JPH1059401A - 2液混合計量容器 - Google Patents

2液混合計量容器

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JPH1059401A
JPH1059401A JP8239983A JP23998396A JPH1059401A JP H1059401 A JPH1059401 A JP H1059401A JP 8239983 A JP8239983 A JP 8239983A JP 23998396 A JP23998396 A JP 23998396A JP H1059401 A JPH1059401 A JP H1059401A
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Manabu Hosokawa
学 細川
Tetsuya Honda
哲也 本田
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3283Cylindrical or polygonal containers, e.g. bottles, with two or more substantially axially offset, side-by-side compartments for simultaneous dispensing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2部屋に別々に充填された2液を、簡単に且
つ正確に定量づつ混合注出ができる2液混合計量容器を
得る。 【解決手段】 胴部5が2部屋に仕切られ、その上部に
口頚部6をそれぞれ設けてなる容器本体1と、容器本体
の口頚部に嵌合する口頚部嵌合部と上端に注出弁18に
より開閉する注出口17が形成されているノズル筒16
を有するノズルキャップ2と、注出弁18を押し開くノ
ックピン25を有する計量カップ3との組合せからな
り、容器本体1を逆さにして計量カップ3に押し込むこ
とによって、ノックピン25が注出弁18を押して注出
口17を開口し液が注出を開始する。この状態で、計量
カップ底面とノズル筒先端との間の隙間分だけ2液が自
動的に注出し、計量カップ内で混合し、正確な定量注出
が自動的にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2液を同時に計量
注出する2液混合計量容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗口液等2種類の内容液が別々に
充填されて使用時に2液を混合注出できるようにした2
液混合注出容器として、大別して2種類のものが知られ
ている。一つは、隔壁を介して別々に収納されている2
液を、使用時に隔壁を破壊して容器内で全体を混合して
注出使用するものであり、主として1回使用又は短期間
使用に適している。また、他のものは、隔壁を介して2
部屋に仕切られた別々の部屋に充填された液を、使用時
に1回の使用分に応じて各部屋に通じる注出路を介して
一つの注出口に導き、混合注出できるようにしたもので
ある。この場合は、使用の度ごとに少量づつ混合して注
出するので、使用開始後も2液を容器内に別々の状態に
収納保持できるので、長期間にわたって少量づつ注出し
て使用する多数回使用に適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】後者の場合、従来の容
器は、単に注出口から2液混合液を目視により適量を注
出するものであるため、定量注出が困難であり、使用量
が1回毎に異なるという問題があった。また、注出に際
して、それぞれの注出路の開口度の不一致や容器の傾け
状態等で、2液の混合割合が必ずしも一定しない場合が
あった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑み創案されたもの
であって、2部屋に別々に充填された液を、使用時に1
回の使用分に応じて混合注出できるようにした2液混合
計量容器において、常に定量注出ができ、しかも2液の
所定混合割合が常に安定して得られるようにした2液混
