JPH1059952A - フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体、それを用いた電荷輸送材料及び電子写真感光体 - Google Patents
フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体、それを用いた電荷輸送材料及び電子写真感光体Info
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- JPH1059952A JPH1059952A JP8231295A JP23129596A JPH1059952A JP H1059952 A JPH1059952 A JP H1059952A JP 8231295 A JP8231295 A JP 8231295A JP 23129596 A JP23129596 A JP 23129596A JP H1059952 A JPH1059952 A JP H1059952A
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- C07D279/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
- C07D279/10—1,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines
- C07D279/14—1,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D279/18—[b, e]-condensed with two six-membered rings
- C07D279/22—[b, e]-condensed with two six-membered rings with carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D265/00—Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one oxygen atom as the only ring hetero atoms
- C07D265/28—1,4-Oxazines; Hydrogenated 1,4-oxazines
- C07D265/34—1,4-Oxazines; Hydrogenated 1,4-oxazines condensed with carbocyclic rings
- C07D265/38—[b, e]-condensed with two six-membered rings
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0622—Heterocyclic compounds
- G03G5/0624—Heterocyclic compounds containing one hetero ring
- G03G5/0627—Heterocyclic compounds containing one hetero ring being five-membered
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 結着剤ポリマ−への溶解性がよく、感度が良
好で、残留電位が小さい電荷輸送材料を提供する。 【解決手段】 一般式(1)のフェノチアジン誘導体、
フェノキサジン誘導体、該誘導体含有電荷輸送材料及び
該電荷輸送材料含有電子写真感光体。 (式中、Ar1、Ar2はそれぞれ同一であっても異な
ってもよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、
R1、R2はそれぞれ同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子、低級アルキル基、置換基を有しても良い
アリール基を示す。R3は低級アルキル基、炭素数5〜
7の脂環式炭化水素基、置換基を有しても良いアリール
基、置換基を有しても良いアラルキル基を表し、Xは硫
黄原子又は、酸素原子を表す。n及びmは0又は1の整
数を示す。)
好で、残留電位が小さい電荷輸送材料を提供する。 【解決手段】 一般式(1)のフェノチアジン誘導体、
フェノキサジン誘導体、該誘導体含有電荷輸送材料及び
該電荷輸送材料含有電子写真感光体。 (式中、Ar1、Ar2はそれぞれ同一であっても異な
ってもよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、
R1、R2はそれぞれ同一であっても異なっていてもよ
く、水素原子、低級アルキル基、置換基を有しても良い
アリール基を示す。R3は低級アルキル基、炭素数5〜
7の脂環式炭化水素基、置換基を有しても良いアリール
基、置換基を有しても良いアラルキル基を表し、Xは硫
黄原子又は、酸素原子を表す。n及びmは0又は1の整
数を示す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次の一般式(1 )
【化3】 (1) (式中、Ar1, Ar2 はそれぞれ同一であっても異なって
もよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、R1,
R2, はそれぞれ同一であっても異なっていてもよく、水
素原子、低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環式炭化水
素基、置換基を有しても良いアリール基を示す。R3は低
級アルキル基、置換基を有しても良いアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表し、Xは硫黄原子又
は、酸素原子を表す。n及びmは0又は1の整数を示
す。)で示されるフェノチアジン誘導体、フェノキサジ
ン誘導体、及び/又はこれを含有する電荷輸送材料、さ
らにこの電荷輸送材料を含有する電子写真感光体に関す
る。
もよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、R1,
R2, はそれぞれ同一であっても異なっていてもよく、水
素原子、低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環式炭化水
素基、置換基を有しても良いアリール基を示す。R3は低
級アルキル基、置換基を有しても良いアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表し、Xは硫黄原子又
は、酸素原子を表す。n及びmは0又は1の整数を示
す。)で示されるフェノチアジン誘導体、フェノキサジ
ン誘導体、及び/又はこれを含有する電荷輸送材料、さ
らにこの電荷輸送材料を含有する電子写真感光体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年,無機系の光導電性材料としては、
アモルファスシリコン、アモルファスセレン、硫化カド
ミウム、酸化亜鉛等が用いられているが、製造が困難で
あるため高価であったり、毒性があり環境保護の観点か
ら問題がある場合がある。一方、有機系の光導電体とし
ては、特に,光導電体を電荷発生材料と電荷輸送材料と
に機能分離した形態が盛んに提案されている(例えば、
米国特許第3791826 号)。この方式においては、キャリ
ア(キャリアとは電荷を示す、以下同様)の発生効率の
大きい物質を電荷発生材料として用い、かつ電荷輸送能
力の高い物質を電荷輸送材料として組み合わせることに
よって高感度の電子写真感光体が得られる可能性があ
る。
アモルファスシリコン、アモルファスセレン、硫化カド
ミウム、酸化亜鉛等が用いられているが、製造が困難で
あるため高価であったり、毒性があり環境保護の観点か
ら問題がある場合がある。一方、有機系の光導電体とし
ては、特に,光導電体を電荷発生材料と電荷輸送材料と
に機能分離した形態が盛んに提案されている(例えば、
米国特許第3791826 号)。この方式においては、キャリ
ア(キャリアとは電荷を示す、以下同様)の発生効率の
大きい物質を電荷発生材料として用い、かつ電荷輸送能
力の高い物質を電荷輸送材料として組み合わせることに
よって高感度の電子写真感光体が得られる可能性があ
る。
【0003】このうち電荷輸送材料に要求されること
は、電界印加下で光照射により電荷発生材料において発
生したキャリアを効率良く受取り、感光体層内を速く移
動させ、表面電荷を速やかに消滅させることである。キ
ャリアが単位電界当りに移動する速さをキャリア移動度
と呼ぶ。キャリア移動度が高いということはキャリアが
電荷輸送層内を速く移動するということである。このキ
ャリア移動度は電荷輸送物質固有のものであり、したが
って、高いキャリア移動度を達成するためにはキャリア
移動度の高い材料を使用する必要があるが、未だ十分な
レベルに達しているとはいえないのが現状である。ま
た、電荷輸送物質を結着剤ポリマーとともに有機溶剤に
溶解させ塗布して用いる場合に、塗膜において結晶の析
出やピンホールの生成のない均質な有機薄膜を形成する
必要がある。これは得られた薄膜に高電界を印加するた
め微結晶やピンホールが生成したところで絶縁破壊が起
きたり、ノイズの原因となるからである。
は、電界印加下で光照射により電荷発生材料において発
生したキャリアを効率良く受取り、感光体層内を速く移
動させ、表面電荷を速やかに消滅させることである。キ
ャリアが単位電界当りに移動する速さをキャリア移動度
と呼ぶ。キャリア移動度が高いということはキャリアが
電荷輸送層内を速く移動するということである。このキ
ャリア移動度は電荷輸送物質固有のものであり、したが
って、高いキャリア移動度を達成するためにはキャリア
移動度の高い材料を使用する必要があるが、未だ十分な
レベルに達しているとはいえないのが現状である。ま
た、電荷輸送物質を結着剤ポリマーとともに有機溶剤に
溶解させ塗布して用いる場合に、塗膜において結晶の析
出やピンホールの生成のない均質な有機薄膜を形成する
必要がある。これは得られた薄膜に高電界を印加するた
め微結晶やピンホールが生成したところで絶縁破壊が起
きたり、ノイズの原因となるからである。
【0004】さらに、電荷発生物質および電荷輸送物
質、両者の特性が良くても、電荷発生物質から電荷輸送
物質へのキャリアの注入、すなわち、電荷発生層から電
荷輸送層への電荷の注入が効率良く行われることが重要
である。この電荷の注入は電荷発生物質(または電荷発
生層)と電荷輸送物質(または電荷輸送層)の界面の特
性によるものであって各種物質間で一様ではない。以上
のように電荷輸送材料には種々の条件が要求されるた
め、いろいろな特性を有する電荷輸送物質の開発が行わ
れている。
質、両者の特性が良くても、電荷発生物質から電荷輸送
物質へのキャリアの注入、すなわち、電荷発生層から電
荷輸送層への電荷の注入が効率良く行われることが重要
である。この電荷の注入は電荷発生物質(または電荷発
生層)と電荷輸送物質(または電荷輸送層)の界面の特
性によるものであって各種物質間で一様ではない。以上
のように電荷輸送材料には種々の条件が要求されるた
め、いろいろな特性を有する電荷輸送物質の開発が行わ
れている。
【0005】従来、電荷輸送材料としては例えば、特開
昭60-175052 号公報には次の一般式(A)
昭60-175052 号公報には次の一般式(A)
【化4】 (A) (式中、R5 は置換アルキル基を含むアルキル基または
置換アリール基を含むアリール基を表し、R6 は水素原
子、置換アルキル基を含むアルキル基または置換アリー
ル基を含むアリール基を表し、Ar3 は置換アリール基を
含むアリール基を表す。)で表されるスチリル化合物が
提唱されており、上記化合物(A)と同様な化合物が、
特開昭62-120346 号公報、特開平1-217357号公報、特開
平4-57056号公報、特開平4-292663号公報等に提案され
ている。
置換アリール基を含むアリール基を表し、R6 は水素原
子、置換アルキル基を含むアルキル基または置換アリー
ル基を含むアリール基を表し、Ar3 は置換アリール基を
含むアリール基を表す。)で表されるスチリル化合物が
提唱されており、上記化合物(A)と同様な化合物が、
特開昭62-120346 号公報、特開平1-217357号公報、特開
平4-57056号公報、特開平4-292663号公報等に提案され
ている。
【0006】また、本発明化合物の一部が有機エレクト
ロルミネッセンス素子として、特開平6-271846号公報に
開示されており、実施例中で、次の化合物(B)が記載
されている。
ロルミネッセンス素子として、特開平6-271846号公報に
開示されており、実施例中で、次の化合物(B)が記載
されている。
【化5】 (B)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4-57056 号公報には次の化合物(C)の結着剤ポリマ−
への溶解性が悪いため、感光体製作時に一部結晶が析出
したことが記載されている。
4-57056 号公報には次の化合物(C)の結着剤ポリマ−
への溶解性が悪いため、感光体製作時に一部結晶が析出
したことが記載されている。
【化6】 (C) また、特開平6-271846号公報に記載されている化合物
は、電荷輸送材料はもちろんの事、電子写真感光体とし
ての有用性は全く知られていないのが、現状である。
は、電荷輸送材料はもちろんの事、電子写真感光体とし
ての有用性は全く知られていないのが、現状である。
【0008】最近、電荷輸送材料は、益々その需要が拡
大しており、それに伴って種々の条件に対応しうるさら
に新しい材料が求められている。よって、結着剤ポリマ
−への溶解性等においても満足でき、且つ、感度が高い
など、満足できる電子写真特性を発現できる新しい電荷
輸送材料の開発が望まれていた。本発明の目的は電荷輸
送材料において、溶解性が良く、電子写真感光体を形成
した時に残留電位が小さく、感度が高いなどの諸特性に
おいても優れている新しい素材を提供することにある。
大しており、それに伴って種々の条件に対応しうるさら
に新しい材料が求められている。よって、結着剤ポリマ
−への溶解性等においても満足でき、且つ、感度が高い
など、満足できる電子写真特性を発現できる新しい電荷
輸送材料の開発が望まれていた。本発明の目的は電荷輸
送材料において、溶解性が良く、電子写真感光体を形成
した時に残留電位が小さく、感度が高いなどの諸特性に
おいても優れている新しい素材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する手段】このような現状において、本発
明者らは、様々な化合物について鋭意研究を行った結
果、10位置換フェノチアジン、および10位置換フェノキ
サジンの3 位と7位にアリールビニル骨格の置換基ある
いはアリールブタジエニル骨格の置換基を有する次の一
般式(1)
明者らは、様々な化合物について鋭意研究を行った結
果、10位置換フェノチアジン、および10位置換フェノキ
サジンの3 位と7位にアリールビニル骨格の置換基ある
いはアリールブタジエニル骨格の置換基を有する次の一
般式(1)
【化7】 (1) (式中、Ar1, Ar2 はそれぞれ同一であっても異なって
もよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、R1,
R2, はそれぞれ同一であっても異なっていてもよく、水
素原子、低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環式炭化水
素基、置換基を有しても良いアリール基を示す。R3は低
級アルキル基、置換基を有しても良いアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表し、Xは硫黄原子又
は、酸素原子を表す。n、mは0又は1の整数を示
す。)で示されるフェノチアジン誘導体及びフェノキサ
ジン誘導体が、上記課題を解決できることを見いだし、
本発明を完成した。
もよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、R1,
R2, はそれぞれ同一であっても異なっていてもよく、水
素原子、低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環式炭化水
素基、置換基を有しても良いアリール基を示す。R3は低
級アルキル基、置換基を有しても良いアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表し、Xは硫黄原子又
は、酸素原子を表す。n、mは0又は1の整数を示
す。)で示されるフェノチアジン誘導体及びフェノキサ
ジン誘導体が、上記課題を解決できることを見いだし、
本発明を完成した。
【0010】即ち、本発明者らは、化合物(1)が、結
着剤ポリマ−などへの溶解性が良く、結晶の析出やピン
ホ−ルの生成が起こらず、また、これを使用した感光体
は高感度にして残留電位が低いことを見いだした。
