JPH105961A - 管の引抜き装置 - Google Patents
管の引抜き装置Info
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- JPH105961A JPH105961A JP15872996A JP15872996A JPH105961A JP H105961 A JPH105961 A JP H105961A JP 15872996 A JP15872996 A JP 15872996A JP 15872996 A JP15872996 A JP 15872996A JP H105961 A JPH105961 A JP H105961A
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- Japan
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- rod
- types
- pipe
- clamps
- displacing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単一の装置で径サイズの異なる複数種の管の
引抜きに適用可能として汎用性の拡大と大掛かりな段取
りの不要による管引抜き作業性の向上を図ることができ
るようにする。 【解決手段】 内径の異なる管MA,MBに進入可能な
ロッド13の周囲に周方向に等間隔を隔ててそれぞれ径
方向へ拡開変位可能で、かつ、互いに異なる拡開変位量
に設定された複数種のクランプ15,18を配設すると
ともに、ロツド13の外周面には、各管MA,MBに対
応するクランプ15,18を径方向へ拡開変位させて該
当する管MA,MBの内周面に圧接させる複数種のカム
部21,23を形成している。
引抜きに適用可能として汎用性の拡大と大掛かりな段取
りの不要による管引抜き作業性の向上を図ることができ
るようにする。 【解決手段】 内径の異なる管MA,MBに進入可能な
ロッド13の周囲に周方向に等間隔を隔ててそれぞれ径
方向へ拡開変位可能で、かつ、互いに異なる拡開変位量
に設定された複数種のクランプ15,18を配設すると
ともに、ロツド13の外周面には、各管MA,MBに対
応するクランプ15,18を径方向へ拡開変位させて該
当する管MA,MBの内周面に圧接させる複数種のカム
部21,23を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば遠心鋳造設
備により製造された鋳造管などの管をその軸方向に沿っ
て引抜く場合に用いられる管の引抜き装置に関するもの
である。
備により製造された鋳造管などの管をその軸方向に沿っ
て引抜く場合に用いられる管の引抜き装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば遠心鋳造設備により製造された鋳
造管などの管の引抜き装置として従来から知られている
ものは、内径が同一もしくは非常に狭い範囲に限られた
内径の管に対応するクランプを備えた専用装置であっ
て、内径の異なる管の引抜きに際しては別個に準備した
クランプと取り替えるなどの手段で対応していた。
造管などの管の引抜き装置として従来から知られている
ものは、内径が同一もしくは非常に狭い範囲に限られた
内径の管に対応するクランプを備えた専用装置であっ
て、内径の異なる管の引抜きに際しては別個に準備した
クランプと取り替えるなどの手段で対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来の管の引抜き装置においては、単一の装置による引抜
き対象可能な管サイズ(径)が非常に狭く、径の異なる
複数種の管を製造することが可能な製造設備の付帯装置
として実状に則しない。また、管サイズに対応して複数
種のクランプを準備しておき、それらを取り替え使用す
ることで引抜き対象可能な管サイズの範囲を拡大する手
段の場合は、引抜き対象となる管サイズの変更の度に、
クランプを人為的に入れ換えするといった大掛かりな段
取り替え作業を必要とするばかりでなく、複数種のクラ
ンプの保管管理にも面倒を要するという問題があった。
来の管の引抜き装置においては、単一の装置による引抜
き対象可能な管サイズ(径)が非常に狭く、径の異なる
複数種の管を製造することが可能な製造設備の付帯装置
として実状に則しない。また、管サイズに対応して複数
種のクランプを準備しておき、それらを取り替え使用す
ることで引抜き対象可能な管サイズの範囲を拡大する手