合計量容器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の2液混合計量容器は、胴部が隔壁を介して2部屋に
仕切られ、且つその上部に各部屋に通じる口頚部をそれ
ぞれ設けてなる容器本体と、該容器本体の口頚部に嵌合
する口頚部嵌合部と上端に注出弁により開閉する注出口
が形成されているノズル筒を有するノズルキャップと、
前記ノズル筒の注出弁を押し開くノックピンを有する計
量カップとの組合せからなることを特徴とするものであ
る。
【0006】前記容器本体の肩部に、取外し可能にスト
ッパーリングを装着し、該ストッパーリングが前記計量
カップを支持し、使用開始前に該計量カップが押圧され
て前記注出弁を押し開くことを防止するようにするよう
にしてある。また、前記計量カップにはノックピンが底
壁内面に突出形成され、容器本体を逆さにして計量カッ
プに押し込むことによって、前記ノックピンが前記注出
口に嵌合して注出弁を押して注出口を開口し液が注出さ
れるが、この状態で、計量カップ底面とノズル筒先端と
の間に隙間ができるように容器本体と密嵌合することに
よって、該隙間分だけ2液が注出し、正確な定量注出が
自動的にできる。
【0007】前記計量カップは、カップ周壁に注出段差
部を形成し、該注出段差部にノックピンを突出形成する
ことによって、2液注出時に計量カップの定量注出レベ
ルよりも上方で注出口から2液を別々に注出でき、注出
口に混合液が付着することを防止することができる。そ
の場合、前記ノズルキャップは、容器本体の口頚部の内
側に係合して液の通路を形成する内側円筒壁を有する本
体キャップと、該本体キャップと係合し上端に注出口が
形成されてなるノズル筒を有するノズル筒本体とを別体
に構成し、前記内側円筒壁と前記注出口を軸心をずらし
て形成することによって、計量カップのノックピン間隔
を容器本体の口頚部の間隔より狭まく形成することが可
能となり、計量カップ周壁の注出段差部をコンパクトに
形成することができる。
【0008】また、前記ノズルキャップを、容器本体の
口頚部に係合する内蓋と、該内蓋の上部に計量室を形成
するノズルキャップ本体とから構成し、前記内蓋は流入
弁が上下動可能に嵌合され上部側に流入口が形成されて
いるシリンダを有し、前記ノズルキャップ本体の上端部
には注出口が形成され、該注出口を開閉する注出弁と前
記流入弁がステムで連結されて一体に上下動し、流入口
が開いているときは注出口が閉じ、注出口が開くときは
流入口が閉じるような関係で、前記注出弁と流入弁は連
結することによって、各液毎に計量注出でき、正確な2
液混合液が得られる。特にその場合、2液に粘度差等が
あっても正確な混合割合の2液混合液が得られる。
【0009】さらに、前記計量カップの底壁に、注出口
に他の液が付着することを防止する仕切板を形成する
か、又はノズルキャップの上面に2液計量注出時に、計
量カップの底壁に達する仕切壁を形成することによって
も、各液の計量注出後混合するから、一方が粘性の高い
液であっても混合割合が正確な2液混合液を得ることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面に基
づき詳細に説明する。本実施形態に係る2液混合計量容
器は、容器本体1と、該容器本体の口頚部に係合して容
器を密封するノズルキャップ2、計量カップ3、及び未
使用状態で計量カップの下降を阻止するストッパーリン
グ4とから構成されている。
【0011】容器本体1は、胴部が略断面楕円形状をし
ているが長軸側中央部がボトル軸方向に括れている形状
をし(図2(a))、該括れ部の内側に図示しない隔壁
が設けられ、内部が2部屋に隔離され、2液を別々に貯
蔵できるようになっている。そして、各部屋の頂部には
別々に口頚部6が設けられている。該口頚部6は、ノズ
ルキャップ2を打栓することによって弾性的に密封係合
できるように、内側係合縁7と外側係合縁8とを有する
縦断面がジクザグ状に形成されている。また、胴部5か
ら口頚部6に連なる肩部9には、ストッパーリング4と
係合するストッパーリング係合溝10が形成されてい
る。なお、図中27は、ベースカップである。
【0012】ノズルキャップ2は、図1に正面断面が示
