JPH1059792A - 発火性組成物 - Google Patents
発火性組成物Info
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- JPH1059792A JPH1059792A JP17372997A JP17372997A JPH1059792A JP H1059792 A JPH1059792 A JP H1059792A JP 17372997 A JP17372997 A JP 17372997A JP 17372997 A JP17372997 A JP 17372997A JP H1059792 A JPH1059792 A JP H1059792A
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- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06D—MEANS FOR GENERATING SMOKE OR MIST; GAS-ATTACK COMPOSITIONS; GENERATION OF GAS FOR BLASTING OR PROPULSION (CHEMICAL PART)
- C06D5/00—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets
- C06D5/06—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets by reaction of two or more solids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B33/00—Compositions containing particulate metal, alloy, boron, silicon, selenium or tellurium with at least one oxygen supplying material which is either a metal oxide or a salt, organic or inorganic, capable of yielding a metal oxide
- C06B33/04—Compositions containing particulate metal, alloy, boron, silicon, selenium or tellurium with at least one oxygen supplying material which is either a metal oxide or a salt, organic or inorganic, capable of yielding a metal oxide the material being an inorganic nitrogen-oxygen salt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 清浄な無毒性ガスを発生する発火性組成物を
提供すること。 【解決手段】 酸素含有バインダー及び少なくとも硝酸
アンモニウムを含有する酸化剤を含む清浄なガスを発生
する発火性組成物であって、 i) 前記バインダーの重量が当該組成物の総重量の1〜
6%であること、 ii) 硝酸アンモニウムの重量が当該組成物の総重量の5
0〜95%であること、及び iii) 当該組成物が、その総重量の0.5〜5%の割合
で存在するホウ素及びアルミニウムから成る群より選ば
れる軽金属も含むこと、を特徴とする組成物。
提供すること。 【解決手段】 酸素含有バインダー及び少なくとも硝酸
アンモニウムを含有する酸化剤を含む清浄なガスを発生
する発火性組成物であって、 i) 前記バインダーの重量が当該組成物の総重量の1〜
6%であること、 ii) 硝酸アンモニウムの重量が当該組成物の総重量の5
0〜95%であること、及び iii) 当該組成物が、その総重量の0.5〜5%の割合
で存在するホウ素及びアルミニウムから成る群より選ば
れる軽金属も含むこと、を特徴とする組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の安全装置
に関する。より詳細には、本発明は、本質的に窒素及び
水から成る清浄な無毒性ガスを発生する新規発火性組成
物(pyrotechniccomposition )であって、自動車の乗
員のための保護クッションを展開させるための組成物に
関する。
に関する。より詳細には、本発明は、本質的に窒素及び
水から成る清浄な無毒性ガスを発生する新規発火性組成
物(pyrotechniccomposition )であって、自動車の乗
