
    トルクダウン量決定手段を備えることを特徴とする自動
    変速機の変速制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか記載の自動変速
    機の変速制御装置において、 前記イナーシャ相期間を、エンジントルク自体又はエン
    ジントルクに相当する所定のパラメータに基づいて、エ
    ンジントルクが大きくなるほど長い期間となる様に決定
    するイナーシャ相期間決定手段を備えることを特徴とす
    る自動変速機の変速制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか記載の自動変速
    機の変速制御装置において、 前記イナーシャ相期間を、エンジントルク自体又はエン
    ジントルクに相当する所定のパラメータが大きくなるほ
    ど長い期間となる様に算出する第1候補算出手段と、 前記イナーシャ相期間を、前記摩擦係合要素の耐久限界
    に基づいて、エンジントルク自体又はエンジントルクに
    相当する所定のパラメータが大きくなるほど短い期間と
    なる様に算出する第2候補算出手段と、 前記第1候補算出手段及び前記第2候補算出手段の算出
    したイナーシャ相期間の内、短い方のイナーシャ相期間
    をアップシフト変速のイナーシャ相期間として決定する
    イナーシャ相期間決定手段とを備えることを特徴とする
    自動変速機の変速制御装置。
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