段の場合は、引抜き対象となる管サイズの変更の度に、
クランプを人為的に入れ換えするといった大掛かりな段
取り替え作業を必要とするばかりでなく、複数種のクラ
ンプの保管管理にも面倒を要するという問題があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、単一の装置で内径の異なる複数種の管の引抜きに対
応させることができ、汎用性の向上および管の生産性の
向上を図ることができる管の引抜き装置を提供すること
を目的としている。
で、単一の装置で内径の異なる複数種の管の引抜きに対
応させることができ、汎用性の向上および管の生産性の
向上を図ることができる管の引抜き装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る管の引抜き装置は、保
持体に軸方向に変位可能に支持されたロッドと、このロ
ッドを上記軸方向に変位させるシリンダと、上記ロッド
の周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇所にそれぞれ径
方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、互いに異なる拡
開変位量に設定された複数種のクランプと、上記ロッド
の外周面に形成されて該ロッドの上記軸方向への変位に
伴い上記複数種のクランプを互いに異なる設定量だけ拡
開変位させる複数種のカム部とを備えていることを特徴
とするものである。
に、請求項1に記載の発明に係る管の引抜き装置は、保
持体に軸方向に変位可能に支持されたロッドと、このロ
ッドを上記軸方向に変位させるシリンダと、上記ロッド
の周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇所にそれぞれ径
方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、互いに異なる拡
開変位量に設定された複数種のクランプと、上記ロッド
の外周面に形成されて該ロッドの上記軸方向への変位に
伴い上記複数種のクランプを互いに異なる設定量だけ拡
開変位させる複数種のカム部とを備えていることを特徴
とするものである。
【0006】上記構成の請求項1に記載の発明によれ
ば、複数種のクランプを収縮させた状態で装置全体を前
進させてロッドおよびクランプを管内に進入させた上、
ロッドをシリンダを介して軸方向に変位させると、複数
種のカム部を介して複数種のクランプがそれぞれ径方向
へ拡開変位され、その拡開変位されるクランプのうち引
抜き対象管の径に対応するクランプのみが管の内周面に
圧接され、この状態で装置全体を後退させることによっ
てクランプを介して管を引抜くことが可能である。つま
り、単一の装置で内径の異なる複数種の管の引抜きが可
能となり、管種の変更の度にクランプを人為的に入れ換
えするといった大掛かりな段取り替え作業が不要で、複
数種の管の引抜き作業性の改善を図ることができる。
ば、複数種のクランプを収縮させた状態で装置全体を前
進させてロッドおよびクランプを管内に進入させた上、
ロッドをシリンダを介して軸方向に変位させると、複数
種のカム部を介して複数種のクランプがそれぞれ径方向
へ拡開変位され、その拡開変位されるクランプのうち引
抜き対象管の径に対応するクランプのみが管の内周面に
圧接され、この状態で装置全体を後退させることによっ
てクランプを介して管を引抜くことが可能である。つま
り、単一の装置で内径の異なる複数種の管の引抜きが可
能となり、管種の変更の度にクランプを人為的に入れ換
えするといった大掛かりな段取り替え作業が不要で、複
数種の管の引抜き作業性の改善を図ることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る管の引
抜き装置は、保持体に軸方向に変位可能に支持されたロ
ッドと、このロッドを上記軸方向に変位させるシリンダ
と、上記ロッドの周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇
所にそれぞれ径方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、
互いに異なる拡開変位量に設定された複数種のクランプ
と、上記ロッドの外周面に形成されて該ロッドの上記軸
方向への変位に伴い上記複数種のクランプを互いに異な
る設定量だけ拡開変位させる複数種のカム部とからなる
第1の引抜きヘッド部を設けるとともに、この第1の引
