JPH1060469A - 一粉型徐硬性裏込め材用組成物 - Google Patents
一粉型徐硬性裏込め材用組成物Info
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- JPH1060469A JPH1060469A JP22011996A JP22011996A JPH1060469A JP H1060469 A JPH1060469 A JP H1060469A JP 22011996 A JP22011996 A JP 22011996A JP 22011996 A JP22011996 A JP 22011996A JP H1060469 A JPH1060469 A JP H1060469A
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- blast furnace
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/08—Slag cements
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00724—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 in mining operations, e.g. for backfilling; in making tunnels or galleries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレミックス化してもスメクタイト型粘土鉱
物の水分吸収機能が損なわれない。水と混練後に所定の
粘性とブリーディング率を有する裏込め材となり、硬化
後には所定の強度を発現する。施工現場で迅速に調合で
き、作業員による調合ミスを起こすことがない。処分に
困窮する粉末状の産業廃棄物を有効利用できる。 【解決手段】 ベントナイトのようなスメクタイト型粘
土鉱物とケイ酸質粉末と高炉スラグとコンクリート廃材
粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、ゴミ焼却
灰溶融スラグ等の粉末状の産業廃棄物と増粘剤と凝結遅
延剤が所定の割合で均一に混合して調製される。高炉ス
ラグ及びセメント又はセメントで高炉スラグの代替をし
てもよい。高炉スラグ及びフライアッシュで高炉スラグ
の代替をしてもよい。
物の水分吸収機能が損なわれない。水と混練後に所定の
粘性とブリーディング率を有する裏込め材となり、硬化
後には所定の強度を発現する。施工現場で迅速に調合で
き、作業員による調合ミスを起こすことがない。処分に
困窮する粉末状の産業廃棄物を有効利用できる。 【解決手段】 ベントナイトのようなスメクタイト型粘
土鉱物とケイ酸質粉末と高炉スラグとコンクリート廃材
粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、ゴミ焼却
灰溶融スラグ等の粉末状の産業廃棄物と増粘剤と凝結遅
延剤が所定の割合で均一に混合して調製される。高炉ス
ラグ及びセメント又はセメントで高炉スラグの代替をし
てもよい。高炉スラグ及びフライアッシュで高炉スラグ
の代替をしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、推進工法により管
本体を地中に敷設する際に管本体と地山との間の空隙に
注入され滑材の機能をも有する裏込め材、或いは護岸・
岸壁の基礎地盤改良、合成鋼管杭工法、連続壁工法、大
深度の地盤改良などの地盤改良やその他の土木現場にお
いて注入される裏込め材に適した一粉型の徐硬性裏込め
材用組成物に関するものである。
本体を地中に敷設する際に管本体と地山との間の空隙に
注入され滑材の機能をも有する裏込め材、或いは護岸・
岸壁の基礎地盤改良、合成鋼管杭工法、連続壁工法、大
深度の地盤改良などの地盤改良やその他の土木現場にお
いて注入される裏込め材に適した一粉型の徐硬性裏込め
材用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、滑材と裏込め材の双方の機
能を兼備させて、推進工法時に地山と管本体との間の摩
擦抵抗を低減させるとともに、管本体と地山との間の空
隙に起因した地盤沈下を防ぐことができる「自硬性滑
材」を特許出願した(特開昭62−265395)。こ
の自硬性滑材は、ベントナイトと、高吸水性樹脂及び/
又はメチルセルロースと、水とによりなる推進工法用滑
材1m3に、セメント50〜250kgと、主な化学組
成Al2O3 20〜40重量%、CaO 30〜50重量
%、SO3 10〜30重量%を含有する水硬性物質2〜
15kgと、凝結遅延剤1〜10kgとを添加してな
る。
能を兼備させて、推進工法時に地山と管本体との間の摩
擦抵抗を低減させるとともに、管本体と地山との間の空
隙に起因した地盤沈下を防ぐことができる「自硬性滑
材」を特許出願した(特開昭62−265395)。こ
の自硬性滑材は、ベントナイトと、高吸水性樹脂及び/
又はメチルセルロースと、水とによりなる推進工法用滑
材1m3に、セメント50〜250kgと、主な化学組
成Al2O3 20〜40重量%、CaO 30〜50重量
%、SO3 10〜30重量%を含有する水硬性物質2〜
15kgと、凝結遅延剤1〜10kgとを添加してな
る。
【0003】この自硬性滑材は次の性能を有する。即
ち、従来一般的に使用されている滑材の流動性から大
きく逸脱せず、JAロートの流下時間が12秒以下であ
る。滑り抵抗が小さく、推進工法が完了するまで管本
体と地山との間の摩擦抵抗を考慮して0.03kgf/
cm2以下のせん断強度を保持する。注入後90日を
経過すると地山と同程度の強度、一般的には1〜2kg
f/cm2以上の強度となる。管本体と地山の一体化
のためにブリーディング率が5%以下である。そしてこ
の自硬性滑材は、施工現場でベントナイトと高吸水性樹
脂及び/又はメチルセルロースと水とを混合してベント
ナイト泥水を調製した後、この混合液を撹拌しつつ、こ
れにセメント、水硬性物質等の粉体を添加してミキサー
で均一に混練することにより得られる。
ち、従来一般的に使用されている滑材の流動性から大
きく逸脱せず、JAロートの流下時間が12秒以下であ
る。滑り抵抗が小さく、推進工法が完了するまで管本
体と地山との間の摩擦抵抗を考慮して0.03kgf/
cm2以下のせん断強度を保持する。注入後90日を
経過すると地山と同程度の強度、一般的には1〜2kg
f/cm2以上の強度となる。管本体と地山の一体化
のためにブリーディング率が5%以下である。そしてこ
の自硬性滑材は、施工現場でベントナイトと高吸水性樹
脂及び/又はメチルセルロースと水とを混合してベント
ナイト泥水を調製した後、この混合液を撹拌しつつ、こ
れにセメント、水硬性物質等の粉体を添加してミキサー
で均一に混練することにより得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
硬性滑材を調製するために数種類以上の材料の調合に時
間を要するばかりか、作業員が未熟な場合には調合ミス
を生じる恐れがあった。このため、水を除いた粉末材料
を予め均一に混合して、プレミックスした状態にしてお
くことが考えられるけれども、上記粉末材料をプレミッ
クスすると、ベントナイトがセメントが水和してできる
水酸化カルシウム及びカルシウムイオンの存在で、その
水分吸収機能、即ち膨潤機能が抑制され、施工時に水と
混練して滑材を調製しても、滑材に適切な粘性が得られ
ず、ブリーディングが過大となるため、上記自硬性滑材
のプレミックス化はこれまで試みられなかった。
硬性滑材を調製するために数種類以上の材料の調合に時
間を要するばかりか、作業員が未熟な場合には調合ミス
を生じる恐れがあった。このため、水を除いた粉末材料
を予め均一に混合して、プレミックスした状態にしてお
くことが考えられるけれども、上記粉末材料をプレミッ
クスすると、ベントナイトがセメントが水和してできる
水酸化カルシウム及びカルシウムイオンの存在で、その
水分吸収機能、即ち膨潤機能が抑制され、施工時に水と
混練して滑材を調製しても、滑材に適切な粘性が得られ
ず、ブリーディングが過大となるため、上記自硬性滑材
のプレミックス化はこれまで試みられなかった。
【0005】一方、産業界にはコンクリート廃材粉、流
動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、ゴミ焼却灰溶融
スラグ等の処分に困窮する粉末状の産業廃棄物が多量に
発生し、その利用方法が望まれている。
動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、ゴミ焼却灰溶融
スラグ等の処分に困窮する粉末状の産業廃棄物が多量に
発生し、その利用方法が望まれている。
【0006】本発明の目的は、プレミックス化してもス
メクタイト型粘土鉱物の水分吸収機能が損なわれない一
粉型徐硬性裏込め材用組成物を提供することにある。本
発明の別の目的は、水と混練後に所定の粘性が得られ、
ブリーディング率の小さい裏込め材となり、硬化後には
所定の強度を発現する一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
提供することにある。本発明の別の目的は、施工現場で
迅速に調合でき、作業員による調合ミスを起こすことの