されているように、楕円形状のスカート壁13、頂壁1
4、該頂壁の下面に設けられ容器本体の2個の口頚部に
それぞれ外嵌合する2個の円筒壁15、頂壁14を貫通
して上部に突出して設けられた2個のノズル筒16と
が、プラスチックで一体に成形されてなる。前記円筒壁
15の下端部にはアンダーカット部が設けられ、該ノズ
ルキャップを打栓するとき、口頚部の外側係合縁8を乗
り越えて係合し、ノズルキャップを容器本体に係止す
る。また、ノズル筒16の下端部は、容器本体の口頚部
6に内嵌合して、その外周面と口頚部6の内側係合縁7
が密接し、容器を密封する。なお、容器本体の口頚部
は、口頚部の内側係合縁7、口頚部頂縁11及び外側係
合縁8がノズルキャップと密接することによって、より
確実に容器の密封を図っている。
【0013】ノズル筒16の頂部には注出口17が形成
され、該注出口17を開閉する注出弁18が、注出口近
傍から垂下して設けられたガイド19の下端部に保持さ
れたスプリング20によって、注出口17を閉塞する方
向に付勢されて設けられ、通常注出口17は閉塞されて
いる状態にある。
【0014】計量カップ3は、周壁23の下端縁がノズ
ルキャップのスカート壁13の下端と嵌合し、さらに後
述するように液計量注出時に容器本体の肩部9に設けら
れた係合縁12に係合するように楕円状に形成され、そ
の底壁24から前記ノズルキャップ2の各注出口17に
嵌合できるように、該注出口の上部に位置して2本のノ
ックピン25が垂下して設けられている。ストッパーリ
ング4は、流通段階で容器から液の最初の注出が開始さ
れるまで、計量カップのノックピンが注出弁を押圧する
ことのないように、図1に示す状態に保持するためのも
のであり、下端が容器本体の肩部のストッパーリング係
合縁10に係合するアンダーカット部29を有し、上部
に計量カップ3の下端縁を受けるフランジ縁30が形成
されており、容器本体の肩部に上から押圧することによ
って、弾性変形によりアンダーカット部29がストッパ
ーリング係合溝10に嵌合することによって、容器本体
に保持される。
【0015】本実施形態の2液混合計量容器は以上のよ
うに構成され、流通段階では図1に示すように、計量カ
ップ3は、ストッパーリングによって下降することを阻
止されているので、例え計量カップが上部より押されて
も、ノックピンが注出弁を開くことがなく、流通段階で
容器が倒れても液が注出することはない。
【0016】次に、該容器から2液の計量注出方法を図
3(a)〜(e)により説明する。図1の状態から、計
量カップ3とストッパーリング4を外し、ストッパーリ
ングはこの時点で廃棄しても良い(図3(a))。次い
で、計量カップ3と容器本体1とを逆さにして、計量カ
ップ3のノックピン25が注出口17に嵌合するよう
に、計量カップ3と容器本体1を嵌合する(同図
(b))。それにより、ノックピン25が注出弁18を
スプリング20に抗して押し上げ、注出口が開き各液が
カップ内に同時に流下して2種類の液が混ざり合って混
合液となる(同図(c))。計量カップに溜った混合液
の液面が、ノズル部先端まで達した時、エアを置換しな
くなるので、液の注出が自動的に停止し、カップ3内に
定量の混合液が注出される(同図(d))。従って、こ
の液の注出が停止するまでのカップ容量を例えば10cc
になるように、設計しておけば、常に自動的に10ccの
混合液を得ることができる。この状態で、容器本体を計
量カップから離すことによって、計量カップ内に定量の
混合液が得られると同時に、容器本体の注出口17は、
スプリング20により注出弁18が復帰して閉塞される
(同図(e))。
【0017】使用後は、正立状態にある容器本体1にノ
ズルキャップ2を覆うように計量カップ3を軽く被せる
と、容器肩部にストッパーリング4がなくても、計量カ
ップの周壁下端がノズルキャップ2のスカート壁下端と
軽く係合し、図1に示す状態に保持され、計量カップ3
を押し込まない限り、ノックピン25が注出弁を押し下
げることがなく、容器内は次の使用まで密封状態を維持
する。
【0018】以上のように、本実施形態の2液混合計量
容器によれば、単に、容器を反転した状態で簡単に定量
の2液混合液を注出することができ便利である。また、