員のための保護クッションを展開させるための組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】点火手段により窒素を高濃度で含むガス
を発生させるために、アジ化ナトリウム等に基づく発火
性組成物、例えば米国特許明細書第4,929,290
号に記載されているものに久しく関心が集まっている。
まず第一に、これらの組成物は、燃焼によって、燃焼ガ
ス中にホットスポットを形成し、従って、展開可能なク
ッション中に入ってはならない多くの塵粒を発生する。
この種の組成物が使用される場合には、精巧な濾過装置
を備えたガス発生器を装備する必要があるが、これによ
ってガス発生器の重量及びコストが増加する。さらに、
アジド系組成物は非常に感湿性が高く、長期間貯蔵する
ことができない。最後に、アジ化ナトリウムを金属と化
合させてアジ化物を形成させることにより一次爆発物を
製造することができるが、これらの組成物は、製造時及
び廃棄物が除去される時に、その取り扱いに注意が払わ
れねばならない。
を発生させるために、アジ化ナトリウム等に基づく発火
性組成物、例えば米国特許明細書第4,929,290
号に記載されているものに久しく関心が集まっている。
まず第一に、これらの組成物は、燃焼によって、燃焼ガ
ス中にホットスポットを形成し、従って、展開可能なク
ッション中に入ってはならない多くの塵粒を発生する。
この種の組成物が使用される場合には、精巧な濾過装置
を備えたガス発生器を装備する必要があるが、これによ
ってガス発生器の重量及びコストが増加する。さらに、
アジド系組成物は非常に感湿性が高く、長期間貯蔵する
ことができない。最後に、アジ化ナトリウムを金属と化
合させてアジ化物を形成させることにより一次爆発物を
製造することができるが、これらの組成物は、製造時及
び廃棄物が除去される時に、その取り扱いに注意が払わ
れねばならない。
【0003】これらの理由から、当業者は、アジ化ナト
リウムの代わりに、バインダーと酸化剤とから成る窒素
含有固形組成物であって、経時的に非常に安定な組成物
に関心を向けた。
リウムの代わりに、バインダーと酸化剤とから成る窒素
含有固形組成物であって、経時的に非常に安定な組成物
に関心を向けた。
【0004】ロケット及びミサイルエンジン用の噴射剤
としてこの種の組成物を使用することは公知であり、多
くの特許文献に記載されている。例えば米国特許明細書
第3,725,516号には、フッ素含有バインダー、
硝酸アンモニウム又は過塩素酸カリウムのような酸化性
塩及び微粉の形態にある金属から成るロケットエンジン
用の噴射剤が記載されている。
としてこの種の組成物を使用することは公知であり、多
くの特許文献に記載されている。例えば米国特許明細書
第3,725,516号には、フッ素含有バインダー、
硝酸アンモニウム又は過塩素酸カリウムのような酸化性
塩及び微粉の形態にある金属から成るロケットエンジン
用の噴射剤が記載されている。
【0005】しかしながら、そのような噴射剤は、少な
くとも2つの理由から自動車の安全装置用のガス発生器
に使用することはできない。また、そのような噴射剤
は、非常に高い割合、往々にして10〜35%のバイン
ダーを含み、燃焼によって、一酸化炭素のような非常に
毒性の高いガスを多量に発生し、また、そのような噴射
剤に金属化合物が使用されると、多量の固形残留物が生
じる。
くとも2つの理由から自動車の安全装置用のガス発生器
に使用することはできない。また、そのような噴射剤
は、非常に高い割合、往々にして10〜35%のバイン
ダーを含み、燃焼によって、一酸化炭素のような非常に
毒性の高いガスを多量に発生し、また、そのような噴射
剤に金属化合物が使用されると、多量の固形残留物が生
じる。
【0006】これらの課題を克服するために、当業者
は、酸化ホウ素、酸化バナジウム又はシリケートのよう
な金属化合物及びテトラゾールと組み合わされた硝酸ア
ンモニウム及び/又は過塩素酸カリウムに基づく組成物
を提案してきた。例えば、米国特許明細書第5,03
5,757号に記載されているそのような組成物は、窒
素濃度の高い無毒性ガスを提供するが、大きな濾過装置
を必要とする多量の固体残留物も発生させる。
は、酸化ホウ素、酸化バナジウム又はシリケートのよう
な金属化合物及びテトラゾールと組み合わされた硝酸ア
ンモニウム及び/又は過塩素酸カリウムに基づく組成物
を提案してきた。例えば、米国特許明細書第5,03
5,757号に記載されているそのような組成物は、窒
素濃度の高い無毒性ガスを提供するが、大きな濾過装置
を必要とする多量の固体残留物も発生させる。
【0007】酢酸セルロース、硝酸アンモニム及び過塩
素酸カリウムに基づく組成物も、例えば米国特許明細書
第5,482,579号により提案されている。そのよ
うな組成物は、窒素濃度の高いガスを発生するが、それ
らのバインダー含有率のために、これらのガスは往々に
して一酸化炭素濃度が高く、有毒である。更に、自動車