ない一粉型徐硬性裏込め材用組成物を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的は、粉末状の産業廃棄物を有
効に利用することのできる一粉型徐硬性裏込め材用組成
物を提供することにある。
メクタイト型粘土鉱物の水分吸収機能が損なわれない一
粉型徐硬性裏込め材用組成物を提供することにある。本
発明の別の目的は、水と混練後に所定の粘性が得られ、
ブリーディング率の小さい裏込め材となり、硬化後には
所定の強度を発現する一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
提供することにある。本発明の別の目的は、施工現場で
迅速に調合でき、作業員による調合ミスを起こすことの
ない一粉型徐硬性裏込め材用組成物を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的は、粉末状の産業廃棄物を有
効に利用することのできる一粉型徐硬性裏込め材用組成
物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
スメクタイト型粘土鉱物とコンクリート廃材粉とケイ酸
質粉末と高炉スラグとセメントと増粘剤と凝結遅延剤が
所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏
込め材用組成物である。請求項2に係る発明は、スメク
タイト型粘土鉱物とコンクリート廃材粉とケイ酸質粉末
と高炉スラグと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一
に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物で
ある。請求項3に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物
とコンクリート廃材粉とケイ酸質粉末と高炉スラグとフ
ライアッシュと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一
に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物で
ある。請求項4に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物
と流動床ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグとセメ
ントと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合し
て調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請
求項5に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物と流動床
ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグと増粘剤と凝結
遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型
徐硬性裏込め材用組成物である。
スメクタイト型粘土鉱物とコンクリート廃材粉とケイ酸
質粉末と高炉スラグとセメントと増粘剤と凝結遅延剤が
所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏
込め材用組成物である。請求項2に係る発明は、スメク
タイト型粘土鉱物とコンクリート廃材粉とケイ酸質粉末
と高炉スラグと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一
に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物で
ある。請求項3に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物
とコンクリート廃材粉とケイ酸質粉末と高炉スラグとフ
ライアッシュと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一
に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物で
ある。請求項4に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物
と流動床ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグとセメ
ントと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合し
て調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請
求項5に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物と流動床
ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグと増粘剤と凝結
遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型
徐硬性裏込め材用組成物である。
【0008】請求項6に係る発明は、スメクタイト型粘
土鉱物と流動床ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグ
とフライアッシュと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で
均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成
物である。請求項7に係る発明は、スメクタイト型粘土
鉱物と下水汚泥溶融スラグとケイ酸質粉末とセメントと
増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製
された一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請求項8
に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物と下水汚泥溶融
スラグとケイ酸質粉末とセメントと高炉スラグと増粘剤
と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された
一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請求項9に係る
発明は、スメクタイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰溶融スラ
グとケイ酸質粉末とセメントと増粘剤と凝結遅延剤が所
定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込
め材用組成物である。請求項10に係る発明は、スメク
タイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰溶融スラグとケイ酸質粉
末とセメントと高炉スラグと増粘剤と凝結遅延剤が所定
の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め
材用組成物である。請求項1ないし10のいずれかに係
る発明では、プレミックス化してもスメクタイト型粘土
鉱物の水分吸収機能が損なわれず、水と混練後に所定の
粘性とブリーディング率を有する裏込め材となり、硬化
後には所定の強度を発現し、施工現場で迅速に調合で
き、作業員による調合ミスを起こすことがない。またコ
ンクリート廃材粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融ス
ラグ、ゴミ焼却灰溶融スラグを材料とすることにより、
処分に困窮する粉末状の産業廃棄物の利用を図ることが
できる。
土鉱物と流動床ボイラー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグ
とフライアッシュと増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で
均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め材用組成
物である。請求項7に係る発明は、スメクタイト型粘土
鉱物と下水汚泥溶融スラグとケイ酸質粉末とセメントと
増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製
された一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請求項8
に係る発明は、スメクタイト型粘土鉱物と下水汚泥溶融
スラグとケイ酸質粉末とセメントと高炉スラグと増粘剤
と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された
一粉型徐硬性裏込め材用組成物である。請求項9に係る
発明は、スメクタイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰溶融スラ
グとケイ酸質粉末とセメントと増粘剤と凝結遅延剤が所
定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込
め材用組成物である。請求項10に係る発明は、スメク
タイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰溶融スラグとケイ酸質粉
末とセメントと高炉スラグと増粘剤と凝結遅延剤が所定
の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性裏込め
材用組成物である。請求項1ないし10のいずれかに係
る発明では、プレミックス化してもスメクタイト型粘土
鉱物の水分吸収機能が損なわれず、水と混練後に所定の
粘性とブリーディング率を有する裏込め材となり、硬化
後には所定の強度を発現し、施工現場で迅速に調合で
き、作業員による調合ミスを起こすことがない。またコ
ンクリート廃材粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融ス
ラグ、ゴミ焼却灰溶融スラグを材料とすることにより、
処分に困窮する粉末状の産業廃棄物の利用を図ることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に係る一粉型徐硬性裏込
め材用組成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱
物に対して、5〜2000重量部のコンクリート廃材粉
と、5〜2000重量部のケイ酸質粉末と、5〜200
0重量部の高炉スラグと、3〜800重量部のセメント
と、2〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜1000
重量部の凝結遅延剤を含む。請求項2に係る一粉型徐硬
性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタイト型
粘土鉱物に対して、5〜1500重量部のコンクリート
廃材粉と、3〜1500重量部のケイ酸質粉末と、5〜
1500重量部の高炉スラグと、2〜800重量部の増
粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。請
求項3に係る一粉型徐硬性裏込め材用組成物は、100
重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対して、5〜200
0重量部のコンクリート廃材粉と、5〜2000重量部
のケイ酸質粉末と、5〜2000重量部の高炉スラグ
と、5〜2000重量部のフライアッシュと、2〜10
00重量部の増粘剤と、0.2〜1000重量部の凝結
遅延剤を含む。
め材用組成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱
物に対して、5〜2000重量部のコンクリート廃材粉
と、5〜2000重量部のケイ酸質粉末と、5〜200
0重量部の高炉スラグと、3〜800重量部のセメント
と、2〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜1000
重量部の凝結遅延剤を含む。請求項2に係る一粉型徐硬
性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタイト型
粘土鉱物に対して、5〜1500重量部のコンクリート
廃材粉と、3〜1500重量部のケイ酸質粉末と、5〜
1500重量部の高炉スラグと、2〜800重量部の増
粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。請
求項3に係る一粉型徐硬性裏込め材用組成物は、100
重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対して、5〜200
0重量部のコンクリート廃材粉と、5〜2000重量部
のケイ酸質粉末と、5〜2000重量部の高炉スラグ
と、5〜2000重量部のフライアッシュと、2〜10
00重量部の増粘剤と、0.2〜1000重量部の凝結
遅延剤を含む。
【0010】請求項4に係る一粉型徐硬性裏込め材用組
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜1500重量部の流動床ボイラー灰と、3〜1
500重量部のケイ酸質粉末と、5〜1500重量部の
高炉スラグと、3〜800重量部のセメントと、2〜8
00重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅
延剤を含む。請求項5に係る一粉型徐硬性裏込め材用組
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜2000重量部の流動床ボイラー灰と、5〜2
000重量部のケイ酸質粉末と、5〜2000重量部の
高炉スラグと、2〜800重量部の増粘剤と、0.2〜
800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項6に係る一粉
型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタ
イト型粘土鉱物に対して、5〜1500重量部の流動床
ボイラー灰と、5〜1500重量部のケイ酸質粉末と、
5〜1500重量部の高炉スラグと、5〜1500重量
部のフライアッシュと、2〜800重量部の増粘剤と、
0.2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜1500重量部の流動床ボイラー灰と、3〜1
500重量部のケイ酸質粉末と、5〜1500重量部の
高炉スラグと、3〜800重量部のセメントと、2〜8
00重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅
延剤を含む。請求項5に係る一粉型徐硬性裏込め材用組
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜2000重量部の流動床ボイラー灰と、5〜2
000重量部のケイ酸質粉末と、5〜2000重量部の
高炉スラグと、2〜800重量部の増粘剤と、0.2〜
800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項6に係る一粉
型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタ
イト型粘土鉱物に対して、5〜1500重量部の流動床
ボイラー灰と、5〜1500重量部のケイ酸質粉末と、
5〜1500重量部の高炉スラグと、5〜1500重量
部のフライアッシュと、2〜800重量部の増粘剤と、
0.2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。
【0011】請求項7に係る一粉型徐硬性裏込め材用組
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜2000重量部の下水汚泥溶融スラグと、5〜
2000重量部のケイ酸質粉末と、3〜800重量部の
セメントと、2〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜
800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項8に係る一粉
型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタ
イト型粘土鉱物に対して、5〜1500重量部の下水汚
泥溶融スラグと、5〜1500重量部のケイ酸質粉末
と、3〜800重量部のセメントと、5〜1500重量
部の高炉スラグと、2〜800重量部の増粘剤と、0.
2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項9に係る
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメ
クタイト型粘土鉱物に対して、5〜2000重量部のゴ
ミ焼却灰溶融スラグと、5〜2000重量部のケイ酸質
粉末と、3〜800重量部のセメントと、2〜1000
重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅延剤
を含む。請求項10に係る一粉型徐硬性裏込め材用組成
物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜1500重量部のゴミ焼却灰溶融スラグと、5
〜1500重量部のケイ酸質粉末と、3〜800重量部
のセメントと、5〜1500重量部の高炉スラグと、2
〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の
凝結遅延剤を含む。
成物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜2000重量部の下水汚泥溶融スラグと、5〜
2000重量部のケイ酸質粉末と、3〜800重量部の
セメントと、2〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜
800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項8に係る一粉
型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメクタ
イト型粘土鉱物に対して、5〜1500重量部の下水汚
泥溶融スラグと、5〜1500重量部のケイ酸質粉末
と、3〜800重量部のセメントと、5〜1500重量
部の高炉スラグと、2〜800重量部の増粘剤と、0.