着剤ポリマ−などへの溶解性が良く、結晶の析出やピン
ホ−ルの生成が起こらず、また、これを使用した感光体
は高感度にして残留電位が低いことを見いだした。
【0011】従って、第一の本発明は、下記一般式
(1)
(1)
【化8】 (1) で示されるフェノチアジン誘導体及びフェノキサジン誘
導体に関する。
導体に関する。
【0012】第二の本発明は、前記一般式(1)におい
て、nとmのいずれか一方は1で他方が0であるか、又
は両方が共に1であるフェノチアジン誘導体及びフェノ
キサジン誘導体に関する。
て、nとmのいずれか一方は1で他方が0であるか、又
は両方が共に1であるフェノチアジン誘導体及びフェノ
キサジン誘導体に関する。
【0013】第三の本発明は、前記一般式(1)で示さ
れる前記第一及び第二の本発明のフェノチアジン誘導体
及びフェノキサジン誘導体を含有する電荷輸送材料に関
する。
れる前記第一及び第二の本発明のフェノチアジン誘導体
及びフェノキサジン誘導体を含有する電荷輸送材料に関
する。
【0014】第四の本発明は、前記第三の本発明の電荷
輸送材料を含有することを特徴とする電子写真感光体に
関する。
輸送材料を含有することを特徴とする電子写真感光体に
関する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明化合物(1)のAr1, Ar2は
それぞれ同一であっても異なってもよく、フェニル基、
ナフチル基のような無置換アリール基の他に、例えばオ
ルトトリル基、メタトリル基、パラトリル基、キシリル
基などの低級アルキル基置換フェニル基、メトキシフェ
ニル基、エトキシフェニル基、プロポキシフェニル基な
どのアルコキシ基置換フェニル基、クロロフェニル基、
ブロモフェニル基、フルオロフェニル基、ヨードフェニ
ル基のハロゲン置換フェニル基、ジアリールアミノ基、
ジアルキルアミノ基などのアミノ基置換フェニル基など
があげられる。R1, R2はそれぞれ同一であっても異なっ
てもよく、水素原子、低級アルキル基、置換基を有して
もよいアリール基を示すが、低級アルキル基としては炭
素数1 から4 個のアルキル基、例えば、メチル基、エチ
ル基、n- プロピル基、イソプロピル基、n- ブチル
基、s- ブチル基、t- ブチル基などがあげられる。置
換基を有してもよいアリール基としては、上記Ar1, Ar2
と同様な置換基群があげられる。R3としては上記R1, R2
と同様の低級アルキル基、Ar1, Ar2と同様な置換基を有
してもよいアリール基の他に、炭素数5 〜7 の脂環式炭
化水素基、つまりシクロペンチル基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基が挙げれ、さらにベンジル基、ト
リルメチル基、メトキシベンジル基、クロロベンジル基
などの置換基を有してもよいアラルキル基があげられ
る。
それぞれ同一であっても異なってもよく、フェニル基、
ナフチル基のような無置換アリール基の他に、例えばオ
ルトトリル基、メタトリル基、パラトリル基、キシリル
基などの低級アルキル基置換フェニル基、メトキシフェ
ニル基、エトキシフェニル基、プロポキシフェニル基な
どのアルコキシ基置換フェニル基、クロロフェニル基、
ブロモフェニル基、フルオロフェニル基、ヨードフェニ
ル基のハロゲン置換フェニル基、ジアリールアミノ基、
ジアルキルアミノ基などのアミノ基置換フェニル基など
があげられる。R1, R2はそれぞれ同一であっても異なっ
てもよく、水素原子、低級アルキル基、置換基を有して
もよいアリール基を示すが、低級アルキル基としては炭
素数1 から4 個のアルキル基、例えば、メチル基、エチ
ル基、n- プロピル基、イソプロピル基、n- ブチル
基、s- ブチル基、t- ブチル基などがあげられる。置
換基を有してもよいアリール基としては、上記Ar1, Ar2
と同様な置換基群があげられる。R3としては上記R1, R2
と同様の低級アルキル基、Ar1, Ar2と同様な置換基を有
してもよいアリール基の他に、炭素数5 〜7 の脂環式炭
化水素基、つまりシクロペンチル基、シクロヘキシル
基、シクロヘプチル基が挙げれ、さらにベンジル基、ト
リルメチル基、メトキシベンジル基、クロロベンジル基
などの置換基を有してもよいアラルキル基があげられ
る。
【0016】前記一般式(1)で示される本発明化合物
の好ましい具体例として以下の表1〜4に示す化合物が
挙げられるが、本発明の化合物はこれらに限定されるも
のではない。なお、各表中の置換基についての略号は、
それぞれつぎの意味を有する。 Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:プロピル基、
Bu:ブチル基、Ph:フェニル基、Naph:ナフチ
ル基、MeO:メトキシ基。 また、各置換基中の数字は置換位置を示しており、例え
ばPh−(2)Me(4)Meは、2位と4位にメチル
基を有するフェニル基を意味し、例えば1−Naphは
1位で結合したナフチル基を意味する。
の好ましい具体例として以下の表1〜4に示す化合物が
挙げられるが、本発明の化合物はこれらに限定されるも
のではない。なお、各表中の置換基についての略号は、
それぞれつぎの意味を有する。 Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:プロピル基、
Bu:ブチル基、Ph:フェニル基、Naph:ナフチ
ル基、MeO:メトキシ基。 また、各置換基中の数字は置換位置を示しており、例え
ばPh−(2)Me(4)Meは、2位と4位にメチル
基を有するフェニル基を意味し、例えば1−Naphは
1位で結合したナフチル基を意味する。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】本発明の一般式(1)においてn= m=0、
Ar1 = Ar2 、R1 = R2 である3 、7-ビスビニルフェノ
チアジン、および3,7-ビスビニルフェノキサジン(1a)
は反応式1に従って合成することができる。
Ar1 = Ar2 、R1 = R2 である3 、7-ビスビニルフェノ
チアジン、および3,7-ビスビニルフェノキサジン(1a)
は反応式1に従って合成することができる。
【化9】 反応式1 (式中Ar1,R1,R3,X は前記と同じ意味を表し、R4は低級
アルキル基を示す)
アルキル基を示す)
【0022】尚、R4はメチル基、エチル基、プロピル
基、又はブチル基を示し、メチル基、エチル基が特に望
ましい。即ち、10位置換3,7-ジホルミルフェノチアジ
ン、および/又は3,7-ジホルミルフェノキサジン(2)
と、その2 倍モル量の置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)とを塩基の存在下で室温から80℃程度の温度で反
応させ容易に製造できる。塩基としては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、ナトリウムアミド、水素化ナトリ
ウム及びナトリウムメトキシド、ナトリウムtert- ブト
キシド、カリウムtert- ブトキシドなどの金属アルコキ
シドが使われ、量は置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)に対して1倍以上、好ましくは1.1 〜1.5 倍であ
る。溶媒としては、メタノール、エタノールの低級アル
コール、1,2-ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、トル
エン、キシレンなどの炭化水素、ジメチルスルホキシ
ド、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトア
ミド、N-メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒ま
たはそれらの混合物を用いることができる。反応温度は
使用する溶媒、塩基、基質の反応性などの要因によって
広範囲に選択することができる。例えば、0℃〜150
℃、好ましくは室温から80℃である。
基、又はブチル基を示し、メチル基、エチル基が特に望
ましい。即ち、10位置換3,7-ジホルミルフェノチアジ
ン、および/又は3,7-ジホルミルフェノキサジン(2)
と、その2 倍モル量の置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)とを塩基の存在下で室温から80℃程度の温度で反
応させ容易に製造できる。塩基としては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、ナトリウムアミド、水素化ナトリ
ウム及びナトリウムメトキシド、ナトリウムtert- ブト
キシド、カリウムtert- ブトキシドなどの金属アルコキ
シドが使われ、量は置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)に対して1倍以上、好ましくは1.1 〜1.5 倍であ
る。溶媒としては、メタノール、エタノールの低級アル
コール、1,2-ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、トル
エン、キシレンなどの炭化水素、ジメチルスルホキシ
ド、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトア
ミド、N-メチルピロリドン等の非プロトン性極性溶媒ま
たはそれらの混合物を用いることができる。反応温度は
使用する溶媒、塩基、基質の反応性などの要因によって
広範囲に選択することができる。例えば、0℃〜150
℃、好ましくは室温から80℃である。
【0023】ここで10位置換3,7-ジホルミルフェノチア
ジン、および10位置換3,7-ジホルミルフェノキサジン
(2)は10位置換フェノチアジン、および10位置換フェ
ノキサジン(4)にルイス酸あるいはプロトン酸共存
下、フィルスマイヤーハーク(Vielsmeyer-Haak )反応
を行うことによって得ることが出来る。(反応式2)ル
イス酸あるいはプロトン酸の量は、10位置換3,7-ジホル
ミルフェノチアジン、および10位置換3,7-ジホルミルフ
ェノキサジン(2)に対して1〜2倍が好ましい。
ジン、および10位置換3,7-ジホルミルフェノキサジン
(2)は10位置換フェノチアジン、および10位置換フェ
ノキサジン(4)にルイス酸あるいはプロトン酸共存
下、フィルスマイヤーハーク(Vielsmeyer-Haak )反応
を行うことによって得ることが出来る。(反応式2)ル
イス酸あるいはプロトン酸の量は、10位置換3,7-ジホル
ミルフェノチアジン、および10位置換3,7-ジホルミルフ
ェノキサジン(2)に対して1〜2倍が好ましい。
【化10】 反応式2 (式中R3, X は前記と同じ意味を示す)
【0024】また、置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)は相当するアラルキルクロリド、又はブロミドと
トリアルキルホスファイトを直接、あるいはトルエン、
キシレンなどの溶剤中で加熱して得られる。
(3)は相当するアラルキルクロリド、又はブロミドと
トリアルキルホスファイトを直接、あるいはトルエン、
キシレンなどの溶剤中で加熱して得られる。
【0025】一方、本発明の一般式(1)において、n
= m=0、Ar1, Ar2と R1, R2 はそれぞれ適宜同一であっ
ても異なってもよい3,7-ビスビニルフェノチアジン、お
よび3,7-ビスビニルフェノキサジン(1b)は反応式3
に従って合成することができる。
= m=0、Ar1, Ar2と R1, R2 はそれぞれ適宜同一であっ
ても異なってもよい3,7-ビスビニルフェノチアジン、お
よび3,7-ビスビニルフェノキサジン(1b)は反応式3
に従って合成することができる。
【化11】 反応式3 (式中Ar1, R1, Ar2, R2, R3, X は前記と同じ意味を表
し、R4は低級アルキル基を示す)
し、R4は低級アルキル基を示す)
【0026】即ち、10位置換3,7-ジホルミルフェノチア
ジン、あるいは10位置換3,7-ジホルミルフェノキサジン
(2)と一倍モル量の置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)を塩基存在下で反応させ、10位置換-3- ビニル-7
- ホルミルフェノチアジン、あるいは10位置換-3- ビニ
ル-7- ホルミルフェノキサジン(5)を合成し、先の3
とは別の亜燐酸ジエチルエステルを反応させることによ
り、目的とする本発明化合物(1b)を合成することが
できる。
ジン、あるいは10位置換3,7-ジホルミルフェノキサジン
(2)と一倍モル量の置換亜燐酸ジアルキルエステル
(3)を塩基存在下で反応させ、10位置換-3- ビニル-7
- ホルミルフェノチアジン、あるいは10位置換-3- ビニ
ル-7- ホルミルフェノキサジン(5)を合成し、先の3
とは別の亜燐酸ジエチルエステルを反応させることによ
り、目的とする本発明化合物(1b)を合成することが
できる。
【0027】また5はR1、R2が水素原子でないときは、
10位置換-3- ビニルフェノチアジン、あるいは10位置換
-3- ビニルフェノキサジン(6)の通常のフィルスマイ
ヤーハーク(Vielsmeyer-Haak )反応を行うことによっ
ても得る事が出来る。(反応式4)
10位置換-3- ビニルフェノチアジン、あるいは10位置換
-3- ビニルフェノキサジン(6)の通常のフィルスマイ
ヤーハーク(Vielsmeyer-Haak )反応を行うことによっ
ても得る事が出来る。(反応式4)
【化12】 反応式4 (式中Ar1, R1,R3, X は前記と同じ意味を示す)
【0028】一方、本発明の一般式(1)において、n
=0、m=1で表されるフェノチアジン誘導体、およびフェ
ノキサジン誘導体(1c)は反応式5 に従って合成する
ことができる。
=0、m=1で表されるフェノチアジン誘導体、およびフェ
ノキサジン誘導体(1c)は反応式5 に従って合成する
ことができる。
【化13】 反応式5 (式中Ar1, R1, Ar2, R2, R3は前記と同じ意味を表し、
R4は低級アルキル基を示す) すなわち、先の反応式3 あるいは反応式4 で合成したモ
ノホルミル化合物(5)と、3-アリールアリル亜燐酸ジ
アルキルエステル(7)との反応により得ることが出来
る。
R4は低級アルキル基を示す) すなわち、先の反応式3 あるいは反応式4 で合成したモ
ノホルミル化合物(5)と、3-アリールアリル亜燐酸ジ
アルキルエステル(7)との反応により得ることが出来
る。
【0029】また、3-アリールアリル亜燐酸ジアルキル
エステル(7)は反応式6に従って得ることができる。
エステル(7)は反応式6に従って得ることができる。
【化14】 反応式6 (式中Arは前記のAr1 またはAr2 を、R は前記のR1また
はR2を表す。Hal はハロゲン原子を表す。R4は低級アル
キル基を示す)
はR2を表す。Hal はハロゲン原子を表す。R4は低級アル
キル基を示す)
【0030】即ち、カルボニル誘導体(8)に(i)メ
チルマグネシウムクロリド(MeMgCl)を反応させ、(i
i)ついで、得られたアルコール体を酸の存在下脱水さ
せて、アリールエチレン(9)を得る。酸としてはp-
トルエンスルホン酸(PTSA)等の脱水反応で通常用
いるものを使用することができる。ここで、アリールエ
チレン(9)はケトン誘導体(10)を出発化合物とし
て、メチルマグネシウムロリドの代わりにR-MgHalを用
いる以外は、上記(i)(ii)と同様の反応を行うこと
により得ることができる。
チルマグネシウムクロリド(MeMgCl)を反応させ、(i
i)ついで、得られたアルコール体を酸の存在下脱水さ
せて、アリールエチレン(9)を得る。酸としてはp-
トルエンスルホン酸(PTSA)等の脱水反応で通常用
いるものを使用することができる。ここで、アリールエ
チレン(9)はケトン誘導体(10)を出発化合物とし
て、メチルマグネシウムロリドの代わりにR-MgHalを用
いる以外は、上記(i)(ii)と同様の反応を行うこと
により得ることができる。
【0031】ついで、特開昭49-75564号公報に記載の方
法にしたがってアリールエチレン(9 )を酢酸中で、パ
ラホルムアルデヒド(CH2O)n 及び塩化水素と反応さ
せて3-アリールアリルクロリド(11)を得る。さらにこ
の3-アリールアリルクロリド(11)とトリアルキルホス
ファイトを直接、あるいはトルエン、キシレンなどの溶
媒中で加熱して3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエス
テル(7)を得ることが出来る。ここで、トリアルキル
ホスファイトのアルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などの低級アルキル基があげ
られるが、メチル基、エチル基が特に好ましい。
法にしたがってアリールエチレン(9 )を酢酸中で、パ
ラホルムアルデヒド(CH2O)n 及び塩化水素と反応さ