単一のノズルキャップを容器口頚部に押し込むだけで、
簡単に容器内を密封でき、構造も簡単である。なお、本
実施形態では、2液を等量注出する場合を示したが、例
えば、2液の混合割合を違える場合は、容器本体の隔壁
で仕切られた2部屋の容量を混合割合に応じてその容積
を換えると共に、ノズルキャップの注出口の口径も注出
割合に応じて変えれば、任意の混合割合の2液混合液を
得ることができる。また、本発明の2液混合計量容器
は、上記実施形態のものに限らず、種々の設計変更が可
能であり、種々の変形例を以下に実施例として示す。
【0019】
【実施例】以下の実施例においては、前記実施形態と同
様な構造については同一の符号を付して詳細な説明は省
略し、前記実施形態と変わっている特徴点のみを詳細に
説明する。
【0020】実施例1 図4〜図8は、本発明に係る2液混合計量容器の1実施
例を示す。本実施例の2液混合計量容器は、2液混合注
出する場合、各注出口に混合液が付着するのを防止する
ようにしたことを特徴とするものであり、計量カップの
定量レベルよりも上方で各注出口から計量カップに液を
注出することによって、混合液が注出口に触れないよう
に工夫してある。
【0021】注出口を定量レベルよりも上方に位置して
注出するには、例えば図1〜図3の実施形態において、
計量カップのノックピンを長くし、且つ計量カップを透
明にして計量目盛を付して、目視により計量注出するこ
とも可能であるが、不使用状態において計量カップを容
器本体に被せるのにノックピンが邪魔になる、また計量
カップに注出された混合液を、例えば口洗液の場合のよ
うに計量カップから直接口に含む場合ノックピンが邪魔
になる問題がある。それらの問題を解消するために、本
実施例では、計量カップの周壁部の上部一部を外方に膨
らませて、その部分にノックピンを設けて、ノックピン
が計量カップからの混合液注出時及び計量カップを容器
本体に被せるとき邪魔にならないように工夫した。
【0022】本実施例の2液混合計量容器は、容器本体
35、ノズルキャップ37、計量カップ38から構成さ
れている。容器本体35は、前記実施形態と同様に隔壁
で2部屋に仕切られているが、各口頚部6は図7(a)
(c)に示すように、容器の厚さ方向の中心からずれて
片方に寄った位置に形成されている。本実施例では、ノ
ズルキャップ37を本体キャップ36とノズル筒体39
に分割して、口頚部6に本体キャップ36が嵌合してい
る。本体キャップ36と容器本体との嵌合手段は、前記
実施形態における場合と同様であり、スカート壁40、
円筒壁41、及びノズル筒の下方部に相当する内側円筒
壁42を有し、容器本体35の口頚部も前記実施形態と
同様な形状に形成してある。本体キャップ36の頂壁4
3には、ノズル筒体39が嵌合係止する2個の係止環4
4が前記内側円筒壁42内と連通するように突出形成さ
れている。
【0023】ノズルキャップ37は、図4及び図8に示
すように、本体キャップ36の係止環44と嵌合する嵌
合筒47と該嵌合筒に内部が連通するノズル筒46とを
それぞれ2個づつ有している。本体ャップの係止環44
及びノズルキャップの嵌合筒47の嵌合面にはそれぞれ
アンダーカット部が形成され、該アンダーカット部が互
いに係合し、本体キャップとノズル筒体が密嵌合すると
共に容易に離脱しないようになっている。このように、
本実施例では、本体キャップとノズル筒体を別体に成形
してノズルキャップを組立るようにしたので、2つのノ
ズル筒46、46間の間隔を容器本体の口頚部6、6の
間隔より狭く形成でき、計量カップの周壁部に体裁良く
コンパクトに注出部を形成することができる。
【0024】一方、計量カップ38は、図6に示すよう
に、周壁50の開口部近傍の一部を外方に段差状に膨ら
ませて注出段差部51を形成し、該注出段差部にノズル
キャップのノズル筒中心部と同じ間隔でノックピン5
2、52が突出形成されている。また、ノックピンの周
部には、図8に拡大して示すように、液注出時にノズル
筒先端部に当って注出弁の押し込み位置を位置決めする
ために、複数本(本実施例では4本)のノズル受け突起
53が、液注出時にその隙間から液が注出できるように
適宜間隔をおいて形成されている。なお、図中54は、