2〜800重量部の凝結遅延剤を含む。請求項9に係る
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は、100重量部のスメ
クタイト型粘土鉱物に対して、5〜2000重量部のゴ
ミ焼却灰溶融スラグと、5〜2000重量部のケイ酸質
粉末と、3〜800重量部のセメントと、2〜1000
重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の凝結遅延剤
を含む。請求項10に係る一粉型徐硬性裏込め材用組成
物は、100重量部のスメクタイト型粘土鉱物に対し
て、5〜1500重量部のゴミ焼却灰溶融スラグと、5
〜1500重量部のケイ酸質粉末と、3〜800重量部
のセメントと、5〜1500重量部の高炉スラグと、2
〜1000重量部の増粘剤と、0.2〜800重量部の
凝結遅延剤を含む。
【0012】請求項1〜3においてコンクリート廃材粉
の好ましい含有量は20〜800重量部である。ケイ酸
質粉末の好ましい含有量は請求項1〜10において50
〜1000重量部である。請求項4〜6において流動床
ボイラー灰の好ましい含有量は20〜800重量部であ
る。請求項7及び8において下水汚泥溶融スラグの好ま
しい含有量は10〜800重量部である。請求項9及び
10においてゴミ焼却灰溶融スラグの好ましい含有量は
20〜800重量部である。請求項1〜6、8及び10
において高炉スラグの好ましい含有量は100〜100
0重量部である。請求項1、4、7〜10においてセメ
ントの好ましい含有量は50〜500重量部である。請
求項3及び6においてフライアッシュの好ましい含有量
は100〜1000重量部である。請求項1〜10にお
いて増粘剤の好ましい含有量は5〜500重量部であ
る。請求項1〜10において凝結遅延剤の好ましい含有
量は2〜500重量部である。
の好ましい含有量は20〜800重量部である。ケイ酸
質粉末の好ましい含有量は請求項1〜10において50
〜1000重量部である。請求項4〜6において流動床
ボイラー灰の好ましい含有量は20〜800重量部であ
る。請求項7及び8において下水汚泥溶融スラグの好ま
しい含有量は10〜800重量部である。請求項9及び
10においてゴミ焼却灰溶融スラグの好ましい含有量は
20〜800重量部である。請求項1〜6、8及び10
において高炉スラグの好ましい含有量は100〜100
0重量部である。請求項1、4、7〜10においてセメ
ントの好ましい含有量は50〜500重量部である。請
求項3及び6においてフライアッシュの好ましい含有量
は100〜1000重量部である。請求項1〜10にお
いて増粘剤の好ましい含有量は5〜500重量部であ
る。請求項1〜10において凝結遅延剤の好ましい含有
量は2〜500重量部である。
【0013】コンクリート廃材粉、流動床ボイラー灰、
下水汚泥溶融スラグ、及びゴミ焼却灰溶融スラグが上記
下限値未満では産業廃棄物の活用が十分でなく、上記上
限値を越えると強度発現性が低下する不具合を生じる。
ケイ酸質粉末が上記下限値未満ではスメクタイト型粘土
鉱物の膨潤が損なわれ、上記上限値を越えると適切な粘
性が得難くなる不具合を生じる。高炉スラグが上記下限
値未満ではスメクタイト型粘土鉱物の膨潤が損なわれ、
上記上限値を越えると適切な粘性が得難くなる不具合を
生じる。セメントが上記下限値未満では強度発現が不十
分になり、上記上限値を越えるとスメクタイト型粘土鉱
物の膨潤が損なわれる不具合を生じる。フライアッシュ
が上記範囲を逸脱すると裏込め材として適切な粘性が得
られなくなる不具合を生じる。増粘剤が上記下限値未満
では材料分離を生じ易く、上記上限値を越えるとハンド
リングが悪化し不経済になる。凝結遅延剤が上記下限値
未満では徐硬性が得難く、上記上限値を越えると適切な
硬化時期を逸脱する不具合を生じる。
下水汚泥溶融スラグ、及びゴミ焼却灰溶融スラグが上記
下限値未満では産業廃棄物の活用が十分でなく、上記上
限値を越えると強度発現性が低下する不具合を生じる。
ケイ酸質粉末が上記下限値未満ではスメクタイト型粘土
鉱物の膨潤が損なわれ、上記上限値を越えると適切な粘
性が得難くなる不具合を生じる。高炉スラグが上記下限
値未満ではスメクタイト型粘土鉱物の膨潤が損なわれ、
上記上限値を越えると適切な粘性が得難くなる不具合を
生じる。セメントが上記下限値未満では強度発現が不十
分になり、上記上限値を越えるとスメクタイト型粘土鉱
物の膨潤が損なわれる不具合を生じる。フライアッシュ
が上記範囲を逸脱すると裏込め材として適切な粘性が得
られなくなる不具合を生じる。増粘剤が上記下限値未満
では材料分離を生じ易く、上記上限値を越えるとハンド
リングが悪化し不経済になる。凝結遅延剤が上記下限値
未満では徐硬性が得難く、上記上限値を越えると適切な
硬化時期を逸脱する不具合を生じる。
【0014】請求項1ないし請求項10に係る徐硬性裏
込め材用組成物を通じて、各材料について詳述する。な
お、本発明の徐硬性裏込め材用組成物は微粉末状の各材
料が均一に混合して調製される。本発明のスメクタイト
型粘土鉱物としては、ベントナイト、モンモリロナイ
ト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、鉄サ
ポナイト、ヘクトライト等の層状ケイ酸塩であって、層
間にNaイオン,Caイオン等の各種の交換性陽イオン
を含む粉末が挙げられる。上記層状ケイ酸塩を単独で使
用しても、複数種類併用してもよい。このスメクタイト
型粘土鉱物は層間に水を取り込み膨潤する性質がある。
スメクタイト型粘土鉱物は所望の粘性を有する裏込め材
を得るために用いられる。
込め材用組成物を通じて、各材料について詳述する。な
お、本発明の徐硬性裏込め材用組成物は微粉末状の各材
料が均一に混合して調製される。本発明のスメクタイト
型粘土鉱物としては、ベントナイト、モンモリロナイ
ト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、鉄サ
ポナイト、ヘクトライト等の層状ケイ酸塩であって、層
間にNaイオン,Caイオン等の各種の交換性陽イオン
を含む粉末が挙げられる。上記層状ケイ酸塩を単独で使
用しても、複数種類併用してもよい。このスメクタイト
型粘土鉱物は層間に水を取り込み膨潤する性質がある。
スメクタイト型粘土鉱物は所望の粘性を有する裏込め材
を得るために用いられる。
【0015】本発明の産業廃棄物であるコンクリート廃
材粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、及びゴ
ミ焼却灰溶融スラグには、それぞれブレーン値(比表面
積)が1000〜6000cm2/g、好ましくは20
00〜4500cm2/gの粉体を用いる。これらの粉
体を珪砂と置換して使用する場合には、粒径が0.01
〜1.0mm、好ましくは0.05〜0.6mmのもの
を用いる。更に収縮低減剤は、粒径が0.6mm以下、
好ましくは0.3mm以下のものを用いる。
材粉、流動床ボイラー灰、下水汚泥溶融スラグ、及びゴ
ミ焼却灰溶融スラグには、それぞれブレーン値(比表面
積)が1000〜6000cm2/g、好ましくは20
00〜4500cm2/gの粉体を用いる。これらの粉
体を珪砂と置換して使用する場合には、粒径が0.01
〜1.0mm、好ましくは0.05〜0.6mmのもの
を用いる。更に収縮低減剤は、粒径が0.6mm以下、
好ましくは0.3mm以下のものを用いる。
【0016】本発明のケイ酸質粉末としては粉末珪石、
鋳物用珪砂、ケイ酸白土等が挙げられる。本発明の高炉
スラグとしてはコンクリート用高炉スラグ微粉末(JI
S A6206−1995)に適合するものが好まし
い。本発明のセメントとしては、(ア)普通ポルトランド
セメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラ
ンドセメント、中庸熱ポルトランドセメント等のポルト
ランドセメント、(イ)高炉セメント、フライアッシュセ
メント、シリカセメント等の混合セメント、(ウ)低熱ポ
ルトランドセメント、(エ)マスコンクリート用に混和材
を使用したセメント、(オ)土質安定用セメント、(カ)シリ
カフュームセメント等が挙げられる。上記(ア)〜(カ)のセ
メントを単独で使用しても、複数種類併用してもよい。
セメントは裏込め材の硬化後の強度発現のために用いら
れる。
鋳物用珪砂、ケイ酸白土等が挙げられる。本発明の高炉
スラグとしてはコンクリート用高炉スラグ微粉末(JI
S A6206−1995)に適合するものが好まし
い。本発明のセメントとしては、(ア)普通ポルトランド
セメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトラ
ンドセメント、中庸熱ポルトランドセメント等のポルト
ランドセメント、(イ)高炉セメント、フライアッシュセ
メント、シリカセメント等の混合セメント、(ウ)低熱ポ
ルトランドセメント、(エ)マスコンクリート用に混和材
を使用したセメント、(オ)土質安定用セメント、(カ)シリ
カフュームセメント等が挙げられる。上記(ア)〜(カ)のセ
メントを単独で使用しても、複数種類併用してもよい。
セメントは裏込め材の硬化後の強度発現のために用いら
れる。
【0017】本発明のフライアッシュは、石炭を用いる
火力発電所等で発生する、主成分がSiO2、Al2O3
からなる石炭灰である。JIS A 6201に規定され