せて3-アリールアリルクロリド(11)を得る。さらにこ
の3-アリールアリルクロリド(11)とトリアルキルホス
ファイトを直接、あるいはトルエン、キシレンなどの溶
媒中で加熱して3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエス
テル(7)を得ることが出来る。ここで、トリアルキル
ホスファイトのアルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などの低級アルキル基があげ
られるが、メチル基、エチル基が特に好ましい。
【0032】一方、本発明の一般式(1)において、n
= m=1、Ar1 = Ar2, R1 = R2 である3,7-ビスブタジエ
ニルフェノチアジン、および3,7-ビスブタジエニルフェ
ノキサジン(1d)は反応式7に従って合成することが
できる。即ち、10位置換3,7-ジホルミルフェノチアジ
ン、およびフェノキサジン(2)と、その2 倍モル量の
3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル(7)とを
塩基の存在下で1aを合成した方法と同様の方法で製造出
来る。
= m=1、Ar1 = Ar2, R1 = R2 である3,7-ビスブタジエ
ニルフェノチアジン、および3,7-ビスブタジエニルフェ
ノキサジン(1d)は反応式7に従って合成することが
できる。即ち、10位置換3,7-ジホルミルフェノチアジ
ン、およびフェノキサジン(2)と、その2 倍モル量の
3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル(7)とを
塩基の存在下で1aを合成した方法と同様の方法で製造出
来る。
【0033】
【化15】 反応式7 (式中Ar1, R1,R3, X は前記と同じ意味を表し、R4は低
級アルキル基を示す)
級アルキル基を示す)
【0034】また、本発明の一般式(1)において、n
= m=1、Ar1 , Ar2 と R1, R2はそれぞれ適宜同一であ
っても異なってもよい3,7-ビスブタジエニルフェノチア
ジン、および3,7-ビスブタジエニルフェノキサジン(1
e)は反応式8に従って合成することができる。
= m=1、Ar1 , Ar2 と R1, R2はそれぞれ適宜同一であ
っても異なってもよい3,7-ビスブタジエニルフェノチア
ジン、および3,7-ビスブタジエニルフェノキサジン(1
e)は反応式8に従って合成することができる。
【化16】 反応式8 (式中Ar1, R1, Ar2, R2, R3, X は前記と同じ意味を表
し、R4は低級アルキル基を示す)
し、R4は低級アルキル基を示す)
【0035】即ち、ジホルミル体(2)と一倍モル量の
3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル(7)を塩
基存在下で反応させ、10位置換-3- ブタジエニル-7- ホ
ルミルフェノチアジン、あるいは10位置換-3- ブタジエ
ニル-7- ホルミルフェノキサジン(12)を合成し、先の
7とは別の3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル
を反応させることにより、目的とする本発明化合物(1
e)を合成することができる。
3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル(7)を塩
基存在下で反応させ、10位置換-3- ブタジエニル-7- ホ
ルミルフェノチアジン、あるいは10位置換-3- ブタジエ
ニル-7- ホルミルフェノキサジン(12)を合成し、先の
7とは別の3-アリールアリル亜燐酸ジアルキルエステル
を反応させることにより、目的とする本発明化合物(1
e)を合成することができる。
【0036】上述の本発明化合物(1)を電荷輸送材料
として用いれば高いキャリア移動度が得られ高感度な電
子写真感光体を得ることができる。又、本発明化合物
(1)は有機エレクトロルミネッセンス(EL)等幅広い
分野で用いることができる。本発明の電子写真感光体は
具体的には、導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送層
に機能分離した積層型電子写真感光体の電荷輸送層に電
荷輸送材料として本発明化合物(1)を用いる。又、電
荷発生材料と一種もしくは数種類の電荷輸送材料を同一
層に含有した単層型電子写真感光体の電荷輸送材料とし
ても利用できる。
として用いれば高いキャリア移動度が得られ高感度な電
子写真感光体を得ることができる。又、本発明化合物
(1)は有機エレクトロルミネッセンス(EL)等幅広い
分野で用いることができる。本発明の電子写真感光体は
具体的には、導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送層
に機能分離した積層型電子写真感光体の電荷輸送層に電
荷輸送材料として本発明化合物(1)を用いる。又、電
荷発生材料と一種もしくは数種類の電荷輸送材料を同一
層に含有した単層型電子写真感光体の電荷輸送材料とし
ても利用できる。
【0037】本発明化合物(1)を電荷輸送材として用
いた電荷輸送層は、本発明化合物(1)のみをそのまま
導電性支持体または電荷発生層に蒸着させるか、本発明
化合物(1)と結着剤を適当な溶剤に溶解させた溶液を
導電性支持体又は電荷発生層に塗布し、乾燥させること
により形成される。一方、電荷発生剤及び本発明化合物
(1)を含有する単層型感光体は、電荷発生剤及び本発
明化合物(1)を結着剤とともに適当な溶剤に溶解また
は分散させた溶液を導電性支持体に塗布し、乾燥させる
ことにより得られる。また、本発明化合物(1)と電荷
移動錯体を形成することのできる電子アクセプター型化
合物と本発明化合物(1)を含有する単層型感光体も同
様にして得ることができる。
いた電荷輸送層は、本発明化合物(1)のみをそのまま
導電性支持体または電荷発生層に蒸着させるか、本発明
化合物(1)と結着剤を適当な溶剤に溶解させた溶液を
導電性支持体又は電荷発生層に塗布し、乾燥させること
により形成される。一方、電荷発生剤及び本発明化合物
(1)を含有する単層型感光体は、電荷発生剤及び本発
明化合物(1)を結着剤とともに適当な溶剤に溶解また
は分散させた溶液を導電性支持体に塗布し、乾燥させる
ことにより得られる。また、本発明化合物(1)と電荷
移動錯体を形成することのできる電子アクセプター型化
合物と本発明化合物(1)を含有する単層型感光体も同
様にして得ることができる。
【0038】ここに結着剤としては、例えばポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアクリレー
ト、ポリメタアクリレート、ポリアミド、アクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、
ポリウレタン、あるいはこれらの共重合体を挙げること
ができる。また、このような絶縁性ポリマーの他にポリ
ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセン、ポリビ
ニレンなどの有機光導電性ポリマーも使用できる。
ネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアクリレー
ト、ポリメタアクリレート、ポリアミド、アクリル樹
脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、
ポリウレタン、あるいはこれらの共重合体を挙げること
ができる。また、このような絶縁性ポリマーの他にポリ
ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセン、ポリビ
ニレンなどの有機光導電性ポリマーも使用できる。
【0039】これらの結着剤のなかで一般式(F)で表
されるポリカーボネートが好ましい。具体例として式
(G)で表されるビスフェノ ールA 型のポリカーボネート
(例えば、三菱瓦斯化学株式会社製ユーピロンE シリー
ズ)及び、式(H)で表されるビスフェノールZ型ポリ
カーボネート樹脂(例えば、三菱瓦斯化学株式会社製の
ポリカーボネートZシリーズ)が特に好ましく、その他
として式(I)、(J)、(K)で示されるポリカーボ
ネートも使用することができる。これらの式(G)〜
(K)で表されるモノマー単位の混合物からなる共重合
体も使用することができる。これらのなかで式(L)で
表されるビフェノールカーボネート単位を含む共重合ポ
リカーボネートが好ましく、具体例として式(M)で表
されるビスフェノールA/ビフェノール型共重合ポリカー
ボネート樹脂(ここでn/ n+ m=0.1〜0.9 が望まし
く、0.7 〜0.9 がさらに好ましい)がある。
されるポリカーボネートが好ましい。具体例として式
(G)で表されるビスフェノ ールA 型のポリカーボネート
(例えば、三菱瓦斯化学株式会社製ユーピロンE シリー
ズ)及び、式(H)で表されるビスフェノールZ型ポリ
カーボネート樹脂(例えば、三菱瓦斯化学株式会社製の
ポリカーボネートZシリーズ)が特に好ましく、その他
として式(I)、(J)、(K)で示されるポリカーボ
ネートも使用することができる。これらの式(G)〜
(K)で表されるモノマー単位の混合物からなる共重合
体も使用することができる。これらのなかで式(L)で
表されるビフェノールカーボネート単位を含む共重合ポ
リカーボネートが好ましく、具体例として式(M)で表
されるビスフェノールA/ビフェノール型共重合ポリカー
ボネート樹脂(ここでn/ n+ m=0.1〜0.9 が望まし
く、0.7 〜0.9 がさらに好ましい)がある。
【0040】
【化17】 (F) (式中、R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、ア
ルキル基又はアリール基を表し、R10及びR11は環状に
結合しても良い。、R12、R13、R14、R15、R16、R
17、R18、R19はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、またはアリール基を表し、nは上記
各繰り返し単位のモル数を表す)
ルキル基又はアリール基を表し、R10及びR11は環状に
結合しても良い。、R12、R13、R14、R15、R16、R
17、R18、R19はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、またはアリール基を表し、nは上記
各繰り返し単位のモル数を表す)
【0041】
【化18】 (G) ( 式中、nは上記繰り返し単位のモル数を表す)
【0042】
【化19】 (H) (式中、nは上記繰り返し単位のモル数を表す)
【0043】
【化20】 (I) (式中、nは上記繰り返し単位のモル数を表す)
【0044】
【化21】 (J) (式中、nは上記各繰り返し単位のモル数を表す)
【0045】
【化22】 (K) (式中、nは上記各繰り返し単位のモル数を表す)
【0046】
【化23】 (L) (式中、R10及びR11はそれぞれ独立して水素原子、ア
ルキル基又はアリール基を表し、R10及びR11は環状に
結合しても良い。R12、R13、R14、R15、R16、
R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R
25、R26及びR27はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、またはアリール基を表し、m及び
nは上記各繰り返し単位のモル数を表す)
ルキル基又はアリール基を表し、R10及びR11は環状に
結合しても良い。R12、R13、R14、R15、R16、
R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、R
25、R26及びR27はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲ
ン原子、アルキル基、またはアリール基を表し、m及び
nは上記各繰り返し単位のモル数を表す)
【0047】
【化24】 (M) (式中、n、mは上記繰り返し単位のモル数を表す。n
/ n+ m=0.1〜0.9 )
/ n+ m=0.1〜0.9 )
【0048】また、上述したポリカーボネートのほかに
も特開平6-214412号公報に開示されている、繰り返し単
位が下記構造式で表されるポリカーボネートを使用する
ことができる。
も特開平6-214412号公報に開示されている、繰り返し単
位が下記構造式で表されるポリカーボネートを使用する
ことができる。
【化25】 (N) (式中、nは上記各繰り返し単位のモル数を表す)
【0049】さらに、特開平6-222581号公報に開示され
ている下記構造式で表されるポリカーボネートも使用す
ることができる。
ている下記構造式で表されるポリカーボネートも使用す
ることができる。
【化26】 (O) (式中、R28、R29、R30は同一でも異なってもよく、
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基またはアリールアルキル基を示し、nは
上記各繰り返し単位のモル数を表す))
水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル
基、アリール基またはアリールアルキル基を示し、nは
上記各繰り返し単位のモル数を表す))
【0050】これらの結着剤と本発明化合物(1)との
混合割合は、結着剤100 重量部当たり電荷輸送材料物質
を10〜1000重量部、好ましくは30〜500 重量部、さらに
好ましくは40〜200 重量部添加することができる。用い
る有機溶剤としては、特に限定されないが、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
などのケトン類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメ
チルアセトアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシ
ドなどのスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、エチレングリコールジメチルエーテルなどのエー
テル類、酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類、塩
化メチレン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、ジク
ロロエチレン、トリクロロエチレン、トリクロロエタ
ン、四塩化炭素などの脂肪族ハロゲン化炭化水素あるい
はベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼンなどの芳香族化合物など単独、およびこ
れらの混合物で用いることができる。
混合割合は、結着剤100 重量部当たり電荷輸送材料物質
を10〜1000重量部、好ましくは30〜500 重量部、さらに
好ましくは40〜200 重量部添加することができる。用い
る有機溶剤としては、特に限定されないが、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
などのケトン類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメ
チルアセトアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシ
ドなどのスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、エチレングリコールジメチルエーテルなどのエー
テル類、酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類、塩
化メチレン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、ジク
ロロエチレン、トリクロロエチレン、トリクロロエタ
ン、四塩化炭素などの脂肪族ハロゲン化炭化水素あるい
はベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジ
クロロベンゼンなどの芳香族化合物など単独、およびこ
れらの混合物で用いることができる。
【0051】本発明の感光体に用いられる導電性支持体
としては、銅、アルミニウム、銀、鉄、亜鉛、ニッケル
等の金属や合金の箔ないしは板をシート状またはドラム
状にしたものが使用され、あるいはこれらの金属をプラ
スチックのフィルムや円筒等に真空蒸着、電解メッキし
たもの、あるいは導電性ポリマー、酸化インジウム、酸
化スズ等の導電性化合物の層をガラス、紙あるいはプラ
スチックフィルムなどをシート状またはドラム状にした
支持体上に塗布もしくは蒸着によって設けられたものが
用いられる。
としては、銅、アルミニウム、銀、鉄、亜鉛、ニッケル
等の金属や合金の箔ないしは板をシート状またはドラム