計量キャップを容器本体に装着したときにノズル孔端に
係合する位置決め突起である。
【0025】本実施例の2液混合計量容器は、以上のよ
うに構成され、計量カップを容器本体に被せるとき、計
量カップ38のノックピン52とノズル筒は図8(a)
に示すように、横にずれた位置にあるので、計量カップ
を強く押圧してもノックピンが注出弁を押し下げる恐れ
はない。従って、前記実施形態のように、ストッパーリ
ングを設ける必要がなく、流通段階でも計量カップを直
接容器本体に装着させる(図5参照)。
【0026】2液を定量注出するには、図8(a)に示
すように、計量カップを容器本体から外して、片方の手
で計量カップ38を逆向きに保持し、それに容器本体3
5を倒立状態にして、注出口にノックピン52を挿入す
るようにノズル筒先端部を注出段差部51に位置させて
ノズル先端部がノズル受突起53に当るまで押し込むこ
とにより、ノックピン52が注出弁18を押し上げ液が
流出をする。注出口17から流出した液は、ノズル受突
起53間の隙間を通って、周壁を伝って流れ、2液が混
リ合う。その際、計量カップ38の目盛48を目視によ
り確認しながら、所定の目盛に液位が達したら計量カッ
プ38と容器本体35とを離すと、容器本体の注出弁1
8がスプリング20により自然に復帰して注出口を閉
じ、計量カップに所定量の2液混合液を注出させること
ができる。このように、本実施例では、ノズルからの注
出位置が計量カップでの2液定量位置よりも上方にある
ので、混合液がノズルに付着することがなく、容器本体
での各液を汚染させることがない。また、この実施例で
は、目視により定量注出するので、計量カップに複数の
目盛を付すことによって、例えば、大・中・小あるいは
大人・小人等それぞれの使用状況に応じた定量注出をす
ることができる。
【0027】実施例2 図9〜図10は、本発明に係る2液混合計量容器の他の
実施例を示す。本実施例は、特に容器本体の口頚部に嵌
合するノズルキャップに個別に計量室を形成したことを
特徴とする。本実施例の2液混合計量容器は、容器本体
1、ノズルキャップ57、計量カップ58及びストッパ
ーリング4とからなり、容器本体1及びストッパーリン
グ4の構造は、図1〜図3に示す実施形態の2液混合計
量容器と同様な構造である。
【0028】本実施例のノズルキャップ57は、ノズル
キャップ本体60と、容器本体1の各口頚部6にそれぞ
れ嵌合する内蓋62、及び該内蓋に設けられた流入口及
びノズルキャップ本体に形成された注出口の開閉を制御
する弁機構とからなり、ノズルキャップ本体に内蓋62
が嵌合してその上方に計量室61を形成している。ノズ
ルキャップ本体60は、図9に明示するように、容器本
体1の各口頚部に嵌合する容器口係合壁部63とその上
方に計量室を形成する計量室壁部64が一体に成形さ
れ、容器口係合壁部63と計量室壁部64との境には内
側に段差が形成され、内蓋62の頂壁を押圧できるよう
になっている。計量室壁部64の上端には、注出口65
が形成され、該注出口の外周部から出口弁72を案内す
る複数本の案内部材66が垂下して設けられている。該
案内部材間は隙間があり、液が自由に流通できる。
【0029】内蓋62は、容器口頚部に内嵌合する容器
嵌合壁が頂壁から垂下して設けられ、その内側に流入弁
を構成するピストン弁71を案内保持するシリンダ67
が形成され、該シリンダの中間部は完全な筒壁部となっ
ており、該筒部にピストンが位置することによって流入
口を閉塞するが、シリンダの筒部の上下部分にはスリッ
ト68が形成されている。計量室内に位置しているシリ
ンダの上側部分のスリットが流入口74を形成し、ピス
トン弁71が該部に位置すると自由に液がシリンダを介
して計量室に流通でき、流入口が開いた状態になる。シ
リンダ67の下端には、ピストン弁71を上方に付勢す
るスプリング75を支持するスプリング受け69となっ
ている。なお、スリーブ77にはスリットが設けられて
いる。
【0030】注出口65を開閉する注出口弁72とピス
トン弁71はステム73で一体に連結されて弁機構を構
成し、注出口弁72が注出口を閉塞する位置にあると
き、ピストン弁71は流入口74を開く位置にあるよう