抜きヘッド部による引抜き対象管の内径とは異なる内径
の管を引抜き対象とする第2の引抜きヘッド部を設け、
これら第1および第2の引抜きヘッド部を装置本体に設
けた旋回軸周りの回転により引抜き作用位置に相互に入
れ換え可能に構成したことを特徴とするものであり、こ
のような構成の請求項2に記載の発明によれば、第1の
引抜きヘッド部による引抜き対象管の拡大に加えて、第
2の引抜きヘッド部による引抜き管が付加されて、単一
の装置による引抜き可能な管サイズの範囲を一層拡大
し、汎用性の向上が図れる。
抜き装置は、保持体に軸方向に変位可能に支持されたロ
ッドと、このロッドを上記軸方向に変位させるシリンダ
と、上記ロッドの周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇
所にそれぞれ径方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、
互いに異なる拡開変位量に設定された複数種のクランプ
と、上記ロッドの外周面に形成されて該ロッドの上記軸
方向への変位に伴い上記複数種のクランプを互いに異な
る設定量だけ拡開変位させる複数種のカム部とからなる
第1の引抜きヘッド部を設けるとともに、この第1の引
抜きヘッド部による引抜き対象管の内径とは異なる内径
の管を引抜き対象とする第2の引抜きヘッド部を設け、
これら第1および第2の引抜きヘッド部を装置本体に設
けた旋回軸周りの回転により引抜き作用位置に相互に入
れ換え可能に構成したことを特徴とするものであり、こ
のような構成の請求項2に記載の発明によれば、第1の
引抜きヘッド部による引抜き対象管の拡大に加えて、第
2の引抜きヘッド部による引抜き管が付加されて、単一
の装置による引抜き可能な管サイズの範囲を一層拡大
し、汎用性の向上が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る管の引抜き装
置の全体側面図であり、同図において、1は旋回軸2を
もった装置本体、3,4は同一面内に配設されるととも
に、上記旋回軸2を介して一体連結された第1および第
2の引抜きヘッド部(図2および図3参照)である。5
は上記旋回軸2に連結されたレバー、6は上記装置本体
1側のブラケット7にピン8を介して揺動可能に枢支さ
れたシリンダであり、そのピストンロッド6aの先端側
は上記レバー5の先端側にピン9を介して連結されてお
り、このピストンロッド6aの伸張および収縮に伴う上
記旋回軸2の駆動回転により、上記第1の引抜きヘッド
部3と第2の引抜きヘッド部4とが引抜き作用位置に相
互に入れ換え可能に構成されている。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る管の引抜き装
置の全体側面図であり、同図において、1は旋回軸2を
もった装置本体、3,4は同一面内に配設されるととも
に、上記旋回軸2を介して一体連結された第1および第
2の引抜きヘッド部(図2および図3参照)である。5
は上記旋回軸2に連結されたレバー、6は上記装置本体
1側のブラケット7にピン8を介して揺動可能に枢支さ
れたシリンダであり、そのピストンロッド6aの先端側
は上記レバー5の先端側にピン9を介して連結されてお
り、このピストンロッド6aの伸張および収縮に伴う上
記旋回軸2の駆動回転により、上記第1の引抜きヘッド
部3と第2の引抜きヘッド部4とが引抜き作用位置に相
互に入れ換え可能に構成されている。
【0009】上記第1の引抜きヘッド部3の構成を図1
および図4を参照して説明する。同図において、11は
先端側つば部12を有する筒形の保持体、13は上記保
持体11に軸方向に変位可能に支持されたロッドであ
り、その後端には、上記保持体11に保持されたシリン
ダ14のピストンロッド14aの先端側に連結されてお
り、このピストンロッド14aの伸張によって上記ロッ
ド13は、内径の異なる複数種の管、例えば中径の管M
Bならびに大径の管MAの2種のうちの所定の管内に進
入される。
および図4を参照して説明する。同図において、11は
先端側つば部12を有する筒形の保持体、13は上記保
持体11に軸方向に変位可能に支持されたロッドであ
り、その後端には、上記保持体11に保持されたシリン
ダ14のピストンロッド14aの先端側に連結されてお
り、このピストンロッド14aの伸張によって上記ロッ
ド13は、内径の異なる複数種の管、例えば中径の管M
Bならびに大径の管MAの2種のうちの所定の管内に進
入される。