の安全装置の必要条件により求められる燃焼速度を達成
するために、前記特許明細書に記載されているように、
当業者は金属酸化物又は金属粉末を実際に添加し、その
結果、燃焼ガスを濾過する必要性に直面した。
素酸カリウムに基づく組成物も、例えば米国特許明細書
第5,482,579号により提案されている。そのよ
うな組成物は、窒素濃度の高いガスを発生するが、それ
らのバインダー含有率のために、これらのガスは往々に
して一酸化炭素濃度が高く、有毒である。更に、自動車
の安全装置の必要条件により求められる燃焼速度を達成
するために、前記特許明細書に記載されているように、
当業者は金属酸化物又は金属粉末を実際に添加し、その
結果、燃焼ガスを濾過する必要性に直面した。
【0008】フランス国特許出願公開明細書第2713
632号には、金属化合物が完全に存在しない組成物で
あって、本質的に酸素含有熱可塑性バインダー、ポリグ
リシジルアジドのような活性可塑剤、及びその少なくと
も85重量%が硝酸アンモニウムから成る酸化剤を含む
組成物が提案されている。
632号には、金属化合物が完全に存在しない組成物で
あって、本質的に酸素含有熱可塑性バインダー、ポリグ
リシジルアジドのような活性可塑剤、及びその少なくと
も85重量%が硝酸アンモニウムから成る酸化剤を含む
組成物が提案されている。
【0009】しかしながら、実際には、製造直後及び長
期貯蔵後の双方において十分な機械的特性を有するよう
に構成される充填物に対し、言うまでもなくバインダー
を少なくとも8重量%含むことが必要であり、当業者
は、少なくともある用途の場合に、ガスの毒性に関する
問題に再び直面する。
期貯蔵後の双方において十分な機械的特性を有するよう
に構成される充填物に対し、言うまでもなくバインダー
を少なくとも8重量%含むことが必要であり、当業者
は、少なくともある用途の場合に、ガスの毒性に関する
問題に再び直面する。
【0010】従って、大きな濾過装置を必要としないよ
うに、バッグを展開させるのに非常に短い燃焼時間が必
要とされること、及び窒素を高濃度で含むこと、すなわ
ち一酸化炭素が非常に少ない無毒性であること、並びに
清浄であること、すなわち固形残留物を含まない又はい
ずれにしても非常に僅かな固形残留物のみを含むガスを
発生させることに適合するように、現在、当業者は、ア
ジドを含まない固形発火性組成物であって、高い燃焼速
度を有する組成物を依然として探究している。
うに、バッグを展開させるのに非常に短い燃焼時間が必
要とされること、及び窒素を高濃度で含むこと、すなわ
ち一酸化炭素が非常に少ない無毒性であること、並びに
清浄であること、すなわち固形残留物を含まない又はい
ずれにしても非常に僅かな固形残留物のみを含むガスを
発生させることに適合するように、現在、当業者は、ア
ジドを含まない固形発火性組成物であって、高い燃焼速
度を有する組成物を依然として探究している。
【0011】本発明の主題は、まさにこの要求に答える
一群の組成物を提供することである。従って、本発明
は、清浄なガスを発生する発火性組成物であって、酸素
含有有機バインダーと少なくとも硝酸アンモニウムを含
有する酸化剤とを含み、 i) 前記バインダーの重量が当該組成物の総重量の1〜
6%であること、 ii) 硝酸アンモニウムの重量が当該組成物の総重量の5
0〜95%であること、及び iii) 当該組成物が、その総重量の0.5〜5%の割合
のホウ素及びアルミニウムから成る群より選ばれる軽金
属を含むこと、を特徴とする発火性組成物に関する。
一群の組成物を提供することである。従って、本発明
は、清浄なガスを発生する発火性組成物であって、酸素
含有有機バインダーと少なくとも硝酸アンモニウムを含
有する酸化剤とを含み、 i) 前記バインダーの重量が当該組成物の総重量の1〜
6%であること、 ii) 硝酸アンモニウムの重量が当該組成物の総重量の5
0〜95%であること、及び iii) 当該組成物が、その総重量の0.5〜5%の割合
のホウ素及びアルミニウムから成る群より選ばれる軽金
属を含むこと、を特徴とする発火性組成物に関する。
【0012】従って、本発明に係る組成物は、極少量の
バインダーを含む過剰に酸化された組成物の形態をと
る。これらの組成物は、これらの条件のもとで、過剰に
一酸化炭素を発生せずに、自動車の安全装置により要求
される燃焼速度を当該組成物に付与する少量のホウ素又
はアルミニウムを含みうる。本発明の他の利点は、特定
の2種の金属、すなわちホウ素及びアルミニウムを選択
することによって、ホットスポットを形成する傾向があ
る重い粒子の展開可能なクッション内での形成を防止す
ることである。実際に、自動車の安全装置の燃焼条件の
もとで、これらの2種の金属は、通常、自己推進的に使
用されるマグネシウム、ベリリウム又はジルコニウムの
ような金属とは対照的に、ガス発生器内に存在すべき精
巧な濾過装置を必要としない非常に細かく且つ無毒性の