な位置関係で配置されている。また、計量カップ58の
底壁76には、液注出時にノズルキャップの注出口65
に嵌合して、注出弁72を押圧するスリーブ77が垂下
して設けられている。
【0031】本発明は、以上のように構成され、2液を
定量混合注出するには、図9に示す通常状態では、流入
口74が開き、注出口65が閉じた状態にあるので、容
器を反転させると図10(a)に示すように、液が計量
室61内に流入し、計量室を満たす状態になる。この状
態で、計量カップ6に押し込むことによって、スリーブ
77が注出弁72を押し上げる結果、注出口65が開く
と同時に流入口が閉じて、計量室内の液が計量カップ内
に流出する(図10(b)〜(c))。計量室からの注
出が全て終了すると、図10(d)に示すように、容器
本体と計量カップを離すことにより、計量カップ内には
定量の2液が混合した2液混合液が得られると共に、注
出弁及びピストン弁が初期状態に復帰し、各計量室61
には再び液が流入するが、容器本体を正立状態に戻すこ
とによって、計量室内の液は再び容器本体内に戻る。
【0032】以上のように、本実施例では、別々の計量
室を設けて各計量室で計量してから別々に計量カップに
流出させるので、2液に粘度に差があっても、確実に各
液を定量に混合させることができる利点がある。また、
混合液が別々の部屋に貯留している液に混ざる恐れはが
なく、長期使用に対して2液を良好に保つことができ
る。
【0033】以上の実施形態及び実施例における2液混
合計量容器は、2液とも同一条件で流出させて、同量の
2液を混合注出する場合について説明したが、2液に粘
度差があると、同じ大きさの注出口であっても、注出速
度が相違するため、前記実施形態及び第1実施例の場
合、2液の注出量が相違してしまう問題がある。図11
及び図12は、このような問題を解消するために工夫さ
れたものであり、2液の粘度が相違しても確実に各液を
定量注出できるようにしたものである。
【0034】図11は、図1〜図3に示す実施形態の2
液混合計量容器において、計量カップを変更したものに
相当し、計量カップ80の底壁の中間部から垂下した仕
切板81を設けてある。それにより、液注出時は、同図
(c)、(d)に示すように、仕切板で区切られた部分
にそれぞれ注出されるので、例え流出速度に差があって
も、液が注出口に達して自然に流出が停止するまで保持
すれば、各液は仕切板で区切られた容量分だけ定量注出
することができる。使用する時は、2液が注出された計
量カップを容器本体から離して、計量カップを傾けて一
方の液が仕切板81を超えた他側に流出するように計量
カップ80を傾ければ、2液は容易に混合し、混合液が
得られる。
【0035】図12は、さらにその変形例であり、本実
施例の場合は、図1〜図3に示す実施形態の2液混合計
量容器において、前記仕切壁を計量カップに設ける代わ
りに、ノズルキャップ2の頂壁14に仕切板82を設け
てある。この場合も図11に示す実施例の場合と同様に
2液が混ざり合うことなく別々に注出されるので、2液
に粘度差があってもそれぞれ定量注出ができる。そし
て、この場合は、計量カップを容器本体から離すことに
よって、仕切板もなくなるので、2液が自然に混合さ
れ、所定の混合割合の混合液を確実に定量得ることがで
きる。なお、計量カップの底壁には、前記仕切板82が
嵌合する溝状の仕切板受け83である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の2液混合計量容器は、2部屋に別々に充填された液
を、使用時に1回の使用分に応じた量づつ正確に計量注
出でき、簡単に且つ確実に定量の2液混合液を得ること
ができる。また、構造も簡単で、ノズルキャップを容器
口頚部に押し込むだけで、簡単に容器内を密封でき、長
期使用に対して液の変質を防止することができる。
【0037】請求項2の構成によれば、計量カップはス
トッパーリングによって下降を阻止されるので、例え計
量カップが押圧されても注出弁が開くことがなく、流通
段階での液漏れのおそれがない。また、請求項3の構成
によれば、単に容器を倒立状態に維持して注出するだけ
で、定量になると自動的に計量カップへの2液の注出が
停止するので、自動的に2液の混合液が得られる。