状にしたものが使用され、あるいはこれらの金属をプラ
スチックのフィルムや円筒等に真空蒸着、電解メッキし
たもの、あるいは導電性ポリマー、酸化インジウム、酸
化スズ等の導電性化合物の層をガラス、紙あるいはプラ
スチックフィルムなどをシート状またはドラム状にした
支持体上に塗布もしくは蒸着によって設けられたものが
用いられる。
【0052】塗布は、浸漬コーティング法、スプレーコ
ーティング法、スピンナーコーティング法、ワイヤーバ
ーコーティング法、ブレードコーティング法、ローラー
コーティング法、カーテンコーティング法などのコーテ
ィング法を用いて行うことができる。乾燥は、室温にお
ける乾燥の後、加熱乾燥する方法が好ましい。加熱乾燥
は一般的には30〜200℃の温度で5分〜2時間の範
囲で静止または送風下で行うことが好ましい。
ーティング法、スピンナーコーティング法、ワイヤーバ
ーコーティング法、ブレードコーティング法、ローラー
コーティング法、カーテンコーティング法などのコーテ
ィング法を用いて行うことができる。乾燥は、室温にお
ける乾燥の後、加熱乾燥する方法が好ましい。加熱乾燥
は一般的には30〜200℃の温度で5分〜2時間の範
囲で静止または送風下で行うことが好ましい。
【0053】さらに、本発明における電荷輸送層には必
要に応じて他の電荷輸送材料及び種種の添加剤を含有さ
せて用いることができる。他の電荷移動材料としては、
例えば特公昭55-42380号公報、特開昭60-340999 号公
報、特開昭61-23154号公報等に記載されている下記一般
式(I)で示されるヒドラゾン化合物、特公昭58-32372
号公報等に記載されている下記一般式(II)で示される
トリフェニルアミンダイマー、米国特許第3873312 号等
に記載されている下記一般式(III )で示されるジスチ
リル系化合物、その他テトラフェニルブタジエン系化合
物、α- フェニルスチルベン、ポリビニルカルバゾー
ル、トリフェニルメタンなどが挙げられるがこれに限定
されるものではない。
要に応じて他の電荷輸送材料及び種種の添加剤を含有さ
せて用いることができる。他の電荷移動材料としては、
例えば特公昭55-42380号公報、特開昭60-340999 号公
報、特開昭61-23154号公報等に記載されている下記一般
式(I)で示されるヒドラゾン化合物、特公昭58-32372
号公報等に記載されている下記一般式(II)で示される
トリフェニルアミンダイマー、米国特許第3873312 号等
に記載されている下記一般式(III )で示されるジスチ
リル系化合物、その他テトラフェニルブタジエン系化合
物、α- フェニルスチルベン、ポリビニルカルバゾー
ル、トリフェニルメタンなどが挙げられるがこれに限定
されるものではない。
【0054】
【化27】 (I) ( 式中、R31、R32は同一または異なってもよく、置換
基を有してもよい低級アルキル基、置換基を有してもよ
いアリール基、置換基を有してもよいアラルキルを示
し、R33、R34は同一または異なってもよく、置換基を
有してもよい低級アルキル基、置換基を有してもよいア
リール基、置換基を有してもアラルキル基、置換基を有
してもよいヘテロ環基を示し、R33とR34がそれぞれ結
合して環を形成してもよい。R35は水素原子、低級アル
キル基、置換基を有してもよいアリルー基、置換基を有
してもよいアラルキル基、低級アルコキシ基、またはハ
ロゲン原子を示す。R35 とR31またはR32がそれぞれ結
合して環を形成してもよい。)
基を有してもよい低級アルキル基、置換基を有してもよ
いアリール基、置換基を有してもよいアラルキルを示
し、R33、R34は同一または異なってもよく、置換基を
有してもよい低級アルキル基、置換基を有してもよいア
リール基、置換基を有してもアラルキル基、置換基を有
してもよいヘテロ環基を示し、R33とR34がそれぞれ結
合して環を形成してもよい。R35は水素原子、低級アル
キル基、置換基を有してもよいアリルー基、置換基を有
してもよいアラルキル基、低級アルコキシ基、またはハ
ロゲン原子を示す。R35 とR31またはR32がそれぞれ結
合して環を形成してもよい。)
【0055】
【化28】 (II) (式中、R36〜R47は同一または異なってもよく水素原
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子
で置換基された低級アルコキシ基、置換基を有してもよ
いアリール基、またはハロゲン原子を示す。)
子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子
で置換基された低級アルコキシ基、置換基を有してもよ
いアリール基、またはハロゲン原子を示す。)
【0056】
【化29】 (III) (式中、R48〜R51は同一または異なってもよく低級ア
ルキル基、置換基を有してもよいアリール基を示し、Ar
4, Ar6は同一または異なってもよく、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子の
中から一つ以上選ばれる基を置換してもよいフェニル基
を示す。Ar5 はAr4,Ar6 と同様の置換基を有してもよい
炭素数4 〜14から成る単環あるいは多環式芳香環、また
はAr4,Ar6と同様の置換基を有してもよいヘテロ環を示
す。)
ルキル基、置換基を有してもよいアリール基を示し、Ar
4, Ar6は同一または異なってもよく、低級アルキル基、
低級アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子の
中から一つ以上選ばれる基を置換してもよいフェニル基
を示す。Ar5 はAr4,Ar6 と同様の置換基を有してもよい
炭素数4 〜14から成る単環あるいは多環式芳香環、また
はAr4,Ar6と同様の置換基を有してもよいヘテロ環を示
す。)
【0057】種種の添加剤としては、例えば、特開平6-
332206に開示されているビフェニル系化合物、m- ター
フェニル、ジブチルフタレートなどの可塑剤や、シリコ
ーンオイル、グラフト型シリコーンポリマー、各種フル
オロカーボン類などの表面潤滑剤、ジシアノビニル化合
物、カルバゾール誘導体などの電位安定剤、2-tert-ブ
チル-4- メチルフェノ ール 、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチ
ルフェノ ール などのモノフェノール系酸化防止剤、ビスフ
ェノール系酸化防止剤、4−ジアザビシクロ[2, 2,
2] オクタンなどのアミン系酸化防止剤、サリチル酸系
酸化防止剤、トコフェロールなどを挙げることができ
る。
332206に開示されているビフェニル系化合物、m- ター
フェニル、ジブチルフタレートなどの可塑剤や、シリコ
ーンオイル、グラフト型シリコーンポリマー、各種フル
オロカーボン類などの表面潤滑剤、ジシアノビニル化合
物、カルバゾール誘導体などの電位安定剤、2-tert-ブ
チル-4- メチルフェノ ール 、2,6-ジ-tert-ブチル-4- メチ
ルフェノ ール などのモノフェノール系酸化防止剤、ビスフ
ェノール系酸化防止剤、4−ジアザビシクロ[2, 2,
2] オクタンなどのアミン系酸化防止剤、サリチル酸系
酸化防止剤、トコフェロールなどを挙げることができ
る。
【0058】得られる電荷輸送層の膜厚5 〜40μm、好
ましくは10〜30μmである。上述のようにして得られる
電荷輸送層は、電荷発生層と電気的に接続されることに
より、電界の存在下で電荷発生層から注入された電荷キ
ャリアを受け取ると共に、これらの電荷キャリアを感光
体表面まで輸送できる機能を有することができる。この
際、この電荷輸送層は電荷発生層の上に積層されていて
も良く、またその下に積層されていても良いが、電荷発
生層の上に積層されていることが望ましい。
ましくは10〜30μmである。上述のようにして得られる
電荷輸送層は、電荷発生層と電気的に接続されることに
より、電界の存在下で電荷発生層から注入された電荷キ
ャリアを受け取ると共に、これらの電荷キャリアを感光
体表面まで輸送できる機能を有することができる。この
際、この電荷輸送層は電荷発生層の上に積層されていて
も良く、またその下に積層されていても良いが、電荷発
生層の上に積層されていることが望ましい。
【0059】このように作成した感光層上に、必要に応
じて保護層を塗布形成することができる。下引き層を形
成する材料としては、ポリビニルアルコール、ニトロセ
ルロース、ガゼイン、エチレン- アクリル酸共重合体、
ナイロンなどのポリアミド、ポリウレタン、ゼラチン、
酸化アルミニウムなどが挙げられる。下引き層の膜厚は
0.1 〜5 μm、好ましくは0.5 〜3 μmが適当である。
じて保護層を塗布形成することができる。下引き層を形
成する材料としては、ポリビニルアルコール、ニトロセ
ルロース、ガゼイン、エチレン- アクリル酸共重合体、
ナイロンなどのポリアミド、ポリウレタン、ゼラチン、
酸化アルミニウムなどが挙げられる。下引き層の膜厚は
0.1 〜5 μm、好ましくは0.5 〜3 μmが適当である。
【0060】電荷発生層としては、セレン、セレン−テ
ルル、アモルファスシリコンなどの無機の電荷発生材
料、ピリリウム塩系染料、チアピリリウム塩系染料、ア
ズレニウム塩系染料、チアシアニン系染料、キノシアニ
ン系染料などのカチオン染料、スクアリウム塩系顔料、
フタロシアニン系顔料、アントアントロン系顔料、ジベ
ンズピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔料などの多
環キノン顔料、インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、
アゾ顔料、ピロロピロール系顔料などの有機電荷発生物
質から選ばれた材料を単独ないしは組み合わせて用い、
蒸着層あるいは塗布層として用いることができる。上述
のような有機電荷発生物質のなかでも特に好ましくは、
Chem. Rev. 1993,93, p. 449-486 に記載された有機電
荷発生物質が挙げられる。
ルル、アモルファスシリコンなどの無機の電荷発生材
料、ピリリウム塩系染料、チアピリリウム塩系染料、ア
ズレニウム塩系染料、チアシアニン系染料、キノシアニ
ン系染料などのカチオン染料、スクアリウム塩系顔料、
フタロシアニン系顔料、アントアントロン系顔料、ジベ
ンズピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔料などの多
環キノン顔料、インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、
アゾ顔料、ピロロピロール系顔料などの有機電荷発生物
質から選ばれた材料を単独ないしは組み合わせて用い、
蒸着層あるいは塗布層として用いることができる。上述
のような有機電荷発生物質のなかでも特に好ましくは、
Chem. Rev. 1993,93, p. 449-486 に記載された有機電
荷発生物質が挙げられる。
【0061】ここで特にフタロシアニン系顔料として
は、アルコキシチタニウムフタロシアニン(Ti(OR)2Pc
)、オキソチタニウムフタロシアニン (TiOPc)、銅フ
タロシアニン (CuPc) 、無金属フタロシアニン (H2Pc)
、ヒドロキシガリウムフタロシアニン (HOGaPc) 、バ
ナジルフタロシアニン(VOPc)、クロロインジウムフタロ
シアニン (ClInPc) が挙げられる。さらに詳しくは、Ti
OPc としては、α型-TiOPc、β型-TiOPc、γ型-TiOPc、
m型-TiOPc、Y型-TiOPc、A 型-TiOPc、B型-TiOPc、Ti
OPc アモルファスが挙げられる。H2Pcとしては、α型-H
2Pc 、β型-H2Pc 、τ型-H2Pc 、x型-H2Pc が挙げられ
る。
は、アルコキシチタニウムフタロシアニン(Ti(OR)2Pc
)、オキソチタニウムフタロシアニン (TiOPc)、銅フ
タロシアニン (CuPc) 、無金属フタロシアニン (H2Pc)
、ヒドロキシガリウムフタロシアニン (HOGaPc) 、バ
ナジルフタロシアニン(VOPc)、クロロインジウムフタロ
シアニン (ClInPc) が挙げられる。さらに詳しくは、Ti
OPc としては、α型-TiOPc、β型-TiOPc、γ型-TiOPc、
m型-TiOPc、Y型-TiOPc、A 型-TiOPc、B型-TiOPc、Ti
OPc アモルファスが挙げられる。H2Pcとしては、α型-H
2Pc 、β型-H2Pc 、τ型-H2Pc 、x型-H2Pc が挙げられ
る。
【0062】これらのフタロシアニン類は、混合、ミリ
ングして混合体として、または新たな混晶系を形成した
ものを使用できる。例えば、特開平4-371962号公報、特
開平5-2278号公報、特開平5-2279号公報などに記載され
ているオキソチタニルフタロシアニンとバナジルフタロ
シアニンの混晶や、特開平6-148917号公報、特開平6-14
5550号公報、特開平6-271786号公報、特開平5-297617号
公報などに記載されているオキソチタニルフタロシアニ
ンとクロロインジウムフタロシアニンの混晶を使用する
ことができる。
ングして混合体として、または新たな混晶系を形成した
ものを使用できる。例えば、特開平4-371962号公報、特
開平5-2278号公報、特開平5-2279号公報などに記載され
ているオキソチタニルフタロシアニンとバナジルフタロ
シアニンの混晶や、特開平6-148917号公報、特開平6-14
5550号公報、特開平6-271786号公報、特開平5-297617号
公報などに記載されているオキソチタニルフタロシアニ
ンとクロロインジウムフタロシアニンの混晶を使用する
ことができる。
【0063】又、アゾ化合物としては、次の構造式で示
される化合物が好ましい。
される化合物が好ましい。
【化30】ビスアゾ (式中、R52は低級アルキル基を表す。)
【0064】
【化31】トリスアゾ
【0065】
【化32】ビスアゾのCp1 、Cp2 およびトリスアゾ
のCp1 、Cp2 、Cp3 (式中、R53,R54,R55,R56は同一又は異なっても
よく、水素原子、ハロゲン基、低級アルキル基を表
す。) さらに、次の構造式で示されるペリレン系化合物又は多
環キノン系化合物も好ましい。
のCp1 、Cp2 、Cp3 (式中、R53,R54,R55,R56は同一又は異なっても
よく、水素原子、ハロゲン基、低級アルキル基を表
す。) さらに、次の構造式で示されるペリレン系化合物又は多
環キノン系化合物も好ましい。
【0066】
【化33】 (式中、R57、R58は水素原子、低級アルキル基、アリ
−ル基を示す。)
−ル基を示す。)
【0067】
【化34】
【0068】これらのもの以外でも、光を吸収し高い効
率で電荷を発生する材料であれば、いずれの材料でも使
用することができる。以上のようにして本発明化合物の
フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体(1)を
電荷輸送層に含有する電子写真感光体を得ることができ
る。上述のように、本発明化合物のフェノチアジン誘導
体、フェノキサジン誘導体(1)、即ち表1〜4に挙げ
られるような化合物は、成膜したときに安定で、電子写
真感光体を形成したときの諸特性においても優れた素材
である。
率で電荷を発生する材料であれば、いずれの材料でも使
用することができる。以上のようにして本発明化合物の
フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体(1)を
電荷輸送層に含有する電子写真感光体を得ることができ
る。上述のように、本発明化合物のフェノチアジン誘導
体、フェノキサジン誘導体(1)、即ち表1〜4に挙げ
られるような化合物は、成膜したときに安定で、電子写
真感光体を形成したときの諸特性においても優れた素材
である。
【0069】
【実施例】以下に実施例によって本発明を記述するが,
本発明は,これらに限定されるものではない。なお、実
施例中において用いる測定機器及び測定条件を以下に示
す。 (1) 1H−NMR 機器:ブルッカー社製、AM-400型装置(400MHz) 溶剤:CDCl3 またはC6 D6 内部標準物質:テトラメチルシラン (2)MASS 機器:日立 M-80 B(株式会社日立製作所製)
本発明は,これらに限定されるものではない。なお、実
施例中において用いる測定機器及び測定条件を以下に示
す。 (1) 1H−NMR 機器:ブルッカー社製、AM-400型装置(400MHz) 溶剤:CDCl3 またはC6 D6 内部標準物質:テトラメチルシラン (2)MASS 機器:日立 M-80 B(株式会社日立製作所製)
【0070】実施例1 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニルビニル)-10- エチルフ
ェノチアジン(例示化合物4、n=m=0、X=S, Ar1= R1=
Ar2 = R2 = Ph, R3 = エチル基)の合成 (1) 10- エチルフェノチアジン(4a) 1リットルの反応用フラスコにフェノチアジン25g(0.