ているものであれば、より好ましい。
火力発電所等で発生する、主成分がSiO2、Al2O3
からなる石炭灰である。JIS A 6201に規定され
ているものであれば、より好ましい。
【0018】本発明の増粘剤としては、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、セルロース誘導体、可溶性でん
ぷん、α化でんぷん、デキストリン、アクリル系ポリマ
ー、アクリル系水中不分離性混和剤等が挙げられる。こ
れらの増粘剤を単独で使用しても、複数種類併用しても
よい。増粘剤は裏込め材の徐硬性を高め、かつブリーデ
ィングを低減させるために用いられる。本発明の凝結遅
延剤としては、リグニンスルホン酸又はその塩、オキシ
カルボン酸又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリオ
ール複合体、セルロース類、糖類、リン酸塩、ケイフッ
化物、酸化亜鉛、塩化亜鉛、酸化鉛、酸化ホウ素、ホウ
砂、塩化マグネシウム等のハロゲン化マグネシウム、硝
酸マグネシウム等のマグネシウム化合物等が挙げられ
る。これらの凝結遅延剤を単独で使用しても、複数種類
併用してもよい。凝結遅延剤はセメント及び/又はフィ
ラーの水和反応を遅延させ、裏込め材の徐硬性を高め
る。
ス、エチルセルロース、セルロース誘導体、可溶性でん
ぷん、α化でんぷん、デキストリン、アクリル系ポリマ
ー、アクリル系水中不分離性混和剤等が挙げられる。こ
れらの増粘剤を単独で使用しても、複数種類併用しても
よい。増粘剤は裏込め材の徐硬性を高め、かつブリーデ
ィングを低減させるために用いられる。本発明の凝結遅
延剤としては、リグニンスルホン酸又はその塩、オキシ
カルボン酸又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリオ
ール複合体、セルロース類、糖類、リン酸塩、ケイフッ
化物、酸化亜鉛、塩化亜鉛、酸化鉛、酸化ホウ素、ホウ
砂、塩化マグネシウム等のハロゲン化マグネシウム、硝
酸マグネシウム等のマグネシウム化合物等が挙げられ
る。これらの凝結遅延剤を単独で使用しても、複数種類
併用してもよい。凝結遅延剤はセメント及び/又はフィ
ラーの水和反応を遅延させ、裏込め材の徐硬性を高め
る。
【0019】本発明の一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
調製するには、各材料をV型ミキサ、縦型ミキサ、万能
混合機等の通常の粉体混合装置により乾式混合する。ま
た本発明の一粉型徐硬性裏込め材用組成物を用いて裏込
め材を調製するには、一粉型徐硬性裏込め材用組成物1
00重量部に対して、水30〜500重量部、好ましく
は100〜400重量部をミキサで混合して調製する。
調製するには、各材料をV型ミキサ、縦型ミキサ、万能
混合機等の通常の粉体混合装置により乾式混合する。ま
た本発明の一粉型徐硬性裏込め材用組成物を用いて裏込
め材を調製するには、一粉型徐硬性裏込め材用組成物1
00重量部に対して、水30〜500重量部、好ましく
は100〜400重量部をミキサで混合して調製する。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 <実施例1>スメクタイト型粘土鉱物であるベントナイ
ト100重量部に対して、ブレーン値が3200cm2
/gのコンクリート廃材粉50重量部と、ケイ酸質粉末
200重量部と、高炉スラグ200重量部と、普通ポル
トランドセメント50重量部とを万能混合機の容器に採
取し、撹拌羽根を取付けて、最初低速で10分間撹拌し
た。続いてこの容器に増粘剤であるアクリル系水中不分
離性混和剤4重量部及びメチルセルロース2重量部を入
れ、更に凝結遅延剤のクエン酸6重量部を入れ、撹拌速
度を高速にして20分間撹拌混合し、一粉型徐硬性裏込
め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
る。 <実施例1>スメクタイト型粘土鉱物であるベントナイ
ト100重量部に対して、ブレーン値が3200cm2
/gのコンクリート廃材粉50重量部と、ケイ酸質粉末
200重量部と、高炉スラグ200重量部と、普通ポル
トランドセメント50重量部とを万能混合機の容器に採
取し、撹拌羽根を取付けて、最初低速で10分間撹拌し
た。続いてこの容器に増粘剤であるアクリル系水中不分
離性混和剤4重量部及びメチルセルロース2重量部を入
れ、更に凝結遅延剤のクエン酸6重量部を入れ、撹拌速
度を高速にして20分間撹拌混合し、一粉型徐硬性裏込
め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0021】<実施例2>セメントを入れない代わり
に、コンクリート廃材粉を200重量部に増量し、ケイ
酸質粉末を100重量部に減量し、増粘剤であるアクリ
ル系水中不分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース
2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸4重量部を
入れた以外は実施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め
材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
に、コンクリート廃材粉を200重量部に増量し、ケイ
酸質粉末を100重量部に減量し、増粘剤であるアクリ
ル系水中不分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース
2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸4重量部を
入れた以外は実施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め
材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0022】<実施例3>セメントを入れない代わり
に、新たにフライアッシュ100重量部を加え、コンク
リート廃材粉を100重量部に増量し、ケイ酸質粉末を
100重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中不
分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2重量部を
入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸3重量部を入れた以外
は実施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物
を調製し、これを密閉容器に入れた。
に、新たにフライアッシュ100重量部を加え、コンク
リート廃材粉を100重量部に増量し、ケイ酸質粉末を
100重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中不
分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2重量部を
入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸3重量部を入れた以外
は実施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物
を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0023】<比較例1>コンクリート廃材粉を入れな
い代わりにセメントを100重量部に増量した以外は実
施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を調
製し、これを密閉容器に入れた。
い代わりにセメントを100重量部に増量した以外は実
施例1と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を調
製し、これを密閉容器に入れた。
【0024】<比較例2>コンクリート廃材粉及びセメ
ントを入れない代わりに、新たにフライアッシュ200
重量部と消石灰0.2重量部と水硬性物質4重量部とを
加え、ケイ酸質粉末を100重量部に減量し、高炉スラ
グを196重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水
中不分離性混和剤2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のク
エン酸3重量部を入れた以外は実施例1と同様にして一
粉型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器
に入れた。
ントを入れない代わりに、新たにフライアッシュ200
重量部と消石灰0.2重量部と水硬性物質4重量部とを
加え、ケイ酸質粉末を100重量部に減量し、高炉スラ
グを196重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水
中不分離性混和剤2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のク
エン酸3重量部を入れた以外は実施例1と同様にして一