固形粒子の形態にある残留物を発生する。マグネシウ
ム、ベリリウム又はジルコニウムのような金属は、本発
明の趣旨においては非常に不適切である。金属としてホ
ウ素を使用することが好ましく、本発明の範囲に含まれ
る。
バインダーを含む過剰に酸化された組成物の形態をと
る。これらの組成物は、これらの条件のもとで、過剰に
一酸化炭素を発生せずに、自動車の安全装置により要求
される燃焼速度を当該組成物に付与する少量のホウ素又
はアルミニウムを含みうる。本発明の他の利点は、特定
の2種の金属、すなわちホウ素及びアルミニウムを選択
することによって、ホットスポットを形成する傾向があ
る重い粒子の展開可能なクッション内での形成を防止す
ることである。実際に、自動車の安全装置の燃焼条件の
もとで、これらの2種の金属は、通常、自己推進的に使
用されるマグネシウム、ベリリウム又はジルコニウムの
ような金属とは対照的に、ガス発生器内に存在すべき精
巧な濾過装置を必要としない非常に細かく且つ無毒性の
固形粒子の形態にある残留物を発生する。マグネシウ
ム、ベリリウム又はジルコニウムのような金属は、本発
明の趣旨においては非常に不適切である。金属としてホ
ウ素を使用することが好ましく、本発明の範囲に含まれ
る。
【0013】バインダーの割合は、当該組成物の総重量
の3〜6%の間にあることが都合良い。バインダーは、
エポキシ単位、エーテル単位、エステル単位又はアミド
単位を含有するポリマー及びコポリマーから成る群より
選ばれるものであるか、又はポリアクリレートであるこ
とが好ましく、活性可塑剤を含まずに使用される。本発
明にポリエポキシバインダーを使用することが特に好ま
しい。
の3〜6%の間にあることが都合良い。バインダーは、
エポキシ単位、エーテル単位、エステル単位又はアミド
単位を含有するポリマー及びコポリマーから成る群より
選ばれるものであるか、又はポリアクリレートであるこ
とが好ましく、活性可塑剤を含まずに使用される。本発
明にポリエポキシバインダーを使用することが特に好ま
しい。
【0014】本発明の第1の態様によると、酸化剤は過
塩素酸カリウムも含み、その含有率は当該組成物の総重
量の30%以下である。この含有率は往々にして当該組
成物の総重量の20%〜30%の間である。
塩素酸カリウムも含み、その含有率は当該組成物の総重
量の30%以下である。この含有率は往々にして当該組
成物の総重量の20%〜30%の間である。
【0015】本発明の第2の態様によると、酸化剤は、
過塩素酸アンモニウム、硝酸トリアミノグアニジン、シ
クロメチレントリニトロアミン(RDX)、シクロメチ
レンテトラニトロアミン(HMX)及び略語「HNI
W」としても知られているヘキサニトロヘキサアザイソ
ウルチタン(hexanitrohexaazaiso
wurtzitane)から成る群より選ばれる窒素化
合物も含む。当該組成物中のそのような窒素化合物の含
有率は、当該組成物の総重量の15%以下である。
過塩素酸アンモニウム、硝酸トリアミノグアニジン、シ
クロメチレントリニトロアミン(RDX)、シクロメチ
レンテトラニトロアミン(HMX)及び略語「HNI
W」としても知られているヘキサニトロヘキサアザイソ
ウルチタン(hexanitrohexaazaiso
wurtzitane)から成る群より選ばれる窒素化
合物も含む。当該組成物中のそのような窒素化合物の含
有率は、当該組成物の総重量の15%以下である。
【0016】本発明に係る好ましい組成物は、3〜5重
量%のポリエポキシバインダー、50〜65重量%の硝
酸アンモニウム、0〜30重量%の過塩素酸カリウム、
0〜15重量%の過塩素酸アンモニウム、及び2〜3重
量%のホウ素、を含む。
量%のポリエポキシバインダー、50〜65重量%の硝
酸アンモニウム、0〜30重量%の過塩素酸カリウム、
0〜15重量%の過塩素酸アンモニウム、及び2〜3重
量%のホウ素、を含む。
【0017】硝酸アンモニウムは、フランス国特許出願
明細書第96.00778号又はヨーロッパ特許出願第
97400149.7号に開示されているような、アリ
ールスルホン基を含有する有機染料の存在下で硝酸カリ
ウムにより安定化された硝酸アンモニウムであっても都
合良い。この種の硝酸アンモニウムの使用によって、温
度サイクル時の材料の機械的特性及び発火特性をより安
定にすることが可能となる。96.5重量%の硝酸アン
モニウム、3重量%の硝酸カリウム及び0.5重量%の
アマランスを含有する安定化された硝酸アンモニウムを
使用することが都合良い。
明細書第96.00778号又はヨーロッパ特許出願第
97400149.7号に開示されているような、アリ
ールスルホン基を含有する有機染料の存在下で硝酸カリ
ウムにより安定化された硝酸アンモニウムであっても都
合良い。この種の硝酸アンモニウムの使用によって、温
度サイクル時の材料の機械的特性及び発火特性をより安
定にすることが可能となる。96.5重量%の硝酸アン