126 モル)、85%KOH50.0g(0.757 モル)、硫酸水素
テトラ- n- ブチルアンモニウム4.3 g(0.013 モ
ル)、炭酸カリウム28.0g(0.203 モル)、およびトル
エン500 mLを秤取り、ヨウ化エチル39.0g(0.250 モ
ル)を徐々に加えた。60〜70℃で5 時間反応させ、混合
物をろ過した。ろ液を2回水洗し硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮したところ、28.7gの粗生物が得られた。10
0 ml のイソプロパノールから再結晶化して23.99 gの
10- エチルフェノチアジン(4a)が得られた。 収率84.1%、mp104 〜105 ℃
ェノチアジン(例示化合物4、n=m=0、X=S, Ar1= R1=
Ar2 = R2 = Ph, R3 = エチル基)の合成 (1) 10- エチルフェノチアジン(4a) 1リットルの反応用フラスコにフェノチアジン25g(0.
126 モル)、85%KOH50.0g(0.757 モル)、硫酸水素
テトラ- n- ブチルアンモニウム4.3 g(0.013 モ
ル)、炭酸カリウム28.0g(0.203 モル)、およびトル
エン500 mLを秤取り、ヨウ化エチル39.0g(0.250 モ
ル)を徐々に加えた。60〜70℃で5 時間反応させ、混合
物をろ過した。ろ液を2回水洗し硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮したところ、28.7gの粗生物が得られた。10
0 ml のイソプロパノールから再結晶化して23.99 gの
10- エチルフェノチアジン(4a)が得られた。 収率84.1%、mp104 〜105 ℃
【0071】(2) 3 , 7-ジホルミル-10-エチルフェ
ノチアジン(2a) 脱水した塩化亜鉛6.5 g(47.7ミリモル)とトルエン15
0 ml の混合物中にN,N-ジメチルホルムアミド(DM
F)14ml(180.1 ミリモル)、10- エチルフェノチア
ジン(4a)10.0g(44.0ミリモル)を加えた。室温から
35℃でオキシ塩化リン27.0g(176.1 ミリモル)を徐々
に滴下した。73〜78℃で3 日間反応させた後、水200 m
l 中へ注いだ。炭酸ナトリウムで中和した後、80℃で3
時間撹拌した。分液した後、水層を酢酸エチルで3回抽
出し、集めた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。イソプロパノールと酢酸エチルからなる混合溶媒か
ら再結晶させると4.96gの3,7-ジホルミル-10-エチルフ
ェノチアジン(2a)が得られた。 収率58.7%、mp132-145 ℃
ノチアジン(2a) 脱水した塩化亜鉛6.5 g(47.7ミリモル)とトルエン15
0 ml の混合物中にN,N-ジメチルホルムアミド(DM
F)14ml(180.1 ミリモル)、10- エチルフェノチア
ジン(4a)10.0g(44.0ミリモル)を加えた。室温から
35℃でオキシ塩化リン27.0g(176.1 ミリモル)を徐々
に滴下した。73〜78℃で3 日間反応させた後、水200 m
l 中へ注いだ。炭酸ナトリウムで中和した後、80℃で3
時間撹拌した。分液した後、水層を酢酸エチルで3回抽
出し、集めた有機層を硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。イソプロパノールと酢酸エチルからなる混合溶媒か
ら再結晶させると4.96gの3,7-ジホルミル-10-エチルフ
ェノチアジン(2a)が得られた。 収率58.7%、mp132-145 ℃
【0072】 MS;284 (M + ),283, 268, 254, 236, 226, 198, 154.1 H- NMR( δ;ppm in CDCl3);1.50 (t, J=7.0H
z, 3H), 4.00 (q, J=7.0Hz, 2H), 6.96 (d, J=8.5Hz, 2
H), 7.58(s, 2H), 7.65 (d, J=8.5Hz, 2H), 9.85 (s, 2
H).
z, 3H), 4.00 (q, J=7.0Hz, 2H), 6.96 (d, J=8.5Hz, 2
H), 7.58(s, 2H), 7.65 (d, J=8.5Hz, 2H), 9.85 (s, 2
H).
【0073】(3) 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニル
ビニル)-10- エチルフェノチアジン(例示化合物4)の
合成 3 ,7-ジホルミル-10-エチルフェノチアジン(2a)2.0g
(7.1 ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチル
(3a)4.7g(15.5 ミリモル)をDMF20ml中に溶か
し、カリウム- t- ブトキシド2.0 g(17.8ミリモル)
を徐々に加えた。混合物を室温で一晩反応させて後、メ
タノール100 ml中に注いだ。析出物をろ過により取り
出し、トルエンに溶解させてシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキサン=1/1)で精製
した。さらに、酢酸エチル/ エタノールから結晶化させ
て1.58gの例示化合物4を得た。 収率 38.3 %、mp122-123 ℃
ビニル)-10- エチルフェノチアジン(例示化合物4)の
合成 3 ,7-ジホルミル-10-エチルフェノチアジン(2a)2.0g
(7.1 ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチル
(3a)4.7g(15.5 ミリモル)をDMF20ml中に溶か
し、カリウム- t- ブトキシド2.0 g(17.8ミリモル)
を徐々に加えた。混合物を室温で一晩反応させて後、メ
タノール100 ml中に注いだ。析出物をろ過により取り
出し、トルエンに溶解させてシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキサン=1/1)で精製
した。さらに、酢酸エチル/ エタノールから結晶化させ
て1.58gの例示化合物4を得た。 収率 38.3 %、mp122-123 ℃
【0074】MS; 583 (M+ ), 554, 527, 292.1 H- NMR( δ;ppm in C6D6 );0.79 (t, J=7.0H
z, 3H), 3.10 (q, J=7.0Hz, 2H), 6.17 (d, J=8.5Hz, 2
H), 6.77 (dd, J=8.5Hz, J=2.1Hz, 2H), 6.79 (s, 1H),
6.83 (d, J=2.1Hz, 2H), 7.05-7.18 (m, 12H),, 7.20
(m, 4H), 7.32 (m, 4H).
z, 3H), 3.10 (q, J=7.0Hz, 2H), 6.17 (d, J=8.5Hz, 2
H), 6.77 (dd, J=8.5Hz, J=2.1Hz, 2H), 6.79 (s, 1H),
6.83 (d, J=2.1Hz, 2H), 7.05-7.18 (m, 12H),, 7.20
(m, 4H), 7.32 (m, 4H).
【0075】実施例2 3, 7- ビス(4', 4' - ジフェニルブタジエニル)-10- エ
チルフェノチアジン(例示化合物12、n=m=1、X=S, Ar1
= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = エチル基)の合成 (1) 1, 1ージフェニルエチレン(9a)の合成 2リットル反応フラスコに窒素気流中マグネシウム31.6
g(1.3 モル)と乾燥THF50mlを仕込、ヨード、臭
化エチルを微量加え、反応開始を確認後、攪拌しながら
乾燥THF600 mlを加え、塩化メチルガスを吹き込ん
だ。30〜40℃を保つように吹き込み量と冷却をコントロ
ールした。2時間で発熱が収まりマグネシウムが消失し
た。塩化メチルガスの吹き込みを止め、同温度で1時間
攪拌しグリニア調整を終了した。次にベンゾフェノン
(8a、Ar=R=Ph)182.2 g(1.1 モル)と乾燥THF
365 mlの混合液を35〜40℃、30分間で滴加し、さらに
同温度で2時間、更に同温度で13時間攪拌し、反応を終
了とした。氷冷下、冷却10%塩化アンモン水溶液1.4 k
g中へ注加し、30分間攪拌し、静置、分液後、食塩水洗
浄、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、粗カルビノール
200.2 g(ベンゾフェノンより理論收率98.6%)を得
た。1リットル反応フラスコに粗カルビノール200.2
g、トルエン400ml、パラトルエンスルホン酸(PTS
A)1gを仕込み、トルエン還流下(94〜116
℃)、2時間共沸脱水した。冷後水洗、2%ソーダ灰水
洗浄、水洗、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、粗1,
1ージフェニルエチレン190.1 gを得た。このものをビ
グロー付きクライゼンで蒸留し、1、1ージフェニルエ
チレン(9a, Ar=R=Ph )174.1 g を得た。Bp103 ℃
/1mmHg.ベンゾフェノンより96.5%の收率であ
る。
チルフェノチアジン(例示化合物12、n=m=1、X=S, Ar1
= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = エチル基)の合成 (1) 1, 1ージフェニルエチレン(9a)の合成 2リットル反応フラスコに窒素気流中マグネシウム31.6
g(1.3 モル)と乾燥THF50mlを仕込、ヨード、臭
化エチルを微量加え、反応開始を確認後、攪拌しながら
乾燥THF600 mlを加え、塩化メチルガスを吹き込ん
だ。30〜40℃を保つように吹き込み量と冷却をコントロ
ールした。2時間で発熱が収まりマグネシウムが消失し
た。塩化メチルガスの吹き込みを止め、同温度で1時間
攪拌しグリニア調整を終了した。次にベンゾフェノン
(8a、Ar=R=Ph)182.2 g(1.1 モル)と乾燥THF
365 mlの混合液を35〜40℃、30分間で滴加し、さらに
同温度で2時間、更に同温度で13時間攪拌し、反応を終
了とした。氷冷下、冷却10%塩化アンモン水溶液1.4 k
g中へ注加し、30分間攪拌し、静置、分液後、食塩水洗
浄、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、粗カルビノール
200.2 g(ベンゾフェノンより理論收率98.6%)を得
た。1リットル反応フラスコに粗カルビノール200.2
g、トルエン400ml、パラトルエンスルホン酸(PTS
A)1gを仕込み、トルエン還流下(94〜116
℃)、2時間共沸脱水した。冷後水洗、2%ソーダ灰水
洗浄、水洗、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、粗1,
1ージフェニルエチレン190.1 gを得た。このものをビ
グロー付きクライゼンで蒸留し、1、1ージフェニルエ
チレン(9a, Ar=R=Ph )174.1 g を得た。Bp103 ℃
/1mmHg.ベンゾフェノンより96.5%の收率であ
る。
【0076】(2) 3, 3ージフェニルアリルクロリ
ド(11a, Ar =R=Ph)の合成 300 ml反応フラスコに1, 1ージフェニルエチレン
(9a)54.1g(0.3 モル)、酢酸108.26g、パラホルム
アルデヒド13.5g(0.45モル)を仕込、攪拌しながら30
℃、3.5 時間で塩化水素13.67 g(0.375 モル)を吹き
込んだ。弱く発熱するので冷却し反応温度を30℃に保っ
た。塩化水素の吹き込みを止め、同温度で2時間攪拌し
た後一夜静置した。反応液を水200 ml中へ注加し、ト
ルエン200mlで抽出し、水洗、2%ソーダ灰洗浄、水
洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して粗クロリド6
8.4gを得た。ビグロー付きクライゼンで蒸留し、57.5
gを得た。 Bp120 〜132 ℃/1mmHg . 收率79%.
ド(11a, Ar =R=Ph)の合成 300 ml反応フラスコに1, 1ージフェニルエチレン
(9a)54.1g(0.3 モル)、酢酸108.26g、パラホルム
アルデヒド13.5g(0.45モル)を仕込、攪拌しながら30
℃、3.5 時間で塩化水素13.67 g(0.375 モル)を吹き
込んだ。弱く発熱するので冷却し反応温度を30℃に保っ
た。塩化水素の吹き込みを止め、同温度で2時間攪拌し
た後一夜静置した。反応液を水200 ml中へ注加し、ト
ルエン200mlで抽出し、水洗、2%ソーダ灰洗浄、水
洗、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して粗クロリド6
8.4gを得た。ビグロー付きクライゼンで蒸留し、57.5
gを得た。 Bp120 〜132 ℃/1mmHg . 收率79%.
【0077】MS; 228 (M+ ); 193,178,1151 HーNMR(δ;ppm in CDCl3);4.11(2H, d, J =
8.0Hz ), 6.23 (1H,t,J=8.0Hz), 7.217.41(10H,m)
8.0Hz ), 6.23 (1H,t,J=8.0Hz), 7.217.41(10H,m)
【0078】(3) 3, 3ージフェニルアリル亜燐酸
ジエチルエステル(7a、Ar=R=Ph、R4=エチル)の合
成 3, 3ージフェニルアリルクロリド(11a ) 40.8g
(0.155 モル)、トリエチルホスファイト94.48 g(0.
569 モル)を24時間還流攪拌した。3, 3ージフェニル
アリルクロリド(11a )の消失を確認し、反応終了とし
た。冷後、ビグロー付きクライゼンで蒸留し、55.39 g
を得た。 BP170 〜203 ℃/1 mmHg。 理論収率99%。
ジエチルエステル(7a、Ar=R=Ph、R4=エチル)の合
成 3, 3ージフェニルアリルクロリド(11a ) 40.8g
(0.155 モル)、トリエチルホスファイト94.48 g(0.
569 モル)を24時間還流攪拌した。3, 3ージフェニル
アリルクロリド(11a )の消失を確認し、反応終了とし
た。冷後、ビグロー付きクライゼンで蒸留し、55.39 g
を得た。 BP170 〜203 ℃/1 mmHg。 理論収率99%。
【0079】MS; 330 (M+ ),193,1151 HーNMR(δ;ppm in CDCl3);1.31(6H,t,J=7.0
Hz) 2.71(2H,dd,J=7.9Hz,J=22.4Hz), 4.08 (6H,dt,J=7.
1Hz,J=7.6Hz), 6.12 (1H,q,J=7.9Hz,J=7.6Hz)),7.22−
7.38(10H,m)
Hz) 2.71(2H,dd,J=7.9Hz,J=22.4Hz), 4.08 (6H,dt,J=7.