【0038】請求項4の構成によれば、計量カップの定
量レベルよりも上方で各注出口から計量カップに液を注
出できるから、混合液が各液の注出口に触れることがな
く、2液に混合液が混入することによる各液の変質を確
実に防止することができる。また、請求項5によれば、
2つのノズル筒の間隔を容器本体の口頚部の間隔より狭
く形成でき、計量カップの周壁部に体裁良く、コンパク
トに注出段差部を形成することができる。
【0039】請求項6の構成によれば、2液を別々の計
量室で計量してから計量カップに流出させるので、2液
に粘度差があつても、確実に各液を定量注出させること
ができ、簡単に混合割合が正確な2液混合液を得ること
ができる。また、請求項7及び請求項8の構成によれ
ば、ノズル筒から2液注出時は、計量カップは仕切板に
よって2分されるので、2液の流出速度に差があっても
それぞれ確実に定量注出することができ、しかも混合液
がノズル筒に付着する恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る2液混合計量容器の正
面一部断面図ある。
【図2】その計量カップを外した状態での2液混合計量
容器を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は側面図である。
【図3】(a)〜(e)は前記2液混合計量容器での2
液混合計量注出の手順を示す模式図である。
【図4】本発明の実施例に係る2液混合計量容器の正面
一部断面図である。
【図5】(a)はその側面図、(b)は平面図である。
【図6】(a)はその計量カップの側断面図、(b)は
その底面図である。
【図7】その計量カップを外した状態での2液混合計量
容器を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)
は側面図である。
【図8】(a)は2液混合計量注出状態での図4に示す
2液混合計量容器の一部破断断面図であり、(b)はそ
の部分拡大図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る2液混合計量容器の
正面一部断面図である。
【図10】(a)〜(e)は前記2液混合計量容器での
2液混合計量注出の手順を示す模式図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係る2液混合計
量容器の計量カップを示し、(a)は2液混合計量容器
の正面要部断面図及びその計量カップの底面図、(b)
及び(c)は2液混合計量注出状態での2液混合計量容
器の要部破断断面図である。
【図12】本発明のさらにまた他の実施例に係る2液混
合計量容器の計量カップを示し、(a)は2液混合計量
容器の正面要部断面図及びその計量カップの底面図、
(b)及び(c)は2液混合計量注出状態での2液混合
計量容器の要部破断断面図である。
【符号の説明】
1、35 容器本体 2、37、57 ノズルキャップ 3、38、58、80 計量キャップ 4 ストッパーリング 6 口頚部 16、46 ノズル筒 17、65 注出口 18、72 注出
弁 25、52 ノックピン 36 本体キャッ
プ 39 ノズル筒体 48 計量目盛 51 注出段差部 62 内蓋 71 ピストン弁 73 ステム 74 流入口 81、82 仕切
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】(a)〜(d)は前記2液混合計量容器での
2液混合計量注出の手順を示す模式図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】本発明のさらに他の実施例に係る2液混合計
量容器を示し、(a)はその計量カップの底面図、
(b)は2液混合計量容器の正面要部断面図、(c)及
び(d)は2液混合計量注出状態での2液混合計量容器
の要部破断断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】本発明のさらにまた他の実施例に係る2液混
合計量容器を示し、(a)はその計量カップの底面図、
(b)は2液混合計量容器の正面要部断面図、(c)及