【0010】上記ロッド13の周囲には、上記中径の管
MBに対応する周方向に複数個、例えば3個のクランプ
15が該ロッド13に略沿う状態で配設されており、そ
の基端部15aは別部材(図1)で構成されるととも
に、上記つば部12に固定された3個の軸支部材16に
それぞれピン17を介して枢支され、これにより、各ク
ランプ15の先端部15bは径方向へ拡開変位可能に構
成されている。
MBに対応する周方向に複数個、例えば3個のクランプ
15が該ロッド13に略沿う状態で配設されており、そ
の基端部15aは別部材(図1)で構成されるととも
に、上記つば部12に固定された3個の軸支部材16に
それぞれピン17を介して枢支され、これにより、各ク
ランプ15の先端部15bは径方向へ拡開変位可能に構
成されている。
【0011】また、上記ロッド13の周りには、上記ク
ランプ15の隣接間に位置して、大径の管MAに対応す
る3個のクランプ18が該ロッド13に略沿う状態で配
設されており、その基端部18aは別部材(図1)で構
成されるとともに、上記つば部12に固定された3個の
軸支部材19にそれぞれピン20を介して枢支され、こ
れにより、各クランプ18の先端部18bは径方向へ拡
開変位可能に構成されている。
ランプ15の隣接間に位置して、大径の管MAに対応す
る3個のクランプ18が該ロッド13に略沿う状態で配
設されており、その基端部18aは別部材(図1)で構
成されるとともに、上記つば部12に固定された3個の
軸支部材19にそれぞれピン20を介して枢支され、こ
れにより、各クランプ18の先端部18bは径方向へ拡
開変位可能に構成されている。
【0012】上記各クランプ15に対応して上記ロッド
13の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近づ
く浅い傾斜段部からなるカム部21がそれぞれ形成され
ており、このカム部21は上記中径の管MB内にロッド
13が進入した際に、上記クランプ15の内側角部22
を押圧して該クランプ15を拡開変位させるようになっ
ている。また、上記各クランプ18に対応して上記ロッ
ド13の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近
づく深い傾斜段部からなるカム部23が形成されてお
り、このカム部23は上記大径の管MA内にロッド13
が進入した際に、クランプ18の内側角部24を押圧し
て該クランプ18を上記クランプ15よりも大きい変位
量で拡開変位させるようになっている。
13の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近づ
く浅い傾斜段部からなるカム部21がそれぞれ形成され
ており、このカム部21は上記中径の管MB内にロッド
13が進入した際に、上記クランプ15の内側角部22
を押圧して該クランプ15を拡開変位させるようになっ
ている。また、上記各クランプ18に対応して上記ロッ
ド13の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近
づく深い傾斜段部からなるカム部23が形成されてお
り、このカム部23は上記大径の管MA内にロッド13
が進入した際に、クランプ18の内側角部24を押圧し
て該クランプ18を上記クランプ15よりも大きい変位
量で拡開変位させるようになっている。
【0013】上記第2の引抜きヘッド部4の構成を図1
および図7を参照して説明する。図1および図7におい
て、31は前端側つば部32を有する筒形の保持体、3
3は軸方向に沿って変位可能に保持体31に支持された
ロッドであり、その後端には、上記保持体31に保持さ
れたシリンダ34のピストンロッド34aの先端側に連
結されている。このロッド33は上記第1の引抜きヘッ
ド部3側が対象としている管MA,MBとは内径の異な
る別種の管、例えば小径の管MC内に進入する。
および図7を参照して説明する。図1および図7におい
て、31は前端側つば部32を有する筒形の保持体、3
3は軸方向に沿って変位可能に保持体31に支持された
ロッドであり、その後端には、上記保持体31に保持さ
れたシリンダ34のピストンロッド34aの先端側に連
結されている。このロッド33は上記第1の引抜きヘッ
ド部3側が対象としている管MA,MBとは内径の異な
る別種の管、例えば小径の管MC内に進入する。
【0014】35は上記ロッド33の周囲に周方向に等
間隔を隔てて配置された3個のクランプであり、その基
端部35aは別部材(図1)で構成されるとともに、上