1Hz,J=7.6Hz), 6.12 (1H,q,J=7.9Hz,J=7.6Hz)),7.22−
7.38(10H,m)
【0080】(4) 3, 7- ビス(4', 4' - ジフェニル
ブタジエニル)-10- エチルフェノチアジン(例示化合物
12)の合成 1.6 g(5.7 ミリモル)の3 、7-ジホルミル-10-エチル
フェノチアジン(2a)、4.1 g(12.4ミリモル)の3,
3ージフェニルアリル亜燐酸ジエチルエステル(7a)を
20mlのDMFに溶かし、室温で徐々に1.5 g(13.4ミ
リモル)のカリウムt- ブトキシドを加えた。同温で終
夜撹拌し、混合物を50mlのメタノールへ注いだ。析出
物をろ取し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液;ヘキサン/ トルエン=1/1)で精製すると2.38gの
目的物が得られた。さらに酢酸エチルとエタノールから
なる混合溶媒から再結晶して、1.47gの例示化合物14を
得た。 収率40.9%、mp183-184 ℃
ブタジエニル)-10- エチルフェノチアジン(例示化合物
12)の合成 1.6 g(5.7 ミリモル)の3 、7-ジホルミル-10-エチル
フェノチアジン(2a)、4.1 g(12.4ミリモル)の3,
3ージフェニルアリル亜燐酸ジエチルエステル(7a)を
20mlのDMFに溶かし、室温で徐々に1.5 g(13.4ミ
リモル)のカリウムt- ブトキシドを加えた。同温で終
夜撹拌し、混合物を50mlのメタノールへ注いだ。析出
物をろ取し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液;ヘキサン/ トルエン=1/1)で精製すると2.38gの
目的物が得られた。さらに酢酸エチルとエタノールから
なる混合溶媒から再結晶して、1.47gの例示化合物14を
得た。 収率40.9%、mp183-184 ℃
【0081】MS; 635 (M+ ); 606, 191, 43.1 HーNMR(δ;ppm in C6D6 );0.90 (t, J = 7.
0Hz, 3H), 3.25 (q, J= 7.0Hz, 2H), 6.28 (d, J = 8.5
Hz, 2H), 6.51 (d, J = 15.4Hz, 2H), 6.89 (d, J = 1
1.1Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 8.5Hz, J = 1.9Hz, 2H),
7.02 (d, J = 11.1Hz, 2H), 7.05-7.21 (m, 14H), 7.28
(m, 4H), 7.37 (m, 4H).
0Hz, 3H), 3.25 (q, J= 7.0Hz, 2H), 6.28 (d, J = 8.5
Hz, 2H), 6.51 (d, J = 15.4Hz, 2H), 6.89 (d, J = 1
1.1Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 8.5Hz, J = 1.9Hz, 2H),
7.02 (d, J = 11.1Hz, 2H), 7.05-7.21 (m, 14H), 7.28
(m, 4H), 7.37 (m, 4H).
【0082】実施例3 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニルビニル)-10- p- トリ
ルフェノチアジン(例示化合物22、n=m=0、X=S, Ar1=
R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = p- トリル基)の合成 (1) 10- p- トリルフェノチアジン(4b) フェノチアジン25g(0.126 モル)、ヨードトルエン33
g(0.151 モル)、硫酸銅4 g(0.025 モル)、炭酸カ
リウム23g、ジイソプロピルベンゼン200 mlを180
℃、3 時間、200 ℃で1日反応した。混合物を冷却し、
セライトでろ過した後、ろ液を濃縮した。結晶をエタノ
ール/ 酢酸エチルで再結晶させると27.5gの10- p- ト
リルフェノチアジン(4b)が得られた。 収率75.7%、mp134 ℃
ルフェノチアジン(例示化合物22、n=m=0、X=S, Ar1=
R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = p- トリル基)の合成 (1) 10- p- トリルフェノチアジン(4b) フェノチアジン25g(0.126 モル)、ヨードトルエン33
g(0.151 モル)、硫酸銅4 g(0.025 モル)、炭酸カ
リウム23g、ジイソプロピルベンゼン200 mlを180
℃、3 時間、200 ℃で1日反応した。混合物を冷却し、
セライトでろ過した後、ろ液を濃縮した。結晶をエタノ
ール/ 酢酸エチルで再結晶させると27.5gの10- p- ト
リルフェノチアジン(4b)が得られた。 収率75.7%、mp134 ℃
【0083】MS(direct); 289 (M+ ), 273, 257, 24
1, 198, 166, 154.1 H-NMR (CDCl3); 2.056.23 (d, J=7.8Hz, 2H), 6.57-6.
68 (m, 4H), 6.95 (d, J=7.3Hz, 2H), 6.92 (s, 4H).
1, 198, 166, 154.1 H-NMR (CDCl3); 2.056.23 (d, J=7.8Hz, 2H), 6.57-6.
68 (m, 4H), 6.95 (d, J=7.3Hz, 2H), 6.92 (s, 4H).
【0084】(2) 3,7-ジホルミル-10-p- トリルフ
ェノチアジン(2 b) 10- p- トリルフェノチアジン(4 b)20.0g(69.1ミ
リモル)、塩化亜鉛10.0g(73.4ミリモル)、DMF22
ml(284.1 ミリモル)をトルエン200 ml中で撹拌
し、オキシ塩化リン27ml(289.7 ミリモル)を徐々に
滴下した。80℃で3 日間反応させ、水300 ml中に注い
だ。炭酸ナトリウムで中和し、80℃で2時間撹拌した。
分液後、水相をトルエンで3回抽出し、集めた有機相を
乾燥(MgSO 4 )、濃縮した。混合物を酢酸エチルから2
回再結晶して目的物を8.59g得た。 収率40.0%、mp215-217 ℃
ェノチアジン(2 b) 10- p- トリルフェノチアジン(4 b)20.0g(69.1ミ
リモル)、塩化亜鉛10.0g(73.4ミリモル)、DMF22
ml(284.1 ミリモル)をトルエン200 ml中で撹拌
し、オキシ塩化リン27ml(289.7 ミリモル)を徐々に
滴下した。80℃で3 日間反応させ、水300 ml中に注い
だ。炭酸ナトリウムで中和し、80℃で2時間撹拌した。
分液後、水相をトルエンで3回抽出し、集めた有機相を
乾燥(MgSO 4 )、濃縮した。混合物を酢酸エチルから2
回再結晶して目的物を8.59g得た。 収率40.0%、mp215-217 ℃
【0085】MS(Direct); 345 (M+ );, 316, 288.1 H-NMR(CDCl3); 2.50 (s, 3H), 6.20 (d, J=8.5Hz, 2
H), 7.24 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.29 (dd, J=8.6Hz, J=1.
9Hz, 2H), 7.45 (d, J=1.9Hz, 2H), 7.48 (d, J=8.4Hz,
2H), 9.71 (s, 2H)
H), 7.24 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.29 (dd, J=8.6Hz, J=1.
9Hz, 2H), 7.45 (d, J=1.9Hz, 2H), 7.48 (d, J=8.4Hz,
2H), 9.71 (s, 2H)
【0086】(3) 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニル
ビニル)-10- p- トリルフェノチアジン(例示化合物2
2)の合成 3, 7- ジホルミル-10-p- トリルフェノチアジン(2
b)2.0 g(5.8 ミリモル)、ジフェニルメチル亜リン
酸ジエチル(3a)4.0 g(13.2ミリモル)をDMF20m
l中に溶かし、カリウム- t- ブトキシド1.5 g(13.4
ミリモル)を徐々に加えた。一晩反応し、メタノール10
mlを加えて析出結晶をろ別した。結晶をクロロホルム
に溶かして、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ト
ルエン)で精製し、クロロホルム/ ヘキサンから再結晶
させると1.48gの目的物が得られた。 収率39.6%、mp265-268 ℃
ビニル)-10- p- トリルフェノチアジン(例示化合物2
2)の合成 3, 7- ジホルミル-10-p- トリルフェノチアジン(2
b)2.0 g(5.8 ミリモル)、ジフェニルメチル亜リン
酸ジエチル(3a)4.0 g(13.2ミリモル)をDMF20m
l中に溶かし、カリウム- t- ブトキシド1.5 g(13.4
ミリモル)を徐々に加えた。一晩反応し、メタノール10
mlを加えて析出結晶をろ別した。結晶をクロロホルム
に溶かして、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ト
ルエン)で精製し、クロロホルム/ ヘキサンから再結晶
させると1.48gの目的物が得られた。 収率39.6%、mp265-268 ℃
【0087】MS(Direct); 645(M + ); 83.1 H-NMR(CDCl3); 2.39 (s, 3H), 5.80 d, J=6.2Hz, 2H),
6.38 (d, J=7.9Hz, 2H), 6.58 (brs, 2H), 6.73 (brs,
2H), 7.11-7.18 (m, 6H), 7.21-7.36 (m, 18H)
6.38 (d, J=7.9Hz, 2H), 6.58 (brs, 2H), 6.73 (brs,
2H), 7.11-7.18 (m, 6H), 7.21-7.36 (m, 18H)
【0088】実施例4 3, 7- ビス(4', 4' - ジフェニルブタジエニル)-10- p
- トリルフェノチアジン(例示化合物23、n=m=1、X=S,
Ar1= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = p- トリル基)の合成 3 , 7-ジホルミル-10-p- トリルフェノチアジン(2
b)1.5 g(4.3 ミリモル)、3 , 3-ジフェニルアリル
亜燐酸ジエチル(7a)3.6 g(10.9ミリモル)をDMF
20ml中に溶かし、カリウム- t- ブトキシド1.3 gを
徐々に加えた。一晩反応し、メタノール100 mlを加え
て析出結晶をろ別した。結晶をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(トルエン/ ヘキサン=1/1)で精製し、ト
ルエン/ ヘキサンから再結晶させると2.29gの目的物が
得られた。 収率75.7%、mp247-249 ℃
- トリルフェノチアジン(例示化合物23、n=m=1、X=S,
Ar1= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 = p- トリル基)の合成 3 , 7-ジホルミル-10-p- トリルフェノチアジン(2
b)1.5 g(4.3 ミリモル)、3 , 3-ジフェニルアリル
亜燐酸ジエチル(7a)3.6 g(10.9ミリモル)をDMF
20ml中に溶かし、カリウム- t- ブトキシド1.3 gを
徐々に加えた。一晩反応し、メタノール100 mlを加え
て析出結晶をろ別した。結晶をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(トルエン/ ヘキサン=1/1)で精製し、ト
ルエン/ ヘキサンから再結晶させると2.29gの目的物が
得られた。 収率75.7%、mp247-249 ℃
【0089】MS(Direct); 697(M + );493, 269, 16
9, 129.1 H-NMR(CDCl3); 2.10 (s, 3H), 5.97 (d, J=8.6Hz, 2
H), 6.42 (d, J=15.2Hz, 2H), 6.61 (dd, J=8.7Hz, J=
2.0Hz, 2H), 6.81 (d, J=8.2Hz, 2H), 6.85 (d, J=11.2
Hz, 2H), 6.90-7.00 (m, 6H), 7.04-7.20 (m, 12H), 7.
27 (m, 4H), 7.34 (m, 4H).
9, 129.1 H-NMR(CDCl3); 2.10 (s, 3H), 5.97 (d, J=8.6Hz, 2
H), 6.42 (d, J=15.2Hz, 2H), 6.61 (dd, J=8.7Hz, J=
2.0Hz, 2H), 6.81 (d, J=8.2Hz, 2H), 6.85 (d, J=11.2
Hz, 2H), 6.90-7.00 (m, 6H), 7.04-7.20 (m, 12H), 7.
27 (m, 4H), 7.34 (m, 4H).
【0090】実施例5 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニルビニル)-10- エチルフ
ェノキサジン(例示化合物58、n=m=0、X=O、Ar1= R1=
Ar2 = R2 = Ph, R3 =エチル基)の合成 (1) 10- エチルフェノキサジン (4c) フェノキサジン3.0 g(16.4mmol)、85%KOH 6.5 g
(98.5ミリモル)、炭酸カリウム3.7 g(26.8ミリモ
ル)、硫酸水素テトラ- n- ブチルアンモニウム577 m
g(1.7 ミリモル)、および、トルエン100 mLを反応
用フラスコに秤リ取り、ヨウ化エチル5.1 g(32.7ミリ
モル)を滴下ロートより少しづつ加えた(やや発熱)。
引き続き60から80℃で7 時間反応をおこなった。TLC
とガスクロマトグラフィーでフェノキサジンの消失を確
認し、冷却後、トルエン溶液を3回水洗した。トルエン
層を乾燥(MgSO4 )、濃縮し、残渣を減圧蒸留すると2.
72gの10- エチルフェノキサジンが得られた。収率78.7
%、bp120-122 ℃/1mmHg
ェノキサジン(例示化合物58、n=m=0、X=O、Ar1= R1=
Ar2 = R2 = Ph, R3 =エチル基)の合成 (1) 10- エチルフェノキサジン (4c) フェノキサジン3.0 g(16.4mmol)、85%KOH 6.5 g
(98.5ミリモル)、炭酸カリウム3.7 g(26.8ミリモ
ル)、硫酸水素テトラ- n- ブチルアンモニウム577 m
g(1.7 ミリモル)、および、トルエン100 mLを反応
用フラスコに秤リ取り、ヨウ化エチル5.1 g(32.7ミリ
モル)を滴下ロートより少しづつ加えた(やや発熱)。
引き続き60から80℃で7 時間反応をおこなった。TLC
とガスクロマトグラフィーでフェノキサジンの消失を確
認し、冷却後、トルエン溶液を3回水洗した。トルエン
層を乾燥(MgSO4 )、濃縮し、残渣を減圧蒸留すると2.
72gの10- エチルフェノキサジンが得られた。収率78.7
%、bp120-122 ℃/1mmHg
【0091】MS; 211 (M+ );196, 182.1 H- NMR( δ;ppm in C6D6 );0.73 (t, J=7.1H
z, 3H), 2.98 (q, J=7.1Hz, 2H), 6.14 (d, J=7.9Hz, 2
H), 6.51 (dt, J=7.6Hz, 2H), 6.64 (t, J=7.6Hz, 2H),
6.70 (d, J=7.7Hz, 2H).
z, 3H), 2.98 (q, J=7.1Hz, 2H), 6.14 (d, J=7.9Hz, 2
H), 6.51 (dt, J=7.6Hz, 2H), 6.64 (t, J=7.6Hz, 2H),
6.70 (d, J=7.7Hz, 2H).
