JPH1059330A - 複数物品の包装方法および包装体 - Google Patents
複数物品の包装方法および包装体Info
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- JPH1059330A JPH1059330A JP8212816A JP21281696A JPH1059330A JP H1059330 A JPH1059330 A JP H1059330A JP 8212816 A JP8212816 A JP 8212816A JP 21281696 A JP21281696 A JP 21281696A JP H1059330 A JPH1059330 A JP H1059330A
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Abstract
装体において、被包装物への損傷等を防止する。 【解決手段】 複数の被包装物12を間隙を設けて配列
し、それらの周面13上に熱収縮性シートを被せた後、
加熱処理して前記熱収縮性シートを収縮させ、各被包装
物間に介在する緩衝部を形成する。複数個の被包装物が
熱収縮性シートによって密着、被覆されるので、外部と
の接触を回避し、保護できると共に、各被包装物が熱収
縮性シートによって一体化され、搬送等の取扱いが容易
となる。
Description
ば、自転車のリムの複数個を同時に包装する方法および
その包装された物に関する。
には、それらの保護および取扱いを容易にする為、一纏
めに包装、梱包することが行われる。例えば、自転車の
リムを搬送する際には、図10に示すように、複数個
(通常、8〜10本)のリム10,10,・・・を密着さ
せて配列し、その状態で包装材11を被せて、一体とし
た包装体として取り扱われる。
うな包装体であると、被包装物を外部との接触から回避
し、損傷を防止することはできるものの、搬送時等の振
動や衝撃によって、密着した被包装物どうしが擦れ合
い、被包装物に損傷が生じるおそれがあった。例えば、
自転車のリムの場合、近年特に、軽量化等の為にAl合
金等を使用した高品質、高価格なものが普及し、僅かな
傷でも製品として致命的になることもある。また、搬送
過程においては、多数個の被包装物からなる包装体が望
ましいときばかりでなく、1つの被包装物からなる個別
包装体として取扱う方が望ましい場合もある。そのよう
な場合、多数個の被包装物からなる包装体として搬入さ
れてきたものを一旦解体し、再び、被包装物を1つづつ
包装し直すことが行われており、不便であった。
たもので、複数個の物品を纏めて包装する方法および包
装体において、被包装物への損傷等の防止などを図った
ものである。
数の被包装物を間隙を設けて配列し、それらの周面上に
熱収縮性シートを被せた後、加熱処理して前記熱収縮性
シートを収縮させ、各被包装物間に介在する緩衝部を形
成することを特徴とするものである。本発明の包装体
は、配列した複数の被包装物の周面上に熱収縮したシー
トが被さると共に、各被包装物間に前記熱収縮したシー
トが介在してなる緩衝部が形成されていることを特徴と
するものである。
熱収縮性シートを使用する。熱収縮性シートは、その被
包装物の種類等に応じ、必要とされる強度、緩衝性等を
考慮して、その材質や厚みなどが適宜選択されるが、後
述するようにポリエチレンやポリプロピレン等が好適で
ある。また、延伸処理されているものが良く、一軸延伸
の場合には、被包装物に被せたときに、その被包装物の
周方向が延伸方向に沿うようにすることが望ましい。延
伸処理は2〜9倍としておくことが良好である。また、
熱収縮率は20〜80%のものが好適である。20%よ
りも小さいと、被包装物への密着性が低下する他、緩衝
部の形成が不十分となるからであり、80%よりも大き
いと、収縮応力が大きくなり、シートを接合した箇所で
あるシール部への負荷が増加し、シール部が剥がれ易く
なるからである。
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
またはこれらにポリプロピレンを混合したもの、また特
に、短鎖分岐を有する直鎖状低中密度ポリエチレンとエ
チレン−プロピレンランダム共重合体を含有した組成物
が好ましい。この組成物の場合、エチレン−プロピレン
ランダム共重合体におけるエチレン含有量は2〜12重
量%が好ましく、3.5〜10重量%であればより好ま
しい。また組成物中に占めるエチレン−プロピレンラン
ダム共重合体の組成割合は、10〜90重量%、特に1
5〜50重量%が好ましい。このようなものであると、
低温で熱収縮させることができ、被包装物への加熱処理
による影響を軽減できる上に、高い収縮応力を発揮し、
包装体の緊縛力が高い。しかもヒートシール強度も高
い。また、熱収縮性シートとしては、熱収縮性フィルム
や熱収縮性クロスの形態として適用され得る。熱収縮性
クロスであると、引裂強度、引張強度、耐摩耗性等が高
く、また、ノッチ伝播性を低減できる。熱収縮性クロス
は、上記材料からなる繊維、ヤーン等を製織、編織すれ