記つば部32に固定された3個の軸支部材36にそれぞ
れピン37を介して枢支され、これにより、各クランプ
35の先端部35bは径方向へ拡開変位可能に構成され
ている。
間隔を隔てて配置された3個のクランプであり、その基
端部35aは別部材(図1)で構成されるとともに、上
記つば部32に固定された3個の軸支部材36にそれぞ
れピン37を介して枢支され、これにより、各クランプ
35の先端部35bは径方向へ拡開変位可能に構成され
ている。
【0015】上記各クランプ35に対応して上記ロッド
33の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近づ
く傾斜段部からなるカム部38が形成されており、この
カム部38は上記小径の管MC内にロッド33が進入し
た際に、上記クランプ35の内側角部39を押圧して該
クランプ35を拡開変位させて上記小径の管MCの内周
面に押圧させるようになっている。
33の外周面には、前方に向かうにつれて軸心側に近づ
く傾斜段部からなるカム部38が形成されており、この
カム部38は上記小径の管MC内にロッド33が進入し
た際に、上記クランプ35の内側角部39を押圧して該
クランプ35を拡開変位させて上記小径の管MCの内周
面に押圧させるようになっている。
【0016】上記のように構成された管の引抜き装置に
おいては、引抜き対象が大径の管MAおよび中径の管M
Bの場合、上記第1の引抜きヘッド部3を図1の位置に
設定して使用する。
おいては、引抜き対象が大径の管MAおよび中径の管M
Bの場合、上記第1の引抜きヘッド部3を図1の位置に
設定して使用する。
【0017】まず、引抜き対象が中径の管MBの場合、
図4に示すように、ロッド13を管軸上に設定した後、
シリンダ14のピストンロッド14aを伸張させると、
図5に示すように、上記ロッド13が前進するに伴って
カム部21がクランプ15の内側角部22を押圧するの
で、該クランプ15の先端側15bがピン17を支点に
して径方向へ拡開変位して上記中径の管MBの内周面を
圧接する。つまり、この中径の管MBは周方向で3箇所
のクランプ15に圧接される。この状態で装置全体を後
退させると、上記中径の管MBを引き抜くことができ
る。なお、上記ロッド13を前進させても、カム部23
は深い段部で構成されているので、クランプ18を拡開
変位させることはない。
図4に示すように、ロッド13を管軸上に設定した後、
シリンダ14のピストンロッド14aを伸張させると、
図5に示すように、上記ロッド13が前進するに伴って
カム部21がクランプ15の内側角部22を押圧するの
で、該クランプ15の先端側15bがピン17を支点に
して径方向へ拡開変位して上記中径の管MBの内周面を
圧接する。つまり、この中径の管MBは周方向で3箇所
のクランプ15に圧接される。この状態で装置全体を後
退させると、上記中径の管MBを引き抜くことができ
る。なお、上記ロッド13を前進させても、カム部23
は深い段部で構成されているので、クランプ18を拡開
変位させることはない。
【0018】また、引抜き対象が上記大径の管MAの場
合、ピストンロッド14aを図5の場合よりもさらに伸
張させると、図6に示すように、上記ロッド13が前進
するに伴ってカム部23がクランプ18の内側角部24
を押圧するので、該クランプ18の先端側18bがピン
20を支点にして径方向拡開変位して上記大径の管MA
の内周面を押圧する。つまり、この大径の管MAも周方
向の3箇所でクランプ18に圧接される。この状態で装
置全体を後退させると、上記大径の管MAを引き抜くこ
とができる。なお、この時、クランプ15も拡開変位す
るが、クランプ18よりも拡開変位量が少なく、上記大
径の管MAの内周面に圧接するに至らない。
合、ピストンロッド14aを図5の場合よりもさらに伸
張させると、図6に示すように、上記ロッド13が前進
するに伴ってカム部23がクランプ18の内側角部24
を押圧するので、該クランプ18の先端側18bがピン
20を支点にして径方向拡開変位して上記大径の管MA
の内周面を押圧する。つまり、この大径の管MAも周方
向の3箇所でクランプ18に圧接される。この状態で装
置全体を後退させると、上記大径の管MAを引き抜くこ
とができる。なお、この時、クランプ15も拡開変位す
るが、クランプ18よりも拡開変位量が少なく、上記大
径の管MAの内周面に圧接するに至らない。
【0019】このように、ロッド13の周りに2種のク
ランプ15,18を設けて、それぞれをカム部21,2
3で拡開変位させるようにしたので、一台の装置で、大