モニウム、3重量%の硝酸カリウム及び0.5重量%の
アマランスを含有する安定化された硝酸アンモニウムを
使用することが都合良い。
【0018】本発明の好ましい最後の態様によると、前
記バインダーは、20℃で15%以上の引張伸びを示
し、そして−40℃〜+110℃の温度範囲で少なくと
も2×10-5%/℃の膨張率を示す可撓性バインダーで
ある。この場合において、バインダーは、ポリエポキシ
バインダー及びポリアクリルバインダーから成る群より
選ばれることが都合良い。
記バインダーは、20℃で15%以上の引張伸びを示
し、そして−40℃〜+110℃の温度範囲で少なくと
も2×10-5%/℃の膨張率を示す可撓性バインダーで
ある。この場合において、バインダーは、ポリエポキシ
バインダー及びポリアクリルバインダーから成る群より
選ばれることが都合良い。
【0019】本発明に係る組成物は、自動車の安全装置
用の点火式ガス発生器、特に自動車の乗員のための保護
クッションを展開させるためのガス発生器用の充填物と
して好ましい用途が見出された。
用の点火式ガス発生器、特に自動車の乗員のための保護
クッションを展開させるためのガス発生器用の充填物と
して好ましい用途が見出された。
【0020】本発明の好ましい態様を以下に示す。硝酸
アンモニウム、ホウ素又はアルミニウム及び過塩素酸カ
リウム並びに上記窒素化合物から成る微粉状の固形充填
物をオープンミキサー内に導入する。酸素含有バインダ
ーを、次いで、完全に重合し終えていない状態にある液
体に加える。熱硬化性バインダーの場合に、熱硬化性バ
インダーは、その硬化剤と混合された液状樹脂である。
使用される樹脂がポリエポキシ樹脂である場合には、約
24時間の可使時間を有するバインダーを使用すること
ができるように、硬化剤は反応性の低いポリアミンであ
ることが都合良い。
アンモニウム、ホウ素又はアルミニウム及び過塩素酸カ
リウム並びに上記窒素化合物から成る微粉状の固形充填
物をオープンミキサー内に導入する。酸素含有バインダ
ーを、次いで、完全に重合し終えていない状態にある液
体に加える。熱硬化性バインダーの場合に、熱硬化性バ
インダーは、その硬化剤と混合された液状樹脂である。
使用される樹脂がポリエポキシ樹脂である場合には、約
24時間の可使時間を有するバインダーを使用すること
ができるように、硬化剤は反応性の低いポリアミンであ
ることが都合良い。
【0021】本発明に係る組成物の基本的な特性の一つ
は、噴射剤又は「LOVA」型の低感受性粉末に向けら
れた通常の組成物に比して非常に少量のバインダーを含
むことであるが、本発明に係る組成物の配合に重要な困
難は、この少量の液状バインダーを全ての構成成分、特
に硝酸アンモニウムにうまく含浸させることにある。
は、噴射剤又は「LOVA」型の低感受性粉末に向けら
れた通常の組成物に比して非常に少量のバインダーを含
むことであるが、本発明に係る組成物の配合に重要な困
難は、この少量の液状バインダーを全ての構成成分、特
に硝酸アンモニウムにうまく含浸させることにある。
【0022】このため、液状バインダーは、当該組成物
の構成成分に対して不活性である非常に揮発性の高い溶
剤中に希釈された形態で前記ミキサー内に導入される。
例えば、トリクロロエタンは、希釈剤としてポリエポキ
シバインダーと共に都合良く使用される。
の構成成分に対して不活性である非常に揮発性の高い溶
剤中に希釈された形態で前記ミキサー内に導入される。
例えば、トリクロロエタンは、希釈剤としてポリエポキ
シバインダーと共に都合良く使用される。
【0023】次いで、ミキサーを始動し、そして容器を
開けたまま約1時間回転した状態のままにしておく。こ
れらの条件においては、固形構成成分の全てがバインダ
ーにより含浸され、そして希釈剤の全てが、混合作業の
間に蒸発により除去される。
開けたまま約1時間回転した状態のままにしておく。こ
れらの条件においては、固形構成成分の全てがバインダ
ーにより含浸され、そして希釈剤の全てが、混合作業の
間に蒸発により除去される。
【0024】この段階における組成物は、若干湿った粉
末の外観を有し、圧縮により所望の形状が与えられる。
バインダーの重合は周囲温度で起こり、そしてポリエポ
キシバインダーの場合には24時間後、得られた発火性
充填物は優れた機械的特性を示し、そのため得られた発
火性充填物を自動車の安全装置用のガス発生器において
使用することが可能となる。
末の外観を有し、圧縮により所望の形状が与えられる。
バインダーの重合は周囲温度で起こり、そしてポリエポ
キシバインダーの場合には24時間後、得られた発火性
充填物は優れた機械的特性を示し、そのため得られた発
火性充填物を自動車の安全装置用のガス発生器において
使用することが可能となる。
【0025】本発明に係る組成物は、硝酸アンモニウム
の粒子間の隙間の全てを充填するのに十分でない割合の