粉型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器
に入れた。
【0025】実施例1の一粉型徐硬性裏込め材用組成物
には1782重量部の水を、実施例2の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1778重量部の水を、実施例3の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1772重量部の水
を、比較例1の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には17
86重量部の水を、更に比較例2の一粉型徐硬性裏込め
材用組成物には1768重量部の水を加えて混合し、5
種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表1に示
す。
には1782重量部の水を、実施例2の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1778重量部の水を、実施例3の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1772重量部の水
を、比較例1の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には17
86重量部の水を、更に比較例2の一粉型徐硬性裏込め
材用組成物には1768重量部の水を加えて混合し、5
種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表1に示
す。
【0026】
【表1】
【0027】(注)表1において、増粘剤Aはアクリル
系水中不分離性混和剤を、増粘剤Bはメチルセルロース
をそれぞれ示す。
系水中不分離性混和剤を、増粘剤Bはメチルセルロース
をそれぞれ示す。
【0028】<裏込め材の物性及び硬化後の強度>実施
例1〜3及び比較例1,2の徐硬性裏込め材を用いて、
その粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定
した。これらの結果を表2に示す。粘度は回転粘度計に
より測定した。またブリーディング率はJSCE−F5
22−1994「プレパックドコンクリート用注入モル
タル試験法」の規定に基づいて測定した。強度につい
て、比較的軟弱なものに対しては土質調査法によるベー
ン試験(地盤工学会基準(JGS 1411-1995)の原位置ベー
ンせん断試験)を行い、せん断強度を求め、表2におい
て記号「τ」を付記した。またある程度硬化したものに
対してはJIS A 1216T「土の一軸圧縮試験方
法」の規定に基づいて一軸圧縮試験を行い、表2におい
て記号「qu」を付記した。供試体の材令は10日、3
0日、50日、70日、90日、110日及び130日
とした。
例1〜3及び比較例1,2の徐硬性裏込め材を用いて、
その粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定
した。これらの結果を表2に示す。粘度は回転粘度計に
より測定した。またブリーディング率はJSCE−F5
22−1994「プレパックドコンクリート用注入モル
タル試験法」の規定に基づいて測定した。強度につい
て、比較的軟弱なものに対しては土質調査法によるベー
ン試験(地盤工学会基準(JGS 1411-1995)の原位置ベー
ンせん断試験)を行い、せん断強度を求め、表2におい
て記号「τ」を付記した。またある程度硬化したものに
対してはJIS A 1216T「土の一軸圧縮試験方
法」の規定に基づいて一軸圧縮試験を行い、表2におい
て記号「qu」を付記した。供試体の材令は10日、3
0日、50日、70日、90日、110日及び130日
とした。
【0029】
【表2】
【0030】表2から次のことが判明した。粉末状の産
業廃棄物を利用した実施例1〜3から作られた本発明の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディング
率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない比
較例1及び2の供試体とほぼ同等であり、裏込め材とし
て十分な性能を示した。
業廃棄物を利用した実施例1〜3から作られた本発明の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディング
率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない比
較例1及び2の供試体とほぼ同等であり、裏込め材とし
て十分な性能を示した。
【0031】<実施例4>スメクタイト型粘土鉱物であ
るベントナイト100重量部に対して、ブレーン値が2
560cm2/gの流動床ボイラー灰50重量部と、ケ
イ酸質粉末200重量部と、高炉スラグ200重量部
と、普通ポルトランドセメント50重量部とを万能混合
機の容器に採取し、撹拌羽根を取付けて、最初低速で1
0分間撹拌した。続いてこの容器に増粘剤であるアクリ
ル系水中不分離性混和剤4重量部及びメチルセルロース
2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸6重量部を
入れ、撹拌速度を高速にして20分間撹拌混合し、一粉
型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に
入れた。
るベントナイト100重量部に対して、ブレーン値が2
560cm2/gの流動床ボイラー灰50重量部と、ケ
イ酸質粉末200重量部と、高炉スラグ200重量部
と、普通ポルトランドセメント50重量部とを万能混合
機の容器に採取し、撹拌羽根を取付けて、最初低速で1
0分間撹拌した。続いてこの容器に増粘剤であるアクリ
ル系水中不分離性混和剤4重量部及びメチルセルロース
2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸6重量部を
入れ、撹拌速度を高速にして20分間撹拌混合し、一粉
型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に
入れた。
【0032】<実施例5>セメントを入れない代わり
に、流動床ボイラー灰を200重量部に増量し、ケイ酸
質粉末を100重量部に減量し、増粘剤であるアクリル
系水中不分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2
重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸4重量部を入
れた以外は実施例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材
用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
に、流動床ボイラー灰を200重量部に増量し、ケイ酸
質粉末を100重量部に減量し、増粘剤であるアクリル
系水中不分離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2
重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエン酸4重量部を入
れた以外は実施例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材
用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0033】<実施例6>セメントを入れない代わり
に、新たにフライアッシュ100重量部を加え、流動床
ボイラー灰を100重量部に増量し、ケイ酸質粉末を1
00重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中不分
離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2重量部を入
れ、更に凝結遅延剤のクエン酸3重量部を入れた以外は
実施例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
調製し、これを密閉容器に入れた。
に、新たにフライアッシュ100重量部を加え、流動床
ボイラー灰を100重量部に増量し、ケイ酸質粉末を1
00重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中不分
離性混和剤2重量部及びメチルセルロース2重量部を入
れ、更に凝結遅延剤のクエン酸3重量部を入れた以外は
実施例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
調製し、これを密閉容器に入れた。
【0034】<比較例3>流動床ボイラー灰を入れない
代わりにセメントを100重量部に増量した以外は実施
例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を調製
し、これを密閉容器に入れた。
代わりにセメントを100重量部に増量した以外は実施
例4と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を調製
し、これを密閉容器に入れた。