【0092】(2) 3, 7- ジホルミル-10-エチルフェ
ノキサジン(2c) 10- エチルフェノキサジン (4c) 2.7 g(12.8ミリモ
ル)、DMF3.8 g(52.0ミリモル)、塩化亜鉛1.8 g
(13.2ミリモル)、オキシ塩化リン7.8 g(50.9ミリモ
ル)、トルエン50mlを実施例1(2)と同様に反応、
後処理し2.47gの3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキ
サジン(2c)を得た。収率72.3%、mp199-200 ℃
ノキサジン(2c) 10- エチルフェノキサジン (4c) 2.7 g(12.8ミリモ
ル)、DMF3.8 g(52.0ミリモル)、塩化亜鉛1.8 g
(13.2ミリモル)、オキシ塩化リン7.8 g(50.9ミリモ
ル)、トルエン50mlを実施例1(2)と同様に反応、
後処理し2.47gの3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキ
サジン(2c)を得た。収率72.3%、mp199-200 ℃
【0093】MS; 267 (M+ ); 252, 238, 224, 21
0, 182.1 H- NMR( δ;ppm in CDCl3);1.35 (t, J=7.2H
z, 3H), 3.72 (q, J=7.2Hz, 2H), 6.64 (d, J=8.3Hz, 2
H), 7.13 (d, J=1.8Hz, 2H), 7.37 (dd, J=8.2Hz, H=1.
8Hz, 2H), 9.71 (s, 2H).
0, 182.1 H- NMR( δ;ppm in CDCl3);1.35 (t, J=7.2H
z, 3H), 3.72 (q, J=7.2Hz, 2H), 6.64 (d, J=8.3Hz, 2
H), 7.13 (d, J=1.8Hz, 2H), 7.37 (dd, J=8.2Hz, H=1.
8Hz, 2H), 9.71 (s, 2H).
【0094】(3) 3, 7- ビス(2', 2' - ジフェニル
ビニル)-10- エチルフェノキサジン(例示化合物58)の
合成 3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキサジン(2c)1.
2 g(4.5 ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチ
ル(3a)3.5 g(11.5ミリモル)、カリウム-t- ブト
キシド1.3 gをDMF20ml中で実施例1(3)と同様
に反応させ、メタノール中へ注いだ。析出物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキ
サン=1/1)で精製し、さらに酢酸エチルから再結晶させ
たところ1.91gの例示化合物58が得られた。 収率74.9%、mp216-217 ℃
ビニル)-10- エチルフェノキサジン(例示化合物58)の
合成 3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキサジン(2c)1.
2 g(4.5 ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチ
ル(3a)3.5 g(11.5ミリモル)、カリウム-t- ブト
キシド1.3 gをDMF20ml中で実施例1(3)と同様
に反応させ、メタノール中へ注いだ。析出物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキ
サン=1/1)で精製し、さらに酢酸エチルから再結晶させ
たところ1.91gの例示化合物58が得られた。 収率74.9%、mp216-217 ℃
【0095】MS; 567 (M+ ); 532, 283.1 H- NMR( δ;ppm in C6D6 );0.55 (t, J=7.0H
z, 3H), 2.75 (q, J=7.2Hz, 2H), 5.81(d, J=8.4Hz, 2
H), 6.44 (d, J=2.0Hz, 2H), 6.52 (dd, J=8.4Hz, J=2.
1Hz, 2H), 6.79 (s, 2H), 7.06-7.19 (m, 12H), 7.25
(m, 4H), 7.32 (m,4H).
z, 3H), 2.75 (q, J=7.2Hz, 2H), 5.81(d, J=8.4Hz, 2
H), 6.44 (d, J=2.0Hz, 2H), 6.52 (dd, J=8.4Hz, J=2.
1Hz, 2H), 6.79 (s, 2H), 7.06-7.19 (m, 12H), 7.25
(m, 4H), 7.32 (m,4H).
【0096】実施例6 3, 7- ビス(4', 4' - ジフェニルブタジエニル)-10- エ
チルフェノキサジン(例示化合物66、n=m=1、X=O、Ar
1= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 =エチル基)の合成 3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキサジン(2c)1.
23g(4.6 ミリモル)、3, 3ージフェニルアリル亜燐
酸ジエチルエステル (7a) 3.4 g(10.3ミリモル)、D
MF20ml、カリウム- t- ブトキシド1.5 g(13.4ミ
リモル)を実施例2 (4 )と同様に反応、後処理して1.
90gの例示化合物66を得た。 収率66.5%、mp205-207 ℃
チルフェノキサジン(例示化合物66、n=m=1、X=O、Ar
1= R1= Ar2 = R2 = Ph, R3 =エチル基)の合成 3, 7- ジホルミル-10-エチルフェノキサジン(2c)1.
23g(4.6 ミリモル)、3, 3ージフェニルアリル亜燐
酸ジエチルエステル (7a) 3.4 g(10.3ミリモル)、D
MF20ml、カリウム- t- ブトキシド1.5 g(13.4ミ
リモル)を実施例2 (4 )と同様に反応、後処理して1.
90gの例示化合物66を得た。 収率66.5%、mp205-207 ℃
【0097】MS; 619, 590, 564.1 H- NMR( δ;ppm in C6D6 );0.69 (t, J=7.0H
z, 3H), 2.86 (q, J=7.1Hz, 2H), 6.53 (d, J=15.3Hz,
2H), 6.67 (dd, J=8.4Hz, J=1.9Hz, 2H), 6.73(d, J=1.
9Hz, 2H), 6.90 (d, J=11.1Hz, 2H), 7.00-7.22 (m, 16
H), 7.30 (m, 4H), 7.37 (m, 4H).
z, 3H), 2.86 (q, J=7.1Hz, 2H), 6.53 (d, J=15.3Hz,
2H), 6.67 (dd, J=8.4Hz, J=1.9Hz, 2H), 6.73(d, J=1.
9Hz, 2H), 6.90 (d, J=11.1Hz, 2H), 7.00-7.22 (m, 16
H), 7.30 (m, 4H), 7.37 (m, 4H).
【0098】合成例1 2,7-ビス(2', 2'- ジフェニルビニル)キサンテン(特
開平6-271846号公報に関連する比較化合物1 )の合成 (1) 2, 7- ジブロモキサンテンの合成 キサンテン5.0 g(27.4ミリモル)をクロロホルム100
ml中に溶かし、臭素3.0 ml(58.2ミリモル)を徐々
に加えた。室温で3 日間撹拌し、濃縮した。濃縮物をク
ロロホルムから2 回再結晶して3.55gの2, 7- ジブロモ
キサンテンを得た。 収率38.1g、mp174-176 ℃
開平6-271846号公報に関連する比較化合物1 )の合成 (1) 2, 7- ジブロモキサンテンの合成 キサンテン5.0 g(27.4ミリモル)をクロロホルム100
ml中に溶かし、臭素3.0 ml(58.2ミリモル)を徐々
に加えた。室温で3 日間撹拌し、濃縮した。濃縮物をク
ロロホルムから2 回再結晶して3.55gの2, 7- ジブロモ
キサンテンを得た。 収率38.1g、mp174-176 ℃
【0099】1H-NMR(CDCl3); 3.99 (s, 2H), 6.91 (d,
J=9.1Hz, 2H), 7.26-7.31 (m, 4H). MS (direct); 340 (M + ); 259, 232, 180, 152, 1
26.
J=9.1Hz, 2H), 7.26-7.31 (m, 4H). MS (direct); 340 (M + ); 259, 232, 180, 152, 1
26.
【0100】(2) 2,7-ビス(2', 2'- ジフェニルビ
ニル)キサンテンの合成 2,2-ジフェニル-1- ブロモエチレン5.8 g(22.4ミリモ
ル)、マグネシウム816 mg(33.6ミリグラム当量)、
THF30mlからグリニア溶液を調製した。2,7- ジブ
ロモキサンテン3.0 g(8.8 ミリモル)、ビス(1, 3-
ジフェニルホスフィノプロパン)ニッケルクロリド(Ni
Cl2DPPP )150 mg(0.28ミリモル)、THF10mlを
懸濁させ、そこへ先のグリニア液を滴下した。3日間還
流させ、塩化アンモニア水へ注いだ。セライトろ過、ト
ルエン抽出、乾燥(MgSO4) 、濃縮し残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキサン
=1/3)で分離したところ、650 mgの粗生成物が得られ
た。このものをエタノール/ 塩化メチレンから2 回再結
晶させて600 mgの表題化合物を得た。 収率12.6%、mp173-174 ℃
ニル)キサンテンの合成 2,2-ジフェニル-1- ブロモエチレン5.8 g(22.4ミリモ
ル)、マグネシウム816 mg(33.6ミリグラム当量)、
THF30mlからグリニア溶液を調製した。2,7- ジブ
ロモキサンテン3.0 g(8.8 ミリモル)、ビス(1, 3-
ジフェニルホスフィノプロパン)ニッケルクロリド(Ni
Cl2DPPP )150 mg(0.28ミリモル)、THF10mlを
懸濁させ、そこへ先のグリニア液を滴下した。3日間還
流させ、塩化アンモニア水へ注いだ。セライトろ過、ト
ルエン抽出、乾燥(MgSO4) 、濃縮し残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶離液;トルエン/ ヘキサン
=1/3)で分離したところ、650 mgの粗生成物が得られ
た。このものをエタノール/ 塩化メチレンから2 回再結
晶させて600 mgの表題化合物を得た。 収率12.6%、mp173-174 ℃
【0101】1H-NMR(CDCl3); 3.64 (s,2H), 6.70-6.81
(m,6H), 6.89 (s, 2H), 7.18-7.22 (m,4H), 7.24-7.37
(m, 16H). MS (direct); 538(M+ ); 359 , 73, 45.
(m,6H), 6.89 (s, 2H), 7.18-7.22 (m,4H), 7.24-7.37
(m, 16H). MS (direct); 538(M+ ); 359 , 73, 45.
【0102】
【化35】 比較化合物1
【0103】合成例2 4, 4'-ビス(2", 2" - ジフェニルビニルフェニル)メチ
ルアミン(比較化合物2 )の合成 メチル- ジ- (p- ホルミルフェニル)アミン3.0 g
(12.5ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチル(3
a) 9.5g(29.4ミリモル)、DMF50ml、カリウム-
t- ブトキシド3.4 g(30.3ミリモル)を実施例1
(3)と同様に反応、後処理して5.05gの比較化合物2
を得た。 収率74.9%、mp169-170 ℃
ルアミン(比較化合物2 )の合成 メチル- ジ- (p- ホルミルフェニル)アミン3.0 g
(12.5ミリモル)、ジフェニルメチル亜燐酸ジエチル(3
a) 9.5g(29.4ミリモル)、DMF50ml、カリウム-
t- ブトキシド3.4 g(30.3ミリモル)を実施例1
(3)と同様に反応、後処理して5.05gの比較化合物2
を得た。 収率74.9%、mp169-170 ℃
【0104】
【化36】 比較化合物2
【0105】応用例1 ポリエステルフィルム上に蒸著したアルミニウム薄膜上
に、オキソチタニウムフタロシアニン(TiOPc )を10-6
Torrで約0.8 μmの厚さに真空蒸着し、電荷発生層を形
成した。さらに例示化合物4 を1 部、構造式(H )で示
されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポリ
カーボネートZ-200)1部をジクロロエタン8部中で混
合溶解した。この液をドクターブレードで上記電荷発生
層上に塗布し、80℃で3 時間乾燥させ、感光体を作製
した。このようにして得られた電子写真感光体の電子写
真特性を静電記録試験装置EPA-8200型(川口電機製作所
製)を用いてスタティック方式により測定した。すなわ
ち、感光体を-6kVのコロナ放電を行って帯電せしめ、表
面電位V0 (単位は-V)を測定し、これを暗所で5秒間
保持した(表面電位Vi (単位は-V))後、ハロゲンラ
ンプにより照度5ルックスの光を照射し、表面電位Vi
を半減させるに必要な露光 すなわち半減電光量E1/2
(ルックス・秒)、表面電位を1/6 にするのに必要な露
光量E1/6 、照度5ルックスの光を10秒間照射後の表
面残留電位VR10 (-V)を求めた。この結果を第5表に
示した。
に、オキソチタニウムフタロシアニン(TiOPc )を10-6
Torrで約0.8 μmの厚さに真空蒸着し、電荷発生層を形
成した。さらに例示化合物4 を1 部、構造式(H )で示
されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポリ
カーボネートZ-200)1部をジクロロエタン8部中で混
合溶解した。この液をドクターブレードで上記電荷発生
層上に塗布し、80℃で3 時間乾燥させ、感光体を作製
した。このようにして得られた電子写真感光体の電子写
真特性を静電記録試験装置EPA-8200型(川口電機製作所
製)を用いてスタティック方式により測定した。すなわ
ち、感光体を-6kVのコロナ放電を行って帯電せしめ、表
面電位V0 (単位は-V)を測定し、これを暗所で5秒間
保持した(表面電位Vi (単位は-V))後、ハロゲンラ
ンプにより照度5ルックスの光を照射し、表面電位Vi
を半減させるに必要な露光 すなわち半減電光量E1/2
(ルックス・秒)、表面電位を1/6 にするのに必要な露
光量E1/6 、照度5ルックスの光を10秒間照射後の表
面残留電位VR10 (-V)を求めた。この結果を第5表に
示した。
【0106】応用例2、3 応用例1において、例示化合物4の代わりに例示化合物
12、23 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電
子写真特性を評価した。結果を表5に示す。
12、23 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電
子写真特性を評価した。結果を表5に示す。
【0107】比較例1 応用例1において、例示化合物4の代わりに比較化合物
1 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。
1 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。
【0108】比較例2 応用例1において、例示化合物4の代わりに比較化合物
2を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、E1/6 は測定
不可能であった。表5から明らかなように、比較化合物
に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感光体は良好
な感度を有し、さらに残留電位も小さいことがわかる。
2を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、E1/6 は測定
不可能であった。表5から明らかなように、比較化合物
に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感光体は良好
な感度を有し、さらに残留電位も小さいことがわかる。
【0109】応用例4 クロルジアンブルー(CDB )1 部とポリカーボネート樹
脂(三菱瓦斯化学株式会社ユーピロンE-2000)1部をジ
クロロエタン30部を溶剤としてボールミルで5時間混
練した。得られた顔料分散液をポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上にアルミニウムを蒸着したシ
ート上にワイヤーバーを用いて塗布し、45℃で3時間
乾燥して約1 μmの厚さに電荷担体発生層を作った。例
示化合物4 を1 部、構造式(H)で示されるポリカーボ
ネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポリカーボネートZ)
1部をジクロロエタン8部中で混合溶解した。この液を
ドクターブレードで電荷担体発生層上に塗布し、80℃
で3時間乾燥させ感光体を作製した。電子写真感光体特
性は応用例1と同様にして評価した。結果を表6に示し
た。
脂(三菱瓦斯化学株式会社ユーピロンE-2000)1部をジ
クロロエタン30部を溶剤としてボールミルで5時間混
練した。得られた顔料分散液をポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルム上にアルミニウムを蒸着したシ
ート上にワイヤーバーを用いて塗布し、45℃で3時間
乾燥して約1 μmの厚さに電荷担体発生層を作った。例
示化合物4 を1 部、構造式(H)で示されるポリカーボ
ネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポリカーボネートZ)
1部をジクロロエタン8部中で混合溶解した。この液を
ドクターブレードで電荷担体発生層上に塗布し、80℃
で3時間乾燥させ感光体を作製した。電子写真感光体特
性は応用例1と同様にして評価した。結果を表6に示し
た。
【0110】応用例 5、6 応用例4において、例示化合物4の代わりに例示化合物
12、23を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子
写真特性を評価した。結果を表6に示す。
12、23を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子
写真特性を評価した。結果を表6に示す。
【0111】比較例3 応用例4において、例示化合物4の代わりに比較化合物
1を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表6に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。
1を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表6に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。