び(d)は2液混合計量注出状態での2液混合計量容器
の要部破断断面図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部が隔壁を介して2部屋に仕切られ、
    且つその上部に各部屋に通じる口頚部をそれぞれ設けて
    なる容器本体と、該容器本体の口頚部に嵌合する口頚部
    嵌合部と上端に注出弁により開閉する注出口が形成され
    ているノズル筒を有するノズルキャップと、前記ノズル
    筒の注出弁を押し開くノックピンを有する計量カップと
    の組合せからなることを特徴とする2液混合計量容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体の肩部に、取外し可能にス
    トッパーリングを装着し、該ストッパーリングが前記計
    量カップを支持し、不使用時に該計量カップが押圧され
    て前記ノックピンが前記注出弁を押し開くことを防止す
    るようにした請求項1記載の2液混合計量容器。
  3. 【請求項3】 前記計量カップはノックピンが底壁内面
    に突出形成され、容器本体を倒立させて前記計量カップ
    に押し込んで注出口を開口した状態で、計量カップ底面
    とノズル筒先端との間に隙間ができるように容器本体と
    嵌合し、該隙間分だけ2液が定量注出されるようにした
    請求項1又は2記載の2液混合計量容器。
  4. 【請求項4】 前記計量カップは、カップ周壁に注出段
    差部を形成し、該注出段差部にノックピンを突出形成し
    てなる請求項1記載の2液混合計量容器。
  5. 【請求項5】 前記ノズルキャップが、容器本体の口頚
    部の内側に係合して液の通路を形成する内側円筒壁を有
    する本体キャップと、該本体キャップと係合し上端に注
    出口が形成されてなるノズル筒を有するノズル筒体とか
    らなり、前記内側円筒壁と前記注出口は軸心がずれて形
    成されている請求項4記載の2液混合計量容器。
  6. 【請求項6】 前記ノズルキャップが、容器本体の口頚
    部に係合する内蓋と、該内蓋の上部に計量室を形成する
    ノズルキャップ本体とからなり、前記内蓋は流入弁が上
    下動可能に嵌合され上部側に流入口が形成されているシ
    リンダを有し、前記ノズルキャップ本体の上端部には注
    出口が形成され、該注出口を開閉する注出弁と前記流入
    弁がステムで連結されて一体に上下動し、流入口が開い
    ているときは注出口が閉じ、注出口が開くときは流入口
    が閉じるような関係で、前記注出弁流入弁は連結されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3記載の2液混
    合計量容器。
  7. 【請求項7】 前記計量カップの底壁に、計量注出時に
    2液が混合することを阻止する仕切板を形成してなる請
    求項1〜3、6何れか記載の2液混合計量容器。
  8. 【請求項8】 ノズルキャップの上面に2液計量注出時
    に、計量カップの底壁に達する仕切壁を形成してなる請
    求項1〜3、6何れか記載の2液混合計量容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070618A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 花王株式会社 二剤吐出装置のキャップ及びキャップ付二剤吐出装置
WO2019124679A1 (ko) * 2017-12-19 2019-06-27 김은상 이종 화합물 토출 계량용기
CN111938413A (zh) * 2019-08-16 2020-11-17 上海爱餐机器人(集团)有限公司 液体容器快速更换装置、炒锅装置及炒菜机
CN112141526A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 阿贝尔勒特雷波尔公司 按压式多产品分配系统的按压开关

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