径の管MAと中径の管MBの2種の管の引き抜きを任意
に行うことができ、汎用性が増すとともに、上記管M
A,MBの変更があっても、上記シリンダ14によりロ
ッド13の前進量を変えるだけでよいので、段取り替え
の手間が省け、生産効率が高められる。
ランプ15,18を設けて、それぞれをカム部21,2
3で拡開変位させるようにしたので、一台の装置で、大
径の管MAと中径の管MBの2種の管の引き抜きを任意
に行うことができ、汎用性が増すとともに、上記管M
A,MBの変更があっても、上記シリンダ14によりロ
ッド13の前進量を変えるだけでよいので、段取り替え
の手間が省け、生産効率が高められる。
【0020】また、小径の管MCの場合には、図1のシ
リンダ6によりレバー5を介して旋回軸2を駆動回転し
て、第1の引抜きヘッド部3の位置、つまり、引抜き作
用位置に第2の引抜きヘッド部4が位置するように入れ
換えを行った後、図7に示すように、ロッド31を小径
の管MCの管軸上に設定した後、シリンダ34のピスト
ンロッド34aを伸張させると、ロッド31が前進する
に伴ってカム部38がクランプ35の内側角部39を押
圧するので、該クランプ35の先端部35bが拡開変位
して小径の管MCの内周面を圧接する。したがって、こ
の場合も、装置全体を後退させると、小径の管MCを引
き抜くことができる。このように第1の引抜きヘッド部
3に対して第2の引抜きヘッド部4を入れ換えさせるよ
うにしたことにより、引き抜き対象となる管種数をさら
に増やすことができる。なお、上記第2の引抜きヘッド
部4においても、1種の管MCに限らず内径の異なる複
数種の管に対応できるようにしてもよい。
リンダ6によりレバー5を介して旋回軸2を駆動回転し
て、第1の引抜きヘッド部3の位置、つまり、引抜き作
用位置に第2の引抜きヘッド部4が位置するように入れ
換えを行った後、図7に示すように、ロッド31を小径
の管MCの管軸上に設定した後、シリンダ34のピスト
ンロッド34aを伸張させると、ロッド31が前進する
に伴ってカム部38がクランプ35の内側角部39を押
圧するので、該クランプ35の先端部35bが拡開変位
して小径の管MCの内周面を圧接する。したがって、こ
の場合も、装置全体を後退させると、小径の管MCを引
き抜くことができる。このように第1の引抜きヘッド部
3に対して第2の引抜きヘッド部4を入れ換えさせるよ
うにしたことにより、引き抜き対象となる管種数をさら
に増やすことができる。なお、上記第2の引抜きヘッド
部4においても、1種の管MCに限らず内径の異なる複
数種の管に対応できるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上ように、請求項1の発明によれば、
管内に進出されるロッドの周囲に互いに拡開変位量の異
なる複数種のクランプを配設するだけで、単一の装置で
内径の異なる複数種の管の引抜きが可能となり、管種の
変更の度にクランプを人為的に入れ換えするといった大
掛かりな段取り替え作業が不要で、複数種の管の引抜き
作業性の改善を図ることができるという効果を奏する。
管内に進出されるロッドの周囲に互いに拡開変位量の異
なる複数種のクランプを配設するだけで、単一の装置で
内径の異なる複数種の管の引抜きが可能となり、管種の
変更の度にクランプを人為的に入れ換えするといった大
掛かりな段取り替え作業が不要で、複数種の管の引抜き
作業性の改善を図ることができるという効果を奏する。
【0022】また、請求項2の発明によれば、内径の異
なる複数種の管を対象とする第1の引抜きヘッド部に対
して、別種の管を対象とする第2の引抜きヘッド部を位
置入れ換えできるようにしたので、単一の装置による引
抜き可能な管サイズの範囲を一層拡大し、汎用性を一層
向上することができる。
なる複数種の管を対象とする第1の引抜きヘッド部に対
して、別種の管を対象とする第2の引抜きヘッド部を位
置入れ換えできるようにしたので、単一の装置による引
抜き可能な管サイズの範囲を一層拡大し、汎用性を一層
向上することができる。
【図1】本発明に係る管の引抜き装置の全体側面図であ
る。
る。
【図2】同上管の引抜き装置における第1の引抜きヘッ
ド部の拡大正面図である。
ド部の拡大正面図である。
【図3】同上管の引抜き装置における第2の引抜きヘッ
ド部の拡大正面図である。
ド部の拡大正面図である。
【図4】同上管の引抜き装置における第1の引抜きヘッ
ド部の引抜き待機状態を示す拡大縦断側面図である。
ド部の引抜き待機状態を示す拡大縦断側面図である。