【0112】比較例4 応用例4において、例示化合物4の代わりに比較化合物
2を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、E1/6 は測定
不可能であった。表6から明らかなように、比較化合物
に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感光体は良好
な感度を有し、さらに残留電位も小さいことがわかる。
2を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表5に示す。尚、E1/6 は測定
不可能であった。表6から明らかなように、比較化合物
に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感光体は良好
な感度を有し、さらに残留電位も小さいことがわかる。
【0113】応用例7 特開平1ー291256号公報に記載した方法に従っ
て、ブチラール樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブ
チラールBL ー1)35部をテトラヒドロフラン142
5部に溶解させて得た結着剤樹脂溶液に、結晶性オキシ
チタニルフタロシアニン40部を加え、ガラスビーズと
共に2時間振動ミルを用いて分散させた。この分散液を
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにアル
ミニウムを蒸着したシート上にワイヤーバーを用いて塗
布、乾燥し、電荷発生層を作製した。さらに例示化合物
12を1部、構造式(H )で示されるポリカーボネート樹
脂(三菱瓦斯化学(株)ポリカーボネートZ)1部をジ
クロロエタン8部中で混合溶解した。この液をドクター
ブレードで上記電荷発生層上に塗布し、80℃で3時間
乾燥させ、感光体を作製した。このようにして得た感光
体の電子写真特性を実施例1と同様にして測定した。こ
の結果を第7表に示した。
て、ブチラール樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブ
チラールBL ー1)35部をテトラヒドロフラン142
5部に溶解させて得た結着剤樹脂溶液に、結晶性オキシ
チタニルフタロシアニン40部を加え、ガラスビーズと
共に2時間振動ミルを用いて分散させた。この分散液を
ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにアル
ミニウムを蒸着したシート上にワイヤーバーを用いて塗
布、乾燥し、電荷発生層を作製した。さらに例示化合物
12を1部、構造式(H )で示されるポリカーボネート樹
脂(三菱瓦斯化学(株)ポリカーボネートZ)1部をジ
クロロエタン8部中で混合溶解した。この液をドクター
ブレードで上記電荷発生層上に塗布し、80℃で3時間
乾燥させ、感光体を作製した。このようにして得た感光
体の電子写真特性を実施例1と同様にして測定した。こ
の結果を第7表に示した。
【0114】応用例8 応用例7において、例示化合物12の代わりに例示化合物
23を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表7に示す。
23を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表7に示す。
【0115】比較例5 応用例7において、例示化合物12の代わりに比較化合物
1 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表7に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。表
7から明らかなように、比較化合物に比べて、本発明化
合物を用いた電子写真感光体は良好な感度を有し、さら
に残留電位も小さいことがわかる。
1 を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表7に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。表
7から明らかなように、比較化合物に比べて、本発明化
合物を用いた電子写真感光体は良好な感度を有し、さら
に残留電位も小さいことがわかる。
【0116】応用例9 τ型無金属フタロシアニン(τ-H2Pc )1 部とブチラー
ル樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブチラールBL
ー1)1部をテトラヒドロフラン30部を溶剤としてボ
ールミルで5時間混練した。得られた顔料分散液をポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルム上にアルミ
ニウムを蒸着したシート上に塗布し、50℃で2時間乾
燥させた。さらに例示化合物23を1部、構造式(H )で
示されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポ
リカーボネートZ)1部をジクロロエタン8部中で混合
溶解した。この液をドクターブレードで電荷発生層上に
塗布し、80℃で3時間乾燥させ、感光体を作製した。
この感光体の電子写真特性評価を実施例1と同様にして
測定した。結果を第8表に示した。
ル樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブチラールBL
ー1)1部をテトラヒドロフラン30部を溶剤としてボ
ールミルで5時間混練した。得られた顔料分散液をポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルム上にアルミ
ニウムを蒸着したシート上に塗布し、50℃で2時間乾
燥させた。さらに例示化合物23を1部、構造式(H )で
示されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学(株)ポ
リカーボネートZ)1部をジクロロエタン8部中で混合
溶解した。この液をドクターブレードで電荷発生層上に
塗布し、80℃で3時間乾燥させ、感光体を作製した。
この感光体の電子写真特性評価を実施例1と同様にして
測定した。結果を第8表に示した。
【0117】比較例6 応用例9において、例示化合物23の代わりに比較化合物
1を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表8に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。表
8から明らかなように、比較化合物に比べて、本発明化
合物を用いた電子写真感光体は良好な感度を有し、さら
に残留電位も小さいことがわかる。
1を用いた以外は同様にして感光体を作製し、電子写真
特性を評価した。結果を表8に示す。尚、光減衰が観測
されないためE1/2 、E1/6 は測定不可能であった。表
8から明らかなように、比較化合物に比べて、本発明化
合物を用いた電子写真感光体は良好な感度を有し、さら
に残留電位も小さいことがわかる。
【0118】応用例10 x型無金属フタロシアニン(x-H2Pc )1重量部とブチ
ラール樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブチラール
BM-1)1重量部をテトラヒドロフラン30重量部を溶剤
としてボールミルで5 時間混練した。得られた顔料分散
液をポリエチレンテレフタレート(PET )フィルム上に
アルミニウムを蒸着したシート上に塗布し、50℃で2時
間乾燥させた。さらに例示化合物12を1重量部、構造式
(H )で示されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学
(株)ポリカーボネートZ)1重量部をジクロロエタン
8 重量部中に混合溶解した。この溶液をドクターブレー
ドで電荷発生層上に塗布し80℃で2 時間乾燥させ、感光
体を作成した。このようにして得られた感光体の電子写
真特性を応用例1と同様にして測定した。結果を表9に
示した。
ラール樹脂(積水化学工業(株)ポリビニルブチラール
BM-1)1重量部をテトラヒドロフラン30重量部を溶剤
としてボールミルで5 時間混練した。得られた顔料分散
液をポリエチレンテレフタレート(PET )フィルム上に
アルミニウムを蒸着したシート上に塗布し、50℃で2時
間乾燥させた。さらに例示化合物12を1重量部、構造式
(H )で示されるポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学
(株)ポリカーボネートZ)1重量部をジクロロエタン
8 重量部中に混合溶解した。この溶液をドクターブレー
ドで電荷発生層上に塗布し80℃で2 時間乾燥させ、感光
体を作成した。このようにして得られた感光体の電子写
真特性を応用例1と同様にして測定した。結果を表9に
示した。
【0119】応用例11 応用例4と同様にしてクロロジアンブルーを用いた電荷
発生層を作製した。例示化合物4を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8 重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。
発生層を作製した。例示化合物4を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8 重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。
【0120】応用例12 応用例4と同様にしてクロロジアンブルーを用いた電荷
発生層を作製した。例示化合物12を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。
発生層を作製した。例示化合物12を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。
【0121】比較例7 応用例4と同様にしてクロロジアンブルーを用いた電荷
発生層を作製した。比較化合物2を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8 重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。尚、感度が不十分のためE
1/6 は測定不可能であった。表10から明らかなように、
比較化合物に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感
光体は良好な感度を有し、さらに残留電位も小さいこと
がわかる。
発生層を作製した。比較化合物2を1重量部、構造式
(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノール型共重
合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社製)1 重量
部をジクロロエタン8 重量部中に混合溶解した。この溶
液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布し80℃で2
時間乾燥させ、感光体を作成した。このようにして得ら
れた感光体の電子写真特性を応用例1と同様にして測定
した。結果を表10に示した。尚、感度が不十分のためE
1/6 は測定不可能であった。表10から明らかなように、
比較化合物に比べて、本発明化合物を用いた電子写真感
光体は良好な感度を有し、さらに残留電位も小さいこと
がわかる。
【0122】応用例13 応用例7と同様にして結晶性チタニルフタロシアニンを
用いた電荷発生層を作製した。例示化合物4を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1 と同様
にして測定した。結果を表11に示した。
用いた電荷発生層を作製した。例示化合物4を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1 と同様
にして測定した。結果を表11に示した。
【0123】応用例14 応用例7と同様にして結晶性チタニルフタロシアニンを
用いた電荷発生層を作製した。例示化合物12を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1と同様
にして測定した。結果を表11に示した。
用いた電荷発生層を作製した。例示化合物12を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1と同様
にして測定した。結果を表11に示した。
【0124】比較例8 応用例7と同様にして結晶性チタニルフタロシアニンを
用いた電荷発生層を作製した。比較化合物2を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1 と同様
にして測定した。結果を表11に示した。尚、感度が不十
分のためE1/6 は測定不可能であった。表11から明らか
なように、比較化合物に比べて、本発明化合物を用いた
電子写真感光体は良好な感度を有し、さらに残留電位も
小さいことがわかる。
用いた電荷発生層を作製した。比較化合物2を1重量
部、構造式(M)で表されるビスフェノールA/ビフェノ
ール型共重合ポリカーボネート樹脂(出光興産(株)社
製)1 重量部をジクロロエタン8重量部中に混合溶解し
た。この溶液をドクターブレードで電荷発生層上に塗布
し80℃で2時間乾燥させ、感光体を作成した。このよう
にして得られた感光体の電子写真特性を応用例1 と同様
にして測定した。結果を表11に示した。尚、感度が不十
分のためE1/6 は測定不可能であった。表11から明らか
なように、比較化合物に比べて、本発明化合物を用いた
電子写真感光体は良好な感度を有し、さらに残留電位も
小さいことがわかる。
【0125】
【表5】
【0126】
【表6】
【0127】
【表7】
【0128】
【表8】
【0129】
【表9】
【0130】
【表10】
【0131】
【表11】
【0132】
【発明の効果】本発明によって得られる電荷輸送材料を
用いた電子写真感光体は、結着剤ポリマ−への溶解性が
良く、感度が良好で、残留電位が小さい等の優れた電子
写真特性を有しており、極めて有用性が高いものであ
る。
用いた電子写真感光体は、結着剤ポリマ−への溶解性が
良く、感度が良好で、残留電位が小さい等の優れた電子
写真特性を有しており、極めて有用性が高いものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 利光 神奈川県平塚市西八幡1丁目4番11号 高 砂香料工業株式会社総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(1) 【化1】 (1) (式中、Ar1, Ar2 はそれぞれ同一であっても異なって
もよく、置換基を有してもよいアリール基を表し、R1,
R2, はそれぞれ同一であっても異なっていてもよく、水
素原子、低級アルキル基、置換基を有しても良いアリー
ル基を示す。R3は低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環
式炭化水素基、置換基を有しても良いアリール基、置換
基を有してもよいアラルキル基を表し、Xは硫黄原子又
は、酸素原子を表す。n及びmは0又は1の整数を示
す。)で示されるフェノチアジン誘導体及びフェノキサ
ジン誘導体。 - 【請求項2】下記一般式(1) 【化2】 (1) (式中、Ar1, Ar2 はそれぞれ同一であっても異なって
もよく、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン
基、ジアリ−ルアミノ基、ジアルキルアミノ基を有して
もよいアリール基を表し、R1, R2, はそれぞれ同一であ
っても異なっていてもよく、水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ハロゲン基、ジアリ−ルアミノ
基、ジアルキルアミノ基を有しても良いアリール基を示
す。R3は低級アルキル基、炭素数5 〜7 の脂環式炭化水
素基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン
基、ジアリ−ルアミノ基、ジアルキルアミノ基を有して
も良いアリール基、ベンジル基、トリルメチル基、メト
キシベンジル基、クロルベンジル基を有してもよいアラ
ルキル基を表し、Xは硫黄原子又は、酸素原子を表す。
n及びmは0又は1の整数を示す。)で示されるフェノ
チアジン誘導体、およびフェノキサジン誘導体。 - 【請求項3】 請求項1記載のフェノチアジン誘導体及
び/又はフェノキサジン誘導体を含有することを特徴と
する電荷輸送材料。 - 【請求項4】 請求項3記載の電荷輸送材料を含有する
ことを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP8231295A JPH1059952A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体、それを用いた電荷輸送材料及び電子写真感光体 |
| US08/909,937 US5942615A (en) | 1996-08-14 | 1997-08-12 | Phenothiazine or phenoxazine derivative, charge-transporting material comprising the same, and electrophotographic photoreceptor |
| US09/160,179 US6083651A (en) | 1996-08-14 | 1998-09-25 | Phenothiazine or phenoxazine derivative, charge-transporting material comprising the same, and electrophotographic photoreceptor |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8231295A JPH1059952A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体、それを用いた電荷輸送材料及び電子写真感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059952A true JPH1059952A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16921379
Family Applications (1)
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| JP8231295A Pending JPH1059952A (ja) | 1996-08-14 | 1996-08-14 | フェノチアジン誘導体、フェノキサジン誘導体、それを用いた電荷輸送材料及び電子写真感光体 |
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