【0035】<比較例4>流動床ボイラー灰及びセメン
トを入れない代わりに、新たにフライアッシュ200重
量部と消石灰0.2重量部と水硬性物質4重量部とを加
え、ケイ酸質粉末を100重量部に減量し、高炉スラグ
を196重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中
不分離性混和剤2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエ
ン酸3重量部を入れた以外は実施例4と同様にして一粉
型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に
入れた。
トを入れない代わりに、新たにフライアッシュ200重
量部と消石灰0.2重量部と水硬性物質4重量部とを加
え、ケイ酸質粉末を100重量部に減量し、高炉スラグ
を196重量部に減量し、増粘剤であるアクリル系水中
不分離性混和剤2重量部を入れ、更に凝結遅延剤のクエ
ン酸3重量部を入れた以外は実施例4と同様にして一粉
型徐硬性裏込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に
入れた。
【0036】実施例4の一粉型徐硬性裏込め材用組成物
には1780重量部の水を、実施例5の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1768重量部の水を、実施例6の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1768重量部の水
を、比較例3の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には17
86重量部の水を、更に比較例4の一粉型徐硬性裏込め
材用組成物には1768重量部の水を加えて混合し、5
種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表3に示
す。
には1780重量部の水を、実施例5の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1768重量部の水を、実施例6の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1768重量部の水
を、比較例3の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には17
86重量部の水を、更に比較例4の一粉型徐硬性裏込め
材用組成物には1768重量部の水を加えて混合し、5
種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表3に示
す。
【0037】
【表3】
【0038】<裏込め材の物性及び硬化後の強度>実施
例4〜6及び比較例3,4の徐硬性裏込め材を用いて、
その粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定
した。これらの結果を表4に示す。
例4〜6及び比較例3,4の徐硬性裏込め材を用いて、
その粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定
した。これらの結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】表4から次のことが判明した。粉末状の産
業廃棄物を利用した実施例4〜6から作られた本発明の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディング
率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない比
較例3及び4の供試体とほぼ同等であり、裏込め材とし
て十分な性能を示した。
業廃棄物を利用した実施例4〜6から作られた本発明の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディング
率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない比
較例3及び4の供試体とほぼ同等であり、裏込め材とし
て十分な性能を示した。
【0041】<実施例7>スメクタイト型粘土鉱物であ
るベントナイト100重量部に対して、ブレーン値が3
230cm2/gの下水汚泥溶融スラグ200重量部
と、ケイ酸質粉末200重量部と、普通ポルトランドセ
メント100重量部とを万能混合機の容器に採取し、撹
拌羽根を取付けて、最初低速で10分間撹拌した。続い
てこの容器に増粘剤であるアクリル系水中不分離性混和
剤4重量部及びメチルセルロース2重量部を入れ、更に
凝結遅延剤のクエン酸6重量部を入れ、撹拌速度を高速
にして20分間撹拌混合し、一粉型徐硬性裏込め材用組
成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
るベントナイト100重量部に対して、ブレーン値が3
230cm2/gの下水汚泥溶融スラグ200重量部
と、ケイ酸質粉末200重量部と、普通ポルトランドセ
メント100重量部とを万能混合機の容器に採取し、撹
拌羽根を取付けて、最初低速で10分間撹拌した。続い
てこの容器に増粘剤であるアクリル系水中不分離性混和
剤4重量部及びメチルセルロース2重量部を入れ、更に
凝結遅延剤のクエン酸6重量部を入れ、撹拌速度を高速
にして20分間撹拌混合し、一粉型徐硬性裏込め材用組
成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0042】<実施例8>高炉スラグを新たに100重
量部入れた以外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏
込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
量部入れた以外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏
込め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0043】<実施例9>下水汚泥溶融スラグを入れな
い代わりに、新たにゴミ焼却灰溶融スラグ200重量部
を加えた以外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込
め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
い代わりに、新たにゴミ焼却灰溶融スラグ200重量部
を加えた以外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込
め材用組成物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0044】<実施例10>下水汚泥溶融スラグを入れ
ない代わりに、新たにゴミ焼却灰溶融スラグ100重量
部を加え、更に高炉スラグを100重量部入れた以外は
実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
調製し、これを密閉容器に入れた。
ない代わりに、新たにゴミ焼却灰溶融スラグ100重量
部を加え、更に高炉スラグを100重量部入れた以外は
実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成物を
調製し、これを密閉容器に入れた。
【0045】<比較例5>下水汚泥溶融スラグを入れな
い代わりに、新たに高炉スラグを200重量部入れた以
外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成
物を調製し、これを密閉容器に入れた。
い代わりに、新たに高炉スラグを200重量部入れた以
外は実施例7と同様にして一粉型徐硬性裏込め材用組成
物を調製し、これを密閉容器に入れた。
【0046】実施例7の一粉型徐硬性裏込め材用組成物
には1788重量部の水を、実施例8の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1786重量部の水を、実施例9の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1788重量部の水
を、実施例10の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1
786重量部の水を、更に比較例5の一粉型徐硬性裏込
め材用組成物には1786重量部の水を加えて混合し、
5種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表5に示
す。
には1788重量部の水を、実施例8の一粉型徐硬性裏
込め材用組成物には1786重量部の水を、実施例9の
一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1788重量部の水
を、実施例10の一粉型徐硬性裏込め材用組成物には1
786重量部の水を、更に比較例5の一粉型徐硬性裏込
め材用組成物には1786重量部の水を加えて混合し、
5種類の裏込め材を調製した。その配合内容を表5に示
す。
【0047】
【表5】
【0048】<裏込め材の物性及び硬化後の強度>実施