小さなバインダーを含む。その結果、圧縮により錠剤を
形成することによって、燃焼に関与する表面積が増加す
ることに相当する自然の過程による細孔を有する目的物
が製造される。組成物の燃焼速度が重要である場合にこ
の細孔は非常に好ましい。
の粒子間の隙間の全てを充填するのに十分でない割合の
小さなバインダーを含む。その結果、圧縮により錠剤を
形成することによって、燃焼に関与する表面積が増加す
ることに相当する自然の過程による細孔を有する目的物
が製造される。組成物の燃焼速度が重要である場合にこ
の細孔は非常に好ましい。
【0026】しかしながら、ガス発生剤は、時間が経っ
ても、特に一連の温度サイクルの後においても、その特
性の全てを保持するものでなくてはならない。この目的
のために、20℃で15%以上の引張伸びを示し、そし
て−40℃〜+110℃の温度範囲で少なくとも2×1
0-5%/℃の膨張率を示すいわゆる「可撓性」の酸素含
有バインダーが推奨される。
ても、特に一連の温度サイクルの後においても、その特
性の全てを保持するものでなくてはならない。この目的
のために、20℃で15%以上の引張伸びを示し、そし
て−40℃〜+110℃の温度範囲で少なくとも2×1
0-5%/℃の膨張率を示すいわゆる「可撓性」の酸素含
有バインダーが推奨される。
【0027】前記定義に対応する可撓性エポキシバイン
ダーとしては、ビスフェノールA又はFに基づくエポキ
シバインダーであって、長鎖二官能性反応性希釈剤及び
脂肪族又は脂環式アミンを含有するものが挙げられる。
ダーとしては、ビスフェノールA又はFに基づくエポキ
シバインダーであって、長鎖二官能性反応性希釈剤及び
脂肪族又は脂環式アミンを含有するものが挙げられる。
【0028】同じ定義に対応する可撓性アクリルバイン
ダーとしては、メチルアクリレート又はメタクリレート
に基づくアクリルバインダーであって、長鎖(C8 〜C
15)二官能性反応性希釈剤及び触媒としての有機金属塩
を含有するものが挙げられる。
ダーとしては、メチルアクリレート又はメタクリレート
に基づくアクリルバインダーであって、長鎖(C8 〜C
15)二官能性反応性希釈剤及び触媒としての有機金属塩
を含有するものが挙げられる。
【0029】後者の種類のバインダーは、酸素の不在下
で20℃で重合することができるその嫌気特性のために
特に都合良い。
で20℃で重合することができるその嫌気特性のために
特に都合良い。
【0030】安定化された硝酸アンモニウムを上記した
ように使用することによっても、ガス発生剤の特性の保
留性が高まる。以下の実施例によって、本発明の幾つか
の実施態様を例示する。
ように使用することによっても、ガス発生剤の特性の保
留性が高まる。以下の実施例によって、本発明の幾つか
の実施態様を例示する。
【0031】
実施例1〜10 以下の実施例において、以下の略語を用いる:ANは硝
酸アンモニウムを、APは過塩素酸カリウムを、そして
HNIWはヘキサニトロヘキサアザイソウルチタンを意
味する。本発明に係る10種の組成物を製造し、そして
点火操作により試験した。百分率は重量百分率で表され
ており、そしてガス含有率は、燃焼ガスにより展開され
た60リットルのバッグの空気体積2.7m3 中で希釈
された百万分率で表されている。
酸アンモニウムを、APは過塩素酸カリウムを、そして
HNIWはヘキサニトロヘキサアザイソウルチタンを意
味する。本発明に係る10種の組成物を製造し、そして
点火操作により試験した。百分率は重量百分率で表され
ており、そしてガス含有率は、燃焼ガスにより展開され
た60リットルのバッグの空気体積2.7m3 中で希釈
された百万分率で表されている。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】実施例9及び10の組成物は、上記した3
重量%の硝酸カリウム及び0.5重量%のアマランス
(amaranth)により安定化された硝酸アンモニ
ウムの使用に関する。これらの組成物は、錠剤に成形
し、次いで−35℃〜+105℃の標準的な老化サイク
ルにかけた。このサイクルの後、錠剤はガス発生器内で
機械的特性及び点火作業適性の全てを保持していた。
重量%の硝酸カリウム及び0.5重量%のアマランス
(amaranth)により安定化された硝酸アンモニ
ウムの使用に関する。これらの組成物は、錠剤に成形
し、次いで−35℃〜+105℃の標準的な老化サイク
ルにかけた。このサイクルの後、錠剤はガス発生器内で
機械的特性及び点火作業適性の全てを保持していた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (11)
- 【請求項1】 酸素含有有機バインダーと少なくとも硝
酸アンモニウムを含有する酸化剤とを含む清浄なガスを
発生する発火性組成物であって、 i) 前記バインダーの重量が当該組成物の総重量の1〜
6%であること、 ii) 硝酸アンモニウムの重量が当該組成物の総重量の5
0〜95%であること、及び iii) 当該組成物が、その総重量の0.5〜5%の割合
で存在するホウ素及びアルミニウムから成る群より選ば
れる軽金属も含むこと、を特徴とする組成物。 - 【請求項2】 前記バインダーが、エポキシ単位、エー
テル単位、エステル単位又はアミド単位を含有するポリ
マー及びコポリマー並びにポリアクリレートから成る群
より選ばれることを特徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記酸化剤が過塩素酸カリウムも含み、
その含有率が当該組成物の総重量の30%以下であるこ
とを特徴とする請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 過塩素酸カリウムの含有率が、当該組成
物の総重量の20%〜30%であることを特徴とする請
求項3記載の組成物。 - 【請求項5】 前記酸化剤が、過塩素酸アンモニウム、
硝酸トリアミノグアニジン、シクロメチレントリニトロ
アミン、シクロメチレンテトラニトロアミン及びヘキサ
ニトロヘキサアザイソウルチタンからなる群より選ばれ
る窒素化合物も含み、その含有率が当該組成物の総重量
の15%以下であることを特徴とする請求項2記載の組
成物。 - 【請求項6】 3〜6重量%のポリエポキシバインダ
ー、50〜95重量%の硝酸アンモニウム、0〜30重
量%の過塩素酸カリウム、0〜15重量%の過塩素酸ア
ンモニウム、及び2〜3重量%のホウ素を含むことを特
徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 硝酸アンモニウムが、アリールスルホネ
ート基含有有機染料の存在下で硝酸カリウムにより安定
化された硝酸アンモニウムであることを特徴とする請求
項1記載の組成物。 - 【請求項8】 安定化された硝酸アンモニウムが、9
6.5重量%の硝酸アンモニウム、3重量%の硝酸カリ
ウム、及び0.5重量%のアマランスを含むことを特徴
とする請求項7記載の組成物。 - 【請求項9】 前記バインダーが、20℃で15%以上
の引張伸びを示し、そして−40℃〜+110℃の温度
範囲で少なくとも2×10-5%/℃の膨張率を示すこと
を特徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 バインダーが、ポリエポキシバインダ
ー及びポリアクリルバインダーから成る群より選ばれる
ことを特徴とする請求項9記載の組成物。 - 【請求項11】 自動車の安全装置用の点火式ガス発生
器への請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物の
使用。
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|---|---|---|---|
| FR9608050 | 1996-06-28 | ||
| FR9608050A FR2750422B1 (fr) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | Compositions pyrotechniques generatrices de gaz propres et application a un generateur de gaz pour la securite automobile |
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|---|---|
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| JP2927757B2 JP2927757B2 (ja) | 1999-07-28 |
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| FR (1) | FR2750422B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20020044854A (ko) * | 2000-12-07 | 2002-06-19 | 채재우 | 전기식 발파용 폭약 조성물 |
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| JP2005538834A (ja) * | 2002-09-12 | 2005-12-22 | テクストロン システムズ コーポレーション | 多段ガス発生器およびガス発生体 |