ば良く、また、熱収縮性クロスにさらにフィルムをラミ
ネートしたものが好ましい。フィルムをラミネートした
ものであっては、そのラミネートした側の面が、被包装
物と接するように被包装物に被せることで、被包装物と
熱収縮性シートの密着性を高めることができ、包装体の
安定性をより向上できる。
円環状の被包装物を例に説明する。まず、図1に示すよ
うに、複数の被包装物12,12,・・・を一列に配列す
る。この際、図示したような、被包装物を支持する治具
14を利用すると便利である。この被包装物12の配列
においては一定間隔毎の間隙15を各被包装物間に形成
する。被包装物が自転車のリムの場合、一般に間隙幅S
は30〜50mmが好適である。尚、1つの包装材で包装
する被包装物の数は、その被包装物の大きさ、重量、用
途等に応じて選択される。そして、図2に示すように、
これらの被包装物12の周面13上に、熱収縮性シート
16を被せる。この際、両端に位置する被包装物12よ
りも熱収縮性シート16の両端部がはみ出て余剰部1
7,17を形成するように、熱収縮性シート16の幅を
調整しておくことが好ましい。被覆方法は特に制限され
るものでないが、例えば、2枚の熱収縮性シートを配列
状態の被包装物に被せ、ヒートシール等の接着手段によ
り一枚の円筒状のものとすることによりなされ得る。
被包装物に加熱処理を施して、熱収縮性シート16を収
縮させる。すると、その収縮応力に応じて、熱収縮性シ
ート16は被包装物12の周面13に対して密着すると
共に、余剰部17,17は内方に折曲って両端に位置す
る被包装物12の側面19に密着する。また同時に、各
間隙15においては被包装物12の周面よりも内側に凹
むように収縮し、図3,4に示すように、熱収縮性シー
ト16は波形状となり、熱収縮性シート16の一部が各
被包装物12間に入り込み、被包装物12間に介在する
縮径化した部分が緩衝部18を形成するようになる。
尚、この熱収縮の際、熱収縮性シート16が間隙15に
入り込む量に応じて、各被包装物12は治具上をスライ
ドし、各被包装物12は互いに引き寄せられて間隙幅S
は狭くなり、両端に位置する被包装物どうしの距離も狭
まる。加熱処理は、熱収縮性シートが熱収縮して充分に
収縮応力を生じさせて緊縛した包装がなされ、かつ間隙
における部分が緩衝部を形成するようなものであれば良
く、低密度ポリエチレンからなる熱収縮性シートの場
合、130〜250℃で0.1〜1分間の処理が適当で
ある。
包装物12の周面が熱収縮性シート16によって被覆さ
れて、外部との接触を回避でき、保護できると共に、各
被包装物12が熱収縮性シート16によって一体化さ
れ、搬送等の取扱いが容易となる。そしてさらに、この
包装体20であると、各被包装物間に介在する緩衝部1
8が形成されることにより、各被包装物12どうしが直
接、接触することがない。したがって、各被包装物が互
いに擦れ合うことがないので、損傷等を防止できる。ま
た、包装材のみで、被包装物の保護および一体化と、各
被包装物どうしの緩衝機能とを共に発揮させ、他の部
材、例えば、別個のクッション材等を必要としないの
で、包装作業が容易で且つ大幅なコストアップを伴うこ
とがない。
18で切断することにより、図5に示すように、被包装
物が1つづつ、その周面13だけでなく、側面19をも
被覆、包装された個別包装体22をきわめて容易に得る
ことができる。したがって、複数の被包装物が一体とさ
れた包装体として取り扱った後に、個別に包装された状
態で取り扱うことができ、利便性がきわめて高い。ま
た、多数個の被包装物を一体に包装しておいて、任意数
の被包装物毎に緩衝部を切断、分割することで、任意の
数の被包装物を包装した包装体を容易に得ることができ
るので、例えば搬送現場において適宜2つまたは3つづ
つの包装体に調整することが可能である。また、緩衝部
18での切断作業は、緩衝部が凹んでいることから容易
かつ正確に行なえる。
て調整されるもので、この緩衝部18の長さdは、被包
装物12を配列させた際の間隙幅Sを調整することによ
り設定され得る。間隙幅Sを長く採ると、熱収縮性シー
トの使用量や包装作業場の必要な広さが増加するので、
緩衝部18の長さdは必要最低減の長さとすることが望
ましい。また、緩衝部18の長さdが必要以上に長い
と、包装体として不安定になり、取扱い性が低下する。
被包装物が自転車のリムの場合、一般に10mm〜30mm
が好適である。
収縮性シートで被覆し、加熱処理することのできるもの
であれば良く、上述したような円環状のものの他、例え
ば、図6に示すような三角環状のもの、図7に示すよう
な孔25の穿設された板状体、図8に示すような孔25
の穿設された柱状体に対しても適用することは可能であ
る。尚、図1,6で例示した環状のものであれば、その
側面19の幅が狭いので、緩衝部18の長さdも短くて
充分であるが、図7に示すような板状体のように側面1
9の幅が広いものの場合、緩衝物18の長さdも長くし
た方が望ましいが、必ずしもその側面19の全てを蓋う
ほどに緩衝部18の長さdを長くしなくとも、各被包装
物間には緩衝部が介在し、各被包装物は互いに離間する