【図5】同上管の引抜き装置による中径管の引抜き動作
状態を示す拡大縦断側面図である。
状態を示す拡大縦断側面図である。
【図6】同上管の引抜き装置による大径管の引抜き動作
状態を示す拡大縦断側面図である。
状態を示す拡大縦断側面図である。
【図7】同上管の引抜き装置における第2の引抜きヘッ
ド部の拡大側面図である。
ド部の拡大側面図である。
1 装置本体 2 旋回軸 3 第1の引抜きヘッド部 4 第2の引抜きヘッド部 6 シリンダ 11,31 保持体 13,33 ロッド 14,34 シリンダ 15,18,35 クランプ 21,23,38 カム部 MA,MB,MC 管
Claims (2)
- 【請求項1】 保持体に軸方向に変位可能に支持された
ロッドと、 このロッドを上記軸方向に変位させるシリンダと、 上記ロッドの周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇所に
それぞれ径方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、互い
に異なる拡開変位量に設定された複数種のクランプと、 上記ロッドの外周面に形成されて該ロッドの上記軸方向
への変位に伴い上記複数種のクランプを互いに異なる設
定量だけ拡開変位させる複数種のカム部とを備えている
ことを特徴とする管の引抜き装置。 - 【請求項2】 保持体に軸方向に変位可能に支持された
ロッドと、 このロッドを上記軸方向に変位させるシリンダと、 上記ロッドの周囲で周方向に等間隔を隔てた複数箇所に
それぞれ径方向へ拡開変位可能に配設され、かつ、互い
に異なる拡開変位量に設定された複数種のクランプと、 上記ロッドの外周面に形成されて該ロッドの上記軸方向
への変位に伴い上記複数種のクランプを互いに異なる設
定量だけ拡開変位させる複数種のカム部とからなる第1
の引抜きヘッド部を設けるとともに、 この第1の引抜きヘッド部による引抜き対象管の内径と
は異なる内径の管を引抜き対象とする第2の引抜きヘッ
ド部を設け、 これら第1および第2の引抜きヘッド部を装置本体に設
けた旋回軸周りの回転により引抜き作用位置に相互に入
れ換え可能に構成したことを特徴とする管の引抜き装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15872996A JPH105961A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 管の引抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15872996A JPH105961A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 管の引抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH105961A true JPH105961A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15678065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15872996A Pending JPH105961A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 管の引抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH105961A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102161086A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-08-24 | 高平市泫氏铸管有限公司 | 一种拔管装置 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15872996A patent/JPH105961A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102161086A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-08-24 | 高平市泫氏铸管有限公司 | 一种拔管装置 |
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