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| FR2772750B1 (fr) * | 1997-12-22 | 2000-01-28 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Composition pyrotechnique generatrice de gaz propres, a faible teneur en oxyde d'azote, et pastilles d'une telle composition |
| FR2778576B1 (fr) | 1998-05-15 | 2000-06-23 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Dispositif d'extinction d'incendie comportant un generateur thermochimique de gaz |
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| FR2853872B1 (fr) * | 2003-04-15 | 2006-01-13 | Seva Technologies | Dispositif de mise en oeuvre d'un element de securite pour la protection des biens et/ou des personnes |
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| US5074938A (en) * | 1990-05-25 | 1991-12-24 | Thiokol Corporation | Low pressure exponent propellants containing boron |
| US5125684A (en) * | 1991-10-15 | 1992-06-30 | Hercules Incorporated | Extrudable gas generating propellants, method and apparatus |
| CN1132501A (zh) * | 1993-10-06 | 1996-10-02 | 尼古化学股份公司 | 气体发生器的推进剂 |
| FR2713632B1 (fr) * | 1993-12-07 | 1996-01-12 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Compositions pyrotechniques génératrices de gaz propres et non toxiques, contenant un liant élastomère thermoplastique. |
| FR2719578B1 (fr) * | 1994-05-09 | 1996-12-20 | Nof Corp | Compositions de générateur de gaz comprenant un agent désoxydé et un agent oxydant. |
-
1996
- 1996-06-28 FR FR9608050A patent/FR2750422B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-26 DE DE1997605090 patent/DE69705090T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-26 EP EP19970401483 patent/EP0816307B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-30 JP JP9173729A patent/JP2927757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6811626B2 (en) | 2000-09-22 | 2004-11-02 | Nof Corporation | Gas-generating compositions |
| KR20020044854A (ko) * | 2000-12-07 | 2002-06-19 | 채재우 | 전기식 발파용 폭약 조성물 |
| JP2005538834A (ja) * | 2002-09-12 | 2005-12-22 | テクストロン システムズ コーポレーション | 多段ガス発生器およびガス発生体 |
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|---|---|
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| EP0816307A1 (fr) | 1998-01-07 |
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