ことになるので、被包装物どうしの擦り合いを大幅に低
減することはできる。
種々のものが適用できるが、被包装物を所定位置に配置
させることができる上に、加熱処理時に被包装物が円滑
かつ均等にスライドできるような機能を有することが必
要である。図1で示した治具14はきわめて簡易な構成
からなるもので、2本の支持棒28と、脚29と、支持
棒28と脚29を連結する柱体30とからなる金属製の
ものである。この治具14の場合、被包装物12は水平
方向に延出している支持棒28に載せられることで配置
される。この際、支持棒28の表面と被包装物12の内
面の間の摩擦係数が小さいと、被包装物が一定の位置に
安定して停止せず、所定幅の間隙を形成して被包装物を
配列することが困難になるおそれがあり、他方、摩擦係
数が大きいと、被包装物の所定の配列は容易になるもの
の、加熱処理時に被包装物のスライドに制約が生じ、熱
収縮性シートの収縮による包装が不完全になるおそれが
ある。したがって、治具には、これらの相反する要件を
満たすことが必要とされる。図1に示すような治具の場
合、支持棒28の表面の平滑性、2本の支持棒28の間
隔、または支持棒28の本数などを適用する被包装物に
応じて設定することで、上述した要件を満たすように調
整することができる。
せる箇所に窪み部31を形成した支持棒28が、柱体3
0に回転自在に軸支された治具であると、配列作業時に
は、窪み部31を上方に向けておいてその窪み部31に
被包装物を配置し、加熱処理工程の直前もしくは処理中
に、支持棒28を回転して窪み部31を下方に向けるこ
とにより、被包装物の所定位置への配列作業の容易化
と、被包装物のスライドの容易化とを両立させることが
できるようになる。
ると、複数個の被包装物が熱収縮性シートによって密
着、被覆されているので、外部との接触を回避し、保護
できると共に、各被包装物が熱収縮性シートによって一
体化され、搬送等の取扱いが容易となる。さらに、各被
包装物間に緩衝部が介在するので、各被包装物どうしが
直接、接触することがなく、各被包装物が互いに擦れ合
うことなどによる損傷等を防止できる。また、包装材の
みで、被包装物の保護および一体化と、各被包装物どう
しの緩衝機能とを共に発揮させるので、包装作業が容易
で且つ大幅なコストアップを伴うことがない。
断、分割することにより、容易に、1つまたは任意の数
の被包装物からなる包装体に変更することができる。し
たがって、複数の被包装物が一体とされた包装体として
取り扱った後に、個別に包装された状態で取り扱うこと
ができ、利便性がきわめて高い。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の被包装物を間隙を設けて配列し、
それらの周面上に熱収縮性シートを被せた後、加熱処理
して前記熱収縮性シートを収縮させ、各被包装物間に介
在する緩衝部を形成することを特徴とする包装方法。 - 【請求項2】 配列した複数の被包装物の周面上に熱収
縮したシートが被さると共に、各被包装物間に前記熱収
縮したシートが介在してなる緩衝部が形成されているこ
とを特徴とする包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21281696A JP3841880B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 複数物品の包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21281696A JP3841880B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 複数物品の包装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059330A true JPH1059330A (ja) | 1998-03-03 |
| JP3841880B2 JP3841880B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=16628840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21281696A Expired - Fee Related JP3841880B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 複数物品の包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3841880B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21281696A patent/JP3841880B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3841880B2 (ja) | 2006-11-08 |
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