例7〜10及び比較例5の徐硬性裏込め材を用いて、そ
の粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定し
た。これらの結果を表6に示す。
例7〜10及び比較例5の徐硬性裏込め材を用いて、そ
の粘度、ブリーディング率、及び硬化後の強度を測定し
た。これらの結果を表6に示す。
【0049】
【表6】
【0050】表6から次のことが判明した。粉末状の産
業廃棄物を利用した実施例7〜10から作られた本発明
の一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディン
グ率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない
比較例5の供試体とほぼ同等であり、裏込め材として十
分な性能を示した。
業廃棄物を利用した実施例7〜10から作られた本発明
の一粉型徐硬性裏込め材用組成物は粘度、ブリーディン
グ率及び強度について粉末状の産業廃棄物を利用しない
比較例5の供試体とほぼ同等であり、裏込め材として十
分な性能を示した。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の一粉型徐硬
性裏込め材用組成物は、プレミックス化してもスメクタ
イト型粘土鉱物の水分吸収機能が損なわれないため、従
来のベントナイト泥水を別途調製する必要がなく、施工
現場で迅速に調合でき、徐硬性裏込め材の施工上の悪影
響を最小限に留めることができる。また作業員が未熟で
あっても、調合ミスを起こすことがない。また推進工法
において管本体の推進時に管本体の周囲に注入した場
合、推進期間中は滑材としての機能を維持し、推進終了
後はそのままの裏込め材として十分な強度を発現する。
更にこのような機能により大規模な土木工事では工区間
の一体化を実現できるとともに、オーバーラップ部分の
硬化がないため、作業効率の低下をなくすことができ
る。また粉末状の産業廃棄物を有効に利用することがで
きるので、こうした産業廃棄物の処分ために困窮してい
た産業界にとって福音となる。
性裏込め材用組成物は、プレミックス化してもスメクタ
イト型粘土鉱物の水分吸収機能が損なわれないため、従
来のベントナイト泥水を別途調製する必要がなく、施工
現場で迅速に調合でき、徐硬性裏込め材の施工上の悪影
響を最小限に留めることができる。また作業員が未熟で
あっても、調合ミスを起こすことがない。また推進工法
において管本体の推進時に管本体の周囲に注入した場
合、推進期間中は滑材としての機能を維持し、推進終了
後はそのままの裏込め材として十分な強度を発現する。
更にこのような機能により大規模な土木工事では工区間
の一体化を実現できるとともに、オーバーラップ部分の
硬化がないため、作業効率の低下をなくすことができ
る。また粉末状の産業廃棄物を有効に利用することがで
きるので、こうした産業廃棄物の処分ために困窮してい
た産業界にとって福音となる。
Claims (10)
- 【請求項1】 スメクタイト型粘土鉱物とコンクリート
廃材粉とケイ酸質粉末と高炉スラグとセメントと増粘剤
と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された
一粉型徐硬性裏込め材用組成物。 - 【請求項2】 スメクタイト型粘土鉱物とコンクリート
廃材粉とケイ酸質粉末と高炉スラグと増粘剤と凝結遅延
剤が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬
性裏込め材用組成物。 - 【請求項3】 スメクタイト型粘土鉱物とコンクリート
廃材粉とケイ酸質粉末と高炉スラグとフライアッシュと
増粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製
された一粉型徐硬性裏込め材用組成物。 - 【請求項4】 スメクタイト型粘土鉱物と流動床ボイラ
ー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグとセメントと増粘剤と
凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された一
粉型徐硬性裏込め材用組成物。 - 【請求項5】 スメクタイト型粘土鉱物と流動床ボイラ
ー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグと増粘剤と凝結遅延剤
が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性
裏込め材用組成物。 - 【請求項6】 スメクタイト型粘土鉱物と流動床ボイラ
ー灰とケイ酸質粉末と高炉スラグとフライアッシュと増
粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製さ
れた一粉型徐硬性裏込め材用組成物。 - 【請求項7】 スメクタイト型粘土鉱物と下水汚泥溶融
スラグとケイ酸質粉末とセメントと増粘剤と凝結遅延剤
が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬性
裏込め材用組成物。 - 【請求項8】 スメクタイト型粘土鉱物と下水汚泥溶融
スラグとケイ酸質粉末とセメントと高炉スラグと増粘剤
と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製された
一粉型徐硬性裏込め材用組成物。 - 【請求項9】 スメクタイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰溶
融スラグとケイ酸質粉末とセメントと増粘剤と凝結遅延
剤が所定の割合で均一に混合して調製された一粉型徐硬
性裏込め材用組成物。 - 【請求項10】 スメクタイト型粘土鉱物とゴミ焼却灰
溶融スラグとケイ酸質粉末とセメントと高炉スラグと増
粘剤と凝結遅延剤が所定の割合で均一に混合して調製さ
れた一粉型徐硬性裏込め材用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22011996A JPH1060469A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 一粉型徐硬性裏込め材用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22011996A JPH1060469A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 一粉型徐硬性裏込め材用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060469A true JPH1060469A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16746222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22011996A Withdrawn JPH1060469A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 一粉型徐硬性裏込め材用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060469A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103979880A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-13 | 济南城建集团有限公司 | 一种管道工程沟槽回填材料水泥多合混合料及制备方法 |
| JP2022107878A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 日本シビックコンサルタント株式会社 | トンネルの裏込め材注入方法及び装置、裏込め材 |
| JP2024005957A (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-17 | 日本シビックコンサルタント株式会社 | 裏込め材注入方法及び装置、裏込め材 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP22011996A patent/JPH1060469A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103979880A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-08-13 | 济南城建集团有限公司 | 一种管道工程沟槽回填材料水泥多合混合料及制备方法 |
| JP2022107878A (ja) * | 2021-01-12 | 2022-07-25 | 日本シビックコンサルタント株式会社 | トンネルの裏込め材注入方法及び装置、裏込め材 |
| JP2024005957A (ja) * | 2022-06-30 | 2024-01-17 | 日本シビックコンサルタント株式会社 | 裏込め材注入方法及び装置、裏込め材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |